ベルトルト「ライナーがモテ過ぎて胃が痛い」(167)

ライナー「でな、俺は言ってやったんだよ。『掘ってやろうか!』ってな」

コニー「おいおい!冗談キツいぜ!」

ジャン「ガチっぽさを逆手に取るかー。ライナーやるじゃねーか」

ライナー「そしたらそいつ、顔を真赤にして逃げたわけよ」

ライナー「見ものだったぞあの顔は。はっはっはっは」



ベルトルト「・・・・・・」

トーマス「ベルトルト、相談があるんだが・・・」

ベルトルト「あ、君もなんだね。・・・あっちで聞くよ」

トーマス「あ、ああ///」

ベルトルト(トーマス・・・君も開花してしまったか・・・)

ベルトルト(ああ、また胃が痛くなりそうだよ・・・)キリキリキリ

トーマス「・・・でな、ライナーの奴、笑うとラフレシアみたいに笑うんだよ///」

ベルトルト「アーウンソウダネー」

トーマス「だ、だからさベルトルト・・・つ、次の対人格闘でライナーとさ・・・」

ベルトルト「次の対人格闘は既にサムエルが予約しているね」

トーマス「んなっ!?さ、サムエルの野郎・・・あいつもライナーを・・・!」

トーマス「頼む!そんな奴より俺と組ませてくれ!きっとあいつは寝技を仕掛ける!」

トーマス「ライナーのあのムチムチでいやらしい身体を好き放題するつもりだ」

ベルトルト(いやそれお前だろ)

ベルトルト「悪いけど、僕は誰かに肩入れは出来ないよ。中立だからね」

ベルトルト「そういう決まりだと知った上で僕に相談したんだろ?」

トーマス「くっ・・・!でも、俺はライナーを愛しているんだ・・・こんなの辛すぎる・・・」

トーマス「あんなに魅力的な男なんだ!ベルトルトだって判るだろ!」

ベルトルト「ごめん僕ノンケだから判らない・・・」

ベルトルト「とにかく、これは皆が納得しているルールなんだよ」

ベルトルト「守れないなら協力できない。皆でライナーを愛する・・・それが君たちの間のルールだ」

トーマス「くそ・・・くそ・・・何でだ・・・ライナぁ・・・」

ベルトルト(ホモの泣き顔きめえ)

ベルトルト「・・・ハァ(胃が痛くなってきた)」キリキリキリ

トーマス「!」

トーマス「・・・すまんベルトルト。一番つらいのはお前なのに、俺という奴は」

ベルトルト「多分凄まじい勘違いしてると思うけど答えはnoだからね」

ベルトルト(こうやって仲間扱いされるのもいい加減慣れてきたけど・・・)

ベルトルト「・・・」キリキリキリ

ベルトルト(なんで僕はライナーの男事情の整理をしなきゃならないんだ・・・!)

ライナー「おーいベルトルト」

トーマス「! ら、ライナー///」

ライナー「お、トーマスも一緒か。昨日は助かった、改めて礼を言う」ニカッ

トーマス「!!」カアアッ

トーマス(ライナー・・・なんて可愛いんだ・・・食虫植物のような笑顔が眩しいぜ・・・)

ベルトルト(トーマスがだらしねえ顔してるなぁ)

ライナー「それよりベルトルト。明日の対人格闘、俺とやらないか?」

ベルトルト「えっ、サムエルとやる予定でしょ?」

ライナー「そのサムエルが熱を出してな、相手が居なくなった」

トーマス「!!!(お、俺にチャンスが来た・・・!)」チラッ

ベルトルト(あ、めっちゃ目で訴えてきてる。でもトーマス、残念ながら・・・)

ベルトルト「僕はもうコニーと組んじゃってるから、ダズと組んだら?」

トーマス「!?!?(何故!何故だベルトルト!?)」オロオロ

ライナー「ダズか・・・あまり親しくないんだが・・・」

トーマス「そ、そうだぞベルトルト。突拍子がない人選じゃないかハハハハハ」

ベルトルト(そう返すのは想定内だよライナー・・・あとトーマス必死すぎだろjk・・・)

ベルトルト「でもダズは『組む相手が居なくて凄く困っている』と言っていたよ」

ライナー「・・・そうか。ダズは困っているのか」

トーマス「ら、ライナー!お、俺と、俺と・・・ウワッ」ゲシッ ズデンッ

トーマス「いてて・・・一体なん・・・」

ベルトルト「・・・」チッチッチ(指振り)

トーマス「・・・!!!!」

ベルトルト(ルール違反は万死に値する・・・これでも君を助けたつもりだよトーマス)

ベルトルト(フランツの様に制裁で複数名に犯されたくなければ黙っているんだな)

ベルトルト(あと特例出すと僕にめっちゃ苦情が来て超しんどい)

トーマス「くうう・・・っ」

ライナー「どうしたんだトーマス?急に転んで・・・さ、手を貸してやろう」スッ

トーマス「ライナー///(何て力強い手なんだ・・・)」ガシッ

ライナー「まあダズが困っているなら組んでみようか。知らない相手と組むのも訓練になるしな」

ライナー「しかし最近、対人格闘訓練でお前と組んでないから寂しいぞ」

ライナーガサミシイッテイッタゾ・・・
ベルトルトノヤロウ・・・ライナーヲカナシマセヤガッテ・・・
ダガウレイヲヒメタライナーモマタヌケル・・・
イイゾーコレ

ベルトルト「・・・(だから僕はノンケだって言ってるだろ・・・!)」キリキリキリ

トーマス「ベルトルト・・・ずるい・・・」ボソッ

ベルトルト(じゃあ替わってくれよ!!!!!)

ライナー「どうしたベルトルト・・・つらそうな表情をしているな・・・」

ベルトルト「君のせいだけど気にしないで・・・」

ライナー「・・・」

ライナー(ベルトルトは何か悩みを抱えているようにみえる)

ライナー(友人としてなんとかしてやりたい・・・)

ライナー「という訳でベルトルトを助けてやりたいんだが、どうすればいいだろう」

アルミン「・・・・・・」

アルミン(ベルトルト・・・状況が悪化しているじゃないか・・・あまりにもこれは・・・)

アルミン(胃痛仲間として助けてやりたい。でもコレは僕の手に余るぞ・・・!)

エレン「どうしたんだ?」

アルミン(出たな僕の胃痛の原因!)

ライナー「エレンか・・・ちょうどいい。お前も相談に乗ってくれないか?」

エレン「お前が相談するなんて珍しいなライナー。何があったんだ?」

アルミン「あの、エレンはちょっと・・・やめたほうが・・・」

ライナー「? 変なことを言うんだなアルミン」

アルミン(恋愛トラブルメーカーが二人揃うとベルトルトと僕の胃が死ぬんだよ!!!!!)

クリスタ「どうしたの皆?」

ユミル「何か深刻そうだな・・・」

アルミン「・・・」

ユミル「あっ(察し)」

アルミン(もう一人来てしまったか・・・恋愛トラブルメーカーが・・・!)

ユミル「く、クリスタ!大事な話っぽいからあっち行こうぜ!」

アルミン(そうだ!逃げるんだユミル!君もまた胃痛持ち・・・しかも末期の!!!!)

ライナー「いや、クリスタにも協力してもらえると嬉しい」

エレン「女の子の意見があるといい案が浮かぶかもしてないしな」

アルミン(フザケルナバカヤロウ!)

ユミル「わ、私らは忙しいからお前らにかまってらんn」

クリスタ「もしかして何かあったの?ユミル、話を聞いてあげようよ」

ユミル「」

アルミン(ユミルはこの前の胃の穴が塞がったばかりなのに・・・気の毒に思うよ・・・)

クリスタ「ベルトルトが・・・それは心配よね・・・・」

エレン「ライナーにも話せないことなんて、きっと大きな悩みに違いねえ」

ライナー「・・・くそ!親友が悩んでいるのに・・・俺は・・・!」ガンッ

アルミン(僕らはこの光景だけで胃に穴が開きそうだよ・・・)キリキリキリ

ユミル(三銃士が揃っちまった・・・やべえ・・・やべえよぉ・・・・)キリキリキリ

アルミン(僕はエレンの女性関係・・・ユミルはクリスタの男性関係・・・)

アルミン(そしてベルトルトはライナーのホモ関係・・・揃ってはいけない三人が揃ってしまった)

アルミン(しかも!よりによってベルトルトの悩み解決という目的で!!!)

ユミル「・・・アルミン、これどうすんだ。コレ絶対にやばいだろ」ヒソヒソ

アルミン「・・・判っている。これは間違いなくトラブルが起きるだろうね・・・」ヒソヒソ

アルミン「血の立体駆動訓練、覚えているかい?」

ユミル「思い出したくもねえよ・・・!」ガタガタガタガタ

血の立体駆動訓練・・・それは一年目の冬に起きた出来事だ

当時はまだ僕らの胃痛もマシだったあの日、戦争が起きた

エレン派、クリスタ派、そしてライナー派による戦争である

何てことはない・・・エレン達はただ、同じ班だっただけ

しかし彼らの「スケコマシ」は・・・お互いにも発揮され・・・・


エレン『・・・ら、ライナー!抱っこなんて恥ずかしいだろ!///』ドキッ

クリスタ『もうエレンったら・・・意外とドジなんだね・・・///』キュンッ

ライナー『クリスタ・・・(結婚しよ///)』ドクンッ


そう、あの日だけの出来事だったとはいえ・・・

エレン→ライナー
ライナー→クリスタ
クリスタ→エレン

というカオスが生み出されてしまった・・・

アルミン(あの後に起きたことは思い出したくもない)

ユミル(男の嫉妬、女の嫉妬、ホモの嫉妬・・・当事者の見えない所で戦争は起きた・・・)

ユミル(あの頃より悪化した三人が今それを起こしたらそれはラグナロク級・・・!)

アルミン(僕たちは確実に、死ぬ!!!!!!!!)

