【咲‐Saki‐】京太郎「俺は一番になりたい」ゆみ「ここまでは順調、かな」【安価】 (1000)


○ここは咲‐Saki‐の二次創作安価スレでございます

○エロあり?グロなし?鬱なし?
 そんな約束できません(略してSYD)

○そしてもはや数えることも不可能なN番煎じの京太郎スレ

○目標は麻雀の強い女の子たちに近付いて
  (あわよくば)その力を学び最強になることです

○舞台となる高校は選択方式、また期限も選択校によって随時可変します

○ギャルゲ要素もありますがあくまで目標は麻雀最強なので悪しからず

○周回制を採用しており、一部ステータスの引き継ぎもございます

  麻雀最強になればその時点で終了、期限内にそれができなければ周回
  目標を達成するまで何度周回することになるのか。完走までエタらず頑張る所存

○闘牌描写は非常に曖昧

〇連投は5分以上経過ならおk
  選択安価の連取は制限中。コンマ安価は特になし

>>1は雑談・考察好きなので、スレの内容から外れるか過度に埋めない限り歓迎です

○SSは初めての試みなので随時ご意見募集中であります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404031691



○パラメータ説明

 雀力  闘牌時に使用する基本能力値
 技能  闘牌時に使用する技術の習得を助ける
 異能  闘牌時に発動するオカルトの影響力及び再現率
 学力  通常時の行動に影響を及ぼす。また技能の上昇をサポートする
 生活力 通常時の行動に影響を及ぼす

 友好度 通常時に接触する対象に付与されるステータス
 
 体調  コンマ判定時の成功確率を高めもするし低くもさせる

○雀力の大まかな目安(EASY補正中)

 250  雀聖・神の領域
 240~ 全盛期アラフォー
 200~ てるてる
 140~ インハイ最低ライン
   5~ 雀力たったの5か。ゴミめ

○体調について

  絶好調・好調・普通・不調・風邪の五種類があり
  好調以上の時には基本行動にボーナス補正が、風邪をひくと強制的に二日間の行動が
  停止になります。体調消費は夜行動で夜更かしを続けることで発生し
  体調回復は施設の利用及び夜行動での早寝を選択することで可能
  絶好調の持続は発生から行動四回分、それ以外は無制限で維持することが可能です

〇友好度について
 文字通り須賀京太郎と人物たちの心的距離を表しています
 たとえ嫌われているように見えても、あくまで心的距離ですからその辺御理解を
 友好度を上げるとボーナスとしてステータス振り分けのチャンスが与えられます
 友好度下降によるランク低下もあります(上記のボーナスステは下がりません)

〇ギャルゲ要素について

  このスレにおいては自分から告白しない限りルートに入れません
  また告白は友好度9以上でないとできません
  告白は必ず成功するとは限らないので悪しからず。9になっても限界まで上げてみるべし
  告白が成功した場合友好度10へ到達し、ルートに入ります

 
○闘牌について 
  雀力+コンマ+異能技能その他補正で判定
  最大値キャラが最小値キャラから和了。得点の大きさはコンマ差でとる
  同コンマ・補正後同数値(下二桁)ありの場合、流局。聴牌か否かは偶数奇数で再度判定
  コンマ、もしくは補正後の数値がゾロ目の場合そのキャラの自摸上がり
  補正後数値でゾロ目を取る場合に三桁ならば下二桁で判定
  コンマ下二桁×100で最も近い数値を得点とする(ただし77及び00は10飜・倍満固定)
  得点は「最大値キャラのコンマ-最小値キャラのコンマ」の一桁÷2(切り上げ)を飜数
  飜数を目安にして最も可能性の高い数値で計算(0は10として扱う。符計算は考慮外)
  ただしドラ追加計算・技能による飜数追加計算がある場合はこの限りではない
  異能/技能での振込回避が発生した場合、流局。コンマ1位は聴牌、残りはコンマで判定

  非公式戦で対局する場合、東風・半荘の二種類から選択(公式戦は理由がない限り半荘)

  持ち点は25000の30000返し
  手加減コンマ判定がない限り相手は常に全力でかかってくる

  一周目はβテストなので適宜バランス調整を加えていきます。ご容赦ください

○ネト麻について

  雀力+コンマ+技能一種類のみ、一回判定
  得点は出さず、技能も雀力を上下するものしか使用しません
  (対戦プレイヤーが振込回避系などの技能を使用した場合は技能なしになります)

○技能について
  闘牌時に使用する技術。効果は以下の通り(随時バランス調整しています)

  狙い撃ち…コンマ下一桁258以外で成功。他家一人の雀力-100

  ベタオリ…振込確定時、下一桁047以外で回避成功

  引っ掛け…コンマ下一桁369以外で成功。自身の雀力+100

  アシスト…他家一人の雀力+50

  順ずらし…自身の雀力+50する代わり得点計算時に飜数-1

  ダマテン…得点計算時に飜数+1

  絞り打ち…上家の雀力-20・下家の雀力-40

  一発消し…他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功

  色順読み…自身の雀力+50

  回し打ち…他家一人の雀力-50する代わり得点計算時に飜数-1
 
  止めリー…他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1

  浮き打ち…コンマ下一桁1357以外で回避成功

  カラギリ…雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50

  差し込み…1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む

  単騎待ち…判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない

  全ツッパ…自身の雀力-75

  反射読み…自身の雀力+50し、振込確定時にコンマ判定。下一桁246以外で回避成功
 
  迷彩打ち…コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40

  渡り打ち…流局時聴牌確定

  決め打ち…デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

  拝み打ち…コンマ下一桁2468以外で回避成功 

  火事場力…コンマ判定で3連続ラスだったとき使用可能。自身の雀力+120

  ブースト…三年生限定・常時発動タイプ。自身の雀力+20


○スキルツリー

                       (一発消し)
                          |―――――(絞り打ち)―(カラギリ)
 (全ツッパ)―(アシスト)―(回し打ち)―(決め打ち)      |

                  |                  |
                  |―(止めリー)           |―(迷彩打ち)―(狙い撃ち)
                  |                  |
       (渡り打ち)―(ダマテン)―(単騎待ち)―――(順ずらし)―(色順読み)

                                    |
                                    |―(反射読み)―(引っ掛け)
 (拝み打ち)                             |
    |――――――――――――――――――――(ベタオリ)

 (浮き打ち)

 (アシスト)―(差し込み)

 (火事場力)

 (ブースト)


〇基本行動

  平日2日朝・昼・放課後・夜。休日2日朝・昼・夜の週計14回になります
  朝は遭遇判定(イベント)。コンマ次第で誰かと遭遇
  昼・放課後は移動による遭遇+場所によるステ上昇
  夜はステ上昇行動or早寝(体調向上)となります

〇帰宅時遭遇判定

  基本的に一回行動ですが、学内行動選択時にコンマ偶数の場合のみ追加判定し
  遭遇判定を行う。遭遇した場合放課後行動をもう一度行える
  ただし二回目の行動で学内は選択不可

〇夢世界

  土日限定で夢を見ることができます
  夢の中では現在のステータスの確認や今後の行動のヒントを知ることができます
  セーブはできません。BADエンドを迎えた場合でもその周は終了となります

○過去スレ

  京太郎「俺は一番になりたい」
  【咲‐Saki‐】京太郎「俺は一番になりたい」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402318848/)


  京太郎「俺は一番になりたい」モモ「やるっすよ!」
  【咲‐Saki‐】京太郎「俺は一番になりたい」モモ「やるっすよ!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403285089/)



〇現在のステータス

 須賀京太郎(すが・きょうたろう) 性別:♂ 年齢:15
 
 種別:オカルト ベース:《神器》
 
 所属高校:鶴賀学園  体調:普通

 雀力  66 (58)   友好度
 技能  41 (40)   東横桃子  :7(制限中)
 異能  66 (56)   加治木ゆみ :3(面白い後輩) 
 学力  53 (52)   蒲原智美  :3(いいツッコミを持つ後輩)
 生活力 48 (47)   津山睦月  :2(部員)

              妹尾佳織  :2(部員)
              宮永照    :5(幼馴染)
 
 ネト麻フレ:スモモ・ミロク・SARA・音羽


 装備技能:ベタオリ

 習得技能:ベタオリ・拝み打ち・浮き打ち
 
 習得中技:渡り打ち(1/5)

これ以上テンプレが長くならないことを祈る新スレ
そろそろ県予選開始ですね。ワクワクしてきます

一旦中断&小ネタ消化(あれば)してから本編再開です

一年生の頃の話か……
再開前にお知らせ

 1.新しい技能を追加します
 2.ブーストと同じ習得すると自動で常時効果が付くタイプです
 3.《Aスタンス》…和了時に無条件で飜数+1
  《Cトリガー》…和了できなかった時(流局含めず)次局雀力+20
  の二つを予定しています
 4.ブーストのスキル名称を《Fブースト》に変更します

常時発動のスキルは技能枠に関係なく発動するん?

>>12
技能を上げて習得可能数を増やした状態であれば問題ありません
装備枠には関係がないですね


新スキルツリー

               г―(差し込み)    (一発消し)
               |              |―――――(絞り打ち)―(カラギリ)
 (全ツッパ)―(アシスト)――(回し打ち)―――(決め打ち)      |
                  |                      |
                  |―(止めリー)              |―(迷彩打ち)―(狙い撃ち)
                  |                       |
       (渡り打ち)―(ダマテン)―(単騎待ち)――――――(順ずらし)―(色順読み)
                  |                      |
                  |――(Aスタンス)――(Cトリガー)   |―(反射読み)―(引っ掛け)            
                  |                      |

               (Fブースト)                   |  
                                         |
                                         |
 (拝み打ち)                                  |
    |―――――――――――――――――――――――(ベタオリ)

 (浮き打ち)

 (火事場力)

暑くて頭が回らないけど再開

>>1000ネタは本編の、県予選始まった辺りでやります

 
 それではまた、とミロクさんたちに別れを告げ
 俺はPCから顔を上げた

京太郎「んん~」

 あの人たちと話をした
 (俺はほとんど何も言わなかったけど)おかげか
 気分はだいぶスッキリとしていた
 SARAさんじゃないが、このまま
 その時吹く風に任せていれば何とかなるような気さえする

智美「お、だいぶ熱中してたようだなー」ワハハ

京太郎「おろ、対局してないんですか?」

智美「あと二週間だしなー。目ぼしい相手の検討会さー」ワハハ

京太郎「なるほど……」
 
 自己研鑽を積むことはいの一番に重要であるが
 敵を知り己を知れば100戦危うからず、とも言うし

智美「残念ながら男子個人のデータはなかったけどなー」ワハハ

 ないのか

 
《Announce》
放課後行動を終了します
放課後(EX)はありませんでした


 5/20(金) 夜 普通

京太郎「今日もいろいろあったなぁ」
 
 色々ありすぎたような気もするが
 でも、突破口は見つけられたような気がする


 1.勉強      (学力上昇(大))
 2.メールor電話 (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本   (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻     (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝      (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合はどちらかも明記してください(無効の場合さらに安価↓)


京太郎「電話でもするか……」

 この時間帯ならメールの方が好まれるが
 直接言わなければ伝わらないこともある


 誰にしよう?

 1.東横桃子
 2.加治木ゆみ
 3.蒲原智美
 4.津山睦月
 5.妹尾佳織
 6.宮永照

 安価↓2


 >妹尾佳織

京太郎「…………」

 ダメだぁ……いざとなったら決心がつかねぇ
 ここは一旦別の人にかけて心を落ち着かせよう
 例えば……そうだな。妹尾先輩とか

 prrrrr

佳織『はぁい、もしもし妹尾です』

京太郎「夜分遅くにすみません。須賀です」

佳織『須賀君? どうしたんですか?』

 1.少し落ち着きたくて
 2.先輩の声が聞きたくて
 3.自由安価

 安価↓2


京太郎「先輩の声が聞きたくて、かけちゃいました」

 そう、言った次の瞬間

佳織『……へ?』

 妹尾先輩の時が止まった

 それからたっぷり30秒くらい時間を置いて
 俺が携帯を耳から外した辺りで……

佳織『こんな遅くに何言ってるんですかぁ……』

 電話の向こうで涙目になっているのが
 容易に想像できてしまう声音で返された

 ……うん

 言った後にこんなことになるんじゃないかと半分覚悟してたよ

 だって考えてみればわかるじゃん
 そこまで親しいわけでもない後輩男子が
 急に電話かけてきて「貴女の声が聞きたかったんです」キリッ
 って、意味わかんねーよ。最早深夜テロだよ

 ここは早いとこリカバリーを入れなければ
 俺はまた致命的な問題を抱えることになってしまう

京太郎「すみません、度が過ぎた冗談です……」

 電話を握りしめながら平謝り
 相手には見えないかもしれないが、誠意が伝わるようにと

佳織『あぁ、ビックリしたぁ……冗談ならもっと』

佳織『笑える冗談にしてよね……』

京太郎「本当にごめんなさい」

 これは全面的に俺が悪い。大してた信頼関係のない相手に
 言うようなことではなかった

佳織『それで、本当は何の用だったの?』

 ま、こうやって失態を晒しても
 会話を続けようとしてくれる辺りに
 妹尾先輩の優しさが見える


京太郎「県予選も近くなって、その、俺たち同じく初心者じゃないですか」

佳織『そうだねぇ』

京太郎「最善を尽くして、勝ちを目指す! ってのは」

京太郎「当然なのかもしれないんですけど」

京太郎「それとは別に、俺たちは初心者でもありますから」

京太郎「大会そのものを、楽しんでやりましょう」

京太郎「そういうことが言いたくって」

佳織『そっか……』

佳織『うん。そうだね』

佳織『今日みんなで検討会してる時にね』

佳織『この人たち相手に大丈夫かなぁ~って』

佳織『すっごく不安だったんだけど』

佳織『今の須賀君の言葉のお陰で、なんだか胸のつかえが』

佳織『スーってなくなっちゃったみたい』

京太郎「お役に立てたのなら、それは……光栄です」

佳織『冗談は、笑えなかったけど』

京太郎「それはもう許してください……」

 もう二度としませんからぁ!

佳織『ふふっ、反省してるようだし今回は許してあげる』

 やっぱり妹尾先輩は、なんだかんだ
 優しいんだよね……それに甘えるわけには
 いかないと、思わせてくれるぐらいには

 
佳織『でもあぁいうことはもうやっちゃダメだよ?』 

京太郎「分かりました。それじゃもう遅いですし、お休みなさい」

佳織『うん。おやすみ~』

 相手が切るのを確認し、俺も電話を切る

 あ゛ぁ~。だいぶ気を遣ってしまったわ……
 心を落ち着かせるためにした電話だったのにな


《Announce》
妹尾佳織の友好度が上昇しました(小)
?????条件成立につき
友好度5以上の相手から電話がかかってきます
夜行動(EX)を開始します


 5/20(金) 夜(EX) 普通

京太郎「はぁ~」

 ベッドに寝転んで意味もなく息を吐く

 携帯は傍らにあるが――
 一度機を逃してしまった体は重く
 その携帯をとってもう一度電話なりする
 そういう気分には慣れなかった

 自分の性分を呪うべきなのだが
 問題を先送りにしてしまうことに
 あまり抵抗がなかったのも事実で

京太郎「っ!?」

 イーマーヲヌケダソー♪

 急に震えだした携帯に全身の筋肉がビクッと痙攣
 半ば反射的に飛び起きて、音源を握りしめ
 その液晶に写っていた名前は――

 1.東横桃子
 2.宮永照

 安価↓~↓3 で最大コンマorゾロ目(無効ならさらに安価↓)

このスレのゾロ目力はいったい何なんだ……

 
京太郎「……!?」

 東横桃子。そう、書かれてあった

京太郎「……えぇっ!?」

 ベッドからジャンプで飛び降り爪先立ちになって
 驚きの声を上げる。(俺にとって)渦中の人が
 まさかまさか自分からかけてくるなんて、思ってなかった

 待たせすぎて切られるのもマズイ

京太郎「はいもしもし、須賀きゅ」

 噛んだ。死にたい

京太郎「……須賀京太郎です」

桃子『っ、と、東横です……っす』

京太郎「笑わないでよォ!」

 んもーーー! 恥ずかしい
 このまま電話を切りたいくらい

桃子『……須賀君っすよね』

京太郎「他に誰が出るんだ」

桃子『もしかした須賀君の携帯を拾った誰かが……』

京太郎「そのネタもうやってるから! 俺がやったから!」

桃子『てへっ』

 うぜぇ


京太郎「……ていうか、お前今どこにいるんだ?」

 電話してくれたのは、なんていうか有り難かったのだが
 こう、気まずい(と俺が思っている)状態で話を続けるのも
 こんなテンションを引っ張らなきゃいけないのに
 それ以上に、東横の背後が妙に騒がしいような気がして

桃子『っ……それは』

 俺の指摘に答えを出しづらいのか
 一瞬言葉に詰まった東横は

桃子『……どこでも、いいじゃないっすか』

 そう、俺を突っぱねた

 夜でもこれだけ騒がしいなんて、少なくとも
 あいつの自宅とかではないはずだ

 ではどうして、東横はそんな状態に……?

『そら年頃の女の子が夜遅くに出歩く理由なんて』

『家に帰りたくないからだろ』

 そうだ、嫁田は確かにそんなことを言っていた

 では、東横が家に帰りたくない理由ってなんだ?

 東横は、可愛くて、制服が似合ってて
 同い年で、胸部装甲がふくよかで、麻雀強くて
 それで――俺の記憶の中に在る情報が、一本の糸になった

京太郎「よくねーよ」

桃子『…………』

京太郎「いいか、今からそっち行くから動くんじゃねーぞ」

桃子『ぅえっ!?』

 首と肩で携帯を挟みながら東横の驚く声を聞く

 父さんにちょっとコンビニまで行ってくると適当に言い訳し
 玄関に出ると、自転車に跨った

京太郎「さあ、早くどこにいるか言うんだ」

京太郎「もう玄関は出たぞ。自転車も用意した。さあ!」

桃子『うぅ、えっ、うう……こんなことになるんなら』

桃子『かけるんじゃなかったっす……』

京太郎「後悔してもおせーよ」

京太郎「お前が俺をどう思っていようが関係ねぇ!」

京太郎「俺は、友達だからだとか、お前の境遇に同情してるとか」

京太郎「そういうのなしに、東横だから、気にかけるんだよ!」

京太郎「俺が、そうしたいから」

桃子『…………』

 長い、沈黙

 思い返してみれば――かなり恥ずかしいことを言ってしまったが

 後悔しても遅いと言ったのは自分自身だし
 これは紛れもない俺の本心だ。だから後悔なんてない

 片方の耳には敷地の草葉に紛れる虫の鳴き声が
 もう片方には、沈黙を守る東横の吐息が聞こえている


京太郎「…………」

桃子『…………』

 どれくらい、経っただろう

 体感では10秒くらいだが
 実際は1時間くらいはあったかもしれない

 東横が沈黙を保つせいで
 余計に騒がしく聞こえる電話の向こう側が
 不意に、色づいたような錯覚を覚える

桃子『……昨日と同じ、ゲーセンに、いるっす』

京太郎「了解!」

 恥ずかしさをこらえるような
 か細い声に力強く頷いて、俺は漕ぎ出す

 なんとなく、電話は切らないでおいた
 請求額が凄そうだが、そんなことは気にしない
 ここで東横と電話を切ってしまったら
 もう会えないような気がしたから、切らないでおいた
 
 東横はずっと無言だったが
 何やら俺は、抗議を受けているような気分だった

請求額が凄いのはモモの方じゃ

>>48
( ゚Д゚)ハッ

(´・ω・`)そうだった……

頭が回ってないぞ……

いかん落としどころが見つからない……
24時までに投下がなければ今日は終了だと思ってください

部活行動は二回あるのであんまり心配していないというか
その辺りは皆さんで相談して意見の統一を図るのもいいんじゃないでしょうか

現状基本習得枠3に技能上げでの+1枠しか習得可能枠ないんですけども

もちっと、お待ちくださいな。土日のイベント仕込みもやる予定です


 しばらくして目的地へと着く
 明日が休日なせいか、25時まで営業らしい
 併設されてるカラオケで寝泊まりすれば
 完璧だな……とか、そんなことを思いつつ 
 俺はゲーセン内に入った

 流石に私服である。その辺にあるものを
 急いで引っ掴んだせいか、ちぐはぐだが

桃子「…………!」

 東横は俺に気付いて、バッと顔を上げて
 何か探してるのかキョロキョロと顔を振ると
 そのまま両替機の陰に隠れる

京太郎「……なにしてんの」

桃子「……電話口で恥ずかしいことを」

桃子「叫ぶような人への抗議行動っす」

 さぞ近所迷惑だっただろう、とでも言いたげな
 東横のジットリとした目線に俺は

京太郎「いーよ、ウチの敷地広いからどうせ聞こえてないだろうし」

 たぶん父さんには筒抜けだろうけど
 ……ってそう考えたら急に恥ずかしくなってきたな
 帰った後で、何を言われるか分かったもんじゃない

 
桃子「あと須賀君がなかなか切らないせいで」 

桃子「携帯の請求額がすごいことになってたら」

桃子「どう責任取ってくれるんすか?」

 あばっ!?

京太郎「それは……ごめん」

 よく考えたら向こうからかけてきてるんだから
 切らないと不味いのは東横の方だった……

 けれど、切らなかったのは俺なりに理由があったわけで

京太郎「なんか、あそこで東横を」

京太郎「繋ぎ留めてないといけないような気がして……」

桃子「…………」

 お互いに、また無言になる

 何を言っていいのか、分からないんじゃなくて
 俺はもう東横に言いたいことは言ってしまった
 だから、待っているだけなんだが……
 
桃子「……ありがとう、っす」

京太郎「…………」

桃子「正直、誰にも頼ろう、なんて思ってなくて」

桃子「本当は、いけないって、駄目だって解ってたのに」

桃子「気付いたら、須賀君にかけてて……」

 俯き、振り絞るように言う
 何があったんだ? とは訊けるような雰囲気じゃない
 まだ東横自身、どうしていいか分からないと
 困惑しきっているようだったから
 
桃子「こんなことになるとは、思ってなかったっすけどね」

京太郎「それは……まぁ」

 俺も自分でこんなことをするとは思ってなかったさ


京太郎「んで、逆にお前はどうするつもりだったんだ?」

桃子「ふぇ?」

京太郎「どうせこのまま、ゲーセンで時間潰して」

京太郎「カラオケででも寝泊まりするつもりだったんだろ」

 そう指摘してやると、東横はツツーっと視線を逸らす
 休日だし、東横のステルス性ならそれでも大丈夫だろうが……

桃子「じゃ、じゃあ須賀君はどうするつもりなんすか!?」

 半ば開き直った風に東横は訊いてきた

桃子「こんな時間に家を飛び出して、ここまで来るぐらいっすし」

桃子「それなりのことは考えて――」

京太郎「おう、考えてるぞ」

桃子「え」

 目を丸くして、ポカーンと口を開ける

 なに? そんなに俺は計画性のない人みたいに思われてるの?

桃子「今までの自分の行いを振り返るといいっすよ」

 えー……そうかなぁ……

桃子「須賀君は結構、思い付きで動いてるような節あるっすから」

京太郎「……的確に言われたような気がしないでもない」

 確かに、思い立ったが吉日と行動している傾向は
 あると思うんだが、それもいちおう考えた結果で、だ

桃子「ふぅん。それじゃその須賀君は」

桃子「考えた結果、これからどうするんすか?」

 挑発するつもりなのか、東横は腕を組み
 上目遣いに俺を見るのだが……俺からすれば
 東横の常人よりも豊かな部分を強調しつつ
 可愛らしく睨まれてるだけなので、何のことはなかった

 もちろん彼女は当事者なのだし、教えてやろうではないか

京太郎「ウチに連れていく」

桃子「…………ほぇ?」

 東横は瞬きを繰り返すと

桃子「……えぇ!?」

 再度声を上げた

 声の大きさに、格ゲー筐体を拭いていた店員がこちらを見る
 店員からすれば、一瞬制服の女の子が見えたのだろうか
 不審そうな目つきで俺(と東横の方)を見るが
 愛想笑いをすると、興味を失ったように去って行った
 
 東横は慌てて口を噤むと、俺ににじり寄る

桃子「な、なに、考えてるんすかっ」

京太郎「なにって、そりゃ東横を保護することを」

桃子「保護ってなんすかっ、保護て」

京太郎「事情は聞かねーけど、家に帰ろうとしない知り合いがいるんだ」

京太郎「しかも本人は俺に電話までかけてきたのに」

京太郎「それを見て見ぬフリしろってのか?」

桃子「っ、それは……」

 東横は顔を赤くしながら目を逸らし言葉を濁す
 うーっと考えを巡らせるように口をへの字に結ぶと

桃子「じゃ、じゃあ未成年の女の子を自宅に連れ込むことは――」

京太郎「俺も未成年だし、そういうことを」

京太郎「問答する段階じゃないと思うんだけどなぁ」

桃子「で、でも……!」

 あぁ、もう。まどろっこしい

京太郎「いいから、来いよ」

 グイッと、強引にでも東横の手を引っ張って
 俺はゲーセンの出口に向かう

 東横は一瞬だけ抵抗したが、あとは黙って
 従順についてきてくれた

桃子「……自分が何してるか、解ってるんすか」

京太郎「解ってるよ」

桃子「……こんなことされたら、私……」

 ギュッと、強引に東横をつかんだ俺の手が
 握り返された。すべすべしてて、けど少し汗ばんでる
 その、未知の感触に――俺は内心ドギマギして
 頭が真っ白、すっ転びそうになる

京太郎「っつつ」

 絡まりそうな足を叱咤して駐輪場を進む
 あくまでクールに、東横に焦ってるのを
 悟られないようにして
 
桃子「…………」

 俺の手を握る力が、少し強まったような気がした


 夜風を切りながら自転車で進む

 入学して早くも二か月。まさかこんなに早く
 青春らしい“女の子と自転車二人乗り”が
 実現してしまうとは思いもしていなかった

桃子「…………」

 しかもそれが、なんていうか
 一部分が非常に豊かな娘で、良かったというか
 
京太郎「…………」

 ハイッ! そうです!
 背中に幸せな感触が当たってて
 僕は今天にも昇るほどのテンションなのです!

 うぅ~わっほい!

京太郎「…………」

 しかしそれを表面には出さない
 ドン引きされること間違いないし
 自転車の操縦で両手が塞がっている状態で
 東横からアクションを受けるのも戴けない

 籠に乗せた東横の鞄がカタカタと揺れる音以外
 全くの音がない静寂を二人乗りで走っていく
 
 暗闇の中に溶け込む星々の輝きと
 背中に感じる温かさだけが、静寂の心細さを
 紛らわせてくれる


 それからしばらくして、トンッと背中に
 東横が頭を持たれかけたような感触が伝わる
 そのままギュッと、俺の腰に回された
 手の力が強くなる

桃子「……昨日は、急に変なこと訊いて申し訳なかったっす」

京太郎「…………」

桃子「いろんなことがありすぎて……どうしたらいいか」

桃子「全然、解らなくて、それで、須賀君に縋って」

京太郎「――そ」

桃子「今ボケるところじゃないっす」

 アッハイ

桃子「――自分が欲しかった言葉が貰えなかったからって拒絶して」

桃子「本当の気持ちは違うのに、でも、もう拒絶してしまったから」

桃子「できる限り、無理してでもいつも通り振る舞おうって、決めてたのに」

桃子「こうやって結局頼ってるんす」

桃子「……自分に都合のいいことばっかりやってる女だって」

桃子「蔑んでくれていいっす。寧ろそうしてくれた方が――」

京太郎「だぁー! そういう湿っぽいのはなしだ」

 東横の独白に、俺は一旦自転車を止める
 驚いたように息を呑む様子が、停車の反動で
 より彼女と密着した背中越しに伝わってくる

京太郎「……俺だって、東横の気持ちとか」

京太郎「事情とかさ、そういうの全然考えてなかった」

 自分はこうしたい。こういう風に思っている
 そういう考えを押し付けるばかりで、相手を気遣ってるなんて
 よくも馬鹿げたことが言えるなと、振り返ってみて思う
 
京太郎「そりゃあどんな事情なのか今もって話してもらえないし

京太郎「解らないことではあったけど」 

京太郎「それでも、お前が助けを求めてるってことには」

京太郎「気付くべきだったんだ。それができなかったんだしお相子だ」

 東横の頭に手を置いて軽く撫でる

 無意識の行動に、あ、やっちまったと
 一瞬体をこわばらせたのだが

桃子「…………」

 東横は黙ったまま俺のされるがままになっていた
 サラサラの触り心地のいい髪の手ざわりは
 そのまましばらく触り続けていたいくらいだった

 
京太郎「……ん。そろそろ行こうか」

桃子「はいっす」

 再び自転車二人乗りになって、俺たちは夜の道を走っていく

桃子「……あのー、須賀君?」

京太郎「なんだ?」

桃子「ここが、須賀君の家ってマジなんすか」

京太郎「マジもマジ。大マジだけど」

 でっかい塀に囲まれた家をポカーンと東横は見上げる
 んー、確かに金持ちっぽい振舞いを
 普段から何一つとしてやってないし
 驚くのも無理はない……かな?
 
桃子「……まさかあのカピバラ屋敷が須賀君家だとは……」

京太郎「?」

 何をブツブツと言ってるんだろう

 門の鍵を開けて東横を招き入れる
 おっかなびっくりそれを潜りながら
 その先にある母屋のサイズを見て
 東横はまた目を丸くした

桃子「……敷地は大きいのに、家のサイズは普通なんすね」

京太郎「うん。まあ、この敷地サイズもカピバラ飼うためだし」

 そのためだけとはいえ
 ポン、とこれくらいの敷地を買える
 我が父はいったい何者なのだ

 電気も消え、静まり返った玄関で

桃子「家族の方は……?」

京太郎「たぶん父さんは寝たな。いつも朝早いから」

 父さんのライフスタイルは単純明快
 早起きして定時までに帰社する
 収入の良さから、会社では相当いい立場の人間のようだが
 その辺は全然知らない


桃子「じゃあお母様は……」

京太郎「んー? あぁ、いないよ」

桃子「外泊とかっすか?」

京太郎「んにゃ。俺が物心ついた時からずっと」

桃子「…………!」

京太郎「? どした?」

桃子「……いえ、なんでも、ないっす」

 歯切れの悪そうな東横に自分の発言を振り返って

京太郎「あー、なんていうか、そんなに気にしなくてもいいぞ?」

京太郎「別にそれで寂しかったとか辛かったとか」

京太郎「そういうことはないし」

 一般的には、片親の家庭というのは
 同情の対象として見られることが多いのだろう

 だが、俺自身母親がいないことを変だと感じたり
 普通の家庭が羨ましいと思ったことはなかった

 これでこの話は終わりにしようか

 そういう意味を込めて
 ヒンヤリとした廊下の先に進もうとする俺の手を東横は掴んだ
 振り返れば、俯きながらも両手で俺の空いた手を
 包み込む姿が見える

桃子「…………」

京太郎「……どうした?」

桃子「……なんとなく、こうした方がいいかなって」

桃子「……違うっすね。こうしたい、って思って」

京太郎「そう、か」


 俺は自分のあまり着ないような服を押し付けると
 東横にシャワーでも浴びて来いと言い放って
 客間から自室に布団を運び込む

 いくら東横が喋らなければ高いステルス性を持つとはいえ
 見ず知らずの女の子がいきなり寝泊まりしていたら
 父さんもビックリするだろうし(明日休日だから家にいる)

 その辺説明するものまたややこしいことになりそうではあるが

京太郎「……あれ? これって、実はかなりヤバいんじゃね?」

 同級生の女子生徒を無理矢理自室に連れ込んだ男

 しかも男と女生徒の関係はクラスメイト止まり
 ここまでの字面だけ見れば完全に犯罪者である

京太郎「いやでもやはり見て見ぬフリはできないし……」

 そう、これは緊急避難的なアレであって
 グヘヘでウヒヒな青春的パトスの高まりとは 
 完全に無関係である。そう。俺は善意でやっているんだ

 やましい気持ちなんて一ミリもない!

桃子「……なにやってるんすか?」

京太郎「……逆立ちをしようと」

桃子「それは、見れば解るんすけども……」

 つまりはどうしてそんなことをしているのか?
 と訊きたいんだな? HAHAHA
 そりゃ地獄の業火を涼しくするために心頭滅却しているのさ

京太郎「まあゆっくりしていってくれってのは、無理かもしれんが」

桃子「そりゃ目の前で壁伝いに逆立ちしている人が居たら」

桃子「落ち着けるものも落着けないっす」

 ですよね

 逆立ちを解除してベッドに胡坐をかく
 
京太郎「……寝るか」

 時間も時間だし
 
桃子「は、はいっす」

 何をテンパっているのか、ぎこちない動きで
 東横は布団に潜ると、こちらに背を向けた

 それを確認して、俺も部屋の明かりをスイッチで消す

桃子「おやすみ、なさいっす」

京太郎「ん」

京太郎「……俺はさ、待ってるから」

桃子「…………」

京太郎「その気になったら、いつでもいい。話してくれ」

桃子「……はいっす」

 暗い部屋の中で、自分以外の体温があることが
 なんとなく、不思議で――懐かしい感じがした
 俺は以前にも、こんなことを――

 窓の向こうの、月明かりのない夜空のような
 静寂の中に意識は沈んでいった


《Announce》
東横桃子の友好度制限は解除されました
5/20(金)を終了します


 5/21(土) 朝 普通

 物凄く早い時間に目が覚めた

 横を見ると、東横は布団に包まったまま
 静かな寝息を立てていた

京太郎「あ、そういえば……」

 東横が脱いだであろう衣服を収めた
 洗濯籠を退避させておかないと

 そう、まだまだ本調子とは言えない頭で
 俺は活動を開始する

 奇数  なし
 偶数  テルー襲来

 ゾロ目 偶数に同じ

 安価↓


 ピンポーン♪

 リビングで、なるたけ東横の衣服を
 直視しないように(直視すると……その、ね?)
 移動していると、間の抜けた音が響いてきて

京太郎「……こんな時間から誰だぁ?」

 時刻は七時を過ぎたくらい
 仮に父さんの来客だとしても……
 こんな時間からやって来るのはおかしいだろう

 郵便物や配達物の類だとも思えないし……

 インターホン越しに来訪者を確認

京太郎「…………」

 頭が痛くなりそうだ

京太郎「……おはようございます、照さん」

照『おはよう、京ちゃん』

 そうカメラ越しに微笑んでいたのは
 先月にも会った幼馴染姉妹の一人――照さんだった

照『よかった、前と住所変わってなくて』

 住所が分かれば迷わずにたどり着けるってことだろうか

 というかそもそもなんでこの人は、いまここにいるわけ?
 しかもこの早朝の時間帯だよ!?
 これ夜行バスとかに乗って来たってことじゃない?

京太郎「……取り敢えず立ち話もあれですし、開けますよ」

 待て。開ける前に、いろいろとやっておかねば

 俺は急いで自室に戻ると、普段着に着替えて
 東横の肩を揺らした

 東横は「うぅ~もう食えないっす……」とか呻きながらも
 体勢を変えて……

 あぁん、もう、いろいろアウト!!!

 体勢を変えた時に布団が剥げて東横の体の一部が
 ふにょんと緩やかに動いた
 精神の動揺と昂ぶりをこれでもかと抑えつつ
 俺はあくまで冷静に対処する

京太郎「東横さーん、起きてくださいお願いします」

 両頬をペシペシと叩いて覚醒を促す
 4往復ぐらいした辺りで、俺の手を払いのけながら
 東横は体を起こした

京太郎「起きた!?」

桃子「おきたっすよぉ……」

京太郎「今から俺の知り合い来るから、そこにある適当なものでも」

京太郎「着替えてじっとしててくれ」

 こくり、こくりと半目で頷く東横に――
 正直不安は隠せなかったが、あまり照さんを待たせるのも
 いけないと思い、俺は玄関を走って飛び出した

 
照「あ……」

 照さんの服装は、前回に見た活動しやすく
 落ち着いた色のそれではなく
 白い、セーラー服のような……
 っていうかセーラー風の制服だった
 キャスケットと鞄は健在で、薄い上着を羽織ってらっしゃる

京太郎「一ヶ月ぶりですね」

照「うん」

京太郎「それで、それ、白糸台の制服ですよね」

照「そう」

京太郎「相槌を打つだけじゃなくて会話をしましょうよ……」

 制服ってことは、学校の用事か何かで
 長野にまで来たってことだろうか

京太郎「えと、時間があるようなら上がっていきます?」

照「うん。時間ならまだあるから大丈夫」

 照さんは門をくぐって、須賀家の敷地を
 キョロキョロ見回して

照「ここも全然変わってないね。なんだか、安心した」

 変わりようがないだけだと思いますけどね

 玄関をくぐって――

 あ゛、しまった
 東横のローファーが……!
 照さんはこの家に女っ気がないのを知っている
 つまり、女物の靴があるのはおかしいわけで……

 俺は、ごく自然を装って東横の靴を
 端っこに寄せると、自分の陰になるような位置に立つ

照「?」

 ばれてない……ばれてないぞ……

 事情を知らない第三者に東横を見られるのは不味い
 いや、見えないかもしれないけど!
 それでも用心するに越したことはない

京太郎「それで、今日はどうしてまた長野に?」

 なんとかリビングまで誘導
 お茶を用意する間も、誰かがやってこないか
 逐一観察しつつ――

照「……なんで自分の家でキョロキョロしてるの?」

京太郎「ホェアッ!?」

京太郎「……うーっと」

京太郎「と、父さんがまだ起きてないんですよ」

京太郎「ほら、照さんに身内の醜態を見せるわけにもいきませんし……」

 これはなかなかいい言い訳だぞ須賀京太郎!!!
 声が若干震えていたことを除けば完璧だ!!!


照「? 別に気にしないけど……」

京太郎「俺が気にするんですよ」

 ダメ押しのクッキー進呈である
 父さんがよく貰ってくる菓子折りが
 こんなところで役に立つとは

 俺の差し出したクッキーの箱に
 照さんの目つきが明らかに変わった

照「……貰って、いいの?」

京太郎「どうせ俺と父さんしか食いませんし、遠慮なく」

照「…………」モキュモキュ

 言うが早いか照さんは無言でクッキーを貪り始める

 ふぅ。よかった。これで何があっても多少は
 照さんの気を逸らすことができ――

桃子「…………」

照「…………」

京太郎「!?」

照「…………?」

 い、いま起こっていることをありのままに話すぜ!

 同級生を家に泊めたと思ったら、翌日幼馴染のお姉さんに
 朝凸された挙句、何とかこの状況を切り抜けようと
 照さんにお菓子を与えて足止めしていると思ったら
 既に照さんの背後には東横がいたんだ!

 何を言っているか解らねーと思うが、俺にも

照「……どうしたの京ちゃん?」

 モッキュモキュとクッキーを齧りながら照さんが訊いてくる
 その、麻雀最強の高校生とは思えない姿に和みつつも
 俺はさらにその後ろの東横とコンタクトを試みる

照「???」

 目力こめてアイコンタクトを取るのだが
 東横はまだ半分寝ぼけているのか
 俺の方をじっくり眺めるだけ眺めて

桃子「……お腹すいたっす」

 そう言って、照さんの隣に腰を下ろした

 照さんは照さんで、クッキーを咥えたまま
 目をじわじわと見開いて驚きつつ

照「……京ちゃん」

京太郎「はい」

照「正座」

京太郎「はい」

 能面のような無表情で、俺にそう言い放った

 誰か助けてください


照「……それで」

 現在午前八時手前。長野の空は快晴
 皆さんお加減のほどは如何でしょうか?
 僕は元気です
 怒気を発するお姉さんが目の前にいますけども……

京太郎「何もやましいことはございません!」

桃子「……そう、っす」

 セーラー服で腕を組み仁王立ちする照さん

 その眼下で俺と東横は一緒に正座をしていた

照「事情は分かったし、変なことはないんだろうけど……」

京太郎「はいっ」

照「モラルってものは、あるよね?」

京太郎「仰る通りです……」

 昨日はもう深夜のテンションバリバリで押し切ったが
 やはり常識的に考えて、これは不味いのである

照「しかも下手に隠し通そうとするのは……もっとダメ」

京太郎「返す言葉もありません……」

 いくら見られてしまうのが不味いとはいえ
 隠そうとするのは悪手だった

 好き勝手にやったことは変わりないが
 それでも、責められるのであれば
 黙って女の子を連れ込んだことだけの方が
 遥かにマシだった

京太郎「判断力に、欠けておりました……」
 
照「…………」

 ムスーっとしかめっ面を作り
 俺を見下ろす照さんの標的は東横に移ったようで


照「それと、貴女――東横さん、だっけ?」

桃子「……はいっす」

照「女の子が、そう簡単に男についていくのはダメ」

桃子「……でも、須賀君は、信頼してるから」

照「いくら信じてても、男の子だって生き物なんだよ?」

照「理性よりも先に手が出ちゃうことだってある」

 自分に信頼を向け無防備でいる異性を目の前にして
 本当に何もできないのは、それこそ小説の登場人物だけ
 そう、いいたげな照さんの口調に
 東横はしばらく考え込むように目を伏せる

照「…………」

 照さんは無言のまま正座する東横に目線を合わせると
 ゆっくり、彼女を抱きしめた

桃子「っ!?」

 あまりに突然のことに、東横は目を剥くが

照「……貴女が今までどんな風に生きてきたのか」

照「どうやって過ごしてきたのか……私には知りようがないし分からない」

照「でも、これだけは分かる」

照「……辛かったんだね。苦しかったんだね」

照「自分なんてどうでもいいんだ。何もかも、投げ出してしまいたい」

照「そう、思っちゃったんだよね……」

照「でも違う。貴女は自分が思っているよりも、もっと大切な存在なんだよ」

照「自分を低く見なくていいの」

照「貴女は――ここにいて、いいんだよ」

 まるで赤ん坊をあやす様に
 東横の背中をポンポンと叩きながら、優しく声をかけた
 それはまるで――姉か、俺の知らない“母親”のようにも見えて
 俺は、ただ黙って、二人を見ていることしかできなかった

 やがて東横は、ゆっくり頷くと照さんの胸で静かに泣き始めた


照「……たぶんあの娘は、すごく耐えるのに慣れてたんだと思う」

 照さんは一度の折檻で許してくれたようで
 父さんには黙っててくれるらしく(東横も家を出るのを条件にだが)
 温室でカピーと戯れる東横を見ながら
 照さんは、そう切り出した

照「痛くっても耐えて、寂しくっても耐えて」

照「ずっと……我慢してきたんだと思う」

 すごく強い娘だよ、私よりずっと
 照さんは小さくそう付け加える

照「でも耐えるのって、慣れることはできても」

照「それで受けるダメージをゼロにできるわけじゃない」

照「何かの切っ掛けさえあれば、長い間蓄積されたものが」

照「一気に綻び出てきてしまう」

京太郎「…………」

照「……京ちゃん」

京太郎「……はい」

照「京ちゃんは、どうしてあの娘を気に掛けるの?」

京太郎「それ、は――」

 東横に問われ、そして今同じように照さんに
 訊かれるその問いは、俺がずっと答えを
 先延ばしにし続けていたもの

 俺は、どうして東横を、あんなにも気に掛けるんだろう
 

 1.……わかりません
 2.……とにかく気になるんです
 3.自由安価

 安価↓2


京太郎「……とにかく気になるんです」

 答えは解っているのに……
 何ていえばいいのか、俺は言葉を濁す

京太郎「あいつの、無理して笑う顔や」

京太郎「辛いのに無理して溜め込もうとする顔を」

京太郎「見たく、ないんです」

京太郎「もっと素直に笑っていて欲しい。そう、思うんです」

 温水プールで気持ち良さそうに泳ぐカピーと
 カピーのエサのミカンを楽しそうに剥く東横

 やっぱり東横にはあんな風にいてほしい
 ずっと表情を曇らせてばっかりじゃあ
 せっかくの可愛い顔が、台無しなんだから
 
照「……そっか」

 照さんは納得した、という風に息を吐く

 まるで手の施しようのない生徒を見る先生みたいだ
 
 ……そんなに、変なこと言ったかな

照「今はそれで及第点……かな」

照「もし、彼女がちゃんと向き合おうって気になれたのなら」

照「京ちゃんも、きちんとその気持ちに、応えてあげて」

京太郎「……はいっ!」

照「その時は――」 

 自分自身の気持ちとも、ちゃんと向き合うんだよ?

 そう言って、照さんは微笑むと東横の方に駆けていく

京太郎「自分自身の気持ちか……」

 ドクドクとうるさいくらいに鳴る心臓に手を当てながら
 俺は、カピバラと二人の少女を眺める

 その時の二人は、まるで本当に姉妹のようで――

 それが、先月垣間見た、照さんと咲の溝の深さを
 隔たりの大きさを、より顕著にしてしまっていた

京太郎「…………」

 照さんの言葉は俺に向かって言っているようで
 その実、自分に言い聞かせていたものなのかもしれない

 咲と向き合うのなら
 自分自身の気持ちと向き合わなければならない
 その決意をするんだ、と


 どうやら照さんは、龍門渕との練習試合をしに
 長野にまで来ていたらしい。それもわざわざ俺に顔を見せるため
 あとで合流するからと無理を言って昨日から出発してまで

 それで、あの様を見せてしまったのだから
 俺としては不甲斐なさと申し訳なさでいっぱいだ

 制服を着直した東横と私服姿の俺とで
 バス停まで照さんを見送る

桃子「照さん、本当に申し訳ありませんでしたっす」

 深々と頭を下げて、東横が言う

照「ううん。ちゃんと分かってくれたって、思ってるから」

照「私のことは、もう気にしなくていいよ」

 照さんはいつもの、ボンヤリしたような表情――
 いや、僅かに色づいた、優しい表情で東横の顔を上げさせた

 東横は不意を突かれたように照さんを見つめ――
 やがてその手を握りしめる

桃子「ありがとうございましたっす、照さん」

照「うん」

 嬉しそうに目を細める東横に応えるように
 照さんは同じように両手で握り返す
 
 短い時間ながら、どこか通じ合えた二人に
 照さんなら、諦めなければ咲とだって分かり合える

 そう、思った 


 バスに乗り込む直前、照さんは俺に近付いてきて
 内緒話をするように、こそっと耳元で呟く

照「最後に、だけど――」

京太郎「……なんです?」




照「やっぱり、京ちゃん大きいのが好きなんだね」



京太郎「…………」

 な、なんのことかなー

 照さんから目線を逸らす俺を面白そうに
 クスクスと笑って、照さんはバスに乗り込んだ

 照さんはカッコよくてお菓子が好きで、ポンコツで
 でもやっぱり、俺にとっては頭の上がりそうにない
 頼りになる姉みたいなもので

 ……それでも、このままやられてばかりなのは癪だ

京太郎「照さん!」

照「ん」

京太郎「初めて行く場所だからって、迷わないで下さいよ!」

照「京ちゃんは、私を何だと思ってるの」

 何気ない、いつものやり取り

 そのくだらなさと平穏さに
 バスのステップから見下ろす照さんと俺は
 どちらからともなく、笑い出す

照「じゃ、またね京ちゃん。モモちゃんも」

京太郎「はい。お元気で」

桃子「また、お会いしましょうっす!」

照「……もしかしたら全国で、会えるといいね」

 その言葉を最後にバスの扉は閉まり
 照さんを乗せてバスは龍門渕のある
 安曇野市まで走り出す

 後部座席の窓から小さく手を振ってくれる照さんを
 俺たちは、バスが見えなくなるまで見送り続けていた


《Announce》
朝行動を終了します
東横桃子の友好度が上昇しました
宮永照の友好度が上昇しました(5→6)


 友好度数値変動ボーナス!
 
 お好きなステ(雀力・異能・技能・学力・生活力)を上昇(大)させます

 安価↓2


 >異能が上昇しました

 5/21(土) 昼 普通

 東横を一旦家まで送って気付く

京太郎「父さん、放置したままじゃん」

 1.ゲーセン      (学力・生活力が上昇(大))
 2.書店        (学力・雀力・生活力が上昇(中))
 3.CD・DVDショップ (生活力が上昇(特大))

 4.喫茶店       (学力上昇(大)・体調回復)
 5.タコス屋       (異能・生活力が上昇(大))
 6.混ぜ麺屋     (技能・生活力が上昇(大))

 7.映画館       (どれか一つのステ上昇(特大))
 8.室内で過ごす   (再安価)

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)

4了解です。とりあえず今日はこの辺りで

質問等あればしばらく受け付けまする


風越とエンカウントできるのタイミングってここまでにあった?

>>107
五月中の土日朝遭遇+昼でもいくつかありましたし
これからも一応あります。原作通りにいけば夏に会えたり

今日もお付き合いありがとうございます
お疲れ様でした


 5/21(土) 昼 普通

 東横を送るためいいとこまで出てきたとはいえ
 このまま長野駅の方まで出張るのも
 少し遠出になるかと思い、近場で昼を摂ることにした

京太郎「高校生になって、すっかりここも常連だな」

 喫茶店の雰囲気あったパスタを頬張りながら
 詳しくもないクラッシックの音を聞いていた


《Announce》
学力が上昇しました(大)
体調が向上しました
昼行動を終了します


 5/22(日) 夜 普通

京太郎「……あいつ今頃何してんだろうなぁ」

 心配かけた、もう大丈夫だとは言っていたが

 ……いや、俺こそあいつを信じていないと
 いけないのかもしれない


 1.勉強     (学力上昇(大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝     (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)

日付間違えてますね。5/21(土)です


 5/21(土) 夜 普通

 なんか夜更かしして勉強するのも久々な気がする

京太郎「学生がそれでいいのだろうか」

 学生の本分は勉強である……はず


《Announce》
学力が上昇しました(大)
夜行動を終了します
夢世界へと向かいます


 5/21(?) 夢 普通

???「確実に、未来は変わってきている」

???「たとえその結果は収束するとしても」

???「未来はそもそも、現時点からの未来の積み重ねでしかない」

???「ならば過程を変えることも未来を変えることにはなる」

???「――そういう、考え方もあると思うんやけど」

???「患者さんは、どう思います?」


???「何が知りたいん?」


 1.現在のステータス
 2.今後のヒント
 3.やっぱいい

 安価↓2 (無効の場合さらに安価↓)


???「んー……必要そうなことはそうそうないなぁ」

???「今回は逆に患者さんから聞きたいことでもあるか」

???「訊いてみよか」

 自由安価です

 
 ここはどういう風にしたらいいのか? 
 などの>>1が答えなくいような質問でも結構です


 安価↓2~↓4


???「そうやね、技能習得枠は数が増えるごとに」

???「必要な技量が多くなるって感じやね」

???「以前に枠が一つしかないって言ってたみたいやけど」

???「実はアレ計算間違いやったんや……」

???「今は5枠で残り2枠、次は技能値55くらいやね」

???「ネト麻で知り合っておくと便利な娘は、基本的におらんなぁ」

???「やっぱり一番は、実際に会うこと」

???「そのための足掛かりとしてはネト麻は良い手段やと」

???「思うけどなぁ」

???「よーするに、患者さんが思った通りの道を進んでくれて」

???「結構、ということやね。ネト麻に関しては」

???「――時間を渡るということは容易なことやありまへん」

???「神ですら躊躇う禁忌には代償は付き物……」

???「患者さんの場合は、いろいろな補正がなくなって」

???「今以上に厳しい道のりになるかも」

???「それに『今回で得た力を全て持ったまま戻る』ことは」

???「できんやろなぁ」

???「だいたいこんなところやね」

???「まだ何かあります?」


 1.現在のステータス
 2.もういい

 安価↓2



???「ほな、ええ夢を~」


《Announce》
5/21(土)を終了します

周回引継ぎに関してはこちらから簡単に

EASY補正撤廃&二周目のみ全ステ+スキルツリー引継ぎ

を予定しています。周回の度に難易度が上がるということはないです
ただ、EASY補正の恩恵が大きくかったんだなぁと感じるとは思います


 5/22(日) 朝 普通

京太郎「雨か……」

 0 カピー
 4 なし
 7 ??? 

