チノ「ココアはやっぱり森永」 (28)


チノ「ココアさんがラビットハウスに来てからココアを飲む機会が増えたような気がします」ゴクゴク

チノ「しかし最近はリゼさんや千夜さん、シャロさんとばっかり一緒にいる気がします」ゴクゴク

チノ「どうにかしてココアさんと一緒にいたいです」ゴクゴク

チノ「......とりあえず対策考えながらTRICKでもみましょう」ゴクゴク

チノ「テレビスペシャルの回でしたね」ゴクゴク

チノ「それにしても飽きませんねこの森永のミルクココア」ゴクゴク


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チノ「いい考えが思い浮かびました」

チノ「こうすればココアさんを振り向かせることができそうです」

チノ「そうと決まれば早速準備をしましょう」

ココア「チノちゃーん!」ダキッ

チノ「ココアさんどうかしましたか?」

ココア「今日は千夜ちゃんとシャロちゃんとお泊りしてくるからその分モフモフ補給~♪」モフモフ

チノ「......なんなんですかそれは.........またあの人たちですか...」

ココア「ん?チノちゃんなんか言った?」

チノ「いえ、楽しんできてくださいね」

チノ「あの和菓子となまほ、邪魔ですね」

チノ「やっぱり実行するしかありませんね」

チノ「色々と準備に時間がかかります」

チノ「それまでは今まで通りに過ごしましょう」

チノ「そうそう、道具を手に入れなければなりません」

チノ「父に頼んでみればどうにかなるかもしれません」

ティッピー「チノ、お前がココアを慕っているのは分かるが本当に実行するのか?」

チノ「はい、今のわたしを止めることはできません 決心は揺るぐことはないです」

ティッピー「...そうか、ワシはお前の味方じゃからなチノ」

チノ「ありがとうございます 早速明日から取り掛かりましょう」

ココア「チノちゃんただいまー!」

チノ「おかりなさいココアさん 疲れたと思いますからミルクココアでも飲んでください」

ココア「チノちゃんが入れてくれたの!? お姉ちゃん嬉しいな~!」

チノ「ミルクココアの練習したいのでこれから毎日飲んでくださいね」

ココア「わわわ!チノちゃんが入れてくれえるものなら何でもうぇるかむかも~んだよ!」

チノ「早速これ飲んでみてください」

ココア「うん!......ほんの少しだけ変な味がするようなしないような」

チノ「内緒で隠し味を入れてみました」

ココア「隠し味?」

チノ「中身は内緒です」

チノ「いずれ他の皆さんにも振る舞いますがココアさんは特別です」

ココア「チノちゃんの特別か~ 嬉しいよチノちゃん!」

チノ「は、はい/// 照れます」

ココア「あはは照れてる照れてる~! 完全にオリジナルなの?」

チノ「いえ、ベースは森永のミルクココアです」

ココア「森永美味しいもんねっ 私も好きだよ~」

チノ「あれから中々の月日が経ちました」

チノ「そろそろいいでしょうか」

チノ「リゼさんやシャロさんや千夜さん、ココアさんを呼びましょう」

ココア「皆でパーティー楽しみだね♪」

チノ「では明日は皆バイトがないので明日開きましょう」

チノ「楽しいパーティーになるでしょうね」

リゼ「チノがパーティー開きたいなんて珍しいな」

シャロ「ほほ」

千夜「ココアちゃんと一緒にいれて嬉しいわ♪」

シャロ「千夜はいつもココアココア言ってどんだけ好きなのよ」

千夜「親友だからかしらねココアちゃん!」

ココア「私も千夜ちゃん大好きだよ~ もちろんシャロちゃんも!」ダキッ

シャロ「ちょ、ちょっとココア///」

チノ「.........」

リゼ「どうしたチノ?」

チノ「いえ、なんでもありません」

リゼ「そうか? 困ったことあったら何でも言えよ?」

チノ「リゼさんはココアさんに対して思いとかはないんですか?」

リゼ「な、なんだ急に/// コ、ココアとはまだ何もないぞ...今はまだ」

チノ「...確定ですね」

リゼ「と、とにかく! シャロも千夜もココアから離れろ!」

シャロ「ココアから抱きついてきたんですよ~」

千夜「ココアちゃんあったかいわ♪」

チノ「.........」

チノ「...早速ですが私が入れたミルクココアを皆さんにごちそうします」

チノ「作るところから見ててください 変なもの混ぜたりはしません」

ココア「チノちゃんのミルクココアは森永の商品をベースにしてるんだって」

千夜「美味しいものね♪ 私もココアちゃん毎日飲んでいるわ」

ココア「私を飲んでるみたいな言い方みたいだね~」

チノ「.........」

チノ「......では、乾杯」

ココア「やっぱりチノちゃんの入れたミルクココアは美味しいな~♪」

リゼ「うん、悪くない」

シャロ「懐かしい味...美味しいわ」

千夜「いつも私が飲んでるのと味ちがうけどチノちゃんの作品の味なのね」

チノ「.........」

リゼ「...なんか......ちょっと気分が......」バタッ

シャロ「私も...苦しい......」バタッ

千夜「もう...ダメ.......」バタッ

ココア「え?ど、どうしたの皆!?」

チノ「.........」

ココア「チ、チノちゃん...?」

チノ「どうしたんですか?ココアさん」

ココア「チノちゃんは何か知ってるの...?」

チノ「いえ、みんなが同じミルクココアを飲んだのにどうして私たちだけ無事なんでしょう」

ココア「嫌だよ...皆...! そ、そうだ救急車!」

病院

医者「残念ですが......」

ココア「どうして.........」

チノ「元気だしてくださいココアさん」

医者「どうやら皆さんはヒ素中毒によって亡くなられたようです」

ココア「え...?どういうこと...?」

チノ「ココアさん、今日はもう遅いので帰りましょう」


チノ「ココアさんはショックで寝てしまいましたか」

チノ「私がヒ素を盛ったとは思ってないでしょう」

チノ「誰も入れるところを見てませんし、みんな同じものを飲みましたし」

チノ「それにしてもホントにヒ素に耐性ができるんですね」

チノ「ココアさんが私にヒ素の知識を持ってるなんて思わないでしょう」

チノ「酵母菌さえ知らない振りをしたのですから」

チノ「きっと明日には森永ヒ素ミルクココア中毒事件と題されて問題になるでしょう」

チノ「毎日少しずつ摂取して耐性をつけるのはリスクが高かったですが」

チノ「それでココアさんと二人だけになれたので良しとします」

チノ「ココアさんの心の傷は時間が解決するでしょうから、これからケアをしていきましょう」

チノ「...フフッ」

チノ「ココアはやっぱり森永...ですね」


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2021年12月05日 (日) 02:33:34   ID: S:f1sxDg

チノーーーーーーー!!恐えーーーーーーー!!

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