穂乃果「μ'sがカップルだらけに」 Ⅱ (81)


前回のラブライブ!\デン/

穂乃果「μ'sのみんなが仲良くなって、居づらくなったから部室を飛び出しちゃった私」

穂乃果「一人秋葉原で落ち込んでいたら、話しかけてきた女の子が…それはなんと、A-RISEの綺羅ツバサちゃん!」

穂乃果「その後、ツバサちゃんの秘密の場所でお茶をして…お休みにお出かけして…帰り際に、キスも…して…」

穂乃果「そして、ツバサちゃんから二人で練習しようと誘われた私は…」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

前スレが落ちていた為、立て直しました

穂乃果「μ'sがカップルだらけに」
穂乃果「μ'sがカップルだらけに」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398950725/)

の続きです

今度は落とさないよう気をつけます


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404655072

――――――――――練習終了後、アイドル研究部部室


海未「絵里、お疲れ様です」

絵里「あら海未、お疲れ様」

海未「いよいよ、最終予選も近くなってきましたね」

絵里「そうね…最近は凄く充実してるけれど…溜まってくるものも、あるのよね」

海未「そうですか…でしたら今日、行きませんか?」クイクイ

絵里「ふふっ、その言葉を…待ってたわ」ニヤリ

海未「やはり、あなたも…ですか」

絵里「えぇ…私の中の金狼を…もう抑えられそうにないのよね」ニヤ

海未「私も…私の中の夜叉が血に飢えているんですよ」ニヤ

絵里「楽しみね…同士ウミーチカ」

海未「えぇ…同士エリーチカ」

えりうみ「ふっふっふっふ…」

真姫「ことり…今日もいいかしら?」カミノケクルクル

ことり「うん、いいよっ!真姫ちゃんが行くなら何処へでも♪」

真姫「そう、ありがと…今日こそ、取ってやるんだから!」

ことり「この前は、落とし口の前まで行けてたもんね~」

真姫「えぇ…あと一歩…あと一歩でっ」グッ

ことり「今日こそ大丈夫だよ!真姫ちゃんなら出来るよっ!」」

真姫「当然でっしょー!この真姫ちゃんに出来ないことなんてないんだからっ!」

ことり「うふふ、その意気だよっ!」

花陽「ねぇにこちゃん…今日って、この後空いてる?」

にこ「今日?そうね~…家にママがいるから、こころたちの心配はいらないし…うん、大丈夫よ」

花陽「よかった~」

にこ「で、今日がどうかしたの?」

花陽「あ、あのね…この前出た、あのアイドルのライブDVDを買ったんだ…だから、にこちゃんと…」モジモジ

にこ「えぇぇっ!い、いいの?!」ズイッ

花陽「ぴゃあっ!…も、もちろん…にこちゃんと見た方が楽しいし」

にこ「くぅ~、嬉しいこと言ってくれるじゃない!よ~し…こうなったら、にこもあのアイドルの1stライブDVD見せちゃうわ!」

花陽「ファ、1stライブって…インディーズ時代に行われ、完全限定生産で販売された為に…再販不可能と言われた…あの伝説の…」ブルブル

にこ「さっすがかよちん!良く知ってるわね、そのDVDよ」

花陽「で、でもそんな貴重なモノを…」

にこ「私とかよちんの仲じゃない、全然問題ないわよっ!」

花陽「あぁ…なんという僥倖…μ'sに入って…にこちゃんに出会えて、良かった!」

にこ「私も、かよちんと出会えて良かったわ!」

凛「希ちゃ~ん、今日もラーメン探検隊行こうよ~」

希「おっ、凛二等兵やる気やな~」

凛「はいにゃ、希隊長!」ビシッ

希「それで、今日は何ラーメンを探すん?」

凛「今日は、トンコツを探しに行こうと思うであります」

希「おっ、ええやん!たまにはこってりもええな~」

凛「でしょでしょ!お腹もすいてるし、今日はガッツリいくにゃ!」

希「で、も~…あんま食べすぎて太らんようにな~」

凛「にゃにゃっ!そ、それはほら…練習で動いてるから…」

希「そうやね~、練習もハードになってるし、しっかり食べんとね」

凛「うんうん!そうと決まれば早く準備しよ!」

希「ふふっ、凛ちゃんといるとこっちも元気になれるな~」

凛「凛も、希ちゃんと一緒だとすっごく楽しいよ!」

穂乃果「それじゃあみんな、お疲れー!」ガチャ

海未「あっ、お疲れなさい穂乃果…」

ことり「穂乃果ちゃん、また明日ね!」

穂乃果「うん、バイバーイ!」バタン、タッタッタ





絵里「…ねぇ、穂乃果最近帰るの早くない?」

真姫「年末が近づいて、家の手伝いが忙しいって言ってたけど…」

海未「そうなのですが…家に帰るのは遅いらしいのですよ」

花陽「えぇっ!?それってどういうことなのぉ?」

にこ「何々?また一人で無茶してるんじゃないでしょーね」

ことり「だけど、穂乃果ちゃんはいつも通り元気なんだよね」

海未「はい…あの時のような感じはないんです…」

凛「じゃあ、一人で何やってるんだろ?」

希「謎やね…」

海未「それに家に帰ってきたら、すぐに寝るらしいのです…ご家族には、練習で遅くなりご飯は皆と食べていると言っているようで」

絵里「それって…」

真姫「穂乃果は私たち以外の誰かと一緒にいるってこと?」

