【安価】ことり「私達で演劇をやるよ!」にこ「ええっ!?」 (328)



※安価次第では性的表現あるかもなので注意


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405047705


にこ「な、なんで私達が演劇なんかやんなきゃなんないのよ!」


ことり「実はね、今度幼稚園でライブをやるでしょ?その余興として演劇をやってくれないかって頼まれちゃって」


にこ「なんでそれを了承しちゃったのよ...」


ことり「えへへ、ことりこういうのやってみたかったの♪」


穂乃果「でもこういうの新鮮で楽しそうだね!」


凛「演劇かぁー、凛もワクワクしてきたにゃー!」


海未「...そうですね、作詞作りによい影響がありそうですし、構いませんよ」



にこ「う、海未まで...!?」


穂乃果「じゃあさ!内容は全部穂乃果たちで考えてみようよ!皆で物語を作るの!」


真姫「へぇ、私達で物語を作る、か....面白そうね」


ことり「じゃあまず大まかなストーリーを作ろう!>>5っていうのはどうかな?」


絵里「ちょっとありがちな話だけど、良いんじゃないかしら?」

昼メロ


海未「昼メロ...つまり昼にやるメロドラマですね」


にこ「幼稚園児にそんなの見せるの....?」


ことり「脚本....つまりシナリオはおいおい決めていくとして...次はメンバーのキャスティングだね」


にこ「私が主役で良いじゃない!」


真姫「はぁ?この真姫ちゃんを差し置いて主役の座を奪えるとでも?」


絵里「私が主役に決まってるじゃない!この賢い私ならぴったりよ!」


ことり「ははは...とりあえず、平等にするために皆くじを引いてね?まずは、穂乃果ちゃん!」


穂乃果「うん!えーと...」ゴソゴソ


穂乃果「あっ、穂乃果は>>9の役だってさ、良かった~これがやってみたかったんだ!」

人妻


凛「次は凛が引くね!」ゴソゴソ


凛「うーん、これにゃ!あっ、>>11だ!正直、違うのがいいかなあ」


にこ「よーし、次はにこね!...主役来い主役来い...」ゴソゴソ


にこ「どうだ!...>>13か、まあまあね」

安価下でお願いします

子供


希「ウチはラッキーガールやからね!良いの引いちゃうよ~?」ゴソゴソ


希「おっ!>>18やん!まあなかなかの役やね」


花陽「き、緊張するよ~、木とか入ってないのかな?」ゴソゴソ


花陽「....>>19です。こ、こんなの恥ずかしくて出来ないよ~」

夫の同僚(寝取り要員)

悪い子供を食べちゃうお化けさん


海未「では、次は私に引かせて下さい」ゴソゴソ


海未「なるほど、>>21ですか...任せて下さい!」


真姫「さーて、この真姫ちゃんの役は...」ゴソゴソ


真姫「よしっ!>>22ね!」

人妻の夫

刑事


絵里「私の役が悪いはずがないわ!」ゴソゴソ


絵里「....>>24か....」



ことり「さて、最後は私だね!」ゴソゴソ


ことり「出た!>>25だよ!やったあー!」

スパイダーマン

死体


ことり「みんなのキャスティングの結果はこうなったよ!」

穂乃果→人妻
海未→人妻の夫
ことり→死体
凛→子ども
花陽→悪い子供を食べちゃうお化けさん
真姫→刑事
にこ→木
希→夫の同僚(寝取り要員)
絵里→スパイダーマン




ことり「私は衣装作りしておくから、みんなは練習しといてね」


にこ「まさか本当にやることになるとはね...」




ちょっと内容考えるので中断します....カオスすぎる....

少し書けたから投下するよ


ー当日



幼稚園の先生「では、みなさん今日はよろしくお願いしますね」


穂乃果「はい!任せて下さい!きっとみんなも満足してくれると思います。」





穂乃果「....じゃあみんな、いくよ!」


μ’s「うん!」



ーーーーーーーーーーーーーー




ー園田家



穂乃果「海未ちゃーん!朝食出来たよ~!」


海未「ふむ、今日はトーストとハムエッグですか....」モグモグ


穂乃果「どう?美味しい?」


海未「ええ、美味しいですよ」


穂乃果「えへへ、良かった~...料理作るのはいまだに緊張するよ」



凛「お母さん、お父さんおはよー」テクテク


海未「おや、凛おはようございます。よく眠れましたか?」


凛「うん!...お母さん今日の朝食は~?」


穂乃果「トーストだよ!」



凛「えー、凛はラーメンが良かったなあ...」


海未「はぁ....凛!あまり好き嫌いはしない方がいいですよ?悪い子はお化けに食べられてしまいますからね」


凛「お、お化けなんているわけないよ!凛はラーメン食べたいの!」


花陽「....いるよ~、お化けはいるよ~」


凛「っひいぃ!だ、誰!?」


穂乃果「ど、どうしたの凛ちゃん!?」


凛「えっ、お父さんとお母さんには見えてないの?」


海未「....?何を言ってるんですか、凛?」


花陽「食べちゃうぞ~、悪い子は食べちゃうぞ~」


凛「ご、ごめんなさい!許して~」


花陽「じゃあもう好き嫌いしない?」


凛「し、しないにゃー!」


花陽「約束だよ~....みんなも好き嫌いしたらお化けが食べにくるから気をつけてね~」スゥゥゥゥ...


凛「き、消えた...」


穂乃果「....凛ちゃん大丈夫?」


凛「り、凛もトースト食べるにゃ!早く頂戴!」


海未「よく分かりませんが好き嫌いしないのは良いことです....おっと、もうこんな時間です!仕事に行ってきますね」



穂乃果・凛「いってらっしゃーい!」



ーとあるマンション





真姫「ここが例の事件の現場?」



絵里「ええ、そうよ....しかしこれは見るからに難事件ね」



ヒデコ「おい!貴様ら!ここで何をしている、関係者以外は立ち入り禁止だぞ!」


フミコ「....あっ!バカ!その人はあの西木野刑事だよ!」


ヒデコ「ええっ!あなたが噂の数々の難事件を解決しているという...」


真姫「ええ、そうよ....それよりこの現場の調査結果、教えてくれない?」


ヒデコ「は、はい!...まずガイシャは南ことり、職業はファッションデザイナーをやっていたようですね、結構その道では有名だったみたいです」


ヒデコ「彼女の頭には殴られたような痕があることから、頭部を鈍器のようなもので殴られて殺されたと思われます」


ヒデコ「そして、この事件の最大の特徴は『ほぼ』完全に密室であるということですね」



絵里「....ほぼ?」


フミコ「この家は家に入る際に指紋と声の認証をしないと入れない仕組みになっています。さらに出る時も同様に認証を行う必要があります。よって玄関からの侵入及び脱出はまずあり得ないでしょう」


ヒデコ「唯一の侵入経路はこの空いている窓....しかしここは見て分かるとおり高層マンションの最上階、112階です。近くに他の高層の建物もありませんしこれはあり得ないでしょうね」


真姫「....ふむ、その窓をちょっと調べさせてもらえるかしら?」


フミコ「え?構いませんが...」


絵里「窓からの侵入は無理なんじゃないの?」


真姫「...これを見なさい」



ヒデコ「こ、これは...?」


絵里「蜘蛛の...糸かしら?」




真姫「ふふふ、面白くなってきたわね」


ーとある会社





希「よう、海未!捗ってるか?」


海未「....希ですか...今は仕事中ですよ?私語は関心しませんね」


希「まあ、ええやんええやん...さっきまで2chwatchしてただけやし」


海未「あなたという人は...で?何のようですか?」


希「今日飲みに行かへん?たまには一緒に行きたいなぁ」


海未「しかし、家で家内が待っていますし...」


希「今日だけやから、お願い!」


海未「なんでそんな必死なんでしか....分かりましたよ」


希「やったーー!」


ー夜道




希「いやーすっかり酔っちゃったね?海未ちゃ~ん...」ヨタヨタ


海未「...ひっく、何か言いましたかぁ?」ヨタヨタ


希「おっと、危ない危ない...木がなかったら転んどったわ..」



にこ「....」



海未「そんなに酔ってたら危ないですから...今晩はウチに泊まっていきなさい...ひっく」


希「ええの?よかった~、なら早よ行こうで!」





にこ「....」

とりあえずこんな感じになりました、書き進めてきます

投下すっぞ!


