阿笠「できたぞ新一!全世界のJKが光彦君に夢中になるスイッチじゃ!」 (83)

コナン「バーロー!なんつーくだらねーもん作ってんだ!」

阿笠「ほっほ、すまんぞいwww」

コナン「・・・で?それホンモノなのか?」

阿笠「勿論じゃぞいwwwwwww」ポチッ

コナン「バーロォォォォォォォォォォォ!!!!!」

コナン「お、押しちまった・・・」

阿笠「まぁまぁ新一、いつもヒドイ目に遭ってる光彦君じゃ、これくらいは許してやってもよかろう」

コナン「それもそうか・・じゃあ博士、今度は全世界のJSがオレに夢中になるスイッチを作れってくれよ!」

阿笠「そのスイッチは作ったとしてもわし専用じゃ!」

翌日―

光彦「皆さん、おはようございまーす」ウキウキ

元太「なんだ光彦!お前随分機嫌がよさそうじゃねーか!」

光彦「はい!どういうわけか今朝から高校生くらいのお姉さんからたくさん声をかけられて!」

歩美「光彦くん、モテモテだね!」

光彦「それほどでもないですよお~」

コナン(博士のヤロー・・・)

帰り道―

JK「あ、あの・・・円谷光彦くんですよね!?」

光彦「ええ、そうですが」

JK「だ、大好きです!キャーーーーーーッ!!!」タタタタタ・・・

光彦「ハハハ、人気者は困りますねえ」

元太「光彦だけずりーぞ!」

光彦「元太くんみたいなデブチンには一生無理なシュチエーションでしょうねwww」

コナン(光彦のヤロー・・・調子に乗りやがってええええ!!!)

帝丹高校―

園子「ねえねえ蘭、今日の放課後ヒマ?」

蘭「ええ、今日は部活もないし・・・」

園子「グッド!じゃあ今話題のイケメンに会いにいきましょうよ!」

蘭「へーえ!でも・・・それって誰?」

園子「ふふふ・・・光彦君よ!」

蘭「!?」

蘭「み、光彦くんってあの円谷光彦くんのこと!?」

園子「当然じゃない!あのつぶらなソバカス!小学生らしからぬ知識量!あー!たまんないわー!」

蘭「へ、へえ・・・そこまで言うのなら・・・」

その頃―

光彦「何があったのかは分かりませんが・・・これはチャンス!いずれ全世界のJKを侍らせてやりますよwww」

光彦「というわけで!隣町の美容室まで来ちゃいました!美容室はイケメンの必須条件ですからね!」

JK「」ペチャクチャペチャクチャ

光彦(おっ!隣にいいカンジのJKがいます!しかしお喋りに夢中で僕に気づかないとは可哀想に・・・僕から声をかけてやりますか!)

光彦「キミ達!」

JK「・・・は?何アンタ?」

光彦「えっ?」

光彦「な、何って僕ですよ!円谷光彦!」

JK「誰だよwww知らねえwww」

JK「キミ小学生?お子ちゃまには早いでちゅよーwwwwwwww」

光彦「お、おかしい・・・こんなはずじゃ・・・」

JK「何ブツブツ言ってんの?」

JK「とりあえずアタシたちの聖域から出てけよwww」ガンッ!

光彦「うわぁ!・・・な、何で・・・?」

コナン「ふっざけんなよ博士!光彦モテモテじゃねーか!」

博士「そりゃあそうじゃwwwその為のスイッチなんじゃからのうwww」

コナン「今すぐスイッチを止めろお!」

博士「何言っとるんじゃ新一?まだまだ序の口じゃぞ?」

コナン「・・・は?」

博士「昨日は『全世界の』と言ったがの、あれは徐々に、という意味じゃ」

コナン「・・・と言うと?」

博士「うむ。あのスイッチの効果は徐々に表れ始めるというわけじゃ」

博士「今はこの米花町だけじゃがの、いずれJK共の光彦君フィーバーは全世界に広がっていくはずじゃ」

コナン「な、なるほど・・・」

博士「ま、こうやってスイッチを押しまくればそれもすぐじゃがのうwwwwwwwww」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

コナン「バ、バーロォォォォォォォォォォォ!!!!!」

光彦サイド―

光彦「いてて・・・ヒドイですねぇ、もう。帰りましょうか・・・」

JK「ちょっとちょっと!ケガしてるみたい!大丈夫!?」

光彦「え?ははは、これくらいの擦り傷くらい平気ですよ」

JK「ううん、大変!」チュッ

光彦「ちょっ・・・いったい何を!?」

JK「んっ・・・ばい菌を吸い出さないと・・・」ヂュルヂュル

光彦(でもラッキーィィィィ!!!僕はまだまだモテるってことです!)

