八幡「総武高校から来ました」こなた「ほうほう」 (1000)

キーンコーンカーンコーン

ななこ「ほなHR始めるでー。とっとと座りやー」

こなた「…zzZ」

つかさ「こなちゃん、起きてー」ユサユサ

こなた「…zzZ」

つかさ「こなちゃーん!」ユッサユッサ

ななこ「起きんかいダァホ!!」ポカッ

こなた「ぅあいたっ!?ぼ、暴力はんたーい…」ピクピク

ななこ「教育的指導や。高翌良、号令」

みゆき「起立、きをつけ、礼」

「「「「おはようございまーす」」」」

ななこ「今日は転校生が来とる。しっかり歓迎するよーに!」ビシイッ

「「「「おおっ!!」」」」

ななこ「野郎共は残念、転校生は男や!」

「「えー」」

ななこ「そこそこ悪く無いビジュアルやから女子は歓迎せーよー?」

「「おぉぉぉぉ!」」

(えぇぇぇ何でハードルあげんだよあの先生。引くぞ?教室の奴等が)

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キーンコーンカーンコーン

ななこ「ほなHR始めるでー。とっとと座りやー」

こなた「…zzZ」

つかさ「こなちゃん、起きてー」ユサユサ

こなた「…zzZ」

つかさ「こなちゃーん!」ユッサユッサ

ななこ「起きんかいダァホ!!」ポカッ

こなた「ぅあいたっ!?ぼ、暴力はんたーい…」ピクピク

ななこ「教育的指導や。高翌良、号令」

みゆき「起立、きをつけ、礼」

「「「「おはようございまーす」」」」

ななこ「今日は転校生が来とる。しっかり歓迎するよーに!」ビシイッ

「「「「おおっ!!」」」」

ななこ「野郎共は残念、転校生は男や!」

「「えー」」

ななこ「そこそこ悪く無いビジュアルやから女子は歓迎せーよー?」

「「おぉぉぉぉ!」」

(えぇぇぇ何でハードルあげんだよあの先生。引くぞ?教室の奴等が)

初っ端のミスは無かった事にしてくれさい

高翌翌翌良→高翌良

高翌良

メール欄にsaga入れろよwww

ななこ「入れや転校生」

「あ、ハイ」ガラッ

こなた(おぉー程々に目が腐ってるねぇ)キラーン

つかさ(仲良くなれるかなぁ)ソワソワ

みゆき(仲良くしていただけますでしょうか)ワクワク

(何か視線を感じる……って転校して来た初日だから当たり前だな。どうせすぐ気にならなくなるか)

八幡「えー千葉市立総武高校から来ました、比企谷八幡です。よろしくお願いします」

ななこ「ほなお楽しみの質問タイムや!制限時間は5分!」

八幡(うげぇ…)

こなた「ほいほーい!」

ななこ「はい泉!」

こなた「二次嫁は誰ですかっ!」

八幡「………は?」

成る程sagaれすか

こなた「だーかーらー、二・次・ヨ・メ!二次元の嫁だよキミィ」チッチッチ

八幡(え?こいつ割と重度のオタクなの?やだ質問が怖い)

八幡「えーっと……いない、です」

こなた「明日来るまでに嫁を迎えておくように!以上!」ガタッ

八幡「……えーっと」

ななこ「つ、次は誰やー?」

つかさ「あ、はーい」

ななこ「おう柊!珍しいなぁ惚れたか!」

つかさ「ち、違いますよぅ!違うからね!?」アセアセ

八幡「お、おう」

八幡(パッと見、由比ヶ浜から余計なものを取り除いた感じ……いかんいかん、あいつらの事は忘れなければやってらんねぇ)

つかさ「えっと、八幡君の好きなお料理はなんですかぁ?」

八幡「お、り、料理やら家事全ぷァんならそこそこでき、ます、はい」

八幡(あまりの出来事にちょっとキョドったじゃねぇか……初めて言われたがまぁ悪くない。うん、八幡君いい響き)

いいぞ。

期待

つかさ「わー、すごいね!」

ななこ「比企谷かみっかみやな、柊に惚れたんか?」ケラケラ

八幡「ちょっ、やめてくださいよ……というかさっきからそっちに持って行きますけど先生にそういうお話でも来てるんですか?」

「「「「!」」」」ザワッ

ななこ「」

八幡「…え、何この空気」

ななこ「……ふえっ」グスッ

八幡「え」

ななこ「……ウチかてなぁ、ウチかて好きで独身やないんや。好きで親からのお見合い電話を察して居留守してるんやないんや」シクシク

こなた「初っ端で地雷を踏み抜いたよキミィ」

八幡「マジか」

八幡(平塚先生と色んな意味で同じタイプだったか……)

ななこ「しくしく…」

八幡「だ、大丈夫です先生!」

ななこ「……え?」

八幡「いかにタバコくさくて明らかに洗濯とアイロンをし忘れた家庭力皆無な女の人でも、需要はあります。多分」グッ

ななこ「HRは終了ぉ!1限目は自習!後は好きにしたらええ!!」ダッ

こなた「トドメをありがとうございましたー」

八幡(あれから質問攻めのもみくちゃにされた。やはりこういう空気は苦手だ。早く総武の時みたいにぼっちを極められるよう善処するのが今後の課題である……と)

八幡「自販機はどこだ…?やけにだだっ広いなこの学こ」ドンッ

「え、ちょ、きゃっ」バシャッ

八幡「おっ、と」

「ちょっと、ちゃんと前見て歩きなさいよ!もう…ジュース零しちゃったじゃないの」

八幡「あ、すんません。弁償します、はい」

「い、いいわよ別にそこまでしなくても…」

八幡「どのジュースだ?これか?」

「……その隣よ」

八幡「あぁコレな……はい、悪かった。…………えー何お前、パシられてんの?そんなにジュース抱えて」

「違うわ!ジャンケンで負けたんだっつの!!」

八幡「あーはいはい、じゃあ俺はこれで」ガコン

「……アンタ見ない顔ね、1年生?」

八幡「2年。今日転校してきた」

「あー、アンタが転校生ね。なるほどなるほど、つかさが言ってたのがアンタか」

八幡「つかさ?…………ん?」

「……覚えてないの?」

八幡「転校初日なんだよ!最初っから人の名前なんざ覚えられるかっての」

「柊つかさよ柊つかさ。こーんなリボン付けてる子」

八幡「あー…」



つかさ『えっと、八幡君の好きなお料理はなんですかぁ?』



八幡「あー思い出したわ」

「私、つかさの姉。柊かがみ」

八幡「確かに似てるな…吊り目以外」

かがみ「吊り目で悪かったな」

八幡「……ん?姉?年上…ですか?」

かがみ「私達は双子なのよ、私は双子の姉の柊かがみ」

八幡「じゃあ俺はこれで」

かがみ「ちょっち待てーーい!」

らき☆すた絵のハチマンか…

いいな

八幡「……なんだよ」

かがみ「両手いっぱいにジュースを持って困っている美少女がいるのにそのまま行く気?」ジトー

八幡「……じゃあ俺はこれで」

かがみ「待てって言ってるだろっ……手伝いなさいよ。いや、手伝…え?」

八幡「…めんどくさ」ボソッ

かがみ「あァん?」ギロッ

八幡(怖ぇぇよ八幡泣いちゃうぞお前)




かがみ「たっだいまー♪」

つかさ「お帰りお姉ちゃ……八幡君?」

八幡「屋上まで全部持たせる奴があるか……」ゼー、ゼー

かがみ「男ならシャキッとしなさい!」

八幡「うへぇ…」

つかさ「ごめんね八幡君」オドオド

八幡「お、おぉ……できればジュースを取ってくれ」

こなた「私はこれー」

八幡「………?」

こなた「ちょっ、まさか忘れたかいー?1番最初に質問したのにー!」

八幡「あぁ、あのちみっ子か」

こなた「ちみっ子言うなー!貧乳はステータスだ!希少価値だーーーっ!!」

八幡「そっちの話じゃねぇだろ」



みゆき「すいません比企谷さん、このジュースいただきますね」

八幡「俺が買ったわけじゃないけど、………………?(誰?)」

みゆき「………」ウルッ

八幡「………」ドキッ

みゆき「………」シクシク

八幡「………」アタフタ

こなた「おやおやぁ?まーた女泣かせですかヒギシャヤ君」ニヤニヤ

八幡「人を容疑者みたいな名前で呼ぶな、僕の名前は比企谷だ」キリッ

こなた「ほう」キュピーン

八幡「あ」ハッ

いいね

こなた「へぇへぇほうほう。やっぱりこっち側だったかー。その頭に付いてるアホ毛で薄々感じてたよふっふっふ」

八幡「バカお前、これは自前だっての。それにまだ深くは入りこんでねぇ、二次嫁もいねーよ」

こなた「彼女は蟹。おっきい妹は蜂、小さいのは、不死鳥。愛してるのは猫。では本命は?」

つかさ「…?」

かがみ「……!」ハッ

八幡「蝸牛」

こなた「成仏……したね」

八幡「俺達が道に迷った時にまた現れてくれ…………ハメたなお前」

こなた「そこまで言えたら立派なオタクだよ、いい加減認めたまへ~」

八幡「嘘だッ!嘘だァーーーッ!!」


つかさ「つまりアレか?アンタもこなた側って事か?」ジトー

八幡「違う…俺は、俺は…」

こなた「せーの」

八幡・かがみ「「でもそんなんじゃダーメ」」

八幡「ん?」

かがみ「うっ」ドキッ

八幡「……」

かがみ「な、なんだよっ」

八幡「この世界は征服されたがっている」

かがみ「我らがズヴィズダーの光を、遍く世界に‼︎」ドドーン

八幡「…」

かがみ「違っ、これは、その!」

八幡「…」フッ

かがみ「鼻で笑ったな⁉︎鼻で笑ったなァ~~っ!!?」

八幡「じゃあ俺はおいとまするわ」

かがみ「おいっ!こっち向けコラ!!」

つかさ「え~?一緒に食べないのー?」

八幡「……そういうのは苦手なんだよ、じゃあな」




つかさ「一緒に食べると美味しいのに…」

こなた「うーん、困ったちゃんだねぇ」

みゆき「結局、覚えてもらえませんでした……」シクシク

平和そうでなにより

八幡(さてさて…この学校においての俺のベストプレイスはどこにあるーんーだー♪)

八幡「言ったそばから使われてない教室み見っけた、ここにするか」

八幡(~~室みたいなのも下がってないからマジで使われてない教室みたいだな)


八幡「……んむ、小町も料理が上達したなぁ。お兄ちゃんは嬉しいぞ」モグモグ

ななこ「妹がおるんか?」

八幡「えぇ、今日は小町が作るーとか言ってたんで作らせてみたんですけどね。美味いわ文句無しに」

ななこ「ほー。その卵焼き1つもろてえーか?」

八幡「1つだけですからね」

ななこ「おう。……んー、美味いな!」

八幡「でしょう先生?………先生?」

ななこ「よっ、不良生徒」モグモグ

八幡「」

八幡「だれが不良ですか。真面目に授業も受けますよ」

ななこ「敏感な乙女教師の心を弄ぶような生徒は不良生徒認定や」

八幡「乙女って歳か…」ボソ

ななこ「内申からマイナス2点」ギロッ

ガハマさんの登場はありますか?

八幡「すいませんでしたなんでもするので許してください」ドゲザ

ななこ「ほーう?」キラーン

八幡「あ、結婚とかは無しな方向で」

ななこ「減点キック!!」シュッ

八幡「ドゥハッ!?……キックって言ったのにボディブロー…だと…」ガクッ

ななこ「比企谷、前の学校で『奉仕部』とかいうのをやっていたらしいなぁ」

八幡「な、なんで先生が知ってんですか……」

ななこ「静ちゃんとメル友なんや、パーティで知り合うてな」フフン

八幡「あぁ、婚活パーティか」ボソ

ななこ「フン!」

八幡「ぐっ!?……た、体罰もいいとこだぜ………」

ななこ「内点からごっそり引かれたく無かったら……奉仕部をこの学校にも作りぃ」

八幡「………奉仕部、ですか」

ななこ「おう」

八幡「………………」ギロッ

ななこ「……な、なんや?そんな怖い目で睨めつけんでぇな、怖いわ」

八幡「………俺が転校した理由を知った上で、奉仕部をやらせようとしてるんですか?」

ななこ「転校した理由……親御さんからは仕事の都合って聞かされとるけど、違うんか?」

八幡「……いえ、それならいいんです。内申点の為に奉仕部やらせてもらいます」

ななこ「おう、きばりや」




こなた「話は聞かせてもらったァーッ!」ガラッ

八幡「ぅわっ、ビックリした」

つかさ「あっ…ご、ごめんね八幡君。立ち聞きみたいな事しちゃって……」

八幡「……柊妹」

かがみ「じゃあ私は柊姉になるのかよっ」

八幡「……かがみん」

かがみ「うっ、鳥肌が…」ゾワッ

八幡「かがみんなう!かがみんなう!かがみんかがみんかがみんなう!」ワッショイワッショイ

かがみ「やめんか!!」

八幡「痛ッ?!」ゴスッ

かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!

こなた「……無理にテンションおかしくしなくていいよ比企谷君。わけありなんでしょ?」

八幡「……」

こなた「深くは聞かないよ、人それぞれデリケートな所はあるからねぇ。その代わり我々暇人もその奉仕部とやらに入部させてもらおうじゃあないかーっ!」ドドン

かがみ「え……こなた本当にやるの?」

こなた「あたぼうよっ!勿論かがみんもね」

かがみ「え゛」

こなた「かがみんなう!……いいセンスしてるよ比企谷君」グッ

八幡「へへっ」グッ

こなた「てことで先生、私たち4人もその奉仕部ってのに入らせて欲しいんですけど」

ななこ「大歓迎や!人数も欲しかったしなぁ!!」

八幡「待て待てお前等、奉仕部って何か分かってんのか?」

こなた「えっちな事する部活?」キョトン

つかさ「えっ」///

かがみ「なっ」///

みゆき「あわわ…」///

八幡「待て待て誤解だ誤解!簡単に言えば、生徒の問題を解決する手助けをする部活……か?」

つかさ「うーん…困っている人達を助けてあげる部活なのかなぁ?」

八幡「ちょっと違う。困ってる奴が、自分で解決できるようにサポートする部活だ」

つかさ「へぇー、凄いねぇ」

八幡「……本当に分かってるか?」

つかさ「えへへ…ちょっとだけ」

みゆき「こっちでどうにかするんじゃなくて、相手が自分の力でなんとかできるようにしてさしあげる部活。魚を捕ってやるのではなく、魚の捕り方を教えるのと同じですね」

八幡「まさにその通り。………」

こなた「…みゆきさんだよ」ボソッ

八幡「………みゆきさん(よりによって下の名前かよ)」

みゆき「…!」パァァ


かがみ「それって面白いのかしら…」

八幡「暇な時は超暇。暇も暇。本読んでくっちゃべって帰るだけだ」

こなた「いいねェいいねェ、最ッ高だねェ!愉快で素敵な部活じゃあないかー!」

八幡「基本的には平塚先生が困ってた生徒を連れてくる方式でした。なので面倒なのは連れて来ないでください」

かがみ「斜に構えすぎだろっ!」

こなた「じゃあ早速部活動しようよ比企谷君」

八幡「ん?」

こなた「ご飯代を使ってしまって、帰りに買う予定だった限定版フィギュアが買えません。どうしたらいいでしょうか」

八幡「……誰かに借りる?」

こなた「1000円貸してください比企谷八幡大明神様仏様っ!」

八幡「………」

こなた「限定版なんだよぉ!数が限られてるんだよおぉ!クレジットカード止められちゃったんだよぉぉぉぉ」ガクッ

八幡「………」

八幡(えぇぇぇぇぇぇ……出会って数時間の奴に金を貸せと?)

こなた「お願いしますっ!」

八幡「…………」

こなた「……へ、へへへ、旦那ぁ。こうなりゃあっしが身体を買ってもらうって形でもいいんですぜ…なぁにたったの1000円、1000円ですぜ……?」スカートチラッ

八幡「やめろ、お前みたいな(ちみっ子)のがやると洒落にならん。社会的に俺が抹殺されてしまうだろうが」

こなた「1000円~!」ジタバタ

八幡「わかった!貸す!貸すから!!」

ヒッキー総武で二人になにやったんだよ

そりゃあ、ナニだよ

らきすたとか懐いな

こなた「イヤッフー!比企谷君大好きー!」

八幡(俺が言うのもアレだがこいつの将来が心配だ……)

かがみ「悪いわね、こいつの我儘に付き合ってもらっちゃって……実は私もこいつにお金を貸せる程余裕が無かったのよ」

八幡「いや、いい、別に。返してくれるんならそれでいいさ」

ななこ「じゃあ手続き云々あるからウチは先に行くわ。午後の授業もがんばるんやでー」

こなた「じゃあ私達もそろそろ行こうかねぇ」





八幡「ん?」

こなた「どったの比企谷君」

八幡「………さっきまで昼休みじゃなかったか」

こなた「頭でもぶつけたのかい?どれどれちょっと見せたまへ」

八幡「あ?おいなにす」

こなた「うーんうん、別に悪い所はないよ?」ナデナデ

八幡「……」

こなた「……」ナデナデ

八幡「……」

こなた「……」ニヤッ

八幡「!」ハッ

こなた「よーしよしよし甘えん坊さんだねぇもう」ニヤニヤ

八幡「や、やめろ……しかも教室のど真ん中だろうが…!!」

八幡(女子に撫でられるとか初体験だったからつい流れに身を任せてしまったッッ!八幡一生の不覚だッッッ!!!)

クスクス…
ナデラレテルー
コナチャンスゴーイ

こなた「教室じゃなければいいのかそうかそうかー」

八幡「バッ、おま、……俺はもう帰る!」

こなた「まだ終礼終わってないよはちまーん」

八幡「くそっ、早くしろよ!」

ななこ「遅くて悪かったのぉ…!」ニッコリ

八幡「ギャアー(ホラー映画風)」

みゆき「姿勢、礼」

「「「「さよならーっ!」」」」

八幡(マズイな…このままだとぼっち街道から外れてしまう。これ以上の不要な接触は避けるべしと先人は言った)

こなた「ヘイそこな八幡」

八幡「またな」キリッ

こなた「まぁまぁ待たれい。リアルJKと一緒に帰るチャンスだよ?CGゲトしないの?」ガッシリ

八幡「お前はどちらかというとJSだろ、危ない橋を渡っちまうぞ俺が」ダラダラ

八幡(裾を握る力強ッ!)

こなた「失礼な!まぁ確かに身長も体重も小学校の頃から殆ど変わってないけどねー」ドヤァ

八幡「お前は小萌先生か何かなのか」

こなた「じゃあ皆と一緒に帰ろうよ。青春だ、さぁ青春だ!」

八幡「待て、人の話を……引っ張、何でお前はそんなに力が強いんだよ!!!!!」

八幡「そんなこんなでこの始末である」

かがみ「何を一人で解説してるのよ」

八幡「別に、なんでもねぇよ」

かがみ「そう」

つかさ「はちま…比企谷君、クレープ買って行かない?」

八幡「……買い食いは校則違反って生徒手帳に書い」

こなた「八幡の!ちょっと良いとこ見てみたい!ヘイ!」ドンドンドンドン

八幡「お前実は俺のことお財布だと思って近づいて来たんじゃないだろうな」

八幡(俗世の友人関係なんて所詮そんなもんだ。金持ちやらちょっとした人気者に付き添っていれば、そのお零れを貰えると思って友達のフリをしてたりするもんだ)

こなた「まぁまぁ、今度は私が何か奢るからっ」

八幡「お前はサラッと俺の野口さんを無かった事にするんじゃない」

こなた「分かってるよーぅ」

つかさ「はち…比企谷君、無理言っちゃってごめんなさい…」

八幡「柊妹は気にする必要は無い。どうせ乗りかかった船だ、クレープ屋の店員も代金の為に笑顔が硬くなってきてやがるからさっさと払ってくる。今回だけ奢ってやるからオドオドすんなよ」ポンポン

つかさ「あぅ……う、うん…えへへ」

こなた「つかさ大丈夫?撫でられた頭に比企谷菌とかついてない?」

八幡「お前は仲良くしたいのかしたくないのかどっちなんだ」

こなた「冗談じゃよー。ささ、とっとと買うてまいれー」

八幡「畜生請求書押し付けてやるからな!」

かがみ「………」

こなた「んー?かがみんも頭が寂しいの?」

かがみ「んなわけあるかっ」

こなた「よーしよしよしよし」

かがみ「ぐぁぁぁ私より小さいくせに髪をくしゃくしゃにするなーーーっ!!」

はよ

期待

こなた「そうだ」ペロペロ

八幡「あん?」

こなた「これあげるよはちまーん」ムシャムシャ

八幡「どうでもいいけど食い終わってから喋れよ」

こなた「ふぁーい…ごくっ。ふぅ。はい、これあげる」スッ

八幡「?」

みゆき「これは…泉さんがバイトしているお店の割引券ですか?」

こなた「いかにもたこにも」

八幡「俺にどうしろと」

こなた「割引券とタダ券も入ってるから、私のバイト先来て欲しいなーって」

八幡「そのこころは?」

こなた「ご主人様を1人連れて来たら時給がup」

八幡「……」グッ

こなた「あーーん!破こうとしないでぇぇぇ」

八幡「一応きくけど」

こなた「なぁに?」

八幡「ご主人様ってのは……何だ」

こなた「そりゃ勿論、そういうお店ですよぉご主人様」ニコッ

八幡「……」グッ

こなた「だから破こうとしないでーぇ!」

鶏はコレでおなしゃす
ちょいと飯れす

おう、ワイが代わりに飯食っとくから続きはよ

何もかも上手い事回ってるな
こなたさんのコミュ力ぱねぇ

八幡「そもそもだが、俺達あって1日と経ってないぞ?打ち解けすぎだろお前等。逆に怖いわ」

八幡(総武でもいなかったぞお前等みたいなのは!)

こなた「んー。逆にさ、打ち解けすぎるのは悪い事かなぁ?」

八幡「……だって他人同士だぞ?考えてる事も分からないのに疑心暗鬼にならないはずが無いだろ」

八幡(所詮は他人同士の集まりだ。学校だけじゃない、世間の至る所がそうだ。大学にしろ会社にしろ、お互いを探り合い、疑り合って、偽りの笑顔と言葉で自分個人を守る。そんな奴等の集まりだ)

八幡「だから俺は…」

こなた「…」

八幡(そんな現実が嫌で、背を向けた。『専業主夫』になることで絶対安全な場所、誰も疑わなくて済む、自分の家に身を置いていたかった)

八幡(戦う事すら怖れて)

八幡「……」

みゆき「……戦う事は、偉いことじゃありませんよ比企谷さん」

八幡「!?」

みゆき「逃げたって良いんです。逃げたって先に進めますから」

こなた「あー!私が言おうとしてたのにー!」

つかさ「うぅぅ、私の出番も無いよぅ」

かがみ「……全部みゆきに持ってかれたわね」

みゆき「えっへん。たまには私だって前に出ますからねっ」

八幡「え、あ…?お前等…」

こなた「ハイすとーっぷ!シット!続きは私のお店に来てからにしてよねー」

八幡「行くのは決定事項なのかよ……」






八幡「じゃあ俺ん家、ここだから」

こなた「あいあーい。また明日ねーん」

かがみ「明日は土曜日よ」

こなた「だから私のお店!ねっ!」

つかさ「ここがは、比企谷君のお家なんだねぇ。えへへ、得しちゃったかも」

八幡(やめろよそういうちょっと期待しちゃう台詞。俺勘違いしちゃうだろうが!)

みゆき「では、明日の朝。ここで待ち合わせにしましょうか」

八幡「は?」

こなた「おぉぉぉみゆきさん今回は一段とアグレッシヴだねぇいいよぉいいよぉ!!」

みゆき「えっへん」タユン

八幡「」ジー<⚫︎><⚫︎>

みゆき「…?比企谷さん?」

八幡「お、おうなんでもないぞ」アセッ

かがみ「……えっち」ジトー

八幡「うっ、うるせぇな。俺だって男の子なの!!」

みゆき「?」

八幡「……これは狙ってるのか?」

こなた「みゆきさんは素でこうなんだよー。男子なら絶対ほっとかないよね!」

八幡「……もうなんかよくわからん」

つかさ「じゃあh、比企谷君!」

八幡「もう八幡でいいっての。さっきから気になって仕方が無い……てか学校では八幡君って呼んでただろ」

つかさ「…!八幡君!」パァァ

八幡(戸塚と同じ匂いを感じる)

こなた「フラグ建て乙」

八幡「わけわかめだぜ」

「あ、お兄ちゃーん」

八幡「ん?小町、今帰りか?どうだった転校初日は」

小町「うーん、まぁぼちぼちかなぁ。やけに男子が話しかけて来たけど」

八幡「ちょっと金属バット買ってくるわ。ちょっとだけ(言い寄る)虫共を潰してくるだけだから」

小町「こらこらこらこら!……まったくもー。おや?そちらは?」


こなた「?」

小町「」

小町「お兄ちゃん…シスコンだけじゃなくてロリコンだったなんて……っ!」ウルッ

こなた「初対面で失礼だなこのおにゃのこは……まぁ慣れたけどさぁ」

八幡「こいつら皆同じクラスの連中だ。そこのツンデレツインテール以外は」

かがみ「誰がツンデレツインテールだっ!」ガー‼︎

八幡「そうだって泉が」

こなた「てへっ☆」

かがみ「フンッ!」ポカッ

こなた「あいたぁー!?」ズキズキ

小町「そんな…ッ、お兄ちゃんがお友達を、しかも女の人を、それも複数人家に連れて来るなんてっっ!そんな悪い男に育てた覚えはないよお兄ちゃん!!」

八幡「だぁらっしゃい!」ビシィッ

小町「あたーーっ!?」ジンジン

八幡「俺はお前に育てられた覚えもなければ悪い男に育った覚えもない」

こなた「いやー意外と悪い男かもよー」

八幡「…」スッ

こなた「じゃーまた明日ねーん!!」イソイソ

八幡「おう。……おう?」

こなた「んー?なに?寂しくなったのかね少年よ」

八幡「俺ん家の真横にある家に入ろうとしてんだからそらビビるわ」

こなた「だってここウチだし、ほら泉」

八幡「」

こなた「月曜日から一緒に登校しようねーん♪じゃあノシ~」ウインク

お、良さ気なSS

まさかのお隣さんww

小町「お兄ちゃん、後で家族会議しようか」

八幡「なんでやねん」

みゆき「比企谷さんの…妹さんですか?」

小町「」

その時ッッ比企谷小町の女子力メーターが瞬間的に測定を始めたッッッ!!

小町(外見ッ!胸がとても大きくプロポーションはかなり良ッッ。雰囲気的にはいわゆる天性の天然系眼鏡っ娘ッッッ!!雪乃さんをも上回る150点ッッッッ!!!)

小町「兄を、末長くよろしくお願いします」ニコッ…

みゆき「? ?? は、はい。??」

八幡「おい」

つかさ「あわわ……八幡君の妹だって、お姉ちゃん!私と同じ妹だって!」

かがみ「はいはい。妹は妹でも私達は双子よつかさ」

小町「むっ!」

小町(リボンさんの方は典型的な天然強め癒し系のタレ目キャラにしてお人好し、手からただよう微かな食材達の匂いからして家庭科全般は3重丸ッッ!!)

つかさ「な、なんかこっち見てるよお姉ちゃん…」

かがみ「何か、嫌な予感がするわ」

小町(現実的で結構シビアぽい。でも実は寂しがり屋で、ツンデレキャラ……多分料理は苦手。お二方共にスタイルは控えめ……95点ッッ!!)

小町「その程度じゃ兄を任せられませんねぇ。精進してください」チッチッチ

かがみ「よくわからないけどイラっと来たわ」カチン

つかさ「???」

八幡「お前はさっきから何をしてんだよ」

小町「戦闘力を解析してた。さっきの青い人を除いては上玉ばかりだよお兄ちゃん」フフッ

八幡「言い方コラ」

小町「比企谷小町ですー。皆さんよろしくお願いします」

みゆき「高翌良みゆきと言います、お兄さんにはいつもよくしてもらっております」

八幡「みゆきさん、俺転校初日」

かがみ「隣のクラスの、柊かがみ」ハァ

つかさ「八幡君とは同じクラスで、お姉ちゃんの妹の、柊つかさです~。妹って大変だよね~」ニコニコ

小町「分かります分かります!妹って大変ですよね!!」

八幡「上はもっと大変だよな」

かがみ「本当にね」

八幡・かがみ「「……はぁ」」





つかさ「八幡くん、また明日ぁ~!」フリフリ

かがみ「ま、まぁ仲良くしてあげるわ」フン

みゆきさん「では、私も失礼します」

八幡「あいよ」フリフリ

小町「比企谷小町ですー。皆さんよろしくお願いします」

みゆき「高翌良みゆきと言います、お兄さんにはいつもよくしてもらっております」

八幡「みゆきさん、俺転校初日」

かがみ「隣のクラスの、柊かがみ」ハァ

つかさ「八幡君とは同じクラスで、お姉ちゃんの妹の、柊つかさです~。妹って大変だよね~」ニコニコ

小町「分かります分かります!妹って大変ですよね!!」

八幡「上はもっと大変だよな」

かがみ「本当にね」

八幡・かがみ「「……はぁ」」





つかさ「八幡くん、また明日ぁ~!」フリフリ

かがみ「ま、まぁ仲良くしてあげるわ」フン

みゆきさん「では、私も失礼します」

八幡「あいよ」フリフリ

小町「比企谷小町ですー。皆さんよろしくお願いします」

みゆき「高良みゆきと言います、お兄さんにはいつもよくしてもらっております」

八幡「みゆきさん、俺転校初日」

かがみ「隣のクラスの、柊かがみ」ハァ

つかさ「八幡君とは同じクラスで、お姉ちゃんの妹の、柊つかさです~。妹って大変だよね~」ニコニコ

小町「分かります分かります!妹って大変ですよね!!」

八幡「上はもっと大変だよな」

かがみ「本当にね」

八幡・かがみ「「……はぁ」」





つかさ「八幡くん、また明日ぁ~!」フリフリ

かがみ「ま、まぁ仲良くしてあげるわ」フン

みゆきさん「では、私も失礼します」

八幡「あいよ」フリフリ

連投スミマせぬ



小町「ねぇねぇお兄ちゃん♪」

八幡「なんだい妹♪」

小町「お兄ちゃんだったらどこを切る?」

八幡「そうだな俺ならここを切る」トトトトトン

小町「流石の微塵切り。目の腐りは伊達じゃないね」キラッ

八幡「関係性が一切ないな」

小町「で、あの4人とはぶっちゃけどんな関係なの?」

八幡「ただの”クラスメート”だ」

小町「……そっか。あ、そういえばさっき私のケータイに雪乃さんと結衣さんからメールが来」

ダンッ‼︎‼︎‼︎

小町「ひっ⁉︎」ビクッ

八幡「……すまん、手が滑った」

小町(手が滑っただけじゃまな板に包丁は垂直に刺さらないよ…)

小町「手、怪我してるよ。ちょっと切ったでしょ今」

八幡「……」

小町「………じゃあ、お料理するのにそのリストバンド外さないの?」

八幡「外さなきゃ、料理はしちゃいけないのか?」ギロッ

小町「っ……うぅん、なんでもない。ポイント低かったね、ごめん」

八幡「……いや、俺の方こそごめんな。お前は悪くないのに。全部俺が悪いのに。お前を巻き込んじゃってごめん。本当にごめんな。お兄ちゃん失格だよな」ナデナデ

小町「ううん、お兄ちゃんに支えるのも支えられるのも…妹の大事なお仕事だよ」スリッ

小町(どこから買ってきたのか。いつから着けてるのか分からないけど。リストバンドに刺繍された幸運の星が、本当の意味でお兄ちゃんを癒してくれればいいのに)

小町「……星の下に隠れた傷なんて、中二病っぽくてかっこ悪いよお兄ちゃん」ボソッ

八幡「ん?何か言ったか?」

小町「なんでもなーい。ひっひっひ、今日は食べるぞ~!」

八幡「転校記念だ!食え食え!!」

小町「おー!」





八幡(……そろそろ小町は寝たな。父さんも母さんも寝ただろうし、そろそろいいか)


八幡(……この家の洗面所、ちょっと暗いんだよなぁ…)


八幡(……電気は、いいや)



八幡「………っぐ!」ザクッ


八幡「………………っっっ!!」ザクッ


八幡「………………………………」タラー



八幡「ははっ

この鏡に映ってる奴誰だよ

最高にかっこ悪いじゃん」

小町「……」

八幡「は、はは、あははは……」ガクッ

小町(お兄ちゃん……)







翌日。

ピンポーン
ピンポーン
ピピピピピンポーン
ピピッピッピピッピッ ・ ピンポーン

八幡(う、うるせぇ……最後の方マリオのテーマやめろよ気になるだろ)

「はーちーまーーんーー!」

八幡「この声は……泉か。知らん、寝よ」

八幡(あれ、あいつ最初の方”比企谷君”って呼んでなかったっけ。まぁどうでもいいけど)

ピンポーン

ピンポーン

ピン…ポーン

……シーン

八幡(帰ったか)

コンコン

八幡(……窓?)

こなた「ニヤリ」

八幡(なん、だと………)

こなた「せいやっ」ガコン

八幡「あっさり窓が取れたんだが」

こなた「ふぃ~、いつの日かお隣さん家に窓からお邪魔するのが夢だったんだー」

八幡「なぁ知ってるか?不法侵入って犯罪なんだぜ?」

こなた「さぁ出かけようじゃあないか!いざ、私のバイト先へっ!!」

ちょいと休憩しま

お茶でも飲んでお待ちくださいますよう

つ 旦

八幡サイドダーク過ぎワロタ

急に陳腐に…

どうしてこうなった

ガハマさん達を出すタイミングについて悩んでるんでアンケ取りたいんですが

よければ
↓3か4まで

1 すぐ出す(今から)
2 奴等も転校で追っかけ
3 遊びに行った先でばったり
4 その他

奉仕部でいったいなにがあったんだよ
すごい続き気になるわ

>>67
個人的な意見だけど
とりあえず2は収拾つかなくなりそうだからやめたほうがいいと思う

正直いらない

出さなくていいんじゃないかな
ここのヒッキーあったら発狂しそう

八幡の回想の中で出てくるだけでいいかな

聞かないで自分の好きにしろよ

いらん

ご協力ありがとうございます
登場はナシということで

八幡はあっちこっちに飛ばされて大変だな

一時期の上条さんほどじゃないけど凄い出張率だよな

八幡「断る」

こなた「えーーーーー!?なんでさ!なんでさ!昨日は行くって言ってたじゃん!!」

八幡「あーお腹が痛くなってきたんだわーもう今日はゆっくり休むわー」

こなた「もー…こうなったら女の子にのみ与えられた奥の手を使うしかないか……はぁ」

八幡(奥の手?)

こなた「ほい」ヒョイッ

八幡「あん?」ムニュッ

こなた「はいチーズ」パシャッ

八幡「」

こなた「ここで私が泣きながら『うえーん八幡に発展途中の胸を揉まれたーー!』とか叫んでみようと思うんだけど、どう?」

八幡「」

こなた「出るなら3分で準備、(社会的に)死ぬなら3秒でいいよ」

八幡「」



ガチャッ

八幡「」

つかさ「あーっ。八幡君、おはよぉ」フリフリ

みゆき「おはようございます」ペコッ

かがみ「遅いわよ!何回ならしたと思ってるんだっ!」

八幡「鳴らしてたのはお前かよ…遊び心満点だったなこのやろう」

小町「お兄ちゃん…チャイムが超絶うるさかったんだけど。お父さん達激おこだよ」イラッ

八幡「俺では断じて無い。そこのかがみんがやった事だ」キリッ

かがみ「かがみん言うな!……ご、ごめんなさい」

小町「こっちでは適当にはぐらかしておくんで今度からは勘弁してくださいねー…おやすみなさい……」ファァ

八幡「まだ寝るのか」

小町「新しい友達とメールしてたら夜が明けてたんだよ……眠い…」

八幡「新しい友達……」

小町「ちゃんと前の学校の友達とも連絡とってるよ、大丈夫だから気にしないで」

八幡「ごめん、ごめんな」

こなた(何か弱気だね今日の八幡。まぁ私達会って2日目だけど)

小町「お兄ちゃんは心配しないで?ね?」

八幡「……あぁ」

こなた「よく出来た妹さんだねぇ。本当に血が繋がってるの?」

八幡「やめろよ実は血の繋がってない兄弟だとか分かっちゃったらどうなるかわからないだろうが俺が!」ドドドドドドド

小町「またでたよシスコン……まぁ小町的にはそれもアリか。あ、今のポイント高いかも!」

こなた「うーんよくわからないけど社会的には低いんじゃないかなぁ」シミジミ



カランカラン

こなた「てんちょー!新しいご主人様連れて来ましたっっっ!」

「よっしゃぁ時給期待しとけっっっ!!」

こなた「Yahoo!」

モエモエキューン
ゴシュジンサマー

八幡「………おぉ…初めて来たぞこんな店。なんて言うか新鮮だ」

こなた「んじゃ、私は着替えてくるね~」

八幡「おい泉、俺らどうすれば」

かがみ「ほら、こっちよこっち。早く座りなさいよホラ」チョイチョイ

八幡「なんか環境に慣れてないかねかがみ
ん」スッ

かがみ「私達が何回アイツの売り上げ協力に付き合わされてると思ってるのよ。最近じゃ私達も手伝う始末よ」

八幡「あーお前そういうの似合いそうだもんな。ツンデレメイドとかそんな感じの」

かがみ「張り倒すぞ…!」

つかさ「ダメだよお姉ちゃん。八幡君はお姉ちゃんによく似合ってて可愛いかもーって言いたいんだよ~?」

八幡「」

かがみ「…そ、そうなのかよおい?」ソワソワ

八幡「……れ、レベルは高いんじゃございませんでしょうか?」

八幡(柊妹…恐ろしい奴……天然なら尚更タチが悪い)

かがみ「ふ、ふーん。そう?へーぇ。そそっそこまで言うなら仕方ないわね!ちょっとお手伝いしてくるわ!!」フフン



八幡「あ、俺かがみんの扱いを把握したような気がする」

みゆき「褒められて嬉しくない女の子なんていませんよ、比企谷さん」

八幡の絵柄をらきすた絵で考えられない所為でぱっと見ロリ連れまわしてる絵面しか浮かばないww

安心しろ俺もだ

とりあえずsageとsaga一緒に使えばいいと思う

期待

>>1はsageじゃなくsagaのほうがいい
sageてると更新されても分からないしsaga付けないとフィルターかかるから

すいません寝落ちしておりました

>>82->>86
ありがとうございます

つかさ「ゆきちゃんの言うとおりだよ八幡君」

八幡「そうか?嫌いな奴とか苦手な奴に言われたら正直嫌なんじゃねーの?」

みゆき「お恥ずかしながら苦手な方はすこしだけおりますが……嫌いな方なんていらっしゃいませんよ」ニコニコ

八幡(まっ、眩しい…!目が嘘をついていないッッ!!俺とは真逆の存在だぜ聖人君子じゃねーのかみゆきさん!!!)

「失礼します、ご主人様お嬢様方。御注文はお決まりでしょうか~?」

「こ、こらっ、押すなっつの!」

八幡「ああぁ、すすいませ」

こなた「やぁ」

かがみ「うぅ…見るなぁ…」///

八幡「……おぉ」

こなた「Do-Di(どーだい)?かがみん可愛いでしょ~?」

八幡「あ、あぁ」

八幡(正直どーでもいいと思ってた。マジでどーでもいいと思ってた。……かがみん予想以上にレベル高ぇぇぇ。総武の三浦やらとは比にならないんじゃね?)

かがみ「ジロジロ見るなってば!恥ずかしいだろっ」カァァ

こなた「今更恥ずかしがられてもねぇ~。かがみん、この前まで全然平気だったじゃん」

かがみ「それとこれとは話が別だっつの!」

こなた「八幡がいるから?」キラーン

かがみ「そ、それは…その……」チラッ

八幡「え」

八幡(何その反応。お前等姉妹何なの?俺に勘違いさせたいの?どうせ俺が傷つくよ?)

八幡「あ、あはは!そそそういえば泉もよく似合ってるな!かがみんと同じく『すごく可愛い』と思うぞ俺は?2人共すごく似合ってるし?」アセアセ

こなた「ほえっ?」ドキンッ

かがみ「か、かわっ…⁉︎う、ぬ、あぁぁぁぁぁぁぁちょっと他のテーブルに行ってくる!!!」

こなた「う、うん……」

八幡(焦っ……たー。乗り切れた?乗り切れたよね俺。よく頑張ったよな比企谷八幡。御褒美のMAXコーヒーを家に帰ったら小町に淹れてもらうか)

こなた「………」

こなた(……今のなんだろ。病気の予兆?箱で調べないと………あっ!ギルドで集まりをせねばならん時間帯でわないかっっっ!!!)

