【艦これ】提督「暇っすね」part2 (26)

艦これのSSです。
日常ほのぼの系(だと思う。時々シリアス)
登場する艦娘の性格が必ずしも原作を忠実に再現してるとは限りませんので
その点はご容赦下さい。
同じく、各艦娘同士の相関についても、一部違うだろってものがあると思いますが
こちらも、あくまで二次創作という点において、生暖かく見て頂ければ幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404294340

前回、とある提督と、とある艦娘は目出度く結ばれた。
今回のお話はとある提督と、とある艦娘のお話──ではなく、この鎮守府のお話。



-執務室-

提督「いやー、暇っす──」

榛名「暇じゃありません!」

提督「榛名くん」

榛名「何ですか」

提督「制空権は五分五分でありながら、先手を制す勢いで弾着観測射撃を行うのは如何なものかな」

榛名「何を訳の解らない事を…もう!とにかく仕事!して下さい!書類溜まってるんですよ!」

提督「いやー、なんかね?本部の人が榛名の字が可愛いって、だから榛名に書類書いて欲しいなって」

榛名「……」チャキッ

提督「オーケー、オーケー。ホールドアップだ、榛名くん」


コンコン…


提督「んお?」

榛名「あ、はい?どなたでしょう?」

??「第二艦隊、旗艦の川内です。提督います?」

榛名「はい、居ますよ。どうぞ」

川内「失礼します!第二艦隊、遠征任務を終えてただいま投錨しました!」ビシッ

提督「お、お疲れー。長期遠征で疲れただろ。全員無事か?」

川内「はい、私もそうですけど、他の艦娘も全員無事投錨済みです」

提督「そうか。榛名、第一艦隊は確かヒトナナサンマルに…」

榛名「はい、鎮守府近海に出現した深海棲艦を相手取り哨戒戦を予定してます」

提督「確か斥候の報告だと潜水型の深海棲艦って事だったな?」

榛名「はい。ですので、旗艦を木曽さんに任せ、飛鷹さん、阿武隈さん、日向さんにお願いしました」

提督「ん、解った。川内、お前達第二艦隊は今日はもう休め」

川内「了解でっす!あ、因みに…」

提督「あん?」

川内「夜戦とかはやっちゃ…」

提督「お前が自分で間宮さんに土下座するならいいんじゃね?」

川内「で、ですよねー?」

提督「言っとくけどな、この間の間宮さんマジ怖かったんだからな?口元笑ってんのに目が笑ってないとかそこ
らの三流ホラー映画とか目じゃねぇよ。夕食配膳の終わる時間は決まってんだから、余り間宮さんに迷惑かけるな」

川内「り、了解でーす…」アセアセ

提督「解ったらちょい昼過ぎてるけど腹減ってるだろ。第二艦隊の面子と飯でも食って来い」

川内「ラジャー!失礼しました!」


ガチャ バタン

榛名「川内さんは相変わらずですね」

提督「あの夜戦馬鹿は本当にな…そういや第二艦隊は誰か改装予定の奴っていたっけか?」

榛名「この前お知らせしたと思ったんですが…」

提督「わ、悪い…」

榛名「第二艦隊は旗艦は川内さん、随伴するのは神通さん、利根さん、暁ちゃん、響ちゃん、電ちゃんです。前
回は暁ちゃんと電ちゃんが改装で大喜びしてましたね。響ちゃんがムスッとしてたのがちょっと可愛かったです」