ユミル(勿論、ベルトルトも含めてな・・・)

クリスタ「そうだ!ベルトルトを励ますためにここに居るメンバーで美味しいお菓子作るとか?」

ユミル(あいつを殺す気かクリスタ)

アルミン「ま、待って!まずは本人に悩みを聞くってのはどうだろう!」

ユミル「・・!そ、そうだ。いきなり慰められても戸惑っちまうんじゃねーかな!」

エレン「でもライナーにも言えないくらいの悩みなんだろ?」

クリスタ「聞いて素直に話してくれるかな・・・」

アルミン「やってみなくちゃわからないよ!」

ユミル「そうだ!なんなら私とアルミンが聞いてきてやるよ!!」

クリスタ「ユミル・・・珍しいね。いつもなら我関せずじゃない」

ユミル「そ、そうかな!ははは・・・」

エレン「ベルトルトと仲いいのか?一緒にいるのあんま見たことねーけど」

ライナー「俺も見たことないな」

アルミン(しまった、ユミルは表向きは僕らと仲良くない・・・疑われてしまった)

アルミン「あ、あの、ユミルはこれでもベルトルトと凄く仲がいいんだよ!」

ユミル「ファッ!?(何言ってんだ!?)」

アルミン「彼女は背が高い・・・でもベルトルトは彼女より高い・・・判るだろ?」

ユミル「おまっ・・・おまっ・・・!!」

ユミル(そういうフォローかよ!!!ふざけんなよこのみさくら野郎!!!!)キリキリキリ

クリスタ「あっ///そっか、そうなんだねユミル///」カアアッ

ライナー「なるほどな・・・」

エレン「ん?つまりどういうことだってばよ?」

ライナー「エレンは子供だな・・・まあお前にもにもいずれ判る」頭ポンッ

エレン「こ、子供扱いすんなよ・・・」プイッ

クリスタ「ふふ、エレンったら可愛い」

アルミン(ごめんよユミル・・・だがこの光景を見て、納得してくれてると信じてるよ・・・)

ユミル(早くもお互いにスケコマシを発揮しはじめやがった・・・前より早い!)

アルミン(これは早期にベルトルトと接触し、対策する必要があるね・・・)

クリスタ「ユミル!私、応援してるからね///」

ユミル「ワーウレシイーワタシガンバルネクリスタ」ヒクヒクッ

アルミン「ユミルも望んでいるようだし、僕達二人で行くよ。それまで待っててね」

アルミン「三人固まらずにね!!!!」

ユミル「特にエレン!お前はクリスタと居るなよ!!!」

アルミン「ライナーはエレンと居ちゃ駄目だからね!!!!」

三人「??????」

~宿舎~

ベルトルト「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

アルミン「ベルトルト、止められなくてごめんよ・・・僕らも最善は尽くしたんだ」

ユミル「ほら機嫌直せよ。私とアルミンが頭なでてやるぞ?な?」ナデナデ

アルミン「そうだよベルトルト。ほら頭をマッサージするからさ」グニグニ

ベルトルト「・・・」プイッ

ユミル「あーあ閉じこもっちまったよ。どうするアルミン?このままじゃヤバイぞ」

アルミン「ベルトルト・・・逃げ出したい気持ちはわかるけど、仲間割れしてる場合じゃないよ」

ユミル「そうだぞ。こうしている間にもやらかしてる可能性があるんだからよ」

ベルトルト「・・・わかってるよ。でもさ、お腹痛くて動けないんだ」

アルミン「あー・・・(納得)」

ユミル「お前もそろそろ私くらい強い薬が必要かもな・・・漢方もチャレンジするか?」

ベルトルト「やだぁ・・・まだそっちの領域に行きたくないい・・・!」ブルブルブルブル

ユミル「ほら背中もさすってやるから」サスサス

ベルトルト「なんでこうなるのさぁ・・・もう痛いしやだ・・・」グスグス

アルミン「ホットミルク作ろっか?今日はお腹に優しいの食べようねベルトルト」

ベルトルト「うん・・・うん・・・」ヒックヒック

ユミル「190cm超えの大男が体育座りで泣いてるのって不気味だよな」ボソッ

アルミン「言っちゃ駄目だよユミル・・・君も生理と胃痛が重なるとこんな感じだろ・・・」ボソッ

ユミル「うるせえな・・・!」

ベルトルト「ヒグッ・・・グスッ・・・はー・・・ちょっと落ち着いてきたよ・・・」

アルミン「そっか、良かったねベルトルト」ヨシヨシ

ユミル「偉いぞベルトルトは強い子だな」ナデナデ

ベルトルト「もうその対応はしなくていいよ・・・でも本当にどうしよう。解決策が浮かばない」

ユミル「私もさっぱり浮かばない・・・まずいぞコレは」

アルミン「僕もだ・・・」

ユミル「・・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・・・」

アルミン「・・・・・・・・何となくさ、皆同じ事考えてるよね」

ベルトルト「・・・・うん」

ユミル「・・・・前にも話したアレだよな・・・・諸刃の剣でもあるアレ・・・・」

ベルトルト「恋人・・・作らせちゃうって話・・・だな」

ユミル「問題は誰とくっつけるかだが・・・まずあの三人同士でくっつけるのはngだよな」

アルミン「さすがに今回は君も反対しないんだね」

ユミル「嫌に決まってるだろ!でもさ・・・今回は仕方ない。そうするしかねえよ・・・」

ベルトルト「僕は・・・正直、制裁が怖い・・・」

アルミン「君の場合はそれがあったね。ホモが創りだしたライナールール・・・」

ユミル「そうならないように女子に呼びかけて守ってやる。だから勇気を出してくれ・・・」

ユミル「口の中に血を吐いた時の鉄の味が蘇ってきてるんだ・・・頼む」

ベルトルト「・・・わかったよユミル。僕も勇気を出す」

ベルトルト「実はライナーの恋人候補は決めているんだ」

ベルトルト「・・・アニだ」

ユミル「妥当だな。仮に嫉妬に狂ったホモが暴力に訴えてもあいつなら勝てる」

アルミン「待って。アニは今、エレンを巡る戦いに絶賛参加中なんだよ?」

アルミン「彼女が果たしてライナーに振り向いてくれるだろうか・・・」

ベルトルト「ここだけの話、アニは一時期ライナーが好きだったことがある」

アルミン「! そ、それ本当!?なんで僕に教えてくれなかったの!!?」

ベルトルト「知ったからってどうにか出来る余裕はアルミンになかっただろ」

ユミル「私ら、基本的に応急措置の連続で生きてるからな」

アルミン「それはそうだけどさぁ・・・」

ユミル「まあいいだろアルミン。ライナーとくっつけば結果として負担が減るんだから」

アルミン「ううー・・・」

ユミル「アルミンは?」

アルミン「僕はミカサかな。私情込みだけど、ずっと昔からあの二人を見てきたからね」

アルミン「あとミカサからの相談量がめっちゃ多いから片付けたい」

ベルトルト「・・・アルミンも苦労してるよね。肩車してあげよっか?」

ユミル「子守唄も歌ってやるぞ?」

アルミン「いやいいよ!そこまで追い詰められては居ないから!!」

ユミル「アルミンって中々甘えないよな・・・」ヒソヒソ

ベルトルト「一番年下なのにね・・・」ヒソヒソ

アルミン(なんなの・・・甘えて欲しいの君らは・・・)

アルミン「あとはまあ、ミカサを味方にすればほぼ確実に僕の身の安全は保証されるからね」

アルミン「そういった意味でもミカサが最有力候補かな」

ベルトルト「なるほどなぁ」

ユミル「最強のボディーガードだな」

ユミル「んじゃ最後に私だな。クリスタの恋人候補は・・・」

ベルトルト「ちょっと待って心の準備いる」ドックンドックン

アルミン「深呼吸させて」スーハースーハー

ユミル「言わなきゃいけない私が一番負担大きいんだよ!さっさとしろ!」

ユミル「もういい言うぞ。クリスタの恋人候補は・・・アルミン、お前だ」

アルミン「what!?」

ベルトルト「・・・・・・・・・・・・・・」ジイイイイイイイッ

アルミン(うわあ・・・ベルトルトが視線だけで殺しそうな目で見てる・・・)

アルミン「あ、あの。理由聞いてもいい?」

ユミル「・・・これもここだけの話だが、クリスタは今、三人の男の間で揺れている」

ベルトルト「!!!!???(僕らの天使が!??)」ガタッ

アルミン「も、もしやその三人のうちの一人が僕・・・?」

ユミル「そういうことだ」

アルミン「あ、じゃあ残り二人って?」

ベルトルト(もしかして僕かな・・・)ドキドキ

ユミル(ベルトルトが自分かもしれないって顔してるのが何か腹立つな・・・)

ユミル「残り二人はライナーとエレンだ」

ベルトルト「・・・・」スタスタスタ(部屋の隅っこに移動)


| ('a`)  ベルトルト「・・・・・ハア・・・」
| (oヘヘo
 ̄ ̄ ̄ ̄

ユミル「心の準備はしたんだろ!面倒くせえから戻ってこいベルトルト!」

アルミン「それしてる時間ないから!二回目からは甘えだよ!」

ベルトルト「さっきは優しかったのに・・・」トボトボ

ベルトルト「まあ・・・でもその三人の中でなら・・・アルミンが妥当だよね」

ユミル「私はこの相談受けた後に血を吐いたからな・・・ピンポイント過ぎるだろ」

ユミル「正直、ベルトルトの事情を知るまではライナーが候補だったんだけどな」

ユミル「まさかホモ関係で混沌を作ってるとは思わなんだが」

ベルトルト「体つきが男性的になるにつれて酷くなったんだよね・・・」

ベルトルト「訓練所に来たばかりの頃は普通だったのに・・・何でこんな・・・」グスッ

ユミル「・・・・」ナデナデ

アルミン「・・・・」ヨシヨシ

ベルトルト「! 二人共・・・っ。でも二回目は・・・甘えじゃなかったの・・・?」

ユミル「・・・たまにはいいさ」

アルミン「ベルトルトは頑張り屋だから特別だよ」

ベルトルト「・・・ふぐっ!」ブワワッ

ベルトルト「僕・・・僕・・・負けない!ホモに負けない!ちんこなんかに負けない!!」

アルミン(その台詞・・・死亡フラグだよベルトルト・・・!)

