苗木「ボクは主人公だ!」(2)
霧切「…どういうことかしら?説明してくれない?モノクマ」
モノクマ「ええ…いや、これはさすがに…予期してなかったっすよ…」
苗木「主人公のはずなんだ!」
舞園「薬でも打ったんですか?」
モノクマ「いや…部屋で1人で頭打っただけ」
苗木「なのにこの特徴の無さ!取り柄が前向きって!取り柄ですらないよ!」
モノクマ「めんどくせー…こんな事態対処する方法はさすがに考えてもなかったわ…」
セレス「…モノクマの口調が変わってませんか?」
苗木「ということで主人公テストだ!」
モノクマ「…」
モノクマ「えー、昨日の夜時間に1人ですっ転んで頭を打ち、気絶。朝になって起こしに行ったら、こんな有様」
朝日奈「主人公なのに取り柄がないって…というか苗木が主人公なの?」
苗木「そのはすだ」
モノクマ「えー、苗木クンや。主人公テストすればいいのかい?」
苗木「うん!」
霧切「…なにをするつもり?」
モノクマ「適当になんかやらせればええでしょう。本来ならボク、こんな面倒な事態なんか無視してたんだけどなぁ…よりにもよって中心の苗木だからなぁ…」
舞園「モノクマがモノクマじゃないですね」
モノクマ「まーいいや。苗木クン。他の男子と一緒に食堂にでもいてくらさい」
苗木「わかった!」
セレス「…?なんですの?これ」
モノクマ「囚われのお姫様」
大神「…この手錠は砕いていいのか?」
モノクマ「ちょ、折角用意したんすからやめてください!校則違反にしますから!」
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