提督「暁一派か…」

榛名「な、なんですかその悪名みたいな呼び方…可哀想じゃないですか!」

提督「あのな、お前ね、初めて会った時のあいつらの俺に対する挨拶なんだったか知ってる?」

榛名「ふぇ?」

提督「けどまぁ、直後にあの事件があってからは、コロッと態度変わってたけど…」

榛名「あ、あれは驚きました。任務から帰ってきたら、提督が重篤だと聞いて…鎮守府の皆が、うろたえた事件
だったと思います」

提督「はは、そうだなぁ。直撃食らってたら、今こうして榛名と一緒に居られなかっただろうしな」

榛名「……///」テレテレ

-半年前-

提督「今日から着任する提督だ、皆宜しくな!」

木曽「あーはいはい、居ても居なくてもいい奴だろ、知ってた」

提督「え?」

阿武隈「は、話しかけないでほしいです」プルプル

提督「まじで」

日向「私は日向だ。一応自己紹介くらいはしておくが、君がここにいる理由、特になさそうだな。帰ったらどうだ?」

提督「辛辣すぎて涙もでてこねぇ」

川内「どーぞよろしく。夜戦になったら呼んでね。それ以外は返事しないんで、よろしくー」

提督「え、ちょ」

利根「我輩が利根である。が、気安く呼ばれたくはないでな。これで失礼するぞ」

提督「俺が何したってのよ」

神通「」プルプル

提督「え?」

神通「」ビクッ ダッ タッタッタッ!

提督「どういう事なの…」

提督「あ、やあひよ……」

飛鷹「気安く呼ぶんじゃないわよ!」パァン!

提督「ほぶらっ」

飛鷹「気持ち悪いったらないわ、全く…」プイッ

??「大丈夫なのです?」

提督「いたた…あぁ、なんとかって…ん、君は?」

電「特III型駆逐艦4番艦の電なのです!」エッヘン

??「電、そんなのに挨拶なんて要らないわよ」

??「セグウィシッツァ、関わらないのが吉さ」

電「だ、だけど…暁ちゃん、響ちゃん…」

暁「あんた、少しでも電に近付いてみなさい?この12.7cm連装砲をその顔面に撃ち込んでやるんだから!」チャキッ!

提督「やれやれ、俺は相当嫌われてるみたいだな」(前任の提督、どんだけ悪逆非道の限りを尽くせばここまで
艦娘たちに嫌われることが出来るんだ?本部からは提督としての適正能力皆無と見做し解任す、としか言伝貰っ
てないしなぁ)

暁「自覚があるなら金輪際、話しかけないことねっ!」プイッ

響「……」ツーン

電「えっと、えっと…し、失礼します、なのです!」オロオロ

提督「はぁ、前の鎮守府が恋しいわ」

-ある日-

榛名「て、提督。今日のスケジュールになります」オドオド

提督「ん、ありがとう」

榛名「で、では…失礼します」オドオド


ガチャ パタン…


提督「…なんであんな悲しそうな目をするのかねぇ。はぁ、全く、陰鬱としてていかんなぁ……」



-数時間後-


ドゴーン ドガーン


提督「な、なんだぁ!?」


ドタドタッ! バタバタッ!
イソイデゲイゲキヨ
イクノデス


提督「あ、あれは…深海棲艦!この鎮守府に攻め込んできたのか!?どうなってんだ、こりゃ!」

-母港-

提督「第一艦隊は出払ってていない、第三艦隊と第四艦隊は長期遠征中…第二艦隊だけか!敵は…駆逐ロ級が二
隻に軽巡ト級と重巡リ級が各一隻……くっそ、えぇい、ままよ!第二艦隊、聞こえるか!」

川内「うっさいねー、あの程度私と神通、利根さん居れば余裕よ」

提督「煩い黙れ!」

川内「!?」

神通「ぇ……?」ビクッ

利根「何なんじゃ、全く…」

提督「慢心は万が一を招くんだ。ここは最後の砦、鎮守府だぞ!旗艦のお前がそんな態度でその万が一を起こし
てみろ…今、ここを守護しているのが自分達だって自覚を持って気を引き締めろッ!!」

川内「わ、解ったわよ…!」

提督「出現先は…南西海域方面か。川内、陣を二手に割けるぞ。暁たち駆逐艦と連携し、雷撃準備だ!」

川内「はぁ!? 二手って、敵は目前でしょうが!」

提督「言った傍から直それか!?出先は南西方面、正面ばかりに気をとられて側面や背面から侵入を許してそこ
を狙われたらなんの意味もないだろ!旗艦ならそれくらい頭を使えッ!」

利根「川内、正論じゃ。伊達に提督を名乗ってないようじゃ」

提督「正面西方は川内、暁、響で対応しろ!状況の開示が行われてない側面南方を利根、神通、電で対応!利根
は索敵を敢行して斥候偵察!敵を発見し次第先手を打っていけ!もしいないとしても警戒だけは怠るな!安全を
確保できた段階で川内たちと合流、総力を持って敵艦隊を撃滅せよ!」