ー園田家





海未「ただいま帰りましたよ~!」


穂乃果「おかえり~!」パタパタ


穂乃果「あっ....東條さんもいらっしゃってたんですか...」


希「.....お邪魔します」


海未「穂乃果...すみませんが布団の用意をお願いします、酔ってしまって眠いのです...」


穂乃果「う、うん....」


海未「すぅー....すぅー...」


希「穂乃果ちゃん...久しぶりやね...」


穂乃果「...そうですね東條さん」


希「うーん....?昔みたいに希って呼んでくれても良いのに」サワサワ



穂乃果「や、やめて下さい!」


希「ふふふ、そんなこと言って...穂乃果ちゃんのソレは喜んでるやん....お堅い海未ちゃんでは満足できてないんやない?」サワサワ


穂乃果「そ、そんなこと...」


希「大丈夫大丈夫!今日だけだから...」サワサワ



穂乃果「....」


ー翌朝




海未「ほら、希...会社行きますよ!」


希「うーん...今日は会社が休みたいなあ」


海未「ダメに決まってるでしょう!ただでさえ最近仕事が溜まっているのに..もう!先に行きますよ!」


希「ああっ!海未ちゃん待ってよ!....穂乃果ちゃん?」


穂乃果「...何ですか?」ビクッ


希「会いたくなったらこの番号にかけてもええよ....じゃあね」



穂乃果「....」


ー1週間後


海未「ふぅ、今日も仕事頑張りましょう!」


凛「お父さん....」


海未「どうかしましたか、凛?」


凛「最近お母さんがこの前来た男の人と会ってるの...」


海未「!?....それは本当ですか...?」


凛「うん...今日も会うみたいだよ...」


海未「....」



ーー
ーーー



穂乃果「いらっしゃい...」


希「ふふふ、お邪魔するよ...」


希「さて、さっそく....」






海未「残念です...」



穂乃果・希「!?」



希「う、海未ちゃん...天井に張り付いて...」


穂乃果「海未ちゃん....!これは違うの!」


海未「....なにが違うのですか?」


穂乃果「ううっ....」


海未「....あなたは最低です。では私は去りますのでお楽しみ下さい....」


穂乃果「海未ちゃん!....」



希「と、とりあえずウチは帰ろうかな....」



海未「....」


海未「私はどうすればいいのですか....?」


にこ「....」


海未「....分かっています、私にも非があることくらい...」


海未「しかし、それでも穂乃果を、許すことなど...」



にこ「.....」




にこ「あんたはそれで良いの?」


海未「....!」


にこ「このままじゃ、穂乃果を失うわよ」


海未「しかし、穂乃果は他の男と寝ていたのですよ!そんな女を許せと言うのですか!」


にこ「....」



にこ「...あんたは何か勘違いしているわね」


海未「私が何を勘違いしているというのですか!木ィ!!」


にこ「穂乃果は希と寝てたんじゃないわ....スクフェスをやってたのよ!」


海未「な、何ですってーー!?」


海未「スクフェスと言えばラブライブ!スクールアイドルフェスティバルのことですね!リズム&アクションアドベンチャーで、プレイヤーはスクールアイドルグループ「μ's」の練習やライブのサポートをできる。まるで、アイドルグループのプロデューサーになった気分が味わえるという...リズムゲームとしても非常に面白いですし、加えてμ'sにまつわる様々なストーリーも読み応えがあります。ラブライブファンではない方でも、楽しめる内容となっているという...!?」


にこ「そうよ...海未はいつも真面目だから、穂乃果も一緒にやろうと誘えなかったのよ!」


海未「....そうだったのですか...」


にこ「さぁ、海未!穂乃果を迎えに行ってスクフェスをダウンロードして来なさい!」


海未「ありがとう!木!」ダッ





にこ「まったく手がかかるわね...」



海未「穂乃果ッ!」


穂乃果「海未ちゃん...!」スッスッ


海未「私が悪かったです!許して下さい!」


穂乃果「ううん...穂乃果も悪かった...人妻なのに勝手に希ちゃんと会ってスクフェスを教えてもらってたなんて...」


海未「もういいのです...一緒にやりましょう!....iTunesカード買ってきたので一緒にやりましょう!」



凛「みんなもスクフェスやろう!」


穂乃果「そ、そのまえに希ちゃんにも謝りに行かないと...」


海未「そうですね...行きましょう!」



ー東條家




海未「希!....なっ!」


穂乃果「し、死んでる...!?」


海未「と、とりあえず警察を呼びましょう!」



真姫「ーなるほどね、だいたいの事情は分かったわ」


海未「くっ、いったいだれが希を...!」


絵里「お、落ち着いて...」


真姫「ふむ、謎は全て解けたわ..



穂乃果「ええっ!?もう!?」


真姫「犯人はこの中にいる!



絵里「何てこと....つまり容疑者は海未、穂乃果、凛、木のどれか....」


真姫「犯人は....


このタバコの煙を嗅ぐと鼻の頭に血管が浮き出る!」




海未「え、それは本当ですか!」


凛「真姫ちゃん!うそでしょ!?」


真姫「ええ、嘘よ....けどマヌケは見つかったわね」


絵里「なっ!やられた!」


絵里「ま、まだ証拠がないわ!」



真姫「....ここにもこの糸があるわね」


絵里「そ、そんな蜘蛛の糸がどうしたのよ!」



真姫「...前の時もそうだけど..なんでこれが『蜘蛛』の糸だと分かったの?」


絵里「はっ!?」


真姫「まさか同僚が殺人鬼...それも怪人蜘蛛男だったとは...」


絵里「流石は名探偵ね...」


海未「ど、動機は!?動機は何ですか!」


絵里「動機は.....」


穂乃果「動機は...?」


絵里「...だって可能性感じたんだ~」


穂乃果「!...そうだ...ススメ~」


海未「後悔したくない目の前に..」


真姫「僕らの道がある~♪」





こっから『ススメ→トゥモロウ』


ーーーーーーーーーーーーーーー

穂乃果「いやー、大盛況だったね!」


にこ「にこの迫真の演技のおかげね!」


真姫「はぁ?私でしょ!」



海未「なるほど、今の時代はシュール カオスでのオーディエンスの置いてけぼりが流行なのですね!」


ことり「ふふふ、みんな!幼稚園からお菓子もらったよ!」


凛「あぁ!凛も食べるにゃー!」


希「ウチもウチも~!」


絵里「もう!2人ともみっともないからがっつかないの!」




ことり「....ところで、今度デパートの屋上のステージでライブするでしょ?」



にこ「....まさか」


ことり「演劇頼まれちゃった!!」



μ’s「ええーーーー!!」


すみません、うまく着地出来なかったので違う内容でリトライしたいと思います

ことり「今回の演劇の内容は>>94にしようと思うんだ!」


希「スピリチュアルやね....」

ヒーローショー

にこ「た、確かにデパートの屋上って言ったらヒーローショーだけどさ...」


穂乃果「ヒーローかぁ...穂乃果はレッドがいいな!」


凛「凛は黄色!」



にこ「あ、あんたらねぇ...にこはピンクに決まってるでしょう!」



ことり「べ、別に戦隊物って訳ではないんだけど...」

ことり「じゃあさっそくキャスティングしていこうか!」




絵里「まず私からね!私は....>>97よ!」


真姫「...私は、私は...>>98よ...何よコレ」

悪の女幹部

ヒーローのライバル

にこ「今度こそ木みたいなのじゃなくて主役....これだっ!...これは!>>100ね!やったわ!」


凛「にこちゃんはそんなので満足なの?凛は>>101だよ!」

怪人にやられるモブ

花陽「はぁ、人前で演技するの恥ずかしいなぁ...>>104かぁ、まあこれなら」


海未「うひゃぁぁあ!な、何ですか!この役は!>>105なんてハレンチです!」

ヒーロー

変身シーン要員

穂乃果「よーし、穂乃果も引くよ!...>>108かぁ...うーん、微妙だなぁ」


希「まぁまぁ贅沢いったらあかんよ、ウチなんか>>109やで?」



ことり「ことりは>>110だよ!」

ラスボス

突然号泣する県議

肖像画

ことり「こ、今回のキャストはこちら..」


穂乃果→ラスボス
海未→変身シーン要員
ことり→肖像画
凛→犬
花陽→ヒーロー
真姫→ヒーローのライバル
にこ→怪人にやられるモブ
希→突然号泣する県議、野々村
絵里→悪の女幹部

な、なんだこれは...君たち鬼ですか...
まとまるか分かりませんが、やってみます

ちょっと書けたから投下するよ


ー当日




デパートのお姉さん「ええと、あなたたちが例の...?」


穂乃果「はい!本日はよろしくお願いします!」




穂乃果「よーし、みんな今日もいくよー!」


μ’s「おーー!!」


ーーーーーーーーーーーーーー



花陽(突然だが世界は今、滅亡の危機を迎えている!)


花陽(それはとある悪の組織の仕業なのだ!彼らは日々怪人を生み出しては人々を襲う、まあプリキュアを想像するとだいたいあってる)


花陽(そんな彼らを倒す為に組織されたのが私達、チームこしひかりなの!)




『農業、それは人間の世界で進化した決闘・・・。
そこに命を懸ける、伝説の米を持つ者たちを、人々は、こしひかりと呼んだ・・・。」


OP『 LOVELESS WORLD』


見つめてよ…見つめないで…
心が叫んでる
結ばれぬ運命に 引き裂かれる思い出
見つめてよ…見つめないで…
どちらも私なの
さよならのKissして 悲しみの国へ



LOVELESS WORLD.....

投下するよ


ー秘密基地・ウオヌマ




花陽「みなさん、おはようございます!」


ここは、私達の秘密基地である通称『ウオヌマ』...だれもこんな施設がSSAの真下に存在していることには気づかないだろう


穂乃果「あっ!花陽ちゃん、おはよー!」


まずこの人はリーダーの高坂穂乃果さん!とっても正義感が強くて前向きな先輩


海未「おや花陽ですか、おはようございます」


この人は園田海未さん!上品な物腰のお嬢様、ただ何故か変身シーンが最高にエロいのはナイショだ


真姫「ふん、来たの...」


そしてこの人は...西木野真姫ちゃん!何故かこの子は私をライバル視していてよくちょっかいを出してくる、だがちょろい


凛「かよちーん!ごはん食べたいにゃー!」


この子は凛ちゃん!にゃーにゃー言っているが犬だ、私たちのサポートをしてくれている




そして、最後にこの私、小泉花陽を加えた5人がこのチームこしひかりなのだ!


ヒデコ「み、みなさん大変です!」バタバタ


真姫「そんなに慌てて何よ、いったい?」


ヒデコ「か、怪人が...怪人が街中に出現しました!」


穂乃果「へぇ、今回は思ったより早かったね」



海未「穂乃果!あなたは少し緊張感というものが足りてませんよ!これは遊びではないのですから、しっかりと...」


穂乃果「はいはい、分かったよ海未ちゃん...」


凛「かよちん!凛たちも早く行くにゃー!」



花陽「う、うん...」


ーー
ーーー



希「みなさん、ヒグッ、エッグ....今回はまことに申し訳ありません!しかし....ウチも初めて議員になれたんやから焼き肉の10回や100回は取材の経費としてええかなと思ったんや!」



「ふざけるなー!叙々苑なんて高いところで食いやがってー!」


「国民の血税を何だと思ってるんだ!金返せーー!」


ドカーーーーーン!