 ゾロ目 7  44 4  それ以外 0

 安価↓


 5/22(日) 朝 普通

京太郎「雨だとお前も自由に動けなくて大変だよな」

 朝ご飯を食べるカピーを撫でる

 カピバラの毛はゴワゴワしてて
 その触り心地を楽しむようなものではないが
 カピーは撫でられると目を細めて
 嬉しそうにするからな。こっちも撫でたくなるのさ


《Announce》
朝行動を終了します


 5/22(日) 昼 普通

京太郎「雨だし……出かける人は少ないだろうな」

 1.ゲーセン      (学力・生活力が上昇(大))
 2.書店        (学力・雀力・生活力が上昇(中))
 3.CD・DVDショップ (生活力が上昇(特大))
 4.喫茶店       (学力上昇(大)・体調回復)
 5.タコス屋      (異能・生活力が上昇(大))
 6.混ぜ麺屋     (技能・生活力が上昇(大))

 7.映画館       (どれか一つのステ上昇(特大))
 8.室内で過ごす   (再安価)

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)

言い忘れてました。8の室内は夜行動と同じ内容で再安価です


 5/22(日) 昼 普通

京太郎「おぉ、雨でも変わらず繁盛してるこって」

 休日の昼はだいたいここに来ている
 ……ような気がしないでもない

 この客入りを見ても分かるが
 それだけ味よし値段よしで
 足繁く通いたくなる良店ということだろうが

 注文した商品を受け取って店内の席を探すのだが
 やはりみんな考えることは同じなのか
 雨を避けるため店内で食べている客がほとんどだ

京太郎「お、あそこ空いてる」

 けども……相席になるな

 7 サンキューキャップ

 ゾロ目 7  

 安価↓


 OL風のお姉さんは快く相席してくれた
 
京太郎「いただきまーす」

 サルサソースはつけて食べるものだが
 俺はそれを豪快にかけて食べるのだ

 そうすることによりジューシーな肉汁を
 逃すことなくサルサソースと新鮮な野菜に
 絡めることができる

 相変わらずの旨さだ。また来よう


《Announce》
異能・生活力が上昇しました(大)
昼行動を終了します


 5/22(日) 夜 普通

京太郎「さて、と」

 1.勉強     (学力上昇(大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝     (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)


 特殊判定

 0 自由安価(高校生雀士一人)
 4 のどっち
 7 モブ卓

 ゾロ目 7  44 4  それ以外 0

 0になった場合は再安価出します

 安価↓


 コンマ6=0

 作中時間で高校生の雀士をおひとり自由にお選びください
 ただしマイナーすぎると再安価となります
 既にフレンドとなっている雀士を呼び出すことも可能です

 安価↓2


 モブ雀力=コンマ下二桁

 モブQ 安価↓
 モブW 安価↓2


 5/22(日) 夜 普通

京太郎「県予選も近いし、可能な限りレベルアップしないとな」

 限界まで打って打って打ちまくって
 自分の力を高めるんだ!

 麻雀部の皆は俺よりずっと先にいる
 だからって、俺が何もしなくてもいい理由にはならない
 歩みを止めた人間から、頂点への道のりを
 脱落していくのだ

京太郎「いい卓は、あ・る・か・し・ら」

 ミロクさんとかそのお友達のお二人がいれば
 良かったんだけども、インしていなかった
 
京太郎「お、ちょうど空いた卓があるな」

 ここに入りましょ、そうしましょ


 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 ポラリス (180)
 モブQ   (07)
 モブW   (19)
 たろー   (66)


 ポラリス《回し打ち》使用→他家一人の雀力-25
 モブQ《一発消し》使用→ネト麻では効果なし
 モブW《浮き打ち》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

 123 モブQ
 456 モブW
 789 たろー
 0   再安価

 回し打ち対象・安価↓


 ポラリス>よろしく

 モブと>よろしくお願いします

 モブち>よろしくー

 たろー>よろしくお願いします

京太郎「ポラリス……?」

 えーっと、あれだっけ
 こぐま座の一等星
 もっと分かり易く言うなら北極星


 ポラリス (180) 安価↓

 モブQ   (07) 安価↓2
 モブW   (19) 安価↓3
 たろー   (66) 安価↓4


 ポラリス 180+95    275
 モブQ   07+78     85
 モブW   19+53     72
 たろー   66-25+89 130   

『対局を終了します。貴方は2位です』

京太郎「おわっ、モブWがトんだ……」

 トップのポラリスとは満貫でも当てれば
 逆転できる、という位置での東三局
 モブWがポラリスに振り込み、対局は終了

 ポラリス>お疲れ様

 そうチャットに残してポラリスは去って行った

 ――まるでこの程度の相手に興味はないと言わんばかりに

京太郎「……感じ悪いな」

 ミロクさんたちと比べてもそん色ない打ち手

 しかし一方であまり好ましい人間ではないように感じた

 自分の強さに自信を持ち、対等以上の相手を
 ただ我武者羅に探している

 興味があるのは――強い相手を屈服させての勝利のみ

 そんな、感じがした。なんとなくだが

京太郎「……でもそれって、俺自身とあんまり変わりがないのかも」

 俺だって、強い相手を探して卓をぐるぐると
 無駄に回っている時がある 

 ポラリスも、そうだったんだろうか
 ただ自分の思うが儘、強い人間を探している――

 その、強い人間だと自分が思われていないことが
 納得できる事実であると同時に、何故か気に入らなかった

京太郎「お前なんて、眼中にないってか」

 確かに今の俺は弱い。そこら辺の雑草と変わらないくらいには
 だが、雑草根性という言葉があるように
 どんなに弱くても、俺は一歩ずつ先に進んでいるのだ

 ポラリスとやら、今度会う時はその首洗って待ってろよ


《Announce》
対局ボーナス・2位
該当ステータスが上昇しました(大)


夢世界に行きますか?(日のみ)

 1.はい (体調低下あり)
 2.いいえ

 安価↓2


《Announce》
5/22(日)を終了します


お知らせ

 1.《Fブースト》→《Fドライブ》に名称変更
 2.新しい常時発動タイプの技能追加します
  《Tバースト》…コンマ7での技能失敗を無効化する


新・新スキルツリー

               г―(差し込み)    (一発消し)
               |              |―――――(絞り打ち)―(カラギリ)
 (全ツッパ)―(アシスト)――(回し打ち)―――(決め打ち)      |
                  |                      |
                  |―(止めリー)              |―(迷彩打ち)―(狙い撃ち)
                  |                       |
       (渡り打ち)―(ダマテン)―(単騎待ち)――――――(順ずらし)―(色順読み)
                  |                      |
                  |――(Aスタンス)――(Tバースト)   |―(反射読み)―(引っ掛け)            
                  |                      |

               (Fブースト)――(Cトリガー)          |  
                                         |
 (拝み打ち)                                  |
    |―――――――――――――――――――――――(ベタオリ)

 (浮き打ち)

 (火事場力)

おおう取り敢えずは脳内補完しといてください(平伏)

まあもともとフナQの「三年が強くなる」発言から生まれたものですので
実用性は特に考えてないですね。周回によっては分かりませんけども


 5/24(火) 朝 普通

京太郎「いい朝だ」

 0 嫁田
 4 なし
 7 麻雀部員・再安価

 ゾロ目 7  44 4  それ以外 0

 安価↓


 コンマ8=0


嫁田「彼女が欲しいです」

京太郎「朝一からなんてことを言っているんだお前は」

嫁田「たった三年しかない高校生活ですよ?」

嫁田「今までとは違って刺激的な生活にしたいとは思わんか」

京太郎「一理あるが、俺にそんなことを言われても……」

 てかお前は運動部なんだし
 チャンスはいくらでもあるだろ

嫁田「中学ハンドボール時代の俺たちにチャンスはありましたか?」

 震えた声で言う嫁田に俺は静かに察してやった

 いやー、麻雀部でよかった

 こんなことで実感したくはなかったが……

嫁田「麻雀部のお前はいいよなー」

嫁田「麻雀部の男子ってお前だけらしいじゃん」

京太郎「お前が想像しているようなことは一切ないぞ」

 県予選が近くなって
 最後の大舞台な加治木先輩は分かり易く
 部長も分かり難くピリピリした空気を出している

 俺なんてもう恐れ多すぎて
 ネト麻か雑用しかしてないぞ……
 唯一の癒しはのほほんとしている
 妹尾先輩の表情です

嫁田「ふぅん」

 んだよ、その気のない返事は

嫁田「んにゃ、それなりにいるんだし一人くらいは」

嫁田「イイ感じに仲のいい娘でもいねーのかなって」

京太郎「…………」

嫁田「図星か?」ニシシ

 してやったりと歯を見せて笑う嫁田

 無性にウザく感じたので俺は脛を蹴ってやった


《Announce》
朝行動を終了します


 5/24(火) 昼 普通

 東横は普通に登校していて安心した
 その割には何か機を窺うように俺の方を
 チラチラと見ていたが……

京太郎「腹減ったな」

 1.教室  (学力(大))
 2.食堂  (異能(大)・特殊判定甲)
 3.購買  (雀力(大)・特殊判定甲)
 4.屋上  (体調向上)
 5.中庭  (体調向上)
 6.PC室  (学力(大))
 7.図書室 (学力(大))
 8.資料室 (学力(大))
 9.体育館 (技能(大))
10.トイレ  (特殊判定乙・行動回数を消費しません)

 当たりなら誰かと遭遇+ステ上昇。外れならステ上昇のみとなります

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓・特殊判定甲は同レスコンマ 0 4 7で体調向上)


京太郎「…………」

 ブッピガァン ギュオオオオオ

 特殊判定乙

 ゾロ目 or 7 絶好調

 安価↓


 絶好調が出たので、絶好調時のみ出現する選択肢を説明します

 絶好調は4回行動で強制終了しますが
 各種行動に「スルー」という選択肢が出現します
 これを選択すると絶好調の回数を維持することができます
 ただしステータスに変動はありません

体調向上取った場合絶好調が伸びたりする?

>>183
伸びません。「3つだけ願いをかなえてやろう」のルールと同じですね

ただ、絶好調が終了したときの体調が選択しただけ向上した状態で始まります


 >絶好調になった!

京太郎「なんだ……」

京太郎「この腹の奥底から湧き上がる力は……」

 1.教室  (学力(大))
 2.食堂  (異能(大)・特殊判定甲)
 3.購買  (雀力(大)・特殊判定甲)
 4.屋上  (体調向上)
 5.中庭  (体調向上)
 6.PC室  (学力(大))
 7.図書室 (学力(大))
 8.資料室 (学力(大))
 9.体育館 (技能(大))
10.スルー (行動回数消費回避)

 当たりなら誰かと遭遇+ステ上昇。外れならステ上昇のみとなります

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓・特殊判定甲は確定成功)

上のはなしで

 >絶好調になった!

京太郎「なんだ……」

京太郎「この腹の奥底から湧き上がる力は……」

 1.教室  (学力(特大))
 2.食堂  (異能(特大)・特殊判定甲)
 3.購買  (雀力(特大)・特殊判定甲)
 4.屋上  (体調向上)
 5.中庭  (体調向上)
 6.PC室  (学力(特大))
 7.図書室 (学力(特大))
 8.資料室 (学力(特大))
 9.体育館 (技能(特大))
10.スルー (行動回数消費回避)

 当たりなら誰かと遭遇+ステ上昇。外れならステ上昇のみとなります

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓・特殊判定甲は確定成功)


 5/24(火) 昼 《絶好調:残り3回》

 トイレに行くと妙に調子が良くなって
 その勢いのままに弁当をがっついていると

京太郎「物足りなくなったんだよなぁ……」

 というわけで購買まで走って来た
 ピークタイムが終わって、イナゴの群れに襲われた
 稲田のように大したものがないという有様だが
 まあ、腹の足しくらいにはなるだろう

 129 加治木ゆみ
 348 妹尾佳織
 567 東横桃子
 0   再安価・自由選択

 ゾロ目=0

 安価↓


ゆみ「お、やあ。須賀君」

京太郎「ども。加治木先輩」

 菓子パンを適当に二つほど選んで購買を出ると
 自販機の前に加治木先輩がいた

京太郎「ジュースですか?」

ゆみ「いや、コーヒーを買いに来たんだ」

 眠そうに目を擦って加治木先輩は
 自嘲の笑みを浮かべる

ゆみ「昨日ネト麻でなかなか腕の立つ相手と出会ってな」

ゆみ「思わず熱中してしまってこのザマさ」

京太郎「いやぁ、それなら仕方ないと思いますけどね」

 たぶん俺だって強い相手と出会えて
 尚且つその人と何度でも打てるというのなら
 夜通しでもやってしまいそうだ

ゆみ「何を言うか。私は雀士である前に」

ゆみ「学生であり受験生でもある。そこを疎かにしては道理が通らないよ」

 そうだろう? 口に笑みを浮かべながら
 加治木先輩は嗜めるように俺を見上げる

京太郎「……すみません」

ゆみ「ふふっ、謝る必要はないよ。君の言い分だって十分解ってるさ」

ゆみ「三年生にもなると、考えないといけないことが多くてな」

ゆみ「私も一年生の頃は専ら君と同じような感じだった」

京太郎「……一年生の頃、ですか?」

 この人にもそんな時期があったというのは
 当然の話ではあるのだが……正直言って想像がつかない

 宝塚のトップスター顔負けの凛々しさと美貌を持ち合わせ
 男以上に度量の大きい立ち振る舞いをするこのお方が
 俺と同い年であったことがあるという事実が想像できなかった

ゆみ「何気に失礼だな、君は」

ゆみ「私にだって君みたいな時期はあったよ」

京太郎「…………」

ゆみ「聞きたそうな顔をしてるぞ」

京太郎「そりゃあ、まあ……」

 想像つかないことは、聞かないと分かりませんし

ゆみ「大した事でもないよ。ま、気が向いたらな」

 コーヒーを自販機から取り出すと
 加治木先輩は片手を上げて三年校舎に戻っていった

 加治木先輩と、部長が一年生の頃か……

 それは鶴賀麻雀部が始まった頃でもあり
 先輩にとっては、この二年間の出来事の
 始まりでもあるのだな。そう思った

《Announce》
雀力が上昇しました(特大)
加治木ゆみの友好度が上昇しました(3→4)


 友好度数値変動ボーナス!
 お好きなステをひとつ上昇(大)させます

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 >異能が上昇しました!

 5/24(火) 放課後 《絶好調:残り3回》

京太郎「楽しい放課後タイムだ!」

 1.部活に出る
 2.部活に出ない
×.直帰     (絶好調につき選択不可)

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


 5/24(火) 放課後 《絶好調:残り3回》

智美「久々に出てきた気がするぞー」ワハハ

京太郎「?」

智美「こっちの話。このくらいではへこたれないぞ」ワハハ


 1.技能習得 (技能習得or経験値入手)
 2.対局    (該当ステ上昇(中)~(極大))
 3.雑用    (雀力・生活力上昇(大))
 4.ネト麻   (該当ステ上昇(中)~(極大))

 安価↓2


 コンマ7確定につきモブ卓
 モブ雀力=コンマ下二桁÷2

 モブり  安価↓
 モブぬ 安価↓2
 モブる 安価↓3


京太郎「それでは須賀京太郎。本日もネト麻に――」

睦月「たまには普通に打ってもいいと思うんだ……」

ゆみ「その通りだぞ」

 本日トップ牌譜取りの加治木先輩が津山先輩に続く

 確かに最近実際に卓を囲んでいないけど……

京太郎「本番前の皆さんに手加減させてやるのも、申し訳ないですし」

京太郎「個人しかない俺は皆より一週間猶予ありますしね」

京太郎「その時は、お相手お願いします!」

ゆみ「……そうか。ならいいだろう」

京太郎「ありがとうございます!」

 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 モブり (15)
 モブぬ (01)
 モブる (12)
 たろー (70)

 モブり《渡り打ち》使用→ネト麻では効果なし
 モブぬ《ダマテン》使用→ネト麻では効果なし
 モブる《一発消し》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

 モブり (15)  安価↓
 モブぬ (01) 安価↓2
 モブる (12) 安価↓3
 たろー (70) 安価↓4


 モブり 15+75 90
 モブぬ 01+28 29
 モブる 12+27 39
 たろー 70+79 149   

『対局を終了します。貴方は1位です』

京太郎「Foooooo!!!」

 来たぜトップ!

 モブぬがかなり初心者臭く
 ビギナーズラックが心配だったが
 それもものともせず最後まで行けた

 本番でもこんな調子でいければ
 いいところまで行くんじゃないか!?

京太郎「グフフ……」

 のどっち……ポラリス……

 今に見てろよぉ~

佳織「須賀君不気味ですぅ……」

智美「完全に一人の世界に入ってるなー」ワハハ


 部活行動二回目《絶好調:残り2回》

 1.技能習得 (技能習得or経験値入手)
 2.対局    (該当ステ上昇(中)~(極大))
 3.雑用    (雀力・生活力上昇(大))
 4.ネト麻   (該当ステ上昇(中)~(極大))

 安価↓2

今日はもう遅いのでここで終了
絶好調だとモリモリ成長しますね。お疲れ様でした

質問等していただければ明日昼頃にでも答えておきまする

技能枠って技能値あげる以外に方法なし?
例えば大会優勝とか進級とかの報酬だったり

>>220
ないですね。エクストラステータスは考えてませんでした
大会に優勝できたらその周限りで技能枠+3とかつけましょうか


新・新・新スキルツリー(見やすさ重視)

             
                     
(火事場力)                  (全ツッパ)

                           ↓

       (渡り打ち)             (アシスト)
         ↓               ↓   ↓
(Fドライブ)+(ダマテン)――+――(回し打ち) (差し込み)

  ↓   ↓  ↓      ↓     ↓
(Cトリガー)↓(単騎待ち)(止めリー)(決め打ち)+(一発消し)

       ↓  ↓                ↓
       ↓(順ずらし)―――+――― (絞り打ち)
       ↓           ↓        ↓
    (Aスタンス)      (迷彩打ち)   (カラギリ)
       ↓           ↓
    (Tバースト)      (狙い撃ち)   

            
(拝み打ち)+(浮き打ち)

       ↓
     (ベタオリ)+(順ずらし)
           ↓
        (反射読み)

           ↓
        (引っ掛け)

こんなにミスの多い>>1は他にいない(確信)

シン・真・神・新スキルツリー(見やすさ重視)

                     
(火事場力)                  (全ツッパ)
                           ↓

       (渡り打ち)             (アシスト)
         ↓               ↓   ↓
(Fドライブ)+(ダマテン)――+――(回し打ち) (差し込み)

  ↓   ↓  ↓      ↓     ↓
(Cトリガー)↓(単騎待ち)(止めリー)(決め打ち)+(一発消し)

       ↓  ↓                ↓
       ↓(順ずらし)―――+――― (絞り打ち)
       ↓           ↓        ↓
    (Aスタンス)      (迷彩打ち)   (カラギリ)
       ↓           ↓
    (Tバースト)      (狙い撃ち)   

            
(拝み打ち)+(浮き打ち)

       ↓
     (ベタオリ)――+――(順ずらし)
             ↓      ↓
           (反射読み) (色順読み)
             ↓

           (引っ掛け)


なるほど……相談時間を設けてその予告をする、ですか

では一日が終了した時点から30分ほどは相談時間というのはどうでしょう?

京淡書いてたら燃え尽きてしまった……
本日はお休みです。ごめんなさい

本編は常時発動系の技能をあと一つ追加して
一周目のスキルツリーは完成かな、といった感じです

明日は1730前後よりまったりと始めようと思います

再開しまする

 コンマ7確定につきモブ卓
 モブ雀力=コンマ下二桁÷2

 モブに 安価↓
 モブわ 安価↓2
 モブか 安価↓3


京太郎「うん」

 よく集中して打てている

 この調子でどんどん行くぞ!


 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 モブに (41)
 モブわ (32)
 モブか (28)
 たろー (73)

 モブに《拝み打ち》使用→ネト麻では効果なし
 モブわ《回し打ち》使用→他家一人の雀力-25
 モブか《一発消し》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

 回し打ち対象

 123 モブに
 456 モブか
 789 たろー
 0   再安価

 安価↓


 モブに>お見せしよう!

 モブわ>王者の

 モブか>討死を!

京太郎「!?」

 流行りのネタか何かですか!?

 モブに (41) 安価↓
 モブわ (32) 安価↓2
 モブか (28) 安価↓3
 たろー (73) 安価↓4


 モブり 41+14      55
 モブぬ 32+54     86
 モブる 28+17     45
 たろー 73-25+57  105

『対局を終了します。貴方は1位です』

京太郎「うっし!」

 連続でのトップ終了。本当に調子がいい

 自分の調子の良し悪しが配牌にまで作用しているとか
 それなんてオカルトって話題だけども

 しかしながら、俺は未だ出会ったことがないが
 この世の中には『牌に愛されている』としか
 思えないような人間たちが少なからず存在していて
 彼ら彼女らは、理論や確率、効率あらゆるものの壁を突破し
 牌を引き寄せるのだという……

京太郎「いや、機械上のデータベースにオカルトは通用するのか?」

 確率の偏りといったものは確かに存在するが……

 その後しばらく唸っていると部活終了時間が来た

智美「もうこんな時間でもすっかり明るいなー」ワハハ
 
智美「とは言っても、帰り道には気を付けるんだぞー」ワハハ


《Announce》
該当ステータスが上昇しました(極大)×2
放課後行動を終了します。EXはありませんでした


 お知らせ

 1.新しい常時発動系技能を追加します
 2.《Wバレット》…他家和了時に無条件で飜数-1(ただし飜数は1以下にならない)
 3.スキルツリーには一発消しの下に追加となります
 4.ちょっと中断します

再開します

スキルツリー(完成版)
今後新しい技能の追加は予定していません

(火事場力)                  (全ツッパ)
                           ↓

       (渡り打ち)             (アシスト)
         ↓               ↓   ↓
(Fドライブ)+(ダマテン)――+――(回し打ち) (差し込み)

  ↓   ↓  ↓      ↓     ↓
(Cトリガー)↓(単騎待ち)(止めリー)(決め打ち)+(一発消し)+(Fドライブ)

       ↓  ↓                ↓       ↓
       ↓(順ずらし)―――+――― (絞り打ち)  (Wバレット)
       ↓           ↓        ↓
    (Aスタンス)      (迷彩打ち)   (カラギリ)
       ↓           ↓
    (Tバースト)      (狙い撃ち)   

            
(拝み打ち)+(浮き打ち)

       ↓
     (ベタオリ)――+――(順ずらし)
             ↓      ↓
           (反射読み) (色順読み)
             ↓

           (引っ掛け)


 5/24(火) 夜 《絶好調:残り1回》

京太郎「充実した一日だった」

 1.勉強     (学力上昇(特大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(特大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(中)~(極大))
 5.早寝     (スルー&体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)


 特殊判定

 ゾロ目or7 で電話がつがなる

 安価↓


京太郎「照さんってネト麻とかやったりするんだろうか」

 もし暇なときに相手をしてもらえるのなら
 これ以上ない特訓相手になるんじゃなかろうか

 そう思い付き先月登録した照さんの番号へとかける

 prrrrr

 ガチャッ オカケニナッタケイタイハゲンザイデンゲンガ…

京太郎「ありゃりゃ」

 たっぷり10コールほど待ったところで
 留守電サービスの案内が流れてきたので俺は電話を切った

 まあ単なる思い付きだったし、照さんも県予選が近づいて
 忙しいだろうことは容易に想像できたし。しょうがないかのかな

 携帯をベッドに放り投げて、勉強でもしようかと椅子を引く

 ザンコクスギテーコーワーイー♪

 放り投げた携帯が着信メロディを奏で始めた


 >?????条件成立により友好度5以上の相手から電話がかかってきます

 携帯の液晶に表示されている名前は――宮永照

京太郎「ハイもしもし須賀京太郎です! お待たせしましたか!?」

照『…………』

 携帯の向こう側の照さんが
 おっかなびっくり肩を震わせたような気がした

照『えと、さっきはごめん。電源切ってたから』

京太郎「ああいいですよ。大した用事でもありませんし」

 なんだか照さんは使わないときは
 携帯の電源を切っていそうなイメージ

 何のための連絡手段なのか分からないが……

照『それじゃあ、何?』


 1.麻雀の相手をして欲しいんです
 2.白糸台ってどれくらいの実力なんですか?
 3.自由安価

 安価↓2


京太郎「麻雀の相手をしてほしいんです」

照『ネト麻のこと?』

京太郎「そうなりますね」

 もちろん実際に打てるのであればそれに越したことはないが

照『それくらいお安い御用……と言いたいところだけど』

照『今の京ちゃんの実力も分からないし』

照『もしかすると、練習にすらならないかもしれない』

 手加減はしたくないし、と付け加える照さん

照『実力が近い人が居ればいいんだけど』

京太郎「ふむ……」

 実力が近い……妹尾先輩……はダメだな
 あの人の打ち筋も和了り方も不確定要素が多すぎる

 妹尾先輩がやって来た時は「初心者同士切磋琢磨できるかも」とか
 俺も思ってたりもしてましたよ

 ところがどっこい現実は違いまして
 妹尾先輩は初心者は初心者でも
 武器の扱いが分かっていない初心者であって
 そもそもが素手の俺では並び立つのですら困難なのであった

 現実って厳しい

照『いちおう、アカウントは教えておくから。本当に困ったら言ってね』

 照さんが言うコードを傍にあった数学のノートにメモする

京太郎「……応援してます」

 口をついて出た言葉は、これから待ち受ける全国予選の事か
 それとも、咲との関係についての事か――

照『ん。京ちゃんも悔いのないようにね』

京太郎「はいっ!」

 俺の返事に満足そうな雰囲気の照さんは
 お休み、と最後に残して電話を切った


《Announce》
宮永照の友好度が上昇しました(小)
絶好調が終了しました
体調が低下しました(絶好調→好調)
5/24(火)を終了します

前回言っていた通り、しばらく相談・雑談などどうぞ
ただし本筋から外れすぎないようお願いします
また>>1への質問でも構いません

相談する内容が明確に存在しないタイミングだから何を相談したものか
好調に入ってきてるし体調向上狙ってみるのもいいかね、思ったより絶好調の恩恵がでかい

あと1つ質問なんだけども、現状強い相手と打つメリットってないの?

>>258
ないですね。知り合いになれるかもってくらいで
ただ、オカルトに目覚めればまた変わってきますが

今気づいたけど、電話選択で同時にキャラ指名もできるようになった?

なるほど、強い相手と打てるのはプラスみたいな京太郎の台詞に違和感あったから気になってたけどそこはオカルト関係か

ところで部活行動もう1回残ってなかったっけ?

>>261
5/24(火)の部活動は前回更新で一回目、今日ので二回目……だったはず

>>260
できるようにしました

再開します

精神力みたいに本当にどうしようもなくならない限り
ステータスを削ることはもうありません。……たぶん

絶好調の対局ってコンマボーナスとかプラス補正ある?
部活時の対局とネト麻×2だと能力上昇ネト麻の方が上だけど対局のメリットって何があるの?

対局は好感度上がるんじゃない?

>>268
>>269ですね

和「絶好調で配牌や自摸牌が良くなるとか、そんなオカルト有り得ません」

あ、学力削ってほしいんじゃなくて「いろいろ使える」と書いてあって使用法がわからんのでできたら教えてほしいというわけだったが
技能習得以外には現時点ではない感じかな?

