主人公「超能力を使って1週間生き残れ?」(133)

初ssです
中二ストーリーです
グロ・安価とかはあるかもしれません……
ゆっくり投下になりますが、
最後まで見ていってもらえば嬉しいです!
それではどうぞ!

DAY7
???「とどめだ、主人公」ズバシュッ

主人公「ぐあああああああ!」バタッ

お嬢 「しゅ、主人公の両腕が!」

???「これで終わったな」

主人公 (もう立ち上がれねえ……情けねえなあ
    一週間、いろんなことがあった……みんな……生き残ってくれよ……)ガクッ

お嬢「主人公!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

DAY1
主人公( 暇 だ )

先生 「テストに出るぞぉー受験で……」クドクド

主人公(マジダリー、なんかおこんねーかなあ)
主人公「なあ親友」ヒソヒソ

親友 「そーだな」ヒソヒソ


先生 「そこ!おめーらしゃべんなっ!」

二人 「はあーい」


先生「クドクドペチャクチャ ここの問題は(ry」

主人公(ホントダルい……)

先生「先日ロシアの永久……に落………隕石は……」クラッ クラ

主人公 (!?)
親友  (どうしたんだ?)

先生「で、あるからしてッ……くぁwせdrftgyふじこlp」バタッ


クラス全員「!?」

モブ男「何が起こったんだ?」
モブ男2「みんな落ち着けって!」

ザワザワザワザワザワザワ

親友「おい主人公!今何が起こったんだ!?今の倒れかたは尋常じゃあねーぞ!」

主人公「俺だってわかんねーよ!ひとまず救急車を呼っ……」

ザワザワ
主人公「……うっ」
主人公「あれっ……俺も意識が……」カクラッ……ドタアッ

親友 「おい!?主人公?主人公!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・……

主人公(ハッ!)
主人公(うっ……頭が痛い 俺は寝てたのか?)
主人公(……キョロキョロ もしかしてみんな寝てるのか?)
主人公(ひとまず親友を起こすか)ユサユサ

親友 「うーん」
親友 「あれ?何でみんな寝てんの?なんでだっけかな」

主人公「俺もさっぱりだ」

親友 「みんなも起こしてやろうか」ユサユサユサユサ
 
アレ?ココハドコー?ヒイイイイ マサカー!

親友「みんなどうしたんだ?よーすがおかしーぜ」



親友( ? あれ?いつの間にかそういえば机の上に紙が……? 読んでみよう)ペラッ

親友「!!!」

・この戦いに参加する中学生のみなさまへ

この戦いのルール

1.あなたたちには、これから一週間、超能力者しかいないこのゴーストタウンで生き残ってもらいます
2.一週間生き残ったものは、超能力および物品を、任意で元の世界にもちかえることができます
3.あなたたちには、一人一つ、超能力が使えるようになるネックレスを支給します
4.能力は奪い取って自分が使用することも可能です
5.超能力には精神力を使います。これは超能力使用、およびネックレスの所持個数一個につき減少します
6.精神力がなくなると死亡します
7.能力の重複使用、およびネックレスの複数所持は精神力を大量に減少させます
8.精神力は一定時間で少しづつ回復します
9.その他のルールは全員が所持している特製スマートフォンでご確認ください。



あなたの超能力は触っ………(見切れ)

主人公「なんだそれ?俺にも見せて……って!?」

主人公「これはなんなんだ?超能力を使って一週間生き残れ?手の込んだドッキリか?」

親友 「……」

主人公「親友?」

親友「ああ、俺もドッキリであってほしいとマジに思う……
    マジに思うよ……でも……どうやら違うみたいなんだ……あっちを見てみろ」

親友のその視線の先には、ずいぶんさっきと比べて少なくなったクラスメイトたちと、
無惨な姿を晒した死体が転がっていた。


いじめられっこ「このちからで僕を虐めていたあいつらに復讐してやる!!」ドスズブシュドブシャッ
いじめられっこ「しねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ        えええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ」
        グチュラグチュグチュブチヌチュクブチブジュルッグギリッ

モブ男「なんなんだ?こいつは?」
モブ男2「いったいどうすればいいんだ……」



主人公「ひでえ……あんなにしちまうなんて……
    あいつはどうやら筋肉とかを増やす能力みたいだな!」


確かにひ弱だったはずのいじめられっこの体格は、
今やボディービルダーもビックリな体格へと変化していた。

親友「こんなきちがいがいるってのに、お前はずいぶん冷静なんだな」

主人公「いやいや……もう膝が笑っちまってるよ
    下手したらチビりそうだ」ガクガクブルブル

主人公「親友、ここは俺は逃げるぞ。 俺だって命は惜しい。
    俺の友達とか彼女とかも助けてーしな。
    自分の力がわかってないうちはあいつに突っ込むのは無謀というもんだ。
    俺は行くぜ」ダッ

親友「でも……」

主人公「俺は彼女を助けにいかなくちゃあいけないんだ……すまない」


親友「わかった……わかったよ……俺はお前について行こう」タッタッ

???「待って! 僕も連れていってください!」

親友「そんな、お前は!まさか」

親友「隣のクラスのチビじゃあねーか!」

主人公「親友、チビと仲がいいのか」

親友「ああ 大親友だぜーッ 一緒に早く逃げようぜ、チビ!」

チビ「うんっ」

……タッタッタッタズザザー
主人公「ふう、ようやく校門を抜けたな」

???「おい、待てよお」

一同(!?)

主人公「お前は……?」

DQN「おい、俺をガン無視するてえのはねえよなあ、先輩さん達よう」
DQN「この超能力の源らしいあんた達のネックレス、おいていってもらおうかあ」
親友 「おまえ、あの説明を読むだけの知能はあったのか」
DQN イラッ「ちょっと生意気だぜ、先輩。俺はあんた達より能力で強くなっちまったからよお、
      もうこんな固っくるしい敬語だって使う必要はねーんだ。    なあ、取り巻きィ」

ソウダソウダギャハハハハ

主人公「いつからお前はそんなに偉くなったんだ?」

DQN「そんなの答えなくてもよくねっすかあ?
   あんた達は死んで、能力は俺がもらうっ!ただそれだけの単純なことなんだよお!
   取り巻き達はそこで見てろ!俺があいつらを殺す!いいなッ!」ダッ

主人公「ちょっと急展開過ぎねえかあ?
    おい、あいつこっちに来るぞ。どうする親友」

親友 「俺に聞かないでくれ!」

チビ 「もしかしたら……」

チビ 「僕たちの能力を使えば勝てるんじゃないかなあ」

主人公・親友「!?」

主人公・親友「ど、どうやったら……」

主人公「ちょっと急展開過ぎねえかあ?
    おい、あいつこっちに来るぞ。どうする親友」

親友 「俺に聞かないでくれ!」

チビ 「もしかしたら……」

チビ 「僕たちの能力を使えば勝てるんじゃないかなあ」

主人公・親友「!?」

主人公・親友「ど、どうやったら……」

連投してしまいました
すみません

DQN「ふん!なに言ってるか解らねーがよおー
   俺の能力はなあッ!オメーらよりも数段強い時を止める能力なんだよお!
   それによーレーダーの能力とかよー取り巻きから奪った能力だってあんだよ!
   対策なんかしよーとしても無駄だあッ!!」
DQN「必☆殺☆技」

DQN「時を止めるっ!」┣“ーン
DQN「持ってるライターをいっぱい点けて……主人公の目の前に投げるウ!
    そしてエ、」
DQN「時は動き出す」キリッ


一同(!?)

主人公 (いつのまにか大量のライターが目の前に!)ボウッ
主人公「服が焼けるっ!制服を脱がなくてはっ!」バボサッ ジュウウウウウ


主人公「くそ、やけどを負ってしまった……おい!こいつの能力は強すぎる!一旦距離をおいたほうが……」

親友「いいや……その必要はもう永久にねーぜ」

主人公「!?」

親友「俺もあいつの能力を見てるうちに能力が使えるよーになったからな……
   この能力があれば倒せる!なあチビ!
   主人公はそこで見てなあ!」
親友「おい!オメーらあ!超サービスで聞かせてやるぜ! 
   耳かっぽじって聞け!
   俺の能力は触れたものの時間を巻き戻す能力だ!」

DQN「なんだってえ?巻き戻すう?そんなショボい能力効くわけがねーだろう!」

親友「そりゃあどうかな」

DQN「!?」グボッ(地面に……沈む!?)

親友「触っているアスファルトの地面をコールタールの状態まで巻き戻してお前を埋めることにした。
   俺の能力バカにしたお前は、沈めよ」

DQN (この量であれば抜け出せるが……野郎許さねえぜ!)

DQN「野郎!ふっ……だが効かんぜそんなのうりょ(ry」ゲボッグボッ

チビ「僕の能力は’’再現する能力’'なんだ……油断したね
   同じ場所にコールタールをにどぶちまけさせてもらったよ
   あの紙によると、もとの動きを指定した場所に繰り返せるんらしいだけど……
   DQN君、おきてる?」

DQN「ふじこ」

チビ「こりゃあダメそうだね……ネックレスだけもらっておこうか」ブチッ

取り巻き「DQNなんかほっといて逃げようぜ!」テッシュー

主人公「ふう、戦いも終わったし、こっから逃げるかあ」

親友 「つーかお前なんもしてないだろ」

主人公「まあまあ、助かっただけよかったじゃん」

親友 「ぐぬぬ」


チビ 「落ち着いたところで。ときに、主人公君、親友くん。
    君たちの彼女はたすけなくていいの?」

主人公・親友 (!!!!!//////)
       「よし!!!助けに行くか!」


チビ (青春だなあ)
チビ「主人公君の彼女はお嬢様学校、親友君の彼女はヒッキーでいえにいるんだよね?」

親友「おお、そうだな」
親友「一旦ここで別れるか?」

主人公「いや、ここで別れるとどちらもやられて元の木阿弥になる可能性が高い。どちらかに先に行く。
    まずここから近い親友の彼女の方から助けに行こう。行くぞ!」ダッ

親友「なんでお前はそんなに偉そうなんだ!」

チビ(本当は先に自分の彼女を助けにいきたいだろうに…)
  「二人ともー待ってー!」

DQN「・・・・・・うう……あいつら……次会ったらブッ殺してやる……」
DQN「もしもし、兄貴ィ?
   今病院にいる?
   俺ァやられちまった……助けに来てくれよー」

??? 「フフ、今助けにいってやるよ。待ってろよ……」

キキーッ

主人公「ここまでは自転車を置き場から拝借したからすぐだったなあ」

チビ  (ゼエゼエ

親友 「それじゃあピンポン押すぞー」ピンポーン
……ガチャッ


彼女 「はーい、……って親友!?学校は?」

親友 「まあまあ、てかそんなことよりもお前体は大丈夫だったか?」

彼女 「うん。まあねー。なんか超能力も使えるようになったし大丈夫☆」

一同  (なんかってなんなんだ!)

主人公 (俺だけ能力使えてない……)ズーン

彼女  「私の能力は、二次元の’’もの’’をこっちに持ってくる能力みたいなんだよ。」
一同   (ほとんどチートじゃねーか!)
彼女  「でも、すぐに持ってきたものは消えちゃうんだよねえ」
親友  「彼女、あったばかりで申し訳ないが大切な話があるんだ」
彼女  「えっ!?大切な話!?でも私、心の準備がまだできてないとゆーか……////」
親友  「」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
親友「一通り話は終わったし、本題に入るが、彼女、俺たちと一緒に来ないか?」
彼女「うん。いいよー。」
一同「軽ッ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼女「それじゃあ、お嬢のもとへ、れっつらごー!」
一同「自由だなあ……」
彼女「なにか言った?」
一同「いいえ、なんでもございません」
・・・・・

主人公「着いたか……」

数時間前までは美しかったお嬢様学校の校舎が、今や廃墟と化していたのを一同は目撃した。

親友 「ひでえ……」

彼女 「お嬢ちゃんはどこかなあ?」

チビ 「あの子に話を聞いてみようよ!」

一同は、廃墟の隅でうずくまっている少女にこえをかけることにした。


主人公「あのー。すみませんg」

少女 「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
    ああああああなたは?わわ私に近寄らないでえ!」

主人公「」
主人公「いったいここで何があったんだ?(主に君に)」

少女 「ああああああああああああのお、キモい男が現れてみるみるうちに私たちをどんどん殺していったの!
    みんなの死体からはみんな死ねがなくなっていたわ」

主人公「」(なにいってんだこいつ)
主人公「それは大変だったな、ところでお嬢をみなかったか?探しているんだが」

少女 「お嬢ちゃん……どこにいるかはわからない」

主人公「そうか……」
    (どこにいるんだ……お嬢……)

一同 「おじょー!」

彼女 「あれがもしかしてお嬢ちゃんじゃあない?」

親友 「ホントだ!」

主人公「お嬢ー!心配したryガン!」
主人公「えっ!?」

お嬢 「!?もしかして……主人公?ホントに?寂しかったよう!あたしをねえ、少……」グスン

主人公「ク、苦しい」  

お嬢 「あ、ごめん今バリア解くね」グスン

主人公「お嬢!話はだいたいわかった。俺たちと一緒に来い!」

お嬢 「うん!」

チビ・親友「この人も軽い……」

彼女 「???」
・・・・・・・・・・・・・・・

随分と開き直ったコテだな・・・

今後の成長が楽しみ
支援

親友 「もうそろそろ日が沈むな」

主人公「どこかの家に泊まらなくてはいけないな」

お嬢 「それじゃああたしの家に泊まってきなよ!」

チビ 「」

親友 「」

主人公「」

男共「なん……だと」

彼女 「???」

お嬢「あたしの家はここだよ。」

一同「ベルサイユ宮殿?」

お嬢「いやいや。家だよー」

男共 (これ絶対狙われるだろ……)

お嬢「じゃあ入ろうか!」指紋ピッ ガラガラガラガラ

一同「お邪魔します」

ドコ?ウチハドコ? アソコダヨー ウオッ!? オジョウザーン!アレガウヂナンディスカ? ウン,ハイルヨー

ガチャッ
フー,ツカレター ヨーシネルカ マズハサクセンヲタテテ…… イヤ、マズハメシダロ!

