P「絶対に笑ってはいけない芸能事務所?」 (30)

今回、罰ゲームを受けることになったのはこの6人。

秋月 律子(765プロ)
天海 春香(765プロ)
水瀬 伊織(765プロ)
菊地 真(765プロ)
日高 愛(876プロ)
水谷 絵理(876プロ)

その舞台となるのは…

「絶対に笑ってはいけない芸能事務所」

予想もつかない笑いの仕掛けがアイドルたちに襲い掛かる!!

午前8:00 集合場所へ

徒歩

律子「えー。今年もこの季節がやってきてしまいました」
真「もう昨日は緊張で眠れなかったよ…」
春香「見てる分にはいいんですけど、実際にやるとなるとどうしてもねw」
伊織「で、なぜか今回は876からも二人招集されてるのね」
愛「よろしくお願いしまーす!!」
絵理「よろしくお願いします…」
真「愛ちゃんはテンション高いなあ」
愛「はい!!この名物企画に読んでいただいてスッゴク嬉しいです!!」
律子「今だけよ、今だけ」

春香「実際、絵理ちゃんのテンションが正しいんだよねww」
絵理「えっ?!いや…実は私もすごい楽しみで…」
伊織「876勢は怖いもの知らずが多いのかしら?」
愛「いえ!!去年のオンエアも見させて貰って、なんか時間が経つごとに皆さんの表情が暗くなってったのがわかりました!!」
4人「wwww」
春香「去年ねwwアイドルがTVで見せちゃいけない表情してたよねww」

律子「まああなたたちもこのロケが終わる頃にはあんな表情になってるわよ……ということで集合場所に到着したわ」
真「なにかありますね」

立札『こ こ で 待 て !!』

絵理「ww」
伊織「腹立つわね…w」
春香「まあ毎年のことではあるけどねw」

<……ブオオオオン ブオン!!

絵理「ん?何この音?」
愛「あっ!!道の向こうからなんか来てます!!」
春香「何アレ!?バイク!?」
伊織「今年はまた派手ね…ww」

ババババババ!!!!キキーッ!!!
律子「危ない危ない」
真「なんなんですかもう…」

スチャッ(ヘルメットを外す)
藤原P「おいお前ら!」
春香「きた…w」
伊織「せっかくセットした髪がもうボサボサじゃないのよwww」
藤原P「おいお前ら!今回の舞台は芸能事務所や!新人プロデューサーとして24時間の研修にあたってもらうでー」
春香「ああー、今回はそういうコンセプトなんですね」

真「藤原さんは今回はなんなんですか?」
藤原P「お前ら新人組の研修係、敏腕ベテランプロデューサーや!」
6人「……………」
藤原P「なんやお前ら。アイドルのくせにリアクションもできひんのか。とんだバッドコミュニケーションやで!」
6人「フフッ…www」
伊織「人間バッドコミュニケーションに言われたく無いわよね」
藤原P「ククッwww」
律子「伊織やめてww」

藤原P「それはそうとなんやお前ら、これから研修やっちゅうのにその格好は」
絵理「いや、だって知りませんでしたし…」
藤原P「あそこに個人個人の着替えがあるから、着替えてきてくれるか~」
愛「外で着替えるんですか!?」
伊織「とんでもない屈辱よね…」

~着替え終了~

藤原P「よっしゃみんな着替え終わったか~」
律子「ちょっと春香…、なにそれ」
真「フフッw」

(春香だけ超ミニスカート)