JK「光彦くーん!こっち向いてー!!」

JK「くん付けなんて馴れ馴れしいわよアンタ!光彦様でしょうが!」

JK「光彦様がソバカスを触ってるー!キャー!」

光彦「ハハハ、皆さん喧嘩しないでくださいね」

JK「キャー!イケメーン!」


園子「ああん!光彦様ー!」

蘭「スゴイ人気なのね、光彦くん・・・でも園子、あんたキッドはいいの?」

園子「あんなタダのカッコつけ野郎と光彦様を一緒にしないでちょうだい!」

蘭「」

リポーター『今日の羽田空港はいつもにも増して賑わいを見せています!ちょっとインタビューしてみましょう!』

リポーター『エクスキューズミー!どうして日本に?』

アメリカンJK『モチロン光彦サマ二アウタメデス!』

アメリカンJK『光彦サマ~ミテマスカ~?』


コナン「マジで全世界に影響出てるじゃねーか!」

博士「我ながら自分の頭脳が恐ろしいわいwww」

コナン「このままだと光彦がハーレム建設しちまうぞ!いいのか!?」

博士「さぁ・・・そううまくいくかの?」ニヤッ

光彦(だいぶ集まってきましたね・・・ちょっと試してみますか!)

光彦「皆さん!僕の家に来ませんか?『おもてなし』しますよ!」

JK「キャーーーーーーーー!」

JK「もちろーん!」

JK「み、光彦様のおもてなし・・・」


園子「はいはーい!!!行きまーす!!」

蘭「ちょっと園子!」

園子「うるっさいわね蘭!アンタもいつまでも工藤くんに夢見てんじゃないわよ!」

蘭「なっ・・・」

光彦「う~~~~~ん・・・こんなにいっぱい連れていけませんよ~」

「テメェかゴラァ!!」

光彦「だ、誰ですか!?」

男「オレの愛しの彼女が突然いなくなったと思ったら!こんなところでメロメロになってるじゃねえか!お前の仕業か!」

光彦「僕はなにもしてないですよぉ~~~。強いて言えば・・・あなたの魅力が足りないんじゃないですか?」

男「て、テメエ・・・!」

JK「光彦様の言う通りよ!」

JK「あなたみたいなゴリラと光彦様を一緒にしないでくださる?」

男「」

光彦「JK達の言葉責めのショックで気絶しちゃいましたねwww」

光彦「でもこんな奴もいるのか・・・気を付けないと」

光彦「さて!気を取り直して!皆さん、僕考えました!僕とじゃんけんをして最後まで残った5人を僕の家に招待しますよ!」

JK「光彦様とじゃんけんですって!?」

JK「と、とても恐れ多くて・・・」

光彦「いきますよー?じゃーんけーん・・・」

光彦「ぽいっ!」

光彦(じゃんけんは終わりましたが・・・)

光彦(よりによってクソブスだけが残るとは!!!!!!!)

光彦「うっ・・・うっ・・・こんなの聞いてないです・・・」

ブス「見て、光彦様が泣いてるー!」

ブス「あたしたちとHできるかと思ってつい泣いちゃったんじゃない?」

光彦(んなわけないでしょーが!!!・・・こうなったら仕方ありません!)

光彦「えーっと・・・キミ達おめでとう!もてなしますよ!さっそくお菓子を買いに・・・」

ブス「そんな!光彦様!あたしが行ってきます!」

ブス「いいえ私が!」

ブス「私の仕事よっ!」

光彦「仕方ないですね・・・じゃあお願いしますよ」

ブス×5「はーーーい!!」

光彦「行ったか・・・そこのキミ!あと・・・キミ!キミ!僕の家に来るんです!」

JK「えっ・・・いいんですか?」

光彦「モッチロンです!さあさあ!」

光彦(ふぅ・・・危ないところでした)

光彦宅―

光彦「うっへっへ、皆さん・・・僕のはスゴイですよ?覚悟はできてますか?」

JK「もちろん?」

JK「光彦様、早く早く?」

光彦「いやー!ニヤニヤが止まりませんね!じゃあいきますよー!」

ドカァン!

JK「キャア!」

光彦「な、何ですか!?」

光彦母「光彦!なんか家の前に女の子がたくさん・・・」ガンッ!