希「な、なんやなんや!?」


ことり「ふふふ、私はことり!みんなを食べちゃうぞ~」


希「な、何やあれ!?肖像画動いとる..」


絵里「あら?あなたは確か噂の東條議員ですね」


希「な、なんやあんたは!そんなエロい格好して、誘っとんのか!」



絵里「ふふ、噂以上に下衆なのね...私はあの方のモノだからダメよ....死になさい」


希「うわああああああ!!」



絵里「さあ、ことり!街を荒らしなさい!奴等をおびき出すわよ!」


ーーー
ーー



花陽「はぁはぁ、ここらへんだと思うんだけど...」


凛「か、かよちん!あそこだにゃ!」




ことり「ちゅんちゅんちゅん♪」


にこ「いやああああああ、誰か助けてーー!!」


花陽「た、大変だ!早くみんなを呼ばないと...」


凛「間に合わないよ、かよちん!こうなったらかよちんが戦うしかないよ!」


花陽「わ、私!?無理だよぉ、だって私臆病だし、運動神経もそんなに良くないし...」


凛「かよちん!ならかよちんはあの子を見捨てるの?」



花陽「で、でも..」


凛「かよちんは困ってる人を助けたいからヒーローになったんでしょ!なら助けないと」


花陽「そうだったね....わ、分かったよ...」


凛「かよちんはチームで1番戦闘の才能があるよ!大丈夫!」







花陽「....へ、変身!」


凛「...かよちんの変身後の姿ってただ肌の露出度が上がっただけにしか見えないね、海未ちゃんはふんどし一枚だからそれよりはマシだけど...」


花陽「い、言わないで!」



にこ「た、たすけてえええ!!」


ことり「ふふふ、ついに下着だけになっちゃったね!後はそれを剥げば...」



花陽「そこまでだよ!怪人!」


ことり「ふーん、来たんだ...なら相手してあげるよ」


花陽「敵は一体...なら!」



ことり「うおおおおお!!」ドドド

花陽「まずは『凛ちゃんガード』!」


凛「えっ」


ことり「おりゃあ!」ドゴォ



凛「ぎにゃぁぁぁあ!!」


花陽「次は私の番だよ!くらえ『凛ちゃんスクリュー』」



凛「凛ちゃんスクリューとはその名のとおり凛を回転させて相手に叩きつける技にゃああ痛ってええええ!!!」


ことり「うぐぐ...流石にやるね...」



花陽「ふふふ、私を侮らないで!確かに頼りなく見えるかもしれないけど、それでもヒーローなんだから!」


花陽「うおおお!!トドメの凛ちゃんシアーハートアタック!!」


凛「凛ちゃんシアーハートアタックは凛がプラスチック爆弾を持って相手に神風する技にゃ!」



ことり「何ィ!?うわああああ!!」
凛「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」




花陽「はぁはぁはぁ...わ、私でも怪人を倒せた...!」



凛「さ....流石はかよち、んにゃ...」



花陽「みんなは悪の女幹部、エリーチカと戦ってるはず、急ぐよ凛ちゃん!」


ーーー
ーー



絵里「ぐあああ!!」


真姫「ふん、敵の幹部とやらも大したことないわね」


穂乃果「穂乃果たちの勝ちだね!」


海未「...私の変身道具交換とかできませんかね、変身するだけで20分かかるとか...」


穂乃果「徐々に服がなくなっていくんだよね!」


真姫「まぁ、変身中は攻撃してはいけないっていう暗黙の了解があるから大丈夫よ」


海未「そういう問題ではありません!人前で何でゆっくりと脱衣しなければならないんですか!?」


花陽「みんなー!無事?」テクテク



真姫「...あんた今頃来たの?今回はこの真姫ちゃんが先に怪人を倒させてもらったわ」ドヤッ


穂乃果「いや、どうやら花陽ちゃんも怪人倒してきたみたいだね」


花陽「はい!初めて1人で怪人倒しました」


海未「それは凄いですね」


真姫「なっ!1人で怪人を倒したですって...くぅぅぅ」


花陽「と、とりあえず今日は帰りませんか?もう怪人も居ないですし」



穂乃果「うーん、でも花陽ちゃん?怪人はまだいるよ?」


花陽「えっ?」


海未「穂乃果?何を言って....ぐはっ!」







穂乃果「ーここにいるじゃない、みんなの敵が」ニッコリ


真姫「んな!まさか穂乃果が...!」


凛「敵の親玉だったのかにゃー...」



花陽「そ、そんな...」


穂乃果「落ち込むのはいいけど、穂乃果は別に容赦なんかしないよ?」



花陽「ど、どうすれば...」


真姫「迷ってるんじゃないわよ!穂乃果を倒せばいいの!」


花陽「で、でも...穂乃果ちゃんは仲間だよ?」


真姫「あんたねぇ...穂乃果は敵の親玉なのよ?明らかに敵じゃない」



花陽「そうだけど...」


真姫「花陽...正直悔しいけどあんたは戦闘の天才よ、私以上のね」


花陽「えっ、ど、どうしたの急に」


真姫「海未がやられた今、穂乃果を止められるのはあんたしかいないのよ!みんなを守りたいんでしょ?だったら力を貸してよ!」



真姫「私も世界を守りたいのよ!」


花陽「真姫ちゃん...分かった、もう迷わないよ!私は穂乃果ちゃんを倒して世界を救うよ!」



穂乃果「あ、話し合いは終わった?ならそろそろ戦おうか」



穂乃果「いくよー」ヒュンッ


花陽「は、早い!」


穂乃果「驚いたなあ、まさか防がれるとは」


花陽「な、なんとか凛ちゃんガードが間に合った...」



凛「痛いにゃあ....」


真姫「今度はこっちの番よ!そこの通行人!ちょっと来なさい」


にこ「えっ、にこ?」



真姫「うおおおお!『通行人バスター』!!」



にこ「通行人バスターは通りすがりの人をバットのように振り回して使う技よ!にこおおおおおおおっ!!」


穂乃果「......そんなの効かないよ」


真姫「なっ!止められた...!」



穂乃果「残念だよ、花陽ちゃんも真姫ちゃんもその程度なんだ...」


穂乃果「穂乃果はまだ力を10%も出してないのに...」


にこ「人の頭掴みながらしゃべってんじゃないわよ!」


穂乃果「つまらないからもう終わりにしちゃうね?」


穂乃果「『穂乃果パーンチ』」



花陽「ほ、穂乃果パンチ!?」


真姫「マズイわ、穂乃果パンチは宇宙から隕石を呼び寄せる大技!このままじゃ地球が...」




花陽「....真姫ちゃん、10分時間を稼げる?」


真姫「何か策があるのね...分かったわ!隕石と穂乃果は私に任せなさい!」



穂乃果「いっけー」



隕石(フミコ)「おりゃあああああ!!」




真姫「くっ、凛!通行人!こっち来なさい!」


凛「えっ」


にこ「にこは通行人だから巻き込むんじゃないわよ!」


真姫「奥義!『エイジスの盾』、この盾はあらゆる攻撃を吸収するわ!」




凛「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
にこ「 に゛こ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」



真姫「さらにその攻撃を相手に返すわ!」


隕石(フミコ)「方向転換ー」



穂乃果「へー、真姫ちゃんやるね」


穂乃果「でも穂乃果には隕石は効かないよ、穂乃果くらいになると太陽に投げ込まれても平気だからね」



真姫「こ、こんなのどうすれば...花陽!まだなの?」



花陽「...うーん、まだ来ないね」


真姫「くそう!凛!通行人!次いくわよ!」

ーーー
ーー



穂乃果「ねぇ?まだ頑張るの?何をしても無駄だってば」



真姫「はぁはぁはぁ...」


凛「」

にこ「」



真姫「私は、諦めたりしないわよ!」


穂乃果「そう、ならそろそろトドメを...」






花陽「真姫ちゃん!来たよ!」


ウゥ???ゥウ~ウゥ???ゥウ




穂乃果「こ、この音は...まさかっ!」



花陽「ふっ、私たちの勝ちです」


真姫「まさかこれを呼ぶなんて、普通は思いつかないわよ」




穂乃果「....け、警察だと!?」


パトカー「おら!神妙にお縄にかかりやがれ!怪人野郎!」



穂乃果「くぅ、いくらつよくても国家権力には敵わない!降参だよ...」


花陽「....私たちの手で、ついに悪の組織を壊滅させたんだ!」





真姫「みんなも悪いことしたら警察に捕まっちゃうわよ!良い子のみんなは真っ当に生きなさい!」



花陽「これにて終わりッ!!」




縺薙▲縺九i縲三h,Love

うわあ、文字化けした




こっから『Oh,Love


ことり「みんな感動してたね!」


にこ「花陽!なかなかの演技だったわよ!にこ程ではないけどね」



花陽「えへへ、そうかなぁ」


凛「すごいかっこよかったにゃ!」


真姫「まあ、私の活躍が大きいわね!」


希「ウチのもね!」


ことり「えへへ、ことりも頑張っちゃった!」


凛「凛が1番大変だったの!」

ことり「さあて、次の演劇は...」


にこ「待てい!なんでまたやろうとしてんのよ!」


ことり「あれ?言ってなかったかな?来週の遊園地でのライブの余興に...」


絵里「最近ライブの方が余興になってるような...」


ことり「まぁまぁ、気にしないで!さぁ、やろう!」



「ええ~~~~~!!」

ということで、これにてひとまず終わりです。ただ、まだ需要がありそうなら夜に後一回くらいやろうと思います

縺倥c縺ゅ◎繧阪◎繧肴兜荳九☆繧九h

また、文字化けした...


投下していきます!

