エレン「2人が恋人になれる確率メーカー?」(112)

この話は エレン「恋愛能力診断?」 エレン「魅力度診断?」 の続きです。

前回も今回も、単行本10巻までの情報で書いているので、ネタバレ苦手な方はご注意ください。


エレン「よう、アルミン。せっかくの休みなのに、また機械いじってるのか?」

アルミン「うん。もう少しで新しい機能が見つかりそうなんだけど……」カチャカチャ カチャカチャ

エレン「ずっと食堂で作業してるのか? 大変だな……」

アルミン「僕が好きでやってる事だからね……」 ハハハ…

エレン「今日は皆、あんまり外出してないんだな。食堂で時間つぶしてる奴が結構いるぞ。」

アルミン「そうみたいだね…………あっ! 見つけた!」カチャカチャ  ピロリーン♪

エレン「……音まで鳴るのかよ。内地の人間は凄いもの作るんだな。」

アルミン「えーと、新しい機能は……?」


エレン「――――“2人が恋人になれる確率メーカー”……なんだそれ?」

アルミン「どうやら、2人分の名前を入力して、その人達が恋人になる確率を占うみたいだ。」

                                 < ピクッ

エレン「はぁ……そう言えば、それって占いの道具だったな。凄いだけのオモチャだって事、忘れてたよ……」

アルミン「流石にこれはお遊びにしか使えないね……別の機能を探してみるよ。」

エレン「アルミンは試してみないのか?」

アルミン「うーん、正直試してみたい気もするけど、相手の了承も得ずに勝手に測定するのはちょっとね……」

エレン「アルミンのそういう律義な所、立派だと思うぜ。」

アルミン「あはは、そんな大したつもりじゃないけど……ありがとう、エレン。」







エレン「……で、他の機能は見つかりそうか?」

アルミン「そうだね……まだ他にもあるのは間違いないね……」カチャカチャ

エレン「そっかそっか。なら、次はもっと面白いやつだと良いな。」

クリスタ「二人とも、お疲れ様!」

アルミン「やあ、クリスタ。」カチャカチャ


エレン「あれ……なんか、良い匂いがする?」クンクン

クリスタ「この前、街で紅茶を買っておいたの。良かったら、二人もどうかなって。」

エレン「こ、紅茶!? もらって良いのか!?」

アルミン「ありがとう、クリスタ! 凄く嬉しいよ!」

クリスタ「う、うん……それと、作り置きのクッキーもあるから、良かったら食べてみて?」

エレン「クッキーだって!? 本当に良いのか!?」

アルミン「塩も砂糖も高価なのに……ありがとう、クリスタ!」

クリスタ「い、良いんだよ。この前のお礼をしたいと思ってたし……」

エレン「……クッキーすげぇ美味い。」 サクサクサク

アルミン「紅茶も良い香りだね。」

アルミン(クリスタが紅茶を淹れてくれただけじゃなく、手作りクッキーまで食べられるなんて……!)

アルミン(今日はなんて良い日なんだ……!)