ことり「あと…穂乃果ちゃん、最近は宿題をちゃんとやって来るんだ…」

凛「えぇぇっ?!あの穂乃果ちゃんが」

にこ「宿題をやってるーっ?!」

花陽「凛ちゃん、にこちゃん驚きすぎだよぉ…」

にこ「だってあの穂乃果よ!」

希「まぁ…驚いても分からんこともないけど…」

絵里「そういえば…最近の穂乃果、ダンスのキレが良くなった気がするわ」

真姫「後、歌も…前よりも上手くなった気がする…」

凛「それじゃあやっぱり…」

花陽「穂乃果ちゃんは誰かと一緒に練習を…」

希「だとしたら、一体誰が…」

にこ「…考えられる可能性としたら…でも、それは…」

絵里「にこ、心当たりがあるの?」

にこ「えぇ…でも、それはアンタ達も考えてるんじゃないの」

海未「そう…ですね」

ことり「穂乃果ちゃんと私たちが知っている…歌もダンスも出来る人って…」

真姫「あの人…くらいよね」

花陽「でもそれって…禁断の…」





8人「…」シーン

絵里「…ハイハイ、みんなして黙ってないで!早く帰らないと暗くなるわよ!それに、寄りたい所があるんでしょ」パンパン

海未「は、はい…そうですね」

真姫「でも、穂乃果の事が…」

希「まぁそれは…ウチらが詮索せんでもいいことやない」

にこ「現実、私たちにマイナスにはなってないんだしね」

絵里「そういうこと!とにかく、海未とことりは穂乃果を注意して見て。あとはご家族からも家での様子をよく聞いてね」

海未「はい」

ことり「分かった!」

絵里「それで、何かヘンだって思ったら動く…でいいんじゃない?」

花陽「うん…絵里ちゃんがそう言うなら」

凛「そうするにゃ!」

絵里「それじゃあこの話は終わり!みんな、帰るわよ!」

7人「はーいっ!」

―――――――――――――――UTX学院、職員専用入口前

穂乃果「…(キョロキョロ)…誰もいない」

穂乃果「…(ピッピッピ)…よし」

穂乃果「…」ソワソワ

ガチャン
穂乃果「…!」

ガチャ
ツバサ「穂乃果、いらっしゃい」

穂乃果「ツバサちゃん!」

ツバサ「しーっ…誰かに気付かれちゃう…」

穂乃果「あっ、ごめんね…」

ツバサ「あくまでもこれは、私たちだけの秘密だから…バレると、あなたはここにいられなくなっちゃう」

穂乃果「でも、この周りに監視カメラとかあるんじゃない?」

ツバサ「それを騙す為に、その制服を貸したんじゃない」

穂乃果「あっ、そうだったね!」

ツバサ「扉の前で立ち話も何だし、早く入って」

穂乃果「はーい」

スタスタスタ
穂乃果「最初宅配屋さんの制服と帽子を渡された時は、何でって思ったよ~」

ツバサ「まぁ、他校の制服を着た生徒が職員入口から入るのはおかしいからね…カモフラージュよ」

穂乃果「どうせなら、UTXの制服貸してもらいたかったな~」

ツバサ「それでも構わないけど…これ着たら多分、あなた達の制服着れなくなるわよ」

穂乃果「えっ、それってどういうこと?」

ツバサ「まぁそれは…部屋に入ってからにするわ…どうぞ」ガチャ

穂乃果「おじゃましま~す…で、さっきのってどういうこと」

ツバサ「こういうことよ」シュル

穂乃果「わっ!ツバサちゃん、急に制服を脱いでどうしたの///」

ツバサ「上着を脱いだだけよ…はい、これを着てみて」

穂乃果「?…うん…(シュル、パサッ)…むむっ…こ、これはっ!」

ツバサ「ね、分かったでしょ」

穂乃果「凄い着心地が良い…何これ、同じ制服なの?」ガーンッ

ツバサ「そういうことよ…ほら、制服返して」

穂乃果「うおぉ…スゴイ…羽に包まれてるみたい」

ツバサ「こうなることが分かってるから、貸さなかったのよ…ほら、脱いで」

穂乃果「…///」ギュッ

ツバサ「…どうしたの?そんなに気にいった?」

穂乃果「この制服…ツバサちゃんの匂いがして…ツバサちゃんに抱かれているみたいで…恥ずかしい///」

ツバサ「な、何バカなことを言ってるのよ///」カアッ

穂乃果「だってだって…本当なんだもん」

ツバサ「そりゃあ、私の制服ですもの…当然でしょ!ほら、早く脱ぐ!」グイッ

穂乃果「あっ…(パサッ)…あぁ~…」

ツバサ「全く…何を言い出すと思ったら」

穂乃果「ツバサちゃんのイジワルッ!」プクーッ

ツバサ「頬をふくらまして、どうしたのよ」

穂乃果「もっとツバサちゃんの制服着たかったのに…いい匂い、だったのに」ムスッ

ツバサ「はぁ、そんなこと…別に制服何か着なくたって、いつでも抱きしめてあげるわよ」

穂乃果「うえぇっ!そ、それは…///」

ツバサ「そっちの方が、もっとよく匂いをかげるでしょ」

穂乃果「そう…かもだけど…///」

ツバサ「何?もしかして…恥ずかしいの?」

穂乃果「あうぅ…///」

ツバサ「くすくす…あなたよく抱きつくくせに、抱きつかれるのは苦手みたいね…」

穂乃果「そ、そうなの…かな」

ツバサ「意外な弱点を見つけたわ…まぁ今はやらないから、覚悟しときなさい」

穂乃果「えぇっ…急にやられたら、私の心臓がもたないよ…」

ツバサ「大袈裟な…さっ、今日も先に宿題やるわよ」バサッ

穂乃果「…たまには、練習してから先にやらない?」

ツバサ「ダメよ!練習した後何て、疲れきってできるはずないじゃない」

穂乃果「…だよね」

ツバサ「私と練習する以上、勉強の方も完璧にやってもらわないと」