利根「ふん、言いよるわ。気に入ったぞ、提督!利根、いざ出陣じゃ!」

神通「ず、随伴します!」

電「り、了解なのです!」

暁「もう、何なのよあいつ!えらそーに!」

響「今は目の前の敵を片付けよう。話はそれから」

川内「…やってやろうじゃない!暁、響、いくわよ!」

提督「」(こんな事態、初めてだ。くそ、浮き足立ってるこの状態は確実にヤバい。いざって時は……!)

-南方-

利根「ふっ、鋭き眼よな、あの提督…」

神通「え?」

利根「我が索敵機から逃げられるとでも思うたか!水面の時化を利用しての隠密部隊か。速度の有る駆逐型しか
おらんかったのが運の尽きじゃな。さぁ、では参ろうか!」

神通「敵は…駆逐型ロ級が二隻!神通、出陣します!」

電「い、電の本気をみるのです!」

利根「一気に決めるぞ!砲雷撃戦、斉射、てーっ!」ドンドン!

神通「撃ちます!」ドドン!

電「命中させちゃいます!」バシュン!

駆逐ロ級1「エ、チョ…」

駆逐ロ級2「ア、マッテ…」


ドコドコボカァーンッ!!


駆逐ロ級1&2「」チーン

今日はここまでになります

利根ちゃん即堕ちっすか

皆様こんばんは
本日も宜しくお願いします

>>10
結果として即落ちになっちゃいました

-西方-

川内「くっそ、あの重巡…!」

暁「逃げんじゃないわよ!」

響「迂闊だよ、暁!」

提督「駆逐は制圧。軽巡は大破、轟沈まで後一歩…重巡が無傷か。む、後方に見えるあれは…」

川内「暁、響、軽巡を先に狙って!重巡を私が引き付ける!」

響「了解」

暁「いいわ、了解!」

暁「突撃するんだから!」ドンドンッ!

響「ウラー(Урааааа)!」ドドドッ!

軽巡ト級「ファー…」ボカァーン! チーン

暁「よし!」

響「うん、いいね」

川内「残るは、お前だけだー!」ドンドン!

重巡リ級「ニヤニヤ…」ヒョイ ヒョイ

暁「よし、今度こそ…」

響「…ッ!暁……!」

暁「え…?」

提督「一隻隠れて……くそ、あの距離は…軽巡クラスか!」

軽巡ト級「……!」ドンドン!!

暁「え、うそ…!?よ、よけきれ……」

提督「間に合え…ッ!」ダッ!


ドンッ!<突き飛ばし


暁「きゃっ……え、しれいk」


ボカァーン!


響「……」ボーゼン

川内「なっ」

利根「なんじゃ、今の音は!」

神通「大丈夫ですか!?」

電「応援に来たのです!」

利根「二隻、まだ残っとるではないか!何を呆けておるのじゃ!」

暁「し、司令官、が…」ガタガタ

提督「」グッタリ

電「ぇ……?」

神通「……っ!」

川内「くっそぉぉぉぉっ!」ドンドンドンッ!!

