上条「絶対元の世界に帰るぞ」inポケモンworld (124)

禁書×ポケモン

では、本文いっきまーす!

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序章 とあるファミレスにて

イン「とうま、とうまー!今日は本当にファミレスで好きなもの食べていいんだよね!?」

上条「今日はいいぜ!なんたって『無料券』を手に入れたからな!」

オティ「万年『不幸だ!』と叫んでる奴がよく当てたな」

上条「ふふふ……遂に上条さんにも幸せが舞い降りて来たんだ!っと、ここのファミレスだな」ガー、ピンポーン、イラッシャイマセ

イン「ごはん、ごはん♪」

上条「席はっと……」トン

上条「あ、すみません」ペコリ

御坂「此方こそどうも……って」

上条・御坂「「あっ……」」

上条「ビ、ビリビリ……。」

御坂「ビリビリ言うな!てか、何でアンタがファミレスに居んのよ!いつもお金が無いって」

上条「ふふふ、これを見ろ!」

御坂「……『食事無料券』?ああ、セブンスミストの福引きで当てたのね」

上条「まあな。それで常盤台のお嬢様は何故ファミレスに?」

御坂「私だってファミレス使うわよ。友達と来てるの」

上条「いつもの4人でか?」

御坂「ええ、ってか……。」ジーッ

オティ「……なんだ?」

御坂「病院でも見たけど人間がこんな小さくなるかしら?」ツンツン

オティ「や、やめろ!貴様もノホホンとしないでこの女を止めろ!」

上条「いやー和む、ぶべら!?」ドンガラガッシャーン

白井「全くお姉様がドリンクバーを取りに行き戻ってくるのが遅いと思ったら……。案の定類人猿ですか。」

御坂「く、黒子。」

白井「お姉様もこんな所でイチャ付かないでくださいまし。」

御坂「い、イチャついてなんかいないわよ!ほら、佐々と戻るわよ」

上条「……不幸だ」

イン「とーまー、短髪とイチャ着いてるんじゃないんだよ!」ガブッ

上条「ぎゃああああ!」

一方通行「騒がしいな。焼き入れてくるか」ガタッ

打ち止め「駄目だよそんな事したら、ってミサカはミサカは思いでのハンバーグ定食を食べながら演算補助を切る準備をしてみたり」

一方通行「チッ」カタン

番外個体「ぎゃは☆第一位ってマジでロリ、痛い!ミサカの脛蹴るな!」

一方通行「俺はロリコンじゃねェ言ってンだろうが」

番外個体「最終信号に甘いんだからロリコンって言って何が悪いのかにゃー」ケラケラ

一方通行「……こいつ」ギリギリ、カチッ、パッ

番外個体「妹達(シスターズ)には手も足も……あっつうううう!?第一位、鉄板に何かしたでしょ!?」

一方通行「なァにもしてねェよ。熱量を調節しただけだ。冷めててマズソォだったからなァ」ケラケラ、カチッ

番外個体「かちーん、ミサカ頭にきた!」ガタッ
バシャッ

一方通行「オーケー、余程愉快なオブジェになりてェみてェだな!?」ガタン!!

浜面「……店の中、急に騒がしくなったな?」

麦野「んなこといいから佐々とドリンク取ってこい。私はヤシのみな」

絹旗「私、牛乳で超いいですから。超浜面でも解るでしょうから」

フレメア「大体、リンゴジュースお願いにゃあ」

滝壺「zzz……」

浜面「へいへい」カタン

麦野「1分以上掛かったら『原子崩し(メルトダウナー)』ぶっぱなすから」

浜面「」ダッシュ!!




店員(今日は厄日だ……。具合悪くなってきた)フラッバタン

御坂妹「店員さん大丈夫ですか?とミサカは同僚を担ぎ奥の部屋へ駆け込みます。」ダッシュ

これは期待

ガー、ピンポーン

垣根「久し振りの体だな。脳状態なんて真っ平御免だな」コキコキ

一方通行「ったくあのクソ女」

御坂「はぁ、どっと疲れたわ。あれから佐天さん達に問い詰められるわ、黒子はキスしてくるわ……」

上条「罰としてドリンク取ってこい、不幸だ」

浜面「ヤベェ急がないと……」

上条・御坂・一方通行・垣根・浜面「「「「「あっ」」」」

上条「今日はうん、やっぱ不幸だ?。無料券当たった時は嬉しく幸せだってはしゃいだけど……。何でこんな濃いメンバーが勢揃いしてる。してるね。しちゃったよ!?3段活用!」

一方通行「垣根、テメェ何しにここに入ったァ?」

垣根「おいおい、今日は幸福じゃねぇか。体元に戻るわ、第一位に会えるわ。おい、リベンジマッチと行こうか?ああん!?」バサッ

御坂「一方通行と第二位の垣根帝督!?こんな所で能力使うんじゃ……」

一方通行・垣根「「子供(ガキ)は黙ってろ!!」

御坂「……」カチン

御坂「子供、子供どいつもこいつも!!」バリバリ!!

浜面「……大将仕事だぜー」

上条「違うから上条さんの今の仕事は……」

ゲシッ

上条「浜面ぁぁぁああああ!!」

ドタン、ガッシャーン

シネェ!!、ジャッジメントデスノ!!

シルカ!!オマエライイカゲンニ!!ミナサマヤメテクダサイトミサカハ……

パリン!!プシュー……

浜面「ケホケホ、白い煙?しかも床も揺れて……」スピー
















「……き……なさ……」

上条「あ、(ヤバイ意識が)」










ナナミ「お爺ちゃん駄目、気を失ってるわ」

オーキド「仕方がない家で看病しよう。目を覚ましたら」









オーキド「ポケモンを持たずに倒れてたか聞こう」


序章・完

一方通行は御三家ならリザードン使いそう

カロスやジョウトには行かないの?

期待

三輪セウスに頼むしかないな

上条「う、うう……」オキル

上条「ここは何処だ」キョロキョロ

ガチャッ

ナナミ「あらよかったー。目が覚めたみたいね」

上条「……………へ?」

ナナミ「貴方1番道路で倒れてたんだけど、覚えてない?」

上条(1番、道路?俺、倒れてたのか。けどおかしい、倒れてたらファミレスに)

ナナミ「もしもし、まさか記憶喪失なの?」

上条「え、いや。そんなんじゃないですよ。只、ここは何処なんだろうと……って、
学園都市の中ですよね!?アハハハ」

ナナミ「ガクエントシ?聞いたことない街の名前ね……」

上条「アハハ、ハ?」

ナナミ「貴方が今いる街はマサラタウン。意味は何色にも染まっていない町。」

上条「」

ナナミ「笑顔のまま固まっちゃった」ツンツン


第1章 ポケモン世界(ワールド)

数分後

ナナミ「落ち着いたかしら?」

上条「は、はい。」

ナナミ「説明からすると貴方はこの世界の住民じゃない。」

上条「その通りです。マサラタウンって町始めて聴きました。」

ナナミ「私も学園都市って始めて……。あれ?」キョトン

上条「どうかしたんですか?まさか、聴いたこと有るんですか!?」

ナナミ「うーん、昔聴いたことの有る用な無いような……」

ガチャッ

オーキド「ナナミ、彼の様子はどう。何だ目が覚めてるじゃないか。」

上条「……どちら様でせうか?」ユビサシ

ナナミ「指を指しちゃ駄目。この人は私のお爺ちゃん名前は「自分で言うからいい」分かりました」

オーキド「おほん、私の名前はオーキド。この町でポケモンの研究をしてる。」

上条「初めましてオーキドさん。」

オーキド「むーん、できるだけオーキド『博士』ど呼んでくれんか?どうもしっくり来ない」

上条「……オーキド博士。俺、この世界の住民じゃないかもしれないんです」

オーキド「この世界の住民ではない?」ピクッ

上条「学園都市って所に住んでいるんですけど……」

オーキド「学園都市!?君今、」

上条「!!なにか知ってるんですか?教えて下さい」

オーキド「ナナミから聴いて無いのか?」

上条「(ナナミ?あー、このお姉さんの名前か)いえ、聴いたことが有る用な無いようなと」

オーキド「一つ言いかね?」

上条「何ですか?」

オーキド「君は








御坂美琴を知っているかな?」




上条「!!!?」

上条「知ってます。アイツも学園都市の住民です。でも、博士が何故?」

オーキド「ふむ、私が御坂君と会ったのは






3年前位だ」




上条「」

ナナミ「美琴ちゃんか!思い出したわー、あの子最初随分落ち込んでいたわ……」

上条「そ、そうなんですか?」

ナナミ「ええ、能力が使えなくなったとかで……」

上条(能力が使えなくなった?御坂……相当のショックを受けて泣いただろうな。心配だけど……まずは)

上条「あの御坂何処に居るか分かりますか?」

オーキド「残念だが私達には解らんよ。只」

上条「そうですか……」シュン

オーキド「落ち込むな。ちゃんと人の話は最後迄聴きなさい」


オーキド「私のもう一人の孫、グリーンなら知っているかもしれん」

上条「グリーン?御坂とどんな関係があるんですか?」

オーキド「御坂君が倒れていたのはグリーンとその幼馴染み、レッドが旅立つ2日前だった。
さっきも言ったが彼女は当初はかなり落ち込んでいた。
だが、旅立つ前日、レッドが『落ち込んでても何も始まらない。君もポケモンを知って旅に出よう』と言ったんだ。
御坂君はその日は『アンタに何がわかんのよ!』と怒り狂い飛び出してしまった。」

上条「御坂は芽は良い奴なんです。でも一人で抱え混んだりして……」

オーキド「ハハハ、それは嫌って程後々知ったよ。続きを話そう」

オーキド「飛び出して行った日は捜したしかし見つからなかった。
とうとうレッド達が旅立つ時間が迫って来たとき、
御坂君は急に姿を現し『私も旅に出る』何かを決めた感じで言い放った。凄い気迫を感じ、私は3人にポケモンを渡した。
3人は様々な町で戦い友情を深めた」

上条「……だからそのグリーンって奴が知ってると」

オーキド「そうじゃ、レッドもいるが彼は今、連絡を取れんところにいる。のでな隣町にグリーンは居る。」

上条「ありがとうございます。早速行ってき……」

オーキド「待て待て草むらには野生のポケモンが飛び出してくる。ちょうど、研究所にポケモンが一匹余っておる。そいつをやろう」

上条「いいんですか?」

ナナミ「いいに決まってるじゃない。ポケモンだって研究所に居るよりは旅に出した方がいいし」

上条「何から何まで本当にありがとうございます」

オーキド「研究所に行くから着いてきなさい」

オーキド「ここが私の研究所だよ。かなり散らかってるが入ってくれ」ガチャッ

上条「お邪魔しまーす。(……凄え、学園都市程じゃ無いけどかなり技術は発達してるなぁ。多分)」

オーキド「壁に立て掛けいる折り畳み式の椅子が有るから座って待っててくれ」

上条「よっと」ドッコイショ、ガチャガチャ、スワリ

上条(御坂はこの世界に来たことは解った。けど、インデックスやオティヌス、ファミレスで食事に来てた人達が居るかどうかわからない。
グリーンに御坂の居場所を聴いて……





皆を捜してみよう他にもこの世界で迷ってる可能性があるし。)

オーキド「待たしてすまなかった。ほれ、お前さんに挙げるポケモンじゃ」ポン!

フシギダネ「フシャッ!」

上条「……蛙の様な猫の様な生き物だな。」

オーキド「これは『フシギダネ』というポケモンじゃ。」

上条「へー。これから宜しくなフシギダネ。」

フシギダネ「ダネ」シュルル、テヲニギル

上条「蔓で握手できんのかよ!?便利だな」

オーキド「ほう、もうなついておる。お前さんはポケモントレーナーの才能があるのかもな」

上条「ポケモントレーナー?何ですかそれ」

オーキド「ポケモントレーナーというのは






<説明中>




ということじゃ」

上条「……(全然解らない)」

オーキド「詳しいことはグリーンに聴くといい、連絡を入れておく。そいえば……、名前は何て言うんだ?」


上条「俺は上条当麻って言います」

上条「フシギダネ、たいあたりだ!」

フシギダネ「フシャッ!」ダッ!!

コラッタ「!?」ドン!!バタン

コラッタは倒れた。

上条「ふー、何匹目だろうな。かなりの数を倒していった気がする」

フシギダネ「ダネダネ」アキレガオ

上条「……確かに殆どの戦闘が上条さんの不幸でですが」

上条(御坂は能力が使えなくなって落ち込んでいたって聴いたけど……。俺の幻想殺し(イマジンブレイカー)はここでも健在か。
いや、元から不幸体質なのか?)

フシギダネ「ダネダ」グイグイ

上条「どうしたフシギダネ?」

フシギダネ「フシャ」ツルサシ

上条「看板?何々『この先、トキワシティ』。そろそろ着くのか。
グリーンは確か、街の中心にある『ジム』って場所に居るんだよな」

フシギダネ「ダネ、ダ…ネ」

上条「ちゃんとポケモンセンターに連れていってからな」

フシギダネ「ダネ!!」パァッ

ポケモンセンター

テンテンテテ,テン!!

受付「フシギダネは元気に成りました。またのご利用お待ちしてます。てか、また来てください!」

上条「はぁ……。あ、ありがとうございました。(何故だ。廻りの視線が痛い。)」ポン!

フシギダネ「ダネ……」ヤレヤレ

上条「は、速いところジムに行こう。うん、その法がいい」ダッシュ!!

フシギダネ「ダネフシャッ!」マッテ-

センターの男ども((((((二度と来んな!!)))))

トキワジム・前
上条「ここだな。正面から入ってもいいんだよな?」ガーッ

エリートトレーナー「トキワジムにようこそ、尋常に勝負!」ポン!

ケンタロス「ぶもーん!」

上条「ち、ちょっと待て俺はただ……」

フシギダネ「フシャッ!」ヤルキマンマン

エリートトレーナー「ポケモンはやる気充分。ケンタロス角でつく!」

ケンタロス「ブモッ!」ドダダダ!!

フシギダネ「ダネーーー!?」ドッシーン!!バタン!!

上条「なっ、速いし強ええええ!」

フシギダネ「ダッ……ネ……」フラフラ、バタン

フシギダネは倒れた!

エリートトレーナー「レベルが低すぎる。もっと鍛えてから挑戦しに来い!」

上条「フシギダネ大丈夫か?お前、人の話を!」

エリートトレーナー「ではまた!」ドカン

上条「蹴って外へ退場っていつの時代のギャグだ!!」ドテッ

フシギダネ「ダ……」

上条「ポケモンセンターに直行決定!」ダッシュ!!

再びトキワジム・前

上条「今度こそグリーンに会うぞ……」ソロリソロリ

フシギダネ「ダネ……」ソロリソロリ

ドア(バン!!)ポイ

エリートトレーナー「そこを退いてくれ!!」ビューン

上条「へっ?」

フシギダネ「ダネダ!」ハナレル

上条・エリートトレーナー「「ぐはば!!」」

ゴン、ドサッ

上条「……不幸だ」

上条「イテテ、あれ、こいつさっきの……」

エリートトレーナー「」

「全く、こいつは人の話を最後まで聴かないのが欠点だ」

上条「アンタは?」

「ん?ああ、俺はグリーン」

グリーン「上条当麻さんだな。爺ちゃんから話は聴いてるよ。ようこそ、トキワジムに」

上条「よ、宜しくな」

今回はここまでです。

第1章・完

容れるの忘れてた……

上条が幻想殺しがある映写全くないけど

>>24
不幸体質が幻想殺しの副作用と知っての発言だろ
ちゃんと読め

三年後って金銀の世界?

ゲンコロつかえたとして効果発揮できる相手がエスパーポケモンくらいしかいないのが

物理や特種とかあるから特種なら消せるかもしれない

上条「俺は今から、怒るぜっ!!」

前に似たような設定で書いてた人?
前に書いてたカップリング通りなら期待

期待

第2章 グリーン

グリーン「今、珈琲を容れるが良かったか?」

上条「ああ、構わない」

グリーン「俺も時間が無いからこのまま、話をする。
まずは俺も御坂の行方は知らない。連絡を取ってはいたが、2年前位から取っていない」コポコポ、カタン

上条「……変な事件に捲き込まれたのか!?」

グリーン「いや、ただ単にポケギア……。お前達の世界で言う、電話機能だけの携帯だと思ってくれればいい。
それの電波が届かなくなる地方に飛んでいった。ま、事件に勝手に突っ込んで行ったかもしれないが」

上条「何処の地方に行ったか分かるか?」

グリーン「当時はイッシュ地方に向かうって言ったが、もう居ないかもしれんな」

上条「そうか……」

グリーン「アンタはこれからどうするんだ?」

上条「とりあえず、この地方で人探し」

グリーン「……他にも居るわけか」

上条「可能性は有るからな」

グリーン「……」ゴクゴク

カチャッ

グリーン「なら、俺がポケモンバトルを教える。旅に必要不可欠だからな」

上条「宜しく頼む」

グリーン「教えるのはタイプ相性と基本だけ」

上条「……」コクリ

フシギダネ「ダネっ」

グリーン「まずはこのポケモンが相手だ」ポン!

コダック「コハ?」アタマカシゲル

上条「呑気そうなポケモンだな……」

フシギダネ「ダネ」

グリーン「見かけで判断すると痛い目に会うぞ。コダックというポケモンだ。タイプは水」

上条「水……、ということは電気に弱いのか?」

グリーン「その通りだ。だが、後一つある。」

上条「後一つ……なんなんだ?」

グリーン「お前のフシギダネは『蔓のムチ』は使えるか?」

上条「使えるぞ。フシギダネ『蔓のムチ』だ」

フシギダネ「ダネダ!」シュルン、

コダック「!?」パシン、ヨロヨロ

上条「結構効いてる。水は植物にも弱いのか」

グリーン「植物じゃなく、草タイプだ。効果は抜群俺たちはそう言ってる。
一度、交代だ。戻れ」シュルル

グリーン「次はロコンだ」ポン!

