連邦兵「安価とコンマで宇宙世紀を戦い抜く」開発主任「月面戦争編、よ」 (966)

前スレ:連邦兵「安価とコンマで宇宙世紀を戦い抜く」オペレーター「0080です!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403188930/)

主人公・連邦兵が安価とコンマで混迷の宇宙世紀を生き抜く安価・コンマを用いたSSスレです
安価の使いどころとしてはこちらで用意した選択肢を決めてもらう時だったり
何かスレ住民の方々に決めてもらいたいことがあった時です
コンマの使いどころは基本的にMS戦における成否・ダメージ判定時のみ

選択肢によっていろいろフラグが立つので安価取る時は慎重にどうぞ
システムなんかは考える脳がないし面倒になるので何も付け足す予定はありません
そういった安価・コンマスレ特有のシステムが好きな方は申し訳ないです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404991211

これまでの時系列 ・その2(その1は前スレ>>3にて)

0080年
3月17日:ジム・カスタムの宇宙仕様試験のため連邦兵・オペレーター両名AEフォン・ブラウン支社へ
3月18日:暗礁宙域における機動テスト
3月19日:月面重力下における機動テスト中にジオン残党のチベ級に遭遇、辛くも逃げおおせる
3月20日:両名AEグラナダ支社へ帰還
3月23日:デ - ト 2 回 目
3月26日:開発主任、地球連邦軍グラナダ基地にて司令と密会
3月29日:元ジオン軍の技術士官オリヴァー・マイ、ガンダム8号機開発計画メンバーに編入
4月26日:ガンダム8号機組み上げ、侵入したMSギャンと交戦・撃破
5月26日:ガンダム8号機、連邦軍へのデモンストレーションを兼ねた月面重力下のテスト終了、完成
    開発メンバーによって『ガンダムn-8《ネイト》』の呼称を預かる
5月30日:月面ジオン残党の討伐隊、『グレイファントム』を中心に結成・出航、ガンダムn-8配属される
6月1日:アフリカ戦線からのHLV撃墜任務を受け月面ジオン残党と交戦、護衛艦隊を殲滅しHLV撃墜任務達成(←いまここ)

登場人物:

・連邦兵
このスレの主人公、名前を付ける予定はない
階級は少尉で真面目なやれやれ系に見えるが実は熱い面もたくさん持つ男。
コロニー落としの津波で家族を失い、打倒ジオンのために士官学校に入隊した。
愛するものは市民の安全とグラナダ月面ピザとガンダム、エリートだけどぶっちゃけ頭はよくない。
かすかながら『ニュータイプ』への革新を果たした、感受性の高まった彼の未来はいったいどうなるのか?

・オペレーター
このスレのヒロイン、出番がやや減りがち。
元は普通の大学生だったが父の猛烈な勧めとコネでなぜか入隊、しかし当人はもう馴染んだようだ。
オペレーターとしては有能、しかし最近よく連邦兵のピザめぐりにつき合わされ…ゲフンゲフンが増えてきているのが悩み。

・連邦兵A
連邦兵の同期で相棒、相当付き合いが長いようで悪友と言うべきか。
狙撃の適性を引き出し、現在はGMにジェネレータを増設し無理やりゲルググJのビームマシンガンを使えるようにしたものに乗る。
長らく出番がなかったが『グレイファントム』のMS隊員として再登場、一発でHLVを狙撃し撃破した。
連邦兵と同様家族をジオンの攻撃で失うが弟と妹は生存しており、ビームを狙い撃つ手はそのためにいつも震えている。
結局のところ割り切って撃ち落とすが、このスレではこいつが一番普通の感性を持っているのかもしれない…

・隊長
サラミス級戦艦『グレゴリー』のMS隊隊長で今は『グレイファントム』のMS隊隊長、頼れるおっさん。
凄腕のMS操縦士だったが戦闘中に左目を失うがその戦場を把握する目は未だ健在、連邦兵たちにいつも的確な指示を出す。
連邦兵の抱える危うさを一番早く見抜いているが果たして彼の言葉は連邦兵に届くのだろうか。

・艦長
連邦兵の所属するMS隊を受け持つ船の艦長。
月面ジオン討伐のために召集され、新たに準ホワイトベース級『グレイファントム』を引っ提げてやってきた。
一年戦争のころからその判断力は凄まじいものがある、頼れるおじさん…あと恐妻家らしい。

・開発主任
アナハイムグラナダ支部の怖いお姉さん、しかしその扱う技術は本物。
嫌なことがあるとよく大声で騒ぐ、しかもめっちゃ怖い、剣幕がカタギのそれではない。
ガンダム8号機開発計画の責任者でもあり、腹の底が見えない司令にはいつも冷や冷やさせられている。
『ガンダムn-8《ネイト》』の名づけ親、8号機にはさらなる強化プランを用意しているらしい。

・司令
地球連邦軍グラナダ基地の司令官、グラナダ生まれのグラナダ育ち。
月面ジオン討伐の提言者でもあり、その命は常に潜伏しているジオン残党に狙われている。
グラナダAE社と提携し自らの愛する街、グラナダを再び平和にせんと尽力しているが…

・元ジオン兵
謎の人物、フォン・ブラウンにてテストパイロットを勤めている。
3スレ目に入っても未だに謎多き人物だが彼の正体は果たして?

・ギャン兵
1スレ目にて生き残ったギャン隊のひとり、階級は少尉。
いつかは隊の全員の敵を取りたいと思い戦い続ける、n-8に対する執着心も芽生え始めた。

・ゲルググJ兵
1スレ目にて連邦兵らのMS隊を圧倒したゲルググJのパイロット、階級は大尉。
残党のエースパイロットのひとりでもあり、その腕は接近したn-8とも互角に渡り合うほど。
彼もまた連邦兵には因縁があるが、その心情やいかに。

現在のガンダムn-8《ネイト》:

メインスラスター
・ヅダの土星エンジン
姿勢制御用スラスター
・ジム・カスタムのメインスラスター
装甲材
・ガンダリウム合金
コクピット
・全天周囲モニター
・リニアシート
武装
・腕部取り付け式マルチ・ランチャー(グレネード弾・閃光弾・拡散弾)
・ツイン・ビーム・スピア
・ジェネレータ直結高出力ビームサーベル(現在取り外し中)
・腰部ガトリングガン
・頭部バルカン
・腕部強制射出装置

ガバガバテンプレは終わったので今から書きます

連邦兵(…隊長が俺を呼びつけるなんて、どうしたんだろう?)スィー

連邦兵(…ここで待ってりゃいいのかな)ガシャン…スタッ

隊長「遅かったな」プシューッ

連邦兵「隊長?用事ってなんでしょうか」

隊長「一度お前とはサシで話がしたかった…まあ来い、部屋にだ」

連邦兵「えっ!?俺…いいんですか?」

隊長「何がだ、いいから来い」

連邦兵「あの…あっ、了解」スタスタ

プシュー…ッ

隊長「士官学校時代に一度お前を見たことがあってな」

連邦兵「ええ、本当ですか!あの頃といったら…」

隊長「やたら元気のない奴だと思ったな、少なくとも喋っているのは見たことがなかった」

連邦兵「その頃はロクに友達もいませんでしたし」

連邦兵「やっぱりAのおかげなんですよね、こうやって普通に話せるようになったのって」

隊長「その原因は…」

連邦兵「ジオンのせいに決まってるでしょ」

隊長「なら今はどうなんだ?」

連邦兵「どうって…」


↓2
00~20 どうもこうも、消えちゃった方がいいでしょう
21~70 別に、戦うんじゃなきゃどうとも思いやしませんよ
71~99 …どうなんでしょうね

連邦兵「…どうなんでしょうね」

連邦兵「あんなのはいちゃいけないとは思ってたんですけど、よくわからないです」

隊長「…何がよくわからなくしたんだ」

連邦兵「何って…なんだかこう、よくわからない感じが…誰だろう、Aからして、それで」

隊長(何を言っているんだ?)

隊長「…何でもいいがとりあえずお前は精神を安定させるべきだ、俺はそれが言いたかった」

連邦兵「俺が…情緒不安定ですか?」

隊長「そういう訳ではない…が、兵士なら戦場の空気に呑まれるなということだ」

隊長「仲間を生かすために動け、あくまでもな」

連邦兵「…肝に銘じておきます」

プシューッ

連邦兵「………」

連邦兵「俺は何言ってんだ?」

連邦兵A「よう…え゛、今お前隊長の部屋から出てきたぁ?」

連邦兵「ああ?うん、撃つのは辛かったよな」

連邦兵A「…なんの話してんだよ?」

連邦兵「いや…え?うん、なんでもないや」

連邦兵A「…んで、隊長とはどういう関係にあるわけで?」ニヤニヤ

連邦兵「隊長は隊長だろ?それがどうして…ええ!?お前そういう事言ってんの!?」

連邦兵A「英雄色を好むとは言うケドなぁ…ソレはないと思うぜ」クククッ

連邦兵「そういう関係とかないからな!冗談じゃないって」

連邦兵A「わかってるってんなこたよぉ」ゲラゲラ

連邦兵「もう…なんつう下品な奴だ」

艦長「後方から敵の反応は」

連邦兵C「ありません、完全に振り切りましたね」

艦長「そうか…一段落だな」

連邦兵B「これからどうするんですか?」

艦長「ひとまずグラナダへ戻り補給を受ける、次の任務はそれからだろう」

オペレーター「すごい戦果でしたよね…」

艦長「初陣でこれだけできれば上等だろうな、…ガンダムの力というのはすさまじいものだ」

艦長「それゆえMS隊をきっちり管理してやらねばならない、わかるな?」

オペレーター「はい、理解しています」

艦長「それならばいい、戦闘配備は解除して休憩にでも行くといい」

連邦兵B「マジすか?それじゃあ俺も失礼させていただきます」

連邦兵(…なんか頭が疲れてる、なんなんだ?この感じ)ガシ

連邦兵(さっさとスーツ脱いで寝よう…きっと戦って来たからだ)ガコンッ…スィーッ

連邦兵(…あれ?更衣室どっちだっけ)


>>44
1.右
2.左

連邦兵(左…だったよな、確か)カチッ…

プシュゥー…

連邦兵「?」

オペレーター「え…?」ゴソ・・・

オペレーター「ええ!?なんっ…ええっ!?」バッ

連邦兵「え」

オペレーター「どういうつもりですか!!入ってるって書いてるじゃないですか!?」

連邦兵「…ええ!?オペレーターさん!!」

オペレーター「見ないで!!出て行ってくださいって!!」

連邦兵「あああっ、その、ごめんなさい!!」カチッ!

連邦兵「…ええ?じゃあ俺が見たのは…え゛!?」

連邦兵(…意外とおっきかった気がする?じゃないんだよ!!)

プシュゥー…

オペレーター(なんで連邦兵さんがあんなこと…)

連邦兵「ごめんなさいっ!!ほんとに!!」バッ!

オペレーター「きゃあ!…ずっと外で待ってて?」

連邦兵「疲れて見間違えてて…その、だけど、ごめんなさい!!」

オペレーター「あ、いや…その」

連邦兵「できることならなんでもしますからっ!!だから…」

オペレーター「…今、なんでもするって言いました?」

連邦兵「へ!えっ…はい、します」

オペレーター「じゃあ…そうですね」


>>53 なんか要求

今度の買い物奢ってください

オペレーター「…んー」ニヤ

連邦兵(何考えてるんだろう…!?)

オペレーター「今度一緒に…一日ずっと、二人で出かけません?それでいいですよ」

連邦兵「え」

オペレーター「ただし、全部連邦兵さん持ち…ですから」

連邦兵「え、え」

オペレーター「ダメなんて言いませんよね」

連邦兵「はいっ!」

オペレーター「約束ですよ?それじゃ」スィー

オペレーター「…あれ、もう怒ってないですからね!」

連邦兵「………」

連邦兵(…え?普通にデートじゃないか!?)

今日はここまでです
というかこのままだとオペ子さんルートまっしぐらですね…

>>83 この安価を拾うのはだいぶ先です
1.RX-78-n[V]-8
2.RX-78-n[X]-8
3.RX-78-n[Z]-8

というわけでガンダムn-8、将来的にはV型装備搭載決定です
実はこれで誰が死ぬかどうか決まりました、続きは19時ごろにまた

別に歴代ガンダムの装備をするってわけじゃないんですがそれは…

V型(Vengeance)装備:MS戦特化型装備
X型(neXt)装備:超高機動型装備
Z型(Zone)装備:ほぼ別物化して可変化 でした

~エリア221宙域 チベ級MS格納庫~

ギャン兵「大尉!あれは…」

ゲルググJ兵「してやられた…お前の言うガンダムだ、護衛艦は全て落とされたようだ」プシュゥーッ

ギャン兵「5隻を…くそったれ!」ガン!

ギャン兵「俺が出ます!大尉の恨みを晴らさなけりゃ」

ゲルググJ兵「HLVも落とされたぞ、護るものもなくなったのに今さら出て行ってどうする!頭を冷やせ」

ギャン兵「しかし…!」

ゲルググJ兵「まだ終わってはいない…これからというわけだ」

ゲルググJ兵「我々にはまだ譲り受けた『例のアレ』もある」

ギャン兵「あのバケモノっすか…」

ゲルググJ兵「お前の言う通りだった…奴は凄まじい」

ギャン兵「あのガンダムは作りかけだったらしいですし…今はもっと」

ゲルググJ兵「そっちではない、パイロットだ」

ゲルググJ兵「最後の瞬間…得体のしれない寒気を感じさせるほど奴の操縦は殺意に満ちていた」

ギャン兵(大尉がそんなに言うなんて…)

ゲルググJ兵「しかし今度会いまみえるときには…必ず落とさねばなるまい」

ギャン兵「どうなるんすかね…俺たち」

ゲルググJ兵「またしばらくは企業の使いっ走りだろうな、情けないことだが仕方あるまい」

ゲルググJ兵「一度仕えた軍は捨てん、上の目的は知らんが最後まで付き合うさ」

ギャン兵「…そういうのいいと思いますよ、俺」

ゲルググJ兵「そうか」

~翌日 グラナダ2番港泊地~

司令「よくやってくれた、感謝するよ」

艦長「いえ…MS隊がやってくれたのです」

司令「ガンダムの力か…」

艦長「…お言葉なのですがやはり単艦での運用は準ホワイトベース級とはいえ難しいと判断します」

艦長「ですから」

司令「言いたいことはわかっている、しかし今回は機動力優先ゆえの単艦出撃だったのだ」

司令「今後はサラミス級2隻をつける、残党とて侮れん戦力があるというのは今回で理解できたからな」

艦長「ありがたいです…」



???(…来たぞ)カチャ

???(しくじるわけにはいかん、隣のはお付きか?しかし確実に仕留める)

DQN2「っ」バッ…ズダダダダッ!

艦長「なに!危ない!」グイッ

司令(…予想はしていたが、来たか!)ドサッ

ダァンッ!

DQN2「ごあ」ドサァッ

DQN3(向こうも護衛を…計画が漏れていたのか!?)バッ

守衛「敵を逃がすな!司令、無事ですか」グッ

司令「ああ…予想通りだ」スクッ

艦長「これはいったいどういう!?」

司令「考えればわかることだろう、私は命を狙われている…グラナダのジオンにだ」

艦長「そんな…連邦が目障りだと?」

司令「そうだ、私の存在が…だ」

司令「このような手に出る奴らがいる限りグラナダの平和はありえん…」

司令「そのための示威が残党討伐作戦だ、連邦と…AEは奴らの存在を認めない」

艦長「AEが…それは一体どういう」

司令「…失言だ、忘れてくれ」

司令「私の命が尽きるまでに月からジオンを追い出さねばならん…わかるな」

艦長「はい…」

司令(示し合わせたようなタイミングだ、このような強硬策に出るとは…報復か脅しのつもりか)

司令(負けるわけにはいかんな、このような手を取る者共…すでに私も手は打ってある)

司令(必ず炙り出して表に晒してやる、それまでに私を殺せないようなら覚悟しておけ)

DQN3「ぐあ…っ!?」バチィン

守衛2「拘束した!貴様…」ガシッ

DQN3「っ」バッ…カチッ

守衛2(全身に…爆弾だと!!)

ドガアアアァァァァンッ!!

艦長「爆発!?」

守衛「…恐らく機密保持のために自爆したんでしょうね」

司令「ここまでやるものか…」

守衛「ああいう奴らはそうせざるを得ない…ったく」

守衛3「隊長!守衛2が…」

守衛「…巻き込まれたんだろう」

司令「すまない」

守衛「守れっつったのはあんたでしょうに…これだから」

はて、AEさんはジオンの残党とはズブズブだったはずでは

秘書「司令」スタッ

司令「何か」

秘書「AE社グラナダ支部との会談の予定、いかがなされます?」

司令「予定通り行う、留まってはいられん」

秘書「そのようにします」スタスタ

艦長「…我々は何と戦うのですか?」

司令「ジオンだ、それ以外あるまい」

艦長「その裏のことですよ」

司令「…いずれわかるだろう、いずれな」スタスタ

艦長(…これが残党狩りだと?バカな、これは戦争だ)

開発主任「爆発騒ぎぃ?」

整備兵「そうみたいです」

開発主任「ほっときなよそんなの、それよりマルチランチャーは改修しなきゃなんないし…何よりコレよ」ピッピッ

開発主任「直結ビームサーベル、エネルギー確保…どうしよっかなあ…」ハァ

フォルド「おーい!5号機どうなってるー!?」

整備兵2「弾薬補給終わってますよー!」

フォルド「そりゃよかった…姐さん?どうした」

開発主任「誰が姐さんよてめえ!!ぶち転がすわよ!?」キッ

フォルド「うわ!ちょっ落ち着けって!!」

フォルド「…だってうちのMS隊の奴らはそう言うぜ?連邦兵の奴はどうか知らねえけど」

開発主任(あいつらの推進剤抜いてやろうか…!?)