主人公「ふう、やっと安心できるな。
    お嬢、体調は大丈夫か?事件のことはだいたい少女から聞いたけど。」

お嬢 「うん。大丈夫だよ。あたしには“壁“を作る能力があったし、それで怪我もせずにすんだ。
    それよりも、少女ちゃんが生きてるの!? 」

主人公「ああ、生きてたよ。」

お嬢 「そう、なんだ……」

主人公「???」

(-.-)Zzz・・・・(-.-)Zzz・・・・(-.-)Zzz・・・・
主人公(みんなもう寝たのか?  今日はいろんなことがあったなあ お嬢のことは気になるが
   疲れたし……ひとまず  ……寝るか……)

DAY2

親友「起きろー!」

主人公「なんだよー」カチッ スマホオン 03:12「まだ夜じゃあねーか」

親友「その理由はだな、昨日DQNから奪ったレーダー能力の超能力あっただろ?」

親友「それをチビが使ってだなあ、ここらの人影を調べてみたんだ。そしたら……」

主人公「おう、そしたら?」

親友 「この三キロ半径に能力者が8人もいることがわかった。1人と2人と5人のグループ。」
   「ここから敵が近いから、お前に外で見張っていてほしい。」

主人公「わかった。こっちに敵がきたら能力が使えない俺はおまえを呼べばいいと?」

親友 「そうだ。じゃあ俺は寝るから。
    チビはまだ外にいるから二人で見張ってろよー。おやすみー。」グースカ

主人公 (あいつ最初から見張りを俺に押し付けるつもりで起こしたな……
    さて……俺はまだ超能力使えてない……このまま使えないってのもシャクだからな
    外にいるチビに出し方を聞いてみるか)

主人公「チビえもーんー超能力のだしかたおしえてくれよー」

チビ 「まずドラえもん呼びやめようか」

主人公「お、おう」

チビ 「もう、まったく。それじゃあ説明するよー」

チビ 「超能力ってのはね、出せるって思い込めば出せるものなんだと僕は思う。
    主人公君が能力を使えない理由は、ぼくは、その思い込みが足りないってとこにあると僕は思うよ。」

主人公「そうなのか、イメトレが大切ということか……」
主人公「ならば」
主人公「はああああああーーー出るーーーー俺の超能力が出るよーになるーーーーー」フンヌラバッ

チビ 「」(やれやれ)

チビ 「ああ、そういえば主人公君、DQN君から奪った能力、もうどれかもらった?」

主人公「いいや。まだだけど。」

チビ 「だったらどれかひとつもらっていきなよ!」

時を止める能力 ものの“部品”を作る能力 
電気を操る能力  自分の体機能を数倍~数十倍にまであげる能力

主人公「うーん、なら俺は(制服を燃やされた忌々しき)時を止める能力を持っていくよ」


チビ 「それにするんだね。他の能力はお嬢さんや彼女さんにあげるけど……うん!?」

主人公「どうした?」

チビ 「レーダーニハンノウ!   こっちに1人敵が近づいてくるよ!主人公君は今すぐ親友君を呼んできて!」

主人公「わかったっ!」ダッ

チビ (さて……ここからだいたい主人公君たちが来るまで10分……
    それまで持ちこたえるとしますか)

???「あのおー、」
チビ「!?」
少女「ここにお嬢ちゃんはいますか?」
チビ「いますけど……どうかしたんですか?」(ホッ、敵じゃなかったあ!)
  「少女さん、ここにはもうすぐ敵が来る、君は早く逃げないと……」
少女「逃げる、ですか?ああ、もうその必要はないですよ」
チビ「?」

主人公 ユサユサビターン「おい親友!敵が来たぞ起きろ!」

親友 「ふぇええ?敵はどこだ?」

主人公「寝ぼけてないで、今チビが1人で滴を待ってる!急ぐぞ親友!」ダッ

親友 「待ってくれよお~~」トタタタタ

ダッダッダッ

親友「敵の数は何人?」

主人公「レーダーによれば1人らし……」

ドグバアン!!!

親友「うおっ!すげえ音だな」

主人公「もうチビが戦っているのかもしれない。先を急ごう」

親友「ああ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主人公「あれはチビじゃあねーか?」

親友 「本当だ! おい!チビ!大丈夫か?今直すからな!」

チビ 「あ、相手は……爆弾使いだった……くっ……全く叶わなかったよ
    僕のことよりもお嬢ちゃんを……」ゲホッゲホッ ガクッ

親友「チビの傷の時間を戻して治す!」ギュイン
親友「お嬢ちゃんのことも気になるだろうが、チビは主人公とそこにいろ。
   今爆弾使いをとっちめてきてやる!」ダダダッ

主人公「チビはまだ気を失っている……親友、無事でいてくれよ」

親友(これで話が見えた……犯人は……やはりあいつだ!)


親友「お前の正体にもっと早く気付くべきだった……追い付いたぜ、少女。」

少女「あら、親友さん、こんばんは。夜分遅くに申し訳ないのですがお嬢さんを知りませんか?」

親友「おいお前、しらばっくれてんじゃあねえぜ!」

少女「ふふふっ♪面白いことを言いますね。こんなところに一人できて、どうしたんですか?」

親友「おまえの話はきいてねえ。構わず話させてもらうぜ。 
   ここからは俺の推理なんだが、
   おまえが爆弾の能力で学校に爆弾を仕掛け、生徒も巻き込んで学校を消し炭にしたな? 
   お前の目的はお前の能力を詳細に知っているお嬢を殺すこと。
   死体はおまえの“趣味“にでも使うつもりだろう。
   当たってるか?少女。」

少女「うーん、半分当たりで半分外れね。
    “あたしには“そんな趣味はないわ。
    死体を使うのはあたしじゃあない。」



少女「で……そういえばお友達はどこ?
   レーダーを使う子がいたはずなんだけど、どこにいったのかな?」

親友「……」

少女「……それで、と、
   私の正体を知ってしまったあなたは殺すしか……ないようですね。」

親友「ついに本性表しやがったな、俺もその気だぜ。お前はぜってーに許さねえ。」

少女「じゃあ戦い、いきますよー、それ!」ヒョイッ 石ポーイ

親友「オメーの最高の攻撃はそれか?お得意の爆弾は今はつくれねーよーだな」

親友 ヒューッ「こんなん、ただの石じゃねー……」パシッ ドグバアン!!
親友「ぐああああああああああ!!」ドザッ
親友 (あいつが投げた石が爆発した!?)