学力はいらないというより技能と変なかぶり方してるんだよな
同時に上がる行動もないし

>>271
すみませんそういうことでしたか。現時点ではない、ですかね
どこかで二周目のテストをするのでそこで使うくらいかと

>>272
その辺りは少しずつ見直していきます


 5/25(水) 朝 普通

京太郎「ねむーい」

 0  メールが届く
 4  なし
 7 9 再安価

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 安価↓

あら、体調普通になったのね

>>277
ミスです(汗)


 アーツクナーレルコトガー♪

京太郎「メールだ」

 駐輪場で微妙なサイズの隙間に
 自転車を押し込んでいるとメールが来た

 送り主は部長だ

 ―――――――――――――――――
 From:部長
 ―――――――――――――――――
 麻雀部業務連絡
 放課後は校門に集合
 

 ―――――――――――――――――

 おや、今日は部活なし……
 というか麻雀部の皆でどこぞにでも出かけるのか

京太郎「俺自転車なんだけどな」

 俺の記憶が正しければ、加治木先輩と津山先輩が電車
 部長と妹尾先輩と東横はバス通学のハズで

 移動に時間がかかるのなら、学校に自転車を置いたまま
 明日まで放置しなければならない俺だけ非常に不便することに
 なるわけだ

 その旨を部長に伝えたところ

 ―――――――――――――――――
 From:部長
 ―――――――――――――――――
 そんなに時間はかからない


 

 ―――――――――――――――――

京太郎「…………」
 
 ―――――――――――――――――
 From:部長
 ―――――――――――――――――
 そんなに時間はかからない
 








 と思うぞー
 ―――――――――――――――――

 スクロールしないといけない位置に隠すのは止めてください

 取り敢えずは部長を信じて、自転車は学校に放置しよう


《Announce》
朝行動を終了します
放課後の予定が決定しました


 5/25(水) 昼 好調

京太郎「午後の授業前の腹ごしらえだな」

 1.教室  (学力(大))
 2.食堂  (異能(大)・特殊判定甲)
 3.購買  (雀力(大)・特殊判定甲)
 4.屋上  (体調向上)
 5.中庭  (体調向上)
 6.PC室  (学力(大))
 7.図書室 (異能(中)・学力(中))
 8.資料室 (雀力(中)学力(中))
 9.体育館 (技能(大))

 当たりなら誰かと遭遇+ステ上昇。外れならステ上昇のみとなります

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓・特殊判定甲は同レスコンマ 0 4 7で体調向上)


 >コンマ2=特殊判定甲失敗

京太郎「今日のメニューは君に決めた!」

 学校の食堂というのはそれなりの見た目に
 どことなく安っぽい味がウリなのではないだろうか?
 
 そしてたまにはそんな安っぽい味が欲しくなるのは
 ファストフードを食べに行く感覚に似ている

オバちゃん「ハイお待ちどぅ」

 ゴトン、と目の前に置かれたのは――重量感溢れるカツ丼

京太郎「五トンだけにね」

モブ一年「メーデー! メーデー!」

モブ二年「やべぇよやべぇよ……」

モブ三年「まさか地球の氷河周期が早まって……!?」

京太郎「…………」

 お昼ご飯は、ちょっとしょっぱかった


《Announce》
異能が上昇しました(大)
昼行動を終了します

強制イベントが始まるので、2330辺りを目安に
投下がなければ終了だと思ってください

できれば2100から始めたいところ

2100から始めるとは何だったのか。再開します


 5/25(水) 放課後 強制イベント

 掃除当番だったので、放課後開始から十数分後
 俺は部内で一番最後に校門へと辿り着いた

 そういえば照さんはもう夏服らしき服装をしていたが
 ウチの学校は六月から夏服である
 よって麻雀部の面々はフル装備を着込んでいるのだが
 傍目から見ても、暑そうだ。実際暑いんだけども

ゆみ「よし。全員そろったな」

智美「それじゃあいくぞー」ワハハ

京太郎「どこにですか?」

智美「県予選団体の抽選会場さ」ワハハ

 夏までに、この暑さはもっと厳しくなっていそうだ

 順次バスに乗り込んで会場がある松本方面に向かう

京太郎「長野ってこんなに広いのに会場は一つだけって不便ですよね」

 長野・安曇野・松本・諏訪の圏内であれば
 比較的移動が容易な場所にある抽選会場だったが

 長野市のもっと北の方にある学校や――

ゆみ「風越なんか、公欠を取らないと来られないだろうな」

 そうなのである
 県下ナンバーワンとの呼び声の高い風越女子は
 学校が終わってから悠長に向っていたのでは
 帰りが終電間際になってしまうほど会場からは遠くにあるのだ

智美「風越はおそらく部長兼エースの娘が来るだろうなー」ワハハ

京太郎「部長でエースですか?」

智美「『福路美穂子』って名前の選手さー」ワハハ

京太郎「へぇ……」

 名門でエースを張れる実力者で、尚且つ部長という
 責任ある立場を任されているのであれば
 まさしく文武両道、といった感じの女性なのだろう

 立てばサムライ座ればクレイモア歩く姿は装甲戦車、みたいな

桃子「女性に対するイメージじゃないっす……」

ゆみ「ははは。見た目は君が思っているよりも、遥かに女性らしいよ」

 それはそれで、非常に興味深いです

 何かしらの分野で秀でている人というのは
 それに特化するために、別の何かを捨てている人が多いと俺は思う

 天は二物を与えない、とは言うがそうではなく
 自らに与えられた可能性や時間を複数のことに割り振れるほど
 人間は器用な生き物ではない。それだけの事なのではないだろうか

京太郎「風越の福路さん、か」

 どんな人なんだろう

桃子「…………」


『次は――』


 40分ほどだっただろうか。バスは目的地に到着する

 今日は見事なまでの晴天で最高気温は30度に迫るらしく
 結構な数が見受けられる女子高生たちの半数は
 夏服のような出で立ちで、俺たちと同じように会場へと
 向かっている

京太郎「いまさらですけど、女子しかいませんね」

智美「そりゃ女子団体戦の抽選だしな」ワハハ

 ですよね

 周囲のこちらを見る目が好奇に満ちている原因の八割は
 そこにいる金髪男子、というか俺のせいじゃないかと思う

京太郎「マスコミっぽい人も結構いるんですね」

ゆみ「昨年、連続出場中の風越を破って全国に駒を進めた龍門渕は」

ゆみ「全国でも準決勝に進出。大将の『天江衣』はMVPにも選出されている」

ゆみ「否が応でも注目が集まるさ」

京太郎「…………」

 え、なんですかそれは

 それってガチの化け物なんじゃあ、ないんですかねぇ
 
ゆみ「しかも去年のIMチャンピオンも清澄高校というところから」

ゆみ「団体に出るようだしな。とんだ魔境だよ、長野は」

京太郎「清澄……」

 清澄と聞いて俺が思い浮かべるのは……照さんと咲
 照さんは『自分よりも咲は麻雀が強い』と言っていた
 
 咲は、でてくるんだろうか。この舞台に

智美「それでも勝つんだろ? ユミちん」

ゆみ「当然だ」

 歴史ある名門風越

 全中王者を擁する清澄

 前年度の覇者龍門渕

 もちろん、県予選で注意すべき学校はこれだけではない
 だがこれらだけで既に圧倒的過ぎる、強敵を前にして
 加治木先輩は薄く笑みを見せた

ゆみ「これで本当に最後なんだ、相手にとって不足なし!」

 やはりというか、加治木先輩は相手が強ければ強いほど
 燃え上がるタイプだよな。本人はあまり自覚がないようだが


 出場校のエントリーが終わり、フリーな時間になったのだが  

 抽選が終わるまでにはまだまだ時間があるようで

京太郎「あ、じゃあ俺飲み物とか買ってきますよ」

 屋内とはいえ風のない今日は本当に暑い
 
 それに周りが女子ばっかりなのに、自分が混じっているのも
 一抹の気まずさを感じえずにはいられなかったし

ゆみ「すまないな」

 苦笑交じりに言ったその言葉は、どういう意味だったのか

 147 津山睦月
 258 妹尾佳織
 369 東横桃子
 0   再安価自由選択

 ゾロ目=0

 安価↓


桃子「それじゃあ、私も行くっす」

睦月「ん。それじゃあ私たちは残って待ちますか」

佳織「そうだね」

 全員が一塊になってあっちこっち移動するのも
 代表者として抽選に行っているお二方に迷惑だろう

 俺と東横は四人分の注文を聞いて近くのコンビニに向かう
 自販機もあったのだが、注文を正確に履行するのならば
 そちらよりは確実だろう

 交差点での信号を待ちながら
 通り過ぎる車たちを、特に何も考えずに
 ただ黙って眺める

桃子「…………」

京太郎「…………」

 無言が苦痛にならないというか、東横相手なら
 会話がなくても特に気にせずにいられる

 俺はその空気感が、心地よくて好きだ

桃子「……あのっ」

 先ほどからこちらをチラチラと見ていた東横は
 意を決したかのように深呼吸をして、声をかけてきた


 これ以降東横桃子→須賀京太郎への呼び名を決定します
 皆さんの多数決でお決めください(まだ安価は出しません)

 1.京ちゃんさん
 2.きょーさん
 3.京ちゃん
 4.京太郎さん
 5.京太郎君
 6.その他

それじゃあ

 1.京ちゃんさん
 2.きょーさん
 3.京ちゃん
 4.京太郎さん
 5.京太郎君
 6.京さん
 7.その他

であと10分ほど

安価取ります

 1.京ちゃんさん
 2.きょーさん
 3.京ちゃん
 4.京太郎さん
 5.京太郎君
 6.京さん
 7.その他

 安価↓~↓5


桃子「きょ、京太郎くんっ」

 ギュッと目をつぶって、そんなことを言う

 一瞬何を言われているのかさっぱりで
 そのままたっぷり十秒くらい呆然として

京太郎「い、いきなりなにを」

 今の今まで東横は『須賀君』よびだったはず

桃子「照さんが須賀君をすごく親しそうに呼んでて」

桃子「……なんだか、いいなって」

京太郎「あー……」

 京ちゃん、か
 
 俺をそう呼ぶのは宮永姉妹くらいのものだが
 それだって昔からの知り合いというアドバンテージがあってこそ
 できることだと、思うんだ

桃子「だめ、っすか?」

 その上目遣いは反則じゃないですかね、東横さんや 

桃子「京太郎さん?」

 そうじゃなくて

桃子「京さん!」

 まるでこれだ! と言わんばかりにズズいっと詰め寄ってくる

京太郎「……あ~……うん。東横がいいなら、それでいいよ」

桃子「! いいんすか!?」

 俺にはあんなに真剣な――期待するような眼差しの東横を
 無下にすることなんてできなかった

 あの日、哀しそうな顔で目の前の人々を
 見ていた東横を知っているだけに

桃子「えへへ……きょーさんっ」

京太郎「なんだよ」

桃子「なんでもないっす」

京太郎「えぇ……」
 
 嬉しそうに体をくねらせる東横を横目に
 俺はコンビニのレジで支払いを済ませる

 家族や親しい人以外から名前で呼ばれることなんて
 いつ以来だろう……逆か? 東横とはそれだけ
 親しくなったということか

 俺は買ったばかりの冷たい桃水をほっぺに押し付けて
 仕返しとばかりに反応を楽しんだりしていた


京太郎「決まりましたか」

 会場内に響くアナウンスに
 てんでバラバラに散らばっていた各校の代表者らは
 巨大な液晶掲示板の前に集まってくる

智美「龍門渕と、出場校数の調整で風越もシードだな」ワハハ

 それは、わざわざここまでやって来ておいてご苦労なことで

睦月「うちは……第四ブロックのN卓ですか」

ゆみ「なかなかいい位置につけたな。シード二校とは決勝まで当たらずに済む」

智美「決勝までは一校のみ勝ち抜けだからなー」ワハハ

 なるほど

 ふと気になって組み合わせ表を見上げれば
 清澄の名前は第二ブロックのE卓にある

 ――つまりは清澄とも、決勝までは会えないのだ

 いや、会うのは俺じゃなくて皆なんだけど……

 無性にざわざわする内心の蠢きを抑えるため
 俺は手元の炭酸飲料をグイッと一気に飲んだ
 
智美「それにしても、流石風越。注目度バッチリだなー」ワハハ

 部長の言葉に誘われるようにして
 会場の入口の方へと視線を飛ばすと
 風越女子の制服を着た二人がメディアに囲まれていた

 一人は黒髪を肩までに切り揃え
 二つ分けの前髪から額を覗かせ

 もう一人は柔らかい色の髪を同じように
 整ったショートカットにしてしおり
 平均以上の胸部装甲が――

京太郎「……ハッ!」

 いかんいかん。あまり公共の場で邪なことを
 考えてしまってはイケナイ

 お淑やかそうな雰囲気と
 大勢のメディアを前にして物怖じしない姿から
 彼女が風越の部長でありエースの福路さんなのだろう

 確かに、思っていたよりずっと女性らしい

智美「ウチは全然だけどな」ワハハ

ゆみ「当然だ」

 組み合わせが決まり、風越がこうして注目を集めている一方で
 掲示板の前では「決勝で会うのを楽しみに待ってるわ!」
 とかなんとか叫んでいる人が居たり
 漫画から抜け出してきたような黒ずくめの執事がいたり――

京太郎「!?」

 スルーしそうになったが、え、執事って何ぞや
 現代日本では珍しい(たぶん)の職種のお人が
 なぜこんなところに?

 慌ててもう一度執事の居たところを見返すが
 既にこの熱い中で全身黒ずくめで固めている人影は
 どこにもいなかった

京太郎「……見間違いかな」

 見間違えるにしては、素っ頓狂な内容だが


《Announce》
強制イベントを終了します
該当ステータスが上昇しました(小)


 東横桃子の友好度が上昇しました(7→8)

 友好度数値変動ボーナス!
 お好きなステをひとつ上昇(大)させます

 安価↓2

 
 >異能が上昇しました

 5/25(水) 夜 好調

京太郎「ちかれた」

 部長の陰謀で明日はバス通学を余儀なくされたし

 1.勉強     (学力上昇(大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝     (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)


 特殊判定

 0  自由安価(高校生雀士一人)
 4  とーか
 7 9 モブ卓

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 0になった場合は再安価出します

 安価↓


 さらにコンボ判定

 ゾロ目or7 で乱入者

 安価↓

 
 モブ雀力=コンマ下二桁

 モブれ 安価↓
 モブそ 安価↓2


京太郎「ネト麻ネト麻……」

 半ば以上にルーティンワークと化した動きで
 PCを起動し、サイトにアクセスする

京太郎「大会まで、あと二週間なんだよなぁ」

 女子の方とはいえ、団体の抽選の様子を見て
 決戦の大舞台がもうすぐそこまで迫っていることに
 妙な緊張感と、このままでは何もできないぞという
 焦燥感を密かに抱えていた

京太郎「…………」

 あとは東横だよ東横!
 いきなり名前呼びで話しかけてくるんだから
 もうびっくらこいたの承知の助だよ!

京太郎「…………」

 東横のふやけた顔が脳裏にフラッシュバックしてきて
 
 これは、アレですかね。俺も何かした方が……

 待て待て落ち着け、落ちケツ

京太郎「……疲れてるのかな」

 迷走して纏まらない思考に、小さく呟く

 もしくは、これが緊張でテンパるってやつか

 そんなことを考えている間にも卓を探すのだが
 如何せんいい卓が見つからないな……

京太郎「……作っちゃうか」

 いつもは誰かの作ったところに入ったり
 フレンドの皆様にお世話になっているのだが
 
 まあ今日くらい、一局打つだけなら自分で作ればいいか

京太郎「一局のみ、誰でも歓迎……っと」 

 募集文を決めて部屋を作成する
 やはり皆、気軽に打てる卓を探していたのか
 すぐに人は集まった

京太郎「よしっ、やるぞ!」


 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 とーか (175)
 モブれ (14)
 モブそ (90)
 たろー (76)


 とーか>よろしくお願いしますわっ!

 モブれ>よろしく~

 モブそ>よろしくね

 たろー>よろしくお願いします

京太郎「威勢のいいお嬢様口調な人が来ちゃったぞ」

 俗に言う『なりきり』ってやつだろうか
 自分の作った設定のキャラに扮して、RPG感覚で遊ぶスタイル
 日本ではあまり流行してないが、海外ではスタンダードらしい

京太郎「素だったら、ちょっと、ねぇ」


 とーか《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし
 モブれ《拝み打ち》使用→ネト麻では効果なし
 モブそ《回し打ち》使用→他家一人の雀力-25
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

 回し打ち対象

 123 とーか
 456 モブれ
 789 たろー
 0   再安価

 安価↓


 とーか (175) 安価↓
 モブれ (14) 安価↓2
 モブそ (90) 安価↓3
 たろー (76) 安価↓4


補足。00は100です


 とーか 175‐25+72 222
 モブれ 14+100   114
 モブそ 90+24    114
 たろー 76+75    151    

『対局を終了します。貴方は2位です』

京太郎「…………」

 とーかさん、馬鹿にしてごめんなさい

 貴方かなーり強いです……

 のどっちやミロクさんたちに比肩するレベル
 ミロクさんよりは強いか、それくらいに感じた

 一度だけ俺に安手で振り込んで以降は
 他家を寄せ付けず一方的に自模って点数を削っていたし

 とーか>お疲れ様でしたわ

 モブれ>お疲れー

 モブそ>乙です

 たろー>お疲れ様でした

 勝ったのに、どこか意気消沈としたように
 見受けられるとーかさんは、真っ先に部屋から出ていった

 どうしたんだろうかと、察する術は俺にはない
 知ったところでどうこうできるわけでもないしな

京太郎「しっかし、強い人は結構いるもんだね」

 まだまだ俺が未熟なだけかもしれないが



《Announce》
対局ボーナス・二位
該当ステータスが上昇しました(大)
5/25(水)を終了します

取り敢えず今日はここまで
連日鈍行気味で申し訳ないです。もっとテンポ良くいかないと

明日の再開まで雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です


女子団体戦はコンマで戦うの?

>>351
女子団体は
1.原作通りでキンクリ
2.各キャラプレイアブルで決勝卓を闘う

から選んでいただこうかと思っています


遅くまでお付き合いありがとうございます。お疲れ様でした
明日は昼頃からまったり進めていこうと思います。目指せ6月

期間については、県予選終わった辺りでまた

いくらコンマ次第とはいえ、相性もありますしね
清澄メンバーは(現時点だと)ビックリする強さじゃないでしょうか


 5/28(土) 朝 好調

京太郎「ちょっと散歩でもするか」

 0  カピー
 4  なし
 7 9 再安価

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 安価↓


京太郎「つっても、敷地内の整備するだけでいい運動になる」

 カピーが走り回るために、無駄に広いからな
 冬は頭がおかしいくらい冷えるから
 カピーが自由に動けるのは残暑が消えるまでだが

カピー「…………」ドタドタ

 おーおー早いこと早いこと


《Announce》
朝行動を終了します


 5/28(土) 昼 好調

京太郎「何するかな」

 1.ゲーセン      (学力・生活力が上昇(大))
 2.書店         (学力・雀力・生活力が上昇(中))
 3.CD・DVDショップ (生活力が上昇(特大))

 4.喫茶店       (学力上昇(大)・体調回復)
 5.タコス屋      (異能・生活力が上昇(大))
 6.混ぜ麺屋     (技能・生活力が上昇(大))
 7.映画館      (どれか一つのステ上昇(特大))

 8.室内で過ごす  (再安価)

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


 この香しい匂いにツンと鼻を突くサルサの風味!

京太郎「タコスうまー!」

 先週も昼来なかったっけ?

 安いし旨いし別にいいけど


《Announce》
異能・生活力が上昇しました(大)
昼行動を終了します


 5/28(土) 夜 好調

京太郎「誰とも会わなかったな」

 一人の時間が大切な時もあるよね


 1.勉強     (学力上昇(大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝     (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)

これ連投あり?
とりあえず↑で


 >?????条件成立により友好度5以上の相手から電話がかかってきます

 偶数  東横桃子
 奇数  宮永照

 ゾロ目 再安価自由選択

 安価↓

五分以上経過してますので>>369は有効です


京太郎「もう寝るかな……」

 やることと言えば麻雀関連しかないし
 最近いろいろと詰め込みすぎてたしな
 たまには休むことも肝要……あれ、これ誰の言葉だっけ?

 ガンバッチャッテガンバッター♪

京太郎「あら、電話だ」

 こんな時間にかけてくるとは珍しいな

 いや、普通は電話するような時間帯じゃないから
 かかってこない方が普通か

 充電器から取り外して、液晶画面の表示を確認

京太郎「もすもす?」

桃子『もすもす……って、つられちゃったじゃないっすか!?』

京太郎「悪い悪い」

桃子『うぅ……京さんがいじめるっす』

京太郎「人聞きの悪いこと言わないでくれるかなぁ!」

 俺以外に誰も聞いちゃいないんだけどさ

京太郎「……それで? こんな時間に何の用なんだ?」

桃子『少し、声が聞きたくて』

京太郎「ん」

 陽気なベールを剥ぐ様にして出てきた
 不安そうな声色に俺は小さく頷く

京太郎「じゃあ、適当に話でもしていればいいのか?」

桃子『……いいんすか?』

京太郎「? 何が?」

桃子『急にこんなこと言って迷惑じゃないかって……』

 長い前髪と睫毛が伏せられる、東横の表情は
 簡単に思い浮かんでしまう

 1.迷惑なんかじゃないさ
 2.ならどうしてかけてきたんだよ?
 3.自由安価

 安価↓2


京太郎「ならどうしてかけてきたんだよ?」

桃子『っ、それは……』

 言葉に詰まり、恨めしそうな無言の念を送ってくる東横
 
 もしかして、意地が悪すぎる問いかけだっただろうか?

 おそらく色んなことがあって、それで何か思うことがあって
 わざわざ俺にかけてきたのに、それを本人の口から言わせようなんて
 やるべきじゃなかったかな……

 言いたいことは言ってもらわないと分からない、が
 黙って受け入れてやることも時にはするべき
 照さんも確かそんなことを言っていたような記憶がある

京太郎「……ん、ごめん。聞くだけ野暮だったな」

桃子『…………』

京太郎「迷惑なんかじゃないさ」

京太郎「寧ろ、これくらいどんどん頼ってくれていいだぞ?」

 東横の頭に――悩んで落ち込んでいるだろうそこに
 手が届かないことが、とてももどかしかった
 俺は言葉だけじゃなくて、キチンと伝えてやりたい

京太郎「誰かの迷惑になるとか、誰かのために、とか……」

京太郎「東横は自分を殺しすぎてるんだ」

京太郎「でも、せめて俺の前くらいではもっと素直でいてくれていいんだぞ」

京太郎「俺は、お前が辛そうにしていることの方が嫌だ」

 照さんだって言っていた

『貴女は、一人じゃない』

 俺がいて、麻雀部員の皆がいて、照さんだっている

 東横桃子は、もう独りぼっちで蹲っている幼子ではないのだ
 
京太郎「だから、俺にできることがあったら頼ってくれ」

京太郎「勿論その代わり、俺もお前を頼りにさせてもらうけどな」

桃子『…………』

 勇気づけるように東横に半分笑いかけて
 俺は携帯を握りしめる力を強める 

 しばらくの無言

桃子『……えへへ。ありがとうっす、京さん』

 ごしごし、と何かを拭うような音がして
 東横はそう返してきてくれた

桃子『お陰でで元気が出たっすよ!』

京太郎「そうかい」

桃子『それでっすね、今日お昼に――』

 その後しばらく、俺は東横と電話を続けていた


《Announce》
東横桃子の友好度が上昇しました(小)
体調が向上しました


 5/28(?) 夢 好調

???「お久しぶりやね、患者さん」

???「患者さん来ぃへんから、ウチ寂しかったんよ?」

???「もー冗談やって」クスクス

???「それで、何が知りたいん?」

 1.現在のステータス
 2.今後のヒント
 3.やっぱいい

 安価↓2


???「りょーかい~」

???「なにやら一部ステータスが急に伸びてるなぁ」


 須賀京太郎(すが・きょうたろう) 性別:♂ 年齢:15
 
 種別:オカルト ベース:《神器》
 
 所属高校:鶴賀学園  体調:好調

 雀力  77 (66)   友好度
 技能  49 (41)   東横桃子  :8(信頼)
 異能  81 (67)   加治木ゆみ :4(出来のいい後輩) 
 学力  56 (55)   蒲原智美  :3(後輩)
 生活力 51 (48)   津山睦月  :2(部員)

              妹尾佳織  :2(部員)
              宮永照    :6(可愛い弟)
 
 ネト麻フレ:スモモ・ミロク・SARA・音羽・シュンカ(宮永照)


 装備技能:ベタオリ

 習得技能:ベタオリ・拝み打ち・浮き打ち(残り2枠)
 
 習得中技:渡り打ち(1/5)


???「まだ何かあります?」

 1.今後のヒント
 2.もういい

 安価↓2


???「ちょーっと時期は遠くなるけど」

???「『オカルトに目覚めた状態で女子団体戦二日目を迎える』と」

???「とてつもないことが起きる、そんな予感があるんですよーぅ」

???「もしかしたら『患者さんのこれからを左右する』かもしれへんから」

???「念頭に置いといた方がええかも」

???「あとは――そうやね」

???「実は『患者さんが接触するキャラにも成長はある』んやで」

???「一定の条件を満たすことで、雀力が上がったり」

???「オカルトが強化されたり、とかやね」

???「『特定のキャラを成長させないとできないこと』もあるから」

???「注意してな」

???「今はこのくらいやね」

???「ほな、よい休日を~」


《Announce》
夢から帰還します
5/28(土)を終了します

しばらくの間、雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です


 5/29(日) 朝 好調

京太郎「いい目覚めだ」

 0  カピー
 4  なし
 7 9 再安価

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 安価↓


カピー「…………」モキュモキュ

京太郎「今日もあっついな……」

 初夏が始まり、本格的に暑くなり始め
 温室の効果も相まって、カピーの住処は異様な熱気だった

京太郎「お前は、熱帯出身だからちょうどいいかもしれないけど」

 俺は根っからの日本人で
 日本人は温暖湿潤気候の中で歩んできた人種だ

カピー「…………」スリスリ

京太郎「気持ちは嬉しいんだがゴワゴワしてるからやめてくれ」


《Announce》
朝行動を終了します


 5/29(日) 昼 好調

京太郎「何するかな」

 1.ゲーセン      (学力・生活力が上昇(大))
 2.書店        (学力・雀力・生活力が上昇(中))
 3.CD・DVDショップ (生活力が上昇(特大))
 4.喫茶店       (学力上昇(大)・体調回復)
 5.タコス屋      (異能・生活力が上昇(大))
 6.混ぜ麺屋     (技能・生活力が上昇(大))
 7.映画館      (どれか一つのステ上昇(特大))
 8.室内で過ごす  (再安価)

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


 >ゾロ目につき特殊コンボ発生


 昨日はタコス屋に行ってきたので
 今日は混ぜ麺でもと、駅前の方まで出向いて
 昼食を摂り、腹ごなしに歩いて帰っていた

京太郎「おー」

 駅前の大型ビジョンで県大会の宣伝が流れ
 ――おそらく去年の様子なのであろう――
 風越の部長、福路さんなんかが映し出される

 見覚えのない白い制服に癖のある金髪は
 龍門渕高校の生徒だろうか?