フォルド「これ何だ?…エネルギー確保ぉ?」ジーッ

開発主任「そうよ、ジェネレータ直結ビームサーベルのね…安定こそしてるんだけど」

フォルド「………」

フォルド「…これ、心当たりあるっちゃあるぜ」

開発主任「マジ!?」

フォルド「ただあれは使っていいもんじゃねえんだけど…ビームサーベル程度ならどうなんだろうな」

開発主任「何よそれ?もったいぶらないで言いなさい」

フォルド「…『メガ・ビーム・ランチャードライブ』っつってな」

今日はここまでです
安価スレなのに1回しか安価を投げない屑


>>114さんの疑問については
AEだってそりゃあまず勝ち馬の連邦のシェア確保に走るだろうなあってことで『現状は』連邦寄りという設定です
ついでに他の対抗企業も潰せれば万々歳でしょうしね

開発主任「…なによこれ」ピッピッ

開発主任「G04ガンダム4号機…巨砲メガ・ビーム・ランチャーを搭載」

開発主任「外部エネルギーパックと合わせてメガ・ビーム・ランチャードライブを行う…こんなのが運用されてたなんて」

開発主任「めちゃくちゃよこれ、…案の定失敗してるじゃない、死人まで出して」

フォルド「………」

フォルド「…相棒の無茶にヘソ曲げちまったらしくてな」

開発主任「相棒…?あんたの機体はガンダム5号機ってそういうこと?」

開発主任「なんでそんないわくつきの武装をあたしに教えたのよ」

フォルド「軽い気持ちだったんだよ、…んだけど」

フォルド「思い出したら――またちょっと怖くなっちまったな、ちくしょう」

開発主任「あんたの気持ちを汲むのであればできるだけ使わないであげたいんだけど」

開発主任「…現状、この形式しか思いつかないのよね」

フォルド「わかってるよ、使うぐらいでぎゃあぎゃあ言うほどガキじゃないって…ただ、できるだけ使わせないであげてくれよ」

開発主任「…んま、私の手にかかれば大丈夫だって」

開発主任(しっかしこのエネルギー数値…こりゃTBSの流用パーツなんかじゃ出力機がもたないわね)

開発主任(専用の出力機作んないとぶっ壊れるわ…なんにしろ大改造必至ね、はぁ)

マイ「主任さん、例の量産計画ですが」

開発主任「わかってるって、あれがキモだもんね」

開発主任「路線は変えないわ、エンジンと各部スラスターは既存のGMと簡単に交換できるように連邦規格にきっちり合わせて」

開発主任「腰部の取り付け式ガトリング・ユニットの設計も図面引いてあるからグラナダ支社に送っちゃって、量産待ったなしよ」

マイ「20機という少数の分だけとはいえ連邦に土星エンジンが渡る事となるとは思いませんでしたよ」

マイ「陸戦型ガンダム…あの機体で得ているリミッターの技術も役立ちました、GMでもオーバーヒートしないで済みそうです」

開発主任「エンジンとスラスターを大出力のものに換装、あとはガトリングだけつけて簡単カスタム機ってわけ」

マイ「GMのカスタム機『GM[+8]』…ジムパチといったところでしょうか」

開発主任「なんかマヌケな響きね…」

マイ(MSも携行できる…あんな対艦用の大出力ビーム砲を一年戦争時にすでに完成させていたとは)

マイ(ジオンの敗北は必至だったのか?いや、彼らの懸けたモノは決して無駄ではない)

~グラナダAE社 応接間~

支社長「お待たせしました」ガチャ

司令「…お初にお目にかかります」

支社長「そうかしこまらないで下さい、では座って話をしましょうか」

司令「ええ」スッ

支社長「ウチのガンダム再開発計画にずいぶんと出資をしていただいてありがたい限りです」

支社長「そうして今度はその部門の…MS用換装装備も買っていただけるとのことですが」

司令「その通りです」

支社長「こうしてお得意先ができたとすれば開発計画も儲けものです」

司令「…軍属なもので失礼な言葉しか頭に浮かびませんが、支社長」

司令「私はそんな話をしに来たのではありません」

支社長「…わかっていますよ」

司令「こうしてあなたと話をしようというのは他でもない、頼み事のためです」

支社長「何の話です?」

司令「ジオン残党への援助を全て止めていただきたい」

支社長「…どういうことでしょうか?私には見えてきませんが」

司令「秘書」

秘書「はい」ピッ

支社長「…!どこでこれを?」

司令「さあ…とにかくこの書類データから見えることは不鮮明な巨額の資金の動き」

司令「流れをすべて追わせていただきました、ここから言いたいことは…聡明なあなたならわかるのではないですか?」

支社長「…わかった、その頼みを受けよう」

司令「それでこそです」

秘書「よろしいのですか?」バタン

司令「これでいい、手綱はすでに握ったも同然」

司令「遅かれ早かれ彼は破滅するだろう…最大限に使わせてもらうまで」

司令「それに本社の方もそのうちに気付くはずだ、まずは連邦とのつながりをより強固にせねばならないと」

秘書「うまくいくのでしょうか」

司令「さあな…だがこれでグラナダに敵はひとまず1つがいなくなる」

司令「あとはAEと敵対する各企業…か」



支社長「やはり…こうなったか」

部下「しかしこれでは私達は!」

支社長(連邦を裏切ってもジオンを裏切っても…報復はどんな形であれ必ず来る、どのみち私に命はないというのか!)

支社長(どうしても…私だけでも身を守らねば…!)

~グラナダ宙域 チベ級~

ジオン兵1「例の増援MA来ました!」

チベ級艦長「よおし牽引ワイヤー撃て!直ちに収容」

バシュバシュッ!ガチンッ…

ギャン兵「遠くのドロス級からご苦労なこった…こいつがあの化け物モビルアーマー」

ゲルググJ兵「確かに…銀色の化け物とでも言いたいな、こいつは」

ザクレロ改「」

ギャン兵(パイロットがどんな顔して乗ってんのか見てみたいぜ)

ゲルググJ兵「艦長、これを我々の艦で運用する目的は?」

チベ級艦長「企業側からの依頼だ、AEの物資輸送を破壊しろと…まったく無茶をさせる」

ギャン兵「アレでですか?あまり速そうに見えませんが」

チベ級艦長「速いのだよ、フラナガン機関の遺産とでも言うべきか…隠密性を考慮してあれは単機で運用する」

~5日後 『グレイファントム』ブリッジ~

艦長「輸送船が撃墜…か」

オペレーター「恐らくジオン残党のテロ活動だと思われます、…民間人にも容赦ないなんて、ひどい」

艦長「言わずともわかっている、艦は出さずMS隊を2機行かせる」

連邦兵C「なぜです?少ないのでは」

艦長「情報によれば撃墜時近辺で検出された熱源はひとつのみ、単独での行動だと思われるからだ」

艦長「それに攻撃はかなり遠くからだった、向こうも索敵に優れている…叩くためには気づかれるわけにはいかん」

連邦兵B「では編成はどのようにします?」

艦長「遭遇戦に強いn8の連邦兵少尉と…そうか、01の新たな機体のジム・コマンドは+8装備に換装中か」

艦長「狙撃に強い02のジム・スナイパーⅡ、連邦兵Aに行かせろ」

オペレーター「5日でこんなに大がかりな補給が行われるなんて…」

連邦兵B「こんな豪華なMS隊他にありますかね」

艦長「基地でくすぶっていたものを借りただけだろうに」

オペレーター『両名ただちにMSに搭乗、定刻までに出撃準備完了させてください!』

連邦兵「出撃ですかっ!?」プシューッ

オペレーター「え、こっちに来るんですか!?」

連邦兵「たまたま近かったから…」

艦長「君たちには不明機の撃墜任務を行ってもらう、敵は単機だが侮るな」

連邦兵「了解!」プシューッ

オペレーター「連邦兵さん…」

艦長「彼は信頼できる、だからこそだ」



~MS格納庫~

ジムスナⅡ「」

連邦兵A「こいつの調整終わってるんすよねえ!?」

開発主任「ロングレンジ・ビームライフルは積んでないわよ、無いから!今までのアレでいいんでしょ!?」

連邦兵A「ありがとうございまーっす!!…さて、いっぺん動かしたとはいえこいつじゃ初実戦だぜ」プシューッ

連邦兵『準備できてます!…あれ、これどっから出るんですか?』

オペレーター『ガイドは…格納庫からそのまま出て上部ハッチから出てもらってかまいません』

連邦兵A『それでいいのかよ…まあいいや』

連邦兵A『02、出るぜ』ガコンッ

ジムスナⅡ「」ガシンガシンガシンガシン…ヴオオオォォォォッ!

連邦兵『n8、いきます』ガコンッ

8号機「」ガシンガシンガシンガシン…ドヒャアアァァァッ!!

連邦兵(…?この感じは)

↓2 12~24で???

連邦兵「…?」キョロキョロ

連邦兵(気のせいなのか?俺と…別の宇宙がつながった気分がした)

連邦兵A『こいつぁ最高だぜ!遅れんなよオイ!』ググッ

連邦兵『あっ、待て!』

8号機「」ヴァオッ!

連邦兵『………月の上に来たな、Aはその新しいスコープでなんか見えるか?』

連邦兵A『待ってろ…』カチッ、ジャコン

ジムスナⅡ「」ガシュン…


↓まずは索敵
コンマ00~50 特になし
コンマ51~90 商船がいる
コンマ91~99 発見

連邦兵A『…わりと遠い、領海の外だが商船がいるぜ』カシュン

連邦兵『そこを張ってれば来るかもしれない、コンタクトを取るか』

連邦兵A『だな、どっちがいい?』

連邦兵『…え?お前がやればいいじゃないか』

連邦兵A『お前の方が受けよさそうだろ』

連邦兵『ったく…この回線でいいかな』カチカチカチカチ

連邦兵『こちらは地球連邦軍のMSです、そちらの商船を護衛します』

商船『どういう訳ですか?』

連邦兵『正体不明のジオン残党の機体が商船を撃墜して回っています、テロ活動を未然に防ぐためです』

商船『了解しました、許可します』プツッ

連邦兵A『な、お前の方がすんなりいく』

連邦兵『変わんないよ』

↓ 25~37で???

連邦兵A「…さて、来るかね」

連邦兵(なんだ…さっきからどうも落ち着かないぞ?)

――ズビャアアァァッ!!

商船1「」ボボボジュゥッ…!ドオオォォンッ

連邦兵A『ビーム!俺の後ろかよ!』

連邦兵(来たか!)グッ

ザクレロ改「」ドバオオオオオォォォォォォッ!!

連邦兵A『なんだアイツ…デカいし速いぞ!』

連邦兵(ソロモン宙域みたいな…モビルアーマーなんだな!?)

ザクレロ改「」ヴァァァッ!

連邦兵(ビーム!)ググッ


↓(拡散メガ粒子砲はザクレロの元設定的になくなり収束型になりました)
コンマ00~50 回避
コンマ51~63 『直感』
コンマ64~90 軽被弾
コンマ91~99 MS部位損傷

連邦兵(ネイトには当たらない…けど)ガゴン

8号機「」ドヒャア!

連邦兵A『このままじゃ商船がやべえ…!』

連邦兵『じゃあこうしよう!追いつける俺が引き離して、お前が商船を守って撃つ!』

連邦兵A『それでいくか!』

ザクレロ改「」ゴオオッ!!

連邦兵(今から追えば後ろにつける!)ググッ

8号機「」ドオオオオォォォォォッ!!

連邦兵(くらえ)カチッ

8号機「」バルルルルルルルル!!



コンマ00~50 回避
コンマ51~63 『直感』
コンマ64~90 軽被弾
コンマ91~99 MS部位損傷

ザクレロ改「」ガヂヂヂッ…!

連邦兵(かすっただけだ…!)

ザクレロ改「」ギャオン!ゴォッ!!

連邦兵(反転した!あれは大型のヒートホークだと!?)

連邦兵A「く…速すぎる、撃てねえっ」ピピピピピピ

連邦兵(…それならば!!)カチカチッ!ガコンッ!

ザクレロ改「」ヴヴヴヴヴッ!!

8号機「」バヒュゥッ!ヂヂヂヂヂッ…

???「…!」

連邦兵(…うまいこといった、機体を水平にしてようやくギリギリ避けられた…まだ追わないと!!)ググッ

8号機「」ドワアアアァァァァ!!

あ、言い忘れてましたが『直感』でも徐々にNTレベル上がります
ゾロ目が一番上がりやすいんですけどね

連邦兵(装備は割れた!ガトリングじゃ牽制にならない…それじゃあ俺だけでやるには)

連邦兵(ビームを避けて、返す刀で一撃で仕留めるしかないっ)

連邦兵A「く…!」カチッ

ジムスナⅡ「」バシュゥーッ!!

ザクレロ改「」ヂヂヂッ…!

連邦兵A『速すぎる!』

連邦兵『無理か…!なら』ググッ

8号機「」ドヒャアアァァァッ!!

ザクレロ改「」ヴァオオオォォォォッ!!

連邦兵(見切る!)


↓ 判定は両方
コンマ00~50 回避
コンマ51~63 『直感』
コンマ64~90 軽被弾
コンマ91~99 MS部位損傷

連邦兵「…う゛あ゛っ!!?」キィィィンッ

???「…!!?」

連邦兵(こ、こいつ!?こいつは俺なのか!?)

???「…あ、ああああ」

連邦兵「お前!!」ガァンッ!!

8号機「」カシュンッ!ヴヴンッ…

ザクレロ改「」シーン…

連邦兵A『おい!動きを止めたのか!』

連邦兵『…俺が苦しんでいるの!!』

連邦兵A『何言ってんだよ!く…』カシュンッ

連邦兵A(落とす!)ピピピピ



00~60 回避
61~90 MA部位損傷
91~99 ???

連邦兵A「っ」カチッ

ジムスナⅡ「」ビィィイイイ…ッ

ザクレロ改「」バジュッ!ヂヂヂヂヂヂ…

連邦兵A『しゃっきりしろ!左腕を落とすのが精いっぱいだ!』

連邦兵「…は!」

連邦兵(俺はあいつ?俺は…敵、目の前だっ!!)

ザクレロ改「」ボッ…

連邦兵「何ぃ」ゴシャアァッ!!

連邦兵A「体当たりしやがった…!」

???『あ゛あああああああああ!!!』

8号機「」グググググ・・・ッ

連邦兵(接触…っ、回線、なんだこのパイロットは…っ?)

連邦兵(こんな金切り声…こんなの、女の子のものだぞ!?こいつが敵なのか!)

↓11~23 『直感』

連邦兵『止まれええええええぇぇぇぇぇ』ガコンッ!!

8号機「」ガギギギギギ…ッ!!

連邦兵A(推力だけで押し合ってやがる…!)

連邦兵「うお゛あああああ!!!」ガンッ!!

8号機「」グワァッ!!

ザクレロ改「」メキィ…ッ!!

???『あ…あ』

連邦兵(めりこんだな!?)バチンッ!!

[警告 腕部強制射出装置作動]

8号機「」バキンッ!ズゴゴゴゴゴゴ…


>>214
1.上
2.前
3.下

3↓ァ

連邦兵「いけえええっ!!」

[射出]

ボ シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ッ ! ! !

ザクレロ改「」ゴオオォォォ…

ズドォォォォンッ!!ドォンッ!ドゴゴッゴゴ…

連邦兵A(ブッ刺した腕で下に推進力を持たせて…月面をこすらせやがった)

連邦兵「はーっ、はーっ、はーっ…!」

連邦兵『俺はあいつを追いかける!あれなら中の奴は気絶してるはずだ!』

連邦兵A『え、お、おう!』

8号機「」ドヒャアアァァァッ!!

連邦兵A(…お前、ニュータイプってヤツなのか?)

今日はここまでです
まさかこれで+41とは…

今日はあんまり時間取れないのでこの安価だけ投げておきます

>>236
1.施設強襲用連結増加装甲W型
2.全領域対応強化武装パッケージY型

2

W型はWreckingでした、こちらが選ばれたら4基の惑星間航行用ブースターと12本のプロペラントタンクを接続して超高速で敵基地を強襲する展開になる予定でした
なんでWreckingかと言うと次々にタンクもブースターもパージするからです
ウェディングドレスをn-8に着せたような外観からWeddingの意味も含まれています

Y型はeYe of eYe『目には目を』で…こちらは選ばれちゃったので意味だけ言っておきます
それでは再開します

8号機「」ヴァォオオオオ…ッ

連邦兵(左腕が…肘部分から下はない、AMBACが取りづらいが)

連邦兵(あれじゃロクに動けないはずだ、再起動したとしても…!必ず)グッ

連邦兵(…殺すのか?俺が女の子を?)

連邦兵(そんなことでいいのか)

連邦兵(…そんなことしていいのか)



01~13 『直感』

>>247
1.(死なすしかないだろ)
2.(…とっつかまえるだけなら)
3.(このまま放っておくべきなのか…?)


ぶっちゃけYは苦しいのはわかってるんですけどYからは微妙な意味の単語しかなかったんです
どうしてもVWXYZで揃えようと思ったらこうなりました

1

連邦兵(…俺は連邦軍でガンダム乗りだぞ)

連邦兵(死なすしかないだろ)

8号機「」ゴオオオォォォ…ッ

連邦兵「…いた」ピピッ

ザクレロ改「」

8号機「」ゴオオォ…ガシィ、ン

連邦兵「…かわいそうだが、斬るぞっ」

8号機「」ヴン…ブオンッ!


↓3まで
14~26 『直感』
ゾロ目 ???

ザクレロ改「」バヂヂヂヂヂヂィッ!!

連邦兵「…うう!?」

《――――よくも》

連邦兵(こっ…なんだよ、まやかすな!!)ズキン

ボッ…ドドオオオオ…ン

連邦兵「………」

連邦兵『…やったよ、落ちた』カチッ

連邦兵A『はー…任務完了、だな』

連邦兵(恨み辛みを重ねたとこで…敵を殺さないわけないよ)…チラ

連邦兵『そっちに戻るよ…』

連邦兵A『了解』

ドォオオオオ…ッ







《――――よくも…こんな人生にしてくれた…!!》

~『グレイファントム』MS格納庫~

連邦兵A「案外楽に終わった方じゃねえか?MA相手取ったんなら」プシュー

連邦兵「………」スィー

連邦兵A「お、お…い?」



連邦兵「………」プシュゥー、ドサ

連邦兵(何も考えたくない)バサッ

連邦兵(ただ…寝ていたい)

・・・アハハハッ

連邦兵(…!?)

《こっちへおいでよ…》

連邦兵(…嘘だ!!お前は真っ暗闇の中にいる、騙されないぞ)

《そうしたのはダレ?》

連邦兵(お前は…!)ハァ…ハァ

連邦兵「はっ、はっ、はっ…!!」ガチガチ

《――おいでよ》

連邦兵「――ぁ゛」ドサ…



フォルド(…開きっぱなし?ここアイツの部屋だろ)

フォルド「おーい、ちゃんと閉め…」

連邦兵「」

フォルド「…!?誰か!誰か医者呼んで来い!!」

ザワザワザワ

フォルド「連邦兵が!倒れてるんだよ!」

連邦兵A「…はあ!?」

隊長(何が起きた…!?)