少女「フフフッ♪残念、まだ起き上がれるのね。」

親友 (チビからさっき体機能を上げる能力をもらっておいてよかった……あれがなければ死んでいた……)
l
  「ぐっ……お前の能力はなんでもかんでも爆弾にしちまう能力といったところか……
   さっきは油断したが、俺の能力よりもよええな」 
   
   (もちろんこれはハッタリだ……あと1撃食らったら俺は確実にお陀仏。
   会話を繋いで時間を稼ぎつつ対策法を見つけるのが上策といったところか……)

親友「おい、おまえはさっき"私には¨そんな趣味はないとか言ってたなあ。
    じゃあそんな趣味を持ってるやつは誰なんだ?」

少女「秘密よ。そんなの言うわけないじゃない。」

少女「さて、話が済んだところで、死んでもらいましょうか♪
   どうせさっきの言葉ははったりで、もう打つ手はないんでしょう?」

親友(こいつはやべえな……引き延ばしが使えそうにねえ……体機能を上げて逃げるとするかな)

少女「私を追跡できずにあなたは爆死、お仲間さんたちはあなたの遺体すら見つけられず
   真相は藪の中……あなたの推理なんか所詮こんなものね。」

少女「でも、このままじゃつまらないから、あなたにチャンスをあげましょう。
    地べたに頭擦り付けて命乞いしなさい♪
    そうしたらあなただけは許してあげる。」

親友「なん……だと」

主人公「チビ!目を覚ましたのか!」

チビ 「うん……それよりも親友君は?」

主人公「爆弾使いを倒しにいったよ」

チビ 「!?親友君の近距離系の能力と相手の能力は相性が悪すぎる!早く助けにいかなくちゃ……」クラッ

主人公「まだ体調が優れないみたいだな。チビはここで待ってろ。俺があいつを助けにいってやる。」

チビ「レーダーによると親友君はここから2時の方向にいるよ。頑張って……」ガクッ

主人公「おう!少しの間待ってろよ!」ダッ

舞台は戻り

親友「命乞いをしろだと?」

少女「ええ。しなかったらこの場で殺すわ」

親友「くそ 汚い手使いやがる……」

親友「わかった」
親友「もうこの戦いはやめだ 」

少女「フフフ、じゃああなたの今までのことは許してあげる。
   でも、地べたに頭擦り付けてないわね……約束破ったから死んじゃえ!」イシバクダンポ-イ

親友「やっぱりそうすると思ったぜ……
   それにしても俺は降参するなんて一言も言ってないんだけどな……
   そして油断したお前の甘さが命取りだ」

親友「オメーがしゃべくってる間にさっきの石の爆弾の破片を時間を巻き戻してもう一回爆弾にした」
  「これを向かってくる石にぶつけて相殺する!」チュドーン

少女「きゃあ!」

親友「これでどうだ  ああ?
   今度はおまえが命乞いをする番だ」


少女「いったあい……」

少女「もう……う……さない」

親友「あ?なにいってんだあ?もっと大きな声でいってみろよ」

少女「もう許さないっていってんのよ!」

少女「このバッグの爆弾をあんたにぶん投げてあんたをぶっ殺す!
   この中に入ってる6日分の食料だなんてもうどうでもいいわ!
   この爆弾を喰らえッ!」ブンッ

親友 (不味い、この爆弾の大きさとここからの距離だと避けたとしても熱風が確実に直撃ッ!
    クソッ!どうする?)

親友 (くっ……俺はこの怪我で逃げ切れるのか?)

???「ったくお前は……ちょっとどいてろ」

親友「!?」

┣“ーン グイッ
???(親友を寄せて……)
???(そしてこの爆弾を……空に投げる!)
???(これ以上時は止められないか……)



ピカッ バッッゴオーン

親友(!?誰かに引っ張られた?)
少女(あたしの渾身の爆弾がかわされた?)

親友「まさか!おまえは!」

少女「そんな……バカな」

親友「おまえは……主人公じゃあねーか!」

主人公「おい!少女、俺の親友をこんなんにしてくれたんだ、覚悟はいいか?」

少女「……」

少女「すいませんでした!ほんっとうにごめんなさい!」ウルウル
  「なんでもしますから許し……」ガンッ

主人公「そんなんで許すと思うか?」

安価>>53 お願いします
1.許してあげるルート
2.ぶん殴るルート
3.まさかの拷問ルート

埋め
アドバイス等もお待ちしております!

3



俺だったら

少女「フフフ、じゃあ…あなたの今までのことは許してあげる」

少女「でも……」

少女「地べたに『頭』擦り付けてないわね」ドォーーーーーーーーン!!

少女「約束破ったから死んじゃえ!」ガッ!

ブンッ!!!

みたいに分割するな

アドバイスありがとうございます!
>>53さんの方が早かったので展開は2で。

拷問はまたの機会に。

主人公「おまえだけは許さねえ!歯ア食い縛りやがれ!」

少女 「きゃっ!」 ガシッ!

少女 「え?」

親友 「主人公……それ以上はいいだろ、もう決着は着いた……」

主人公「なんでそんなこと言うんだ?
    こいつはお前のことをこんなに……」

親友 「もういいだろう。こいつを許してやろう……」

主人公「お前はいつもそうやって……お前は甘すぎるんだ!これから死ぬぞ!?」

親友 「甘くて結構!死んでも構わない!」

主人公「これだからお前は……って」
 
主人公「おい……少女はどこへいった?」

親友 「!!」
   
主人公「こうしてる間にいつのまにかあいつ逃げ出したぞ!
    親友!これはてめえのせいだぞ!少女はお嬢を狙ってるんだぞ!
    万が一のことがあったらどうするんだ!」クワッ

親友「そんな……」

少女「私はここにいる」

主人公・親友「!?」バッ

少女「このチビをすでに爆弾にしたっ!
   こいつを殺したくなければさっさとそのネックレスを渡せ!」

少女「親友!これはお前のミスだ……おまえが悪いのだ……お前の甘さがこいつらの命を奪うのだ!」

親友「くそっ」ガクッ

主人公「こいつは正真正銘の悪党だな……」

少女「少しでも動いたらこいつの命はない!わかってるんだろうな!」

主人公「わかった、それじゃあもうちょい6歩ぐらいこっちに歩いてきてくれないか?」

少女「ふん、渡す気になったか……」(まあ、どちらにしろみんな殺すけどね♪)

主人公「そう、その位置がいい!」

少女「?」

主人公「親友これから時止めるからサポートよろしくな。」

親友「へっ?」

主人公(時を止めるッ)┣"ーン

主人公(あいつのもとへ走ってネックレスを奪う ブチッ
    そしてチビを取り返して
    最後に喰らえ!腹パン!)グッ ゴスッゴスッ

少女「カハッ……ケホッケホッ……あれ?なんで突然……ここに……」バタッ


主人公「ふう、危なかったな」

親友「まだ安心してんじゃねえ!」

親友「主人公!早く少女から離れろ!」

主人公「えっ!?」

少女「私自身を今爆弾にした……誰にも邪魔はさせないわ……
   さようなら親友さん……その甘さ……どこまで持つかしらね……」ピカッ

主人公「うッ!」

ドッバーン

パラパラパラ……

主人公「あいつ……自爆したのか……卑怯者め」

親友 「あいつ、なんでそんなことをしたんだ……
    なんで助けてやれなかったんだ…… 」グッ

主人公「そろそろ夜も明ける。お嬢の家に戻ろう……」

親友 「ああ……」

書き溜めがなくなったので、そろそろお休みします

一つ言えるのは親友…お前は愚かな行動すると必ず後悔する

>>63さんコメントありがとうございます!
本編でその台詞使ってもいいですかね……?

