穂乃果「短冊飾るよ!」 (70)

海未「今からですか?もう後一時間くらいしかありませんよ?」

穂乃果「だって誰も飾ろうとしないじゃん!」

海未「そうは言っても、テスト期間でみんな大変ですからね」

穂乃果「むしろテスト期間だからこそ!
短冊に『テストでいい点取れますように』ってお願いすればいいんだよ!」

海未「なるほど!……って穂乃果。あなたは短冊に
『テストでいい点取れますように』と書いたのですか?」

穂乃果「!……え、えーとそれは」

海未「見せなさい!」

穂乃果「あっだめ!」

短冊『』

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短冊『>>3

海未ちゃんと結婚できますように

短冊『海未ちゃんと結婚できますように』

海未「……穂乃果」

穂乃果「はい……」

海未「これは一体どういう意味ですか?」

穂乃果「え?」

海未「いやですから」

穂乃果「うん」

海未「私も穂乃果も女性です。それはわかりますね?」

穂乃果「もちろん!」

海未「なのになぜ結婚できますように、と書いたのです?できるわけないじゃないですか」

穂乃果「海未ちゃん知らないの?」

海未「何をです?」

穂乃果「外国だと同じ性別でも結婚できる国があるんだよ!」

海未「!?」

海未「そ、それは本当ですか?」

穂乃果「もっちろん!
えっとね~オランダとかイギリスとか、色んな国で同性婚が認められてるんだって!」

海未「初耳です……」

穂乃果「まさか穂乃果が知ってて海未ちゃんが知らないとは思わなかったよ」

海未「……自分で言いますか?それ」

穂乃果「あはは……」









海未「と、ところで」

穂乃果「うん?」

海未「つまり外国に行けば私と穂乃果も結婚できるということですよね?」

穂乃果「そうだよ」

海未「では穂乃果の願い事は叶えられると?」

穂乃果「そうだね……もちろん、海未ちゃんさえよければだけど」

海未「……」

穂乃果「ねぇ海未ちゃん」

海未「はい……」

穂乃果「穂乃果と……結婚してくれる?」

海未「>>7

OK牧場

海未「OK牧場」

穂乃果「……台無しだよ、海未ちゃん」





その後二人はオランダに行き式を挙げて結婚しました。
プロポーズの時の台詞は今でも笑い話ですが、
挙式寸前にもう一度だけプロポーズしたとかしなかったとか。

おわり

凛「短冊飾るにゃー!」

>>11「こんな時間に?」

のんたん

希「こんな時間に?もう後30分もないよ?」

凛「それでも一年に一回しかない七夕だし、飾っておきたいじゃん!」

希「まぁ、それもそうやね。
遅刻しちゃったから彦星様と織姫様は見てくれないかもしれないけど……
飾ることに意味があると思うんよ」

凛「でしょ?と、言うわけで!さっそく短冊を吊るすにゃー!」

希「あっ、うちにも一枚ちょーだい」

凛「はいどうぞ~」

希「ありがとー」









凛「希ちゃーん?できたー?」

希「ばっちり!」

凛「よーっし、じゃあさっそく吊るそー!」

希「うん!」

希「えーっと、じゃあまず凛ちゃんのから吊るしてこか。凛ちゃんのどこ?」

凛「はい!」

希「ん、ありがとー」

希「……なになに」

短冊『>>15

かよちんと一線越えられますように

短冊『かよちんと一線越えられますように』

希「……凛ちゃん?」

凛「何かにゃ?」

希「これはその、どういう意味で書いたん?」

凛「そのままの意味だよ?」

希「……」

凛「そんなにジッと見つめられたら照れちゃうにゃー」

希「はぁ……凛ちゃん」

凛「なぁに?」

希「花陽ちゃんと一線越えるためにうちがわしわしを教えてあげよか?」

凛「本当に!?」

希「もちろん」

凛「お願いします希ちゃん!いや、師匠!」

希「わかった。じゃあこっち来てな」

凛「え、希ちゃん、ちょっ、待っ」


※しばらくお待ちください

凛「うう……希ちゃんひどいにゃー……」

希「一線越えるとか越えないとか、
そういうのはちゃんと責任取れるようになってからすること」

凛「はーい……」

希「はぁ……じゃあ、気を取り直して飾っていこか」

凛「次希ちゃんのね」

希「うちのはこれ!」

凛「んー……?」

短冊『焼肉をおなかいっぱい食べれますように』

凛「本当に希ちゃんの?」

希「うち焼肉大好きやし」

凛「ふーん……なんか普通でつまらないにゃ」

希「お願いなんだから、面白いもつまらないもないやろ?早く飾ろ?」

凛「はーい……ん、この短冊なんだろ」

希「っ!み、見たらあかん!」

短冊『>>18

絵里と一線を越えたい

短冊『絵里と一線を越えたい』

凛「希ちゃーん?」

希「……」

凛「一線越えるとか越えないとか、
そういうのはちゃんと責任取れるようになってからすることって言ったのは誰かにゃ?」

希「う、うちはバイトしてるし」

凛「あっ、ずるいにゃ!だったら凛もバイトする!」

希「高校生のバイトだけで養うなんて無理に決まってるやん!」

凛「そんなこと言ったら希ちゃんだってー!」

希「うちは貯金もあるし?大学行ったら時給上がるかもしれないし?」

凛「むむむー!希ちゃんばっかりずーるーいー!」

希「まぁ、あと二年くらいは待てってことやんな!」

凛「ぐぬぬ……」

希「じゃ、気を取り直して飾ろっか」

凛「うん」

希「あれ、うちの短冊がない」

凛「これでしょ?」

希「い、いや。こっちじゃなくて焼肉の」

凛「あれは破って捨てたにゃ」

希「えっ」

凛「焼肉なんて食べようと思えばいつだって食べれるでしょ!バイトしてるんだし!」

希「む……」

凛「だからほら。絵里ちゃんの方、一緒に飾ろ?」

希「……うん」

凛「はー疲れたー」

希「笹も結構重かったし、二人でやると大変やね」

凛「そうだねー……はー、おなかすいたー」

希「こんな時間に食べたら太るで?」

凛「そもそも食べるものがないにゃー……」

希「なんか奢ろっか?」

凛「いいの?」

希「ふふふ、バイトしてるからね」

凛「……ふふっ、お願いします師匠!」

希「任しとき!」


その後、二人でコンビニに行きましたとさ。

おわり

にこ「0時回っちゃったけど短冊飾るわよ!」

>>26「もう遅いと思うけど……」

まきちゃん

真姫「もう遅いと思うけど……」

にこ「なに言ってんのよ!
もう笹も短冊も用意しちゃったし、ここまで来て引き下がれないでしょ!」

真姫「あんまり大きな声出さないで」

にこ「ごめん」

真姫「……まぁ、やるなら付き合ってあげるけど」

にこ「本当に!?」

真姫「うるさい」

にこ「ごめんなさい」

真姫「……はぁ。さっさとやっちゃいましょ。早く寝たいの……」

にこ「はーい」

真姫「書いた?」

にこ「もうちょっと待って」

真姫「もう……先吊るしちゃうわよ」

にこ「あーできたできた!はい真姫ちゃん!」

真姫「ん。どれどれ……」

短冊『>>29

おお

短冊『宇宙NO1スーパーアイドルになりたい』

真姫「……ふぅん」

にこ「な、なによその反応は」

真姫「べつに。予想通りだなって思っただけよ」

にこ「よ、予想通り……」

真姫「うん。にこちゃんってわかりやすいのよね。いつもアイドルアイドルって」

にこ「わかりやすくて悪かったわね……」

真姫「べつに。さっさと飾っちゃいましょ」

にこ「待った!」

真姫「静かに」

にこ「はい」

にこ「……こほん。真姫ちゃんの短冊になんて書いてあるか当ててあげるわ!」

真姫「どうしたのよ急に」

にこ「にこだけとわかりやすいなんて言われて黙ってられないわよ!
というわけで真姫ちゃんの短冊も当ててあげる!」

真姫「……一応聞くけど、なに?」

にこ「>>33よ!」

短冊『>>34

にこにーを養いたい

>>33

にこ「にこにーを養いたい!」

真姫「っ!」

にこ「ほらほら、見せてみなさいよ」

真姫「あっ、ちょっと」

短冊『にこにーを養いたい』

にこ「え、嘘……」

真姫「……なによ」

にこ「い、いやぁ……その、まさか当たるとは思ってなくて」

真姫「なによ……当てるとか宣言しておきながら当たるとは思ってなかったなんて」

にこ「え、あ、いや」

真姫「書いた私がバカみたいじゃない……」

にこ「真姫ちゃん……」

真姫「もう寝るから。おやすみ」

にこ「!」

にこ「>>39

待ってよ…ちゃんと面倒みなさいよね…

にこ「待ってよ……ちゃんと面倒みなさいよね……」

真姫「な、なによ急に……慰めなんて」

にこ「慰めじゃないわよ!」

真姫「!」

にこ「ま、真姫ちゃんがにこのこと養いたいって書いてくれたの見て……
にこだってとっても嬉しかったんだから……」

真姫「にこちゃん……」

にこ「だ、だから真姫ちゃん!」

真姫「は、はいっ!」

にこ「にこのこと、養ってくれる?」

真姫「……」

真姫「>>41

当然じゃない!一生面倒見てあげるわよ

真姫「当然じゃない!一生面倒見てあげるわよ」

にこ「!」

にこ「真姫ちゃん……!」

真姫「だ、だから。にこちゃんも一生私と一緒に居てね?」

にこ「もちろんよ!」

にこ「……ご、ごほん。じゃ、じゃあ……これからよろしくね?真姫ちゃん」

真姫「こ、こちらこそ、よろしく……」







ー数日後ー
にこ「養ってくれるとは言ったけど……」

にこ「結婚は!?」

真姫「べつに結婚するなんて言ってないでしょ」

にこ「普通養うって言ったらそういうことでしょ!」

真姫「知らない。それに私まだ高校生だし、養えるわけないでしょ」

にこ「うぐぐ……」

真姫「ふん……」

真姫 (大学を出て病院を継ぐまで待っててね、にこちゃん♡)


大学出て病院継いだ後結婚して幸せに暮らしたそうな。

おわり

>>47「短冊を飾るわよ!」

>>48「もう1時だよ……?」

絵里

かよちん

絵里「そうは言っても花陽、せっかくの年中行事よ?やらなきゃ損だと思わない?」

花陽「でももう1時だし……七夕は終わっちゃってるよ?」

絵里「それでもよ、花陽。
短冊に願いを込めて書く……その行為事態に意味があると思うの」

花陽「絵里ちゃん……」

絵里「願いを文字にして飾る、そうすることによって、
自分の中でも願い事の整理ができる……そう思わない?」

花陽「……うん、そうだね。やろっか!」

絵里「ふふ、さっそく書きましょう」

絵里「できた?」

花陽「ううん、もうちょっとかかる……かな」

絵里「そう、じゃあ先に私の飾っちゃうわね」

花陽「うん。あ、絵里ちゃんなんて書いたの?」

絵里「私?私はこれよ」

短冊『>>51

希に襲われたい

短冊『希に襲われたい』

花陽「絵里……ちゃん……?」

絵里「ん、なにかしら?」

花陽「あの、これはどういう」

絵里「そのままの意味よ」

花陽「えっ?」

絵里「希に襲われたいのよ……」

花陽「そ、それがお願い事?」

絵里「そうよ」

花陽「えー……」

絵里「何かおかしなところでもあった?」

花陽「う、うーん……これはちょっとお願い事としては、どうかなあって」

絵里「……」

絵里「甘いわ花陽!」

花陽「え、絵里ちゃん!?」

絵里「せっかくの七夕よ?願い事よ?自分に嘘ついてどうするの?」

花陽「え……」

絵里「花陽、自分に素直になるのよ。一年に一度の七夕!
そこで遠慮しちゃ勿体無いでしょう?」

花陽「で、でも」

絵里「さぁ!短冊に願い事を書くのよ花陽!もっと望みを出し切って!」

花陽「う、うん」








花陽「で、できたよ!」

絵里「どれどれ」

短冊『>>54

凛ちゃんに襲われたい

短冊『凛ちゃんに襲われたい』

花陽「ど、どうかなっ!?」

絵里「ハラショーよ、花陽」

花陽「本当に!?」

絵里「ええ。凛に襲われたいという欲望が短冊から滲み出てくるようだわ」

花陽「えへへ……やっぱり、初めては凛ちゃんがいいなって思って」

絵里「ふふっ、気心の知れた相手だと安心するでしょう?」

花陽「うん。だから凛ちゃんに襲ってもらえるよう頑張るよ」

絵里「その意気よ花陽!さぁ、願い事を叶えるため短冊を飾りましょう」

花陽「うん!」


その後二組の百合カップルが生まれたかどうかは、皆様のご想像にお任せする。

おわり

ことり「……」

ことり「あっ、昨日は七夕だったんだ……」

ことり「……」

ことり「短冊、飾ろうかなぁ」

>>60
飾るor飾らない

飾ろう

ことり「うん、ちょっとお勉強も疲れてきたし、息抜きに短冊でも作ろっかな」

ことり「えーと、画用紙画用紙……あった」

ことり「笹はないけど……まぁいっか」

ことり「……」

ことり「できたー♪」

ことり「さて、なんて書こっかなーっと」

>>62

μ'sのメンバーをおやつにしたい

短冊『μ'sのメンバーをおやつにしたい』

ことり「これでよしっと」

ことり「うふふ、みんなで飾る機会なくてよかったかも♪
もしこんな事書いてたらみんなに引かれちゃうもんね」

ことり「……」

ことり「はぁ。もしかしたらみんな集まって飾ってたりするのかな……」

ことり「もしことりだけ呼ばれてなかったりしたら
きっとこういうことばっかり考えてるからだよね……」

ことり「ってそもそも、みんなが集まってるとも限らないんだけど……うーん」

ことり「電話して聞いてみる……?でも、こんな夜中だし迷惑だよね」

ことり「明日学校で聞いてみよっと」

ことり「ん……眠くなってきたし、今日はもう寝ようかなぁ……」

ことり「おやすみ……」




次の日、何かを察した彼女は自分の考えを改めようと決意したとかなんとか。

おわり

終わりです。
お付き合い頂きありがとうございました。

レズライブ好き過ぎやろ……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月08日 (火) 14:39:42   ID: jQWNfE2L

チュン…(・8・`)

2 :  SS好きの774さん   2014年07月08日 (火) 21:05:26   ID: y5F499ht

ことりをぼっちにするのはやめロッテ!

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