ユミル(お前もちんこついてるけどな)

眠いんでここで一旦切ります。おやすみなさい

アルミン「方向性が決まればあとは決行するのみだね。そろそろ戻ろう」

ユミル「釘は刺しておいたが、知らねえ間にトラブル起きるからな」

ベルトルト「わかるわかる・・・」

トントン

ベルトルト「・・・誰か来た?」

ユミル「ノックしてるっつーことは・・・お前と同室じゃねーよな・・・」

アルミン「ユミルは隠れてて。男部屋に居ると変な誤解されそうだし」

ユミル「ああ。お前のベッド借りるぞベルトルt・・・モゾッ・・・・何か青臭え・・・」

ベルトルト「!!!??? 違う!!そうじゃない!!そういうんじゃない!!」

ユミル「・・・・・ハァー」

ベルトルト「違ううううううううううううう!!!!!!!」

アルミン(僕には気持わかるよ・・・そこくらいしか隠れてやれるところないもんね・・・)

トントントン

アルミン「せっかちな人だなぁ・・・ほらベルトルト。ドア開けるよ」

ベルトルト「ううう・・・」

ガチャッ

ナック「・・・・・・ベルトルト、聞きたいことがあるんだが」

アルミン(ホモ特有の顔をしている・・・そういうのわかんだね)

ベルトルト「ナック、何度も言ったけどライナーとの対人格闘は順番制だって・・・」

ナック「そうじゃねえ!!!」カッ!!!!!!!!

ベルトルト「ほあッ!?」ビクッ

ユミル(布団の中あちーな・・・いてっ、なんだこれ・・・)

ナック「なんで!なんでライナーがクリスタと一緒にいるんだ!答えろベルトルト!」

ベルトルト「え!?」

アルミン「どういうこと!?!」

ナック「ライナールールその11!ライナーを女子に近づけるべからず!」

ナック「ただしクリスタは除かれる・・・ライナーが望んでいるからだ・・・しかし!!」

ナック「なんであんないい雰囲気なんだ!まさかお前が裏切ったのか」

アルミン「ど、どういうこと!?状況がわからない!説明してよナック!」

ユミル(これ本か?やけに薄い本だが・・・)

ナック「もしこれがお前の裏切りなら、ホモーレはお前の処遇を考える必要がある」

ナック「・・・出来るだけ酷い事はしたくない。わかるよなベルトルト?」

ベルトルト「ごめん判らない(ホモーレってなんだよ・・・!)」

アルミン(一体何が起きているんだ・・・ライナーのスケコマシは男にしか発動しないはず!)

アルミン(ライナーの一方通行を見慣れた筈のホモ達が騒ぐほどということは・・・)

アルミン(普段と違う何かがある、やばいぞコレは・・・!)

ユミル(ええと・・・緊縛倶楽部・・・気の強い女を雌に変える方法特集・・・?!)ガタガタガタガタ

ベルトルト「とにかく僕は本当に無関係だ!」

ナック「本当か?ライナーのケツマンコに向かって誓えるか?」

ベルトルト「やめろ想像する吐く」

アルミン「このホモ達ぶれねーなすげえ」

ユミル(きっとアニとかだ・・・アニとかだよな・・・私は大丈夫だ大丈夫・・・)ブルブルブルブル

ナック「ふん、お前の愛はその程度か!俺は誓える!ライナーの尻の毛にだって誓える!」

ベルトルト「そんなものに誓われてもライナーも迷惑だろ!やめろ!」

アルミン(ライナー・・・よく今まで犯されなかったよねホント・・・)

ベルトルト「とにかく!尻の毛とかには誓わないけど僕自身に誓う!裏切ってない!」

ナック「本当だな?」

ベルトルト「ああ、勿論だ」

ナック「分かった・・・お前のちんこを出してくれ」

ベルトルト「!!?????」

アルミン「ま、待って!今の全然そういう流れじゃなかったよね!!??」

ナック「ホモーレの精子の誓いだ。こうな、ちんこを兜合わせにしてともにフィニッシュを」

ベルトルト「知りたくない!説明しなくていい!」

ナック「勘違いするなよ!俺が愛してるのはライナーだけだ!お前はちょっと好みなだけだ!」

ベルトルト「不愉快ってレベルじゃねーぞ!!!!!!!」

ナック「精子の誓いもしない、ケツマンコにも誓えない、お前はやはり信用ならない・・・!」

アルミン(こ、これはまずい流れだ・・・!)

アルミン「ベルトルト、ここは嘘でもいい。ライナーの・・・その、ケツマンコに誓おう」ボソッ

ベルトルト「いやホントそれは勘弁して下さい」

アルミン「でもそれ以外の選択肢は兜合わせかホモーレによる君への輪姦だよ・・・!」

ベルトルト「いざとなれば巨人にだってなってやるさ!!!」

アルミン「落ち着いて!人間が巨人になれるわけ無いだろ!!!」

ベルトルト「なれるもん!ライナーもアニもなれるもん!!!」

アルミン(駄目だ錯乱している・・・)

ガタッ

アルミン「!?(今の音はベルトルトのベッドの位置!ゆ、ユミル・・・!)」

ナック「ん?誰かそこにいるのか?」

ナック「・・・なるほどな。ホモーレの使いである俺が来ると見越したか」

ナック「だが俺もホモーレに認められた薔薇の決闘士。薔薇の花嫁たるライナーのためなら・・・」

ナック「世界だって革命出来る!!!」

ベルトルト「そのまま潔く散ってくれよ!!!」

ムクリッ

ユミル「・・・・・・」

ナック「お前はユミル・・・!ベルトルト、お前・・・女に堕ちたのか!恥を知れ!!」

ベルトルト「ユミル危な・・・。あ、ちょ・・・それ僕の・・・?」

ユミル「うるっせえんだよおおおおおおおおおお!!!!!!!!ああああ!!!!???」

ナック「はひっ」

ベルトルト「ゆ、ユミル・・・?」

ユミル「ケツマンコだの精子だのよぉー!!お前こそ恥ずかしくね~のか!!ああ!!?」

ナック「は、恥ずかしくなんか・・・」

ユミル「誰が喋っていいっつった!!!?生まれてきてごめんなさいと言え!!」

アルミン「ひでえありさまだ」

ベルトルト「ユミル落ち着いて!落ち着いて!一体どうしたんだ!?」ガシッ

ユミル「・・・!」ゾワッ

ベルトルト「何その汚物を見るような目」

ナック「ふええ・・・女怖いよおお・・・」ダッ ガチャバタンッ

アルミン「あっ逃げた。女には強くでれないタイプだったか・・・またはトラウマなのか」

ベルトルト「ナックは女に酷く振られた後にライナーに惚れたクチだから」

アルミン「なるへそ」

ユミル「お前は触んな!!!」ジタバタ

ベルトルト「その本!それ!違うから!そんなんじゃないから落ち着いて!」

アルミン「エゲツねえ趣味もってんね・・・でもユミル落ち着いて・・・」

ユミル「もうこの場ではアルミンしか信じられねえ・・・」

ベルトルト「だから違うって言ってるだろ!無理やり押し付けられた本なんだよ!」

ユミル「・・・誓えよ」

ベルトルト「え」

ユミル「お前のじゃないってライナーのケツマンコに誓えよ」

ベルトルト「いやそのりくつはおかしい」

アルミン「ベルトルト・・・ここは誓おう。ユミルは今、心を閉ざしている」

アルミン「ケツマンコに誓うことで解決することもあるんだよ」

ベルトルト「そんなの知りたくもなかったよ!ナックが来てから散々だもう!」

ユミル「誓え」

アルミン「誓いなよ」

ベルトルト「なんでこんな目に・・・ライナー・・・ごめんよ・・・」

ベルトルト「ライナーの・・・ケツマンコに誓って・・・僕のじゃない・・・です」

ユミル「・・・そうか」ホッ

アルミン「ベルトルト・・・よく耐えたね。偉いよ」

ベルトルト(誰か僕のうなじを切って殺してくれ・・・・)

アルミン「さてホモが去って問題となるのはライナーとクリスタの件だ」

アルミン「・・・よく考えれば僕達、あの二人に離れてろって言ってなかったもんね」

ユミル「クリスタがホモの嫉妬に遭うなんてごめんだぞ!」

ベルトルト「・・・とにかく確かめてみようよ。ナックが被害妄想なだけかもしれないし」

アルミン「うん、あの巨人に食われて死にそうな顔は被害妄想やりそう」

ユミル(具体的だな・・・)

ベルトルト「それじゃここを出ようか。騒ぎすぎたから人が来る可能性もあるし」

ユミル「ああ」

アルミン「そうだね・・・ところでベルトルト」ボソッ

ベルトルト「ん?」

アルミン「あれ本当は君のだよね・・・だって僕に貸してくれたことがあるじゃないか・・・」ボソボソ

ベルトルト「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内緒にしてね」

アルミン「うん・・・・」

ホモネタしかやってないけど眠いのでここで一旦切ります。おやすみ

~食堂~

ライナー「でな、その時のコニーと言ったら・・・あいつは本当に面白いんだ」

クリスタ「やだぁ!ふふ、コニーってばうっかりさんね」

ライナー「もっと面白い話もあるぞ。一本ハゲのおっさんにカツオと呼ばれた時とか」

クリスタ「もっと話してライナー。聞きたいっ」ピトッ

ライナー「!!! あ、ああいいぞクリスタ!!///」カアアッ

キャッキャウフフ
モーヤダー
ハッハッハッハッハッハッ・・・・・



ユミル「ライナーの奴・・・随分仲良くしやがって・・・」イライラ

ベルトルト「自害せよライナー」

アルミン「ライナー今すぐ舌噛んで死なないかな」

ユミル「元々ライナーにも好意を抱いていたからなぁ・・・。三人の中で一番好意があったのm」

ベルトルト「聞きたくない!」

アルミン「恋人候補に挙げられた直後にコレとか正直寝取られた気分だよ」

アルミン「でも今日!なんで今日いきなり進展してるのさ!?急展開過ぎだろ!」

ベルトルト「そんなの知らないよ・・・でも悪いタイミングは重なると言うからね」

ユミル「それより見ろよ周りを。地獄が形成されつつあるぜ」

ライナー派a「くそ・・・あのリリスめ!ライナーの純潔がこのままじゃ・・・!」

ライナー派b「ホモーレの決断はまだなのか!?俺はもう見ていられない!」

クリスタ派a「クリスタぁ・・・なんでライナーの奴なんかと・・・!」

クリスタ派b「ユミルとイチャラブしてるのは許せても、これは許せねえだろ」

ライナー派a「ん?今ライナーなんかっつった?」

クリスタ派a「なんだよお前。今忙しいんだよ!」

ライナー派b「たまげたなぁ・・・ライナーの魅力がわからない奴が居るなんて」

ライナー派a「ノンケ一名、男子トイレにイキます」

クリスタ派a「え、お前なんでケツ触って・・・うわああああああああああ!!??」

ベルトルト「なんてことだ目の前で知らない人が一人犠牲になった」

アルミン「運良ければライナー派に転向か、悪ければ廃人か・・・」

ベルトルト「これ以上増えるのホントやめて欲しいんだけどな」

ユミル「のんびり話してる場合か!ほらあいつらの所に行くぞ・・・この空気を何とかしたい」

ユミル「おーいクリスタ!」

クリスタ「あっ、ユミル」

ライナー「ベルトルトとアルミンも一緒か・・・」

ベルトルト「や、やあ・・・」

アルミン「さっき振りだねライナー・・・」

クリスタ「ねえねえユミル。ベルトルトの悩み聞けた?手とか握った?」ヒソヒソ

ユミル「いや握らねえから・・・(あ、そうだ)」

ユミル「おいベルトルト」ボソッ

ベルトルト「ん?」

ユミル「三人が集まったのはライナーが誤解したせいだ。ここでついでに晴らさないか?」ボソボソ

ベルトルト「誤解って言っても・・・本人にそのまま言っちゃうのもな・・・」ボソボソ

ユミル「馬鹿。だから適当にでっち上げるんだよ。悩みが解決すれば三人は解散する」ボソボソ

ユミル「まずはそれを応急措置としてやってもいいんじゃないか?」ボソボソ

アルミン「悪くないかもしれないね。やってみよう」ヒソヒソ

ベルトルト「・・・よし。ライナー、ええと・・・心配してくれたんだって?」

ライナー「・・・お前が悩みを抱えていたのは知っていた。今は話せる気分になったのか?」

ベルトルト「うん。実はあまりにも情けない悩みだったから言えなかったんだよ」

ライナー「と言うと?」

ベルトルト「前に冗談のつもりで言ったアレだよ。自分に正直になるか悩んでたんだ」

ライナー「・・・!アレか。確かに、そういった話を真面目に相談するのは躊躇うところだな」

クリスタ「?? ええと、ごめんなさい。話がわからないわ・・・」

ユミル「ここは黙って聞いてやろうクリスタ(私もわからねえ)」

アルミン(僕もよく判らないけど、ライナー相手には効果がある理由なのかな・・・)

ベルトルト「ああ、僕はもう正直に生きる。周りの目なんて気にしない」

ベルトルト「だよねユミル!」チラッ

ユミル「あ?うん?そうだな?(何でここで私に振るんだ?)」

アルミン(何となく・・・これは駄目な流れな気がするぞ・・・)

アルミン「ベルトルト・・・僕にだけでも事情を教えてくれない?話が見えない」ヒソヒソ

ベルトルト「さっきの本の話をしてるんだよ」ボソボソ

アルミン「え」

ベルトルト「猥談した時にユミルを調教したいって話してたし、それでいいかなって」ボソボソ

アルミン「いやいやいや!!!駄目だろ!!!!!!ユミル怒るよ!!??」ヒソヒソヒソ!

アルミン「さっきのユミルの自意識過剰乙かと思ったらガチなのかよ!!」ヒソヒソヒソ!!!

ベルトルト「だから冗談なんだってば。大丈夫、ライナーは納得してるようだし」ボソボソ

アルミン(これライナーが更に面倒くさい誤解を持っただけだろ・・・!)

ライナー「・・・ユミル、お前は本当にそれでいいのか?お前には辛いかもしれんぞ」

ユミル「???? ああ、ええと・・・覚悟はしている・・・?(だから何の話だよ)」

アルミン(ユミルも的確に誤解を深める返しをするなよ!)

ライナー「・・・そうか、分かった。ならこの話はここまでにしよう」

アルミン(話終わっちゃったよ・・・ユミルに何て話せばいいんだ・・・)

クリスタ「ええと、よく判らないけど解決したことなのかな・・・?」

ライナー「そうみたいだ。良かったなベルトルト。ユミルも頑張れよ」

ユミル「なあアルミン。コレもしかして私に恐ろしい誤解を抱かれてないか?」

アルミン「君の胃痛の理由が増えたことは確かだね・・・」

ユミル「マジかよ」

ベルトルト「よし話は終わったし、もうこれで君たちは僕のことで悩む必要が・・・」


キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


アルミン「!!!??? な、何事!?」

ユミル「な、なんだ!?」

ベルトルト「あ・・・・あれは・・・・!!」


エレン「なんか今日、俺の周りに女子多いなー・・・」

アルミン「オボッ(吐血)」

ユミル「一瞬にしてアルミンの胃に穴が開きやがった!」

ベルトルト「ちょっとアレ・・・どうすればああなるんだ・・・・」


ミカサ「ペト エレン、パンくずが付いている」

エレン「いや今お前がつけたよな」

アニ「ベチャ 鎖骨にスープがこぼれてるじゃないか」

エレン「いやわざとだったよな」

ミーナ「ポイッ エレンったら股間にトマト落としてるじゃない」

エレン「投げたよな今?なんなんだよコレ・・・いじめなのか!?」

サシャ「よく判りませんがここは食べ物がいっぱいありますね!アザース!」

コニー「コニー・スプリンガーは静かに奪うぜ!」


アルミン「ゴボッゴフッ胃がゴボボッ(吐血)」

ユミル「アルミン!アルミンしっかりしろぉ!ど、どうすればいいんだ・・・」オロオロ

ベルトルト(この顔は素質のある顔ですね)

ライナー(ベルトルト、見事なゲス顔だ。本当に吹っ切れたんだな)

クリスタ「あ、アルミン!相変わらずだねエレンは・・・あれさえなければなぁ・・・」

ライナー「エレンは女難さえなければホントにな」

クリスタ(そういう意味ではライナーは優しいし、女っ気もないからいいかも///)

ライナー(でもきっとクリスタはエレンみたいなのが好きなんだろうな・・・)

ユミル「ほらアルミン!頭なでてやるぞ!?高い高いがいいか!?」

ベルトルト「いやもうそれでどうにかならないでしょ・・・医務室に連れて行こう」

ユミル「そ、そうだな。でもアレ、どうする?放置できないだろ・・・」

アルミン「・・・・サを」

ベルトルト「アルミン!無理しちゃだめだよ!」

アルミン「ミガ・・・ザっ、がぁっ、ぼうぞ、じないよおおおに、じどい、でっ!ゴブッ」

ベルトルト「判った!判ったから!もう喋っちゃ駄目だ!」

ライナー「これはやばいな。アルミンに何か頼まれたのなら、代わりに俺達が行くが」

クリスタ「前にユミルが血が吐いたのを見たから、少しなら手伝えるかも!」

ベルトルト「ど、どうするユミル」

ユミル「仕方ないだろ!今はアルミンの胃のほうが大事だ!穴開いたんだぞ!」

ベルトルト「くっ、仕方ないか・・・じゃあライナーにクリスタ。お願いするよ」

ライナー「任せておけ」

クリスタ「行きましょうライナー!アルミン、頑張って!」ギュッ(ライナーの袖をつまむ)

ライナー「!!!!!! あ、ああ!急ごう!!!」

ベルトルト「あ、ちょ、待って(やっぱりマズイ気がしてきた・・・)」

ユミル「おいベルトルト!女子が立ち上がったぞ!止めに行くぞ!」

ベルトルト「もおお!なんで次から次へと・・・!」

ミカサ「きっと判って貰えるだろう・・・一人のアニの死で救われる私が居ることを」

アニ「アンタにとっての悪い人になろうかね・・・」

ドガッバキッガッガッドガガッ!!!!!!!!!!!

エレン「ちょ、お前ら!急に喧嘩始めんな!で、出れな・・・うわぁ!!」

コニー「え、エレン!やべえ食ってる場合じゃねえぞサシャ!手伝え!!」

サシャ「またですかエレン・・・。仕方ありませんね!もう!」

ワーワーギャーギャー!!!

コニー「・・・エレン確保おおおおおおおおおお!!大丈夫か!!!」ズポッ

エレン「し、死ぬかと思った・・・」

サシャ「ここまで酷いのは珍しいですね。アルミンはどうしたんですか?」

ベルトルト「ミカサ!ミカサ落ち着いて!喧嘩は駄目だよ・・・!!」ガシッ

ユミル「アニ!お前普段はもっと冷静だろ!頭を冷やせ!!!」ガバッ

エレン「な、なんか凄いことになってるな・・・俺も止めに行かねえと・・・」

コニー「いやお前は行かないほうがいいだろ・・・」

サシャ「原因ですしね」

エレン「???」

オイキイタカ?アルミンガチヲハイタラシイゼ
アルミンキマシター
イツカソウナルトオモッテタヨオレハ・・・

エレン「! あ、アルミンが血を吐いただと・・・なんで!なんでだ!なんでだよ!?」

コニー(なんでもくそもお前のせいだろ)

サシャ(ご飯に牛乳が出たら差し入れしに行きましょうか・・・)

エレン「血を吐いたってことは・・・医務室にいるな!待ってろよアルミン!!」

コニー「あっ、ばか」

サシャ「止めたほうがいいんですかね・・・」

コニー「いや・・・それよりあっちを止めようぜ。ミカサとアニ以外も険悪になってる」

モブ女子a「あんたさあ・・さっきエレンの髪の毛に触ってたよね!」

モブ女子b「はあ?匂い嗅いでた貴方に言われたくないわ!」

サシャ「これは大乱闘スマッシュブラザーズの予感がします!!!!」

コニー「だろ?止めるぞサシャ!うおおおおおおおおおお!!!」

・・・

・・



ガチャッ

エレン「アルミン!ここにいるのか!?」

アルミン「マジかよ」

~同時刻・食堂~

ユミル「・・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・・なんか言うことあるでしょ」

ミカサ「・・・・すまないと思っている」

アニ「悪かった」

ベルトルト「違うだろごめんなさいだろ?」

ミカサ「!?」

アニ「はひっ?!」

ベルトルト「これどうすんの?机壊れたよね?コニーは気絶してるしサシャは泣いてるよ?」

コニー「」チーン

サシャ「うわあああああっ、コニー!コニー!死んじゃ駄目ですうう!!!」エグエグッ

ミカサ「・・・アニが悪い」ボソッ

アニ「は!?あんたがふっかけたんだろ!」

ドンッ!!!!!!!!!!!(床ドン)

アニ「!!」ビクッ ミカサ「ッ!?」ドキッ

ベルトルト「まだ喧嘩すんの?」ドンッ!!!

ベルトルト「アルミンも君等のせいで血を吐いたけど?それでもやるの?」ドンッ!!!ドンッ!!!

ベルトルト「やるっていうんですかぁ?」ドンッ!!!ドンッ!!!ドンッ!!!

ユミル「べ、ベルトルト落ち着け。床壊れちまうぞ」

アニ「」ガタガタガタガタ

ミカサ「いつものベルトルトじゃない・・・」ブルブルブルブル

ベルトルト(ひゅー!いい顔してるぜー!)

ユミル(一瞬ゲス顔が見えた)

ミカサ「も、もうしない。アニ、仲直りしよう」

アニ「そうだねミカサ。ほ、ほらベルトルト・・・私らは仲直りしたよ?」

ベルトルト「形だけにしか見えないからとりあえず笑顔で抱き合ってよ」

アニ「ほあ!?」

ミカサ「・・・!? な、なぜそこまで・・・」

ベルトルト「やれよ」

ミカサ「・・・!・・・!」オロオロ チラッ

ユミル「私を見るんじゃねえよミカサ・・・やるしかないだろ。諦めて抱き合え」

アニ「さ、サシャ・・・」

サシャ「うえええええゴニイイイイイイイイイイ!うごっごほっ・・・うえええ!!!」

ユミル「アニも諦めろ。普段おとなしい奴を怒らせるからこうなんだよ」

ベルトルト「やらないならエレンに色んなことバラす。10秒以内にやれ」

ミカサ「・・・・アニ」

アニ「くそ・・・くそ・・・!!」

ギュ・・・

ベルトルト「笑顔」

ミカサ「くっ・・・・!」ニゴォッ

アニ「覚えてろよ・・・」ニッゴォオオオオ

ユミル(二人してどっかのオーガみたいな笑顔してんなぁ・・・)

ベルトルト「よし、仲直りしたようだね!よかったよかった!次はないからな」

ミカサ「・・・・・・・」ショボーン

アニ「・・・・・・・」ショボーン

ユミル「大人しくなったか・・・これで今日一日は大丈夫そうだな」

ベルトルト「そろそろアルミンの様子も見に行こうか。心配だしね」

ユミル「そうだな」スス(距離をとる)

ベルトルト「じゃあ行こ・・・ちょ、なんで距離をとるの・・・」

ユミル「・・・・」

ベルトルト「僕が何したっていうんだ・・・」ショボーン

サシャ(そりゃあんなの見せられましたらね・・・・)グスッ

サシャ「ゴシゴシ・・・スン そういえば、さっきエレンもアルミンのところに行きましたよ」

ベルトルト「え?」

ユミル「は?」

サシャ「血を吐いたと聞いて・・・医務室の方に行きましたけど」

ベルトルト「早くいってよおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ダッ

ユミル「アルミンが死んじまう!!!うわあああああああ!!!!!」ダッ

~医務室~

ガチャッ!!!!!!!

ベルトルト「アルミン!無・・・・」


エレン「離れろよクリスタ・・・ライナーが困ってるだろ・・・」ギュッ

クリスタ「エレンこそ。男同士なのにくっつくなんて変よ」ギュッ

ライナー「・・・・!?・・・・!!?」オロオロ


ベルトルト「なんぞこれ」

ユミル「え!?え!?一体どうなって・・・え!?ライナー!なんだこれ!!」

アルミン「僕が説明するよ」

ユミル「アルミン!も、もう大丈夫なのか?今は血を吐いてないようだが」

アルミン「なんか・・・目の前の光景が意味不明すぎて逆に痛くなくなった・・・」

ベルトルト「それ麻痺しているんじゃないか・・・?」

アルミン「実はね・・・」

(回想中)

アルミン『ゴホッゴボッ!ハァ・・・ハ・・・』

ライナー『アルミン大丈夫か!もう医務室についたぞ!ベッドに寝かせてやる!』

クリスタ『体が少し冷たい・・・調理場にお湯がまだ残ってないか見てくるね!』

ライナー『ああ、頼んだぞクリスタ!大丈夫だアルミン・・・すぐに楽になる・・・』

アルミン『ライナー/// ・・・って違う違う!?(あぶねえ!)』

クリスタ『お湯を持ってきたよ!アルミン、今湯たんぽ作るからね』

ライナー『アルミン、着替えたほうがいい。血まみれでは気持ち悪いだろう』

ライナー『脱がしてやる』

アルミン『oh』

チョッジブンデデキルカラデキルカ・・・アッー!!!!

アルミン『ふええ・・・着替えさせられちゃったよぉ・・・』

ライナー『少し血の気が戻ってきたか。しかし医師がいないと気休めにしかならないな』

クリスタ『でも良かった。さっきまで顔が青白かったから、心配したんだよ?』

アルミン『ご、ごめんねクリスタ』

クリスタ『ううん、いいよ。あとはお医者様にも見てもらって、元気になろうね』

アルミン『クリスタ・・・///』

ガチャッ

エレン『アルミン!ここにいるのか!?』

アルミン『マジかよ」』

アルミン(なんで!?なんで今!!ここで来るんだよエレン・・・!!)

エレン『お前が血を吐いたと聞いて・・・まだ辛いか?俺にできることはあるか?』キラキラ

クリスタ『エレン・・・優しいんだね・・・///』

アルミン(これは普段の5割増しのスケコマシオーラ!クリスタ・・・!)

ライナー『落ち着けエレン。お前のほうが死にそうな顔じゃねえか』頭ポンポン

エレン『こ、子供扱いするなってさっきも・・・///』カアアッ

アルミン(こっちもかよ!!!やばいまた血を吐きそう)

クリスタ『・・・・・・・・』ムゥ

クリスタ『ライナーって少ししか違わないのに凄く大人びてるよね』ギュッ(シャツ摘み)

アルミン『あ、あれ?(なんか前のと違う?)』

エレン『・・・・・・・・・』ムゥ

エレン『ああ。ライナーは頼りになるよな。男は皆憧れちまうよ』手をニギニギ

ライナー『クリスタ?エレン?な、なんだ・・・?』オドオド

アルミン(戸惑うライナー・・・なんて可愛いんだ・・・じゃねえ!ここやばい!)

アルミン『僕はそうじゃない僕はそうじゃない僕はそうじゃない・・・・』ブツブツ

ライナー『どうしたアルミン?どこか悪いのか?』

クリスタ『大変!お薬ないかな・・・ライナー、手伝ってくれる?』ギュウ(抱きつき)

ライナー『く、クリスタ・・・!?///』

エレン『隣にあるかもしれないな。ライナー手伝ってくれよ』キュウ(抱きつき)

ライナー『!? あ、アルミン・・・!』

アルミン『僕はそうじゃない僕はそうじゃない僕はそうじゃない・・・・』ブツブツ

(回想終了)

アルミン「ということがあったんだ・・・」

ベルトルト「ライナーが・・・二人をトリコにしたってことなのか・・・?」

アルミン「ということになるね。結果としてだけど」

アルミン「つまりこの場において勝者はライナー・・・そういうことだよ」

ベルトルト「三大スケコマシの頂上決戦の王者となったのかライナー・・・」

ベルトルト「・・・・・・・・」キリキリキリ

アルミン「ベルトルト・・・」ナデナデ(背中擦ってる)

ユミル「いや・・・エレンはそうだろうけど、クリスタは違うと思う」

ベルトルト「・・・どういうこと?」

ユミル「言っただろ?三人の中ではライナーが一番好感度高いって」

ユミル「あの様子を見ると・・・ちょっと本気になったのかもな・・・」

二人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ベルトルト「僕らの女神がゴバッ(吐血)」

アルミン「そんな嘘だゴボブッ(吐血)」

ユミル(同時に逝ったか・・・・)

ライナー「べ、ベルトルト!?お前まで・・・一体何が!?!?」

エレン「アルミンもまた血を吐いた!?ライナー!医者を探しに行こう!」グイッ

クリスタ「! そうね!探しに行きましょう!」グイッ

エレン「!! 俺は東側を探すからライナー来てくれ!」グイグイッ

クリスタ「!!! じゃあ私は西側に行くからライナー手伝って!!」グイグイグイッ

ライナー「待て!お、俺の体は一つしかない!!どっちかにしてくれ!!」アワアワ

ユミル「喧嘩してんじゃねえよ!!!!全員散れ!!!!!」

ベルトルト「胃に穴が開くって結構しんどいね・・・」ビクビクンッ

アルミン「でしょ・・・」ブルブル

ライナー「緊急事態だ!俺は教官に知らせるから、二人は東西を探してくれ!」

クリスタ「・・・わかったわ」シュン

エレン「ライナーがそう言うなら・・・」シュン

ユミル「私はここで二人を診ている・・・頼んだぞ」

ヨシイッテクル! ガチャッ バタン

ユミル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう我慢しなくて大丈夫だ、二人とも」

三人「・・・・・・・・・・・・・」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!

ベルトルト「なんなんだよコレ!!!!!!!なんなんだよおおお!!!!!」ジタバタ

アルミン「あああああああああふざけあああああああ!!!!!!!」バンバンバン!

ユミル「クリスタあああああ!!!!!私のクリスタがあああああ!!!!!」

ベルトルト「なんなん・・・なんなんだよおおお!!!!!」

アルミン「ばーかばーかうんこちんこ!!!!!!!エレンのばーか!!!!!!」

ユミル「あああああああああああああもおおおおおお!!!!!!!!!!」

ガチャッ

コニー「あーいってぇ・・・おーいアルミン。ここに居るのか?」

サシャ「アルミン、牛乳を差し入れに来ましたよ」

ベルトルト「ああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

アルミン「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!」

ユミル「ばかやろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

サシャ「なぁにこれぇ」

コニー「お前ら落ち着けよ!!ユミルとベルトルト!地面に転がりまわるな!!」

サシャ「アルミンも湯たんぽ叩きつけないで!!破れちゃいますよ!!」

ベルトルト「もうやだぁ・・・やだよぉ・・・」ヒグッグスッ

アルミン「エレンなんてホモーレにやられちゃえばいいんだぁ・・・」ヒックヒック

ユミル「第二の人生やめてえよぉぉ・・・」エグエグッ

サシャ「ほらほらユミル。元気だしてください、ね?」ヨシヨシ

コニー「アルミンもベルトルトも泣くなって。な?ほら牛乳飲むか?」ナデナデ

ベルトルト「コニー・・・頭触らせてよ・・・」

コニー「わかった、触っていいから」

ベルトルト「グスン・・・・このちくちくは癖になるよね・・・・」ナデナデ チクチク

アルミン「僕も・・・」ナデナデ チクチク

ユミル「私にもやらせてくれ・・・」ナデナデ チクチク

サシャ「全員がコニーの頭に群がるって超シュールな光景ですね」ナデナデ チクチク

コニー「さり気に混ざってるんじゃねーよ!」

ベルトルト「・・・・グスッ はー・・・ちょっとスッキリした。さてどうしようか」

アルミン「もうあの三人をくっつければいいんじゃないの」

ユミル「アルミン、投げたい気持ちは判るがまだ投げんな。私も考えるから」

ベルトルト「そもそもライナーの矢印がどこに向かっているかが判らないしね」

コニー「? ライナーはクリスタが好きなんだろ?」

ベルトルト「あ、コニー頭ありがとね。えっと・・・実際のところは不明なんだよ」

サシャ「そうなんですか?」

ベルトルト「結婚しよとかは言うけど、好きとかは言ってたことはないな」

ベルトルト「まああれだけ態度に出てるから好きだとは思うけど・・・」

ベルトルト(あとこちらの事情でクリスタとくっつけると問題があるんだよなぁ・・)

ユミル「クリスタじゃなきゃアニじゃねえか?ちょっかい出してるし」

アルミン「もしくはベルトルトだったりしてね」

ベルトルト「やめてよ!!!!!!!僕ホントにノーマルだからね!!!!??」クワッ

ガチャッ!!!!!!!

マルコ「アルミン!アルミンここにいるのか!!!??」

サシャ「どうしたんですかマルコ?」

アルミン「そんなに慌ててどうしたのさ・・・(すげえ嫌な予感がする)」

マルコ「食堂でライナーが磔にされている!!!!!!!」

ベルトルト「はあ!!!!!!!!???????」

ユミル「なんでそうなった!?」

マルコ「なんかホモーレがどうだのって・・・あとエレンも磔にされててミカサが・・・」

ベルトルト「・・・・・・!!!」キリキリキリ

マルコ「人数が多すぎてミカサだけじゃどうにも出来ないんだ!アニは捕まっている!」

マルコ「ジャンも救出部隊編成してるけど人が足りないんだ!」

マルコ「このままじゃライナーとエレンが・・・とにかくやばい雰囲気なんだよ!」

ユミル「く、クリスタは!?クリスタは!?」

マルコ「クリスタ?クリスタはその場には居なかったよ」

ユミル「そ、そうか・・・」ホッ

アルミン「そういえば決断がどうたらとか言ってるホモが食堂に居たよね・・・まさか」

ベルトルト「このことだろうね。マズイな・・・間違いなくライナーは犯される・・・」

ベルトルト「そしてエレンもそうなるだろうね。『制裁』として・・・ね」

アルミン「え、エレン・・・!ぼ、僕がホモーレに掘られろとか言ったばかりに・・・!」ブルブル

ユミル「後悔してる場合じゃねえだろアルミン!一刻も争う!」

コニー「お、俺達も行く!」

サシャ「じゃあ私も教官を・・・」

ベルトルト「そういえばライナーは教官の所に行ったのに何で・・・途中で捕まったの?」

マルコ「だから!!教官も一緒になってやってるんだよ!!!!」

ベルトルト「はああああああ!!!???ゴボオオオオオオオオオ(吐血)」

ユミル「べ、ベルトルト――――――――――――!!!!!!??」

アルミン「こんなのってないよ・・・ベルトルトが何をしたっていうんだ・・・!」

ベルトルト(これが僕のやったことの報いなのか・・・もっとマシなのにして欲しかった・・・!)

ベルトルト「僕は故郷に帰るまで・・・あとユミルを雌豚に仕立てるまで死ねない・・・・!!」

ユミル「え、なんだ今なんていった?」

アルミン「ユミル!!!!いまはそんなことを気にしてる場合じゃないよ!!!!」

ユミル「いや凄く大事なことな気がするんだが」

<ホモーレハケツダンシタ!ショクドウニアツマレ!
<ホモノハンゲキハココカラダ!!!

ベルトルト「ドアの外の声・・・急ごう!!!更に人が集まる前に!!!」

コニー「ああ!」

・・・

・・



キース「ホモーレ主席、キースだ。これよりライナー祭を始める!!!!」

ホモ達「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

ライナー「・・・・」チーン(気絶中)

ジャン「お前は右に回れ!!左は一旦引けェ!捕まったら犯されるぞ!!!!」

ミカサ「エレン!エレンエレンエレエエエエエエン!!!」ドガバキドガッ

ミーナ「やばい!!エレンの服が脱がされていく!!!!」ガッバキッ

マルコ「ジャン!連れてきたよ!!」

ベルトルト「う・・・これは」

ユミル「ワオ」

アルミン「ひでえ」

ホモa「フン!!!」ビリィッ

ノンケa「いやあ!やめてええええええええ!!!!」

ホモb「祭りは邪魔させん!」ズンッ

ノンケb「ン"モ"ッ!!!!!!!ギモヂイ"イ"ッッッ!!!!!!!!!!!!」

ベルトルト「ここは・・・地獄だ・・・・」

アルミン「もう・・・もう無理だ・・・無理だぁ・・・・」

ノンケc「じょ、冗談じゃない・・・犯されると判ってて攻め込めるかよ・・・!」

ジャン「馬鹿!!このままじゃライナー達が・・・あとこの騒ぎを放置したらどうなる!!」

ノンケd「そんなこと言ったって!教官があっちについてるんだぞ!!」

ノンケe「もみ消されるに決まってる・・・!」

ベルトルト「ノンケには犯されるリスクがある・・・だから皆、攻撃に消極的だ」

ユミル「前衛は皆女子・・・エレン救出部隊ってとこか・・・」

アルミン「とはいえ、ホモは当然だけど全員男だ!女子だけじゃ限界がある!」

アルミン「しかもアニが既に捕まってるんだ!このままじゃ勝てない!」

ベルトルト「・・・・いや、そうでもない。あれを見なよ」

ナック「お前らやめろお!!ライナーは!ライナーは静かに愛でるものだろ!!!」

トーマス「ライナーに触るな!触るんじゃねえ!!!」

アルミン「あれは・・・」

ベルトルト「愛する人をこんな目に合わせたくない・・・そんなホモもいるんだ・・・」

アルミン「でも反対派ホモの数が少なすぎる!肉欲で動く奴が多いんだ・・!」

アルミン「もっと多くの・・・男手が・・・!」

パーパパパーパー(ラッパ)

ユミル「あれは・・・」

クリスタ「ライナー・・・今助けるからね・・・!と、突撃ー!!!!」

クリスタ派a「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

クリスタ派b「勝てばクリスタがほっぺにチューしてくれるぞおおお!!!!」

アルミン「クリスタ!姿を見ないと思ったら・・・」

ユミル「だがこれで拮抗した!私らも参戦するぞ!!!」

ベルトルト「ああ!ライナーをむざむざと奴らの肉欲の犠牲にさせるものか!!」

キース「く・・・レンズ訓練兵・・・コレほどの兵力を持っていたか」

ホモーレa「どうします教官?あちらには成績上位10位以上が全員揃ってます!」

キース「・・・私も出よう。アッカーマン訓練兵の抑えくらいは出来る」

ホモーレb「!! 教官自らが・・・!これは心強い!」

ミカサ「エレン!エレンエレン!いま!いま助けるから!!っ!!」サッ

キース「ほう、今のを避けるかアッカーマン訓練兵。やはり貴様は逸材だな」

ミカサ「教官・・・そこをどいてください。エレンを助けられない」

キース「月並みだがあえて言おう。私を倒してからいけ・・・とな!!」

ミカサ「・・・!」

ベルトルト「あれは・・・教官!?ミカサが抑えられている・・・まずいぞ!!」

ジャン「俺が加勢に行く!二人がかりなら・・・!」

アルミン「僕はアニを救出に行くよ!彼女が参戦すれば有利になる!!」

アルミン「ベルトルト・・・君は反対派ホモをこちらに引き込んで欲しい!」

ベルトルト「わかった!」

ベルトルト「皆!本当にこのままライナーを祭りの犠牲にしていいのか!!?」

ベルトルト「君たちがライナーを好きになった時の気持ちを思い出せ!!!」

反対派ホモa「好きになった時の・・・」

反対派ホモb「気持ち・・・?」

ライナー『大丈夫か?この訓練はキツいからな・・・だがもう少しだ!頑張れ!』

ライナー『教官に怒られたからってしょげるな。お前を心配して言ってるんだ』

ライナー『馬鹿野郎!無茶しやがって・・・!心配したぞ!!』

ライナー『俺のちんこが鎧の巨人!?そそそそんなわけないだろ・・・』

ライナー『俺の乳首の色?何故そんなことを聞くんだ』

反対派ホモa「忘れられるわけがないだろ・・・!」

反対派ホモb「くそ・・・やってやる!やってやるよおお!!!!」

オオオオオオオ・・・・!

ベルトルト「よし!少数だが目を覚ました!」

ユミル「はっ!奴さん達、慌ててるな!この調子で行くぞ!!」

グイグイグイ ズポッ

アルミン「アニ!アニここだね!よし何とかたどり着いた・・・!今助ける!」

アニ「アルミン・・・私を助けに来てくれたの・・?」

アニ「いつもアンタに酷いことばっかしてるのに・・・」

アルミン「そんなことはどうだっていいよ!君が無事ならいいんだ!!」

アニ「・・・!」ドキッ

アルミン「君も参戦して欲しい・・・エレンのついででいいからライナーを・・!」

アニ「・・・わかった。アルミン、私も戦うよ!」ドガバキッ

ギャアアアアアアニガキヤガッタ!!
オシリハヤメテウ"ンッッ

キース「我々が押されているだと・・・!?」

ジャン「よそ見しないでくださいよ教官!俺も居るんですから!」

キース「キルシュタイン訓練兵・・・貴様もか・・・!」

ミカサ「ジャン、感謝する!」

ジャン「エレンのためじゃねえ!お前のためにやってるんだからな!!」

ワアアアアアア・・・

エレン「う・・・、んん!? な、何だこの状況!ら、ライナー!起きろ!」

ライナー「うーん・・・なんか体が痛・・・な、なんだこれはぁ!!??」

ライナー「なんで俺は裸なんだ!?誰のイタズラだ!!」

エレン「俺も半裸だ・・・でもこの状況、イタズラじゃねえ気もするぞ・・・」

オオオオオオオオオオオ・・!
ワアアアアアアア・・・!

ライナー「この騒ぎは何だ・・・!教官が知ったら営倉送りでは済まないぞ!」

エレン「・・・そうでもないかもしれないぜ。ほらあそこ」

キース「むぅん!!!」ブンッ

ジャン「あっぶねえ!!!!くそ!二人がかりでも勝てねえのかよ!!」

ミカサ「経験の差よジャン・・・教官は強い・・・!」

ライナー「教官・・・何故・・・!?」

エレン「理由はわからねえ・・・だけど、どうやら俺達のために皆戦っている」

エレン「ミカサは多分・・・俺のためにだ・・・」

ライナー「・・・随分傷だらけになっている。教官にやられた分だけでもないだろう」

エレン「ミカサ・・・くそ!こんな縄!」ジタバタ

ホモe「わっ!こら暴れるなエレン!」

ホモf「た、倒れ・・・うわああああああああああ!!!!??」

ズシーン

エレン「」チーン(顔から突っ込んだ)

ライナー「エレエエエエエエエエエエエエン!!!だ、だがああすれば俺も・・・」ユサユサ

ホモg「うわ!ライナーもか!!」ガシッ

ホモh「お、抑えろ!」ガシッ

ライナー「くっ!(警戒されたか!)」

ユミル「ライナーが目を覚ましたようだ!でもライナーの方は守りが堅い・・・!」

ベルトルト「エレンの方は何とか出来そうだ!アルミン!エレンの柱が倒れたぞ!」

アルミン「わかった!アニ、エレンを先に救出しよう!」ダッ

アニ「了解!」ダッ

クリスタ「ライナー!今助けに行くから!・・・皆!お願い、進んで!!」

ライナー「クリスタ・・・俺のために戦っているのか・・・」

ライナー(結婚しよ。・・・いやこれは・・・そんな生ぬるい気持ちとは違う・・・)

ベルトルト「ライナー!今行く!」

ライナー(ベルトルト・・・俺は・・・俺は・・・)

ミカサ「! エレンの柱が倒れた!え、エレン・・・!」

キース「よそ見とは関心しないなアッカーマン訓練兵!」ドゴッ

ミカサ「あ・・・ぐ・・・っ」ドサッ

ジャン「ミカサ!・・・よくも・・・!!!」

キース「キルシュタイン訓練兵!貴様の格闘術・・・訓練時より冴えているな!」

キース「だが、私を倒すには及ばない」ドムッ

ジャン「く・・・そ・・・」ドサッ

ホモk「ジャンが倒れたぞ!犯せ!」

マルコ「・・・そうはさせない!!ドガッ ジャン!起きろ!!まだ倒れるな!!」

キース「アッカーマン訓練兵は始末した!祭りの続きを強行する!」

オオオオオオオオオ・・・!!

ライナー「な、何が始まるっていうんだ・・・!?」

キース「君の周りで起きていたことが君自身に起きる、そういうことだ」

キース「一番槍はこの私が努めよう!これより!ライナー・ブラウン訓練兵を犯す!!」

ライナー「!!????」

ベルトルト「ら、ライナアアアアアアアアアア!!!!??(恐れていたことが!)」

クリスタ「そんなこと・・・させない!!!!!」

ユミル「クリスタが前に出た・・・!くそ!私も前に出るしかないのかよ!!」

エレン「」チーン

アルミン「エレン!寝てる場合じゃないだろ!起きろ!」

アニ「あっちはマズイことになってるね・・・くそ!ライナー・・・!」

コニー「ここは俺に任せてアニはライナーの方にいけ!お前の力が必要だろ!」

サシャ「アルミンとエレンを守ることくらいはできます!!!!」

アニ「・・・アルミン、手を握ってもいいかい」ギュッ

アルミン「えっ?わっ(ふ、震えてる・・・)」

アニ「ありがとう・・・これであそこに飛び込める。エレンを頼むよアルミン」パッ

アルミン「アニ・・・!」

アニ「ライナー今行くよ!アンタは綺麗な体で・・・故郷に帰してやる・・・!」

オオオオ・・・・

キース「この世には男と女、そして巨人がいる」

キース「何故女がいるか?それは子孫を残すためだ」

キース「では男同士で愛しあってはならないか?・・・そうは思わない」

キース「だがホモは迫害される!そこに現れた一輪のラフレシアがライナーだ!」

キース「今日!この日を持って!我々はライナーを犯すことで人類に宣戦布告をする!」

キース「ホモが嫌いな男の子はいません!!!と!!!」

ベルトルト「気が狂うておる」

エレン「う・・んん・・・」

サシャ「目が覚めましたかエレン!そろそろ限界だったので助かりました!!」

コニー「お前を犯すために群がるホモ通常種から守るのも大変だったんだぜ!」

エレン「なにそれこわい」

エレン「あ、ありがとな・・・それより、ミカサはどこにいる?」

サシャ「ミカサならあそこに・・・あああ!」


ミカサ「・・・・・・」

ホモl「ミカサの額に肉って書いてやろうぜ」

ホモn「じゃあ俺はひげをとシワを描く」


コニー「なんてくだらねえことを・・・!!!」

サシャ「近くにマルコもが居ますが、ジャンを守るので精一杯です!このままじゃミカサが!」

エレン「・・・ミカサアアアアア!!!」ダッ

ドガッドガッ

キース「・・・来たか、フーバー訓練兵」

ライナー「ベルトルト・・・」

ベルトルト「ライナー!教官、もうこんなことはやめてください!!」

ベルトルト「いくらホモだからって無理矢理は駄目でしょ!」

クリスタ「そうですよ!それにライナーは私と・・・キャッ/// じゃなくて!やめてください!」

ユミル「クリスタェ・・・」

キース「フーバー訓練兵・・・いや、ベルトルト。貴様は不思議な男だった」

キース「ライナーの傍にいながらライナーに惚れない存在・・・ホモの特異点だ」

キース「しかも部屋一緒でベッドも隣同士なんだろ超羨ましい」

ベルトルト「貴方も皆も・・・何で男が皆ホモになると思ってるんだよ!!」

ベルトルト「ホモにならない男もいるだろ!!!色々と可笑しい!!!」

ユミル(全くだ)

キース「だが貴様がノンケに徹することで傷ついた存在も居ることを知っていたか?」

ライナー「!?」

ベルトルト「へ?」

キース「知らなかったのか?ライナーはお前を・・・」

ライナー「やめろ!!!!!!!!!!言うな!!!!!!!!!」

ベルトルト「え、え?ライナー・・・え?ま、まさか・・・」

キース「・・・ライナー・ブラウンは貴様を愛していたのだ。なのに貴様は!」

ライナー「すまん・・・すまんベルトルト・・・!」ボロボロ

ベルトルト「」

ユミル「べ、ベルトルト・・・(真っ白になっている・・・)」

クリスタ「ライナー・・・。教官、貴方は最低です・・・!許せない!」

キース「ほう?想い人の相手が男と知ってもまだやるか」

クリスタ「そんなの関係ない!!!!」

クリスタ「例えライナーがベルトルトが好きでも、私は・・・私はライナーが好き!!」

ライナー「クリスタ・・・」

クリスタ「だからライナーがどう思うとか関係ない!私はライナーを助ける!!」

ベルトルト「」

ユミル「ベルトルトしっかりしろ!後でナデナデしてやるから!」

ベルトルト「・・・あとおっぱいに顔を埋めたい」

ユミル「わかった。だから今は何とか立ち直れ(こいつ本当に駄目な奴だな)」

ベルトルト「よし!・・・教官!例えライナーが僕のことが好きでも、言うことは変わらない!」

ベルトルト「無理矢理は!!良くない!!!」

ライナー「ベルトルト・・・///」

クリスタ「・・・」プクー

ユミル「クリスタ・・・ほっぺを膨らますな・・・(可愛い)」

キース「・・・やはり立ちふさがるのは貴様か、ベルトルトよ。いいだろう・・・来い!」

ベルトルト「うおおおおおおおおおお!!!!!!」

ドガッドガッバキドガドガッ!!!!!!

ユミル「凄い攻防だ・・・だが、教官の方が強い・・・!」

ベルトルト(さすが教官だ・・・まるで遊ばれているようだ!)

キース「ふん、貴様の実力はその程度か!口だけではライナーを助けられんぞ!」

ユミル「くっ、私も行くか・・・」

クリスタ「待ってユミル。私に考えが・・・ヒソヒソヒソ」

ガッッッ!!!!!!