春香「足寒すぎるでしょ…w」
伊織「あなたはバラエティで慣れてるからそういう扱いなのよ、多分」
律子「不憫ねwまあ事務所までの辛抱よ」

藤原P「ほんなら、ルールを説明するで~」
藤原P「ひとつ、お前たちはこれから24時間、芸能事務所の新人プロデューサーとして研修をしてもらう」
藤原P「ひとつ、このゲームが始まったら、なにがあっても絶対に笑ってはいけない」
藤原P「ひとつ、もし笑ってひ、…しまったら、その場でけ、…キツイお仕置きを、受けてもらう」
6人「………ww」プルプル
藤原P「以上や!」
真「もうほんとに始まったら噛まないでくださいねww」
律子「貴方が噛んだので私たちが被害を被る場合もあるのよ!ww」
絵理「これ藤原さんが一番敵なんじゃないですか?w」
5人「wwwww」

― 徒歩
藤原P「みんな着いたで~」
愛「うわー!!」
律子「これはまた…」
藤原P「これがお前らがこれから研修に行くタカギ黒光り765プロダクションや」
真「お金かかってるなぁこの建物」
春香「すごいな~」
藤原P「そこの門を超えたらスタートや」
真「うわぁ~!ついにか!」
愛「絵理ちゃん!!頑張ろうね!!」
絵理「え、ええ!」

~ 絶対に笑ってはいけない芸能事務所 スタート ~

春香「それにしても寒いな…」
伊織「我慢しなさい」
春香「伊織ちゃんきびしいなあ」
伊織「やっぱみんなスラックスなのにひとりだけスカートは浮くわね」
真「この寒いのにねぇ」
律子「スタッフも鬼ね」

― 正面玄関前
藤原P「よっしゃお前ら、ここにちょっと並んでくれるか~」

『高木社長の巨大な銅像』
春香「ハハハッ…www」
伊織「フッww」
真「ブッフッwww」

デデーン 天海、水瀬、菊地、アウトー

春香「あ痛!!」ズバーン
伊織「いやぁっ!!」シパーン
真「んぐっ!!」バシーン
(笑うと黒装束AD軍団からケツをしばかれる)

伊織「いや、精巧に造りすぎでしょ…」
愛「これすごいですー!」

藤原P「みんなー、よう見てくれるかー」
6人「…」
藤原P「これがこのプロダクションの創始者の高木順二朗や~」
6人「…」

藤原P「この…順二朗の…熱いアイドルへの想いが…こっ、このプロダクション…フフッwプロ…プロダクションで…成り立ってゲホッ」
絵理「…ww」
春香「www」
デデーン 水谷、天海、アウトー

絵理「いだっ!…もう!!何回噛むんですか!!」
春香「一回で言ってくださいよ一回で!!」
律子「……」プルプル

伊織「…ちゃんと噛まずに言ってよ?」
藤原P「ゲホッ、順二朗が……じゅ、順二朗の…熱いアイドルへの想いがこのプロダクションのそうりt…そうs…創設に繋がってるんやで…w」
律子「フフッw」
絵理「ww」
デデーン 秋月、水谷、アウトー

律子「いやいや…順二朗ってww…いった!」
絵理「あー痛い!…いやもう創設でも創立でもどっちでもいいじゃないですか!w」
真「フッw」
デデーン 菊地、アウトー

真「もう!!余計なこと言わなくていい…wっぐ!!」

藤原P「よし、中入ろか~」
伊織「ふぅ~、社長クリア!」
愛「耐えたぁー」

― 受付
藤原P「あれ?受付嬢おらへんなぁ、どこ行ったんやろ?」

<バンッ!

『照明チェンジ』

6人「!?」
伊織「えぇ…?」

<…♪チャンチャッ チャラチャッ チャラチャラチャーチャッ…
春香「あ、星間飛行だよね、この曲」
愛「もう…怖いな~!」
律子「誰よまったく…」
<ガチャ
日高舞「♪水面が~揺~らぐ~ 風~の輪~が広~がる」

『ランカコスの日高母登場!!』

6人「あっはっはっはっは!!!wwwwww」
デデーン 全員、アウトー

春香「なんなんですかもう!!」
伊織「笑うに決まってるじゃないこんなの~!」
真「ふざけすぎでしょ!!ww」
律子「いやもうww意外すぎてww」
絵理「普通に音無さんでいいじゃないですかw」
愛「ママww何してるのww」

舞「藤原さん、おはようございます~」
藤原P「あっ、おはようございます!」
舞「この方たちは?」
藤原P「あっ、はい、今日から研修に参りました新人プロデューサーの者たちです」
舞「あら、そうなのね。わたし、受付を担当している日高舞です、よろしくね」
6人「……よろしくお願いしま~す」
舞「わたし、人間観察が好きなんです、だから皆さんにこれからいろいろお聞きしたいな~なんて。…そうね、あなた、お名前を教えてくださる?」
伊織「あっ…わたし、水瀬伊織です」
舞「伊織ちゃん!あのね、わたしの第一印象を教えてくれる?」
伊織「えーと…ほんとにお綺麗なかただなぁ…と」
舞「あらそう?ありがとう!ふふっ、じゃあわたしもあなたの第一印象を教えるわね。伊織ちゃん、あなた、オデコ広いわねえ、ペロペロしたい☆」キャルンッ
6人「ブフッフッフッフ…wwww」
デデーン 全員、アウトー

伊織「ダメでしょこれ!!」
律子「言わされてるでしょう!?ww」
真「満面の笑顔で言われたらどうしようも無いよw」
絵理「もう…悪気しか無いじゃないw」

舞「じゃあ次に…あなた!お名前を教えてくれる?」
真「はい!ボクは菊地真といいます!」
舞「あら、元気ねえ!わたし元気な子は大好き!」
真「へへっ!ありがとうございます!」
舞「…ところであなた男?」
真「」
5人「フフッフフフ…ww」
デデーン 秋月、天海、水瀬、日高、水谷、アウトー

春香「これは地味に、しかし確実に来ましたなぁ~w」
律子「本人が真顔で言うあたりねw」
愛「これ、あたしお尻グチャグチャになると思います…」

舞「まだまだ気になる人がいるわ…あなた、お名前は?」
律子「あっ…秋月律子と申します」
舞「律子さんね!あなたは他の5人と比べてだいぶ大人びて見えるわねぇ」
律子「あぁ…まあ一応一番年上ですから」
舞「それにしてもあなた髪型がイビツねえ、エビフライみたいな髪してらっしゃるのねぇ」
律子「うっ…」
春香「…イビツって」ピクピク
絵理「…フッw」プルプル

舞「ちょっと、メガネとって見てくださる?」
律子「えっ…?メガネですか?」
舞「そうそう!確かめたいことがあるの!」
律子「………はい」スチャッ(メガネをはずす)
舞「!!!!きゃ~~~!!!やっぱり!!!パイナップル!!!シルエットほんとにパイナップル!!!う~~ん素敵!!!きゃあああ!!!」
愛「あはははははwwwwww」
真「んふふふふwwww」
春香「もう~~~!!!もうダメですって!!」
デデーン 日高、菊地、水谷、天海、アウトー

律子「これは汚い」
春香「こんなのダメですって!!汚いでしょ!!痛い!!」
絵理「笑わしにww来てますよねwwwあぐぅっ!!フフッww」
愛「そんなテンションww家でもあまり無いのにwwいだっww」
舞「……」プルプル

舞「それじゃ、今日一日頑張ってね」
6人「………ありがとうございました~」
藤原P「それじゃ行こか~」

― 廊下
藤原P「こっちやで~」
律子「あ~、しんどかった~」
愛「まさかママが来るとは思いませんでした!」
春香「あんなキャラクターじゃないから、その、ギャップがね?」
伊織「『イビツ』って言われてたわね」
律子「フフッww」
5人「…」
デデーン 秋月、アウトー

律子「った!!……いやもうあったこといちいちもう一回言わなくていいって」
伊織「あら…ごめんなさい」
春香「『ペロペロしたい!』って言ってたよ」
伊織「……やめなさい」

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