それでは、本編再開します


テクテクテク ガチャッ ギ- バタン!

主人公「ふう、やっと着いた」ガチャリ

親友「疲れたな」グッタリ

チビ「そりゃあの戦いで親友君が一番重傷だからね」

親友 「ふー、」スマホオン「もう5時か」

主人公「今日はこれからどうするか……ん?誰か上から降りてきたな」

お嬢「おはよー。」
彼女「おはよー。あれれ?どうしたのその怪我?」

一同「転んだ」シラッ

彼女「そーなんだー。大丈夫?」ポケー

一同「もちろん。」

お嬢「うーむ」(絶対あの傷は違うってば!)

お嬢「おはよー。」
彼女「おはよー。あれれ?どうしたのその怪我?」

一同「転んだ」シラッ

彼女「そーなんだー。大丈夫?」ポケー

一同「もちろん。」

お嬢「うーむ」(絶対あの傷は違うってば!)

同じレスを二回投稿してしまいました
単純なミスです

主人公「さて、全員が集まったところで質問なんだが、
    お嬢、この家にこの人数をあと6日分食わせていくだけの食料と水はあるか?」   

お嬢「うーん、そんなに備蓄はないかも。」

主人公「そうか。なら、今日は食料調達に行かないか?」

彼女「私はさんせー!お菓子とか買うんだ!」

親友「で、俺もそれには賛成だが、いったいどこにいく?」

主人公「ここから若干とおいが、Qマートにいきたいと思う。
    そこだったら軍手やリュックなども手にはいるだろう。」

チビ「それなんだけど、僕はそれパスで。親友君もその怪我では無理でしょ」

親友「ぐぬぬ」

主人公「決まりだな。調達には俺とお嬢と彼女が行く。」

お嬢「いつ出発にする?」

主人公「準備が整ったら。7時には出掛けるか」

彼女「OKだよー」

AM7:00
主人公「よし、出発するぞ」チリンチリン

親友「自転車はもってきてよかったな」

主人公「三台しかないから大切にしないとな」

彼女「じゃあ、いっくよー!」キコキコ

お嬢「う、うん…」キコキコ

ドンガラガッシャアン!

主人公「!?」

お嬢「イタタタタ……」

主人公「お嬢、お前……もしかして自転車乗れないのか?」

お嬢「の、乗れるよ!」

ガッシャン!

お嬢「……」

主人公「しょうがねえな、後ろに乗っとけよ。」

お嬢「うん……」(恥ずかしい……)

彼女「それじゃ、出発だね!」

親友「気をつけるんだぞー!」

イッテキマース

親友「さてと、」

親友「なあチビ、彼女大丈夫かな、転んで怪我しないかな途中で悪い人に襲われたり……」以下略

チビ(あんたは親か)

Qマート

主人公「ふう、ここまでは何事もなく来れたな」

彼女「そーだねー」

主人公「お嬢、ここまで大丈夫だったか?なんか顔が赤く見え……」

お嬢「いやいやいや、攻撃なんかされてないよ!大丈夫!!だよね彼女ちゃん!」ナガシメ
  (主人公にずっとくっついてたから顔が赤いのかも////こんなとこ見られちゃったよ!)

彼女「うん、そうだけど」(???)

ジャリッ

お嬢・彼女「!?」

主人公「来たな……お前は誰だ?」

厨二モブ「フフフフフ、俺に気づかないのも無理はない……
     俺は元の世界ではモブ2と呼ばれていた……
     しかし!今ではこの漆黒の鎖の能力 邪眼鎖 (ブラックアルバム)の能力を手にいれた……
     この力でお前を永遠の闇に堕としてやろう!」

主人公・お嬢「」

彼女「そんなことやって恥ずかしくないの?ねえねえ今どんな気持ち?」

厨二モブ「俺の血筋は魔王と勇者のハーフな」

主人公 「喰らえ」ゴスッ

厨二モブ「そげぶっ」

厨二モブ「うっ!なんだこの痛みは!
     貴様 痛覚侵食(マスターオブペイン)の能力を持っているな!」
     (持ってません)

厨二モブ「ここはいったい撤収してチャンスを狙うぜ!」ダットノゴトク


主人公「あいつはなんだったんだ……まあいい、スーパーの中に取り合えず入るか」

今日はここまででお休みです

ウィーン
主人公「効率のためにここで一旦別れて物を集めるぞ」

彼女 「りょーかい!」

主人公「じゃあ、いまから15分後にここで。じゃっ!」ダッ

お嬢「もう、たいして話もしないで主人公。いなくなっちゃった。
   仕方ない、彼女ちゃん、……買い物始めましょうか!」

彼女「うん!」

AM7:40 13分後

主人公「そろそろ約束の時間だし、お嬢たちと合流するか」

……ガ……ハ………ニョ……

主人公 「ん?何か聞こえるぞ……近づいてみるか」

ガヤガヤガサガサ

主人公「!?」

主人公「誰かいるのか?」コソッ チラッ

モブ男「モブ女さん……そろそろ誰か来ますよ!」ガミガミ

モブ女「もー、待ってぇモブ男さぁん」
   「私まだパンツ買ってないんですよぉ」ウルウル

モブ男「もう2時間も選んでるだろ!
    時間がないから早くして……って誰か来たあ!」ビクッ!

主人公 (不味い!見つかった!)

主人公 (あれ? 男の方見たことあるけどだれだっけこいつ……名前が出てこない……
     こいつ絶対同窓会に呼ばれないタイプだな……
     仲間にできるかと思ったけど、この怯え方だし、
     名前がわかんねーと仲間にはしづらいな)

主人公 (それよりも!もし戦闘になるとしたら……!
     相手は見たところ戦いの素人のようだが数的にはこっちが不利。 
     念をとってお嬢たちと合流するか)ダッ

モブ男「あっ!逃げた!」(戦わずに済んだ……)

モブ女「ねぇ誰かいたの?モブ男」

モブ男「いたけど……どーすんすか?」

モブ女「モブ男、今の人倒しにいかなぁい?」

モブ男「へ?」

モブ女「逃げたってことはイコール私たちに負けるってことを悟ったわけでしょお?
    ねえあの人倒しにいきましょ?
    あなたもうネックレス100個ぐらいさくっと持ってるんでしょぉ?」

モブ男「え、えーと、正確に言うと83個なんですけど……」

モブ女「どっちだっていいじゃあない♪早く行きましょ♪」

モブ男「は、はい……」(戦うのやだなあ)

ダッダッダッ
主人公「おい!お嬢!」

お嬢「な、何?そんな息切れしちゃって」

主人公「上の階に敵がいた。急いで彼女も呼んできてくれ!」

お嬢「わかった!」ダダッ

彼女「ふーん、誰かと戦うんだね?私頑張っちゃうよ!」

お嬢「まだ誰かと戦うって決まった訳じゃないんだけど……」

主人公「上にいるやつらが俺たちを追ってきたようだ。隠れた方がいい。」

モブ女「どこにいるのかなぁ♪探しちゃうぞぉ♪」

主人公「不味い……不味いぞ」

ここまでの説明

主人公 男。
   「時を止める」能力と、???を操作する能力を持っているようだ!