医者「…身体的には何も問題はない、ただの過呼吸だな」

連邦兵A「よかったな…」

オペレーター「連邦兵さん!?倒れたって本当なんですか!!」ドンッ

隊長「押すな、あいつは大丈夫だ」

オペレーター「それなら…いいんですけど」

医者「ただこれから頻繁になるようであれば過換気症候群とみなすことになるだろうな」

フォルド「…何があったんだろうな」

医者「本人が目を覚ましてから訊くのが早いが…君たちは集まりすぎだ、病人は大事に扱わせてほしい」

隊長「あいつを頼むぞ、俺の眼みたいにはいかん」

医者「わかっているさ、ほら散った散った」

連邦兵「………」ムク

医者「早いな…落ち着いているか?」

連邦兵「ええ、大丈夫です」

医者「それならいい、顔色も悪くはない」

連邦兵「自室でゆっくり寝ますよ」スッ

医者「何かあったらすぐに来るといい」

連邦兵「はい」プシュゥー



連邦兵(…何のつもりか知らないけどな)

連邦兵(死んだやつに何も言われる筋合いないんだよ)ガコンッ…スィー

一回心停止しちゃったのか

~チベ級 ブリッジ~

チベ級艦長「…あのMAが落とされるとは」

ギャン兵「やったのはガンダム…あの野郎、また」

ゲルググ兵「艦長、これからどうなさるのですか?」

チベ級艦長「………」ギリッ

ジオン兵1「艦長、月面企業連側から映像通信です」

チベ級艦長「…通せ」

『お初にお目にかかります、企業連代表、ハービック社CEOの~~です』

チベ級艦長「我々のスポンサーであるとはいえ…あなたのような方がなぜこの艦に直接通信を?」

『それほど重要な要件なのですよ』



『我々はとうとう全面的に戦争の準備をしなければならないのです』

暑いので今日はここまでです
月面企業連はハービック社、一部ツィマッド社、ガーベイ・エンタープライズなどなどそりゃあもうすごい数の企業で構成されてます
それもこれもアナハイムが企業連を圧倒する力を防ぐためです

×企業連を圧倒する力を防ぐ
○企業連を圧倒する力を『持つのを』防ぐ

>>263さんはおそらく連邦兵が一度死んだと考えているようですが言い方が悪かったですね
マグネットコーティングは一年戦争以降次々にMSに対して使われたようなのでたぶんしてると思います(適当)

>>281 どこまで飛ばす?
1.1週間後(オペレーターさんと…)
2.3ヵ月後(?)

1

オペレーター「連邦兵さーんっ!!」カチカチカチ

ビーッビーッビーッビーッ!

連邦兵「なあ!?」ガバッ

連邦兵「今出ますからっ!!」ダダダダッ

プシュゥーッ

連邦兵「はいっ!!」ズイッ

オペレーター「ええ!?わ、ちょっと…近いですよ」

連邦兵「あ、すいません…」

オペレーター「…なんですかこの部屋!こんな散らかしてるのはじめて見ましたよ」

連邦兵「え…ああ」

オペレーター「おまけに着替えてないでしょう!?最近艦の中でほとんど見ていないってみんな言ってますよ」

連邦兵「…怖くて」

オペレーター「怖いじゃないですよ!ちゃっちゃと身支度してください、片付けますから!」ガサガサ

連邦兵「身支度…?」

オペレーター「覚えてないんですか?せっかくの休みですよ、約束を」キュッ

連邦兵「…あっ!!」

オペレーター「思い出しましたよね」

連邦兵「………」ハァ

オペレーター「なんだか口数も少なくなりましたよね」

連邦兵「そんな事…」

オペレーター「約束は約束ですから、早く準備してくださいっ!」

連邦兵「あ、はいっ」

プシュゥー

連邦兵(トイレ…)スタスタ

連邦兵A「おう…久々に見たなお前」

連邦兵「………」

連邦兵A「…キャラが昔に戻ってんぞ」

連邦兵「…うん」スタスタ

連邦兵A「…はァー、この調子じゃ戦闘に出たら死ぬんじゃねえか」

隊長「あいつは割り切れる人間だ、しかし…痛々しいな」

連邦兵A「信じられますかこれ、士官学校時代はいっつもあんなんだったんすよ」

隊長「…よく付き合い切ったな」

連邦兵A「なんだかんだで付き合いいいっすもん」

オペレーター「よし!じゃあ行きましょうよ」

連邦兵「………」

オペレーター「どこ行きたいんですか?」

連邦兵「ピザ!」クワッ

オペレーター「…決まってますよね、でも昼には早いですし」

連邦兵「…ん」コク

オペレーター「じゃあ…ええと」

連邦兵「………え」

オペレーター「考えてるワケ…も、ありませんよねえ」

連邦兵「…映画館…とか」

オペレーター(考えてたんですか)

オペレーター「…ベタですね、でもそういうのいいですよね」

オペレーター「じゃ、行きましょう」ギュ

連邦兵(手…)スタスタ

~グラナダ2番都心~

連邦兵「………」スタスタ

オペレーター「ところでこの服…どうですか?前に買ったの、着てきちゃいました」

連邦兵「…かわいいですよ、すごく」

オペレーター「…えっ、それは」

「「………」」スタスタ

オペレーター「あの、どうして話が続かないんですか?」

連邦兵「その、ごめんなさい」

オペレーター(急に謝られても…連邦兵さんってこんな人だったっけ)

連邦兵「…イメージ、違いました?」

オペレーター「え?え、えっ」

連邦兵「…あれ」

オペレーター「…エスパーさんなんですか?」

連邦兵「いや、全然」

連邦兵「…あれですよ」

オペレーター「なんですか」

連邦兵「手をつないでた分、思考が伝わりやすいというか」

オペレーター「…ぷっ、ほんとにエスパーなんですね」

連邦兵「そういう意味じゃ」

オペレーター「何考えてるか、わかります?」ジッ

連邦兵(え…)

連邦兵「…ピザが食べたい、とか」

オペレーター「それはあなたの考えでしょ」

連邦兵「…ぷっ、そうですよね」

オペレーター「あっ!今日初めて笑いました」

連邦兵「?」

オペレーター「連邦兵さんがエスパーなのかは知りませんけど」

オペレーター「最近元気ないみたいなので、もっと笑ってほしいです」

連邦兵「オペレーターさん…」

オペレーター「わかります?」

連邦兵「…わかりますよ、がんばります」

オペレーター「それで、なんで元気ないんですか?」

連邦兵「幽霊にうなされるんです」

オペレーター「そっ、…ぷっくく、それは大変ですね」ケラケラ

連邦兵「笑い事じゃないんですって!」

オペレーター「わかりました!じゃ、幽霊なんて気にしないぐらい元気出しましょう」

連邦兵「…はいっ」




『愛しているんだああああ!!君をぉぉおおおお!!』

オペレーター(わ、これって…!こういう映画にはつきものだけど)

オペレーター(いざ隣に男の人がいるとなると…)チラ

連邦兵「…かっ、…くぅ」フラフラ

オペレーター(寝てる)ガクッ

オペレーター(…しょうがない人だなあ)

オペレーター「連邦兵さーん」ボソボソ

連邦兵「…んあ」パチ

オペレーター「…肩、貸しますよ」

連邦兵「…んん、ありがとぅ」トサッ

オペレーター(重い頭だなあ)

オペレーター(…あー、でもわからなくもないかも)

オペレーター(こうやって頭同士くっついてたら、ほんとに考えもわかるのかなあ)

《……い、………――》

オペレーター「えっ?」

連邦兵「は」パチッ

連邦兵「あれ?あ、ああ!すいません、肩」

オペレーター「え?いいですよそれぐらい」

連邦兵「どうも眠くなって…」

オペレーター「恋とかって興味ないんですか?」

連邦兵「なっ…そりゃ!その、ありますけど」

オペレーター「じゃあ次行きましょう次、どこがいいですか?」

連邦兵「そうですねえ…」

~とあるバー~

連邦兵「むぐ」パク

連邦兵「もっ、むっ…ふう」モキュモキュ

連邦兵「よおし!!」グッ

オペレーター(何がよいんですか)

マスター「久々だな、前は週7ペースだったろ」

連邦兵「ちょっと事情がありまして」

連邦兵「…オペレーターさんはピザ、食べないんですか?」

オペレーター「………」

連邦兵「あっ、ごめんなさい」

オペレーター(察された…こんなみじめなことってあるの?)

今日はここまでです
↓3まででゾロ目か00~12出ればなんか言います

では今日はこれで

オペレーター(それにしても・・・)

連邦兵「む、ぐっ!?ごっ、え゛っ」ゴホゴホ

マスター「落ち着け」

オペレーター(どこに入ってどこに消えてるんでしょうね、あれだけ食べてぜんぜん太らないなんて)

オペレーター(…まあ、そんなことはいいんですけどね)

オペレーター「いっぱい食べる連邦兵さん、好きですよ」ニコ

連邦兵「へっ?ありがとうございます…えっ!?」ゴクゴク

連邦兵「…今好きって言いました!?」

オペレーター「そうですけど」

連邦兵(そんなサラッと…どう答えればいいんだ俺!)


>>328

それって・・・

あ、そういう意味ですか....

連邦兵「それって…ほんとにそういう意味ですか!?」

オペレーター「それ?それってどういう」

連邦兵(お、俺…俺もオペレーターさんがっ)

連邦兵「あっ、あっ、あの…!俺も!」

オペレーター「…え!そういう!?」

連邦兵「俺もオペレーターさんが好きです!大事にしたいですっ!!」

マスター「ヒュウ」

連邦兵「だからっ!そっ、その…」

オペレーター「え、あ、あの、わたしは」

オペレーター「…わたしは」


>>333

こちらこそよろしくお願いします

オペレーター「…付き合ってくださいとか、そういう意味ですか?」

連邦兵「はいっ!!」

オペレーター(…連邦兵さん)

オペレーター「あ、あの…私、さっきも言ったんですけど」

オペレーター「いっぱい食べるあなたが好きで、同じ場所で働くあなたが好きで…」

オペレーター「一緒に悩んでくれたり服を見てくれる連邦兵さんが好きで…!だから」

オペレーター「…こちらこそ、よろしくお願いします」

連邦兵「ほっ…んとですよね!」

オペレーター「…はい」

連邦兵「…やったあ!あははははっ!!」ダキッ

オペレーター「ちょっと…恥ずかしいですって」

マスター「…あ゛ー」

連邦兵「え゛っ!?」

マスター「あのな、熱いんだよ」

連邦兵「あ…ご、ごめんなさいっ」

オペレーター(そ、そうだった…!店の中だった!)

マスター「記念すべき日に立ち合ってるんだから式には呼べよな」

連邦兵「はいっ!!」

オペレーター「はいじゃないですよお!!」




ギャン兵『あれが撃墜された地点はここか?』

ゲルググJ兵『そのようだ、見えるだろう』

ギャン兵『…ひでえな、あんまり派手に吹っ飛んでる場所はねえがコクピットはドロドロだ』

ゲルググJ兵『生きてはいないだろうな…3人のうちの1人がこうもたやすく…』

ゲルググJ兵『機体はかろうじで…だが、パイロットは貴重なニュータイプ戦力だったが仕方あるまい』

ビグロ改「」ドォォォォォ…ッ

ギャン兵『…その回収を同じ場所にいたニュータイプにやらすってのも、なかなか悪趣味って感じっすね』

ゲルググJ兵『仕方あるまい、余裕がないからな』

ビグロ改「」ガシィン…ッ

ゲルググJ兵『そのまま艦まで牽引しろ』

NT子『…了解』



《――こっちだよ》



NT子(…?)

《ここだよ》

NT子(何…?)

NT子(呼ばれている?)カチ…プシュゥッ

ギャン兵『…おい?何やってんだ、仕事しろ!』

NT子(ここはコクピット…誰?)

NT子(私を呼んでいるのはいったい誰なの?)

《わたしは知ってるよ》

NT子「…!!」

《思い出して、わたしはあなたの友達》

《自分を引き出して、閉じ込めないで》

NT子「あ…ああ!?」

《わたしに力を貸して》

NT子『あなたは!!わたしの…っ!!?』

ゲルググJ兵『どうした!?』



《――彼を連れて行く力を》

NT子『わたしは…!そうだ、わたしは!』

ゲルググJ兵『おい!応答しろ!!』

NT子『………』

ゲルググJ兵『落ち着いたか』

NT子『…問題ありません』

ギャン兵『お前!ちゃんと任務をこなせ!』

ゲルググJ兵『仕方あるまい、ニュータイプ戦士とはいえまだ多感な幼子だ』

NT子(…どうして忘れていたんだろう?いや、忘れさせられたんだ)プシューッ

NT子(一緒に連れてこられて、一緒にいたはずのあなた…)

NT子(死んでしまった!殺されてしまったなんてっ…せっかく思い出したのに、もう会えないよ)

NT子(望む限りのことをしてあげるから…せめて静かに眠ってほしい)ガコンッ

NT子(わたし、あなたの分まで生きたい…!)

~3ヵ月後『グレイファントム』格納庫~

開発主任「連邦兵くん、こっち!」

連邦兵「あ、はいっ」スィー

オペレーター「なんでしょうあれ…8号機のそばに新しいのがありますね」ギュッ

連邦兵「どこかで見たようなデザインというか…」

開発主任「…別にどうこう言うつもりないけど、ヒマさえあればくっついてるのね」

連邦兵「え…ごめんなさい、気に障りますか」

オペレーター「じゃあ私ブリッジに…」

開発主任「いーわよそのままでも、幸せそうね」

連邦兵「幸せだなんてそんな…」テレッ

開発主任(…いつの間にか手ぇ届かなくなってたわけ?ま、しょうがないかもだけど)

連邦兵「で、あれって…」

開発主任「アンクよ」

連邦兵「…え?何」

開発主任「Ankh、大昔の宗教の生き返りのシンボルらしいわ」

連邦兵「…神様の力でも借りるって言うんですか?」

オペレーター「あっ!それってエジプト神話じゃ!」

開発主任「あら、廃れた宗教知ってるなんてけっこうインテリ?じゃあなんでこの形かわかる?」

オペレーター「なんでって…それは、わからないですけど」

開発主任「こいつはアレよ、あの高出力ビームサーベルの改良版」

連邦兵「あれ、改良の見通しあったんですか!?」

開発主任「まあ…どうにか過去からヒントを得てね」

開発主任「んで暇つぶしに『ネイト』を調べてたら…エジプト神話の水神様にぶち当たったのよね」

開発主任「せっかくだからってことでそいつの持ってたアンクの形をいただいたわけ…名付けてアンクサーベル」

連邦兵「生き返りどころか殺す武器じゃないですか」

開発主任「まあまあいいでしょ、これでようやく安定稼働よぉー…長かったわね、特にコイツは」

開発主任「あと浮いたエネルギー回して腕部強制射出装置の出力も上げといたから」

連邦兵「…うまく扱います」

オペレーター「それにしても…n-8にそんな意味があったなんて」

開発主任「テキトーに思い付きでつけたはずなんだけどね…」

連邦兵「神様の名前だけで勝てたら苦労ないんですけどね」

開発主任「そりゃ違いないわね」

連邦兵「…あ、そうだ」

開発主任「何?」

連邦兵「シミュレータでもわかるぐらいネイトが鈍くなってるんです、なんでかわかりません?」

開発主任「鈍い…反応がってこと?バカ言いなさい、整備は完璧よ」

連邦兵「ええ?でも…いや、気のせいかもしれないですよね」

オペレーター「ちゃんと整備の人たち信頼してあげないとダメですよ!」

開発主任「あんたの彼女の言う通りよ、わがまま言わない」

連邦兵「はい…すいません、それじゃ」スィー

開発主任「………」

マイ「心当たりがあるのでしょう?」スィー…スタッ

開発主任「そりゃあそうよ、あんただってわかってるでしょ」

マイ「嫌でもわからされます…ニュータイプとでも言うのでしょうか」

開発主任「バカバカしい話だけど、そうとしか言えない…」

開発主任(彼が来てから6カ月…元々片鱗も見えていた、彼の力は拡がっていく一方)

開発主任(ニュータイプなんて眉唾もん、信じたくないんだけど…)

開発主任(彼…もっかいきちんと調べた方がいいかもね、こりゃ)



NT子(ニュータイプはある、わたしとあの子がいたから)

ジオン兵A「ビグロ改、帰投します」

チベ級艦長「よし、回収機共々早めに収容しろ」

NT子(だけどなんのためにわたしたちは生み出されたの?ニュータイプはなんのためにあるんだろう)ガコォンッ…

NT子(死んだ人と話せる力が、ただ生きるための力のはずない)

NT子(…生き残った後、わたしはどうして生きるべきだろう)

ゲルググJ兵「無事か」ガコンッ…プシューッ

NT子「大丈夫です」

NT子(ハッチぐらい自分で開けるのに)

ゲルググJ兵「…?」

NT子「どうされましたか」

ゲルググJ兵「いや、いつもより生き生きとしている」

NT子「そうでしょうか…」

ゲルググJ兵「なんでもいい、早く出てこい」

NT子「了解しました」スッ

NT子(この人は知っていたはずだ、だけどあまり知らない)

NT子(…心配を口に出さない人みたいだ、それがはっきりわかる)

ギャン兵「大尉!そっちの不気味なのは無事だったんすか?」

NT子(この人もそうだ、だけど逆に私への…これは、なんだろう)

ゲルググJ兵「不気味なものか、人間だぞ」

NT子(偏見?というのかな)

NT子(こんなことも以前は思う事はなかった…)

司令「基地のGMの換装は終わったな」

秘書「はい、この基地に集まっている戦力は…」

秘書「GM+8が20機、元第16独立聯隊からガンキャノンが3機、準ホワイトベース級『サラブレッド』も同じく」

秘書「後はサラミス級『グレゴリー』と…例の部隊です」

司令「そうか…十分だろう」

司令「月でのジオンのスパイ活動は各地で活性化している…まもなくここは対月面ジオンの最重要拠点となるだろう」

司令「全て私の筋書通り…これでいい」

秘書「戦争…ですか」

司令「そうだ、戦争をする」

司令「上からのお達しが来ない間に…この勢いを削がれないままにケリをつけるのだ」

司令「集ったジオンを全て消す」

今日はここまでです
オリジナルMSが1機出てきますが宇宙世紀の雰囲気に出来る限り合わせるようにします

本当に察しのいい方がいてびっくり
その通りジオンのNT3人はギレンの野望でレイラさんと一緒に出てきた声も顔グラもないあれです
設定だけあったのでそれいただきました

~同じく3ヵ月後 チベ級MS格納庫~

ギャン兵「うわ…」ガシャンッ!!

