花陽「あれ?猫ちゃん?」 (21)

凛「おはよー」

真姫「おはよう」

花陽「…」

凛「かよちん、おはよー」

花陽「あれ?どうしたの猫ちゃん?迷子?」

凛「え…?」

真姫「花陽…?」

花陽「可愛いね猫ちゃんだねー。なでなで」

凛「あぅ…」

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真姫「は、花陽がそんな冗談って珍しいわね」

花陽「冗談?何が?」

真姫「いや…」

花陽「私はただ猫ちゃんを撫でてるだけだよー」ナデナデ

凛「…」ゴロゴロ

真姫「もう…凛も何か言いなさいよ」

凛「えへへ、猫でいいかもにゃー」

真姫「あのねぇ」

花陽「でもね猫ちゃん?ここは学校だから来ちゃだめだよ?」

凛「え?」

花陽「ほら、お外いこうねー」

凛「え、ちょ、押さないで」

花陽「うーん中々外に出ていかないなー」

真姫「そりゃあね」

花陽「もしかして一緒に勉強したいの?」

凛「え?あ、うん」

花陽「うん?」

真姫「そうらしいわよ」

花陽「すごい!真姫ちゃん猫語がわかるんだ!」

真姫「……うん」

花陽「うーん、でも猫ちゃんの席なんてないよー?」

真姫「あるでしょうが」

花陽「そうだ!私のお膝に座って一緒に勉強しよっか!」

真姫「ふっ、花陽の冗談って面白いわね凛」

凛「…よいしょっと」

花陽「わ、思ったより重い」

真姫「ああもういいわよ…」

凛「ゴロゴロ」

花陽「きゃ、この猫ちゃんすごい人懐っこいね」

真姫「周りの視線が痛いわ…」

花陽「そりゃあ教室に猫がいたらねぇ」

真姫「女の子が女の子を抱っこしてるからよ」

花陽「あ、この猫メスなんだぁ」

真姫「会話になってないわよ…」

真姫「あ、先生がきたわよ」

凛「…」

花陽「…」

真姫「来てもそのままなのね…」

真姫「う、すごい花陽のこと見てる。やばいやばい」

真姫「違うんです私は関係ありません関係ありません」

花陽「先生!猫ちゃんを教室に入れてすいません!」

真姫「いやおかしいでしょ…先生も何が『先生も猫は好きだぞー』なんですか」

花陽「でもお願いします!猫ちゃんと一緒に授業させてください!」

真姫「そんなの無理にきまって……ちょっとしょうがないなって何なのよおい」

真姫「そして何事もなく授業が終わった、と」

花陽「先生すごい優しいねぇ」

真姫「目が腐ってるんじゃないかしら」

凛「にゃーん」

花陽「わぷっ」

真姫「凛何頬ずりしてんの調子のりすぎ」

花陽「あれ?そういえばこの子って首輪ないね。野良かな?」

真姫「立派な家猫よ。パパとママいるわよ」

花陽「うーん、飼ってあげたいけどお母さんがなんて言うか……」

真姫「びっくりはするでしょうね」

花陽「それに猫ちゃんも野良のほうがいいかもしれないし…」

凛「…」

カリカリ

凛『飼って欲しいにゃ』

花陽「すごい!この子文字書けるよ!天才だよ!」

真姫「そうね…」

凛「ペロペロ」

花陽「やーん、くすぐったい」

真姫「もう!なんか……もう!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月13日 (日) 23:32:47   ID: e4xl0hjk

真姫だけがって感じか

2 :  SS好きの774さん   2014年07月14日 (月) 10:36:34   ID: 78IzUzZk

続き読みたい

3 :  SS好きの774さん   2014年07月15日 (火) 00:27:31   ID: rlGbcf_f

ほんとに狂ってんのは誰だろうか

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