【安価】京太郎「Tales of Bloom」【テイルズ×咲】 (57)


   Tales of Bloom 
~テイルズ オブ ブルーム~

   心を咲かすRPG



・主人公は京太郎です。苦手な方はご遠慮を
・テイルズリスペクトですが>>1は全シリーズ制覇していません
・テンペストはマザーシップ。異論は認めない。
・オリジナル世界観 
・恋愛&戦闘アリ
・クソゲー感覚で気軽にご参加ください
・見切り発車です。ストーリー作りにご協力をお願いします


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404480962



 では最初にメインヒロイン(ED確定ではない)を決めます
 そのメインヒロインに応じて、話の内容をざっくり決定して進行

 候補数が多いので、まずはいくつかに絞るところから
 ↓5までで名前が出たキャラで多数決をします


※ あくまで風味です


1 小鍛治健夜(ファンタジア風味)ミント

2 竹井久(ディスティニー風味)ルーティ

3 新子憧(エターニア風味)ファラ

4 神代小蒔(ディスティニー2風味) リアラ

5 宮永咲(シンフォニア風味)コレット

6 大星淡(リバース風味)クレア

7 宮永照(レジェンディア風味)酢飯

8 原村和(アビス風味)メロン

9 愛宕洋榎(イノセンス風味)イリア

10 片岡優希(ラタトスク風味)くぎゅ

11 福路美穂子(ヴェスペリア風味)エステル

12 加治木ゆみ(ハーツ風味)コハク

13 松実玄(グレイセス風味)ソフィ

14 弘世菫(エクシリア風味)ミラ

15 天江衣(エクシリア2風味)エル


 テイルズ好きが多くてなんか嬉しいです
 ではこの中から多数決となります

↓6 までで一番多いキャラで、同数の場合はさらに安価↓


1 神代小蒔(ディスティニー2風味)リアラ

2 原村和(アビス風味)メロン

3 加治木ゆみ(ハーツ風味)コハク

4 松実玄(グレイセス風味)ソフィ

5 弘世菫(エクシリア風味)ミラ


 メインヒロインが神代小蒔に決定しました
 ではお次にステータス画面の確認を


《ステータス》
・名前 キョウタロウ・スガ
・LV 1
・HP 250
・TP 25
・攻撃(物理ダメージ)
・防御(物理防御)
・雀力(魔法攻撃&魔法防御)
・属性(技に関連します)
・称号(イベントで手に入ります)
   

 ステータスを決める前に、京太郎が装備出来る武器をどうしますか?
 安価↓3までで多いもの


1 剣(麻雀剣)

2 ナックル(麻雀拳)

3 銃(麻雀弾)

4 牌(麻雀牌)



 では属性決めをします
 コンマ↓1
 
0~1 火
2~3 水
4~5 風
6~7 地
8 光
9 闇

 ついでに京太郎の戦闘スタイル

 安価↓4までで多いスタイル 
 

1 物理近距離

2 物理遠距離

3 魔法




《ステータス》
・名前 キョウタロウ・スガ
・LV 1
・HP 250
・TP 25
・攻撃 10
・防御 20
・雀力 20
・属性 地
・称号 雀士

《装備》
・武器 ピーチ牌(雀10)
・防具 ガクセー服(防10)
・アクセサリ 無し

 これに決定しました
 ではそろそろストーリーを書いていきたいと思います

 テイルズ史上初の後方支援主人公、どうなるでしょうか
  




 世界は灰色だ

 俺はそれを誰よりもよく知っている

 見上げた空も、見下ろした花さえも

 全て灰色だ

 俺は気づいていた

 俺が捜す色はこの世界には存在しない

 だから――きっと



~~キヨスミ スガ家~~


キョウタロウ「むにゃむにゃ……」

??「スガ君! 起きなさい!」

キョウタロウ「う、うーん」

??「いい加減に起きないと!!」

 バチーン!

キョウタロウ「あだっ!?」

 な、なんだこの衝撃?
 というかあれ、ここは…… 

??「やっと起きたわね」

キョウタロウ「あ、えっと……おはようございます部長」

 そこにいたのはヒサ・タケイ
 俺の通う学校の先輩で、所属する部活の部長でもある
 面倒見のいい人だが、人使いが荒いのが玉に瑕

ヒサ「おはよう。よく眠れたかしら?」

キョウタロウ「あいたた……よくもやってくれましたね」

 ベッドから叩き落とされたと思ったら、なるほど部長の仕業だったのか
 というか、勝手に人の家に上がり込んで何してくれるんだこの人は

キョウタロウ「もうちょっと優しく起こしてくださいよ」

ヒサ「あら、ごめんなさい。でもね、元はと言えばスガ君が悪いんじゃない?」

キョウタロウ「俺が、ですか?」

ヒサ「もうすぐ始まっちゃうわよー、どうしたらいいかしらねー」

キョウタロウ「始まる?」

 寝ぼけた頭では部長の言っていることが何も理解できない
 というか、本当になんでこんなところに部長がいるんだ?

 


ヒサ「やっぱり忘れてる。今日は11月11日よ」

キョウタロウ「11月11日……? あ、あああ!!」

 そうだ! 今日は雀士団の入団試験の日じゃないか!
 なんでこんな大事な日に寝坊してるんだ俺!

ヒサ「先輩として心配して見に来たら……およよ」

キョウタロウ「うわわっ! やばい!」

ヒサ「全く。そそっかしいわねぇ」

キョウタロウ「そ、それじゃあ俺! 城に行きます!」

ヒサ「急げば間に合うと思うけど、無理しないでいいわよー」

キョウタロウ「無理しますってば!」

 慌てて服を着替え、荷物をまとめる
 朝飯を食べてる時間も無いし、このまま行くしかない

キョウタロウ「鍵はかけないでいいですから!」

ヒサ「はいはいーい。ま、落ちても泣かないようにしなさい」

キョウタロウ「一言余計です!」

 家を飛び出す
 ここから城までは走っても十分はかかる

 試験開始まであと八分ギリギリ
 どうあがいても遅刻は免れないだろう

キョウタロウ「うわぁぁぁ!」
 
 無我夢中で走る
 今の俺に出来るのはそれくらいであった



 



 俺の住むこの世界はマージャンという独特の文化がある
 元はただのボードゲームだったのだが、いつしかその力は産業に発展する程のものとなり
 今では俺達の生活に無くてはならないものだ

 そして、俺の住むキヨスミ村を治めるナガノはマージャンの発達した大都市として知られている
 その勢力はオオサカ、トウキョウと合わせて三大マージャン国家と呼ばれる程だ 

 問題はその三国の仲が険悪だということ
 毎日のように小競り合いが起き、領土を求めて人は争う
 その争いに小さい国は巻き添えを食い、戦火は広がるばかり

 俺はそんな戦争を早く終わらせる為に雀士団へと志願した
 日頃からマージャンを鍛え、自分を磨いてきたのは全てその為だ

 才能が無く、大した力は持たない俺だけど
 それでも誰かの役に立つことくらいはできる筈

 そう信じてこの日まで頑張ってきたのに――

キョウタロウ「くそぉぉぉ! 間に合えぇぇぇ!」

 十六になる年度に一度しか受けられない適正試験
 それを受けなければ俺は二度と雀士になれないのだ

キョウタロウ「くそっ、こんなことなら! もっと、運動しておけば、よかった!」

 走る
 ただ走る

 時計の針はその歩みを止めない

 俺はただ、祈りながら走ることしか出来なかった




~~ナガノ モンブチ城~

 ナガノに中心に位置するモンブチ城
 ナガノの誇る最強の雀士集団《五雀将》が住むとされ
 その威光を浴びる城下町は、常に活気に包まれている

 そんなモンブチ城の一室で、五雀将の一人トウカが忙しなく動きまわっていた

トウカ「ハギヨシ! ハギヨシはいませんの!?」

ハギヨシ「ここに。お嬢様」

 背後から音も無く現れるハギヨシ
 彼もまた、五雀将の一人である

トウカ「ああ、そこにいましたのね」

ハギヨシ「私は常にお嬢様のお傍に」

トウカ「感心ですわね。それより、今年の新人はどうでして?」

ハギヨシ「いえ、大した実力者は残念ながら」

トウカ「そう。もう下がっていいですわ」

ハギヨシ「ハッ」

トウカ「ふぅ……」 

 去っていくハギヨシを見送りながら、トウカはため息を吐く
 ここのところまともに睡眠もとっていない

 五雀将を束ねる立場である身としても、一人の女性としても余裕の無い日々が続く
 そんな彼女を見かねたように、また雀将の一人、コロモが背後から声をかける
 
コロモ「トウカ、何をふせっている?」

トウカ「トウキョウの憎たらしい雀士共に一泡吹かせようにも……この戦力では」

コロモ「……虎姫だけでも厄介だが、外つ国人で構成されたリンカイもまた強敵」

トウカ「ええ。こちらも見習ってどこかから新たな雀士を手に入れませんと」

コロモ「どこか、か。案外、近くに転がっているやもしれん」

トウカ「??」

コロモ「…………」






~~モンブチ城 正門前~~

カナ「ダメだし!」

キョウタロウ「そこをなんとか!」

カナ「だめったらダメだし! とっとと帰れザーコ!」

キョウタロウ「ぐぬぬ……」

カナ「悔しかったら雀士になってみろー! 試験受けずになれるもんならなー!」

キョウタロウ「ちくしょぉ!」
 
 結局、キョウタロウは試験に間に合わなかった
 遅刻したのはほんの十秒

 たったの十秒の遅刻が、キョウタロウの人生を大きく変えてしまったのだ

セイカ「あの、少しくらいは……」

カナ「甘いこと言うなし! これはちゃんとしたルール!」

ミハル「まぁ、それもそうだね」

キョウタロウ「そんなぁ……」

 散々ゴネてはみたものの、まるで聞いてもらえない
 遅刻したキョウタロウが悪い以上、言い返す言葉も無いのだが

キョウタロウ「どうしよう……」

 明日学校に行って、なんと言えばいいのか
 まさか試験を受けることすら出来なかったなんて、恥ずかしくて言えない

 部長は笑うだろう
 他のみんなはきっと、呆れる

キョウタロウ「はぁ……」

 ため息が漏れるばかり
 帰路に着くその背中は、とても重苦しいものだった






~~キヨスミの森~~

キョウタロウ「ああ、雀士になれなかったなぁ」

 試験を受けることができず、暇になったキョウタロウは村近くの森に来ていた
 毎日のように雀士の鍛錬をしたこの場所も、もう来ることは無いだろう

 そう思うと、目頭がだんだんと熱くなっていく
 どうして目覚ましが鳴らなかったのか?
 
 幼馴染のサキが用意してくれた目覚ましだ
 壊れてる筈がないし、昨晩だってサキがちゃんとセットしてくれた

キョウタロウ「運がねぇのかな、俺」

 そもそも雀士としての実力だって、大したことない
 先輩雀士であるヒサも向いていないと言うほどだ

 でも、それでもやる気はある
 死んだっていい
 誰かの為に闘って、誰かの役に立ちたかった

 親もいない、家族もいない
 せめて、誰かにとって価値のある生を全うしたかった

キョウタロウ「……」

 道を進む
 生い茂った木々が鬱陶しく感じるが、それでも歩みを止めない

 何かに惹かれるように
 ただ、前に進んだ 

 逃げたかったのかもしれない
 認めたくなかっただけなのかもしれない

 それでも、キョウタロウは止まらなかった

 そして――


キョウタロウ「……え?」


 出会った


?「……すぅー、すぅー」
 

 始まりの場所はやがて色付き、芽吹いて咲き誇る
 一人の少年の物語が今――動き始めた



 https://www.youtube.com/watch?v=J0sccWFkqMU





 導入ということで今日はここまで
 次回から戦闘やイベントを回収していこうと思います

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