ことり「さあ!みんな、今回の内容は.....なんと>>187だよ!」



海未「まともな作品になりそうですね」

いきなりやらかしたよ...安価下で

にこ「お、面白そうだけど...演技が難しそうね」


ことり「今の私たちならきっと出来るよ!」


海未「さあ、キャスティングしていきましょう!」


ことり「今回は私が指名していくよ!絵里ちゃんは>>192、海未ちゃんは>>193ね!」


絵里「ハラショー...」


海未「重要な役ですね」

元軍人

探偵役

ことり「よし、穂乃果ちゃんは>>195だよ、あと凛ちゃんは>>196でお願い」



穂乃果「わかった!」


凛「うーん、それ必要な役...?」

刑事

ヒロイン

ことり「どんどんいくよ!にこちゃんは>>199、真姫ちゃんは>>200だよ!」



にこ・真姫「なんでよ!!」

初日犠牲者

安価下でお願いします

ことり「えーと、花陽ちゃんは>>205で、希ちゃんは>>206、私は>>207だよ!」


希「むむ、この役は...ええやん!」


花陽「なるほど、ストーリーに大きく関わる役ですね!」

犯人

くろまく

事件の黒幕

ことり「えへへ、今回のキャストはこちら!」


穂乃果→刑事
海未→探偵役
ことり→事件の黒幕
凛→ヒロイン
花陽→犯人
真姫→ロリコン
にこ→初日犠牲者
希→くろまく
絵里→元軍人

君たちは僕をいじめているのかい?


でもこれは....こっちの頑張りしだいでは面白くなるかも....

ことり「そうだ!一つ大切なことを決めてなかった!」


にこ「大切な....こと?」


ことり「舞台だよ、舞台!クローズドサークルならどんな状況なのか決めないと!>>217

安価下でお願い!

了解しました!


CC物で大切なのは 、人物の説得力と推理ですよね、明日の昼ごろには投下します!安価進行の方がいいのかな?

ではなしの方向で書き溜めしてきます

投下したいと思います、希ちゃん...本当にすまん!


ー当日




遊園地のお姉さん「では、みなさんよろしくお願いします!」


穂乃果「任せてください!面白い舞台にしてみせます!」





穂乃果「よーし、みんないくよ!」


μ’s「ファイトだよ!」


ーーーーーーー希ーーーーーーー





海未「凛、見て下さい!懸賞で二泊三日の雪山スキー旅行が当たりましたよ!」



凛「えー、凛は温泉の方が良かったなあ...」


海未「そうですか?雪山なんて最高だと思いますが...ここ、今話題なんですよ?山奥にスキー場があるのでそこのペンションに泊まらないと滑りに行けないらしいです。つまり、貸し切り気分でスキーが出来るんですよ!」


凛「....でも、寒いでしょ?なんでそんなに雪山が良いの?」


海未「それは....もちろん推理もののド定番!雪山での殺人が目撃できるかもしれないからです!」



凛「はぁ....だと思ったにゃー...」


ーー
ーーー




私の名は園田海未、ごく普通の高校2年生です。しいて特徴をあげるとすれば、推理小説や刑事ドラマが大好きでよく徹夜してしまうことくらいでしょうか?



海未「ふぁ~あ....おっとごめんなさい、はしたなかったですね」


凛「もう、海未ちゃん!また昨日一晩中推理小説でも読んでたんでしょ!」



この女の子は星空凛、私の後輩で高校1年生。そして私の恋人でもあります。普段はどこか抜けているように見えるのですが、ごく稀にするどい勘をみせることがあり驚かされます。そしてそれが私を余計に惹きつけるのです。


海未「な、なぜ分かったのですか?ひょっとして...凛も名探偵だったのですか?」



凛「はぁ...あんなに普段から読んでるの見てたら嫌でも分かるよ...、旅行前日くらい我慢できなかったの?」


海未「ははは...それは無理というものですよ、凛。いや、ワトソン君」


凛「いつから海未ちゃんはホームズになったのさ...あと、勝手に相棒にしないで」


海未「まあ、確かに私は女嫌いでもなければコカインを用いたこともありません...しかし心はいつでも名探偵なのです!」



凛「そうなんだ...正直どうでもいいにゃー」


海未「例えば今日なんか警察に職質されましたが、むしろワクワクしてしまいました」


凛「ただの度し難い変態じゃん...あっ!目的地に着いたみたいだよ!」



海未「ふふふ...ちなみに、このバスのナンバープレートも確認済みですが教えてあげましょうか?」


凛「いや、まったく興味ないにゃー....それより早く降りる用意して」


ーペンション・うみりんの部屋




凛「.....」


凛「....ねぇ、海未ちゃん?」



海未「....」


凛「ーここのどこが今大人気のスキー場なんだにゃー!こんなボロ山小屋と整備もされてないゲレンデ見たことないよ!?」



海未「ええと...そうだ!スキー場をゲレンデって呼ぶよりピステって呼ぶ方が通みたいでかっこいいですよね!」


凛「誤魔化すんじゃないよー!...ああもう、こんな所で二泊三日も過ごすのかぁ....テレビもないし暇すぎるよ!」




海未「....ごめんなさい」


凛「....はぁ、もう良いよ...それより何する?」


海未「とりあえずこのペンションの中を少し見て回りませんか?結構大きいですし面白いかもしれませんよ?」



凛「うん、面白そう!じゃあどこからどこから見る?」


海未「そうですね...今いる2階は全フロアが客室となっているようなので1階を見て回りましょう」


ーペンション・1階大広間




凛「ここが大広間かぁ、確かに広いね」



海未「ここで宿泊客は食事をとるようです、もちろん我々も」


凛「ヘェ~、せめて美味しいと良いんだけどね...」


穂乃果「ははは、ここは料理は美味しいって評判だから安心しなよ」



海未「?....えっと、失礼ですがどちら様で?」


穂乃果「ああっ、ごめん。面白そうなことをしている君達を見てつい声をかけちゃったよ。私は高坂穂乃果....見た感じから君達も旅行者かな?」


凛「はい、その人が懸賞で当てたので冬休みに2人で旅行に来てるんです」


穂乃果「そっか...じゃあ若い2人の邪魔になるといけないから私は失礼するよ...そうだ最後に、ここの山小屋には地下室もあるらしいよ」



海未「地下室、ですか...」


凛「1階を見て回ったら地下室にも行ってみる?」


海未「そうですね!地下室ってもう何か響きだけで興味をそそりますよね」


凛「うん、それはないね」


ーペンション・1階調理場




海未「ここが調理場ですね」


凛「勝手に入ったらまずいよ..」


海未「まあ、多少なら大丈夫でしょう」


にこ「全然大丈夫じゃないわよ!汚い服で入らないで!」


凛「えっ、子ども...?」


海未「お母さんはどこへ行ってしまったのですか?」



にこ「あんたらねぇ....人をおちょくるのも大概にしなさい!私はここのペンションの料理長よ!」


凛「ええーー!!すごいにゃ!」


海未「ふむ、これが噂の見た目は子ども頭脳は大人というやつですか」



にこ「そうそう毒薬を飲まされて小さくなっちゃてさー....ってそれはコナンよ!私は矢澤にこ!もともとこの大きさよ!」


凛「ノリツッコミとか寒くないかにゃー?」


海未「そうだったのですか...では博士によろしく伝えて下さい、失礼します」



にこ「だから私は違うっての!もうーー!!」


ーペンション・1階物置




海未「ふむ、雪かき用のシャベルがたくさんありますね」


凛「ちなみにスコップとシャベルの違いは、付け根が曲げてあって足で押せるものがシャベル、曲線で付け根が曲げていないものがスコップなんだってさ、穴掘り用がシャベルで、雪かき用がスコップってことかな」


海未「へぇ、そうなんですか...おや、これは鉈ですね...こんな乱雑に置いてあるなんて...これでは...」


絵里「ふふっ、誰かがそれで人を襲っちゃうかもって?」



凛「うわっ!びっくりした!」


絵里「私は絢瀬絵里、元だけど軍人よ...心配しなくてもその鉈は錆びてるし人なんか殺せないわよ、もっとも私なら素手で殺せるけどね」



海未「え、絵里さん....」ゴクッ


絵里「あら?怖がらせちゃったかしら?」


海未「絵里さん...いい筋肉ですね!さわっても良いですか?」



絵里「えっ、べ、別に良いけど...」


海未「うわぁー、すごい上腕二頭筋だぁ~、腹直筋もすごい!」


絵里「あ、ありがとう...?」


凛「....海未ちゃん、次いくにゃー!」


海未「うわぁ、凛!耳引っ張らないで下さい!」



絵里「な、何だったの...?」


ーペンション・地下室




凛「....」ムスッ


海未「り、凛...あの、機嫌直してはいただけませんかね」



凛「....海未ちゃん、少し黙ってて」


海未「はい....」


凛「地下室かぁ....どうやら書庫になってるみたいだね」



真姫「あら?それだけじゃないわよ」


凛「わっ、また人がいた!」


真姫「あんた達が後から入って来たのよ!せっかく人が楽しんでるのに...」


凛「そ、それはごめんなさい...でも何を楽しんでるの?」


真姫「ふふ、この天井の穴を見なさい!壁が薄いから簡単にあけられたわ!」


凛「うーん、上は調理場かな?....あっ!さっきのちっちゃい人だ!」


真姫「にこちゃんよ!ほら見て!」



にこ「にっこにっこに~♪にっこにっこに~♪」フリフリ


真姫「ケツを振りやがって...誘ってんのかしら?」



凛「そ、そうですね」


海未「なるほど、覗きとは良いものですね」



凛「....」


海未「イタッ!凛!無言で蹴らないで下さい!」


海未「...しかしこの書庫、見事なまでに推理小説しかないですね」



凛「言われてみたらそうだね...あっ、これは見たことあるよ!内容は覚えてないけど」


海未「ふむ、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』ですね...インディアンの唄の歌詞通りに無人島にいた10人が殺されていくという話です」


凛「へぇ、じゃあこれは?」


海未「それはヴァン・ダインの...」



真姫「ええい!うるさいわよ!あんたらいいから出ていきなさいよ!」


凛「し、失礼しましたーー!海未ちゃん外行こう、外!」


ー外



海未「...なんか、だんだん風が強くなってませんか?」


凛「....まさかこのまま吹雪になったりしないよね?」



ことり「ちょっと危ないらしいよ」


海未「ええと...?」


ことり「ん?ああ私は南ことり!外で今までスキーをしてたの!」


凛「こんなところでよく滑れるね」


ことり「これが逆に楽しいんだよ?でも今日から3日間は猛吹雪らしいからスキーはできないけど」


凛「ええ!そんなぁ...」


海未「残念ですね...」



ことり「ふふ、ほら!そろそろ中に入らないと帰れなくなっちゃうよ?」

とりあえず導入部はここまで、何かこれ書いてると需要があるのか疑問

投下します、展開思いつかなくて勢いで書いてみました


ーペンション・うみりんの部屋




ラジオ『今週末は記録的な大雪が続き………』




凛「最悪だにゃー...まさか本当に猛吹雪になるとは」


海未「そうですね....最高ですね!」


凛「...はぁ?」


海未「これぞまさに推理ものの王道パターンではないですか!これで殺人事件でも起これば...」


凛「....そんなことになったら凛は海未ちゃんを恨むけどね」


海未「まったく、凛はロマンと言うのが分かって....」




『きゃあああああああッ!!』


海未・凛「!?」




凛「うそ、まさか...」


海未「....と、とりあえず見に行きましょう!」


ーペンション・1階大広間




真姫「に、にこちゃあああああん!いやあああああ!!」


にこ「」



凛「うそ....そ、そんな...」


ことり「こんなことって...」


絵里「ふーん、まさか人が死ぬなんてね」


真姫「くっ!あんた人が死んだのよ!もっと悲しんだりしないわけ!?」


絵里「なんで一々他人が死ぬたびに悲しまなくちゃいけないのよ、だいたい私は何人もこの手で葬ってきたのよ?」



真姫「あ、あんたねぇ~!」


花陽「ふ、2人とも落ち着いて下さい!」




絵里「....あなたは?」


花陽「私はこの山小屋のオーナーの小泉花陽です...まさかウチのスタッフから死人が出るなんて...」


穂乃果「あー、みんな注目!」


真姫「なによ!あんた!」



穂乃果「私は刑事だよ、いいから落ち着いて下さい」


凛「そ、そうだったんだ...」


ことり「よかった...刑事さんがいるなら安心や」



穂乃果「....どうやら死因は明白みたいだね。これは頭蓋骨骨折だ、スコップか何かで殴られたのかな?」


花陽「そ、それで?犯人は誰ですか!」


穂乃果「...まずは第一発見者はだれかな?」


真姫「私よ、にこちゃんに会いにきたらすでに...うぅっ..」




穂乃果「なるほどね、彼女の死亡推定時刻はだいたいp.m.7:30~8:30だと思うよ....この中にアリバイがある人はいるかな?」


海未「はい、その時間は私と凛はずっと部屋に居たのでアリバイはあると言えると思います」


ことり「私も花陽さんと一緒に居たから...」


花陽「そ、そうです!私はえっと....ことりさんと喋ってました」


穂乃果「ふむ、なるほどね。...それ以外の人にはアリバイはない、と言うことかな、私を含めてだけど」



絵里「ええ、そのようね」


真姫「ちょっ!待ちなさいよ!だいたい私たちの中に犯人が居るかはまだ分からないじゃない!」



絵里「はぁ、あなたはバカなの?この吹雪の中で外からの侵入者が居るわけないでしょ、警察も来れない位なのに」


真姫「うるさい !そ、それにさっきのアリバイだって、犯人が2人だったら何のアリバイにもならないでしょ!」


絵里「ふふふ、そんなに慌てるなんて...怪しいわね」



真姫「な、なんですって!」ガタッ


穂乃果「まあまあ、2人とも落ち着いて下さい。確かに真姫さんの言う通り共犯での犯行である可能性を考慮するならば、今のところ誰にもアリバイはないと言えるでしょう」



穂乃果「とりあえず今は凶器の特定と今後について決めます!」



真姫「はあ?これ以上犯人が居るかもしれない場所にいろっていうの!?冗談じゃないわよ、私は部屋に戻るわ!」ダッ


花陽「ええっ!西木野さま!1人での行動は危ないですよー、9人で協力しましょう、ちょっとー!」ダッ



絵里「あらら、2人とも行っちゃったわね...まあとりあえずスコップを探しましょうか」


凛「....」ガクガク


海未「大丈夫ですか、凛?」


凛「...少しだけ抱きしめてくれないかな?」ガクガク


海未「お安い御用です」ダキッ


凛「....ありがとう....海未ちゃん」



海未「.....」




凛「.....どうしたの、海未ちゃん?」


海未「...ああいや、何でもないです....少し気になっただけですから」


凛「まあ確かに人が目の前で死んでるの見たら考えちゃうよ、凛もまだ怖いし」


海未「いや、そこではなく...」



ことり「み、みんなー!スコップ有ったよ!」


凛「あっ!見つかったみたい!ほら、海未ちゃんも行こうよ」


海未「.....ええ」


【2日目】



ーペンション・うみりんの部屋




海未「やはり、3日間は吹雪はおさまらないようですね」


凛「....ねぇ、海未ちゃんは誰が犯人だと思う?」



海未「は、犯人ですか?さあ...動機が分からないといまいちはっきりとは...凛は誰だと思いますか?」


凛「凛は刑事さんかな、だって凛が犯人ならその場を仕切って自分が犯人ではないと思わせるもん....ふふ、なんてね」


海未「いや、それも一つの可能性としては十分にありえますよ、ただ私はやはりオーナーの花陽さんが怪しいと思います」


凛「えっ、何で?」


海未「普通に考えて特に恨みもない人を殺したりしないでしょう?ならば、恨みを持つ相手とはすなわち知り合い、よってにこさんと同じ職場の花陽さんを疑うのは当然でしょう」


凛「なるほど、なら花陽さんだね」



海未「いえ、ですからこれではっきり断定できた訳ではないです...」


凛「ならどうするの?」


海未「とりあえずもう一度ペンションを見回ってみませんか?ひょっとしたら何か物的証拠があるかも...」


凛「そうだね...」



海未(凛...まだ怖いようですね、無理もありませんが...よし)



海未「はっ!一つわかりましたよ、凛!」


凛「えっ、何が?」


海未「ふふふ、凛は『矢澤にこ』...彼女の名前が少し変わっているとは思いませんか?」


凛「まあ、確かに言われてみたら...でもそれが?」



海未「つまりこれはアナグラムしろってことでしょう!間違いない!」


凛「はあ?何でそうなるの」


海未「推理好きとしては珍しい名前を見るとアナグラムしたくなるものですよ...まず、やざわにこと平仮名にして....」


凛「はいはい....そんなダイイングメッセージがあるわけないでしょ!行くなら早く行こうよ!」



海未「ええっ、まだ途中なのに...」


ーペンション・1階大広間





穂乃果「おや、あなたたちも見回り?あまり感心しないなぁ」


海未「す、すみません..じっとして居られなくて..」


穂乃果「ははは!怒ってないからそんなに縮こまらないでよ!よし!なら君たちも見に行こうよ」


凛「どこをですか?」


穂乃果「一カ所だけまだ見回ってない所があるでしょ?」



海未「...にこさんの部屋ですね」


穂乃果「おお!鋭いなぁ...正解だよ!何か手がかりがあるかもしれないからね」


ーペンション・2階にこの部屋





穂乃果「こ、これは....!」


凛「な、何かあったんですか...!」






穂乃果「あのツバサのサイン入り色紙だ!すごいレアなんだよ!」


凛「そ、そうですか...なんか海未ちゃんみたい...」


海未「ええっ!?私はもっとクールで知的な雰囲気がびんびんに出てると思いますが...」


凛「もっと自分を客観的に見たら?」


海未「ひどい言われようですね...」


凛「普段の行いだよ....ん?ここの洋服入れなんか変な臭いがする...」


穂乃果「どうかしたの?」


海未「推理小説好きとしてはもしかして中に遺体が…という妄想が頭をよぎりますね」


穂乃果「ああ~分かるなぁ」


凛「そんなわけないにゃー....うわぁっ!これって...死体!?」




海未・穂乃果「!?」


穂乃果「こ、これは...確かに死体だ...しかも死後何日か経過してるみたいだね...幸い寒いからまだあんまり腐ってないけど」


海未「おえっ....はぁはぁ、誰の死体でしょうか....?」


穂乃果「さあ?それは流石に...あっ!胸ポケットに名刺が.....