利根「くっ、万が一か…!悔やみ切れぬっ!皆、まだ敵はおる、殲滅が先じゃ!」

-回想-

提督「すまんな、皆。折角仲良くなってきたのに」

??「栄転ではないですか。私達なら大丈夫です。後任で来られる方は提督の後輩さんって伺ってますし、何も
心配なんてしてません」

??「うぅ、てーとくー」ポロポロ

提督「はは、泣いたり笑ったり、お前は大変だな」

??「ウ、ウチかて女の子や!泣くくらいするわ!」

提督「筑摩の言う通りさ。俺の後輩、かなり優秀なんだぜ?」

??「次の鎮守府って、ここより広いんですってね?ま、せいぜい頑張りなさい!」

提督「いやぁ、手厳しいねぇ。いや、激励か?」

??「ど、どっちだって良いわよ!ま、私の魅力をこれ以上伝えられないのが唯一の心残りかしらね」

提督「うーん、そうだな。それは残念だ」

??「いってらっしゃいクマー」

提督「おう、いってくるぞ」

??「いつ戻るクマー?」

提督「え…」

??「クマ?」

提督「あ、ははは…参ったな」

??「ばっか、野暮なこと一々聞いてんじゃねぇ!」

??「あらあら、涙目の天龍ちゃんもかわいいわ~」

天龍「泣いてねぇ!」ナミダメ

提督「」(懐かしいなぁ。前の鎮守府…って、なんで俺宙に浮いてこんな夢見てんだ?あれ、そういや俺…戻ら
ないといけないよな。ずっと夢見ててもいいんだけど、なんでかこのままじゃダメなような……)

-現実-

川内「急いで、早く!」

利根「急かすな、莫迦者っ! 我ら艦娘とは違うんじゃ、入渠ドッグへ入れば治る訳ではないじゃろ!」

神通「さ、幸いなのは至近弾だったという事だけですが…」

暁「うぅ、ぐす、ぐす……」ポロポロ

響「きっと、大丈夫」ナデナデ

電「はわわわ…」オロオロ

提督「ぅ……あ、が…はぁはぁ……」

利根「意識を取り戻したか、提督!」

提督「…か、つき……はぁはぁ、無事……」

川内「利根さん!救護班の妖精さん連れてきた!」

利根「安心せい、提督よ。心から感謝する。お主の判断によって、暁は無傷じゃ。我輩らを身を呈してまで守ろ
うなど、愚の骨頂であろう…おぬしは……!」ポロポロ

妖精「ハコブヨー。テツダッテー」

-食堂-

鈴谷「はー、つかれたー、つかれたーっと。お、第二艦隊の皆じゃーん、チーッス♪」☆(ゝω・)v

川内「……」ウツムキ

利根「……」ウツムキ

神通「……」ウツムキ

暁「……」ウツムキ

響「……」ウツムキ

電「……」ウツムキ

鈴谷「え、ちょ…何々、どーしたの?」アセアセ

榛名「あ、あの、提督が執務室に居られないのですが…」

陸奥「ふん、サボリか?いいご身分だな」

飛鷹「別にこのまま消えてもらっても私は一向に構わないけどね」

衣笠「ふふ、でもそれはそれで今度は私達が無駄に困りそうだけどね」

榛名「えっと、あの、第二艦隊の皆さん、どうかしたのでしょうか?」

鈴谷「なーんか、ちょー沈んでるんですけど、辛気臭いとテーンションさーがるぅー」

川内「……第一艦隊が出払ってるときに、深海棲艦がこの鎮守府に奇襲をかけてきたんだ」

陸奥「なんですって!?」

利根「逸早く状況分析をして提督が陣頭指揮を執った。が、我輩らの慢心が要らぬ事故を呼び寄せた」

飛鷹「はぁ?どうせあのバカ提督が無茶な作戦でも……」

利根「断じて違うッ!」バンッ!

飛鷹「ちょ…な、何ムキになってんのよ。テーブル壊れるっての…」

電「司令官さんは的確な指示で電たちのサポートをしてくれたのです」

衣笠「だ、だったらなんで皆…」

暁「……ぐす、わたし、なの…」ポロポロ

榛名「あ、暁ちゃん?」

暁「わ、わた、し……が……」ポロポロ

響「泣くな、暁」ナデナデ

神通「残り後一歩のところで、水面の光の反射に身を伏せて、隠れている深海棲艦が居たんです。誰も気付けな
くて…ただ、唯一提督だけ、その存在に気付いて、けど…砲撃が思いのほか早く…」