お嬢  女。
   「壁を作る」能力と、「部品を作る」能力を持ってるぞ!

彼女  女。
   「二次元のものを出せる」能力と、「電気を操る」能力を所持。  

(親友) 男。
   「ものの時間を巻き戻す」能力と、「体機能を上げる」能力を使える。 
    現在負傷につき待機中。

(チビ) 男。
   「起こったことを再現する」能力と、「レーダー」能力を使用可能!  
    現在負傷につき待機中。


VS

モブ男 83個の能力と48の殺人技を持つ。(らしい)

モブ女 能力不明。

AM7:40 13分後

主人公「買うもん買ったし、そろそろお嬢たちと合流するか」

……ガ……ハ………ニョ……

主人公 「ん?何か聞こえるぞ……近づいてみるか」

ガヤガヤガサガサ

主人公「!?」

主人公「誰かいるのか?」コソッ チラッ

モブ女「ねえモブ男、三人もいるの?」

モブ男「そのようっすね、あの逃げ方はそれなりに人数がいるときの逃げ方だ」

モブ女「そろそろ出てきたらどうお?そこにいるんでしょう?」

主人公「ハア、わかったよ、出てきたぜ」

モブ女「素直な子ねえ、ふふふ、今ならその素直さに免じてそのネックレス、
    私に寄越せばあなたの命だけは助けてあげるわあ」ニコッ

主人公「そいつはできない相談だな」ニヤリ

さっきは ミス

「体機能」ってなに?

身体機能の事?

>>88さんへ

当初はそうするつもりだったんですが、
誤字で体機能という表示になってしまいました

響きがかっこよかったので使ってたんですが、直した方がいいのですかね

モブ女「なぁんで私の回りはこんな男ばかりなの……」ハア

モブ女「仕方ないわねえ、能力と名を名のって下さるぅ?」

主人公「俺の名は主人公 能力は時を止める能力とエネルギー操作の能力」ズイッ

モブ女「私の名前はモブ女 
    能力はテレポーテーションと“能力を強化する“能力ってとこかしらぁ」ズザッ

主人公「一対一でやる気なのか?」

モブ女「ええ、もちろん。決闘ですもの」

主人公「決闘……か。いい響きだ。それじゃあ、始めようか」

モブ女「私から行くわよ」カチャ

主人公「カチャ?」

モブ女「喰らいなさい」スチャ ドンドンドンドンドンドン

主人公「銃!?能力使わねーのかよ!」
    (まずは時を止めて……)┣“ーン
    (一気に距離を詰める!時間停止を解除したあと一気に攻める!)

主人公「時間停止解除!喰らえっ!」ブン!

スカッ!

主人公「!?」

モブ女「後ろですよぉ」サッ ドバン!


主人公 (テレポートか!)
    (こうなったら……まだ使い慣れてないが……) ガオン!

モブ女「!?」

キン!

モブ女「弾いた!?」

モブ女「こっちに……」チッ「痛っ! かすっただけで!」

モブ女「……ふうん、それがあなたの説明してたエネルギー操作の能力……」ツウ……

主人公「鉄球みたいな形してるだろ?
    これが俺の能力。
    昨日渡された紙によると、この球にさわった物のエネルギーを吸収、そして放出できるらしいぜ」

モブ女「ずいぶんと貴方、親切なのねえ」

主人公「決闘だからな。俺と互角に戦えるようにあんたにハンデをあげたのさ」ドヤア

モブ女「ずいぶん強気なのねえ」イラッ

モブ男「あいつらが戦ってる最中で難だが、
    お嬢様方、俺とは誰が戦ってくれるのかな?
    もちろん二人で来てもいいんだぜ?」
  
    俺はあいつとは違って命を取ろうなんて気はないからな?
    もっとも、超能力は戴くが」

お嬢「あなたとの戦いは……あたしが行く!」

彼女「ええ!?じゃあ私も行くよ」

モブ男「二人で来るか。じゃあ、戦いを始めるよ」セイヤッ!

お嬢(相手は間違いなく強い……先手必勝!)

お嬢「“部品“を作る」ギュイン
   
彼女「ええ!?なんか機械の部品みたいの作ってるよ!?」

・・・・・・・・・・・・・・
チビ「スーパーに行く前に、もうひとつの能力をあげるよ。」

お嬢「あたし、この“部品を作る能力“がいいな」

チビ「なんだって?それは本当かい?
   あげる側として言うけど、その能力、はっきり言って微妙だよ。
   たとえばほら、見てごらんこのナイフ。」ボロッ
  
チビ「その能力で作ろうとしたんだけど、
   ご覧の通り、刃の方しか作れなかった 
   小さいもの、機械のパーツとかであればいくらでも作れるんだけど……」

お嬢「……ふーん、」

お嬢「なら、銃のパーツを作ればいいじゃない!」ドンッ

チビ(さすがお嬢さん、言うことが違う)
  「でも戦闘中に組み立てたりするってのは……」

お嬢「いまから練習すればなんとかなるでしょ!」ドンッ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お嬢(今の私なら10秒以内に組み立てられる!)
カチャ カキン「覚悟しなさい」バキュン!

モブ男「あぶねっ!」バッ

お嬢「避けた!?」

モブ男「あぶねー女だなあんた」
   「それと言うの忘れてたが、俺は能力83個持ってるけど、実際使えるのは1個しかないんだぜ?」
   「銃弾当たったら死にかけるんで、手加減よろしく」

お嬢「???」

モブ男「俺はなあ、半径5m以内の超能力を無効化するかわりに、超再生能力を手にいれたんだけど、
    “自分の“超能力も無効化してるから、
    能力はこれ一個しか使えなくてこの大量のネックレスは飾りなんだ」

彼女「よくしゃべるなー」

お嬢「ならば!」リロード カキン カシャコン ジャキ ドバン!

モブ男 ドシュ グパッ「痛っ!」

モブ男(接近戦に持ち込むか)ダッ

彼女「ふふふ、引っ掛かりましたな」( ̄ー ̄)

モブ男「何ィ!?」

彼女「えれくとろふぁいやー!」ビリビリ

モブ男「死ぬ死ぬ!熱い熱い!」ビリビリ

モブ男「ったく、お前電気使いなのか?
    出力高すぎだろ!?200万㍗ぐらいあったぞ!
    今のは死ぬかと思ったぞ……死なないけど。」

お嬢 リロード ジャキ ドパン!

