エレン「人類の反撃はここからだ」(116)

ピカッ!

超大型「・・・」ゴゴゴゴ


エレン「・・・よぉ」


エレン「久しぶりだな・・・ベルトルト」


超大型「!?」ビクッ


超大型「・・オ・・オォ・・・・ヒサシブリ」

エレン「あれ、ベルトルト身長伸びた? お前190㎝ぐらいだったよな・・」


超大型「マ・・マイニチ・・・ギュウニュウノンデル・・・カラ」


コニー「ってかお前なんで全裸なのww皮膚もねーしwwww」


トーマス「バカ、急に身長伸びて合う服がなくなっちゃったんだよな」


サシャ「ベルトルトは今が成長期なんですねぇ」


ミーナ「ふふ、コニーは身長を少し分けてもらったら?」


4班一同「あはははw」


超大型「」

エレン「あ!そうだ!今日の夜なんだけどさっ」


エレン「104期生の仲いいメンバーだけで最後に食事会やろうと思うんだけど」


エレン「ベルトルトも行こうぜ!」


超大型「・・エ?・・・・・エェ?」

サシャ「実はお酒も飲むんですよ!楽しみです!」


ミーナ「サシャ!声でかい」


コニー「まだこの班だけの計画だけどな、行くだろ?」


エレン「もう皆といれるの最後になっちゃうからよ・・」

超大型「ゴメン・・オレ・・・・エンリョ」

エレン「ベルトルトの為でもあるんだぜ?」

超大型「!?」

エレン「お前ほとんどライナーとしか喋ってないだろ?」

エレン「ここで思い出作らねーでどうすんだよ!」

トーマス「そーだぞ、行けばライナー以外の友達・・いや恋人もできるかもしれんな」

超大型「オ・・・・オウ・・・・」

トーマス「ミーナはたしか背の高い男が好きだったよな」ニヤニヤ

ミーナ「ちょ・・ここで言わないでよ」

超大型「・・・」

ミーナ「・・・」ニコッ

超大型「(何だこの酷い状況は・・・ライナー、アニ助けて・・)」ニコッ

その頃 トロスト区内

ライナー「ベルトルトの奴壁を壊さねーぞ。 どうしたんだ!?」

アニ「戦士になり損ねたのかな・・・それなら」シャキン!

ライナー「待て!」

アニ「・・・」

ライナー「もう少しベルトルトを信じよう・・・・な?」

アニ「・・・・・・・・わかった」キィン・・・

エレン「それにしてもお前身長伸びたなぁ ここ壁の上だぞ」

コニー「壁より大きいってことは・・・えと・・」

サシャ「50m・・・ですかね?」

コニー「いいなぁー」

エレン「ベルトルトちょっとコニーと並んでみろよww」

コニー「はぁ?じゃあ俺壁の外に降りなきゃいけーねーじゃん!」

エレン「そっか、壁の外は巨人の巣窟だから危ねーな」

サシャ「ベルトルトさんがこっちに来ればいいんじゃないですか?」

超大型「ウ・・ウン(勝った)」

超大型「ジャア・・モンアケルネ・・」ゴゴゴゴゴ

コニー「バカ待て!門開けたら巨人が入ってくるだろ!壁跨いでこいよ」

トーマス「ベルトルト、大砲どけるからちょっと待ってろ」ゴロゴロ

超大型「」

トロスト区内

ライナー「いつまでつったってんだよ!」

アニ「情が出ちまったったんだね・・・私行くよ」指輪パチン

ライナー「・・・・俺もいくぞ、壁を壊す」

アニ「ベルトルトの気持ちはわかる。でも戦士にならなきゃいけない。」

ライナー「違いねぇ・・・よしっ壁の外にでるぞアニ」パシュ

エレン「よしっ大砲どかしたぞー」

サシャ「登れますかべルトルトさん?」

トーマス「手貸そうか」

超大型「イ‥イヤ(ヤバイヤバイヤバイ)」アセアセ

超大型「(ん?あれは!)」

アニ「やっと壁外に出れた」

ライナー「誰にも見られてなかったよな?」

アニ「大丈夫・・・仕掛けるよ」

   
      カッ!!

超大型「(た...助かった!巨人化したライナーとアニだ)」

超大型「(これで門が破壊されて巨人達が侵入すれば勝ちだ!)」

エレン「おい、何足元見てんだ?   お、ライナーとアニじゃねーか」

超大型「」

エレン「おーーーい ライナーーーッ アニーーーーッ」手フリフリ

鎧 雌型「」

サシャ「お二人も成長期だったんですね!」

コニー「お.....おいアニ.....お前は何でもいいから...か...隠せよ...///」

エレン「おーーーーーい!」手フリフリ

鎧「オ・・・・オウ」手フリフリ

雌型「・・・・///」

トロスト区内

アルミン「ミカサ大変だ、あいつが現れたっ!超大型巨人が!」

アルミン「それにあそこはエレン達が...」ガタガタ

ミカサ「.......ベルトルトが壁に入れなくて困ってる....助けなきゃ」パシュ

アルミン「は?」

クリスタ「もし巨人に見つかったら食べられちゃう!」パシュ

ジャン「行くぞアルミン!ベルトルトを助けるぞ」パシュ

アルミン「あいつは.....5年前の」

マルコ「何をいってるんだ、早く行くよ」パシュ

アルミン「・・・」

エレン「お?誰かこっちに向かってくるぞ。」

サシャ「ミカサ達ですね」

超大型「(ミカサだと....終わった)」

鎧「(もう攻撃できねぇ)」

雌型「(どっかに巨人用の服落ちてないかな)」

ミカサ「エレン、ベルトルトは無事?」スタッ

エレン「おぉ、壁の外にもう二人いるけどな。下見てみろ」

クリスタ「ライナー!アニ!」

ジャン「とにかくベルトルトを引き上げるぞっ、」

マルコ「ライナーとアニはベルトルトに掴って、一緒に助ける!」

超大型「(もう従うしかない....)」ガシッ ググッ

ガンバレー ベルトルトー モウスコシダー!

ズシーン ズガガガガゴゴゴゴ!

コニー「やったぜ、跨ぎきった!」

ミカサ「良かった」ホッ

エレン「あ、丁度いいや皆聞いてくれ。今日の夜なんだけど.......」


その頃

アルミン「うわっうわぁああああぁああああああ!入ってきたぁああああ!!」

明日書きます。

おやすみなさい・・・

アルミン「まさか壁を跨いで来るなんて....」

アルミン「..人類はまた負けた...もう終わりだ...」ぐす


ハンネス「おいアルミンじゃねーか、何泣いてんだ?w 」

アルミン「は......ハンネスさん!」

アルミン「ハンネスさん、この状況でよく呑気でいられますね...」ウルウル


アルミン「あそこが見えないんですか!?」指サシ

超大型「」ゴゴゴゴ

ハンネス「えーと...ベルトルト君のこと?」

ハンネス「君の同期で10番以内の成績で卒業した訓練兵の子だよな?」

アルミン「え.....」

ハンネス「あの子駐屯兵団に来てくれないかなぁー、 やっぱ憲兵団行っちゃうのかなぁ..」

ハンネス「あっお前もしかしてアイツに嫉妬してんのかw」

アルミン「.....(ミカサ達といいコイツといい)」

ハンネス「気にすんなよwこれからもお前の頑張り次第で」

アルミン「(集団ヒステリーだ!)」ハッ

アルミン「(突然の襲来に現実を受け入れられず...)」

アルミン「......僕が..やるしかない...僕はもう...兵士なんだ」ボソッ

アルミン「(超大型はなぜかトロスト区に入ってから動かない...)」

アルミン「(やっぱり通常種とは違うようだが...チャンスだ!)」

アルミン「(巨人の動きが鈍る夜に、攻撃しよう。)」

その夜 立体起動訓練所


エレン「じゃあいつ飲むか!?」

宴会一同「「今でしょ!!!」」カンパーイ

ワイワイ ガヤガヤ

超大型「(もう流れに身を任せるしかない.....)」ゴクゴク

鎧「(もう何が正しいかわからねぇ...)」グビグビ

雌型「(私は戦士になれなかった.....)」モグモグ

ジャン「かぁー、酒がうめぇ!!」

エレン「何大人ぶってんだよ、苦いだけじゃねーか、オエッ」

ジャン「はっ?オメーがガキなだけだろw。」

サシャ「おいしくないけど....何かフワフワしてきました」

コニー「あれ?エレン、アルミンは来てないのか?」

トーマス「エレンと仲が良かったのに...」

エレン「あぁ、誘おうとしたんだけど今日探してもいなかったんだ...」

マルコ「残念だな...最後なのに...」


ザッザッ.........

アルミン「エレン」ザッ

エレン「アルミン!いままでどこ行っ」

アルミン「今から巨人を駆逐するよ」シャキン

エレン「巨人?巨人が入って来たのか?」キョロキョロ

ミカサ「アルミン...なぜ立体起動の装備をしてるの?」

アルミン「そこにいるじゃないかっ!」

コニー「言ってる意味がわからないのは俺がバカだからか?」

サシャ「巨人なんていませんよ?」

ミカサ「アルミン...体が震えている...言ってる意味もわからない...」

ミカサ「アルミンは一体何を怖がってるの?」

アルミン「...」

アルミン「..」

アルミン「」


アルミン「巨人だよっ!!!」

エレン「はっ??」

アルミン「そこで普通に打ち上げに参加してる三大巨人だよっ!」

アルミン「超大型巨人!鎧の巨人!あとお前誰だよ!?」

雌型「・・・」ゴクゴク


エレン「(何いってんだコイツ)」

ジャン「アルミン、とりあえず落ち着こうぜっ...な?」

クリスタ「そうだよ!巨人なんてどこにもいないよ」

エレン「本当にどうしちまったんだ?」

エレン「ベルトルトも何かいってやれよ」

超大型「アルミン・・・・・」

アルミン「ひっ」

アルミン「来るなっ巨人!」ガタガタ

エレン「巨人?ベルトルトが?ww」

アルミン「エレン、超大型巨人はどんな姿だった?」

エレン「そりゃあ忘れもしねぇ..壁よりデカくて皮膚がなくて....何か蒸気出てて...」

超大型「...」シュゴー

エレン「そうだ!アイツのせいで俺の母さんが......くっ...」

アルミン「じゃあベルトルトをよく見てみて」

エレン「」ジー

エレン「...?見たぞ、いつものベルトルトだけど...」

ミカサ「えぇ、間違いないわ、いつものベルトルト・フーバーよ」

アルミン「(....胃を始めとするいろいろな臓器が.....)」キリキリ

アルミン「じゃあ鎧のky」

コニー「ちょっと待てよ。お前仲間を巨人扱いしてるか!?」

コニー「兵士ってのはよぉ、敵扱いされるのが人一倍嫌なんだ」

コニー「お前は皆に巨人扱いされたら嬉しいってのかよ!?」

コニー「俺は.....絶対嫌な気持ちになる」

ジャン「当たり前だろ...俺もだ」

クリスタ「私も...」

コニー「もし冗談だったらやめてくれよ」

超大型「(コニー...)」プハー

鎧「(いい奴だな...)」ゲプッ

雌型「(しかしアルミンは間違ってない...)」フゥー

また明日書きます

寝ますzzz

エレン「アルミン、 お前は疲れてるだけだよ。」

エレン「それより今は楽しく飲もう!」

アルミン「....(もう...)」

アルミン「(どーでもいいや......)」

アルミン「うん!さっきはごめんね! 僕疲れてたんだ」

壁外


エルヴィン「壁が見えてきたな」

リヴァイ「あぁ...だが気になることがある...」

リヴァイ「壁の上からでけぇ頭がチラチラ見えるんだが、 あれは何だ?」

エルヴィン「今期の訓練だな たしか名前は...」

リヴァイ「俺の説明が悪かったな...俺はトロスト区に巨人がいると言いたかった」

エルヴィン「......ん?」

リヴァイ「....あ?」


エルヴィン「とにかく門をくぐるまで油断するなよ」

リヴァイ「あぁ.......わかってる.......」

トロスト区

エレン「宴会楽しかったな」

ジャン「へへっ 明日から俺は内地行きだ。 じゃあな死に急ぎ野郎」

エレン「死なねぇよ、 ジャンの他に憲兵団行くのはたしか...」

マルコ「僕も憲兵団に行くよ」

ジャン「ベルトルトもだよな」

超大型「ウ......ウン」

雌型「ワタシモ」

アルミン「スー...スー」zzz...


カランカラン

エレン「あっ調査兵団が帰ってきた!!」

市民a「こんな時間にうるせーなー!」

市民b「俺らの血税で行くピクニックは楽しかったか?」


ジャン「相変わらず酷い言われようだな.......調査兵団は....」

エレン「言わしとけばいんだよ、 わからねぇ奴にはよぉ...」チッ

マルコ「あれ? 列から一人外れてこっちに来るよ?」

超大型「(あれは...!)」ガクガク

鎧「(....人類最強...いや人類最恐の男!)」ブルブル

雌型「........オワッタ」ボソ

エレン「(やべぇな....酒飲んだのがバレる)」

リヴァイ「おい....ガキ共....これはどういう状況だ?」スタスタ

リヴァイ「説明しろ」

ジャン「く...訓練兵最後のお別れ会をしていたで...あります...」バッ!

エレン「ジュースを.飲んでいただけであります」バッ!


リヴァイ「ほう......」

リヴァイ「また俺に同じ質問をさせるのか....」シャキン

ジャン「?」

エレン「?」

3巨人「」ガクブル

超大型「....ボクタチオワッタ」

鎧「イイジンセイダッタ」

雌型「コンナアッケナクシヌナンテ....」


エルヴィン「やめろっ!!」


一同「!?」

エルヴィン「私は調査兵団団長のエルヴィンだ。 さっきは皆すまない」

エルヴィン「リヴァイは顔には出さないが、 すごく繊細な奴なんだ。」

エルヴィン「今回の壁外調査でも多くの兵士が殉職した。 そしてリヴァイは今日、今まで堪えていたものが爆発したのかもしれない。」

リヴァイ「エルヴィン、 とりあえず俺は巨人を削ぐぞ...」

リヴァイ「5分あれば3体とも殺......」

エルヴィン「私はさっき「やめろ」と言ったはずだが....」

リヴァイ「.....あぁ....そうだったな...すまない」キン..

エルヴィン「いや、 お前には休息が必要だな。  帰ろう」ザッザッ

ジャン「行っちまった....」

エレン「....?よくわからんかったが二人共カッコイイなぁー」

超大型「(助かった....でも凄まじい殺気だった)」ブルッ

鎧「(あんな恐ろしい奴が人類にいるとは.....勝てる気がしねえ)」

雌型「(これから私達はどうすれば.....)」


鎧「ベルトルト......アニ........」

鎧「コレカラノ.........コトナンダガ...」

超大型「イヤ、 ボクモワカッテル」

雌型「シカタナイヨネ......」

エレン「(何の話してんだアイツら?)」

アルミン「ムニャ.......」zzz

翌日

エルヴィン「では今!ここにいる者を新たな調査兵団して迎え入れる!」

エルヴィン「これが本物の敬礼だ! 心臓を捧げよ!」


3巨人「「「  ハッ!!!  」」」敬礼ポーズ

アルミン「その後、壁外調査で鬼神の如く活躍するベルトルト達は入団後
     1年経たずしてリヴァイ班に所属することとなった.....」

アルミン「兵士長は大反対したらしいけど団長命令だから仕方ないみたいだ」

アルミン「僕も少し不安だったけどもう考えないことにした。」

アルミン「だって彼らの活躍で巨人の犠牲者はほぼ0%になったし..」

アルミン「なにより....」

海岸 ザザーン......

アルミン「すごい...この世界は本当に水で覆われてたんだ...」

エレン「すげぇ...ってことは砂の大地や氷の大地も」

パシュゥウウウウ


アルミン「!?....奇行種の煙弾だ!!」

エレン「へっ...どっからでも来やがれ、 人類の反撃は...」



リヴァイ「エルヴィン、 最近胃痛いんだが....」



エレン「ここからだ!!!」




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