ベルトルト「・・・強い・・・!」

キース「弱き者にライナーを愛する資格はない・・・さて、私はライナーと結ばれるとしよう」

ライナー「ベルトルト・・・!くそ!この縄さえ何とか出来れば!」

キース「柱を降ろせ。ヨツンヴァインになるんだライナー」

ライナー「くそおおおおお!!!!!!」

ユミル「教官!私らも居るってことを忘れちゃ困るね!!!」ガッ

キース「・・!悪あがきを・・・!」

その時・・・一線の閃光が走った

僕より格闘術が劣るユミルが教官に勝てるわけがなく・・・すぐに倒れ・・・

しかし金色の髪が倒れるユミルの横から走り・・・

油断した教官はそれに反応できなかった

キース「レンズ訓練兵!!貴様もか・・・!!!!」

一瞬の油断、永遠の苦しみ

男なら誰でも判る・・・だからこそ、僕は無意識に攻撃を避けていたのかもしれない



クリスタ「えいっ」キンッ



・・・・・金的である

キース「」ブクブクブクジョワアアアアアアアアアアアアアアブシャアアアアアアア(失禁)

ドサッ・・・

クリスタ「勝った!ユミル!教官を倒したよ!!ライナー!いま助けるね!!」

ユミル「お、おう・・・」

ベルトルト(玉がヒュンッてした・・・)

ホモーレa「教官が・・・やられてしまった・・・」

ホモーレb「何故だ!何故我々の愛を邪魔しようとする・・・!!」

ベルトルト「だってこれ犯罪だし」

ユミル「だよな」

クリスタ「ライナー!ふ、服も下着以外取られちゃったね・・・な、なにかないかな・・・」

ライナー「クリスタ・・・お前、俺のためにこんな・・・何故だ」

クリスタ「ライナーがベルトルトに今まで気持ちを隠していたのと同じことだよ」

クリスタ「傷つけたくないからそうしたんだよね?ライナー・・・」

ライナー「・・・そうか」

ベルトルト「・・・・ライナー」

ライナー「ベルトルト・・・俺を見ないでくれ。俺はお前を裏切っていた・・・!」

ベルトルト「馬鹿!!!!!!!」

ライナー「!」

ベルトルト「僕は確かにホモじゃないし好きだと言われても応えられないけど・・・」

ベルトルト「こうして君を助けに来る程度には、君を大事に思っている!」

ベルトルト「そりゃ驚いたけど、友達だろ!勝手に拒絶されたと思わないでよ!!」

ライナー「ベルトルト・・・///」

クリスタ「・・・」プクー

ユミル「だから頬を膨らますなって・・・くっつかないんだからいいだろ」ヨシヨシ

クリスタ「それでもヤキモチは焼いちゃうんだもん!」プクー

ユミル「はいはい」ヨシヨシ

ベルトルト「それじゃ脱出しよう!まだホモは残って・・・あれっ?」

ホモ達「」チーン

ベルトルト「あれ??さ、さっきまで結構元気なのがいっぱい居たと思ったけど・・・」

ユミル「おいアレ見ろよ・・・アレが原因じゃねえの?」


ミカサ「・・・スッ」完全勝利したミカサuc

アルミン「まさかエレンがデレただけであそこまでになるとは・・・」

アニ「私、あんなのに喧嘩売ってたのか・・・」ゾクッ

エレン「ミカサ!あんまり無理するなよ!その・・・心配・・・するだろ・・・」

ミカサ「エレン・・・///」

ジャン「あーあー!!俺も頑張ったのになぁー!!!あーあ!!」

マルコ「ジャン、今夜は飲もう。付き合うよ・・・」


ベルトルト「・・・・あー・・・・えーと、愛の力ってすごいね?」

ユミル「私に聞かれても困る」

~一週間後・食堂~

エレン「久しぶりに食堂で飯食えるのか。部屋で食うとなんかだらけるんだよな」

アルミン「君は寝食いしたからだろ・・・でも思ったより早く修繕が完了したね」

エレン「あんだけ破壊されたのにな。あ、ミカサ」

ミカサ「エレン」

エレン「飯を食いに行こうぜ。久しぶりに一緒に食えるな」

ミカサ「・・・うん///」

アルミン「はは・・・(あの件以来、仲良くなったなぁ)」

アニ「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・なに、アニ。エレンは私をご飯を食べる。入る隙はない」

アニ「違う。アルミンに用がある」

アルミン「え、僕?ま、まさかまた相談を・・・?わっ」バシッ

アニ「そのパン、あげるよ」

アルミン「へ???な、なんで?」

アニ「・・・・あの時の礼だよ。それだけ。じゃあね」スタスタ

ミカサ「・・・これは春。私には判る・・・アニを味方として認識しよう」

エレン「は?何言ってるんだミカサ?」

ミカサ「エレンにはまだ早い。でもいずれ判って欲しい」

エレン「あ、ああ・・・お、ライナー達だ」

ライナー「それでな、ベルトルトをからかってケツ揉んだらビビってて・・・」

クリスタ「もう!ライナーったらベルトルトをからかっちゃ駄目じゃない!」

ライナー「振られたんだ。これくらいはいいだろう?・・・と、エレンか」

エレン「食堂が直ったから一緒に飯食おうぜ」

ライナー「・・・いや、俺はクリスタを食べる約束をしているんでな。遠慮する」

クリスタ「ごめんねエレン」

エレン「へえ・・・なんだ、そういうことかよ。羨ましいやつだな」

ミカサ「! え、エレン・・・まさか・・・?」

エレン「どうしたんだよ?」

ミカサ「・・・・なんでもない・・・・」ジイイッ

サシャ「食堂で食べるご飯はひときわ美味しいですね!モグモグ」

コニー「まあ皆で一緒に食うのがいいよな。・・・おいジャン。湿気た顔すんなよ」

ジャン「・・・・」モグモグ

マルコ「エレンはまだ自覚してないんだし、諦めるなって。な?」

ジャン「諦めてねえ!」ムシャムシャムシャ!

トーマス「ああああああライナーがクリスタに・・・・」

サムエル「俺が風邪で寝込んでる間にこんなことになっちまったのかよ・・・」

ダズ「ウオエエエエエエ!!!」(ストレスゲロ)

ナック「うわっ!ダズきたねえな!ここで吐くんじゃねえよ!」

ミーナ「なんかしょぼくれた顔の男子が多いわねぇ・・・」

ハンナ「ライナーを取られちゃったからでしょ?そうよねフランツ」

フランツ「そうですねご主人様・・・アンッ///」

ミーナ「・・・フランツはどうしちゃったの?」

ハンナ「もう二度と男になびかないように、『躾』をしたの♪ふふっ♪」

ベルトルト「この前の騒ぎが嘘のようだね・・・ただ、だいぶ訓練兵は減ったけど」

ユミル「教官も入れ替えになるし、前より賑やかじゃないかもな」

ベルトルト「でも前よりは胃に優しい環境になったと思うよ。ところで忘れてないよね」

ユミル「あ?」

ベルトルト「まだおっぱいに顔をうずめながらナデナデして貰ってない」

ユミル「・・・・・・・・・・・・・・・・私はレズビアンだ」

ベルトルト「うん?」

ユミル「だからやってもいいが、そういう関係を望むなら無理だと言っておく」

ベルトルト「あ、その辺は大丈夫だよ。むしろレズを雌豚化させる方が超興奮する」

ユミル「ファッ!?」ビクッ

ベルトルト「なんかライナーが吹っ切れたのを見たら僕も吹っ切れちゃって」

ユミル「いやいやいや!その吹っ切れ方は駄目だろ!?」

ベルトルト「大丈夫だよ、いきなり雌豚扱いはしないから。そこはちゃんと順番を守る!」

ベルトルト「だから僕の雌豚になって欲しい、ユミル」

ユミル(なんだこいつ・・・)キリキリキリ

ユミル「よく考えたら今回の件、私は何も得してねえじゃねえか!」

ユミル「クリスタ派は結束固めたし、むしろライナーのせいで相談増えたし!」

ユミル「つーかクリスタ取られたしいいいいい!!」キリキリキリ

ベルトルト「ライナーとくっつける気だったんでしょ?」

ユミル「あの時は仕方がなくっつっただろ!!せめてアルミンなら見た目可愛いのに・・!」

ベルトルト「くっついちゃったものは仕方ないよ雌豚になろうよ」ナデナデ

ユミル「撫でんな!!!ぜっっったいに雌豚にはならねえ!!!」キリキリキリキリ

ベルトルト「素質はあるよ」ナデナデ

ユミル「ねえよおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!ゴバッ(吐血)」

ベルトルト「あ」

ユミル「」ビクビクンッ

アルミン「やあベルトルt・・・うわああ!?ユミルまた胃に穴が開いちゃったの!?」

ベルトルト「なんか雌豚になってって言ったら・・・こんなことに・・・」

アルミン「なにいってんだおまえ・・・」

ベルトルト「仕方ない医務室に連れて行こう」

アルミン「いや君に連れて行かせるのは正直不安しか無いから・・・」キリキリ

アルミン(胃痛から逃れられると思ったら・・・思わぬ伏兵だよベルトルト・・・!)

アルミン(ユミル・・・世話になった礼分くらいは助けてあげるからね・・・)

ベルトルト「あ、そういえば今日新しい教官も来るらしいよ。どんな人だろうね」

アルミン「さあ・・・とりあえず、ユミルは僕が連れて行くから」

ベルトルト「うん、あとで見舞いに行くね」

ユミル「」チーン

アルミン(ユミル・・・生きろ・・・)


ライナー「それでな・・・あっ」ドン

???「すまな・・・き、君!」

ライナー「なんでしょうか?」

???「名前は・・・名前はなんというのかね・・・?」

ライナー「はっ!自分はライナー・ブラウン訓練兵です!」ビシッ

???「見事な敬礼だブラウン訓練兵・・・その顔、魅力的なヒップも覚えておこう」

ライナー「は?」

キッツ「私の名前はキッツ・ヴェールマン。新しい教官だ」

キッツ「よろしくな、ブラウン訓練兵」






~一ヶ月後~

ベルトルト「ライナーがモテ過ぎて胃が痛い」

ユミル「ベルトルトに狙われて胃が痛い」

アルミン「上の二人から相談されまくって胃が痛い」


おわり

以上です。読んでくれた人はありがとうございます
書いてる間に三回くらい俺は何しているんだろうって思った。長くなって申し訳ない

一応、書いておく
もしまとめを考えてくれてる人がいたら、まとめないで欲しい

その場のノリで書いたせいで途中で何回か設定が変わっていて、正直読み返すと恥ずかしい
やりたいことはやったので、ここにいる人だけが楽しんでくれたらそれでいいです

以上です

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月24日 (日) 11:41:57   ID: yq4E0YVM

乙 良かった ベルトルト…まぁ気持ちは分からんくも無い そしてちょっと可笑しいがベルユミ要素(?)美味しくいただいた ご馳走さま

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