 確か、彼女らは全員一年生であったから
 今年もフルメンバーで出てくるそうだが……
 先輩たちは大丈夫なのだろうか?

京太郎「俺に心配されたくはないかもしれないけど」

 むしろ俺の方が心配かけてそうなんだよなぁ

 一念発起、とは違うが
 いい加減部室から拝借した麻雀教本を
 使い続けるのも申し訳が立たないので
 書店によって、自費で購入することにした

京太郎「今日は麻雀WEEKLY TODAYの発売日か……」 

 大きめの書店に入り、雑誌コーナーで立ち読みする
 パラパラとめくってみれば、夏のインターハイ特集と称して
 各県の注目校・注目選手を取り上げているようだった

睦月「あれ、須賀君?」

京太郎「んぉ、あ、津山先輩……と、妹尾先輩もですか」

京太郎「ちわっす」

佳織「こんにちわ、奇遇だねー」

京太郎「そうですね」

 まさか麻雀部二年生コンビと出会うとは
 流石に想定していなかった

睦月「須賀君は、それ買いに?」

 津山先輩は俺の手にしている雑誌を指す

京太郎「いえ、教本でも買おうかと思って来たんですけど」

京太郎「今日発売でしたから、これ。気になっちゃって」

睦月「なるほどな」

 部長が部費でたまに買ってくることもあるのだが
 毎週毎週というわけでもないし、最近ご無沙汰してたしで
 手に取ってしまったというわけですよ

京太郎「本命は、教本でも買おうかなと思いまして」

佳織「教本、ですかぁ?」

京太郎「えぇ。今は部室にあった分を拝借してるんですが」

京太郎「一冊しかありませんから、それだと妹尾先輩が読みたいときには不便かなと思いまして」

佳織「あー……私は、そんなにっていうか」

佳織「智美ちゃんからあんまり練習しないよう言われてるんだけどね……」

 苦笑しながらそう言いますがね、先輩


京太郎「ビギナーズラックと言っても、教本を読んでなくなるような」

京太郎「運でもないと思いますよ、先輩のは」

睦月「確かに。豪運というよりは、剛健な運という感じだしな」

睦月「……それに、仮に妹尾さんの運がなくなったとして」

睦月「それならそれでまた、しっかり麻雀を学んでいけばいいと思う」

佳織「そう、かな……」

 自身の無さそうに俯く妹尾先輩のサイドポニーが揺れる

 この一ヶ月、同じ部活動に勤しんでいて気付いたことがある
 妹尾先輩はどうしてここまで自分に自信がないのだろう?

 容姿だって平均以上だと思うし、もっと自信を持っていてもいいと思うんだ

京太郎「……結局は、自分がどうしたいのかだと思います」

 妹尾先輩が、少なくとも麻雀が好きだということは知っている
 だったら後は、その気持ちに方向性を与えてやればいい

 ああいう風にしたい、こういう風になりたい
 その想いが、力をより強くするのだから

京太郎「強くなりたいのか、楽しみたいのか」

京太郎「それとも、皆と喜びを分かち合いたいのか――」

 俺の言葉に妹尾先輩は、既に購入済みなのか
 書店のロゴが入った紙袋をぎゅっと抱きしめて
 数秒、何かを考えるように窓の外を見る

 その瞳に何が映っているのか、俺には知りようがない

 津山先輩も、ただ黙って妹尾先輩を見守る
 加治木先輩らが引退してしまえば、次に麻雀部を
 引っ張っていくのは、先輩たちなのだ
 
 妹尾先輩はやがて、眉の角度を上げて頷くと

佳織「……うん。なんだか、少しだけ解ったような気がする」

佳織「ありがとうね、須賀君!」

 咲くような笑顔でぴょこんと頭を下げた

 いえいえ。この程度でお役に立てるのであれば
 いくらでもこんな手くらい貸しますよ

 まだ行きたいところがあるからと言う二人と別れ
 俺は帰り道を往く

京太郎「自分がどうしたいか、か」

 小さく呟いた言葉は、晴天の雲に紛れて
 遠く小さく、霞んで消えていく……

 自分が妹尾先輩に投げかけた言葉は
 そっくりそのままの形で、帰ってくるのだ

 俺は、一番になって、どうしたいんだ?


《Announce》
雀力・学力・生活力が上昇しました(中)
津山睦月の友好度が上昇しました(2→3)
妹尾佳織の友好度が上昇しました(2→3)
昼行動を終了します


 友好度数値変動ボーナス!
 お好きなステを二つ上昇(大)させます
 重複可能です

 安価↓2~↓3(無効の場合さらに安価↓)


 >異能が上昇しました!×2

 一旦中断します


 5/29(日) 夜 好調

京太郎「ふぅいよぉ~~~ん」

 1.勉強     (学力上昇(大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝     (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)


京太郎「そしてこの新品の教本の出番ですよ……」

 とはいえ、今まで読んでたものから変えるのもあれだし
 最新改訂版を買って来ただけだが

京太郎「副露する場合は最低1つは役が必要であり、手牌の多くは」

京太郎「面前では遅いのでできれば鳴いていきたい手です」

京太郎「どこかで鳴いても、1役つくように手を作ることの重要性は高いでしょう」

京太郎「単純な受け入れよりも、聴牌に近い段階での受け入れが」

京太郎「広くなるように打つことが牌効率の原則です」

 面前限定では自力自摸に頼るしかなかったのが
 役を確定させることができれば以後は他家からのポンやチーでも
 面子を構成できるようになり、どこからでもできるポンは
 実質受け入れ4倍、上家からのみのチーは実質受け入れ2倍になる

 ――ということだろうか


 雀力・異能・技能より二つお選びください

 安価↓2


京太郎「さて、もう寝ますかね」

 もうそろそろ六月、そして来週は県予選

京太郎「楽しみ、だなぁ……」

 自分が打つのはまださらに先のことだが
 それでも、この腹の底から湧き上がる昂ぶりを
 誤魔化すことはできなかった


《Announce》
雀力・異能が上昇しました(大)
夜行動を終了します


夢世界に行きますか?(日のみ)

 1.はい (体調低下あり)
 2.いいえ

 安価↓2


???「時は待たない」

???「全てを等しく――未来へと運んでいく」

???「ふふ……」

《Announce》
5/29(日)を終了します


 6/2(木) 朝 好調

京太郎「いい朝だ」

 0  嫁田
 4  なし
 7 9 麻雀部員・再安価

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 安価↓


京太郎「ふぁ~あ」

 大口を開けて空気を脳みそに取り込む

 衣替えをした鶴賀生たちの中、自転車で走っていく

京太郎「夏服ってのは、身軽でいいもんだな」
 
 それに女子制服もなかなか……ぐふふ


《Announce》
朝行動を終了します


 6/2(木) 昼 好調

京太郎「腹減ったな……」

 1.教室  (学力(大))
 2.食堂  (異能(大)・特殊判定甲)
 3.購買  (雀力(大)・特殊判定甲)
 4.屋上  (体調向上)
 5.中庭  (体調向上)
 6.PC室  (学力(大))
 7.図書室 (異能(中)・学力(中))
 8.資料室 (雀力(中)・学力(中))
 9.体育館 (技能(大))
10.トイレ  (特殊判定乙・行動回数消費なし)

 当たりなら誰かと遭遇+ステ上昇。外れならステ上昇のみとなります

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓・特殊判定甲は同レスコンマ 0 4 7で体調向上)


京太郎「諸君、戦争は好きかね?」

 俺は……購買の食糧争奪戦争は好きじゃないなぁ

 もと運動部で、身長もあるからフィジカル面では
 負けることはないのだが、如何せんそういった方向で
 闘争心を燃やすのは性分に合わないと言うか

京太郎「ハンドボールも、麻雀も規定された舞台で闘うものだもんな」

 ある意味では、騎士の決闘や武士の一騎打ちに近いものがある

 などとよく分からないことを考えながら購買の余り物を食べた


《Announce》
雀力が上昇しました(大)
特殊判定甲に失敗しました
昼行動を終了します


 6/2(木) 放課後 好調

京太郎「とうとう明後日かぁ……」

 1.部活に出る
 2.部活に出ない
 3.直帰      (体調全回復)

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


智美「…………」ワハハ

睦月「…………」

佳織「…………」

ゆみ「…………」

桃子「な、なんなんすか、この空気は……」

 部長はいつも通りの何考えてんのか分からない目で
 だんまりを決め込んでいるだけだと思うが

 放課後、東横と一緒に部室まで行くとこれである

ゆみ「……なに、とうとう県予選が明後日に迫って」

ゆみ「どうしたらいいのか、よく分からなくなってるのさ」

京太郎「重症じゃないですか、やだー!」

 そう言えばここにいる誰も、公式の大きな大会に
 出たことなんてないんだった……!

 ここは、ハンドボールで県予選の
 いいところまでいった俺の出番か……!?

桃子「……先輩方」

 俺に寄り添うように部室の入口に立っていた東横は
 一歩、二歩と踏み出して沈痛な部室の空気に割って入る

桃子「元々出られて儲けものってくらいの気持ちだったんす」

桃子「――だったら、勝って行けるところまで行く」

桃子「あわよくば、優勝。目指せ全国制覇!」

桃子「それくらいの、強気の挑戦者でいいじゃないっすか」

睦月「…………」

佳織「…………」

智美「…………」ワハハ

ゆみ「……ふふっ。東横がそこまで言うようになるとはな」

 チラ、と俺を見て加治木先輩は
 切り替えるように一度瞼を閉じる

ゆみ「その通りだ。私たちに背負うものなんてない」

ゆみ「この手足には、何も枷がないんだ……」

ゆみ「だからこそ上を目指す! どこまでも!」

 グッと握りしめたこぶしは天に突き上げられ
 その場にいた面々は、つられてその先を見た

 建物の天井は取っ払われ
 大峰の頂が、遠く、強く輝き
 幾重にも広がる人の波が
 そこに向かって進軍する

 そこには――
 全国数万人の雀士の頂点には何があるのだろう
 何が、見えるのだろう

智美「ハッハッハッ、この欲張りさんどもめ!」ワハハ

智美「そうと決まれば落ち込んでばっかりもいられないなー」ワハハ

智美「早速部活、始めるかー」ワハハ



 部活動は二回行動・対局は二回分消費

 1.技能習得 (技能習得or経験値入手)
 2.対局    (該当ステ上昇(小)~(特大))
 3.雑用    (雀力・生活力上昇(中))
 4.ネト麻   (該当ステ上昇(小)~(特大))

 安価↓2


 特殊判定

 0  自由安価(高校生雀士一人)
 4  とーか
 7 9 モブ卓

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 0になった場合は再安価出します

 安価↓


 コンマ6=0

 作中時間で高校生の雀士をおひとり自由にお選びください
 ただしマイナーすぎると再安価となります
 既にフレンドとなっている雀士を呼び出すことも可能です
 鶴賀生は物理的に不可能です

 安価↓2

大丈夫なんだろうか(アニメ一期のコードぐるぐるを思い出しつつ)
なんとかします


京太郎「ネト麻やー!」

 ついに本番も明後日ということで
 卓の方は女性陣に譲って、俺はパソコンと向き合う

京太郎「……あれ? 俺もしかして最近ネト麻しかしてないんじゃ」

 気にしたら負けだと思うことにする。よって気にしない

 うおーネト麻は楽しいなー

京太郎「…………」

桃子「京さんがすげー真顔っす……」


 モブ雀力=コンマ下二桁

 モブG 安価↓
 モブH 安価↓2


 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 みほこ (93)

 モブG  (02)
 モブH  (42)
 たろー (76)


 みほこ>よろしくおねがおします

 モブG>よろよろー

 モブH>よろしく~ねっ!

 たろー>よろしくお願いします

京太郎「? 誤字かな? 変換も出来てないし」

 みほこ、って人のチャット内容である
 ネット上でリアルネームっぽい臭いがするハンドルネームに
 タイプミス……これは世間知らずの中学生か何かですかねぇ

 リアルネームっぽいというところに関しては
 人のことは全く言えないが

 この、みほこって人は少し警戒していよう。なんとなく


 みほこ《ディスアドバンテージ》→技能使用不可
 モブG《回し打ち》使用→他家一人の雀力-25
 モブH《拝み打ち》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

 回し打ち対象

 123 みほこ
 456 モブH
 789 たろー
 0   再安価

 安価↓

訂正
 たろー (76)×
 たろー (80)〇



京太郎「さーて、いっちょ始めますか!」

 実際に打ちたいのはそうだが
 やはり一番は本番間近の皆だからな
 それに、練習ならいろんな方法がある

京太郎「前に進む。その意思が大切なんだよな」


 みほこ (93) 安価↓

 モブG  (02) 安価↓2
 モブH  (42) 安価↓3
 たろー (80) 安価↓4


 みほこ 93+77   170
 モブG  02+45   47
 モブH  42‐25+81 98
 たろー 80+93   173    

『対局を終了します。貴方は1位です』

京太郎「っし!」

 んにゃあぁああああ。みほこさん強ぇーな……

 何度か「それ切っちゃう?」てのがあったけど
 それを入れても俺より上手の人だった……

 最後みほこさんの親番で捲って僅差で一位になれたのは
 運が良かった、としか言いようがない

 みほこ>おつかれあsまでした

 モブG>(笑) お疲れ~

 モブH>お~つかれちゃあ~ん

 たろー>お疲れ様でした

京太郎「うーんこの」

 徹頭徹尾誤字をしていくスタイルである

 もしかしてみほこさんの正体は
 麻雀の強い小学生とかだったりしてな

 なーんて

 モブGとモブHが抜けて、この卓も解散かなと思いきや
 みほこさんが居なくなる雰囲気がなく
 二人とも会話なく、黙って卓に座り続けているという
 間抜けな時間が発生する
 
 ……え、なにこれは

 >交流チャンス発生!

 1.もしかして、機械に不慣れなんですか?
 2.年齢を教えてください!
 3.自由安価

 安価↓2


 先にこちらの安価も取っておきます
 ちなみに先ほどの安価ですが、2を選ぶとIKDが乱入していました

 1.技能習得 (技能習得or経験値入手)
 2.雑用    (雀力・生活力上昇(中))
 3.ネト麻   (該当ステ上昇(小)~(特大))

 安価↓2


 その時、須賀京太郎に電流走る――

 イメージとしては、少女漫画風の顔になって
 白目で驚きつつ、背景に雷が走るアレだ

 このみほこって人……とんでもない機械音痴なんじゃないだろうか

 いや、皆まで言うな。これが発想の飛躍だということは
 俺自身十分に理解している

 だが待ってほしい。俺の身近にいるジャマイカ
 麻雀が強くて、機械に疎い人、いや人たちが!

京太郎「宮永姉妹なんだよなぁ……」

 メールやチャットが打てないって程じゃないが
 照さんなんてこの前……

京太郎『携帯の番号とメアド、赤外線通信で送ってください』

照『……赤外線? 電子レンジ?』

京太郎『それはマイクロ波です。どっちかと言えばテレビ』 

照『! 知ってた。リモコンだよね』

 とか言ってたからなぁ

 照さんって麻雀強いし美人だし、頭もいいのに
 どうしてこう、変なところで抜けてるんだろうね

 みほこさんも、宮永タイプの人間かもしれない
 一応、確かめてみる価値はあるか……

 たろー>もしかして、機械に不慣れだったりします?

 個人チャットを送ってみる。そのまましばらく……
 どのくらい待っただろう。体感では10分くらいかな?

 ピロリロ♪

 みほこ>そうですね。わたしきかいぜんぱんが

 たろー>ぅおーいちょっと待ってくださいみほこさん!

 この人、全体チャットに誤爆しちゃってますよ
 あーぶねー。マジあぶねー……エライ恥かくところだった
 それにみほこさんが個人的な情報を漏らさなくて助かった

 何とか四苦八苦し、個人チャットの方法を教える

 
 みほこ>すごいですね、たろーさんは

 たろー>そんなことはないですよ

 謙遜じゃなくて、割りとガチで

 みほこ>わたしもうまくきかいがつかえるようになりたいです

 みほこ>きょうのたいきょく、まちがえてきったり

 みほこ>へんにないたりしてしまいました

京太郎「……なるほど」

 つまりみほこさんはまだ十全の実力で闘っていない、と……

 それで一位になって喜ぶとは……メゲるわ……

 みほこ>わたし、みんなのりーだーなのに

 みほこ>きかいをうまくあつかえないから

 みほこ>みんなの

 チャットが途切れた。どうしたどうした

 みほこ>すみませんとりみだしました

 さいで

 みほこ>みんなのてをやいちゃって、それがもうしわけなくて

 みほこ>きょうだって、こうしてねっとまーじゃんしようとすると

 みほこ>せんぱい、かわりにうちましょうかって

 みほこ>みんなにはわたしのかわりにどんどんうってほしいのに

 みほこ>わたしのことでてをやかせるのが、とてももうしわ

 またチャットが途切れた。なんでだ? 何が起こってる

 みほこ>すみませんたびたび

 たろー>いえ、大丈夫ですよ

 幸いにして時間と根気だけは潤沢にあるしな

 みほこ>みんなにめいわくをかけないためにも

 みほこ>こうしてれんしゅうしているのですが、なかなか

 たろー>上達しないと

 みほこ>はい

京太郎「…………」

 たった二文字だけなのに、何故かみほこさんの想いが
 ダイレクトに伝わってくる

 どうしたもんかね


 麻雀が強い、みほこ

 実はこの二つに関連する人物を、俺はつい最近知った

 そう、何を隠そうそれは

 名門・風越女子部長にしてエース――福路“美穂子”

 皆のリーダー、という発言や

 後輩が打つ、などのシチュエーションを検証して

 キチンと合わせてみれば、自ずと結果は出るだろう

 ではもし仮にだが
 
 もしこの人が本当に“福路美穂子”だとしたら?

 俺は――

京太郎「…………」

 邪な考えをスプレーで上塗りし、頬を叩く

 そんな汚いことはやりたくないし、やらないし
 第一、本気で打っている先輩たちにも失礼だろう
 下手な事をして、顔に泥を塗るのが最悪だ

 ならば下心などない、完璧な善意で行動しよう
 
 たろー>俺でもよければ、お相手しますよ

 機械に慣れる練習でも、麻雀でも構わない

 たろー>強い人と打てるのは、嬉しいことですし

 みほこ>ほうとうですか・

京太郎「……あぁ」

 ?が打てないのか
 ……キーボードには?って書いてあるもんね
 打ったら出てくると思うよね
 それとほうとうは東北の食べ物です

 みほこ>しつれいしました。ほんとうですか?

 たろー>そちらの都合が、あえばですけど

 みほこ>うれしいです。ありがとうございます!

 たろー>それほどでもありませんよ

 この人は『機械に不慣れなだけ』で
 まともに打てるようになれば相当強いだろうから
 知り合っておいて損はないだろう
 万が一、彼女が福路美穂子だったとして
 それも、県予選が終わってしまえば割と関わりのないこととなる
 彼女、三年生だし

 俺たちはフレコを交換する(これまた10分くらいかかったが)
 
 たろー>それじゃあ早速、次打ちますか?

 みほこ>はい! たろーさん


 モブ雀力=コンマ下二桁

 モブる 安価↓
 モブを 安価↓2


 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 みほこ (114)
 モブる (12)
 モブを (42)
 たろー (82)

 みほこ>よろしくおねがいします

 モブる>よろしく

 モブを>よろしくです

 たろー>よろしくお願いします

 抜けた二人の代わりを補充し、対局を再開する
 今度はみほこさんも、さっきよりスムーズな動きで
 前の対局が本当に精彩を欠いていたんだろうなと感じさせる

京太郎「俺も、負けないように頑張ろう!」

 みほこ《ディスアドバンテージ》→技能使用不可
 モブる《浮き打ち》使用→ネト麻では効果なし
 モブを《一発消し》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

 みほこ(114) 安価↓
 モブれ (12) 安価↓2
 モブそ (42) 安価↓3
 たろー (82) 安価↓4


 みほこ 114+22 136

 モブる 12+08   20
 モブを 42+50   92
 たろー 82+07   89    

『対局を終了します。貴方は3位です』

京太郎「ぎゃあぁああああああ!?」

ゆみ「」ビクッ

睦月「」ガタッ

佳織「ふぇ」

桃子「!?」

智美「ワハハ」

京太郎「すません」

 落ち着いて椅子に座り直し画面を見直す

『貴方は3位です』

 たった七文字にここまで心を削られるとは……

 みほこ>おつかれさまでした

 モブる>おつかれです

 モブを>おつかれー

 たろー>お疲れ様でした

 ちょっと呆然として、チャットを返すのが遅れてしまった

 まさか最後の最後、モブをの安手が直撃して順位を落とすなんて
 そんなん考慮してねーよ……

京太郎「いやね、考慮しなさいよって話しよね」

 一番を目指すんだったらそれくらい警戒するべきだったのだ
 この須賀京太郎、一生の不覚……!

 みほこ>たろーさん、だいじょうぶですか?

 たろー>いやぁ、みほこさんの強さに凹まされてしまいました

 みほこ>たろーさんも、なかなかすじがいいですよ

 みほこ>もっとちゅういぶかくあいてのかわをかんさつできれば
 
 みほこ>ふりこみもすくなくなるとおもいます

 んー……なるほど。まだまだ自分の手牌ばっかりにしか
 目が行ってないってことか……気は配ってたつもりなんだが

 みほこ>あ、すみません。でしゃばったことをいってしまって

 たろー>いえいえ、むしろどんどん言ってください!

 たろー>自分では気付けないようなことを教えてもらうのって

 たろー>すごく有意義ですから!

 みほこ>ありがとうございます。みじゅくながらそうさせてもらいますね

京太郎「……なんかすげぇいい人だな、みほこさん」

 丁寧だし、物腰は柔らかいし、麻雀強いし。機械音痴(自己申告)だけど

 これは……心強いフレンドを手に入れた……かも、しれない


《Announce》
対局ボーナス・一位&三位
該当ステータスが上昇しました(特大)&(中)
放課後行動を終了します


 6/2(木) 夜 好調

京太郎「充実した一日だったな……」

 1.勉強     (学力上昇(大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝     (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)


 眠くなるまでの麻雀教本、今日も元気に行ってみよー!

京太郎「夜だからって変なテンションになるもんじゃない」

 あまりのテンションに、奇行を繰り返して
 次の日の朝死になくなるからな、確実に

 自分を戒めておこう

京太郎「役牌対子はポンが利くので受け入れは8枚相当」

京太郎「よって役牌対子と任意の他の対子との組み合わせは10枚相当になります」

京太郎「実際は必ず役牌が鳴けるとは限らないのでこれよりは減りますが」

京太郎「両面と同等あるいはそれ以上の強さを持つパーツである」

京太郎「また、聴牌時の待ちが字牌絡みになった場合も」

京太郎「和了率は両面に匹敵する」

 ってことは、役牌対子を落とすケースはほとんどないってことかな


 雀力・異能・技能より二つお選びください

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


京太郎「おやすみなさーい」


《Announce》
雀力・異能が上昇しました(大)
6/2(木)を終了します

本日はこれにて終了。異能はギリギリ間に合う(?)かもですね
あとは雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です

お疲れ様でした。明日は夕方から再開しようと思います

爪って剥げたら痛いんですね。再開します


 6/3(金) 朝 好調

京太郎「ねむーい」

 0  嫁田
 4  なし
 7 9 再安価

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 安価↓

拷問か何か?

>>483
バランス崩した際に、爪が引っ掛かってバリバリっと……

 コンマ5=0


嫁田「ぃよーっす、須賀ァ」

京太郎「……嫁田か」

嫁田「どうしたよ? 元気なさげだが」

京太郎「明日、インハイの県予選なんだよね、麻雀」

 ドンヨリと答える俺に、嫁田は「あぁ」と声を漏らす

嫁田「分かるぞーその気持ち……」

嫁田「あれは二年前の夏だったな。お前が一足先にレギュラーとして」

嫁田「多くの試合に出る一方、俺は初めての公式戦でガッチガチに緊張して――」

 なんかよく分からんけど嫁田の自分語りが始まった

 お前さ、中学三年間同じ部活で過ごしてたんだから
 その辺のことは十分に解りきってるんだが?

嫁田「いやいや、一年でレギュラーになれたお前と」

嫁田「順当に繰り上がるまでベンチだった俺とでは、また違うわけよ」

 それはあの当時の先輩のせいだと思うんだが
 三年の自分らが人数多いのをいいことに、下級生を圧迫して
 レギュラーに陣取ってただけだ。実力でじゃない……

 って、ええい。話がずれてるずれてる

 そんなこんなで四方山話をしている間に学校についてしまって

 いまさら、明日本番を迎えるのは俺じゃなくて女子なんだ

 とは言えなかった


《Announce》
朝行動を終了します


 6/3(金) 昼 好調

京太郎「緊張のあまり胃が……」

 1.教室  (学力(大))
 2.食堂  (異能(大)・特殊判定甲)
 3.購買  (雀力(大)・特殊判定甲)
 4.屋上  (体調向上)
 5.中庭  (体調向上)
 6.PC室  (学力(大))
 7.図書室 (異能(中)・学力(中))
 8.資料室 (雀力(中)・学力(中))
 9.体育館 (技能(大))
10.トイレ  (特殊判定乙・行動回数を消費しません)

 当たりなら誰かと遭遇+ステ上昇。外れならステ上昇のみとなります

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓・特殊判定甲は同レスコンマ 0 4 7で体調向上)


京太郎「いくぜ」

 特殊判定乙

 ゾロ目 or 7 絶好調

 安価↓


 >絶好調になった!

京太郎「なんだ……」

京太郎「この腹の奥底から湧き上がる力は……」

 1.教室  (学力(特大))
 2.食堂  (異能(特大)・特殊判定甲)
 3.購買  (雀力(特大)・特殊判定甲)
 4.屋上  (体調向上)
 5.中庭  (体調向上)
 6.PC室  (学力(特大))
 7.図書室 (学力(特大))
 8.資料室 (学力(特大))
 9.体育館 (技能(特大))
10.スルー (行動回数消費回避)

 当たりなら誰かと遭遇+ステ上昇。外れならステ上昇のみとなります

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓・特殊判定甲は確定成功)



 6/3(金) 昼 《絶好調:残り3回》

 >特殊判定甲=失敗

 こんなにも自分はメンタルが弱かったのかと心配になったのだが
 あにはからんや、トイレで出すもの出したらスッキリした

京太郎「昨日喰った期限ギリギリの焼豚にあたってたのかな……?」

 ハンドボールやってた頃だって
 こんなになることはなかったもんな
 やはり、自分の貧弱メンタルで胃がキリキリしているなんてのは
 杞憂に過ぎなかったようだ

 159 津山睦月
 248 蒲原智美
 367 加治木ゆみ
 0   自由選択

 安価↓ 

特殊判定甲の確定成功とはなんだったのか……

今日はコンマが冴えてますね……

 コンマ0=自由選択

 1.津山睦月
 2.蒲原智美
 3.加治木ゆみ

 安価↓2

>>502
やっぱりこの>>1にミスがないなんて有り得ない(確信)

体調向上しました。すみません


京太郎「加治木先輩だ」

 トイレに入っていた関係もあって
 食堂はすでにピークの山を越え、峠に向かいつつあり
 閑散とするせまっこい食堂の隅の方の席で

 加治木先輩がBランチを前にして物憂げな表情をしていた

 あれだろうか
 どうして今日のBランチはカレー風味の鶏もも炒めなのだ
 私は明日、勝負の大一番が控えているんだぞ
 キャベツがあるんだからカツを出せよカツを――

 とか、そんなことを

ゆみ「考えてるわけないだろ」

 ですよね

 俺は手元の100円安いAランチを見て
 
京太郎「食堂で先輩に会うのって初めてでしたよね」

ゆみ「……そう、だっけか」

ゆみ「確かに普段は弁当を持ってきているからな」

 加治木先輩の、お弁当……

ゆみ「ガラじゃないってか?」

 挑戦的に笑って、加治木先輩は鶏肉をつまむ

京太郎「学生ですし、似合うとか似合わないとか」

京太郎「そういうことはないですよ」

ゆみ「そんなものか」

京太郎「そんなものです」

 加治木先輩は面白そうに軽く目をつぶると
 自然な動作で髪をかき上げた
 長い髪がサラサラと流れ動き
 俺はそれを思わず注視してしまう

ゆみ「――やはり、君は面白い奴だ」

ゆみ「こうして話していて退屈しないし」

ゆみ「私にとっては、ある意味で救世主のようなものでもある」

京太郎「救世主?」

 いきなり突飛なワードが出てきた
 
 しかし加治木先輩の方は平然と「あぁ」と頷いて

ゆみ「正直、私は焦っていたんだ」

ゆみ「たとえインハイに出場登録すらできなくても」

ゆみ「麻雀を心から楽しんでくれる人が自ずと集まってくれればいい」

ゆみ「それは本心からの願いだったし」

ゆみ「それ以上のことはしまいと決めていたはずだったんだ」

ゆみ「でも、インハイの出場登録締切が近付けば近付くほどに」

ゆみ「このままで、高校三年間を終わりにしたくない」

ゆみ「私は――大きな舞台で、強者と相見え、麻雀を楽しみたい……」

ゆみ「その、気持ちが大きくなってしまっていたんだ」


ゆみ「そしてそれが叶った今、こうして冷静に振り返ってみれば――」

 カタン、と箸を置く音がやけに大きく聞こえた
 加治木先輩は俺に真っ直ぐ向き直ると、目を合わせてくる

 強い光を宿した先輩の瞳に吸い込まれそうな錯覚を覚え
 俺は気恥ずかしさも相まって、目を逸らそうとしたのだが
 その前に、加治木先輩の方が動いた

ゆみ「須賀君。あの時君に出逢えたから、こうして今がある」

ゆみ「――本当に、ありがとう」

 座ったまま、深々と頭を下げたのだ

京太郎「あ、頭を上げてくださいよ」

 慌てて回りを確認する。公共の場で
 こんなところを誰かに見られでもしたら
 妙な噂をおったてられてしまう。それは勘弁したい

京太郎「大袈裟ですって、先輩」

ゆみ「しかし、事実だろう? 君が居なければ東横はおらず」

ゆみ「蒲原が妹尾を引っ張ってきたところで足りないことに変わりはない」

京太郎「……それは結果論で、結局のところ俺は何もしていないんですよ」

京太郎「ただ、麻雀に触れて、楽しいって感じて」

京太郎「それと同時に、勝ちたい、一番になりたいとも思ったんです」

京太郎「だから今がある。先輩たちがいて、東横がいて」

京太郎「妹尾先輩が来て――皆で同じ場所を目指している」

京太郎「俺もそのうちの一人ってだけですよ」

京太郎「加治木先輩が大手を振って走る先頭について」

京太郎「置いて行かれないように必死で喰らい付いてます」

 自嘲の笑みをたはは、と漏らす
 
 先輩たちと俺を隔てる実力の壁は、依然として高い
 もう少し、目に見える形で進歩すればいいんだが
 そんなことを言っている暇があるなら精進しなさいってね

ゆみ「全ては、麻雀によって導かれたこと……か」

 俺の意見を消化するように、加治木先輩は呟く

 実質、俺の言いたいことはそこに凝縮されてしまっている
 ……もっとボキャブラリーを増やした方がいいのかもしれない

ゆみ「やっぱり君は、面白い奴だよ」

 そう言って、加治木先輩は朗らかに笑った

 先輩の表情が見たことないほど柔らかくて
 俺は少しばかりドキッとしてしまった


《Announce》
異能が上昇しました(特大)
体調が向上しました
加治木ゆみの友好度が上昇しました


 6/3(水) 放課後 《絶好調:残り3回》

京太郎「うおー! テンション上がって来た」

 1.部活に出る
 2.部活に出ない
×.直帰      (絶好調により選択不可)

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


智美「あー、とうとう明日だなー」ワハハ

睦月「えっと、予定としては二回戦まででしたっけ」

智美「オカウマなし持ち点10万点の半荘五回を二回勝てば決勝」

智美「決勝のみ全国と同じ、一人半荘二回のルールだなー」ワハハ

ゆみ「出場校数が多くなった影響か、前年度とは異なるルール」

ゆみ「それも、数百回の試行を行うべき麻雀で数回の勝負というのは」

ゆみ「理解に欠ける部分があるな」

佳織「でも……対戦数が少ないのなら、私たちには有利ですよね」

ゆみ「幸いにもな。それに、本選までに大きく期間があるのも」

ゆみ「喜ばしい限りだ」

 んー……難しいことはよく分かんねぇや


 1.技能習得 (技能習得or経験値入手)
 2.対局    (該当ステ上昇(中)~(極大))
 3.雑用    (雀力・生活力上昇(大))
 4.ネト麻   (該当ステ上昇(中)~(極大))

 安価↓2


 コンマ7確定=モブ卓

 モブ雀力=コンマ下二桁÷2(切り上げ)

 モブつ 安価↓
 モブね 安価↓2
 モブな 安価↓3


 女性陣は明日の最終調整と検討会をするので
 今日も今日とて俺は一人寂しくネト麻である

京太郎「むしろパソコンに齧りついてるのが普通な気すらしてきた」


 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 モブつ (18)
 モブね (46)
 モブな (31)
 たろー (84)

 モブつ>よろしく

 モブね>よろー

 モブな>よろしく~

 たろー>よろしくお願いします

 モブつ《ダマテン》使用→ネト麻では効果なし
 モブね《ダマテン》使用→ネト麻では効果なし
 モブな《渡り打ち》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし


ゆみ「来週の個人戦は須賀君中心にするものいいかもしれないな」

智美「まあたった一人の男子ってのもあって」ワハハ

智美「結構我慢させてることも多いだろうしなー」ワハハ

京太郎「先輩……」

 なんとそんなに気に掛けてもらるとは……思ってなかった
 べ、別に感動の涙なんか流してねーよ!!!

京太郎「お気持ちはありがたいですけども」

京太郎「俺はただの一部員ですからね。唯一の男ってだけで」

京太郎「そこまでしてもらうのも気が引けますし」

ゆみ「ただの部員こそ、だよ」

ゆみ「末端の一人一人をも気に掛けられないような人間が」

ゆみ「仲間だのなんだのと言うのは、白々しいじゃないか」

京太郎「…………」
 
 なるほどなと納得してしまった


 モブつ (31) 安価↓
 モブね (46) 安価↓2
 モブな (31) 安価↓3
 たろー (84) 安価↓4


 モブつ (18) 安価↓
 モブね (46) 安価↓2
 モブな (31) 安価↓3
 たろー (84) 安価↓4

 モブつ 18+79 97
 モブね 46+67 113 
 モブな 31+99 130
 たろー 84+91 175

『対局を終了します。貴方は1位です』

京太郎「っシャア!」

 昼にトイレに行ってからというもの
 すこぶる調子がいい
 大差をつけてのトップに気持ちも昂る

京太郎「これは、県予選いいところまでいくんじゃないか……」

 最悪一回戦負けすら覚悟はしていたが
 この調子なら、なんだかいけそうな気がする

 ふっふっふっ……今ならのどっちにだって勝てそうな気がするぜ

睦月「須賀君の百面相にもすっかり慣れましたね」

ゆみ「あぁ……」


智美「ん、技能枠が増えたみたいだなー」ワハハ

京太郎「マジですか」

智美「これで、常時発動系技能を優先して取ると捗りそうだ」ワハハ


 部活行動二回目 《絶好調:残り2回》

 1.技能習得 (技能習得or経験値入手)
 2.雑用    (雀力・生活力上昇(大))
 3.ネト麻   (該当ステ上昇(中)~(極大))

 安価↓2

 コンマ7確定=モブ卓

 モブ雀力=コンマ下二桁÷2(切り上げ)

 モブら 安価↓
 モブむ 安価↓2
 モブわ 安価↓3


京太郎「この調子でトップを取りまくる……!」

 ガンガン行くぞ行くぞ~

 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 モブら (17)
 モブむ (17)
 モブわ (34)
 たろー (87)

 モブら>よろしく

 モブむ>よろー

 モブわ>よろしく~

 たろー>よろしくお願いします

 モブら《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし
 モブむ《渡り打ち》使用→ネト麻では効果なし
 モブわ《一発消し》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

京太郎「何だか今日はあんまり強そうな人と当らないな」

桃子「……運がいいんじゃないっすか?」

佳織「」ビクッ

 モブら 安価↓
 モブむ 安価↓2
 モブわ 安価↓3
 たろー 安価↓4


 モブら 17+69 86
 モブむ 17+93 110
 モブわ 34+95 129
 たろー 87+12 99

『対局を終了します。貴方は3位です』

京太郎「…………」

桃子「…………」

京太郎「…………」

桃子「強い人が――」

京太郎「やめて!」

 俺の精神体力はもうゼロなのよ……

 いやもー言ったそばからこれだからなぁ……

 これが所謂、死亡フラグって奴か

智美「なんだ、ドンマイ?」ワハハ

京太郎「ぅうっ……」

 余裕余裕と侮っていた結果ラスで捲られての3位

 メゲるわ


《Announce》
対局ボーナス・一位&三位
該当ステータスが上昇しました(極大&大)
放課後行動を終了します


 6/3(金) 夜 《絶好調:残り1回》

京太郎「心残りのある対局だった……」

 もっと注意深く他家を見ていれば
 捲られることもなかっただろうに

京太郎「……みほこさんにも指摘されてたよなぁ」

 調子付いて周りが見えなくなるのは、俺の悪癖なんだろう
 直していけるよう努力せねば


 1.勉強     (学力上昇(特大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(中))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(特大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(中)~(極大))
 5.早寝     (スルー&体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)


コンマ7確定=モブ卓

 モブ雀力=コンマ下二桁÷2(切り上げ)

 モブか 安価↓
 モブよ 安価↓2
 モブた 安価↓3


京太郎「ネト麻での心残りは……」

京太郎「ネト麻でしか埋められねぇんだよ……!」

 PCを起動しマウスを握りしめ一人呟く

 明日は県予選(長野だけ?)だから
 相手を東横や照さんに頼めないし
 他のフレンドの皆さんも、軒並みインしていなかったので
 手頃な卓を探して、10分ほど

京太郎「ここにするか」

 三人埋まってる卓を見つけた
 明日朝は早いし、一局しかできないが……

京太郎「全力以上で行くぜ」ゴッ


 ネト麻 東風戦

 手加減なし・技能一種類使用
 (どれを使用するかはこちらが乱数ソフトで抽出します)

 モブか (13)
 モブよ (21)
 モブた (26)
 たろー (89)

 モブか《回し打ち》使用→ネト麻では効果なし
 モブよ《渡り打ち》使用→他家一人の雀力-25
 モブた《一発消し》使用→ネト麻では効果なし
 たろー《ベタオリ》使用→ネト麻では効果なし

 123 モブか
 456 モブた
 789 たろー
 0   再安価

 回し打ち対象・安価↓

回し打ちと渡り打ち逆にしてない?

>>558
またミス。ウゴゴゴゴg……

いつも通り脳内補完お願(ry



京太郎「焦ってるな」

 掌に握りしめた汗の量が尋常じゃないことになってる

京太郎「これ以上失敗するのはみっともないぜ……」


 モブか 安価↓
 モブよ 安価↓2
 モブた 安価↓3
 たろー 安価↓4


 モブか 13+02    15
 モブよ 21-25+19 15
 モブた 26+19    45
 たろー 89+36   125

『対局を終了します。貴方は一位です』

京太郎「よし!」

 東三局でモブかとモブよを同時にトばして
 対局を終わらせる

 少々強引だったが、無事にトップ終了できた
 これで今日の心残りなく――

京太郎「――いや、今日のことは戒めとして覚えておかないとな」

 賢者は歴史に愚者は経験に学ぶと言うが
 結局のところ、歴史というのは第三者の経験の集合体を
 そう呼称しているだけに過ぎないんじゃないだろうか

 とにかくも、明日を気持ちよく迎えることができると
 俺は椅子から立ち上がり、ベッドに向かおうとして


 グラリ、と視界が傾いた


京太郎「……あ、れ……」

 ゆっくりと、スローモーションの世界に入ったように

 目の前の光景が緩やかに変化していく
 
 ガンガンと警鐘を鳴らす様に頭が痛むが

 そんなことはお構いなしに状況は動き続ける

 赤、橙、黄、緑、青、紫、黒、白

 刻々と見える世界は変化を遂げ――

 俺の意識は、完全に暗闇の中に溶けていった



《Announce》
対局ボーナス・一位
該当ステータスが上昇しました(極大)
異能値が100を突破しました
6/3(金)を終了します

とうとう始まりましたね県予選
しばらくの間雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です

好調時何度か体調向上取れば絶好調になるけど
トイレ判定で絶好調になる前と絶好調時に取った体調向上の判定はどうなるの

>>575
絶好調前がどんな状態でも、絶好調終了後は全てリセットされて好調になります
また、絶好調中に体調向上を取ると、絶好調終了後の好調から再び絶好調へと入り易くなります

絶好調の恩恵が一番でかいのはネト麻だからな、敵が弱くなって1位取り易い上に最大で3つの能力が極大上昇
ところで>>530の発言が気になるんだが常時発動型技能ってスキルツリー見た感じ京太郎には取れるやつ1つもないよね?

>>577
今のところ6枠のうち3枠埋まってるので

                     
(火事場力)                    (全ツッパ)
                            ↓

       (渡り打ち)              (アシスト)
         ↓                ↓   ↓
(Fドライブ)+(ダマテン)――+―――(回し打ち) (差し込み)

  ↓   ↓  ↓      ↓       ↓
(Cトリガー)↓(単騎待ち) (止めリー) (決め打ち)+(一発消し)+(Fドライブ)

       ↓  ↓                 ↓       ↓
       ↓(順ずらし)―――――+―――(絞り打ち) (Wバレット)
       ↓              ↓      ↓
    (Aスタンス)        (迷彩打ち)  (カラギリ)
       ↓             ↓
    (Tバースト)        (狙い撃ち)   

            
(拝み打ち)+(浮き打ち)
       ↓
   (ベタオリ)―――+―――(順ずらし)
              ↓      ↓
           (反射読み) (色順読み)
             ↓
           (引っ掛け)

《Cトリガー》か《Wバレット》のどちらかは取れますよ

全ての常時発動型技能の前提に3年生限定のFドライブがあるから無理じゃない?

>>581
(効果が適用されるのが)三年生限定ですね。言葉足らずで申し訳ないです

あと5分ほどで再開します

そういや前の絶好調で電話した時に電話に出るかの判定失敗してたけどあれは絶好調の適用外ってことでいいんかな?
聞くタイミングすっがり逃してて変なタイミングになってしまったが

>>586
友好度関連は全て絶好調の適用外になります
ただ、あの時の判定に成功していたら上昇友好度が倍になってました



 ―― 暗い、暗い、水の底 ――


 ―― 二つの光がこちらを覗き ――


 ―― じっくりと ――


 ―― こちらが弱るのを待っている ――


 ―― 彼の者は暗闇に潜み ――


 ―― 毒灰色の水源から ――

 
 ―― ただ、じっとこちらを見ている ――


 ―― 長い舌をちろちろと ――


 ―― 舐めずりながら ――


 ―― 巨体をうねらせ ――


 ―― こちらが弱るのを、待っている ――


???「お目覚めですか? 患者さん」

???「あぁ、言わんでも結構! 分かってますよーぅ」

???「患者さん、調子がおかしいんやろ?」

???「特に、目の調子がおかしいんちゃう?」

???「ふふふ。そのうち鼻も利かんくなったりしてな」

???「じょーくじょーくっ♪」

???「ま、次のターニングポイントは『250までに何かをすること』やから」

???「気ぃ付けてくださいよーぅ?」

???「ほぇ? どんなオカルトか、やって」

???「そら、打ってみてからのお楽しみや♪」

???「ほな、よい週末を~」


 6/4(土) 朝 好調

京太郎「……うっ」

 体中が、痛い……

 変な体勢で寝ていたのか、自然と目が醒め
 体を起こしてみれば、上半身だけベットに寄りかかって
 くたばっていたようだ

京太郎「えと……なんでこんな体勢で……?」

 昨晩、ネト麻をしてからの記憶がなく
 俺はガシガシと頭を掻いて立ち上がる

 えーっと確か昨日は県予選だから早めに寝ようって
 ネト麻をすぐに切り上げて……

 それで……どうしたんだっけ?

 うーん……

 まあいいや。覚えてないんだし
 深く気にしないようにしよ

 確か鶴賀は割と会場から近いので
 現地集合しようって話しだったな

 俺は制服に手をかけて
 机の上に置いてあるデジタル時計の時刻を――

京太郎「って、電車間に合わなくなるー!?」


 0  再安価
 4  なし
 7 9 サンキューキャップ

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 安価↓


 0 全員 
 2 蒲原智美・妹尾佳織
 4 加治木ゆみ
 6 津山睦月
 8 東横桃子

 ゾロ目 自由選択

 安価↓

今更ですし、割とどうでもいいことなんですけど……

 麻雀 WEEKLY TODAY ×
 WEEKLY 麻雀 TODAY ○

 でした


京太郎「おはようございます、先輩!」

ゆみ「須賀君か、おはよう」

 会場まで一本で行ける電車に
 なんとか時間ギリギリで駆け込み乗り込むと
 長椅子の端に座って、牌譜を見ている
 加治木先輩がいた

京太郎「昨日の検討会の再確認ですか?」

ゆみ「いや、個人的な勉強だ」

 個人的な勉強、ですか

 牌譜から顔を上げ加治木先輩は
 ちらと隣に座った俺を
 (座高的な意味で)見上げ一息吐いた

ゆみ「私は、強いて才能のある人間じゃないからな」

ゆみ「こうして自分と似たような打ち筋のプロや」

ゆみ「過去の対戦での牌譜を振り返って、納得するまで」

ゆみ「勉強しているのさ」

ゆみ「少しでも才能ある人間に追いつきたくて――」

 そう言って目頭を揉む先輩

 俺からすれば、加治木先輩も十分
 才能と実力に恵まれているような気がするが
 加治木先輩が麻雀を始めて……確か二年か

 その間に、何か思いつめるくらい
 大きな壁にぶつかってしまうことがあったのかもしれない

 その時、加治木先輩はどう思ったんだろう?
 悔しかったのか、それとも納得できるほどの壁だったのか
 まだまだ上を目指せる喜びに打ち震えたのか

 それとも――諦めたのか

 ……いや、諦めたのなら
 今俺の目の前にいる加治木先輩は何なんだよ
 ってなるわな

 ゴウンゴウンと音を立てて電車は会場へと向かう
 
京太郎「そう言えば加治木先輩って」

ゆみ「ん?」

京太郎「俺だけ名前呼びじゃないですよね」

ゆみ「…………」

 牌譜を捲る手が止まった

ゆみ「あー……」

京太郎「?」

 頬を掻く加治木先輩の表情は
 逆光に遮られてよく見えなかったが
 どことなく気恥ずかしさを含んだような声音に

ゆみ「……笑わないか?」

 1.内容によりけりですね
 2.もちろんですよ
 3.お任せあれ!
 4.いいですとも!
 5.自由安価

 安価↓2

>>601を少々訂正・追加

京太郎「おはようございます、先輩!」

ゆみ「須賀君か、おはよう」

 会場まで一本で行ける電車に
 なんとか時間ギリギリで駆け込み乗り込むと
 長椅子の端に座って、牌譜を見ている
 加治木先輩がいた

京太郎「昨日の検討会の再確認ですか?」

ゆみ「いや、個人的な勉強だ」

 個人的な勉強、ですか

 牌譜から顔を上げ加治木先輩は
 ちらと隣に座った俺を
 (座高的な意味で)見上げ一息吐いた

ゆみ「私は、強いて才能のある人間じゃないからな」

ゆみ「こうして自分と似たような打ち筋のプロや」

ゆみ「過去の対戦での牌譜を振り返って、納得するまで」

ゆみ「勉強しているのさ」

ゆみ「少しでも才能ある人間に追いつきたくて――」

 そう言って目頭を揉む先輩

 俺からすれば、加治木先輩も十分
 才能と実力に恵まれているような気がするが
 加治木先輩が麻雀を始めて……確か二年か

 その間に、何か思いつめるくらい
 大きな壁にぶつかってしまうことがあったのかもしれない

 その時、加治木先輩はどう思ったんだろう?
 悔しかったのか、それとも納得できるほどの壁だったのか
 まだまだ上を目指せる喜びに打ち震えたのか

 それとも――諦めたのか

 ……いや、諦めたのなら
 今俺の目の前にいる加治木先輩は何なんだよ
 ってなるわな

 ゴウンゴウンと音を立てて電車は会場へと向かう
 
京太郎「そう言えば加治木先輩って」

ゆみ「ん?」

京太郎「俺だけ名前呼びじゃないですよね」

ゆみ「…………」

 牌譜を捲る手が止まった

ゆみ「……それはどういう」

京太郎「いや、他の皆は苗字で呼び捨てなのに」

京太郎「俺だけ、君付けなのは何故なのかと思いまして」

ゆみ「あー……」

京太郎「?」

 頬を掻く加治木先輩の表情は
 逆光に遮られてよく見えなかったが
 どことなく気恥ずかしさを含んだような声音に

ゆみ「……笑わないか?」


京太郎「もちろんですよ」

 笑うなんてとんでもない

 そりゃあぶっ飛んだ面白回答がきたら
 笑いをこらえる自信はありませんけども

 加治木先輩は窓の外の景色を見ながら

ゆみ「その……だな。私は、結構男勝りなところがあるだろう?」

京太郎「……肯定していいのか迷いますね」

ゆみ「してくれていいよ。自覚はある」

ゆみ「こんな感じで中高とやってきて、恥ずかしい話が」

ゆみ「ずっと同性ばかり相手をしててな、なんというか……」

ゆみ「異性との距離感がよく分からないんだ」

 窓の外を見たまま、加治木先輩はそう言った


京太郎「……っぷ」

ゆみ「笑わないと言っただろう!」

京太郎「す、すみませんっ」

ゆみ「…………」

 僅かに紅潮した顔でこちらを睨みつけ
 加治木先輩はムスッと口をへの字に曲げた

 普段の冷静沈着とした雰囲気とは
 丸っきり異なるその様子に、俺は平謝りする

京太郎「すみません。まさか、そんな理由だとは思わなくて」 

ゆみ「そんなとは失礼だな」

京太郎「でもですね、もっと気楽に構えてくれていいんですよ」

京太郎「東横と同列……とは言いませんが、同じくらいに考えてください」

ゆみ「そう、か……そんなものか?」

京太郎「そんなもんです」

 この遣り取り前もやったような気がしないでもない

 俺はダメ押しとばかりに畳みかける

京太郎「男って言っても、俺はただの後輩なわけですから」

 それで納得したのか赤い顔のまま
 加治木先輩は再び窓の外の景色を見る

 電車の駆動音と周りの乗客の話声が聞こえてくる中で

 牌譜を膝に置き、背もたれに寄りかかって加治木先輩は
 ハッキリと口にした

ゆみ「なんだか無駄に拘っていた私が馬鹿みたいだ……」

 そして、数瞬の沈黙を挟んで

ゆみ「君は、ただの後輩ではないけどな」

 えっ

 唐突にそんなことを言われ俺は頭が真っ白になり――

ゆみ「鶴賀麻雀部に欠かせない仲間の一人だよ」

京太郎「ですよね」

ゆみ「?」

 やべー。ちょーやべーよ、ドキッとしちゃったよ
 あそこで微笑むとか反則でしょ……

 しかもこの人、自分がどういうこと言ってやったのか
 解ってないのかキョトンとしていらっしゃる

 これが、天然ジゴロって奴か……!?


《Announce》
朝行動を終了します
加治木ゆみの友好度が上昇しました(4→5)


 友好度数値変動ボーナス!
 お好きなステをひとつ上昇(大)させます

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


 >技能が上昇しました

 6/4(土) 昼 好調

京太郎「一人やることのない俺は買い出しよォ~」

 今頃一回戦の副将戦、東横が打っているはずである
 戻るころには大将の加治木先輩と入れ替わりに戻ってくるだろう

京太郎「んで、昼休憩を挟んで二回戦っと」

 強豪校と呼ばれる学校とは決勝まで出会わないし
 皆の実力を考えれば、おそらく一回戦は間違いなく
 突破するだろうな
 

 1.購買      (学力・異能が上昇(大))
 2.コンビニ    (学力・雀力・生活力が上昇(中))
 3.スーパー    (生活力が上昇(特大))
 4.弁当チェーン (雀力上昇(大)・体調回復)
 5.タコス屋    (異能・生活力が上昇(大))
 6.混ぜ麺屋   (技能・生活力が上昇(大))

 安価↓2(無効の場合さらに安価↓)


 全国展開されてる弁当チェーン店で
 テキトウに唐揚げ弁当でも買って帰る

京太郎「完全に俺の趣味で選んだけども、大丈夫だろうか」

 まあお口に合わないとなれば
 代わりに俺の胃に詰め込まれるわけで

京太郎「おっと、ぼやぼやしてるぞ傷む」

 コンビニでつまめるような菓子も
 一緒に買っていくことにした


《Announce》
雀力が上昇しました(大)
体調が向上しました
昼行動を終了します

次は強制イベント(異能値関係なし)ですので本日はここで終了
そんなに長くはならない……と思います

しばらくの間雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です

なるほど、雀力適度にあげてからネト麻で3種のup狙いつつ昼は絶好調狙ってって感じか
7月は頑張らねば

やっぱり四校合宿はあるのかね?

>>619
ありますよー


四校合同合宿はある(参加できるとは限らない)

本日もお付き合いありがとうございました。お疲れ様でした

テス

夢世界まで進みたいな、と思う所存


 6/4(土) 昼(EX) 強制イベント

智美「それではー、鶴賀学園の記念すべき一勝に」ワハハ

「「「「「かんぱーい!」」」」」

 全員が好き好きに買ってきた飲み物を掲げて
 それを頭上に掲げる

 場所は控室で、施設の飲食スペースは一杯一杯で
 混雑するだろうという配慮からこうしているのだった

ゆみ「しかし、なんとかなるもんだな」

佳織「ぅう……緊張しましたぁ……」

智美「かおりんが一番危ないと思ってたが、何もなくてよかったぞー」ワハハ

睦月「うむ……妹尾さんは打点が高い分、防御も薄いから」

睦月「三人から狙い撃ちされると、ひとたまりもない」

智美「それこそかおりんの豪運だなー」ワハハ

智美「無名校ってことで眼中に入れられてなくてめっちゃラッキー、ってね」ワハハ

 鶴賀団体での戦法は――
 有体に言ってしまえば、中堅まで失点せず
 副将で稼ぎ大将で守り逃げ切るというものだった

 穴だらけな戦法だとは思うが
 なんと一回戦は上手いこと行ってしまった

京太郎「ここのブロックは有力校がいないみたいですし」

京太郎「先を見据えて、龍門渕や風越の対策でもしますか?」

 たとえ二回戦もこのままうまくいったとして
 このままではその二校には通用しないだろう
 ならば今のうちに少しでも考えを練っておけば
 そう、俺は考えたのだが

ゆみ「いや、それよりも気になったのは――例の清澄だ」

京太郎「清澄……ですか?」

 買い出しから戻ると、既に大将戦が始まっていて
 自分たち以外の試合は特にチェックしていない
 一体、清澄がどうだというのだろう?

ゆみ「大将戦で残っていた東福寺の48600点――」

ゆみ「清澄の大将、宮永咲は一瞬でそれを奪い去った」

京太郎「!」

 咲が、清澄の大将として出てきている……
 その事実が大きな衝撃となって俺の頭を突き抜けた


睦月「中継のハイライトでも大きく取り上げられてましたね」

桃子「一回戦でトビ終了したのはあそこだけっすし」

 よく分からない、という風に妹尾先輩が目を丸くして
 首をかしげる。頭上にクエスチョンマークが見えるようだ

佳織「……それって、どれくらいすごいんですか?」

智美「そうだなー」ワハハ

智美「48600点は、親での役満とだいたい同じくらいだなー」ワハハ

智美「それで、役満が出るのはどれくらいかというと」ワハハ

智美「一番出やすい四暗刻、国士無双でだいたい」ワハハ

智美「三万回に一回あるかないかってところだなー」ワハハ

佳織「あわわわ……」

 確率にして……考えるのも億劫なほどの低さだな
 食べきった弁当の蓋を閉じて加治木先輩は腕を組む

ゆみ「原村和をエースに据えたワンマンチームかと思いきや」

ゆみ「どうやらそうでもないらしい」

智美「正直、原村和より大将の方がヤバそうだったぞ」ワハハ

京太郎「…………」

 宮永咲は全中王者原村和以上の脅威

 咲は姉であり、インハイチャンプの照さんに
 太鼓判を押される実力者なのだ。この反応は妥当だと言える

 しかし俺はそんな咲の評価に、どこか一抹の寂寥感を禁じ得なかった

 今でこそ高校が違うが、俺は咲とは幼馴染のつもりで
 少なくとも、あいつのことはそれなりに知っている、と思っていた
 だがこうして接する機会がほぼなくなって初めて見えてきたあいつの一面

 麻雀を打ち、姉と深い溝を作っているあいつの気持ちを
 長い時間共に過ごしてきたのに察してやれなかったことが
 あいつから打ち明けてもらえなかったことが
 とても、寂しい――

 そう、感じてしまっていた

 勿論これは自分勝手な思いだってのは承知している
 だから、こうして見て見ぬ振りをして押し殺してはいるが

 あいつと面と向かって再会することがあれば、どうなるか

 それは、俺にもわからない


《Announce》
強制イベントを終了します


 6/4(土) 夜 好調

京太郎「二回戦も、無事突破、か……」

 龍門渕や風越とは当たらないブロックということで
 各校が決勝に行こうとギラギラと闘志を滾らせる中
 我が鶴賀麻雀部の面々は、極めていつも通りに打っていた

京太郎「明日は決勝なんだよな」

 勝てば全国の一大決戦

 相手にするのは前年度覇者龍門渕
 名門風越――そして、清澄

京太郎「…………」

 もうここまで来てしまえば、俺にできることは
 勝利を祈り、応援することだけだ


 1.勉強     (学力上昇(大))
 2.携帯電話  (友好度上昇(小))
 3.麻雀教本  (雀力・異能・技能いずれか二つ上昇(大))
 4.ネト麻    (雀力・異能・技能上昇(小)~(特大))
 5.早寝     (体調向上)

 安価↓2 2を選ぶ場合は相手も明記してください(無効の場合さらに安価↓)


京太郎「明日も早いし、メールにしておくか」

 それに加治木先輩相手だと
「何て時間に電話してくるんだ!」とドヤされかねない……
 つかこんな時間に電話は常識的に考えてヤバい

京太郎「何て送ろうか……」

 1.頑張ってください! 勝ちましょう
 2.決勝、楽しめるといいですね
 3.自由安価

 安価↓2

何だか書き込みが重い……
お気に入りとかのデータも消えてるし何故だ


京太郎「…………」

 ここは頑張ってくださいとか
 無難な言葉をかけるのも憚られるし

 頑張ってる人に頑張れ、っていうのも悪手だしな
 人によっては「言われんでも頑張っとるわ!」って返されかねん

京太郎「決勝、楽しめるといいですね」

 麻雀とは、畢竟楽しんでやるものである

 俺にそうだと教えてくれたのは他でもない加治木先輩だ

 だから、どんなに龍門渕の大将が化け物でも
 風越の大将が自分より上手だったとしても
 咲が――強大な相手として立ちはだかっても

 まずは、楽しむことを忘れないでいて欲しい

 勝つことに固執するあまり、自分を見失わないで欲しい

 そう、願いを込めて俺は加治木先輩にメールを送った

 ザンコクスギテーコーワイー♪

 30分ほどして帰って来たメールの返事には

 ―――――――――――――
 From:加治木先輩
 ―――――――――――――
 もちろんさ

  
 
 ―――――――――――――


 そうとだけ、短く返答が書いてあった 

京太郎「余計なこと言っちゃったかな……」 

 予想以上に素っ気ない文面に、やや不安になるが

 明日の朝一応謝っておこうと決心し
 俺は眠りについた


《Announce》
加治木ゆみの友好度が上昇しました(小)
夜行動を終了します


 6/4(?) 夢 好調

???「いらっしゃい、患者さん」

???「ここで出来ることに新しいことが追加されたみたいやから」

???「ちゃんと、チェックしといてくださいよーぅ?」


???「何をするん?」

 1.現在のステータス
 2.今後のヒント
 3.《紅の叡智》を見る
 4.やっぱいい

 安価↓2 (無効の場合さらに安価↓)



???「やっぱり気になります?」クスクス

???「大層な名前やけど、まあそんな大した物やないです」

???「患者さん、これまでに妙なものと」

???「出会うことってありましたやろ?」

???「その記録を閲覧できるんですよーぅ」

???「閲覧できるだけなんやけどね」

???「今は、ね」


《紅の叡智》

 ステルスモモ:異能所有者・東横桃子
  自身にかけられた-補正の50%だけ+補正をかける
  ゾロ目自摸判定を和了判定に変更。直撃相手はコンマで判定
  また最下位確定時にコンマ再判定を行い、振り込みを回避可能

  01~49:失敗 
  50~98:成功 
  ゾロ目:成功

  (この効果は対局が進むごとに確率が上がる)
  (例:東一局→上記。東二局→01~39:失敗、など)

 めっちゃラッキー☆:異能所有者・妹尾佳織
  コンマ一桁と二桁を足し合わせた数値が“7”の場合5飜満貫固定
  コンマ及び補正後数値に“7”が含まれる場合7飜跳満固定で強制和了
  またコンマゾロ目77の時のみ10飜倍満となる


???「ふんふむ……」

???「まだまだ埋まる余地は――ありそうやね」

???「何をするん?」

 1.現在のステータス
 2.今後のヒント
 3.もういい

 安価↓2 (無効の場合さらに安価↓)


???「はーい♪」

???「三桁に乗るステータスがあると」

???「なんや感慨深いものがありますなぁ」


 須賀京太郎(すが・きょうたろう) 性別:♂ 年齢:15
 
 種別:オカルト ベース:《神器》
 
 所属高校:鶴賀学園  体調:好調

 雀力  96 (77)   友好度
 技能  65 (49)   東横桃子  8(好意)
 異能 100 (81)   加治木ゆみ 5(信用)
 学力  57 (56)   蒲原智美  3(後輩)
 生活力 51 (51)   津山睦月  3(部員)

              妹尾佳織   3(部員)
              宮永照    6(親愛)
 
 ネト麻フレ:スモモ・ミロク・SARA・音羽・シュンカ・みほこ


 装備技能:ベタオリ

 習得技能:ベタオリ・拝み打ち・浮き打ち(残り3枠)
 
 習得中技:渡り打ち(1/5)

 オカルト:《喰血蛟》
       対局経験を血肉に変えるオカルト
       直接対局したことのある相手の異能を模倣することができる
       現在→能力開放レベル50%


???「オカルトの説明が抽象的やって?」

???「打てば分かりますってばぁ」

???「何をするん?」

 1.今後のヒント
 2.もういい

 安価↓2 (無効の場合さらに安価↓)


???「なるほどなるほど……」

???「来週の個人戦で『この先ずっと闘い続けるだろう強敵』と」

???「上手くいけば相見えることができるやもしれまへんね」

???「お友達……はて、何のことです?」

???「お友達がどんなものかは分かりませんけど」

???「『彼の強さはそれに匹敵するかも』」

???「ま、上手くいけば出会えるってだけやから」

???「今のところは出会えないやろうし、出会えたところで」

???「どうしようもないと思いますよーぅ?」

???「他には――そうやね」

???「オカルトに変化が起きるのは少し遠めやから」

???「雀力や技能を上げたり」

???「女の子と交流するのもええかも」

???「今回はこのくらいやね」

???「ほな、明日勝てるとええね!」

???「よい週末を~」


《Announce》
夢から帰還します
6/4(土)を終了します

しばらくの間(15分くらい?)雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です

友好度も上げるなら対局も手か、どうするにしても雀力が欲しいな
そういや既に言われてた気もするけどうろ覚えなんで確認しときたいんだが絶好調中の技能習得判定はどうなるん?

《紅の叡智》とか某RPGで出てきた薬物思い出すな
あれみたいに変な副作用無いよね?

>>652
一発習得範囲と取得経験値が倍になります
学力がMAXなら確定習得ですね

>>653
ないです。安心してください

プロと対局するとキャパオーバーで頭がおかしくなってタヒぬとかそんなか

>>655
このスレで死亡は……ない、と思いたいですね
少なくとも即死はありませんけども

再開します


 6/5(日) 朝 好調

京太郎「ついに、決まるのか」

 全国高等学校麻雀選手権大会長野県予選決勝

 泣いても笑っても部長と加治木先輩にとっては
 最初で最後の大一番

 ここに来て俺にできることなんて何もない

京太郎「それでも、何もしないわけにはいかない」

 それに……俺は見届けなくてはいけない
 照さんの代わりに、咲の行く末をも――


 0  全員
 4  なし
 7 9 自由選択

 ゾロ目 7 9  44 4  それ以外 0

 安価↓


コンマ6=0

それとあまり遅くならないうちに
県予選決勝卓について多数決を行います

 1.鶴賀生プレイアブルで一人半荘一回ずつ行う
 2.原作通りの結果でキング・クリムゾン
 3.その他

 五分ほどして安価を取ります

逝きます

 1.鶴賀生プレイアブルで半荘一回ずつ行う
 2.原作通りの結果でキング・クリムゾン
 3.その他

 安価↓~↓5

圧倒的1了解しました

それでは6/5(日)昼行動からは視点が
該当キャラに移って、対局が始まります
半荘×5は相当長くなると思われるので
本日は6/5(日)朝行動の投下で終了します


 6/5(日) 朝 好調

 電車に乗り込めば、ちょうど勢揃いしたようで

智美「お、全員がこうして集まれるとは幸先がいいなー」ワハハ

 制服をかっちり着込んだ部員の皆と顔を合わせる

京太郎「お早うございます」

 俺が頭を下げれば、皆口々に挨拶を返してくれた

 その面々は緊張しているようにも
 ここまで来た実感が湧かず浮足立っているようにも見えて
 皆が互いに声をかけ合い、手元の牌譜を見て
 着実に、その時が迫っていることを実感させる

 やがて電車はゆっくりと動きを止め、ホームに入った

 五月蠅いくらいに鳴る心臓に手を当て、俺は前を向く

睦月「さて、行きましょう」

佳織「……今日も狙われませんように」

智美「案ずるなかおりん。皆がついてるぞー」ワハハ

桃子「やるっすよ!」

ゆみ「ああ」 
 
 扉が開き、決意を新たに鶴賀麻雀部の面々は

 順次電車から降りて、ホームに足をつけていった

 ついに始まるんだ。運命の瞬間が


ゆみ「須賀」

 電車を降りる際、最後に降りた俺を振り返り
 先輩は一人、俺と向き合う

 そして俺は――昨日のメールを思い出して
 咄嗟に謝ろうとするのだが、先に動いたのは
 加治木先輩の方だった

ゆみ「君のお陰で、危うく本当にやりたいことを忘れるところだったよ」

 そう言って俺の肩を叩き、先輩は歩き出す
 
 めいいっぱい楽しんでくるさ
 そう、背中で語っているような気がして

京太郎「はいっ」

 俺は意味もなく、元気に返事をしてしまった


《Announce》
朝行動を終了します
全員の友好度が上昇しました(大)

あとは雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です

明日からの県予選決勝はEASY補正なしのガチ対局になります
>>1もかなりドキドキワクワクしております


万が一咲ちゃんとかに勝っちゃったらそのまま全国編もやるの?

>>673
やりますよ

むしろ勝って先に進めば進むほど
周回したときの恩恵も……おっと誰か来たようだ

本日は短いながらお付き合いありがとうございました
お疲れ様でした

どれくらいなんでしょう……>>1にも未知数なところがありますね

一つ言えるのは咲さんと衣たんは滅茶苦茶な強さに設定しているってくらいです

今日は早め早めから始めて行けるところまで行きたい所存

対戦する相手の異能の詳細は明かせないのですが
異能名だけなら明かせるんですけども、どうします?

京ちゃんが他校生のオカルト覚えられるなら知りたい

>>687
直接対局さえすれば誰でも(プロ含む)覚えられますよ

オカルトの模倣する方法は?
対局後コンマ、それとも勝たないとダメ

>>689
対局する(ネト麻不可)だけですね。それ以外の条件は一切ありません


三科アナ『ついにこの日が来ました。長野県予選決勝戦』

三科アナ『泣いても笑っても、全国に行けるのはこの中の一校のみです』

三科アナ『今年はどんな戦いを見せてくれるのか?』

三科アナ『間もなく、試合が開始されます!』

 ピンポンパンポーン♪

『あと十分で先鋒戦が開始されます。各校代表の選手は――』

佳織「が、頑張ってください!」

睦月「うむ。私なりに精いっぱい……」


 全国高等学校麻雀選手権大会長野県予選決勝

 半荘戦(一回のみ)

 技能複数使用解禁
 (対戦相手に関してはこちらが乱数ソフトで、プレイアブルは安価で決定)

 席順決め

 井上純    安価↓
 福路美穂子 安価↓2

 片岡優希   安価↓3
 津山睦月   安価↓4

 数値の大きい順・ゾロ目不問


 東     南      西    北
 津山睦月 福路美穂子 井上純 片岡優希

 津山睦月   (320)
 福路美穂子 (370)
 井上純    (330)
 片岡優希   (330)


 井上純
 《亜空間殺法》
 →開示不可
 
 福路美穂子
 《摂理の目(プロヴィデンス・アイ)》
 →開示不可

 片岡優希
 《マッハジャガー》
 →開示不可

 津山睦月
 技能使用回数制限:15回・二種複合技能可能


 使用可能技能リスト

 狙い撃ち…コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100

 1ベタオリ…振込確定時、下一桁047以外で回避成功

 引っ掛け…コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100

 アシスト…他家一人の雀力+50

 順ずらし…自身の雀力+50する代わり得点計算時に飜数-1

 ダマテン…得点計算時に飜数+1

 絞り打ち…上家の雀力-20・下家の雀力-40

 一発消し…他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功

 色順読み…自身の雀力+50

 回し打ち…他家一人の雀力-50する代わり得点計算時に飜数-1
 
 止めリー…他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1

 浮き打ち…コンマ下一桁1357以外で回避成功

 カラギリ…雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50

 差し込み…1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む

 単騎待ち…判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない

 全ツッパ…自身の雀力-75

 反射読み…自身の雀力+50し、振込確定時にコンマ判定。下一桁246以外で回避成功

 迷彩打ち…コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40

 渡り打ち…流局時聴牌確定

 決め打ち…デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

 拝み打ち…コンマ下一桁2468以外で回避成功 

 火事場力…コンマ判定で3連続ラスだったとき使用可能。自身の雀力+120


津山睦月の使用する技能を選択してください
二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 東一局一本場

 津山睦月は技能を使用しませんでした

 福路美穂子
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《カラギリ》使用→雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50
 《迷彩打ち》使用→コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40
 
 井上純
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《決め打ち》使用→デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

 片岡優希
 《差し込み》使用→1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む 


 津山睦月   (320) 安価↓
 福路美穂子 (370) 安価↓2
 井上純    (330) 安価↓3
 片岡優希   (360) 安価↓4

事件は……早速起きた

優希「びぃえええあああああ」

 清澄高校の先鋒、片岡優希が

 雀卓をを前にして、滂沱の涙を流していた

美穂子「どうしたの? 怖いお姉ちゃんにでも苛められたの?」

優希「あのノッポがウチのタコスを盗んだじょ……」

純「んなっ、悪ぃ、俺も悪気はなかったんだ」

 両手を合わせ必死に頭を下げる井上純に
 彼女を睨みつける片岡優希

 二人の間に割って入って仲裁しているのは
 風越女子の福路美穂子だ

睦月(始まる前から置いてけぼりだ……)

 しばらくして、福路美穂子の持ち込んだ
 弁当を何故か片岡優希が食べるという一幕の後
 ようやく、対局は開始された

 津山睦月  320-83-20-50-40+75-40 162
 福路美穂子 370-83-40+84+40     371
 井上純   330-40-50+52-40     252
 片岡優希  330-83+163-50+01-40  321

 津山睦月が福路美穂子に放銃
 371-162=209
 9÷2=4.5(切り上げ) 5飜8000点


美穂子『ロンです。8000』

睦月『はい』

智美「あちゃあ、早速振り込んだかー」ワハハ

ゆみ「様子見にしては無警戒だが……」

 風越  100000→108000
 龍門渕 100000→100000
 清澄  100000→100000
 鶴賀  100000→92000

京太郎「まだまだ始まったばかりですよね」

ゆみ「ああ」


 東二局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)

それでは上の安価は無しで
しばらく相談タイムどうぞ

自分が使う場合はまた後ほど安価、連取ありです
相手が使う場合はいつも通りコンマ判定で

他キャラも技能使用回数あるの
それで前半耐えるとかの選択も出てくるし

>>714
妹尾佳織  使えません
蒲原智美  無制限
東横桃子  無制限
加治木ゆみ 無制限

 それと処理を微妙に間違えてたので

 津山睦月  320-83-20-50-40+75-40 162
 福路美穂子 370-83-40+84+40       371
 井上純   330-40-50+52-40+100    352
 片岡優希  330-83+166-50+01-40   324

言い方まずかった
他キャラって他校のキャラのことだったけど
この様子だと他校に無制限キャラ結構いそうだな

>>718
実は無制限キャラってそんなには……
四種複合+無制限のキャップは間違いなく最強の一角です

安価取っても大丈夫ですかね?

逝きます

津山睦月の使用する技能を選択してください
二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 狙い撃ち相手

 1.福路美穂子
 2.井上純
 3.片岡優希

 安価↓2


 津山睦月   (320) 安価↓
 福路美穂子 (370) 安価↓2
 井上純    (330) 安価↓3
 片岡優希   (330) 安価↓4

忘れてた

 津山睦月
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100

 福路美穂子
 《ダマテン》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《単騎待ち》使用→判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない
 《決め打ち》使用→デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40
 
 井上純
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《決め打ち》使用→デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

 片岡優希
 《一発消し》使用→他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功



純(タコスチビが聴牌気配……)

純(動きを止めるか)

純「ポン!」

優希「じぇ」


美穂子(あそこで①をポン……?)

美穂子(あの子を狙っているのかしら)

美穂子(出始めの8000点もあることだし、現物で様子見ね)


睦月(対面が副露、上家も手が伸びている気配だが……)

 ①②③ 123 一三 ⑨⑨ 中中中 七

睦月(いきなり削られたことだし、ここは崩せない!)


優希「!」

優希(これで和了しても1300……)

優希(けど、あのノッポが鳴いてから)

優希(和了れる気が全然しないじょ……)

優希「ツモ! 1300だじぇ」


 津山睦月   320-83-20-40-40+59  196
 福路美穂子 370-83-40-40-100+97  204
 井上純    330-40+100+79       469

 片岡優希   330-83+166+98       511

 補正後ゾロ目につき片岡優希の自摸和了
 11×100=1100 20符2飜1300点

優希(まだ東場はある! そこに賭けるじぇ!)


 風越  100000→107300
 龍門渕 100000→99600
 清澄  100000→101300
 鶴賀  100000→91600


 東三局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 15分ほどで安価を取ります


 東三局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 津山睦月
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功

 福路美穂子
 《ダマテン》使用→得点計算時に飜数+1
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《止めリー》使用→他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1
 《決め打ち》使用→デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40
 
 井上純
 《狙い撃ち》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《一発消し》使用→他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 片岡優希
 《決め打ち》使用→デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

 止めリー対象

 123 津山睦月
 456 井上純
 789 片岡優希
 0   再安価

 安価↓


 津山睦月   (320) 安価↓
 福路美穂子 (370) 安価↓2
 井上純    (330) 安価↓3
 片岡優希   (330) 安価↓4


 津山睦月   320-83-40-40+100  
 福路美穂子 370-83-40+100+89   
 井上純    330+92        
 片岡優希   330-83+166-50+97  

 コンマゾロ目につき津山睦月の自摸和了
 00=10飜倍満16000点

睦月『ツモです。8000・4000』

京太郎「おぉぉおおおおおぉぉぉおおお!?」

佳織「睦月さんすごいです!」

智美「わっはっはっはっは」

ゆみ「……これは」

 風越  100000→103300
 龍門渕 100000→91600
 清澄  100000→97300
 鶴賀  100000→107600

桃子「一気にウチがトップ、っすか」

ゆみ「いけるところで着実に稼がないとな」

ゆみ「津山、その調子だ!」


 東四局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 五分ほどで


 東四局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)

技能残りはこれで11回ですね……次からは安価取る前に出します


 狙い撃ち相手

 1.福路美穂子
 2.井上純
 3.片岡優希

 安価↓2


 津山睦月
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100

 福路美穂子
 《ダマテン》使用→得点計算時に飜数+1
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《色順読み》使用→自身の雀力+50

 井上純
 技能を使用しませんでした

 片岡優希
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100

 狙い撃ち対象

 123 津山睦月
 456 井上純
 789 福路美穂子
 0   再安価

 安価↓


 津山睦月   (320) 安価↓
 福路美穂子 (370) 安価↓2
 井上純    (330) 安価↓3
 片岡優希   (330) 安価↓4

あまりの運の良さに>>1が吹いた


 津山睦月   320-83+96        333
 福路美穂子 370-83+100+50+64 501
 井上純    330-100-100+27   157
 片岡優希   330-83+166+70    483

 補正後ゾロ目につき津山睦月が自摸和了
 33×100=3300 50符2飜3200点

純(クソッタレ! 放っておいた鶴賀からデカいのを取られるとは)

純(ここは無理してでも――)

睦月「つ、ツモ! 3200です」

純「なっ!?」

優希「じぇ」

優希(ウチの親が流されたじょ……しかもこれで東場は終わり)

優希(タコスももうないし、どうすればいいんだじぇ~~~!)

美穂子「…………」

美穂子(そろそろ、動こうかしら)

 風越  100000→102500
 龍門渕 100000→89800
 清澄  100000→95700
 鶴賀  100000→110800


 南一局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください
 残り技能使用回数11回

 五分ほど


 南一局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 津山睦月
 《色順読み》使用→自身の雀力+50
 《カラギリ》使用→雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50

 福路美穂子
 《ダマテン》使用→得点計算時に飜数+1
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100
 《単騎待ち》使用→判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1

 井上純 
 《引っ掛け》…コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《ダマテン》…得点計算時に飜数+1
 《一発消し》…他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功

 片岡優希
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100

 狙い撃ち対象(福路美穂子・片岡優希)

 123 津山睦月
 456 井上純
 789 福路美穂子
 0   再安価

 安価↓・安価↓2(福路美穂子→片岡優希)

純ニキ涙目

 津山睦月   (320) 安価↓
 福路美穂子 (370) 安価↓2
 井上純    (330) 安価↓3
 片岡優希   (300) 安価↓4

安定の得点計算ミス。しばしお待ちください

清澄が200点少ないだけでした。全然形勢変わらないですね

 津山睦月   320-83+50+97     
 福路美穂子 370-83-50+100+40
 井上純    330-50-100+100+48
 片岡優希   330-83-50+22

 コンマゾロ目につき片岡優希が自摸和了
 22×100=2200 70符1飜2300点
 →井上純の《一発消し》は飜数1以下にならないので無効

ゆみ「流れは間違いなくウチに来ている……!」

京太郎「押せ押せですね」

桃子「まだまだ平らとはいえ、龍門渕を沈めてるのは」

桃子「大きいっすよ!」

三科アナ『あーっと、ここで清澄の片岡選手が自摸だー!』

智美「親被りかー……」

優希『1200・600だじぇっ』

智美「ふぅ」ワハハ

佳織「助かりましたね……」

 風越  100000→101900
 龍門渕 100000→89200
 清澄  100000→98300
 鶴賀  100000→109600

ゆみ「このまま何もなければいいんだが……」


 南二局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください
 残り技能使用回数9回

 五分ほど


 南二局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)

 狙い撃ち相手

 1.福路美穂子
 2.井上純
 3.片岡優希

 安価↓2

 止めリー相手

 1.福路美穂子
 2.井上純
 3.片岡優希

 安価↓2


 津山睦月
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100
 《止めリー》使用→他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1

 福路美穂子

 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《止めリー》使用→他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1
 《単騎待ち》使用→判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 井上純 
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100

 片岡優希
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100

 狙い撃ち対象(井上純) 止めリー対象(福路美穂子)

 123 津山睦月
 456 片岡優希
 789 福路美穂子
 0   再安価

 安価↓・安価↓2(福路美穂子→井上純)

京太郎「何が始まるんです?」
>>1「第三次デバフ大戦だ!」

 津山睦月   (320) 安価↓
 福路美穂子 (370) 安価↓2
 井上純    (330) 安価↓3
 片岡優希   (300) 安価↓4


純(このままじゃ透華に顔向けできねぇ……!)

純(しかも衣が来るかどうかも分からない以上)

純(最低でもマイナスで終わらせるわけにはっ)

純「ポンだ!」

純(よし! これで聴牌だ)

優希「…………」

優希(じぇええええええ!?)

優希(変な鳴き方ばっかりのノッポが三元牌を鳴いたってことは)

優希(張って待ってるんだじぇ)

優希(それが分かってるのに、オリれる牌ないじょ……)

優希(ここは現物でなんとかるけど、次は)


純(焦ってるな? さぁ、どう出るタコスチビ)


睦月(対面が聴牌気配。しかしこの手なら当たらないだろう)

睦月(このまま手を進めて、一点でも多くもぎ取る!)

美穂子(あらあら……)

美穂子(清澄の娘、手が出せなくて困ってるみたいね)

美穂子「…………」カイガン

美穂子(成程ね。清澄の娘は萬子の染め手)

美穂子(それに対し龍門渕の娘が待ってるのは一萬、九萬辺りかしら?)

美穂子(――道を作ってあげる)

純「!?」

優希「!」

優希(お弁当のおねーさん!)キラキラ

優希(そこが通るのなら――ここで手替えして)

 >《摂理の目》の効果が発動した!

 津山睦月   320-83-20-50-100+97 164
 福路美穂子 370-83-50+81      318
 井上純    330-40+93       383
 片岡優希   300-83+17+150     384

 津山睦月が片岡優希に放銃
 384-164=220
 0=10 10÷2=5 5飜8000点

優希「ローン! 8000だじぇ!」

睦月「! はい……」

優希(南場なのにこの調子……!)

優希(このまま反撃だじょ!)

 風越  101900→101900
 龍門渕 89200→89200
 清澄  98300→106300
 鶴賀  109600→101600


 南三局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください
 残り技能使用回数回

 五分ほど

すみません、7回です

相談時間延長した方がいいですか?

2315に安価出します

てか普通に考えて清澄と龍門渕の二校は格上なんだから攻めていかないと勝てないよな
決勝2位ボーナスとかあるならちょっと考えるが

>>827
決勝に出てる段階で四校合同合宿の面子入りですからね。特にないです

あ、でも原作を思い出していただければ
二位になった学校は何かありましたよね……

あんまり言うとアレですけど


 南三局 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)

 狙い撃ち相手

 1.福路美穂子
 2.井上純
 3.片岡優希

 安価↓2


 津山睦月
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100
 《反射読み》使用→自身の雀力+50し、振込確定時にコンマ判定。下一桁246以外で回避成功

 福路美穂子
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《カラギリ》使用→雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50
 《差し込み》使用→1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む
 《迷彩打ち》使用→コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40

 
 井上純 
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功


 片岡優希
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40


 津山睦月   (320) 安価↓
 福路美穂子 (370) 安価↓2
 井上純    (330) 安価↓3
 片岡優希   (300) 安価↓4


 >《摂理の目》の効果は発動しています

 津山睦月   320-83+50-50-40-40+93  250
 福路美穂子 370+40+27              437
 井上純    330-100-50-40-20+86    206

 片岡優希   300-83-50+60           227

 井上純が福路美穂子に放銃
 →技能による回避が成功・流局

 福路美穂子は聴牌確定

 偶数 聴牌  奇数 不聴

 津山睦月 安価↓
 井上純   安価↓2
 片岡優希 安価↓3



 津山睦月   不聴
 福路美穂子 聴牌
 井上純    聴牌

 片岡優希   不聴
 
三科アナ『流局、流局です!』


三科アナ『風越の福路は高めで張っていたようですが』

三科アナ『流されてしまいました』

靖子『今のは上手く龍門渕が抑えてたな』

三科アナ『そうなんですか?』

靖子『8巡目の――』

ゆみ「龍門渕は聴牌、連荘か……」

桃子「一難去って、また一難っすね」

智美「どのみちここを耐えれば」ワハハ

智美「かおりんのワンチャンパンチでなんとかなる」ワハハ

智美「可能性は高いからなー」ワハハ

ゆみ「津山……踏ん張ってくれ!」

 風越  101900→102900
 龍門渕 89200→90200
 清澄  106300→107300
 鶴賀  101600→100600


 南三局 一本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください
 残り技能使用回数5回

 五分ほど

 本日の予定は先鋒戦終了まで
 次鋒戦終了後に異能値100イベント
 副将戦終了後に前スレ>>1000イベントを挟みます


 南三局 一本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 津山睦月
 《単騎待ち》使用→判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない
 《反射読み》使用→自身の雀力+50し、振込確定時にコンマ判定。下一桁246以外で回避成功

 福路美穂子
 《止めリー》使用→他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1
 《カラギリ》使用→雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50
 《差し込み》使用→1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 
 井上純 
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功

 《一発消し》使用→他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功

 片岡優希
 技能を使用しませんでした

 止めリー対象
 
 123 津山睦月
 456 井上純
 789 片岡優希
 0   再安価

 安価↓

 
 津山睦月   (320) 安価↓2
 福路美穂子 (370) 安価↓3

 井上純    (330) 安価↓4
 片岡優希   (300) 安価↓5


特に理由のない低コンマに襲われ続ける優希!

 津山睦月   320-83+50-50+26 237
 福路美穂子 370-83+59     346
 井上純    330-50-50+81  311
 片岡優希   300-83-50+08   167

 補正後数値ゾロ目につき井上純の自摸和了
 11×100=1100→30符1飜1500点

純「ツモ、500オールの一本場は1800だ」

純(俺だけマイナスで一人沈みってのも面白くねぇ……!)

美穂子(手は良かったんだけど、先を越されちゃったかしら)

睦月(くっ、綺麗に素点か……)

優希(っ! まだ、余裕はあるじぇ!)

優希(それに南場とはいえラス親、ぶっちっぎってやる……!)
 
 風越  102900→102300
 龍門渕 90200→92000
 清澄  107300→106700
 鶴賀  100600→100000


 南三局 二本場 

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください
 残り技能使用回数3回

 五分ほど


 南三局 二本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 津山睦月
 《反射読み》使用→自身の雀力+50し、振込確定時にコンマ判定。下一桁246以外で回避成功

 福路美穂子
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100
 《止めリー》使用→他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1
 《迷彩打ち》使用→コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40
 《決め打ち》使用→デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

 
 井上純 
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40

 《カラギリ》使用→雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50

 片岡優希
 技能を使用しませんでした

 止めリー対象
 
 123 津山睦月
 456 井上純
 789 片岡優希
 0   再安価

 安価↓

 
 津山睦月   (320) 安価↓2
 福路美穂子 (370) 安価↓3

 井上純    (330) 安価↓4
 片岡優希   (300) 安価↓5


 狙い撃ち対象出してなかった

 123 津山睦月
 456 井上純
 789 片岡優希
 0   再安価

 安価↓


 コンマ0=再安価

 偶数  井上純
 奇数  片岡優希
 ゾロ目 津山睦月

 安価↓


 津山睦月   320-83+50-50-40+41-100 138
 福路美穂子 370-83-20-50+82        299
 井上純    330+53                353

 片岡優希   300-83-40-50+89       216

 補正後数値ゾロ目につき福路美穂子の自摸和了
 99×100=9900 5飜満貫+リー棒二本10000点

 リー棒供与
 
 123 津山睦月
 456 井上純
 789 片岡優希
 0   再安価

 安価↓・一桁で一人目、二桁で二人目。被った場合さらに安価↓

>>884
0=再安価じゃなくて、そのまま安価↓にスライドで
スライドした結果被ってるのでさらに↓

よってこれより安価↓


純(このまま連荘、タコスチビは息切れしてるだろうし)

純(智紀と国広君に後は任せるぜ)

純「リーチ!」

優希(ノッポのリーチ……)

優希(二巡前に鳴かれて順番をズラされたせいで)

優希(張ったはいいけど、全然高めじゃないじょ……)

優希「リーチ!」

優希(だったら、一発で少しでも伸ばすだけだじぇ!)

睦月(対面だけならまだしも、上家もリーチ……)

睦月(ここはオリだな)
 
美穂子(……清澄の娘、一発で点を伸ばそうと)

美穂子(無茶な手に出たのね)

美穂子(!)

美穂子「ツモ。4000・2000の二本場は8600です!」

美穂子(ごめんなさい。貴女達のリーチ棒、いただくわ)

美穂子(――私だって、負けられないの)

 風越  102300→112900
 龍門渕 92000→86800
 清澄  106700→103500
 鶴賀  100000→97800

 オーラス 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください
 残り技能使用回数2回

 五分ほど


 オーラス 零本場

 津山睦月の使用する技能を選択してください
 二種類同時に使用する場合は、両方明記してください

 安価↓2(無効ならさらに安価↓)


 津山睦月
 《反射読み》使用→自身の雀力+50し、振込確定時にコンマ判定。下一桁246以外で回避成功
 《単騎待ち》使用→判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない
 
 福路美穂子
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《ダマテン》使用→得点計算時に飜数+1
 《差し込み》使用→1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む
 《単騎待ち》使用→判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない

 
 井上純 
 技能を使用しませんでした


 片岡優希
 技能を使用しませんでした

 
 津山睦月   (320) 安価↓2
 福路美穂子 (370) 安価↓3

 井上純    (330) 安価↓4
 片岡優希   (300) 安価↓5

あ、どうしよう……安価↓~↓4のつもりが間違えて↓2~↓5になってて
↓5が77=倍満固定なんだけども……


 緊急アンケ

 1.このまま続行
 2.再安価とりましょう!

都合が悪い、というわけではなく
プレイヤーキャラが残り最後の技能を使用してますから
連荘になるか否かというのは大きな違いだと思います

公平性を損なわないための質問だったのですが……
このまま続行を望まれる声の方が多いので、続行します


 津山睦月   320-83+50+91
 福路美穂子 370-83+31
 井上純    330+76
 片岡優希   300-83+77

 コンマゾロ目につき片岡優希の自摸和了
 77=10飜倍満 親につき24000点

優希(――嫌だじょ)

優希(このままで、終わっていいわけなんてないじぇ!)

優希(先輩たちは、私が点数計算できないからだとか)

優希(集中力が続かいからだとか)

優希(色んな理由をつけて先鋒として送り出したけど)

優希(でも、先鋒には必ずと言っていいほどエースが出てくるじぇ)

優希(そんなところで不甲斐ないところを見せてしまったら)

優希(信じて送り出してくれた先輩に、どんな顔したらいいんだじょ……)

優希(それに……)

優希(二年間ずっと独りぼっちで)

優希(変な自模り方ばっかり練習してた部長には夢があるんだ)

優希(――私だってその片棒くらい、担いでいたんだじぇ!)


優希「ツモ!」


優希「清一色、一気通貫ドラドラ……8000オール!」

純「なっ……!?」

睦月「そんなっ」

美穂子「…………」

 風越  112900→104900
 龍門渕 86800→78800
 清澄  103500→127500
 鶴賀  97800→89800

美穂子(ここに来てスタミナ切れだったはずの清澄の娘が)

美穂子(あんなに大きい手を……)

美穂子(トップ、取られちゃったわね)クスリ

優希「?」

優希「おねーさん、点棒はまだか?」

美穂子「はいはい」


 オーラス 一本場

 津山睦月
 技能を使用しませんでした
 
 福路美穂子
 《一発消し》使用→他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功
 《止めリー》使用→他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1
 《差し込み》使用→1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む
 《決め打ち》使用→デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

 
 井上純 
 技能を使用しませんでした


 片岡優希
 技能を使用しませんでした

 止めリー対象
 
 123 津山睦月
 456 井上純
 789 片岡優希
 0   再安価

 安価↓

 
 津山睦月   (320) 安価↓2
 福路美穂子 (370) 安価↓3

 井上純    (330) 安価↓4
 片岡優希   (300) 安価↓5


 津山睦月   320-83-40+98 295
 福路美穂子 370-83+07    294
 井上純    330+19       349
 片岡優希   300-83-50+60 227

 片岡優希が井上純に放銃
 349-227=122
 2÷2=1 1飜1500点 一本場につき+300
 
 福路美穂子の《一発消し》→飜数は1以下にならないので無効

三科アナ『先鋒戦終了―――ッ!』

三科アナ『終わってみれば、前年度覇者、全国大会でも』

三科アナ『準決勝進出と健闘した龍門渕が、まさかまさかの』

三科アナ『最下位に沈む展開ィ―――!』

 風越  104900→104900
 龍門渕 86800→80600
 清澄  127500→125700
 鶴賀   89800→89800

三科アナ『そして先鋒戦をトップで終えたのは名門・風越ではなく』

三科アナ『初出場、清澄高校の一年・片岡優希選手だァ―――!』

 現在成績

 清澄  125700(+25700)
 風越  104900(+4900)
 鶴賀   89800(-10200)
 龍門渕 80600(-19400)

という感じで先鋒戦終了。長時間お疲れ様でした……
半荘やっただけでこんなにかかるとは、恐るべし

明日の再開まで雑談なり相談なりしてくださって構いません
ただし本筋から大きく外れたり過度に埋めないようお願いします
また>>1への質問も歓迎です

加えて、情報の訂正です

妹尾佳織の異能を《紅の叡智》で表示したとき

コンマ“77”は10飜倍満固定、とありましたが
正しくは13飜役満固定です

このスレの原村さんは淫ピです

お付き合いありがとうございました
お疲れ様でした

昨日の>>1は疲れのあまり余計なことを口走ってますね

基本的に設定は原作・アニメに忠実です
原作とアニメで食い違っている場合は原作を優先しています

まあどちらにしろ原村さんは咲さんに夢中なわけですが


睦月「……戻りました……」

智美「お疲れー」ワハハ

 明らかに気落ちしている津山先輩

 それもそうかもしれない 

 自分なりに精一杯やって次のバトンを
 マイナスで渡してしまったのだから
 かなり参っているのだろう

睦月「すみません……トップとの差は35000点なんて……」

ゆみ「気にするな。まだまだ始まったばかりなんだ」

ゆみ「それに30000点なら何とかならないわけでもないしな」

桃子「次は、かおりん先輩っすけどね……」

ゆみ「…………」

 そこで黙らないでください

智美「いやー、割と本気で不安になって来たぞ」ワハハ

京太郎「そこは信じるところなのでは!?」


 全国高等学校麻雀選手権大会長野県予選決勝

 次鋒戦・半荘戦(一回のみ)

 技能複数使用解禁
 (対戦相手に関してはこちらが乱数ソフトで、プレイアブルは安価で決定)

 席順決め

 染谷まこ   安価↓
 吉留未春  安価↓2
 妹尾佳織  安価↓3
 沢村智紀  安価↓4


 東      南     西     北
 沢村智紀 吉留未春 染谷まこ 妹尾佳織

 沢村智紀 (330)
 吉留未春 (340)
 染谷まこ  (350)
 妹尾佳織 (77)

 沢村智紀(デジタル)
 《ピジョンホール》
 →開示不可

 染谷まこ(デジタル)
 《破顔一笑》
 →開示不可

 妹尾佳織(オカルト)
 《めっちゃラッキー☆》
 コンマ一桁と二桁を足し合わせた数値が“7”の場合5飜満貫
 固定で、コンマ及び補正後数値に“7”が含まれる場合
 7飜跳満固定で強制和了。またコンマゾロ目77の時13飜役満となる
 
 使用可能な技能はありません

 吉留未春(デジタル)
 異能/専用技能なし

種別がデジタルなのに異能っぽいのがついてる場合
《専用技能》というカテゴリーになります。これは模倣できません


 東一局 零本場

 沢村智紀
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《色順読み》使用→自身の雀力+50
 《差し込み》使用→1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む

 吉留未春
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 染谷まこ
 《ベタオリ》使用→振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《迷彩打ち》使用→コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 妹尾佳織
 使用可能な技能はありません


 沢村智紀 (330) 安価↓
 吉留未春 (340) 安価↓2

 染谷まこ  (350) 安価↓3
 妹尾佳織 (77)  安価↓4


 沢村智紀 330+100+50-20+08-40 428

 吉留未春 340+37-40-40        297
 染谷まこ  350-40+40+24+40     414
 妹尾佳織 77+84-40           121


 妹尾佳織が沢村智紀に放銃
 428-121=307
 7÷2=3.5(切り上げ) 親につき4飜11600点
 
智紀『……ロン。11600』

佳織『はぃい……』

三科アナ『おーっと鶴賀の妹尾選手。早速振り込んでしまいましたね』

智美「あちゃあ……」

 清澄  125700→125700
 風越  104900→104900

 鶴賀   89800→78200
 龍門渕  80600→92200

三科アナ『これが反撃の狼煙となるか龍門渕高校』

三科アナ『連荘です!』

ゆみ「長引けば長引くほどこちらが不利」

睦月「かといって強引に流せるとも思えません」

京太郎「……とにかく頑張ってください妹尾先輩!」

 東一局 一本場

 沢村智紀
 技能を使用しませんでした

 吉留未春
 《狙い撃ち》使用→コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100
 《引っ掛け》使用→コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40

 染谷まこ
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《カラギリ》使用→雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 妹尾佳織
 使用可能な技能はありません

 狙い撃ち対象

 123 沢村智紀
 456 染谷まこ
 789 妹尾佳織
 0   再安価

 安価↓

 沢村智紀 (330) 安価↓2
 吉留未春 (340) 安価↓3

 染谷まこ  (350) 安価↓4
 妹尾佳織 (77)  安価↓5

投下は2100頃になります。すみません…


 沢村智紀 330+49
 吉留未春 340+24
 染谷まこ  350+100
 妹尾佳織 77+13

 コンマゾロ目につき染谷まこの自摸和了
 00=10飜倍満 24000点 一本場につき+300

まこ(一年坊の優希があんだけ点取って帰って来たんなら)

まこ(わしも先輩らしいこ見せてやらにゃいけんのぅ!)

まこ「リーチ!」

佳織(清澄の人が、り、リーチしました……)

佳織(これ、大丈夫だよね……?)

智紀(鶴賀はオリ。しかし、待ちが読めない……)

未春(これに当たったら事故みたいなものでしょ)

まこ(流石に出さんか……まあええ)

まこ「ツモ! リーチ一発面前自摸――」

まこ「混一色に裏乗って……倍満、8000・16000の一本場は」

まこ「24300じゃ!」

智紀(清澄の勢いが……止まらない)

未春(ごめん、みんな……! キャプテン……!)

佳織(はわわわわ……)

 清澄  125700→150000
 風越  104900→96900

 鶴賀   78200→70200
 龍門渕  92200→75900

 東二局 零本場

 沢村智紀
 技能を使用しませんでした

 吉留未春
 《色順読み》使用→自身の雀力+50
 《単騎待ち》使用→判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 染谷まこ
 《絞り打ち》使用→上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《迷彩打ち》使用→コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40
 《渡り打ち》使用→流局時聴牌確定

 妹尾佳織
 使用可能な技能はありません


 沢村智紀 (330) 安価↓
 吉留未春 (340) 安価↓2

 染谷まこ  (350) 安価↓3
 妹尾佳織 (77)  安価↓4


 沢村智紀 330+93       423
 吉留未春 340+50-20+67 437
 染谷まこ  350+58       408
 妹尾佳織 77-40+59     96

 妹尾佳織が吉留未春に放銃
 437-96=341
 1÷2=0.5(切り上げ) 親につき1飜1500点

未春『ロン。立直のみ1500です』

佳織『はいぃ……』

智美「…………」ワハハ

ゆみ「…………」

睦月「…………」

桃子「…………」

京太郎「…………」

 おぉう……これはもう、駄目かもわからんね

ゆみ「風越の次鋒が明らかに妹尾を狙っていた……」

ゆみ「堪え切れるか……?」

 清澄  125700→150000
 風越  96900→98400

 鶴賀   70200→68700
 龍門渕  75900→75900

 東二局 一本場

 沢村智紀
 技能を使用しませんでした

 吉留未春
 《引っ掛け》…コンマ下一桁367以外で成功。自身の雀力+100
 《ダマテン》…得点計算時に飜数+1
 《カラギリ》…雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50

 染谷まこ
 《一発消し》…他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功
 《差し込み》…1位または2位確定時に発動。コンマ判定下一桁÷2飜数分を最下位へ振り込む
 《決め打ち》…デジタル雀士に有効。他家3人の雀力-40

 妹尾佳織
 使用可能な技能はありません

 沢村智紀 (330) 安価↓
 吉留未春 (340) 安価↓2

 染谷まこ  (350) 安価↓3
 妹尾佳織 (77)  安価↓4


 沢村智紀 330+96-50-40
 吉留未春 340+72+100-50-40
 染谷まこ  350+37
 妹尾佳織 77+78

 《めっちゃラッキー☆》の効果確定・強制和了
 コンマに7を含んでいる為、7飜跳満固定・12000点

佳織(どうしようどうしよぅ……)

 三三三 ③③③ 333 六 白白白 七

佳織(……要らないよね? これ)

智紀(鶴賀の打ち方は、明らかに初心者)

未春(この親で稼げるだけ稼ぐ!)

まこ(狙い目っちゃあそうじゃがの……)

まこ(出鱈目な打ち筋に惑わされん方が優先じゃわ)

佳織「あ、き、来ました……!」

佳織「ツモです!」

未春「……点数は?」

佳織「ひゃうっ」

佳織「ぇえっと……」

佳織「三色同順、三暗刻、役牌で……3000・6000?です」

まこ「一本場じゃけえ12300じゃな」

佳織「あっ、そうでした……」

 清澄  150000→147000
 風越  98400→92100

 鶴賀   68700→81000
 龍門渕  75900→72900

未春「」

まこ「……ご愁傷さん」


 東三局 零本場

 沢村智紀
 技能を使用しませんでした

 吉留未春
 《狙い撃ち》…コンマ下一桁257以外で成功。他家一人の雀力-100 
 《単騎待ち》…判定時自身の雀力を-50する毎にドラを+1。ただし雀力は50以下にならない
 《渡り打ち》…流局時聴牌確定

 染谷まこ
 《絞り打ち》…上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《止めリー》…他家一人の雀力-50し、得点計算時に飜数+1
 《渡り打ち》…流局時聴牌確定

 妹尾佳織
 使用可能な技能はありません

 止めリー対象

 123 沢村智紀
 456 吉留未春
 789 妹尾佳織
 0   再安価

 安価↓

 沢村智紀 (330) 安価↓2
 吉留未春 (340) 安価↓3

 染谷まこ  (350) 安価↓4
 妹尾佳織 (77)  安価↓5

 狙い撃ち対象忘れてた

 123 沢村智紀
 456 染谷まこ
 789 妹尾佳織
 0   再安価

 安価↓


 沢村智紀 330+69       399
 吉留未春 340-50+06-20 276

 染谷まこ  350-100+09   259
 妹尾佳織 77-40+98     132

 補正後数値ゾロ目につき沢村智紀の自摸和了
 99×100=9900 満貫8000点+リー棒×2=10000

 リー棒供与

 123  吉留未春
 456  染谷まこ
 7890 妹尾佳織


 安価↓・一桁で一人目、二桁で二人目。被った場合さらに安価↓

まこ(親じゃけぇ攻めたいところじゃが……)

佳織「うーんと、うーんと……」

まこ(この牌を組み立てとる素人がどう動くか分からん)

まこ「…………」

まこ(あ~~~わからん!)

まこ「リーチ!」

まこ(これで多少は牽制に――)

佳織「り、リーチです!」

まこ(ノータイムでおっかけじゃとぉおおお!?)

まこ(ええい、相手より先に自模れば)

智紀「ツモ。2000・4000」

まこ「」

未春「」

佳織「えーっと、点棒は……」

 清澄  147000→142000

 風越   92100→90100
 鶴賀   81000→81000
 龍門渕 72900→82900


ゆみ「いい具合に清澄が削れてるな」

智美「かおりんも当たりさえすれば強いからなー」ワハハ

京太郎「何とかなりそうですね」

 オーラス 零本場

 沢村智紀
 技能を使用しませんでした

 吉留未春
 《ベタオリ》…振込確定時、下一桁047以外で回避成功
 《一発消し》…他家が和了時にコンマ判定。01~75:飜数-1 76~98:失敗 ゾロ目成功
 《カラギリ》…雀力280以上の相手に有効。他家3人の雀力-50

 染谷まこ
 《ダマテン》…得点計算時に飜数+1
 《絞り打ち》…上家の雀力-20・下家の雀力-40
 《迷彩打ち》…コンマ判定時の下一桁が047の時、自身の雀力+40かつ他家3人の雀力-40

 妹尾佳織
 使用可能な技能はありません

 沢村智紀 (330) 安価↓
 吉留未春 (340) 安価↓2

 染谷まこ  (350) 安価↓3
 妹尾佳織 (77)  安価↓4

次スレ立ててきます。続きはそちらで
誘導の後、埋めてください

>>1000ネタは、本編番外問いません
ただし>>1が「これアカンやつや…(暴力系など)」と
判断した場合は無効になります

鶴賀点減ってないぜ

>>991
ミスがないなんておかしいと思っていたんだ!
鶴賀 81000→79000 ですね

【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」智美「頑張るんだぞー」ワハハ【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404911828/)

こちらは埋めてください。お願いします

1000ならモモと今度こそデート

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