エレン「」 スゥ スゥ

アルミン「……っ……っ」 ウト ウト

クリスタ「ねぇ、アルミン。」

アルミン「……う、ん……?」ウト ウト

クリスタ「……眠くなってきた?」

アルミン「……う、ん……」ウト ウト

クリスタ「眠そうだよ? 寝ちゃったら?」

アルミン「……う……ん……」ウト ウト

クリスタ「……ねぇ、アルミン……その機械、触っても良い?」

アルミン「…………ん……」 ウト ウト

クリスタ「……ごめんね……アルミン、エレン。」

アルミン「」 スゥ スゥ


ユミル「こんな大層なもん用意しなくても、クリスタが出せば、水でも喜んで飲んだだろうに。」

クリスタ「そんなの、悪いよ……」

ユミル「ま、クリスタは良い子だからな……せめて、良い夢みさせてやろうって事なんだろうが。」

クリスタ「……ユミルも、ありがとう。」

ユミル「医務室からちょろまかした睡眠薬くらい、いつでも譲ってやるよ。」

ユミル「で、何のためにわざわざこいつら眠らしたんだ?」

ユミル「こいつらにそんな事しなくても、クリスタの頼みなら何でも聞くだろうに。」

クリスタ「実はね――――」 カァァァァ(///


ユミル「へぇ、そいつは面白いな。確かに、こいつらが起きてちゃ面倒だ。」

クリスタ「ちょっとだけ! ちょっとだけ、使わせてもらうだけだから!」

ユミル「じゃあ、共犯者として、まずは私にやらせてくれよ。」

クリスタ「え? ユミルも気になる男の子がいるの?」

ユミル「いる訳ねぇだろ……ってかクリスタ、お前にはいるってのか?」

クリスタ「そ、そういう訳じゃないよ! エレンとミカサとか……色々試してみたいなって。」

ユミル「ははっ! なるほど、確かにそいつは面白そうだ。……けど、やっぱ一発目はこれだろ!」 カタカタカタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタカタカタ


【ユミルとクリスタが恋人になる確率】


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ユミルとクリスタが恋人になれる確率は3.7%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は52.7%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は42.7%です。



ユミル「」

クリスタ「ユミル……私達、女の子同士だよ?」

ユミル「認めねぇ……こんなの認めねぇ……」

クリスタ「ユ、ユミル……?」

ユミル「認めねぇぞ、畜生ーーーーーーー!」 ダッ! タタタタタッ

クリスタ「ユミル!?――――――――― あぁ、行っちゃった……」

クリスタ「でも、ユミルには悪いけど……これで一人で遊べるね♪」


アニ「……良い匂いがする。」

クリスタ「―― ア、アニ!?」ビクン

アニ「そんなに驚かなくても良いじゃないか。」

クリスタ「よ、よかったら、アニも紅茶飲む……?」

アニ「悪いね、また今度何かで返す――――」ピクッ

クリスタ「ど、どうかしたの……?」

アニ「……薬の匂いが混じってる。」

クリスタ「――ッ!」ドキン

クリスタ(しまった! 間違えてエレン達に淹れたのを渡しちゃった!?)

アニ「…………」チラッ

エレン「」 スゥ… スゥ…

アルミン「」 スゥ… スゥ…

クリスタ「あの……その……」オロオロ

アニ「…………」ハァ


アニ「ユミルじゃあるまいし、あんたが悪どい事考えてるとは思わないけど、理由くらい聞いときたいね。」

クリスタ「う……えっと、実は――――」スッ

アニ「ちょッ!? なんであんたがそれを持ってるんだよ!?」 ビクッ!

クリスタ「ち、違うの! アルミンが貸してくれたの!」

アニ「普通に借りたんなら、眠らせる必要なんてないだろ……何を考えてるんだ。」

クリスタ「あのね……さっき、エレンとアルミンが話してるのが聞こえてきてね――――」カァァァァ(///


アニ「はぁ……くだらない……」

クリスタ「どうしてそんな事言うの!? アニは気にならないの!?」

アニ「いや、まあ多少は気になるけど……薬盛ってまでやることじゃ……」

クリスタ「だったら、エレンが起きてる前で、アニとエレンの確率とか出せる?」

アニ「な、なんでこいつの名前が出てくるッ!」ガタタッ

クリスタ「え、特に理由は無かったけど……ちょうど目の前にいたから……」ビクッ

アニ「なら良いけどさ……」


クリスタ「と、とにかく! 男の子に見られたら恥ずかしいでしょ!?」

アニ「わかったわかった……あんたの好きにしたらいいさ。秘密にしといてやるから。」

クリスタ「ありがとう、アニ!」パァァァァァ

アニ「ちゃんと、薬が入ってない紅茶も飲ませてもらったしね。これでチャラで良いだろう?」

アニ「そもそも私が口出しする事でも――――」

クリスタ「それじゃあ、お礼にアニとライナーの確率を出してあげるね!」 カタカタカタカタカタ  ポチッ

アニ「ッ!?」


――――カタカタカタカタカタカタ


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アニとライナーが恋人になれる確率は9.1%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は14.1%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は92.2%です。



クリスタ「……ご、ごめん。こんな筈じゃ。」オロオロ

アニ「……ほう。」

クリスタ「あ、あれ……がっかりしてないの?」

アニ「なんでがっかりすると思ったのか問い詰めたい所だけど……それは明日の近接格闘の時間にゆっくり聞くとして……」

クリスタ「――ッ!?」

アニ「今回のは、なかなか正確な予測をするみたいだね。前回、前々回よりは信頼できそうだ。」

クリスタ「それじゃあ、次はアニとベルトルトの確率を出してあげるね。」 カタカタカタカタカタ  ポチッ

アニ「ッ!?」


――――カタカタカタカタカタカタ


【アニとベルトルトが恋人になる確率】



アニとベルトルトが恋人になれる確率は10.6%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は91.8%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は59.8%です。


