悪魔のリドル 安価とコンマで黒組Survival (382)


鳰「よく来たっスね。ここはミョウジョウ学園10年黒組っス」

鳰「みなさんにはこのスレで、主人公を安価でを動かして、黒組を勝ち抜いてほしいっス」

鳰「展開によってはコンマで戦闘になったり、他の黒組生徒を仲間にしてあんなことやこんなことができたりするみたいっスよ」

鳰「周回するくらい続くかは>>1のやる気しだいっスけど、周回すると主人公に選べるキャラが増えたり、黒組を勝ち抜く以外のシナリオが遊べたりするかもしれないっス」

鳰「あ、でもリドルだからつくりはいろいろ雑っス。大目に見てほしいっス」

鳰「そいじゃ、いくっスよー」

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 最初に主人公を選んでください


・東 兎角(あずま とかく)

 主人公の特徴:

 私立17学園から送り込まれた暗殺者の卵。

 殺しの一族東の血を引くエリートらしい。

 シナリオは戦闘が多め。守護者になるかならないかは安価次第



・一ノ瀬 晴(いちのせ はる)

 主人公の特徴:

 ある事情によりあまり学校に行けていない、今回の黒組ターゲット。

 生き延びて黒組を卒業するのが夢らしい。

 シナリオでは自分から戦闘を仕掛けることができない。



鳰「姐さんか晴ちゃんかの二択っス」


 安価下2

>>4

 じゃあ晴ちゃんで
 しえなちゃんシナリオどうなるか分からんしなぁ


鳰「次に、2つコンマを振ってもらうっス」

鳰「最初のコンマで、晴ちゃんのポンコツ度が決まるっス」

鳰「この数値は基本低いほうがいいけど、どうしようもないピンチになった時にポンコツ度が高いと、ギャグ展開になって危機を突破できるチャンスがあるっス」

鳰「それから、晴ちゃんの百合度も決めてもらうっス」

鳰「この数値が高いと、他のキャラクターとの好感度が上がりやすくなるけど、複数のキャラクターの好感度を高くすると、修羅場になっちゃいやすいので気をつけてほしいっス」

鳰「どっちもコンマ1の位で、0が最低、9が最高になるっス」



 晴のポンコツ度 コンマ下1

 晴の百合度 コンマ下3



鳰「7と8っスね。ポンコツ百合ん百合ん晴ちゃんの出来上がりっス」

鳰「安価スレ的にはおいしいキャラっスけど、キャラ崩壊は避けられそうにないっス」

鳰「ま、大目に見てってことで!そんじゃ、本編でまた!」





 NOW LOADING…




 ミョウジョウ学園の広大な敷地。

 今日からここが、晴の通う学校でもあり、住む場所にもなる。

 全寮制の宿舎に高層までそびえ立つ校舎。

晴「こんなステキな学校に転校できるなんて、わくわくするなぁ・・・」

 校門前に着いた晴は、敷地内の様子を眺めわたす。

晴「ええっと、黒組の教室は・・・あっちかな?」

 上がった先の教室の前に掲げられた10年黒組の文字。

 中にはまだ誰もいないようだ。



晴「えへっ・・・一番最初に着いちゃいましたね・・・」

 ふと見ると、教卓の上に黒組の出席簿が置いてあるようだ。

 あれを見れば、黒組の生徒全員の名前が分かるかもしれない。

晴(・・・どうしよう?)



 安価:

 1、出席簿を見る

 2、まだ誰も来てないし廊下をうろうろ

 3、寝るのがいちばん

 4、自由安価


 安価下2

5腹筋

>>17
4でいいんだが


晴「最近ちょっとおなかのあたりが気になるし・・・腹筋でもしようかな」

 まだ誰も来ていないのをいいことに、椅子を並べた上に寝て、腹筋をする晴。

晴「・・・うんしょ、うんしょ」

 ちょっと体が鍛えられた気がする。

「何・・・してるんだ?」

 教室の外から聞こえてきた声に慌てて起き上がると・・・

 そこには、男の子のような髪型で、すらりとした体型の生徒が一人。

 制服からすると女子生徒らしい。

晴(同じ黒組の子かな?)



晴(第一印象が大事だよね!)


 どうする?

 安価下2で晴ちゃんに何か言わせたり、挨拶したりできます

 無視することもできます

 それから、安価下1でこのキャラクターのポンコツ度が決まります(コンマ1の位、0が最低、9が最高)


 安価下2


 ちなみにどうするか悩んだ時は>>1にお任せにすることもできます(おまかせと書けばいい)

 その場合、晴ちゃんのポンコツ度に合わせて台詞を考えて話を進めます

ドーモ、一ノ瀬晴です

安価は>>22、ポンコツ度は4
そこそこ有能兎角さん


晴「ドーモ、一ノ瀬晴です!」

「・・・あ、ああ」

 女子生徒は晴の答えに戸惑ったようだが、自分では自己紹介せずにその場に立ったままでいる。

「お、もう来てるのか?早いなー」

 その生徒の背後から、大人の男性の声がした。

 女子生徒はぎょっとした様子で身を固くして身を引く。

 背の高い男性は、どうやらこのクラスの担任のようだ。

「今日はまだ来ない人もいるから、来る人だけでオリエンテーションするぞー。君たちも席につけ」

 女子生徒は言われるままに教室を横切り、後ろのほうの自分の席へと向かった。

晴(うーん、返事してくれなかったけど・・・嫌われたわけじゃないみたい)



 ちょっとまだ安価さばきが慣れないんで今日はこのくらいに

 録画見直して勉強しておくます

 あとキャラの呼び名表と漫画も見ておくます


 システムとかはかなり見切り発車で始めたんだけど

 好感度とかはいちおう作るつもり

 あと、兎角さん主人公なら使うつもりだった戦闘システムもあるけど

 晴ちゃんなんで使うかどうかは分からん

 全員落とせばいいじゃないで行くかもしれません

これしえなちゃんに襲われるときとかどうするんだよ
やっぱり台本で戦うの?

今日も適当にやっていきましょう


>>28
今の時点だとほぼ一般人扱いだからなぁ・・・

入手が大変で扱うのに技術がいる銃器、爆発物、毒物とかは無理かな

あまり重くない鈍器とか、扱いやすく手に入りやすい刃物とかなら?

>>30
しえなちゃんが何で戦うかってことじゃないの?



「ようこそ、僕は黒組担任の溝呂木 辺(あたる!)」

 先生の後に三人の女子生徒が入ってくると、ホームルームの時間が始まった。

溝呂木「教師になって三年目、担当は生物!クラス担任は初めてだ、よろしくな!」

 さわやかな好青年という感じの溝呂木先生の自己紹介が始まった。

溝呂木「今日から君たちは同じ黒組の仲間だ。僕のことは兄貴だと思って頼りにしてくれ!」

 真っ直ぐな感じの呼びかけに、教室の前方から笑い声が聞こえた。

「や~だ、センセー面白ーい。伊介の嫌いなタイプ~??」

 笑い声の主は、ヒールをはいた靴のせいでかなり背の高い、赤みがかったピンクの髪の女子生徒。


>>31
いや、自分のもそういう意味

ニュータイプ次号が出たら分からんけど、まだ暗殺者としての腕とか分からんし

つーか晴ちゃんは銃器も爆発物もそれなりに使える



 最前列にいたその女子生徒が立ち上がった。

伊介「じゃあ自己紹介ね?? 出席番号2番、犬飼伊介、いがみっつ??」

伊介「センセーは若すぎ、男はやっぱり40過ぎてないとね?? って思いまーす??」

 思いもよらない言葉にすこしうろたえる溝呂木先生。

 すると、晴と伊介の間に座っていた、金髪の小柄な女の子が突っ込んできた。

「犬飼さんひどいっスー、40じゃおっさんもいいとこじゃ」

晴(いすけ・・・さん?女の子なのにいすけ?)

伊介「40はおっさんじゃないよ、ムカツク。殺しちゃおっかな?」

 いきなり物騒な台詞のやりとりが始まった。

晴(あわわわ・・・)


 何か言う?

 1、でも40過ぎはちょっと・・・

 2、喧嘩は駄目だよー!

 3、私も若い男の人はちょっと怖いかな・・・

 4、自由安価


 安価下2

4伊介って名前かっこいいですね!!

 環境依存のせいかハートが入らない。?これでどうかな

>>37


晴「あの、伊介って名前かっこいいですよね!」

伊介「あら、わかってんじゃん?」

 気に入られたようだ。伊介の好感度がちょっと上がった。

 揉め事になるのもうまく回避できたかな?

「怒んないでくださいよー、出席番号10番、走り鳰っスー、よろしく!」

 伊介の次に自己紹介したのは、あの金髪の女の子だ。

 にぎやかな反面、どこか得体のしれない雰囲気を漂わせている。

晴(は、はしり・・・にお?ど、どんな字書くの?)

溝呂木「先生のことでケンカするなよー、じゃ次!」

晴「あっ、はい!」

晴(私の番だ・・・出席番号は13番か。どう自己紹介しよう?)


 安価

 1、ふつうに

 2、テンション高く

 3、キャラづけしたほうがいいかな?

 4、自由安価


 安価下2

 3の時はどんなキャラでいくか書いてもいい

3某17歳風に頭が残念な感じで

&♯9829←全部小文字で♥だせるよ

>>41
意外と難しいかも


晴「出席番号13番、いちのせはるでーす!みんな、晴と仲良くしてね♪」

 一瞬、教室の空気が固まった気がする。

鳰「あちゃー、そっち系の人っスか・・・」

伊介「なんかムカツク・・・ま、可愛いからいっか」

 まだ自己紹介していない後ろの席の二人の反応は見えない・・・

 とりあえず嫌われてはいないようだ。

晴(えっと・・・よかったのかな?)

溝呂木「ははっ・・・」

 どうしたらいいのかわからないでいるうちに、後ろの席から声が聞こえてきた。

 振り返ると、腹筋していたところを見られた女子生徒のようだ。

「・・・出席番号1番、東兎角」

>>42
ありがとうです

以後やってみる



 その名前を聞いて、晴以外の最前列の二人の態度が変わった。

 どことなく緊張感が走っているような気がする。

兎角「・・・兎角っていうのは、ありえないものっていう意味だ」

兎角「よく聞かれるから、先に言っとく」

 少し間があった。

兎角「・・・一ノ瀬 晴」

 目を合わせないまま名前を呼ばれたので、晴は思わずどきりとした。

晴「はっ、はい!!」

兎角「着席しろ」

晴「あっ」

 そう言えばまだ立ったままだった。




 安価入れようかと思ったけど座る以外にメリットのある選択肢が思いつかなかったのでカット



溝呂木「えーと、あと一人最後は・・・出席番号12番」

 出席簿と座席の位置を確認している先生の声でみんなが注目した先には、長い白髪をポニーテールにした、どことなく暗い感じのする女子生徒だ。

 下を向いて答えないので、最初は寝ているのかと思ったが、よく様子をみるとかぼそい声で返事をしているらしい。

「陽が暮れたら・・・やります・・・」

溝呂木「んっ?」

「全部、陽が暮れたらやります・・・二回も言わせるな・・・」

 おどおどして挙動不審に見えるわりには、しゃべっている言葉が微妙に怖いのは気のせいだろうか。

溝呂木「えーと・・・」

 先生も少し対処に困っているようだ。

晴(そう言えば、同じクラスになる子たちのために、学園に入る前に作ってきたストラップがあるんだった!)