川内「狙われたのは暁だった。私も残りの一匹に集中してて、射線に飛び込む事も出来なかった」

利根「誰よりも早く、動いたのが提督じゃった。暁を突き飛ばし、自分は敵の砲弾の的に挿げ代わったんじゃ」

鈴谷「うっそ……」

榛名「…提督、提督はどうなったんですか!?」

利根「重篤じゃ。未だうわ言で暁は無事かと繰り返しておる」

飛鷹「……」

陸奥「…守って、くれたの?何の兵装も持ってないのに、生身で、私達の仲間を…」

衣笠「なんで、だって、私達、あんなヒドイ事言ったりして……」

川内「くそ…くそっ!」

榛名「と、とにかく、第二艦隊の皆さんも入渠ドッグで怪我を治して下さい。私は本部に連絡を入れて今回の深
海棲艦の動きについて説明してきます」

-救護室-

提督「……」

医師「峠は越えましたね。呼吸も落ち着いてきました。暫くすれば意識も戻ってくるでしょう」

榛名「あ、ありがとうございます!」

医師「全く、艦娘でも下手すれば危ない砲撃の雨の中へ自分から突っ込んでいくなんて、自殺志願でもしてるの
かね、彼は…理解に苦しむよ。じゃ、あとは宜しく」

榛名「は、はい…」


-数時間後-


提督「ぅ……」

榛名「……!提督、提督?」

提督「ここ、どこだ…」

榛名「救護室です。第二艦隊の子達から話は聞いてます。なんて無茶を…」

ガバッ!

提督「いってぇ…!」

榛名「ま、まだ動くのは無理です!」

提督「あ、暁、暁は大丈夫なのか!?」

榛名「暁ちゃんは無事です。提督が、身を呈してくれたお陰で、無傷で済んでます」

提督「はぁ~、そうか、無事だったか…良かった」ボスッ


コンコン…


榛名「あ、はい。どなたですか?」

暁「あ…暁、です」

榛名「どうぞ」


ガチャ


暁「ぁ……し、司令官」ジワァ…

提督「おう、暁…無事で良かった」

暁「ごめ、ごめんなさい…わ、私…」ポロポロ

提督「泣くな。俺は死んでない。こうして生きてる。そんなに泣いてちゃ、折角のレディが台無しだぞ?」

暁「……!」ゴシゴシ

提督「第二艦隊、誰も中破、大破はしてないな?」

暁「うん、してない」

提督「そうか。行幸だ」

榛名「提督は目を覚ましましたけど、まだ疲れが残ってると思います。私が看病してますから、暁ちゃんは提督
が目を覚ましたことだけ伝えてもらえますか?顔見せは明日にでも、お願いします」

暁「う、うん、解ったわ!」

-数日後・執務室-

提督「んんっ!よっ、ほっ、よぉし、体調オッケー」


バンッ!


提督「お?」

榛名「はぁ、はぁ…て、提督っ!」

提督「おぉ、おはよう、榛名」

榛名「おはようじゃありません、病室に居ないから心配したじゃないですか!」

提督「もう病人でもないしな。何よりなぁ────」


-回想-

利根「提督!今日は良い物を持ってきたぞ!」

提督「は?」

利根「ふっふっふ、我輩の名は関東を流れる利根川が由来での。そんな縁もあってあちらでは随分と世話になっ
たものじゃ」

提督「はぁ、そうですか」

利根「そして、これが今日の土産じゃ!」タイヤキー

提督「たいやき?」

利根「そうじゃ!1909年創業、老舗中の老舗のたいやきじゃ!安心せい、食べ易いように手移しで我輩が食べさ
せてやろう」

提督「え?」

利根「ほれ、あーん」

提督「あ、あー……んんっ!!?」

川内「利根さん、これは…」

利根「む…」

榛名「な、何を、してるんでしょうか?」

電「ぬ、抜け駆けなのです!」

利根「ちぃ、小うるさいのが…」

提督「え、小うるさいって、え?」

今回はここまでにします。
お疲れ様でした。


次も楽しみにしてます。

利根さん???

皆様、こんばんは
本日も宜しくお願いします。

>>19
ありがとうございます。
下手な物好きでやってますが、今後も見かけたら生暖かく見て頂ければ!

>>20
無駄に長くなりそうだったので…利根にスポット当ててればもう少し細かく書いたんですけどね。
今後他の子にスポットを当てた作品も書ければと思うので、見かけた際には生暖かく(ry

-執務室-

提督「あの昼ドラと遜色ないくらい嫉妬と怒号に満ちた空間には居たくない」

榛名「あ、あはは…」ハニカミ

提督「あっ!」

榛名「えっ」ビクッ

提督「今、笑ったよな?な?」

榛名「わ、笑ってません!」シセンソラシ

提督「いいや、笑ったね。うん、俺は見てたよ。はにかんで笑ったね」

榛名「か、勝手に思ってて下さい!///」プンスカ


バンッ! バタンッ!


提督「あ、朝のスケジュールとかどーなんってんのかなぁ…なんて、ははは」


コンコン


陸奥「あの、陸奥です。提督、今大丈夫ですか?」

提督「うん、いいよー。どうぞお入りなさい」

ガチャ


陸奥「失礼します」

提督「どしたい」

陸奥「病室に伺ったところ、居なかったので…もう、体の方は問題ないのですか?」

提督「お陰さまでご覧の通り。今日から職務に復帰だ」

陸奥「そうですか。おめでとうございます。ついては一つお願いがありまして…」

提督「出てけって感じ?」

陸奥「……いえ、今回のような無茶を二度としないで欲しいと、私達一同からの、その、お願いです」

提督「まぁ、医師からも散々嫌味言われたしなぁ。自殺志願者だの理解の範疇超えてるだの、大きなお世話だっての」

陸奥「暁に至っては当時泣き通しで宥めるのも大変でした。つられて電も泣き出すし、川内も夜戦をしなくなる
落ち込みっぷりには私も驚きました」

提督「な、なんだよ夜戦しなくなるって…」

陸奥「私達は前任の提督によいイメージがなかったので、それをそのまま提督へ押し付けるような行いをしてし
まいました。本当に申し訳ありませんでした」

提督「あぁ、いいよ。前の提督がどんなだったのか、俺も詳しくは知らないし、本部も細部に関しちゃ秘匿して
て言おうとしない。けど本当にお前達が『提督』を嫌ってるのは肌で感じてたしな」

陸奥「も、申し訳ありません」

提督「終わりよければ何とやらだ。榛名の笑顔も見れたし、今日は上々だな」

陸奥「は?」

提督「あ、そういやうちの秘書艦殿、どこいったかわかるか?」

陸奥「さ、さっき『榛名だって笑います』とかなんとか、ブツブツ言いながら演習場のほうへ…声を掛けたんだ
けど、地団太踏みながら憤慨してるようでしたね」

提督「喜怒哀楽の激しい奴だなぁ。まぁ、今日も一日頑張るか!」

陸奥「いってる意味がよく…」

提督「いーからいーから」

-現在-

榛名「懐かしいですねぇ」

提督「ほんの数ヶ月前の話だっての…」

榛名「そ、そうですけど…!」


テートクー! オーイ、テートクー!


提督「この節操知らずの呼びかけは…」


バンッ!


夕張「あっは、いたいた!ねぇ提督!」

提督「断る!」

夕張「」(・д・)

提督「そんな顔してもダメだ」

夕張「」(´・ω・`)

提督「しょんぼりしてもダメ」

夕張「」(`・ω・´)

提督「眉を吊り上げてもムリ」

夕張「」(´゚ω゚`)

提督「どんな顔だよ!」

夕張「まぁまぁ、提督。実はね、ちょーっと試してみたい兵装があってぇ」

榛名「この間艦隊拡張と組織図の拡大を目標に三件の艦娘建造を依頼したばかりで工廠に費やす分の資材は枯渇
気味ですよ?」

夕張「そこを、そこをなんとか!」

榛名「わ、私に言われても…」

夕張「てーとく!」

提督「榛名と陸奥、赤城の整備にも資材結構使うんだよ。飛鷹もなんだかんだいって整備には手間をかけるし…
って事で、その話はまた今度な」

夕張「そ、そんなー!」

提督「あとお前、この間の遠征任務遅刻したじゃん?だから却下」

夕張「がーん……で、でもですよ!」


ワーワー キャーキャー



今日もとある鎮守府は和気藹々としている。
語るに尽きぬ話はまだあるが、それはまた別の機会に。

今回はこれで完結になります。
まだ大雑把ですが幾つかまだストーリーは考えてるのでまた投稿させてもらうと思います。
提督の鎮守府で登場する艦娘達はほぼほぼ確定してしまってますが、新たに登場させる艦娘もストーリーが進めば出てくると思います。

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