クリスタ「ご、ごめん……今度は大丈夫だと思ったんだけど……」オロオロ

アニ「明日の近接格闘が楽しみだね……ま、それはともかく、私は良いからライナーとベルトルトのを出してよ。」

クリスタ「ライナーとベルトルト……? それだと男の子同士になっちゃうよ。」

アニ「同姓は無理なのか?」

クリスタ「ユミルが私との確率を出してたけど……4%以下だったよ。当たり前だけど。」

アニ「いいから、出来るんならやってみてよ。」

クリスタ「う、うん。わかった……」 カタカタカタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタカタカタ


【ライナーとベルトルトが恋人になる確率】


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bc/%e3%83%99%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%ab%e3%83%88


ライナーとベルトルトが恋人になれる確率は88.3%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は83.3%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は30.9%です。



アニ「あはははははははッ!」 バン! バン! バン!

クリスタ「ア、アニ! テーブルを叩かないで! 二人が起きちゃう!」オロオロ

アニ「――――ッ――ッ――ッッ!!」 プルプルプル

クリスタ「笑いすぎて、言葉になってない……」

クリスタ「で、でも……男の子同士なのに、なんで……」


―― ライナー「ベルトルト、お前は俺についてくれば良いんだ……」

―――― ベルトルト「ライナー……僕は、君の事が……」

―――――― ライナー「わかっている。俺達はずっと一緒だ……」


クリスタ「――ッ!」カァァァァ(///

クリスタ(あ、あれ!? おかしいよ、こんなの! 男の子同士とか間違ってるのに!)

アニ「―…―ッッ―…―ッ―……―ッ!!」 プルプルプル

クリスタ「アニはしばらく動けそうにないな……」


ジャン「おい、アニのやつどうしたんだ……?」

クリスタ「あ、ジャン。アニはちょっと面白い事があったみたいで……」

ジャン「なんだそりゃ……あれ、なんでそれをクリスタが持ってるんだ?」

クリスタ「え? ……あッ!」ドキッ

クリスタ「こ、これは……そ、そう、アルミンが貸してくれたの!」

ジャン「アルミンがこれを持ちだしたって事は、また新しい機能が見つかったのか?」

クリスタ(どうしよう……ジャンって結構鋭い所があるから、下手にごまかしたら怪しまれるかも……)

クリスタ(―――― そうだ! ジャンにはミカサがいるじゃない! )ピコーーン!

クリスタ「う、うん。今回のは二人が恋人になれる確率を出せるみたいなの。良かったら、ジャンも試してみる?」

ジャン「なんだって!? そりゃ本当か!?」

ジャン「なら俺とミカサの確率を出してくれ!」

クリスタ「わかった! 任せて!」 カタカタカタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタカタカタ


【ジャンとミカサが恋人になる確率】


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3/%e3%83%9f%e3%82%ab%e3%82%b5


ジャンとミカサが恋人になれる確率は4.8%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は90.9%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は98.2%です。



ジャン「」ゴボッ!

クリスタ「ジャンが血を吐いた!」

ジャン「馬鹿な……こんな事……ありえねぇ……」ゴボッ! ゴボッ!

クリスタ「しっかりして、ジャン! 確率は低いけど、恋人になれさえすれば後は上手くいくんだよ!?」

ジャン「た、確かに……そう言われれば、そうだな……そう考えれば、悪くねぇ話だ……」ゼェ ゼェ ゼェ

クリスタ(口ではそう言っても……ジャン、かなりツラそう……)

クリスタ(ミカサの他に、よくジャンと一緒にいる人…………そうだ!)ピコーーン!

クリスタ「ジャンはエレンとよく話してるよね! エレンとなら、きっとうまくいくと思うよ!」 カタカタカタカタカタ  ポチッ

ジャン「ッ!?」


――――カタカタカタカタカタカタ


【ジャンとエレンが恋人になる確率】


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3/%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%b3


ジャンとエレンが恋人になれる確率は99.7%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は66.1%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は32.0%です。



ジャン「」ゴボッ! ゴボゴボッ! グボハァッッ!!

クリスタ「あ……しまった、エレンも男の子だった……エレン、かわいいから、つい……」

ジャン「」ビクッ…ビクッ…

クリスタ「ご、ごめん、ジャン! 何かの間違いだと思うから気にしないで――――」

ジャン「」チーン…

クリスタ「……うそ、ジャンが死んでる。」

クリスタ「で、でも……ジャンとエレンも男の子同士なのに、なんで……」


―― ジャン「俺がミカサにこだわるのは、本当はお前の家族になりたいからなんだ……」

―――― エレン「ジャン、お前……! 馬鹿やろう……そんなまわりくどい真似しなくて、俺はお前なら……」

―――――― ジャン「エレン……! ああ、もう離さねぇ……ミカサにだって、渡すものか……!」


クリスタ「――ッ!」カァァァァ(///

クリスタ(あ、あれ!? おかしいな、こんなの間違ってるよねッ!?)


アニ「ハハッ、あー……笑った、笑った。一年分は笑ったかな。」ムクッ

アニ「――なんだ? なんでジャンが死んでるんだ。」

クリスタ「そ、それが、ミカサと恋人になる確率の低さにショックを受けたみたいで……」

アニ「こいつも意外と繊細だったのか……まあ、その辺に転がしとけば明日には元に戻るだろ。」

アニ「さて……それじゃ、私はそろそろ寮に戻るから。紅茶、美味しかったよ。」

クリスタ(あ……そう言えば、アニってライナーもベルトルトも仲が良さそうなのに数字が低かったんだよね……)

クリスタ(なんでもない風を装ってるけど……きっと傷ついてる……なんとかしてあげたいな……)

クリスタ「そうだ! それじゃあ、アニ。最後にアニとエレンの確率を占ってみるね!」 カタカタカタカタカタ  ポチッ

アニ「ッッ!?」

クリスタ(エレンとアニは、よく一緒に訓練してるもの……きっと大丈夫!)


――――カタカタカタカタカタカタ


【アニとエレンが恋人になる確率】


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%82%a2%e3%83%8b/%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%b3


アニとエレンが恋人になれる確率は88.6%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は6.8%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は36.2%です。



アニ「――なっ!?」カァァァァ(///

クリスタ「やったね、アニ! これなら、もうエレンと恋人になったも同然だよ!」

アニ「……ッ!」  タタタタタタッ

クリスタ「あ……行っちゃった……何も走って帰らなくても……急いでたのかな……」ショボン


ミカサ「エレン、アルミン。こんな所で寝たら風邪をひいてしまう……」ユサユサ

クリスタ「ミ、ミカサ!?」ドキン!

ミカサ「? ……何故そんなに驚くの?」

クリスタ「え、ええっと! 急に隣にいたからビックリしちゃって!」アセアセ

クリスタ(アニの結果は聞こえてなかったみたい……良かった……)ホッ

エレン「……う。」

アルミン「んぅ……」

クリスタ(ど、どうしよう……二人が起きちゃう!?)


ミカサ「……朝見た時は疲れているようには見えなかったけど……どうしたの?」

エレン「おぉ、ミカサか……あれ、俺寝てたのか……」ムニャムニャ

アルミン「ふわぁぁ……最近、これを弄ってて寝不足気味だったのかな……」ムニャムニャ

アルミン「って、あれ……? 機械はどこだ……?」ムニャムニャ

クリスタ「ア、アルミン、機械ありがとう! もう返すね!」

アルミン「あれ? ……どうしてクリスタが?」ムニャムニャ

クリスタ「や、やだなぁ……アルミン、貸してくれるって言ったよ? 眠そうだったから、もしかして覚えてないのかな。」アセアセ

アルミン「そうだっけ……ごめん、ちょっと寝ぼけてるみたいだ……」ムニャムニャ

クリスタ「き、気にしてないよ、誰だって寝起きはそうだもんね!?」アセアセ

ミカサ「でも、どうしてまたそれを? もしかして、また何か新しい機能が?」

ミカサ(……前々回も前回も、悲しい思いをした。私はもう、それには関わらない方が良いのかもしれない。)

アルミン「今回見つけた機能は“2人が恋人になれる確率メーカー”ってやつでね……内容は名前の通りだよ……」ムニャムニャ

アルミン(って、しまったーーーーーー!! ミカサには言わないようにしようと思ってたのにッ!!)パッチリ!