そ、そんな...バカな!」



海未「ど、どうしましたか!?」


穂乃果「彼女は確か15年前の事故の...」


海未「?それはいったい..」



穂乃果「それは.....実は15年前にここのスキー場で死亡事故があったの、小さな姉妹がリフトから落ちてね」


穂乃果「当時まだ若手だった私がかり出されてね...結局ただの事故って結論になったけど」


穂乃果「その事故では姉妹2人の中で妹だけが死亡し、姉は奇跡的に助かったの」


穂乃果「....妹の名前は思い出せないけど、姉の名前は...この名刺に書いてあるのと同じだったはずだよ」




海未「!?偶然ではなさそうですね...『東條希』さんですか...」


穂乃果「私も刑事生活は長いけどこんなのはじめてだ...少し疲れたから部屋に戻るよ」ヨロヨロ


海未「なるほど...少しずつ何か分かってきましたね、凛はどうですか?...凛?」




凛「」


海未「あっ、気絶してる...」


ーペンション・1階大広間




絵里「ーで?その死体は今回の事件に関係あるの?」


穂乃果「たぶん、あるだろうね...そんなほいほい人が死んでたらそれこそミステリーだよ」


絵里「まあ、私はほいほい死ぬの見たことあるけどね」



海未「ははは...えと、とりあえず問題なのは犯人の目的でしょうね。幸いこの2つの遺体には関連性がありますが」


ことり「何の関連性があるの?2人とも赤の他人だと思うけど」


海未「実は2人ともこのペンションに深く関わっているんですよ。こうなってくると関連的に怪しいのは花陽さん、やはりあなたですね.....あれ?」


真姫「....ねぇ?花陽さんが居ないけどどうしたの?」


海未「そういえば...」


凛「まだ部屋にいるんじゃないの?」


穂乃果「おかしいなぁ、一応声はかけたんだけど...」



ことり「わ、私見てきます...」ダッ


真姫「ちょっ!1人で行くんじゃないわよ!」




「きゃああああああ!!」


海未「....くっ、まさか....!」ダッ


凛「海未ちゃん!?」


ーペンション・2階花陽の部屋





ことり「な、なんで...?花陽さんが..」


花陽「」




海未「なっ!...これはいったい!?」


凛「ま、また...うぅぅ...」


穂乃果「うーん、たぶんシアン化物...青酸カリでも摂取したのかな?大量に吸収するとほぼ即死だからね」


絵里「それはこの机に載ってる薬かしらね、トランキライザーって書いてあるけど」


真姫「それは精神安定剤よ..きっと中身は違うんだろうけどね」


海未「いったい誰が...自殺でしょうか?」



穂乃果「花陽さんが2人を殺して自殺した...うん確かに動機は不明だけど筋は通るね」


真姫「でも、それならわざわざにこちゃんをあんなに分かりやすく[ピーーー]必要もないじゃない」


海未「確かに...花陽さんにはこんな人前でにこさんを殺しても、何のメリットもない。むしろ疑われるのは花陽さんなのに...」


真姫「結局振り出しじゃない....まさか犯人の目的は皆殺しじゃないだろうね?シリアルキラーでも潜んでたりして」



海未「そんな人が居るとは思えませんが...まだ何かが引っかかりますし」


凛「...あれっ、海未ちゃん!ここにダイイングメッセージがあるよ!花陽さんが覆い被さって今までは見えてなかったんだね」


海未「!?何ですって!な、何と書いてありますか、凛!」


凛「文字が書いてあるよ...えっとの...ぞ...み、うん!のぞみかな?」




海未・穂乃果「!?」


穂乃果「そ、そんな...バカな...」


海未「死人が殺したとでも...?」


ことり「ひいいいい、怖いよぉ」


絵里「死人が殺人をしているなんて....面白くなってきたわね」


真姫「あ、あんたねぇ!次はあんたかも知れないのよ!」


絵里「はっ!この私が殺されるとでも?」


穂乃果「お、落ち着いて2人とも...とりあえず一旦部屋に戻ろうか」





海未(あれ?そういえば花陽さんのいつも持っていた『あれ』がなくなっている...どこかに落ちてしまったんでしょうか?) キョロキョロ


ーペンション・うみりんの部屋




海未「....」


凛「....ねぇ、海未ちゃん?やっぱり犯人は死んだ希さんなのかな?」


海未「それはありえません....たぶん」


凛「たぶんって....適当だなぁ」


海未「犯人が希さんなら確かに事件の辻褄が合いますからね...動機がはっきりしてますし、ただやはり死人が殺人を犯しているとは...それに怪しい人はまだ居ますし」


凛「そっかそれにさっきの話だと希さんなら真っ先に違う人を狙うもんね」


海未「えっ、それはどういう意味ですか?」


凛「え?だってさ、もし希さんが犯人だとしたら復讐したい相手はあの人なんじゃ......」




海未「!?そ、そうか!なるほど、凛!ナイスアシストです!愛してます!」ダッ


凛「えっ///急に何を...ってどこ行くの!?」


ーペンション・2階穂乃果の部屋





穂乃果「はあはあはあ...いったいどうなってるの....?」


穂乃果「私は何もしてないのに....どうしてこんな目に」


ことり「へぇ、本当にそうかな?」


穂乃果「!?いったいどうやって入ってきたのことりさん!」


ことり「ふふふ、それはね....」



海未「それはこのペンションのマスターキーを使ったんですよね?ことりさん....いや、東條希さん」


穂乃果「!?ど、どういうこと...!」



ことり(希)「!?へぇ、気付く人がおったとはなぁ...」


海未「いえ、確信を持ってあなたが犯人だと分かっていたわけではないんです...ただもしあなたが犯人だとしたらここで待っていたら間違いなく来ますからね」


ことり(希)「ふーん....なるほどね」




海未「考えてみれば簡単なトリックですよね...そもそも初対面の我々があなたの顔を知るはずがない...つまりあなたがことりさんと名乗ればそのまま信じ込んでしまうという訳です」


穂乃果「そ、それじゃ...本当に...」


希「そう、私、いやウチが東條希や...でもなんで分かったん?」



海未「まずこれはささいなことですが、初めてあなたと会った時にあなたはなぜかすでに吹雪になることを知っていた...まぁ、これは事前に調べていたならわかることですが」


海未「二つ目はおそらくあなたの協力者であったであろう花陽さんの『花陽「ええっ!西木野さま!1人での行動は危ないですよー、9人で協力しましょう、ちょっとー!」』というセリフなんかもヒントですね」



希「...そうか...驚いたなぁ、そんなことを覚えてたなんて」


穂乃果「あっ、そうか...」


海未「そうです、我々は8人であるはずなのに何故か9人と言っているんですよ」


海未「そしてそれはあなたがいることを知っていたから、ですよね.」


穂乃果「で、でもそれだけじゃまだ分からないよ」



海未「では、わたしの推測を聞いてください。恐らくこの事件のあらましとそれほど大差はないと思われます」


海未「まず、希さんが殺人を思い立ったわけ...これは明白ですね。例の事故とやらで妹が殺されたと思い込んだからでしょう。希さんがこのペンションのスタッフや無能な警察に対する恨みを持っていても不思議なことではありません」


海未「次に花陽さんが希さんに協力した理由...これは娘であることりさんが人質にでもとられていたのでしょう、花陽さんの部屋を探していたらことりさんが娘だと分かった時は驚きました」


海未「そして花陽さんを操って穂乃果さんのペンションへの宿泊の日を警察などが来れない吹雪の日と重なるように調整した....人気のペンションですから言い繕えば怪しまれることはないでしょう」


海未「この時点ですでにことりさんは殺されていたのでしょうが、希さんは花陽さんに自分をことりさんだと扱うように脅した、こうすれば穂乃果さんにも怪しまれないですからね」


海未「そしてまずはにこさんを殺した...復讐でもあったのでしょうが恐らく周囲の疑いの目を花陽さんに向けるためでしょう」


海未「その後見つかった死体はことりさんのものでしょうね、まさかにこさんの部屋に移動させておいたとは...これでさらに花陽さんへの疑惑を向けさせた」


海未「次に花陽さんを殺した...ただでさえ脅迫されていた上に同じ職場のにこさんが殺されたという事実を突きつけられた花陽さんは限界寸前だったはずです...そんな花陽さんに精神安定剤と偽って青酸カリを飲ませるのは容易いことでしょう、まあ他ならぬ脅してきている人から受け取った物を口にするのは警戒心がなさすぎますが」


海未「そして集合をかけた時に大広間に降りてこない花陽さんを心配したかのように振舞って先に部屋に向かい、花陽さんが常に身に付けていたマスターキーを奪った」


海未「穂乃果さんの部屋を開けて[ピーーー]ために..」


希「うん、まあ細部はところどころ違うけど、だいたい合ってるよ」


穂乃果「な、なんで私を殺そうとなんか..」


希「....ああ!?なんで、やと!あの殺人をお前らが事故として処理したからに決まってるやろ!」



穂乃果「なっ!突然何を...」


希「あれは事故なんかやなかった!明らかにペンション側に管理の問題があった!それなのにあんたら警察はロクに調査もせず不慮の事故として片付けた...花陽やにこから金を受け取ってね」



海未「なるほど、ペンション側としては管理ミスが発覚したらまずいですからね」


穂乃果「ぐぅ...」



希「おかげでウチの両親は離婚、ウチは父親に引き取られたけど....父親も早死にしてこれまでたった1人で生きて来たんや!あんたらに復讐するためにな!」スッ


穂乃果「なっ!包丁!?う、海未さん助けて!」


海未「....」


希「はっ!心配しなくともあんたを殺したらウチも死んだるから安心しな!」


穂乃果「うわああああああ!!」




海未「ーーー絵里さん!」


絵里「ふんっ!」ガシッ


希「うがっ!?な、何を...」


穂乃果「ほっ、助かった...」


海未「...希さんが心中しようとしていることは分かってましたからね、絵里さんに協力してもらいました」


希「な、なぜ....!」


海未「だってこれでは、吹雪が止んで警察が来たらあの死体がことりさんであることなどすぐ分かりますからね。この先の計画がない以上この場で道連れにしようとしているのはすぐわかりました」


希「そんな....ここでおわりならウチは何のために生きてきたんや...」



海未「....酷なことを言うようですが罪を償ってください、どんな事情があっても殺人は犯罪です」


穂乃果「そ、そうだよ!死刑にしてやる!」


絵里「....おらぁ!」ドゴォ


穂乃果「あぐっ!」



絵里「ふん、やっぱりクズね」



希「....くそっ」






海未「.....吹雪が止んだようですね」


ーー
ーーー




凛「ああ、そういえば結局スキーできなかったにゃー...」


海未「そうですね、少し残念でした」


凛「もう当分雪山はこりごりだけどね~」


海未「そうですか?.....あっ、実は懸賞で1泊2日の温泉旅行が当たったのですが...」



凛「もう絶対に嫌!」



ーーーーーーーーーーーーーーー


穂乃果「いやー、疲れたねえ..」


ことり「でもお客さんもいっぱい見てくれてたよ!」


にこ「にこの演技がすごかったからかしらね」



真姫「いや、私の演技よ!」


ことり「うんうん、今回はみんなの頑張りのおかげだったよ!....じゃあ次は2週間後だから楽しみにしててね!」


にこ「.....は?」


凛「ちょっ!待つにゃー!何で勝手に予定入れてるの!?」


ことり「えへへ、たまには、ね?」



μ’s「よくなーーーーい!!」

なんかキャスト通りにやろうとしたら話がめちゃくちゃになっちゃったぜ!
一応花陽も犯人だしことり(希)と希も黒幕だったから許して


というわけでありがとうございました

また違うスレたてるんで勘弁して下され、次はそうだな学園ハンサムとか面白いそうかも

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