ロコン「コーン♪」

グリーン「同じように攻撃してみろ」

上条「もう一度、蔓のムチ!」

シュルン、パシン!!

ロコン「コン?」キョトン

グリーン「炎タイプには草タイプに効果は今一つ……。」

上条「草は水に強く、炎は草に強い、水は炎に強いわけか」

グリーン「その通り、まだ他のタイプが在るが時間が惜しい。この本見て覚えてくれ」

上条「」

その後、グリーンからバトルの基本を教えてもらったり、年下とわかって驚いたりして

トキワジム・入口前

上条「そんじゃ、俺、もう行くわ。」

グリーン「頑張って他のお仲間も捜しだせよ」

上条「ああ、御坂を見つけたら此処によるよ」

グリーン「ありがとな」

第2章 グリーン 完

短くスミマセン。

続いて第3章もあります。投下は夜頃だと思います

第3章 トキワの森で

上条「フシギダネ、体当たりだ」

フシギダネ「ダネ!」ドン!!

キャタピー「ピーン!」パタン

キャタピーは倒れた!

虫取少年との勝負に勝った!

少年「ちくしょー!負けちまった。でも楽しかったぜ」

上条「俺もだ。また、バトルしような!」バイバイ

少年「おう!」バイバイ

上条「これで6連勝か。フシギダネのレベルもかなり上がってきたな」

フシギダネ「ダネ!」エッヘン

上条「この森って虫タイプ多いからびっくりてたな……」

上条「辺りは木と草むらだらけ……。太陽の日差しは木のおかげであまり当たらないが、
流石に歩き続けると喉が渇く。飲料水買えばよかった。」

フシギダネ「ダネ」

上条「小川が流れているか湖があればいいな。ま、不幸体質の上条さんにはそんな都合のいい事が」

フシギダネ「ダネダネ!」グイグイ

上条「おわっと、急に服引っ張んなよ」

フシギダネ「」ダッシュ!!

上条「勝手に走り出すな!」オイカケル

フシギダネ「!!」

上条「ハァハァ余計に喉が渇……。」

フシギダネ「♪♪♪」ゴクゴク

上条「綺麗な小川だな。底が透き通ってる」

フシギダネ「♪♪」ゴクゴク、プハー

上条「ゴクリ、俺も頂くとしま(ブブブ)……………………………………………はい?」

スピアー「スピー!」×6

上条「あはははは」スコシスクッテノム

上条「」ガシッ

フシギダネ「ダね!?」オドロク

上条「不幸だああああああああ!!」ニゲル

上条「やっぱり俺には幻想殺しが残ってやがる!じゃなきゃ……」チラッ

スピアー「ピスピスス」イカリ

上条「でっけぇ蜂なんかに追いかけられるか!?」

フシギダネ「ダネダ、ダネ!」

上条「……お前戦う気か?」

フシギダネ「……」コクリ

上条「でもな、これは俺の不幸でだな」

フシギダネ「(怒)」パシン

上条「痛っ!はぁ、分かったよ。なら、戦うぞ。」

フシギダネ「ダネ!」

ザッ、ザッ!!

上条「うっしゃー!来いや!!」

フシギダネ「ダァァア!」

上条「まずは蔓のムチ」

フシギダネ「!!」パシン!!

スピアー「スピー、スピピ!」ポリポリ

上条「……草タイプの技は今一つ。接近戦になっちまう。けど相手は空中、勝てるのか?」

フシギダネ「フフフ……」プルプル

上条「お前何で顔が赤くなって……。?蔓を倒れてる大木に巻きつけて……!ま、まさか」

フシギダネ「フダネェェえええええ!!」

ズズズズズズンゥゥゥゥううううん!!

ゴオオン!!

スピアー×5「「「「「!?スピーアーン!?」

ドサドサ!!

上条「……凄い馬鹿力だな」

フシギダネ「ダネッ」ドヤ

スピアー「スピーアぁぁぁアアアン!!」

上条「仲間を倒されて怒ってる。悪い気がするけど、ポケモンバトルだもんな。罪悪感が出てくるけど、この世界のルールだ。」

スピアー「(怒)」ブブブブンン!!!!

上条「こっちも接近だ!」

フシギダネ「ダネ!!」ダダダダ!

ドン!!ガチン!!

フシギダネ「……」ギギギ

スピアー「……」ニヤニヤ

上条(しまった!相手は空中な上に針を武器としてる。
地上でかつ体当たりだと余計なダメージが……)

スピアー「」グワッ!

上条「もう一方の針だ!」

フシギダネ「……」ギリッ、シュルル

パシン!

上条「針を蔓で止めたか」フー

上条(落ち着いてる場合じゃない。蔓でそのまま地面に叩き付ける。駄目だ。そしたら、頭の針で更にダメージが……。
どうする。………!そいえば、オーキド博士からポケモン図鑑(?)を貰ったんだ。これで」


※描写無かったけどそいうことでおねがいします

上条(確かここをこうして、おっ!フシギダネの使える技)

体当たり 鳴き声
蔓のムチ 宿り木の種(new)


上条(さっきのスピアー達を倒したことで新しい技を覚えたんだな。でも、これ使えんのか?いや、考えてたらフシギダネは遣られちまう)

上条「宿り木の種だ!」

フシギダネ「ダ、ダネ…」

プッ、ピトッ

スピアー「?」

シュルルルルル!ギシギシ!!

スピアー「スピーンンン??!」パサッ……

スピアーは倒れた!

上条「……種から蔓が出て、それが巻き付いてスピアーを地面に落とした」

フシギダネ「ダネ…ダ、ダネ」ハァハァ

上条「お疲れさま、フシギダネ。良く頑張ったな!」ナデナデ

フシギダネ「ダ!」

上条「このままここを抜けるz……」

バシュン!パキキキキ!

上条「な!?氷のレーザー?」

バシュン!

上条「又かよ!」サッ!

パキン!

上条(……幻想殺し生きてたか)

「やはり貴方でしたかとミサカは……」

上条「!!御坂妹!」

御坂妹「はい、このミサカは検体番号10032号、もとい御坂美佳ですと画面の向こう側の方に挨拶します。」

上条(画面の向こう側って誰だよ!?)

御坂妹「そして今、この人に冷凍ビームを撃ったのは

ラプラス「ラフー!」

ラプラスことラフですとミサカはネタバラしをします」

上条「……」

フシギダネ「?」

※効果音だけじゃ難しいので書き方変えます。

上条と御坂妹、フシギダネ、ラプラス(以下、ラフ)は小川から離れ、再び360°全方位、木と草原しかないトキワの森を歩いていた。
ラフは歩いていると言うより四本の鰭で体を浮かし這うように進んでいる。

上条「御坂妹は何処で目が覚めたんだ?」

御坂妹「ミサカはラフの上で目が覚めました。とラフの背中の乗り心地の良さを思いだしながら言います」

上条「……(ラフ、ラプラスってポケモンは海に生息してるんだよな。御坂妹、よく海に落ちなかったな。ん?)

上条「御坂妹、お前どうやって此処まで来たんだ?」

御坂妹「はぁ、とミサカは何言ってんだコイツはという本心を隠しながら溜め息をつきます。」

上条(隠しきれてないけどな)

御坂妹「流れに逆らい来ました」

上条「その間誰かに会わなかったか?」

御坂妹「いえ、誰にも……、ただ一方通行と元の世界の妹達にシスターズ)が心配ですとミサカは心中を暴露します」

御坂妹は目を明後日の方向に向ける。

御坂妹「ミサカは今、MNWに接続されていません。いえ、接続ができませんとミサカはシリアス雰囲気で語ります」

上条「?何か困ることがあるのか?っと、ちょっと待ってくれ」

草むらからキャタピーが飛び出してきた。上条はフシギダネに指示を出し撃退する。
かなり短い時間でできた。
フシギダネに傷薬を使い再び御坂妹を見る。

御坂妹「話を続けます。ミサカ達はネットワークにより様々な情報を入手しています。味覚や音、知識は勿論の事、文化等も一度に多く入ってきます。
打ち止め(ラストオーダー)の存在をご存知ですよね?とミサカは確認をとります」

上条「ああ、9月30日と戦争の時に会った。後者の方はかなりヤバそうな状態だった」

御坂妹「それで結構です。打ち止め、言わばミサカ達他の妹達の上位個体にあたる子供です。
仮に打ち止めがこの世界に来てたら大変な事になります。さて、それはなんでしょう?とミサカは問題を出します」

上条「……わからない、つーかわかんねえよ!」

御坂妹「打ち止めはミサカ達を束ねる個体。彼女の命令(オーダー)には逆らえません。
しかし、命令だけをしている訳ではありませんとミサカは全くしてないけどな、心の中で呟きます」

上条「……肝心なことは何なんだよ!?





御坂妹「彼女が長い間、MNWに接続せず情報処理を怠ると


ミサカ達の脳は焼ききれてしまう恐れがあります」

上条「……………はい?それじゃ、アッチの世界の妹達は……」

上条の脳裏に残酷な風景が浮かび上がる。御坂妹は目線をそらす。
が、口を開き

御坂妹「ただ、彼方の世界の時が止まっていれば最悪の事態は避けられますとミサカは夢物語を言います」

上条と御坂妹の足が止まる。折角、やっとの事で外の世界で生きる権利を手に入れた一万人近くの少女達。
それなのに再び死の恐怖を味わうことになる可能性が生まれた。
上条は奥歯を深く噛み締める。


もう1つ理由がある。







また、太陽の様な少女の笑顔を曇らせてしまうのか。




上条は強く、強く右手を握りしめ決意する。


上条(……そんなふざけた幻想はぶち[ピーーー])





上条(そのためにも)



上条(絶対に元の世界に帰るぞ)

第3章 完


次回 第4章 ニビシティ

中々、ポケモンバトルが無くすみません。

ですが第4章からはバトル三昧になるかも

乙、御坂がどうなったか気になるな


面白いよ

第4章 ニビシティ

に入る前に

御坂がどうなったか、と質問がありましたが
これは番外編としていつか投下しようと思ってはいます。

第4章 ニビシティ

建物の殆どが灰色のコンクリート、道も灰色のタイルが敷かれてる街、ニビシティ。

その街を歩く上条と御坂妹、フシギダネ、ラフ。
二人と二匹は疲労の表情を浮かべている。
上条は御坂妹の感情表現が豊かになったなぁ、と思い薄く笑う。

だが、彼らとすれ違う人はやや退きぎみだ。
足取りがフラフラだからである。

上条「久しぶりの街だし今日はゆっくりするか?」

御坂妹「その意見に賛成ですとミサカは鉛の様な足を動かしながらいい加減風呂に入りてぇ、チクショウ、思いながら答えます」

上条「……コイツらを休ませないといけないしな」

上条はすぐ後ろを歩くフシギダネを見ながら言う。

上条「ポケモンセンターには宿舎が在るはずだし、そこでシャワーでm……」

御坂妹「早くいきましょうとミサカは貴方の手を退きながら走り出します」

上条はポケモンセンターの宿舎の一室でベッドに寝転んでいる。
腹の上には体を丸めて心地好く眠るフシギダネと甘えてくるラフの頭が乗っていた。
御坂妹のラプラスはまだ子供らしい、群れから逸れたのかもと受付から教えて貰った。


上条がラフの頭を撫でるとラフは『キュー』と甲高い鳴き声をあげる。

御坂妹はというと現在シャワーを浴びている。入る際に上条が


上条『お前、何日風呂入っていないのか?』

と聴いたら無表情で顔面グーパンを貰った。デリカシーのない男だ。

上条はポケモンセンターを見て回るかと思い、腹に乗っている2匹を退かす。
フシギダネはその際に目を覚ます。

上条は『歩いてくるけどお前はどうする?』と聴くとフシギダネは縦に首を降る。
どうやら行きたいみたいだ。ラフは残ることにした。

ポケモンセンターの正面入り口はとても賑やかだ。
自分のポケモンを預け、偶々隣に座り仲良くなった者同士が談話する。

ポケモンにブラッシングする者。

ポケモンバトルを申し込む者。

楽しく食事をする者。

ポケモンと遊んでいる者。


皆、それぞれの平和で笑顔を魅せる。とても明るく、暖かい。

そんな中にも落ち込んでいる者だっている。
傍らの一人用ベンチに腰掛けている、十代後半の少年がそうだ。
彼は数年前に旅に出た。が、バトルに全く勝てない。自分の知識や戦法を思い付く頭は完璧、それを理解できないポケモンが悪い。

奥歯を強く噛み締める。

金は無くなってしまった

嫌気がさしてきた。

後戻りはできない準備はできている。後は実行するのみ……

ポケットホルダーから2つのモンスターボールを握り、空中に投げる。
周囲がどよめく。放たれたボールが中心から光りが放出する。


祭りの始まり、少年は舌で口元を舐めた

気になる

上条「勢いで決意したが……具体的にどうしよう。あれ?オティヌスの時もこんな感じだったよな?」

一人ブツブツと喋っている上条は危ない人にしか見えないのだが、幸いにも通路には彼とフシギダネしかいない。
そのフシギダネは怪訝は顔をしているが。

もうすぐ正面入り口の広場に出ようとしたとき


「きゃあああああああ!!!」


「止めてください!このままだと……あ!」


女性の叫び声と電子機器の破壊音が響き渡り、照明が一瞬にして消えた。
上条は駆け出していた。フシギダネが跡を追う。

上条の目にまず入ったのは怯えているお客、何もできない事に悔しがっているお客、


そして


中央付近で両手を挙げ、高笑いしている少年がいた。かなり精神がイッテる状態だ。

上条「お前、何してんだ!皆、困ってるだろうが!」

少年「僕に指図するな!!レアコイル、マグネットボム!」

上条の前に突如、金属で球状の目玉が1つの生物が3体繋がっているポケモンが現れる。
拙な、銀色に輝く爆弾が産み出される。


ボン!!と爆発する……前に上条はフシギダネの蔓により爆発に巻き込まれずに地面に伏せる。

少年は舌打ちをする。上条は睨みつけながら立ち上がり

上条「何が合ってこんな事をしてんだよ!ここにいる人達が何かやったのか!?」


少年「ツンツン野郎……。黙っとけ!!」

咆哮と同時に先程のレアコイルがかなりの高圧電流を上条に放った。
フシギダネの蔓は追い付かない。

本来なら上条は黒焦げになり、命を絶つ。そう、本来なら。

パキン!電撃は右手によって打ち消された。

少年は戸惑いの表情を一瞬魅せるがすぐに更なる指示を出す。レアコイルのU字型磁石に電撃が溜まり始める。

上条は右手を握りしめるが、ここでこの世界のルールを思い出す。

ポケモンバトル、ポケモンとポケモンを戦わせること。

フシギダネに目線をやる。やる気全開。

上条「フシギダネ、一緒にアイツのふざけた幻想をぶち殺そうぜ!蔓のムチ」

レアコイルの電撃とフシギダネの蔓がぶつかり合う。
蔓から通じた電気で少し痺れたのかフシギダネは顔をしかめる。
中心から小爆発が起き、フシギダネは地面を滑り後方に下がる。レアコイルは空中で何回か回転して体制を立て直す。

上条「痺れは大丈夫か?」

フシギダネ「ダネ」

フシギダネは一度、コクりと頷く。レアコイル、空中に浮いているポケモン。宿り木で
動きを止めるかと考えを出すがすぐに消しさる。
トキワの森のスピアーとは違い、レアコイルは羽根で浮いていない。
恐らく磁力で浮いている。
動きを封じることは不可能。

少年「レアコイル、マグネットボムだ!」

再びレアコイルの回りに銀色に輝く球状が現れる。

上条「フシギダネ、葉っぱカッターであれを打ち消してくれ!」

フシギダネの背中からブーメランの形をした葉っぱが発射される。
が、不発に全てなった。




マグネットボムは四方八方に散乱し、周りの壁やガラスを破壊した。

すみません、今夜はここまでです。

ゲーム版やなくてアニメ版ポケモンの世界なんやね

ガラスの破片が飛び散り、壁には焦げ後が残る。
幸いにも誰にも怪我はない。
上条は胸を撫で下ろし一息つく。

少年「油断してるんじゃないぞ!10万ボルト!」

上条「させっかよ。葉っぱカッター!」

フシギダネのから放たれる無数の葉っぱがレアコイルを襲う。
しかし、電力で葉っぱを焼ききりそのまま放出する。
フシギダネは地面を横に転がり回避する。


上条「蔓のムチでレアコイルだったな、止めろ!」


上条の指示を瞬時に行い、レアコイルの動きを止める。
巻き付かれた側は戸惑いを魅せる。


少年「そんなもの電気で焼ききればいいだろうが!何でお前らは一々、僕の指示を待っているんだ!」


レアコイルは電気で蔓を焼ききろうと帯電し始めるが、その前にかなりの強さで地面に叩き付けられ、表面に皹が入り気絶してしまった。


少年「ちっ!使えない奴だ」


上条「……おい。テメェ、今なんつった?」


少年「あん?使えないから使えない奴って言ったんだよ。たく、僕の回りには雑魚ポケモンばっかりだ。こんなんじゃ一勝すらできないしな」


上条「……まれよ」


少年「へ?」


上条「レアコイルに謝れって言ってんだよ!そいつはお前の為に精一杯、戦ってくれたじゃねぇか!なのにその言葉はなんだよ!」


少年「……やだ。ポケモンと仲良しごっこは勝手にやってろ。強いポケモンこそが真の強さだ」


少年の言葉が終わると同時に天井から紫色の蛾が上条に向かっていく。



毒の粉を撒きながら



「はぁ、騒がしいと思ったら案の定でしたかとミサカは溜め息交じりにラフに水鉄砲と指示を出します」


バシャン!先程、上条が出てきた通路から水が飛んできた。粉と蛾は勢いで壁へと直撃し、気絶した。

少年が口をパクパク魚の様に動かし、御坂妹のを指差す。


少年「か、か、か、カントーダブルチャンピオンのみ、みみみみ御坂美琴!?」


上条「違う、アイツは御坂の妹だ。」


上条の声がかなり近くに聴こえた。それもその筈、上条はいつの間にか少年の目の前に来ていた。
目元が髪で隠れており、余計に怖く感じる。


上条「……人様に迷惑かけやがってこの



大馬鹿野郎ォォォォおおおおおおおおお!!」


上条の拳が少年の頬に入った。少年はそのまま、床に大の字になり気絶した

御坂妹「貴方は本当に病室が好きなのですねと呆れながらリンゴの皮を剥きます。」


上条「御坂妹さん、上条さんは好きでベッドの上に寝転んでないんですよ?」


御坂妹「先程の騒動に首を突っ込んだ人が?毒の粉をもろ浴びた人が何言ってるんでしょうか、ミサカは剥き終わったリンゴを食べさせるためにあーんと言います」


上条「いや、自分で食べれるからそこまで酷くないから!」


御坂妹「遠慮しなずに……」


更に上条に近付けようとしたリンゴはラフの口の中に消えてしまった。
ラフは美味しい!と満足顔を浮かべながら食べている。
フシギダネはそれを見て、俺にも!、と御坂妹に催促している。

御坂妹はフシギダネとラフの間に皿を置く。2匹は凄まじい速さで食らいつく。

御坂妹「今日1日安静しておけば明日には出発できるそうです、とミサカは医師からの言葉を伝えます」


上条「……」


御坂妹「何か?とミサカは首を傾げます」


上条「いや、アイツどうなったんだ?御坂妹、知らないのか?」


御坂妹「少年の事ですね。貴方が気絶した後、警察によって連衡されました。ポケモンセンターを襲撃したことで懲役4年だそうですと速報ニュースでやっていた内容を伝えます」


上条「そうか」


御坂妹「……あの少年は心が弱すぎたのでしょうか?」


上条「ああ、信頼しなきゃいけない仲間を信頼してなかったからな。」


上条は腹に乗ってリンゴを食べているフシギダネを撫でる。
フシギダネは驚き、喉にリンゴを詰まらせるが御坂妹がすぐに対処する。
上条の頬を蔓でバチン!と何発も叩き始める。


上条「不幸だああああ!!!」

「◯○〇号室は……ここか。ジムリーダーとしてお礼を行っておかないとな」


上条が入院している病室の前に目が細く、真面目そうな顔立ち、オレンジのTシャツ、ベージュの長ズボンを穿いた20代前半の男性が立つ。

病室内から少々、騒ぎ声が聴こえてくるが気にしないことにしよう。

ドアをスライドさせる。

「突然の訪問ですまない。ポケモンセンターの騒ぎを静めてくれた人の病室はここか?」


上条「イテテテ!フシギダネやめろ!いや、やめてくださいまし!上条さんが悪かったから!!」


フシギダネ「フシャ!!」


フシギダネの蔓に打たれる少年とそれを当たり前の様に見てリンゴを口に容れる少女とラプラスの姿があった。

少年はふと此方を見たら気づき


上条「どちら様でしょうか?俺に何か用が?」


「あ、ああ。俺はこの街のジムリーダーのタケシ」


タケシ「さっきのお礼に来た。ありがとう」

ここまでです。

上条「ジム……リーダー?」


タケシ「そうさ、俺はこのニビのジムリーダー、岩より固い男と言われている。」


御坂妹「ぶふっとミサカは吹き出す真似をします」


タケシ「おいおい、本当の事だぞ。……ん?君は美琴の妹か何かか?」


御坂妹「はい、ミサカは御坂美琴お姉様の妹、御坂美佳ですと簡単に自己紹介をします。」


タケシ「そうか妹さんか」


上条「……どうして御坂妹が美琴じゃないってわかったんですか?」


タケシ「まず、妹さんはお姉さんとほんの少しだが目が違う。垂れ目になっているんだ。後、首にネックレスをかけている。」


上条「言われて観れば少し御坂妹って垂れ目だな」


御坂妹「まさか、ミサカとお姉様の違いがわかる人がいるなんて、とミサカは驚きを隠せません」


いつもの様に無表情な御坂妹だが少し頬がヒクヒクと動いていた。

――――
―――
――

翌日の午前10時、調度この時間帯はいい感じの気温だ。
そんな中に上条達は病院を後にしとある場所へ向かっている。
先日、この街のジムリーダータケシが訪問し、世間話等で盛り上がりそろそろジムへ帰ろうとした矢先に


タケシ『1ついい忘れてた事があった。上条、明日ジムに来い。騒ぎを静めたお前の……お前達の実力を知りたい』


と一方的な約束をさせられた。
上条はこの時のタケシのトーンにビビっていた。
明らかに実力者の自信がビリビリと伝わってきた。


上条(今の俺たちじゃ、そう遠くに行ける感じが一気に無くなっちまった。多分だが強者がうようよいるかもしれない。)

街の東側にジムはある。入り口前には高く積み上げられた石がアーチを形成している。
入り口のドアは自動式でこれも石でできている。
そんな建物から時節、ドオン!!ドオン!!と岩が落ちる音が響いてくる。
比喩ではない。本当に岩が落ちている……いや、落とされているといった方が適している。


建物の中にかなり面積の大きい岩が敷き詰められている闘技場がある。


タケシ「イワーク、これで最後だ。岩落とし!」


イワーク「グオオオオオ!!」


天井に届きそうな程の岩の蛇は口から少量の岩を吐き出す。少量とは言っても数十個はある。


タケシ「よしいいぞ、イワーク。暫く休んでいてくれ」


タケシは腰のボールホルダーからモンスターボールを取るとイワークに向ける。
中心部から赤い光線がで、イワークを包み込む。
あれだけの巨体が一瞬で掌サイズのボールへと入った。
それを部屋の脇にある回復装置にセットしボタンを2ヶ所押す。
キュイーンと機械が作動する音が部屋に響き渡る。


タケシ(早く来い。俺はかなり燃えている)


タケシの両手がギュッと拳を作った

上条「……なあ、御坂妹ここだよな」


御坂妹「はい間違えありませんとミサカは速答します」


上条「かなり賑わっていないか?」


上条はジム前の辺りを見回す。老若男女とはずに沢山の人々で埋め尽くされていた。


御坂妹「恐らくジム戦というのは観客が来るのでしょう。用はワールドカップ並に人気なのでしょうとミサカは人指し指を眉間に当て考えた事を言います」


上条はそれで納得したが実の所は

先日の事件を静めた少年(ヒーロー)を目に焼き付けようと観戦に来た人が殆どだ。

数分待っていると入り口が開き、次々に波が動き出す。

勿論、上条は途中躓き転んで踏まれていかれた。


上条「不幸だ……」


フシギダネ「……ダネ」

タケシ「やっとか……上条、服に泥とかが着いているが何かあったのか?」


上条「気にしないでください。何時ものことだから」


タケシ「なら、もう聞かないが。美琴の妹さんは客席に行って貰ったがよかったか?」


上条「ああ、構わない。真剣勝負だろ?」


タケシ「違いないな。さて、そろそろ闘技場に。観客を待たせる訳にはいかないからな。」


上条「……タケシさん、俺たちは絶対に負けない」


タケシ「俺とイワークも負ける気はない。例え、タイプ相性が悪くてもな」


タケシが先に進み、その後を上条が続く。

上条vs.タケシ


明日の投下にて開戦

明日っていつさ

すみません。

3日ほど、時間が取れなくなり。続きは来週になります

待ってる

時間が取れたので
23時から投下開始します

闘技場を囲む観客席から歓声がわき上がっている。
席は満席。座れない者は立って観戦している。御坂妹は運良く席に座れていた。しかも、試合全体が確実に見える中央で一番前だ。


御坂妹(あの人はタケシさんに勝てるでしょうかと不安を述べます。)

自分ができることは祈ることしかと考えラフの入っているモンスターボールを胸元に引き寄せ目を瞑る。


観客達の歓声が一段と高くなる。



ジムリーダーとツンツン頭の少年が
入場し、サイドにそれぞれ特定の位置につく

上条(緊張するな。こんな大勢に見られているからか。と、集中だ)


タケシ「バトルの形式は一対一の1本勝負。全力で逝かせてもらう」


カーン!!甲高いコングの音が響く。


上条「フシギダネ、お前の力を出しきるんだぞ!」


タケシ「油断はするなよ、イワーク!」


互いの手から赤白ボールが放たれる。一定の距離で空を進むとほぼ同時に


フシギダネ「ふしゃー!!」


イワーク「ゴアオオ!!」


ポケモンが姿を現す。

すみません、書き方替えます。もう、こっちの書き方でSSを続けます。

タケシ「イワーク、体当たりだ!」


イワーク「ゴアオオ!!」ダッ!

上条(岩タイプのポケモンの動きは鈍い。ポケモンセンターにあった本に書いてた)

上条「フシギダネ、かわ……!?」

フシギダネ「ダネーー!?」どかん!

