P「バンバン! バンバンバン!」 (97)

P「バンバン! バンバンバン!」

春香「事務所に来たら」

美希「プロデューサーが玩具の銃で遊んでたの……あふぅ」

千早「プロデューサー?」

P「バンバン! バンバンバン!」

春香「プロデューサーさん……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404900612

千早「もしかして、仕事のストレスが……」

美希「ならミキ達の手には負えないの!」つ携帯

春香「何処にかけるの?」

美希「病院なの」

千早「待って。プロデューサーがおかしくなったとはまだ……」

春香「そうだよ! プロデューサーさんにも事情が……」

美希「どんな事情なの」

P「バンバン……カチッカチッ……カチャッ……」

春香「ちゃんとリロードしている……」

千早「本格的ね」

美希「あふぅ……」

千早「……もし、もしなのだけれど……プロデューサーが仕事でストレスを感じているとしたら」

春香「ま、まさか……そんなプロデューサーさんに苦労をかけている人が!?」

春香「……」じー

千早「……」じー

美希「失礼って思うな」

美希『今日はレッスンって気分じゃないの』

美希『あふぅ……あの先生やなの』

美希『プロデューサーのお昼ご飯おにぎりなの? ちょうだい!』

美希『説教ばっかりうるさいって思うな』

美希『疲れたの……イチゴババロアを食べる元気もないの……だから、あーんして欲しいな』

美希「……なの」

春香「どうかしたの?」

千早「美希?」

美希「ミキが悪いの……」ぽろぽろ

千早「美希……あなた、泣いて……」

美希「ごめん……なさい……ごめんなさい……プロデューサー……!」

千早「美希。プロデューサーに伝えたいことがあるなら」

春香「そうだよ! 泣いてばかりじゃ……」

千早「銃を取りなさい」

美希「え……?」

春香「え」

千早「伝えたいことはこの銃が語ってくれる筈よ」つ玩具銃

美希「千早、さん……うん!」

美希「プロデューサー!」カチャッ

P「!」

春香「飛ぶようにして机の影に!?」

千早「素人の動きじゃない……」

美希「バンバンバン! バンバン!」

P「バンバンバン!」

春香「銃撃戦が始まった!?」

千早「美希が押されてるわ……」

春香「そうなんだ!?」

千早「美希! 加勢するわ!」

春香「千早ちゃんはリボルバーなんだ」

P「お前は……リボルバー・キサラギ!」

春香「まさかの二つ名!?」

千早「春香はプロデューサーの方に行って貰えるかしら」

春香「あ、はい」カチャッ

小鳥(765プロダクション事務員の音無小鳥です)

小鳥(まるで妹のように可愛らしいアイドル達と頼りになる同僚に囲まれ、楽しい日々を過ごしております)

小鳥(そんな私からの疑問です)

春香「バーンッ!」

千早「バン! バン! くっ……ショットガンを持ち出して来るなんて……プロデューサーのかしら」

美希「バンバンバン! 千早さん! 火力が違い過ぎるの!」

伊織「おはようござーー」

千早「伏せて!」

伊織「え? あ、うん……」

P「……」ふるふる

春香「……」こくっ

美希「射撃をやめたの……」

千早「武器を持たない相手は狙わない……相手ながら、大した戦士ね」

伊織「ちょっと、意味がわからないわよ!」

やよい「おはようございまーす!」

千早「……高槻さんも来たのね」

やよい「?」

千早「かくしかじか」

伊織「にひひっのにひひっで」

やよい「うっうーっというわけですか?」

千早「そうよ。二人にはプロデューサーか、美希の方について欲しいの」

伊織「いや、やらなーー」

やよい「面白そうですね! 私もやりたいです!」

伊織「ま、楽しそうじゃない?」

伊織「私は美希の方につくわ」

千早「ありがとう……高槻さんは?」

伊織「にひひっ♪ 当然じゃない! やよいも私とおなーー」

やよい「私はプロデューサーの方に行きます!」

伊織「」

事務所、そんなに広くないだろってのは無しで。

伊織「な、なんで……?」

やよい「伊織ちゃんにいつでも甘えていたくないから、このままだと伊織ちゃんの荷物にしかならないかなーって」

伊織「わ、私は別に構わないのよ?」

やよい「強くなって……立派になって、今度は伊織ちゃんに甘えて貰いたいんです!」

伊織「やよい……」

千早「高槻さん……」

やよい「だから……」

伊織「皆まで言わないの」

やよい「伊織ちゃん……」

伊織「その代わり、手加減なんてしないんだから!」

やよい「うん! 私も伊織ちゃんに負けないから!」

伊織「にひひっ♪ 言ってなさい!」

伊織「……」

伊織「手加減なんて、しないんだから……」ぐすっ

千早「水瀬さん……(水瀬さんもアリね)」

ミニカーの人だろこれwwww
社長「オッホン、私も混ぜてもらえないかな?」

伊織「それで銃はどこにあるの?」

千早「プロデューサーの机の上にある鞄から好きなのを」

伊織「良い加減ねぇ……これで良いわ」

千早「武器が決まったら、持ち場について」

美希「プロデューサー……見ててね」

P「歓迎するぞ。やよい」

春香「頑張ろうね。やよい!」

やよい「はい!」

>>1は銃に詳しくありません。適当です。

やよい「ドドドドド!」

千早「こんな場所でマシンガン!? 」

美希「でこちゃんの武器は?」

伊織「これだけど……」

千早「ベレッタね……悪くはないわ」

千早「もう少ししたら、高槻さんはリロードをする筈……そこで反撃しましょう」

やよい「カチッ、カチッ……リロード!」

P「援護するぞ!」

春香「はい!」

千早「そうは……」

美希「行かないの!」

P&春香「「!?」」

伊織「やよい!」

やよい「!?」

P「やよい! 受け取れ!」

やよい「プロデューサー!」

伊織「やよいーー!!」

やよい「伊織ちゃん!!」

「「バン!!」」

伊織「……」

やよい「……」

伊織「……」

やよい「……ごめんなさい……プロデューサー……春香さん……」バタッ

伊織「にひひっ……何がごめんなさい、よ……」

伊織「……しっかり……届いているじゃない、のよ……」バタッ

春香「やよい!」

P「待て、行くな!」

春香「で、でも!」

P「今行けば、やよいの意思を無駄にすることになる! ちょっとずつ、距離を詰めて行くんだ!」

春香「は、はい!」

前にあった765プロが戦場になった奴を思い出したw
お菓子の缶だかを奪い合ってた奴なー

P「よし、春香! 俺が援護する! やよいを安全な場所に!」

春香「は、はい! やよい!」

千早「水瀬さん!」

伊織「……何やってんのよ……こんな、怪我人……邪魔なだけ、でしょう……に……」

美希「バンバンバン!」

P「ドドドドド!」

春香「やよい、やよい!」

やよい「は……るか……さん……?」

春香「やよい……良かった……」

やよい「……ダメですよ……私なんかに構っちゃ……」

春香「……」

伊織「だから……早く……」

千早「……」

春香「……嫌だ」

千早「お断りよ」

春香「やよいを見捨てて、勝てても」

千早「水瀬さんが、みんなが生きていないと」

春香&千早「「それは、勝利なんかじゃない!」」

ばばんばばんばんばん

いい夢みろよ!

また来週!

しまった。消し忘れた……。

あ、本編は22時以降から投下します。

>>39
律子「仕事から帰ってきたら事務所が戦場になっていた」って感じのやつか
最終的に響逆転勝利だったな
しかもたくさんあるお菓子全部独り占めせずひとつだけもらいあとは伊織に渡したんだっけ

>>42-46
ドリフターズだっけ?長さんいなくなってから切ない

亜美&真美「「おはようございま→す!」」

P「バンバンバン!」

春香「やよい! 大丈夫だから……」

美希「バンバンバンバン!」

千早「くっ……美希。そのまま、援護をお願い!」

亜美&真美「「なにこれ」」

亜美「真美隊長! これは765プロの危機であります!」

真美「うむ! 直ちに兄ちゃん達を止めるんだ! くれぐれも乗せられてはならんぞ!」

亜美「いやいや、流石の亜美でもそれは無いっしょ! 真美は?」

真美「真美も流石にこれには乗せられないっしょ→」

亜美&真美「「玩具の銃なんかには絶対に負けないっしょ!」

▼亜美真美にフラグが立ちました。

亜美&真美「「兄ちゃん! 覚悟!」」

P「うぉっ……!」

春香「プロデューサーさん!」

P「だ、大丈夫だ! おい! どっちかこっちに着かないか?」

亜美「んっふっふー……聞こえんなぁ! バンバンバン!」

真美「不利な方に着くわけ、ないっしょー! バンバンバン!」

P「ま、まずい……前線が維持出来ない!」

千早「これで……」

美希「終わりなの!」

P「くっ……」

春香「プロデューサーさん!」

やよい「ぷ、プロデューサー!」

ガチャッ

千早「社長室から誰か……」

小鳥「……組み立てに時間が掛かったわ。待たせたわね!」

小鳥「ウィーン……」

千早「が、ガトリング!?」

美希「インチキなのー!」

小鳥「ガガガガガガガ!!」

伊織「こ、ここは引くわよ……!」

P「音無さん!」

小鳥「大丈夫ですか?」

春香「そんなの、何処から……」

小鳥「備えあれば何とやらよ。まあ、壊れちゃったけれど……これがあるわ」

P「AMTバックアップですか」

小鳥「援護します! 前線を立て直しましょう!」

P「よし、行くぞ!」

美希「バンバンバン!」

P「バンバン! バンバン!」

伊織「バンバンバン!」

やよい「ドドドドドドッ!」

春香「ガチャッ……バーンッ! ガチャッ」

千早「バンバンバン! バンバン!」

亜美「バンバンバン!」

真美「バンバンバン!」

小鳥「バンバンバン!」

ブルルブルル。

P「あ、すまん。携帯だ……屋上で電話してくる」

全員「はーい」

数分後。

P「はい! ありがとうございます! それでは、後日……」ピッ

P「あの番組に出られるなんて……みんな、驚くぞ!」

P「……?」

P「やけに静かだな……」

P「おーい……みん、な……?」

春香「」

千早「」

やよい「」

伊織「」

亜美「」

真美「」

真「」

雪歩「」

あずさ「」

律子「」

響「」

貴音「」

P「な……!?」

??「バン!」

小鳥「そん、な……」バタッ

美希「こ、小鳥……」

??「おや?」

美希「ぷ、プロデューサー! 来ちゃダメなの!」

P「お、お前は……!」

??「遅かったね。オーバーランク気味に待ちくたびれたよ……アタシの好敵手(ライバル)君」

P「玲音!!」

玲音「ふふふ……良い顔で驚いてくれる。期待通りだよ」

美希「プロ……」

玲音「ちょっと静かにして貰えないかな? アタシは彼と話しているんだよ?」

美希「いきなり現れて……誰なの!」

玲音「バン!」

美希「あぐ!? ああああ……!?」

P(あ、足を! 何の躊躇いもなく……!)

