幼女「殺す」 (45)

男「やめなさい」

幼女「どーして殺しちゃいけないの?」

男 「生きてるからだ」

幼女「だってこのテレビにうつるひと、みんなクズだよ?」

男「なぜそう決めつける」

幼女「大人だから」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404451446

男「大人だから[ピーーー]のか?」

幼女「うん」

男「どうして」

幼女「キライだから」

男(なんだこいつ………)

男(デパートの電化製品のテレビを楽しく見てるかと思いきや)

男(いきなり[ピーーー]、とか言いだして………)

男「お前、親は」

幼女「いない」

男「は?」

幼女「殺した」

男「……………………」

男(なんなんだ………こいつ物凄く物騒なかんじがする……………)

幼女「お兄ちゃん何歳?」

男「…………18歳」

男(本当は21歳だけど)

幼女「じゃあ二年後だね」

男「……………………………」

男(本当に何なんだこいつ)

男「どうやってここまで来たんだ?」

幼女「1人で」

男「は?」

幼女「1人できた」

男(……………………近くの家だったりすんのか?)

男(誰かこいつを精神科に行かせろよ……)

幼女「お兄ちゃん」

男「なんだ?」

幼女「ドッペルゲンガー」

男「は?」

幼女「ドッペルゲンガーに気をつけてね」

幼女「ほら」

男(こいつがゆびを差したのはテレビだ)

男(そこには…………)




男?「いやぁ、良いですねぇ沖縄はwww」





男(東京にいる俺が沖縄でインタビューを受けている映像が流れていた)

男「ど、どういうことだ!??」

幼女「この人きっとこれから人をいっぱいいっぱ刺すよ」

男「!??」

幼女「お兄ちゃん、頑張ってね」

男「な、な?!」

幼女「きっとこのインタビューも指名手配されるためなんだろうね」

幼女「そしてドッペルゲンガーのお兄ちゃんは海外へ、本物のお兄ちゃんは国内で追われもの」

幼女「ほんと、かわいそう、本物のお兄ちゃん」

男「や、なんだそれは!?なんだこれは!!」

幼女「じゃあねお兄ちゃん」

男「ま、待っ…………」

男「……………………いない!?」

数日後

少女「あれー?迷子??」

幼女「………………」

少女「どこに行きたいの?」

幼女「………渋谷駅」

少女「じゃ、案内するよ」

少女「駄目だよーこんなとこ1人で歩いてたらー」

少女「この前の沖縄連続殺人事件の犯人が東京にでいたらしいんだから」

幼女「うん」

少女「私の小学校もかなり厳戒になってるからね!」

幼女「お姉ちゃんは1人だったよね」

少女「うん、学校のみんなと帰り道反対方向なんだよ」

幼女「お姉ちゃんも」

少女「?」

幼女「ドッペルゲンガーに注意してね」

少女「え?」

少女(ドッペル…………ゲンガー……………?)

少女(妖怪の名前かなにかかな?)

少女「う、うんわかったよ」



少女「着いたよ」

幼女「ありがとう、帰り道大丈夫なの?」

少女「大丈夫だよ、人目も多いし」

少女「じゃあね」

幼女「………さようなら」

チロリン

少女(?友達からのlineかな………)カチャ


少女(…………?田中太郎………?誰このひと………………)

少女(イタズラ、かな?)

少女(サイレントにして仕舞おっと)

カチ

「さて、帰ろー」



ケータイの画面『友達からです』

ケータイの画面『友達からです』『友達からです』

ケータイの画面『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』『友達からです』

数日後

ギャル1「この前の記事さーw見たぁ?www」

ギャル2「見た見たw小6の女の子がlineで出会い系www」

ギャル2「確かその出会い系でセックスしまくってたら…………」

ギャル1「腹上死だっけー?そんなビッチになりたくないわーw」

幼女「…………………………」

幼女「お姉ちゃん」

ギャル1「ん?」

ギャル2「キャーかわいー!なにこの子知り合い?」

ギャル1「い、いや………」

ギャル1(何処かで会ったかな………?)

ギャル1(んー…………覚えがないなぁ……………)

ギャル1「何処かで会った私達?」

幼女「ううん、会ったことないよ」

幼女「ただお姉ちゃんたちに知らせたいことがあって」

ギャル1


ギャル1「?」

ギャル2「は?」

ギャル2(ど、どゆこと!?)

ギャル1「?、??」

幼女「じゃあね」

ギャル2「あ、ま、待てよ!」

ギャル2「いっちゃった…………」

蟆代@莨第?

蟆代@莨第?

蟆代@莨第?

莨第?

ギャル1「ん?なんだ??」

ギャル2「なんかスマホの文字が………」

ギャル1「は?」

ギャル2「なんかわけわかんない女の子に会った、って打とうとしたら…………」

『瑪觜麼千祁餘魑???b』


ギャル2「文字化けしちゃってー………」

ギャル1「なんだこれ」

ギャル2「さぁ……………」ピッ

ギャル1「ん?あんた今なんか押さなかった?」

ギャル2「え?」

数日後

兄「近ごろ物騒すぎんだろ」

妹「何がですか?」

兄「沖縄連続殺人事件、小学生line事件、さらにこの前なんてある女子高のアドレスが一気にネットに流れたんだぞ?」

妹「たしかあれってそこの女子高に通ってる女二人が情報を何者かに提供したらしいんですよね」

妹「本人たちは否認してるっぽいですけど」

兄 「お前も気をつけろよ」

妹「はい」

ピーンポーン

兄「ん?誰だ??」

妹「私が見てきます」

トットット……

兄「………大丈夫かな…………」

プルルルル

兄「ん?今度は電話か?」

兄(なんか…………不気味だな………)

ピッ

兄「はい、もしもし」

『ドッペルゲンガーに気をつけてね』ブチッ

ツーツーツー

兄「な、なんだぁ!?」

兄(……ガキの悪戯電話か?)

兄(何か嫌な予感がする………)

兄(妹の様子を見に行こう…)スクッ

兄「…………」トットット

兄「…………………………!??」

兄(妹が、いない!!?)

兄「妹、何処だ妹!!!」

数日前

少女(いたすらメッセージがこんなに来てる………)

少女(なに、これ…………)

少女(知らないひとばっかりから登録が………………)

ピッ

『今度も遊ぼうね』
『ありがとう』
『友達誘っていい?』
『今度は何円で?』
『可愛かったよ』
『住所教えて』

少女「やだ、恐いよ……」

少女「………………」

トントン

少女「!?」

少女(い、…いや!な、何で私の部屋の扉にノックが………………)

少女「お父さんもお母さんも仕事なのに…………………」

「あけるよー」

ガチャ

少女「ひっ……………」

「こんにちはー少女ちゃんw」

少女「えっ…………えっ……………?」

少女(知らない………ひと…………??)

「今日は中だしオッケーなんだよね!」

少女「え、あ、う、」

「それじゃあ早くやろう!!」ガバッ

少女「い、いやぁ!!」

ビリビリ

少女「や、やだあ!!」

「おお!!今日はレイプシチュエーション!?ヤバイわーサービス旺盛だねぇ!!」

ナデナデ

少女「や、やめて…………」

「お、俺のをい、いれちゃうよ!!」

少女「!?」

少女「い、いやああああぁぁぁああ!!!」

メリメリメリ………

少女「いたひ…………痛いよおおおおぉぉぉ!!!」

グッチュグッチュグッチュ………………

一時間後

「あー………キッツキツまんこ最高………」

グッチュ…グッチュ……

少女「」ガクガクガク

少女(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い)

男「う、また出る!!」

ビュ、ビュルッ

少女「ひっ……………!」ビクン

少女(にんしん………しちゃ……………う)

「ラストは超速でいくよ!!」

少女「あっ………………あ…………………………」ビクビク

「うおぉ!!」

パンパンパンパンパンパンパンパンパンバンパンパンパンパンパンパンパンパンパンバンパンパンパンパンパンパンパンパンパンバンパンパンパンパンパンパンパンパンパンバン

少女(あああああああああああああああああああああああああああああああああああ)

少女(いっヒャうううううううううううう!!!)ガクガクガクガクガクガク

少女(う………………………ぅ………………………………………………………)ビクン!

少女「……………………………」

「………あれ…少女ちゃーん?」

少女「」

「おーい」

ペチペチ

少女「」

「……………?」


「え」

「もしかして」

「死ん……………………………………………?」

???

幼女「こんにちはドッペルゲンガー」

少女「あれー?どうしたの?また迷子??」

幼女「本物があんな目に遭うように仕向けたよね」

少女「へ?何の話し?」

幼女「とぼけないでよ、ドッペルゲンガー」

幼女「あなたが数々の男をたぶらかし、あなたが飽きれば最終的にその男たちが全て本物にいくようなシナリオを組み立てていた。違うの?」

少女?「どゆこと?」

幼女「そしてあなたが日常に入れ替わり、本物を闇に引きずり込まれた」

幼女「本物が死んだのはさぞ好都合だっただろうね」

幼女「あなたは外国にでも行けばもう生きているなんて思われない。そこで人をころそうが何をしようが挙がってくるのは死んだ子供の指紋。」

少女「…………………」

幼女「自分の身さえ捨てられる自由な世界で暴れまわる、それはさぞ気持ちのよいことだろうね」

少女?「………チッ」

幼女「やっぱりそうだ」

幼女「[ピーーー]、偽物」

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