モブ男 「ってうわあ!」サッ

お嬢「まだまだ!」ドパンドパン

モブ男「所詮はただの銃弾!超能力に比べたら……」ササッ

お嬢「本当にそう思う?」

モブ男「!?」キン グジュッ
   
モブ男「こいつは……跳弾……!?」
    (こいつ、何らかの方法で“銃弾を反射できる“能力を出したな……)
    (詳しくは解らんが……まあ、だいたいわかった)

お嬢 「これで最後!」ドパンドパン

モブ男「一手遅れたな……勝ちを確信し、撃つ前に壁を出さなかったのがお前の最大のミスだ」

お嬢 「!?」

モブ男「相手をよく見ろ……胸を狙っても俺には大して効かん」

モブ男「とどめだ」ブン!

お嬢(あたし……死んじゃうのかなあ……)

彼女 (体がついていかない……)チラッ(!!!)

彼女 「あっ!あの人!あなたたちの荷物を持ってってますよ!」

モブ男 クルッ「なんだって?」

主人公 クルッ「……あいつは!?」

厨二モブ「ばれたか!」スタコラサッサ

モブ男「あいつを追うぞ!」

お嬢・彼女「助かった……」

モブ女「頑張ってきてねー」

タタタタタタタタタ

主人公「あのお?モブ男さん!?
    俺たちの持ち物も取られたってことはさっき説明しましたよね!?
    俺、時止めてあいつから物取り返すからそろそろ俺から離れてくれません!?」イラッ

モブ男「お前は俺達の荷物をも持ち去る気ではないのか?」

主人公「いやいや……そんなわけ……」

厨二モブ「まだ来るのか!漆黒の鎖を喰らえ!」

2人「おめー(あんた)は黙ってろ!!」

主人公 「つーか、このときに鎖出すとかあんたバカなんすか?
     そーなんすか?」
     (鎖を引っ張って……)

厨二モブ (不味ッ)ガシャガク 

タタタタタッ

主人公「やっと追い付いた」 

モブ男「ずいぶんと手間掛けさせてくれたな」

厨二モブ「ひっ、ひいいいいいいい」

主人公「殺すとかはないからさあ、黙っててくれる?」にっこり
    (殴らないとは言ってない)

モブ男「覚悟はいいか?」ニッコリ


 見せられないよ!   ボコバコヅドガンオラゲシベシゲシオラオラドスベキッ

主人公「ふう」

モブ男「これで84個目、と。」

モブ男「主人公。」

モブ男「今日のところは休戦にして、ひとまず帰ろうぜ。」

主人公「そうするかあ。」

モブ男「今度会うために連絡先とかも教えた方が……」

主人公「わかった、わかったよ。まずお嬢達にも聞いてみねーと……」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

お嬢 「しゅ、主人公ー!大丈夫だった?」

主人公「ああ、大丈夫だった。」

彼女 「あのね、主人公がいない間にモブ女さんと仲良くなって、アドも交換したよ!」

主人公「え゙」

モブ男 グッ サムズアップ

・・・・・・・・・・・・・・



主人公「今日も疲れた……」

彼女「でね、今日はね……」

親友「なんでその結果からそういうことになるんだ?」

チビ「さっぱりわからないよ」

親友「おいどういうことだ説明しろ主人公!」

主人公「俺にもさっぱり」

時は前後して。
┣“┣“┣“┣“┣“┣“┣“┣“┣“┣“┣“

モブ男「帰り道だってのに……ついてねえなあ」ガシャガクッ

モブ女「もう!なんなのあれ?化け物じゃあないの!?」ボドボド

モブ男「見たところ高速移動の能力と刃物を繰り出す能力のようだが……」ヒュンヒュンスパッ

モブ男「俺達が相手できる相手じゃない!」

モブ男「来る!」サッ (避けきれない!) スパア

モブ男「いっ……!不味い!逃げるぞ」

???「逃がさん!」ヒュンヒュンガオン!

モブ女「きゃっ!」ヒュンヒュングチョオ

モブ男「足か!?」

???「これで最後だ!」

モブ女「……モブ男……私はもう……死んでしまうけ」スッッパア

モブ男「うわああああああああああああああ」

???「次はおまえだ!」 ヒュンヒュングサグサグサ

モブ男「くそっ、くそおお!」ガクッ

彼女 「うーん、今頃モブ女ちゃん元気かなあ」

お嬢 「あの人達の実力だったら負けないでしょ!」

主人公「……折角だし俺もあいつにメールでも送るか」スッスッピピピ
   「俺達はマルマルの近くのマルマルにいる、今度会おう、っと」

???  ヴヴヴ「!?」バッ
    (敵か?いや……)
   「こいつのスマホのメールか……見てみるか」ピッ
   「マルマルにいる、か……万が一復讐もある……念には念を入れて……」
   「こいつを早めに殺しておくか……」ダッ

DAY?

彼女「それじゃああたしもうそろそろ寝るよー」

親友「ちょっと待て」

彼女「な、なに?」ビクッ

チビ「気を付けて!こっちに一人、新しい敵が高速で近づいてきてる!」

主人公「マジかよ」「なあ、敵が来るまでどのくらい余裕がある?」

チビ「えーと、6,7秒ぐらいかな」

お嬢「もう時間ないじゃない!」

親友「まったく、突然だな……」

彼女「せっかく寝れると思ったのになあ」

主人公「そろそろ来るぞ……!」

サッ!
ガシャパリーン!

主人公 !!!
    (やはり高速で動く敵!)

??? シュン!

主人公「そこだ!」ブン

??? サッ

主人公(動きが……捉えきれない!)

??? ヒュッ

親友「あっぶねえ!」キン!
  
主人公(剣を高速で降らせてきた……?)

主人公(こいつの能力は高速移動と剣の精製のようだ……
   ネックレスの数も2つしかないしほぼ間違いない)

チビ「あっ!」

???ピタッ

主人公(動きが止まった!?……)
    「!!!」


チビ 「……」ガシャガク ブシャアアッ  

親友 「ぐはっ」首ボトッ

??? 「まず2人……」サッ

彼女「あああああ、な、なんで」

主人公 (馬鹿な!)
    (いきなり……! どうする…!?)
    (いや……迷う必要なんかない!)

主人公 「ここは俺が止める!お前らは逃げろ!」

お嬢「でもっ、」

お嬢「私、最後まで主人公と一緒にいるよ。」

???「……」

???「愛、だねえ」

???「んー、確かに、君たちが勝つには3人でかかって来た方がいいと思うぞ?」

???「まあこのままだとつまらないし、お前達の最期に聞かせてやろう、
  この能力は高速移動なんて能力とは格が違う……
  時を早送りにできる、加速できる能力!」


???「証拠に見てみろ、今の時刻を。」フンッ

主人公 チラッ !!! 「DAY6 23:53」

???「このゲームが終わる前にお前達を全員潰す。
   元の世界にもどったところで暗殺なぞされたら堪らん」


主人公 「……」
    (ここであいつに勝つにはどうする?)
    1.この戦いが終わるまで24時間逃げ切る。
2.こいつを頑張って倒す。
    3.誰かが助けに来てくれる。

主人公 (ここで俺が選ぶのはもちろん2だ……
     モブ男達へ連絡も繋がらない 
     誰かが来る保証もない)

???   「少し喋りすぎたな……まずお前を殺す」
 
主人公  「お前が俺を殺せると思うのか?」

???   「自信があるようだな」

主人公  (俺が勝てる手段はただ1つ、)
     (こいつが俺が時を止める能力を持っているのを知らないことを利用して、)
     (引き付けて返り討ちにする!)