上条「は、速い!」

タケシ「岩タイプは動きが遅いと思ってたな。確かにその認識は間違ってはいない。だが、イワークは例外だ。」

上条「フシギダネわりぃ。油断しちまった。」

フシギダネ「ダネダネ!!」

上条「『謝るのはいいから指示を出せ!』ってか?わかったよ」

上条「蔓の鞭だ!」

フシギダネ「ふしゃー!」ひゅるるん!

イワーク「イワァ?」ひょいひょい

上条「体をくねらせて躱した!?」

タケシ「岩落とし!」

イワーク「ゴアオオ!!」ドドドドド!!

上条「上からかよ!フシギダネ、その蔓で躱せ!」

フシギダネ「フシャッ!」

タケシ(蔓を岩に巻き付けて収縮を利用し躱したかだが!)

イワーク「イワ!」ビュン!!

フシギダネ「!?」バシン!!プッ、

ピトッ

上条「しまった!尾のことを忘れてた!」

タケシ「迂闊だったな!イワーク、巻き付け!」

イワーク「オオン!」ギシギシ

フシギダネ「ダ、ダネ……」ぎゅうぎゅう…

上条「くっ、葉っぱカッター!」

タケシ「させるか!もっと強くだ!」

イワーク「オオオオオオン!!!!」ギチギチ!!

フシギダネ「ダネーー!?」

タケシ「ポケモンセンターの騒動を治めたからどれ程の実力者だと思ってたが見込み違いだったか」

上条「……宿り木の種!」

タケシ「そんなもの出せる訳が……!?」





イワーク「イワ!?」シュルル


タケシ「馬鹿な!宿り木が発動しているだと?」


上条「ああ、最も受動的に出された種だけどな」


タケシ「受動的……叩き付けた時か」


上条「正解だ。宿り木は相手の体力を奪う技、イワークの巻き付くは緩くなるんじゃないか?」


イワーク「……いわ」ユルユル


フシギダネ「ダネ」きっ


上条「とどめの葉っぱカッターだ!」


フシギダネ「ダネーー!!」しゅぱぱ!!

タケシ「……フッ、穴をほるだ!」


イワーク「イワ!」ザクザクザザザザ!


上条「なっ!」


タケシ「出てこい!」

ボコッ

上条「フシギダネ、下d……」



イワーク「オオオオン!!」どかん!


フシギダネ「!?」ドゴン!!、ドタッ、ズザザザ

タケシ「躱す為だけじゃないぞ。穴を掘るは」


上条「クッ(多分、フシギダネの急所に当たったな。宿り木で相手の体力吸い取って回復してるけどダメージが大きい)」


フシギダネ「ふ、ふ、フシャ……」フラフラ


イワーク「いわ……い、」ゼェゼェ


タケシ「共に限界が近いようだな。次の技が決まった方の勝ちだな」


上条「フシギダネ、もう一発逝けるか?」


フシギダネ「」こくり


上条(次で決めてくれ。信じてるからな)

タケシ「とっておきの技だ。ロケット頭突き!」


イワーク「」グググッ


上条「……」


タケシ(何もしてこない?……大方、フシギダネが蔓を使って躱し、背後からの蔓の鞭。
もしくは蔓の鞭を正面からぶつける。
と逝ったところか)


タケシ「やれ!」


イワーク「ゴオオオオオオン!!」ビュン!!


上条「伏せろ!」


フシギダネ「」サッ!キラキラ……


タケシ「イワークと地面との僅な隙間で躱したか。だが!イワークには尾がある。当たればそこで……!?」


上条 「」ニッ


タケシ(笑っている?)


上条「……植物が酸素を作るには水、二酸化炭素、『光』が必要って知ってるか?」


フシギダネ「ダニャーーーー!!」バアアアン!!


イワーク「イワアアァぁぁ……」バダアン!


タケシ「そ、ソーラービーム!?」


上条「へー、ソーラービームって言うんだな。結構な威力だ」


フシギダネ「だ、ダネ!」フフン!


タケシ「俺の負けか……。まだまだ、修行が足りないことか」


イワーク「……」


タケシ「ありがとう、休んでくれ」


イワーク「」シュルル…パチン!


上条「フシギダネ良くやったぞ!あんな技出せるなんて上条さん驚きましたよ」


フシギダネ「」ドヤッ!!

タケシ「上条、いい試合だった。グレーバッジ受け取ってくれ」スッ


上条「ん?何だこれ?」


タケシ「ジムバッジ。ジムリーダーに勝った証だと思ってくれればいい。
8個集めればポケモンリーグに参加できる。」


上条「でもな、俺ポケモンリーグに出場する気はないぞ。宝の持ち腐れになるんじゃ」


タケシ「いや、8個持ってれば他の地方に移動するチケットが半額になるんだ」


上条「是非ください!」


タケシ「(変わり身速いな)ポケモンリーグに挑戦してチャンピオンになれば無料だ」


上条「これがバッジか。綺麗だな」


フシギダネ「ダネダ……」


タケシ「さて」グイッ!


上条「おわ!?」


タケシ「今回の挑戦者(チャレンジャー)上条当麻の勝ちだ!暖かい拍手を!!」


ヒューヒュー!!

キャー、トウマー!!

アノヒトハテンセイノフラグメーカーデスカトミサカハ……

パチパチ!!

上条「……(恥ずっ!)」


上条vs.タケシ・完

第4章・ニビシティ・完

次回 第5章 オツキミ山


――な、なんでお前が?

――あら、貴方何処かでお会いした事がありまして?

――オイオイ!もっと私を楽しませろよオオオ!!

――ミサカも戦いますとラフをモンスターボールから出します。

第5章 オツキミ山

3番道路、オツキミ山前のポケモンセンター

上条「うう、上条さんは精神的、肉体的のダメージが大きいですよ」


御坂妹「おや、貴方が弱音を吐くなんて珍しいですねとミサカは……」


上条「そのほとんどが御坂妹さん貴方なんですが」


御坂妹「ミサカが何かしましたか?とミサカは首を傾げます」


上条「したじゃねえか!俺が転んでさっき迄、バトルしていた女の子を誤って押し倒してしまった時が3回!
危うく転びそうになった女の子の手を握って助けた時に3回!」


御坂妹「後者の方は加えて胸も触っていましたよね?」


上条「それは不可抗力で!」


御坂妹「触 って い ま し た よ ね?」

上条「はい、触っていました」ドゲザ

上条「けどさ、ラフに冷凍ビームを撃たせるのはないだろ?」


御坂妹「ちょっとした貴方への教育ですとミサカは発育の悪い胸を張ります」


上条「」


受付「御坂さーん、上条さーんお預かりしたポケモンは元気になりましたよー」


御坂妹「ありがとうございましたとミサカは頭を下げ感謝の言葉を言います」


受付「いえいえー。またのご利用お待ちしてまーす」


上条「ほら出てこいフシギダネ」ぽん


フシギダネ「ダネー」ノビノビ


御坂妹「ラフも」ぽん


ラフ(ラプラス)「キュイー♪」スリスリ


御坂妹「く、くすぐったいのでやめて下さいとミサカは……」


上条(凄い嬉しそうだな。)


御坂妹「と、ころでどうしますか?宿泊所で休んで明日、山を越えますか?それとも今日に」


上条「コイツらも疲れているだろうし今日のところは……」

ちょいちょい

上条「どうしたフシギダネ?」


フシギダネ「ダネダネ」


上条「チラシか?えーと、何々『本日は満月です。オツキミ山頂上で観る月は最高なのでぜひ』。
行きたいのか?」


フシギダネ「ダネ!」コクリ


御坂妹「ミサカもぜひ観ていたいです!と答えます」


ラフ「キュイー!!」


上条「そんじゃ行くか!」

今日はここまで

おつっす!

オツキミ山、洞窟内

上条「葉っぱカッターだ!」


フシギダネ「ダネフシ!」シュパパパ!


イシツブテ「ドッシャ!?」バタン


上条「洞窟内だと余計に注意が必要だな。いつ飛び出て来るかわからない」


ズバット「ズバーー!!」バサバサ!


御坂妹「冷凍ビームです」


ラフ「キュキュ!」ビョオー!


ズバット「」カチン!


御坂妹「貴方の言う通りですね。とミサカは汗を拭います」


上条「頂上まで行くには梯子を登らないといけないんだよな……。
どこにあるんだ?」


御坂妹「ここらには無いようですねとミサカは辺りを観察しながら言います。
もう少し奥にあるのでしょうとミサカは予測します」

一方……

オツキミ山、洞窟内、別フロア

?「なぁ。何で俺たちは拠点としているジョウトから離れてカントーにいるんだ?」


?「お前、何も聴いてないんだな。実験用のピッピの捕獲だよ」


?「でもよ、ピッピでしなくても良くないか?そこら辺にいるポケモンでやれば良いじゃないか」


?「まあな。3年前でそうしてオツキミ山で作業してたらガキ共に邪魔され……


「にゃーにしてるのかにゃー?」ドゴッ!


?「ぱくな!?!?」ズシャー!!


?「む、む、麦野さん!?」


麦野「……気安く名前読んでんじゃねえよ!」


?「す、すすすすみません!」


麦野「たく、私だってイライラしてるってのによ。下っ端共が愚痴ってんじゃねえよ!
ほら!佐々と持ち場に着く!アンタらの持ち場はここじゃないだろ?
早く行かないと

お 仕 置 き カ ク テ イ ね」ポン


ギャラドス「グオオオオン!」


下っ端「はは、はい!直ぐに行きますです!」


下っ端2「はい……」


タッタッタッタッ……

麦野「はぁあ、本当にマフィアなのか。只のヘタレの集まりじゃないか」


ギャラドス「グオゥ」


麦野「アンタは気にしなくっていいんだよ。戻って休んどきな」


シュウウゥゥ…


麦野「後、陰で観るのは止めてくれないかにゃー?



白井黒子」


黒子「気付いてましたのね。麦野さん少々、下っ端方の扱いが酷いのではありませんの?」


麦野「腑抜けにはあれくらいがいいんだよ。それともなにかにゃー?


やるの?」スチャッ


黒子「組織での争いは混乱を招くので結構ですの。では私は自分の持ち場に」ポン


ケーシィ「ケー」


黒子「テレポート」



シュン……


麦野「さてと私も捕獲、捕獲っと」

――――――――
――――――――
上条「や、やっと頂上への梯子見つけたぞ……」グッタリ


御坂妹「そ、そうですねとミサカは息を荒くしながらも賛同します」


フシギダネ「ダネ……」


ラフ「♪」


上条「1匹そんな様子を魅せていないが……。早く上に上がろうぜ」

オツキミ山 頂上

上条「足元気を付けろよ」


御坂妹「ありがとうございますとミサカは貴方の手を取りながら謝礼を言います」


グイッ


上条「ふー、フシギダネ、蔓伸ばしていいぞ!」


シュルルル、パシッ


上条「掴んだぞ」


フシギダネ「ダネ!」トウチャク


御坂妹「風が心地好いですねとミサカは感動します。ラフも……とミサカとしたことがモンスターボールから出すのを忘れていました」ポン


ラフ「キュー」


上条「」キョロキョロ


上条(……おかしいな雲ひとつない夜空なのに誰も居ない。チラシで知る人も多い筈なのに)


御坂妹「星空がとても綺麗ですとミサカは目を輝かせます」


フシギダネ「ダネー♪」


ラフ「キュー♪」


上条「(ま、皆が喜んでいるからいいか)そうだな。インデックスや美琴にも……美琴は観たかもな」


上条(でもどうせなら美琴と……って何考えてんだ!?俺!!?)


御坂妹(あの人の精神は大丈夫が多々心配ですとミサカはいきなり頭を掻き出した上条をやや引きながら考えます)


ピ、……ピピ…

上条「?今、鳴き声が聴こえなかったか」


御坂妹「私にも聴こえました」


フシギダネ「」コクリ


ラフ「キュー?」


上条「確か東の方角から聴こえたな。ちょっと行ってくるか」


御坂妹「はいとミサカは返答します」

オティヌスにプロポーズ紛いのことを
思っていたのにまさか美琴に行くとは…

ピッピ「ピー!」ジタバタ


下っ端「逃げんな!くそ、ゴルバット基地に忘れちまったから不便だ」


下っ端「モンスターボールはお、ラスト1個やっと見つけたぞ。そりゃ!」シュッ!


ピッピ「ピーン?」シュウウウ


ピコん、ピコン、ピコン、カチッ!!


下っ端「おしゃ、捕まえたぜ!」


下っ端2「ノルマ達成だな。集合場所に……」



ザッ!



上条「アンタら何してんだ!」


フシギダネ「フシャー!」ガルルル


下っ端達「「やばっ」」

下っ端「あ、怪しい者じゃねえよ?おじさん達はただ、生体調査をしてたんだよ」ニコニコ


御坂妹「やっと追い付きましたとミサカは両手をそれぞれ膝に置き、息を切らしながら言います。
……ぶふっとミサカは胸にある『R』の刺繍に吹き出します」


上条「怪しい人じゃないっつってもそんな黒尽くめの格好じゃ怪しすぎだ」


下っ端「ぐぬぬ……。どうする、下っ端2」


下っ端2「下手に逃げても不自然に思われる。ここは……」スチャッ


下っ端2「ポケモンバトルで黙らせる!」ポン


アーボ「アー」


御坂妹「ここはミサカとラフがお相手しますとスカートをちょんと摘まみお辞儀をします」


ラフ「キュイー!!」


下っ端2「へっ!まだ、子供のラプラスじゃないか!アーボ、毒ば……」


御坂妹「冷凍ビームです」


ラフ「キュー!!」ビョー!


アーボ「」カチンコチン!!


下っ端2「」


上条(弱っ!)


下っ端「こ、今度は俺だ!コラッタ頼んだぞ」


コラッタ「チュー!」


上条「御坂妹今度は俺達が」


御坂妹「ではとミサカは後ろに退きます」


上条「フシギダネ、葉っぱカッター!」


フシギダネ「フシッ!」シュパパパ!!


コラッタ「!?」ビシビシビシ、パタン


下っ端「」

下っ端「ヤバイ、ヤバすぎる!」


下っ端2「このままだとあの人にバレて」


「お仕置き確定ね?」


上条「なっ!?」


下っ端「そうそ……」おそるおそる


麦野「てめぇら!集合おっせえと思ったら……一般人に見つかってんじゃねえぞ!!あ゛あ゛!?」


下っ端2「はひ……」


麦野「たく、佐々と集合場所に行けコイツらは私がやっとく」


「「はい!」」タッタッタッタッ!!!!

麦野「さてとつーことで

ぶ・ち・殺・し・カ・ク・テ・イ・ね!」ポン


ギャラドス「グオオオオ!」


上条「お、おい!麦野、俺だよ!上条だ!」


麦野「はあ?おれおれ詐欺かぁ?ざけんなよ」


ギャラドス「」ばしゅん!


御坂妹「危ない、冷凍ビームです!」


ラフ「キュイー!!」ビョー!


ばしゅん!


御坂妹「!!しまっ……」


上条「くっ!」バッ!パキン!


麦野「……へー。面白れぇ右手だな!」


ギャラドス「」ばしゅん!


上条「フシギダネ、葉っぱカッター!」


フシギダネ「ダネ!」シュパパパパパパパパパ!


がっがっがっ、ドゴン!!!!モクモク……


麦野(フシギダネの方がlevelが高いのか。しかしまさか、ギャラドスの破壊光線と互角くらいの葉っぱカッターか)


上条(御坂妹、ラフは冷凍ビームまだ使えるか?)ボソボソ


御坂妹(充分使用できますよとミサカは……)ボソボソ


上条(冷凍ビームで氷の道を作って逃げろ。ポケモンの技は科学とはかけ離れている。
簡単にできるはずだ)ボソボソ


御坂妹「ミサカも一緒に戦いますと声を荒上げます。ミサカにも、正確にはラフですが戦う力はあります」


上条「ッ……!」

――私だって、戦える!

――私だって、アンタの力になれる!


上条「ラフ、御坂妹を連れて…『ばしゅん!』」

麦野「逃がしはしないよ。てめぇらは私の手でぶっ殺すんだからなァァああああ!」


ギャラドス「ギロッ」


上条「……フシギダネ、宿り木の種だ」


フシギダネ「」プッ!


麦野「なんだソレ、おっせえんだよ!竜の怒り!」


ギャラドス「グオオオ!」グゴオオン!


上条「葉っぱカッターで防ぐんだ!」

シュパパパ!

ボンボン!


麦野「厄介だな。そいつの葉っぱカッターはよ」


上条「もういっちょ、葉っぱカッターだ!」


フシギダネ「ダネ……」フルフル


上条「!!(野性との戦闘でPPの消費が多かったか?!)」



御坂妹「……」ボソボソ

ラフ「♪」

麦野「私の勝ちだな!」バッ!


ギャラドス「」ば……

♪ーーー

ギャラドス「zzz……」


麦野「ギャラドス!?眠ってやがる……」


御坂妹「間に合いましたかとミサカは歌ってくれたラフに感謝します」


ラフ「♪」

麦野「歌うか……。舐めたまねしてくれたな!」ポン!


サイホーン「サイホー」


上条「2匹目かよ!チクショウ……」


御坂妹「どうするのですかとミサカは!?なぜ急にだきかかえるのですかとミサカは!!」ガクッ


上条「ラフ!」


ラフ「キュアッ!!!」


上条「」トビノル


上条「冷凍ビームで氷の道を作れ!そしてその上を……おわ!?」


ラフ「」ビュオオオオ!


カチンコチン!!シャーー


麦野「背中向けるったぁいい度胸してるな!ロックブラスト!」


サイホーン「ホーン!」ばばばば!


上条「フシギダネ、蔓のムチで岩を凪ぎ払え!」


フシギダネ「ダネ!」バシン、バシン、バシ、バシ!


麦野「!!何なんだよ!あのフシギダネは!?」


洞窟内

上条(逃げるが勝ちだここは、それにしても何で俺らの事を忘れて……。まさか、記憶喪失?)

「全く侵入者の排除なんて柄ではありませんのに…」


シュッ!


上条「なっ!?」


ケーシィ「ケー!」


黒子「雷パンチですの!」


ケーシィ「ケー!」バチバチ、ドゴン!


ラフ「きゅっ!」ゴロン!


上条「うおっ!?(ヤバい御坂妹が…)」


上条「うをおおおお!」ガシッ、ゴロゴロ!


フシギダネ「ダネ」チャクチ、キッ!

本日はここまで


質問とうがあればどうぞ。

久しぶりに投下します。
恐らく、9時くらいに

今日は忙しかったのかな?
続き待ってます

上条「ッテテ、御坂妹に怪我は……ないな」ホッ

「他人の心配をして宜しいですの?」

上条「この声は!?」

シュッ

ケーシィ「ケー!」ヒュオオ……、ブン!

上条(マズッ!)

シュルル、

フシギダネ「ダネ!」

ガチン!

「蔓の鞭でテレポーターの冷凍パンチを止るとは中々の判断力ですわ」

上条「な、何でお前が……、白井」

白井「あら、貴方何処かでお会いしたことがありまして?」

すみません、今日はこの1つだけとなります。

忙しく……

上条(白井も記憶喪失なのか?)


白井「何故貴方が私の名前を知っているのかは謎ですが、ロケット団を見たからには排除させてもらいますの」


上条「フシギダネ、まだ活けるか?」


フシギダネ「ダネダ!」ドン!フラッ


上条「馬鹿野郎、意地張るな!フラってしただろ?」


フシギダネ「ダネ…」


上条(でもどうする?ラフのダメージもかなりきている。御坂妹は未だに気絶中……)


白井「テレポーター、炎のパンチですの!」


テレポーター「ケー!」シュッ


フシギダネ「!?」 テレポーター「」ニッ、ボボ


上条「蔓の鞭で相討ちだ!」


フシギダネ「だ、ダネ!」ビュッ!


テレポーター「ケー!」ボボボボボボ!


ドゴン!パチパチ……


フシギダネ「ダネー!?」アチチチ


上条「っ……(判断を間違った)」


白井「冷凍パンチで押さえ込みなさい」


テレポーター「」ヒュオオオ……ボゴン!


フシギダネ「」バタン……


白井「あら」

上条「フシギダネぇぇぇぇえええ!」


白井「体力の限界ですわ。テレポーターあのお猿さんに返してやりなさいな」


テレポーター「ケー」ガシッ、ブン!


上条「がっ!」ガシッ、ずしゃーーー!

麦野と白井の服装はロケット団の制服?

上条「フシギダネ、モンスターボールの中でユックリ休んでくれ」

シュー、パシュン


白井「残りは」チラッ


ラフ「キュイー……」ハァハァハァ


白井「弱った子供ラプラスのみ」


上条「クッ……」

麦野は新訳1巻の服装を模した白い団員服。

白井は常磐台の夏服を模した黒の団員服。

白井「……ボソッ」

シュッ!!

ラフ「キュイッ!?」ドゴン!

上条「ラフ!」

バタン…

ラフは倒れた。


白井「フゥ……、麦野さんのおかげでポケモンは全2匹戦闘不能。仕上げですの」パチン!


上条(指パッチン?……RPGとかだと)


ガラガラ、


上条「!?土煙に小石!」


白井「岩雪崩ですの」


上条「ラフをモンスターボールに……御坂妹の腰にあるんだった!クソッ!」


ガラガラ、ガラがら!

ピコン!


上条(図鑑が反応?確かこの音は……)

ガシッ、シュー、パシュン、ヒョイッ!

上条「これは!」


白井「さようなら、お猿さん」


上条「」カチッ!ポン!


どごごごご!!


シーン……


白井「仲間を庇う為自らも犠牲になるとは……。馬鹿なお猿さんですの」クルッ

ピッピッ


白井「こちら黒子ですの。標的の排除完了」


白井「ええ、ええ。確認?それは下っぱに任せますの?
麦野さんと私は早急に?
分かりました。では」ピッ


白井「テレポーター、テレポート!」シュン!




麦野「今の揺れは……白井のダクトリオの『岩雪崩』だな。
つーことはアイツらは始末完了か」


シュッ!!


白井「麦野さんお迎えに参りましたの。早急にジョウトに戻るようにだそうですの」


麦野「はぁ、獲物はこいつに取られるわ。命令は下るわ」


白井「馬鹿なことは言ってないで行きますわよ」


ボコッ


ダクトリオ「ダクダク」ヒョコッ


白井「トリオ戻りなさいな」

パシュン

麦野「そんじゃよろしくお願いしまーす」ニギル


白井「テレポート」

シュン!

サイホーン「グオッ?」

シュン!


麦野「悪い忘れてた」パシュン


白井「全く……今度こそ参りますわよ」


シュン!


……………………………シーン

上条と白井が戦っていた場所は既にロケット団団員が作業をしている。
理由は白井の命令より上条達の死体の回収。
上条が最後に立っていた場所は岩が積み重なり生存しているのがおかしいほどの状態だ。

団員は佐々と終らせてジョウトに戻ろうと急いでテコの原理等で岩を退かす。ポケモンを使えば早いのだが、生憎と全員、上条と御坂妹によって戦闘不能にされてしまい不可。
当然、ひん死状態を回復させる元気の欠片は支給されていない。
泣く泣く手作業なのだ。

したっぱ1「面倒くさいよな死体の回収って。こんだけの瓦礫から見つけるからよ」


したっぱ2「本当、本当。したっぱが1番疲れるよな……」


したっぱA「そうだと思うなら佐々と探せ」


したっぱAは二人の頭に手刀を下ろす。二人は生返事をしながら作業に一生懸命取り掛かり始める。
したっぱAは内心では意見に納得している。
いつも上の幹部に扱き使われている。だが、全ての幹部ではない。
白井や麦野はしたっぱの自分たちにたまにだがアドバイスやバトル技術を教えて貰っている。雑用だけで使われないのはとても嬉しい。


したっぱ4「おーい!冬でもないのに氷の塊が出てきたぜ!」


したっぱ4が叫んだ時だった。彼の足元から勢いよく水流が飛び出し地面を転がる。

突然の噴射―――したっぱ達が驚くのも無理もない。
したっぱ達はまた別の事に驚く嵌めになる。
噴射している間から手がニュッと出てくる。だがすぐに引っ込んだ。すると噴射が強くなり大部分の岩を飛ばす。
幸いにも岩は誰にも当たらなかった。

岩が吹き飛ばされ、山がなくなった場所に人を背負う人影が立っている。
水で濡れたおかげでツンツン頭がヘナヘナになっているがあの少年とわかった。
したっぱは唖然とするが束の間、ポケットから煙玉を出し逃げ出す。

岩の山から出てこれた上条はしたっぱ達が逃げるのを確認できたが追いかける気力はない。フシギダネは戦闘不能でラフは先程の岩雪崩と一緒に落ちてきた元気の欠片でひん死状態から復活したばかり御坂妹は未だに気絶。
こんな状態で追いかけたら明らかにまずい。
休息を取ろうと御坂妹をラフの背中に載せ自分は土で服が汚れるのを気にせず、地べたへ座る。
疲労が凄い。瞼を閉じればすぐに寝れそうだが水で濡れているので気合いで堪える。
御坂妹には悪いが

10分程休むと上条はラフをボールに戻し、御坂妹を背負うと歩きだす。
フラフラと体が揺れるが踏ん張りどうにか出口を探す。

上条の体は限界に達している。しかし、背中の少女にあるととある少年と少女に合わせる顔がない。
気力で洞窟をさまよい、やっと出口までたどり着く。
近くにポケモンセンターがあるそこで休む。そう決めていたが



「嘘だろ。ニビ側の出口じゃなかったのかよ……」


出てきたのはポケモンセンターがない、ハナダ側だ。上条は奥歯を噛み締め再び歩きだす

どれ程歩いたのだろうか。遂に上条は地面へと倒れこむ。
息がかなり上がって汗が見地味出ている。

意識も朦朧としている。

上条「……ヤバいな。早くゆっくり休める所を」

それでも立ち上がる。覚束ない足を踏み出す。そんな彼に奇跡が起きる。


遅くなりすみません

明日からスレ投下します

頑張れ

>>121ありがとうございます。

3時すぎから投下再開します

「ふぇふぇ、久しぶりのカントーでまさか、弱りに弱った若造達を見つけちまったよ。
アンタらにとっちゃ、運が向いた。アタシにとっちゃ不幸だ」

背後から声が聴こえ、振り向こうとした矢先眠気が急激に強くなる。

「無理はしないことだね。今はゆっくり休みな」

声が途切れると共に上条は御坂妹を背負いながら地へ崩れた。
声の主―――60後半の老婆は傍らで空中浮遊している子供じみた笑みをするゲンガーに上条達を担がせ、ハナダシティへと足を急がせた

お詫び、

申し訳ありませんがデータが吹き飛んでしまい
続行続行不可能となってしまいました。

誠に申し訳ありませんでした

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