晴(今、渡しておこうかな?)

 ストラップ*12がアイテム欄に加わりました。



 ストラップについて

 シナリオ上の重要アイテムです。戦闘中には使えませんが、渡すことで人間関係がさまざまに変化する場合があります。

 個々のクラスメイトに渡すか渡さないかは安価で決まります。


 安価

伊介にストラップを・・・渡すor渡さない 安価下

鳰にストラップを・・・渡すor渡さない 安価下2

兎角にストラップを・・・渡すor渡さない 安価下3

謎の女子生徒にストラップを・・・渡すor渡さない 安価下4


 渡さないからといってただちに好感度が下がることはありません。

 

謎の安価結果

ちょっと待ってね



晴(よくわかんないけど、とりあえず近くの席の二人には渡しておこうかな?)

晴「あのっ、すみません!」

晴「実は晴は、お近づきの印にストラップを作って来ました・・・っ!」

 バッグをごそごそと漁って、中から手作りのストラップを二つ取りだし、隣の二人に差し出す。

 目を丸くする二人。

晴「もらって下さいっ!」

鳰「へぇーっ、ありがとっス//」

 少し照れたようすで受け取ってくれた鳰に対し、

伊介「いらなーい♥、ダサイ♥」

伊介のほうは容赦がない。

 それでも、晴が差し出したままでいると、どうやら受け取ってはくれたようだ。

伊介「やー困ったなー、マジいらないって」

鳰「こんなの作るなんて器用ッスねー」

 もらった二人は思い思いの感想を口にしている。

晴(後ろの席の人はどうしようかな・・・後で渡すチャンスあるかな?)



鳰「すごいじゃん、晴これ」

 晴がバッグを机の下にしまいこんでいると、隣の席から声がかかる。

晴「えっ」

鳰「晴って呼んでいいでしょ?」

 下の名前で呼んでくれた・・・。

鳰「うちは鳰でいいよ、よろしくっス」

 にっこり笑いかけられた。


 どうする?
 安価

 1、よろしくね、鳰!

 2、晴ちゃんと呼びなさい

 3、自由安価


 安価下3

とりあえず今日はこのへんで

人それぞれ好みの違いはあると思いますが、

安価スレはレス取られるとその流れでストーリーができるものなので、

一人の人が満足できる度合いは実はそれほど高くないというのが自分の経験からの意見です。

どうしても自分の読みたいストーリーがほしい人は、書いたほうが早いという。

>>1はゲーム厨で、特にストーリーにこだわりがないので安価スレやってますけど。

まぁ多少ブレブレになっても、無理のない程度にストーリーをつないでいきますよ



>>1です。

今後もめるとアレなのでこういう場合のこのスレでの進め方の基準みたいのを一応

基本は>>1がありと判断した時はそのまま拾って、ちょっとどうかなと思った場合は安価下か再安価でいきます

最終責任は>>1がとるということで。

今回のケースは、まだ教室内にクラスメイト全員いるし、鳰との話の流れもストラップからきてるので

兎角さんに渡すという内容自体は拾ってもいいかなと。

ただ、すぐに渡すのはタイミング的に変なので、鳰に対する受け答えで一回安価取ります。

以後、露骨なキャラアンチとかヘイトの安価はもちろん、その場の状況的に無理っぽい安価は通らない場合があります。



ってことで鳰にどう答えるか

安価下

分かったよ、鳰
これから宜しくね(抱きしめる)

>>90
なんと大胆な


晴「分かったよ、鳰。これからよろしくね?」

 そう言いながら晴は、小柄な金髪の少女をぎゅっと抱きしめてみた。

鳰「・・・!?な、何するっスか!?」

 親愛の情を表現したつもりだったが、さすがに驚かれたらしい。

伊介「やーだ晴ちゃん、この子が好みとか?」

 なぜか隣の席で伊介がクスクス笑っている。

晴「え、えっと、別にそういうんじゃ・・・ごめん鳰、嫌だった?」

鳰「や、別に嫌じゃないっスけど・・・さすがのウチも、今のはちょっとびっくりしたっス」

 鳰は目を反らして頭をかいている。

 そう言われると、なんだかかなり恥ずかしいことをしてしまった気もする。

 照れ隠しに晴が後ろの席に目をやうと、ちょうどこちらをまじまじと見ている兎角と目が合った。





兎角「・・・・・・・」

 何も言わない兎角に、晴は頭を下げてストラップを差し出した。

晴「えと、東さんももらって下さい!」

 反応がない。

 頭を下げたままで上目づかいに晴が兎角の表情をうかがってみる。

 兎角の顔は、鳰に抱きつく前に見せていたような無表情に戻っていた。

 これが素なのかもしれない。

 仕方なしに晴はぺこりと頭を下げ、兎角の机にストラップを置く。

「・・・えーと、あんまり先生を置いてきぼりにするなよー?」

 溝呂木先生の声で、教室にふつうの空気が戻ってきた。

溝呂木「よーし、じゃあホームルームはここまで。次の時間は・・・」

ここからちょっとオリジナル展開

スレの趣旨的に、寮の部屋割は原作通りになりません。

部屋は7つじゃなくて8つあります。

主人公は最初に入る部屋を選ぶことができます。

他のクラスメイトは、基本原作通りの部屋割に入りますが、主人公の選択によっては別な部屋に移ることがあります。

また、8号室はとりあえずぼっちになります。

ただし、後から来たクラスメイトをルームメイトに勧誘することができます。

もちろん今いるクラスメイトを後から勧誘することもできます。

勧誘が成功するかどうかはその時の好感度や、相手のクラスメイトの人間関係、晴を暗殺することに積極的かどうかによって違います。



溝呂木「はいっ、てことで君達の部屋は金星寮のC棟になります」

 生活と学科のオリエンテーションが始まっている。

溝呂木「部屋割について何か希望のある人があったら今のうちに言ってくれー」

溝呂木「あと、寮長も決めないといけないな」

 晴は教室を見回してみた。

晴(寮長を自分からやりたいっていう人は・・・いないみたい)

晴(部屋割りも、みんな何も言わないけど・・・)

晴(何か言おうかな?)


 安価

 入りたい部屋の番号を1から8で選べ!

 寮長をやりたい場合は、一緒に「寮長をやる」と書くんだ!

 晴がやらない場合、仮の寮長は原作通り兎角さん

 ここで寮長を引き受けると、後であのキャラクターが来た時に・・・?



 安価下3

6、寮長やる

6号室は番場ちゃんか
わかったッス

今日は短いけどこのへんで
番場ちゃんのキャラちゃんと把握してからまた来るッス

この場合版バンババンで決定?純恋子さんじゃダメなの?

じゃあ安心してハーレム生産できるね
英様は8号室で待つしかなかったんじゃないか?

>>104
>>105

6号室を占拠した形になるのであとで純恋子さんが来た時に交渉してみるとといいッス

キャラ把握すると言っておきながらあんまできてない気もするがやります

>>98


晴「先生、寮長やりたいです!」

溝呂木「おっ、一ノ瀬、引き受けてくれるか?」

晴「はい、まかせてください!」

 立ち上がって胸を叩いてみせる晴。

溝呂木「そうか、じゃあさっそく今日から点呼とか頼むぞ」

晴「はい、えーと、それと・・・あの、まだ自己紹介してない人と一緒の部屋に入りたいんですけど・・・」

 晴は後ろを振り返って、ただ一人自己紹介をすませていない白い長髪の女子生徒を見やった。

溝呂木「あー、あぁ、その子は出席番号12番、番場真昼だな」

 手にした出席簿をのぞき込んで確認しながら、代わりに紹介をする溝呂木。

溝呂木(なんとなくクラスに溶け込みにくそうな感じだし・・・この子は一ノ瀬に頼んだほうがいいかもしれない)

溝呂木「番場は6号室だな。同室の生徒は少し来るのが遅れるらしいし・・・一ノ瀬と一緒になってもかまわないか?」

 溝呂木がたずねると、真昼は顔を伏せながら、震える細い声で答える。

真昼「え・・・はっ・・・はい・・・それで・・・いい・・・です」

溝呂木「おお、そうか、じゃあ頼んだぞ、一ノ瀬」

晴(なんか、引っ込み思案な子なのかな?)

晴「えっと、よろしくね、真昼ちゃん」



ホームルームとオリエンテーションが終了しました。



【ACTIVE TIME EVENT】

 主人公のいない場所で、主人公以外のキャラクターが行動することでイベントが発生している場合、

 そのイベントの内容を神の目視点で見ることができます。

 ただし、一度に見られる数は限られます。

 主人公以外のキャラなので、原則として安価で動かすことはできませんが、

 コンマ判定はあり、いろいろと展開に影響します。

 FF9のパクリとか言ってはいけない

 今回は、晴のあげたストラップがどういう運命をたどったかを見ることができます。



「ねーさん、ねーさん、待ってくださいよー!」

 廊下の向こうから呼びかける声が聞こえて、兎角は振り向く。

 声の主はあの小柄な金髪の少女、鳰だ。

兎角「・・・誰がねーさんだ」

鳰「いやだって、ねーさん敵に回したくないッスもん」

 鳰は意味ありげな目つきで兎角の顔を見上げる。

鳰「手を組みましょうよー、ウチが手下になるッスよ!」

 兎角はうなずくでもなく、逆に聞き返す。

兎角「・・・標的は確認できたのか」

鳰(ま、ウチが裁定者だってことはそのうち分かる話っスけど・・・今は教える必要もないッスね)

鳰「ま、おいおい。でもねーさんじゃないことだけは判るっしょ。嫌な匂いがしてますもん」

兎角(こいつがどこまで知っていて、何を隠しているのかは分からないが・・・)

兎角「同感だ。標的はおそらく一ノ瀬 晴。私たちとは匂いが違う」

鳰(やっぱり、感づいてるみたいっスね)

 鳰のポケットの中で、さっき晴にもらったストラップが動く。

鳰(どうするっスかね。あいつはプライマーっスから、下手にこれ持ち続けてるとウチもどうにかなっちゃうかもしれねッス)

鳰(なら・・・)


 コンマ判定安価下

 コンマ2桁が00から90の場合、鳰はストラップを捨てます

 さらにコンマ判定安価下2

 コンマ2桁が00から75以下の場合、鳰が捨てようとしたストラップを兎角さんが拾います

うえにかしし

うーん

>>110
>>111


鳰「あいつでも油断ならんですよー、こんなもん配っちゃってヤバーイ」

 言いながらストラップをひょいと取り出し、胸の前でプラプラと振ってみせる。

鳰「GPSか盗聴器かっての。いらねッス」

 わざと嘲るように笑ってみせながら、格子のはまった窓の外に放り投げる。

兎角(―!)

 反射的に格子の外に手を伸ばし、捨てられたストラップをつかんでいた。

 さすがの鳰も、一瞬目を見張る。

兎角「・・・捨てるのか?そういった類の物には見えないが」

鳰(これって・・・?)