ミカサ(恋人になれる確率がわかる!? そんな素晴らしいものが!?)ガタタタッ!

アルミン「ミ、ミカサ……別にそんなものをわざわざ測定しなくて良いと思うんだ。」

アルミン「そういうのって、機械に言われてどうこうするものじゃないだろ……?」

アルミン(駄目だミカサ! 前々回と前回を思い出すんだ! 君はこれと関われば不幸になるッ!!)

ミカサ(どうしよう……知りたい……凄く知りたい……!)ソワソワ

ミカサ(だが、この世界は残酷だ……きっとまた辛い思いをするのでは……)ソワソワ

エレン「ふぅ……軽く寝たおかげでスッキリした気分だ。たまには昼寝も良いもんだな。」

クリスタ「そ、そうだよねー……アハハハ……」


エレン「ほら、ミカサ、お前の分だ。残しておいたんだぞ。」

ミカサ「これは……クッキー?」

エレン「クリスタが俺とアルミンにくれたんだ。ちゃんとお前の分も取っといたんだからな。」

クリスタ「あ、ミカサ。紅茶もあるから、よかったら飲んでね。」

クリスタ(残ってるのは薬が入ってないのだから、安心して飲んでもらえる……)ホッ

ミカサ「でも、良いの……? クッキーなんて、なかなか手に入るものじゃ……」

アルミン「僕達はもうたくさん食べたから、後はミカサの分だよ。」

エレン「食べたくないなら無理にとは言わないけど、サクサクして美味いぞ!」

クリスタ「手作りだから、材料さえあればまた作れるの。良かったら、今度一緒に作ろうよ。」

ミカサ「エレン、アルミン……クリスタ……ありがとう。」 サクッ… サクッ…

エレン「な、美味いだろ?」

ミカサ「――――うん、とても美味しい……」ニコッ


エレン「で、アルミン……さっきのと別の機能はみつかりそうか?」

アルミン「うーん……流石にすぐにって訳にはいかないかな……」

エレン「そっか。じゃあ、今日は諦めるか。」

ミカサ(美味しかった……エレンが私のために残しておいてくれるなんて、本当に嬉しい……)

ミカサ(世界は、そう残酷ではないのかもしれない……少なくとも、今日この時に限っては……)

ミカサ(でも、そうだ……世界が残酷でも、そうでなくても……戦わなくては勝てない……そこに変わりは無い……)

ミカサ「……アルミン、私とエレンの確率を出して欲しい。」

アルミン「え、ええ!? ミカサ、気を悪くするかもしれないけど……正直、やめておいた方が……」

ミカサ「いいえ、アルミン……私は戦う……戦って、勝つ……!」キリッ!

クリスタ「わかったわ、ミカサ。私もミカサの勝利を信じる!」 カタカタカタカタカタ  ポチッ

アルミン「ちょ、クリスタ!? なんで君が使いこなしてるの!?」


――――カタカタカタカタカタカタ


【ミカサとエレンが恋人になる確率】


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%83%9f%e3%82%ab%e3%82%b5/%e3%82%a8%e3%83%ac%e3%83%b3


ミカサとエレンが恋人になれる確率は25.2%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は35.7%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は84.3%です。



ミカサ「やった……! とうとう私は勝ったんだ……!」ジワッ

クリスタ「おめでとう、ミカサ……おめでとう!」ウルウル

アルミン(あ、前々回と前回が酷すぎたから、これでも満足なんだ。期待値が下がってて助かったな……)ホッ

エレン「……何やってんだ、お前ら。」


ミカサ「ほ、ほら……エレン、これを見て……」ポロポロポロ

エレン「おいおい、間違ってるぞ。まったく……」 カタカタカタカタカタ  ポチッ

クリスタ「あ……ごめん、エレンの名前が先の方が良かったよね……うっかりしてた。」シュン


――――カタカタカタカタカタカタ


【アルミンとミカサが恋人になる確率】


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%9f%e3%83%b3/%e3%83%9f%e3%82%ab%e3%82%b5


アルミンとミカサが恋人になれる確率は93.6%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は1.9%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は76.4%です。



エレン「はい、名前間違ってたから直しといたぞ。」

ミカサ「ッ!?」ガタタッ!