こなた「てんちょー!ちょっと抜けても」

「あ゛ァ?」

こなた「……ダメですよねー。精一杯ご奉仕いたしまーす」シクシク

つかさ「……」ムムム

みゆき「……?」

つかさ「こなちゃん!私もお手伝いするっ!」

こなた「へ?つかさも?いつものパフェ食べないの?」

つかさ「パフェ……うぅ~…お手伝いする!」

こなた「……ふーん。よし、柊つかさ曹長!早速着替えてくれたまへ~!」ビシッ

つかさ「らじゃー!」ビシッ

八幡(この店心臓によろしくない。大変よろしくない。俺のSAN値ピンチ)

みゆき「で、では私も…」オズオズ

こなた「みゆきさんはだめ。ご主人様が全員みゆきさんに集中しちゃうから」

みゆき「………」ホロリ

八幡「みゆきさんも苦労してんのな」

みゆき「お恥ずかしながら、よくわからないのです…」シクシク

八幡(確かに集中するわな)

八幡「みゆきさん、俺やっぱ帰るわ」ボソッ

みゆき「えっ!?」

八幡「どちらかといえば俺コミュ障だし、泉達もこんな馬の骨みたいなのと一緒にいるのを見られたらあまり良くないと思う」

みゆき「……」

八幡「つーことでさ、さっき頼んだコーヒーの代金渡しとくから後は頼む」

八幡(後はこっちからこいつらに接さないように注意すれば完了。俺にクラスメートとつるんでる姿なんて似合わない)


みゆき「……その逃げ方は間違ってますよ」ボソッ

八幡「ん?」

みゆき「そのお金は受け取りません」

八幡「は?」

みゆき「この場は私が払いますよ」ニコニコ

八幡「いやいや、それはどうかと思うぞ」

みゆき「その代わり、今度また皆でお出かけに行きませんか?明日の日曜……はさすがに無理かと思いますので、来週にでも。その時にお返しいただければ」ニコニコ

八幡「いや、だから払」

みゆき「受け取りません」ニコニ…

八幡「払」

みゆき「受け取りません」ゴゴゴゴゴ

八幡「ヒイッ⁉︎」

みゆき「あ…失礼しました、受け取りません」ニコニコ

八幡「……ここに置いとく」

みゆき「私がそれを隠したら比企谷さんはお会計をする意思がないまま外に出る事になりますね、第三者から見た場合ですが」ニコニコ

八幡「…………分かった。来週にしてくれ」

みゆき「はい、確かに約束しました」ニコニコ

八幡「じゃーな」

八幡(みゆきさん……キレた時に実は1番怖い人だろう多分おそらくメイビー)






つかさ「は、八幡君。に、にあ、似合っりゅかな!?」カミッ

みゆき「比企谷さんなら先に帰られましたよ」

つかさ「ふぇぇーん!そんなぁ…酷いよ八幡君…」シクシク

つかさかわE

素晴らしい更新速度

お昼ご飯時に俺参上します故

追い付いた
最近見たSSで一番面白い

しかし奉仕部メンバーと何が合ったんだ…

無茶言うけど個人的には終盤に、雪ノ下やガハマさんも出してほしい。
主が決める事だから何と言えんが

妹を巻き込んだりリスカしたりとかだから碌なものじゃないだろうし、いらんわ
八幡が首吊っておしまいとか嫌だし

乙 とにかく>>1の書きたいようにかいてくれ



八幡「………」ボーッ

小町「お兄ちゃん、お昼ご飯食べよー?」

八幡「あ、スマン。今から作るわ」ハッ

小町「あはは、もう小町作っちゃったよ?」

八幡「……スマン」

小町「……こういう時は”ありがとう”って言うんだけどなぁ普通」

八幡「あ…そうだったな、スマン」

小町「……うん、ところで今日はカレーピラフに挑戦しましたっっ!」

八幡「なっ……いきなり上級レベルに手を出したのか小町!言っちゃアレだがお前はまだ初心し…………美味いだと」ガタッ

小町「ふっふっふー♪」ドヤァ

八幡「なんてこった…俺の妹がこんなに料理上手なはずがない……」ガクガク

小町「逆にこったやつはそれしか作れませーん」

八幡「いや、それでもすげぇよ。これならどこに嫁行っても恥ずかしくねぇ」

小町「お嫁さん、か」

八幡「あぁ。お前なら良い嫁さんになれるよ」

小町(引っ越す前までは、嫁になんてやらん!なんて言ってたくせに…さ)

八幡「?小町?」

小町「なんでもなーい、早く食べなよ」

八幡「おうよ、いただきます」

小町「……私はちょっと出かけてくるね」

八幡「どこに行くんだー?」

小町「参考書買ってくるー。教科書とか変わっちやってさー」

八幡「そ、それなら俺が金出すぞ?教科書変わったのも学校変わっ」

小町「えぇいうるさぁい!お兄ちゃんだけが悪いわけじゃないでしょ!!」

八幡「あ………スマン」

小町「はぁ、行ってくるね」

八幡「……おう」

ガチャッ バタン

八幡「ごめんな、ごめんな…小町、ごめんな……」グスッ


小町「……お兄ちゃんの、バカ」






小町「えー…っと、数学と理科から先に買ってた方がいいかなぁ」

小町(国語…は、まぁお兄ちゃんに頼るか)

小町「目が腐ってるだけならまだマシだったんだけどなぁ」

「あのー、失礼ですが比企谷さんの妹さんじゃありませんか?」

小町「はい?あー……みゆきさん!」

こなた「私達もいるんだけど」フンス

つかさ「えへへ、こんにちわ~」フリフリ

かがみ「小町ちゃん……だっけ?」

小町「これはこれはロリっ子さんとつかささんとツンデレさんじゃありませんか。やっはろー、です」

こなた「ほうほう喧嘩を売っているのかね」パキポキ

かがみ「とりあえずデコピンで済ませてあげるからおでこ出しなさい」

つかさ「やっはろー?挨拶かなぁ、どんだけー」




こなた「八幡は来て10分で先に帰っちゃうしさー」

小町「兄はそういうのが昔から苦手なんですよぉ。なんせ友達らしい友達がいなかったもので」

かがみ「つまりボッチか……まぁ分からなくもないけど。私もそういう時期あったし」

小町「えぇっ⁉︎ツンデレさんにもですか?」

かがみ「兄妹そろって失礼だなおい……まぁこんな性格だからなかなかうまくいかない時期もあったのよ。こいつらに会うまでだけどね」

小町「こなたさん達に、ですか?」

かがみ「うん。この際だから言うけど、こう見えてコイツ結構悪い奴じゃないのよ。一緒に居て楽しいと言えば楽しいし、自分自身をちゃんとハッキリ主張できるやつだから」

こなた「かがみんが久しぶりにデレた…!」

かがみ「デレてねぇよっ」

みゆき「確かにそうですね、泉さんは常に私達の会話の中心に居ます」

つかさ「私もそう思うなぁ~。こなちゃんと、皆一緒に色々大変な事ものりこえてきたよね~」

小町「……皆一緒に、ですか」

こなた「あ、あははは…なんか照れるねぇ?やめたげてよー」テレテレ

小町「皆さん。兄を、これからよろしくお願いします」

みゆき「小町さん?」

小町「それでわ、私は帰りますので」

こなた「あ。行っちゃった」

あかんね、小町と奉仕部sで4pしてる同人誌思い出しちゃう

つかさ「八幡君大丈夫かなぁ」

かがみ「まぁ明日辺りにもう一回話しかけてみましょ」

こなた「かがみんはお節介焼きさんだなぁ。もしかしてホの字かいー?」ニマニマ

かがみ「ちっ、違うわ!」ゴスッ

こなた「あいたーーっ!」

みゆき「では、そろそろお昼ご飯を食べに行きましょうか」

つかさ「私は甘いものが食べたいな~」

かがみ「うっ……体重が」ボソッ

こなた「れっつごー!いざゆかん、まだ見ぬレストランへとっっ!!」

ではまた夕方にお会いできれば

乙乙



らきすたキャラの、ほのぼの成分が救いだな
オープニングはほのぼので、その裏では凄い鬱描写…

円満に終われば良いが

連投ごめん

前にも言われてたけど、sageてるけどageないの?
sagaにすればNGワード引っ掛からず、上げれるんだが

意図的に上げないってなら仕方ないけど

イッチがsageしてんならそれでいいじゃん

見てる人は見てるし下手に上げて変なのが沸くより全然良いsage saga進行が無難

age sageはどっちでもいいが
sagaだけ入れてくれ

>>105
タイトル教えてください

それが、タイトルだけは思い出せないのよ。小町が凄いロリっぽいイラストだった記憶がある

逆に考えるんだ
らきスタ風の八幡ではなくぽんかん絵のらきスタキャラを

考えようとしたけどちょっと想像力が追い付かないです
デフォルメ八幡とか原作にもあるし想像しやすいからね、仕方ないね

sagaに設定するのを
何度も忘れちまってですね(汗

よくある事なので気にしないでくだ…うっ、頭が

月曜日。4限目になっても八幡君は学校に来ませんでした。

こなた「……」

みゆき「……」

こなちゃんもゆきちゃんも、ちょっと寂しそう。

ななこ「……はぁ、ここもノートに書いとくんやで」

みんな心配してるみたい。

せっかく仲良くなれたのになぁ。

八幡君、来ないのかなぁ。


こなた「つかさー、お昼ご飯食べよー」

つかさ「うん。食べる~」

みゆき「………比企谷さん、来ませんね」

こなた「ただのサボりでショウ!気にしなくても明日には来るよー、多分」

つかさ「そうだといいなぁ」

設定はするのですが反映されない事も多々

その次の日の朝も、八幡君はいませんでした。

ななこ「……えー。比企谷の親からは体調不良で届いとる。気にせんで勉強するんやで」

こなた「……」

つかさ「……」

みゆき「……」


その次の日も、学校に八幡君は来ません。
すごく心配。お姉ちゃんもソワソワしてます。


「「「「さよーならー」」」」

こなた「皆、行くよ」

みゆき「突然押しかけて大丈夫でしょうか…」

かがみ「もう気にしたら負けよ」

つかさ「……」

八幡君、大丈夫かなぁ。




小町「ただいま、お兄ちゃん。調子はどう?」

八幡「………あぁ」

小町「……明日は、行く?」

八幡「……」

小町「部屋、暗くしてるとダメだよ?つけないと……」

八幡「ダメだ、つけるな。やめろ」

小町「なんでさー。空気も悪いから変えないと……」

八幡「自分で、やるから。それが終わったら飯にするぞ。ちゃんと明日から学校も行くから、大丈夫だから」

小町「それなら、まぁ……うん」

八幡「……お前は何が食べたい?」

小町「じゃあ、ハンバーグ!」

八幡「オッケー、ちょっと待ってろ。すぐ行くかっ、!」ゲホッゲホゲホッ

小町「え………お兄ちゃん。咳、酷くなってるけど大丈夫…?」

八幡「大丈夫俺が何万回も叫んでや」ゲホッ

小町「フェアリーテール、だっけ?お兄ちゃんが前見てたやつ?」

八幡(よく覚えてるな……)

八幡「先、おりとけ。片付けたら行くから」ゴシゴシ

小町「……はーい」



八幡「……」


八幡「胃潰瘍か?……感染性なら小町達にもかかっちまう…し、病院行くか」







八幡「やべぇ作り過ぎた」

小町「うっわ…流石に食べきれないよこの量は……」

小町(何人前?これ何人前??)

八幡「考え事してたわ…どうしよ」

小町「……お父さん達にも頑張ってもらう?」

八幡「それでも食い切れるかどうか…スマン、不甲斐ない兄ちゃんだなホントに」

小町「いやいや、これくらいのミスなら誰でもあるよー…」


ピーンポーン

八幡「ん?郵便か?」

小町「小町が出てくるー♪」

八幡「頼むわ」

ピーンポーン
ピピーンポーン

小町「はいはーい」

八幡「……何か嫌な予感」

「はぁぁぁぁちまぁぁぁぁん!!!」

ドタドタドタ…

八幡「この独特なアニメ声は…」

こなた「こら!このサボり魔!!」

八幡「勝手にあが………ふむ」キラーン

こなた「転校して来てすぐに不登校とはどういうことかね!」

八幡「お前等何人で来た?」

こなた「玄関にかがみん達がいるけど、どーしたのさ?」

八幡「お腹減ってる?」

こなた「もち!」グゥゥ

八幡「洗面所で手ぇ洗ってそこの椅子に座ってろ、洗面所はそこ曲がって左な」

こなた「???」


つかさ「あー!八幡君!」

八幡「よぅ柊妹。元気か?」フリフリ

つかさ「うん!お久しぶり~」フリフリ

かがみ「元気か?じゃないだろ!(怒」ドスッ

八幡「ぐっはぁぁぁぁ!!!?」

かがみ「つかさがずっと心配してたのよ!ちったぁ自覚を」

八幡「うっ…」ピクピク

つかさ「お姉ちゃんもいっぱい、いーっぱい心配してたんだからね?」

かがみ「わ、私は別に」アセアセ

かがみ「……って大丈夫?私そんなに強く殴っちゃった…?ごめんなさい…」

八幡「いや……俺が腹痛とかで休んでただけだから……」ピクピク

みゆき「腹痛……ですか?」

八幡「あぁ、ちっとな……」ピクピク

つかさ「大丈夫…?」

八幡「………引いてきた、よし大丈夫」

つかさ「ゆきちゃんはお医者さん志望だったよね、分からないかなぁ?」

みゆき「お恥ずかしながら、まだほんのひとかじりくらいでして……ところで腹痛だけですか?他にも症状は…」



八幡「症状…………………………、特には無いかな」

かがみ「いやあるだろその反応は」

八幡「ね、無ぇって」

かがみ「本当に~?」ジトー

八幡「……それよりさ、お前等腹減ってねぇ?」






こなた「遅いよ八幡!お腹すいた!!」

つかさ「わぁぁ~。いい匂いだねぇ~」

みゆき「あの山のように盛り付けられたものは……もしやハンバーグですか…?」

八幡「ちっと作り過ぎちまってな、協力してくれ」

かがみ「へー、アンタ料理できるんだ?」

八幡「俺は中学生レベル…いや、そろそろ高校生レベルならトップクラスを誇る家庭科スキルを持ち合わせている」

小町「なお、人間力は歳を重ねる毎に低下な模様」

八幡「やかましいわ」



八幡「よーし、お前等手ェ洗ってきたな?」

かがみ・みゆき((カロリーが…))

こなた「家には皆、連絡を入れてきました隊長!」

八幡「うむ、よくやったな泉隊員。褒美にお前にはハンバーグを最低でも3個は平らげてもらおう」

こなた「そうは言うがな大佐ぁ…この大きさで3個はちょっと……」ガーン

八幡「お残しは許しまへんでー」

小町「……」

八幡「お?小町どこ行ってたんだお前」

小町「あ、ちょっとおトイレにねー…」アハハ

八幡「ふーん?お前も早く座れよ」

小町「ほーい」

八幡「いただきまーす」

「「「「いただきまーす」」」」


かがみ「フン、つかさにはまだまだ劣るわね」

つかさ「そんなことないよお姉ちゃん。八幡君のお料理、美味しいよ?」

八幡「やめろよ照れるだろ。かがみんは料理できるのか?」

かがみ「えっ?!あ、当たり前でしょー」

こなた「ほうほう、じゃあ今度ご馳走してもらいましょうか」ニヤニヤ

かがみ「うっ…」

八幡が完全に孤立したifっぽいな
個人的にはみwikiさんとユキぺディアさんを会わせて欲しい

八幡「余ったら持って帰ってでもこの皿の上から消し去ってくれ頼む」

つかさ「も、持って帰っていいの!?」

八幡「なんでそんなにテンション高いのかよくわからんがよろしく頼む」

つかさ「えへへへ。ありがとう八幡君」テレテレ

八幡「…?」

かがみ「……ま、まぁそこまで言うなら私も持って帰ってあげるわ」

八幡「あぁ頼むわ」

こなた「私もお父さんに頼」

「こなたーーーーーーーぁァぁぁーー!」

八幡「ぅわびっくりした」ビクッ

こなた「えぇぇぇー…」

ピンポン
ピンポン
ピンポン
ピンポンパンポン
ピピピピンポーン

八幡「こんな時間に失礼なのだな。一体誰だ?さっき泉の名前を呼んでなかったか?」

こなた「え、あ、うーん」

ドンドンドンドン

八幡「……何かやばくねぇか」

小町「ま、まさか変質者…⁉︎」

八幡「変質者…だと?」

小町「どうしようお兄ちゃん…怖い…」

こなた(おーっと…既に変質者で確立してるなぁ)

ガチャン!

八幡「今ドア開けたよな確実に」

「おーーーい!どこだーーーーー!!!」

ドタドタドタ

八幡「………小町、さがってろ」

小町「…お兄ちゃん……」

「こなた!!」

八幡「警察呼ばれたくなかったら速攻で帰れこの変質者が。ていうかもう召喚(コール)したから」

「なっ、お前こそ人の娘を家に連れ込んでる変質者だろう!」

八幡「娘?」

こなた「あー、その人私のお父さんだよ八幡」

八幡「お父さん?」

「誰がお義父さんだ!お前にお義父さんと呼ばれる筋合いはない!!」

八幡「あー」

スマホ『もしもし、警察ですが』

八幡「あっ、今家に変質者が上がりこん」

「ちえぇぇーーーい!」

ブツッ

八幡「あ」

「こなたが今私のお父さんって言ったじゃん!言ったじゃないか!」

八幡「それでも聖域(じぶんち)に土足で入り込んで来ただろうが。土足で」

「おっと、失礼しました…」

小町「話を聞くのはそこ、掃除してからにしてくださいね」プンスカ

「はい……」

清掃後。

「こなたはウチの娘だ!返してもらう!」

八幡(めんどくさいのが来たな…)

こなた「お父さん、ご飯食べてる途中だよ」

「あ、じゃあお父さんも食べていいかな。昨日今日でカップ麺しか食べてないんだよ」

こなた「えー……八幡、お父さんもダメかな?」

八幡「帰りやがれください」ニコッ

「そんなぁ…」





「そこそこ美味しいじゃないか」

八幡(帰らせればよかった)

八幡「見ず知らずのおっさんに食わせるただ飯はないんで。材料費貰いますね」

「勘弁してくれ」

でわまた後で俺参上します
頭を冷やして(風呂)帰ってきます

親父なにやってんだよwwww

こなた父(そう君)この八幡の相談相手として適任じゃないかな?
かなたのこことかから

ちょっと予定が入りました
また朝ということですいません

おつおつ

八幡「かがみん、そこのソースとってけれー」

かがみ「はいは…」スッ

つかさ「わ、私がとるよー!」ガシッ

かがみ「……い、いいわよ別に」グイッ

つかさ「…!」グイッ

かがみ「…!」ガシッ

「俺は泉そうじろう、言わなくてもわかると思うがこなたの父だ」

八幡「小町、米粒ついてるぞ」ヒョイパクッ

小町「おぁ…えへへ、ありがとお兄ちゃん」

そうじろう「何でお前にはこんな可愛い妹がいるんだよぉぉおおぉお!!!」バンッ

八幡「……あの、近所迷惑なんで叫ばないでもらっていいスか」

そう「まぁウチの嫁とこなたの敵ではないがな」フンス

八幡「なんだとちょっと表に出ろ」ガタッ

小町「お兄ちゃん、食べ終わってもないのに立つのは行儀が悪いよ」

こなた「おとーさん、余ったら持って帰っていいってー」

みゆき「……」キョロキョロ

今更だがここのこなた達にはPS2の桜陵祭だっけ、あのこなた達に近いな
メイド服褒められただけで照れるチョロインこなたとかすごく久しぶりに見た気がする

八幡「……みゆきさんって実は会話に入っていくのが苦手か?」

みゆき「あっ…お恥ずかしながら、なかなか掴めないのです。タイミングが」

八幡「倒置法にするくらい掴めないのか、よくわかった」



つかさ「八幡君の家にはペットがいそうなイメージがあったかもー」

八幡「いるぞ、猫。どっか行ってるみたいだけど」

かがみ「まぁ猫ってマイペースだものね」

こなた「あとツンデレちゃんだよね」チラッ

かがみ「おい何でこっちを見た」

つかさ「ねこさんか~。可愛いだろうなぁ」

八幡「いやまったく。ふてぶてしいし、名前呼ぶと尻尾でゆかダンッて叩くし、夜中に水飲んでるところなんてマジで妖怪っぽい。あと、帰って来たら足の裏クンカクンカスーハスーハーするし」

みゆき「私は猫よりも犬の方が親しみ易いですね、知り合いに可愛い大型犬を飼っているご家族がおりますので」

八幡「可愛い大型犬ってのがまったく想像ができんな、どうやってもシベリアンハスキーとかが出てくる。腕とか噛みちぎられそう」

みゆき「シベリアンハスキーは極寒下でそりの牽引などに重用されてきたことからもわかるように、優れた耐寒性と長距離疾走可能な体力と持久力を持っている割には好奇心が非常に強く、特に成長期から青年期はいたずら好きで、力の強い犬種らしいです。勢いあまって什器などを壊すこともままありますが、積極的な威嚇や攻撃をされない限り人に本気で噛み付くなどの反撃に出ることは殆どないんですよ」ペラペラ

八幡「お、おぉ…」

みゆき「ハッ…すいません、つい……」

八幡「……いや、スゲーけどよ。今の全部覚えてるのか?」

こなた「さすがみwikiさんだね!」

八幡「なんだそりゃ。ユキペディアさんみたいなもんか?」

かがみ「ユキペディア?」

八幡「あ、いやなんでも無い」

こなた「そういえば八幡の転校前の学校の事って気にならない?聞いてもいいかな」

つかさ「あー、私も聞きたーい」

八幡「……特にこれといって面白いことなんてなかったぞ」

かがみ「その、奉仕部?の事とかどうだったのよ」

小町「あっ…」チラッ

八幡「………奉仕部は…俺1人だったぞ?」

小町「……っ!」

こなた「へーぇ、そうなの?てっきり女の子何人か侍らせてたと思ってたよー」

八幡「俺に限ってそんな事あると思うか?」

かがみ「断じてないわね。目が腐ってるもの」

八幡「言われなれているので痛くも痒くもないぜかがみん萌え」

かがみ「次言ったら殴るぞ」ゴスッ

八幡「……もう頭ぶん殴られたんですが」

つかさ「そういえば犬で思い出したんだけど」

みゆき「はい?」



つかさ「芸の”ちんちん”ってどういう意味なのかなぁーって」

八幡「」ブバッ



かがみ「ちょぉ!?汚いわよ!!」

そう「鼻血が…」ダクダク

みゆき「え ええと…詳しく話すと長くなるので省きますが。中国から由来するのは確かなようですよ。幾つか説があるんですけど」

こなた「そうなんだー」

こなた「はい、今いかがわしい事考えた人挙手~」

TV『二日前に発生した女児童3人を拉致した疑いで…』

こなた「幼女誘拐事件とか監禁事件とか多いよねー」

かがみ「あんたは何故かそういうのは目ざといな」

八幡「影響を受けてるんだろ、pcゲーとか薄い本の」

つかさ「薄い本…?ゆきちゃん分かるー?」

みゆき「すいません、勉強不足で…」

八幡「柊妹とみゆきさんは、汚れなくて良いんだ…!ずっと純粋なままで居てくれ…!!」

かがみ「どうも私達と扱いに差が出てないか」

こなた「ホントにね、規制なんてされたら他のユーザーに迷惑かかるからやめて欲しいヨ」

かがみ「というか少なくとも私のやってるゲームにそういうのは出ないから」

TV『容疑者の部屋からは漫画やゲーム、数千点が押収され…』

かがみ「何かまたこなたみたいな人ねー」ナンテネ

こなた「毎回さ、不公平だと思うんだよね。そういう漫画はすぐ槍玉にあげるくせに」

八幡「良い作品もあるのに取り上げてくれないってとこか」

こなた「そうそれ!まさにその通りだよ!」

かがみ「なんか、……悪かったわね」

こなた「……」チラッ

八幡「……」コクッ

かがみ「な、なんだよ」アタフタ

八幡「いや、やっぱりかがみんって良いやつだよな」

こなた「普通こういう事訴えてもオタク必死とか言って相手にされないのにねー」

小町「あ、そういえばお兄ちゃん日曜のアレ見てなかったんじゃない?」

八幡「大丈夫だ、問題ない。キチンと録画してあるぜセニョリータ」

かがみ「仮面ライダー?アレ見てるの?」

こなた「いやいや私達サイドは…」

八幡・こなた・そう「「「プリキュア」」」

八幡「えっ」

そう「ん?」

八幡「いえなにも。ハートキャッチのあの絵は新感覚でキてたわ。マリン可愛い。ただこれだけは言っておこうスプラッシュスターは正直微妙」

こなた「でもやっぱり王者は初代の白黒だよね!」

そう「スマイルのピースちゃん派」

八幡「あざと可愛いのは分かりま」

つかさ「……」

みゆき「……」

八幡(引かれた…引かれた……ドン引かれた………「やっぱりオタ谷君キモーい」とか言われる……いや、所詮俺はボッチ。他人なんて不要………)

つかさ「私もたまに見てるよ~。カッコイイよねー」

みゆき「子供っぽい、と言われがちですが私もよく見てますよ。悪に立ち向かう姿は女の子でも憧れますから」

かがみ「わ、私はつかさが見てるから偶然…嫌いじゃないけど」

八幡「……」



八幡「うっ、ひくっ……お前等やっぱり良いやつだよ…」グスッ

小町(お兄ちゃんが心を開いた!?)

つかさ「八幡君どうしたの…?お腹痛いの?」

みゆき「お薬飲みますか?」

八幡「やめて…これ以上俺の心に入って来ないで……」ヒック

こなた「……」ポン

八幡「…?」

こなた「二次元は、人と人とを繋ぐんだよ」ポンポン

八幡「し、師匠ぉぉぉおぉお!!!」

そう「いい話だぜ。そろそろこなたから離れろ馬の骨、俺だってこなたに撫でられた事が殆ど無いのに」

「「「「「ご馳走様でしたー」」」」」

八幡「皿とかはいいからそろそろ帰れ、そろそろ10時になっちまうぞ」

こなた「ちっちっちー男子力低いね八幡。こういう時は最後の1人まで家に送るもんだよー」

八幡「うっせ、俺は家事の方が大事なんだよ」

小町「つかささんやみゆきさんが変質者に襲われたりしたら……」ボソッ




八幡「おい遅ぇぞ早くしろ」

かがみ「早っ!?いつの間に着替えてそっち側へ回ったんだ!?」

こなた「八幡は能力者…」

八幡「能力者といえば。静電気なんかでパチッと来ると、もしかして俺…!みたいにならねぇ?」

こなた「わかるよわかるー!発電能力者の美琴ちゃんさいかわ事案」

八幡「じゃあ最愛ちゃんはもらっていきますね」

かがみ「パチッ、よりもバチッ!て感じはするわね」

八幡「……」

こなた「……だからLevel5でもレベルなんて関係ないって言えるんだよね」

八幡「美琴センセーはほら、努力の子だから……」

ではまた昼に

乙乙

ちょいちょいとあるが出てきて俺得

おやおやスプラッシュスターを馬鹿にするとか、ちょっとスパイラルハートスプラッシュスターでもくらってきなさいよ

八幡がらきすたキャラのノリに馴染んできてるな

今のとこ八幡は平塚先生への好感度が一番高そうだし同じ趣味持った同年代の女の子とか出てきたら原作八幡もすぐ靡きそう

八幡とは違う意味で腐ってるけど、海老名さんとも気が合いそう
奉仕部並みに仲良くなってもいい気がする


奉仕部でなにがあったんだ…

小町「行ってらっしゃーい。片付けはしとくよー!」

八幡「おーう」





八幡「はぁ、めんどくさ」

かがみ「開口一番それかよっ」

八幡「じゃーな泉ー」

そう「そうじろうさんと呼べ!」

八幡「あんたじゃねぇ」

こなた「……ん?私も行くよ?」

八幡「いやお前ん家ここじゃん」

こなた「いやー私がいなくなったら」



こなた「八幡が大人しそうなつかさやらみゆきさんを襲っちゃうじゃん?」

つかさ「襲…?」キョトン

八幡「いや襲わねぇから。柊妹はみゆきさんに聞こうとしなくていいから」

かがみ「一応聞いとくわよ。何故私の名前は無い?」

こなた「かがみんは何だかんだ言って最後はデレちゃうでしょ?」

ポコッ

こなた「……おやすみなさーい」ヒリヒリ

かがみ「まったく…」

八幡「……」

かがみ「なに見てんのよ。……まさか、本当に私を…⁉︎」ズザザッ

八幡「襲わねぇよ!……やっぱり仲良いんだな、と思ってよ」

かがみ「私達?」

八幡「友達ってのが、ちっとだけ羨ましい気がせんでもない。まぁ俺はボッチの先駆者だから友達なんざ必要無いが」

かがみ「なんだそりゃ。ていうかアンタはとっくに私達と友」

ポツ…ポツポツ……

八幡「あ、雨だ」

つかさ「は、走れー!」

かがみ「おー!」

みゆき「あわわわ…待ってくださーい!」



八幡(かがみが何を言おうとしたのか、俺は知るのが怖くて続きを聞こうとはしなかった)

ザザー…ピカッ‼︎ ドドーン‼︎

つかさ「ひぅっ!?」

かがみ「みゆき、アンタの家ってもう近くよね?ちょっとだけ雨宿りさせてくれない?」タッタッタ…

みゆき「分かりました、母に伝えておきます」タタタタタ…

八幡「柊妹、大丈夫か?」

つかさ「ふぇぇーん、待ってよ皆ぁ~……ふあぅっ!?」ドテッ

八幡(柊妹!?)

八幡「かがみ!」

かがみ「あーもうどうして雨なんて…」

八幡(聞こえてねぇのかよ……まぁ雨も酷いし…)

八幡「おい柊妹、大丈夫か?」

つかさ「うぅ…ちょっとだけ、右の足ひねっちゃったかも……制服もびしょ濡れだよぉ…どんだけー」

八幡「かがみ達、先に行っちまったみたいだ」

つかさ「あ、ごめんね八幡君。すぐ立……いたっ!」

八幡「おいおい……あっこの公園のベンチ行くぞ。屋根があるやつタイプみたいだ」

つかさ「う、うん」

八幡「あーあー!無理に立とうとせんでもいいから!ほれ、背中」

つかさ「そんなっ。悪いよぉ」

八幡「ずるずると遅い方が困るっての。早く乗れ」

つかさ「し……失礼します…」スッ

八幡「おし、行くぞ」

つかさ「重くないかなぁ…」

八幡「小町よりも軽いんじゃないか?ちゃんと食べろよ」

八幡(あ、やべぇ背中になんか柔らかい感触が…)

八幡「これが、女子か」

つかさ「?」







八幡「到着」

つかさ「本当にごめんね、おいてかれちゃったね……」

八幡「気にすんな。慣れてる」

戸塚とか材木座とかとは何も起こってないよね…?

八幡(遠足の時でも修学旅行でも、クラスの連中に置いてかれるのは慣れたっての)

つかさ「ハンカチ使う…?」ゴソゴソ

八幡「すまん、借り………っ⁉︎」

つかさ「…?」

八幡「……やっぱりお前が使ってくれ、その、目のやり場に困るから」

つかさ「目のやり場?八幡君びしょ濡れだよ?」

八幡「お前の!シャツが!透けてんの!言わせんな!」

つかさ「ふぇっ?…………これは大変そまつなものをっっ」アセアセ

八幡「……ったく」

八幡(……白と水色のストライプ…しかも着痩せするタイプか)

八幡「煩ッ悩ッ!退散!!」ボグシャァ

つかさ「八幡君!?自分を叩いたりしちゃ
ダメだよ!」

八幡「だいじょうぶだ。おれはしょうきにもどった」グッ

つかさ「ど、どんだけー」

いつの間にか、かがみを名前で呼んでるな
つかさもそろそろかな

また後やってまいります

ところでこのSSはsagaじゃなくてsage進行?

>>166
設定してもたまに反映されんor書くことに夢中で設定を忘れるのどちらかです本当はsaga進行です

専ブラで反映されないって何かのバグだろうか?
あと、感嘆符等を使う場合に変な機種依存文字を使わないで、「!!」「!!」とか「!?」「!?」を使ったほうがいいと思う。

そうか、八幡の転校で一番ダメージ受けたの剣豪将軍YOSHITERUじゃないか……。ついに孤立してしまったか

どんだけーとかどんだけー

優しい世界すぎてつらい
素直になれよ八幡よー

八幡は奉仕部で由比ヶ浜やら雪乃下から読んでいるこちらがドン引きする様な裏切りを受けたんじゃないかな?
何にしても彼には救われて欲しい。

>>168
つまりどのようにすればよろしいのですか…

>>173
今のままでええんやで

機種依存文字は他の環境でちゃんと表示されないことがあるから避けれるなら避ければいいんじゃね?
例えば>>163なら『八幡「すまん、借り(ry』の後ろの方に使ってる記号とかが機種依存文字

参考までに、俺には

八幡「すまん、借り………っ⁉︎」

と表示されている

絵文字や丸文字やローマ数字なんかが機種依存文字だね

ヒント、ID末尾

俺のところは何か縦に細長い四角が表示されてる

成る程。
できるだけ注意しま

八幡「あー酷い目に(自分で)あ…!?」ゲホッ

つかさ「風邪ひいちゃった?」

八幡「いや…ち、ちょっとトイレ…」



八幡「うえっ……」ペッ


八幡「……」ゴシゴシ


八幡「…………明日こそ病院行くか」






つかさ(うぅぅ…よく考えたら八幡君にすごく恥ずかしいところ見られちゃったなぁ……)

つかさ「…もう頭が痛いよぅ、そんな時はバルサミコ………す…あれ、?」ドサッ

八幡「………ふぅ、ついでに出したはいいものの紙が無くて焦ったぜ。ん?詳しくは聞くなよ誰か知らんけど」

ザァァ…

八幡「ちっと冷えるな。コーヒーでも買っていってやるか」


ガコン

八幡「……もう1本当たり、だと!?…………今日の運は使い切ったか…」ホロリ




八幡(………あれ、柊妹の姿が見えん)


八幡「また置いていかれたか……慣れてるけど…いや、柊妹はそんなことをする奴じゃないな、トイレかどっかだろ」

八幡「……おい」

つかさ「 」ケホッ ケホッ

八幡「何でぶっ倒れてるんだよ!柊妹!!」

つかさ「はぁ、はぁ… 」

八幡「熱っ!確実に熱出してぶっ倒れたパターンか……」グイッ

つかさ「 はぁ…さむぃ…さむいよ……」

八幡「め、めんどくせぇ!何で俺がこんか目にあわにゃならんのだ!!上から羽織ってろ!!!」

八幡(みゆきさん家に行く方が近いか…?いや、道が分からん。となるとうちまで帰るしかないか)

八幡「ちょっとお姫様抱っことかいうのには憧れてたことをいま白状しておこう。いやほら、背負うと雨に濡れるから仕方なくだな。それに背中や首らへんを背負うと風邪が酷くなるぞ?」

つかさ「はぁ、はぁ…」ブルッ

八幡(建前はいいか、どうせ誰も聞いてないだろうし)

八幡「俺みたいなのに持ち上げられて気持ち悪いかもしれんが少しだけ我慢してくれよ、柊妹」

つかさ「えへへ…、お世話になります」キュッ

八幡「起きてたのかよ……俺の上着で顔と腹まで隠せ。水はあんま弾かないけどできるだけお前が濡れないようにするから」

八幡「……おい」

つかさ「 」ケホッ ケホッ

八幡「何でぶっ倒れてるんだよ!柊妹!!」

つかさ「はぁ、はぁ… 」

八幡「熱っ!確実に熱出してぶっ倒れたパターンか……」グイッ

つかさ「 はぁ…さむぃ…さむいよ……」

八幡「め、めんどくせぇ!何で俺がこんか目にあわにゃならんのだ!!上から羽織ってろ!!!」

八幡(みゆきさん家に行く方が近いか…?いや、道が分からん。となるとうちまで帰るしかないか)

八幡「ちょっとお姫様抱っことかいうのには憧れてたことをいま白状しておこう。いやほら、背負うと雨に濡れるから仕方なくだな。それに背中や首らへんを濡らすと風邪が酷くなるぞ?」

つかさ「はぁ、はぁ…」ブルッ

八幡(建前はいいか、どうせ誰も聞いてないだろうし)

八幡「俺みたいなのに持ち上げられて気持ち悪いかもしれんが少しだけ我慢してくれよ、柊妹」

つかさ「えへへ…、お世話になります」キュッ

八幡「起きてたのかよ……俺の上着で顔と腹まで隠せ。水はあんま弾かないけどできるだけお前が濡れないようにするから」

つかさ「まだ会って少しだけなのに、親切にしてくれるよね。八幡君」

八幡「恩を借りておいたままなのが嫌なだけだ勘違いするなよ柊妹」

つかさ「むー…」

八幡「なんすか…なんでそんな不満そうなんですか」

つかさ「さっきね。八幡君、お姉ちゃんの事『かがみ』って呼んだんだよ?」

八幡「うそマジか。『かがみん』じゃなくて?」

つかさ「そうだよー。だから私も名前がいいなぁ…」ケホッ

八幡「………考えとく」

つかさ「やだー!名前がいいー」クシュン

八幡「…………つかさ」

つかさ「うんっ。えへへ、また仲良くなれたね、はちまん」

八幡「マジで勘違いしちゃうからやめろよ…」ボソッ

八幡「走るぞ、捕まってろ」

八幡(結構疲れる……こんなことなら運動くらいはしとくんだったぜ、ラジオ体操くらい)ハァ、ハァ

つかさ「……」ブルッ

八幡「ちょっと本気で急がないとやばいんじゃないガハッ!?」ゲホッ

ビチャビチャ!!

八幡「…………」ハァ、ハァ

八幡「…………」

八幡(思いっきり血ぃ吐くのって何かかっこ良くね?とか言ってられる量じゃねぇなどうしよう)

八幡「とりあえず『つかさ』をウチに運ばな、と…、腹、痛い…いてぇよ……畜生」


バシャバシャ…



かがみ「ったくもー、つかさと八幡はどこに行ったのかしら」

みゆき「どこかで雨宿りをしているとよいのですが…」

かがみ「……何か嫌な予感がするわね、ちょっと私見て来るわ。みゆきは電話がかかって来たら私に連絡して」

みゆき「わかりました。そこの傘を使ってください」



八幡(まさかの道に迷った……引っ越してきたばっかりだったから油断してたかクソ!一寸先も雨で見えねぇ!!)

八幡「ふぅ、フゥー…」ズキズキ

八幡(会ってまだ一週間も経ってないのに俺がこいつらにここまでする理由がまったく分からん!俺は何やってるんだよ…腹が痛いんだからとっとと病院行けよ!!)

八幡「わかってんだよんな事はこの野郎が!!」



『………痛い…わね……』

八幡「ひっ!?」

『ヒッキー………助けて…』

八幡「あ、あぁぁ…ぅぁぁ…」

『雪ノ下!由比ヶ浜!……何をやってる比企谷!!救急車を呼べ!!!』

八幡(幻聴、幻聴だ幻聴だ!あいつらはこの町にはいない!この町にはいない!!)

『怖かった…怖かったよぉ八幡……』

八幡「とつ、戸塚…」


『昨日のアレ、比企タニ君のせいらしいぜ』
『彼のせい…?本当か?』

八幡「やめろ…やめてくれ……」



かがみ「つかさー!比企谷ー!!」

バシャバシャ

かがみ「どこにもいない……もしかして公園?雨宿りできるところなんてあったかしら」





『おい見ろよ、あいつが一昨日の原因の比企谷だってさ』

『雪ノ下って子と由比ヶ浜って子が…』

『入院してるんだよね、大丈夫なの?』

『意識は無いらしい……おい、こっち見たぞ』

『怖い目……罪悪感とかないのかな』

八幡「うぅっ…くっ、俺のせいだ。俺の、俺のせい……」



つかさ「はち、まん?泣いてるよ…?」



八幡「つかさ……」

つかさ「泣き虫だなぁ…痛いの痛いのとんでけ~……」

八幡「…っ、待ってろよ。今すぐ家に着いてみせるからな!!」

,

かがみ「…つかさのカバン!やっぱり公園に居たんだ……」

prrrr prrrr

かがみ「もしもし、柊です」

みゆき『お2人が見つかりました!』

かがみ「どこ!?」

みゆき『比企谷さんのお家です。今小町さんから電話で2人とも体調があまりよろしく無いみたいで…私もすぐに向かいます!』

かがみ「私はこっちから行くわ!」


かがみ「」

,

かがみ「…つかさのカバン!やっぱり公園に居たんだ……」

prrrr prrrr

かがみ「もしもし、柊です」

みゆき『お2人が見つかりました!』

かがみ「どこ!?」

みゆき『比企谷さんのお家です。今小町さんから電話で2人とも体調があまりよろしく無いみたいで…私もすぐに向かいます!』

かがみ「私はこっちから行くわ!」

ピッ

かがみ「比企谷の家……こっちか!」

なんか想定以上にヤバい事件に巻き込まれた感がゴリゴリ感じるのですがそれは

雪ノ下と由比ヶ浜が八幡を裏切ったということではなくてよかった
ただ、もっとヤバくなったが…

ピンポーン

小町「おょ?はいはーい」


ガチャ

小町「どちら様で───」

八幡「小ま、ち」

小町「うぇぇ!?お兄ちゃん!?」

八幡「つかさ。つかさ……熱が…」

小町「つかささん…わっ、酷い熱……小町の部屋に運べる?小町は冷やしたタオルとか準備するから!」

八幡「……」コク




トサ…

つかさ「……」スースー

小町「つかささんもお兄ちゃんもどうしたの?びしょびしょだけど……お兄ちゃん?」


八幡「…ケフッ」ドサッ

小町「お兄ちゃん!?お兄ちゃん!ちょっと!!起きて!!!」

八幡「すまん…すまん……」ゲホッ

小町「血…?!救急車、救急車っ!」

八幡「……小町、やめろ…」ガシッ

小町「だって、血!お兄ちゃん血を吐いたんだよ!?」

八幡「なんでもない…なんでもないから……つかさを看てやっててくれ…」

小町「お兄ちゃん…」

八幡「胃潰瘍だ、ただの胃潰瘍。ストレスで胃にちょっと穴があくやつ。吐血もちょっとするけど自然に治る……」ケホッ

小町「………分かった…嘘ついたら小町怒るからね!すぐに布団敷くから毛布被っ」

八幡「自分の部屋に…いるから」ヨロッ

小町「お兄、……あぁもう!!みゆきさんに電話しないと…」






小町「ということがありまして…」

かがみ「そっか…」

つかさ「……」スースー

みゆき「比企谷さんはどちらに?」

小町「兄は部屋に閉じこもって、出てこないです。内側から鍵をかけてるみたいで…」

かがみ「……困ったわね」

みゆき「……」ピッ

かがみ「………みゆき?」

みゆき「押してダメなら引いてみろ、前がダメなら後ろから突入してもらいましょう」

かがみ「?」

みゆき「突入、できますか?雨降っていますが…」

『ふむふむ、事情は分からないけど』

『任せたまへ~』







八幡「……」

『……手術は成功しましたが、まだ目を覚ましません』

『……そんな…!うちの結衣は、結衣は帰って来るんですよね!?」

『………最善を尽くします』


八幡「俺が代わりになればよかったんだ……俺が…」

「とぅりやっ!」ガコン

八幡「」

こなた「やぁやぁ1時間20分ぶり~」

一旦ここで締めます。
それではまた明日。

時間があれば朝のうちに参上します

乙ん

雪ノ下ガハマは事故に巻き込まれたのかな?
事故に巻き込まれたのに、八幡一人に帰責するような流れにいくのは不自然か。
とは言え、総武高校の面々はリアルではありえないぐらいのクズとその予備軍が揃っていくるからなあ。

事件なのであれば奉仕部が襲われる理由は学校内で色々と恨みを買っている八幡だけでなく実家関係で狙われる可能性のある雪乃が原因の可能性もあるしな


……事件にしろ事故にしろ、雪乃と結衣を庇おうとした八幡を2人が逆に庇っただけのような気もするが

意識不明になるのが逆だったら間違い無く『そのまま[ピーーー]ば良いのに』とか噂されたんだろうな

おつです
八幡の無事を祈って待つよ


事件の全容がまだハッキリしないけど、やはり雪乃下とガハマさんも出てきてほしいな。
欲を言えば戸塚や材木座も

奉仕部の面子は八幡に恨みはないだろうけど、悲しい別れかたをしたのは事実だし

それまで、こなた達がどう支えてくか

材木座はいいです

(おまえらほんとにサキサキを除け者にするよな)

八幡「いず、み…?」ガクガク

こなた「あ゛ー寒い寒い。八幡、タオル無い?あ、これかりるよー」ガシッ

八幡「あ……」

こなた「?………暗くてよく見えないけど何これ濡れてるの?」

八幡「こっち使えよ。あと、それで今濡れた手も拭け。念入りにな」

こなた(鉄のにおいがしたなぁ…鼻血でもぶちまけたタオルだったのかな)ゴシゴシ

八幡「で、何のようだ?」

こなた「うん、凄く簡単な事だよ」




ドゴン!ズダン!ガタガタガタッ!!

かがみ「何の音だっ!?」

みゆき「成功したようですね。見に行きましょう」

八幡「泉…テメェ……何しやがる」

こなた「比企谷君が部屋から出てこないので無理やりにでも出せって言われたから、ちょちょいーっと波動拳をね」ピピッ

八幡「波動拳じゃねぇ…明らかにただの正拳突きだった……うぶっ!」ウッ

こなた「ありゃ?ちょっと強すぎた?」

八幡(やべぇ!吐く!!)ドタドタ

こなた「あ、はちまーん!」



八幡「…!」ゲハッ

八幡(あー助かった…風呂場遠すぎ……)ペッ

八幡「泉の野郎……ダイレクトに腹を叩きやがって…、ていうかなんであんなちっこいのに強いの?漫画の世界なの?」ズキズキ

八幡「さっさと流して戻らないと怪しまれるか……」ジャー


グニャ……

八幡(視界が…)

八幡「貧血かよ…鉄分とらねぇと……頭痛も…」

かがみ「比企谷!」

こなた「あ、かがみん。やっはろー」

かがみ「みゆきが呼んだのって…こなた?」

こなた「因みに八幡は下におりて行ったよー」

みゆき「お疲れ様です」

こなた「押忍っ!」ビシイッ




八幡「お前らちょっと集合」

こなた「な、なんで私だけ正座……げんこつももらったしさぁ…」ヒリヒリ

八幡「あ?」

こなた「なんでもないであります軍曹!」

八幡「かがみん、お前はもうちっと妹の面倒を見てやれ。いくつになっても上の奴が妹や弟を守るのは天命なんだからな」

かがみ「油断してたのよ…雨で気づかなかったわ……」

出かけてるのかな?
続きはよ

面白い

模試とかいう強敵が明日に迫っておりますが故、明日の午後まで更新が遅れます。

>>76
あっちこっちってTBSのアニメだろ。あれに飛ばされたら大惨事になるぞ

八幡はあっちこっちではモブにしかなれんだろ

あっちこっちならまよいと仲良くなれそうだけど……逆に馴れ馴れしすぎてアウトか?

小町「つかささんはウチで面倒見ておきますので、皆さんはもうお帰りになった方がよろしい時間かと……」チラーリ

かがみ「うっ、家に電話入れてない…!」

みゆき「こちらで入れておきましたよ」ニコニコ

かがみ「みゆき!大好き!!」ダキッ





こなた「んじゃ、八幡。つかさのこと頼んだよ~」

八幡「俺につかさの面倒なんて見きれんと思うのだが」

かがみ「『つかさ』?アンタいつからつかさなんて呼ぶようになったのよ」ジー

八幡「いろいろありました。……つかさって良い奴だよなぁホントに」ホロリ

小町「ふむふむ。今のところつかささんにフラグを建てている真っ最中…と」

八幡「お前はまたわけのわからん事を」

こなた「つかさもやるなぁ」

小町「あっ。お兄ちゃん、ついに高校生は補導されちゃう時間に突入した模様です」

八幡「おっふ」

こなた「こうなったら奥の手だー」

キマシタワー

ピーンポーン

八幡「ん?ちょっとそこ悪い……はいどなたで」

「どもっ!警察でっす!」ビシットナー!

八幡「」

「こちらで女子高生数名を連れ込んで淫らな行為を行っている男性がいる、という通報を受けたのですが」

八幡「」

「ちょーっとお話伺えますかー?」

八幡「……」

八幡(どうしてこうなった)


こなた「こらこらゆい姉さん。八幡困ってるでしょ、もー」

八幡「ゆい姉さん…?」グスッ

ゆい「いやーごめんね!ついつい悪戯心がね!……あ、私こなたの叔母の成実ゆい。埼玉県警交通安全課に所属してまーす」

八幡(警察のしていい冗談じゃねぇ…!!)

こなた「友達が熱出して倒れちゃってサー、送ってあげられないかなぁ」

ゆい「いいよーちょうど暇だったし」


ゆい「……旦那も…単身赴任中だし…ははは…」ズーン

八幡「結婚してるだけマシだろうに」

八幡(平塚先生やら黒井先生が聞いたら何て言うだろうか)


かがみ「あ、よろしくお願いします」

みゆき「よろしくお願いします」

ゆい「うむ。安全運転で送ってしんぜ」

prrrrrr

ゆい「はいもしもし?……………えー?今から帰ってこれるのー?」ニマニマ

こなた「あちゃー。また始まったかー」

ゆい「オッケー!超特急で帰るよっ!飛ばしちゃうよ!!」

こなた「こらこら、ゆい姉さん(警察)が警察のお世話になるような事しちゃダメだよー」

ゆい「まかせとき!もう、まかせとき!!!」ビシッ

八幡(あてにならねぇ)

こなた「あ、我が愛しのゆたかちゃんによろしくね~」フリフリ

ゆい「次はお土産もってくるからねっ!出発!!!!」

ギュウン!

かがみ「うわっ!?早っ!!?」

みゆき「」




八幡「交通安全課の出していい速度じゃねーだろアレ」

こなた「たははは…んじゃ、私も帰るのん」

八幡「おう、にゃんぱすー」

こなた「ふ」グッ

八幡「…」グッ

こなた「つかさをよろしくね~」

八幡「分かった分かった。じゃあな」

こなた「のしのし~」



小町「あ、お兄ちゃん」

八幡「ん?」

小町「小町今日はお兄ちゃんの部屋で寝るねー」

八幡「は…?嫌だわ何言ってんのお前」

小町「うん、たまにはお兄ちゃんの枕に顔をうずめて寝てみたいなー的な?あ、今の小町的にポイント高いかも!」

八幡「まぁ俺得だから別にいいけど」

小町「うわシスコン」ヒキッ

八幡「うぜぇ……」

小町「ちなみにお兄ちゃんには小町の部屋で寝てもらいます」

八幡「は?」

小町「つかささんの面倒見るんでしょー、なら近くにいた方がいいじゃん」

八幡「え何お前バカなの?俺に死ねって言ってるの?」

八幡(社会的に殺されるよ?お兄ちゃん大事じゃないの?)

小町「まぁまぁ、よくあるよくある…って奴でしょ?」

八幡「よくねーよ!そんな空間耐えられるわけねぇだろ!!」

小町「じゃあつかささんが夜中に苦しみだしたらどうするのさ」

八幡「……それはお前が」

小町「小町は寝てますー残念でしたー」

八幡「……」

小町「じゃ、そゆことで。ち・な・み・に、小町の下着は箪笥の1番下だからね~。今日に限って何をしてもいいよ?」

八幡「もう黙れください……」

小町「おやすみー」

八幡「……おう」

ガチャ バタン

八幡(どうしてこうなった)

つかさ「……」スー スー

八幡「こっちの気も知らないで気持ち良さそうに寝やがって…」

つかさ「……」スー スー

八幡「……やることないし何かするか」



ガラガラ

八幡「あ、ホントに1番下だったわ。縞々多いなお兄ちゃんびっくり」

八幡(アダルティでダーティなのは無いようだな、安心した)

八幡「……適当に本借りて読んでりゃ時間も過ぎるだろ…って少女マンガ多ッ」

量は少ないですが一旦ストップ

また朝によろしくお願いします

乙、やることなくなって妹の下着チェックする八幡さん流石です

乙!
吐血する八幡に違和感が無い

背景コンビはまだですか?

ヴァ

八幡(あいつの脳みそは少女マンガに影響されてできあがったのだろうか)

八幡「……まぁ悪い方向に行くよりはいいか」

八幡「………」

八幡(……寂しい)

八幡「……適当に聴いて寝るか。最初は勿論”めてお☆いんぱくと”で」カチカチ

つかさ「……んん、…あ。八幡くん、おはよぉ~」モゾ

八幡「あれ、起こしちゃったか?」

つかさ「……えっ」

八幡「ん?」

つかさ「………」

八幡「ん?」

つかさ「ふゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

八幡「!!?」ビクッ

つかさ「は、はは八幡くんがなんで私の部屋に居るの!?」

八幡「いや、いやいやいや。ここ俺ん家だから。あと八幡”くん”に戻ってるぞ」

つかさ「や、やっぱりこっちの方があってるかな~って。…えへへ、八幡くんのお部屋かぁ」スリスリ

八幡「ちなみにここは小町の部屋だけどな」

つかさ「……」ショボーン

八幡「?」

申し訳なかったのですわ
朝からぶっ続けで用事だったのですわ

は、はよ

続き早くして欲しいのですわ

朝までぶっ続けで書いてくれれば許してあげますわ

鬼畜かw

つかさ(公園から……お姫様抱っこで……………)

つかさ「……!」ボンッ!

八幡「ど、どうした?頭でも痛くなったのか?」オロオロ

つかさ「ううん!?何でもないよ!?」

八幡「顔赤いぞ?また熱が出たのか?ひ、冷えピタ新しいのとってくるからジッとしとけよ!?」

つかさ「あ、あ、うん!」

ガチャッ バタン

つかさ「八幡くん……えへへへ」




こなた「やぁやぁ青春してますなぁ」

つかさ「こ、こなちゃん!?」

こなた「いかにも。私こそが世紀末覇者、泉こなたである!」ドドン

つかさ「なんでここに…」

こなた「そこから入ったの」

窓『』トレテマスヨー

こなた「隣の八幡の部屋も窓が外せたからこっちも行けるかなーと思ったらいけたんだよねこれが!」キラン

つかさ「こなちゃんすごいなぁ…」

こなた「お隣に男女のワクワクイベントが発生してるのに見にこないわけないじゃなイカー!ちゃんとCGゲトするでゲソ!」

つかさ「???」

こなた(……なーんか引っかかるんだよねー)







八幡「夜の2時か……小町達を起こさないようにしないとな」

ガチャッ

八幡「つか」

こなた「ども」ヒョコッ

八幡「」

窓『』ナオシテクダサイデスヨー

八幡「……また窓から入ったのか…」

こなた「隣には小町ちゃんが寝てたからさー」

八幡「不法侵入って犯罪なんだぜ」

こなた「裁くのは私のスタンドだァァァー!!」シュッシュッ

八幡「無駄無駄無駄無駄!!!」ヒョイッ

ガスッ

八幡「痛てぇ!」

こなた「不純異性交遊を阻止しに来たタイムパトロール隊員の泉こなたです!イベCGはまだですか?」

八幡「言ってることが矛盾してるぞタイムパトロール」

少々お待ちくだせぇ

こなた「ばれたか…」

八幡「お前ももう帰れ。もう2時だ」

こなた「えー」

八幡「つかさも寝ろ。あとお前は明日学校休みな。熱がちゃんと引くまで今から寝ること」

つかさ「うん、わかっ」グキュルルル…ゥ

八幡「………え、腹へったの?」

つかさ「はうぅ……」

八幡「……雑炊でいいから今から作るが」

つかさ「…いいの……?」

八幡「生姜も入れるけど問題無いな?異論は認めない。作るから寝てろ」

つかさ「やったぁ」




八幡「とっとと泉隊員は帰宅セヨ」

こなた「ちぇー。また明日ねーん」

八幡「おう」

こなたの中のひとが凸ビッチなの思い出したら速攻で萎えたわ




八幡「……あれ、俺色々と馴染み過ぎじゃね?ボッチはどうしたの?」トントントン

鍋『』グツグツ

八幡「…………」


八幡「………まぁ悪くな痛っ」トントンザクッ

八幡(そういえば別にあいつらとは友達ってわけじゃないしな。ボッチ、そう俺はボッチだ)

八幡「つまり何の問題もなドゥフッ」ボタタッ


八幡「……そういえば病院行かないとな」


八幡「保険証……今日中にでも行くか」


八幡「……胃が痛ぇ…結構深刻に痛い」

小町「どうしたの?」

八幡「………寝てたんじゃねーのかよ」

小町「つかささんのあんな叫び声聞いたら飛び起きもするよ。手を出したの?鬼ぃちゃん」

八幡「あぁ…って出してねぇよ!お前元ネタ知ってんのか」

小町「元ネタ?」

八幡「……いや、なんでもねーわ。つかさが腹減ったっていうから雑炊をちっとな」

小町「そっちじゃなくて。お腹痛いんじゃ…?」

八幡「胃潰瘍がな。ちっとな」

小町「ふーん。胃潰瘍ってそんなに酷いやつなんだね」

八幡「一回なった事があるからな。血便とか出るぞ」

小町「うわぁ」

つかさ「あのー…」

小町「おょ?つかささん、もう起きて大丈夫なんですか?」

つかさ「多分…」ケホッケホッ

八幡「フラフラじゃねーか。これ食って寝てろ」

つかさ「うん、食べるんだけど…あの、お風呂…かりちゃだめかなぁ……って」

八幡「あぁ、そういえば担いでた時に汗の匂いが少ししたわ」ボソッ

つかさ「か、か、か、嗅いだの?」

八幡「ナンノコトデスカ」

つかさ「汗の匂いって今言ったよぅ……ううぅ、恥ずかしい…」

八幡「はいはい。小町、一緒に入ってやってくんね?風呂でぶっ倒れたりしたらかなわんからな」

小町「らじゃー」

小町(心配…なのかな?)

八幡「じゃ、俺はソファで寝てっから。後は頼んだわ」

小町「ちょっとお兄ちゃん!」

八幡「仮眠だ仮眠。つかさがソレ食って風呂から出て来たらまた起こせ」

つかさ「ごめんねぇ…」

八幡「謝るのはいいからとっとと治せ。おやすみ」

つかさ「…うん」



シャワー

小町「気にしないでくださいつかささん。兄って普段がああなんで」

つかさ「うん、大丈夫~…」

小町(っていうかつかささんもそれなりにあるもんだなぁ……くっ、小町が計測を誤るなんて、一生の不覚!)

小町「えいっ」ポニュ

つかさ「ひゃぁ!?」

小町「うーん」

つかさ「こっ小町ちゃん?!」

小町「あ、気にしないでくださいね。兄っていつもああなんで」

つかさ「う、うん。……あれ?」

小町「さぁさぁ早く上がりましょう。熱があるからシャワーだけで済ませますよー」





八幡(あんな事を言っておききながら後悔している俺ガイル。普通だったよな?別に何も変なとことかなかったよな?)

八幡「まぁいい。少しでも……寝ない…と………」

prrrrrrrr

八幡「……なんだよメールとか久しぶりだなこの野郎。こんな時間にメールとかどんな非常識人だっての」

スマホ『from: 平塚先生』

八幡「……………」

さすがです!!

八幡(……見る必要なんて無いか)

八幡「寝る」

prrrrrrr

スマホ『from:平塚先生』


八幡「……寝る」








ななこ「ういーっす」

八幡「ども」

ななこ「おう比企谷。もう体調はええんか?」

八幡「お騒がせしました。なんとか大丈夫っす」

ななこ「そかそか、元気が1番やでー」ワシワシ

八幡「ぐぁ髪が」

ななこ「ほな教室に入りぃ。HR始めるで」

八幡「うす」

ななこ「今日は……お?柊は休みかいな珍しいなぁ」

こなた「つかさは熱で休みでーす」

ななこ「そうなんか?」

こなた「八幡から聞いたので確かかと思われます大佐!」ビシッ

ななこ「は?」

八幡「おい、勘違いされるようなことを言うんじゃ無い。つかさの親から何故かこっちに連絡が回って来ました、それだけです」

ななこ「ほぉ、つかさ。ねぇ?」ニヤッ

八幡「……(汗」ダラダラ

ななこ「さて、今朝の連絡やけど…」






八幡「眠い腹へった死ぬ」

かがみ「まだ1限目が終わったばかりなのに目が腐ってるわよ」クスクス

八幡「目の腐りは関係無ぇ。ていうか腐ってねぇよ」

かがみ「ところでつかさの調子はどう?」

八幡「微妙だな。グッスリ寝れば良くなると思うけど……あれお前隣のクラスじゃなかったっけ」

かがみ「うるさいわね。いいじゃないの別に」

八幡「何、もしかして泉達がいなくて寂しいのか?(笑)」

かがみ「…………わ、悪いかよっ」プイッ

八幡「」

かがみ「……なによ」

八幡「かがみん萌え」

かがみ「~~ッ!!」ガスッ

八幡「痛ぇよ!!」






こなた「かがみんの戦闘力はどうだった八幡?」

八幡「やべぇな。リアルツンデレとかドン引き以外無いと思ってたけどあれはやべぇわ。もしかしてツンデレの神か?」

こなた「ちなみに実家は神社だよー」

八幡「ツンデレ巫女だと…!?滾るな」

こなた「滾るねぇ」

かがみ「アンタら…せめて本人が居ないところで話なさいよね……!」ポキポキ

八幡「てへっ☆」

かがみ「」イラッ

ドスッ

ウギャッ──────!

みゆき「そんなこんなで放課後です」

八幡「じゃあな」

こなた「待てーい!」ガシッ

八幡「……なんだよ」

みゆき「奉仕部の活動をしようと思うのですが…いかがですか?」

八幡「……」(露骨に嫌な顔)

みゆき「………」ウルウル

八幡「!?」アタフタ

みゆき「…………」グスン

八幡「……わかったわかった…分かったから」

みゆき「ありがとうございます」ニコッ

八幡「え?」

みゆき「はい?」ニコニコ

八幡「……いや、なんでもない」

らきすたのメンバーは総武高校のメンバーと違って素直だから良いな
総武高校のメンバーは皆ひねくれ過ぎだわ

千葉愛溢れる八幡が駄埼玉に引っ越すなんて何があったんや

どこにいても千葉愛は変わらないから(震え)

千葉県民(埼玉在住)

マッカンあればそこは千葉だから

,

かがみ「で、部室(空き部屋)に来たはいいものの」

こなた「奉仕部って何やるんだっけ」

八幡「願わくばこのまま本を読んだままでいさせてくれ」

みゆき「もう、ダメですよ比企谷さん。ちゃんと説明してさしあげないと」

八幡「俺はちゃんと説明しただろ…!」

ガラッ

ななこ「うーす」

八幡「げっ」

ななこ「その『げっ』ちゅうのはなんや比企谷ゴルァ」

八幡「なんでもねっす」

ななこ「せっかく困ってる生徒を連れてきてやったんやで?感謝しーや」

八幡「ほらなこういう流れだと思ってたよ畜生」

かがみ「部長がそんな風で回るのかこの部活…」

八幡「俺は部長じゃないぞ?」

かがみ「えっ、そうなの?」

八幡「あぁ。部長は泉だ」

こなた「何で私っ!?」

八幡「つかさとみゆきさんに頼むと断ることすらしないだろうし、かがみんはなんだかんだで全部1人で抱え込むタイプだろ?なら消去法で泉だ。お前らの中心だし」

かがみ(コイツ……なんだかんだで人の内面を見てる…)

こなた「八幡がやればいいじゃんかー」

八幡「俺がやるとやめれないじゃん」

かがみ「やめること前提かよ!」

ななこ「ほぉ?辞めれると思うとるんか比企谷」ポキポキ

八幡「体罰反たウィッ!?」ガスッ

ななこ「またつまらぬ者に拳骨をいれてしもた…」フッ


「もう入っていいのかー?」

ななこ「おう、入りや」

「はいはーい」

かがみ「誰……って日下部かよ!」

みさお「なーんだ、柊の部活だったのかー」

八幡「おい泉。八重歯だ八重歯。多分バカキャラと八重歯がマッチしてる感じの奴だ」

こなた「流石は八幡。着目点はそこだよねー」

みさお「おい柊。見ず知らずの男子にバカって言われたぞ」

かがみ「事実じゃない」

みさお「酷いんだってヴぁ!」


八幡「ヴ…?」

みさお「ヴぁだよヴぁ!頑張れヴぁ!」

八幡「バ」

みさお「ヴぁ!」

八幡「ヴァ」

みさお「何かちげーな…ヴぁ!!」

八幡「ヴぁ」

みさお「イエス」グッ

八幡「お、おう」グッ

みさお「あっはっはっはっは!」ニコニコ

八幡(こいつ由比ヶ浜よりバカだ多分)

かがみ「バカだけど悪い奴じゃないわよ」

八幡「お前らサラッと人の心読むのやめてくんない。読心術でも使えんの?」

かがみ「そんな顔してただけよ」

八幡「さいですか。……裏表無さそー」

みさお「柊!お腹すいた!!」グー

かがみ「私はアンタの母親か!」

みさお「ずっと待ってたのに入れ違いであやのが先に帰っちゃったんだよぉ。お腹すいたんだってヴぁ」

八幡「脈絡が皆無だな」

みさお「みゃくらく?」

八幡(あ、やっぱりバカだ)

みさお「何か失礼な事を考えてる顔だぞ」

八幡「自前の顔だっつの」

みさお「な、なんだよぅ、やるのか?!」グッ

八幡「身構えるな身構えるな。俺って実は戦闘力無いから。刃こぼれしたカッターより安全だから」

こなた「実はポケットに替え刃を仕込んでそうだよね」

八幡「お前は俺をなんだと思ってやがる」

こなた「目が犯罪者予備軍かな」

八幡「この野郎…!」

みゆき「……」ニコニコ

八幡「……どうでもいいけどみゆきさんってあんま会話に入って来ないよな」

みゆき「お恥ずかしながら、中々入るタイミングが掴め無いのです。話題もついて行けないことも多々…」アセアセ

こなた「でもギャルゲエロゲでは真っ先に攻略される典型的な萌え天然だよね」ボソッ

八幡・かがみ「「こらこら」」

八幡・かがみ「「あっ」」

八幡「わ、悪い…」

かがみ「い、いいわよ別に…」

こなた「甘酸っぱい青春なら外でやってくれたまへ~」

八幡「お前は土足で乗り込んで来るタイプだろうに」

こなた「私も加わりたいけど法律を敵にはまわしたくないからねぇ」

八幡「自覚ある体型だったのか」

こなた「好きでこんな身体じゃないもん」ムスッ



みさお「なぁなぁ、私置いてかれてねー?」

八幡・かがみ「「気のせいだろ(よ)」」

八幡・かがみ「「あっ」」

こなた「むー…」

かがみ「……」チラッチラッ

八幡(そんな目で見んなよ。いつものツンはどこに行ったんだ)

みさお「なんだー?コイツ柊の彼氏かー?」

八幡「いやいやいや。どこをどう見てそう判断したんだよ。ホラ、かがみんも何か言ってやれ」

かがみ「」

八幡「………おーい、かがみーん」

かがみ「は」

八幡「は?」

かがみ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!?」

八幡「うおっ?!」

かがみ「か、彼氏とか!バカじゃないの!?日下部アンタデコピンの刑!!!」

みさお「なんでー!?」

かがみ「この、バカ!」ヒュンッ

みさお「わわっ!」ヒョイッ

八幡「何で俺ッ!?」ボコッ

八幡(……やはり俺の青春ラブコメは間違っている)ガクッ

かがみ「あぁっ!ゴメン比企谷!」





八幡「最近やけに顔周辺に拳やらが飛んで来るな」

かがみ「あ……比企谷、ゴメンね」

八幡「別にいい。事故だし」

かがみ「ゴメン……」シュン

八幡「いいってば。気にすんな」

こなた「起きたかね八幡」

八幡「おう泉。日下部とやらの依頼はなんだったか聞いたか」

こなた「それよりまずかがみんの膝の感触を聞いてみてもいいかね」ニマニマ

八幡「なん、だと…!?」

かがみ「………」カァァ

八幡「………」


八幡「やっぱりかがみんは最高だぜ」

かがみ「お、おりろ!もう目がさめただろ!」

八幡「ぐぁ痛た……急に扱いが雑に…」

こなた「あれが、リアルなツンデレだよ八幡」

八幡「成る程な。グッドだ」

かがみ「アンタ達…!」ヒクヒク

こなた「そうそう八幡、依頼なんだけどね?」

八幡「何だ?」

みさお「お腹がすいたんだってヴぁ!」

八幡「分かったつってんだろ。で、何」

こなた「お腹がすいたんだって」

八幡「………あ、頭が痛いから帰るわ」

こなた「スタップ!スターーーップ!」

八幡「離せ。俺は小町成分が足りなくなったから帰る」

こなた「突発的なシスコン要素はいいから!どうにかしてくれたまへよー!!」

寝落ちかな?とりあえず乙!

かがみん可愛い

おもしろい

sage saga両方入れればいいんじゃね?
2つだとどちらか効果ないのか?

>>267
問題ないけど
なぜsageが必要なんだ?

すまん理解した

書く人は上げる方がいいんだよなあ

やりたいようにやってればいいよ

しゅごキャラがついてるのか

ぜんぜんおっけーだしな

別にsage進行でも更新来てるのわかるし<<1のやりたいようにすればいいと思う

俺ガイルスレは基地外に目を付けられてるからsage進行が基本だと雑談スレで聞いた事ある

スマホが突然バルスして行動不能でした
もーしわけない

八幡「俺は今日そんなに持ち合わせも無ければ会ったばかりの奴に飯を作ってやる程お人好しでもねぇ。第一、ここはそんな部活じゃない」

こなた「あれ?そだっけ?」

八幡「みゆきさん、何で注意してやらなか」

みゆき「……」スヤスヤ

八幡「………」

パシャッ

八幡「まぁみゆきさんはともかく」

かがみ「おい」

八幡「かがみん!ストップくらいかけてやれよ」

かがみ「それどころじゃなかったんだっ!察しろよばか!」

八幡「……す、すまん。な」アセアセ

かがみ「……やめてよ、もう」カァァ

こなた「むー…」

ななこ「青春なんて……」シクシク

みさお「お腹減ったんだけど…」グゥゥ

八幡「家に帰れよ」

みさお「鍵忘れた!」

八幡「家族はよ」

みさお「多分誰もいない時間!」

八幡「………」

みさお「お腹空いた~ぁ~!!」

八幡「おい、こいつはお前の半身か泉」

泉「な、なんで?!」ガーン

八幡「……じゃ、お前らでどうにかしてくれよな部長」スタスタ

こなた「写真……」ボソッ

八幡「……」ピタッ

こなた「ふっふっふ」ニヤニヤ

八幡「」








八幡「ただいまー」

小町「お兄ちゃんおか~。今日はそこそこ早いね」

八幡「おう。つかさは大丈夫か?」

つかさ「八幡くん、お帰りなさい」ガチャ

八幡「おう。ただいま」

小町「ご飯にする?お風呂にする?それともつかささん?」ニヤリ

つかさ「え、ええぇぇぇ!?」

八幡「小町で」キリッ

小町「えぇー…そこで小町っていうのはちょっとポイント低いかなぁ……」

八幡「ダメか?」ズイッ

小町「え、ちょ、お兄ちゃん?今日はなんかおかしくない?シスコンが積極的じゃない?」アタフタ

八幡「小町……」

小町「ちょ、ちょっと!?ダメ、ダメだって……」

八幡「冗談に決まってん」ニヤッ

つかさ「だ、ダメーーーーっ!!」ドン!

八幡「おぅふ!?」

最高です

欠片も病んでる気配見せなくてワロス

そして今日も病院には行けない八幡

早くしないと胃に穴が開きまくるぞ…

つかさ「あぅ……ごめんなさい…」

八幡「いや、え…?あ、うん……あれ?」

小町「そういえば今日はみゆきさん達は一緒じゃないの?」

八幡「1000円かして帰って来た」

小町「は?」






八幡「明日も金欠……俺バイトしようかな…」

小町「お兄ちゃん……働くの…!?」

八幡「ハッ、あぶねぇあぶねぇ。働くわけには……でもこのままだと明久君コースまっしぐら…カップ麺を16分割する羽目に………」

小町「お兄ちゃん…」ウルウル

つかさ「お金かそうか八幡くん…?」オズオズ

八幡「やめろ、つかさ。俺は、生涯最初で最後の労働をすると心に決めた。それにお前とは金のいざこざを作りたくないんでな」キッパリ

明久ww

つかさ「八幡くん……」

八幡「そうと決まればバイト探しの旅に……何か忘れてる気がするな」

小町「……お兄ちゃん、病院行った?」

八幡「……今日は遅いから明日でいいわ」

小町「大丈夫なのー?」

八幡「大丈夫大丈夫。どうせただの胃潰瘍だってばよ」

つかさ「……」

八幡「んな顔すんなよ。大丈夫だって」

つかさ「……うん」

八幡「…っ!」

小町「お兄ちゃん?」

八幡「ち、ちょっと部屋に行くわ。眠いから飯作っててくんね?」

小町「つかささんが作りましたよ~。これはもう嫁にもらうしかない!」

つかさ「こ、小町ちゃん!?」

八幡「悪い、先に食べててくれ…っ!」

ドタドタ バタン

小町「……変なお兄ちゃん」

つかさ「後で、降りてくるよね…?」

小町「じゃー、食べましょうか!」

つかさ「……うん」

なんでや!バカは関係ないやろ!

バカのこと明久って呼ぶのやめr……やめ……なくていいな




八幡「………っ」



八幡(クソ痛ぇ……明日は病院行こう…)






小町「それにしてもお兄ちゃんもどった……いや、変わったなぁ~」モグモグ

つかさ「小町ちゃん、もぐもぐしながら喋っちゃめっ!だよ?」ピッ

小町「はーいお義姉さーん」

つかさ「お姉さん…?」

小町「違いますよぅ。義理の姉と書いてお義姉さんです」ニヤッ

明久www

つかさ「義理の……お姉さん……?」

つかさ「………」ポクポク

つかさ「…………」ポクポク

つかさ「……………」ポクポク


つかさ「………………」チーン


つかさ「」ボン!


つかさ「…わわわ…っ…!」

小町(これが素なんだなぁ…)

疲労困憊の為また明日…

何度もすません


やっぱりつかさかわいい

乙ー
八幡はバイトネタ結構出すよね

秀吉と戸塚が出逢ったらどうなるんだろうか

只の楽園とかすね

バイト先で誰と出会うか

はるのんと遭遇?

八幡「うぃーす」

小町「あ。お兄ちゃんご飯冷めちゃうよー」

八幡「悪い悪い。ちっと気分がすぐれなくてな。いただきます」

つかさ「今回のシチューは自信作だよ八幡くん」ドキドキ

八幡(………女子高生の初お手製料理。……ボッチとしてこれはありえていいのか?つかさには悪いけどここはあまりよろしくはない評価を出して今後俺に関わらないように………)

八幡「ははは、自信作っていってもそんなに」パク

八幡「美味ぇ」

つかさ「よ、よかったぁ~」ホッ

八幡「は、反則過ぎる。ウチの誰よりも格段にスキルが上ッッッ!!!店が出せるレベルで美味ッッッッ!!!!」ガツガツ

小町「お兄ちゃんをここまで言わせるなんて…つかささん、恐ろしい子…ッ!!」

つかさ「そ、そんなっ。もう、恥ずかしいよ~」テレテレ

八幡「美味ぇ美味ぇうぐっ!?」ズキンッ

小町「どしたのお兄ちゃん」

八幡「いや、なんでもない。俺、この料理食べられるならボッチやめてもいいってくらい美味ぇ。やめないけど」ガツガツ

小町「……それはポイント低いよお兄ちゃん」ボソッ

八幡「お代わり」

つかさ「ちょっと待ってね~」トテトテ

小町「つかささんが今1番有力株だねお兄ちゃん」

八幡「……何の話だ」

小町「なんでもないよ~」

つかさ「はい、八幡くん。いっぱい食べてねー」

ピンポーン

八幡「ちょい待ち。出てくる」

つかさ「あ、私が出るよー」

八幡「マジで?何から何まですまんな」

つかさ「いえいえ~。いっしょく食パンの論語だよ~」

八幡「……一宿一飯の恩義?」

つかさ「そ、そうだよ一色一飯の婚儀~」

八幡「いや言えてないから」

ピンポーン

つかさ「はーい今開けまーす」

ガチャ

つかさ「どなた様ですか~」

「やぁ比企が………」

つかさ「……?」

「あ、すいません間違えました」

つかさ「はーい」

ガチャ


八幡「おうつかさ。誰だった?」

つかさ「間違いだってー」

八幡「ふーん。どんな人だったー?」

つかさ「髪が凄く長くてー、煙草を加えた綺麗な女の人だったかなぁ」

八幡「」ブッ

小町「お、お兄ちゃん…」

八幡「……該当する知り合いが1人いるが気のせいだ。ただの間違いだろ」

ピ…ピンポーン

八幡「随分遠慮がちなチャイムなこった」

つかさ「私出てくるね」


ピンポーン

つかさ「はーい」

ガチャ

「あ、あれっ?えっと…」

つかさ「さっきのお姉さん、どうしたんですかー?」

「あ、あの、こちらに比企谷八幡という高校生はお住まいじゃないでしょうか」

つかさ「八幡く~ん。お客様だよー」

「八幡くん!?」

八幡「………やっぱりですか。お久しぶりです」

八幡「……平塚先生」

静「……久しぶりだな。比企谷」

八幡「……っ、何の用スか」

静「ちょうどここら辺を通りかかってね。親御さんに聞いていた住所を思い出して寄ってみた。ところで私のメールや電話に出ないなんていい度胸をしているじゃないか」

八幡「………さーせん」

静「……まだ引きずっているのか比企谷。アレはお前のせいじゃ無いと何度」

八幡「…………先生はそう言ってくれても、あいつらは多分そうは言わないですよ。いつも偉そうな事を言っておいて、肝心な時にブルって動くこともできない俺なんて……いや、それ以前に俺の考えが至らなかったのが原因ですし」

静「その彼女達の事だが。報告がある」

八幡「……」

静「……つい2日前、ようやく意識を取り戻したよ。見舞いにも行った」

八幡「!」

静「上がってもいいかね」

八幡「……夕食時なんで、一緒に飯でもどうスか」

静「いただこう」

八幡「……因みにウチは全面禁煙なんで」

静「流石に消すさ」





小町「お兄ちゃんお客って……、!」

静「元気かね。比企谷の妹」

小町「」ピキッ

小町「今更何の…!!」ガタッ

八幡「いい。小町、俺が上げた」

小町「……わかった」

つかさ「……あ、あの小町ちゃん」コソッ

小町「はい?」コソッ

つかさ「あの女の人、誰なのかなぁって…」コソッ

小町「……お兄ちゃんの、転校する前の担任の先生ですよ」コソッ

つかさ「へぇ~……綺麗だね」

八幡「よかったですね。まだまだ婚期はありそうですよ」

静「棘が増えたな。それとも私達にだけか?同性に好印象を受けてもそこまで嬉しくは無いね」

八幡「つかさ、この人にも一皿だして貰ってもいいか?」

つかさ「あ、ちょっと待ってね~」トタトタ

静「……驚いたよ。君の家でエプロンをつけた女子が『八幡くん』なんて言うものだから別人の家かと思ったよ」

八幡「……はぁ」

静「ついに君も一皮向けたか」

八幡「そういうのじゃ無いです。相変わらずボッチの先駆者なんで」

静「……そうか」

八幡「先生こそ良いお話は巡って来ましたか」

静「……本当に言うようになったじゃないか。何か変化があったのか気になるところだ」

八幡「……いつも通りっす」

つかさ「ど、どうぞー」

静「うん、食欲を掻き立てられる良い香りだ。……味もとても良い。店を出すこともなんら不自然じゃない。君が作ったのかね」

つかさ「えへへ、ありがとうございます」

静「比企谷はこっちではど」

八幡「先生。話をしましょうか」ズイッ

ちょいちょいsaga進行します。基本はsageで。

静「……」

八幡「……小町、お前は上に」

小町「小町は居るよ。あの人達の事でしょ?」

静「……さっきも言った通り、彼女達が意識を取り戻した」

八幡「……」

小町「本当ですか?」

静「あぁ、……同時に目が覚めたようでね。開口一番に比企谷、君の名前を呼んだようだ」

八幡「……そースか」

小町「……」

静「卑怯かとは思ったが、私からメールをしても開いてもらえなかったのでね。彼女達の携帯を拝借してメールをしても返信が無かった」

八幡「そんな事だろうと思いました。あいつらがあんなクソ丁寧な文を書けるはずが無い」

小町「……ちょっとお手洗い行ってくるね、お兄ちゃん」

八幡「ん?あぁ」

小町「………」





小町「……」

ガチャッ

スラッ…

小町「……お兄ちゃんは、私が守る」





八幡「………早かったな」

小町「うん」

静「ということだ。……まぁ転校までした君の事だ、戻って来ることは無いだろう」

八幡「……そっすね」

小町「…」

八幡「小町、座らねーの?」

小町「……大丈夫」

八幡「……?」

静「君もずっとこのままでいるわけにはいくまい。私としても逃げてばかりじゃダメだと思うわけだ」

小町「……」

八幡「……はぁ」

静「現実から目を背けても前には進めない。立ち向かう事も時には必要だ」

小町「……」

八幡「………」

静「どうだろう。キミも面会に行ってみては」

小町「………」

八幡「俺に………あいつらと会う権利なんて無いですよ」

静「そんなことは無い。彼女達の為にもキミが顔をあわせる事は必要な事だ」

小町「……………」

八幡「……あいつらの、為にも」

静「キミ自身、思い詰める事があるなら尚更。それは権利じゃない、”義務”だ。行きたい行きたくないじゃない、行かなければならない」

小町「………………ッ!!!」

八幡「義、務…」



ズダァァン!!!



静「!?」

八幡「!?」

つかさ(ひぅっ!?)


小町「………………………………」

八幡「小町、おま、これ、包丁、テーブル…」

小町「……………………………………………………………………帰ってください」

静「……」

小町「……折角、お兄ちゃんが変われそうだったのに」

八幡「小町……」

小町「折角、お兄ちゃんが新しい生活が始められると思ったのに」

小町「折角!お兄ちゃんがあなた達を忘れられそうだったのに!!!」

小町「何で訪ねて来たんですか!この町まで偶然通りかかるなんて嘘だッ!!あんなお兄ちゃんを泣かせる町なんて思い出すだけで気持ちが悪いよ!!!」

静「だ、だが。立ち向かわなければ前には進め」

小町「逃げても前には進める!!!今ごろうちにやって来てお兄ちゃんの邪魔をするなァっっ!!!!!」

静「……っ」

小町「帰って……帰って……帰ってよ!!二度と来ないで!!!」

八幡「……」

小町「帰って……帰ってよぉ………」ヒック

八幡「……ごめんな。ごめんな」ギュッ

小町「お兄ちゃん、行っちゃヤだ。嫌だぁ…」

八幡「……」ナデナデ

静「……すまなかったな比企谷。そこのキミも。シチュー美味しかったよ」ガタッ

つかさ「は、はいですっ」

静「もうこの問題に私は関わらない。だが、あの時は守ってやれなくて本当にすまなかった」

八幡「……」

静「こんな事しか言えん私を許さないでくれ。これは私が教員としてあまりに未熟で、キミの優しさに甘んじていた事の業だ。申し訳なかった」

八幡「……平塚先生。今までありがとうございました」

静「困った事があったらいつでも訪ねてくれ。罪滅ぼしというわけではないが、精一杯協力させてもらう」

らきすたとか久しぶりやな
みゆきってたしか虫歯が多いキャラだったっけ?

八幡「……」

静「息災でな、比企谷」







小町「……」グスッ

八幡「妹にまでこんな思いをさせるなんて…兄失格だな、俺」

小町「ううん、ごめんねお兄ちゃん」

つかさ「……」

八幡「みっともないとこ見せて悪かったな、つかさ。忘れてくれ」

つかさ「う、うん。じゃあ、私お片づけしとくね」

一旦落ちます。

>>119
遅レスだが、緊迫したシーンで読点を増やすのはテクニックの一つだよ

話がダークサイドだな……
頑張れつかさ!八幡を攻略するんだ!

小町がこうなる程の何が起こったのか気になる

胃に穴が空いた八幡よりもむしろ小町の精神状態の方が拙いんじゃないか、これは……

八幡よりも小町のがヤバイな………

小町がこんな感じになってしまうssをたくさん見てきたが、なんか似合うんだよな

今までの情報を総合すると、ゆきのん&ガハマさんが重傷を負う事件が発生し、それが客観的には過失のない八幡のせいにされてる。
けど八幡の主観だと自分に責任があると思えるような経緯であり、そのせいで色々負担が回ってるって感じか。
まー八幡のためを思って奉仕部やらせてたとはいえ、結果がこの状況ならそりゃ平塚先生は責められるわな。

顧問の責任だ!

小町の怒りは兄に対する周りの仕打ち、これは理解が出来る。
包丁を持ち込む程にアラサーに対して憎しみを抱いているのはわかったが問題は
雪乃や由比ヶ浜戸塚に対してどんな感情を抱いてるのだろうか?というか何があった?
にしてもらきすたのほのぼのさが一気に消えてしまったな・・・

小町は雪ノ下や由比ヶ浜には恨みが無いけど、八幡を守れる立場なのに、
周りからの誹謗中傷から八幡を守れず、このような結果になったから平塚先生を拒絶したということかな

らき☆すたキャラに頑張ってもらうしかないな

状況は推測するしかないが、学校内で八幡を狙った刃傷沙汰だったのではないかなと

八幡からすれば刺されるのも自己責任で2人を巻き込んでしまった責任を感じてしまっているのかもしれないが、本来なら平塚先生が奉仕部顧問として奉仕部関連で学校中のヘイトを集めてしまっている八幡の保身を何としても計らなければならなかった立場だし、小町に恨まれても仕方ないと言えば仕方ないし恨まれるのは何も出来なかった平塚先生の自業自得でしかない


……ただ、意識を取り戻したら八幡が去らざるを得ない状況に追い込まれて姿を消してしまっていた2人は兎に角悲惨だがな

この期に及んで八幡に奉仕部の2人に会いに行けと言うのは奉仕部の2人に対する平塚先生の自責の念を軽くする意味しかない

小町がキレたのは、八幡がリスカしてるの……もしくは、事件直後のもっと酷い状態になっているのを見ているからだろう。
八幡の性格からして、事件の内容を小町に打ち明けたかは五分五分くらいだと思うんだが、現場にいた平塚先生への小町の態度が前と違うのが気になるな。
事件の内容は……多分、普段の八幡の逆パターンだろうな。八幡を庇って大怪我した二人に、責任感じた八幡が、周りにお前のせいで二人が怪我したんだろとか訊かれて、八幡が否定しなかったか、もしくは肯定しちゃったんだろうな……。
全部想像だが、もし当たってるんなら雪ノ下と由比ヶ浜にはかなり残酷な展開だな……。挽回の機会があるといいんだが……。

いろいろ予測するのは自由だろうけどこれ以上は控えたほうがいいかもしれない

雪ノ下と由比ヶ浜視点だと、身体張って庇った(?)男が全校からバッシング受けて転校して
転校先では美少女たちに囲まれてイチャコラしているかと思ったら、裏では身体壊して精神的にも崩壊一歩手前でござる。

ミナサン、スコシオサエテ

皆、その想像力を活かしてss書こう!

>>335
ネタはあっても携帯では厳しい

……仕事でパソコン使わないし

こなた父ぐらいしか理解できんだろうなあ、この状況…

あいたたた…

つかさ可愛いよつかさ

予想はチラシの裏にでも書いててください

問題から逃げるって、問題を抱えてたら意味ないよね。

まさか戸塚がこれをやったんじゃないよな?

悪い言い方しちゃうと、八幡が傷付く原因を作ったのも無理矢理奉仕部にいれた平塚先生なのに、ロクなフォローもないままだからねぇ

長文多すぎで草

静ちゃんは文化祭でも見て見ぬふりしているし、八幡に重荷は掛けても手を貸す事はしないからな

アホ面さらして『ぼくがかんがえた さいきょうのよそう』をダラダラ書くやつ全員( ゚Д゚)<氏ね!

(これあかん流れや)

はっきり言って平塚静ってウザいよね
結婚できないのも道理だわ

ジャー カチャン

八幡「……」

つかさ「……八幡くん、洗い物終わっ」

八幡「シッ。この体勢で小町が寝ちまった」コソッ

小町「……」スー スー

つかさ「あ…」

八幡「先に風呂入って寝ててくれ」

つかさ「えっ」

八幡「小町部屋に寝かせて来る。……っていうか俺ももう疲れたから寝るわ」

つかさ「あ、あの。八ま」

八幡「おやすみ」







つかさ「ま、またお泊り…!?」

多レスありがとうござます
ちょいとダークサイドだったので
らき☆すたの空気に戻って行きたいと思いますですわ

つかさ「……」ホカホカ

八幡「……」

つかさ「八幡くん、お風呂おかりしました」

八幡「んん………」ファ

つかさ「あ、あのっ、私、下で寝るね!」

八幡「あー………」ポケー

八幡「……そこで小町寝てるし……俺の部屋使ってくれ…」

つかさ「!?」

八幡「俺は………zzZ」

つかさ「八幡くん?八幡くん!?」

つかさ「ということで八幡くんのお部屋です」

ベット『ヘイカマーン』

つかさ「む、無理だよぅ」

枕『エンリョスンナ』

つかさ「枕さん…」

枕『ハチマンモモンクハイワネエヨ』

つかさ「でも…私が恥ずかしいよ」

毛布『オレタチミンナ、ハチマンノニオイダゼ』

つかさ「八幡くんの、匂い……じゃなくて!だめだめ、だめだからっ」

枕『フフフフフ』

毛布『ツカサー』

ベット『つかさー』

つかさ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」





八幡「つかさー。起きろ、遅刻するぞー」

つかさ「はっ!」

八幡「何でお前床で寝てんの?毛布は被ってたみたいだけどさ」

つかさ「あ……ベットさん…」

八幡「……ていうかサラッと2日も泊めちまってすまんかったな、制服は洗濯して乾かしといたからよ。小町が」

つかさ(結局枕さんとベットさんとは眠れなかったなぁ……で、でも毛布さんのにおいが……えへへ)

つかさ「えへへへへ」

八幡「?」

小町「つかささん!おはようございまーっす!」

つかさ「小町ちゃん、制服ありがとぉ」

小町「いえいえ~。お兄ちゃんの制服と同じタイミングで洗えてよかったですよぅ。同じ洗剤。同じタイミングで」

八幡「何か意味深だな。何か入れたのか?ヨーグルトとか」

小町「そんな事しないよ!?お兄ちゃんポイント低い~」

つかさ(同じ洗剤……同じタイミング……)

小町「…」ニヤリ

つかさ(八幡くんと同じにおい……)

つかさ「は、八幡くんの家の洗剤って良い香りだねー!」

八幡「……そうか?普通のアリエーヌだぞ?」

つかさ「うん、良い香りだよー」

八幡「ごっそさん。行ってくるわ」

つかさ「あ、わふぁふぃも」モグモグ

八幡「待ってやるからゆっくり食……ちょっと急いで食え」

つかさ「ふぁい」ゴクン

ピンポーン

八幡「はーい」


ガチャ

八幡「どな」

かがみ「よう」ピキピキ

八幡「……ドナドーナー」

かがみ「よくも連絡無しにつかさを監禁してくれたわねこの変態!」

八幡「誤解だ誤解です誤解なんです。誤解だから殴るのはやめあっ、アッ──────────!」

つかさ「ごちそうさまでしたぁ」

かがみ「ごちそうさまでしたぁ、じゃねぇっつの!」コツン

つかさ「ふぇ?お姉ちゃん。おひさしぶり~」フリフリ

かがみ「おひさしぶりって……はぁ、もういいわ。比企谷に何か変な事されてないわよね?連絡無かったから心配したわよ」

つかさ「変なこと……?」

毛布『ん?』

つかさ「………」プシュー

かがみ「な……っ」

八幡「おい。つかさお前何だその反応」

かがみ「つかさになにをしたのよ!こうなったら出るとこ出るわよ!!!?」

八幡「誤解だっつってんだろ!」

出るとこが出てないんだよなぁ

こなた「八幡にゃんぱすー!」ビシッ

八幡「おう。とりあえずこのじゃじゃ馬姫をどうにかしてくれ。手を離すと殴られる」

かがみ「こら!おろせ!おろしなさいよ!私は猫かーーーーーーーっ!!」ジタバタ

八幡「暴れんな」

こなた「こりゃまた現実味が無いものが。八幡が力持ちなのか、かがみんが軽いのか」

かがみ「どういう意味かなこなたぁぁ~~??」

こなた「八幡中尉手を離すなっ!その生物は危険だっっ」

八幡「えぇぇ…」プルプル

つかさ「八幡くんすごいねぇ。お姉ちゃんでも「ズキュゥゥーン」kgあるのに軽く持ち上げちゃうんだもん」

八幡「いや結構ギリギリ。両手でやっと……え?」

こなた「あ」

かがみ「」

つかさ「あっ」

八幡「かがみん、「ズキュゥゥーン」kgなのか」



かがみ「つかさぁぁぁぁぁぁぁ!!!後で覚え時なさいよアンタぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」ドドドドドドド



つかさ「ふぇぇぇぇん、お姉ちゃんごめんなさぁぁぁい」タタタタタッ

こなた「あ、逃げた」

かがみ「待てぇぇぇぇぇぇ!!!」ジタバタ

八幡「あ、もう無理」プルプル

かがみ「ちょっ、あ痛っ!!?」

八幡「やっべごめん」

かがみ「うぅぅ……もうお嫁に行けない…比企谷にまで体重を知られた………」ズーン

八幡「い、いや。お前程の身長なら妥当……それより軽い方だと思うぞ?」

かがみ「そ、そりゃそうよ!ちゃんとダイエットしてるんだから!!」

八幡「おう明らかに「ズキュゥゥーン」kgよりは格段に下だった」

かがみ「なんども言うなっ!……でも、減ったという事実確認は得をしたわね。よし!今日からデザートも食べるわ!!」

八幡(これはリバウンドコース)

こなた「かがみんの「ズキュゥゥーン」kgは置いといて」

かがみ「もうそんなに無いわっ!」

八幡「ん?」

こなた「八幡って結構力があるんだねぇ」

八幡「そこそこ鍛えてるからな。転校する前くらいから」

八幡(……もうあんな事になるのは嫌だからな……あ、今俺ラノベ主人公っぽくね?)

こなた「背中は貰った!そいやっ」ピョイーン

八幡「うおっ?!……軽いなお前。マジで女子高生?実は小学生だろ」

こなた「ほぁたぁ!」チョップ!

八幡「うわらばっ」

かがみ「とっとと行くわよ。遅刻する!」

ななこ「おう比企谷!」

八幡「ども」

ななこ「遅刻とはええ度胸やな、あん?」

八幡「いやその、学校の前に着いてから忘れ物を思い出したというか……」

ななこ「鉄拳落としッ!」

八幡「ぐふっ!」

ななこ「とっとと席に着きぃ」

八幡「はい……」



こなた「朝一の鉄拳はどうだったかね八幡大明神」

八幡「そういえば金返せ」

こなた「まぁまぁ、明後日給料日だから待ってくれたまへ」

八幡「行っとくけどトゴ(10日で5割)だからな」

こなた「お刺身食べたいなァ……」

八幡「パチンコやめたら?」

こなた「パチンコやめたら退屈で死んじゃうよォ!!」

八幡「そこらへんも網羅してんのか」

こなた「読んでる途中でSAN値がピンチにならない?私ですらマトモに働きたくなっちゃうよ」

みさお「おっす!」

八幡「……」

みさお「パチマン?教科書かして~」

八幡「えっと、誰ですかね」シラッ

みさお「あやの~、パチマンが意地悪する~!」シクシク

「こらこら。みさちゃん名前間違えてるわよ。らちまんさんでしょ?」

八幡「あんたも間違ってるんですが」

八幡(なんなの?俺が何をしたらこんなに俺の周りに人が集まるわけ?)

つかさ「八幡くん?」

みゆき「どうされましたか?」

八幡「つかさとみゆきさんは……別にいいんだけどな?」

つかさ「???」

みゆき「…?」ニコニコ

みさお「そうそうはちまんだよ八幡!八幡!現代社会の教科書かして~」

八幡「断る。ってかお前も1000円返せ」

みさお「あ。……あはははー!今500円しか持ってねーや!」

八幡「よし、明日も500円な」

みさお「ちょっと待ってぇぇぇ!その500円とられちゃったらお金がなくなっちゃうってヴぁ!!」

八幡「飯は?」

みさお「お弁当?」

八幡「よし財布出せ」イラッ

みさお「うぇぇぇぇーー!勘弁してくれよぉぉぉ」

あやの「すいません、みさちゃんがお金かりたんですか…?」

八幡「そこの青いのと組んで半ば強引に盗られた」

こなた「うっ」

八幡「よしこうしよう。お前ら2人で500円ずつ払え」

こなた「私も払うの!?」

八幡「何か問題が…?」

こなた「ひぃぃ借金がかさんでいくぅぅ」

みさお「勘弁してぇぇぇぇぇ」

八幡(めんどくせぇ)


あやの「もう……。みさちゃんの分を私が払ってもいいですか?」

八幡「え、あ、はぇあ」

八幡(よく考えれば知らねぇ人だったこの人…!)

あやの「500円…ですよね?えっと」

八幡「いや、その、いいから。初めて会う人にお金とかもらえないから」

あやの「でも…」

八幡「分かった。分かりました。待ちますから」

あやの「ありがとうございます、なちまんさん」

八幡「比企谷でいいんで。八幡なんで」

あやの「ほら、みさちゃんもお礼を言って!」

みさお「ありがとなー!」

八幡「やっぱデコピンとかしていいか?」

みさお「なんでだ!?」




八幡「結局教科書も強奪されるし…」

こなた「八幡も意外と良いやつだよね」

八幡「お前既に1500円溜まってんのわかってる?」

こなた「ううっ」グサッ

八幡「給料日期待してるからな。誠心誠意貢げ」

こなた「あ、アイアイサー」

アリエーヌに地味につぼってしまったじゃないか!wwww
なんでや...

ではまた明日

乙です

乙!



読んでてふと思ったのは、(ガードそのものも異常に堅いが)現状及び今後の高校生活で八幡の隣に立つ(恋人になる)というのは潜在的な物も含めて八幡に向いている全校の悪意を自分も受けて八幡と一緒に傷を負い続ける事になるのと同意義なんだよな(悪意に耐えられないと間違いなく精神的に潰れてしまうし)


……八幡の鉄壁のガードを抜けて悪意に耐えられるとかどれだけ凄い女傑になるんだろうな……

わろす

この長文の臭い奴なんとかならんのか

この八幡はOPで一緒に、もってけ!セーラーふく 歌っているのかな

>>374
あれに男性合唱部が入るのか……


それはそれでよさそうな気もする

>>371
チラシの裏にでも書いてろ

何故かJAM Project版思い出した

想像できないな…

ガラッ
ななこ「比企谷。ちょい職員室……いや、生徒相談室まで来いや。他のは自習」

八幡「嫌です」キッパリ

ななこ「そかそか。……フンッ!」ゴスンッ

八幡「ぐっは」

ななこ「さっさと立てや」

八幡「えぇぇぇ……」

八幡(カツアゲ?これカツアゲ?)

みゆき「先生。比企谷さんがどうしたのですか?」

ななこ「ん?ちょっとな、大事な話があんねん」

八幡「大事な話…?あっ」

ななこ「ん?察しがええな、それや」

八幡「あの、すいません。結婚はちょっと……」

ななこ「張っ倒すぞワレ。話っちゅうんは……アレやアレ。ここでは言えんからわざわざ呼び出しとるんやろがそれこそ察しろやカス」ヒクヒク

八幡「カスって……」

ななこ「ほな行こか、お前ら静かに自習しとくんやで!!」

ハーイ



こなた「これは…事件のにおいだねぇ」ピーン

つかさ「事件…?刑事さんみたいでかっこいいねぇ」

みゆき「ダメですよ静かに自習をしなくては」

こなた「えー」

みゆき「めっ」

こなた「……みゆきさんは気にならない?」

みゆき「え?」

こなた「じゃあ何でも知ってるみゆきさんに聞くね。八幡どうしたの?」

みゆき「え、えーっと………どうしたんでしょう…?」

こなた「勉強不足だねぇ」

みゆき「すみません……」

こなた「じゃあ調べに行こうよ。知らない事って気になるでしょ?」

みゆき「それは……はい」

こなた「じゃあレッツごー!」

みゆき「あれ……?」

つかさ「私も行く~」

こなた「でわクラスの諸君!私達はちょっとお手洗いに行ってくるね!」

「あのー…さっきの会話、がっつり聞こえてたんですが」

こなた「まぁまぁ副委員長。細かい事は気にしない気にしない。チミ達は何も、聞いてない。ok?」

「えぇぇぇ……」






こなた「はてさて、生徒相談室というのはどこだったっけー」

みゆき「こちらですよ泉さん」

こなた「……なんだかんだでノリノリだねみゆきさん」

みゆき「授業を抜け出してちょっと悪い事をするのが、憧れではあったんです」ウフフフ

つかさ「あっ。あのお部屋かなぁ」




ななこ「茶ぁ飲むか?」

八幡「あ、いただきます」

ななこ「おう。ちょっと待っとれ」

八幡「………」

コトッ

ななこ「粗茶やけど」

八幡「どうも」

ななこ「………」

八幡「………」

ななこ「…………先に謝っておくわ。ホンマ、申し訳ない事をしたっ!」

八幡「な、なんですかいきなり」

ななこ「こっちにも事情があってな、もしかしてと思って調べたら比企谷。お前の名前が挙がった」

ガラッ

「失礼します」

ななこ「……はぁ」

「こちらが、比企谷八幡君ですか?」

八幡「はい?」

ななこ「……千葉の某高等学校で起こった通り魔事件の犯人、逃げてたらしいな」

八幡「!!」

胃穿孔待ったなし

通り魔かよ!? 八幡が容疑者として捕まってない以上、無実は明らかなのに何故周囲は……

ななこ「何で某なんて名前を伏せるのかちょっと気になってはいたんやけどな。ちっと事情がな?」

八幡「……その事情ってのは」

「同一犯と思しき人物の目撃証言がこの町周辺でとれてね。捜査本部を設置したので、詳しい特徴を聞こうと思って某高校……いや、総武高校の生徒に話を聞いて来たんだ」

八幡「……そっスか」

ななこ「そこで生徒が口を揃えて『ヒキタニという生徒が原因』と言い張ってな。ヒキタニ……比企谷の事で間違いないな?」

八幡「………ウス」

ななこ「………やっぱり、か」

「署で詳しい話を聞かせてもらえるかい?」

八幡「…………まだ、も、もうちょっと……気持ちの整理をつけさせてください」

というか何故授業中学校に来るのだ警察。下校してからにしろよ、警察につれられて途中下校とか外聞悪すぎだろ

「……長くても2日、それ以上は待てない。こちらで被害が出始める前に取り押さえなければならないんだ」

八幡「………わかりま、した」

ななこ「重傷を負ったっちゅう生徒にも会って来たみたいでな、確か……雪ノ」




八幡「やめろ!!!」ダンッ!!!!





ななこ「………すまん」

八幡「すいません……俺、早退します」

ななこ「悪かった。気ぃつけて帰りや」

>>384
実質八つ当たりだが色々と悪名高い比企谷八幡になら悪意をぶつけ易いからだろ


人気の高い女子2人じゃなくてお前が刺されてくたばれば良かったとかな

総武は屑の見本市だからしゃーない

真犯人は全く赤の他人なのか総武の誰かなのか

「私が送りましょう。犯人との関係性があるとわかった以上、彼にも危険が及ぶ可能性がある。もしや犯人の狙いはキミかもしれない」

八幡「………」

「パトカーでは無い。と言っても覆面だがね」

八幡「…………よろしくお願いします」

「では行こうか……ん?」

ガラッ

こなた「わわっ」

八幡「…………何してんの?つかさにみゆきさん……かがみんについては別のクラスだろ」

かがみ「わ、私は別に移動クラスの途中で通りかかっただけで」

こなた「私達はお手洗いに行くとこだよーあはははー。八幡こんなとこで何やってんのー?」

ななこ「おまえら…!委員長まで何をやっとるんや!!!」

みゆき「す、すみません!」

こなた「……あの、八ま」

八幡「じゃあ、俺帰るんで。すいません、お願いします」

「……あぁ」

つかさ「八幡くん……ごめ」

八幡「……」スタスタ






かがみ「やっちゃったわね……私達」

こなた「皆ごめんね。私のせいだね」シュン

みゆき「委員長として止めなかった私の責任です……申し訳ございません」シクシク

つかさ「八幡ぐぅん…ふぇぇぇぇん」グスッ

ななこ「お前ら、罰として放課後に掃除や。間違っても首を突っ込むな。フリやないからな……高良、委員長としての自覚をちゃんと持てや?」

みゆき「はい、申し訳ございません…」

つかさ「…ひっく、ひっく…っ」グスッ

こなた「………」

ななこ「泉、それと柊姉。特にお前等は関わったらあかん。お前等の性格上…今以上に厄介な事に発展しかねへんからな」

かがみ「……っ、分かってます」

こなた「……」






八幡「……」

「どこか寄るところはあるかい?なに、時間はある」

八幡「……最近、胃に穴が開いたっぽいんで病院……いいですか」

「それなら、ちょうど近くに大きな総合病院があった筈だ。そっちに行こうか」

八幡(………)

「着いたよ。保険証は持っているかい?」

八幡「……はい」





医者「こんにちは。比企タニ…八幡くん?」

八幡「ヒキガヤです。比企谷」

医者「比企谷君ね?今日はお腹が痛むという事だね?」

八幡「前にストレス性の胃潰瘍になったんでそれかなーって思ったんスけど…血を吐いた時の量が比じゃなかったというか痛み方もちょっと違ったというか」

医者「血を大量に吐いたんだね?ちょっと検査をしてみようかね?」

八幡(ゲコ太先生や…)

ゲコ太「………」

八幡「……先生?」

ゲコ太「………もうちょっと時間いいかな?他の検査をしてみようか?」

八幡「はぁ……?」

ゲコ太「じゃあコレ」

八幡「なんすかコレ」

ゲコ太「内視鏡だね?」

八幡「」



八幡「オッ…ウェ……アガ…」

ゲコ太「悪いようにはしないから少し静かにしといて欲しいね?あっ、手が滑った」

八幡「オッフェ!!」

ゲコ太「……やはりか…フム」

八幡「……?」

ゲコ太「少し採取しようね?」

八幡「」



八幡(ゲコ太先生が顕微鏡を覗き始めて早20分。外で刑事さんは珈琲片手に待ってくれている)

ゲコ太「うん、決まりだね?」

八幡「どうでした?」

ゲコ太「胃に穴が開いていたね?」

八幡「やっぱり胃潰瘍…」

ゲコ太「いやいや、胃潰瘍なんてもんじゃなかったね?」

八幡「じゃあ……?」



ゲコ太「うん」





ゲコ太「”潰瘍を伴った胃癌”だね?」





八幡「」


ゲコ太「幸い、ギリギリの所で発見できたね?すぐにでも手術をして取り出しておきたいね?」

八幡「」

ゲコ太「今すぐっていうのが難しいなら予定を合わせるまで薬で抑える事もできるね?」

おい

おい…

救いがない…

おい

おい…

嘘だと言ってよバーニィ…

八幡「ちょ、待ってください。癌?え、癌!?」

八幡(オイオイオイオイマジかマジかマジかマジか)

八幡「お、俺死ぬんですか……?」

ゲコ太「このまま行けば次のステージに進みそうだね?ゴー・ザ・ネクストステージだね?」

八幡「り、両親に話して来ます…」

ゲコ太「じゃあ予定がはっきりするまで薬を出しておこうね?」

八幡「いやイイです抗がん剤とか髪が抜けたりとか副作用がキツイらしいんで」

ゲコ太「情報が古いね?最近は副作用の小さい抗がん剤も多いね?それに、養毛剤をあらかじめ飲む事で脱毛を抑える事もできるね?」

八幡「そーなんですか……じゃあお願いします…」

ゲコ太「お大事にね?」

救いはないんですか?



「やぁ比企谷君。どうだった?」

八幡「……癌でした」

「そうか、それは何より………癌?」

八幡「ついてねぇや……はぁ」

「大丈夫なのかい?薬とか手術とか…」

八幡「……両親には言いますけど、他の奴等には秘密でお願いします」

「分かった」





「それじゃあ、お大事に」

八幡「送ってくれて、ありがとうございました」

>>357
屋上

どんどん目覚めたゆきのん&ガハマさんへの精神ダメージ材料がたまっていく…

一旦終了。また後で席につきます

乙・・・やばいことになってきましたねえ・・・
最悪雪乃と結衣が再会を果たすのは危篤状態の八幡になるかも

らきすたの世界にはそぐわないほどの悲壮感

乙!
早期発見の早期治療な大丈夫だから(震え声)

養毛剤だけ処方してください



ストレス性の胃癌って本当にあるからな……

ほのぼの日常系とのクロスだと思っていたらどうしてこうなった
いやこれはこれで続きが気になるんだけどね

八幡が幸運の星になっちゃう…

大丈夫だ、らきすた勢が助けてくれるはず……!!

この胃癌の八幡が、もってけ!セーラーふく唄うのは想像できないな

↑バックで棒読み

胃癌は痛みを感じ始めたらもうほとんど手遅れ
ソースは俺の親父

それでもゲコ太先生なら、ゲコ太先生ならなんとかしてくれる

まだタヒんでないからな

ほのぼのは息してないがな

続き期待

>>420
あのななこ先生がシリアス担当な時点で今更だな



ガチャ

小町「ただいまー」

八幡「おう、おかえり」

小町「えっ、お兄ちゃん早くない?ただいまー!」ギュッ

八幡「元気だけど早退して来た。そして暑苦しいから離れろください。とっとと手と足洗ってうがいして来ないと飯食わせねーぞ」

小町「はーい」





小町「いただきまーす」

八幡「おう」

小町「あれ?お兄ちゃんは食べないの?」

八幡「俺は……あー、いいや。それより親父達が旅行から帰って来るのっていつだったっけか?」

小町「3日後…?だね」

八幡「そかそか」

小町「なにー?親の肌が恋しいのー?」

八幡「いや別に?俺には小町がいるから寂しくないし」

小町「……そんなストレートに言われると流石に照れるよ。そう言うなら小町だってお兄ちゃんがいないと寂しいのにさ」

八幡「まぁ、よっぽどの事が無い限りお前を1人にはしねーよ。嫁にもやらん!」

小町「でたシスコン……でもそれを聞いて安心したかも」

八幡「何が?」

小町「お兄ちゃんが『嫁にはやらん!』って言うのが嫌いじゃないよ。こっちに来たばかりの時には小町に対して後ろめたい気持ちがあったのかな?『嫁に出しても平気』なんて、さ。ちょっと寂しかったもん」

八幡「……」

小町「小町に対してだけなのかもしれない。それでも。少しずつだけど元に戻って来てくれてるみたいで、凄く、ホッとした」

八幡「小町……」

小町「あははは、こんな事言うのって何か照れくさいねっ!」

八幡「やっぱり小町は最高だぜ!」ガバッ

小町「わわっ!?お兄ちゃ、ご飯が零れっ」

八幡「………絶対、妹に寂しい思いはさせないからな」ギュッ

小町「……お兄ちゃん…?」

八幡「あー、いい匂い」クンカクンカスーハスーハー

小町「匂いをかぐな!シスコンを通り越しそうな域だよそれっ!」ジタバタ

八幡「悪い悪いつい癖でな」

小町「お兄ちゃんにそんな癖は存在しないよ。小町はお兄ちゃんの癖を全て把握してる…!」ゴゴゴゴゴ

八幡「なん、だと…!?」

小町「例えば、お兄ちゃんはシスコン!」ビシッ

八幡「性”癖”じゃねぇか!」

小町「それも重度のね!でも小町的にはポイント高いよ~?」

八幡「へーへーさいですかー」

小町「捻デレだなぁ」


さすがはごみいちゃんです!(司波深雪風)

ピンポーン

八幡「ん?客か?」

小町「お兄ちゃん出動~」

八幡「うーい」

ピンポーン

ガチャ

八幡「へーい。どちら様ですかっと」

「あ、あれっ?お姉ちゃん?」

八幡「えっ………いや、俺どちらかといえばお兄ちゃんなんだけど」

「あのっ、あれっ、はぅぅぅ」

小町「どったのお兄ちゃん」

八幡「いや、そのだな…見ず知らずの子が訪ねて来たんだが……」

「あ、あのっ。お姉ちゃんを知りませんか…?」

八幡「この近くに小学生を妹に持つ女子が居るのか小町」

小町「小町も分かんないよそんな事」

「……中学生なのに…」グスン

八幡「え゛……マジか。すまん」

「いえ……慣れてますから……こなたお姉ちゃんの家、どこなのかなぁ……」ボソッ

八幡「ん?こなたお姉ちゃん?」

「はい。こなたお姉ちゃんの従姉妹の小早川ゆたかっていいます。……あっ、こなたお姉ちゃんって言っても分かりませんよね」アハハ

八幡「…………隣」

ゆたか「へっ?」

八幡「泉こなた、だろ?そっちの家だよ」

ゆたか「あわわわ、ありがとうございましたーー!」ピューッ

小町「いやぁ、懐かしいねぇ中学生時代」

八幡「そういやお前も高1だもんなー」

小町「あ、寂しい?やっぱり寂しい?」

八幡「うぜぇ……なんか文句あっか」

小町「うん、来年はお兄ちゃんの学校に転校しよっかなーって思ってるんだけど」

八幡「………えっ」

小町「わざわざ小町を別の学校にするようにしたのも、さっきも言ったけど後ろめたい気持ちがあったからなんでしょ?じゃあもう良くない?」

八幡「……連続で転校ってのもどうなの」

小町「気にしない気にしなーい。来年からは一緒に登校しようね、お兄ちゃん」

八幡「俺の妹がこんなに可愛い」

(生きてればな)



八幡「今ボソッと暗い発言が頭を過った」

八幡(………ゲコ太先生だし、大丈夫だよな?俺……助かるよな?)

小町「?」

八幡「いや、俺はお前を1人にしないっね約束したばかりだもんな。弱気になってばかりじゃダメだよな。病は気からだもんな!」

小町「まーた病院行ってないのお兄ちゃん。胃潰瘍だからって舐めてかかっちゃ痛い目を見るよ」

八幡「去年の段階で実は3回くらいストレス性のもんが胃に直接来てた」サラッ

小町「マジすか」

八幡「マジっス……じゃ、俺風呂入るから」

小町「一緒に……入る?」ドキドキ

八幡「なん、だと…」


八幡(さて……導き出される結論は…)

悪八幡『いいじゃんいいじゃん。入っちまえよ!向こうから誘って来たんだぜ?据え膳食わねばなんとやらだろ!』

八幡(まぁそうなるわな)

良八幡『お待ちなさい!』

八幡(おっ、やっぱり来たか)

良八幡『体を隅から隅まで洗いっこくらいはしてもいいと思います』

八幡(いやお前天使じゃねぇのかよ)


八幡「いや、流石に兄妹とはいえ高校生にもなったんだからそれはまずいだろ」

悪良『『ヘタレー』』

八幡(黙りやがれ。小町に何かあったらタダじゃおかねぇぞ)

小町「ちぇー」

八幡「ちぇーじゃありません。先に入るからな」

小町「ほーい」

ピンポーン

小町「およ?はーい」

ガチャ

こなた「こ、こんちゃ~」

かがみ「ど、どうも~」

八幡「…………じゃ、俺風呂先に入るから」

小町「え?お兄ちゃんに用事なんじゃ…」

八幡「閉め出せ」

小町「それはポイント低いんじゃないかなお兄ちゃん……」

八幡「……」

小町「あげる、よ?ささ、お二方どうぞ」

こなた「どうもどうもー」

かがみ「ありがと…」

八幡「…………お前等が学校で何聞いたか知らんけどな、小町に余計な事を言うなよ」ボソッ

こなた「……」

かがみ「……」

八幡「小町、茶ぁくらい出してやっててけれ~」

小町「ほーい」

一旦トメ松なの。
今日の朝か昼か夕方か、はたまた更に翌日かですぅ。
どっかで席につくかしら。
比較的早い時間につければいいと思ってますわよ。

ローゼン見ながら寝ますすいません

乙+おやすみ=乙すみ



ん?いま、変態オヤジとゆたか二人きり?

>>438
やべぇ通報しなきゃ

ヤンデレ具合からして通り魔は小町かと


癌は患者の気の持ちようで進行早まったり止まったりするみたいだが、八幡のような諦めの
感情を持った人間、まして若いだけあってかなりやばいのかと思ったけどなんとか小町を
生きる希望にしてるみたいでまずは安心した。
>>440
犯人予想はなるべく控えたほうがいいかと…

ホントに人の感情食ってんじゃないかって思うぐらい影響あるからな癌

八幡留年でもしてんの?

十代の胃ガンは殆どがスキルス性胃ガンだから、ほぼ全摘出ぐらい持っていかれるね

展開予想するハゲども総じてしんでね

余りに眠すぎて八幡が留年してないとおかしいくらいに時間がねじ曲がっている…

書き直し投下しておkですかねコレ

昼過ぎに来ます。

>>446脳内変換余裕綽々

そのまま突き進め

>>446
その程度なら問題ない

……1日に何件も殺人事件が起こっていてその全てに巻き込まれている計算になるコナンみたいにもっと酷い場合もあるし

すいません、やっぱりゆたかの出現頻度を上げる為に小町とは顔見知りくらいにしておこうかと思います。10レス程書き直しにもらってもよかですかね。

やりたいようにやればいいよ



ガチャ

小町「ただいまー」

八幡「おう、おかえり」

小町「えっ、お兄ちゃん早くない?ただいまー!」ギュッ

八幡「元気だけど早退して来た。そして暑苦しいから離れろください。とっとと手と足洗ってうがいして来ないと飯食わせねーぞ」

小町「はーい」





小町「いただきまーす」

八幡「おう」

小町「あれ?お兄ちゃんは食べないの?」

八幡「俺は……あー、いいや。それより親父達が旅行から帰って来るのっていつだったっけか?」

小町「3日後…?だね」

八幡「そかそか」

小町「なにー?親の肌が恋しいのー?」

八幡「いや別に?俺には小町がいるから寂しくないし」

小町「……そんなストレートに言われると流石に照れるよ。そう言うなら小町だってお兄ちゃんがいないと寂しいのにさ」

八幡「まぁ、よっぽどの事が無い限りお前を1人にはしねーよ。嫁にもやらん!」

小町「でたシスコン……でもそれを聞いて安心したかも」

八幡「何が?」

小町「お兄ちゃんが『嫁にはやらん!』って言うのが嫌いじゃないよ。こっちに来たばかりの時には小町に対して後ろめたい気持ちがあったのかな?『嫁に出しても平気』なんて、さ。ちょっと寂しかったもん」

八幡「……」

小町「小町に対してだけなのかもしれない。それでも。少しずつだけど元に戻って来てくれてるみたいで、凄く、ホッとした」

八幡「小町……」

小町「あははは、こんな事言うのって何か照れくさいねっ!」

八幡「やっぱり小町は最高だぜ!」ガバッ

小町「わわっ!?お兄ちゃ、ご飯が零れっ」

八幡「………絶対、妹に寂しい思いはさせないからな」ギュッ

小町「……お兄ちゃん…?」

八幡「あー、いい匂い」クンカクンカスーハスーハー

小町「匂いをかぐな!シスコンを通り越しそうな域だよそれっ!」ジタバタ

八幡「悪い悪いつい癖でな」

小町「お兄ちゃんにそんな癖は存在しないよ。小町はお兄ちゃんの癖を全て把握してる…!」ゴゴゴゴゴ

八幡「なん、だと…!?」

小町「例えば、お兄ちゃんはシスコン!」ビシッ

八幡「性”癖”じゃねぇか!」

小町「それも重度のね!でも小町的にはポイント高いよ~?」

八幡「へーへーさいですかー」

小町「捻デレだなぁ」

ピンポーン

八幡「ん?客か?」

小町「お兄ちゃん出動~」

八幡「うーい」

ピンポーン

ガチャ

八幡「へーい。どちら様ですかっと」

「あ、あれっ?お姉ちゃん?」

八幡「えっ………いや、俺どちらかといえばお兄ちゃんなんだけど」

「あのっ、あれっ、はぅぅぅ」

小町「どったのお兄ちゃん」

八幡「いや、そのだな…見ず知らずの子が訪ねて来たんだが……」

「あ、あのっ。お姉ちゃんを知りませんか…?」

小町「……あれ?ゆたかちゃん?」

「え……、小町ちゃん?」

八幡「なんだ、知り合いか?」

小町「うん、同じクラスの子だよー。ねー」

ゆたか「こ、こんにちはっ!小早川ゆたかといいますっ!」

八幡「へー………え?同じクラス?」

小町「うん」

八幡「…………」ジー

ゆたか「???」アセアセ

八幡「あぁ、小町と同じって事は中3なのか」

ゆたか「……あぁ、やっぱりそういう反応ですよね…」シクシク

小町「こらお兄ちゃん。ゆたかちゃんを泣かせちゃダメでしょ!」

八幡「あー……すまん」

ゆたか「小町ちゃんの……お兄さんですか?」

八幡「おう、こんな妹だけどよろしくやってくれ」

ゆたか「こ、こちらこしょ!よろしくおにぇがいします!!」

八幡「」

ゆたか「い、今のは違うんです!その、違うんです!」

小町「ね、可愛いでしょ?」

八幡「なんだこの町は。狙ったようにステータスが高い奴多すぎないか」

ゆたか「すてー…たす?よくわからないけど、小町ちゃんのお兄さんは難しい言葉を知ってるんですねっ」

八幡(やめろ……そんな純粋な眼差しを俺に向けるんじゃあない!やめてくれ!!うわあぁぁぁっっ!!!)

小町(お兄ちゃんの目の腐りが…!)

ゆたか「?」

八幡「ハッ、危なかった……」

小町「ところでゆたかちゃんや。どうしたの?まさかわざわざウチを調べて来たわけでもないでしょ?」

ゆたか「あっ、うん。実はお姉ちゃんのお家を探してるの。この辺って聞いてたんだけど……」

小町「ゆたかちゃんお姉ちゃんいるの?」

ゆたか「うん。もう結婚して旦那さんもいるけど、警察官なんだよ~」

小町「へぇー、かっこいいお姉さんだね!」

ゆたか「うんっ、ゆいお姉ちゃんは私の自慢のお姉ちゃんなの」

八幡「ゆい……?」ピクッ

小町「なんでそこで反応してんのさ」

八幡「いや、どっかで聞いたと思ってな。……結婚して旦那持ち、警察官、名前がゆい………なんだっけ?」

ゆたか「お姉ちゃんを知ってるんですか?」

八幡「待て、ここまで出かかってる……えー…………………………………」



『どもっ!警察でっす!』ビシットナー!



八幡「あっ」

小町「?」

八幡「ほら、この前ウチに来た交通安全課の婦警」

小町「あぁ!成実……ゆいさんだっけ」

ゆたか「わぁ、やっぱりお姉ちゃんの事を知ってるんですね!」

小町「世の中って案外狭いものだね」

八幡「つか、あの人の家がここら辺にあるのか?毎夜爆走音とか聞こえそうで怖いんだけど」

ゆたか「あ、違うんです!私が今探してるお姉ちゃんは従姉妹のお姉ちゃんで……」

八幡「あぁアレか。じゃあ探してるのは泉ん家か、泉こなた」

ゆたか「そうです。小町ちゃんのお兄さんはこなたお姉ちゃんも知ってるんですね」

八幡「あー……まぁな。ちなみに泉の家は隣だぞ。ほら、その家」

ゆたか「ありがとうございましたっ、そ、それではーーー!!」ピューッ


八幡「……あの姉からあの妹が生まれるとはにわかに考え難いな」

小町「あっ、ゆたかちゃんバック忘れてる」

八幡「小町よろし」

小町「じゃ、届けて来てねー。ゆたかちゃんが困ってるかもしれないから~」

八幡「八幡使いの荒い妹だな……」ヨッコイショ

小町「よろよろー」

八幡(………泉は帰って来てませんように)





ゆたか「……」グスン

八幡(えーーーー……)

ゆたか「あっ、小町ちゃんのお兄さん…」

八幡「……そんなとこで座り込んでなにやってんの?腹でも痛いのか?」

ゆたか「誰もいないみたいで……」シクシク

八幡「……バック、忘れてたぞ」

ゆたか「え……わっ!本当だ…えへへ、ありがとうございます」

八幡(つかさと似たもんを持ってんな)

ゆたか「…」クゥゥゥ~

ゆたか「あ……」カァァ

八幡「………誰か帰って来るまでウチ来い。茶やら飯くらい出してやるから」ハァ

ゆたか「……でも」

八幡「早く来ないと置いてくぞ」

ゆたか「うー……、すいません、お言葉に甘えさせていただきます…」トテトテ

八幡「うむ。好意は素直に受け取っとけ」

ゆたか「ありがとうございまあうっ!」ドテッ

八幡「!?」

ゆたか「……なんで何も無いところでぇ……」グスン

八幡(………みゆきさんに会わせたらとんでもない事になりそうだ)

八幡「立てるか?」

ゆたか「大丈夫でぁいたっ!」

八幡「足捻っちまったか。……ほれ、背中」

ゆたか「そ、そんなっ。そこまでしていただくわけにはっっ」

八幡「いいから早くしてくれ。ケガが悪化したらどうすんの」

ゆたか「だ、だって…」

八幡「俺が勝手に心配して勝手に背中かそうとしてるだけだから気にすんな。……それとも『子供みたいに』前で抱っこするか?」ニヤニヤ

ゆたか「子供じゃありません!……し、失礼します………。重くないですか…?」

八幡「軽すぎてビビる。ちゃんと食ってるか?」

どうした八幡
相手が見た目幼いからって前抱きなんていうだいしゅきほーるどみたいな行動を口だけとはいえ誘えるなんて…!

ゆたか(背中大きいなぁ……)

ゆたか「食べてもあまり変化がなくて……」シクシク

八幡「小町と同じ歳なのになぁ。ここまで差がでるもんか?」ボソッ

ゆたか「むっ、聞こえましたよ。それは失礼です!」

八幡「悪い悪い……小町にもこれくらいの時があったなぁ……。よくおんぶしてやってたわ」ホロリ

ゆたか「……遠回しに失礼かもです」

八幡「いやな、妹とか持つと兄貴はふと昔に思いを馳せたりするわけよ」

ゆたか「そうなんですか?」

八幡「あぁ。お兄ちゃんお兄ちゃんって言っていつも後ろからついて来てた頃が懐かしいぜ……もう1人妹が居てもいいかもしれねぇな。最近小町分が足りない」

ゆたか「……」

ピンポーン

八幡「小町~開けてくりゃれー」

ゆたか「………お兄ちゃん」ボソッ

八幡「!?」

ガチャ

小町「はいはーい…ってあれ?お兄ちゃん達なにやってんの?」

八幡「………いや……なんでもない」

ゆたか「………」カァァ

小町「ところでなんでゆたかちゃんを背負ってるの?私もやりたーい!」

八幡「………あ、いや。こいつ足挫いたみたいだから、湿布かなんかやっててくれ。俺はちっと顔洗ってクトゥルフ」

小町「なにそれ。まいいや、ゆたかちゃん大丈夫?」

ゆたか「…………う、うん」




バシャバシャ

八幡「……この町は色んな意味で危ないかもしれねぇ…」

バシャバシャ

八幡「ぶっ!ぶぉぶぁぼぼばばっべびびぼばふぃふぃふぁぁばびばん!(くっ、こんな事があっていいのか比企谷八幡!)」

八幡(リアル女子に深く関わっても良いことなんて無い!中学時代を思い出せ!)

>八幡「……あの姉からあの妹が生まれるとはにわかに考え難いな」

八幡はやく入院した方がいい

ゆたか「……あの、ね。小町ちゃん」

小町「んー?あ、湿布はるから脚をちょっと上げてね」シュルシュル

ゆたか「小町ちゃんのお兄さんって、普段はどんな人なのかなぁ……って」

小町「」

小町「……え?」

ゆたか「ちょっと怖いけど、実は優しい人だよね。小町ちゃんのお兄さ、お兄ちゃん」キラキラ

小町(ゆたかちゃんに何したのお兄ちゃん!?)

ゆたか「……えへへっ」






こなた「……バイト遅くなりそうだけど大丈夫かねー。お父さん1人だとゆーちゃんの身が危険なんだけどなぁ」



そう「仕事の飲み会か…たまには行ってみるか。ゆーちゃんのことはこなたに任せよう」

>>466
「あの姉からのあの妹が」
という風で解釈すません
ちっとチョロって来ましたので一旦離席。
それもこれもゆーちゃんが可愛いのが原因であり……うっ、頭が…

お兄ちゃんスキル発動したならまあ

頭を冷やしてからまた来ます(夕方頃)

八幡は年下とか妹属性を持った相手には弱い(甘い)しな

千葉と違って埼玉はギスギスしてなくていいな

ヒッキー病気になっちゃったからバイトの件は無しになったのかな

>>471
何気にルミルミやけーちゃんに対する気遣いぶりはちょっと突出してるよな
ゆきのんやガハマさんですら八幡からアプローチされるのは稀なのに
さらっと隣に座って作業手伝ったりさらっと隣にしゃがみこんでコミュとったり

TV『夜9時のニュースをお送りします』

ゆたか「………」

小町「……お隣さん遅いね」

八幡「2人共アイス食うか?」

小町「小町はホーガンダッツ!」ガッ

八幡「なんだとラス1は俺のもんだ!」ガシッ

小町「味は?」

八幡「………イチゴはいらねぇ」

小町「にゅふふ~ん。ゆたかちゃん食べる?」

ゆたか「私は……いいや、ごめんね小町ちゃん」エヘヘ

八幡「遠慮すんなよ、ルリルリ君食うか?」

ゆたか「い、いただきますっ!」ガシッ

八幡「お、おう。焦らんでもアイスは逃げないぞ?」

八幡(そんなにルリルリ君好きなのか)

小町(とか思ってるんだろうなぁ。ポイント低いよお兄ちゃん)

ゆたか「……あの、小町ちゃんのお兄さん」

八幡「あ、そういえば………小早川さんは」

ゆたか「ゆたか、でいいですよ」

八幡「……ゆたかさんは」

ゆたか「ゆたか、でいいですっ」ズイッ

八幡(やっぱりみゆきさんとつかさ側の人間か………)

八幡「ゆたかさん」

ゆたか「ゆたか……」シュン

八幡「………会って数時間でソレはちょっと俺としてもなんというかだな」

八幡(あれ俺ってこの町に来てから物事が数時間単位で発展しまくってる気がするけど大丈夫か?リア充になれるなら望ましいけど俺にそんなエンディングは無いよ?)

ゆたか「……」ムムム

八幡「………ゆたか」

ゆたか「…!」パァァ

八幡「さん」

ゆたか「……」シュン

小町「ゆたかちゃんで遊ばないの!……つかささんはサラッと呼べる癖に年下の女の子には耐性が無いんだねお兄ちゃん」

八幡「ちげーし。そもそも他人に対しての耐性が突出し過ぎて接し方がわかんねーんだし」

小町「ものは言いようだねぇ」

八幡「うっせ」

小町「そんなお兄ちゃんとゆたかちゃんに朗報です」

ゆたか「ふぇっ?」

八幡「あん?」




小町「お兄ちゃんは先刻『もう1人妹が居てもいい』とかほざきやがったそうでやがりますね?あァ?」




八幡「……こっ小町さん?口調が変わっておいでよ?」

小町「黙れこのゴミぃちゃんが。そこになおりやがれ」

八幡「は、はいっ!」

小町「いいですかゴミぃちゃん。原則として比企谷八幡という個人の妹は比企谷小町ただ1人しか存在が許されません。なぜなら小町がそう決めたからです」

八幡「なんてこった」

小町「つまり小町の目が黒いうちは……いや、黒くなくなってもこの『実妹』という立ち位置は誰にも渡しません」

八幡「あれお前ってもしかしてブラコン?」

小町「そうだけど?」サラッ

八幡「えぇぇ」

小町「なので『妹がもう1人欲しい』なんて簡単に寝言であってもほざかないでください。言ったら食いちぎります」

八幡「どの部位をですか……」ブルブル

小町「被告人は無駄な発言を控えてください」

八幡「はい」

小町「さて、朗報というのはですね。さっきも言ったように小町はブラコンであることと……きゃっ、言っちゃったっ」キャピッ

八幡「うぜぇ……」

小町「ア?」

八幡「いえなんでも」

小町「『実妹』がダメなだけであって『義妹』という枠については、小町の審査の下、許可します」ドドン

八幡「どこがどう朗報であってどう俺達に利益をもたらすのか一から説明してくれ」

ゆたか「???」

小町「鈍いなぁゴミぃちゃん。今回ばかりは小町の気まぐれと偏見の下、背中を押してあげたい子がいるんですよぉ」

八幡「さいでっか」

小町「てことでゆたかちゃん。キミを比企谷八幡の『義妹』に任命します」ドドン

八幡「」

ゆたか「えぇぇぇぇーーーっ!?」

八幡「お、おい小町?お前はナニヲイッテンノ?」

小町「だぁらっしゃい!まぁ、細かい事はいいからいいから」

八幡「ふざけんな。ゆたか……さんも迷惑するだろうが!それに俺の妹は小町だけで充分だっての」

小町「それはそれで嬉しいけどー。お兄ちゃんの周囲に発展が無い事に業を煮やした小町ちゃんはダークホースを投げ込みたいわけでありますよ」

八幡「わけわかめだぜ。ゆたか……さんも迷惑だろ?」

ゆたか「義理の妹……かぁ」

八幡「えぇ何その反応。この際本音を零すけどこれ以上俺に女子を近づけないで欲しいんだけど。また痛い目を見るのは嫌なんですが」

小町「この町なら大丈夫!……よっぽどの事が無い限りは」ボソッ

八幡「不安がエンドレス」

小町「小町が本から得た知識を照合してみるとですね、ゆたかちゃんは『歩く燃え要素』に該当すると思われます。そんな人物を放っておいていいと思っておるのですかっっっ!!」

八幡「燃えじゃなくて。萌え、な」

小町「燃え、でしょ?ファイアー」

八幡「ちげーよ。くさかんむりに明けるで、萌え。………どこをどう見たら歩く萌え要素なんか…」

小町「数学力皆無のお兄ちゃんでも足し算くらいはできるよね?暗算してね?」

八幡「舐めてんのかかかって来いや」

小町「えーっと、まずは病弱プラス」

八幡「おう」

小町「妹という属性プラス純粋プラス可愛い。イコール?」

八幡「……あ、歩く萌え要素や…!」ドドーン

ゆたか「?????」

小町「でしょう?引越しの時にお兄ちゃんの本棚から拝借したまんまの『もえ☆診断ドリル』っていう本がそう言ってたもん」

八幡「お前が盗んでたのか返せ」

小町「やだ。小町もオタクになるもんね」

八幡「やめろ…!それだけはやめろ!!お前はそのままでいてくれ、頼むから堕天するんじゃあない!」

小町「えぇぇー」

八幡「お前の言いたい事は多分わかった」

小町「いや分かってないと思う」

八幡「確かに俺はこの町に来てから物事がヒョイヒョイ進んでいる。ものの数時間でお金を取られたりこんな状況になったり」

小町「うむ」

八幡「だけどな、俺はそれが普通だとは思っちゃいない。よく考えろ、俺はボッチだ。ボッチには他人に触れず触れられずの掟がだな」

小町「もういいよ黙って」

八幡「酷い」

小町「気づいてないかもだけど、実はお兄ちゃんってボッチじゃないよ」

八幡「いや、俺はボッチだ。俺がそう信じるかぎり」

小町「うざ…」

八幡「小町やめてそれはやめて。ウザいって結構傷付くんだね、よく分かったからもう言わないからやめて」

小町(……まぁいいや。そのうち自分で気付くよね)

小町「流石に戸籍が云々って訳じゃないよ?ただ感覚としてお兄ちゃんの『義妹』になるってだけ」

八幡「だろうな。いや、賛成はしないけど」

小町「なんで?ゆたかちゃん嫌い?」

ゆたか「!?」ウルッ

八幡「違ぇーよ!だから泣くな?な?」

ゆたか「はい……」

小町「およ?お隣さん帰って来てるみたいだよ、ゆたかちゃん」

ゆたか「えっ、あ、お邪魔しましたっ!!」

小町「考えといてね~」

ゆたか「……………ぅん」ボソッ

小町(イエス!)グッ

ガチャ バタン

八幡「余計な事してくれたなオイ」

小町「小町は余計な事なんてなに一つしてませんよーだ」

八幡「……はぁ。もう9時だし、もう寝るか勉強しなさい。仮にも受験生だろ」

小町「じゃあ寝るー。おやすみー」トタタタタ

八幡「寝るのかよ、おやすみ」

ゆたかー






八幡「さて、と」

prrrrrr

八幡「……もしもし、親父?ちょっと話があるんだけど」


八幡「あー…ちょっと病院行ってさ」


八幡「えー………俺、胃の癌みたい」


八幡「そんで手術とかの話をさ、今時間いい?」



ここで止めます。
またアスタ来ま。

乙…
重苦しい展開になりそうだが、俺はどんな結末になっても受け入れる準備は出来てる。
だから頑張って完結させて欲しい。

一戸建てに住んでるのは読んでて想像できたが家族全員で越して来てたのか
てことは引っ越しの原因は通り魔だの奉仕部だの関係なくたんに家庭の事情だったんかい

>>489
噂が学校内に留まらず近隣に及んで住めなくなった可能性もある

学校外で通り魔事件の話題が出た時に総武の学生が八幡の事を言わない訳が無いし

いちいち考察しなくていいよ

ゆたかわいい

ゆーちゃんはどうしても海馬がはっちゃけてるやつ思い出す

ギリギリ明日ということで(切迫

いつやるの?

今でしょ(死語)

風呂ってましたスマソ

ハハハッかまわんよ

小町「おっはろー!」

八幡「回避っ!」

ズドゥン‼︎

小町「……ちっ、しくじったか」

八幡「おまっ、バールとかどっか持ち出してきたんだよ!寝起きのお兄ちゃんを[ピーーー]きなの!?俺そんなに嫌われてたの!?」

小町「小町のモノにならないくらいなら一緒に逝くのもありかなーって」

八幡「むしろ逆かよ!……とんだモーニングだぜ…」

小町「朝ごはんはできてるよー」

小町「おっはろー!」

八幡「回避っ!」

ズドゥン‼︎

小町「……ちっ、しくじったか」

八幡「おまっ、バールとかどっか持ち出してきたんだよ!寝起きのお兄ちゃんを[ピーーー]きなの!?俺そんなに嫌われてたの!?」

小町「小町のモノにならないくらいなら一緒に逝くのもありかなーって」

八幡「むしろ逆かよ!……とんだモーニングだぜ…」

小町「朝ごはんはできてるよー」

こいつぁ誤爆ですわ

小町「おっはろー!」

八幡「回避っ!」

ズドゥン‼︎

小町「……しくじったか」チッ

八幡「おまっ、バールとかどっか持ち出してきたんだよ!寝起きのお兄ちゃんを殺すきなの!?俺そんなに嫌われてたの!?」

小町「小町のモノにならないくらいなら一緒に逝くのもありかなーって」

八幡「むしろ逆かよ!……とんだモーニングだぜ…」

小町「朝ごはんはできてるよー」

八幡「お前は俺が朝メシ食う未来を潰しかけたんだからな」

小町「細かい事はいいのいいの。ほら、食べよ?」

八幡「最近俺の日常の質が変わりつつある事に気付いた件」パクパク

小町「今更?」モグモグ

八幡「気付いてたなら言えよ…」

小町(言ってもわからんでしょうに)ジトー

八幡「そういえば俺たちって夏休みのうちに引っ越したんだよな」

小町「そうだねぇ。今こうして祭日にありつけるシーズンだったね」

八幡「えっ、今日って休みなのか?制服着替えちったよ」

小町「敬老の日だよ~。ご馳走様~」

八幡「片付けはやっとくからおいとけ」

小町「いいよいいよ。お兄ちゃんも食べ終わったら食器持って来なさーい」

エラー出ても大抵書けてるから一呼吸置いてリロード


というか初心者スレをだな

八幡「そうか?サンキュー」ヒョイッ

小町「はいはーい」カシャカシャ




八幡「そういえばノート切れてたな、買いに行くか」

小町「あ、小町も小町も。ノート切れなう」

八幡「一緒に行くか?ここら辺見て回りたいんから散歩もするけど」

小町「おけおけ。ショッピングの帰りには散歩ですな!」

八幡「おう。予定外の診察費と薬代は刑事さんが払ってくれたとはいえ金欠は変わらんからな。バイト先も探そうと思う」

小町「診察費そんなになったの?それに刑事さんって?」

八幡「あ、いや。なんでもない」

小町「……」

八幡「財布持ったか?ホラさっさと行くぞ」

小町「うん。わかった」

八幡「あ、制服はさすがにアレかな。速攻で着替えてくるからちっと待ってろ」

小町「あーい」




小町「……予定外の診察費に薬代。それに刑事さん、ねぇ」

小町(本当に胃潰瘍……?そんなに検査するほどの胃潰瘍ってあるのかなぁ)

小町「今度ちょちょいーっとお兄ちゃんの部屋を散策してみようかな、うん」

八幡「ほな行くでー」

小町「行こかー」

ガチャ

「行ってきまーす」

八幡「ん?」

小町「あ。ゆたかちゃん、やっはろー」

ゆたか「え?小町ちゃん?」

八幡「……」

ゆたか「お、おはようございますっ」ペコッ

八幡「オッス」

小町「ゆたかちゃんめどこか行くの?」

ゆたか「うん。使ってた筆箱に大きな穴が空いちゃって……」

小町「おぉ、これは運命。まさにデスティニー!みんな文房具屋行きだね!」

ゆたか「そうなんだぁ」

ゆたか(一緒に行きたいです、なんて言ったら迷惑かなぁ)モヤモヤ

八幡「別に迷惑じゃないぞ?俺たちと行くか?」

小町「おぉ、お兄ちゃんからなんて珍しいね」

八幡「珍しいも何もこういうのは初めてだろうが」

小町「雪乃さんと結衣さんのプレゼント買いに行ったりしてなかったっけ?」

八幡「そんなこともあったか。ていうかソレは違くね?」

小町「………はぁ」

八幡「ため息の意味がわからない」

ゆたか「あ、あのっ」

八幡「あん?」

ゆたか「本当に私もご一緒してもいいんですか……?私、身体が弱いのでご迷惑をおかけする事になるかもしれないですけど……」

八幡「俺なんてメンタルが豆腐並みに弱いぞ?なんかあったらまたおぶってやるよ」

ゆたか「!」

八幡「小町がな」

小町「なんで小町!?確かに小町でもおんぶできそうだけどさ!」

八幡「冗談だっつの。……行くか?」

ゆたか「……っ、はいっ!」ニコッ

小町「お兄ちゃん、自販機ですよ自販機!」

八幡「え何お前はるるん知ってんの?」

八幡(なんてこった、小町が既に染まっている…!!?)ドキドキ

小町「はるるん?」

八幡「すまんなんでもない。自販機見えてきたからどうした?」

八幡(こういう時すっげぇ恥ずいよな、自分で)

小町「ジュース飲みたいから買ってくるねー。お兄ちゃんはMAXIMAMコーヒー?」

八幡「おい待て。それパチモンだろ絶対」

小町「ゆたかちゃんは何がいい?」

ゆたか「私は……いいかなぁ」

八幡「遠慮すんな。前も言ったけど人からの厚意はもらっとけ」

ゆたか「じゃあ……何かあったかくて甘いのをお願いしても、いい?」

小町「まっかしとけーい!先行っててイイよー」

八幡「追いついてくる時落とすなよ~」

ゆたか「……」





八幡「……」

ゆたか「……」

八幡「…………」

ゆたか「…………」

八幡(………………気まずい……)

ゆたか「……………」チラッ

八幡「……どうしたよ」

ゆたか「わひゃぁっ!な、なんでもないれすっ!」

八幡「そうれすか」

ゆたか「いぢわるしないでください…」

八幡(半兵衛ちゃんを連想した)

ゆたか「あの、昨日の事なんですけど……」

八幡「昨日?……あー妹がなんたらってやつか。小町の戯言だ、気にすんな」

ゆたか「……」

八幡「ん?」

ゆたか「……お兄ちゃ、お兄さんは義理の妹とか居て欲しいですか?」

八幡「」

八幡(えぇぇぇぇぇ何そのクエスチョン。これはどういう展開なんでせうか?)

八幡「そ、それはどういう意味だ?」アセッ

ゆたか「夜……いっぱいいっぱい考えて、小町ちゃんの話をする時のお兄さんの目が凄く優しくて、いいなぁって」

八幡「俺の目、腐ってるって評判だけど」

ゆたか「そんなことないです!お兄さんはいい人、だと思います。だから、お兄さんがよければ……」



ゆたか「妹になっても、いいですか…?」

八幡「……」

八幡(いやいやいやいやいや)

ゆたか「……」ジー

八幡(何この状況。なんでどいつもこいつも俺と出会って数時間で先に進もうとすんだよ……俺はこの町で何を試されてるのか謎)

八幡「……昨日の夜に小町からメールかなんかあったのか?お願いされたか罰ゲームかは知らんけどな、やめとけ。俺もゆたか……さんも傷付くだけだ」

ゆたか「……」

八幡「確かに義妹ってのは素敵だ。シスコン歓喜システムだ。だが俺には実妹がいる。小町の身勝手に付き合わせて悪かったな」


小町「まーたゆたかちゃんいじめてるー」

八幡「うおっ」

小町「ちなみに私は昨日メールなんてしてないからね。全てゆたかちゃんが考えました」

八幡「そんな秘書がやりましたみたいな」

小町「折角私が背中押してさー、ゆたかちゃんも勇気出して言ったのにお兄ちゃんは女心が分かってないなぁ」

八幡「男だからな。あとキャラがブレてるぞ」

小町「ゆたかちゃん泣かせたら殺してワターシも死んでやるゥ」

八幡「うz……それは嫌だな」

小町「お兄ちゃん的にゆたかちゃんは妹に居て欲しくない感じの子?」

八幡「まさか。むしろ庇護欲をそそるもんがある」

小町「よかったねゆたかちゃん、今日からお兄ちゃんの義妹だよ」グッ

八幡「なんでやねん」ビシッ

小町「文句あっかワレゴルァ」

八幡「キャラブレし過ぎだろ…」

ゆたか「えと、あの」

八幡「そもそもなんでお前はそうやってゆたか……さんを義妹にさせたいわけよ」

小町「私も妹が欲しいってのが一つ」

八幡「お前は年上サイドかよ!」

小町「当たり豆だよ。何よりゆたかちゃんもお兄ちゃんと仲良くなりたいみたいだからさー」

八幡「いや、それなら別に今のままでいいんじゃね」

小町「お兄ちゃんは『友達』って関係にアレルギー持ってるんじゃなかったっけ」

八幡「否定はしない」

ゆたか「あの」

小町「だから友達以上に距離が近くて、なおかつ親しい仲でいられる『義兄妹』という関係を小町は推すわけです」

八幡「……続けろ」

小町「ゆたかちゃんはお兄ちゃんと仲良くなりたい。だけどお兄ちゃんは『友達』が嫌、ならもう義兄妹しかないっしょ!」

八幡「ん?いやそれはおかしくないか」

小町「全然おかしくないよ!むしろそこしかない!そこしかないんだよ!これこそが2人を幸せにできる関係なんだよ!」

八幡「そ、そうなのか?」

小町「その通りだよ!さすがは小町の大好きなお兄ちゃんだね!物分りが良くて助かるよ!!」ズズイッ

八幡「分かった、分かったから落ち着け」

小町「国語学年3位は伊達じゃないね!」

八幡「あ、当たり前だろ?俺はやればできる八幡だからな」キリッ

小町「じゃあもうゆたかちゃんは義妹決定だね!」

八幡「小町がそう言うならその通りだろうよ、これからよろしくな。ゆたか」

ゆたか「は、ふぁいっ!」



小町(ちょろいちょろい)ゲス顔



小町「ゆたかちゃん、ココアでいい?」

ゆたか「ありがとう、小町ちゃん」

小町「ついでにお兄ちゃんのコーヒーね」

八幡「何故俺のコーヒーなのに俺に渡さない?」

小町「ゆたかちゃん、お兄ちゃんに渡してあげて?」

ゆたか「…………お兄さん、どうぞ」オズオズ

小町「違う違う、距離感を感じるよぉ。もっと身近に!もっとシスターに!」ビシイッ

八幡「わけがわからないよ」



ゆたか「……はい、お兄ちゃんっ!」

八幡「」

小町「それだッ!気になる得点は!?」

八幡「120点。小町に初めて”お兄ちゃん”と呼ばれたアノ日の事を、思い出したよ。ありがとう……ゆたか。うぅっ」グスッ

ゆたか「私の……お兄ちゃん、かぁ……」テレテレ

小町「ここに、また一組のかけがえのない絆で結ばれた兄妹が生まれたのであった……」シミジミ

八幡「であったじゃねぇ。よく考えるとおかしいにも程があるだろうが」ビシッ

小町「ちっ」ボソッ

八幡「お前今舌打ちしただろ。やっぱり会って1日も満たないのを、ていうかそんなに簡単に妹ができてたまるか。お巫山戯もここで終わりだ、なぁ。ゆたかさん?」

ゆたか「…………」ギュッ

八幡「おや」

小町(その右手は小町の特等席なのに)

ゆたか「……巫山戯てないもん。本気だもん」

八幡「…………マジで?」

ゆたか「……」コクン

八幡「……」





八幡「ということでゆたかは俺の義妹です、決して誘拐とかじゃないです。ちょっと小町がアイス買いに行ってる間にゆたかが歩き疲れて眠ってるだけです」

ゆたか「……」スー スー

「そうかそうか。話が長い割に信憑性がカケラも無いよね?ちょっとそこの交番まで来てもらえるかな?」

八幡「現実なんて嫌いだ」

刑事「酷い目にあったね比企谷八幡君」

八幡「尾行・監視されてるなんて聞いてないんですけど」ジト

刑事「そりゃあ僕が言っていないからね。まぁ僕が助けにはなっただろう?」

八幡「……まぁ」

刑事

また誤爆スマソ

気にしないで

誤爆したssの詳細はよ

刑事「酷い目にあったね比企谷八幡君」

八幡「尾行&監視されてるなんて聞いてないんですけど」ジト

刑事「そりゃあ僕が言っていないからね。まぁ僕が助けにはなっただろう?」

八幡「……まぁ」

ゆたか「……」スー スー

刑事「あの事件の重要参考人として、この僕直々に警護と監視をしてるんだよ?あんな青春の謳歌の仕方なんて見たことなかったけど、証言にはなっただろう」ドヤァ

八幡「青春なんてもんじゃねーっス。青春なんて悪だ」

刑事「珍しく捻くれた考えだな。とても高校2年生とは思えない」

八幡「そんなもんです」

刑事「そうかい?……それと、体調はどうかな?」

八幡「ボチボチっす。あ、小町来た」

刑事「おっと、じゃあ僕はそろそろ退散しようか。……ちなみに僕の部下もそこらで君の事を警護している。安心してくれ」

八幡「はぁ」





小町「お兄ちゃん、黒栗でいいよね?」ガサガサ

八幡「なにそのアイス。禍々しいんだけど」ヒキッ

ゆたか「………んん」

小町「ゆたかちゃんおはろー」

ゆたか「おはよう、小町ちゃん」

八幡「さっさと行こうぜ、もう昼なのだわ」

小町「イエッサー!」





小町「あれ?お兄ちゃん、つかささんとかがみさんじゃない?」

八幡「…………そうだな」

小町「おーい!つかささんにかがみさーん!!」

八幡「おいバカ、呼ぶ……はぁ」

かがみ「ひ、久しぶりね比企谷」

つかさ「八幡くんこんにちはー……」

八幡「………昨日ぶりだな。何してんの」

かがみ「アンタこそ何して」



ゆたか「お兄ちゃん、こちらの人は?」

かがみ「……アンタ、もう1人妹が居たの?」

八幡「いや、さっき出来た」

かがみ「拉致監禁……少女暴行……」ブツブツ

八幡「何か今社会的に重犯罪なワードが聞こえたけど違うからな?ほら、その……近所の子がお兄ちゃんって慕ってくれてる的なヤツだ」

つかさ「柊つかさです。こっちは双子のお姉ちゃんの柊かがみお姉ちゃん。よろしくね~」フリフリ

ゆたか「こ小早川ゆたかですっ。よろしくお願いしますっ」ペコッ

かがみ「マイペースか!少しは気にしなさいよ……」

八幡「気にしたら負けだ。俺も何でこうなったのかよく分からん」

かがみ「シスコンのアンタに義理の妹なんか出来た日には朝の朝刊コースまっしぐらじゃない」

八幡「酷い言われようだなオイ」

かがみ「………昨日はゴメン」

八幡「気にして無ぇ。無いとは思うけど首を突っ込むなよ?好奇心かがみんを泣かすぞ」

かがみ「誰が泣くかっ!」

八幡「はっはっは。じゃあ俺たち行くから」スタスタ

かがみ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。どこに行くのよ」

八幡「文房具屋だけど」

つかさ「文房具屋さんならこっちのが早いよ~」

かがみ「私達も行くところなの。アンタ等ここら辺の道がわからないならついて来なさいよ」

八幡「そういえば」

かがみ「ん?」

八幡「幼女誘拐事件とか監禁事件とか多いなー」

かがみ「こなたか!何でアンタ等はそういうのに目ざといかな…」

八幡「影響を受けてるんだろうけど…、ホントにゲームみたいなのが多いからな」

こなた「そうそう。他のユーザー迷惑するからやめてほしいよね」

八幡「……いつからいたんだ」

こなた「八幡がゆーちゃんを膝枕してる辺りからかな。遠目に見えたから尾行して来たの」

八幡「最初からじゃねぇか!」ガーン

かがみ「ていうか、少なくとも私のやってるゲームにそんなのは出てこないからな。ケチつけるつもりは無いけど制限は守れよ」



つかさ「それで八幡くんがねー」

ゆたか「お兄ちゃんがそんな事を…!」

こなた「八幡、いつからゆーちゃんのお兄さんになったの?そういうプレイ?」

八幡「違うわ!俺が小町の策略にハマった結果がコレだ」

かがみ「この子を知ってるの?」

こなた「私の従姉妹の子だよー。ほら、警察のゆい姉さんの妹ちゃん」

かがみ「……あのレーサー警官か」

なんか良くわからないけど>>527変じゃない?なんか良くわからないけど

ほのぼのは
いきをふきかえした

八幡「腹減ったな……」ボソッ

かがみ「ファミレスでも行く?」

八幡「あー……あ。お前借金返せ」

こなた「うっ、覚えてたのかね……」ドキッ

八幡「そういえば給料日が来てたんだったな?とっとと貢いでもらおうか」

こなた「エー…ソレガデスネ」

つかさ「こなちゃん、昨日いっぱいお買い物してなかったっけ……?」

こなた「つかさっ、しゃらっぷ!」

八幡「お前……まさか、一ヶ月分の給料をもう使い切ったというのか」

こなた「いやぁ……てへぺろ?」

八幡「うわぁ」

こなた「仕方ないじゃございませんかお代官様っ!なのはがっ、フェイトちゃんがっっ!!」

八幡「だまっぷ!10日で5割と言った事を忘れたのか?」

こなた「来月まで待ってくだせぇ。また出費しちゃったらオラ、餓死しちまうだよ~」

八幡「ほう、なれば金利分を身体で払ってもらおうか」

こなた「いやぁぁぁ~」


かがみ「茶番は終わったか」

八幡「さーせん」

つかさ「八幡くんすごいねぇ~。時代劇だよねー?」

ゆたか「時代劇……演劇部とかかなぁ」

八幡「お前ら俺をそんな目で見るんじゃあない。……なんかやけに大人しいけどどうしたんだ?」

小町「ん?ナンデモナイヨ?」

八幡「まーたなんか企んでるだろ。お兄ちゃんは誤魔化せねーぞ」

小町「企んでなんかないって~」ニヤニヤ

八幡「お前最近悪い笑顔ばっかりって自覚ある?無邪気な頃の小町はどこ?」

小町「うわシスコン」

八幡「そうそれ」

こなた「シスコンなのにゆーちゃんを妹にするとか危険臭しかしないんだけども」

八幡「俺はお前らの中で性犯罪者か何かなのってくらい言うよな。泣くぞ?」

こなた「あ、エンジョイフルみっけ!行くぞ皆の衆、着いてまいれー!!」シュタタタタッ

八幡「聞いちゃいねぇ」

かがみ「どいつもこいつもマイペースだなホントに……」ハァ

ちょっと離席しますスマソ

多分飯かな  いてら

キテタ! 楽しみにしてるよ!

万能陰謀兵器、雪ノ下一族によるヒッキー粛正も間近か
わざわざポリ公使って圧力掛けつつも泳がせたんだからよほどのトンデモな嫌がらせをしてから始末するに違いない

うわあ…へんなのが湧いてきたなあww

追い付いてしまった…
みんなかわいい期待

>>539
istd

リアル義兄なのに八幡に義兄の座を奪われたレーサー警官の旦那カワイソス

「お会計、6280円になります」

八幡「えっ」

「お会計、6280円になります」ニコッ

八幡「」




八幡「とうとうスッカラカンになってしまった……残金650円とかありえねぇ」

こなた「ご馳走様でしたーっ」イキイキ

つかさ「八幡くん、ごめん…」

ゆたか「ごめんなさいお兄ちゃん……」

八幡「いいんだ、いいんだよお前達……ジャンケンとかいう悪魔のゲームに負けた俺が悪かったんだ……」シクシク

小町「お兄ちゃん、小町の分は返しとくよ。残り2週間を680円で乗り切れるとは到底思えないから。あ、今の小町的にポイント高いかも」

八幡「いや……いい。マジでバイト探す。八幡本気出す」

癌ェ……

かがみ「バイト?」

八幡「おう。働かないがモットーの俺が資本主義社会にイジメをうけててな、マジで経済事情がやべぇ」

かがみ「……」

つかさ「お姉ちゃん?」

かがみ「ね、ねぇ。それなら……さ、ウチの神社でバ」ボソボソ

こなた「バイトならウチに来たまへよー!時給イイぜよ?ちょうど男手が足りなくて困ってたんだよねー」

八幡「マジで?いいの?」

こなた「店長に話しとくねん!早速明日から!!」

八幡「ふむ。じゃあ借金を1490円に減らしてやらんでもない」

こなた「私の働きは10円程度なのかね……かがみん?」

かがみ「」

こなた「なんで真っ白に燃え尽きぁいたぁ!!?」

かがみ「………ばか」

八幡「あ、やっぱタンマ」

こなた「えー?なんでー?」

八幡「来月にしてもらえん?今月はちっと……」

こなた「なんか用事があるの?なら来月からって電話しとくねー」

八幡「おう、頼むわ」

小町「お兄ちゃん、用事なんてあったっけ?」

八幡「俺の私的なやつだ、親父達も明日辺りに帰ってくるだろうし……金は土下座して前借りしとくわ」

小町「土下座……」

ゆたか「バイトかぁ、いいなぁ……」

こなた「ゆーちゃんをウチのバイト先に招待するべきか否か……いやダメだっ!ゆーちゃんをそんな危険に晒すわけにわっっっ」

八幡「おい俺のゆたかにあんな制服を着せるだと……!?ぶはっ!だが晒し者にするわけには………!」ドクドク

こなた「想像で鼻血を出す人を初めて見たような気がするよ。あと俺の”ゆたか”ってもう定着してるんだねぇ」

八幡「いややっぱりダメだ!お兄ちゃんはそんなバイト認めないぞ!!」

かがみ「じゃあゆたかちゃんも一緒にウチでバイ」

こなた「とりあえずゆーちゃんの件は来年に持ち越しだね。今年は今年の事を考えようじゃないかきみたちー」

かがみ「……」

こなた「か、かがみん?なんでまたそんな怖い顔いたぁぁっ!」

かがみ「ふんっ……」

小町「店前で痴情のもつれつはやめましょうよー」ハァ

かがみ「痴情じゃないっっ!」ガー!

八幡「何の話してんだよそこ」

かがみ「うるさいうるさいうるさいっ!」

八幡「性格が合ってるわー」

こなた「あのフレイムヘイズちゃんには共感が持てるよ~色んな意味で」

八幡「ぶっちゃけ体系的な意味だろ」サラッ

こなた「ほぁたぁ!!!」ガスッ

八幡「うわらばっ」

prrrrrrrr

八幡「お。すまん、電話でてくる」

ゆたか「私は……お店でちょっとお花を…」

つかさ「私も行く~」



ピッ

八幡「もしもし……あ、親父。え?今日の夜にこっち着く?あー……薬が効いてんのかどうか知らんけど酷いことにはなってない、と思う」

八幡(血は吐かないし痛みも軽い……少し気持ち悪いといえば気持ち悪いけどな)

八幡「ん、そんなとこかな」

ゆたか(……お兄ちゃんまだ電話してるみたい、だよね?先に行っ)

八幡「今薬飲んだばっかだけど、副作用とかは今んとこ出てない。多分他の薬が抑えてくれてるんじゃないかと」

ゆたか(お薬……副作用?)

八幡「今月中……明日明後日にでもしておかんとヤバいって、さっき医者から直電話で危険宣告(ラブコール)が来た」

ゆたか(……?)



八幡「………いや、その……手術をさ」



ゆたか「!?」ガタッ

八幡「ん?………それで保険とか手術費とかの事とか俺知らねぇからさ。そこら辺を改めて聞いておきたくて……あんまりかかるならバイトしてでも返そうかとか俺らしくも無いことを考えてて」





ゆたか「……」ペタン

つかさ「ゆたかちゃん?そんなところでどうしたの??」

ゆたか「……な、なんでもないですっ。ちょっと躓いちゃって…えへへ」

八幡「ん?どうしたんだ2人共」

つかさ「躓いちゃったんだってー」

八幡「……大丈夫なのか?」

ゆたか「……」

八幡「……何か聞いたか?」

ゆたか「えっ!?な、何を…?」

八幡「いや、なんでもない。気のせいだと思うから気にしないでくれ」

つかさ「……?」




こなた「遅いよ八幡!遅すぎるよー!」

八幡「悪いな小町にかがみん。遅れた」

こなた「最近私の扱いが雑じゃぁないかねキミィ」

八幡「よしよし構って欲しかったのかー」ナデナデ

こなた「むっきー!露骨に子供扱いしおってからにー!!」

八幡「はっはっは。ほれほれ良い子良い子~」ナデナデ

こなた「……」

八幡「ん?どうした泉」

こなた「続けて」

八幡「な、なんで……」

こなた「じゃないと八幡の正中線に流星拳ぶち込むよ」

八幡「殺す気かよ……ほら、これでいいか?」ナデナデ

こなた「ん……」

ゆたか「……むぅ」

つかさ「……」ムムム

かがみ「……」チラッ チラッ

小町「お兄ちゃん、小町も小町もー!」

ゆたか・つかさ・かがみ「「「!?」」」

八幡「……お前の頭なでたのっていつぶりだかな、案外最近だったわ」

小町「いやー、妹って本当に役得だなー」チラッ

かがみ「!」カチーン

こなた「八幡の手って『父の手』って感じがするよ。久しぶりに味わった父の手だなーって」

つかさ「父の手……最近お父さんにされてないかも」

かがみ「なかなか無いわね。最後は中学だったかしら……っていうか恥ずかしいわよ、この歳でお父さんに頭撫でてもらうなんて」

こなた「いやぁ、私のお父さんが私の頭を撫でる時にはさー。父親の愛の他に薄っすらと”葛藤”が混ざってる感じがするんだよね」

八幡「いやそれお前の父親どうなの。」

まぁ嫁さん瓜二つだしな…

こなた「たまに身の危険を感じるような危ない発言もポロッと」

八幡「ゆたか、お前ウチに泊まらないか?」

ゆたか「!?」

小町「よーし、じゃあ小町の部屋でお泊り会しましょう皆さん!女子会ですよ!女子会!」







八幡「ん?」

小町「どったのお兄ちゃん」

八幡「いや、いままで昼じゃなかったか?」

小町「何いってんのさー。お兄ちゃん、ショッピングしたりバトルしたり小町の胸を揉んだりしたじゃん」

八幡「いや待て。俺は小町の胸を揉んだりしたのか?」

小町「うん、まさしくラッキースケベだったね。かがみさんに頭叩かれたから忘れちゃったの?」

八幡「覚えてなかった事がちょっと勿体無い気がする」

ここで落ちます。
でわまた明日

乙サンキュ

シリアスと日常が分離しながらきめ細かく混ざってるなすごいわ

乙!

これがキングクリムゾン…!
ぉっ

ほのぼのもシリアスも更新速度も全て兼ね備えた素晴らしいスレ

小町「じゃ、小町は部屋に戻るから。まだまだ女子トークは終わりませんよ~」

八幡「菓子やらジュースやら持って行ってやろうか」

小町「じゃあヨロシク!」

八幡「あいつら今日泊まるんだよな?俺の部屋も使ってくれていいからな、どうせここで寝るし」

小町「……ほぅ。わかった~」

八幡「寝坊はしないようにしとけよ。明日は学校なんだからな」

小町「はいはーい」


ピンポーン

八幡「……親父達にしちゃ早いな。まだ9時なのに」


ガチャ

八幡「親父?」

そう「お前に親父と言われる筋合いは無い!」

バタン

八幡「ふぅ」

ピンポーン

八幡「……」

親父違いwwww

いきなりワロタ

寝落ちてマーシタ

ガチャ

八幡「なんすか」

そう「俺の可愛い娘が女子会をしているそうじゃないか」

八幡「してますね」

そう「そんなところに男が一人居るのは親としては不安でな?」

八幡「むしろそっちの家に居る方が俺としては不安極まりないんですが」

そう「え!?」

八幡「じゃ、夜も遅いんでおやすみなさ」

そう「待てい!」ガシッ

八幡「離してくれよ……」グググ

そう「寂しいんだよぅ。俺も入れてくれよぅ!仕事も済んでやることが無いんだよぅ!」

八幡(うぜぇ……)

八幡「いやホラ、近所迷惑なんで」ググググ

そう「痛たたたたたたたた!!」

八幡「どっちにしても小町の部屋には入れませんけど。小町の部屋におっさんが入ろうなど片腹痛い」

そう「それでもいい。それでもいいからお邪魔させてくれ!この歳で1人は辛い!!」

八幡「……お茶くらいしか出すもんがねースから」

そう「ありがとう。これからは馬の骨なんて呼ばないでヒキタニ君と呼んであげよう!」

八幡「やっぱ帰れ」





八幡「粗茶ですが」コトッ

そう「うむ、ありがとう」

八幡「……」

そう「そういえばヒキタニ君」

八幡「比企谷です」

そう「比企谷君は2年E組だね?」

八幡「……はぁ」

そう「キミから見てどうだ、ウチの娘はうまくやってるか?」

八幡「ん、上手くやってるとは思います。こっちは平和でいい、俺が堕落しそうなくらい平和ですよ」

そう「未だに厨二病を患ってるのかい?」

八幡「違ぇ。……人間関係とか、そーいうのですよ」

そう「…………成る程」

八幡「泉やその周りも、良いやつ”過ぎる”。俺みたいなのに構うくらいですから、そのうち悪い輩に引っかかりそうで心配です」

そう「……」

八幡「転校して来てから今まで味わった事が無い日常を貰ってるんで、お返しってわけじゃ無いけどできる限り助けになりたいし、見守ってやりたい。こんな事考えるなんて思いもしなかったですけど」

そう「そんな気にする事じゃないだろう。友達として仲良くするのは当たり前じゃないか?」

八幡「……俺とあいつらは友達じゃないっす。俺には友達なんて必要無いんで」

そう「…………」

八幡「とか言いつつ実際は羨ましかったりしないこともない。俺の考えてた友達って関係と、あいつらの関係はまるっきり別モンだったんで。既成概念をぶち壊された気分です」

そう「……キミは気付いていないかもしれないが、既にこなた達と友」



カチャ ガチャ


八幡「あ、多分親父達だ」

そう「ご両親かい?」


「………ただいま」

八幡「小町と俺のクラスの連中が上で女子会してる。こっちはその保護者さん」

そう「どうも、お邪魔しております。泉こなたの父、泉そうじろうと申します。比企谷君にはウチの娘がよくしてもらっているみたいで……」

「これはご丁寧に。比企谷の父です……お前が家に友達を連れて来るとはな、しかも女の子らしいじゃないか」

八幡「だから友達とかじゃねーっての。……」

「…………具合はどうだ、母さんと荷物を下ろし終わってから聞こうか」

八幡「……手伝おうか」

「いや、そんなに多いわけでもないから座ってなさい」

八幡「……」


そう「比企谷君、身体が良くないのか?」

八幡「ちょっとした風邪ですよ。ちょいとばかし客間の方で待ってもらっていいスか、そっちに俺のDVDやら持って来ますんで」

そう「まど☆マギあるかい?」

八幡「当たり前でしょうに。遡逆とか出た瞬間に円盤買いましたわー」

そう「流石」




「泉さんは?」

八幡「客間」

「そうか」

八幡「…………」

「それは、もうそんなに良くないのか?」

八幡「……ぽいな」

「小町は知ってるの?」

八幡「……まだ刑事と医者しか知らない」

「刑事?あのことか?」

八幡「参考人として出頭しろ、だと。犯人の目撃証言がこっちの町付近で出たらしい」

「大丈夫よね?またあんな事……」

八幡「親父と母さんには迷惑かけたと思ってる。わざわざ引っ越す事になった上に、今やこんな状況だし。だから早々に出頭して犯人を捕まえてもらう」

「……そうか」

八幡「…………明日それが終わったら、そのまま病院行きたい。昼も言ったけど、そろそろしないとヤバいみたいだからさ」

「金の事なら心配するな。こっちの事業でも上手く行きそうだ。なによりその医者に連絡をとって確認してみたが、保険で8割9割近くはカバーできる。それより学校は」

八幡「そっちは大丈夫。捜査協力つったら公欠扱いにしてくれるみたいだから、その期間を使って、手術してから退院までこぎつける」

「……胃の癌…って転移するって聞いたわ。本当に大丈夫よね?」

八幡「期間的に取るなら今日明日がギリだって電話で言われた」

「そうか。なら、早速明日行きなさい。小町や学校にはこちらから言っておこう」

八幡「本当に申し訳ない。俺迷惑ばっかりかけて…」

「ペコペコするな。男が下がる」

八幡「……」

「こっちに来てから段々とお前が変わってきていると小町から電話があった。お前自身から話を聞くに、その通りのようだな。小町も嬉しがっていた」

八幡「小町が……?」

「あぁ、小町が」

八幡「小町……良い妹に育ったなぁもう。絶対嫁にやることは反対だね」

「当たり前だ小町は誰にもやらん」

「貴方達、本当に小町が好きね……」ヒキッ


八幡「なんか飯食う?オムライスとか作ってた(覚えてない)けど」

「いや、もう食べて来た。母さんも疲れてるしさっさと寝ようと思う」

八幡「そか。じゃあ、おやすみ」




八幡「菓子とジュース持ってくの忘れてたわ。30分も過ぎちまったしそろそろ持って言ってやるか」

ちょっとだけ離席

胃の癌余裕なさスギィ



>>574
胃癌は食道、膵臓、十二指腸、肝臓などに転移しやすい上に八幡十代だしな

若いと細胞も活発だから進行も早いらしいしな

若さと癌の進行速度に関連性はねぇっす

若さと癌の進行速度に関連性はねぇっす

代謝の方じゃねえっけ、影響あるの

若いと代謝の問題で癌の進行や転移するスピードが早いんだよ
20代で癌を患い早期治療しないと1年も経たずに逝くこととか珍しくないからな

みんな博学ですね…すごい(こなみ)

自覚症状があれば良いんだけどねえ……

健康診断って大事って話だな
治療費>健診代だから積極的に受けろって先生に言われたわ

気にしすぎィ

ガチャ

ゆたか「……お兄ちゃん」

八幡「菓子の催促ならちょい待ってくれ、今持って行くから」

ゆたか「ううん、そうじゃなくて」

八幡「ん?」

ゆたか「ごめんなさいっ」

八幡(え、俺なんかした?あ、もしかしてお断り的なごめんなさいだこれ。やっぱり他人の妹になるのとかありえないのでごめんなさい的な)

八幡「……」ガクッ

ゆたか「お腹痛いの?も、もしかして胃のところが!?」トタタタ

八幡「こんな俺をお兄ちゃんと呼んでくれるのか、ゆたか?しかも心配までしてくれて……うぅお兄ちゃんは幸せだ」ウルウル

ゆたか「大袈裟だよお兄ちゃん」クスクス


八幡「だが何でお腹じゃなくて『胃』って言ったんだ?」

ゆたか「あぅ……ごめんなさい」

八幡「……なんでそろいも揃って人の話を盗み聞きするかな…」ハァ

ゆたか「お店で電話してるのを聞いちゃって……心配になってぇ…」グスッ

八幡「え、ちょおま」

ゆたか「お兄ちゃんが癌なんて嫌だよ…せっかく兄妹になれたのにっ」

八幡「泣くな泣くな。心配する程じゃないから、手術すればすぐ治るから」

ゆたか「ほんと……?」

八幡「お兄ちゃんを信じなさい。1週間もかからんウチに全快してやるから」

ゆたか「…うんっ!」

八幡(かわいいなぁもう、嫁にはやらんぞ)



八幡「さて、そこに隠れてるツインテール出てきなさい」

かがみ「……」ドキッ

八幡「居ないフリをしてんじゃねぇ。右ツインテールがはみ出てるっつの。チョッパーかお前は」

かがみ「誰がトナカイだっ!」

八幡「……立ち聞きはマナー違反だろ」

かがみ「ゆたかちゃんが帰って来るのが遅いから様子を見に来たのよ。どこぞのシスコンの魔の手にかかったんじゃないかって心配になって」フン

八幡「誰がシスコンだ」

かがみ「アンタだ」ビシッ

八幡「そうだった」

かがみ「……で、本当に大丈夫なの?」

八幡「当たり前だろ。俺はひ孫に囲まれてから天寿を全うするのが夢なんだよ」

かがみ「夢が人生のクライマックスでどうするのよ。まぁ大丈夫ならいいけど」

八幡「なんだよかがみんまで心配してくれてんの?」チラッ

かがみ「…………心配に決まってるじゃない」カァァ

八幡「」

八幡()

かがみ「な、何か反応しなさいよ……」チラッ

八幡「……いや、……その……スマン」

ゆたか「?……???」

八幡(伏兵過ぎるだろかがみん…いや、でも常に冷静クールな俺、八幡。こんな反応はこいつらからすれば当たり前の事だ。決してついに俺にも春が来たんじゃね的な奴ではない。何で分かるかって?何故なら俺は2度同じミスはしない男。そう、何故なら俺は2度同じミスをしない男だからだ。大事なので2回言いました。そもそも)

かがみ「すまんじゃなくて。何か言うこと、無いの……?」ジー

八幡「っあ、ありが、とう……?」アセッ

かがみ「………んっ、今日のところはこれくらいで許してあげるわ」ニコッ

八幡「……う、うス」

かがみ「でも、ちゃんと治さないとただじゃおかないわよ。いいわね?」ピッ

八幡「っを、Oh」

かがみ「何よそれ。慌てすぎでしょー?」クスクス

八幡「ぅう~るせー」

かがみ「…………あと、よく聞きなさい」グイッ

八幡「はい?!」

かがみ「私、つかさにも、ゆたかちゃんにも小町ちゃんにも。他の誰にも負けないから。覚悟しときなさいよねー?」ニヤニヤ

八幡「なっ……!?」

かがみ「ここのお菓子とジュースもらって行くわよー。ゆたかちゃん、行こ?」

ゆたか「は、はいっ。お兄ちゃん、また明日!」

かがみ「おやすみ、八幡」

八幡「……菓子ばっか食べると太るぞ」ボソッ

かがみ「そんなに食べないわよっ!」ガー!

八幡「悪い悪い。また明日な」

かがみ「うん、また明日」

八幡「ゆたか、眠れなかったら俺の部屋に来いな」キリッ

かがみ「こら」

ゆたか「え、ええぇぇぇっと」

かがみ「ゆたかちゃんも迷わないのっ!」

ガチャ バタン

八幡「………」

八幡(今まで他人、更に言えば主に女子とリア充には馬鹿高い壁を作ってたつもりだったのに……あいつ等いとも簡単に乗り越えて来やがるし、俺の大切な常識を簡単にぶっ壊して行きやがる。しかもさっきのアレ。あんな事ボッチの俺にあっていいのか?俺はどうしたらいいんだ?)モンモン


八幡「どうしたらいいんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」



八幡「…………やはり俺の青春ラブコメは間違っている。こんな事考えて叫ぶとかキャラじゃねーわ」ハァ




八幡(だけどたまには俺にも優しいじゃん。見直したぜ、恋愛の神様)




ドウシタライインダヨォォォォォォォ!!!!!!


こなた「うわビックリした」ビクッ

小町「近所迷惑だって……ウチの兄がほんとすいません」

つかさ「何かあったのかなぁ」

ガチャ

かがみ「ただいま、追加のお菓子とジュース持って来たわよ」コトッ

こなた「うむ、よきにはからいたまへ~」

みゆき「比企谷さん、叫んでいたようですが何かありましたか?」

かがみ「………な、なにもなかったわよ」プイッ

こなた「なっ」

小町「」

みゆき「??」

ゆたか「??」

つかさ「」

かがみ「さ、私はもう先に寝るわよ!明日も学校なんだから!小町ちゃん、ここ借りるわね?」

小町「は…………はい」

こなた「かがみんが…お菓子を食べようともしない、だと……!?」

つかさ「お姉ちゃん何があったのー!?」

かがみ「何もないわよ~♪おやすみー」フフン

こなた「かがみん、かがみん!?ちょっ、kwsk!そこんとこkwsk!!」ユッサユッサ

つかさ「お姉ちゃーーーん!」ユッサユッサ

かがみ「あぁもう五月蝿いわねっ!」ゴンッ!ペシッ

こなた「ぅぁ痛ぁっ!?」

つかさ「あうっ」

こなた「お仕置きに格差を感じるのだよ……」プルプル

つかさ「あぅあぅ」

かがみ「私はもう寝る。わかったわね?おやすみ」

こなた「ちぇー」

つかさ「うー」



かがみ(おやすみ、八幡)

小町「お兄ちゃん……たった数分でかがみさんに何を……っ」ガクガク

こなた「くぁー!こうなったらヤケ食いだよ!ヤケジュースだよ!チミ達今夜は寝かさないよっっ!!」ガツガツ

つかさ「おー!」パリパリ

みゆき「わ、私もですか…?」

ゆたか「小町ちゃん、こなたお姉ちゃん達どうしたのかなぁ?」

小町「……ゆたかちゃん、下で何があったの?」

ゆたか「……よくわからない」

少ないですがここですたっぷ。
早くて昼に出てきますのでまた。

読んでる方も、なんでデレたのかワケわからん。

これはどうなるか分からんな(恋の行方)
八幡の癌がきちんと完治するのを祈ろう

やっぱSSLってバカだわ

生きろ

しかし正妻は小町

やっぱSSLって糞だな

コンコン

八幡「おーい。飯できたぞー」

シーン

八幡「起きろー」

シーン

八幡「……」イラッ


ガチャ


小町「……zzZ」スー スー

つかさ「……zzZ」スピー

かがみ「……zzZ」クー クー

ゆたか「……んんぅ」ムニャ

みゆき「……zzZ」スヤスヤ

こなた「…zzZ」グー グー


八幡「……」

カンカンカンカンカンカン!!!!!

「「「「「!?」」」」」ビクッ

八幡「おはようお前等」

小町「うぅ、フライパンにおたま……起こし方が古いよお兄ちゃん」ウツラウツラ

八幡「効果的だろ」

こなた「乙女の部屋に勝手に入っちゃだめだよ八幡~」

八幡「文句あるやつはメシ抜きな」

こなた「朝ごはんに突撃ーーっ!」ドタドタ

八幡「親父達が寝てるんだから走るな!」

みゆき「まぁ。それは粗相の無いようにしないといけませんね」

かがみ「とりあえず起こさないように……いい?」

ゆたか「お兄ちゃん、おはよぅ」

八幡「おう。さっさと顔洗って来……。」

ゆたか「お兄ちゃん?」

かがみ「………ん?」

みゆき「???」ハラリ

かがみ「みゆき!パジャマがはだけてる!」

みゆき「あ……これは失礼しました」イソイソ

八幡(……やっぱ大きかったな)

かがみ「な・に・を、考えとるか~っ!」ゴゴゴゴゴ

八幡「な、なんでもねぇっす!」

小町「……」ジー

かがみ「……まったく」

八幡「お、俺下に降りとくから。早くメシ食いに来いよ」

かがみ「私達は制服に着替えてから行くわ、先に食べてて」

小町「あ、じゃあ小町がこなたさんの制服持っていきますよー」

かがみ「ん、よろしく」



かがみ「つかさー。つかさーー!」

つかさ「後5分で…自分で起きるよぅ……」

かがみ(ダメだこりゃ……、まぁたまには厳しくなってやるか)

かがみ「知らないからねー?……みゆき、ゆたかちゃん。行くわよ」

みゆき「ですが…」

かがみ「たまに厳しくしてやるのも姉の勤めよ。さ、ご飯食べに行こ?」

ゆたか(つかささん、ごめんなさいっ)





チュン チュン チチチ…

つかさ「……んー、よく寝たぁ」

ゴソゴソ

つかさ「お姉ちゃん、おはよう~……あれ?みんなー?」

時計『チコクデスガナ』

つかさ「また、寝坊しちゃった……」



つかさ「ふぇぇぇん、お姉ちゃん何で起こしてくれないのー!」

ガチャ

つかさ「朝ごはん……お手紙?」

『つかさへ。
何度起こしても起きないので
皆、先に行きます。

いつも最後まで起こしてくれると思わないこと。たまには自分で起きなさい。

かがみより。』

つかさ「うぅー。いただきます……」

モグモグ

つかさ(起きた時、家に誰もいないのって寂しいな…………)ポツーン


ガチャ

八幡「あ、起きたのか」

つかさ「ふぁふぃふぁんふん!?」ドキッ

八幡「口に物がはいったまま喋るのは行儀が悪いぞ。待ってやるから先に飲み込め」

つかさ「ふぁーい」モグモグ


八幡「ゆっくり食べたから遅刻決定だな」

つかさ「八幡くんも遅刻だよぅ」

八幡「あ、俺公欠だから」ドヤァ

つかさ「えぇー!ずるいよー!」

八幡「寝坊したのが悪い」

つかさ「私も起きようとしてるもん!……あと5分寝れる!とか次の次で起きよう!とかちゃんと考えてるもん」

八幡「いやダメだろソレ」

つかさ「えへへ……」

八幡「とりあえず途中まで送ってやるから鞄やらとって来い」

つかさ「はーいっ」


prrrrrr

八幡「刑事さん。俺、学校の前で待ってますんで。……あと昼過ぎには病院の方に行かせて欲しいんすけど」




八幡「ほれ、後ろ乗れ」

つかさ「えぇ!?自転車の…?」

八幡「小町以外を乗せるのは初めてなんだ。乗り心地悪くても文句言うなよ」

つかさ「ううん、八幡くん。ありがとっ」ニコッ

八幡「っ……おう。あー、俺の自転車さ、帰りに乗って帰って来ていいからな。多分今日中に取りに来れんから」

つかさ「そうなの?でも、私には大きいかも、……どんだけ~」

八幡「じゃあ学校置いといてくれ。ほら、さっさと乗れし」

つかさ「うん、お邪魔します」ストッ

八幡「……行くぞ」

面白い可愛い

つかさは癒し

つかさ√待ったなし

護衛とはいえ警察が見てるところで二人乗りとは……

すまん、あげちまった

かわいい女の子と二人乗りは正義、そうだろう?

正義の前では法など無意味

こなデレが破壊力高いので見たいっす

つかさ√待ったなし!

こなたの影が薄いww





つかさ「あー もう体育始まってるみたい」

八幡「今日はE組とD組の合同授業だったか、服忘れてないだろうな」

つかさ「うん」

八幡「校門前まで行くとクラスの連中に見つかるだろうから降りてくれ。何て言われるかわかったもんじゃない」

つかさ「はーい」

こなた「でも遅いんだなぁこれが」

八幡「なんだ泉か」

こなた「なんだとはなんだね!私に限っては扱いが皆より雑だよ!」プンスカ

八幡「そうか?……っていうかアレだな、お前って体育の時はポニテなのな」

こなた「走るのに邪魔だからねぇ」

八幡「なんだ、ゴテゴテのインドア派だと思ってたんだけど」

つかさ「こなちゃんって運動神経がすごくいいんだよ。体育系の部活に入ったら大活躍できるーってくらい」

こなた「いやいや、そんな部活に入っちゃったりしたらさ。ゴールデンのアニメも見れないしネトゲする時間も減るじゃん?だから奉仕部の方がいいんだよね」

八幡「お前は本当に揺るぎないな」

こなた「ちなみに格闘技も少し嗜んでおりました」ドヤァ

八幡「だからあんなに一撃一撃が重かったのかよ」

八幡(高校生とはいえ、人(俺)の体を吹き飛ばすくらいの拳がこんなちみっ子に宿っている不思議がなんとなく解明された。なんとなく腑に落ちないが)

こなた「でも昇竜○とかヨガ○レイムとか会得しようとして研究してたら本業の方が疎かになっちゃってねー」

八幡「えちょっと待って。日本の格闘技でヨガフレイ○って修得できんの」

こなた「無理だった」

八幡「だよな」


こなた「ところでさっきポニテがどうって言ってたけど。自称ボッチなのに女の子の髪とか気になるの?」

八幡「あれお前らの前でボッチって言ったか俺。……まぁ、俺だって年頃なんだよ」

八幡(気になり始めたのは、こっちに来てからだけどな)

こなた「ふーん。で、感想としてはどんな感じかね?」ファサッ

八幡「凄く似合ってると思うが?」

こなた「えっ」

八幡「ん?」

こなた「あ、あははー!やだなぁもー、八幡の場合そこはこう、辛口評価でしょ?」アセアセ

八幡「いや似合ってるだろ。ちなみに俺は、いや日本男児は『うなじ』にときめくし夢が煌めくからな。普通にレベル高いと思うが。なぁ?」

つかさ「う、うん。こなちゃんのポニーテール凄く可愛いと思うよ」

こなた「……そ、そか。普通にレベル高いか」イジリイジリ

八幡「おう」


かがみ「アンタ達何してんのよ」

八幡「かがみん、つかさ連れて来たぞ」

かがみ「ありがと。こなた、勝手にハードル走抜け出してたでしょ。黒井先生怒ってたわよー」

こなた「………へ、あ、かがみん?」

かがみ「……どうしたのよ、顔赤いけど」

こなた「え、あー。うん、アレだよ!今日は暑いよねっ!グレートホーンだよ!」

八幡「どこの黄金聖闘士ですかね」

こなた「牡牛座だよ」

八幡「知ってるっつの」

こなた「そんじゃー!わ、私は先に戻るねー!加速そーーち!!」シュタタタタタタ

八幡「うわマジで速い。高校生記録だせんじゃね」

かがみ「アンタってやつは……」ハァ


八幡「じゃ、確かに送り届けたからな。俺いねーけど帰り道気をつけろよ」

つかさ「ありがとうね、八幡くん」

かがみ「これにこりたら遅刻しないように心掛けなさいよね」

つかさ「ぜ 善処します……」

八幡「……」ジー

かがみ「……なによ」ジー

八幡「………眼福です」グッ

かがみ「は?」

つかさ「八幡くんはポニーテールが好きなんだって」

八幡「やっぱかがみんだよコレ」ジー

かがみ「わけわかんないけど……あんまりまじまじとみるなよ、恥ずかしいだろ」チラッ

八幡「つっても、やっぱかがみんはツインテだな。ツンデレがウルトラソウルする髪型は大抵ツインテと相場が決まっている」

かがみ「誰がツンデレだっ」

八幡「つかさも似合いそうだよな、ポニテ」

つかさ「でも私は髪の毛が長くないし…」

八幡「ショートでもできると思うけどな。むしろ稀少価値すら感じる」

つかさ「そうかなぁ」

八幡「やるんなら今度見せてくれな」

つかさ「うん わかったー」ニコニコ

かがみ「じゃあ私達は行くわ。つかさ、さっさと着替えて来なさい」

つかさ「はーい」

八幡「帰りにウチから荷物持って行けよ」

かがみ「またいつ女子会するかわからないので置いてってください、って小町ちゃんに言われたけど」

八幡「そうか?……とりま、いってら」

つかさ「いってきまーす」フリフリ

かがみ「ホラ早くっ。あと20分もないのよ!」タッタッタッ

つかさ「まってよー」タタタタタ




八幡「……平和だな」

八幡「……って自転車!自分で停めに行くか…」ハァ

八幡(願わくばこのまま続いて欲しいなーって)

八幡「……手術が終わったら『友達』になってもらえないか頼んでみようかな、なんてな。俺は今の状態に甘んじてるから別にいいんだけど」


「……すいません。比企谷八幡君ですか?」


八幡「はい?」


ブスッ…


八幡「………え?」ガクガク


「………まだ警察には喋ってないみたいだな」

八幡「テ、メェ……クソ野郎…」ガクッ


「恨むなら雪ノ下議員を恨むといい」


八幡「……その面、ぶん殴、、ってやるから……な、覚え………け」





八幡(……やべ…寒………)

少し用事わよ
夜までに席に着きますわよ

いいところで生殺しですわよ

どうなる八幡…
続きが気になるけど一旦乙です~

偉い目にあって転校して癌になって刺されるなんてこなた達がいるとはいえ何処ぞの不幸だーさんよりよっぽど不幸だ

ゆきのんパパがらみか

これは雪ノ下家から賠償

一旦乙

けくだすし>>たかつつきかこあのたぬきgくとく����

日本語でおK

八幡の死亡フラグの回収早いよ…

見張りがいるはずだろぉ!?

こっちなら現行犯で捕まえれますし

見張り(犯人じゃないとは言っていない)

見張りもとい警護失格じゃないか……

議員を恨めなんて台詞が出るなんてプロとはいえなくても、この手の汚れ仕事やり慣れてるじゃないっすかww

ぼく「何度見てもアニメでフレンダ可愛くなり過ぎだろ……最愛ちゃんは作画崩壊…原作絵の方が………そうだ絶チル見よう。SSはまぁ一話だけ見終わったら書こう」



ぼく「あれ朝じゃね?」

許しておくれわよ。

www

まぁ息抜き出来てよかったんじゃないか?
切り替え終わったらぼちぼち投下よろしゅう、楽しみに待ってるで

なるほど、大切な用事だったんだな

同じ事をサクラ大戦とラブライブでやったよ

一睡したら再開してる事を願うが>>1も寝て来んしゃい

つかさ「あっ」

かがみ「どうしたの?」クルッ

つかさ「八幡くんに自転車を学校に置いといて、って頼まれてたの」

かがみ「それなら私が行くから早く着替えて来なさい」

こなた「私も行くー」

つかさ「お姉ちゃん、こなちゃん、ごめんね。ありがとう」

かがみ「いいから、早く行きなさい」




かがみ「八幡も八幡よ。わざわざ自転車で来ることもなかったのに」

こなた「うーん、つかさの足でこの時間に着くことはありえないと思うんだよね。多分乗っけてもらったんじゃないかな」

かがみ「ふ 二人乗りはだめだろっ」

こなた「かがみんちょっと羨ましいとか思ってなーい?」

かがみ「うるさいうるさいうるさいっ!」

こなた「貴様ッ 炎髪灼眼の討ち手…ッッ」

かがみ「は?」キョトン

こなた「素で出てたのかぁ なんでもないよ」

かがみ「…ていうかアイツ帰ったんじゃないだろうな。居なかったら無駄足よ」

こなた「あ、八幡だ。……あと誰?」

かがみ「明らかに不審者って感じ。今時サングラスかけてマスクつけるなんて自殺行為だろ、職質でも受けたいのか?」

こなた「何か様子がおかしくなくなくなくない?」

かがみ「なくなく…どっちよ」

こなた「いや、様子がおかしいなーって」

かがみ「回りくどい!」

ドサッ

かがみ「八幡!?」

こなた「!!!」シュタタタタタタッ!!

「ん?」

こなた「ふっ!」バシィッ

「うぉ!……こ、この俺に飛び蹴りをかますなんて良い度胸じゃないか。ここの生徒か?」

こなた「……」スッ



かがみ「あ、あ、あ……」フキフキ

こなた「かがみん!八幡、どう?」

かがみ「ど、どうしようこなた…、お腹から、血が、止まらないっ、……」ギュッ

こなた「… 早く119番しないと」

「それは無理だな。そいつに生きていられるとこちらが困る」

チャキッ

こなた「随分現実味が無いなぁ。八幡が何をしたっていうのさ」

「言う義理はない。そこをどいてもらおうか」

こなた「………」ジッ

「そうか、ならお前もブッ刺してやる!!」ダッ

こなた「ッ!」

かがみ「こなたーーーっ!!」




巡査「銃刀法違反・殺人未遂容疑、ついでに迷惑防止条例に違反だコノヤロー。現行犯で逮捕する」

カシャン

こなた「……」

かがみ「……」

「えっ……」



巡査「早々に駆け付けられなくて悪かった。そこで空き巣も現行犯で見っけてボコってたら気がそれちまってた。すぐに、警視と救急車が着く……お前ら手当の邪魔だ、少し離れろ」

こなた「……」

かがみ「……このっ!」バシッ

「ぐぁっ!?」

かがみ「このっ、このっ!!」バシバシッ

「ぐがっ!ぶべっ!!」

巡査「一般人のお前が余計に怪我させたんじゃ裁判やらで不利になっちまう。どうせ殴るなら俺を殴れ。今回の全責任はガキのおもりもできなかった俺にある」

かがみ「……」バシッ

巡査「……」

かがみ「……」バシッ!

巡査「……」

かがみ「……」

こなた「かがみん、もうやめよ。こんな事してるよりも先生を呼んだり、やることはいっぱいあるよ」

かがみ「………」

巡査「……応急手当は終わった。野次馬共が来ねーようにしてくるからここで救急車が着くのを待ってろ」




かがみ「……」

こなた「… かがみん」

かがみ「……」

こなた「… 私、先生呼んで来るね」

かがみ「……」コクッ

かがみ「……」ポロッ

ポタタ…

かがみ「死ぬわけじゃない、死ぬわけじゃない……っ」





こなた「……先生」

ななこ「どうした泉、柊が遅く来てなーもー。授業はあと5分で終わりやぞーってな?」

こなた「……校門に来てほしいんですケド」

ななこ「どうしたんや、そんな深刻そうな顔なんてしおってからに」

こなた「………八幡が、刺されました」ボソッ

ななこ「なっ……!?比企谷は公欠のはずやろ!!」

こなた「……」

ななこ「校門やな、分かった」

つかさ「あー、こなちゃーん。お姉ちゃん知らないかなぁ?」

こなた「……つかさ、最初に言っとくけど。つかさのせいじゃないからね」

つかさ「???」

うぜー巡査だな
敬語もまともに使えないのか

つ、づ、き!
元攘夷志士か真選組なんじゃない?(すっとぼけ)

うぜー読者さまだな
黙って読むこともできねーのか

マダカナー

8時まで待ってくらはい

8時(夜のとは言っていない)

8時ピッタリに来ると思った?残念!7時でした!

ほう

>>653
牙突使える警察とか怖くて犯罪なんて犯せんわ

一旦乙です~

刑事「だから、それは俺の」

巡査「申し訳ありませんでした。俺の実力不足でした」

刑事「空き巣を捕まえようとすることは警察として当然の事だ。むしろ無理を言って見張りなんて頼んだ俺の所為だよ」

巡査「ですが警視…」

刑事「昔みたく兄と呼んでくれ」

巡査「……こいつですよ、警…兄さんが追っかけてた通り魔っつーのは」

刑事「……情報をもとに照合してみよう、それより彼の容体はどうだ」

巡査「ドスで腹ぁブっ刺されてましたけど、内臓を傷つけてはいないと思います。あ、今救急車に担ぎ込まれてますよ」




救急隊員「きみは、彼の付き添いでいいね?」

かがみ「……はい」

つかさ「八幡、くん……?」

かがみ「つかさ……」

つかさ「なんで、八幡くんが救急車に乗せられてるの?あの赤黒いシミは……」

かがみ「……」

みゆき「泉さん、いったい何があったかご説明いただけますか?」

こなた「……うん」



ななこ「おうゴルァ!!何で比企谷が刺されとんねん!アンタら何をしとったんや!!!」グイッ

刑事「すいません、私共の不注意で」

ななこ「不注意ですんだら警察も救急車もいらん!!」

巡査「……申し訳ありませんでした」ドゲザ

ななこ「……ウチは比企谷の担任や。付き添いで同行する、乗ってええな?」

救急隊員「は、はい」

みゆき「私は残って皆さんが病院に行く理由等を職員室や事務室に伝えておきます。教室も何とかしておきましょう」

ななこ「すまんな高良、お前ら早く乗りぃ!」

救急隊員「え、あの、そこまで人数は」

ななこ「なんや!」ギロッ

救急隊員「ふぇぇ」ビクッ

つかさ「………」

こなた「つかさ、行こう?」

つかさ「……うん」

かがみ「八幡……」







刑事「………やっぱりか」

巡査「どうしました警…兄さん」

刑事「さっき現行犯逮捕した男は件の通り魔ではない可能性がある」

巡査「!?」

刑事「総武高校の時に発見された犯人の指紋と、どうも一致しない。他の証拠とも一致しないようだ」

日本の警察はそこまで無能じゃないから一人捕まれば芋弦式に捕まると思う

手術中



小町「お兄ちゃん!!」

ゆたか「はぁ、はぁ、っ」

こなた「……小町ちゃんにゆーちゃん」

小町「兄は、ウチの兄はどこですか!!?」

ゆたか「お兄ちゃんが病院に運ばれたって、聞いてっ」

かがみ「……そこの椅子で落ち着いて聞いて。いい?」

小町「……はい」

ゆたか「……」コクッ




小町「お兄ちゃんが、刺された…!?」

ゆたか「そんな……なんで」

こなた「……八幡が関わってる事件があるんでしょ。多分それだよ」

小町「!」

ゆたか「事件…?」

かがみ「こなた」

こなた「いいじゃん。この際だから小町ちゃんにもっと詳しい事聞いとこうよ、何があったのか……知ってるんでしょ?」

小町「………はい」

つかさ「……何が、あったの?」

小町「それは──────

ガチャ


看護師「……」


ななこ「終わった、みたいやな」

かがみ「あいつは?八幡は!?」



看護師「……」サッ




かがみ「………え」

こなた「………っ」

つかさ「… 看護師、さん?どうして目を合わせてくれないの?八幡、くん、は……?」


看護師「……」ペコッ


かがみ「ちょっとっ、待、八幡は、八幡はどうなったんだっ!!!」

つかさ「う、ふぇ、、八幡く、ん…」

ななこ「くっ……」ガンッ

こなた「……八幡が…?嘘だよね、ねぇ!?」

小町「お兄ちゃ……そんなぁ、そんなのって無いよ……」

ゆたか「……お兄、ちゃ、……ふぇぇぇん」グスッ

ななこ「……比企谷ァ…おまえはホンマに……ッ」


つかさ「……私が、私が悪いの。寝坊さんなんてするからぁ……」

かがみ「……」ギュッ

つかさ「……八幡くん、ごめ、ごめんなさい…っ」

かがみ「……」

神は言っている…私が1時間で戻って見せると…

空腹でしにそうなので飯をイートしてきますわよ

まさか雪ノ下家に逆恨みされたか…

まさか雪ノ下家に逆恨みされたか…

まさか雪ノ下家に逆恨みされたか…

>>673
エラーが出ても書き込まれる場合が多いから、とりあえずリロードしようぜ

一旦おつー

ゲコ太「何を泣いてるのかね?」

つかさ「だって、八幡くんがぁ…」



ゲコ太「うん?一命を取り留めたね?」



かがみ「」

つかさ「」

こなた「」

小町「」

ゆたか「」

ななこ「」


ゲコ太「うん?」

ですよねー

流石冥土帰し

>>674ああ、スマホでやってたら承認何回押しても進まなくて気づいたら三つも投稿されてたんだ…(´・ω・`)

こなた「え、えーっと、さっき看護師サンが露光に目を逸らしたから”そう”なのかと、オモイマシテ……」

ゲコ太「あぁ、彼だね?彼は人見知りが激しいから私以外と目を合わせようとすることは当然。他人とは滅多に会話もしないね?」

かがみ「……」パキポキ

小町「……」シャキン

こなた「お、御二方ぁ…?」

かがみ・小町「「地獄を見せてやる」」ニコッ


ななこ「……危うくこの病院でも殺人事件が起こるところやったわ」

こなた「先生縛るの上手デスネー(棒」

かがみ「がるるるるーーっ!うーっ!!」ジタバタ

小町「シャーーーッッ!!」ジタバタ

看護師「ヒィィィィ!!」

ゆたか「でもよかったぁ…お兄ちゃんが無事で……」

つかさ「うん、本当に……本当に…」ポロポロ

冥土帰しゲコ太先生流石や!!!

ゲコ太「午後に手術の予定に入っている患者を、まさか緊急手術することになるとはね?まぁ腫瘍も取り除いたし胃の穴も綺麗に塞がるように施したから時間がかかったね?」

小町「腫瘍?……午後に手術ってどういうことですか?」

かがみ「うっ」ドキッ

ゆたか「あっ」ギクッ

こなた「ほうほうチミ達。まさか知っていて私達に黙っていたのかねー?」キラン

かがみ「な、なんの事だよ…ね、ゆたかちゃん」アセアセ

ゆたか「え、は、はいっ!お兄ちゃんが胃に癌を持ってた事なんて知りませんっ」ドカーン

かがみ「ちょっ」

小町「」

ゆたか「あ……はぅぅ、ごめんなさい…」

癌がついでで治ったぞww

ゲコ太「ん?言っちゃまずかったかな?」

小町「……いえ~。小町は…知っていましたからぁ」ニコォ…

かがみ・ゆたか「「ひぃぃ…」」ガクガクブルブル

こなた(リアルブラコンって怖いねぇ)

こなた「癌、かぁ。胃の癌って転移するとか聞いたような」

ゲコ太「そうだね?今日中に切除しなければリンパ等に乗っていたるところに飛んで行くところだったね?」

こなた「ワァオ。ギリギリだったかー」

つかさ「えっとぉ、よくわからないんですけど……八幡くんは元気になるんですよね?」

ゲコ太「この【自称:黄泉還し】の僕が保証するね?」

小町「わぁ厨二だ」ボソッ

なお再発する模様

ゲコ太「………」ズーン

小町「じょ、冗談ですよ~。いいネーミングセンスしてると思いますよー」

ゲコ太「やっぱりそう思う?僕も気に入っててね?何で黄泉還しかって……」

ななこ「んで、八幡はいつ頃目が覚めるんや?先生」ズイッ

ゲコ太「早くて2、3時間くらいだね?」

ななこ「てことは……9か10時がええとこやな」

ゆたか「いつのまにか7時間くらい経ってたんですね……ふぁ」

ゲコ太「うちの病院は消灯が10時だね?個室にしておくから特別に消灯しなくてもいいね?ただ隣近所の部屋から苦情が出るのはご遠慮願うね?」

ななこ「すいません、ありがとぉございます。」

ゲコ太「そうそう、患者にはこれからも何度か健康診断に来るように伝えておいて欲しいね?」

ななこ「わかりました。ほな待合室に行ってますんで、比企谷が部屋に移ってから連絡…」

ゲコ太「移すのは10分くらいだから、別段すぐ近くの椅子で待ってもらっててもいいね?この階のナースセンター前の椅子に腰掛けてもらっていると連絡がし易いね?」

こなた「じゃ、私飲み物買ってくるよ~。皆何がいい?」

ななこ「比企谷が目ぇ開けるころは夜中や、おまえらは帰」

こなた「帰りませんよーだ。適当に買ってくるね~」タッタッタ

ななこ「あ、泉コラ!」

つかさ「私達も八幡くんが目が覚めるまで居ますっ!」

ななこ「…あんなぁ、明日も学校やねんで?教師としては遅くまで生徒をフラフラさせるわけには行かないんや」

つかさ「でも…」

ななこ「それに」ビシッ

小町「?」

ゆたか「?」

ななこ「そこの2人は中学生や。尚更ダメに決まっとるわ」

ゲコ太「個室には1人…頑張れば2人寝転がる事ができる折りたたみベットがもう一台あるね?」

ななこ(余計な事を言いおってからに…!)






八幡「つまり意識のない俺にヘッドロックをかけていたのは寝ぼけていたからだ、と?」

こなた「いやぁ面目ない~」

八幡「面目ないじゃねぇだろもう一回生と死の狭間を行き来するところだったわ」

こなた「てへぺろっ☆」

八幡「このやろ」コツン

ななこ「2人、ってゆーたハズなんやけどなぁ?」

ゆたか「えへへ…」

こなた「そりゃあホラ、私とゆーちゃんはサイズ的には0.5人くらいですし」ドヤァ

ゆたか「言ってて悲しくない?お姉ちゃん…」シクシク

小町「ていうかよくも小町に嘘ついてたねーお兄ちゃんっ(はぁと)」ニコニコ

八幡「いやー妹に心配をかけたくない、っていう兄なりの考えがだな」

小町「そっか、お陰で後から死ぬほど心配したけどねっ(はぁと)」ニコニコ

八幡「そ、それはすまん。まさかこんな事になるとは思いもしなかった」

寝たのかな?乙

おつ~


八幡が助かって本当に良かったわ
なんかここの八幡はすぐ死んでしまいそうで怖い

乙!

訳がわからないよ

寝落ちスマソ

もう1日休んで一気に進めてもいいんやで

はよはよ

休もうかと思ったけど投下します

おお

小町「すまんですんだら警察はいらないよねっ(はぁと)」シャキン

八幡「分かった、分かったからその出刃包丁しまってくれ。本気で怖い。っていうか何でそんなもん持ち歩いてんの」ガクガク

こなた「まぁまぁその辺で。八幡も反省してるみたいだしさぁ」

小町「……そこまで言うなら」スッ

八幡「…助かった」ホッ

ななこ「まぁ元気みたいやし、ウチはもう帰らせてもらうで。退院にはどれくらいかかるんや?」

八幡「もしもの事を考えて全身くまなく検査するのと、治療・療養云々以下略で3週間程あれば充分だそうです」

こなた「あー。じゃあ今年の桜藤祭は諦めないとねぇ」

八幡「何それ」

こなた「文化祭だよ文化祭、凌桜学園の文化祭」

ちょっと風呂スマソ

許さん

八幡「あんなリア充がはしゃぐイベントになんて興味のカケラも無いわ」バッサリ

こなた「えぇー。一緒にまわろーと思ってたのに~」

八幡「べ、別にどうでもいい」

小町「ちなみにいつごろなんですか?」

こなた「今年はー……えー…いつだっけ?10月半ばぐらいだったような…ちょっとみゆきさんにメールで聞いてみるねん」

八幡「いや別に今じゃなくていいけど」

こなた「………ん、よし。送信っと」

prrrrrr

八幡「早っ」

こなた「ふむふむ、今年は10月の12日だねー」

八幡「ぴったし3週間くらいだな」

こなた「そうだねー」

ゆたか「私、こなたお姉ちゃんの学校受けるから見に行こうかなぁ」

小町「あ、小町も行きますよー」

八幡「おうおう、行って来い」

こなた「じゃあしょうがないから、来年は一緒に回ろうね八幡」パチッ

八幡「わかっ、た」ドキッ

こなた「おや?おんやぁ?今ちょっと胸ドキしたー?」ニマニマ

八幡「してねぇ。とっとと寝ろ」

こなた「ぶー」

ななこ「ほな帰るなー。泉、明日遅刻は許さんからな」

こなた「サー・イエッサー!」ビシッ

なんか調子悪いですわよ
やっぱり明日来ますわよ

何度か意識がシャットダウンするんでお休みさせてくださいわよ
せめて明日明後日にはきちんと連投できるようにするのだわ

了解ー

まぁ私生活に支障出たらアカンしたっぷり寝なね

乙なのだわ

わかったのだわよ
しっかり休めだわ

0時前に寝る健康的な>>1だな

え、陵辱学園がなんだって?

八幡「……ちっと自販機に飲み物買いに行ってくるわ」スッ

小町「小町は100%オレンジで!」

こなた「あー私も行こうかなぁ。なんか眠れそうにないし」

ゆたか「私もぉ…」ウツラウツラ

小町「ゆたかちゃんは小町と一緒に少し寝ようよ、眠そうだよ?」

ゆたか「んー…」

八幡「ゆたかはココアとかでいいか?」

ゆたか「うん……ふぁ」

小町「お兄ちゃん、あんまり炭酸とか刺激強い飲み物はダメだよ?先生が言ってた」

八幡「MAXコーヒーなら大丈夫だろ」

こなた「ほれほれ行くよー」グイグイ

八幡「引っ張んな」

小町「いてらー」






八幡「夜の病院って雰囲気あるな」スタスタ

こなた「八幡、手術したばかりだけど出歩いて大丈夫なの?」トテトテ

八幡「大丈夫だ、問題無い」

こなた「ならいいけど」

八幡「そういえばお前とこうやって話するのは久しぶりかもな」

こなた「八幡がハーレムを作るから近寄れなかったんだよぉ」

八幡「作った覚えが無い事案発生。まぁギャルゲエロゲならハーレムエンドを目指して進行中のやつがある」

こなた「ほう?何てゲーム?」

八幡「エロゲの方はあえて伏せるが、車輪の国ってのを中古で見つけてな」

こなた「向日葵の少女か、やったことないからかしてくれたまへよ」

八幡「別にいいけど、クリアするまでちっと待てよ」

こなた「分かってるってばー。しっかし助かってよかったよねぇ、まさか胃に癌があるのに刺されちゃうなんてね」

八幡「ほんとにな、まぁバレてるのは予想してたが。刺されるって本当に痛いのな」

こなた「アニメやなんかで見るぶんにはあまり痛そうには見えない不思議」

八幡「それな。……ん?」

『……』
『……』

八幡「……あ、………あ…なんで?」

こなた「八幡?」


雪乃『痛かったでしょう?私もそうだったわ』

結衣『私なんか背中を刺されたよ。一生傷が残るかも』

雪乃『誰のせいで私達がこんなに苦しまななければならないのかしら』

結衣『誰のせいで私達が身体に傷をつけられなきゃならないんだろ…』

八幡「そ、それは……」

こなた「……?はーちーまーんー?」

雪乃『分かっているのでしょう?』クスクス

結衣『そうだよ、私の気持ちみたいにさ。本当は分かってたんでしょ?』クスクス

八幡「……すまなかった」

雪乃『すまない、で済むとでも思ってるのかしら。誠意を見せて欲しいのだけれど』

結衣『背中痛い……、ホラ。見て?こーんな大きな傷痕ができたよ』


八幡「ぅっ……由比ヶ浜、血が…」

こなた「……」

結衣『そりゃそうだよ、いきなり知らない人に刺されたんだからヒッキーのせいで』

雪乃『私のも傷が開いてきたわ。比企谷くんのせいで』

八幡「……俺のせいで」

用事スマソ

鶏無しでしたわー

おk、舞ってる

こなた「ほぁたぁ!!」ビシイッ

八幡「おう!?……ん?」

こなた「何を独りでブツブツと言ってんのさ?厨二病?」

八幡「……いや、なんでもない」

こなた「なんでもない風には聞こえないけどなぁ。このこなた様に話してみないー?」

八幡「別にいい」

こなた「ジュースくらいは奢るからほら、あそこに座って話そうじゃーないかー」

八幡「……」ハァ



こなた「さぁさぁ話して御覧なさい」

八幡「いいって」

こなた「言わないと写真をばら撒くぞー」

八幡「まだ持ってんのかよ……そろそろ消してくれ」

こなた「話してくれたら消してやらん事も無いよ?」ニヤリ

八幡「じゃあ消さなくていい」

こなた「……」

八幡「……」

こなた「八幡の絡んでる事件のことかぁ」ボソッ

八幡「……」ギクッ

こなた「そういえば先生が名前を言ってたよね、雪ノ」

八幡「分かった、分かったから」

こなた「無理矢理みたいでごめんね(笑)」

八幡「自覚があるならやめて欲しかった?だが?」

こなた「心配になったんだもん」

こなたのこの絶妙なズラし加減素晴らしい

八幡「俺もただのクラスメートの事を心配できるほど心に余裕が欲しい」



こなた「ただのクラスメートというか、私達って友達じゃん?」




八幡「えっ」

こなた「そりゃ心配するよー」

八幡「お、俺に友達なんて……作った覚えも出来た覚えも無い…」オドオド

こなた「チッチッチ、気付いたらいつの間にか友達。なんて良くあることだよキミィ」

八幡「……」

こなた「何が八幡をそうさせてるのかは分からないけどさ、今は騙されたと思って私達に近付いてみてよ。おk?」

八幡「………う」

八幡(……だとしても何て言えばいいのかわからんのですが)

こなた「ヘタレだなぁ、女の子から先に言わせる気?…はぁ、私達と友達になってくださいっ!」

八幡「……ま、まぁ騙されるのなんて慣れてるしな。友達とやらになってやるよ!」

こなた「そこのひん曲がった所治さないと友達増えないよ~」

八幡「うっせ」




こなた「さて私の友達、八幡君。真面目に相談に乗ってさしあげようではないかっ」

八幡「……まぁ、アレだ。最近ちょっと幻覚がな」

こなた「やっぱり厨二病だったかー」

八幡「真面目に相談に乗るんじゃなかったのかよ」

こなた「乗ってるよー?」

八幡「腑に落ちねぇ」

こなた「さぁさぁ続きを」

八幡「……これは俺の友達の友達の話なんだが」

こなた「八幡の話ね、それで?」

八幡「……」

回想ちょっと長いかもさーせん

ええで

いよいよ事件の真相が

夏休みに入るちょい前くらいか、その前。

俺の友達は奉仕部をサボった。

今考えるとサボらなければあんなことにはならなかったんだと思う。




八幡「………だりぃ」

八幡(食材やらを小町が帰って来る前に準備しとかにゃならんからな。悪いがサボらせてもらうか)

「すいません、雪ノ下雪乃という生徒をご存知ありませんか?」

八幡「……え、俺?」

「はい」

八幡(何だこいつ。雪ノ下雪乃って……まぁあいつしかいないよな。うん、無視)

八幡「それじゃ、そういうことで」

?「いやいやいやいや、キミ、奉仕部の部員でしょ?」

八幡「……さぁ」

そいつは奉仕部なんて滅多にない部活を、その上俺がそこの部員だということも知ってた。

?「調べはついてるんだよ。それで、ここに雪ノ下雪乃っていうすごく優秀な生徒が奉仕部にいるそうじゃないか。取材をと思って尋ねてきたんだが……」

八幡(あいつも週刊誌デビューか。さすがは雪ノ下様だな……)

八幡「てかウチの学校、アポなしはNGですよ。俺としてもこれ以上見知らぬ人と話すのはキツいんで。そういうことで」

?「アポはとってある!ちゃんと事前に許可は頂いているとも!」

八幡「そっすか、妹が待ってる(嘘)んで俺はこれで」スタスタ

?「まぁまぁ、その奉仕部に使われている部室に案内して欲しいだけなんだ。」

八幡「いや、本当時間ないんで」

?「案内。してくれるよね?お礼はするから、ね!」

八幡「……案内だけなら」


この時の俺は浅はかだったんだ。



八幡(ついてねぇ…)

?「ねぇきみも出てみるかい?ウチの週刊誌!イケてる高校生っていう欄もあるんだよ」

八幡(なにその公開処刑)

?「なかなか広いんだねぇ、こんにちは~」

八幡「なんつーか……フレンドリーっすね」

?「ははは、よく言われるよ」

八幡「……ここが部室です」

?「ここが、ね。じゃあ早速お邪魔し」ニヤッ

八幡「………ちっと待ってくれます?今更言うのもアレかとは思うんすけどアポありなら入校許可書がある筈なんですよね、赤い紐のやつ」

?「あ、あれ?編集部に忘れて来たかな?そのまま茶封筒に入ってたからうっかり…」アセアセ

八幡「あーすんません間違えました。入校許可書は事務室で借りるんでしたわ。更に言うなら、うちの学校の封筒は統一で薄緑なんすけど」ジロッ

?「う、うるさい!子供にはわからない大人の事情だ!」

ガラッ

結衣「あれ?ヒッキー?」

雪乃「騒がしいのだけれど。そちらは?」

八幡「ちょっ、待てコラ!」

グイッ

…カラン

彩加「これ、なんだろう?……えぇっ!」

八幡「ナイフ……ッ!?」

雪乃「……比企谷君。これはどういう」

?「う、おぉぉぉ!!寄越せ!!」ドンッ

彩加「あぅっ!!」ドシャッ

結衣「彩ちゃん!」

?「お前もどけぇ!!!」ザクッ

結衣「あぁぁっ!!」ガクッ

八幡「由比ヶ浜!!!」

雪乃「!!?」

?「……雪ノ下雪乃、だな…?」

雪乃「……悪いけど、貴方の様な下衆な人間に名前を呼ばれるのはそこの比企谷君の100倍以上気持ち悪いわ。何の抵抗もない由比ヶ浜さんにこんなことをするなんて最低もいいところよ」

八幡「ば、馬鹿野郎!挑発してんじゃねぇ!!」

雪乃「元はと言えば貴方もよ比企谷君。こんな不審者を学校に、奉仕部の部室に招き入れるなんて何を考えているの?早く由比ヶ浜さんの手当てをしなさい!」

八幡「あ、あぁ…」

彩加「由比ヶ浜さん、大丈夫…?」

結衣「ヒッキー……痛いよ…っ」

八幡「すまん、すまん…俺が、俺のせいで……」

ザシュッ

雪乃「……っ、……カハッ」

八幡「雪ノ下ぁ!?」

彩加「雪ノ下さん!!」

?「……は、ハハ、ざまぁ見ろ!」

バンッ

平塚「何事だ!!」

八幡「平塚先生…俺、俺どうしたら……」

?「チッ、どけ!!」

平塚「…!フンッ!!!」ドゴォッ

?「ぐばぁぁっ!!?」ドサッ

平塚「何だこの輩は。それより、これは一体どういうことだ比企谷……!?」

八幡「俺は、俺は…!ああぁぁ……」

雪乃「………痛い…わね……」

結衣「ヒッキー………助けて…」


平塚「雪ノ下!由比ヶ浜!……何をやってる比企谷!!救急車を呼べ!!!」

八幡「ヒッ、は、はぃぃっ!!」

?「どけ!!!」ヒュンッ

戸塚「ひゃぁっ!」スパッ

八幡「戸塚!」

?「は、ははははは!!」タタタタタ

平塚「っ、しまった!!待て!!!」


八幡「あ、あああああああ!!!!」ガサガサ

ポロッ

八幡「馬鹿取り落としてんじゃねぇよ…馬鹿、て、手ぇ!震えるな番号が押せねぇだろ!!」

戸塚「痛ぃ……」

八幡「と、戸塚…大丈夫か……?」

戸塚「怖かった…怖かったよぉ八幡……ひっく…」

八幡「足に傷が…っ」

ゆきのんェ……

?「どけ!!!」ヒュンッ

彩加「ひゃぁっ!」スパッ

八幡「戸塚!」

?「は、ははははは!!」タタタタタ

平塚「っ、しまった!!待て!!!」


八幡「あ、あああああああ!!!!」ガサガサ

ポロッ

八幡「馬鹿取り落としてんじゃねぇよ…馬鹿、て、手ぇ!震えるな番号が押せねぇだろ!!」

彩加「痛ぃ……」

八幡「と、戸塚…大丈夫か……?」

彩加「怖かった…怖かったよぉ八幡……ひっく…」

八幡「足に傷が…っ」

雪乃「比企谷……くん?さっさと、救急車くらい……呼びなさいっ!」

結衣「うぅっ……ヒッキぃ……」

彩加「痛い…怖いよ……何で僕達がこんな目に…」


八幡「ごめ、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

「昨日のアレ、比企タニ君のせいらしいぜ」

「彼のせい…?本当か?」

「おい見ろよ、あいつが一昨日の原因の比企谷だってさ」

「雪ノ下って子と由比ヶ浜って子が…」

「入院してるんだよね、大丈夫なの?」

「意識は無いらしい……おい、こっち見たぞ」

「怖い目……罪悪感とかないのかな」


八幡「………」


八幡「……ははは、なんだこれ。なんの冗談だよ…」

ザクッ

八幡「痛ぇ……なんだ現実なのかコレ。俺の人生間違いだらけだな………」


八幡「……とまぁこんな感じだ。世間の目なんてどうでもいい俺が死にたいと思ったくらい居心地最悪だった。まぁ俺の自業自得なんだけどな」

こなた「……」

八幡「俺といるとロクな事がない。現に俺も刺されちまったし」

こなた「……」

八幡「だからこれ以上俺に関わらない方がいい。こんなに良くしてくれたお前らまで危険に晒したくないんだわ」

こなた「……」

八幡「少しの間でも友達として俺の話を聞いてくれて、その……なんつーか嬉しかった。から、さ。ここでさよならだ」

こなた「……」

八幡「じゃあ明日からは俺に話かけないでくれ。いいな?」

こなた「……」

八幡「なんとかいえよ、最後くらい」









こなた「………涙、拭く?」






八幡「………はぇ…?」ポロポロ

こなた「あぁもう、ほら、こっち向いて。拭きにくいから」グイッ

八幡「なんで……お前は、お前達は…」

こなた「よしよし。辛くて苦しかったんだね。八幡は頑張ってるんだね」ナデリ

八幡「違、違ぇし。泣いてねぇし…」グイッ

こなた「こら」グイッ

八幡「……」

こなた「ここには私と八幡以外誰もいないから、さ。今のうちにいっぱい泣いちゃいなよ」ギュッ

八幡(あ……っ)

こなた「何かあったら私でも、かがみんでも、つかさでも、みゆきさんでもゆーちゃんでも。いつでも言ってよ。慰めてあげるくらいはする筈だから」

八幡「……あ。あぁあ……うぁぁぁぁぁぁぁあぁっ────────!」

こなた「……」ナデナデ




小町「………」

ゆたか「お兄ちゃん、どうしたのかなぁ」

小町「先に病室に帰ってよっか。ゆたかちゃん」

ゆたか「……うんっ」

八幡「……ん」

こなた「やぁやぁ八幡くん。お目覚めかい?」ナデナデ

八幡「……泉…?自販機前の椅子か?何でここに…」ハッ



こなた『何かあったら私でも、かがみんでも、つかさでも、みゆきさんでもゆーちゃんでも。いつでも言ってよ。慰めてあげるくらいはする筈だから』

八幡『……あ。あぁあ……うぁぁぁぁぁぁぁあぁっ────────!』

こなた『……』ナデナデ



八幡「………」

こなた「思い出した?」

八幡「殺してくれ」

こなた「赤ちゃんみたいにわんわん泣いちゃって~。かーわーいいなぁ八幡は」ニヤニヤ

八幡「あー覚えてるわー顔に当たった硬い感しょk」

こなた「ほぁたぁ!!!」ビシイッ

八幡「ゔっ。……まさか朝を泉の膝の上で迎える事になるとはな」

こなた「まぁいいんじゃない?”友達”だし」ナデナデ

八幡「………そか」

こなた「うん」ナデナデ

八幡「あとそろそろ撫でるのやめてくんない?さっきから看護師さんやらじーさんばーさんがチラチラウフフって見てるんだけど」

こなた「やだ」ナデナデ


八幡「……羞恥プレイもいいところだぜ」


八幡(やはり俺の青春ラブコメは間違っている)



それは違うよ!終わりじゃないよ続くよ!

一旦止めなのだわ

次から一気に時間が飛んで12月の終わりになっちゃうのだわ

理由は早くみなみちゃんを出したいからなのだわ

乙なのだわ


八幡、らしくなかったな…皆が刺されて取り乱すのは多分葉山でもそうなるだろうけど
奉仕部まで連れてくるのはらしくなかったな
あと、未だ名前の出てないあの人がどんな役割なのか気になります

はるのんのんが怖いよ~

乙!

これ以上八幡を責めるつもりじゃないが、確かに不用心だったな… ゆきのんもゆきのんで不必要に煽るし…
まぁホンマもんの不審者が目の前で知り合いを切りつけていったらそりゃ気も動転するのは分かるがな

じ、じっくりやりながら出してもいいんじゃないかな!!!

今日も乙です!

不審者については部室の手前で鎌かけしてるし十分八幡らしいと思うが

八幡なら歩きたくないから出会ったところで鎌かけする
と俺は思う
特にサボって小町の頼みに応えるところだったし



釜かけのタイミングが確かにおかしいな

むしろ達人級の雪ノ下を刺した犯人がすごいと思うべき、不意打ちでも無理だろ…

イマイチ襲われた描写がよくわからんかった

これは結末が決まっているとは言えツッコミどころ満載過ぎだと思うが、不審者も
アポナシ取材を理由に接近しようとするなら、最初から校外で雪ノ下と接触しようと
するか、校内に入ってから生徒に案内させようとするだろうし。あんな言動じゃ
最初の時点で充分怪しすぎて人間観察が特技の八幡相手じゃ(じゃなくても)
不審がられて部室に行く前に職員に引き渡されると思うが(部室に案内を頼んでいる
と言うことは不審者は部室を知らないことになってるわけだし)。
それに部員を調査した上で案内を頼むなら、もとから警戒心の強い八幡より由比ヶ浜を
狙うと思うが

SSなんだし大目に見ようぜ

まぁ確かに八幡ならこんな簡単に
部室までつれていかない気がする。
部室の前じゃなくて
別の空き教室の前でかまかけそう

八幡は普段はそうしないけれどちょっとした軽い気持ちでそうしてしまったから自分を責めてるんじゃないのか?

元ネタのラッキースターとかいうのはよくわからんけど面白いな

にゃにゃにゃ、にゃんぱすー
見逃しておくれよぉ

そうだよ

>>762
おう、とっとと続き書けや

こなた「今年ももう終わりだねー」

つかさ「毎年12月になると早かったなって思うよね」

こなた「つかさ達も今年は家の手伝いするの?巫女さんのやつ」

八幡「そいえばつかさとかがみんの家は神社だったか」

かがみ「まぁね」

つかさ「うん おみくじとか引きに来てねっ」

八幡「おみくじって、『凶』とか出ると嫌な感じするけどむしろ大吉引いちまう方が早速運を使ったような気がして俺は嫌だな」

かがみ「まぁ中吉が1番って言われるくらいだしね」

ななこ「ほーい じゃあ先生からの早めのクリスマスプレゼントや。通知表返すでーっ」

こなた「………むぅ」

八幡「……フッ」

つかさ「2人ともどうだった?」

八幡「やはり俺は文系だな。見よこの国語の強さ」

つかさ「わーっ、見て見てこなちゃん。八幡くん国語の成績学年2位だって!」

八幡「数学は下から2位だけどな……」ガクッ

こなた「先生、こんなプレゼントいりません。返さなくていいですか?」ハイッ

ななこ「頑張りに応じた点数をプレゼントするのがウチのサンタ道や。かみしめぇや」ニコニコ

さすがの八幡もみwikiさんには勝てないか

かがみ「こなたに八幡。クリスマスに皆でパーッと遊ばない?」

八幡「ここら辺で遊べるところってゲーセンくらいしかないような気がするんだが」

こなた「あーゴメン、クリスマスは用事あるんだー」

かがみ「お、何だ男関係かー?」

こなた「んーそんなトコ」

八幡「おやっさんとどっか出かけんのか?お土産よろー」

こなた「ん?お父さんには帰り遅くなるって言ってあるヨ?」チガウヨー

つかさ「!!」

かがみ「まさかホントに彼氏とデートか!?」

八幡「リア充爆発しろ!!!」

こなた「期待を裏切って悪いけどただのバイトだから。大体男の人しかこないから間違ってないしねぇ」

八幡「紛らわしいわ」

かがみ「バイトの話か、抜け駆けかと思ったわよ」

つかさ「びっくりしたー」

こなた「私が抜け駆けしても別に問題無いと思うけど。だって2人とも本命が近くにいるじゃん?」ボソッ

かがみ「なっ!ば、バカ!!」アセアセ

つかさ「ち、ちがうよぉー!」アセアセ

八幡「何の話してんのソコ。俺が何か粗相をしましたか?」

こなた「いえいえなんでもー。で、クリスマスには限定イベントがあってねー、その時はサンタクロースの格好するんだよ」

かがみ「あんたもホントそういうの好きねー」

こなた「んーでもさ。かがみ達だってお正月に自分ン家の神社で巫女のコスプレするじゃん」

かがみ「コスプレって言うな」

八幡「それは制服みたいなモノだろ」

こなた「まァコスプレ云々は置いといて、サンタさんってさプレゼント配るのはいいんだけど」

つかさ「うんうん」

こなた「思い切り不法侵入じゃんとか子供のころ思ってたんだよね」

八幡「仮にもルーツが聖人の存在をそこまで貶めるのはやめてさしあげろ」

かがみ「嫌な子供だな」

八幡「しかし……」ジー

かがみ「……うーん」ジー

こなた「なに?そんなに見つめられると照れちゃうぞ☆」

八幡「あ、多分俺かがみんと同じコト考えてるわ」

かがみ「奇遇ね、私もそう思うわ」

つかさ「なになにー?」

八幡「サンタは子供に夢を与える存在なのにこんなちびっ子に夢を求める大人達って……って話」

こなた「あれあれーさりげにヒドイ事言われてるよー?同級でしょー?」

八幡「っていう話をさっきしてたんだけどな?」

みゆき「はい」

八幡「みゆきさんっていつまでサンタの事信じてたんだろうな、なんてふと思ったわけだ」

つかさ「何か私と同じで結構信じてそうな気がするよー」

みゆき「サンタさんは私も信じ込んでいまして」

つかさ「やっぱりねー」

みゆき「小さい頃、サンタさんにお礼のお手紙を出そうとしていろいろ調べた事もあるんですよー」

八幡「みゆきさんらしいな」

みゆき「でも父や母に聞いても分からなかったのでもっと一生懸命調べたら……「サンタの起源」とか「サンタクロースの元ネタ」というフレーズに行き着きまして…」シクシク

こなた・つかさ・八幡「「「うわぁ」」」

かがみ「じゃあアンタはクリスマスの予定空けときなさいよね」

八幡「あー小町も(予定がなければ)連れて行ってもいいか?」

つかさ「うんうん、いいよー」

かがみ「みゆきも一緒に遊ばない?」

みゆき「申し訳ないのですが、親戚の子が遊びに来る事になってまして…」

かがみ「それなら仕方ないわね、じゃあ暇なやつはウチに集合ってことで」

八幡「俺的には今の時期の女子高生って彼氏とかとイチャイチャしてるイメージがある」

かがみ「フリーで悪かったな」

八幡「いや別に?むしろ俺的にはグッドだ」

かがみ「えっ…」ドキッ

八幡「ん?」

かがみ「そ、それはどういう意味よ?」

八幡「いや、こうして”友達”とクリスマスに遊びに行くってのがぶっちゃけ初めてでな。正直憧れではあった」

かがみ「なんだ、そういう……」

八幡「他にどういう意味があると?」

かがみ「なんでもないっ!」

つかさ「むむむ…」

こなた「かがみん萌え」ニマニマ

かがみ「う、うるさいわね!」ガー



八幡「じゃ、またな」

かがみ「はいはい」

つかさ「八幡くん、明日一緒にお出かけしない?」

八幡「なんで?」

かがみ「あ、そういえばそうね。クリスマスの飾り付けを買いに行く予定なのよ、どうせ暇でしょ?」

八幡「どうせ暇ですよチクショー」

かがみ「じゃあ明日ウチの前に集合って事で。11時には居なさいよね!」

八幡「了解」

ゆたか「あ、お兄ちゃん!」

八幡「お、ゆたか。またこっちに泊まってたのか」

ゆたか「うん、クリスマスまではこっちに居ることになってるんだぁ。明日はこなたお姉ちゃんともお出かけするの」

八幡「楽しそうで何よりだ、受験生」

ゆたか「はぅぅ」ギクッ

八幡「俺が言うのもアレだけど勉強はしとけよ?この時期は追い込みの季節だぞ」

ゆたか「うぅー、頑張ります…」

八幡「さすがは俺の(義)妹だ。応援してるからな、頑張れよ」

ゆたか「はーいっ」



八幡「ただいまー……小町が帰って来るまでに飯作って…洗濯物は溜まってたよな、親父達は一日で旅行先に戻っちまってから帰って来ねーし……正月には帰ってくんのか?」

飯につき落ち

まってる

小町「ざんねーん。もう帰って来てましたー」ドタドタ

八幡「マジか」

小町「勉強なう!お腹空きました!」

八幡「速攻で作るから待ってろ」

小町「やっふー!あ、お母さんが通知表を写メで送れってさー」

八幡「フッ、国語の学年2位の俺に怖いものなど無い」

小町「素直にすごいね…1位は?」

八幡「たぶんおそらくいや確実にみゆきさん。多分みゆきさんってば全教科1位だってばよ……」

小町「……現実にそんな人がいるとコメントに困るね」

八幡「ほんとにな」

小町「ところでここの問題教えて欲しいんだけど」

八幡「ん?数学か?聞くな」ニコッ

小町「お兄ちゃん数学何位?」

八幡「ん?2位」ドヤァ

小町「えぇっ!?」

八幡「下から……」シクシク

小町「……通知表を送るから小町に差し出しなさい」

八幡「はい…」グスッ

こなたルートだよな?
だったら良いな

小町「なんだ、悪いのは数学だけじゃん」

八幡「公式の応用とかマジ意味わからん。sin π/3がなんで√3/3になるのかが未だに意味不明。しかもsin2/3と同値だとか抜かしやがる」モグモグ

小町「いや小町に言われても分からないけど……っていうかそれ1学期の頃から言ってなかったっけ?よく赤点ギリギリだね」

八幡「提出物はキチンとしてるからな。ていうか一教科でも日下部のアホに負けたのが腹立つ……!」


みさお『えー!?八幡私よりも頭悪いってヴぁ!数学15点て、15点って!』ケタケタ

あやの『こら、みさちゃんは他の教科も40点超えてないでしょ』

みさお『でも数学だけは八幡よりできるね!私と八幡の間の5点は大きいー♪』



八幡「クソがぁァぁぁぁぁぁ!!!」ダンッ

小町「あはは…小町は勉強に戻るね」

八幡「あ、俺から一つアドバイスな。国語は文法とか以外、勉強はしなくてもいいぞ」サラッ

小町「え、それ本当!?」ガーン

八幡「俺、今まで国語とか課題以外で勉強したことがないからな。その代わり空いた時間を見つけたら本を読め、活字いっぱいのやつ。ストーリーがあるやつが望ましい」

この日常がいつまで続くのか若干の不安を感じる…

が、続きがどうなって行くのか楽しみすな~

小町「なんだ、悪いのは数学だけじゃん」

八幡「公式の応用とかマジ意味わからん。sin π/3がなんで√3/2になるのかが未だに意味不明。しかもsin2/3と同値だとか抜かしやがる」モグモグ

小町「いや小町に言われても分からないけど……っていうかそれ1学期の頃から言ってなかったっけ?よく赤点ギリギリだね」

八幡「提出物はキチンとしてるからな。ていうか一教科でも日下部のアホに負けたのが腹立つ……!」


みさお『えー!?八幡私よりも頭悪いってヴぁ!数学15点て、15点って!』ケタケタ

あやの『こら、みさちゃんは他の教科も40点超えてないでしょ』

みさお『でも数学だけは八幡よりできるね!私と八幡の間の5点は大きいー♪』



八幡「クソがぁァぁぁぁぁぁ!!!」ダンッ

小町「あはは…小町は勉強に戻るね」

八幡「あ、俺から一つアドバイスな。国語は文法とか以外、勉強はしなくてもいいぞ」サラッ

小町「え、それ本当!?」ガーン

八幡「俺、今まで国語とか課題以外で勉強したことがないからな。その代わり空いた時間を見つけたら本を読め、活字いっぱいのやつ。ストーリーがあるやつが望ましい」

ミスしたんで投下直しですわスマソ↑

小町「……それキチンと勉強したら国語1位とれたんじゃないの?」

八幡「さすがに文法とかは暗記したけど……俺の場合それ以外に勉強のしようが無い。ていうか無理に詰め込もうとすると帰ってこんがらがってくる」

小町「うへぇ……でも良いこと聞いたっ、頑張るね!」

八幡「おう、頑張れよ」モグモグ




八幡「やること無ぇし課題でもして寝るかね、……数学だけはこの冬で徹底的に潰してやる」

かがみ「なんでそんなに眠そうなのよ」

八幡「いや、なんか理系に目覚めそうなくらい勉強が捗ってな……俺、妥当みゆきさんするわ」

かがみ「瞳孔が開いてるぞ……ま、上がりなさいよ。お茶くらい出すし」

八幡「え゛」

かがみ「昼過ぎに出るから、少し、ウチで……ゆっくり、していけば?」ポリポリ

八幡「お、お邪魔しますっ……!」





八幡(初めて女子の家に上がってしまった……)

かがみ「今お茶入れてくるから、そこのコタツでゆっくりしててねー」

八幡「あ、はい」

かがみ「何をそんなにあらたまってんのよ」

八幡「きに、気にすんな。な?」

かがみ「つかさも起こして来るわね、ちょっと待ってて?」

八幡「う、ウス」




八幡(居づらい……かがみん早く帰って来い…!!)

ドタドタ

「あっつー!アイスー!!」

八幡「」

「風呂上がりにはやっぱりゴリゴリ君っしょー!…あれ?」

八幡「ど、ども」

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

八幡「!!?」

「お父さん!お母さん!不審者、不審者がいるよ!!!」

八幡「ち、違っ、俺、違」

「へぇ、つかさとかがみのお客さんってキミのことなんだー?」

八幡「あ、はい、なんかすんません」ペコペコ

「いや、そんな隅っこで土下座しなくても…。私は長女のいのり、そっちのバスタオル一丁を見られたのが次女のまつり」

まつり「まさか歳下の子に見られるとは……責任とってくれるんでしょうね!」

八幡「責任!?」

いのり「こらまつり、歳下だからっていじめないの」



つかさ「おはよーぉ」

八幡「おう」

つかさ「!?」ピュンッ

八幡「かがみん、つかさだよな今の」

かがみ「家族の前でかがみんはやめろっ。そうね、今、寝癖ボサボサで眠そうだったのがつかさよ」

つかさ「八幡くんが来てるなら言ってよお姉ちゃん!」

かがみ「言ったわよ。つかさが寝ぼけてたんでしょー」

つかさ「うぅぅ。八幡くん、おはよ…」

八幡「お、おはよう」

まつり「でー?八面君、だっけ。どっちの彼氏なのー?」ズイッ

かがみ「かれっ!?」

つかさ「しっ!?」

八幡「いや、ハチマンです八幡。八幡宮の八幡」

まつり「いいからいいから。かがみの彼氏?それともつかさの彼氏?……そ、それとも両方…っ!?」

かがみ「そういうのじゃないからっ!まだ友達だから!!」

つかさ「そ、そうだよー!そんな、全然…」

まつり「”まだ”ねぇ?」

かがみ「うっ…それは……」

つかさ「はぅぅ……」

八幡「え、あの……」

いのり「まつりったら…ごめんね?これ、つかさの作ったクッキー。どうぞ」

八幡「あ…すいません、いただきます」

「あら、お客様?」

「男のお客さんなんて珍しいな、どちら様?」

まつり「かがみとつかさの彼氏だってー」

八幡「」

かがみ「ちょっ!」

つかさ「まつりお姉ちゃん!?」

「あら本当?2人をよろしくね、母親の柊みきです」ニコッ

「父親のただおです。娘を持つとこういう時がいつかは来ると思ってたよ」ウンウン

かがみ「違うってば!」

つかさ「もー…お父さんとお母さんまで……」

sin2/3で同値になるか?

八幡(なんだこれ)

いのり「はいはいもうおしまい。未来の事はおいといて、八幡君(?)が困ってるでしょ」

かがみ「未来の事って……八幡!もう行くわよ!つかさも準備!」

八幡「お、おう」

つかさ「あっ カバン忘れちゃった。先に行ってて!」

まつり「ねぇねぇキミ。彼女がいないなら私と付き合わない?顔も悪くないしさ」

八幡「は!?」

いのり「いいかげんにしなさい」コツン

まつり「てへっ☆」



八幡「ドッと疲れた……」

つかさ「ごめんね、八幡くん」

かがみ「ホントにあの家族共は…」ハァ

sinπ/3

sinπ/3

八幡「で、どこに買い物行くわけよ」

かがみ「とりあえず着いて来なさい」

つかさ「えへへ、着いてきたまえー」

八幡「言わんでもわかると思うけど小町は受験勉強なう」

かがみ「でしょうね、……そういえば八幡とこなたって同じバイト先よね?クリスマスイベントとやらには行かないの?」

八幡「誰が好き好んでバイト先でリア充カップルを見たいと思うんだよ。どちらにせよ俺の出勤日じゃないからな」

かがみ「八幡もコスプレするの…?メイド服とか……?」ヒキッ

八幡「しねぇよ!!バーテンダーみたいな服着せられてはいるけどな」

つかさ「だよねぇ」ホッ

八幡「おいつかさ、今ホッとしただろ。てことは少なからず信じてはいやがったな」

つかさ「えへへ…ちょっぴり」

かがみ「なんでもいいけど、当日に予定なんて入れたら怒るわよ」キッ

八幡「わぁってるって。早く行こうぜ」

かがみ「そっちじゃない!こっち!!」グイッ

八幡「ちょっ、引っ張んなって」

かがみ「もぅ……ふふふっ」

つかさ「あははっ」

八幡「???」

かがみ「そんなこんなでお正月ね。あけましておめでとうございます」

八幡「ちょっと待て」

かがみ「何よ」

八幡「いや、今日クリスマスだよな?」

つかさ「あけましておめでとうございます、八幡くん。今日は1月1日だよ?」

八幡「ちょっと待って。なぁ、ちょっと待ってくれ」ジー

かがみ「どうしたのよ……あんま見るな」

つかさ「えへへ、似合うかなぁ?」

八幡「2人とも凄く似合ってるから一旦待とうか。俺達クリスマスの飾り付けを買いに出かけたよな?」

かがみ「なんで1週間も前の話をしてるのよ、とっくにパーティもやったし遊びにも行ったじゃない」ジトッ

一気に冬まで飛んだと思ったらクリスマスすら飛ばすだと…

八幡「んな馬鹿な…」

かがみ「ていうか、ボサッとしてないで裏方手伝いなさいよ。お守りが足りなくなりそうだからお母さんのところに取りに行ってきてくれない?」

八幡「えっ」

つかさ「八幡くんから手伝う、なんてびっくりしたよねぇお姉ちゃん」

かがみ「まぁ助かってはいるけどね、ホラ。とっとと行く!」

八幡「あ、ハイ」




八幡「あの、すいませーん」

みき「はいはーい。八幡くん?どうしたの?」

八幡「いや、お守りが足りなくなったみたいで……」

みき「あ。じゃあこの段ボールごと持って行ってあげて?後でいのりとまつりも手伝わせるから」

まつり「無理だよう、これ以上の労働は無理だよーーう!」

いのり「まつり、サボらないの!」

まつり「うへぇ…」

八幡「じゃあ持って行きますけど、他にはないスか?」

みき「あら、力持ちね。その段ボールだけお願いするわ」

八幡「ウス」




八幡「なんで俺がこんなこと…」

「……」ウロウロ

八幡「……ん」

「………どうしよう…」ゴソゴソ

八幡「………何やってるんですかね」

「…… 財布。落としてしまって…」

八幡「………ここら辺に落としたのか?」

「人とぶつかった時に… ポロっと…」

八幡「よいしょっ… と。どんなのだ?」

「…え ……でも…」

八幡「その段ボール×3を運ぶ途中で休憩するだけだから気にすんな」ヘラヘラ

「……ありがとうございます…」ニコッ

八幡「ん。で、どんなの?」

「赤の長財布で……」







かがみ「遅いっ!」

八幡「さ、サボってたわけじゃないです!証人はここの神様!!」

かがみ「何をわけのわからないことを…早くそこから追加のお守りを出して並べて。人が多いんだからキビキビ働く!」

つかさ「ごめんなさい、少しだけ待ってくださいね~」

こなた「かがみー つかさー あけおめー」

かがみ「おっ」

八幡「俺もいるんですが」

つかさ「こなちゃん、あけましておめでとー」

かがみ「寒いし面倒がると思ってたけど」

こなた「巫女服新鮮だねぇ。……いやまァそうだけど、1年の計は元旦にあるから初詣に行って1年英気を養おうって」

かがみ「へぇ、殊勝じゃない」

こなた「お父さんが」

そう「どもー あけましておめでとうございまーす」

かがみ(急になにかが引っかかるー!!)

こなた「つかさ達は何かお祈りしたの?」

八幡「そういえばかがみん、何か熱心にお祈りしてたよな」ボソッ

かがみ「ばっ!またあんたは余計なコトを…」

こなた「何をお願いしたのー?」

かがみ「ちょ、ちょっと今年くらいはつかさやみゆきと同じクラスがいいなって思っただけよっ。そんな熱心にしたわけじゃないぞ」

こなた「ふーーん」

八幡「ふむ…」

つかさ「お姉ちゃん こなちゃんと八幡くんは…?」

八幡「なぁ泉」

こなた「うん」

「「かがみって実は結構可愛いよね(な)」」

かがみ「うるさいなっ そうやって茶化されるから言いたくなかったのにっっ!八幡は仕事しろ!!」ガー

つかさ「お姉ちゃんだけずっと違うクラスだもんね」

かがみ「私黒井先生に嫌われてるのかナー……」

つかさ「私も『お姉ちゃんと同じクラスになれますように』ってお祈りするよー」

かがみ「つかさ…っ!」


こなた「いやいやかがみには別のクラスになってもらわないと」

かがみ「なっ 何でよっ!!」ガーン

こなた「だってホラ、忘れ物した時借りられるし宿題写してもバレないし」

かがみ「だったらあんただけ別のクラスにいけよっ」

そう(女学生って賑やかでいいなァ…)

つかさ「今年もおみくじとかやっていかない?」

こなた「そうだね、せっかくだし」



そう「【大吉】」

こなた「【凶】」ガーン


つかさ「新年早々幸先イイですねっ」

そう「そうだね、イイものも見れたし今年は良い年になりそうだねー」

つかさ「大丈夫だよ、今が最低ならあとは運気上昇だけだもん」イイコトアルヨー

こなた「うん なんていうかモノは言いようだよね…」アリガト

かがみ「良いことが有るか無いかは結局自分次第よ。おみくじなんて所詮運試しにすぎないし」

こなた「そりゃそうかもだけど……」

八幡「巫女のセリフとは思えんな」


八幡「そういえばさっき、大きな鏡餅を見て思ったんだけど。かがみの名前の由来ってソレとかか?」

かがみ「ん?まぁ 間違いじゃないわね」

八幡「マジか」

かがみ「鏡餅の円は「鏡」をかたどってるんだけど、鏡には昔から神様が宿るって言われてるのよ。だから神様の恩恵を受けられる子になりますようにってコトらしいわ」

つかさ「あと家庭円満の意味もあるんだってー」

八幡「へー」

こなた(由来とかは幻想的なのに本人はえらく現実的に育ってしまいましたねー!!)

ガヤガヤ

八幡「しかし参拝客多いな…」ゼェゼェ

かがみ「お疲れ様。はいお茶」

八幡「すまん、もらう」

こなた「……」

つかさ「こなちゃん?どうかしたの?」

こなた「ん?んー…」

つかさ「?」

こなた「この中の何人がお父さんと同じ(巫女さん目当て)なのかな」フッ

かがみ(やっぱりそうなのかーっ)

こなた「んじゃ、また新学期にねー」

かがみ「おー」

つかさ「八幡くん、ウチでご飯食べない?作り過ぎちゃって…」エヘヘ

かがみ「!」

こなた(つかさ…恐ろしい子っ!)

八幡「あー…どうするかな。小町が起きてたらアレだし……」

かがみ「小町ちゃんだって疲れて寝てるわよ。ほら、ご飯食べるわよ!」

八幡「え、何今日のかがみんやけにテンション高くないか」

かがみ「え、そ、それは…」

八幡「あ……わかった」

かがみ「う、嘘っ!?」

八幡「そんなに飯が食べたかったのか」

かがみ「…」

八幡「え…違うんでせうか?」

こなた「八幡ってば…」ハァ

ここでちょっと休息なのだわ

また後でくるのだわ

乙なのだわ
八幡が知らない人相手にヘラヘラ笑いながら探し物手伝うとかいう葉山レベルのリア充っぷりを
発揮しててちょっと殴りたくなってきたのだわ

それは許して欲しかったのだわ
もうその時はみなみちゃんの事で頭がいっぱいになっちゃってとりあえず接点をと思った過去の過ちなのだわ

べ、別にランニングに行く前にちょこっとだけ覗いたとかじゃないのだわ!

その語尾気持ち悪いからやめろなのねん
うざいのねん



>>811
その喋り方、お前桃鉄の貧乏神だな

世の中クソだな(泣

>>810

こなた達と交流している内に良い方向に八幡が変わったと解釈できるし大丈夫

>>813
キャベツかな?

何故か泣き声が野々村で脳内変換されてしまった…死にたい

>>816
お前のせいで俺も野々村にしか聞こえなくなった

え?千葉県議会の雪ノ下議員が号泣会見をしてくれるって?(錯乱

ただいまなの
このまま八幡を普通に幸せエンドさせるわけにはいかないから3年生になった辺りで一旦心をへし折ってやるの
楽しみなの

ヒィッ! …おかえりなのー(小声)

>>819
おい










おい

で、今日はまだ更新あるのかな?

         _、_
      .(;^ω^)\

      | \ / \√|    
      ( ヽ√| ` ̄
      ノ>ノ  ̄
      レレ   ((


さすがの俺でもそれは引くわ


かがみ「なんでもいいからさっさと入る!」ハァ

つかさ「えへへ、私達でお母さんと一緒に作ったんだけどね。結構自信作なんだよぉ」グイグイ

八幡「わかった、わかったから。親父達に電話だけさせてくれ」

こなた「帰って来てるの?」

八幡「多分な。そう信じてる」

かがみ「何だそりゃ…」






八幡「むしろ小町に着物を着せて親子水入らずで遊びたいから帰ってくるなとか言われた」

かがみ「本来の扱いがそれだったかよっ」

こなた「八幡は比企谷家では水扱いなんだね、ドンマイ」

やめたげてよぉ!!

八幡「まぁこれが普通なんだわ。こっちに来てから徐々に元に戻ってきてる気がしてるから良しとしよう」

こなた「八幡も変わったよねー。最初はあんなに腐り切ってたのにね、性根が」

八幡「そんなに言うか。……てことは治ったのか?」

こなた「ちょっと良くなっただけで腐ったままだと思うよ。目は相変わらず腐ったままだけど」

八幡「腐ってねーし。あと小町の着物姿をものすごく見たい」

かがみ「私達も着るのに……」ボソッ

こなた「!」キラーン

八幡「泉、お前。一体何を企んでやがる」

こなた「んぇ?」

八幡「お前のソレは何かよからぬ事か、オモチャを見つけた時の目だ」ジロッ

こなた「そんなことないよー。普通の笑顔だよー」

八幡「……」

こなた「まぁまぁ、早く行きなよ。私達も寒いんだからさぁ」

そう「うむ、俺も早く帰ってこなたと遊びたい」

八幡「悪かったな。……柊家にお邪魔になるのは2度目か、おじゃまします」

かがみ「何言ってるのよ、クリスマスから毎日うちに遊びに来てたじゃない」

八幡「………は?」

つかさ「八幡くんのオムライス、すっごく美味しかったよね。あと肉じゃがも!」

かがみ「まさか全部覚えてないの?」

八幡「あ、あぁ。なんとなく後頭部が痛くなってきた」

こなた「そういえば今日の八幡はどこかおかしかったような。迷子の子を親のところまで連れてってあげたり緑色の髪の毛の女の子の財布を見つけてあげたり……凄く好青年だったよね」

八幡「……普通じゃね?」

こなた「普段は『誰かがやるだろう』とか言ってスルーしない?」

八幡「……あれ?」

こなた「何かあったの?」

八幡「痛、痛てててっ、主に後頭部が凄く痛い!何も思い出すな、って本能が囁いてる気がする……っ!」

かがみ「後頭部……思い出すな…?……………………あっ」ピコーン

八幡「あ?」

かがみ「な、なんでもない。思い出せないならいいのよ、ほら行くわよ!こなた、またね!」

八幡「お、おい?」




つかさ「どうしたのお姉ちゃん?」

かがみ「強く叩き過ぎたか…」ボソッ

つかさ「叩き…?あっ、朝のお風呂場の!」

かがみ「バッ、こら!声が大きい!」

八幡「お風呂場…?」

かがみ「なんでもないからっ 早く靴脱いであがれ!!」

八幡「ひぃお邪魔します」ビクッ


かがみ「覚えてないなら好都合よ…」ククククク

つかさ(こっそり体重計に乗ってたのをそんなに知られたくなかったんだね…)アハハ


八幡「ども、お疲れ様でした」

ただお「やぁ八幡君。お疲れ様、お茶でも飲むかい?」

八幡「あ、いただきます。……かがみとつかさは…?」

ただお「ん?”おめかし”してるんじゃないかな?」ニコニコ

八幡(おめかし…?)

ただお「あと2、3日は参拝客が押し寄せると思うんだけど……お願いできないかな?」

八幡「あ、あぁ…はい分かりました」

ただお「ありがとう。助かるよ………ところで神職に興味はないかい?」

八幡「神職…?」

ただお「うん、うちに住み込」

みき「こらっ サラッと勧誘しないの」

ただお「あはは、見つかったか」

八幡(賑やかだ……ウチとは比べものにならんなこれは)

まつり「おょ?ハッチーじゃん、お疲れ~」

いのり「八幡君、今日はありがとうね」

八幡(ハッチーって蜂の子かよ)

八幡「手伝いは(多分)自分で言い出した事なんで、逆に上がり込んですんません」

ちょいと飯ってキマスワー

マッテマスワー

三年になったら癌が再発するとか?

この>>1からは何処か鬼畜の匂いがするの

流石にそれはないだろ…(震え
程々に折ってあげて欲しいなーって

何故か以前エタったアイカツとのクロス思い出した。
あんな感じに実は仮想現実の世界でした、なんて事はないだろうな。

この八幡には銀の匙の校長先生の台詞、
「生きる為の逃げはありです」
が適用されると思っていたんだが。

まあまあ予想は脳内にとどめておこうよ

へし折る(物理)

飯長いな

ここの>>1は健康的だから寝落ちしたんだろ。

どのタイミングで魔王が出現するかによる

まつり「なーに言ってんの!あたし等とハッチーの仲じゃん!」

八幡(ヒッキーよりはマシか)

いのり「つかさとかがみが着替え終わったら御節食べましょうか」

ただお「やけに長いな、着付けってそんなに難しいのかい?」

いのり「そんなもんよ……おっ、中々いいじゃない」



かがみ「あけましておめでとうございます」ペコッ

つかさ「今年もよろしくお願いします」ペコリ

八幡「……おぉ」

まつり「ハッチー、どう?どうよこの2人!?」

八幡「………その」チラッ

かがみ「……な、なによ」プイッ

つかさ「………」モジモジ

八幡「2人とも、……似合ってる、ぞ?」

オカズがいたんでて腹がやられてたわけじゃないんだからねっ


遅れてスマソ

かがみ「………アリガト」

つかさ「て、照れちゃうね…」



まつり「いいねぇ、青春だねぇ」

いのり「ほら早く座りなさい。御節食べるわよー」コトン

八幡「人ん家で正月に御節なんて食っていいんだろうか」

まつり「気にしない気にしない!いただきまーす!」

八幡「……じゃ、お言葉に甘えて。いただきます」スッ

かがみ「!」ジーッ

八幡「………」スッ

かがみ「…」ホッ

八幡「…………」スッ

かがみ「!!」ジーッ

八幡「……この伊達巻から食べてみるか」パクッ

かがみ「!!!」ドキドキ

八幡「………」モグモグ

八幡(これは明らかに砂糖の分量がおかしい……何と言うか甘すぎる)

八幡「……っん、う、うまいな」ゴクン

かがみ「…!」パァァ

八幡(反応を見るにかがみん作か。分かり易っ!)

八幡「これならもうちょっと砂糖少なめな方がいいかもな。こっちの栗きんとんは……裏ごしが足りてない、だけど味付けは申し分無い」モグモグ

かがみ「……」フムフム

つかさ「そこの栗きんとんと伊達巻はお姉ちゃんが作ったんだよー」

かがみ「こ、こらっ バラすな!」

八幡「かがみが作ったのか。やるじゃん」

かがみ「……次はもっと美味しく作るわ。焼き物までできるようにするし」

いのり・まつり((次、ね…))ニコニコ

つかさ「焼き肴系は私の自信作達ですっ ご賞味あれ~」

八幡「……これ、全部つかさがやったのか?」

つかさ「うんっ 食べて食べてー」ニコッ

八幡「つかさの料理はぶっちゃけレストランで出るメシよりも断然美味いからな……」パクッ

つかさ「どう…かな……?」

八幡「俺は今、猛烈に感動している」ウルウル

つかさ「おおげさだよぉ…」テレテレ

八幡「こんな、こんな美味い御節初めてだ……ッッ」パクパクモグモグゴクン

かがみ(やっぱりつかさには料理じゃ勝てないよなー…)

(おっぱいでも)

ぽんかん絵のらきすたキャラ見てみたい気がする

これはどうなるか分からんな
みwikiさんの影が薄い気がするけど…

ほのぼのの時は美水かがみ絵で、
シリアスの時はぽんかん絵のキャラをイメージしてる

いまのぽんかん絵のこなたとか普通に見たい

みき「いい食べっぷりね たくさん召し上がれ」ニコニコ

八幡「あ……すいません」

ただお「遠慮することはない、いっぱい食べなさい」ニコニコ

八幡「いや、そんな……」

みき「食・べ・な・さ・い?」ゴゴゴゴゴ

八幡(笑顔で謎のプレッシャーをかけられている件について)

かがみ「私も食べようかしら」

まつり「体重…」ボソッ

かがみ「うぐぐ…あ、明日の朝ごはんを抜けば……」

八幡「ダメだぞかがみ。朝はちゃんと食べないと、お兄ちゃんは許しませんよ」

かがみ「だれがお兄ちゃんだっ」

いのり「冷蔵庫の中のプリン、食べなければいいんじゃない?」

かがみ「それはいや!」

八幡「即答かよ」

つかさ「お姉ちゃんの栗きんとん、とっても美味しいね」モグモグ

かがみ「ありがと。つかさのも凄く美味しいわよ」パクパク

八幡「そりゃお前。いくら上達したとはいえ、つかさと比べるのは失礼だぞ」ピッ

かがみ「あんたは私に失礼だろっ」ヒュンッ

八幡「甘い」サッ

みき「え? きゃぁっ」ドンッ

八幡「あ……すいませ」

みき「…ぽっ」

かがみ「……何でどさくさに紛れて人の母親を押し倒してるのカナァーー?」ユラ…

八幡「故意じゃねぇよ事故ですよ。そもそもかがみが殴ろうとするから…」

かがみ「言い訳無用!」ズブゥ

八幡「目がァーーーッッ」

八幡「酷い目にあった」ボロ…

かがみ「自業自得よ」フンス

つかさ「あはは…」

八幡「………1年って過ぎるの早いな」

かがみ「急にどうしたんだヨ」

つかさ「八幡くん、お父さんみたいだよ」

八幡「いや、本当にいろんな事があった…と思ってな。」

かがみ「例えば?」

八幡「俺の前で人が刺されたり、学校が変わったり、俺が刺されたり癌になったり」

かがみ「厄年過ぎて同情するわ」ハァ

八幡「…でも唯一、いいことはあったな」

つかさ「いいこと?」

八幡「お前達と会った事」キリッ

かがみ「うわー…よくも真顔でそんな事言えるわね。目が腐ってる分 何か裏があるんじゃないか、って思うぞ」

八幡「良いこと言ったつもりなんだ、これ以上いじめないでくれ。それにだな、泉やお前達と会う会わないは、俺の中では確実に人生の分岐点だったと思うわけよ」

かがみ「んな大げさな」

つかさ「そうかなぁ。私達も八幡くんと会ってからいろいろあったなぁ、って思うよ」

かがみ「……まァ、そうね」

八幡「それに」

かがみ「?」

つかさ「それに?」

八幡「……いや、なんでもないわ」

つかさ「えぇーっ 気になるよー」

八幡「なんでもないっての。次は8時から夕方までだよな、それまで外で時間潰してくるわ」スッ

かがみ「あ、それならお菓子買って来てくれない?コンソメポンチが結構好きなのよ」

八幡「……あんま食べると太るぞ」

かがみ「う、うるさいわね。そんなに食べないわよっっ」

つかさ「じゃあ私達は先に細かい準備をしとくね。行ってらっしゃい」

八幡「行ってきます」

かがみ「外寒いわよ、コレかしてあげるから巻いて行きなさい」

八幡「………」

かがみ「?」

八幡「いや、ほらアレだ」

かがみ「なによ」

八幡「アレだって、察してくれ」

かがみ「まどろっこしいわね。何か問題でもあるのかよ」

八幡「……健全な男の子としては女子からマフラー借りるってのは、ほら、意識しちまうっつーか」ポリポリ

かがみ「なっ!い、いいから早く行けっっ!」

八幡「ちょ、蹴るな」






八幡(4時ちょい過ぎ…やっぱ冷えるな。借りてきてよかったわ)

イラッシャイマセー

八幡(ファンファグレープと……コンソメポンチは帰りでいいか。ちっとぶらぶらするし)

アザッシター

prrrrrr

八幡「はい?」

こなた『はちまんあけおめー』

八幡「泉か。ことよろ」

こなた『ところでさ、なんでポチ袋っていうか分かる?』

そう『こなたー たまにはお父さんを信用しようよー…』セメテ ミエナイトコロデ

八幡「ポチ袋…?あぁ、お年玉もらったのか」

こなた『みゆきさんに電話しても通じなくてさー。八幡はなんでポチ袋って言うのか分かる?』

八幡「あー。たしか”これっぽち”とかと同じで、ぽちには『小さな点』とか『ほんの僅か』とかの意味があるみたいだな。多分そこから来てると思うぞ」

こなた『へーよく知ってるね』

八幡「何かの本で見かけたんだったな……なんだったか」

こなた『今ねー、ゆーちゃん振袖ver.も遊びに来てるんだよー。見に来る?』

八幡「行く」

こなた『わぁ即答だ。待ってるねーん』

ピンポーン

八幡「ちはーっス」

ガチャ

こなた「にゃにゃにゃ、にゃんぱすー」

八幡「お前も振袖なの?なんていうか七五三だなハハハ」

こなた「むぅ、喧嘩なら買うよー?」シュッシュッ

八幡「オイオイ、そんな装備で大丈夫か?」

こなた「己の無力さを知るがいい」グッ

八幡「以前までの俺とは違う」スッ

Fight !!

こなた「しょう○ゅうけーーん!」ドゴォォ

八幡「ぐっはぁぁぁ!!!」ズシャァァ

K.O!Perfect!!

こなた「まだまだだねぇ。出直すがヨロシ」

八幡「我が生涯に、一片の悔い無し……」ガクッ

ゆたか「こなたお姉ちゃーん」

八幡「ようゆたか」

ゆたか「あっお兄ちゃん!あけましておめでとうございます」

八幡「綺麗な振袖だな、似合ってるぞ」グッ

ゆたか「えへへ、ありがとぉ」

こなた「随分私とは扱いが違わないかねキミィ」

八幡「気のせいだろ」

こなた「あー、そういえば店長が怒ってたよ八幡。なんでクリスマスイベで手伝いに来ないんだーって。至急ヘルプのメール出したのに応答が無いーって」

八幡「その時俺シフトじゃねーし。俺、必要以上に働かねーし。そもそも働いたら負けだ、負けに負けを重ねるのはよくない」

こなた「腐ってるなぁ。バレンタインイベには全員強制出勤らしいよ。来ないと切り取るってさ」

八幡「……どの部位をですか」




八幡「ほらゆたか、少ないけどお年玉」スッ

ゆたか「えぇっ そんな、もらえないよぅ」

こなた「ヘイユー、私にはー?」チョイチョイ

八幡「俺は妹にお年玉をあげに来たんだっつの。そしてお気づきだろうか、俺は1500円まだ帰って来ていない事に」

こなた「ゔっ」

八幡「代わりに帳消しにしてやる、感謝奉って俺を拝め」

こなた「八幡大明神様~」

そう「やぁ比企谷君。あけましておめでとう」

八幡「おめでとうございます、この散らかり具合はどうしたんですか」

そう「俺が昨日帰って来た時は既にこうだったんだ……」

八幡「泉ですか、成る程」

こなた「てへぺろ。こたつから動きたくなくてさー」

八幡「ゆたかがかわいそうだろ!片付けなさい!」ビシィッ

ゆたか「わ、私は特に迷惑してな……ひゃうっ!?」ゴチンッ

八幡「言ったそばからゲームの配線で引っかかったな、大丈夫か?」

ゆたか「う、うん。大丈夫だよ…」

こなた「そのゲーム類はお父さんだよ」

そう「うっ」

八幡「……」

そう「いやぁ、面目ない」タハハ

八幡(アマガミ+じゃねーか。娘達の前でやれるゲームじゃねぇだろコレ)

こなた「ちなみに私がそちら側のゲームに入学したのは小学生のころです」ドヤァ

八幡「なんつーか、すごいな」










……ガヤ

………キガヤ

八幡「………ん?」

ななこ「ゴルァ比企谷ィ!!!」ゴスッ

八幡「ふぐぁっ!!?……せ、先生?」

もしかして:走馬灯

これで平塚先生なら妄想まであった

ななこ「おう先生や。HRからお眠りとは良いご身分ですなぁ?」

八幡「いや、今日は元日で……」

ななこ「なにを言うとるんや、始業式当日でもお正月気分かぁ?」パキポキ

八幡「す、すいませ…」

ななこ「教育的指導ッッ!!」ドスッ

八幡「ぐふっ………」ガクッ







八幡「最近よく時間と記憶が飛ぶ件」

こなた「私以上にだらけてるんじゃないのー?」

八幡「それはないと断言したい」

こなた「お正月気分ってよく言うけど確かに不思議な気分があるよねー」

みゆき「学校が始まった途端に空気が変わりますよね」

かがみ「まァ確かにお正月は不思議な力が働くわよねー」

八幡「例えば?」

かがみ「三が日、家の手伝いがあんなに忙しかったにも関わらず………体重が増えた」シクシク

こなた(あーお正月マジックですネ)

八幡(寒いから脂肪を燃焼しにくいしな)

八幡「お正月を楽しむ、か。そういけば羽根つきやら百人一首、凧上げの絵とかよく見るけど実際そんなのやってるのは見かけないな」

かがみ「今は電線とか交通とか危ないって言われてるし。私もTV見たり本読んだりしてたわ」

八幡「俺的にかがみはそういう体使う遊びをすれば少しは痩せると思うんだが」

かがみ「うるさいよっ」


こなた「ウチお母さんいないからお雑煮とかほとんど食べたことないんだよねー」

つかさ「そうなんだー」

こなた「というかお餅自体あんま食べないかナ」

かがみ「うわっ もったいないわねっ」

八幡「そのこころは?」

かがみ「お雑煮。おしるこ、きなこ餅、甘辛。からみ餅に磯辺焼き…美味しい食べ方いっぱいあるのに」

八幡「そんなんだから太るんじゃないのかお前」

かがみ「ぐ…っ」ガーン

つかさ「そういえば皆、初夢は見たー?」

こなた「あー何か見ると縁起がいいってやつだっけ」

つかさ「そうそう」

かがみ「一富士二鷹三茄子って言われてるわね」

みゆき「正式には加えて「四扇 五煙草 六座頭」というのもあるみたいですよ」

こなた「へー、でもさ。そんなのが出てくる夢って普段から見ないよね。何、座頭って」

かがみ「まァねぇ」

八幡「それって一度に全部見ないといけないのか?無理だろソレ」

みゆき「どれか一つでよかったと思いますけど…全部見れたらすごい福が来そうですね」

つかさ「鷹なら2羽、茄子なら3つ見ないとダメだと思ってたよー」

こなた「というかぶっちゃけさ、そもそも見た夢ってほとんど覚えてないもんだよネ」

八幡「夢の大半は実際に寝てる時に見てたやつじゃない、ってのは聞いたことがあるな。起きた後に脳みそが勝手に作ったもんが多いとか」

かがみ「へー」

八幡「みゆきさんはお正月はどんなモノ食べたんだ?」

みゆき「私ですか?」

こなた「みゆきさん家って洋風のお金持ちってイメージがあるからおせちとか食べなそうだよ。正月からフランス料理とかっ」

八幡「どんな正月だ」

みゆき「そんなことないですよ。おせち料理も食べましたし、うまく噛みきれなくて「どこまでもお餅がうにょーん」というのもやりましたよ?」

つかさ「たまになるよねー」

八幡「」ガンッ

かがみ「どうした!?」

八幡「………」ボソボソ

かがみ「あ?………あんたらってホントに…」ハァ

こなた「八幡どうしたの?」

かがみ「『想像したらみゆきさんが萌え過ぎて死にそうになった』ってサ」

こなた「あー」

みゆき「???」

こなた「うん、気にしなくていいよー」

みゆき「?…確かにウチは洋風ですが田舎の家は純和風なんですよ」

こなた「へー」

みゆき「田舎の神社に着物をきて初詣に行きましたし、百人一首や福笑いなどでも遊びましたよ」

かがみ(私達よりはるかに日本人してるー!)


こなた「百人一首ってさ、確か全部和歌でできてるんだよね?」

みゆき「はい、上の句と下の句を取る遊びですねー」

こなた「すごいね よくできるねー」

みゆき「い いえっ、私なんてまだまだで…っ」

こなた「いやというかさ。古典の勉強してるみたいで遊びって感じかしなくて、嫌」

かがみ「そういう知的遊戯を面倒がるやつが日本をダメにしていくんだろうな」

時間と記憶が飛ぶか、ギャグに見せかけた脳腫瘍だな

時間の飛ばし方が好きだわ

ちょっと幼女デスワー

訂正:
ちょっと用事デスワー

幼女なら仕方ないな
よく愛でてくるんだぞ?

事案

この八幡の不幸度なら若年性アルツハイマーになっててもおかしくない気がする…。

まってる

八幡「そういえば来週辺りにここの受験があるな」

こなた「小町ちゃんとゆーちゃんには頑張って欲しいねぇ」

かがみ「そういえばその2人がウチでお揃いの御守りを買っていったわね」

八幡「そうなのか?」

かがみ「あんたも居ただろっ」

つかさ「あのピンク色の鈴のやつだよね」

こなた「えー 御守りって正直信憑性がなぁ」

みゆき「私もここを受験する時に同じ御守りを買いましたよ。可愛らしくてまだ着けてます」ウフフ

かがみ「大事にしてくれてるのね、何か嬉しいわ」

こなた「気のせいかな。傷一つ、紐も汚れた様子がないんだけど」

八幡「居るよな、物持ちが良過ぎて「え、それ新品だろ?」って言われるやつ」




八幡「じゃあな」

かがみ「また明日ね」

つかさ「またねー」

こなた「気のせいかな、小町ちゃんの勉強してるであろう部屋から不吉なオーラが見える気がするよ」

八幡「寄らば斬るって訴えかけてるな。俺たちが受験する時はあんな感じだったのかね」

こなた「ゆーちゃんも大変みたいだよ。昨日の夜、すごい剣幕で「今話しかけないでっ!」って言われたもん」

八幡「あのゆたかにすごい剣幕なんて想像ができんな。大丈夫か?本番当日にぶっ倒れたら洒落にならんぞ」

こなた「うーん。ウチって意外と偏差値高めだったりするからねぇ、頑張ってるんでしょ」

八幡「2人に差し入れでも持っていってやるかな」

コンコン

ガチャ

八幡「小町~、入るぞー」

小町「……」カリカリカリカリカリカリカリカリ ピタッ

八幡「……もしもし小町さん?」

小町「………あ゛?」ギロッ

八幡「お、おにぎりと飲み物持って来」

小町「そこに置いといて」カリカリカリカリカリカリカリカリ

八幡「あ、はい」コトッ

小町「………」ブツブツ

八幡「あんまり無茶はするなよー…?」




八幡「すげぇ怖かった」

こなた「うーん、じゃあ今度はゆーちゃんの部屋覗いて見る?」

八幡「うい」

扉<♪♪♪~

八幡「すげぇ可愛い歌が聴こえてくる。スピーカーで聴いてるのか」

こなた「休憩してるみたいだよ」

八幡「ふーん」

ピッ

こなた「何して」

八幡「いや、ちょっとな」シーッ

こなた「?」

八幡「…………」

こなた「………」

八幡「よし、入るか」

こなた「ん?うん」

ガチャ

こなた・八幡「「楽しそうに歌ってますネ?」」

ゆたか「はうっ!」

八幡「『冷たいパフェ 焼きたてクッキー 違う甘さで~♪(裏声』」

ゆたか「恥ずかしいからぁー!」アセッ

八幡「で、勉強はどんな感じだ?」

ゆたか「えへへ、ちょっと休憩~」

八幡「理科か。化学式めんどくさいよな」

ゆたか「H2So4ってなにかわかる?」

八幡「硫酸」

こなた「おぉ、即答だね」

八幡「昔から数学とかの計算が苦手でな。暗記ができるやつは全部暗記した」

こなた「えっ……八幡って意外と勉強できる感じの人?」

八幡「俺は目が腐ってるだの友人がいないだのでマイナス点が多いだけで、基本的にスペックは高いんだよ」

こなた「いろいろと致命傷があったような気がするよ」

ゆたか「ところでお兄ちゃん。私に何かご用?」

八幡「そうそう、差し入れにおにぎりやら飲み物を持って来たんだが食べるか?」

ゆたか「えっ いいの?」

八幡「いっぱいお食べ、大きくはならなくていいから」

ゆたか「なるもんっ 大きくなるもんっっ」プンスカ

八幡「そうかー、頑張れ」ナデナデ

ゆたか「子供扱いしないでよぅ」

こなた「んじゃ、私たちは勉強のお邪魔になるから撤退するねーん」

八幡「そうだな、さっさと戻」

<ツーメタイパフェ ヤーキタテクッキー チガウアマサーデー

八幡「スマン、電話だ」

ゆたか「」




八幡「まだか……まだか…」ウロウロ

こなた「やぁ八幡。入試休みなのに学校に来てるなんて驚き桃の木だよ」

八幡「なんせ小町とゆたかが頑張ってるからな。昨日の夜から柊家の神社でお祈りして、昼飯を抜いてずっとここ(校門)で待機だ」

こなた「兄の愛が重いねぇ。かくいう私もちょーっと心配になって見に来ました」

八幡「時間的にそろそろ終わってもいい頃なんだが……」

キーンコーンカーンコーン

八幡「!」

こなた「終わったカナー?」

八幡「お、出て来たな」

小町「お兄ちゃーん」ゲッソリ

ゆたか「…うーん、うーん」

八幡「2人共大丈夫か?水飲むか?」

小町「貰うー」グビグビ

ゆたか「私はちょっといいかな…試験が終わった後から気分が悪くて……」

八幡「俺のお祈りが足りなかったか…」

ゆたか「それでね、トイレに行ったんだけど」

『…大丈夫?保健室まで一緒に行こうか?』

ゆたか「ってハンカチまで貸してくれたの。仲のいい友達ができそうで嬉しいんだー」ニコッ

八幡「でもその人が落ちてたら意味無いな。男だったら落ちていい。むしろ落ちろ」

ゆたか「そんなことないよっ ああいう優しい人はきっと受かってるよっ」

八幡「そうか?」

ゆたか「ああいういい人はきっと頭もいいに決まってるよ」

八幡「なんの根拠も無い反論をありがとう……」

こなた「でもさ、ゆーちゃん」

ゆたか「なに?」

こなた「ゆーちゃんが落ちたらどうすんの?大丈夫だろうけど」

ゆたか「そっちは確かに可能性が…」



ゆたか「あ そうだ。合格発表の日なら合否に関係なく会えるかも」ゴソゴソ

こなた「あぁ成る程」

【合格発表方法: 合否問わず郵送にて通知】

ゆたか「」

こなた「……」ポンッ

小町「そういえば小町もいい人見かけたかも」

八幡「なんだとぶっ殺してやる」

小町「女の子だよー。眼鏡かけてて、髪の長い子だったなぁ」

八幡「へぇ、泉みたいな感じか?」

小町「その子は黒だったよ。終始、カップリングが云々とかウェヒヒとか笑ってたけど」

こなた「なーんか腐った臭いがするナァ」

小町「小町が試験の途中でシャー芯切れちゃって、絶対絶滅って時に」

『こ、これ使ってくださいッス』

小町「って、シャー芯をケースごとサッと渡してくれたんだよ」

八幡「ゆたかの方もいい人だが入試中にシャー芯をケースごと貸すってのも相当いい奴だな」

こなた「今年の一年生はいい子が多そうでよかったね」

八幡「実際本当にいい人なんてなかなかいないと思ってたけどな。俺の(入試の)時なんて10分近く手を挙げてても、監視の教師すら消しゴムを拾ってくれなくてシャーペンのケツを使うことになったな」

こなた「いるいる、陰が薄い人」

八幡「言われ慣れてるからノーダメですわー。ぼっちにその手の口撃は通用しない」

こなた「八幡はもうぼっちじゃないよ、私達が居るじゃん」

八幡「その台詞すげー嬉しいから脳内HDに保存しとく。だが忘れるなかれ、体育の時間は殆どに男女別だと言うことを!!」ドドン

こなた「ま、まさか…!」

八幡「その通りだ。俺は体育の時間、最初の体操ではドロンしている。何故ならそのままだと体育教師と組まされるから!」

こなた「あぁーなるほどね」

小町「組むとなんかダメなの?」

八幡「当たり前だ。一人なら無色透明でノーダメージだが先生と組まされると無職童貞くらいのダメージを受ける。ここ、全然違うから」

小町「うわぁ」

ゆたか「???」

八幡「なんでもない、ゆたかはこんな事覚えるんじゃないぞ?」

ゆたか「う、うん…?」

こなた「あ、話は変わるけど八幡の誕生日っていつ?」

八幡「ん?8/8だな」

八幡(誕生日、自分自身とトラウマが生まれた日だな。俺だけ呼ばれなかった誕生日会、俺のためかと思ったら同じ日に生まれた女子のために歌われてたバースデーソング。あと俺の名前が間違ってるバースデーケーキ。言っとくけど母親に名前間違えられるって相当傷つくんだぜ)

八幡「ハッ!ゆたか、ゆたかの誕生日はいつだ!?」

ゆたか「えっ?12/20だけど……」

八幡「なん、だと……。ゆたか、入試が終わった打ち上げにプレゼント買いに行かないか?小町も来い、飯ぐらい奢ってやる」

ゆたか「そ、そんな。悪いよう」

小町「やっふー!こなたさんも行きましょー!」

こなた「私は……んー、どしよっかナ」

八幡「来たいなら来るか?ゲーセンにも行こうかと思ってるが」

こなた「じゃー行こっかな、あ。今財布ないからね」

八幡「………一つ貸しだからな」

「5900円になります」

八幡「えっ」

「5900円になります」

八幡「」




八幡「おかしい。何故夏に来た人数の時と4人で来た時の値段がほぼ一緒なんだ」

こなた「いやぁ、昨日の夜と今朝、あと昼は何もたべてなくてさー。ネトゲし過ぎもかんがえものだよね」

八幡「……なんか腑に落ちねぇ」

小町「ごちそうさまでした~」

ゆたか「ご、ごちそうさまですっ」

八幡「まぁいい。去年の俺とは違う、小町&ゆたかとキャッキャウフフする為にのみ汗水垂らして働いた金がある!」

小町「ビバ、シスコン!」イェーイ

ゆたか「きゃっきゃうふふ…?」

八幡「泉、電車使って遠出するぞ。ゆたかにはイイものをプレゼントしたい」

ゆたか「いいよってばっ お兄ちゃんと一緒に遊べるからそれでいいよぅ」

八幡「くっ……なんていい子なんだ…っ。だからこそプレゼントは立派なものにしたい…っっ」シクシク

小町「ちなみに小町の誕生日は?」

八幡「3/3だな。スマホの暗証番号にしているから忘れるはずが無い」キリッ

こなた「お兄ちゃんってすごいんだね、兄妹いないから分かんないや」

八幡「千葉出身の兄妹に普通の兄妹はいないってどっかのシスコンが言ってた」

小町「まぁ普通じゃないですよねー」テヘヘ

八幡「ということでやって来ました某ショッピングモール。ゆたか、好きなのを選びなさいホラ」ズイズイ

ゆたか「でも…」

八幡「そっか…嫌われてんのな……俺」シュン

ゆたか「そ、そんなことないよっ ど…どれにしようかなぁっ」トテテテテ

八幡「本当にええ子や…小町、お前も今のうちに選んどけ」ウルウル

小町「お兄ちゃんのシスコンぷりも拍車がかかって来たねぇ。私はまだいいかな、特にこれと言って欲しいものはないし」

こなた「八幡八幡、私アレが欲しいんだけど」

八幡「お前に買うとは言ってないが」

こなた「お願い。買ってよ、お兄ちゃんっ」

八幡「なん……っ」

こなた「レアフィギュアゲットだぜ!」

八幡「あれ……?俺は一体何を…」

小町「お兄ちゃんてば…」ハァ

ゆたか「……」チラッ チラッ

八幡「ゆたか、さっきから何見てんの」

ゆたか「な、なんでもないっれふ!」

八幡「………あのクマ欲しいの?」

ゆたか「そんなこと……ない」

八幡(13500円+税……てかデカい。俺と同じくらいあるんじゃねあのテディベア)

八幡「すんません、コレください」

ゆたか「お兄ちゃん?!」

「14580円になります」





八幡「流石にもてないよな、泉ん家まで持ってやるよ」ヨイショ

ゆたか「……大事にするっ」

八幡「間違っても捨てないでくれよな」

ゆたか「うんっ!」ニコッ

八幡が子煩悩な父になってるwwww

小町「あ、ちょっとだけあのお店行っていい?」チョイチョイ

八幡「服屋?珍しいな」

小町「ちょっとねー」

八幡「少し寄り道するけど、いいか?」

こなた「もちもーち」グッ

ゆたか「大丈夫だよ」



ラッシャイマセー

八幡(なにこのオシャレ空間。未知との遭遇なうってツイートしとくか、フォロワーいないけど)スッ

こなた「コスプレじゃなくて普通の服もいいもんだねぇ、久しぶりに服屋とか来たよ」

八幡「そういえばお前って似たような私服ばっかり着てるよな。他にはねーの?」

こなた「あるにはあるけど……お父さんが買ってくるのが女子力高すぎて着こなせる気がしないんだよネ」

八幡「そんなもんか?」

こなた「そんなもんだよ」

「合計31500円になります」

八幡「」

八幡「……」ゴシゴシ

八幡「……」チラッ

【\ 31500-】

八幡「」


アザッシター


八幡「何を買ったらあんな値段になるわけよ?今日だけで諭吉さん5人近く飛んでるんだけど」ゲッソリ

小町「ゆたかちゃんに合う服一式とアクセサリー類だね、小町がコーディネートしたんだよ~」

ゆたか「お兄ちゃんごめんなさいっ」ペコペコ

八幡「いや謝る必要は無いんだけど…無いんだけど……」

こなた「サラッと私までお兄ちゃんにヘアゴム買って貰っちゃったよ」

八幡「やめろ、お前これから俺に『お兄ちゃん』って呼ぶの禁止」

こなた「お兄ちゃん、似合う?」

八幡「バッチリ」グッ

小町「じゃ、お店の試着室で着替えさせてくるねーん」

ゆたか「えぇっ、い、今着るの?」

小町「早くはやくー」

ゆたか「わわーっ!?」



八幡「……ふぅ」

こなた「八幡、いつもその可愛いリストバンド付けてるよね。……Lucky☆Star?」

八幡「いいだろ。やらんぞ」

こなた「さすがに取らないよ」

八幡「今の家に引っ越す前に買ったんだがな、付け心地が結構いいんだわ」

こなた「へぇー」

八幡「……そうだ、黒井先生にもなんか買って行ってやるか」

こなた「ほぇ?なんで?」

八幡「確か誕生日が2/8とか言ってたからな。教師に媚売って悪い事は無い」キリッ

こなた「だったら慎重に選ばないとね。野球関連なら喜ぶんじゃない?」

八幡「そういえばそうだな。どこファンだっけ?」

こなた「たしか、ロッテ」

八幡「千葉ロッテか。いいセンスしてやがるぜ先生」


ユキノン、アレミヨウヨー

モットハナレテホシイノダケレド

八幡「!?」

八幡(い、今の声はまさか……いやそんな馬鹿な。いかに東京の中心とはいえこんな偶然があるわけがない、あってたまるか……そうだ、夢だ夢だ夢だ夢だ。ど、どうしたら……ヒィッ、こ、こっちに来る…っ!)

こなた「……八幡?何でそんなに震えてるの?」

八幡「あ、あぁ!?いや、なんでもないぞ!ちょっとそこのコンビニでトイレ借りてくるわ!!」ダッ

こなた「……?」

小町「お兄ちゃーん……あれ?」

ゆたか「お姉ちゃん、お兄ちゃんは?」

こなた「何かコンビニでトイレ借りるってさ」

小町「ぶー。せっかくゆたかちゃんの超可愛い姿をお披露目しようと思ったのに」

ゆたか「ちょ、ちょうかわ…!?」


「あら」

小町「ん?」

「こ、小町ちゃん…?」

小町「……!」ザワッ

チャキ

小町「……よく話しかけられますね。小町なら」

チャキ・・・

「……そのポケットの中で握ってるモノから手を離してくれるとありがたいのだけれど」

グッ

小町「……小町なら見かけても顔を合わせない様にしますけどね」

「や、やっはろー……小町ちゃん」

小町「……こんにちは、雪ノ下さんに由比ヶ浜さん」ギロッ

雪乃「……」

結衣「……」

こなた(雪ノ…?ははぁ、この二人がねぇ)

ゆたか「……?」



小町「………」ジリッ

雪乃「………」

結衣「……あ、あのね小町ちゃん。ヒッキーとお話」

小町「馴れ馴れしい、お兄ちゃんをそんな風に呼ばないでください。お兄ちゃんもお2人と話す事なんて何もありません」

こなた小町を押さえろ!

雪ノ下の態度が気になるな

雪乃「そうかしら、小町さんはそうかもしれないけど彼は私達に話があるかもしれないでしょう?」

小町「知った風な口を聞かないでくださいよ、貴方達のせいでお兄ちゃんがどれだけ苦しんだと……」

雪乃「……」

結衣「……」



こなた「まぁまぁお三方その辺で。積もる話はあると思うけど、周りの人が見てるからサ」

雪乃「……」

結衣「わー、ちっちゃいねー。この子誰?」

こなた「私高2なんだけど」

結衣「えぇ!?ご、ゴメン…」

こなた「とりあえずそこのあなた。今の八幡にはチミ達と話すことは何もないと思うよ、わたし的に」

雪乃「第三者に口を挟んで欲しくないわね。そんな証拠がどこにあるというのかしら」

こなた「だってさっき、明らかにチミ達2人をみて逃げたからね」

雪乃「!」

結衣「そんな…」

経緯だけで考えれば別に二人は悪くないんだけどねぇ。
悪意的に八幡を非難した周囲や庇いきれなかった教師たちのほうが責任デカいし。

雪乃「……そう、分かったわ」

こなた「今日のところは解散にしようよ、ね?」

結衣「じ、じゃあさ。ヒッキーにメールするからって言っておいてくれないかな?」

小町「……」

結衣「ごめんね、小町ちゃん。またね」

小町「……できれば2度と会いたくないです」

結衣「そ、そっか……うぅっ」






ゆたか「え、えっと…あの…?」

小町「ごめんねーゆたかちゃん、お兄ちゃん探しに行こっか。こなたさんも、お騒がせしました」ニコッ

ゆたか「うん…?」

こなた「いえいえそれほどでも。あっちのコンビニだよ、行こー」

つかそろそろ陽乃がどんな役割なのか気になってしかたがない

>>907
しかし態度ってもんがあるだろ
低姿勢のガハマはともかく
勝手に煽った上、今でもこの態度、知らないとは思うが八幡が恨むなら雪ノ下議員をと言われ刺されている事実

これはダメなゆきのんですわ

とりあえず今日のところはここで止めようかなーって。
また昼過ぎごろ襲来する予定かしら。
でわおやすみなさいなの。

なのなのー


そろそろ新スレも考えないとね

なんスレまでいく?10スレくらい?

俺はこんな感じの小町さんを求めていた!!!!!

続き期待。

不器用なんでしょう雪乃さんは

言いたかないけど、ゆきのんやガハマさんは八幡が自分を傷付けながら他人を救うことへのフォローとか出来てなかったしな
そら気安く付き合えるこなたやかがみ、つかさらのほうが八幡としても嬉しいだろ

刺されて意識不明で目覚めたら八幡消えて後の祭り…
その状態で彼女らに何をどうフォローできるんだかしりたいもんだね

>>919
>>918は原作でのことを言ってるんじゃないん?
まあ原作での八幡は自分に決定権がないのに最後の最後で面倒を押し付けられちゃうからこっちの世界の方が居心地がよくなっても仕方ないね

フォロー云々は原作での話じゃないの
まぁ二人がどうあれ周りがあれじゃもう色々無理でしょ、引っ越しても雪乃関連でまた刺されるし八幡的に散々ですわ

ゆきのんを敵視するのはなんか違うかなーって

原作でのフォローとかもっと意味不明でそ

ゆきのんに不信感を持ってる人は
由比ヶ浜の態度に対してゆきのんの態度がいつも通りにちかいのが気になるんじゃないか?
原作みたいに八幡が自己犠牲したんじゃなく命に関わる大きな事件のはずだし
それを八幡に押し付ける風評が蔓延している
それこそ八幡が転校するレベルで

>>924
学校変わっても刺しに来るぐらいだし、ゆきのんが情見せて特別なあいだがら思われると危険な気がする

総武高の面々は、みんな捻くれてたり口だけだったり他人任せだったり色々と糞みたいな人間しかいないもんね
こっちの方が居心地良いわな

八幡も引っ越してから捻くれっぷりが改善されてるし

>>925
雪ノ下から話しかけるだけで危険なんだよなあ

>>925
由比ヶ浜はいまだ友好的だし
疎遠になっても刺されたしもう遅いだろ

かなり時間飛んでるけど事件についてはどうなってるんだろうね

原作勢のヘイト凄いな
まあ、踏み台っていうならしかたないけど

ヘイトとか使っちゃうの中学生2ちゃんねらーみたいで格好いいね
俺も使っちゃうかな

というか退院してからガハマさんとゆきのんは何してたんだろうね。
ゆきのんならあっさり八幡の居所を見つけそうなもんだが。

>>920
八幡は普段の不真面目な態度とは違って根本的な部分で真面目(雪乃に『なんだかんだ言っても結局自分でやってしまう』と言われた)で兄属性持ちで割と面倒見が良いから他の人間よりも貧乏くじを引きやすい体質と言える


……どっかでいたなこんな連中……

残りのレス数少ないんだからちょっとおとなしくしとこうぜ

いやいやこれ残り50レスで終わりそうにないでしょ
そもそも事件に深くかかわってるであろう陽乃や葉山がまだ
登場すらしてないんだし

誘導する前に埋まらないように雑談は控えようってことだろ

昼に帰宅して爆睡してたなの
すまそなの

八幡「あー吐いた吐いた。さっき食ったパスタなんかが全部出た…」ウッ

小町「お兄ちゃーーん!」

八幡「おぉ、すまんな。急にトイレでリバースしてた」

小町「それよりそれより、ゆたかちゃんどうあれ!」

八幡「ん?」

ゆたか「小町ちゃん 待ってよぉー」テッテッテッ

八幡「なにあれ天使?」

小町「小町のコーディネートの勝ちだね」

八幡「やるじゃん。ゆたかーー!可愛いぞぉぉーーーー!!」

ザワザワ

ゆたか「わぁぁぁぁーーっ やめてよお兄ちゃんっっ」カァァァ

こなた「そこに痺れぬ憧れぬっ」

八幡「もはや恥など捨てた。今の俺、最強」

ゆたか「ばかっ お兄ちゃんのばかっ」ポコポコ

八幡「悪かったって、つい我慢できなくてな」ナデナデ

ゆたか「むぅー!」

こなた「最後にゲーセン行くんでしょー?八幡、格ゲー勝負しようず!」




八幡「長年ぼっちプレイをして来た俺に勝てるとでも?」チャリン

こなた「ふっふーん。八幡以上にやりこんでる私に勝てるとお思いで?」チャリン

八幡「よかろう、かかってこい」

こなた「ふんふーん」

小町「ゆたかちゃん、あれやろうよ」

ゆたか「ぞ、ゾンビはちょっと……」


Fight!!

八幡「WRYYYYYYYYYーーー!!!」カチャカチャカチャカチャ!!

こなた「無駄無駄ァ!」カチャカチャッ!

ピキーン…ビシバシドガバキ!!

八幡「なっ…1フレームであの複雑なコマンド技を成功っ!?そこから追い打ち!?人間の反射速度じゃねぇ!!」

ドガガガガガガガ

八幡「しかも即死技!?容赦ねぇ……ぐはっ…」

K.O! Perfect!!

こなた「またまた出直すがヨロシ」ニヤニヤ

八幡「ありえねぇ……」

幾多のトラウマ持ちの八幡がそれでも家以外で泣いたのは一度きりのあの八幡が、吐く
9巻行く前なんで2度目はなし扱いね

小町「ゆ、ゆたかちゃんっ!そこ、そこぉぉ!!」バンバン

ゆたか「ふわぁぁーーっ」バキューン

八幡「おっ、やってるなー」

こなた「ゆーちゃん 画面見ないと当たらないよー」

ゆたか「ち、直視ができな」

ギャァァァァーー

ゆたか「ひぃぃぃっ」ババババン

八幡「お見事」

こなた「百発百中とは恐れ入ったよ」

小町「……」フム

八幡「小町?」

小町「お兄ちゃん、小町疲れたから交代してよー。ヘイ、パス!」ヒョイッ

八幡「任せろ、俺のガンゲーの強さはのび太君並だぜ!」パシッ

ゆたか「お姉ちゃぁぁぁん」

こなた「オケオケ、任せたまへー」

八幡「流石にゆたかには無理だったか。怖いものは苦手だもんな?」ニヤニヤ

ゆたか「むっ そうじゃないもん!やれるもんっっ」

こなた「およ?続行する?」

ゆたか「やるっ!」

八幡(ちょろいぜ)

ゆたか「きゃぁぁぁぁっ 」ズガン! ズガン!

八幡「……ん?いつの間にかスコアに差が…」

ゆたか「わぁぁぁぁっ」ダダダダダダダダダッ

八幡「」



リザルト
: Komachi 【A】
:Yutaka 【SSS】

八幡「燃え尽きたよ……真っ白にな…」フッ

八幡(泉の血筋か……)ガクッ

こなた「お兄ちゃんすごい!Aだって!私なんかA.B.C.D……ううっ、まだまだだなぁ」

八幡「あれ?小町と泉はどこに行った?」

ゆたか「あれー?」

「ねぇキミ達可愛いじゃん?」

「名前は?」

八幡「うげぇ…また面倒臭いDQNみたいなのがいるな。ゆたかも居るしさっさと離れるか」

八幡(ぼっちは平和主義者なのだ。無抵抗以前に無接触。世界史的に考えて超ガンジー)

小町「いやぁ、友達とお兄ちゃんも居るんで私達はこれで」

「まぁまぁ、ちょっとくらいいいじゃん?」

八幡「嘘だろ…」

ゆたか「あれ小町ちゃんとお姉ちゃんだよ、お兄ちゃん」

八幡「いやぁ、見間違いじゃね?」

八幡(実は小町と泉に似てるだけ、とか)

小町「あ、お兄ちゃーん!」

八幡「本人だったかー、ついてねー」

「何?この子の兄貴?」

「ちょっと妹ちゃん借りてっていいよな?」

八幡「……妹を貸すわけねぇだろ」イラッ

小町(お兄ちゃんが初めて会う人に対して強気だっ!?)ガーン

八幡(とか考えてるんだろうなあの表情。シスコン兄貴から妹を取ろうなんてヒステリア・ベルゼを発動させるのと同義だ。あ、すいません実はただテンパってますベレッタなんて持ってないし野蛮な高校にも通ってないですはい)

「ぁんだと?ぶっ殺Lj.gav_σινχυ!」

「jqじx583(1υδ!!」

八幡「なんて言ってんの聞き取れないんだが?コミュニケーション不可なう」

八幡(元来、人間のコミュニケーションは言語によって行われているのは三割程度だという。残りの七割は目の動きやちょっとしたしぐさから情報を集めているのだ)

「くあghfせふじtM,@こ!」ブンッ!

小町「お兄ちゃん!」

八幡「……」スカッ

こなた「おぉ!よけたっ」

八幡(目は口ほどに物を言う、という言葉はこうした非言語コミュニケーションの重要性から来ている。つまり、逆説的に考えて、会話をしないぼっちでも七割方コミュニケーションできているということである。違うか、違うね)スカッ

「んのfp→,=1野郎!」ブンッ

八幡(ぼっち云々はよしとして、バトル漫画曰く冷静に動きを見れば避けられん事も無いとはよく言うが、あながち間違いではない)スカッ

「ちょこまかjp,iypz!」

八幡(小学校の頃からドッジボールに強制参加させられた時なんかパスの1度も回ってこなかったから、逃げる避ける躱すにのみ徹していた)

「んぬぁぁぁ!!!」ブンブンッ

八幡(その甲斐あってか。俺の体は、よくモーションを見ればどんなに速い球を投げる奴がいてもとりあえず当たらないくらいはできるようには出来上がっている。あとはそろそろ駆けつけるだろう…)サッ スカッ

『コラ!君たち!!』

八幡「警備員やら店員やらを待てばいいだけの話だったわけで」




こなた「いやー、かっこよかったよ八幡!なかなかやるじゃん!!」

八幡「おかげで比企谷がいるとドッジボールするのはつまらないって強制参加からもはずされたけどな」フッ

小町「なんでそんな哀しい目を……、でも確かにかっこよかったよ。お兄ちゃん」

ゆたか「うんっ 暴力はいけないけど、お兄ちゃんは絶対に手を出さなかったもん」

八幡「殴る蹴るの戦闘力は無いからな」シレッ

こなた「意外とあるかもよー?かがみんを持ち上げられるからにはそこそこ腕力があると思うけどなー」

八幡「やめてあげろ、結構悩んでるみたいだからな」

こなた「八幡も格闘技しようよ。喧嘩も強くなるよー?」

八幡「お前もうやめてただろ。それに喧嘩の為に格闘技をするってのは、なんか違う気がする。……ぐへへへ、お嬢ちゃん可愛いね!」グワッ

こなた「ほぁたぁ!!」ドスゥッ

八幡「ぐふぇぇ……こんな感じに不審者対策の護身術程度に思っとかないとダメだろ…」プルプル

こなた「あぁ、そういう。てっきり八幡がそっちの趣味に急に覚醒して襲って来たのかと思ったよ」

八幡「そんな趣味は無ぇ……と断言できないこの辛さよ」ググッ

こなた「無いわけじゃ無いんだね、よかった」

八幡「いや何でだよ。俺を性犯罪者にでも仕立て上げたいのか?」

こなた「そーゆー事じゃないけどさー」タタッ

小町「……」ジー

ゆたか「お兄ちゃん、今日はありがとう」

八幡「ん?もう家か。遅くまで連れ回して悪かったな」

ゆたか「うぅん。凄く良い1日だったよ、くまさんもお洋服もプレゼントしてくれて…ありがとうっ 」ニコッ

八幡「お、おぉ……気にすんなよ」

ゆたか「おやすみなさーい!」

こなた「じゃあ私も。ノシノシー」





八幡「………あー怖かった。今更足腰震えて来た」

小町「どうせなら最後までカッコ付けてよー」

八幡「無茶を言わんでくれ。実は避けようとして足捻ったり腰を変な風に曲げたりとか無理してたんだからな……喧嘩なんて初めてだし心臓バクバクだったわ」イテテ

小町「ふーん、無茶してたんだねぇ」

八幡「…まぁな」

小町「そこまで無茶して小町達を助けてくれたお兄ちゃん、ポイント高いよ。すごく」

八幡「またかよ、そのポイントとか溜まるとどうなるんだっての」



小町「こんなんあげます」チュッ



八幡「」

小町「ほっぺにちゅーとかいつ以来だろうね。ブラコン妹からシスコン兄へのプレゼントとしてはいかがなものかな?」テヘヘ

八幡「…」

小町「お兄ちゃん?」

八幡「うぉぉぉぉ小町ぃぃぃぃぃ!」ガバーッ

小町「しまったーー!お兄ちゃんのシスコン魂に火を付けちゃったーー!!」

八幡「小町は俺の物だ!俺だけの妹だ!だからもっと抱きつかせろぉお!ついでに眼球も舐めさせろぉぉぉ!!!」ハァハァ

小町「それは嫌じゃぁぁぁぁ!!!」

ドドドドドドドドドド…

八幡「ん?」

かがみ「自分の妹に何をしとるかーーーっ!!!!」バキィッ!!!

八幡「うゎらばっ!!………か、かがみ?」

かがみ「ったく、買い物帰りに遠くから見えたと思えば……道のど真ん中でなにしてんのよあんたは」ハァ

八幡「……つい昂ぶった。どこぞのシスコン半吸血鬼みたいな事になってしまった、反省はしていない」

かがみ「シスコンに拍車がかかってるわね……」ヒキッ

アホ毛が揺れてるぜ!

小町「かーがみさんっ」

かがみ「なに?」

小町「右は小町がもらいましたけど、左はかがみさんに差し上げてもいいですよ?」ボソッ

かがみ「なっ」カァァ

小町「ふふふ、ではではそういう事で!」

八幡「何を言ったんだ?」

小町「なーんでも。ところでお兄ちゃん」

八幡「なんだい愛しの小町ちゃん」

小町「今からお父さんとお母さんと家族水入らずでご飯食べるから、外食して来なよ」チラッ

かがみ「!」

八幡「妹が急に冷たくなった事案」

かがみ「しょ、しょうがないわね。食材を多く買いすぎたからウチに来なさいよ」

八幡「それってつかさの仕事じゃね」

かがみ「私も練習したんだっ いいから来い!」

八幡「ドナドナドーナー…」

かがみ「……ふふっ」

休憩いれるのなの
優雅に紅茶とカツ丼を摂取してくるの

それはそれはエキセントリックだな

少年ボゥーーイ♪

>>942
これの最後こなたジャケットなくてゆたかじゃない?

>>940
プリキュア見てる時と戸塚からメアド貰った時は泣いてる

>>941
>小町「ゆ、ゆたかちゃんっ!そこ、そこぉぉ!!」バンバン

ふむ・・・なるほどなるほど

残り少ないんだからレス控えようぜ

後42しかないからな
皆控えよう

ただいまなの

もうスレの終点が見えて来たのなの
よくもここまで進めてこれたのなの
次スレではいっそ無理矢理希望ケ峰学園にでも投げ込んじゃおうかしらなの(錯乱



冗談なの

カレンダー『2/14デスよ』

八幡「嫌な日が来たもんだ」モグモグ

小町「お兄ちゃんっ おっはろー」

八幡「ん。さっさと朝飯食っちまえよな」

小町「んっふっふー。今日は何の日でしょうかーっ」

八幡「聖武天皇が国分寺の建立を命じた日」シレッ

小町「えっ………そうなの?」

八幡「あぁ。741年の2月14日にな」

小町「へぇー。あ、それ入試に出たよ!聖武天皇が741年に何をしたかーって。ちゃんとかけててよかったーっ」

八幡「よかったな」

小町「そうじゃなくて!」バンッ

八幡「なんだよ」モグモグ

小町「今日は!何の日ですか!!」

八幡「郵便マークが『丁』から『〒』に変わった日だな」ウム

小町「……なにそれ」

八幡「今のマークはこう(〒)だろ?」スッ スッ

小町「うん」

八幡「昔はこう(丁)だったんだけどな、これが万国共通の料金不足のマーク『T』と似てたのがマズかったらしい。そんで片仮名の『テ』に直して、それを図案化して〒としたんだ」モグモグ

小町「ほぇー。初知り……ってそれも違うから!!!」バンッ

八幡「わかったわかった。リア充の祭典、ヴァレンタインだろ?」ハァ

小町「ちょっと発音がいいのがむかつく」

八幡「まぁたかがヴァレンタインだ。ぼっちの中のぼっち……つまりトップオブぼっちのこの俺、ダイダラぼっちには関係ないけど教室でわちゃわちゃするのはやめて欲しい」

小町「ダイダラボッチって巨人か妖怪じゃなかったっけ」

八幡「ダイダラボッチとダイダラぼっちは違う。主にイントネーションが最初で上がるか最後で上がるかが」

小町「ホントにヘタレなお兄ちゃんだなぁもう……はいコレ。チョコレート」コトン

八幡「マジで、サンキュー。今年一個は貰えたわ、よかった」ホッ

小町「意外と他にもくれるかもよー」

八幡「無いな、断じて無い。あるとしたらスーパーかコンビニのキャンペーンでついて来るチロルチョコくらいだ」

小町「これだからゴミぃちゃんは…」

八幡「あ、やめてそれ。傷ついちゃうから」

小町「とにかく、小町は先に行くね。ごちそうさまでしたー」カタン

八幡「いってらー」

ピンポーン

八幡「ん?」

ガチャ

八幡「?」

こなた「八幡。途中まで一緒に行こー」

八幡「おう、ちっと待ってろよ」

こなた「あ、今日はバレンタインイベがあるからね。バイト来ないと店長激おこだよー」

八幡「どうせシフトだったわ……うし、行くか」

こなた「今日は自転車じゃないの?」

八幡「昨日パンクした」

こなた「ありゃりゃ。じゃあ皆で一緒に行こうか」

八幡「折角だからどこの路線で乗るのかとかも教えといてくれ」

かがみ「おっすー」

つかさ「2人ともおはよー 八幡くん、自転車じゃないの?」

八幡「うっかり何か尖ったものを踏んずけしまってな、昨日パンクした」

つかさ「大変だったねぇ」

八幡「そういえば2人ともお揃いのコートだな」

かがみ「今更かよっ つかさがお揃いにしたいって言うから私も同じのにしたのよ」

つかさ「えー?お姉ちゃんがお揃いのにしない?って言ったんだよー」

かがみ「えっ そうだっけ?」

バレンタインフェア デスヨー

こなた「心がホットになる季節だねぇ」

かがみ「1年って経つの早いわよねー」

こなた「よく”お金で愛は買えないっ”って言うけどさ、ある意味バレンタインチョコってお金で愛を表してるよね」

かがみ「ゲーム内でしか恋愛したことないやつは言うことがシビアだな」

こなた「ほほぅ ならばかがみんはリアルで恋愛経験が豊富だと…?」ニヤリ

かがみ「そんなことは言ってないだろっ」


こなた「海外に行きたい」

八幡「何の脈絡も無ぇな、日本という現実から逃げたくなったのか?俺もよくあるぜ」

こなた「へぇ 例えば?」

八幡「これは俺の友達の友達の話なんだが…」

かがみ「要するにあんただろ」バッサリ

八幡「と、友達の友達だっつの。俺じゃねぇよ!……まぁ家で某恋愛ゲームをやってたわけだ」

こなた「アマガミと見た」

八幡「ハズレだ。まぁ携帯ゲーム機に向かってついボソボソと喋ってしまってた訳だ」

こなた「うん」

八幡「『かーそれはねーわー』『ほう、そう来たか』『凛子、好きだよ』なんて独り言をよりによって母親に聞かれてしまってな」



『友達でも来てたの?』

「あ、い、いや、電話……」



八幡「もう家ではラブプラスはできない」

かがみ「うわぁ…なんて言うか黒歴史だな」

八幡「俺の黒歴史レベルで言うならこんなの序の序の口だ。他にもあだ名とか扱いとか………うっ、思い出したら泣けてきた…」シクシク

つかさ「ど……どんだけ~」



こなた「まぁ兎にも角にも、私は外国に行きたいわけですよ」

かがみ「なんで?」

こなた「いやぁ、一昨日みゆきさんがね」


みゆき『2月14日に女性からチョコを渡すのは日本特有なんですよ。欧米では男女問わず、好きな人やお友達にチョコやカードを渡すそうです』


こなた「って言ってたから女の私でもいっぱい貰えそうじゃん?」

かがみ「単純ってのもそうだけど色々な意味で すごい自信 だな。モテる事確定の話かヨ」

こなた「大丈夫 外国は小っさい子の需要多」

かがみ「はいストーップ 危ない発言禁止ーーっ」

八幡「俺達が乗る線って何分のだ?」

こなた「あと10分くらいあるよー」

八幡「ギリギリだな…ちっと便所行って来るわ」

つかさ「行ってらっしゃーい」フリフリ



つかさ「あっそういえばこなちゃん、はいこれ。チョコー」スッ

こなた「うぉ 中身まで丁寧にラッピングしてある…しかもハート型…」

つかさ「あはは ちょっと頑張っちゃったー」

かがみ「つかさはこういうトコ凝りすぎなのよね。朝までかかっていくつもいくつも作ってさぁ。どうせ義理なのに」

こなた「つかさー。義理でも男子にはあげない方がいいよー……絶対勘違いされるから…」

かがみ「八幡のは特別豪華だもんなー」ニヒヒ

つかさ「はうっ そ、そういうのじゃ…お姉ちゃんだって八幡くんに作ってたでしょっ」

こなた「ほほう」キラーン

かがみ「ちょっ な、なんの事かサッパリ分からないなっ」

つかさ「ずるいよお姉ちゃーん!」

かがみ「しらなーい」

こなた「仲良いよネ」



八幡「まだ来てないよな?」

こなた「余裕だよー」

かがみ「とりあえずはいコレ」

こなた「かがみが!?私に!?チョコ!?」

かがみ「つかさがやってたからついでに作っただけよ、いらないの?」

こなた「おー…去年よりは美味しそうだねー」

かがみ「あ、アンタには無いからなっ」

八幡「いや 俺そういうのは昔から諦めてる派だから。意外とノーダメ」

かがみ「………そ、そう」

八幡「おう」キッパリ

つかさ「………」チラッ チラッ

八幡「……なんぞ?」

つかさ「あ、あのね、これ…食べて欲しいなーなんて…」スッ

箱<ハートダゼ

八幡「」


つかさ「いっ いらないならいいんだけど……」

八幡「い、いるっ!いりますっ!!」ガシッ

八幡(いや待て、つかさだ。相手はつかさだ。この天然ぽやぽや娘に本命は無い筈ッッ!つまり義理!でも義理でも嬉しいラッピング!!!)

つかさ「これからも仲良くしてね、八幡くんっ」

八幡「おう…おう…!」グスッ

かがみ「ガチ泣きかよっ」

八幡「いえね、こんな、女子に義理でもチョコを貰ったのが初めてで…っ」

こなた「チョコDTってやつ?」

八幡「おいソコ。サラッと女学生が言ってはいけない言葉を淡々と述べるんじゃない」

かがみ「………ったなぁ…」ボソッ

八幡「え?」

かがみ「なんでもないわよっ ほら、早く行かないと行けない時にはあれに乗るのよ。わかった?」

八幡「了解……いつもなら歩きとかでもいいんだよな?」

かがみ「つかさとこなたが居ることを考えてもらおうか」

こなた・つかさ「「テヘヘ」」

八幡「あぁ察した」

ハッシャシマース


かがみ「大体、あんたはどうなのよ、チョコ」

こなた「んー?」

かがみ「また今年もゲーム中のイベントだけの思い出とか?」

こなた「ふーー。よく知りもしないで偏見だけで話す人はヤダヤダ」

かがみ「ほぉ じゃ違うの?」

こなた「最近はゲーム内時間でも短期間で終わるの多いからバレンタインにはかすりもしないことが多いんだよ」

かがみ「だからどうした」

こなた「今年は一応 ちゃんと人にチョコあげる予定とかあるんだよ?」

かがみ「えっ マジかっ!?」

こなた「うん。バイト先の皆と、同じオンラインゲームやってる人にね」

かがみ「へぇ…ゲーム仲間にって感じで?」

こなた「本当に会うわけじゃないけどね」

かがみ「は?」

こなた「ゲーム内でキャラとしてチョコ渡すんだよ」

かがみ(ちゃんと人にぃ!?)


八幡「俺もやってるにはやってるな、ネトゲ」

かがみ「へぇ、なにやってるの?」

八幡「エルダー・テイル」

こなた「おぉ!私の主な戦場の2つの内1つがエルダー・テイルだよ!」

八幡「マジでか。ちなみに俺、暗殺者のレベル88」

こなた「わぁガチ勢だ。私は付与術師のレベル67」

八幡「お前も結構やりこんでんじゃねぇかヨ……レベル67の付与術師か。そういえばギルドにも居たな」

こなた「八幡がギルドに入ってた事が驚きだよ」

八幡「なぁなぁでな。基本ソロプレイだから顔なんて出してないが」

こなた「ほとんど顔を出して無い暗殺者レベル88……うーん、ギルドの名前は?」

八幡「『三日月同盟』」

こなた「ちょっ……同じギルドだったかー。ヘンリエッタさんが怒ってたよ、『またエイトさんは来てないんですか…!?何度コールしても出ないんですよ!(激怒』って」

八幡「リアルで名前出しはやめろ。……なんていうかあの人怖いんだよ、実際に会ったら卒倒するレベル」

こなた「そうかなぁ?私結構可愛がってもらってるよー?」

八幡「可愛いアバター好きだからな、あの人」

つかさ(まったくお話について行けないよぅ……)

かがみ「つまり八幡とこなたがやってるゲームが同じだったってわけ?」

八幡「Yes」

つかさ「げーむかぁ。やり方がわからないよー」

こなた「うーん、つかさにはMMORPGは早いと思うよ。超配管工さんから始めた方がいいと思うな」

八幡「やめろ、つかさをこっち側に引き込むんじゃない。穢れちまったらどうしてくれる」ゴゴゴ

こなた「穢れって」





キーンコーンカーンコーン

ななこ「席に着けやゴラァ」ビシイッ

八幡「俺はついてるんですが…」ヒリヒリ

ななこ「あ、スマン。チョーク投げってのを試してみたくてな、感覚は掴めたから次は暴投せんようにするさかい、堪忍してな」

こなた「助かった~」

八幡「解せぬ」





八幡「結局あれから放課後に至るまで泉やその他を狙っているであろうチョーク大暴投が全て俺の額を撃ち抜いた件」

つかさ「わぁ…赤くなってるよ?大丈夫?」

八幡「ノーコンなのか精度いいのかわけわからん」

みゆき「実は私にも飛んできていまして……」

八幡「なんだと!みゆきさん大丈夫だったか!?怪我無いか!!?」

みゆき「八幡さんの額にヒットした破片なのですが、身体には当たらなかったものの……ノートが割と赤く汚れました」シクシク

八幡「くそっ、やっぱノーコンだノーコン。だからロッテが負けるんだわ」

ななこ「そこまで言わんでも……」グスッ

八幡「じゃ、俺泉んトコでバイトあるから先行くわ」スッ

こなた「先に行ってておくれー。私はちと追試が…ッ」

八幡「店長には言っといてやる。さっさと来いよな」

こなた「ラジャー!」ビシッ

つかさ「八幡くん、また明日~」フリフリ

八幡「また明日な!!」ブンブン!

こなた(つかさへの好感度がうなぎ登りだなぁ)






八幡「しまった、俺今日自転車じゃなかったか……徒歩?しかないよな。いや、一旦取りに行って……?」

かがみ「待てこらっ」

八幡「かがみんか、どうした?」

かがみ「私も臨時ヘルプをこなたづてに貰ったのよ。バイトに行くなら私も一緒に行こうかなって」

八幡「俺ってば今から自転車取りに行くんだってばよ」

かがみ「丁度良かった、私も忘れ物したのよ。早く行くぞほら!」

八幡「えぇぇ……」





かがみ「ちゃっちゃとこぐ!」バンバン

八幡「……心なしかつかさより重く感じ」シャカシャカ

かがみ「何・か・言・っ・た・か?」ガシッ

八幡「何でもないです、はい。だから首を掴ばな゛い゛でへぇぇ」

かがみ「………これ、ジブリ乗りってやつよね?私意外と憧れてたのよ」フフッ

八幡「今更だが、二人乗りってダメらしいな」

かがみ「……つかさは良くて、私はダメなの?」

八幡「い、いや。そういうわけじゃないけどな?」

かがみ「………それならいいケド」

八幡「………」

かがみ「………」

八幡「……着いたぞ」キキッ

かがみ「すっ すぐに戻るから待ってろよっ」

八幡「お、おう」




かがみ「………」タッタッタッ

八幡「早かったな」

かがみ「はい、……コレあげるわよ」スッ

八幡「……ん?」

かがみ「言っとくけど義理よ?義理だからね!?」

八幡「お、おま……俺には無いんじゃ…」

かがみ「机に忘れて来たのよ…かっ!!形がいびつで悪かったわねっ!」

八幡「い、いいのか?俺、貰ってええんどすか!?」

かがみ「……そんなグチャグチャなクッキーでいいなら、あげるわよ」ボソッ

八幡「……こういうのは形とかより、かがみが作ってくれたってのが大事だと、まぁ、俺は思うわけで…ありまして?」ポリポリ

かがみ「…なっ ば…ばかっ だからそんなんじゃないってば…っっ」カァァ

みき「うふふふ」ニコニコ

かがみ「!?」

八幡「」

みき「おとうさーん、いいものが見れるわよー?」

ナンダー?

かがみ「は、八幡!逃げるわよっ」ヒョイッ

八幡「お、おう!」シャカシャカ




ただお「なんだい?」

みき「見て?ほらあの自転車」

ただお「……かがみと八幡君か?」

みき「青春よねぇ」

ただお「そうだね。私達にもあんなころが……」

みき「はい、チョコレート」

ただお「!ありがとう。美味しく食べるよ」ニコッ

みき「えぇ、召し上がれ」ニコッ


まつり・いのり「「仲良いなぁうちの夫婦」」

まさかのログホラ
ログホラSSとかねぇかな

つかさ「見られた……見られた………」ズーン

八幡「き、気にしたら負けだ。遅刻しそうだから飛ばすぞ、捕まってろ。あ、できれば背中とかでお願いします」

つかさ「うぅ……っ」





八幡「ギリギリセーフだな」

かがみ「こんにちはーっ」

店長「ハッチーにかがみちゃん!早く着替えて!開店10分前!!」

八幡「あ、はい」

かがみ「またアレ着るんですか…?」

店長「ロンモチ!」

なんか陳腐っぽくなったかもなの
一応誘導なの
できれば埋め立てよろしくなの

八幡「こっちは平和だな……もう千葉には戻らない」つかさ「ど、どんだけー…」
八幡「こっちは平和だな……もう千葉には戻らない」つかさ「ど、どんだけー…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406919508/)

新スレ乙

八幡はPKerを返り討ちにしまくってて変な異名とか
負け惜しみで嫌な噂とか流されてそうなイメージ
というか八幡とこなたがあの異世界に飛ばされて
コミュ力高いこなたが八幡を引っ張りまわす未来が見える

おつ

らきすたOVAで柊姉妹もネトゲやってたのを思い出したわ



みwikiさんからは無しか

次スレ乙。議論したがりな人はここぞとばかりに埋めるがいい。

らきすたってまだ続いてるのな
そして乳ランクはかがみ>つかさなのか

らきすたの2期やらないかなあ

乙~

おい、雪ノ下陽乃!そろそろ姿を現せや、不気味でしかたがないわ

出ないだけで不気味がられるなんてなぁ

まぁ、十中八九、姉のんがヒッキ―の心へし折りに来るんだろうなぁ・・・

とりあえず外野が目障り
次スレでは少しは黙れ

つかさかわいいなぁ

うめうめ

かがみんのわかめ酒飲みたい

俺ガイルとSAOはよく見るけどログホラは珍しいね
自分が知ってる範囲だと渋でクロスがひとつあるくらいか

八幡の記憶障害ってかがみんの体当たりのせいじゃね

>>996
つかさのはいただいた

>>1000なら八幡がだれかとイチャラブ展開ィィィィィィ!!!!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月19日 (木) 00:17:09   ID: U4PfWERV

アニメしか見てないけど
かがみとこなたってこんなキャラだっけ?
なんか違和感

2 :  SS好きの774さん   2016年02月22日 (月) 06:51:17   ID: EUKM1j7W

俺ガイル側の仲気になる!
続きお願いします

3 :  SS好きの774さん   2016年02月24日 (水) 14:07:00   ID: R6_nhQvP

雪乃と結衣が、八幡に避けられたり、小町に嫌われたりは、気の毒だな。
彼女達は刺された被害者で、八幡が冤罪で酷い目に逢ってる間、病院で寝ていた訳で。
特段、責任が有る訳ではない。

4 :  SS好きの774さん   2017年01月30日 (月) 09:14:39   ID: Z9WIM24D

続きは?

5 :  SS好きの774さん   2017年09月26日 (火) 21:49:10   ID: dwS6V3Rp

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