ギャン兵「…メチャクチャな改修しやがって、ニコイチに適してたからってこんなんアリかよ」

整備兵「しかし、ザクレロ改の巨大ヒートホークはMSが携行すればすさまじいパワーを得られます」

ギャン兵「つったってなあ、バランス調整の為にって盾をとっぱらう必要あったか?」

整備兵「ありますよ、あれは私からすれば欠陥兵器です」

ギャン兵「見立ての数値でシミュレータを今こうしてやっててもキツいんだぞ、これ」

整備兵「中尉殿が乗りこなしてくださればよいのですよ」

ギャン兵(こいつひっぱたきてえ…)

NT子「暴力はだめです」ズイッ

ギャン兵「…不気味なヤツ、どっかいってろ」

NT子「ひどいこと言うんですね…」

整備兵「もともとギャンには格闘戦に適した関節のパワーがありますから」

ギャン兵「…なるようにするさ」

ギャン兵「あのガンダム野郎は俺が仕留めてやる」

ゲルググJ兵「いつも以上に精が出るな」

NT兵「頑張ってるんです、彼」

ギャン兵「作戦は近いでしょう?聞いたときはビビりましたけど」

ゲルググJ兵「月面で未だゲリラ戦を行う全艦隊と合流…」

ゲルググJ兵「そしてアナハイムの重要拠点を同時多発的に襲撃・占拠する、…確かに冷や汗モノだ」

ゲルググJ兵(我々がジオンだからといって好きに使ってくれる…!まったく)

ゲルググJ兵「MAを所有するこの艦は重要な位置に付くだろうな」

NT兵「その時はまた殺し合いですね」

ゲルググJ兵「彼女の二の舞は踏むな」

NT兵「了解」

ギャン兵(…なーんか最近、大尉は妙にアレを気に掛ける)

NT兵「頑張っていて」スィー

ギャン兵「…大尉はなんでアレをお気に入りで?戦いの道具じゃないすか」

ゲルググJ兵「好きだからだな」

ギャン兵「…はぁ!?なんて!?」

ゲルググJ兵「いや、違うな」

ギャン兵「あんたロリコンっすか、大尉!?」

ゲルググJ兵「こう庇護欲が沸きあがるというかだな…いや、言葉にしづらいな」

ゲルググJ兵「嫁もいない身だからか本気で惹かれているのかもしれん…あの年では女じゃあるまいに」

ギャン兵「…赤裸々に話してくれますね」

ゲルググJ兵「すまないな」

ギャン兵「…俺がなんとしてもガンダムを落とすんですよ」ガコン

ギャン兵「俺のいたギャン隊を潰してくれたあのGM共にゃ会えないかもしんないから…」

ギャン兵「怒りはガンダムにぶつけてやるんです」

ゲルググJ兵「お互い妙な因縁を持っているものか」

ギャン兵「?」

ゲルググJ兵「なんでもないさ」



連邦兵「………」

オペレーター「最近よくブリッジに来ますよね」

連邦兵「え?あ、そうですね」

連邦兵B「ホントはブリッジクルー以外は邪魔になるからあんま来てほしくないんだが」

連邦兵C「あなたはオペレーターさんがイチャイチャしているのを見たくないだけでは?」

連邦兵B「うるせえよ死ね連邦兵クソが!」

オペレーター「そんな理由ですか?」

連邦兵「かわいいから悪いんですよっ」

オペレーター「!そういうこと…ですか」

連邦兵B「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

艦長「有事になったら私情を挟まず働くことだ」

連邦兵「理解しています」

連邦兵A「…ちぇ、あいつすっかりお似合いじゃねえか」

隊長「俺にはあんな時はなかった…」

連邦兵A「隊長嫁さんいるんすか?」

隊長「いた」

連邦兵A「…なるほど」

隊長「あいつのために最初は連邦に来たようなものだ…今となってはここのが居心地がいいが」

フォルド「………」

連邦兵A「そこの中尉さんは?気になる人とかいないんすかねえ?」

フォルド「…あー、いることにはいるんだが」

フォルド「あれは吊り橋効果っつうの?それだけで今はただの友達みてえなもんだが」

連邦兵A「中尉さんはどう思ってらっしゃるので?」

フォルド「うるせえな!いちいち口出しすんなっ」ボコッ

連邦兵A「いった!ちょっと」

隊長「自業自得だ」




~翌日 アンマン港~

チベ級艦長「予定通り人員は集まっているな?」

ジオン兵A「はい、戦艦はあらかじめ全て偽装工作をしているはずです」

ジオン兵B「人員に関してはあらかじめ元々ジオンとつながりのない連邦系企業の宇宙船で集まっているはずですが」

チベ級艦長「やらせることは気に食わんが、企業さまさまというわけだ…」

チベ級艦長「こうしてアンマンの港を密かに借りられてもいるが、まったく」

ジオン兵A「アンマンにもアナハイムの工場ができるらしいのですが…」

チベ級艦長「作りかけのものなど放っておけばよいということだろう」

チベ級艦長「標的はフォン・ブラウンとアナハイム本社…我々はアナハイムに向かうが」

チベ級艦長(それぞれ戦力は5隻ずつ、やはりあの開戦でのHLV撃墜と艦船消失、あれがなければ…)

ジオン兵B「艦長?」

チベ級艦長「どうもしない、待て」

チベ級艦長(同朋を見捨てる訳にもいかなかった、仕方のないことだろう)

オペレーター「…グラナダ基地司令から通信です」

連邦兵「えっ?」

艦長「繋げ」

司令『久しぶりだ、諸君』

艦長「3か月間動きがなかった残党ですが…何かあったので?」

司令『流石に鋭い…アンマンに気になる情報があった』

司令『ノクトン社から直通の宇宙船と不明な大型船が多数入港しているという情報なのだが』

司令『私はこれが偽装したジオンの艦船ではないかと踏んでいる』

艦長「しかしそれでは、ノクトン社が残党に関与している可能性があるということで?」

司令『疑いのレベルでしかない…がな』

艦長「敵は思った以上に大きくなっていたようですね…」

いったん休憩します

司令『アンマンはグラナダに近い…もし奴らの狙いがグラナダの襲撃だとしたらまずい』

司令『かといって月の平和を謳う我々は月面都市で事を起こすわけにもいかん』

司令『ここは旗艦グレイファントム及びグレゴリーの2隻で哨戒任務にあたってもらう、いいか?』

艦長「了解しました」

司令『それと、グラナダの防衛のためガンダム5号機には残留してもらう』

司令『しかしグレゴリーにはGM+8を4機牽引させる、予想外の事態に備えてくれ』プツッ

連邦兵B「いつでも出られますよ」

艦長「よし、発進準備をさせろ」

オペレーター「クルーを全員集めます」

艦長(では今できる聯隊のMS保有数は8機…それほどに大部隊が来るとも思えないが)

8機じゃなくて9機だよ
ガンダムn-8、ジム・スナイパーⅡ+8、ジム・コマンド+8、GM+8×2(+4)なのに…

寝落ちしてました
明日早いので寝ます

描写というとやはり地の文の方がよいのでしょうか…
一応n-8については箇条書きで外観の特徴を説明すると

・素体はほぼ初代ガンダム(線が少ない)
・ブレードアンテナとツインアイ、排気ダクトが赤い(それ以外は白または考えてない、白の面積が圧倒的に多い)
・射出装置のせいで腕が若干マークザインとかゴディックメードっぽい、つまりちょっとだけ前腕が長くて太い
・ランドセルにTBSとアンクサーベル装着、スラスターがご存じヅダ仕様
・付きそうなところにはだいたいジムカスのメインスラスターがくっついてる
・腰の側面装甲板部分にガトリング、背中側で腰のくびれ部分に接続している、マガジンはガトリングの下に繋がってる
・↑ガトリングは射角が限定されてるけど360度回ってくれる
・左腕部分のシールドラッチには3連マルチランチャー
・アンクサーベルはあの丸い部分から握る形で、先端にビームサーベルの先っちょを太くしたような出力器がある
・↑横倒しにしたメガ・ビーム・ランチャー・ドライブの追加ジェネレーターがぶっささってるような外観

こんな感じです
絵心がないので形には起こせないし見づらいですが想像するときの参考になったらと思います

艦長「奴らがもしグラナダに攻撃をかけてくるとするならば、相当な艦とMSの数がある」

艦長「正面からの遭遇は絶対に避けたいのだが…どうしたものか」

連邦兵「MS隊だけでひっくりかえせる訳ありませんもんね…」

艦長(しかしながら…先の戦闘で5隻もの損害を被っている残党に、まだ戦力があるのか?)

艦長(正直なところ全速で逃げることを想定していたあの会戦、あの勝利は偶然も偶然だが)

艦長(…やはりここは様子見か、後手に回るが仕方あるまい)

艦長「よし、アンマンに針路をとれ、領海に入るなよ」

連邦兵C「了解」

艦長(さて、どちら側を張るか)


>>412
1.グラナダ側
2.フォン・ブラウン側

正直月面基地の位置関係曖昧やわ
安価は2

艦長「…アンマンからフォン・ブラウン側を張る、そのように『グレゴリー』にも伝えろ」

連邦兵C「了解」

オペレーター「…連邦兵さん」

連邦兵「わかってる、オンオフは切り替えます」

連邦兵A「艦長、集まれって聞きましたけど」プシュー

艦長「ああ、司令から任務が来た」



~『グレイファントム』MS格納庫~

フォルド「…俺はお留守番かよ」

連邦兵「ガンキャノン隊や『サラブレッド』なんかといっしょに防衛の準備でしたっけ」

フォルド(そういやキルスティン艦長にウェスリー達…元気してっかな)

連邦兵「確かにガンダムは減っちゃいますけど…俺が中尉の分頑張りますからっ」

フォルド「お前はエースだよ、自信持て」

連邦兵「え…ありがとうございますっ!」

フォルド「それと同時にだ、エースとしての自覚ってのもちゃんと持て、いいな?」

連邦兵「自覚…はい、わかりました」

連邦兵(…いまいち今はよくわからないけど、手探りで考える)

今日はここまでです
>>409はさらっとやっちゃったんですけど結構月面戦争の明暗を分ける分岐だったり…

連邦兵(よし、とりあえず形から入ってみよう!)

連邦兵(エース…エースといえば?)

連邦兵(なんだろ、単純な撃墜数もそうなんだけど何かが足りないな)

連邦兵(…そうだ、エンブレム!機体に貼ったりできないかな!?)

連邦兵(主任さんに頼んでみよっ)スィー



連邦兵「主任さあん!」

開発主任「あら、何よ?」

連邦兵「n-8につけるエンブレム、考えて欲しいです!」

開発主任「はあ?…唐突ね、そういう趣味あるとは意外」

開発主任「まあパパッと書いてデータに落とし込んで機械に書かせりゃいいだけだし、じゃあどういうのにする?」

連邦兵「そうですね…」

開発主任「ああ待った私が考えるわ、あんたセンスないし」

連邦兵「え゛」


>>422 エンブレムのアイデア

槍を構えた軽騎兵

開発主任「機動力と槍っつったら…軽騎兵ってとこかしら」

連邦兵「馬に乗った槍持ちがマークになるってことですか?」

開発主任「カッコいいでしょ」

連邦兵「ですねえ!」

開発主任(ホントちょろいわねコイツ)

開発主任「んじゃやっとくから、散った散った」シッシッ

連邦兵「お願いします!」

開発主任「…はァ」

開発主任(あれだけ忙しかったのに…ほぼ終わってみれば、なんかヒマでしょうがないなあ)

開発主任「…あっちょっと、もう5号機降ろした?」

整備兵「大丈夫です、出航準備出来ています」

開発主任(なんか考えておこうかな…今後デカい改修でもあれば困るし)



連邦兵B「2番艦グレゴリー出航準備完了です」

艦長「よし、グレイファントム発進させる!そう伝えろ」

オペレーター『クルー各員へ、グレイファントム出航します、各自軽度の衝撃に備えてください』

艦長(さて、何が出てくるか…)

~アンマン民間港 輸送船~

チベ級艦長「では、予定通りに頼む」

ゲルググJ兵「そちらこそご無事で」カンカンカン…

ギャン兵「なんでわざわざMSと戦艦分けて運ぶんすか、ただ手間が増えるだけじゃないっすか」

ゲルググJ兵「グラナダの状況を知らないのか」

ギャン兵「俺たちの支援者が最近軒並み音信不通とは聞いてますけど」

ゲルググJ兵「そうだ、意味するところがわかるか?」

ギャン兵「…まさか、逮捕か消されたか」

ゲルググJ兵「それしかないだろう」

NT兵「私のMAは輸送できませんね…」

ゲルググJ兵「牽引するにしても怪しまれる、これでは我々のMS2機が関の山だろう」

~1時間後 アンマン宙域~

艦長「索敵には何かあるか」

連邦兵B「今の所はなにも…」

連邦兵C「グレゴリーから通信、繋ぎます」

艦長A『こちらの電探に商船の船団が引っかかった、識別信号は…ノクトン社のものも多数見受けられる』

艦長「ノクトン社!それではまさか」

艦長A『ああ、これはもしかすると…』

連邦兵C「艦長、どうされますか」

艦長A『我々としては相手は民間、絡んで面倒事を起こしてはたまったものではないのですが』

艦長「………」


>>435
1.停戦命令を出すべきです
2.…ここは泳がせるべきですな

1

艦長「停船命令を出すべきです」

艦長A『…そこまで言うからには策があるのかね』

艦長A『最近は民間の力も強い、戦時ほど強くは言えないぞ』

艦長「…おまかせください、では」プツッ

連邦兵B「…結局どうするんですか?」

艦長「停船命令は出す、ただし通信だけで…ではない」

艦長「n8の出撃を許可する、概要は出撃準備完了と同時に追って伝える」

オペレーター「ネイトを出すんですか!?いったいどうして」

艦長「ガンダムの顔はこういう時のためにあるのだよ」

艦長「停船命令はまずガンダムにやらせる、焦りがあるなら迎撃のMSが必ず出る」

艦長「それで奴らの化けの皮を剥がすのだ」

オペレーター「…それがダメだったら?」

艦長「その時は…仕方あるまい、なんにしろ相手の出方次第」

寝落ちしてました
私用でこれから1週間ほど書けないかもしれません

しかし連邦兵さんが確実にボコられるぐらいには強いだろシャアは
殺意だけは凄まじいけど

n-8書きました
うpしたいんですがこれどこのロダに上げればいいんですかね

http://i.imgur.com/2amNe0S.jpg
http://i.imgur.com/TdoG9pF.jpg

できました
図面を引いたことがあるとはいえ初ロボ書きの上超適当なのでやっぱり誰かもっとスタイリッシュにしてほしいです

ぶっちゃけアンク・サーベルについては書き終わった後即ダサいなと思いました
ぶっ刺さってる追加ジェネレーターの縦幅が伸びすぎたせいでしまらなくなってるんですよね

とりあえず絵に落とし込むのは想像力を使い果たしたのでいつか巧い絵師さんが来るのを待ちます
それでは再開します

~MS格納庫~

連邦兵「ネイト、出撃ですか?」

開発主任「そうよ、わかってるんならさっさと行く」

連邦兵「何のためにだろう…単騎で」プシュゥ…ガコォン

オペレーター『n8、任務は船団への接近と停船命令です』

連邦兵『どこまで近づけば?』

オペレーター『あちらが黙っている限り、ギリギリまでです』

オペレーター『MSとの交戦も十分ありえますから、不意には気を付けて』

連邦兵『了解、n8準備いいです』

オペレーター『ハッチ解放させます、気を付けて』

連邦兵(切替ってこういうコトだよなあ)グッ

連邦兵『よし…n8、出ます』

8号機「」ガギギギギギッ!ドヒャアアァァァッ!!

連邦兵(同期した位置情報じゃあっちか)グイッ



~アンマン宙域 偽装商船団~

操縦士「…?これは」

ゲルググJ兵「どうした」

操縦士「最後尾の船で何か近づく熱源をとらえたと…そろそろ映像に出せるそうですが」ピッピッ

操縦士「これは…ガンダム!ガンダムが追手ですよ!?」ヴン…

ゲルググJ兵「追って…くるか」

ギャン兵「どこで知られた…!?」

書きたいとも言っていないのであれば無理に書かせてはいけませんよ

↓2まで50~99

キタ─wwヘ√レvv~─(゚∀゚)─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!!!

ギャン兵「冗談じゃねえ!作戦を潰されちゃたまんない、俺が出ますよ」

ゲルググJ兵「落ち着け…フォン・ブラウンまではまだ遠い」

ゲルググJ兵「ここで事を起こせば援軍を呼ばれる、ごまかすしかない」

ギャン兵「そんな悠長に…」

ゲルググJ兵「これはあくまで『企業の』船だ…わかるか?」

ギャン兵「?」

操縦士「わかります…じゃあそのように」

ゲルググJ兵「ああ、調べられる前にな」

ギャン兵「…どういう?」

NT兵「頭が悪いのね」

オペレーター『距離いくらですか?』

連邦兵『射程には入りません、距離は――、まだ遠いです』

オペレーター『あまり早すぎれば拒否されます、慎重に』

連邦兵『了解』

連邦兵「…見えてきた、あれが最後尾」

連邦兵(焦りを促すように…そっと、寄り添うように…近づく)グッ

8号機「」バヒュゥゥゥ…ゥン



『おい!どうすればいい、白いヤツだぞ』

『しかもあれは救助隊を潰した噂の…クソ、MSはどうする』

ゲルググJ兵『落ち着け、何もするな』

ゲルググJ兵『もし停船命令を出そうものなら…難癖つけて追い返せばいい、今の連邦の体質では追うにも追えまい』

ゲルググJ兵『2隻もあれば勝手に足を引っ張り合う』

『了解…しました』

連邦兵(距離100…90、80)

連邦兵(…どういう?これは、ここまで近いのに通信ひとつよこさないのか?)

連邦兵(見抜かれてるっていうのか)カチカチ

連邦兵『MS発進の気配ありません、どうします』

オペレーター『…仕方ありません、そのまま停船命令を』

連邦兵『ン…了解』

連邦兵(尻尾を掴み損ねたっていうのか?まったく)カチ

連邦兵(………?)


↓12~24 (誰かが見ている)

wwヘ√レvv~─(゚∀゚)─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!!!