穂乃果「うへぇ…海未ちゃんより厳しいよ~」

ツバサ「はいはい、弱音を吐く暇があるなら手を動かす!」カリカリカリ

穂乃果「は~い…」カリカリ

とりあえずここまでにします、続きはまた。

こんばんわ、続きを投下します。





穂乃果「よ~っし、終わりー」ノビーッ

ツバサ「最初よりも時間がかからなくなったわね」

穂乃果「うん!宿題やらなきゃって思ったら、授業も良く聞くようにしたんだ!」

ツバサ「それって…今までは真面目に聞いてなかったってこと?」

穂乃果「うっ…それは…海未ちゃんとことりちゃんがいたから…」

ツバサ「はぁ…穂乃果…あなた、大分甘やかされてきたのね」

穂乃果「でもでも、海未ちゃんは厳しかったんだよ~」

ツバサ「でも、結局は宿題や授業のノートを見せてくれてたんでしょ」

穂乃果「自分の力じゃどうしようもないときは…」

ツバサ「…まぁ、穂乃果が困った顔で助けを求めて来たら…私も助けちゃうでしょうね」

穂乃果「えぇっ!私って、助けなきゃダメなくらい必死な顔してるの」

ツバサ「…そんなところかしら」

穂乃果「そっかー…これからは気をつけなきゃ」

ツバサ「…さっ、宿題も済んだし今日の練習始めましょ」

穂乃果「うん、そうだね!」





穂乃果「うぁ~、今日も疲れたー」バタン

ツバサ「ふふっ、お疲れ様」

穂乃果「ツバサちゃんは、相変わらずピンピンしてるね…」グテーッ

ツバサ「まぁ、鍛えてきたからね」

穂乃果「うぅ~…まだまだツバサちゃんみたいにはなれないか~」

ツバサ「あら、そんなに簡単に超えられたら困るわ」

穂乃果「それもそうだね~」

ツバサ「でも、大分着いてこられるようになったわね」

穂乃果「へへっ、そうかな」

ツバサ「えぇ、歌もダンスもスクールアイドルとしてはかなりのレベルまで来てると思うわ」

穂乃果「そっか~…えへへ、ラブライブ!優勝出来ちゃうかも」ウキウキ

ツバサ「あら、優勝は私たちが頂くわよ」

穂乃果「あうっ…そうだった、A-RISEがいるんだったね」

ツバサ「まずは今度の最終予選を勝ちぬかないと、優勝への挑戦もできないわよ」

穂乃果「そういえば、私達ってライバルなんだよね…」

ツバサ「まぁ…そうなるわね」

穂乃果「…だったら、どうしてツバサちゃんは…ライバルである私に、一緒に練習しようって言ってくれたの?」

ツバサ「そうね…私があなたに、一目惚れしたからかしら」

穂乃果「(ドキッ!)…そ、それって…どういうこと?」ドキドキ

ツバサ「あなた達がまだ3人だった時の…1stライブの映像を見た時から、気になってたの」

穂乃果「そ、そんな前から…」ドキドキ

ツバサ「そして動画がアップされる度にメンバーが増え、パフォーマンスもどんどんレベルが上がってきて…」

穂乃果「う、うん?…」

ツバサ「彼女たちが…μ'sが、私たちのライバルになるんじゃないかって…思うようになったの」

穂乃果「…うん」

ツバサ「だけど、前回のラブライブ!をμ'sは出場辞退した」

穂乃果「あ、あぁ…」

ツバサ「私たちは優勝することができたけど…満足はできなかった…それは、μ'sが出ていなかったから」

ツバサ「活動停止っていう噂を聞いた時は、本当に驚いたわ」

穂乃果「そ、それは…」

ツバサ「だけどすぐに活動再開したみたいで、ホッとしたのよ」

穂乃果「ご迷惑をおかけしました…」

ツバサ「まぁそれには理由があったんだろうし…それに関して詮索もしない」

穂乃果「ありがとう…」

ツバサ「別に感謝されるほどのことでもないわよ…そして、今回のラブライブ!にμ'sも出ることを楽しみにしてたある日…」

ツバサ「ここ(UTX)で、あなた達を見つけたの」

穂乃果「あっ…」

ツバサ「もうそこからは、考えるよりも先に体が動いていた…まさか本番前に、μ'sに合える機会に巡り合えるなんて思ってなかったからね」

穂乃果「それは…私たちもだよ」

ツバサ「そして、初めて会ったあの日…あなたから『負けない』という言葉が出たとき…かしらね、あなたに一目惚れしたのは」

穂乃果「…えっ!」ドキッ

ツバサ「大分前振りが長くなったけど…初めて私たちを倒すことを宣言したあなたに、ライバルとして…アイドルとして一目惚れしたの」

穂乃果「あ、あぁ…そういう…」

ツバサ「自分で言うのもなんだけど…ラブライブ!の前から、スクールアイドルの中でも一番だという自負はあった」

ツバサ「事実、どこのグループも戦う前から勝つことをあきらめている気がしたの…どこからも、私たちに『勝つ』という言葉はでてこなかった」

穂乃果「そう…なんだ」

ツバサ「ラブライブ!で優勝してからは…もうどこも始まる前からあきらめムードで…聞こえてくるのは、『優勝はもう決まってる』ばかり」

ツバサ「そんな雰囲気で、私自身のモチベーションも上がらすにいたけど…あの言葉を聞いて、再び立ち上がれた…」

ツバサ「あなた達となら…私達も更に高みへいける…そう思うようになったの」

穂乃果「うん…」

ツバサ「だから、アキバで穂乃果と再び出会えた時から…こうやって練習に誘おうと思ってたの…そうすれば、お互いを高められると思ったから」

穂乃果「そう…だったんだね」

ツバサ「えぇ…ちょっと話過ぎたわね…それじゃあお風呂に入ってご飯にしましょ」

穂乃果「うん…そうだね」

―――――――――――――――UTX浴場


穂乃果「はぁ…ツバサちゃんから一目惚れって言われた時、ちょっと期待しちゃったけど…アイドルとして、なんだね…」

穂乃果「スクールアイドルを始めたきっかけで、あこがれているツバサちゃんから言われて嬉しいけど…なんか、モヤモヤする…」ブクブク

穂乃果「…って、ダメダメ!せっかくライバルだって認めてもらえたんだから、今は次のステージに集中しなきゃ!」サバッ

ガラッ
ツバサ「何がダメなの?…って穂乃果、あなた丸見えよ!」

穂乃果「うっひゃぁっ!ツバサちゃん!///」ザブン

ツバサ「あら、別に隠さなくてもいいのに…女の子同士でしょ」

穂乃果「でも…恥ずかしいんだもん…」ブクブク

ツバサ「ご一緒してよろしいかしら?」ニコ

穂乃果「あっ、あー…そろそろ私は上がろうかな~」サバッ

ツバサ「ちょっと!たまには一緒に入ってよ」グイッ

穂乃果「わわっ!…でも、二人入るには狭いよ~」

ツバサ「大丈夫よ!ほら、こうして体をつければ」ピタッ

穂乃果「わひゃあっ!///」

ツバサ「ほら、大丈夫でしょ」

穂乃果「う、うん…(背中に柔らかい、ツバサちゃんのが…)///」

ツバサ「穂乃果って、体温高いのね」

穂乃果「へっ?そ、そうかな~(それは、ツバサちゃんが抱きついてるからだよ~///)」

ツバサ「それに、鍛えて引き締まってきたけど…柔らかいし」プニ

穂乃果「ひうっ!」

ツバサ「あら、二の腕をつまんだだけよ」

穂乃果「だ、だけどぉ…急にされると…」ドキドキ

ツバサ「なら…ここはどおかしら?」ワシッ

穂乃果「ひゃあっ!」ビクッ

ツバサ「むむ…やっぱり、私より…あるわね」モミモミモミ

穂乃果「あっ…ツ、バ…サ…ちゃぁぁんっ」ビクッビクッ

ツバサ「あら、結構敏感なのね」モミモミ

穂乃果「ち…が、うよぉっ!…はずか…し…い、のぉっ!」ビクンビクン

ツバサ「でも女の子同士でしょ?…それに、東條さんからこうされてるんじゃないの?」モミモミ

穂乃果「のぞみ…ちゃんはっ、ふくの…う、え…からだしぃっ…はうっ…あぁ」ビクッビクッ


ツバサ「ふ~ん…まぁ、それもそうね…それにしても穂乃果」

穂乃果「な、なぁに…(やっと終わった…このままだと、私の心臓がもたないよぉ///)」ドキドキ

ツバサ「胸はそれなりにあって、くびれもあるなんて…羨ましい」サスサス

穂乃果「ひゃうっ!つ、つぎは…おなかぁっ!」ピクッピクッ

ツバサ「うっすらだけど腹筋も割れてきて…大分引き締まってるわね」スーッ

穂乃果「ひゃんっ!すー…って、しないでぇ…」ビクンビクン

ツバサ「ダメと言われたらやりたくなるのが、人間ってものよ」スーッモミモミ

穂乃果「あぁっ!くぅ…うぅっ…(今度は、おなかと胸同時…)」

ツバサ「良い反応してくれるわね…やみつきになりそう///」モミモミサスサス

穂乃果「あっ、うっ…ひゃ…(あぁ、体が…熱い…それに、頭がぼーっとして…ダメ)」

ツバサ「ちょっとやりすぎかしら…そろそろ」モミモミ

穂乃果「はぁっ、ツバサっちゃんっ…はぁ、わたしぃ、もうっ…だめ…」ガクン

ツバサ「えっ?!ちょっと、穂乃果!穂乃果!」ガクガク

穂乃果「う、う~ん…」クターッ





穂乃果「う~ん…うん?あれ、私(ムクッ)…あっ」フラッ

ツバサ「目が覚めたみたいね…水飲む?」

穂乃果「あっ、ツバサちゃん!…うん、飲む!(コクコク)…あれ、私確か…お風呂に入ってて、ツバサちゃんに///」

ツバサ「えぇ…お風呂でのぼせたみたいね」

穂乃果「そうだったの?あれ、でももう出てるし…服だって…」

ツバサ「それは…私が、ここまで運んで…着せたの///」

穂乃果「えぇっ!?重たくなかった?ごめんね~」

ツバサ「いえ、私の方こそ…悪ふざけが過ぎたわ…ごめんなさい///」

穂乃果「あっ…///」

ツバサ「…まぁ、目が覚めたみたいだし…ご飯食べれる?」

穂乃果「うん、大丈夫だよ!もうおなかペコペコだよ~」

ツバサ「そっ…なら、食堂から今日のまかない貰ってくるわね」ガチャ

穂乃果「うん、ありがとう~」





穂乃果「ツバサちゃん、行ったよね…」

穂乃果「う…うぅ~…きゃー、ツバサちゃんに触られちゃった~」バタバタ

穂乃果「私の体を隅々まで…ヘンな声出てなかったかな///」

穂乃果「頭がボーっとして、良く覚えてないけど…なんか体がムズムズするよ…」モジモジ

穂乃果「まだ…ツバサちゃんが触った感触が、残ってるのから…」サワッ

穂乃果「こうやって触ると…また、ツバサちゃんが…さわって…る、カンジ…にぃっ」ビクッ

穂乃果「はぁっ、はぁ…(モミモミ)…自分…でっ、さわってる…のに、ツバサ…ちゃんに、さわられてる…みた、いっ!…はぁ、はぁ…」ビクッ

穂乃果「なん…でっ、こんなに…キモチ…イイのっ?…はぁ、はぁ…なんか…きちゃ…う、よ…はぁ…」ビクンビクン

穂乃果「はぁ、はぁ…あぁっ、あぁ…くる…キモチイイのがっ…くるっ!」

ガチャ
ツバサ「穂乃果お待たせ!」

穂乃果「はぁ…!」クルッ、ドサッ

ツバサ「穂乃果!どうしたの、うつ伏せになって…まだ調子悪いの?」

穂乃果「はぁ、はぁ…ううん、なんでも…ないよ」トロー

ツバサ「でも妙に熱っぽいし…あぁ、どうしよう…μ'sのみんなに何て言えば」

穂乃果「大丈夫だよ…ご飯、食べよ」ムクッ

ツバサ「そ、そお?…無理はしないでね」サワッ

穂乃果「ひゃあぁんっ!」ビクンッ

ツバサ「きゃっ!…ほ、穂乃果…どうしたの」

穂乃果「大丈夫…はぁ、大丈夫…だから」ボーッ

ツバサ「でも…さっきよりひどくねってるような…」オドオド

穂乃果「ほら…早く食べないと…冷めちゃうよ…(モグモグ)…うん、おいしい」ニコ

ツバサ「そう…穂乃果が大丈夫って言うなら…私も、食べるわね」

穂乃果「うん…(良かった…誤魔化せたかな…でも、ツバサちゃんが優しくて…胸がキュンキュンしちゃうよ)」

今日はここまでにします。

お久しぶりです、少しですが続き投下します。

―――――――――――――UTX学院前

穂乃果「うぅ~…さぶっ!」ブルッ

ツバサ「えぇ…日が落ちると一気に寒くなるわね」

穂乃果「最終予選も寒いんだろうな~」

ツバサ「でも、ステージに集中してると案外気にならないものよ」

穂乃果「そうなんだ!ツバサちゃんが言うなら、大丈夫だねっ!」

ツバサ「えぇ…また、あなた達と同じステージに立てて嬉しいわ」

穂乃果「私もそうだよ!でも…これで、最後…なんだよね」

ツバサ「…ラブライブ!ではそうだけど、また他のステージもあるわよ」

穂乃果「そっか…うん、そうだよね!」

ツバサ「…穂乃果…こうやって会うのは、今日で最後にしましょ」

穂乃果「えっ…何で?」

ツバサ「最終予選も近づいてるし、これからは自分のグループでの練習に集中すべきだと思うの」

穂乃果「でも、いつもの練習が終わった後にこうやって…」

ツバサ「本番前に必要以上の練習を行って…コンディションを崩したら意味ないでしょ」

穂乃果「あっ…うん…そう、だね…」

ツバサ「今度会う時は…結果が出たとき…穂乃果を慰めなきゃね」

穂乃果「むっ!それはこっちのセリフだよっ!私たちは、負けないよっ!」

ツバサ「ふふっ…その言葉を待ってたわ」クスクス

穂乃果「…ねぇ、ツバサちゃん…」

ツバサ「んっ、何?」

穂乃果「予選が終わっても…こうやって、会えるよね」

ツバサ「えぇ、もちろんよ…今度はこんなコソコソせずに会いたいわね」

穂乃果「うん、そうだね!今度はウチにも来てよね!」

ツバサ「えぇ、楽しみしとくわ」

穂乃果「…それじゃあ、また…」

ツバサ「えぇ…お互い、ベストを尽くしましょうね」スッ

穂乃果「うん…(ギュッ)…ふぅ…バイバイ、ツバサちゃん」

ツバサ「またね、穂乃果…」

――――――――――――――
――――――――――
――――――――

穂乃果の姿が見えなくなったのを確認し、私も家路についた

その途中、私は穂乃果との会話を思い出していた

その中で放った、アイドルとして一目惚れ…という言葉…それは事実だが…

その言葉には、別の意味も込められていた

私は、一人の女性として…穂乃果に、一目惚れしていた…

初めて動画で目にしたその時から、穂乃果の事が気になっていた

なんとかコンタクトをとれないか、自分なりに考えたけど…普通に会うことは困難だと考えた

そしてその結果、会える機会はラブライブ!の時しかないと思っていた…

だけどμ'sは辞退し、その機会は失われた

しかし穂乃果の方からUTXに来た時は、このチャンスを逃すまいと必死だった

その甲斐あって、良い関係を築くことができた

穂乃果との練習は、自らを高め合う為…とは言ったけど、本当は違う…

少しでも穂乃果との時間を共有し、あの子を独占したいという…私の醜いエゴの為だ

もし私がこの思いを告げた時…穂乃果はどういう反応するだろう…

受け入れてくれるか…拒否するか…

それは、今度会った時にはっきりするだろう…

ラブライブ!最終予選…それは、私たちA-RISEと穂乃果たちμ'sの決着だけでなく…

私の穂乃果への思いも…決着がつくだろう

とりあえずここまでにします。

次回完結させる予定です。

今回で完結します。

――――――――――――――最終予選前夜、穂乃果の部屋

「ふぁ~…」ボスン

勢いよく布団に飛び込み、枕に顔を埋める

「いよいよ…明日か」

そう、明日はラブライブ!最終予選

私たちμ'sが目標に決めた優勝への、次の関門

これまでを思い返す…みんなで過ごした、あの日々を…

みんなで笑い合い、時には衝突したりもして…でも、最後は笑顔で…

かけがえのない、9人での…楽しかった…キラキラ輝く…

「ここで、終わらせたくないよ…もっと、みんなと」

もしここで終わると、どうなるんだろう…そんな不安が、一人になると毎日湧き上がってきた

「…ツバサ、ちゃん…」

そして、不安がピークになると…いつもその名を呟く

「会いたいよ…声、聞きたいよ…」

いつしか不安は、ツバサちゃんと会えないことの寂しさへと…変わる

ツバサちゃんと最後に練習した日から…会うことも、声を聞くことも…メールも我慢してきた

ほんの1週間くらいなのに…

会えなくても、電話かメールをすればツバサちゃんは応えてくれてたと思う…

だけど、それはできなかった…

ツバサちゃんから本番まで会わない方がいいって言ったのに、私がそれを破ってしまったら…ワガママでイヤな子って思われるかもって…

これが、他のコならそんなことも思わないだろうけど…ツバサちゃんには…ツバサちゃんだけには…そう思ってしまう、何でだろう…

ツバサちゃんと他のコ達の違いって…何だろう…

この胸のときめきや、苦しみも…何だろう…

もしかして、これが…

「…寝よう」

いつも『そこ』に行きつく前に、眠りにつく

だって、私がそう思っても…ツバサちゃんは、私の事を…『ライバル』として見てるんだから…

そんな思いを持つだけ、無駄…なんだから

こうして私の思いをまた、胸の奥にしまい込んで…明日を迎える

――――――――――――――ツバサの部屋

「いよいよ…明日ね」

窓際に立ち、外を眺める

「あ…雪…」

静かに、白い雪が…空から降り注いでいた

「これは、積もるかもね…」

まだ地面はうっすらと白い程度だけど、このまま降ると多分…朝には一面の銀世界だろう

「ふふっ、まるで…私の気持ちの様ね…」

小さく白い雪を、自分に見立て笑みを浮かべる

最初は、本当に小さな気持だった…この、雪の結晶の様に

だけど、何回も出会う内にその気持ちは…積もっていき

私の中の穂乃果への思いは、もう溢れそうになっていた



明日、全てが終わった時…この思いを、穂乃果にぶつけよう…

それが、どんな結果になろうとも…

―――――――――――――最終予選当日、A-RISE控室


英玲奈「μ'sのメンバーの到着が遅れた影響で、順番変更か…私たちは一つ繰り上がり、μ'sが最後…」

ツバサ「ここまできたら、順番は関係ないわよ…いつも通りのパフォーマンスができれば、負けない」

あんじゅ「あらツバサ…高坂さんが間に合って、元気が出たみた~い」

ツバサ「んなっ…そ、そんなことないわよ!」

あんじゅ「ムキになって~、さっきまですっごく動揺してたでしょ…μ'sのメンバーの前で、『穂乃果さん』って言うくらいに」

英玲奈「あぁ確かに…あれは私も気になったな」

ツバサ「えぇっ?!私、名前で呼んでた?」

あんじゅ「うん、それはバッチリ♪」

ツバサ「うわ~…全然気付かなかった~」

英玲奈「何だ、ツバサは高坂穂乃果と親交があるのか?」

あんじゅ「…ホント英玲奈って鈍いのね…親交どころか…それ以上の…」

ツバサ「わーっ!ちょっとあんじゅ、それ以上はっ!」バタバタ

あんじゅ「あ~ら残念♪」

ツバサ「というか、あなたどこまで知ってるの?」

あんじゅ「うふふ~、ヒ・ミ・ツ」パチッ

ツバサ「うぅ…これ以上追及するとヤブヘビになるから…やめとくわ」

英玲奈「そうか…ツバサは、高坂穂乃果と…」シミジミ

ツバサ「もうっ、英玲奈までっ!」

ドンドン
スタッフ「A-RISEの皆さん、ステージ袖にスタンバイお願いします」

あんじゅ「出番みたいね」

ツバサ「えぇ…来たわね」

英玲奈「いよいよ…だな」

ツバサ「いつも通りできれば、大丈夫よ…特別なことは、いらない」

あんじゅ「そうね」

英玲奈「そうだな」

ツバサ「よしっ、行くわよっ!」

あんじゅ「うんっ!」

英玲奈「あぁ!」

―――――――――――――ステージ袖

花陽「はぁ~…やっぱりすごいですっ!A-RISEは」

にこ「だけど今は…」

希「ウチらも負けてないって、思うようになったやん!」

凛「そうだにゃ~!」

絵里「ふぅ…やっぱり、血が騒ぐわね」

海未「絵里、あなたもですか…私も、抑えられそうにありません」

ことり「真姫ちゃんのステキな曲なら、勝てるよねっ!」

真姫「ことりの衣装も…どこのグループよりも素敵よ」

穂乃果「うん、みんないつも通りだねっ!」

花陽「はいっ!もう、緊張しません!」

にこ「宇宙一アイドルのにこにーが、A-RISEに負けるなんてありえないんだからっ!」

希「めっちゃわくわくするやんっ!」

凛「う~、早くステージで踊りたいにゃ~!」

絵里「うふふ、このエリーチカがみんなの視線を独占するわよ!」

海未「見せましょう…私たちの、チカラを!」

真姫「みんな、私の歌声に酔いしれるといいわっ!」

ことり「えへへ、みんなをことりのおやつにしよっと!」

スタッフ「μ'sの皆さん、スタンバイお願いします」

穂乃果「よし、行こう!」

8人「うんっ!」

穂乃果「μ's!ミュージック、スタートッ!」

―――――――――――――結果発表

司会「さぁ~、結果の集計が終わりました!いよいよ、結果発表です!」

司会「王者A-RISEが防衛の挑戦権を得るのか?それとも…最終予選を勝ち上がったのは~」

ダラララララララララララララ、ドンッ
司会「音ノ木坂学院、μ's!!」


ツバサ「!」

あんじゅ「…」

英玲奈「…」


ことり「えっ…」

にこ「ミュー…ズ」

絵里「これって…」

真姫「私たち…」

凛「だよね…」

希「そうやんな…」

花陽「夢じゃ…ないよね…」

穂乃果「海未ちゃん…私の頬をつねってみて」

海未「…はい」バシーンッ

穂乃果「いった~!つねってだよ!ぶってって言ってないよっ!」

海未「あっ!すいません…気が動転して…」

穂乃果「もーっ…でも、これで目が覚めたよ!私たち、勝ったんだよ!」

花陽「あ、あの…A-RISEにっ!」

絵里「や、やったのね…」

にこ「これで…名実ともにNo.1アイドルに…」

凛「凛たち、すごいにゃーっ!」

希「まだ、みんなと続けられるんやね」グスッ

ことり「やった、やったよー真姫ちゃ~ん」ギュッ

真姫「ヴェッ!そうね…やったのね、私たち」ギュッ


ツバサ「…行きましょ」

英玲奈「あぁ…」

あんじゅ「うん…」

―――――――――――――μ's控室

絵里「やったわ!私たち、やったのね!」

海未「えぇ、成し遂げました!」

花陽「ふわ~、μ'sに入ってよかったです~」

にこ「今日は祝勝会よ!」

希「それなら、焼肉がいいと思うんよ」

凛「ラーメンも忘れないで欲しいにゃ」

ことり「お母さんが、今日は好きなモノ何でもおごるって!」

真姫「さすが理事長ね…」

穂乃果「…」

海未「どうしたのですか穂乃果?…浮かない顔して…」

ことり「海未ちゃんにぶたれたところが痛むんだよね~」

海未「うぅっ…それは、申し訳ないです…」

穂乃果「あはは、あれは痛かったけど…もう大丈夫だよ」

にこ「あんたが一番喜びそうな気がしたけどね」

凛「はっ!まさか穂乃果ちゃん…また無理をして」

花陽「えぇっ?!また倒れちゃうのぉっ!」

穂乃果「あぁっ、だ、大丈夫だよ!」

希「まぁ、ある意味病気っちゃ病気かもな~」

穂乃果「ちょっと、希ちゃん!」

絵里「隠さなくても、みんな知ってるわよ~」

穂乃果「絵里ちゃんまでっ!」

真姫「穂乃果、携帯に着信があるみたいよ」

穂乃果「えっ!ありがとう、真姫ちゃん」パッ

ことり「真姫ちゃん、着信って…」ヒソヒソ

真姫「えぇ…あの人…だったわ」ヒソヒソ

海未「やはり、穂乃果は…」

穂乃果「(ツバサちゃんからだっ!)えっと(ピッ)…!…ごめん、みんな…先に行ってて」

にこ「言われなくても、そのつもりよ」

花陽「穂乃果ちゃん、ガンバって!」

凛「穂乃果ちゃんなら、大丈夫だにゃ~」

穂乃果「え、えっと…何のこと…かな」アセアセ

絵里「はいはい、良い報告まってるから」

希「ほな~、また後でな~」

穂乃果「んもうっ…みんな、ありがとう…それじゃあ、いってくるねっ!」ガチャ、バタンッ

海未「行ってしまいましたね…」

絵里「…海未達は、いいの?…穂乃果が…」

ことり「うん…今は、大丈夫…かな」

真姫「そう…なの?」

海未「えぇ…皆と出会う前なら、こんな気持ちではいられないでしょうけど…」

ことり「今は、違うもんねっ!」

海未「はい…穂乃果だけではなく、こんなに素晴らしい仲間がいるのです」

ことり「だから、私たちも…ね」

海未「ですので、覚悟してくださいね…絵里」

絵里「あら、私はいつでも受けて立つわよ」

ことり「真姫ちゃんに、私を受け止められるかな~?」

真姫「と、当然でっしょ~!ことりぐらい、平気なんだからっ!」

花陽「えへへ、なんだか…羨ましいな」

にこ「か、かよちんには…にこがいるでしょ」ギュッ

花陽「!…えへへ、そうだね…にこちゃんは、私の一番のアイドルだよっ!」ギュッ

にこ「か、かよちんだって…一番のアイドルよっ!…にこ以外でね」

花陽「もー、にこちゃんったら~」クスクス


希「ふふっ、みんなラブラブやんな」

凛「凛も、希ちゃんとラブラブするにゃ~」ギューッ

希「きゃっ!…ふふっ、ええん?ウチが凛ちゃんを独り占めして」ナデナデ

凛「いいんだよっ!凛も、希ちゃんを独り占めできて幸せだよ~」

ガチャッ
理事長「みんな、何食べるか決め…た…」


絵里「海未…今度、秘密の花園に…行きましょ」

海未「あぁ、絵里…あなたの好きに…してください」


ことり「えへへ~…真姫ちゃんは、どういうのがお好み?」

真姫「ヴエェッ…い、痛くないの…なら///」


にこ「ふっふっふ…かよちんのもっちりボディを独占しちゃうわよ~」

花陽「あ~ん、にこちゃんに食べられちゃう~」


凛「凛は、希ちゃんのネコになるにゃ~」

希「もう、凛ちゃんったら…エエ声で…鳴いてよ…」ナデナデ


理事長「…もうこの学校、廃校にしようかしら」


8人「!それはダメッ!」

―――――――――――――A-RISE控室

トントン
穂乃果「穂乃果です」

ツバサ「入って」

ガチャ
穂乃果「うん…」

ツバサ「穂乃果…久しぶり…そして、おめでとう…」

穂乃果「うん…ありがとう…」

ツバサ「穂乃果…私、一つあなたに嘘をついてたの…」

穂乃果「えっ…」

ツバサ「この前…最後に会った時、私はあなたに…アイドルとして一目惚れしたと言った…」

穂乃果「うん…」

ツバサ「だけど…それは違った…ううん、合ってるけど…本当の意味は、違うの…」

穂乃果「えっ…」ドキッ

ツバサ「これから私が言うことを受け入れることも、拒否することもあなた次第…」

穂乃果「う、うん…」ドキドキ

ツバサ「私の気持ちを…あなたに伝えるわね…」

ツバサ「穂乃果…私はあなたに一目惚れをした…それは、一人の女の子としてよ」

穂乃果「!」ドキンッ

ツバサ「好きよ…愛してる、穂乃果…私の恋人に…私だけのアイドルに…なってください!」

穂乃果「…」

ツバサ「…ごめんなさい、急にこんなこと言って…驚くのも、無理ないわよね…」

穂乃果「…」ツー

ツバサ「えっ!穂乃果、あなた…なんで…泣いているの?…ごめんなさい、受け入れられかったら…でも、友達で…」

穂乃果「ううん、違うよ…嬉しい…んだよ」ゴシゴシ

ツバサ「嬉しい…?」

穂乃果「うん…私も、やっと気付いたよ…ツバサちゃんのことを思うと…切なく、苦しい気持ちになる理由が…」

ツバサ「えっ…あなた私の事を、そんな気持ちで…」オロオロ

穂乃果「ふふっ…苦しいと言っても、イヤな意味ではないよ…なんかね、ふわふわした幸せな気持ちになるんだ…」

ツバサ「それって…」

穂乃果「うん…ずっと、自分を誤魔化してきたけど…これで認めることができるよ…私も、ツバサちゃんの事が好き!」ニコッ

ツバサ「そ、それじゃあ…」

穂乃果「うん!両思いだねっ!」

ツバサ「穂乃果…穂乃果ーっ!」モッギュー

穂乃果「わっ!…えへへ、ツバサちゃーんっ!」モッギュー

ツバサ「嬉しい…嬉しいわ…」

穂乃果「私もだよっ!」

ツバサ「これからも…穂乃果と一緒に…」

穂乃果「うん、いようねっ!」

ツバサ「私…今世界で一番幸せだわ」

穂乃果「それは私も同じだよ~」

ツバサ「うふふ…」

穂乃果「えへへ…」

ツバサ「…ねぇ、穂乃果」

穂乃果「ん~、なぁに?」

ツバサ「その…ね…キス…したくなっちゃった…///」

穂乃果「!…う、うん…いいよ///」

ツバサ「そ、そう…じゃあ…」

穂乃果「うん…」キュッ





ツバサ「はぁ…前にもやったことあるのに…やっぱり、違うわね」

穂乃果「うん…あの時は、ビックリと…切ない感じがしたけど…今は、スッゴク幸せだよ…」

ツバサ「えぇ…そうね…」

ツバほの「…」

ツバサ「それじゃあ、今日はこれくらいで…」

穂乃果「そうだね…みんなが待ってるし…」

ツバサ「私も、待たせてるから…」

穂乃果「うん…帰ったら、メールするね」

ツバサ「電話でもいいわよ」

穂乃果「えへへ、それじゃあ…電話にする」

ツバサ「でも…今日あなた帰れるのかしら…」

穂乃果「あう…そうかも…」

ツバサ「ふふっ、いいわよ別に出来る時にしてくれれば」

穂乃果「ありがとう…」

ツバサ「そんな顔しなくても、いつでも会えるわよ」

穂乃果「うん…あのね、もう1回キスして…欲しい…そしたら、行くから」

ツバサ「えぇ…1回と言わず、何回でもするわよ」

穂乃果「そ、それじゃあ…いつまでも行けないよ~」

ツバサ「ふふっ、冗談よ…ほら、目瞑って」

穂乃果「んっ…んんっ」

ツバサ「…はい、いってらっしゃい」

穂乃果「うん、それじゃあツバサちゃんまたねっ!」

ツバサ「えぇ、またね」

―――――――――――――――――ラブライブ!結果発表

司会「さぁ~、いよいよ!結果発表ですっ!今回はどこが勝っても初優勝!スクールアイドル戦国時代を勝ち抜くのは!」

ダラララララララララララララ、ドンッ
司会「東京都代表!音ノ木坂学院、μ's!!」

ウワーッ、オメデトーッ、ヤッター、ミューズーッ

絵里「やったのね…」

海未「はい…」

花陽「私たちが…」

にこ「日本一の…スクールアイドル」

ことり「一番なんだね」

真姫「えぇ…」

希「みんなで叶えることができた…」

凛「嬉しいにゃ…」

穂乃果「やり切ったんだ…」


ツバサ「穂乃果…おめでとう」

―――――――――――――――――表彰式

司会「それでは、優勝旗が大会委員長から授与されます」

穂乃果「絵里ちゃん、にこちゃん、希ちゃんが受け取って」

絵里「えっ、いいの?」

穂乃果「うん!他にも貰えるみたいだし」

希「あっ…そういうことやね…」

にこ「しょーがないわね~、そっちは譲るわ」





司会「次に、優勝トロフィーの授与です!」


司会「プレゼンターは、前回王者A-RISEリーダー、綺羅ツバサさんですっ!」

ワー、キャーッ、ツバサーッ、ウオーッ

海未「絵里たちに譲ったのは、そういうことでしたか」

ことり「もうっ、穂乃果ちゃんったら~」

司会「それでは、代表者は前へ」

ツバサ「穂乃果、おめでとう」

穂乃果「ありがとう、ツバサちゃん」

ツバサ「これで、あなたたちが文句なしの日本一よ…はい」スッ

穂乃果「うん、ありがとう!」ギュッ

ツバサ「きゃっ!…ちょ、ちょっと…穂乃果///」

ワーッ、キャーッ、キマシタワーッ、ツバホノキターッ

司会「おーっとー、μ'sリーダー高坂穂乃果がA-RISEリーダー綺羅ツバサに抱きついた~!」

絵里「穂乃果!…ハラショー」

海未「ほ、穂乃果///」

ことり「や~ん、ホノカチャンだいた~ん」

真姫「ナニやってるのよ!」

花陽「はわわっ!これは騒動になる~」

にこ「くぅ~、にこより目立っちゃってる~」

凛「穂乃果ちゃんらしいにゃ~」

希「スピリチュアルやね~」


ツバサ「もうっ、穂乃果ったら」ギューッ

穂乃果「えへへ~、ツバサちゃーんっ!」



穂乃果「μ'sがカップルだらけに」  完

以上です。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

最初はここまで書く気は無かったんですが、皆さまの後押しもあり続けることができました。

アニメ9話のツバサの「穂乃果さん」呼びと、10話でツバほのの絡みがあったおかげで最後まで書けました。

本編は終わったのですが、おまけとしてツバほの日常イチャイチャ編をできたら投下しようと思います。

ただ、いつ出来るか分からないので気長に待っていただけたらと思います。

あんま良いネタ浮かばないので、このままhtml化依頼出します

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom