エレン「俺のエレンがなくなった!」(16)

ネタバレを含みます。

完全なる思い付きで長くなるとは思えないのでさっさとかけたらいいと思います。

違和感はあった。

気づきたくないだけだったのかもしれない。

その事件は夜に起こった。

<男性脱衣場>

エレン「今日は大変だったなぁ」ヌギヌギ

エレン「仕方が無いとはいえ、仲間に殺気を向けられるのはあまり気分のいいものじゃあねぇな・・・」ヌギヌギ

エレン「でも壁の穴を塞ぐことができて本当によかった」ヌギヌギ

エレン「??・・・・!?」

エレン「ない!?どこ行った!?てかどこか行くもんなのか!?」

エレン「・・・どうしてこんなことに・・・」

エレン「なんで、なんで俺の股には何もないんだ!!」

エレン「そうだ!アルミンに相談しよう!」

エレン「おーい!アルミン!」

アルミン「どうしたんだい?血相を変えて」

アルミン「巨人化を一日に三回もしたんだ。今日ぐらいはゆっくりしないと倒れちゃうよ?」

エレン「相談があるんだ。ここじゃあ人が多すぎるから風呂場にいこう」ヒソヒソ

<脱衣場>

エレン「アルミン、落ち着いて聞いてくれ」

エレン「俺のエレンがなくなったんだ!」

アルミン「???何をいっているのかよくわからないよ?大丈夫?やっぱり疲れてるんじゃ・・・」

エレン「アルミン!これを見てくれ!」バッ!

いきなり友人が目の前で衣服を脱ぎ捨てた。
この恐怖は味わった者にしかわからないだろう。
アルミン(おじいちゃん、外の世界を見る前に新しい世界を見たような気がするよ・・・)

アルミン「なっ!何をしてるのさ!早く前を隠してよ!」

エレン「違うんだアルミン!よく見てくれ!」

アルミン「何が違うって言うのさ!まさか君もライナーとおなじだったのかい!?」

エレン「んなわけあるか!?違うんだアルミン!頼むからよく見てくれ!」

アルミン(なぜ僕は友人の股間を見なければいけないのだろうか・・・)・・・チラ

そこには何もなかった。
確かにエレンのエレンがなくなっていたのだ。

アルミン「・・・これは、いつ気づいたの?」

エレン「気づいたのは今さっき風呂に入ろうとしたときだ!」

エレン「なあアルミン、俺は一体どうすればいいんだ!?」

アルミン「まずは落ち着こうエレン。僕の中で仮説を立ててみたよ。」

僕の友人の股はあれによく似ていた。

そう、巨人の股に。

そこから導き出されるのは一つ。

アルミン「エレン、恐らくそれは巨人化の副作用なんじゃないかな」

アルミン「知っての通り巨人には生殖器がないよね」

アルミン「エレンの今の状態はそれにそっくりなんだ」

エレン「じゃあ俺はどうすればいいんだ!?」

アルミン「ごめん。僕にはどうすることもできそうにない」

アルミン「なぜエレンのエレンがなくなってしまったのかはわからない」

アルミン「もしかしたら巨人化によってエレンの体の構造が巨人に近づいたのかもしれない」

エレン「じゃ、じゃあ俺は一生このままかもしれないってことか!?」

アルミン「その可能性はなくはないね・・・」

エレン「ちくしょおおおおおおおお!!!!」

時を同じくして
<宿舎裏>

ライナー「エレンの叫び声だな」

ライナー「あいつもあの異変に気づいたのかもな」

べべべべべ「ああ・・・あれか・・・」

ライナー「懐かしいな。俺も最初は焦ったもんだぜ」

べべべべ「僕もびっくりしたよ。まさか僕のフーバーがなくなるとは思わなかったよ」

ライナー「そういえばあれってどうやって治るんだっけ?」

べべべ「僕は近くに落ちてたよ?ライナーは違うのかい?」

ライナー「そうだそうだ!俺も近くに落ちてるのを見つけたんだった!」

べべ「でも副作用なのかわからないけどなんだかサイズも大きくなってたし、ズルむけになってて驚いたよね」

ライナー「!?・・・そ、そうだな」

ライナー(なるほど副作用か・・・まさか真性になっちまったなんて言えるわけがねぇ・・・!)

べ「そういえばエレンは街中で変身したみたいだけど大丈夫なのかな?」

時を同じくして
<女子宿舎>

サシャ「ミカサ?何持ってるんですか?」

ミカサ「これは、エレンのエレン」

ミカサ「戦闘中街で見つけたもの」

サシャ「エレンのエレン?なんですかそれ?見た目はキノコみたいですけど食べれるんですか!?」

ミカサ「食べれないけど食べれる。でもこれは大切なものだからだめ」

ユミル「芋女とミカサ、何見てんだ?」

ユミル「て、お前・・・それ・・・」

ミカサ「エレンのエレン」

ユミル「」

ユミル「な、なんでそれがエレンのだってわかるんだよ?もしかしたら違うかもしれねーだろ?」

ミカサ「これは間違いなくエレンのもの。毎日見ているから間違いない」

ユミル「」

ユミル「お前ら、そういう仲だったのか!?」

ミカサ「違う。夜中にこっそり見に行ってるだけ」

ユミル(毎日夜中にこっそり抜け出してるからなにしてるのかと思ったら・・・)



次の日目が覚めたらエレンのエレンは元に戻っていた。

ミカサ「やはりあそこにあるのが一番いい」


終わり

反省はしています。

こんな時間まで何をやっているんだと思いました。

午後に少し授業があるだけなので問題はありませんがss二作目目にしてこんなものを作っている私の頭には問題があるかもしれませんね。

「」の横に人名があるものが書きたいという欲求を満たすために書きました。

今度はイチャラブか日常ものをまともに書きたいと思うのでよろしくお願いします。

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