連邦兵(気のせいか)

連邦兵『…こちら地球連邦宇宙軍、貴艦らにはジオン残党への関与が疑われている』

連邦兵『直ちに停船していただきたい、これは命令だ』

操縦士「来ました!」

ゲルググJ兵(な…この声、ガンダムはこいつ!あのときの若い奴か)

ゲルググJ兵(奴があの殺意を吐き出すか…どれだけ強くなった、奴は)

ゲルググJ兵「…私は声を出せん、お前が応えろ」

操縦士「な…なんて?」

ゲルググJ兵「後ろで指示を出す!早くしろ」

操縦士「はいっ!」

ゲルググJ兵(…しかしただの1パイロット、こういう駆け引きは弱いということ)

操縦士『こちら代わりました、地球連邦軍の…MSでですか?』

連邦兵『MSで何が?』

操縦士『私共としてはご贔屓様としている軍からそのような扱いを受けるとは…思ってもみませんでしたね』

連邦兵『それではどういう意味か、答えろ』

操縦士『…簡単なことです、我々はご贔屓様のあなた方地球連邦軍が兵器を買うと言うわけで』

操縦士『常日頃こうして一刻も早く資材を届け安全で高品質な商品を送ろうと努力しているのに対して…』

操縦士『それをあらぬ疑いをかけモビルスーツで止めさせるなどと…あんまりの仕打ちだと言いたいのです』

連邦兵『…MSでも停船命令の事、失礼でした』

連邦兵『しかしこれもあなたたち企業を脅かすテロ攻撃を行うジオン残党撲滅のため、何卒ご理解ください』

操縦士『………』

操縦士『…停船命令の理由とは?』

連邦兵『積荷を見せていただきたい』

操縦士『この艦隊すべてのですか?17隻もの船団の』

連邦兵『…そうです』

操縦士『とんでもない話です、これほどの輸送船の数を見ればわかるでしょう?』

操縦士『これは一大プロジェクトなのです、多方面にわたる信頼をかけた、ね』

操縦士『そのためにこの積荷を運ばねばならないというのに、そんなに時間を取られるのですか』

連邦兵『…積荷の検査は恐らく艦が来てからとなるでしょう』

操縦士『私たちには積荷を見せる義務はありません』

連邦兵『…それはどうして』

操縦士『MSの力をちらつかせて脅して検問しようなどというその行為の時点で…少なくともあなた方は、私たちの信頼をなくしています』

操縦士『私共の営む商売というのは信頼が全てです、それを持ちえないのであればすでに資格がありません』

操縦士『これ以上あなた方が私共の信頼を損なわせる行為をするというのであれば…相応の考えがこちらにもありますので』

連邦兵『………』


>>450
1.(これ以上は無理か…!)
2.(くそ、全部落とせば済む話なのに)

2wwwwwwww

1で

連邦兵(…こざかしい奴ら、イライラさせる)

連邦兵(くそ、全部落とせば済む話なのに)チッ

連邦兵(俺はもう口が回らない…戻るしかないな、これでダメなら泳がせるほかない)カチカチ

連邦兵『失敗です、n8帰投します』

オペレーター『失敗…ですか、それではすぐに帰投してください』

8号機「」ゥゥゥ…ン、ドヒャアアァァァッ!!

操縦士「」ヘタッ

操縦士「うおおおおおおお…!!!」

ゲルググJ兵「よし、君はよくやった」

操縦士「自分の命は保障してくれますよねぇ!?」

ゲルググJ兵「当たり前だろう、民間だ」

今回はここまでです
自分で作ったキャラながらこいつらは多分ジオン崇拝とかそういうことはしてないんで大丈夫と思いますが…
単純に負け犬の意地なんですよきっと、まあ体のいい企業の使いっ走りとも言いますが

↓3までゾロ目

久々の情報公開です、と言ってもやらないとまずいからです
NTレベルをある戦闘までに7にしないとあの子が死にます
また死なれたらもうさすがに展開的にまいっちゃうんで…まあ死んでも時間かければ考えようはありますが

連邦兵くんの心は久々の分岐の>>486で2を踏んだので若干ティターンズ寄りです

あ、>>470は偽装船が逃げおおせるかどうかでした

だめだ……

どう考えても土星エンジンの噴射と
腰部バルカン砲の弾倉が干渉して誘爆する

>>507
アレただのクッソガバガバな暫定イラストですから自由に変えてくださって十分ですよ

それでは寝ます

http://i.imgur.com/9cOeVm8.jpg?1

スレを通して俺の画力が広がっていく…!?(カミーユ並感)
とりあえず改定しました、意外と書けるもんですね

シドニアではあれ小惑星重力下だったってのもありますね
あとパイロットの超絶技量で立て直したか…だって中身が例のあの子ですし

続き書きます

ゲルググJ兵「…行ったか」カチカチ

ゲルググJ兵『こちらMS輸送隊、連邦が嗅ぎまわっていた、艦艇輸送隊はルートの変更を推奨する』

チベ級艦長『それは本当か…了解、情報感謝する』プツッ

NT子(ガンダム…)

ゲルググJ兵「これで一路輸送艇9隻MS12機分がアナハイムへ…というわけか」

ギャン兵「こいつのモビルアーマーも追々ね」

ゲルググJ兵「残り8隻10機はフォン・ブラウンへ、うまくやるといいがな」

NT子「戦力は十分なのでしょうか」

ゲルググJ兵「やってみなければわからん、あそこを占拠するのだから工場もうまく使わせてもらうことになるだろう」

艦長「失敗、か」

艦長A『どうしてくれるのだ?これは』

艦長A『任せておけと言っておきながら…まったく、かえって我々のスポンサーの心証を悪くするばかり』

艦長「今はそんなことを気にしている場合でありません」

艦長A『いや、いい』

艦長A『とにかく向こう2日ほどは様子見だろうな』

艦長「もしあれが本当にジオンの偽装船だったとすれば…ということですね」

艦長A『そうだ、では』プツッ

連邦兵B「あの人、なんかピリピリしてますね」

連邦兵C「そういうところから金をもらっているからでしょう」

艦長「君はストレートすぎるぞ」

連邦兵『着艦します、ガイドビーコンを』

オペレーター『了解です』

8号機「」ガギンッ!ガガガガガギギッ…ガコンッ

連邦兵「ふーぅ」プシュゥーッ

オペレーター『ハッチ閉じます…まだコクピット開けないでください!』

連邦兵「あっ」カチ、ガコンッ

開発主任『今ぶつけなかった!?』

連邦兵『気のせいですよー!』

開発主任「気のせいで済むか、まったく…」

連邦兵『オペレーターさん、これからはどうするんですか?」

オペレーター『どうするって、…ああ、とりあえず様子見みたいです』

連邦兵『なるほど』

連邦兵(あの時アンマンの警戒は解かれていた、それがいけなかった)

連邦兵(あの船団の逆方向から密かに発進していたジオンの艦艇8隻…)

連邦兵(それの翌日の、フォン・ブラウンとアナハイム到着と同時にすでに…俺たちの目を逃れていたMS隊が蜂起し)

連邦兵(中立都市のフォン・ブラウンは無傷で、抵抗したアナハイムはいくつかの区角を破壊されて)

連邦兵(瞬く間にあいつらに占拠された)

~2日後 グラナダ2番港泊地~

連邦兵「………」

連邦兵A「聞いたか?月面の別艦隊6隻と合わせて取りついたジオンを鎮圧するって」

連邦兵「ン…もう聞いてるよ」

連邦兵A「…ちぢこまんなよ、あれはお前のせいじゃないだろ」

連邦兵「わかってるよ」

連邦兵「俺の逃がした奴らはきっちり全部殺す」

連邦兵A「悪い撤回だわ、気合い入ってんな」

連邦兵「ン…まあね」

連邦兵「聞けばアナハイムじゃ随分死んだって聞いてるし…あいつらは絶対許さない、クソ」ギリ

連邦兵A「ハハ…頼むぜ」

>>533
1.フォン・ブラウン
2.アナハイム

今日はここまでです
2なのでアナハイムでガチンコルートですね

連邦をちょっとザルにしすぎたかも…?

そういや↓これってどう意味があったん?


「人の革新…信じてるかい?」

>>3
1.信じている
2.信じたい
3.信じられない

連邦兵「そういやさ」

連邦兵A「うん」

連邦兵「弟さんや妹さんはどうしてんのさ、まさか2人で暮らしてるわけないよな」

連邦兵A「親戚んとこだよ、仕送りしてやってる」

連邦兵「…苦労してるな」

連邦兵(なまじ背負ってるものがあるから…いや、俺は何考えてる)

連邦兵A「まあまあ、パリのジジイは面倒見いいから大丈夫だって」

連邦兵「それじゃあなおさら死ねないな」

連邦兵A「おうさ」

連邦兵「…俺のためにも死なないでほしいんだ」

連邦兵A「はあ?」

>>543
NTルートかそうでないかです、1ならNTルートでゾロ目判定あり、2ならOTルートでゾロ目判定なし
2だったら展開によってNTかOTか変わってました

連邦兵「だってさ…お前、なんていうか」

連邦兵A「お前はいっつもそういうのははっきりしねえな、友達だからか?」

連邦兵「そうだよ、俺って一人だったじゃないか、学校じゃ田舎臭いって言われてさ」

連邦兵「でもお前そうじゃなかったろ、だから…俺、好きなんだよ」

連邦兵A「見知った顔を死なせたくねえ…誰でもそうだろ?」

連邦兵「お前は特別だ!だからだ」

連邦兵A「わかったよ、んじゃせいぜい守ってくれよ~」ヒラヒラ

連邦兵「…冗談だと思ってる、あれ」

連邦兵(それじゃ尚更だ、あいつは狙撃で視野が狭いんだから俺が守るって言ってるとでも思ってる)

連邦兵(そうでもあるんだがさ)

どうする? >>552
1.オペレーターさんの所に
2.隊長に遭遇

隊長「Aを見なかったか」スィー

連邦兵「さっきまでしゃべってましたよ」

隊長「ハァ…あいつは動作確認を終えてない」

連邦兵(自分の機体の面倒も見ないであいつ…くっちゃべって、死ぬよほんとに)

連邦兵「…あ!そういえば隊長、聞きたいことがあったんです」

隊長「…何か」

連邦兵「1年戦争で戦いましたよね俺たち、あの『グレゴリー』のMSで」

連邦兵「MSが配属されてからずっと不思議で最近思い出しました、なんで隊長はあんなにこなれてたんです?」

連邦兵「ホントならあそこで初めて触るはずの代物だったはずなのに」

隊長「それは…」

連邦兵「…ごめんなさい、言えません?」

隊長「いやいい、お前には聞かせるか」


>>556 隊長の事情

ジオンへスパイ活動していた

隊長「もう1年前以上になるか」

隊長「…俺はMS技術を盗むためスパイ活動をしていた、ここグラナダでだ」

連邦兵「ここでですか」

隊長「そうだ、直轄領のようなものだったからな」

隊長「その後はGMにも少し関わった、だからだろう」

連邦兵「ジオンはどんな所でした?」

隊長「…よく考えれば、人だけはどこも変わりないものだ」

連邦兵「そりゃあそうでしょうね、戦場に出るときっと考え変わるんですよね」

隊長「そうかもしれん」

隊長「敵と味方なら尚更か…嫌になってくる」

連邦兵「俺、あんまりそういうの考えたくありません」

連邦兵「連邦軍は市民を守ってジオン軍を殺すのが仕事でしょう」

隊長「お前は割り切っているな…俺は戻る、またな」スィー

連邦兵「…どうなんだろうな」

~自室~

連邦兵(ジオンと戦う以上…ジオンは身近になってるか)プシュゥー

連邦兵(そうだった、俺もあんなに小さな子を殺して…)

《――――――》

連邦兵「うるさい…!死んだお前は女の子でもなんでもないんだ」

連邦兵(ただの意地汚い怨霊でしかないんだよ…!)

連邦兵(でも、俺が連邦にいるのは家族の恨みのためだったんだ…今はなんだよ?)

連邦兵(自分のためか、それともただの惰性だっていうか)

連邦兵(戦うワケって…)


>>563
1.自分の復讐をすっきりさせるため
2.戦争の火種を消すため
3.もっと別の革新的な何かを見つけるため

なんとなく2

連邦兵(連邦軍にいる以上、安全を保障するのが任務だ)

連邦兵(それで、平和をなくす戦争を止めることになるから…俺の止めるべきは戦争だ)

連邦兵(一年戦争みたいにさせないために、俺が戦争の火種を消し続けるんだ)

連邦兵(わかった、それが…俺の理由だ)

連邦兵(平和な世界で、オペレーターさんと、みんなと生きてたい)

連邦兵(いつか考えた軍人の強さってやつだ)

連邦兵(どれだけ人が守れるかが軍人の強さ、軍人の価値!だったら残党は間違っている)

連邦兵(…だから、もっと強くなりたいんだ)ドサッ

連邦兵(…寝よう)パチッ

司令「裏は取れたか」

秘書「ええ、アナハイムの協力もありましたから」スッ

司令「ヴィックヴェリントン、ハービック、ガ―ベイ、ブラッシュ、ツィマッドはいい、MIPも…」ペラペラ

司令「やはり、AEとシェアを争うものばかり」

秘書「資金の不明な流れのある企業を探ってみましたが、ここまで多いとは…」

司令「決まりだ、これは企業間の戦争だ」

司令「連邦とアナハイム、残党と別企業…とんだ代理戦争だ」

秘書「残党はご丁寧にAE系列の工場を荒らしまわっていた…これで合点がつきます」

司令「連邦としてもAEとしても私としても、この戦いには利益は多い」

司令「確実にジオンを殲滅せねばなるまい、艦船合わせて9隻の手配はできているのか?」

秘書「勿論」

司令(もうすぐ私の夢が叶う…グラナダの平和が)グッ

今日はここまでです
2時間も空いたのは遊んでたからでした

貫通力と聞いてドリルプレッシャーパンチという恐ろしい考えが頭をよぎった
ドはまりしたシドニアの短SSちゃちゃっと書くので今日は更新は18時ごろと遅くなるかもです

~アナハイム 占拠済工場~

ゲルググJ兵「しかし、ここが戦力の足しになるのか?」

チベ級艦長「なるのだろう、企業側に任せるしかあるまい」

ゲルググJ兵「試作MSが届いてそれをここと向こうで多く作ると聞きましたが」

チベ級艦長「ずいぶんと前から企業間でテストをしていたようだ、君が受理するか?」

ゲルググJ兵「いえ、遠慮しておきます」

ゲルググJ兵「置いておくだけでも価値はあるでしょう、あぶれてる人員はどこの船にもいないのでしょう?」

チベ級艦長「あぶれさせる暇はないからな…」

チベ級艦長「スペック等は作業員にでも聞くがいい、行っていいぞ」

ゲルググJ兵「失礼しました」プシュー

ゲルググJ兵「とはいうのだが、しかしそんなことをするまでここを維持できるか?」

ギャン兵「ミドロ艦隊から増援がさっさと来てくれればいいんですがね」

NT子「………」

ゲルググJ兵「あの子は何をやっている、宇宙なんぞ眺めて」

ギャン兵「さあ?ニュータイプ戦士なんて人間は俺には理解できかねますね」

ゲルググJ兵「ニュータイプ、か」

ゲルググJ兵「言葉に踊らされるのはよくないな、なあ」

ギャン兵「当たり前でしょうに」

NT子(感じる?あなたはなぜわたしを戦わせるの)

《あなたはわたし、わたしはあなただからよ、その他には何もない》

NT子(同じ人だからこうして話せる、だけどあなたはニュータイプを間違わせている)

NT子(こうして遠く話せるのがニュータイプならきっと…もっと)

NT子(…いないのね)

~1週間後 地球連邦軍グラナダ基地~

司令「諸君!艦隊の再編成は終わった、これよりジオンを撃滅する!」

司令「我々にはあのホワイトベースのいとこが2隻、そしてガンダムを2機擁している!臆することはない」

司令「戦艦9隻、部隊をフォン・ブラウンとアナハイムに分けて奴らを叩く!各員の健闘を期待する」



連邦兵「俺たちが旗艦ですか?」

艦長「そうだ、グレイファントムはアナハイム戦の戦艦5隻の旗艦となる」

艦長「向こうもサラブレッドが旗艦だ、ホワイトベース級を御旗に据えようということだろう」

隊長「それで、MSの数は俺たちを含め14と12…十分でしょうな」

艦長「不安要素としては今回も敵の戦力が不明瞭…だが問題はない」

艦長「MS隊にはいっそうの奮闘を頼む」

「「「「「了解!」」」」」

プシュゥー

連邦兵A「そういやお前はオペレーターさんとは最近どうなのよ」

連邦兵「どうって…どういう?」

連邦兵A「なんつうの…もういろいろすることはしてるの?」

連邦兵「具体性がないぞ」

連邦兵A「…お前そういうこと興味ないカンジ?」

連邦兵「だからなんなんだって」

連邦兵A(考えてみればこいつそういうのとは無縁だったよな…だから驚いたんだが)

連邦兵A「わかった!俺がいつか女性の正しい扱い方ってもんをレクチャーしてやろう」

連邦兵「本当?…実際のとこ、付き合っても何をしてあげればいいかわからないんだよ」

連邦兵A「んじゃなおさらだろうな、じゃな」スィー

連邦兵(そろそろピザ作りに挑戦するべきってコトなのかな)

連邦兵(フォン・ブラウンの人もうまくやってくれるといいんだけど…フォルドさん)

隊長「そろそろ定刻だ、衝撃に備えろ」

連邦兵A「了解…」



連邦兵B「エンジン始動、グレイファントム発進します」

艦長「よし、グレイファントム発進」

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ…

艦長「後続艦は続いているか」

連邦兵C「サラミス級2・3・4・5番艦無事出航、問題ありません」

艦長「進路をアナハイムに取らせろ、一刻も速く行く」

連邦兵C「了解しました」

オペレーター(さすがに聯隊になるとMSの識別信号を確認するのも設定するのも大変…)ピッピッ

オペレーター(ま、あの人だけはずっとn8ですけどね)

オペレーター(………)

オペレーター(付き合って3ヵ月も越したのに、そういえばほとんど進展もない)

オペレーター(仕事柄しょうがないかもしれないけど、ちょっとなあ)

オペレーター(彼って私のこと友達みたいに扱うのよね、なんでなの?)

オペレーター「あの、Bさんって連邦兵さんと同期でしたよね」

連邦兵B「ああ?そうだけど」

オペレーター「どういう人だったんです?同じ場所だと」

連邦兵B「不愛想極まりなかったな、記憶が確かなら一時期はA以外に話してる奴がいなかったぞ」

オペレーター(ああ、だからそれ以外に話しかけ方知らないんだ…)

オペレーター(…じゃあ)

オペレーター(私から迫らないと始まらないってことかあ)

~アナハイム宙域~

ジオン兵「電探に感あり、艦隊来ます」

ジオン兵「…HLV作戦の以来のあの木馬も確認できます!」

チベ級艦長「なに…数は?5か、全戦力を投入するほかあるまい」

チベ級艦長「すべての艦とMSを出させろ!街に近づかれる前でケリをつける」



ブーッ…ブーッ…

NT子「出撃ですか」

ゲルググJ兵「そうだ、行くぞ」

ギャン兵「おかしな真似はすんなよ」ガコンッ…スィー

オペレーター「ジオン艦艇接近、正面からです!」

艦長「数は同じく5、正面衝突は避けられんな…MSの発進用意急げ!」

オペレーター『総員、第1戦闘配備!』



~MS格納庫~

連邦兵A「とうとう来たな…」

連邦兵「ああ、何とかやってみる」ガシ

隊長「最悪市街地の制圧にまで駆り出されるかもしれん、油断するな」

連邦兵「了解」プシュー…ガコン

連邦兵「…こんなタイミングでブリッジから個別通信?」カチッ

オペレーター『連邦兵さん』

連邦兵『なんですか?お仕事ですよ』

オペレーター『それでも…あの、終わったらわたしの部屋に来てください』

連邦兵『…それは生き残れたらですね、n8準備OKです』

オペレーター『…了解、パイロット各員出撃命令までそのまま待機!』

艦長「各艦のMS隊待機はできているか」

連邦兵B「配備完了したとのこと!」

艦長「よし、時間合わせ後一斉に出撃させろ」

オペレーター『ハッチ解放します!整備員の方々は退避を』

開発主任「急ぎなあ!!モタモタしてると出るよ!!」

マイ(しかし残党があのような真似をするとは…ヨーツンヘイムの人間は今どうしているんだ…)

連邦兵B「時間合わせよし!」

艦長「MS隊発進!」

オペレーター『カタパルトロック解放、01から順にどうぞ!』

隊長『了解、出る』ガコンッ

ジムコマ「」ガギギギギギッ!バヒュォオッ!