兎角「捨てたものをわたしが拾ったんだから、これはわたしの物ってことでいいよな?」

 自分でもよくわからない衝動にかられて、兎角は鳰に念を押す。


 コンマ判定安価下

 コンマ2桁が00から45の場合、通りかかった伊介もストラップを兎角に放り投げます

はい

>>114
結果的に原作通りになったね


「わあおー、じゃあ伊介のもあげるー♥」

 鳰の背後から聞こえてきた声の主も、晴のストラップを手にしている。

伊介「あたしもこれいらなーい♥」

 空気を切る鋭い音と共に飛んできたストラップを、兎角はもう片方の手でとらえた。

兎角「どいつもこいつも人をゴミ箱みたいに、いらない物押しつけてくるな」

 兎角の声には、自分でも自分のとった行動の理由がわからないことからくる、いら立ちの響きがあった。

伊介「えーっ、今のちがうよね。あげたんだよ♥」

鳰「ねーさん顔こわーい、暗殺者の目っスよ」

 からかい気味の二人の言葉を、兎角はぶ然とした表情で受け止めていた。



晴「オリエンテーション終わったし、金星寮に行かないと・・・」

 せっかくだし、同室の番場さんを誘って行ってみたい。

晴「えーと・・・」

 近寄りがたい雰囲気を醸し出している白髪の女の子に晴は話しかけた。

晴「番場さん、だよね。さっきは真昼ちゃんなんて呼んじゃったけど」

 声をかけられた真昼はすぐにどぎまぎしてしまったらしく、赤面して言葉もつかえてしまっている。

真昼「あ・・・あ・・・あの、番場真昼、です・・・よろしく」

 それでも、溝呂木先生に呼ばれた時よりは楽に話せているようだ。

晴「同室だし、一緒に行かない?寮!」

真昼「あ、はい・・・」

 連れ立って校舎の高い建物を降り、金星寮へと向かう二人。

晴(何か話そうかな?)


 安価下2

 思いつかない時は「おまかせ」にするとポンコツ度と百合度に応じて晴ちゃんがしゃべります

部屋は真昼ちゃんだからまだわからない
所でポンコツ度って晴ちゃんと兎角さんしか決めないの?

>>120
やっべ忘れてたッス
雑すぎっス

ってことで安価下で鳰っちのポンコツ度、コンマ1の位で0が最低、9が最高

下2で伊介様のポンコツ度以下略

下3で真昼ちゃんの以下略


真夜は別に決めます

ポンコツ裁定者とかこの先どうなるんだよ・・・

とりあえず鳰が9

伊介様1、有能

真昼ちゃん7、まぁ戦闘キャラじゃないから癒し枠か?

他のキャラも登場時に判定していく

溝呂木先生もやったほうがいいかもな・・・

シナリオ上必要になると思ったら判定する

カイバ先生は、今回は兎角さん主人公じゃないからいいかな

鳰まさかのMAXポンコツ
百合度は?

今回?なんでもう次考えてるんだ?

>>128
百合度はキャラ固定でつけるかコンマ判定にするか考えたけど

前者だと>>1のキャラ解釈が強く出すぎる

後者だと全員運任せになる

のでやめた、主人公専用パラメータ

>>129
次やるかどうかは>>1のやる気次第

主人公自体は兎角さんか晴ちゃんか選べた

まだ番場ちゃんがあんまりうまく動かせてない気がするので

今日はこのくらいにします

次回は金星寮に行きます

よっしやってやるぜ



晴「番場さんってルームメイト経験ある?」

 まずは当りさわりのない話から。

真昼「えと、あんまり、ない、です」

 うつむき加減でたどたどしくはあったが、真昼はちゃんと答えてくれる。

真昼「学校も、あんまり、ちゃんと行ったこと、なくて・・・」

晴「そうなの?・・・じゃ、晴とおんなじだね!」

真昼「一ノ瀬さんも・・・?」

晴「うん。ちょっと事情があって」

 晴は暗い過去を感じさせない笑顔で言う。

晴「でも、だからこの黒組では、みんなと学校生活エンジョイして、卒業するんだ!」

真昼「・・・それ、すごくいい、です・・・」

晴「うん、番場さんも一緒に卒業しよう?」

 真昼の好感度がちょっと上がった。



 金星寮に近づくにつれ、陽が傾いてあたりが赤く染まってゆく。

 目指す建物もかなり高い構造をしているようだ。

晴「C棟は、あっちのほうだね」

 付近の案内図を確認した晴が振り返る。

晴「行こう、番場さん?」

「ああ、わかったぜ」

 さっきまで顔を伏せて下を見ながら、途切れがちに話していた白髪の女子生徒の声が、全く感じの違うものになっていて、晴をぎょっとさせた。

晴「・・・?ば、番場さん?」

「おっと、自己紹介、まだだったな」

 表情まで険しく野性的な陰を帯びたものに変わっている。

「俺は番場真夜。昼間の女の、裏の人格ってわけだ。よろしくな」

晴「え、えーと・・・」

真夜「何ぼけっとしてんだ。早く行こうぜ?」

 急かしながら真夜は晴を置いて先に行ってしまう。

晴「あ、待って!」

晴(に、二重人格とかそういうの?聞いたことはあるけど・・・)

 混乱しながら真夜の後を追う晴。


 真夜のポンコツ度をコンマ判定

 安価下

聖遺物

>>144
すげぇなこれ、ポンコツ度は9.最大っス。真昼ちゃんを越えるっス。


 ここまでのポンコツ度一覧


 晴ちゃん 7

 兎角さん 4

 鳰 9

 伊介様 1

 真昼ん 7

 真夜ちゃん 9



 夕食は18時から21時、寮の1Fの食堂でとることになっている。

 昼は学園校内の、校舎近辺の学生食堂でとる者が多い。

 購買で何か買って、景色のいいところで食べる者もいる。

 夕食が終わると、20時には点呼だ。

晴(真夜さんとご飯にしようかな?)



 安価下2で夕食に真夜を同伴するかどうか選べます

 どちらの場合でも、安価下3のコンマ1の位で、食堂に出現するキャラを判定

 基本的には出席番号に対応したキャラが一人だけ出る

 ただし、まだ学園に到着していないキャラは出ない。0は鳰が出る。

 また、千足さんと柩の場合、どちらかを引けば両方出る

 

しえなちゃん

>>153
しえなちゃんは二日目組だぜ

判定は6だから春紀だな。一日目組だから到着判定にします

てことで真夜と食事、春紀が来るパターンで

12,13の真昼と晴ちゃんはともかく11の純恋子さんはどうするの?
安価なら下



晴「そうだ、えと・・・番場、さん、1Fでご飯食べていきません?」

 こういう時にどう呼べばいいのか戸惑いながらも晴は声をかけてみた。

真夜「そういやそんな時間だな。いいぜぇ?」

 真夜は真昼と違い、ざっくばらんな性格をしているらしい。

晴「あの・・・番場さん、二重人格とか、そういうのなんですか?」

 注文をカウンターで受け取って席についた晴がたずねる。

真夜「まぁそんな感じ?」

 晴の真向いの席についた真夜が夕食をかっこみながら答える。

 むき出しになって見える歯がひときわ鋭く輝く。

晴「ふーん・・・人と夜で入れ替わるんだ?」

真夜「まぁな。名前、覚えやすいだろ?」

晴「あはは・・・」

 さすがに何を言えばいいのかわからなくなってきた晴が頭をかきながら答える。

「おっ、もう着いてる奴がいたんだな」

 その時、食堂の扉を開けて、もう一人、背の高い女子生徒が入って来た。

 長い赤髪をポニーテールにまとめている。

>>155
このタイミングだからの判定なんで、純恋子さんはコンマなくてもおk

今後はこの判定は少しアレンジ加えると思う



晴「えと・・・黒組の生徒さんですか?」

「ああ、おまえらもそう?」

 赤髪の女子生徒は二人の近くの椅子に横向きに座り、こちらを見る。

晴「出席番号13番、一ノ瀬晴です!なんとなく寮長的なことやってます」

真夜「で、俺が12番の番場真夜ってわけだ。よろしくにぃ」

 女子生徒は二人の顔を見比べる。

「こりゃどうも、ご丁寧に。あたしは出席番号6番、寒河江春紀だ。よろしくなー」

晴「6番・・・寒河江さん、ですか」

 晴はバッグの中から点呼のために受け取った名簿を探し出す。

晴「えーと、あったあった。犬飼さんと一緒で、2号室ですね」

春紀「へぇ?」

真夜「ふーん、あいつと一緒かぁ。まぁ、がんばんだな」

春紀「なんだそりゃ。まぁ、後のお楽しみにしとくよ」



 何か話しかけてみる?

 1、春紀さんって年上っぽい

 2、晴はルームメイト経験たくさんだから、何か困ったことがあったら任せてください!

 3、どんな食べ物が好き?的な

 4、自由安価


 安価下2

 安価下3で春紀のポンコツ度判定、コンマ1の位

3
好きなタイプ

>>164
これは好きなタイプの人ってこと?
それとも食べ物でいいのかな?

にしてもポンコツばっかりやな

じゃあ人にとるよ

どないやねん・・・

食べ物聞いたんだけどポンコツだから好きなタイプ聞かれたと勘違いでいくか

あるいはその逆もいいかも



晴「えと、春紀さんてどういうのが好き?」

 とりあえず食堂だし、食べ物の話でも振ってみよう。

春紀「はぁ!?」

 なぜか春紀はすごく驚いた顔をして、その後妙にもじもじしだした。

春紀(どういうのが好きって・・・好きなタイプってこと?)

春紀(初対面の奴にそんなこと聞くかフツー!?)

春紀(いや、でもこれがふつうのがーるずとーく?とかってもんかもしれないし・・・)

春紀(正直あたしも同世代の女の子と最近あんましゃべってないしな・・・妹とはしょっちゅう話すけど)

春紀(うーん・・・好きなタイプっていうと・・・やっぱ・・・)

春紀(た、頼りになる人、とか?・・・あ、でも逆に守ってあげたくなるタイプってのも・・・)

晴(?・・・春紀さんなんで顔赤くしたりして考えてるんだろう?)

晴(ひょっとして人に言えないような子供っぽい食べ物が好きなのかな?)

春紀「わ、悪ぃ、ちょっとその話パス!な!」

晴「え、いいですけど・・・」

真夜「はぁ?・・・ふん、まぁ、得手勝手ってやつか」


 春紀の好感度がちょっと上がった。

きりがいいのか悪いのか分からんけど今日はこの辺で

あとはひつちた出して点呼したら最初の日終了だな

本格的なギャルゲみたいに日ごと行動とかにはしないので

途中はある程度スピードアップしつつ。

ガイドブックと設定資料集ほしいッス

おつおつ
各キャラを立たせつつ安価の展開に繋げるのが上手いね
長くなるならトリップ付けてもいいんじゃぞ

ドーモ>>1です

>>178見て、えっ嘘トリップついてたはずと携帯から確認してみたら
なんと>>1でしかついていなかった

Janeのコテハン記憶機能をうまく使えてなかったよう
これでいけるか?

よしいけたな。

春紀にストラップをあげる?あげない?

