服部「工藤、俺、お前のこと好きや」 (27)

コナン「え?」

服部「めっちゃ好っきゃねん」

コナン「おいおいw何冗談言ってんだよwww」

服部「ホンマや嘘ちゃうで」

コナン「おいおいwwww」

服部「ホンマに大好きや。付き合ってくれへんか?」

コナン「おwwえ?」

服部「ホンマに好きなんやぁああああああああああああああああ」ぎゅぅうぅうぅう

コナン「うぁああああああああああああああああああああああああああ」


           探偵事務所


コナン「!」

コナン「…夢か…なんだ…脅かすなよ…ハハ…マジで…ビビったぜ…ハハ…」


          

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         学校

コナン「・・・・・」

灰原「…工藤君?」

コナン「んにゃ?」

灰原「ちょっと何寝てるのよ?今は授業中よ!?」

コナン「あ、わりぃ…昨日変な夢見てよ…そのあと寝ようと思っても寝れなくて…」

灰原「どんな夢よ?」

コナン「・・・・・・」

灰原「工藤君?」

コナン「ふぇ?」

灰原「ったく…」

灰原(でも、そんな工藤君が好きよ//)

コナン「おい、なんか顔赤いぞ?何照れてるんだ?」

灰原「え!いや、気のせいよ///」

コナン「・・・」

灰原「工藤君?」チラッ

コナン「スースー」

灰原「…」

         体育の授業中

コナン「眠い…すげぇ…やべぇ」フラフラ

灰原「ちょ!大丈夫?」

コナン「あぁ…ちょっと座ってる…」

灰原「っていってもあと少しであなたの番よ?」

コナン「あれ?今何してるんだっけ…」

灰原「50メートル走」

コナン「あ、そっか…」

灰原「本当に大丈夫なの?」

歩美「コナン君、どうしたの?」

元太「元気ない時はうな重だぜ!」

光彦「元太君じゃないんですからぁ…まったく!」

歩美「立てる?」

コナン「…」

歩美「コナン君?」

コナン「あ、う、うん…」フラッ

灰原「これはもう無理ね。先生〜!小林先生〜!」

先生「ん?どうしたの?」

灰原「江戸川君、ちょっと元気ないみたいで」

先生「え?コナン君、大丈夫?」

コナン「…うん…」

先生「保健室行こうか?」

コナン「うん…」

        保健室


コナン「スースー」

灰原「ったく…ま、これで元気になるでしょ」

元太「うな重食べさせたらもっと元気になると思うぜ!」

光彦「だから元太君じゃあるまいし…」

歩美「コナン君…」

コナン「…海」

一同「え?」

コナン「今度、蘭とおっちゃんと服部と和葉で海行くんだけど…お前らも行くか?」

歩美「え、いいの!?いくいく!」

元太・光彦「やったぁああああ」

灰原「ちょっとどうしたのよ?突然。ってか、大丈夫なの?」

コナン「あぁ。寝てたら気分よくなった。いや、まぁちょっとみんなで海行ってる夢みたからよ」

灰原「そう…。でも、いいの本当に?」

コナン「あぁ。服部とかにも誘えって言われてたしな…」

灰原「そう…。でもやっぱあなた顔色悪いわ。まだ少し寝てなさい」

コナン「あぁ…。スースー」

灰原(…やった♪)

歩美「哀ちゃんも嬉しそう♪」

        海に行く日


服部「ぎゃっははははははwwwwwそりゃ傑作やわぁwwwwwwwwwww」

コナン「///////」

服部「俺がwwwお前に告白wwwぎゃはははははははwwwwwどんな夢見てるんやwwww」

コナン「悪かったな///」

服部「しかもwwwそのあと眠れなくてついに学校でダウンwwwwwぎゃはははwwww」

コナン「笑いすぎ//」

服部「あ、悪い悪いwwwいひっwwwwふぇwwwwあっはははははwwwww」

小五郎「うぉい!!うっせぇぞそこの二人!!」

和葉「平次!!車の中やで!?少しはおとなしくせい!」

服部「せやかてwwwwうひwwwwこのぼうずwww俺に告…」

コナン「ぎゃぁああああああああああああああああああああ!!!!」

小五郎「だからうっせぇぞ!?」

灰原「ハァ〜。この二人がコンビを組むとひどいことになりそうね」

コナン「もうひどいよ」

            海水浴場

蘭「きゃ!冷たい〜!!」

和葉「ホンマ〜!!」

蘭「えぇ〜い!!」バシャッ

和葉「きゃぁあ!蘭ちゃん!よくも水かけよったなぁ〜!仕返しやぁあ!」バシャッ

蘭「きゃぁぁ〜!!」


服部「あの二人もう、きゃっきゃきゃっきゃやっとるなぁ〜」

コナン「ああ」

歩美「じゃあ歩美も参戦してくるぅ〜!」バシャバシャ

元太「俺も俺も!」バシャバシャ

光彦「僕も戦います!」バシャバシャ

灰原「ふぁあ〜」

コナン「ま、一人、興味なさそうにしてる目つきの悪いアクビババァがいるみてぇだけど」

服部「せやなぁ」チラッ

灰原「だぁ〜れが目つきの悪いアクビババァだってぇ〜?」

コナン「!」ビクッ

服部「アカン!逃げるで!」だっ

コナン「おぅ!」だっ

灰原「待ちなさい!!」だだだっ

灰原(ったく。ほんと子供なんだから…)

       昼

コナン「うめぇ〜!!この焼肉うめぇ!」

服部「せやなぁ〜!!」バクバク

和葉「ちょっと!二人とも食べ過ぎやで!!」

蘭「そうよ!?あと一つずつね?二人とも!」

コナン「えぇえ〜?」

服部「ええやないか!!なんであと一つだけやねん!?」

歩美「だって〜!二人とも歩美たちが飲み物の準備してる時から食べてるじゃない?」

コナン・服部「ギクッ」

元太「ずるいぞお!」

光彦「そうですよ!」

元太「よっしゃあとであの二人を総攻撃だぁ!」

歩美・光彦「いえっさー!」

和葉「じゃあうちも参戦!」

蘭「私も!」

灰原「私も参戦するわ!さっきはよくも言ってくれたわね?」

コナン「…ハハ…」

服部「…」ニヤッ

灰原「まぁ、推理ジジィなんて簡単に捕まえられるわ!みんな頑張りましょ!」

一同「お〜う!!」

コナン「な!推理ジジィって!」

灰原「じゃあ、おっさん」

コナン「な!なんだとアクビババァ!!」

服部「おい。ええのかボウズ」

コナン「え?」

服部「俺がお前のぶん、食べてしまうでぇ?」

コナン「あ!おい食べるな!おい!」

服部「〜♪」パクッ

コナン「あ!あ!食べたなこいつ!」

服部「へへへ♪」

蘭「さぁてと!食べ終わったところで」

和葉「攻撃開始やでぇ!みんな!平次とコナン君やでぇ!」

一同「お〜う!」

和葉「まてぇええええええええええええええ!」だだだだだだだ

コナン「わ!逃げろぉ!!」バシャバシャ

服部「殺人鬼が襲ってくるでぇ!」バシャバシャ

蘭「まてまて〜!!」バシャバシャ

歩美・元太・光彦「えぇええ〜い!!」バッシャ〜ン!

コナン「うわぁ!!つめた!!」

服部「ぼうず!!大丈夫か!?」

コナン「あぁ!」

和葉「えらい大きな水鉄砲持ってきたで〜!!くらえ!!」ぷしゅうーーーーーーーーーーー!

コナン「うわぁあああああああ!」

平次「つ、冷たいやないかぁああああ!」

蘭「じゃあみんな!二人を退治したところでバレーボールやろぉ!!」

みんな「賛成〜!!!!」

服部「な、なんやねん…」

コナン「ったく…疲れた〜。ま、殺人鬼らなんかほっとこうぜぇ!」

灰原「じゃあ、あんなジジィ探偵のコンビほうっておきましょう!」

みんな「賛成〜♪」

コナン「なんだよアクビババァ!行こうぜ!」

服部「おう!俺らだけで楽しむんやぁ!」

蘭「…」

和葉「どうしたん?」

蘭「いや…ちょっとコナン君が新一みたいで…」

和葉「せやな!なんか雰囲気似てる気がするなぁ…」

元太「ほら!みんなでやろうぜ!」

蘭・和葉「うん!」

コナン「ったく!あいつら俺らをなめやがって」

服部「せやせや!口なんか一生きかへんでぇ!」チラッ

きゃっきゃっ あはは! いっけぇ〜!

コナン「楽しそうじゃねぇか」

服部「せやな」

コナン「はぁ〜」バタンッ

コナン「砂浜だから後ろから倒れこんでも痛くねぇな〜」

服部「じゃ、俺も倒れこみ!」バタンッ

コナン「涼しいな」

服部「せやな…」

コナン「……」

服部「……」

コナン・服部「スースー」


蘭「あれ?あの二人、あんなところで寝っころがって何してるんだろ?」

和葉「ちょっと見てこよ!」

歩美「あ、まって!」

元太・光彦「?」

コナン・服部「スースー」

蘭「寝てるし…」

和葉「まぁあんだけ走りまわったしなぁ」

灰原「子供ね…」

和葉「ホンマや」

コナン「…んぁ?」

服部「…どしたん?…あ」

和葉「ほら二人とも!寝てないで一緒にバレーボールしよ!」

服部「バレーボール?あれ?俺らいつの間に寝てたんか?」

コナン「そうみたいだね…」

蘭「とにかくほら立って!」

コナン「…」

服部「…」

和葉「二人とも?」

コナン・服部「スースー」

和葉「また寝たで」

灰原「…ちょっと…江戸川君借りるわ…」

蘭「え?」

灰原「ちょっと話したいことがあって!」グイッ

コナン「ふぇ?」

灰原「ほら立ちなさい!行くわよ」

コナン「え?どこへ?おい?」

灰原「いいから来なさい!」

コナン「あぁ…。?」

コナン「んで?話したいことってなんだよ?」

灰原「そ、それは//」

コナン「ん?」

灰原「その//」

灰原(す、好きです…なんて言えないわ…で、でもこれがチャンス///頑張れ私//)

コナン「どうした?」

灰原「////////」

コナン「っくしゅ!!」

灰原「え?」

コナン「やべ…風邪ひいたかも。」

灰原「ったく。あんたところで寝てるからよ」

コナン「悪かったな…///」

灰原「その…工藤君…」

コナン「ん?」

灰原(チャンスよ///いけ!私!)

灰原「わ、私!!工藤君のことが…/////」

コナン(え…///)

灰原「すっ…すぅ///」

コナン「//////」

灰原「すっすぅ〜ぅ///す…き…///////////」

コナン「!?」

灰原「私、工藤君のことが好きなの!!」

コナン「え///////」

灰原「////」ドキドキ

コナン「あの…」

灰原「な、何//」

コナン「悪いが…俺には好きな奴が…蘭がいる」

灰原「…」

コナン「本当に悪い。でも、お前は口は悪いけど、いい奴だ。だから、お前には必ず…」

灰原「工藤君じゃなきゃダメなのよ!!」

コナン「え//」

灰原「私、工藤君じゃなきゃ!!ダメなのよ//」

コナン「でも俺には蘭が。俺は…俺は蘭が…」

灰原「は、はっきり言いなさいよ。蘭さんが…?」

コナン「お、俺は蘭が大好きなんだ!!!!」

灰原「…そうよね…わたしなんか…じゃ、ダメよね…」

コナン「悪い…」

灰原「じゃあ、さよなら!!」だだっ

コナン「え?おい!待てよ!どこ行く気…!?」

コナン(あいつ!崖の方向へ向かってる!まさか!)

コナン「おいよせ!灰原ァ!!」

灰原「こないでよ!!」だだだ

コナン「くそ!」だだだ

    崖


灰原「まぁ私の人生なんて、ろくなことないしね」クスッ

コナン「おい!ハァ、ハァ、ま、まてよ…!ごほっごほっ」

コナン(やべ…風邪がひどくなってきた…!)

灰原「お願いだから、私を助けないでね」

コナン「おい!灰原!俺からもお願いだ!自殺するなよ!!」

灰原「…いいじゃない?別に」

コナン「!?」

灰原「私の命なんて、私の人生なんて、私が決めるものよ」

コナン「そ、それは…!」

灰原「クズは一生クズ。そうでしょ?」

コナン「お前はクズじゃねぇ!」

灰原「クズじゃない!?人間として!!それに…私にはもうあなたしかいなかった…なのに…」

コナン「おいいいか?よく聞け!」

灰原「…」

コナン「クズなんて、この世にいねぇ!!」

灰原「!?」

コナン「クズな人間なんて、この世に一人もいねぇ」

灰原「…」

コナン「クズでも…天才でも…同じ、人間だろ?」

灰原「…」

コナン「それに、クズなんて言ったら、みんなクズになるだろ?」

灰原「…」

コナン「だって、どんなに天才でも頭が悪くなるかもしれない。今は馬鹿でも、何年かしたら科学者並みに頭がよくなるかもしれねぇ」

灰原「…」

コナン「なんでそうなると思う?努力してるからだ」

灰原「!?」

コナン「簡単だろ?だからクズはこの世にはいない…意味、わかるだろ?お前には」

灰原「ええ。今はクズでも未来は天才になるかもしれないってことでしょ?」

コナン「まぁそういうことだ。努力さえ、すればな…」

灰原「…」

コナン「それに、お前は一人じゃねぇ」

灰原「え?」

コナン「みんながいるじゃねぇか?」

灰原「!」

コナン「だから…自殺なんて…」

灰原「ごめんなさい!私、もう死にたい」

コナン「ちょ!おい待て!ごほっごほっ」クラッ

灰原「さようなら…あなたみたいな素敵な人に出会えてうれしいわ」ニコッ

コナン「おい!ま、ごほごほっまて!げほっごほっ!」

灰原「さよ…なら…」

コナン「あ、くそ!」だだだだだっ

コナン(やべぇ!間に合わねぇ!!)

灰原(あなたみたいな…最高の人間を好きになって、本当によかった。バイバイ。)スッ

コナン「灰原ァ!!」ギュッ

灰原(!?)

 どっぼーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!

コナン「ハァ、ハァ、灰原!大丈夫か!?くそ!波が荒くなってきた!」

灰原「工藤君…」

コナン「く、くそ……」クラッ

灰原「工藤君?」

コナン「や、やべ…意識が…」フラッ

灰原「く、工藤君!?しっかりして!」

 ざっぱぁああああああああああああん

灰原「きゃぁ!!やばい…海がどんどん冷たくなってきてる。ただでさえ風邪をひいてる工藤君にとっては地獄だわ」

 ざっぱぁああああああああああああああああああああああああん!!ざざーーーーーー

灰原「きゃ!」ごぼっぼこぼこ

灰原(こうなったら!!)

 
 ん…君…工藤…く…くど…工藤君!!


コナン「!?」

灰原「き、気がついたのね!?」

コナン「お、俺…。ごほっごほっごほっごほっ」

灰原「だ、大丈夫?すごい高熱よ?ゆっくり寝てなさい!助けが来るまで」

コナン「ハァ…ハァ…な、なんか悪いな…助けるつもりが助けられちまったな」

灰原「いいのよ。私がいけないもの。ただ流されて陸地についただけだから。」

コナン「まぁ陸地といっても…さっきまでいた崖に近い無人島みたいな所だけど」

灰原「大丈夫よ。さっき携帯で助けよんだからもうすぐでくるわ」

コナン「あ、そうか。防水か」

灰原「ええ。それと…」

コナン「?」

灰原「私もう、自殺なんてしない…」

コナン「は、灰原…」

灰原「もう馬鹿な真似しないわ」

コナン「ああ。それと…」

灰原「?」

コナン「次こそ俺が守ってやっからな!ごほっごほっ」

灰原「ったく。あなたは今病人よ?しかもかなり高熱よ?」

コナン「そ、そんなに?」

灰原「ええ」

コナン「あ、あれ?なんかヘリコプターの音しねぇか?」

灰原「ええ。どうやら救助、来たみたいね」

コナン「あぁ…よかった…」クラッ

コナン(やべ…また意識が…)

その後、俺らはヘリコプターに乗り、そのまま病院へと向かった。
その途中、俺は熱が悪化しかすかにあった意識だが、病院に着いた瞬間、意識を失った。


          

          次の日


コナン「…ん?」

服部「お、気がついたかボウズ!」

蘭「よかった〜」

コナン「あ、あれ…僕…」

服部「あ、まだゆっくりしとれ。まだ高熱やで」

コナン「うん」

服部「でも驚いたわ。あの姉ちゃんが崖に落ちたのをボウズが助けようとしたけど結果的に熱でダウンしたボウズは逆に助けられたなんてのぉwww」

コナン「あぁ…」

服部「やるなぁwwwwww」

コナン「///」

こうして次の日俺は退院し、また平和な日常が戻った


     エンド

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