連邦兵A『続いて02、出るぜ!』

ジムスナⅡ「」ガギギギギギッ!ドオオォォ…

連邦兵『n8、いきます』ガコンッ

8号機「」ガギギギギギッ!ドヒャアアァァァッ!!

連邦兵「…!」

《――――》

連邦兵(ヤツが見える!これは…何をする気だ、死神気取りか)

隊長『隊列を乱すな、n8』

連邦兵『了解っ』

連邦兵(あいつが見えるのはあの方向だ…なんだ、誘われているのか)

連邦兵「どうする…」


>>618
1.(行くしかない)
2.(どうせロクなことにならない)

1

連邦兵(…いや、危ないのが来る!俺が、行くしかない)グッ

連邦兵『ごめんなさい隊長、n8隊列を一時離脱します!』

隊長『なんだと!?何を考えている』

連邦兵『A、俺の行く方向を倍率センサーで覗いてみてくれ!』

連邦兵A『はあ!?…くそ!』ガション…カチッ

連邦兵A『…スラスターの光だ、敵です!それもデカいし速い!モビルアーマーだってのか』

連邦兵『モビルアーマーの相手はn-8がします、艦を守らなきゃ!』

隊長『単騎でやれるのか、なら行け!』

連邦兵『了解!』ググ

8号機「」ドオオォォォォッ!!



NT子「は!」

《――恨めしい奴が来る》

NT子「何が…あれがいると艦をつぶしにいけないの?」

NT子「あれはいったい…近づいて」

NT子「はッ」キィィ…ン

連邦兵「んっ!?響いた!」

NT子「あれは!…ガンダム!」

連邦兵「同じ感じ…嘘だ、同じ人間がどうして、いることになる!?」

NT子「私を死なせた奴がっ…」

連邦兵「俺が殺した奴が…!」



《仇をとってね、わたし…》

今日はここまでです
次回は安価コンマラッシュです

連邦兵「なんだお前は!」ガコンッ

8号機「」ヴァオオオオォォォォッ!

ビグロ改「」ドボァアアアアッ!

連邦兵(機動力が互角…いや、ちょっと負けてる!?)

NT子(く…!巨大モビルアーマーに追いつくマシーンがある?あれがガンダム)

連邦兵(しかし小回りであればこちらに!)

NT子(火力ならあるはず!)


>>639 連邦兵はどうする
1.ツイン・ビーム・スピア
2.アンク・サーベル
3.腰部ガトリング

>>640 NT子はどう出る
1.ミサイルランチャー
2.クローアーム
3.メガ粒子砲

1

1

 各部バーニアを全開に吹かしながらn-8はビグロに後ろから追いすがる、しかしあと1歩が届かない…連邦兵は焦った、n-8が完全に機動力で負けるなどそうそうない経験であり何より装備の問題だ。
TBSにアンク・サーベルに火力の低いガトリング、飛び道具などあったとしても継戦不能化不可避の腕部射出装置…
距離を離されたときに対応できる武装などどこにもない、そのための機動力だがそれが負けている。

連邦兵(どうするんだ!)

 コンソールをタッチし武装をツイン・ビーム・スピアに切り替えながらもなお連邦兵は思案する、この差を埋めなくては勝てない。
しかし一撃を浴びせたとしても相手はモビルアーマー、沈んでくれるかどうかも明瞭でない。

NT子(しつこい…!)

 だがNT子もまた相手の武装を把握できていない、故にわからないままに一撃で仕留めるべきだとNT子の思考は告げる。
痺れを切らしたNT子が距離が離れたのを見てから機体を反転させミサイルランチャーを起動させる、n-8の軌道を読みロックオンカーソルへとその姿を捉え。

NT子(当たればっ)カチ

ビグロ改「」ボボボボボボボボッ!

 撃たせた、当たるかどうかを別にして。



00~30 回避
31~43 『直感』
44~88 被弾
89~99 MS部位損傷

ゾロ目 ???

連邦兵(奴の弾だっ!)ガションッ

 連邦兵はアラートを感知する前に動けた、敵の思念の弾が迫るのを感じられたからだ。
n-8に各部スラスターを全開させることで、追尾するミサイルの数8を振り切ろうとする…いや、それより早く行動に移した思考がある。
腰部ガトリングを起動させる、全天周囲モニターに映る…いや、正確にはシートで見えないはずの方向へ銃口を向けさせ。

連邦兵(死人の弾が…当たるか!)カチッ

8号機「」キュゥゥ…バルルルルルルッ

 ケースレス弾が連続して火を噴きミサイルに向かい何度も直進する、しばらく後にはその命中の跡となる爆風が残るのみ。
8号機を追尾するミサイルはすべて撃ち落とされた、しかし後ろに目が付いた故に連邦兵は見落としていたのだ。

連邦兵「…前だってぇ!」

 鳴り響くアラートさえもその瞬間は集中と驚愕で無視していた、敵のモビルアーマーは眼前に迫って…

8号機「」ガゴォンッ!ガギギギ…ッ

NT子「何!?」

連邦兵「ごっ…ゕっ、ぁぁ」

 そうして見事にn-8はモビルアーマーのハードポイントに引っかかってしまった、各部は無事なものの中身はそうでない。
外側から加わる高加速のGにより連邦兵は苦しみ失神しかける、思考が正常な内に対応をしなければならない…どうにかビグロから抜け出さねば、気絶は避けられるものではない。

連邦兵(こ…っちも、全開で加速…っ!)キュィィイイ…ガコン

8号機「」ドヒャアアアアアァァァァァァッ!!ガギンッ!

NT子「なに!私の下に!?」

連邦兵「…かっは!ぁ゛っ!はあ!」

 全開の加速でn-8は自身に架かるハードポイントをどうにか無理やり引きはがした、動きを止めながらも連邦兵は意識を回復する。

隠しパラメータ280超えたのでニュータイプレベル7解放、NTパワー判定にたまに出る範囲14の『感応』追加です
『直感』判定の範囲も14になります
これが平和的エンドへのカギですかね

そういえば今さらなんですが00のゾロ目は100として扱います、まあこれ出したら大変なことになるんですけどね
あと『感応』と『直感』は同じ判定で1つしかできません、どっち発動するか選んでもらいます

NT子(動きが止まっている!)

牽引から脱したn-8を反転したNT子は捉えた、動く様子も全くない、すなわち今が絶好のチャンス。

《そうよ、撃つの…》

NT子「いいの、これで…?」

 機体正面のメガ粒子砲の照準をn-8に合わせる、艦砲射撃並の威力を持つこれに直撃すればガンダムとて無事ではすまない。
しかしNT子は戸惑う、自分の外から頭に語り、囃す…自分の同輩だった存在はなぜこうまで私を駆り立てさせるのか。
恨みだけで動くニュータイプの魂などそれはただの邪な怨霊ではないかと、そう考えるから、思考がトリガーを引かせない。

連邦兵「おあ゛ぁ!!」ガションッ!

 思考が時間を削った結果、n-8は再び動き出す。
連邦兵が意識混濁しながらも、未だ手元に握られているツイン・ビーム・スピアを真っ正面に構えさせ、鉄の唸りを上げさせてモビルアーマーへと突進させたのだ。

8号機「」ヴァオオオオォォッ!ンッ!

《いけないわ!》

連邦兵「うるさいんだああああ!!」

《ああ…!?》

鉄の巨影にかき消され、恨みの声が心の中から追い出されてゆく。

NT子(避けられるの!?)



00~14 NTパワー
15~50 回避
51~99 MA部位損傷

ビグロ改「」バヂィッ!

NT子「カメラ…!」ブツンッ!

 反応が早かったため攻撃は致命的になることはなかった、しかしメインモニターは落ちて画面は真っ暗と化している。
見えないままに回避軌道をとりつつコンソールを操作し出力をサブモニターに切り替える、不安が残る損傷となった。

NT子(…大丈夫、ガンダムの殺気はなぜか濃い)

連邦兵「逃がすかあ!」

 浅めの攻撃しか通らなかったことに連邦兵は後悔した、このままでは機体がもっても自分がもたない、すでに満身創痍だ。
長引くようであれば自分の撃墜は免れないだろう、しかし同時にある感覚が襲う。

連邦兵(…見えてくるっ!)

 『奴の次の動きが見えてきた』、これが連邦兵を追撃に奔らせた理由。
この感覚があれば次で決められるはずだという、慢心にも似た衝動が連邦兵を突き動かしている、その衝動は宇宙を伝わり…

NT子「追ってくるんだ…!わかるっ」

n-8の相手のNT子にも伝わる、いわばこれは思考の読み合い、ニュータイプ同士の戦い。
パイロットの意思を汲みモビルアーマーが反転する、これは一瞬の接近で読み切りカウンターを決めるという意思表示。

連邦兵「あいつも真っ正面だっ!?」


↓2
00~14 NTパワー
15~99 両機体部位破損

↓3 ビグロ改の破損

↓4 n-8の破損

取った人はどっちのパワー発動か指定してネ

NT子「…ああ!?」

連邦兵「う!?」

 瞬間、ふたりの脳髄に宇宙が流れ込む。
ニュータイプの力がギリギリの死線をトリガーにして全開した、その結果だ。
いつか見た光景、聞いた音、そういう記憶は二人の精神宇宙の中に溶け合い交換され、それが理解を深める力となる。
やがて大きな宇宙と頭を介して、それはまるで糸電話のように魂同士が直接つながる――

8号機「」ドシャアアアアッ…

ビグロ改「」ガゴン!ゴゴゴッ…

連邦兵「う…うおお!?」グラグラッ

NT子「――あなたは誰!…くっ!」ガタンガタンッ!

《私の世界に来る…!?そんなことが》

 操作を離れて重力を振り切る力をなくしたn-8とビグロが、装甲を削り月面へと落着する。
現実の物理的な衝撃に引き戻されかけるふたり、しかしなおも宇宙は拡がり繋がる――

パァァァァァ…ッ

ニュータイプ的サイケデリック空間を描写できないんで台本形式に復活します
見づらいと思うんですが許してください!ネイトに何してもいいですから!






連邦兵「うう…君は、女の子」

NT子「そうよ、軍人だから戦っている」

『生きている人間が、ここで話をできるの?』

NT子「ニュータイプだからよ、意思のなかったあなたにはきっとわからない」

『それが…ニュータイプなの?』

連邦兵「俺は…こんな力は嫌いだ、死んだ人と話がなぜできる」

NT子「それがきっと私たちなの…」

連邦兵「そんなんじゃあ!生きてても生きた心地なんてしないじゃないか、生きてる意味もない!」

NT子「それは…」

『あなたは私の仇よ、それがどうしてまた私を嫌うの』

連邦兵「仇?お前はあの女の子なんだろうが、生きたいとも言っていなかったくせに!」

NT子「あきらめるべきよ、死んでから生きている人を殺せたらそれは間違っていると思う」

『そんな…私の恨みはどうするの、死んでも待ってる人が誰もいない!』

NT子「いつか私たちも行く場所よ、待てないと言うならそのまま消えるしかないわ」

『…絶対に迎えにいく』スゥ…

連邦兵「君はあいつと別の人なんだな」

NT子「そうなのかな…」

連邦兵「そうだよ、君は生きているじゃないか…」

NT子「あなたの言う通りだ、きっと」

NT子「あなたも家族を」

連邦兵「そうだ、だからジオンはやってしまわないといけない」

NT子「さっきの子のようなものを増やしても?」

連邦兵「それは…」

NT子「あなたはほんとは優しい人、こうして話してる間もずっと迷ってる」

連邦兵「家族の仇をとらなきゃならない!それなのに…」

NT子「わたしに思い出はないけど、少しは幸せに今を生きられている」

NT子「もし本当にニュータイプなら古い考えを捨てて、今に生きるべきじゃないかしら」

連邦兵「だけど…俺は君を殺さなきゃ」

NT子「………」


>>669
1.あなたがそれでいいのなら…
2.ダメよ…そんなこと

1

NT子「もしも…あなたがそれでいいのなら…」

連邦兵「でも、生きたいんじゃないのか?なぜ俺にそうする!」

NT子「わからない…あなたは何…」

連邦兵「俺は…俺だよ、ただの連邦軍の兵士なんだ」

NT子「あなたと混ざりあえば…連邦兵」

連邦兵「それは…うっ!?海に帰るのか?」

《――――――》

連邦兵「ネイトが呼んでいる…うあ!?」

NT子「そう、そうよ…ああっ!」

NT子「軍とか…こういうものの前じゃ関係ないはずよ、私たちは一緒に生きるべきなの」

連邦兵「それが…運命だっていうのか」

NT子「まだ遅くないはずだから…答えを出して」

連邦兵「………」


>>674
1.君を連れて行く!
2.一緒には行けないよ…

1

連邦兵「わかった…君を連れて行く!」

NT子「それは…でも、私は敵だった…」

連邦兵「ガンダムがいる、だから…今行くよ」

NT子「ガンダム?あれが…海、n-8の海」

ザザァ…ン





NT子「モニターは…あれが、そう」カチッ

8号機「」ゴゴゴゴ…ドワアアアァァァァッ!!

NT子(大丈夫、怖がらなくてもいいはず…)

8号機「」ガゴォンッ!

連邦兵『ハッチを開けて投降しろ!!』

NT子(接触回線…)カチ、ウィィィ…ン

連邦兵『そうだ、そのままこっちに移れ…妙なマネをするな』ウィィィ…ン

NT子『あなたが?』プシュゥーッ…ストン

連邦兵『うん、行こう』ウィィィ…ン、ガコン

NT子(本当に…)

8号機「」ゴゴゴゴ…ドヒャアッ!!

ビグロ改「」

NT子(さよなら)

連邦兵(…とはいってもどうしたらいい?一度艦に戻るか、それとも)

連邦兵(このまま戦うか…どうしたらいい)

NT子「不安なの」

連邦兵「そんなことない、大丈夫だ」

NT子「じゃあ迷ってるんだ」

連邦兵「決めたことではあるけどさ」

連邦兵(だいぶ時間を食ったから早くいかないと皆辛い、だからこんなことしてる場合もないけれど…)


>>685
1.一時帰投
2.このまま戦線復帰

2

連邦兵「ごめん、放っておけない人達がいる」グッ

NT兵「行くの?」

連邦兵「そうだ、行く」

NT兵「任せるから」

連邦兵「任せて」キュィイイ…

8号機「」ドワァァァァァァッ!!

連邦兵「通信は?…無理だ、とっくに戦闘濃度か」

連邦兵(たぶんあっちにいると思う…死なないで!)

NT兵(艦にいたみんなもあっちに?…そうか、じゃあどういう顔したらいいの)

ちょっとオーガニックエナジー滾りすぎて頭痛くなってきました
休憩

オーラエナジーを使い切ったようなので今日はここまでです
わかりあうことができたようで何より

あ、地の文どうだったでしょうか
よかったらまた続けると思います

はげましの言葉ありがとうございます、2スレ目をHTML化しましたので雑談はこっちでお願いします
20~30レスぐらいだったら別に雑談しててもいいのよ

フラナガンのNTは強化されているというか恐怖体験とかで無理やりNT覚醒を促しているようなので
人体の強化はされてないんじゃないかなぁ…という考えです
明日は恐らく早い時間のうちに更新し始めます

>>712 ついでにNT子の年齢決めちゃおう(10~18)
強化人間の年齢調べてたところ上が18で下は10までだったからです

14くらいかなー

 光芒がひとつ伸びる、ひとつ、またひとつ…その最中に彼らはいる。

連邦兵A「くそが!あの野郎」カチッ

 狙いをつけたビーム・マシンガンから光がとぎれとぎれに吐き出されつづける、しかしどれも狙いのモノに当たることはない。
連射モードに切り替えているはずが、それでもである。

ゲルググJ兵(最新鋭機か?…あの武器、こちらのものだ)カチッ

 その相手は速い、速く鋭い紅色のモビルスーツ、こちらもビーム・マシンガンを構えAのジム・スナイパーⅡを狙う…撃つ。

ゲルググJ「」バジュッ

連邦兵A(同じ…やっぱりかよ!)


↓2
00~30 回避
31~80 被弾
81~99 MS部位損傷

連邦兵A(そうそう当たるもんでも!)ガコンッ

機動力に任せて流れでビームを回避する、そして距離をさらに離すべく反転しスラスターをさらに吹かせた。

ゲルググJ兵(武装がわかっているのか?)

ゲルググJの武装は腕の得物だけでなく固定武装のビーム・スポットガンもある、近距離に向いた貫通力のある連射武器。
狙撃可能なビーム・ライフルを持つも機体自体は狙撃にそれほど特化しているわけでもない。
・・・それらしく理由を並べたがここまでの特性をAは特に考慮してはいない、単に自分が不利な射程から逃れるためだった。

連邦兵A(あいつまだかよ!)

数分前の全面的会戦前にモビルアーマーに対応しに行ったきり連邦兵は帰って来ない。
戦線がだいぶ広がってきているというのに隊の一人、ましてやガンダムを欠いたままでは少し苦しいのだ。
早急に戻ってきて欲しいと思いながらもAは機体のSASを起動させクレーターの淵に陣取らす、まさしく伏射の体勢。

ゲルググJ兵(…あれで乗ってくると思うのか?)

しかしAの狙いは別にある、それは僚機の位置関係。

03「あれは…04、続けていくぞ!」カチッ

04「了解!」

ゲルググJ兵(やはり、他にいたか!)


↓2
00~20 乱入
21~70 回避
71~99 被弾

03「当たれば…!」カチッ

04「このっ」カチカチッ

ガトリングとビームの雨が面を封じる、これでは前進することは愚策と同じ。
実弾を抜きにしてビーム兵器を耐えられる装甲など現状には存在しないのだから。

ゲルググJ兵(うっとうしい…!)