クリスタ「ッ!?」ガタタッ!

アルミン「ッ!?」ガタタッ!


エレン「うん、さすがアルミンだ。やっぱり、アルミンなら安心だな。」

ミカサ「え、これは、エレン……? え、ええ……?」

エレン「俺もアルミンになら、ミカサを任せられるよ。」

クリスタ「え? エレン? あなた、何を言ってるの?」

エレン「俺の大切な家族だから、ちゃんと幸せにしてやってくれよ、アルミン!」

アルミン「ごめん、エレン……君が何を言ってるのか、僕にはわからないんだけど……?」

エレン「アルミンは気が利くし、優しいし、賢いし、良い奴だからな。」

クリスタ「あれ……エレンが何を言ってるのかわからない……私だけじゃない、よね……?」クラッ


エレン「さっきのクッキーも、『残しておこう』って最初に言ってくれたのはアルミンだからな? やっぱり頼りになるよ。」

アルミン「なんで今言っちゃうんだよ!? どう考えても、それは今言ったら駄目だよね!?」

エレン「え……何で怒ってるんだ、アルミン……」ビクッ

クリスタ「エレン、どうして名前を変えちゃったの!? エレンとミカサであってたんだよ!?」

エレン「な、何でだよ……家族が恋人とか、普通に考えておかしいだろ……?」ビクビクッ

ミカサ「…………アルミン。」ニコッ

アルミン「ミカサ!?」

ミカサ「やはり、世界は……残酷、だっ……た……」 ガクッ…

アルミン・クリスタ「ミカサーーーーーーーーッッ!!」


クリスタ「謝って、エレン! ミカサに謝ってよ!」グスッ グスン

エレン「え?やだよ。訳わからないし。」

クリスタ「わからなくて良いから、謝ってあげて!」グスッ グスン

エレン「わ、わかった……とりあえずミカサに謝るから、怒るなよ……」ビクッ

アルミン「クリスタ……大丈夫?」

クリスタ「酷いよエレン……いくらミカサでも、あんな事されたら立ち直れないよ……」グスッ グスン

アルミン「うん……でも、エレンもミカサも普通じゃないから……」


エレン「ミカサ、その……なんだ……」

ミカサ「」

エレン「良く分からないけど……悪かったな。」

ミカサ「…………」パチッ

エレン「まさか、お前がそこまでアルミンを嫌がるとは思ってなかったんだ……」

クリスタ「エレン! 違うでしょ、そういう問題じゃないの!」

アルミン「落ち着いて、クリスタ! もう少し様子を見てあげて!」


ミカサ「アルミンが嫌な訳じゃない……」ムクリ

クリスタ(――もう回復したの!?)

