長谷「藤宮さんを初めて部屋に呼ぶことに成功したのに、エロ本を見られた……」 (17)

桐生『へぇ』電話

長谷「おかげでその後気まずくてすぐ藤宮さん帰っちゃったんだよ!」

桐生『だいたいなんでそんなもん、すぐ見つかるようなところに置いとくんだよ』

長谷「ちゃんと隠してたよ!ベッドの下に!」

桐生『ありがちだな』

長谷「でも、一緒に勉強してるときに俺が消ゴムおとしてさ……それが運悪くベッドのしたまで行っちゃって」

長谷「俺が取るからって言ったんだけど、藤宮さんのがベッドに近かったし、親切で言ってくれてるのを断りきれなくて……」

長谷「俺、来週どんな顔して藤宮さんに会えばいいんだろ……」

桐生『まあ、案外大丈夫じゃねえの』

長谷「またお前は他人事だと思って!」

桐生『いや、いくら藤宮でも、エロ本見つけちゃいましたなんて日記に書かないだろ。さすがに。なら忘れんだろ』

長谷「はっ!そうか!そうだよな!?」

桐生『いや、多分だけどな』


月曜日

長谷「あ、お、おはよー藤宮さん」

藤宮「え、おは……」

藤宮「……おはよう」プイッ

長谷(目線反らされた!?)ガーン


藤宮(え、な、なんで?長谷くん?の顔を見ると、え、えっちな絵が頭に浮かんできちゃうっ)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404284097

藤宮(どうしよう…まともに顔がみれないよぉ…///)

長谷「藤宮さん?」

長谷(あきらかに避けられてる。もしかしてエロ本のことを日記に書いてたとか?このままじゃ藤宮さんに嫌われちゃう……よし)

長谷「ふ、藤宮さん。先週のことなんだけどさ……日記になにか気になることとか書いてなかった?」



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