 機動力の調整を受けたGM+8が2機でゲルググJを追い詰め、Aの射線へと追い込んでゆく。
高機動型2機というアドバンテージの相手ではさすがの最高性能機でもじりじりと押し込められて行くほかにない、そして。

連邦兵A(直線!もらいっ)カチ

ジムスナⅡ「」ビジュゥゥウウッ!

ゲルググJ「」バヂヂヂヂッ!!

ゲルググJ兵「ぬううう…!」グラッ

安定性を地面から得た精密なビーム狙撃がゲルググJの装甲をかすめて溶かす。
先程の競り合いで位置が割れていてそこから動いていなかったために射撃を察知はできたが、それでもかすめる程度の回避が精いっぱいだった、同時にAが焦る。

連邦兵A(ダメだ、同じ手の通じる奴とは思えねえ!)カシュン、グッ

精密射撃用スコープを手で退けて再びクレーターから機体を離させる、戦闘はまだ終わらない。

その競り合いから少し離れた領域、そこでもまたMS同士の機動戦。

隊長(なんなんだこいつは…先ほどから付け回す)

ギャン兵(こいつがいい動きをするから、俺の相手に違いない…!)

元々小隊は1か所に集まって作戦を行っていたが、このモビルスーツの突然の乱入によって引き離された。
見ればどうやら格闘戦特化のMS、1人づつ片付けようという魂胆なのだろうと隊長は判断した。
しかしわかっていても格闘用だけあり相手は反応が速い、未だに小隊との合流ができていないのはこのせいだ。


>>736
1.大型ヒート・ホーク
2.ビーム・サーベル

1

ギャン兵(埒が明かねえぜ、こいつを試すか?)パチン

ギャン「」ガン・・・ヴォン!

 機動を続けながら新兵器の大型ヒート・ホークを抜きはらわせる、それは分厚く大きくおおよそギャンの全高ほどもあるもの…
振り下ろされれば戦艦すら無事ではすまないだろう、しかしこれはほぼ格闘戦しかできないと言ったようなもの。

隊長(…今まで撃ってこなかったのはそういうわけか)カシュン

 おそらくこの機体は格闘戦用、それも密接しなければ使えない武装しか積んでいないということなのだろう。
となれば選択肢はひとつ、小隊員の元に全力で後退しながら射撃しつづける。あのような得物を抱えていては大した機動力も生めないと隊長は確信したのだ。

ギャン兵「舐めてるな!」ググッ

安定した射撃ができる程度まで少し減速する、しかしあてが完全に外れていた、目の前のモビルスーツは予想よりもずっと早くこちらに近寄る。
ギャンの駆動系は格闘戦用機としてずっと強化されていたのだ、それをロックオンサイト越しに素早く近づいてくるその姿が物語っていた。

隊長「なに…!」


↓2
00~40 回避
41~95 MS部位損傷
96~99 撃墜

隊長(だがっ)グイッ

突っ込んでくるだけの相手にそうそう当たってやることはできない、そう言いたげにジム・コマンドはギリギリで身を横にかわしてみせる。
しかし敵も黙ってはいない、隙を見せてはならないとすぐさま後ろへ鉄塊を振り回す。

隊長(ち、リーチも割と長い…厄介なものを)

射撃体勢をやめて小隊の元へひたすら向かう、背を向けていても撃つ銃火器はギャンにはない。

ギャン兵「待てよ、このっ」

機動性自体はほぼ互角、直線で追いつける余地もなくギャン兵はただただ追うだけ、誘い込まれているとも知らず。

NT子「木馬が見えてきてる、あれは?」

連邦兵「母艦だ、通信するから黙って」

連邦兵(レーザー通信に切り替えないとっ)カチカチ

連邦兵『こちらn8、MAは落ちました!戦況は』

オペレーター『戦況は…後ろの人は?』

NT子(………)

連邦兵『捕虜です、このまま戦列に戻ります!戦況を教えてっ』

オペレーター『え、ええ?戦況は…MS隊が前方で敵MS隊と交戦しています、排除出来しだい前進するようです』

連邦兵『わかりました、レーダー情報の同期を!』

オペレーター『了解ですっ』

連邦兵(これ…孤立してる方をたくさんとたくさんが戦ってる方、どっちから行く!?)カチカチ


>>746
1.孤立してる方
2.たくさんとたくさんが戦ってる方

1

今日はここまでです
地の文って疲れますね

NT子「追われてる」

連邦兵「わかってる、そっちに行く」

オペレーター『補給はどうするんです!?』

連邦兵『いりません!n8戦列復帰します!』ググッ

8号機「」ヴァオオオオォォ…ッ

オペレーター(…誰なの、あの子は)

艦長「状況知らせ!」

連邦兵B「双方共に撃沈艦なし、MS隊は未だ前方にて膠着中!」

オペレーター「あ、n8モビルアーマーを撃破した模様!戦列に戻るようです」

艦長(我が方は艦艇MS共に左右に展開してラインを作っているが…戦局を変える楔がない)

艦長(…進むも押すも私の一手か、さてどうするべきだ?)


>>758
1.MS隊の敵排除の終了次第、前進
2.艦砲射撃での援護のため即時前進

艦長「…よし、グレイファントムを中心に前進する!艦砲射撃で一気にMSを散らせ」

艦長「他4隻にもそう伝えろ、MS隊は射線から退避させておけ、止まれば死ぬのだ!艦の防衛も怠らせるな」

連邦兵C「了解」

連邦兵B(思い切ってるな…)



連邦兵(間に合うのか!?)

NT子「見えるよ、あっち」

連邦兵「見えるの!?…わかった、行く!」グイッ


↓2
00~60 ギャンに先に察知される
61~90 隊長と合流
91~99 不意打ち

ギャン兵「…ん!」ビーッ!

目の前の手練れのMSを追い回すギャン兵、しかし突如としてコクピットにアラートが鳴り響く、危険の来る場所は後ろ。

ギャン兵(この機体より速い敵…ガンダムだな!)

連邦兵「いたっ!」

因縁のついたガンダムが自ら寄ってきた、これほどの好機はない、即座にギャンを反転させ正面から突撃させる。

ギャン「」ドオオオッ!

NT子「来てるよ!」

連邦兵「わかってる、舌噛むから黙って!」カチカチ


>>766
1.避けつつガトリング
2.近接武器で迎撃―――A.ツイン・ビーム・スピア B.アンク・サーベル C.ビーム・サーベル

(2の場合2-Aみたいな感じで答えてネ)

1

NT子「来てる!」

連邦兵「よけるって!」ガチ

 ガトリングの照準を合わせながらも連邦兵は集中する、相手のあれだけ大きい得物に当たればただではすまない。
来ると見込んだ位置から、スラスターを吹かして全力で避ける…当然当たらずにはすんだ。
機動力の差をうまく使い少し距離を離してから横を取り、ガトリングのトリガーを引く、銃身が火を噴く。

連邦兵「っ」カチッ

8号機「」バルルルルルルル!!

ギャン兵「ち…!」


↓2
00~40 回避
41~80 大型ヒート・ホークを盾に
81~99 被弾

ギャン「」カキィ…ン

ギャン兵(無理だ!?)

 次々に吐き出される弾丸を必死に避けるも一度かすめたことで気づいた、正確すぎる…この狙いからは逃げられない。
しかし被弾を防がねばならない…そしてある事に気付く、ギャンが今携行しているもの。

ギャン兵(こいつが盾になれば…!)

ギャン「」キキキキン!カン…

 ぶ厚い大型ヒート・ホークの側面がギャン兵の予想通りにガトリングを弾いていった。
モビルスーツの丈ほどもあるMA用武装ならもしやとは思ったのだが、元々ガトリングには威力がないのも相まってこれがうまくいったのだ。

NT子「はじかれてる」

連邦兵「なに!…黙っててって何度言わせる!」

NT子(…でも、あの人)

 聞き分けないNT子が連邦兵をしだいに苛立たせる、しかしNT子はそのいちいちに反応をせずにはいられない。
何せ相対している敵は元々同じ艦のMS隊の一人、嫌われているとは思うがそれでも感受性の高い彼女が知人の死を近くしてしまっているからだ。
しかし彼女はニュータイプを選んだ、その彼は攻撃を望んでいる…そういった板挟みにあっている。


↓2
00~60 連邦兵の判定
61~99 ギャン兵の判定

>>777
1.TBS
2.アンク
3.サーベル

NT子「知り合いなの…あのMS」

連邦兵「え…だけど、殺す!」カチカチ

NT子「…わかった、ごめん」

 NT子の告白に若干揺らぎながらも連邦兵はコンソールを弄りFCSを切り、ツイン・ビーム・スピアをn-8に持たせる。
今のところアンク・サーベルは出力過剰でありビーム・サーベルではあの大型武器に勝てないとの判断ゆえの選択だった。

8号機「」ヴゥン…!

ギャン兵「やる気だな…!」

ビーム・サーベルの類を構えたと判断したギャン兵は躊躇もなくモビルスーツを突進させる…それに連邦兵が対応する。

ギャン「」ゴオオォォッ!

連邦兵(調子にっ…!)


↓2
00~30 回避
31~70 カウンター、被弾
71~99 カウンター、MS部位損傷

30~44 NT能力解放

部位指定ないので↓から

NT子(鈍い…!やれる)

連邦兵(でっかいもの構えるから!)ガコンッ

格闘戦に強くされているギャンではあるが、n-8の反応にはかなわず振りかぶった渾身の大型ヒート・ホークをひらりとかわされる。
間髪入れずにツイン・ビーム・スピアを振りかぶる…しかし重量に振り回されたギャンのふらついた動きのせいかその軌跡は致命打とはならず通信アンテナを溶断するのみとなった。

ギャン「」ヂヂッ…!

ギャン兵(なんだこいつは…!)

一方のギャン兵は焦っていた、渾身の一撃をあっさりとかわされただけに留まらず危うく撃墜をもらうところだったのだ。
グラナダで会戦した時の動きとは比較にすらならない、その情報も今までずっと聞いてきたが想像以上としか思えない、何もかも速すぎる。

ギャン兵(――ふざけんな、負けるのか?ガンダムに)


↓2
00~50 連邦兵の判定
51~99 ギャン兵の判定

36~50 NT能力解放

>>791
1.『直感』
2.『感応』

今日はここまでです
だいぶ日を開けちゃったので特別に↓4つまででゾロ目出たらなんか今後の事しゃべります

ええ…(困惑)
というか今気づいたのですが見てくださってる方ほんとに多くて嬉しいです
それではまた朝にでも

教えないとまずいことは特にないんですが↓でゾロ出たら何か言いましょうかね

ギャン兵「ふざけんなって…!」ゴンッ!

意地と誇りをかけて、ギャンの駆動系が再び唸りをあげながら大型ヒート・ホークを突き出す。
――しかし、それでも、ガンダムには決して届かない。

連邦兵(おそい…)グッ

8号機「」ガキンッ…ガチッ、ヴォンッ!

ツイン・ビーム・スピアに繋がる片方のサーベルをパージし左腕に持たせる、そして正面には突撃するギャン。
左から来るホークを右にかわし、ガトリングを受け弱った部分に逆手に持ったサーベルを突き立てオーバーロードで爆破させ、自身はさらに前進し…月に向かって蹴り落とす。

8号機「」ガゴォンッ!!

ギャン兵「な…」ガタンガタンッ

重力に引かれ、スラスターを吹かしても抵抗むなしくギャンは月へと堕ちて行く…

ギャン「」ズドゴォォンッ…!

連邦兵(とどめを…)


>>808
1.万遍なくガトリングを撃ち込む
2.さっさと隊長たちと合流

1

NT子「撃つの?」

連邦兵「うん」カチ

8号機「」キュィー…バルルルルルルルッ!

 答えるよりも早く手が引き金を引いていた、全てとどめを刺したかった故に。

ギャン「」ガンガンッ!ガゥンッ…

ズドォオオオ…ン

 その爆発は遠くからでもやけにくっきり見えた、月の固い山肌を削りMSが熱を持って弾けて崩れてゆく。
いつも戦場で見る光景のはずだがそのときだけはいっそう輝いて見えた…NT子にはそんな気がした。

NT子「…ガトリングの弾が切れてる」

連邦兵「ここからは牽制もできない、…しょうがないよ」

NT子「しょうがないものね」

連邦兵「次に行く」

8号機「」…バヒュゥッ!

ゲルググJ兵(…く、明らかに不利だ!下がるほかない)グッ

ゲルググJ「」バヒュゥッ!

連邦兵A(逃げた!スナイパー相手に背中を晒すなんざ…)ガチャン

隊長『振り切った!そっちはどうなってる』

連邦兵A『隊長!…今こっちのMSも全部逃げました、それを俺が撃って』

オペレーター『MS隊各機へ!全艦はこれより援護砲撃のため前進します、射線から退避を!』

隊長『なに…n8の合流次第前進するぞ、長居はできない!』

連邦兵A(マジかよ…狙ってる暇がねえ)

連邦兵『n8モビルスーツを撃破、合流します!』

隊長『よし、各機さらに前進!射線には入るなよ!』

『『『『了解!』』』』

連邦兵A『しかし、前進つっても何するんすか!』

隊長『艦を前に出して砲撃する以上やることは決まっている、敵艦の砲撃のかく乱だけだ!』

隊長『俺たちに前進命令を出した以上護衛のMSは足りているということだろう、俺たちは俺たちの仕事をやればいい』

隊長『味方の艦がすべて前進している以上そっちにも気を取られているはずだ、多少は火線もそちらに行くはず!ひるむなよ!』

連邦兵A『り、了解…』

連邦兵A(…こんな状況なのに頭回る人だなァ~ほんとに)

連邦兵『ギリギリまで避けきれば味方が沈めてくれるってことですか…』

隊長『そうだ、行くぞ』

ゴォォォォォ…ッ

↓4までで戦局判定
合計0~160 失敗
合計161~240 敵方潰走
合計241~ 敵方殲滅

↓3まで どのタイミングでの失敗か
合計00~80 攪乱失敗、敵艦に砲撃を受ける
合計81~140 敵MS隊の妨害
合計141~ そもそも残存兵力が多くて近寄れない

連邦兵B「…これは?敵MS隊来ます!」

艦長「なに!撃ち漏らしていたとでも」

連邦兵C「この艦のMS隊のちょうど両側面から…グレイファントムが前に出るのを待っていたとでも」

艦長「迎撃しろ!MS隊も呼び戻せ、敵はいくつだ」


↓2
00~50 7機
51~99 9機

連邦兵B「敵MS、数7!このままでは」

艦長「弾幕を張るのだ!」

オペレーター『MS隊全機、戻ってください!艦の護衛を!』



連邦兵A『おいおい…!つったってどうすんだよ!』

隊長(まずい…!このまま攪乱もなく前進すればいい的でしかない、全滅する)

連邦兵『俺が一番速いんです、先にいきます!』

隊長『お前一人先行しようが死ぬだけだ!』

連邦兵『土星エンジンのリミッター、ちょっと機体に熱がこもるけど解除すれば…!』カチカチ

連邦兵「しっかりつかまって!」グッ

NT子「…うん」

8号機「」キュゥゥ…ン

連邦兵『ごめんなさい、手がきっと欲しいはずなんです!』プツッ

ド ワ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ ッ ! ! !

連邦兵A「速…っ」

隊長『く…n8に続け!』

連邦兵(き、キツ…っ)ギギギギ

NT子「わ…っ!く」バン!ギギギ…

連邦兵「大丈夫か!」

NT子「いっ…大、丈夫」

連邦兵(!見えた、左右のあの光だな!)


>>834 どっちに何で仕掛ける
1.左
2.右

A.射撃(3連マルチ・ランチャー[拡散])
B.格闘(ツイン・ビーム・スピア)

2A

右側に4つの光と左側にも同じ3つの光、連邦兵がターゲットサイトに捉えたのは右側。
圧倒的スピードで追いすがる謎の機体に敵のジオン兵4人は困惑する、しかもそれは単独。

「何をしにきた!?」

射撃補正もあてにならない程の超高加速の中で必死にブレる照準を手動で直し、捉え…撃つ。

連邦兵(行け!)

8号機「」ボボボンッ!


↓2
00~50 回避、全機散開
51~90 2機被弾
91~99 1機部位損傷

 連続して放たれた3つの弾は、敵に近づくにつれやがて花のように激しく拡散した。
面を制圧する、無数に広く散らばる弾を避けるにはどうしても大きく動かねばならず…

「くそ!回避しろ!」

 全員が思い思いの動きをしてしまい、隊列は崩れ散り散りとなる。
それがいけなかった、n-8の性能は1対1でこそ最大限に引き出され、敵をことごとく引き裂いていく…

連邦兵(まずは…!)

>>845 (武器選択でコンマの範囲変わります)
1.ツイン・ビーム・スピア
2.アンク・サーベル

土星エンジンのカバーも兼ねる大型ランドセルにn-8の手を伸ばさせる、そこに保持されているのは異形のビーム・サーベル。
生命の名を持ち、生き返りの象徴の『アンク』、その形をした、しかしMSを殺すための武器。
n-8の手に掴まれたそれは本体と同期し、先端の大型円形出力器から通常のサーベルと比較にならない光を発する。
Iフィールドによる刀身の固定さえ完全にはいかず、まるで噴水のようにメガ粒子がときどき漏れ出す…

連邦兵(前と違って機体の動きがほんとに良くなっている…これなら!)

リミッターを再設定しなおしつつn-8が敵に切りこんでゆく、光の尾を引きつつ。

(なんだあれは…武器か!?)

狙われたザクF2型ももちろん黙ってはいない、が、その敵は速すぎる。


↓2
00~30 回避
31~50 部位損傷
51~99 撃墜

21~35 NT能力解放

残念ながらゾロ目ボーナスは項目にないのでなしです


 横に薙ぎはらうのは超高熱の光の柱、サーベルの比ではないこれを食らえばもはやMSは原型をとどめないだろう。
しかもこの先端は放射状、すなわち気まぐれに…拡がる。

「うおお!?」

尋常ではない危険を読み取りザクF2のパイロットは後もかまわずとにかく後ろに向かってスラスターを吹かす、それは最善だった。
ちょうどいい場所に味方のゲルググがいた、もちろんその僚機は援護に入ろうとする…しかし、攻撃はまだ終わっていない。

連邦兵「逃がすかあああ゛あ゛!」

NT子(怖い…!?)


↓2
00~20 回避
21~30 MS部位損傷
31~90 撃墜
91~99 二枚抜き

12~26 NT能力解放

「う、ぬ…!?」

巨大な光はすでに後ろから迫っていたのだ、メガ粒子が背中からザクを突き刺し溶かしてゆく。
膨大な熱の侵入に耐え切れなくなったザクのジェネレーターは崩壊し、やがてそのすべてが爆発した、それに巻き込まれ吹き飛ばされるゲルググ。

「うわああ…!」

連邦兵(さっきのも…!)

