美優「麗奈ちゃん、ピーマンも食べなきゃダメよ」 (88)


みんな三人一組で寮に住んでる設定で


101号室

麗奈「ふんっ!ピーマンなんか食べなくても死にゃあしないわ!」

美優「好き嫌いしてると大きくなれないのよ?」

麗奈「余計なお世話よ!ほら茜、レイナサマがピーマンを恵んであげるわ ありがたく食べなさい」グイグイ

美優「あ、こらっ!」

茜「んぐっ!」モグモグ

茜「ピーマンは栄養たっぷりなので大好きです!」テッテレー!


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麗奈「アタシに感謝しなさい!アーッハッハッハッ…ゲオゲホ…」

美優「…そんな悪いとことする子は食後のゴージャスプリンはおあずけね」

麗奈「えーちょっと!なんでよ!」

美優「麗奈ちゃんの分…は茜ちゃんにあげるわ」

茜「本当ですか!?ありがとうございます!!」

麗奈「きーっ!!」

三船美優(26)
http://imgur.com/qzeDoZQ.jpg
http://imgur.com/G6VWSUO.jpg

小関麗奈(13)
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日野茜(17)
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http://imgur.com/Il2CfzK.jpg

102号室

友紀「あー…あついー…」グデー

清美「友紀さん、だらしないですよ」

友紀「だって暑いんだもーん…」

清美「不規則な生活はレッドカードですよ」

友紀「んな、ごむたいな…」

小梅「友紀さん…涼しく…してあげようか…?」

友紀「んー?小梅ちゃん、どうやって?」

小梅「怖い話…して…」

友紀「おー、いいね!夏の風物詩ですな!」

小梅「暑い時は…怪談が一番…」

友紀「せっかくだから他のみんなも誘いにいこう!」

清美「友紀さん、夜の外出はダメですよ」

友紀「かたいこと言わないでさー、行こう、小梅ちゃん!」

小梅「う、うん…」

清美「あっ!ちょっと!」

清美「…」

清美「わ、私もいきますっ!」

103号室

志保「はい礼さん、食後のコーヒーです」

礼「ありがとう、志保ちゃん」

志保「ミルクと砂糖は入れなくていいんですよね?」

礼「ええ、ありがとう」

志保「千枝ちゃんにはホットミルクね」

千枝「ありがとうございます!」

志保「それにしても礼さん、よくブラックで飲めますね」

礼「大人になれば飲めるようになるわ」

千枝(大人…)

志保「千枝ちゃん、どうしたの?」

千枝「千枝もコーヒー飲んでみたいです」

礼「ふふっ、千枝ちゃんにはまだ早いわ」

志保「それに今飲んだら夜眠れなくなっちゃうわ」

千枝「そうですか、わかりました…」シュン

志保「じゃあ私、お風呂入ってきちゃいますね」

礼「私はちょっとお手洗いに…」

シーン

千枝「…」

礼のコーヒー「…」

千枝「千枝、どうしようかな…?」


104号室

紗南「…」ピコピコ

美世「…」ピコピコ

紗南「よーし!ゴール!」

美世「あーん、また負けたー!」

美世「レースゲームなら勝てると思ったのに…」

紗南「へへーん、まだまだ修行が足りないね、美世さん!」

瑞樹「あなたたち、ゲームは一日一時間にしなさい」

紗南・美世(古っ)

紗南「たまには川島さんも一緒にやろうよ」

瑞樹「私も一緒に?でも私そういうのやったことないし…」

紗南「じゃあこれやろうよ、人生ゲーム」

美世「あー、それなら瑞樹さんでもできそうだね」

瑞樹「人生ゲームってボードゲームじゃなかったかしら?」

紗南「ボードゲームだけどテレビゲーム版もあるんだよ」

瑞樹「どうしてわざわざテレビゲームにするの?」

紗南(めんどくさいなこの人)

瑞樹「どうして?わからないわ…」


105号室

裕美「千秋さん、紅茶が入りましたよ」

千秋「あら、ありがとう裕美ちゃん」

裕美「いえ、楓さんもどうぞ」

楓「ありがとう」

千秋「うん、美味しいわ」

楓「裕美ちゃん、紅茶入れるの上手ね」

裕美「そんな…ありがとうございます//」

裕美(えへへ、褒められちゃった…//)

裕美(雪乃さんに教わって練習した甲斐があったなぁ…)

裕美(それにしても…)

楓「はぁ、美味しいわ…」

千秋「本当ね…」

裕美(二人とも大人の女性って感じ…)

裕美(落ち着いてて優雅で…)

楓(紅茶をこう、ちゃちゃっと…ふふっ)

裕美(私もこんな風にクールで素敵な大人に…)

ピンポーン!
ピンポーン!
ピンポーン!

友紀「みんなー!怖い話大会やるよー!!」

裕美(大人に…)


107号室

仁奈「文香お姉さん、今日も寝る前に本を読んでくだせー」

文香「…うん…いいよ…」

あやめ「仁奈ちゃん、勉強熱心ですね!」

文香「…今日は…どの本にする…?」

仁奈「これがいいです!」

あやめ(着ぐるみの歴史…そんな本あるんですね…)


文香『初めて着ぐるみを作ったとされるイギリスのホズス=ダ=エーウは…』

仁奈「おー!ホズスさんは偉大な方でごぜーます!」キラキラ

あやめ「…」

あやめ(楽しそうです…)

あやめ(私もなにか読んでほしい…)

あやめ(はっ!あやめはもう15ですよ!ねえやは嫁にいく年齢ですよ!)

あやめ(本を読んでもらうなど…でも…)

仁奈「文香お姉さんは猫の着ぐるみが似合いやがると思います!」

文香「猫…私が…」

文香「…//」

あやめ(うらやましい…!)

姫川友紀(20)
http://imgur.com/GuwfHmQ.jpg
http://imgur.com/Y6i5zWB.jpg

冴島清美(15)
http://imgur.com/JRGnqWf.jpg
http://imgur.com/H4aszRU.jpg

白坂小梅(13)
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http://imgur.com/GCeNpSQ.jpg

槙原志保(19)
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篠原礼(27)
http://imgur.com/KZcscN9.jpg
http://imgur.com/riQimBn.jpg

佐々木千枝(11)
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http://imgur.com/jUdvkn0.jpg

三好紗南(14)
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http://imgur.com/puUVupu.jpg

原田美世(20)
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http://imgur.com/k8svQPP.jpg

川島瑞樹(28)
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関裕美(14)
http://imgur.com/zFfOmjF.jpg
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高垣楓(25)
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http://i.imgur.com/k2p9STF.jpg

黒川千秋(20)
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http://i.imgur.com/FOEuPGM.jpg

市原仁奈(9)
http://i.imgur.com/iGPpW23.jpg
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鷺沢文香(19)
http://i.imgur.com/33oyjax.jpg
http://i.imgur.com/BCeeG1t.jpg

浜口あやめ(15)
http://imgur.com/HbGpyqK.jpg
http://imgur.com/A2fmPIX.jpg

>>19 ダチャーンの画像間違えた・・・ 正しくはこっち

原田美世(20)
http://imgur.com/CaCiB5I.jpg
http://imgur.com/3lYG1XM.jpg

麗奈「…」ソローリソローリ

麗奈(美優のやつ、本当に私のプリンを茜にあげちゃって…)

麗奈(絶対許さないわ!)

麗奈(美優がお風呂に入ってる隙に着替えとタオルを全部持って行ってやるんだから)

麗奈(そして恥ずかしい思いをしなさい!)

麗奈(あは、あはは、アーッハッハッハッ…ゲオゲホ…」

美優『誰かいるの?』

麗奈(しまった…)

美優『…気のせいかしら』

麗奈(ほっ)

>>24 ミス

101号室 お風呂場

麗奈「…」ソローリソローリ

麗奈(美優のやつ、本当に私のプリンを茜にあげちゃって…)

麗奈(絶対許さないわ!)

麗奈(美優がお風呂に入ってる隙に着替えとタオルを全部持って行ってやるんだから)

麗奈(そして恥ずかしい思いをしなさい!)

麗奈(あは、あはは、アーッハッハッハッ…ゲオゲホ…」

美優『誰かいるの?』

麗奈(しまった…)

美優『…気のせいかしら』

麗奈(ほっ)

麗奈(さて、それではさっそく着替えを…)ゴソゴソ

麗奈(これが美優のパンツ…)

麗奈(け、けっこう大人っぽいじゃない//)

麗奈(美優のくせに生意気ね!)

麗奈(…)

麗奈(ちょっと履いてみようかしら…)

麗奈「…」ヨイショ

麗奈(おー!なかなかじゃない!)←ズボンの上からパンツをはいてる

麗奈(鏡の前でポーズをとってみたり…)

麗奈「ふっ、大人ね」キリッ

美優「ふぅ、さっぱりし……なにしてるの…?」

麗奈「」←ズボンの上からパンツをはいてる

俺「」←頭の上からパンツをはいてる

>>27美優「なに…やってるんですか…?」


105号室

友紀「第一回チキチキ怖い話大会ー!!」

小梅「は、はじまるよー……」

千秋「なんか始まってしまったわ」

裕美「怖い話ですか…?」

友紀「そそ、火照った体をクールダウンしようじゃないか」

友紀「さっきコンビニいってお菓子とかお酒いっぱい買ってきたからぱーっとやろうよ!」

楓「お酒?」ぬぅ

千秋「きゃっ!楓さん、急に出てこないで…」

清美「友紀さん、夜ですしあんまり大きな声で話したらダメですからね」

友紀「わかってるって!じゃあまずあたしからねー」


友紀「これはあるあつーい夏の話です…」

友紀「仕事が終わって事務所に戻ると、事務所には誰もいませんでした」

友紀「汗だくだった私は顔を洗おうと洗面所に向かったのです」

友紀「すると誰もいないはずの洗面所から水が流れる音がします」

友紀「ドアをあけて中を見てみると、髪の長い女の人が顔を洗っているのです…」

裕美「ひぃ…」


友紀「驚いた私は思わず声をあげてしまいました」

友紀「私の声に気づき、振り返ったその女の人はなんと…!」

清美「なんと…?」

友紀「すっぴんの瑞樹さんでしたー!!!!」ドーン!

裕美「ひぃぃぃぃいいい!!!」


104号室

瑞樹「へっくし!」

紗南「川島さん、風邪?」

瑞樹「いえ…何かしら?」



友紀「あはは!どーぉ、怖かった?」

清美「まったく怖くないですよ」

千秋「裕美ちゃんには効いたみたいだけどね」

裕美「ひぇぇえ…」ブルブル


104号室

瑞樹「ふふふ…」ピコピコ

ミズキは100万円を拾った!どうする?

1、交番に届ける
2、ネコババしちゃう

瑞樹「ネコババはだめよね、交番に届ける、っと…」ピコピコ

落とし主が億万長者だった!ミズキはお礼に1000万円もらった!

瑞樹「やったわ!やっぱり正直者は報われるのね!」ルンルン

美世「なんか瑞樹さんやたらと強いね」ヒソヒソ

紗南「ねっ、ビギナーズラックってやつじゃない?」ヒソヒソ


瑞樹「どうしたの二人とも?次、紗南ちゃんの番よ」

紗南「あ、うん よーし!川島さんに追いつくぞ!」

瑞樹「ふふ、頑張ってね」

紗南「あ、ハートマスだ」

美世「ハートマスに止まると恋愛イベントが発生するんだよね」

サナ、君のことが好きだ!結婚してくれ!

紗南「わ!プロポーズされちゃった!」

瑞樹「プロポーズ…」

結婚しますか?

はい
いいえ

紗南「もちろんオッケーだよ!」ピコピコ

美世「あはは、紗南ちゃん結婚おめでとう」

瑞樹「ケッコン…」

紗南「はは、なんか照れちゃうな…あれ?どうしたの川島さん」

瑞樹「プロポーズ…ケッコン…」ブツブツ

美世「み、瑞樹さん ゲームだから」

瑞樹「プロポーズ…ケッコン…」ブツブツ


107号室

文香『ホズス=ダ=エーウの着ぐるみは18世紀にアジアに伝わり…あ…」

仁奈「…」スースー

文香(寝ちゃった…)

仁奈「んー…うめぇです…」むにゃむにゃ

文香「…」ナデナデ

文香「…私もそろそろ、寝ようかな…」

あやめ「ふ、文香殿っ!」

文香「…なんでしょう…?」


あやめ「わ、私にも本を読んでください!」

文香「え…なんの本を…?」

あやめ「これです!」\忍者大図鑑/ババーン!

文香「図鑑…ですか…?」

文香「図鑑はあまり…朗読向きではないというか…」

あやめ「だ、だめですか…?」シュン

文香「…」

文香(かわいい)

文香「いいですよ…」

あやめ「!」ぱぁぁあ!

あやめ「お隣、失礼します!」ニン!


103号室 千枝の部屋

千枝「…」ギンギン

千枝「いつもならとっくに寝てる時間なのに…」

千枝「全然眠くない…!」

千枝「すごい…千枝、大人だよぉ…」

千枝「…」

千枝「今日はお月様見えるかな?」ガラガラ

千枝「あ、曇ってて見えないや…」

千枝「でも、こんな夜中にお外の景色を眺めるなんて…」

千枝「やっぱり千枝は大人だなぁ…//」

ポツポツ…

千枝「あ、雨…」


101号室

美優「茜ちゃん、お風呂お先にいただいたわ」

茜「あ、美優さん!おかえりなさい!」

美優「ふふ、ただいま」

美優「今麗奈ちゃんが入ってるから茜ちゃんはその後になっちゃうわね…」

茜「大丈夫ですよ!気にしないでください!」

美優「ごめんね」

茜「いえ!それより美優さん!」

美優「なぁに?」


茜「いつも私たちのごはんを作ってくれたり、お洗濯をしてくれて、ありがとうございます!!」ペコぉ!

美優「あ、茜ちゃん?どうしたの、急に…」

茜「私たちがちゃんと生活できるのも全部美優さんのおかげです!」

美優「そ、そんな…//茜ちゃんだってよくお手伝いしてくれるじゃない」

茜「それでも美優さんには感謝してもしきれません!」

美優「なんか照れるわね…//」

茜「そこで日頃の感謝を込めて、美優さんにマッサージをしたいです!」

美優「そんな、悪いわ…」

茜「遠慮しないでください!ほんの気持ちです!」

美優「それじゃあ…お願いしようかしら」

茜「まかせてください!それじゃあ横になってください!」



茜「それじゃあいきますよ!」ギュー

美優「ん、気持ちいい…」

茜「美優さん、けっこうこってますね!」ギュウー

美優「そう…?」

茜「はい!やっぱり疲れがたまってるんですよ!」ギュウウー

美優「そうかしら…?そ、それより茜ちゃん?」

茜「はい?」ギュウウウー

美優「ちょっと…痛いかなぁ…なんて…」

茜「痛いのはこりがほぐれてるっていうことですよ!」ギュウウウー!

美優「それにしてもちょっと…いたたた!」

茜「うー!ボンバー!!」ギュウウウウウウー!!!

美優「た、たすけてぇぇ!」


105号室

楓「次は私ね…」

友紀「おっ!楓さんノリノリだね!」

楓「ふふっ、これは…一か月前くらいのことだったかしら」

楓「お仕事である高い建物に行ったの」

楓「その建物はいわくつきで、毎年何人もの死者が出てるの」

裕美「ひぃ…」ギュゥ

千秋「大丈夫よ裕美ちゃん」ナデナデ

千秋(それにしても楓さんの話し方、雰囲気出てるわね…)

楓「その日はエレベーターが故障してしまって」

楓「上り下りは全部階段でしなくてはならなかったの」

清美「階段で怪談とかいうのはなしですよ」

楓「………………………」

楓「友紀ちゃん、日本酒ある?」

千秋(図星だったのね…)

友紀「清美ちゃん、オチを先に言っちゃうのはレッドカードだよ」

清美「す、すみません…」

楓「ふぅ、日本酒美味し…」


104号室

サナとタクミの間に男の子が生まれた!

美世「やったね、紗南ちゃん」

紗南「とかいってー、美世さんなんか三人も生まれたくせにー」

紗南「お盛んですこと」ププッ

美世「う、うるさいなぁ//」


瑞樹「…」ピッピ

思いをよせるナツキに告白するチャンス!どうする?

1、告白する
2、今はやめとく

瑞樹「…」ピッピ

ミズキ「私と付き合ってください!」

ナツキ「ごめん、今は音楽にしか興味ないんだ」

瑞樹「…」ぐすっ

美世「瑞樹さん、ゲーム、ゲームだから…」


107号室

文香『甲賀流 近江国甲賀のちに伝わる流派 伊賀流と並び最も有名で…」

あやめ「…」スースー

文香(あやめさんも…寝てしまいましたね…)

文香(今度こそ私も…あ…)

文香(そういえば二人とも私の布団で寝てる…)


文香(……それでは私はあやめさんの布団に移動して…あれ…?)

仁奈「もう…食えねーです…」ギュゥ

あやめ「んー…ははうえぇ…」ギュゥ

文香(動けない…)

文香(…)

文香(まぁ…いっか…)

文香「二人とも…おやすみなさい…」


103号室 千枝の部屋

千枝「夜のお外の景色も満喫したし、もう寝よう」

千枝「おやすみなさい…」

千枝「…」

千枝「…」

千枝「…」

千枝「あれ…?」

千枝「寝られない…?」

千枝「お、おかしいなぁ」

千枝「よし、もう一回目を閉じて…」

千枝「…」

千枝「…」

千枝「…」

千枝「寝られないよぉ…!」


千枝「今何時…?」

千枝「…」

千枝「えっ!?」

千枝「もう…12時…!?」

千枝「うわーん、これじゃあ千枝、悪い子通り越して不良だよ…」

千枝「千枝、寝られない病気になっちゃったのかなぁ…?」

千枝「なんか、怖くなってきた…」

ゴロゴロ…

千枝「ひっ、か、雷…?」

千枝「こわいよぉ…」

こんこん…

千枝「ひゃっ、こんな時間にドアをノックする音が…」

千枝「だれ…?」

こんこん…こんこん…

千枝「もうやだぁ…こわいよぉ…」ぐすっ

ガチャ


101号室 お風呂場

麗奈「はーぁ…」

麗奈「美優に仕返しするどころか、あんな恥ずかしい姿を見られてしまったわ…」

麗奈「…」ブクブク

麗奈「きーー!!思い出すだけでも腹が立つわ!!//」

麗奈「美優のやつ、今に見てなさい!!」

麗奈「このレイナサマが必ずやあんたを…」

ゴロゴロ…

麗奈「ひっ、雷!?」

麗奈「もうっ!びっくりさせないでよね!」

麗奈「まったく…」

「タスケテー!!!!」

麗奈「きゃっ!!」

麗奈「な、なによ!なんなの今の声は!?」

ゴロゴロピシャーン!!

麗奈「きゃあああああ!!」

ブチッ

麗奈「えっ、なに?停電!?」

麗奈「ちょっとやだ、真っ暗じゃないの…」

麗奈「べ、別に怖くなんかない…けど…」

麗奈「うぅ…」

麗奈「美優、茜…」

麗奈「たすけてぇ…」ぐすっ


105号室

友紀「ぐーぐー…」

楓「…」スヤスヤ…

裕美「二人とも寝ちゃいましたね…」

清美「アイドルにあるまじき姿ですね」

千秋「はぁ…みんな、あんな大人になったらダメよ」

小梅「それじゃあ…次は私の番…」

裕美(小梅ちゃんの怖い話って怖すぎるよ…)


小梅「これは…プロデユーサーと…電車に乗った時の話…」

小梅「仕事が終わって…プロデューサーと一緒に電車に乗ったんだけど…」

小梅「私…疲れててそこで寝ちゃったんだ…」

小梅「目が覚めると…プロデューサーがいなくなってた…」

小梅「ううん…プロデューサーだけじゃなくって…他の乗客もみんな…」

裕美「ひぇえ…」


小梅「電車は…ちはや駅って…聞いたことない駅に止まってた…」

小梅「駅員さんに…話を聞こうと思って…電車を降りたんだ…」

小梅「でも…どれだけ歩いても…永遠にホームが続いて…駅員さんも、誰もいないの…」

清美「…」

小梅「しばらく歩いてると…プロデューサーがいたんだけど…」

小梅「なんか様子が変なの…」

小梅「うずくまって…なんか泣いてるみたい…」

小梅「私が声をかけると…プロデューサーはこう言ったの…」

小梅「『 コ ウ メ … ? イ タ イ ヨ … 』」

小梅「『 タ ス ケ テ ー ! ! ! 』」

裕美「きゃああああ!!!」

ゴロゴロピシャーン!!

ブチッ

小梅「あ…停電…」

千秋「ちょ、ちょっと裕美ちゃん!?どこ触っ…あんっ//」

清美「皆さん、落ち着いてください!」

清美「千秋さん、ブレーカーを上げに行きましょう」

千秋「え、えぇ そうね…」



104号室

紗南「やった!あーがりっとー!」

美世「私もこれであがり!」

瑞樹「…」ピコピコ

紗南「ねぇ、美世さん」

紗南「川島さんは何してるの…?」

美世「恋人ができないからわざとゴールしないでウロウロしてるみたい…」


瑞樹「これで20人目…」ブツブツ

瑞樹「これでダメだったら…これでダメだったら…うぅ…」

思いをよせるマコトに告白するチャンス!どうする?

1、告白する
2、今はやめとく

瑞樹「…」ピッピ

ミズキ「私と付き合ってください!」

瑞樹「…」ドキドキ

マコト「いいですよ!キュピピピピーん!」

瑞樹「!」

瑞樹「や、やったわ…!」


美世「おー!やったね!」

紗南「よかったじゃん!川島さん!」

瑞樹「二人とも…!ありがとう…ありが…」

ゴロゴロピシャーン!

瑞樹「きゃっ!」

ブツン

紗南「うわっ!」

美世「て、停電!?」

瑞樹「そんな…」

瑞樹「ねぇ美世ちゃん」

美世「は、はいっ!」

瑞樹「私のマコト君は…?」

美世「それは、そのぉ…」

瑞樹「ねぇ答えて!私のマコト君は!?紗南ちゃん!!」

紗南「ひっ!それは、えぇと…あはは…」

瑞樹「なぜ…?どうして、どうしてなの…!?」

瑞樹「わからない…!わからないわ…!!」


107号室

仁奈「んが!!」

仁奈「はっ!」

仁奈「なんでごぜーますか!今の音は!」バッ!

仁奈「…」

仁奈「なんだ、仁奈のいびきでしたか…」

仁奈「おや?」

あやめ「すやすや…」ぎゅー

文香「…」すーすー…

仁奈「ふっ、あやめお姉さん、甘えんぼでごぜーます」


仁奈「ふわぁ…さて、仁奈も朝までもう一眠りするですよ…」

ゴロゴロ…

仁奈「むっ、雷様でごぜーます」

仁奈「仁奈はもう9つですよ…雷なんて怖く…」

ゴロゴロピシャーン!!

仁奈「うおおおおおお!!!」ビクゥ

仁奈「な、なかなかやりやがりますね、雷様…」

仁奈「こうなったら…」

仁奈「あやめお姉さんの気持ちになるですよ…」

仁奈「おやすみなさい!」ぎゅー!!

文香「…うーん…」


103号室 千枝の部屋

ガチャ

千枝「きゃああああ!!」

礼「ひっ!な、なに!?」ビクッ

千枝「え…?れい…さん…?」

千枝「どうしたんですか…?こんな夜中に…」

礼「え?あ、その…雷鳴ってるけど、千枝ちゃん大丈夫かぁなって…」

ゴロゴロ…

礼「ひっ!!」


千枝「礼さん…?」

礼「あ、あの…今のは…その…」

ゴロゴロピシャーン!!

千枝「きゃあ礼「いやぁぁぁあああああ!!!!」

千枝「…」

礼「…」


千枝「礼さん、雷怖いんですか…?」

礼「………………うん」

千枝「だから千枝の所に来たんですか…?」

礼「………………うん」

千枝「なんで志保さんの所じゃなく千枝の所に来たんですか…?」

礼「………………近かったから」

千枝「そんなっ!千枝だって怖いの…」

ピシャーン!!

千枝・礼「ひぃぃぃぃぃいいいい!!」

礼「ち、千枝ちゃん 志保ちゃんの所に行きましょう」

千枝「は、はい!」



101号室 

茜「真っ暗になっちゃいましたねー」

美優「そうね 麗奈ちゃん、大丈夫かしら…」

パッ

茜「あ、明かりがつきました!」

美優「良かったわ…」ホッ

美優「あら…?」

麗奈「…」

美優「ど、どうしたの麗奈ちゃん!そ、その…裸で…//」


麗奈「…」ぐすっ

麗奈「美優ぅ…」ギュウ

美優「きゃっ…どうしたの…?」

麗奈「怖かったのぉ…怖かったのよぉ…」

美優「麗奈ちゃん…」

美優「そうね…怖かったわね…」

美優「もう大丈夫よ…」ヨシヨシ

__
_


茜「麗奈さん、これどうぞ!」ことっ

麗奈「これ、ゴージャスプリン…?どうして…」

美優「茜ちゃんがね、やっぱりこれは麗奈ちゃんにあげるんだってとっといてくれたのよ」

麗奈「そうなの…」

美優「これからは好き嫌いしちゃダメよ?」

麗奈「わかってるわよ…」

麗奈「あ、あのっ…美優…茜…」

麗奈「ありがと…//」ボソッ


美優「!」

茜「!」

美優「ふふっ…」

茜「麗奈さん、顔真っ赤です!」

麗奈「なっ!//」

茜「とっても可愛いです!」ナデナデ

麗奈「やっ、やめなさいよ!!//茜のくせに生意気よ!!」


104号室

瑞樹「男なんか…男なんかろくなもんじゃないわ…」グビグビ

美世「瑞樹さん、ちょっと飲み過ぎじゃ…」

瑞樹「いーえ、まだまだ全然足りないわ」

紗南「川島さんごめんね…私が人生ゲームやろうなんて言ったばっかりに…」

瑞樹「どうして紗南ちゃんが謝るのかしら?それより、紗南ちゃんも一緒に飲まない?」

紗南「えっ」

美世「ちょっと何言ってるんですか!紗南ちゃんはまだ未成年ですよ!?」

瑞樹「やーねぇ、冗談に決まってるでしょ?」ケラケラ

美世「まったくもう…」


美世「紗南ちゃん、もう遅いから先に寝てて」

紗南「う、うん」

紗南「でも美世さん、1人で大丈夫?」

美世「うん、頑張るってみるよ…」

紗南「わかったよ それじゃあ頑張ってね」

美世「おやすみ」

瑞樹「ふぅ…」

瑞樹「紗南ちゃんもいなくなったことだし、これからは大人の時間ね」

美世「え…?」

瑞樹「さぁ…」

瑞樹「パーティータイムよ!!」



105号室

千秋「どうなっているの…?」

清美「小梅さんがいなくなってますね…」

千秋「そして裕美ちゃんが寝ているわ…」

裕美「…」

清美「あ、こんなところに置き手紙が」


今夜…あの子たちと…
お話する約束だったから…
先に102号室に帰ります…

        小梅


清美「あの子たち…?」

清美「…」

清美「えっ、102号室って出るの?」ゾクッ


千秋「裕美ちゃん、こんな所で寝たら風邪ひくわよ」ゆさゆさ

裕美「ん…うーん…」

裕美「ちあき…さん…?」

千秋「目が覚めた?」

裕美「はい…すみません…私、小梅ちゃんの話聞いて気絶しちゃって…」

千秋「あら、そうだったの」

千秋(まぁ、あの迫力じゃ仕方ないわよね…)


千秋(あれ…?でも停電した直後、私誰かに…)

千秋「…」

千秋「」ゾクッ

裕美「あ、あのぉ…」

清美「」ブルブル

千秋「」ブルブル

裕美「二人とも、どうしたんですか…?」


103号室 志保の部屋

志保「雷すごいなぁ」

こんこん

志保(ん、こんな時間に誰だろう?)

志保「はーい?」

がちゃ

千枝「…」

礼「…」

志保「二人とも…いったいどうしたんですか?」

千枝「実は…」


__
_


志保「はぁ…」

志保「千枝ちゃん、コーヒーは飲んじゃダメって言ったでしょ?」

千枝「はい、ごめんなさい…」

志保「それから礼さん…」

礼「はい…」

志保「雷が怖いのは仕方ないけど、小学生に助けを求めるのはやめましょうよ…」

礼「ごめんなさい…反省してるわ…」

礼「これからは真っ先にあなたの所に来るわ」キリッ

志保(それもどうなの…?)


志保「さて…」

志保「それじゃあ少し狭いけど三人で寝ましょうか」

礼「そうね…」

千枝「千枝、真ん中がいいです!」

志保「はいはい」


志保「こうなると、なんか家族みたいですね」

志保「あら…?」

千枝「…」すやすや

礼「…」すーすー

志保(二人とも安心して寝ちゃったみたい…)

志保「おやすみなさい…」



104号室

美世「瑞樹さん…もう勘弁して…」グッタリ

瑞樹「何言ってるの?夜はまだこれからよ!」ヒーハー

終わりですー ありがとうございましたー
106号室が空家なのは特に意味ないです
ただのミスです

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