P「美希と結婚できてとても幸せだ」 (30)

P宅

p「おかえり!」

P「ただいま、元気そうだな 寂しくなかったか?」

p「ぼくは大丈夫だったよ でもおかあさんがさびしがってたよ」

P「え?」

美希「ハニーーーーーーーーー!」

P「うわ! 急に抱きつくなよ!」

美希「だって、だって… 一ヶ月間ずっと会ってなかったから…」

美希「ミキ、寂しくて寂しくて…」

P「ごめんごめん ほら、出張のお土産買ってきたからこれで勘弁してくれ」

美希「ううん… ミキ、ハニーさえいてくれたらそれで満足なの…」

P「美希…」ギュッ

美希「ハニー…」ギュッ

p「(八ツ橋うめー)」モグモグ

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P「どうだ? せっかく出張から帰ってきたから家族3人でどっか行かないか?」

p「どっか連れてってくれるの!」

美希「でも仕事で疲れてるでしょ? 少しは休んだらいいの」

P「嬉しいこと言ってくれるじゃないか」
 
P「でもお前たちと一緒に出かけるのは俺にとっての気分転換なんだ」

p「ぼく、遊園地行きたい!」

P「おいおい、そんな所よりもっと面白いところへ行こうぜ」

美希「どこなの?」

P「南の島だ」

グアムのとあるプール

p「ひゃっほー」ザザザザザザ

美希「ひゃっほーーーー!」ザザザザザザ

P「いやっほおおおおおおおおおお!」ザザザザザザ

ザッパアアアアアアン

P「流石グアムで一番のウォータースライダーだ、スリルがまるで日本と違う」

p「パパ、もう一度やろう!」

P「おう!」

美希「ミキ、疲れたからちょっと眠るね」

美希「zzzzzz…」

p「うわあああああああああああああああああああ!」ザザザザザザ

P「ほらほらもっとだああああああ!」ザザザザザザ

ザッパアアアアアアン

p「おもしろーい!」

P「もう一度やるか?」

p「うん!」

美希「zzzzzz…」

美希「あふぅ… かなり寝ちゃったの…」

P「起きたようだな」

p「zzz…」

美希「あ、ハニー! pは眠っちゃってるの?」

P「ああ、少しはしゃぎすぎたな」

P「だんだん暗くなってきたし、そろそろホテルに帰るか」

美希「うん」

ホテル

p「zzz…」

P「さてと、これからどうするか…」

美希「ねえ、ちょっと散歩でもしない?」

P「え、散歩?」

美希「久しぶりに二人きりでいたいな」

P「美希が望むのなら」

ビーチ

美希「綺麗な海だね」

P「ああ、だけどこんなもの… 俺の知ってる中で一番綺麗なものと比べれば劣るな」

美希「一番綺麗なものって?」

P「それはもちろん美希さ」

美希「ハニー//」

ザザーン

P「美希が望むなら、いろんなところへ連れてってやってもいいぞ」

P「グアムのほかにも世界にはいいところがたくさんあるからな」

美希「ミキにとって一番いいところはハニーの傍だけなの」

P「美希//」

美希「ハニー//」

チュッ

ザザーン



p「誰もいないけどただいまー」

美希「いやー、とても楽しかったの」

P「ほんと、いい気分転換になったな」

P「しかし俺たちが留守にしている間手紙が結構来てるな」

美希「広告とか請求書とかいろいろあるの… あれ? これって…」

P「伊織からだな、写真もある」

P「おい見てみろよ、伊織とやよいとその兄弟たちの写真だ」

美希「でこちゃん、とっても幸せそうなの」

P「伊織も考えたものだな、長介と結婚とは想像もつかなかった」

P「これならやよいと親戚になる、高槻家の財政難も改善」

P「みんなにとっていいことづくしだな」

P「結婚といえば美希と結婚しようとしたとき色々あったな」

美希「アイドルとプロデューサーとの結婚だもん、大変に決まってるの」

P「ファンからの批判がとても多かったけど、俺たちはどんな問題が起こっても諦めなかったよな」

P「犯行予告とか警察沙汰になったこともあったな」

P「だけど俺たちは諦めず前に進んだおかげで」

P「日本一の式場で見事ゴールイン」

美希「あのときの幸せはとても忘れられなかったの」

美希「そういえば他のみんな何してるんだろうね?」

P「最近全く連絡とってないな」

美希「せっかくだからみんなに手紙でも送るの」

P「そうするか」

美希「それじゃあまず春香にでも送るの」

P「ついでにグアムでの家族写真でも送るか」

美希「そうするの」

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拝啓、天海春香さん

春香は最近どんなことをしていますか?

ミキはハニーとpと一緒に暮らしています

最近家族三人でグアムに行ってきたの、とても楽しかったの

もしよかったら、春香は今何をしているのか教えて欲しいな

後、みんなにまた会いたいの! よろしかったら連絡ください

星井美希より


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春香「舐めとんのかコンニャローーーーーー!」ビリビリ

春香「自慢か? 自慢なのか? 何お前自分だけハッピーエンドになってんだよ!」

春香「返え、返してよ! 私のプロデューサー返してよ!」ウワアアアアアアン!

冬馬「ちょっ、わかったから少し落ち着け ほら、みんな見ているだろ」

春香「うるせぇ!」ボコッ

冬馬「ごふっ!」

春香「結局あいつだけ幸せになりやがったよ! あーそうですか」ヒック

春香「プロデューサーは一人だけですからね、最終的に勝つのは必然的に一人だね」

春香「だけどなんであいつなのよ! ここはメインヒロインの私じゃないの!?」

冬馬「頼むから少し落ち着いてくれ だいたい飲みすぎだぞ」

春香「お前には関係ないだろ!」ブチッ

冬馬「うぎゃああああああ! アホ毛があああああああああああ!」ブシャアアアア

春香「一人が幸せになって他のヒロインが捨てられるのはハーレム系では必然的にこういう展開になるのはわかるけどさ」

春香「いくらなんでも残酷すぎると思わない?」ヒック

春香「好きな人を寝取られたヒロインの気持ち、あんたにわかる?」

冬馬「ああ、わかるさ」チガトマラナイ

冬馬(偶然道端でバッタリ会ったら無理矢理店に連れて行かれ愚痴を聞かされ続けている俺の気持ちがわかるかと言いたい)

春香「ふーんだ、いいですよー 平行世界の私はきっとハッピーエンドですよ」ヒック

春香「あの女は平行世界では今の私より惨めに暮らしていると思いますよ」

冬馬「怖いこと平気でいうなよ 仮にも一緒に頑張った仲間だろ?」アタマイタイ

春香「その仲間が私の気持ちも知らないで目の前でプロデューサーさんとキスしたんだよ!」

冬馬「結婚式にキスは必須だからな」ヤットチガトマッタ

春香「はあ… せめてプロデューサーが二人いたらなあ…」

冬馬「無茶言うなよ」ハヤクカエリタイ

春香「冬馬君は結婚しないの?」ヒック

冬馬「そんなことをするようなタイプじゃねえよ」

春香「またまた、強がっちゃって~」

冬馬「はいはい、俺は強がってるよ だからこの水飲め、そして少し休め」

春香「へーい」ゴクゴク

春香「ムニャムニャ…ぷろりゅーさーしゃーん…」

冬馬「やっと落ち着いたか 全く… せーの…」オンブ

冬馬「重っ… そして熱っ… 後、酒臭っ!」

春香「誰が酒臭いだあ…」ムニャムニャ

冬馬「寝言で会話するな」

アリガトウゴザイマシター

冬馬「さてと、すみませーん タクシー」

冬馬「まったく… いつから俺はカウンセラーになったんだよ」

冬馬「もう疲れた… マジ無理 家に帰る」

冬馬「…………結婚か」

冬馬「~~♪」ゲッチュー イコウ サアイケル ドンナキョウデモ

冬馬「~~♪」フタリナラバコイヲハジメヨウ~

冬馬「…むなしい」

P「なあ美希」

美希「何?」

P「これからも家族三人でずっと一緒にいてくれるか?」

美希「もちろんずっと…」

美希「でもちょっと訂正 家族三人じゃなくて四人だよ」

P「四人? それってまさか!」

美希「//」

P「ああ、美希…」ギュッ

美希「ハニー…」ギュッ

p「(大福うめー)」モグモグ

Pと美希は幸せに暮らしましたとさ おしまい

ハーレム関係って他のヒロインがどうしても報われないよね

春香母「どうもご迷惑をおかけしました」

冬馬「いえ、べつにたいしたことないですよ」

春香母「ほら、春香もお礼を言って!」

春香「zzzzzz…」

春香母「ぐっすり寝ちゃって… ほんともうこの子ったら…」

冬馬「それでは俺はこれで」

春香母「どうもありがとうございます」

春香母「どうもご迷惑をおかけしました」

冬馬「いえ、べつにたいしたことないですよ」

春香母「ほら、春香もお礼を言って!」

春香「zzzzzz…」

春香母「ぐっすり寝ちゃって… ほんともうこの子ったら…」

冬馬「それでは俺はこれで」

春香母「どうもありがとうございます」

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