エレン「え、そうなのか?」

ミカサ「……エレンでなければ、アルミンが良い。」

エレン「だったら――――」

ミカサ「でも、私はエレンが良い。エレンの傍に居たい。エレンが傍に居て欲しい。」

クリスタ(告白!? ミカサ、告白しちゃったの!?) キャー!(///

エレン「ああ、お前は俺の傍に居るんだろ? そんなの、もう知ってるよ。」

クリスタ(受けたの!? エレン、告白を受け入れちゃうの!?) キャー!(///

エレン「家族だからな。お前の好きにすれば良いよ。……別に頼んでないけど。」

ミカサ「うん……私の好きにする……」フフッ


クリスタ「…………アルミン。」

アルミン「何かな、クリスタ。」

クリスタ「最後の最後で、深刻なすれ違いが発生した気がするんだけど……」

アルミン「気のせいじゃないかな。だって、ほら、もうすっかり元通りだろ?」

ミカサ「エレン……最後のクッキー、半分ずつ分けよう。」

エレン「良いよ。それはお前の分だ。……美味そうに食ってるのに、もらえるかよ。」

ミカサ「うん……わかった。」 サクッ… サクッ…

クリスタ「アルミンは、こうなるってわかってたの……?」

アルミン「うん、まあ……二人とは、ずっと一緒に居るからね。」

クリスタ「……ごめんね、私が一人で騒いで、迷惑かけただけだったね。」シュン

アルミン「そんな事ないよ。……すぐにわかると思うけどね。」


エレン「あー、その……ごめん、クリスタ。せっかく美味い紅茶飲ませてくれて、クッキーまで食わせてくれたのに……」

エレン「なんか怒らせちゃったよな……今度から気をつけるよ。」

ミカサ「クリスタ、私からも謝る。どうか、エレンを許して欲しい。」

クリスタ「え、ええッ!?」

ミカサ「それで、もし良かったら……今度、私にクッキーの作り方を教えてもらえないだろうか。」

ミカサ「エレンに食べさせてあげたい……」

クリスタ「ま、待って、二人とも! 私が勝手に騒いだだけだから、こっちこそごめんなさい!」

クリスタ(そもそもエレンの紅茶には……あわわわわわわ……!)


アルミン「じゃあ、皆謝ったから、これで仲直りだね。」

エレン「そうなのか? これで良いのか?」

アルミン「うん。これで良いんだよ。」

エレン「そっか、アルミンが言うなら、そうなんだろうな。」

ミカサ「うん。アルミンの言う事なら安心。」

クリスタ(アルミンって……凄かったんだ……)

クリスタ「…………」 カタカタカタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタカタカタ


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%9f%e3%83%b3/%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%82%bf


クリスタ「…………」

アルミン「あれ、クリスタ、今何かしてなかった?」

クリスタ「え!? いや、気のせいじゃないかな!?」カァァァァ(///



アルミン「そう? なら良いけど……あ、機械はもう回収して構わない?」

クリスタ「う、うん! もう大丈夫だよ。もう満足……」ドキドキドキ…

アルミン「今日は紅茶とクッキー、本当にありがとう。また今度お返しするからね。」

クリスタ「い、良いんだよ!? 元々、今日のが前回のお礼だったんだから……むしろ、ごめんなさい……」

アルミン「え?」

クリスタ「な、何でもないの!」

そういえばこの機械ってどんなのをイメージしとるん?
レトロなタイプライターみたいな感じ?それともネットブックみたいな感じ?


サシャ「あれ? 皆さんお揃いで、何してるんですか?」

エレン「おう、サシャ。またアルミンがあれの新しい機能を見つけたんだけど……今回は外れだった。」

サシャ「そうなんですか、残念ですね。ちなみに、内容は何だったんです?」

エレン「“2人が恋人になれる確率メーカー”だってさ。相変わらず、あの機械は変な機能ばっかりだよ。」

サシャ「……へぇ、ではアルミンがクリスタと話してる間に、ちょっと失礼して……」 カタカタカタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタカタカタ


【サシャとエレンが恋人になる確率】


サシャとエレンが恋人になれる確率は90.0%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は73.6%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は26.8%です。


ミカサ「」ガタタッ!

アルミン(――――ッ!?)ゾクゾクゾクッ!

エレン「あれ? ずいぶん確率高いな。」

サシャ「前回、前々回と、私とエレンのデータって似てるような気がしてたんですよねー。」

サシャ「ふぅーッ……もしかして相性良いのかなと思ったら案の定でした。」ドヤガオ

アルミン(ミカサの目がヤバい! どうしてだ!? 何があった!? ――ってそこにいるのは!)

アルミン「サ、サシャ!? そこで何してるの!?」

サシャ「何って……いつも通り、機械で測定しただけですけど。」

ミカサ「エレン……ちょっと訓練所から、“半刃刀身”取ってくる……」

エレン「今日は訓練休みだぞ。そんなもの、いったい何に使うんだ?」

アルミン「結果は!? 結果はどうだったの!?」

サシャ「結果ですか? なかなか良いんじゃないでしょうか。」スッ

アルミン「これは……ッ! なんてことだ……」ガクガクブルブル


サシャ「――ハッ!? 何故か猛烈に悪い予感が……!」ピキーーン!

ミカサ「あの女は調子に乗り過ぎた……これから私が然るべき報いを……」

エレン「おい、何を言ってるんだ。何をするつもりだよ。」

ミカサ「ちょっと肉を削ぐだけ……大丈夫、すぐ終わるから……」 トタタタタッ

サシャ「ここにいると危険な気がするので、私はこれで失礼します!」 タタタタタタタッ!