玲音「アタシは、彼にしか発言を許可していないよ?」

P「玲音! お前だけは!」カチャッ

玲音「悪くない。寧ろ良い殺気だ……」

P「美希から離れろ!」

玲音「うん。君が来てくれたからね、彼女には用はないよ」

美希「プロデューサー……」

P「何故……何故、こんなことを……!」

玲音「何故? 何故かぁ……そうだね」

玲音「ガンアクションのテレビゲームをやったことはない?」

P「?」

玲音「物とか壊せるとさ……つい」

P「……!」ぞくっ

玲音「意味がないとわかりながらも……壊しちゃたりしない?」

P「玲音!!」

玲音「ああ。ミュージックは 銃声で十分だろ? さあ、踊ろう!」

玲音「バンバンバン!」

P「バンバン! ……くっ」

玲音「? 君って、こんなに弱かったけ? ダメだよ。手加減なんかしたら!」

P「バンバンバン!」

玲音「! そう、そう来ないとね! バン!」

P「うあっ……! じ、銃が!」

玲音「……チェックメイト、かな?」

玲音「言い残すことは?」

P「……」

玲音「潔いね。じゃあ……」

美希「プロデューサー! 伏せて!」

P「!?」

美希「ドドドドドドッ!」

玲音「良いね……まだミュージックは鳴り止まないみたいだ」

P「……いいや」カチャッ

玲音「……なるほど。発射と同時に銃を蹴って、滑らせてたのか……さっきの射撃はただの布石、か」

P「……降参しろ」

玲音「それは無理かな? オーバーランクの戦いには、勝者以外の生存者は必要ないんだよ」

P「……」

玲音「勝者は黙って、引き金を引けば良い……それが敗者への慈悲だ」

P「バン!」

玲音「……」バタッ

美希「プロデューサー!」

P「ああ。美希のお陰で助かったよ」

美希「プロデューサーに……伝えたいことがあるの!」

P「ん?」

美希「いつも、ワガママ言って……迷惑かけて、プロデューサーを困らせて……ごめんなさい!」

P「……美希?」

もう少しで終わりますが、ここまでで。

美希「これからは、頑張るから! 文句言わないし、ワガママも言わないようにするの! ……だから!」

P「……」ポカーン

P「……いや。美希」

P「別に俺は迷惑とか何とも思っちゃいないぞ?」

美希「え……?」

P「マイペースは美希の良いところだからな……いや、たまにマイペース過ぎる時が無いでもないけれど」

美希「や、やっぱり……」

P「あはは……ま、美希が気にするような事じゃないよ」

美希「うー……で、でも……」

P「ん、じゃあ、先ずは寝坊と居眠りから減らして行くか?」

美希「へ!? そ、それは……ま、前向きに善処するの!」

美希「……ダメ?」

P「いいや。ダメじゃない、そういうのをカバーするのが、俺の仕事だからな」

美希「……プロデューサー」

P「これからも、一緒に頑張ろうな?」

美希「うん!!」

社長(最近の765プロは輝かしい……言わずもがな、彼のお陰だろ)

社長(……あの時の少年が、時の流れは凄まじいものだ)

社長(よし、今日もその輝かしい一日を特等席で見守ろうじゃないか!)

社長「おはよーー」

P「バンバンバン! バンバン!」

美希「バンバンバン!」

千早「バン! バン!」

春香「ガチャッ……バーンッ!」

伊織「バンバンバン! バンバン!」

やよい「ドドドドドドッ!」

亜美「バンバン! バンバン!」

真美「バンバン!」

社長「……」

真「ガチャッ……ドーンッ!」

雪歩「キュイーン……ドドドドドドッ!」

あずさ「ババンババンバンバン!」

律子「あずささん。なんか違いませんか? バンバンバン!」

貴音「パシュッ……トーン!」

響「ボウガンなんて貴音らしいな! バーンッ!」

小鳥「キュイーン……ガガガガガガガ!」

玲音「ゲームオーバー! チュドーン!」

社長「……」

社長「……」

社長「……」

社長「……おお」

社長「血が騒ぐじゃないか……それに」

社長「ティンと来た!」

end

おまけ

P「ふぅ……今日も充実した一日だったな!」

P「明日は半年に一度の休みだけれど……どうしょうか」

??「フリーズ!」

P「!?」

??「うわっ……とっ」

P「君は……」

??「手を引っ張って、背後を取るなんて……やるね。いきなりは酷いと思うけれど」

P「スコット君」

玲音「玲音だけれども」

P「それ玩具か?」

玲音「ふふふっ! よく出来てるでしょう? こう、バーン! ってね」

P「」

玲音「……今のは忘れて欲しいな」

P「ごめん。永久保存した」

玲音「なっ……ふふふ。オーバーランクとなると、これぐらいでは気にしないけどね」

玲音「本物はともかく、玩具は良いね……人を笑顔に出来る」

P「……」

十年ぐらい前。

社長「やあ」

「……誰?」カチャッ

社長「子供がそんなものを振り回すものじゃない。例え扱いに慣れていても、だ」

「……」

社長「子供の君にはこっちが似合っている」

「……これは……?」

社長「銃だよ。玩具だがね」

社長「それは良い物だ。本物は血を流すが、それは血を流さずに誰かを笑顔に出来る」

「……ん」

社長「……?」

「交換」

社長「あ、ああ……って、重たいね。これ……まさか、本物?」

「ねえ……おじさん」

社長「な、なんだい?」

「僕も、誰かを笑顔にすること……出来るかな?」

社長「勿論だとも。この私がティンと来たのだからね! ……だから」

「うん。ありがとう……ばいばい」

社長「待ちたまえ! ……行ってしまったか……ジュニアアイドルになって貰おうと思ったのだが」

社長「……ま、いいか。彼とはまた会いそうな気もする」

玲音「おーい」

P「ん……あ、ああ……なんでも無い……あ、そうだ」

玲音「?」

P「ちょっと、やってみるかな……君はどうする?」

玲音「面白そうな事を考えているみたいだーー是非、協力しよう」

P「よし、そうと決まれば! 買い込まないとな!」

玲音「あっ……ちょっと……て、手を……!」

end

例え、玩具でもいきなり人に向けるのはやめましょう。

最初はチャンバラかガ○プラで遊ぶ話にする予定でした……玩具とは言え、剣を振り回してたら危ないし。

ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom