アニ「学園祭?」(110)

※進撃!巨人中学校の世界観です

アニ「へ、へ~、そんなのあるんだ?」

ライナー「なに言ってんだ、もうそろそろ準備始まるんだぞ」

ベルトルト「正直面倒くさいなぁ、あのクラスが一つにならなきゃ感が」

アニ「(やばい…めっちゃ楽しみ!)」

ライナー「だよなぁ…俺たちみたいなやる気ないやつらを目の敵にしてくるもんな一部の目立ちたがり屋が」

ベルトルト「クラスで何やるかも決めなきゃね…無難に喫茶店とかかなぁ」

アニ「喫茶店!!」

ライナー「店番とかだるいだろそれ…どうせならお化け屋敷とか?」

アニ「お化け屋敷!!」

ベルトルト「さっきからどうしたんだいアニ?やたらテンション高いね」

アニ「なっ…べ、別に、私だって面倒くさいし…あ~あ、当日休んじゃおっかなぁ!」

ライナー・ベルトルト「(楽しみなんだな…)」

ライナー「それはそうと頑張ることっていったら体育祭の方だよな」

ベルトルト「ああ、そっちなら僕もやる気満々だよ」

アニ「体育祭?」

ライナー「知らないのか?この中学校の学園祭は体育祭と文化祭に分かれてるんだ」

ベルトルト「まあ体を動かすのはお手の物だけど…問題は応援だよ」

アニ「応援って?声を出すだけじゃないの?」

ライナー「応援合戦があるんだよ」

アニ「応援合戦?」

ライナー「自分たちでダンスの振り付け考えたりして点数つけるんだよ」

アニ「ふ~ん…(それは別に…興味ないかな…)」

ベルトルト「トップの人たちは衣装とか着るよね」

ライナー「ああ、学ランとかな」

アニ「!!」

アニ「学ラン着れるの!?あのカッコイイやつ!」

ライナー「あ、ああ…方針によるけど…」

ベルトルト「(ああ、アニああいうの好きそうだもんなぁ…)」

ライナー「じ、じゃあアニは応援係やるのか?」

アニ「えっ…べ、別に、やりたいわけじゃ…」

ベルトルト「今日hrで学園祭の係決めあるから立候補してみたら?」

アニ「だ、だから!やりたいわけじゃないってば!」

ライナー「まあ、好きにすればいいさ」

アニ「うう……(ど、どうする、私!?)」

~~hr~~

先生「はい、それじゃ…体育祭の応援団やりたいやつ~」

ザワザワ… オマエヤッテミロヨイヤオマエガヤレヨ

アニ「(だ、誰も手を挙げない…!チ、チャンス!?)」

ベルトルト「(今だ!アニ!手を挙げるんだ!)」

ライナー「(勇気を出せ!今なら栄光はお前の手に!)」

アニ「わ、わた」

クリスタ「私やります!」ガタッ

アニ「」

モブ「クリスタちゃんが応援かぁ」

モブ「まさに勝利の女神だなぁ~」

先生「おお、レンズがやってくれるのか?他には誰かいないか?」

アニ「わたs」

ユミル「私もやりまーっす」ガタッ

アニ「ぐぅ…」

ベルトルト「(負けるなアニ!ここで手を引っ込めたらだめだ!)」

ライナー「(クリスタマジ天使!)」

先生「…もういないようだなそれじゃ次」

アニ「はいはいはいハァーイ!私やります!」ガバッ

ベルトルト「」

ライナー「」

一同「……」ドンビキ

アニ「あっ……」カァァ

アニ「はぁ…私は一体何を……」グスン

ベルトルト「まぁまぁ…やりたかったんだからいいじゃないか」

アニ「べ、別にやりたかったわけじゃないもん…」

ライナー・ベルトルト「(まだ言うかこいつ)」

アニ「ていうかなんであんた達まで応援に…」

ベルトルト「(さすがにあんなアニは放っておけないよ…)」

ライナー「(さすがにクリスタは放っておけないからな…)」

クリスタ「じゃあ代表はアニで」

ユミル「決まりだな」

アニ「ちょっと待ってよ!?何で…」

クリスタ「だってあんなにやる気見せられたら…ねぇ?」

ユミル「一番熱意があるのがどう考えてもお前だし」

アニ「ち、ちがっ」

ベルトルト「まぁまぁ、アニ、これもいい経験だと思うよ?」

ライナー「っていうわけでよろしくな!優勝目指して頑張ろうぜ」

アニ「まあ、同じ組になる先輩達が頑張ってくれるだろうし…」

ベルトルト「え…?アニ、知らないの?」

アニ「何が?」

ライナー「人間クラスの学園祭は人数少ないから一クラスで一組なんだぞ」

アニ「………は?てことは私…」

クリスタ「全体の応援団長だよ!」

ユミル「頑張れよ、団長さん」

アニ「」

アニ「バカバカ!あんた達の口車に乗ったばっかりに!」ポカポカ

ライナー「痛い痛い!俺たちが何したってんだよ!?」

ベルトルト「アニがやりたかったことだろう!?」

アニ「断じて違う!違うし!」ポカポカ

~~応援団集会初日~~

アニ「ゴホン…え~今回はお集まり頂き…」

ユミル「挨拶はいいから早く始めろよ~」

クリスタ「ユミル!黙って!」

アニ「……」

ベルトルト「(うわぁ…既に鉢巻とかしてるし…気合いは伝わるけど)」

ライナー「(空回りするパターンにならなきゃいいが…)」

アニ「……とにかくチーハン野郎の3組には絶対勝つ!以上!」

ユミル「おいおい…話し合いは?」

クリスタ「どんな感じの応援でいくか決めないの?和風とかロックとか」

ベルトルト「早い段階で曲とか振り付けとか決めないと、衣装も作れないよ」

ライナー「クラスの出し物の手伝いもあるし」

アニ「え…そんなにやることあるの?」

アニ「(大丈夫…普段は生徒会で激務をこなしている私なら出来るハズ!)」

アニ「……普段巨人に虐げられている私たちだから、ここは反骨心溢れる応援がいいと思う」

ユミル「はぁ、反骨心?」

クリスタ「ってことは曲は?」

アニ「『紅蓮の弓矢』で。」

ベルトルト「じゃあ衣装は?」

クリスタ「私学ラン着たい!」

ユミル「いいんじゃね?男子から借りればいいだけでノーリスクだし」

アニ「(良かった…自分から着たいっていうの恥ずかしかったんだ)」グッ

ユミル「おい、男二人、鼻血でてるけどどうした?」

ライナー「おっと」ツー

ベルトルト「あ、ああ、ゴメン」ツー

ライナー「(裸に学ランだけ纏うクリスタを想像してしまった…不覚)」

ベルトルト「(裸に学ランだけ纏うアニを…いや言うまい)」

期末テスト書いた人か!?
期待

ユミル「振り付けはどうすんだよ?」

アニ「私が好きなashokという映画にダンスがある。あれを参考にしよう」

クリスタ「あれこの曲に合うかなぁ」

アニ「まあやってみようよ。あと私の好きなジャッキーの動きとか、それからそれから…」

ベルトルト「(アニ楽しそうだなぁ…良かったね)」

ライナー「(頑張ってるクリスタ可愛い)」

>>30 そだよ 今思ったけど人数少ないから一クラスで参加って意味分からんな


アニ「♪~」

ベルトルト「アニ、最近楽しそうだねぇ」

アニ「そ、そんなことないから!あ~疲れた!早く終わっちゃえばいいのに!」

ベルトルト「(ツンツン可愛い)」

エレン「あれ、お前は確かドッジボールの…」

アニ「あっ!?あんたはチーハン野郎…!」

アニ「………」ゴゴゴゴゴ

ミカサ「……」ゴゴゴゴゴ

ベルトルト「(何故かチーハン君を挟んでメンチのきり合いに…)」ビクビク

エレン「そういえば、そっちの組はお前が応援団長だって?」

アニ「まさか…あんたも?」

エレン「当然!俺の応援で巨人共を駆逐してやる!」

ベルトルト「(曲被るんじゃないだろうな…)」

アニ「…今度こそ、完膚なきまで叩き潰す!」

エレン「おう!望むところだ!」

ミカサ「エレン行こう。振り付けの練習しなきゃ」チッ

エレン「おっしゃ!」ダッ

アニ「え…!?」

アニ「あ、あいつらもう全体で振り付けの練習してるの!?やばいよ、やばいよ…」

ベルトルト「(そんな馬鹿な!?いくらなんでも早すぎる…)」
.
.
.
エレン「…ところでミカサ!もう振り付けの練習なんてするのか?」

ミカサ「エレンは知らなくても大丈夫」ニッコリ

ミカサ「(アルミンから授けられた策…これで焦って質を落としてくれれば…)」

クリスタ「アニ落ち着いて!まだ全体練習には早いよ!」

アニ「で、でも4組はもうやってるって…!」

ユミル「んなわけねーって!ブラフだブラフ!」

ベルトルト「まずいなアニが動揺してる」

ライナー「よっぽど負けたくないんだな…」

ユミル「アニ、今のお前では団長は任せられない。しばらく出し物の手伝いに行って来い」

アニ「なんだって!?」

クリスタ「ユミル!?」

ユミル「(大丈夫だクリスタ。今のコイツに必要なのはリフレッシュ)」ヒソヒソ

クリスタ「(まぁ…確かにそうね…)」ヒソヒソ

ベルトルト「そうだね、少し休んできなよ」

アニ「でも……」

ライナー「偶には俺らを頼ってくれてもいいんじゃないか?」

アニ「……うん」

~~クラス出し物係~~

アニ「なっ…これは!?」

モブ「でよ~」ダラー

モブ「だよなぁ」ダラー

アニ「まるで進展していない…」ガクゼン

女子a「アニ助けて!まだ何をするかも決まってないの!」

アニ「はぁぁ!?」

ベルトルト「アニは休めているかな…」ソー

ライナー「こっそり様子を見てみようぜ」ソー

アニ「じゃあやるのはメイド喫茶で決定!クリスタもメイドやるから皆やる気出しなよ!」

男子「イヤッホォォォイ!」

アニ「じゃああんたとあんたはこれ!あんたとあんたはあれやって!」キビキビ

一同「わかった~」

ライナー・ベルトルト「(なんで仕事増やしてんだあいつ!?)」

アルミン「3組はもの凄い速さで仕事してるらしいね」

ジャン「やっぱあのアニって女はただもんじゃねーなぁ」

ミカサ「焦るどころかどんどんピッチあげてる…私たちも頑張らないと、エレン…」

エレン「分かってる!絶対に俺の応援で巨人を駆逐する!」

ミカサ「……コニー、出し物の方は大丈夫?」

コニー「すまん!出し物ってなんだ!?」

ミカサ「……」

アニ「ようやく応援も形になってきたね!皆この調子だよ!」

一同「オー!」

クリスタ「結局アニってば猛スピードで仕上げちゃって…」

ユミル「ほんと頑張り屋さんだな。気づけば出し物のほうも仕切ってるし」

ライナー「大したやつだよ全く。」

ベルトルト「(体調崩さないか心配だな……)」

~~学園祭前日~~

アニ「いよいよ明日だね」

ベルトルト「嬉しそうだね」

ライナー「やっぱり楽しみか?」

アニ「ちっがうし!あーさっさと終わってくれないかな~」

ライナー・ベルトルト「(まだ言うか…可愛いけど)」

アニ「(早く早く!早く明日にならないかなぁ♪)」

アニ「……あれ?」フラッ

バタッ

ライナー・ベルトルト「アニ!?」

すまん続きは明日で!

再開します

~~アニんち~~

アニパパ「ありがとう二人とも。すぐ医者のところへ連れていくよ。」

アニ「い、嫌!行きたくない!」

ライナー「なに言ってんだ!凄い熱だぞお前!」

ベルトルト「薬をもらいに行かないと」

アニ「だって行ったら…明日は学校休めって言われる…」

ライナー・ベルトルト「……」

アニ「せっかく今日まで頑張ってきたのに…楽しみにしてたのに…」ポロポロ

アニパパ「アニ…気持ちは痛いほどわかるけど、そんな体調で学校に行っても皆に迷惑がかかると思わないかい?特にこの二人にだ。」

アニ「……」グスン

~~帰り道~~

ライナー「くそっ…どうにかしてやりたいが…しつあんなに楽しみにしてたのに…」

ベルトルト「僕達にはどうにもできないよ…残念ながら…」

ライナー「…俺たちのせいだ。あいつ一人になんでも任せ過ぎたんだ…」

ベルトルト「間違いないね…」

途中で送信してしまった

~~帰り道~~

ライナー「くそっ…どうにかしてやりたいが…あいつあんなに楽しみにしてたのに…」

ベルトルト「僕達にはどうにもできないよ…残念ながら…」

ライナー「…俺たちのせいだ。あいつ一人になんでも任せ過ぎたんだ…」

ベルトルト「間違いないね…」

ライナー「明日までに熱が下がってくれればなぁ…いい医者がいれば或いは」

ベルトルト「いや…39℃はあったよ?あれ一晩で治せたら普通の人間を巨人にするような快挙だよ」

ライナー「くそっ…やっぱそんな都合のいい医者いねぇよな…」

アニ「(やっぱり学園祭出るなって言われた…)」ウルウル

アニパパ「(可愛そうな愛娘…しかしこればかりはなぁ…)」

ミカサ「ゴホッ、ゴホ!」

アニ「あれっ、あんたは…?」ケホケホ

ミカサ「あなたは3組の…?」コンコン

アニ「あんたも風邪ひいたのかい?」

ミカサ「そう。不覚にも風邪をひいた。」コンコン

アニ「じゃああんたも学園祭には出られないんだね…お互い悲しいね…」ケホケホ

ミカサ「……?出るけど…?」

アニ「……は?」

ミカサ「私は学園祭の準備で頑張り過ぎて過労から39℃の熱。でも大丈夫。一日で治る」

アニ「あんたバカか!?一日で治るわけが…」ゴホゴホ

ミカサ「イェーガー先生に診てもらうから。凄い人だから。なんでも治せるから。将来のお義父さんだから」

~~エレンのうち~~

エレン「おっ、お前ら二人してどうしたんだよ!?涙目だけど風邪ひいたのか!?」

アニ「!?」ケホケホ

ミカサ「エレンが仕事をしないせいで風邪をひいた。将来責任をとってもらう」コンコン

グリシャ「それはいけない。ちゃんと責任をとるんだぞ、エレン。」

エレン「なんでだよ!?」

グリシャ「ときにミカサ、その子は?予約はミカサだけだったけど…」

アニ「……(まさかチーハン野郎のところだったとは…)わ、私やっぱり…」ケホケホ

ミカサ「…友達、です。ついでに診てもらえませんか?」

アニ「……!」

~~2時間後~~

ミカサ「熱がひいた。ありがとう先生。」

グリシャ「将来の義娘だからね。大切にしないとな、エレン。」ニヤニヤ

カルラ「あなた!エレンは思春期なんだからもっと丁寧に扱わないと。」ニヤニヤ

エレン「二人とも気持ち悪い目で俺を見るなよ!」イラッ

ミカサ「///」

アニ「信じられない…本当に熱がひいた…!ダルさもない!」

アニパパ「(嘘だろ…?なんかヤバイ薬投与したんじゃないだろうな…!?)」

グリシャ「君も今日安静にしていれば明日は学園祭に出れるよ」

アニ「本当に!?」

グリシャ「ああ、これからもエレンと仲良くしてやってくれ」

アニ「ありがとう先生!」

エレン「良かったなアニ!」

アニ「う、うん!」

グリシャ「(可愛い子だなぁ…けど…)」

カルラ「(ミカサの邪魔だけはしないであげてね…)」

エレン「また明日な~!お互い頑張ろうな~!」ブンブン

アニ「(あいつ…良いやつなのかな…)」

ミカサ「それじゃ私はここで」

アニ「あっ、待って!」

ミカサ「?」

アニ「その…助けてくれて、あ、ありがとう…」

ミカサ「別に私は何もしていない」

アニ「でもここを紹介してくれたし、さっきだって…」

ミカサ「はっきり言おう。私はあなたを殺したいと思っている」

アニパパ「!!??」

ミカサ「でも私が逆の立場だったらきっとどうしても学園祭に出たいと思う。だからその立場での私がしてほしい行動をとった」

ミカサ「それだけ。じゃ。」

アニ「(すごいヤツだなぁ…)」

アニパパ「(え?さっき殺すって言わなかったか!?あれ!?)」

~~初日・文化祭~~

アニ「おはよ!」

ベルトルト「うわぁ~!?アニが学校に来てるぅ

!?」

ライナー「お前一体どうやって!?熱は!?」

アニ「治った」

ベルトルト・ライナー「(化け物かこいつ!?)」

クリスタ「アニは店番やらなくていいよ!回っておいで!」

アニ「えっ?でも…」

ユミル「病み上がりなんだろ?こういう時ぐらい人に頼れって。三人で回ってきな。」

アニ「……うん!」

ベルトルト「よし、行こうか。」

ライナー「(俺はクリスタと…まぁいいか。)」

~~3組(エレン達のクラス)~~

アニ「お化け屋敷だって!」

ベルトルト「僕こういうの苦手だからちょっと…」

ライナー「見苦しいぞベルトルト!俺たちは戦士だろ!」

ベルトルト「イヤだぁぁやめてぇぇぇ!」ズルズル

―――――――――――――――――――――――――――

ベルトルト「2、3、5、7、11、13、17、19…」ブツブツ

ライナー「(どうせ学園祭のお化け屋敷なんか大したことないだろ。子供だまし子供だまし)」

アニ「(この緊張感いいなぁ!)」ワクワク

鎧武者(マルコ)「」ガシャガシャ!

ベルトルト「ひぃぃ!?」ビクッ

ライナー「やっぱ動いたなこれ」

アニ「う~んもうちょっと捻りが欲しいね」

ジャン「(今だ!)」バシッ

ベルトルト「うわぁぁ!?」

ライナー「うおっ!?足掴まれた!?」

アニ「何すんだコラァァ!」ベキッ

ジャン「へなっぷ!?」ドゴォ

ベルトルト「早く出ようよぉ…」グスン

ライナー「くそっ…意外にやるな!」

アニ「次は何かな~♪」

???「…私の特技は……」シャキン

ライナー「!?」ヒヤッ

ベルトルト「(こ、この首筋に感じるひんやり感…ま、まさか!?)」

ミカサ「…肉を削ぐこと…」

ライベル「「ひぃぃぃぃいい!?」」ダキッ

アニ「ちょ!?二人とも、抱き着くな…もう!離れろって!」

エレン「毎度~」ニヤニヤ

ベルトルト「二度と来ないからな畜生!」ブルブル

アニ「次いこ次!」

―――――――――――――――――――――――――――

~~2年クラス(リヴァイ班)~~

アニ「ここは射的かぁ」

ライナー「よっし!腕の見せ所だな!」

ベルトルト「っしゃ!ここなら怖くないな!」

ペトラ「三名様ね?私たち三人に得点で勝てたら景品あげるわ」

アニ「マジで!」

オルオ「勝てたら…だけどな」ニヤリ

エルド「兵長以外には負けないぜ」

ライナー「むっ…!やってやろうぜベルトルト!」

ベルトルト「うん!」

アニ「フンっ!」バキュン

グンタ「はいっ、一年チームの勝ち~」

ライナー「よっしゃ!」

ベルトルト「先輩方ざまぁw」

オルオ「くっ…調子に乗るなよ後輩!兵長はこんなもんじゃないぞ!」

エルド「とは言え負けは負けだ…ほらこれ景品。もってけ」

ライナー「なんすかこれ?」

ペトラ「兵長のブロマイドよ。私が撮ったの」

アニ「……」

~~3年クラス(リヴァイ・ハンジ・ミケ)~~

リヴァイ「来たなガキ共…」

ベルトルト「ここは何するとこなの?」

ライナー「ミニ四駆レースだとさ…でも俺ら持ってないぞ」

アニ「私持ってる!」ジャーン

ベルトルト「懐かしいねソレ」

ライナー「昔はよく三人でレースしたっけ」

エレン「待ったぁ!俺たちも参加するぞ!」バンッ

アルミン「今日のために改造してきたんだ!」

ミカサ「アルミンのハリケーンソニックに死角はない」

ミケ「三台とも不正はないようだな。匂いでわかる…フッ」スンスン

一同「(キメェ…)」

1レーン リヴァイ(トライダガーx)
2レーン アルミン(ハリケーンソニック)
3レーン アニ(ディオスパーダ)

ハンジ「それじゃ行くよ!レディー…」

リヴァイ「ダウンフォースだ…ダウンフォース…」
アルミン「行くよ!ソニック!」
アニ「優勝賞品と、最高の名誉を手に入れてみせる!」

ライナー「なんか入り込んでんな~」

ハンジ「ゴーッ!」

エレン「リヴァイ先輩速い!?」

リヴァイ「プラズマダッシュだからな」

ミカサ「なんて姑息なチビだろうか」

アルミン「大丈夫!僕もプラズマだ!」

ライナー「なんだと!それじゃ俺らが不利…」

アニ「大丈夫!私もプラズマだよ!」

ハンジ「こいつら…」

エレン「アルミンがコーナーで先輩を抜いた!」

リヴァイ「なに!?」

アルミン「めっちゃローラーつけたからね。コーナリングの貴公子の名に懸けて!」

リヴァイ「ガキが…!レーンが内側だっただけのこと!」

バキッ

ライナー「ああっ!?先輩のシャーシのフロントバンパーがイカれた!?」

ミカサ「所詮スーパー1シャーシということ」

リヴァイ「……」

リヴァイ「問題ない…残すはロングストレートのみだ…ストレートなら俺の方が速い!」

アルミン「頑張れ、ソニック!」

アニ「まだだ!抜け、ディオスパーダ!」ギューン

リヴァイ・アルミン「!?」

ハンジ「ゴォォール!勝ったのは、アニのディオスパーダ!」

アニ「うぉぉぉおお!」

ライナー「熱い!熱いぜアニ!」

ベルトルト「さすがアニ!僕らが一度も勝てなかっただけある!」

アルミン「僕が…負けた…?」

リヴァイ「フッ、楽しませて貰ったぜ…」

ハンジ「はい!賞品のうまかっちゃんだよ!」

アニ達「やったぁ!」

エレン「ああ~!?俺のうまかっちゃんがぁぁああ!!」
―――――――――――――――――――――――――――――
~~4組~~
アニ「楽しかったぁ♪」

クリスタ「おかえりなさいませ!」

ライナー「(うぉっ!?クリスタがメイドの格好をしている!!眼福!)」

ユミル「お、おかえり…」

クリスタ「だめよユミル!やり直し!」

ユミル「…おかえりなさいませ!」

ベルトルト「ユミルも案外似合うねぇ」

ユミル「ばっ…似合ってねーしこんなの!」ヌギ

クリスタ「ああっ!?ここで脱いじゃダメ!」

ライナー「あれ?アニはどこ行った?」

クリスタ「他の女子に拉致してもらったよ」

女子「ほらアニ!早く早く!」

アニ「嫌だって!離してって!」ジタバタ

ライベル「?」

クリスタ「きゃー!メイド姿のアニ可愛い~!」

ユミル「wwwww」

アニ「……///」モジモジ

ライナー「……」

ベルトルト「……」

アニ「な、なにさ…」

ライナー・ベルトルト「(意外に……イイ!)」グッ

アニ「それで食べ物は全部売れたの?」

クリスタ「結構残っちゃって…お茶は売れたんだけど」

ユミル「もずく以外は高かったからなぁ…もずくじゃあなぁ」

アニ「もずくを馬鹿にするのは許さない!」

ベルトルト「じゃあ余った分は皆で食べようよ」

ライナー「それいいな!さんせ~い」

一同「わ~い」

バンッ

サシャ「頼もう!」

~~片付け~~

ライナー「最後のあいつ何者だよ…」

ベルトルト「アニが全部食べたらタダとか言い出すから…」

アニ「まさか全部食べるとは…」

ライナー「とにかくあとは明日の体育祭を残すのみ!頑張ろうぜ皆!」

一同「オオー!」
――――――――――――――――――――――――――
~~二日目・体育祭~~

ライナー「競技は借り物競争、(中略)、リレーか…」

ベルトルト「応援合戦はその真ん中だね」

アニ「(うまくいくかなぁ…)」ドキドキ

~~借り物競争~~

3組サイド

ユミル「『金髪の美少女』か!よっしゃ!」

クリスタ「『本編で奇行種に喰われた人』?誰だったっけ…」

ライナー「『特に理由のない暴力』!?どういうことだよ!?」

ベルトルト「『キース先生の髪の毛』!?そんなのないよ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
4組サイド

コニー「『布団』!?読めねえ!」

サシャ「『焼きそば』持ってきました!あれ!?どこやったっけ!?(a.胃袋)」

ジャン「『不死鳥』!?誰の事だよ!?」

エレン「『宿命のライバル』か…ちょっと巨人校舎行ってくる!」

3組サイド

アンカー・アニ

アニ「『チーズハンバーグが好きな人』?あ、あんた!ちょっと来て!早く早く!」

エレン「なんだよいきなり!?わかったからちょっと待って…」グイグイ

エレン「うわっ!?なんかミカサからも引っ張られ…」グイグイ
――――――――――――――――――――――――――――――――
4組サイド

アンカー・ミカサ

ミカサ「『家族』?エレン!ちょっと来て!」

エレン「は!?俺達は家族じゃないだろ!?」グイグイ

ミカサ「いいから来る!」

エレン「両方から引っ張るなって!破けちゃうだろうが!」

キース「時間切れ~!両方最下位な」

アニ「ハァハァ…あんた…やるね…」

ミカサ「ハァハァ…そっちこそ」

アルミン「エレンの服が破けちゃったよ…」

エレン「うわぁぁぁん!!」


~~応援合戦~~

アニ「3組の後かぁ…」

ベルトルト「『紅蓮の弓矢』被ったらどうしよう…」

ライナー「先にやられたらまずいな…」

エレン「え~僕達は日頃巨人に虐げられている鬱憤を晴らすため反骨心あふれる応援をすることにしました!」

エレン「曲も巨人殺しにぴったりの曲にしてみました」

ライベル「(やべぇ被る!)」

エレン「ミュージックスタート!」

ttp://www.kasi-time.com/item-48135.html

ベルトルト「なんだ…ジャイアントキリングかぁ…」ホッ

ライナー「タイトルだけで判断したな…助かった…」ホッ

アニ「え…なにあれ!」

ミカサ・ジャン・コニー・サシャ「」ビュンビュン

アニ「なんか縦横無尽に飛んでる!?」


ユミル「しまった!ありゃ壁美化部の立体機動装置だ!」

クリスタ「知っているのユミル!?」

ユミル「校内の壁をくまなく掃除するため先人たちが開発したらしいが…ダンスに使ってくるとは!!」

ベルトルト「立体機動ダンス…ということか!?」

ライナー「どうする…完全にインパクト負けしてるぞ!?」

アニ「……」

let's start now giant killing♪
ミカサ「my story♪」

ウォーミカリーン ミカササマー

エレン「整列!ありがとうございました!」

アルミン「(勝った…!僕の発案は完璧だ。ミニ四駆のリベンジは果たさせてもらうよアニ!)」

アニ「……行こう。」

ライナー「しかしアニ…」

アニ「大丈夫。見た目の派手さは問題じゃないよ。」

ベルトルト「……」

クリスタ「そうだね…私たちあんなに頑張ってきたんだもん」

ユミル「まぁ、もうできることはなんて一つしかないもんな」

アニ「そうさ…思いっきり楽しもう!」

結局エレンの宿命のライバルって誰だったんだ?

やっぱり巨人?進撃中的にアニ?まさかのベルトルト?

>>93 言わずもがな超大型巨人ですがどういうわけか見つからなかったので適当にジャンとかにしてます

アニ「(後悔はない今までの練習に…これから起きる事柄に…私は後悔はない!)」

アニ「スタート!」

ttp://www.youtube.com/watch?v=9nix45lxcsq

「迸る衝動に♪」

ライナー「よっ」ザッザッ

「その身を焼きながら♪」

ベルトルト「はっ」ズッダン

アルミン「(大丈夫…インパクトでは僕たちが勝っている!)」


エレン「(でも…凄い!?あんな激しいダンスなのに完璧に全員の息が合っている!それにこいつらの応援を見ていると…)」

「黄昏に火を穿つ♪」

ユミル「それ!」グイングイン

ミカサ「(なんだろう…胸にこみ上げてくるものが…!)」

「紅蓮の弓矢~♪」

アニ「ハッ!」バッ

一同「」ズッタン!ズッズッタン!

アルミン「(練習量が…頑張りが…全然違う!そして…!)」

クリスタ「はぁっ!」バッ

アルミン「(学ランの天使///)」

アニ「整列!ありがとうございました!」

生徒「オオー!スゲー!」パチパチ

アルミン「……負けだ、完全、敗北だ…」

ミカサ「元気を出してアルミン。」

エレン「ああ、また来年リベンジだ!」

ジャン「いや来年はクラス変わるんじゃね?」

マルコ「そこは空気読みなよジャン…」

~~体育祭終了後~~

男子a「クリスタさん!一緒に写真一枚!」

男子b「俺が先だって!」

男子r「ダメだ!俺が一番最初に撮るんだ!」

女子y「うるさい!クリスタには指一本触れさせんからな!」

アニ「クリスタ凄い人気だなぁ…私とは大違いだ。」

アニ「応援優勝できたし満足だけどね」

アニ「(楽しかったなぁ…)」ニンマリ

ベルトルト「アニ、一緒に写真撮ろうよ。タイマー使うから」

アニ「ベルトルトか…いいよ私は」

ベルトルト「まぁまぁそういわずにさ。(学ランのアニなんてもう見れないかもしれない。永久保存版だ!)」

ライナー「クリスタはガードが固すぎて無理だ。俺も一緒に写してくれ」

アニ「(こんな経験ができたのも二人のおかげだし…まぁいっか)」

アニ「あのさ、あんた達…」

ベルトルト・ライナー「ん?」

アニ「…ありがと。」
パシャッ

ベルトルト・ライナー「なんか言った?」

アニ「……別に?」

アニ「ただいま~」

アニパパ「おかえりアニ。すぐご飯出来るから」

アニ「う~ん…後でいい。」ウトウト

アニパパ「おいおい今日はお前の好きなチーズハンバーグだぞ…ってアニ?」

アニ「zzz…」ムニャムニャ

アニパパ「玄関で寝るとまた風邪ひくぞ!おい!」

アニパパ「やれやれ…毛布でも持ってくるか…」

アニ「(早く来年の学園祭にならないかなぁ…)」ムニャムニャ

――終わり――

こんな長くするつもりはなかったのになんかダラダラ書いてしまった
>>70>>78 が書きたくてやった
本編及び中学校ではアニはこんなに無邪気じゃないのでギャップにご注意を
グリシャも中学校では未登場だっけ

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