主人公 「お前の能力は1つ重大な欠点がある……
     お前は時を連続して加速できない!」

    「もし、能力を連続使用できるならば、
     最初の加速時に全員殺すはずだからな」

???   「それがわかったところで……こちらの勝ちに支障はない」

???    (こいつ妙に余裕がある……)
   
???    (今までの発言から察するに男の方はこの能力に対応できる能力を持っているが、
     女の方はこちらに致命的なダメージを与える能力はないと見た)
  
???    (まず女を全員殺してから後であの男をゆっくりなぶり殺す)
   
???   「もう、休憩はここまでにしよう。加速開始だ」ヒュン! 

主人公  (あいつ……今度は露骨に俺以外を狙ってきやがる……)
     
主人公  (くっ……!)
    (ここで俺はお嬢達を守るために時を止めざるを得ない……
     まさかこれを狙ってお嬢達を残したのか?……だが、やるしかない!)

主人公 「時を止める!」

┣''ーン

主人公(停止時間中に能力を当てる!)
   「首までは届かないか……」
   「鉄球を当てて……奴の腕を切断する!」ズッ  ボトッ
   「よし!」
   (うっ……時間停止はここまでか……)

解除!

??? ブシャア「うっううう!!」ヨロッ バタッ

彼女「やっ、やった!」

お嬢「これで……」

主人公「とどめだ!もう一度時を止め……」ザクッ

主人公「!?」

???  「勝ちを急ぎ、油断したな……」
   「時間を加速したことにも気づかなかったのか?」

主人公「……」「……」グッ ボトッ

彼女「きゃあっ!腕……が」

主人公「まだ、まだだっ!」ユラッ

???「もう一本……貰っておくか」
  「とどめだ、主人公」ズバシュッ

主人公「ぐあああああああ!」バタッ

お嬢 「しゅ、主人公の両腕が!」

???  「これで終わったな」

主人公 (もう立ち上がれねえ……情けねえなあ
    一週間、いろんなことがあった……みんな……生き残ってくれよ……)ガクッ

お嬢   「主人公!」

???  「残るは2人か……」
    (腕の傷は今は剣で塞いでいるが……迅速に仕留めなければ)

彼女 「あ、ああああっ」ペタン ……………

???  (抵抗もしないか) ポン
   「フン」ドブシャッ
   「最期はあと一人、君だけだ」

お嬢 カチッ スチャッ

???「その銃で殺せると思うのか?」

お嬢「……このっ!」ドンドンバンバン

???「効かん!」ヒュン!

お嬢「喰らええ!」バンバン

???「効く訳、ないだろう」チッ ヒュンッ

お嬢「………」バンバンバンバンバン

???「無駄ということがわからないのか?」

お嬢「あああああああああああ!!!」バンカチッバンバンバンバンバンバン

???「……」ヒュンヒュンヒュン!

お嬢  バン!カチッ 「あっ」カチカチカチ

???「玉切れだな、めでたい奴だ」

お嬢「……」

お嬢「や、」

お嬢「や、やめて……来ないで……」

???「……」

お嬢「もう、近づかないで……助けてよ……」

???「……」
  (うーん、)
  (殺し方はどうしようか)
  (首絞め…四肢切断…喰べる、ってのもいい)
  (どうするかな……)

お嬢「……」

お嬢「そんな」パチパチクリ

お嬢「!!!」パッ

??? (ん?後ろに何かあるの……)クルッ
   !!

┣''┣''┣''┣''┣''┣''┣''┣''┣''┣''

主人公 (能力で血を操作して出血を止めた……)
   「……形勢逆転、だな……」

???   「何ィ!?」

お嬢  「主人公!」

主人公 「待たせたな」ニッ

???   (あいつの想定外だったが……あの満身創痍の状態から加速にはついてこれまい
    今度こそ止めを刺す)

主人公 (出血多量のうえに両腕がない状況……
    一撃で決める!)

???   (加速開始!)ヒュン!

主人公 (作戦は考えた……確実に止めを刺すために時を止め、相手をつかんでから殴ることだ……)
    (下手にダメージを与えて隠れられると不味い。 確実に、殺す。)

??? ブン!

主人公 (腕!)「今だ!」

┣''ーン

主人公 ガシッ「捕まえた!これで、とどめだ!」
   「!?」
   「これは俺がさっき切断した腕……」
   「本物はどこだ!?……うっ」

主人公  (これ以上止めることはできない……解除)

??? ヒュンヒュン 「この間抜けが……」

お嬢 グサ ズブッ「あっ」  ゴフッ 

主人公 「お嬢!」

お嬢  「……私は、大丈夫。早くこいつを……」

主人公 (あの出血量、あと数分で間違いなくお嬢は死ぬ。)
    (助けたとしても、敵の次の攻撃は間違いなく即死レベル!)
    (お嬢を助け、逃がすには……どうする?)
    (……ハッ!)
    (残酷だが……今はこれをするしかない……)

主人公 (親友……お前の能力、借りるぞ……。)グッ

主人公「お嬢、」
   「すまない。」
   「お嬢を一週間前に≪戻す≫」

お嬢 「私はまだ一緒にたた……」
  
主人公「俺は」
   「必ず、戻るから」ギュイン

お嬢「主人公!」ブオン!

???「…… 」

???「フン、いいのか?せっかくの手駒がまた減ったぞ?」

主人公「後悔はしない!」

???「フン、いいだろう、これがどうせ最後の加速だ」
  「この一撃でおまえを仕留める」ヒュン

主人公 (チビ……能力を使わせてもらう……)
    (加速の能力を再現して、俺も加速する!)

???   (こいつ……追い付いて…)
    (だが、まだ能力を使いこなせているこちらの方が速い!)ギュン

主人公(ここで能力で身体機能を一気にあげる!)ギュン!

??? (まさか、この、この……)

主人公(これで最後だ!)「時を止める!」

┣’’ーン

主人公「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」

??? (そんな……馬鹿な……)

主人公「……」
   「終わったよ……みんな」ガシャガクッ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お嬢「……」
お嬢(はっ!)
お嬢(ううっ……頭が痛い 私、授業中に寝てたのかな?)
お嬢( ? あれ?いつの間にか机の上に紙が……? 見てみよう)ペラッ



あとがき?

ここまで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
次にもしssを書くときがあれば、そのときは皆様、よろしくお願いします。
また会う日まで♪

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom