刹那「同居人に連絡を送る」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

シン「あ、じゃあ俺も母さんにメールしとくか」

刹那「……準備はいいぞ」

シン「じゃあいつもの店いくか」

刹那「あぁ。だが二人で行くのか？」

シン「え？あー、他に誘える人いるか？」

刹那「仕事が終わったばかりでまだ何人が残っている、聞いてみるか」

シン「そうだな、適当に聞いてみるか」

刹那「……ん、俺の隣のデスクの>>4、まだ残ってるな」

キラ

あ、もちろんSEEDとOO以外からもいいからね



シン「えっ、き、キラ先輩か？」

刹那「あぁ」ｽﾀｽﾀ

シン「ちょっ」

刹那「キラさん、今夜は暇ですか」

キラ「ん、刹那。暇だけど、どうしたの？」

刹那「今夜、シンと飲みに行こうと思ったのですが、よければ一緒にどうですか」

刹那「あ、いいね。最近そういうの護符沙汰だったもんね。少し待っててよ、もう少しで書類が片付くからさ」

刹那「ありがとうございます」



刹那「いいみたいだぞ」

シン「やっぱ刹那の敬語は違和感すげぇ……てか……キラさんか……」

刹那「どうかしたか」

シン「なんか、苦手なんだよ……」

シン「も、もう一人ぐらいさそおっかな！！」

シン(刹那とキラ先輩とじゃいまいちもりあがらねぇよー！)

シン「って、あれは>>7か」

↑

ご無沙汰誤字ったなんだ護符沙汰って


シン「ガロード」

ガロード「お、オッスシン。お疲れさん！」

シン「あぁ、お疲れ。今日は暇か？ティファちゃんと予定あったりするか？」

ガロード「いや、ティファは今日友達と海に遊びに行ったらしいから、今日は暇だな」

シン「だったらさ、飲みにいかないか？刹那とキラ先輩もいるけど」

ガロード「お、いいねぇー！最近働きづめでしんどかったもんな！」

シン「決まりだな！」

刹那「ガロードもくるか」

キラ「なんだか、珍しい顔ぶれだよね」

ガロード「へへーん、明日は休みだし、飲むぜー！」

刹那「ほどほどにしろよ」

シン「じゃあいくか！」




居酒屋「東方不敗」

シン「ここでいいかな」

キラ「そうだね」

刹那「はいるぞ」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

師匠「うむ、いらっしゃい！！好きな席につくがよい」

ガロード「メニューメニューっと……ん？ここ、メニューがよくわからないな」

シン「え？ ……ほんとだ、なんだ、超級覇王唐揚げって」

刹那「石破天驚エビチリ……？」

キラ「んー、お酒はシンプルなんだけどな……みんな何飲む？」

ガロード「最初はビールかな！」

刹那「俺もそうしよう」

シン「俺もかな」

キラ「じゃあとりあえず頼もうか。店員さんすいません」

アレンビー「はいはーい！」

キラ「生三つと、コーラサワーひとつ」

シン(えっ)

刹那(対話する気はないのか)

ガロード「あ、おれも後でサワー飲もっと」

キラ「じゃあみんなお疲れ様、かんぱーい」ｶﾞﾁﾝﾂ

ガロード「カンパーイ！」

刹那「乾杯」

シン「かんぱーい！んぐっ……ふぁっ。沁みるなぁ」

ガロード「おいおい、おっさんくさいぜ」

シン「そりゃないだろ」

刹那「なんとなくわかる気がするな」

シン「刹那まで！」

キラ「アハハハ、アスランみたいに変な声出さないから平気さ」

シン「あー、アスラン課長は変な声でますもんね」

ガロード「ヘァッ！て声がでるもんな」

刹那「不意にやられると吹き出しそうになる」

キラ「あれはおかしいよね！アハハ！！」

シン(キラ先輩はアスラン課長と仲いい……ンダヨナ？)

シン「あぁ、でもアスラン課長、最近イライラしてるよな」

刹那「確かにな」

ガロード「そうなのか？部署違うからわからねーや」

キラ「うーん、確かにそうだね」

シン「最近やたらと神経質でさ、前より怒りの沸点が低いっていうか、正直参っちゃうよ」

刹那「前なら軽い注意だったものが、今じゃ理不尽なレベルの鉄拳が加わったからな」

ガロード「えぇ！？それはダメだろ！」

キラ「まぁ、アスランにもいろいろあるんだよ。僕も詳しくは知らないけど」

刹那「アレではいまにもっとハゲるな」

シン「ぐふっ」

キラ「ぷっ……」

ガロード「あははは！！そういえばアスラン課長、この前食堂でわかめうどんすすってたぜ！！」

シン「www」

刹那「……」ﾋｸﾋｸ

キラ「あははは！アスランらしいや！！あ、店員さん、唐揚げと、ゲソ揚げと、キムチお願いします」

アレンビー「はい！超級覇王唐揚げとデビルゲソ揚げとボルトキムチはいりまーす！」

「ハマーン様バンザーイ！！バンザーイ！！」

「一息でのんでやる！！」

「私、シャア・アズナブルが一発芸をやろうというのだよ！」

「ネギまはつまみじゃないんだぞーーー！！！」

ガロード「混んで来たな」

キラ「すこし騒がしいね」

刹那「……騒がしいといえば、最近は仕事中も部署が騒がしいな」

キラ「あー、刹那は物静かだから、余計にそう感じるのかもね」

シン「でも、少し私語がおおいよな」

ガロード「去年の新入社員じゃないか？刹那にやたらとなついてる」

刹那「ネーナだな」

キラ「あー」

シン「あの子、コミュ力はあるけど、少し不真面目だよな」

キラ「仕事はしっかりこなすし、他の人のも手伝ったりしてるんだけどね」

ガロード「元気が溢れてんのかな？ ……お、このゲソ揚げおいしいな」

刹那「しかし、休憩の時間にベタベタされると少し困る」

キラ「あー、してるねぇ(笑」

刹那「マリナの視線が、少し、その、痛い」

シン「あはは！！マリナさん、はっきり言わないけどすごくぐさっとくる目つきで見つめるんだよな！！」

キラ「きっぱりと言ってあげた方がいいんじゃない？ガロードみたいにさ」

ガロード「そ、そこで俺かよぉ！？」

シン「ガロードのティファちゃん愛は、限りなしだもんな！」

ガロード「や、やめろよ……」

刹那「俺も、ハッキリとネーナに注意したつもりだったんだが、スキンシップの内だといって聞かないんだ」

シン「完全に狙ってるな」

キラ「寝とるきだね」

ガロード「ねとる……？」

シン(キラさんみたいにか)

キラ「」ｺﾞﾂ

シン「いって！！」

キラ「ん？どうかした？」ﾆｯｺﾘ

シン(あんたって人はぁぁぁぁぁ！！！)

刹那「どうしたものか……」

キラ「それこそ今言ったように、ガロードに聞いてみるといいんじゃないかな？」

ガロード「えっ！？」

刹那「確かにな。ガロード、どうするべきだ？」

ガロード「お、俺に言われてもよぉ……その……あれだ、刹那はマリナ部長の側にあんまりいないんじゃないのか？」

刹那「そばに？」

シン「……そういえば刹那がマリナさんと仲良くしてる印象あんまりないな」

刹那「そうか？」

キラ「あ、じゃあ、ガロードとティファちゃんみたいに、一緒に暮らしたりして物理的接触を増やしたら、自然とアピールも少なくなるんじゃないかな？」

ガロード「俺を例にするのはやめてくれ……」

刹那「そうだな……今度マリナにルームシェアを持ちかけてみるか」

シン「なんでいきなりそこまでハードルあげるんだ……あれ？じゃあいまルームシェアしてるあの三人は？」

刹那「俺が部屋から出るだけの話だ」

キラ「淡白だなぁ」

刹那「職場の関係上遠くに引っ越すわけではない、いつでも会えるだろう」

ガロード「まぁ、そうだけどさ……店長さん、レモンサワーお願い！」

シン「あ、それ俺も！」

店長「任せておけぃ！！」

キラ「そういえばさ、ガロード……まえ相談してくれたあれはどうだい？」

ガロード「ちょっ！？」

シン「え？なんだ？なんの話だ？」

キラ「僕のオススメしたお店、いいものあったでしょ」

ガロード「や、やめて！秘密！シー！シー！！」

刹那「？」

シン「いやいや、もう吐くまで追求しちゃうぜ！」

ガロード「やめろって！」

キラ「ガロード、来月にティファちゃんにプロポーズするんだって」

シン「マジすか！！？」

刹那「そうなのか、おめでとう」

キラ「そのために今貯金してるんだって、ね？ガロード」

ガロード「やめてくれよぉ……恥ずかしくて死にそうだぁ……」

シン「指輪のために貯金なんて、古風でいいなぁ」

刹那「結婚式には呼んでくれ」

キラ「式の方も相談に乗るよ」

ガロード「もう相談しねえよ！！」

キラ「ふう……結構食べたね」

シン「でも、まだちょっと物足りないっすよ」

刹那「店を変えるか」

ガロード「あー、そーだなー……店員さん、お会計お願いします」

サイシー「はいはーい！」



キラ「さて、次はどこに行こうか」

ガロード「行きつけのあそこでいいんじゃないか？」

刹那「あそこか」

シン「え？どこだ？」

刹那「ガロードと二人で行く時には必ずあの店にしているんだが……」



BAR『アクシズ』

ガロード「こんばんはー」ｶﾞﾁｬ

シン「へー、いい店だな……」

キラ「って！？うちの社長の>>23が！」

刹那「なぜここに！？」

シャア