安価下

あげる

>>190
おk

晴「あっ、そうだ、これ、よかったらお近づきの印にもらってください!」

 手渡されたものをまじまじと見つめる春紀。

春紀「何これ、ふーん、ストラップ?」

晴「そうです!晴の手作りなんです」

春紀「わざわざこれ作ってくれたんだ?サンキュ、もらっとくよ」

晴「ありがとうございます!」

 目の前のやり取りを見ている真夜。

真夜(そういえば、俺らだけまだもらってねぇな。忘れてんのか?)

真夜(まっ、いっか。そのうちそういう話になるだろ)

 三人でしばらく談笑し、やがて晴と真夜は春紀を残して先に食堂を出ることになった。




 食事の後は22時から点呼の時間になる。

 寮長の晴は各部屋を見て回り、生徒がいるのを確認しないといけない。

晴「今日来てたのは、晴と1号室の東兎角さん、犬飼伊介さんは2号室で、さっき会った寒河江春紀さんも2号室なんだね」

 名簿を確認しながら晴が言う。

真夜「ちゃんとやるんだな。めんどくさくねぇのか、そういうの?」

晴「全然!楽しみですよ」

真夜「ならいいけどよ」

晴「鳰ちゃんは7号室で、私たちは二人とも6号室だから、3部屋見ればいいんだね」

真夜「そうだな、まぁ、がんばってにぃー」

 真夜は先に6号室に帰るそぶりを見せている。


 安価

 1、何言ってるの?真夜さんも来るんでしょ?

 2、この薄情者ー!(引き止めはしない)

 3、自由安価


 安価下2



晴(ルームメイトは助け合うもの・・・ここは押しの一手!)

 何を思ったか晴は立ち去ろうとする真夜をぎゅっと抱きしめる。

真夜「はぁ!?おい、何のまねだ?」

 あまりの出来事におもわずおろたえる真夜。

晴「行かないで?・・・私と一緒じゃ嫌?」

 そう言って上目づかい、といいたいところだが真夜より背が高いので、無理矢理身をかがめて上目づかいに真夜の顔をじっと見る晴。

真夜「何言ってんだオイ。どこの昼ドラのめんどくさい女だよ」

 さすがに思った通りの効果は上がらなかったか?

晴「えへへ・・・駄目?」

真夜「・・・まあ、どんな連中がいるのか気になるし、ついてくだけならいいぜ」

 意外にすぐ折れてくれた。

晴「ほんと!?わーい」

真夜「はしゃぐんじゃねぇ。寮長だろうが」

 なんだかんだで真夜の好感度がちょっと上がった。



 金星寮のエレベーターを降りた晴と真夜の二人は、C棟へと続く廊下に足を踏み入れる。

 と、廊下の向こう側から、二人の人影が歩いて来るのが見えた。

晴(黒組の生徒かな?)

 しかし、それにしては一人の背がいやに低い。顔だちも幼く、まるで子供のようだ。

 どう見ても小学生そこそこだろう。

 もう一人はその手を引いて歩いている。男装の麗人とでも言いたくなる、スマートないでたちだ。

晴「・・・?えと・・・」

真夜「うーん?あれも黒組のお仲間か?」

晴「そうかも、でもよく分からない・・・」

 小さな声でやりとりしていると、二人連れは廊下をこちら側に向かって近づいてきた。

 話しかけてみようか・・・?


 安価:

 1、こんにちは、黒組の生徒さんですか?

 2、君、小学生?こんなところにいちゃ駄目だよ?

 3、自由安価

 安価下2

 柩ちゃんのポンコツ度は安価下2のコンマ1の位で
 千足さんのポンコツ度は安価下3のコンマ1の位で、それぞれ決定

3、小さい方の頭ナデナデ→姉妹さんですか?仲良しで羨ましいです!

1

>>198
柩ちゃん2、有能

>>199
千足さん6、そこそこポンコツなのに他の人がすごすぎてまだましに見える

>>198


晴「あ、こんばんは!」

 まずは明るく声をかけてみた。

 麗人のほうが礼儀正しく返すと、手を引かれている子供も可愛らしく挨拶してくれる。

「ああ、こんばんは」

「はじめまして」

 親しげな雰囲気で接してくれたので、晴も気安く子供のほうの頭をなででしまった。

晴「姉妹さんですか?仲良しでうらやましいです!」

真夜「馴れ馴れしいなオイ」

 すると麗人のほうが笑いながら答えた。

「いや、違う。さっき会ったばかりなんだ」

晴「えぇっ!?」

晴(手つないでたからてっきりそうなのかなって・・・)

真夜「へー。おまえもあれか、黒組の生徒なのか?」

「ああ、そうだ。私は出席番号9番、生田目千足。すると、君たちも?」



晴「はい、私、一ノ瀬晴、出席番号13番です」

真夜「出席番号12番の番場真夜、よろしくにぃー。あ、昼間は俺じゃなくて真昼っていう別な女になってるから」

 これだけの紹介でどれほど伝わったのか分からないが、ともあれ千足はうなずく。

千足「さっき君が私の妹と間違えたこの子も、黒組の生徒なんだ」

晴「えぇっ!?こんな小っちゃい子が!?って、あっ、ごめんなさい!」

 女の子はにっこり笑って言う。

「いいんですよ。僕、桐ケ谷柩っていいます。出席番号は4番です」

晴「千足さんに、柩ちゃんだね、よろしく!」

千足「こちらこそ」

柩「よろしくお願いします」

真夜「こいつ、何をとち狂ったか、寮長とか引き受けてよ。俺もそれにつきあって、今は点呼の途中ってわけさ」

千足「なるほど・・・」

柩「僕たちはこれから、大浴場にいくところなんです」

真夜「そういやー、あるらしいにぃ。でっかい風呂がさ」



 千足さんと柩ちゃんにストラップを渡す?渡さない?


 安価

 千足さん 渡すor渡さない 安価下2

 柩ちゃん 渡すor 渡さない 安価下3


 あと、まだちたひつと話したいことがある場合は、一緒に安価に書いてくれておk

 ない場合、点呼に戻ります



晴「あっ、そうだ!これ、よかったら二人にも!」

 晴はそう言ってバッグからごそごそとストラップを取りだす。

千足「・・・なんだ、これは・・・ストラップ?」

柩「うわぁ、可愛い!」

晴「あの、晴はお近づきの印に、これを黒組のみなさんに配って回ってるんです!」

真夜「わざわざ手作りしたそうだぜ」

千足「本当に・・・?すまないな、ありがとう」

柩「ありがとう一ノ瀬さん、大切にします」

晴(喜んでもらえたみたい!)



 柩ちゃんの頭をなでなでしたこともあって、千足さんの好感度がちょっと上がりました。

 柩ちゃんのほうは・・・うん・・・

 つーかこういうスレ立てておきながら何だけど、柩ちゃんが千足さん以外にデレる過程ってそうとう難しいと思う


晴「さて、これから点呼だけど・・・どういう順番で回ろうかな?」



 1号室、2号室、7号室を点呼で回ります。

 どの部屋から回るかをこれから決めていきます。



 安価下、最初に回る部屋の番号

 安価下2、2番目に回る部屋の番号

 かぶったら下にずれます


 どの部屋から回っていくかによって、点呼の時に見ることのできるイベントが変わります

 漫画読めばだいたい予想できるかも

じゃあ7→1→2の順に回ることにしよう

今日は暑かった。

とりあえずこのくらいにするッス

リドル展楽しみッス

というか設定資料集とガイドブックが早くほしい

一週間ぶりになって申し訳ないッス

最近暑すぎッス、熱中症になったり夏風邪になったりやばすぎッス

とりあえず前回の安価からやっていくッス




晴「エレベーターから一番近いのは7号室だね!」

真夜「誰の部屋なんだ?」

晴「鳰ちゃんが一人でいるみたい。ちょうどいいから、ここから回ろう?」

真夜「あのうさん臭い金髪か。まぁ、好きにしな」

 7と記されたドアの部屋の前で立ち止まり、ノックしてみる晴。

 返事がない。

晴「・・・?おかしいね」

 もう一度、今度はもう少し大きな音を立ててノックしてみる。

 やはり返事はない。

晴「・・・いないのかな?」

真夜「呼んでみたらどうだ?」

 ドアの前に進み出て、自分でノックしてみる真夜。

真夜「入ってますかぁー?」

 やはり返事はない。

晴「いないのかな・・・?どうしよう、ちょっとのぞいてみようかな」

真夜「鍵とかついてないんだな、この部屋」



 ドアを開けると、中はしっかり照明がついていた。

 ドアからちょうどぎりぎり見える辺りの位置の椅子に鳰がいるのが見える。

 ヘッドセットをして机の上のモニターに向かっており、こちらには気がついていないようだ。

鳰「ええーん、まだいいじゃないっすかぁー」

 時々甘えるような声を出している。

晴(誰かとしゃべってるのかな?)

真夜「こりゃ、邪魔しちまったみたいだにぃ。空気読んで引き上げるか?」

晴(えーと・・・?)


 安価

 1、いるのは分かったしこれでいいよね(このまま部屋を出る)

 2、ちゃんと点呼しないと、うん(あえて話しかける)

 3、自由安価


 安価下2 

3、2をしながら後ろから抱きつく

>>225
このスレの晴ちゃんは押すなぁ
まぁあんまペナルティとかもないんだけどな



晴(ちょっとびっくりさせてみるのです!)

 勢いよくドアのそばから駆け出した晴は、椅子の上の鳰に後ろから抱きつく。

晴「にーおーちゃんっ!」

鳰「ふ、ふふぇぇっ!?」

 不意をつかれて慌てふためいた鳰は、慌ててヘッドセットを外して立ち上がる。

鳰「な、なんすか、何なんすか!?」

晴「点呼のお時間ですよー。何してたのかな?」

 そう言って晴がモニターをのぞき込もうとすると、鳰は素早くその視線をさえぎり、画面を切り替えてしまった。

鳰「いやいや!これは、これはなんでもなくってッスね!とくにお見せするようなもんじゃないッス!個人的な趣味ッスから!」

晴「ふーん、そうなの?」

真夜「おい、ちょっとはしゃぎすぎじゃねぇか?プライバシーっつーもんがあんだろ、この鳥にも」

 晴の行動を呆れて見守っていた真夜が、こちらに近づいてきて声をかけた。

鳰「そうッス!そもそも部屋に入る時はノックくらいしてほしいッス!」

 依然として泡を食ったようすの鳰が言う。

晴「したよー?何回も。でも返事がないから」



鳰「あわ、それはその、こっちもいろいろと取り込んでたもんで・・・」

真夜「ふーん。ノックしても気づかないくらい取り込んでたってか?まぁいいけどなぁ」

 昼間の鳰とは全然違った態度に見えるのは、さっきまでモニター越しに話していた相手のせいだろうか。

晴(誰と話してたのかな?気になるなぁ・・・)

鳰「えーと、点呼だったッスか?ウチはこの通りちゃんと部屋にいるッスよ?」

晴「うん、分かったよ」

鳰「じゃ、じゃあ、もういいッスよね?」

真夜「そんなに早く俺たちを追い出したいのか?」

鳰「い、いや、そういうことじゃなくってッスね!別にそんなこと全然、これっぽっちも考えてないッスよ?いやまじで!」

 そうは言うものの鳰の視線はモニターのあたりに泳いでいる。

晴「ふーん。晴たち、お邪魔虫さんなんだ?」

鳰「いやだから、そんなこと言ってないじゃないッスかー!」

真夜「分かったよ、一人にしてやろうぜ」

鳰「ああもう!もうそれでいいッス、早く出てけッス!」

 なんだかんだで鳰に部屋の外に追い出された。

晴「・・・なんだったのかな・・・?」

真夜「さぁなー?」


 鳰の好感度がちょっと上がった・・・かもしれない



晴「あとは1号室と2号室だけど・・・さっき会った寒河江さんって2号室なんだよね」

真夜「まだ戻ってきてないだろうな。なら、先に1号室いっとくか?」

晴「1号室は、東兎角さんだけだね」

真夜「簡単だな。じゃあそうしよーぜ」

 廊下を一番奥まで行った左手が1号室にあたるようだ。

 ノックしてみる。

晴「こんばんはっ、点呼です!」

 少ししてからドアが開いた。

 中から出てきたのはショートカットで細身の東兎角。

 なぜかガラケーを片手にしている。

兎角「・・・なんだ」

晴「あっ、東さん。点呼のお時間です」

兎角「・・・そういやお前、寮長やるとか言ってたな」

晴「はい!ちゃんとお部屋にいるみたいですね」



 晴が名簿に目を落とした時、兎角も片手の携帯にふと目をやった。

兎角「・・・一ノ瀬、晴、だったか」

晴「はい!なんでしょう?」

兎角「・・・お前、これ見当つくか?」

 兎角は晴の目の前にぐいと携帯の画面を突き出す。

 画面には「第1問 世界は○○に満ちている」と表示されている。

 待ち受けになっているようだ。

晴「んん・・・何だろこれ?なぞなぞ?」

晴「うーん、ヒントとかは?」

兎角「ない」

晴「それ答えありすぎってゆーか、範囲広すぎない?」

兎角「だな。忘れてくれ」

晴(・・・)


 安価

 1.何か答えを言ってみるならその言葉

 2.スルーする

 3.真夜に振る


 安価下2

3

>>231


晴「うーん、番場さんどう思う?」

真夜「はぁ?なんで俺に振るんだよ」

兎角「別にお前には聞いてないが」

真夜「こいつもこう言ってるしよ」

晴「でも、三人寄ればなんとかっていうし、ね?どう思うかだけでも」

真夜「うーん・・・世界はナントカに満ちている、だと?こんなもん、人それぞれだろうが」

兎角「・・・何と送っても不正解だって言ってくる奴がいるんだ」

真夜「そいつの頭ン中が見てみてぇな。きっとろくなもん入ってないぜ」

兎角「・・・そう言ってやってもいいんだが」

真夜「まぁ待てよ。一応考えてやるぜ・・・そうだな、秘密、とかどうだ?」

晴「秘密?」

真夜「あくまで俺の意見だからな。外れても責任は取らねぇから」

兎角「・・・」

兎角「一応送ってみる」

真夜「好きにしな」

 なんとなくそこで会話が途切れたので、兎角はそのままドアを閉じた。



晴「・・・番場さんにも、秘密とかあるんだ?」

真夜「なかったらふつう、二重人格とかならないだろうが?」

晴「そうか、うん・・・そうだよね」

真夜「なに暗くなってんだ?こっちの問題だろ?」

晴(・・・そうなのかな・・・)

晴「えと、あとは2号室だけだけど・・・」

 1号室の前で晴たちがやり取りしている間に、春紀が下から上がってきて、2号室に入って行ったようだ。

真夜「誰がいるんだ?」

晴「犬飼さんと、さっきの寒河江春紀さんだね」

真夜「じゃあ犬飼がいるのが分かればいいんだな」

 二人は廊下の向かいにある2号室のドアに近づいていく。



 進むの遅くてすみませんけど今日はここまでッス

 ガイドブックと資料集来ればかなりの燃料になるかも

 >>1はリドル展行くつもりなので住民の人とかとすれ違ったりするかもね、それじゃまた

更新しない時はあんま余計なこと書かないようにしてきたが今日はちょっと言わせてくれ。

リドル展行ってきたぜー

午後からだったからそこまで混んではなかったけど、レジにはやっぱ人並んでた

台本見たり展示見たり、ガイドブックと設定資料集買ってきたりしました。

本当は円盤も買いたかったがちょっと懐具合がな・・・5巻から先は買うつもりなので赦せ

いろいろとフィードバックしたいので今日はまだ更新しません、明日にします

ミョウジョウ学園の構造設定とか、黒組生徒の小道具回りがいろいろわかったのが個人的には一番の収穫かな

ほんとこれで自分にスキルと時間があれば雑ゲーの一つも作りたいとこッス

まぁこのスレはゲームみたいなもんなのでこれで我慢してくれッス

円盤10枚くらい買った猛者がいるらしいっていうのはほんとッスか?

あまりに暑かったんでいつもより遅くスタート

>>242
>>1が行ったのは午後も夕方近くになってからだから、円盤はもう売り切れた後ッス

VIP見るといろいろ猛者はいたらしいけどねー



 さてと・・・

 2号室のドアの前だ。

晴(なんかちょっとだけやな予感がするよ?うーん・・・)


 安価

 1、ノックする

 2、声をかける

 3、真夜にノックさせる

 4、自由安価

安価下2で

>>247


晴(部屋の外から声かけてみたほうがいいかな?)

晴「えーっと、春紀さーん?」

 中に呼びかけてみると、すぐにドタドタいう足音がして、ドアがこちら向きに開く。

春紀「はーい!おっ、あんたらか」

 口にはポッキーをくわえている。

晴「えへへ、点呼に来ましたー」

春紀「点呼?ああそうか、ここ寮だしな」

真夜「こいつ、仮の寮長とかやってんだぜ」

春紀「へぇー、そりゃすごい。それ、名簿?」

晴「あっはい、そうです!えーと、犬飼さんはいますか?」

春紀「伊介様?今ちょうど、風呂入ってるみたいだよ」

晴(様!?)

真夜「部屋に風呂ついてんのか。すげぇな」

春紀「なんだ、まだ見てないの?」



晴(なんで犬飼さんのこと、様づけで呼んだのかな・・・)ドキドキ

晴(ひょっとして春紀さんって、そういう趣味があるとか!?)

晴(同室の相手と出会ったその日に、同じ世界の人だって分かるとか・・・これはもう、うんめーだね!)

真夜(何こいつ、一人で赤くなってテンションあがってんだ?)

 さっきも会った来客二人の様子を観察する春紀。

春紀(番場のほうは、きゃしゃだけどどう見てもこっちの世界の人間っぽいな・・・)

春紀(それに比べて、この晴ちゃんって子は・・・)

春紀「ああそうだ、よかったらポッキー食べる?」

 箱を二人の前に差し出す。

晴「あ、いいんですか?いただきます!」

真夜「いやー、太っちまうからなー、俺は遠慮しとく」

春紀「太るぅ?そんなの気にする体型か?」

 ポッキーを一本受け取ってくわえる晴。

晴(・・・)


 せりふ安価

 1、えっと、春紀さんって、そういう趣味なんですか?

 2、春紀さんってドMなんですか!?

 3、自由安価

 安価下2

>>252


 思い切って聞いてみた。

晴「そ、その、春紀さんってドMなんですか!?」

真夜「・・・は?」

春紀「・・・はい?」

 あっけにとられた様子で晴の顔を見つめる二人。

真夜「・・・えらいこと聞くなオイ」

春紀「ドMっ・・・って、SかMかでいうあれ?いやー、自分ではそんなつもりないけど、なんで?」

晴「えっと、犬飼さんのこと、会ってすぐのはずなのに伊介様って呼んでるから、そうなのかなと思って・・・」

 たわいのない理由を聞いて春紀は笑い声を上げる。

春紀「あっはっはー、いや、あー、そういうことね。いや、あれは本人がそう呼べっていうからさー、まぁそういうならって、それだけなんだけど」

真夜「呼ばせるほうもどうかと思うけどな」

晴「ええっ、じゃあ、犬飼さんって女王様趣味とか・・・」

春紀「いやー、そういうんじゃないと思うよ?あれは」

「・・・誰が女王様よ」

 春紀の背後から声がする。



 声のしたほうにはバスタオルを巻いて浴室から出てきた伊介がいた。

春紀「あ、伊介様あがったの?」

伊介「今出たとこー。てゆーか、アンタ人の前でいろいろしゃべりすぎじゃない?」

真夜「事実なら仕方ない気もするけどにぃ」

晴「あ、犬飼さん!これで点呼終了ですね」

伊介「別にいいけどー、寮長とかよくやる気になるわね」

晴「えへへ・・・あ、でも、私も伊介様って呼んだほうがいいですか?」

伊介「・・・呼んだら殺しちゃおっかな」

晴「ええっ!な、なら、伊介さん、ならいいですか?」

伊介「好きにすればー?」

晴「ありがとう!私のことも、晴って呼んでください!」

春紀「よろしくなー、春ちゃん」


 春紀の好感度がちょっと上がった。

短くてすみませんけど今日はこんなとこで

やっと初日終了ッス

次回最初にちょっと好感度の表とか出すかもッス

あと、今後戦闘が起きた時のために晴ちゃんのスキルとかも出すッス

まぁ戦闘っていっても、回数が限られちゃうから

RPG的な育成要素はあんまり入れられないと思うけどね

休みに入ってから眠くてしょうがないッス

寝落ちしないように今日はこの時間に始めるッス

それと、>>1は土曜にもリドル展行っていろいろスマホで撮ってきたッス

画像の貼り方とかあんまわからないけど、SSには反映させていくつもり

それじゃまず、好感度やなんかのまとめから



 すでに登場しているキャラクターはこんな感じ


一ノ瀬 晴(主人公) 百合度7 ポンコツ度8


東 兎角    好感度3 ポンコツ度4

犬飼 伊介  好感度1 ポンコツ度1

走り 鳰    好感度1 ポンコツ度9

番場 真昼  好感度1 ポンコツ度7

番場 真夜  好感度1 ポンコツ度9

寒河江春紀  好感度3 ポンコツ度8

生田目千足 好感度2 ポンコツ度6

桐ケ谷 柩  好感度1 ポンコツ度2


 ただし、次の点に注意

1. 真昼と真夜の好感度は別々に管理されるが、味方になる時の判定などの場合には合計して判定する。

2. 一見するとここまでの展開と計算の合わないキャラクターがいるように見えますが、それは晴ちゃんの渡したストラップに、

  プライマー能力を発揮する触媒としての効果があるためです。

  ストラップを持っているキャラクターは、一個につき一日に1ポイント、自動的に好感度が加算されます。

3.好感度の目安としては、プライマー能力込みで味方にするのにだいたい20ポイント必要

  特別な関係になるには、プライマー能力関係なしに20ポイント以上、合計40ポイントくらい必要
  



 晴ちゃんのスキル

 薬物耐性 3  薬物関係の攻撃、効果を受けた際の抵抗判定にスキルLv分のプラス

 刃物耐性 2(チタン効果でさらに+2)  刃物関係の攻撃を受けた際の防御判定にスキルLv分のプラス

 爆発物耐性 0

 殴打耐性 0

 銃弾耐性 0(チタン効果で+2)  銃弾による攻撃を受けた際の防御判定にスキルLv分のプラス

 危機回避 2  プライマー能力を持つ人間限定のスキル。様々な判定に影響


 ステータス

 HP 20/20

 PP(プライマーズポイント) 20/20

 DEX(器用さ。罠の解除判定などに影響) 16

 AGI(素早さ。回避率や戦闘中の行動順に影響) 16

 VIT(生命力。ダメージを減らす能力に影響) 16


 プライマーズポイントを消費することで、人間関係をうまく乗り切り、好感度をあげることができます。

 このスレの晴ちゃんはプライマー持ちだという解釈です。

 能力を安価で任意で使えるようにするか、ランダム発動にするかは意見募集

 原作を尊重するならランダム発動なんだけど、スレ民に自分で使いたいという人が多ければ、安価で使えるようにします

なんか質問とかあればどんどんよろしく

こっちは二日目を書いていこう


「おはよう諸君!今日も人数が増えてよかったな。みんな楽しくやっていこう!」

 溝呂木先生のさわやかで元気のいい声とともに、10年黒組の朝のホームルームが始まった。

 教壇のそばには、昨日は見かけなかった四人の女子生徒が並んで立っている。

 背の高さ、顔だち、髪型、物腰、みんなさまざまだ。

晴(それにしても、女の子ばっかりって・・・このクラスってそういうクラスなのかな?)

 学園の中には男子生徒の姿もあったことは、昨日の夕方に見かけたから知っている。

溝呂木「まずは、昨日のうちに着いた三人からだな。もう話したことがるかもしれないけど・・・」

溝呂木「4番、桐ケ谷柩くん。9番、生田目千足くん、それに6番、寒河江春紀くんだ」

柩「背が低いので、一番前になれてよかったです・・・」

千足「ああ、そうだな」

 同室ということもあってか、すっかり打ち解けている二人だが、

春紀「よっ」

 気さくに話しかけている春紀に、隣の席の兎角は何の返事もしない。



溝呂木「引き続き四名を紹介するぞ」

 順番に自己紹介していく新顔の女子生徒たち。

「5番、剣持しえなだ。よろしく頼む」

 三つ編みおさげに眼鏡という、まるで少女漫画から出てきたような女の子がまず挨拶する。

 いたってふつうの女子高生といった感じだ。

「出席番号8番の武智乙哉です!楽しくやろーねー」

 隣にいるのは、背が高くスタイルのいい、長い黒髪を後ろでまとめた女の子。

 着ている制服も似合っていてスマートだが、どこか危ない雰囲気もする。

「首藤涼です。7番じゃ。趣味は体を動かすことじゃな」

 こう自己紹介したのは、どちらかと言えば小柄で、短めの髪がスポーティな印象を与える生徒。

 名は体を現すというのか、涼やかな落ち着いた瞳も印象的だ。

「神長香子、3番です」

 最後に自己紹介した少女は、長い黒髪をツインテールにまとめている。

 眼鏡の奥の理知的な瞳と、生真面目そうな言動が特徴的だ。

いちおうどのキャラにも退場を防ぐルートは用意します

まぁどうなるかは分からんけど

さてここで・・・



乙哉「へぇー、何の長をすんの?」

 好奇心をひかれたらしい乙哉が聞く。

 二人の間にいる涼も、なぜか香子に好感をもったらしく、そちらを見ている。

香子「長と言えば、全ての長だ・・・とりあえず、黒組委員長から始める」

 そう言って教室内を見渡し、

香子「文句のある奴は言ってくれ、勝負する」

晴(全ての長って、晴はもう寮長なんだけど・・・)


 安価

1、委員長の座をかけて勝負する

2、委員長は譲るが寮長の座は譲らない

3、委員長も寮長も任せる

4、自由安価


 安価下でこーこちゃんのポンコツ度決定(コンマ1の位)

 選択肢は安価下3で

1 
有能な爆弾とか怖すぎる

有能なこーこちゃんなんてこーこちゃんじゃないんじゃ!
>>272


晴(ここは引き下がるわけにはいかないね!)

晴「はいっ、先生!晴、委員長に立候補して神長さんと勝負します!」

溝呂木「お、おぉ?そうか一ノ瀬、やる気があるのはいいけど、ケンカにならないようにな」

春紀「え、マジ?勝負って何するの?」

鳰「じゃんけんとかでいいんじゃないっすかぁー?」

伊介「いいから早く決めてよー?」

香子「・・・正直、他に立候補者がいるとは予想外だったが・・・もちろん受けて立とう」

香子「私の提案する勝負方法は、学生の本分、テストだが・・・」

晴(テスト?・・・えっ?この神長さんって人、絶対勉強できる人だよ!?)

晴(どうしよう・・・・?)


 安価

1.あえて相手のホームで勝負(テスト対決になります)

2.じゃんけんで運に任せる

3.もっとこうアグレッシブに(足に自信のある晴ちゃん、短距離走勝負になります)

4.自由安価


 安価下2

 ついでに安価下でおばあちゃんのポンコツ度も決定

2

じゃあじゃんけん一発勝負だな。

ちょっと眠いので今日はこのへんで

おばあちゃんのポンコツ度7

アニメではかなり有能だったけど、あれがポンコツ化するのか・・・

まぁなんとかやってみるッス

次回は乙哉と注目のしえなちゃんのポンコツ度判定をはさみつつ香子ちゃんとじゃんけん勝負

それからオリエンテーションとか

あまりに暑いので更新さぼってたら一週間近く経ったッス

今日で東京リドル展も終わりなんで、いつもより早く開始するッス

場合によってはいつもより早く落ちるッス

>>276

晴「うーん、テストはちょっと・・・じゃんけんとかにしない?」

香子「完全に運に任せるというわけか。あまり適切な決め方だとも思わないが、初対面の相手と勝負するには仕方ないかもしれないな」

香子「わかった、それでいこう」

 そう言って香子は眼鏡の位置を直す。

涼「がんばるんじゃぞ」

乙哉「なんか楽しそー」

しえな「初日からすごいことになってるな・・・」

晴「よーし、じゃあいきますよ?」



 黒組委員長決定じゃんけん勝負

 香子ちゃんが勝つと、自動的に寮長の座も奪われてしまいます。

 晴ちゃんが勝てば、寮長の座に加え、委員長の地位も手に入ります。


 ルール:

 安価にグー、チョキ、パーのどれを出すか書き込んでください。

 そのレスのコンマが

 01から33なら、香子ちゃんはグー、
 34から66なら、チョキ
 67から99なら、パーを出します。
 00の場合は、無条件であいこになります。

 あいこの場合は安価下にずれます。

 勝負!
 安価下2で

あいこだからもう一回勝負ッスよー

ルールは>>284の通り
安価下で

グー

>>289
勝利!

晴(じゃんけんだからどうなるか分からないけど、晴はまけませんよ!)

香子(運を天に任せて・・・か。苦手だな)

 たかがじゃyんけんとはいえ、勝負を前にして緊張の色が走る二人。

晴、香子「最初はグー!」

晴、香子「じゃんけんぽん!」

 二人の出した手は両方ともチョキ。

涼「あいこ、じゃの」

しえな「もう一度か?」

伊介「なんでもいいけど、早くしてよー?」

千足「決戦だな」

 もう一度、二人は呼吸を整える。

香子(運任せのじゃんけん勝負とはいえ、二回目となると完全に運だけではない・・・)

香子(一回目に出したチョキであいこになったことをどう読むか・・・)

香子(心理的に、ここはパーは出しづらいところ・・・とするとグーが有力だが)

香子(相手がそれを逆手にとってきたら・・・)

晴(うーん、一回目がチョキだったし、ここはグーにしようかな?)

晴、香子「最初はグー!」

晴、香子「じゃんけんぽん!」

 出された二人の手は、香子がさっきと同じチョキ、晴がグー。

晴「やったぁ!晴、勝ちましたよ!」



香子「そ、そんな・・・」

 深読みしすぎの末に負けたせいか、香子はかなり落ち込んでいるようだ。

涼「まぁまぁ、香子ちゃん。勝敗は時の運じゃ。それよりもさっきの、かっこよかったぞ」

 隣にいた涼がなぐさめるように声をかける。

涼「涼、前に座っていいかな?」

香子「?あ、ああ・・・それはかまわないが・・・」

溝呂木「よーし、それじゃ、寮長に続いて委員長も一ノ瀬に頼むってことで、みんないいか?」

乙哉「はーい、いいでーす」

晴「よろしくお願いします!」

鳰「ほんと晴ちゃん変わってるッスねー」

兎角「・・・」

 二日目早々の出来事に、みんなの反応もさまざまだ。







鳰「いっきに人数増えてきたッス」

 隣の席の鳰がにこやかに話しかけてくる。

晴「うん、ドキドキするねー」

 トートバッグの中からストラップを取りだして机の上に並べる晴。

晴「ストラップ、みんなにちゃんと渡せるかなぁ」

 それを見て目を丸くする鳰。

鳰「ひぇー、本当に全員分作ったんだ。すごいッスねぇ」

晴「えへへ・・・晴ヒマだから」

 恥ずかしそうに笑いを浮かべる晴に、

伊介「もらっても困るってば♥」

 笑顔で容赦ないことを言ってのける伊介。

晴「えぇっ!」

鳰「伊介さんひでぇ」

伊介「なんでよぉ、本当のこと言ってあげてんのに」



溝呂木「ほら授業始めるぞー!」

 名簿に名前があったのは十三人だから、まだ一人足りないようだが、今日から授業が始まるようだ。

晴「あはっ、晴、授業久しぶりだー、ドキドキするな」

 思わず素直な感想が口をついて出る。

 と、隣の鳰がそれを聞き逃さず、突っ込んできた。

鳰「ほー、それって登校拒否?ヒキニート?病気?」

晴「えーと・・・」


 なんと答える?

 安価下2

 1、笑顔で黙秘

 2、学校を休んでお笑いの修業を積んでいた

 3、全部かな

 4、自由安価


>>295
押すねぇ


晴「ちょっとした家庭の事情だよ、心配しないで?」

 そう言って晴は鳰の頭に手をやり、優しくなでてやった。

鳰「ふぇっ!?」

 思わぬ晴の反応に毒気を抜かれてしまい、思わず表情がゆるんでしまう鳰。

鳰「ううっ!そういうのやめるッス!ふ、不意打ち卑怯ッス!」

晴「ええ?そうかな?」

鳰「ふんだ!べ、別に心配なんかしてないッス!久しぶりの授業、せいぜい張り切って受けるといいッスよーだ!」

 そう言って向こうを向いてしまった。

晴「ど、どうしたの鳰?」

 声をかけても振り返ってくれない。

晴(なんか変なことしたかな・・・?)

 鳰の好感度が上がった。


 



【ACTIVE TIME EVENT】

 同時刻。

 ミョウジョウ学園の校舎タワーに設けられた校長室内。

 来客を迎えるための豪華な調度のある部屋で、一人の男が背の高い少女を応接していた。

 少女の年の頃からすると、この学園に新しく入ってくる生徒だろうか。

 金色がかった長い髪と、優雅な立ち居振る舞いが印象的だ。

 その前にいる初老の男はこの学園の校長。

校長「・・・これで、手続きはすべて完了です」

 生徒が相当な要人だからなのか、校長は恐縮しきった態度を崩さない。

「まぁ!ありがとう、それではわたくしも黒組に参加できますね」

校長「はい、英様が最後のお着きです」

 校長にそう呼ばれた少女は、軽くたしなめるように微笑んで返す。

「まぁ!校長先生、わたくしのことは英さんと呼んでくださいな」

 英財閥の令嬢、純恋子の青い目が、安全のために鉄格子がかけられ、やや採光の悪い部屋の中で美しく輝いた。

「生徒さんと同じように、今日からわたくしもこのミョウジョウ学園の一員ですから」


 安価下で純恋子さんのポンコツ度をコンマ判定します

 いつものように下1桁

はい

>>298
5ですかー
高すぎず低すぎずやね。展開次第でどうにでもできそうな
>>1としては楽かもッス



 休み時間。

晴(誰かと話そうかな?)

 ストラップのこともあるし、せっかくだから教室の外に出てみるのもいいかもしれない。


 安価

 誰かと話すことができます。

 話す相手にまだストラップを渡していない場合は、このタイミングで渡すこともできます。

 また、話す相手によっては、教室の外に出ることになり、その場合、このタイミングで鳰が他の黒組生徒に裏オリエンテーションの告知をします。

 裏オリエンテーションを無限に引き延ばすことはできませんが、ここでの選択によっては少しだけ先送りする「ことも可能です。


 話す相手一覧

 兎角(教室外、ストラップ所持)

 伊介(教室内、ストラップ渡し済み)

 鳰(教室内、ストラップ渡し済み)

 真昼(教室内、ストラップ未所持)

 春紀(教室外、ストラップ所持)

 千足(教室内、ストラップ所持)

 柩(教室内、ストラップ所持)

 しえな(教室内、ストラップ未所持)

 乙哉(教室外、ストラップ未所持)

 香子(教室外、ストラップ未所持)

 涼(教室外、ストラップ未所持)


 安価下2

 「話す相手」を一人選んでください

しえなちゃん!

>>303


 一番ふつうの女の子っぽい雰囲気のする、茶色い髪のおさげの生徒に話しかけてみた。

晴「あの、剣持さん、だっけ?私、一ノ瀬晴です。よろしくね!」

 不意に話しかけられて少し驚いた様子のしえな。

 そういう反応もすごくふつうな感じがして、わけありで開講されたこの黒組には似つかわしくない気がする。

しえな「あ、ああ・・・よろしく。ええと、たしか君は、委員長を賭けた勝負をして勝ってた・・・」

晴「うん、晴は寮長も引き受けてたから、委員長と寮長両方引き受けることになったんだ」

しえな「すごいな。いったいなんでそんな気になったんだ?」

 理解できないといった表情で聞くしえな。

晴「うーん、ちょっと事情があって今まであんまり学校行けてなかったから、この機会に今までやってなかったこといっぱいやって、人生エンジョイしようかなって!」

しえな「へぇ・・・なんだか、大変なんだな。ボクにはよくわからないけど・・・」

晴「えへへ。せっかくだし、剣持さんの】こと、下の名前で呼んでもいいかな?」

しえな「し、下の名前?し、しえなって?」

晴「うん、しえなちゃん、って」

 目に見えてうろたえた様子のしえな。

しえな「ま、まぁ、ボクは別にいいけど・・・」

晴「ありがとう、しえなちゃん!」

 しえなの好感度がちょっと上がった。



晴(ついでにストラップも渡しちゃおうかな?)

 渡すor渡さない 安価下2

渡す

>>308


晴「あっ、そうだ、しえなちゃん、これ、よかったら」

 そう言いながら晴はバッグからストラップを取りだす。

しえな「ん・・・これは何?」

晴「お近づきの印に、ストラップを作ってきました。クラスのみんなにあげようと思って」

晴「よかったら、しえなちゃんももらってください」

 そう言って差し出されたストラップを手に、一瞬ぽかんと口を開くしえな。

しえな「作ったって、一ノ瀬がこれを?みんなのために?」

晴「はい!」

しえな「すごいな、かわいいし・・・あ、ありがとう、大切にする」

 こういうことに慣れていないのか、もらったストラップに目をりながら礼を言う仕草もどこかぎごちない。

晴「よかった!」

 どうやら喜んでもらえたようで、晴もほっとしている。

 しえなの好感度が上がった。

忘れてたんだけどしえなちゃんのポンコツ度判定安価下

いつものように下1桁

まぁしえなちゃんは戦闘力がアレなので・・・

はい

>>313
しえなちゃん・・・

まぁ戦闘力が全てじゃないし!
むしろポンコツ度高いほうが生存率は上がるかも、しえなちゃんの場合

あ、生存率って本当に死ぬわけじゃないよ
リドルスレだからね

ちょっと本当はまだ続きやりたいんだけど今回はこの辺で

>>1はエアコンあんまりつけない人なので夏はかなりきついッス

まぁつけたらつけたで夏風邪ひいたりするんスけど

とりあえず教室内で会話したんで裏オリエンテーション告知は回避しました

今後、鳰は純恋子さんの転入と同じくらいのタイミングで再度、告知を狙ってきます

まぁ今回が漫画版のタイミングだとすると、アニメ版のほうのタイミングですね

次回をお楽しみにッス

人いたらちょっとだけやるッス

いなかったら寝るッス

じゃあやっていこう

ちなみにおとやんは初期状態でシリアルキラーサイコレズなんで

他の人とは好感度の扱いがちょっと違うッス

高いほうがいいか、低いほうがいいかは一概に言えないけど

味方につけるならとことん上げる、味方にしないならできるだけ関わらないのがベスト



【ACTIVE TIME EVENT】

休み時間中の他の生徒の様子をちょっとだけ見ることができます

どれか一つを選択


 1.兎角さん

 2.ちたひつ

 3.すずこう

 4.乙哉

 5.鳰

 6.伊介

 7.春紀

 8.番場さん


 安価下

6

>>324


 ものうげな様子で教室を見やる伊介。

伊介「うーん、ほんと授業とか眠くなる・・・」

 事前に聞かされた話では、ターゲットはこの黒組の生徒一人。

 あとの生徒はみんな同業者とか。

伊介(ちゃっちゃっと終わらせて帰りたいのよねぇ・・・)

 見渡した視線の先で、ふと同室の春紀の姿を見つけた。

伊介(ま、ちょっとは退屈しなくてもすみそうな、暇つぶしの種もあるけど・・・)

 それにしても、目指すターゲット誰なのか?

伊介(・・・なんだか知らないけど、まだ一人来てないのがいるし・・・)

伊介(でも、おの子とか、どう考えても同業じゃないわよね)

 伊介の視線が、今度はしえなの席の近くにいる晴のほうに動いた。

伊介(あのおさげの子も、素人っぽいけど。あれで人殺してたら笑っちゃう)

 目を落とした伊介のバッグの中には、護身用の武器が忍ばせてある。

伊介(・・・)



 コンマ判定安価下2(1の位)

 7以外の奇数の場合・・・晴

 偶数の場合・・・しえなちゃん

 7の場合・・・何もなし

しえなちゃんか・・・まぁ死んだりはしないッスから



伊介(どう考えてもあのどっちか。なら・・・)

伊介(ぶっつけ本番でテストしちゃえばいいのよ)

伊介(ま、片っ方が外れなら、もう片っ方が当たりってことだし)

伊介(命までは取らないでおいてあげる♥)

 伊介の唇の端がわずかに吊り上がったことに、気づいた者はいなかった。



 次の授業時間。

 黒組のカリキュラムは、担任の溝呂木の受け持ちの生物以外は、基本的にPCを使ってオンデマンドで行われるlことが多い。

 もちろん溝呂木本人の授業の場合でもPCを使うことはあるので、基本的に各生徒が一台ずつのPCを使えるようになっている。

晴(こういうふうに勉強することは、黒組に入る前もあったけど・・・)

晴(今は同じ教室に12人も他の人がいるんだもん、空気が違うよね!)

晴(ん?)

 画面の端で、メールの受信を知らせるアイコンが点滅している。

晴(誰だろ・・・このアドレスを知ってるのは、黒組のみんなくらいのはずだけど・・・)

 開封してみると、中から次の文面が出てきた。


============================

from:Nio Hashiri

  sb:お昼一緒にどうッスか?

 どーも、晴ちゃん。ウチッスよー!

 はー授業ってほんとたるいっスよね。やってらんないッス。

 この後昼休みだし、よかったらお昼一緒にどうッスか?

 あ、誰かと一緒のほうがいいなら、それもおkッスよ?

                          にお

============================



 隣の席を見ると、さっき頭を撫でたことで妙な空気になった鳰が、けろりとした顔でこちらを見てウインクしている。

晴(鳰ってば、授業中なのに・・・)

晴(まぁでも、もうほとんど終わり近いし)

晴(昼休みか・・・そういえば、お腹ぺこぺこだなー。どうしよう?)


 どうする?

 安価:

 1.誰かを鳰と一緒に昼食に誘う(複数可で名前指定)

 2.鳰と二人で食べる

 3.だが断る!(鳰以外の人なら誘えます)

 4.自由安価


 安価下2

3で真夜ちゃん

3
英様

>>337
純恋子さんはまだ手続きが終わったばかりでいらしてませんわ!

あと真夜ちゃんっていうか昼休みだから真昼になっちゃうけどいい?

再安価のほうがよkれば

動かしやすいのは真夜のほうだけど真昼ちゃんで書くッス、ルールッスから

とりあえず今日はここまでにするッス

あとおとやんに関してはこの日の終了時にコンマ判定して

黒組の中で誰が第一印象よかったかを決めるッス

判定に関係なく、ターゲットの晴ちゃんと同室のしえなちゃんとはフラグが立つッスけど

第一印象よかった子によっては、シナリオの流れが変わる可能性あるッス

報酬いらないから黒組にいさせろとか言っちゃう子ッスからね・・・

それではまた

人いるならやるかもッス

最近忙しすぎッス

じゃあやるぜ
>>336から(真昼ちゃん)


晴(鳰と一緒もいいけど、同室の真昼ちゃんともっと仲良くなっておきたいなぁ)

晴(昼間しか話せないし、引っ込み思案だから、鳰がいるとあんまり話せないかもしれないし)

晴(うん、ごめんね鳰)

 晴の指がキーボードを叩き、ディスプレイに次のような文面を打ち出していった。


============================

to:Nio Hashiri

  Re:sb:お昼一緒にどうッスか?

 さそってくれてありがとー!うれしいです。

 でも、ごめんね、今日は番場さんと二人で食べたいんだ。

 鳰はもう知ってるのかな、番場さんって二重人格だから、昼しか話せないし。

 せっかく同じ部屋になったんだから、もっと仲良くしたいなって。

 だから、また今度。ごめんなさい。



                          はる

============================


晴(こんな感じかな?)

晴(送信っと・・・)

 クリックと同時にウィンドウが切り替わる。

 ほどなく昼休みになった。

晴「鳰、さっきはごめんね」

 隣の席に声をかけると、鳰はこちらを向き、ウインクして答える。

鳰「振られちゃったッスねー、まーしょうがないッスよ」

鳰「それより、いいんスか?真昼ちゃん誘うつもりなんっしょ?」

晴「うん、そのつもり。また後で!」

 言いながら自分の席を後にする晴。その背中を見送る鳰。

 晴が近づいていくと、伏せていた顔を上げ、怪訝そうな眼をした真昼と視線が合った。

晴「あ、真昼ちゃん。よかったら、お昼一緒にどうかな?」

真昼「・・・わたすと?」

 私と、と聞き返したらしい。

晴「うん。せっかく一緒の部屋になったんだし」

真昼「あ、ありがとう、ます」

 口ごもりながらも控えめな嬉しさを表情に出しながら真昼が言う。

晴「どこで食べよっか?」


 安価(行先で話題が変化します)

 1.校舎棟の屋上(真夜の話)

 2.構内の食堂(食べ物関係の話)

 3.校庭(黒組のみんなの話)

 4.自由安価(話題も指定できます)


 安価下2

>>349


晴「校舎棟の屋上に行ってみない?陽当たりよさそうだし、のんびりできるよ!」

真昼「あ、はい」

 すぐにはどこのことか分からなかったようだが、晴のことを信用してついてきてくれるようだ。

晴「じゃ、購買で食べるもの買わなきゃいけないね」

真昼「購買・・・は、下、のほう、です」

晴「そうだね。エレベーター上がったり下りたりだね!」

 口ごもりながら話す真昼の言葉を引き取り、晴は連れ立って購買に向かった。

 再び上がって来たエレベーターの先、校舎棟の屋上には、ベンチや植物の植え込みがある。

 新学期早々の空は晴れ渡り、ベンチのそばまでいけば眼下に広大な学園の敷地を一望できた。

晴「わぁー、いい眺めだね!」

 真昼は物も言わずにこくこくとうなずいている。

晴「・・・あ、でも・・・真夜ちゃんは、この景色見れないんだね」

真昼「え?」

晴「あ、ごめんなさい。晴、昨夜真夜ちゃんとお話して、ちょっと仲良くなれたから、思い出しちゃって」



真昼「真夜は・・・、今は、眠ってる、ます、けど、起きてる、時は、一緒に、見たり、できます」

晴「え、本当?」

真昼「私と、真夜だけで、お話、したりも・・・」

 他人には想像もつかないような内面の出来事。

 晴は目の前の銀髪の少女の瞳をじっと見つめた。

 その中に、今は眠っているもう一人の彼女が隠れているような気がして。

晴「なんか、不思議な感じだね。そういう風に、自分が二人もいるみたいなのって」

真昼「・・・そう、ですね」

 真昼の顔に、何かうかがい知れないような影がちらりと差した。

晴「・・・あ、そうそう、ごはん食べなきゃ。座ろ?」

真昼「あ、はい」

 ベンチに腰掛けてサンドウィッチとプチあんパンを食べる二人。

晴(こうしてると、なんだか黒組のみんなが暗殺者だなんて、まるで嘘みたいだな・・・)


 安価:

 何か話す?

 話す場合は安価下2で話題指定

 話さない場合はこのまま好感度上がって終了

二重人格について(晴はそれについては好意的だと言った上で)

了解ッス

これけっこう難しい話題ッスよね

とりあえず今日はここまでにして次回までに考えるッス


確かにちょっと安価ミスったかもしんないッス
申し訳ないッス

>>355
気にすることないッスよー

なんだかんだで半月くらい空いてしまったッス

この間いろいろ大変でしてね

VIPのスレには出没してたって噂もあるッスけど

まぁとにかくやっていくッス

安価の続きからッス

>>353


晴「あの・・・」

 少しためらいながらも、思い切って相手に踏み込んでいく話を切り出す。

晴「番場さんって、二重人格なんだよね。なんかとても不思議な気がするんだけど・・・」

真昼「え、はい、そう、ます」

 こちらにちらりと目をやりながら、いつものたどたどしい口調で真昼が答える。

晴「自分では、どんな感じなの?いつも一緒に誰かがいるみたいで、寂しくならなくてすむのかな?」

 あまり悪いイメージを持っていると思われないように、言葉を選んで聞いてみた。

真昼「寂しく、ない・・・確かに、真夜とは、いつも一緒、ですけど」

 真昼は真正面へと顔を向ける。

 まるで何もないそこに、彼女にしか見えないもう一人の誰かがいるように。

真昼「いつも、守ってくれて、私のこと、大切に、してくれる」

晴「・・・」

 そういう真昼自身にとっても、真夜は特別に大事な存在なのだろう。

 なんとなく晴はそう想像する。



真昼「危ないこと、する、時は、・・・気をつけて、ほしいとは、言ってる、けど・・・」

晴「危ないこと?」

 このクラスは黒組だ。

 真昼と真夜も、何かの形で人を殺めることと関わり合いがあるからこそここに来ているはず。

 その仕事はおそらく、真夜が引き受けているのだろう。

 そう察した晴は、その先には踏み込まないほうがいいかなとも思う。

 なんと言っても真昼も、まだ知らされていないかもしれないが、もともとは晴をターゲットに、この黒組に来た身なのだから。

真昼「・・・」

 自分の前を見つめる真昼の眼が、何か虚ろな輝きを帯びた。

晴「・・・真昼ちゃん?」

 気がついていないのか、真昼は返事をしない。

真昼「・・・でも、でも、聖遺物、・・・ほしいの・・・だから・・・」

 うわごとのように口の中でつぶやく。

晴「真昼ちゃん?」

 慌てた晴が声を大きくして呼びかける。



真昼「は、はい!?・・・」

 弾かれたように身を固くして、我に返る真昼。

真昼(あわ、あわわ、・・・どうしよう?・・・話、聞こえて、なかった・・・)

真昼(きゃああ・・・)

晴「真昼ちゃん?あの、大丈夫?」

 真昼を気遣って晴が肩に手をやる。

真昼(ああああ、3回も呼ばせてしまいました・・・!!)

真昼「あの、あの、私・・・」

晴「うん、うん、大丈夫。ごめん、ちょっと話しすぎちゃったね」

 晴は安心させるように笑いかける。

晴「休み時間もうそんなにないから、急いで食べよ?」

真昼「は、はい!・・・」

 あたふたしながらサンドウィッチを頬張る二人。


 真昼ちゃんの好感度が上がります。

 下1レスのコンマ1の位で上昇量を判定
 なお、ゾロ目の場合はプライマー能力発動

はいよ!

>>365
マジで出すか
真昼ちゃんの好感度が大きく上がりました。

プライマーポイントを1ポイント消費
なお、プライマーポイントは基本的に、ただの時間経過では(寝ても)回復しません

アニメの1話ごとの区切りに当たるイベントをクリアすると回復し、最大値が少し上がる
キャラと敵対してればそのキャラが退場
攻略できてればそれに代わるイベントが起きます



【ACTIVE TIME EVENT】

どれか一つを選んで見ることができます


1.すずこう

2.伊介としえな

3.ちたひつ

4.鳰

5.兎角と春紀

6.乙哉


安価下2

2で

>>369
伊介としえな


しえな「昼休みか・・・」

 あんまり食欲もわかないし面倒だけど、とりあえず何か食べようかな。

 しえなは自分の席を離れ、教室をぼんやり見渡す。

しえな(たしか校舎の学食と購買があるんだけど・・・)

しえな(一人で学食みたいな騒がしい場所に行っても仕方ないし、とりあえず購買で何か買おうかな?)

 そう考えて身支度をし、教室を出ようとしたその時。

?「ねぇ、ちょっといい?」

 横から呼び止められた。

 ヒールのある靴をはいているせいで、相当背の高く見える生徒が隣に立っている。

 もっともヒールなしでもしえなよりは背が高そうだ。

 露出の多い服装で、年もしえなよりは上らしい。

 正直、ちょっと苦手なタイプの相手だ。

しえな「・・・ボクに何か?」



 伊介は目の前の少女の出で立ちに目を走らせる。

 本当にどこにでもいそうなごくふつうの女子高生といった感じだ。

 体術や武器の心得があるようには見えない。

伊介(それでも、何か隠れた牙でもあるってんなら、たぶん・・・)

 とっさの瞬間の動きや判断だけは、ごまかしが効かないはずだ。

伊介(ま、殺しちゃってもいいんだけど・・・ターゲットじゃなかった場合、ちょっと後が面倒だし)

 問題は、いかに言い訳のきく状況を作って、この生徒を試すかだ。

しえな「・・・あの?」

伊介「ごっめーん、剣持さん?アタシ、ちょうどご飯一緒に食べる相手がいなくて困ってたの」

しえな「・・・は?」

伊介「よかったら一緒にどう?あ、アタシ、犬飼伊介ね」

 思いもかけぬ申し出に、ちょっとどぎまぎしてしまうしえな。

 正直、いじめられっ子だったこともあるボクは、初対面の人間には警戒心を持ってしまいがちなんだけど・・・。

 しかもここは黒組、相手もふだんなら苦手なタイプの生徒だ。

 でも、今後のことも考えて、ここは乗っておこうかな。

しえな「あ、ありがとう・・・」

 自分で思っている以上に緊張して上ずった声で返事してしまったしえな。

コンマ判定安価下

1に近いほど被害は軽微、10が最大

>>374
しえなちゃんにしては上出来


しえな「っ・・・!」

 足を押さえてその場にうずくまるしえな。

 エレベーターを降りて購買に向かったその先で、伊介のバッグから転がり落ちたナックルダスターが、しえなの足に軽傷を負わせてしまったのだ。

伊介「ごっめーん、この子がいること忘れてた♥」

 伊介はその場に膝をついてしえなの怪我の様子を調べる。

 角度や当たり所からいって、重傷にはなりようがなかったが、それにしてもふだん人の生き死にの場面に身をさらしてきた人間の避け方とは思えない。

 これではどう考えてもプロには勝てないだろう。

しえな「いや、別に犬飼のせいじゃないよ・・・」

 それほど大事には至らなかったのでほっとしながらも、しえなはやや震える声で答える。

 そして伊介のバッグから落ちたナックルダスターに目をやった。

しえな(あれは凶器・・・本物の暗殺者たちは、あんなものを使うんだな・・・)

 そう考えると目の前の生徒の存在が一気に恐ろしいものに思えてくる。

 だが、自分だって団体を代表してここに来たんだ。

 このまま尻尾を巻いて逃げ帰るわけにはいかない。

しえな「危ないから、それ、ちゃんとしまってておいてくれよ」

 精一杯の強がりを言いながら、しえなは眼鏡をかけ直した。

伊介(ふーん・・・)

 その言動に伊介はかすかな違和感のようなものを感じる。

 自分以外は全員暗殺者だと分かっている黒組だとはいえ、ターゲットがこんな態度を周囲の者に見せるものだろうか。

 そう言えば、自分が食事を一緒にする話を持ちかけた時も、いやにあっさり承諾した気がする。

伊介(この子じゃ、ないのかも・・・)

ちょっと今日は復帰初日なんでここらで終わっとくッス

九月がリドル人気を続かせるための正念場かなと思うんで

九月中はなるべく更新するよう心掛けるッス

十月になると休みが終わるんでまたちょっとポツポツ更新になるかもッス

まぁ早めに一周やり遂げるのがベストッスけどね

そんじゃ次回またッス

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月21日 (木) 16:29:57   ID: p1No81nu

続き楽しみにしてます!

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