「させるか!」

その追撃に割り込む機影がふたつ、それはリック・ドム2機のモビルスーツ隊。


↓2
00~30 回避
31~70 目つぶしされる
71~99 つばぜりあい(できるとは言ってない)

 その1機がn-8の目の前まで迫る、サーベルによる反撃のリスクを少しも恐れずに、である。
リック・ドムの胸部の拡散ビーム砲は出力が安定しないが逆に目つぶし用の武装として大いに今まで役立った、それを浴びせてやろうという魂胆なのだ、そして光が放たれる。

連邦兵「う!?」

NT兵「…っ」

 ドムのパイロットからは認識できないだろうが思惑通りに事は進んだ、そして2機はジャイアント・バズを構える。


00~20 回避
21~40 とりあえず腕を振り回してみる
41~99 被弾

41~55 NT能力解放

すいません↓です

>>858が↓1だったんです
というわけで後出しっぽいんですがそのようにしてもいいでしょうかね

ちなみにどっち発動ですかね >>873
1.『直感』
2.『感応』

1

連邦兵(…目じゃ見えない、頭で見れば!)

もはや今は視覚には意味のないことを連邦兵は悟ると、今度は完全に目をつぶるようにした。
人間という点から伸びる線、その線を手繰り寄せて自分に繋げる――もっとも手繰り寄せるはおろか普通であれば線は見えることすらない、が。
そうすれば相手を感じられると、自分の身体が理解した…集中の空間にそれを見つける、そして。

8号機「」…ドヒャアァッ!!

「見えてないはず!?」

8号機「」ブォオンッ!…ゴギャアッ!!

 感じた場所へと一直線にn-8を走らせる、それが敵、壊すべきモビルスーツ。
サーベルを持っているとかそういうことはもはや直感的な操縦に頼っている故関係ない。他と比べても異様にして巨大な質量を持つn-8の剛腕を一直線に叩き込んでやった、とどめは、拡散弾。

連邦兵「っ」カチ

8号機「」ボボボッ!

リック・ドム「」ボンボンボォン…ッ、ドォオオオオオッ

「よくも!」

僚機を殺された片割れのリック・ドムがジャイアント・バズを放つ、しかし、そこにはn-8はもういない。
2射目も同様だった、まるで次の射撃位置が知られているかのように避けられている。

NT子「え?だめ、危険よ!」

連邦兵「落ちろ!…何が!」

「くそおおおおおお!!」

先ほど吹き飛んだゲルググもビーム・ナギナタを構え吶喊してきた、リック・ドムのジャイアント・バズもその銃口をn-8に向けこれで再び2対1…が、その数に意味はない。
再び直感の力を込めた3連マルチ・ランチャーで狙う、ただし撃つのはモビルスーツよりもその先、何もない筈の空間。

連邦兵「っ」カチ

8号機「」ボボボッ!バンッ!

「くそがあ!」カチッ

リック・ドム「」ボシュゥッ!

拡散弾が放たれ開き、それをゲルググが大きくかわして避ける…それと同時にジャイアント・バズは発射されていた。
――それこそが悲劇の引き金、最初からその弾頭は誘導されていた。

「またアレ…え?」

ゲルググ「」ボゴォッ!ドドォ…ン

「な…なんだ!」

連邦兵(うまくいったのか…!?)

拡散弾撒く→ゲルググをバズの来る場所(わかってる場所)に誘導する→ゴシャー

地の文下手でわかりにくくてごめんなさい

「おっ、俺が…」

連邦兵(敵が止まった…殺す!)

自ら引き起こした仲間の死に恐怖するリック・ドムのパイロット、しかしn-8はなおも迫る。

8号機「」ヴァオオオオオォォォッ!!

リック・ドム「」バヂヂヂヂヂッ!!…ヂヂッ

無慈悲な横薙ぎの光がコクピットへと流れ込む、すべて蒸発し後には何も残りはしない。
ゲルググ1機・ドム2機・ザク1機、ここにMS部隊1個が全滅した。
連邦兵はなんの感想も持たない、すぐに残り3機への攻撃をせんと動き始める。

連邦兵「すぐに行かないと艦が…!」


↓2
00~50 特になし
51~99 オーバーヒート

連邦兵「…ん?」ビービーッ!ビービーッ!

連邦兵(…スラスターがオーバーヒート!動けないっての?ガンダム!)

NT子「艦に戻らなきゃ冷却できないんでしょう?」

連邦兵「…ま、まずいっ!」

連邦兵(戦場のど真ん中で置き去りなんて目にあったら、絶対に死ぬ…!)

NT子「その前に、たぶん月に…」

連邦兵「…高度計!?これ何やってんだ!」

NT子「落ちてる…!」

連邦兵(し、死ぬかよ…ここで!)

今日はここまでです
なんか連邦兵くん強くしすぎたのかな…まあNTパワーは今回だけですさまじい上がり方してる訳ですがね
↓2までゾロ目募集

安価取ってた方々お疲れ様でした
明日はたぶん昼からです

3連星時アムロぐらいのNT能力はとっくにありそう
ブラウブロあたりで別次元でララァ戦時はもうワケわかんないけど

起きれませんでした…(小声)
あんまり戦果とNTパワーを上げると変なルートに行っちゃうかも

↓2
00~50 後続が助けに入る(静かに月面に降ろす)
51~90 後続が助けに入る(そのまま艦まで)
91~99 落ちて気絶。現実は非常である

03(なんてスピードだガンダムは、ようやく追いついたが…)

04「おいなんだアレは?」

03『何してんだ!?』

連邦兵『落ちてるー!!』

03『そうじゃない!…オーバーヒートか何かか、救助するか?』

04『当たり前だろう、我らがガンダム様だぜ』ググッ

連邦兵『助かります…』

GM03・04「」コォォォ…ガキンッ

03『このまま艦まで持って行くからそこで完全に冷却しろ、いいな?』

連邦兵『了解』

連邦兵(もう少ししたらMS自体の冷却も働くと思うけど…)カチカチ

>03『何してんだ!?』
>連邦兵『落ちてるー!!』

どっかでこんなやりとりを聞いたような

03『…つってもな、アレを見ろ』

ズダダダダダダッ!ズズゥ…ン

04『アレ…取りつかれてんのか!』

連邦兵『まずい…!』グッ

04『動かねえだろ!落ち着け、01と02に任せるしかねえ…4機も片付けたんだ、充分だろ』

連邦兵『だけど…』

03『迂回するぞ、射線は切りながらな』

04『は!?』

03『早く行きたいんだろ?ガンダムを持て余してるほど俺らのMS隊も暇じゃいられねえだろ』

連邦兵『え…っ、でも危ないですよ!』

03『エースのお前が戦場にいないでどうする!信頼してるんだぜ』

04『…ち、付き合うよ』

連邦兵『…ありがとうございます、重ね重ね』

コォォ…ドォォォォォッ!!

ズズゥ…ン

艦長「く…MS隊は呼び戻せないのか!」

オペレーター「来ます…!?n8オーバーヒート、艦への受け入れを許可してくださいと03・04から…」

連邦兵B「今そんなことしてる場合か!?」

艦長(ここで振り払っても、冷却が間に合わねば戦力が続かない…か!)

連邦兵C「整備班に要請出しました、即刻準備にかかるそうです」

開発主任『ちょっと今どうなってんのよ!!誘導弾ランチャーは1つ落ちてるしもうてんてこまいで…』

連邦兵C『とにかくn-8が来ます、整備を急ぎお願いします』

開発主任『…ああもう!』プツッ

艦長(…さて!)


>>907
1.危険は承知、受け入れを許可する
2.MS隊で敵を排除してから受け入れる

2

1

艦長「戦力の損耗こそ避けるべきだ!ガンダムはまだ受け入れない」

艦長「MS隊で取りついたMSを排除してからだと言っておけ」

オペレーター「了解ですっ」

オペレーター(…とは言っても、間に合うの?)



隊長『あれは…撃てるか?』

連邦兵A『艦に向かってですか!?下に降りてからなら…』

隊長『やってみろ、俺があっちに行く』

連邦兵A『…了解』ガチャン

ジムスナⅡ「」カシュン…


↓2
00~30 回避
31~80 MS部位損傷
81~99 撃墜

Aの狙撃ですごめんなさい


 月の重力に任せてジム・スナイパーⅡが落ちる、スラスターを吹かし落下の衝撃を軽減しつつ、しっかりと月面を踏みしめる。
続けてすぐに膝射の体勢をとらせ、機体と銃身の安定を確保しつつ狙撃を開始する…

連邦兵A「………」ピピピピピピ

 射撃補正用スコープから見える緑の機影、それを中心に捉え、撃つ――というわけにもいかなかった。

連邦兵A「戦艦が裏に…」

 狙撃ビームはただでさえ高出力、MSを易々と貫くのだから裏の戦艦にまでも攻撃が届くだろう。
敵はそれがわかってやっているというふうでもなかったがこうなれば狙撃位置を変えるほかない。

連邦兵A(早く一つ落とさねえと隊長が不利だぞ…!)ググッ

ジムスナⅡ「」ゴオォォォォッ!

03『ええ!?受け入れられないって…』

04『そら見たことか!やっぱりこいつらを片付けてからのが速い!』

連邦兵(く…足手まといじゃないか、これ!)

NT子「自前の冷却もまだ終わってない」

連邦兵「稼働時間とかが問題だってわかっちゃいたけど…もうちょっとだろ、多少動けるようになるのは!」

04『お前がこいつ持ってろ、俺は01と援護に行く!』グッ

GM04「」ドヒュゥッ!

03『…ま、こういう時もあるってことだよ』

連邦兵『命がかかってるんですよ』

03『他がどうにかしてくれると思うしかない時もある』

今回はここまでです
全然筆が乗らないんですけお…

明日は早起きできるように頑張ります


連邦兵くん思い上がっちゃってる感じあるな

~その頃 グラナダ連邦軍基地司令室~

司令「フォン・ブラウンが堕ちたと聞いたが」

秘書「はい、戦艦2隻とMS4機を失ったもののフォン・ブラウンは取り返せました」

秘書「未だ決着のつかないアナハイム戦線と接続します」

司令「…勝ったか」

秘書「まだ終わっていませんよ」

司令「ああ、戦後処理も含めると…中立のフォン・ブラウンが一時とはいえ守れなかったのだから」カチャ



司令「――そうか、そういうワケか?」

秘書「そう、まだ…終わらないのです」チャッ

司令「………」スッ

秘書「動かないでください、非常用ブザーの位置もわかっていますから」

司令「人事異動ラッシュが仇になったかな?君のようなのをうっかり招き寄せるとは…」

秘書「でしょうね」

司令「…しかし、一時的とはいえ君はジオン撲滅のためによく動いてくれていたようだが」

秘書「AEの彼は無能でしたから、私の存在にも気づかなかったようで」

秘書「いずれ仲間が首を挿げ替えてくれるでしょう…では」

司令(後は任せる…!)



タァ…ン

司令「」

秘書(…さて)スタスタ

秘書(フォン・ブラウンの彼もそろそろあれを持ちだしている頃か?)プシュー…ッ

秘書(まあとにかく、この場は逃げる)

秘書(街の人間と合流できればいいんだがな…)

04『01、援護に回る!』

隊長『助かる』

ジム・コマンドとGM+8の両機が合流する、この2機でグレイファントムに取りつくMS3機を散らさねばならない。
弾幕を避けるスラスターの光に向かって2機は素早く行動を起こす、そして噛みついていく。
しかし相手方とて黙ってはいない、艦への攻撃を中断しまずは艦載機から落とそうと集まり来る。

隊長『来たぞ!』

隊長(狙撃の支援があればいいが…)


↓2 防御側(隊長)
00~40 回避
41~80 被弾
81~99 MS部位損傷

ゾロ目 カウンタースナイプで敵側1機MS部位損傷

隊長「!」

隊長の左方からロックオンアラート、やはり数の不利は避けられず攻撃が迫りくる。

04『避けろ、防ぐな!』

隊長のジム・コマンドはその方向にシールドを構えさせていた…が、そこから飛んできたのはバズーカ弾頭。
マシンガンより貫通力のある攻撃がシールドを砕き保持していたマニュピレータにまで大きく衝撃を与える、それはコクピットにも伝わる。

隊長「うおお…!」ガタンガタンッ

後ろにのけ反り大きく体勢を崩すモビルスーツ、それを敵は見逃してはいない…無論、04も。
すかさずフォローのためにGM+8をすべり込ませ、敵を迎撃させる。

「邪魔を…」

04『この!』カチッ


↓2 攻撃側(04)
00~30 回避
31~80 被弾
81~99 MS部位損傷

ゾロ目 長距離狙撃成功

その同時、今は静かな月面でジム・スナイパーⅡはようやくポジションを確保した。

連邦兵A「掃除を始めっか…!」ガチャン、カチカチッ

ジムスナⅡ「」ガシュン…

ジム・スナイパーⅡ特有の精密射撃用センサー搭載バイザーを頭部に降ろさせ、コクピット備え付けの狙撃用スコープも併用する、二重の狙撃補佐。
グレイファントムの周りを未だにうろつくスラスター光を探知し、味方識別を確認し、狙う。
その中でもひときわ大きいビームの光芒が見えた、味方から伸びている…その狙いの先を捉え、トリガーを引いた。

連邦兵A「っ」カチ

ジムスナⅡ「」バシュォォッ!

リックドム「」バヂヂヂヂヂ…ッ!

04『おお!?』

隊長『来たか…』

ようやくの狙撃援護、それも1機撃墜である、これで相手を押し返すのも容易となった。


↓2 敵の動向
00~40 継戦
41~99 撤退

指揮官が堕ちたのかそれともここに利なしと悟ったか、とにかく敵モビルスーツ2機は艦から距離を開け始める。
そうして狙撃の射程範囲外に出てすぐさまアナハイムに向かい撤退していった、グレイファントムは傷こそ目立つものの健在だ。
紛れもなく防衛に成功したということだ。

隊長『退いたか…』

04『ガンダムは入れんのか?』



艦長「なに、敵が撤退していく?」

連邦兵C「フォン・ブラウンから報告です、敵が味方部隊によって挽回、アナハイムに籠るようです」

連邦兵B「それじゃあ、完全に突入して制圧するしかないじゃないっすか…」

艦長「…とにかく戦線が接続する、ならばMS隊を帰投させろ、補給をさせるべきだ」

オペレーター『MS隊全機一時帰投してください!』

03『いったん終わったみたいだな、今連れて帰るぜ』

連邦兵『ほんとですか…はぁ』

NT子「私は…」

連邦兵「独房にでも入ってる方がいい、危なくないから」

連邦兵(…いや、俺はなんでこんなこと?あそこは戦場で、この子は敵だった)

連邦兵(ワケが分からないよ…俺のやってきたこととか考え、自分で否定した、背いたんだ)

連邦兵(ニュータイプって…なんなんだよ)


↓2 ??? 40以上

ゲルググJ兵『撤退だと!』

『これ以上持たせられません!ましてや対艦戦など…』

ゲルググJ兵(く…補給まで受けたというのに!)

ゲルググJ兵(いや、…あれは、ガンダム?)

ゲルググJ兵(…艦には届かないが、土産をいただくとするか)ガチャン

ゲルググJ兵「迂闊だったな」カチ

ゲルググJ「」…バシュゥッ!!



03『へ?』

連邦兵『え…』


↓2 防御側
00~80 03撃墜
81~99 連邦兵MS部位損傷

部位どこですかね?↓
コクピットとかは…勘弁してくださいね

連邦兵「動っ」ガコンッ

8号機「」ガゴンッ!!

03『ごっ!?』グラグラ

あまりにも突然だった、唐突で前兆すらもつかめない突然な攻撃…しかし、n-8は反応した。
光がそれに届く前に、瞬時に操縦桿を動かし03を右の巨腕で掴み遠くに追いやる、そして、代償を支払う。

8号機「」ズズ…ッ、ドォンッ!

狙撃ビームがn-8の左腕の肘部から下を焼き切り奪い取る、射出用推進剤に引火しそれはすぐに吹き飛んだ。
n-8の、ここにきての初めての被弾。

連邦兵「あ…!?」

そしてまたも事は起きる、03が投げ飛ばされる位置関係が悪かった…それは月面への直撃コース。
この高さからあの凄まじい速度で落ちてはとうてい中の人間は無事ではいられない、それをわかっている。

ゲルググJ兵(左腕でも儲けものか…撤退せねば)グッ

連邦兵(助けられる…のかよ!)グッ


↓2
00~60 落下コース
61~95 引っ張るもオーバーヒート
96~99 奇跡の生還

連邦兵(とどけよ!)グッ

n-8自身の冷却機能でようやく機能を復活させたスラスターが再び唸る、今度も味方を助けるためだ。
月面に刻一刻と迫る機体、しかしたとえぶつかるとしても諦めきれない、命には代えられない。
片腕だけになったn-8はそれでももがく、そして…命を手繰り寄せる。

連邦兵(つかんだんだな!?)

先ほどから03の機体に動きがまったくない、すぐさま接触回線で連邦兵は呼びかける。

連邦兵『起きてください!ちょっと!!』

NT子「だめ、離れて!」

連邦兵『バカか!そんな…』

モニターを見返して連邦兵はNT子の真意を悟る事になる、無理な再起動で再び排熱に問題が出始めた…オーバーヒートが近い。
このままでは助けることはおろか、03共々落ちるしか道はない。

連邦兵『…そんな!』

03『………』

連邦兵『あんただけでも!!起きてください、くそっ!!』

03『………っ』カチ

GM03「」ガシャァ…ン!ブァアアアアッ!!

連邦兵『押すなあ!なんでっ!!…え!?』

わずかに戻った意識、その力を使って03は繋がれたその手を放し…n-8を押させていた。
ガンダムを重力に引き込むまいと、必死に押した…そうしてまた彼は意識を手放す。

03(いけ…よ――)

連邦兵「おい…おい!ダメだ、回線を…」

連邦兵『落ちちゃダメだああああ!!』



ガゴォンッ!!ゴン、ゴゴゴゴッ…ドシャアッ

連邦兵「………」ピッピッ

連邦兵「ぁ…」

言いようのない虚脱感と共に連邦兵はコンソールを動かし指定したポイントをズームさせる。
見たくもないはずの人死にの光景、それでもどこか事務的に確認せずにはいられなかった。

GM03「」…ジジッ

外装に凹んでいない場所などなく、落下の衝撃でメインカメラ共々頭部は別地点へ置き去りになっている。
腕部からは装甲が弾けてコードがむき出しになっている場所もある、そして、胸部のコクピット…ずたずただった。
背部は確認できないが、月面に衝突時の体勢からして恐らく一番凹んでいる…近く、ジェネレータ共々爆発するだろう。

連邦兵「………」クタ

NT子「………」

今日はここまでです
なんでこんなに投稿間隔が開くんだ

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