光彦母「うっ・・・」バタッ

光彦「お、お母さん!」

ブス「見つけた・・・ヒドイじゃない、光彦様・・・」

JK「ちょっとアンタ!なんなのよ!」

JK「そうよそうよ!私と光彦様の愛の巣にブスの分際で入ってこないでくれない?」

JK「ちょっと!なにが『私と光彦様の』よ!」

ギャーギャーワーワー

光彦「ちょ、ちょっと皆さん、待ってくださいよ!喧嘩は・・・」

ブス「あたしを捨てるなんて光彦様ヒドイことするからでしょ!」

光彦「えー・・・」

「光彦様ー!!!」「光彦様ー!!!」

光彦「!?まさか・・・さらに家の中に入ってくる気ですか!?」

リポーター『速報です。東京都米花町で民家に女子高生達が突撃するという異常事態が起こっています。数は把握しきれません。繰り返します・・・」

阿笠「始まったのうwwwwwwwwww」

コナン「まさか、博士・・・?」

阿笠「そのまさかじゃ。いつも虐殺してばかりではつまらんのでな。光彦くんもこうやって死んでいく方が本望じゃろうなwwwwwww」

コナン「博士・・・アンタって人は・・・!天才じゃねえかwwwwwww」

阿笠「ほっほ、もっと褒め称えるがいいぞいwwwwwww」

コナン「おっ!光彦が家から脱出したようだぜ!」

阿笠「外は危険だというのにのうwwwww」ポチポチポチポチポチポチポチポチ

光彦「ハァ、ハァ・・・なんとか脱出できました・・・」

光彦「!?ってなんですかこのJKの数は!」

JK「光彦様よ!」

JK「キャーーーーー!こっち来てー!」

JK「あっちのブスじゃなくてこっちにー!」

警官「そこまでだキミ達!大人しくしなさい!」

JK「ハァ?ケーサツ?」

JK「アンタ達なんかに光彦様への愛を妨げられてたまるものですか!」バキッ

警官「うっ!!」

光彦「け、警察まで出てくるとは・・・しかもやられちゃいましいたよ!」

光彦様ー!光彦様ー!

リポーター「米花町で起こっている女子高生の騒ぎですが、大変なことになっています!駆けつけた警官が暴行を受け、女子高生同士の争いも起こっています!」

JK「ちょっとそこのリポーター!どきなさいよ!光彦様が見えないじゃない!」

リポーター「えっ・・・ええっ!?」

JK「そこのカメラマンもよ!そんな汚いカメラで私の光彦様を映してるんじゃないわよ!」

カメラマン「えっ!?ちょっ・・・うわぁっ!?」


コナン「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

阿笠「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ポチポチポチポチポチポチポチポチ

光彦「ぼ・・・僕のために争わないでくださーい!!!」

JK「あそこにいたわ!」

JK「光彦様は私のものよ!」

JK「光彦様ーーーーーー!!!」

光彦「しょ、正気を失ってるみたいだ・・・」



コナン「オイどうすんだ博士wwwwww」

阿笠「ワシはスイッチを押してるだけじゃぞwwwwww」ポチポチポチポチポチポチポチポチ

コナン「でもよー、そろそろここも危ないんじゃねーか?光彦が来たらヤバいぞ?」

阿笠「それもそうじゃの・・・そろそろスイッチを押すのはやめにするぞい」

コナン「今更やめても遅えよwwwwwww」

阿笠「それもそうじゃのうwwwwww」

コナン「・・・!?オイ見ろ博士!」

阿笠「なんじゃ!?」

コナン「光彦が・・・光彦が浮いていくぞ!!」

阿笠「なんじゃと!?」



光彦「うわああああ!?ぼ、僕の体が地面から離れていきます!」

リポーター「そ、速報です!女子高生たちの目的だと思われる男の子が宙に浮いていきます!い、一体・・・」

カメラマン「お、オイ!あれって・・・」



コナン「UFO!?」

コナン「やべーぞ博士!光彦がUFOにさらわれちまう!」

阿笠「なるほどのう・・・残念じゃが新一、彼女を止めることはできんよ」

コナン「は?彼女?」

阿笠「うむ。恐らくあのUFOに乗っているのは・・・火星のJKじゃ」

阿笠「ワシがスイッチを押しまくってしまったせいで!スイッチの及ぼす範囲が地球を超えて火星まで到達してしまったというわけじゃ!」

コナン「はぁっ!?そんなことあり得るのかよっ!?」

阿笠「すまん光彦君・・・ワシのせいで・・・」

コナン「いや博士・・・アンタは何も悪くないさ。光彦は・・・火星でもうまくやっていけるさ」

阿笠「新一・・・」

光彦「うわああああああああ!!!!どんどん上がっていきます!」

JK「光彦様ー!行かないでー!」

JK「誰かあのUFOを叩き落とすのよ!」

光彦「うわあああああ・・・」ズボッ

JK「そんな・・・光彦様が・・・」



コナン「光彦・・・お前のことは忘れないぜ・・・!」

阿笠「惜しい男を亡くしたものじゃ・・・」

光彦「う、うーん・・・ここは?」

火星JK「メガサメマシタ?」

光彦「ぎゃあああああああ!!!!」

火星JK「サケビゴエナンテアゲチャッテ・・・」

火星JK「カワイーイ」

火星JK「ウフフ・・・ワタシタチトタノシコトシ・マ・ショ・・・?」

光彦「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


コナン「光彦が火星に連れていかれた後・・・」

コナン「残されたJK共はそれはそれは悲しんだ。後追い自殺をした奴も多数だ」

コナン「その時の暴動と含めて、犠牲者の数は計り知れない」

コナン「だけど、一人のJKが言ったんだ・・・『私たちも宇宙に行けばいいじゃない』と・・・」

コナン「こうして、全世界のJKがこぞって宇宙飛行士を目指し始めた。オレはいつも思うんだ。人間の技術が発展するのは欲のためなんかじゃない。人間の技術が発展するのは・・・」

コナン「―人間の『愛』だってな!」



阿笠「~♪」カチャカチャ

コナン「何作ってんだ博士?」

阿笠「ん?何って・・・きまっとるじゃろ」

阿笠「―周りの人がワシのことを光彦君だと認識するスイッチじゃ!」


ほんとうにほんとうの終わり

終わりです。とっさの思いつきで書いてしまったので遅くなってしまいましたがありがとうございました。

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