アルミン「サシャ、立ち止まったら駄目だ! 力の限り、走り続けるんだー!!」







アルミン「……クリスタ。」

クリスタ「な、何かな、アルミン!?」ドキドキ…

アルミン「多分、今日はミカサとサシャは戻って来ないと思うから、上手くごまかしておいてくれないかな……」

アルミン「難しいようなら、『何も知らない』で通してもらって良いからさ……」

クリスタ「う、うん……やってみるね……」ドキドキ…

エレン「アルミン、俺達はそろそろ寮に戻ろうぜ。」

アルミン「わかったよ、エレン。それじゃあ、クリスタ、また明日。」

クリスタ「うん……また明日、ね……」ドキドキ…


        【おまけの後日談】


クリスタ「うーん……」

ミーナ「あれ、クリスタ、眠れないの? 目の下にクマも出来てるし。」

クリスタ「え、やだ……でも仕方ないか……最近眠れなくて。」

ミーナ「そうなの? どうかした?」

クリスタ「うん……変な夢をよく見るようになったせいか、眠るのが怖くて……」

ミーナ「変な夢……?」

クリスタ「自分でもおかしいってわかってるんだけど……三種類くらいあって、どの夢から覚めてもずっとドキドキしてて……」

ミーナ「三種類もある悪夢って珍しいわね。どんな夢だったかは覚えてるの?」

クリスタ「凄く変な夢だから、誰にも言わないでね……?」

クリスタ「ユミルにも聞かれたんだけど、答えずにはぐらかしちゃったし……」

ミーナ「うん、わかった。ユミルに何か聞かれても黙っとく。」


クリスタ「ありがとう……一つ目はライナーとベルトルトが抱き合ってる夢なの……」

ミーナ「――ッ!?」ガタッ!

クリスタ「二つ目が、エレンとジャンが抱き合ってる夢で……」

ミーナ「――――ッッ!?」ガタタッ!

クリスタ「三つ目がアルミンと私の二人きりの夢なの……」

ミーナ「ふーん。」

クリスタ「私、訓練に疲れておかしくなっちゃったのかな……」

ミーナ「と、とりあえず、三つ目の夢だけ見るようにした方が良いと思う!」

クリスタ「アルミンの?」

ミーナ「うん! 他の二つはとても羨ま――じゃなくて、危険な夢だから、絶対に見ない方が良いと思うな!」


クリスタ「でも……夢なんて、そうそう自分の思い通りには……」

ミーナ「それでも、頑張るしかないの! こっちに来てしまったら、もう戻れなくなるわよ!?」

クリスタ「こ、こっちって……?」ビクッ

ミーナ「な、なんでもない……忘れて。」

クリスタ「ミーナ?」

ミーナ「と、とにかく! 寝る前にはアルミンの事を考えるようにしましょう! 何なら、四六時中でも構わないわ!」

クリスタ「うん……じゃあ、そうしてみる……」

ミーナ「クリスタには綺麗なままでいてほしいから……頑張ってね!?」

クリスタ「何だかよく分からないけど、言われたとおりにしてみよう……」 アルミン… アルミン… エヘヘ…


【クリスタとミーナが恋人になる確率】


ttp://irotsuku.com/a/6i_ub5gw/r/%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%82%bf/%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8a


クリスタとミーナが恋人になれる確率は91.7%です。

そしてもし恋人になれたらその後結婚までいく確率は91.8%。

そのまま死ぬまで一緒にいる確率は48.9%です。



人数絞った方がネタにしやすいですね。

内容は全て占いエンジンによって左右されるので、他意はありません。

でもミーナには、今回も前回も汚れ役を押し付けてごめんなさいと言っときます。

後、ライナーとベルトルトは完全に被害者。

それでは、お休みなさい。


――――なお、立てたフラグは引き継がれない模様。

>>80

あんまり考えてなかったんですけど、形状は分厚いノートパソコン的なイメージ。

ディスプレイ部分がアナログで、空港のフライドボードみたく、パタパタ切り替わる感じ。

色々とキーボードをさわっているとディスプレイが回転して切り替わり、別の機能に切り替わる、的な。

印刷機能は内蔵済み。紙はなんでも突っ込めばそこに印字される感じ。

よくわからないですが、多分そんなイメージ。

乙、次回作はあるのか?

>>100

最低でも後一つはネタあるよー。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月29日 (金) 13:01:01   ID: dNa3LZSF

クリスタはエレンに気があると思ってた。
ちょいと残念。

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