エレン「美女と巨人 ミュージカル?」(120)

10巻までのネタバレあります。
適当に書いていきます。
ちなみに歌詞等はアニメではなく某劇団のを基にしています。

チャラチャラチャララ~
チャラチャラチャララ~
チャラララ チャラララ

昔 光り輝く遠い城に
仲間と共に一人の若い兵士が籠城していた
兵士は巨人を駆逐するという意識が強すぎたため
思いやりを知らない傲慢な心の持ち主となっていた

ある冬の夜
年とった(ように見える)哀れな巨人が城に来て
厳しい寒さをしのぐため一夜だけ泊めてほしいと乞い願った
一輪の薔薇を差し出して哀願する巨人の醜い姿を嫌った兵士は
すげなくその願いを拒絶し、更に刃を向けた

巨人を見かけで判断することがないようにと忠告する巨人を
「てめぇ、何言ってんだか、分からねぇよ!駆逐してやる!!」
兵士が再び刃を向けた時

その姿は一瞬にして

チャララララララン!

美しい魔法使い(クリスタ)に変わった

兵士の愛のない心に怒った魔法使い(クリスタ)は
必死に謝る兵士を決して許さず

チャララララン!
チャララララン!
チャララララン!
チャララララン!

その姿を醜い巨人に変え罰を与えた
城も兵士を甘やかして訓練してきた仲間たちも魔法使い(クリスタ)の呪いをうけた

醜い姿を恥じた兵士は城の中に閉じこもってしまった

魔法使い(クリスタ)の薔薇が最後の花びらを散らすまでに
愛し愛されることを知るならば呪いがとける
それが叶わぬのなら兵士は永久に巨人の姿のままだ

時が流れ兵士は諦めと絶望にとりつかれた
一体誰が愛してくれるだろう
こんな醜い巨人を・・・

ベルトルト「(なぁ、オレなんで城ん中入れてくれないの?)」

エレン「(お前が城ん中入ったら天井抜けちゃうだろうが)」

ベルトルト「(・・・)」
外で体育座り

サシャ「皆さん、巨人なのになんで私とコニーだけは道具なんでしょうね?モグモグ」

巨人一同「・・・・」

コニー「知らねぇよ。ってか、お前、寸胴鍋に変えられたからっていってなんでも入れるな、オイ」

サシャ「コニーこそ、タワシだったら、そこらへんキレイにしておいてください!モグモグ」

アニ「(ねぇ、ライナー。どうする?これ、正体バレたくさくね?)」

ライナー「(いや、大丈夫だ。偶然を装うんだ、偶然を)」

ベルトルト「(・・・)」体育座り


ライナー「(お前、どっかで見たことあるんだけど)」

ユミル「(偶然だよ、偶然!ハハハ!!)」



エレン「(・・・オレは巨人を駆逐してやるのに、自分が巨人になってどうすんだ・・・これじゃオレが駆逐されちまう)」

エレン「オエガアウイオカアア!?(オレが悪いのか!?)」

チャーン・・・
チャララーンチャララーンチャララ~
テロテロリン

チャーチャラチャッチャ チャーチャラチャッチャ
チャララララララチャラララララ チャーラ♪

ミカサ「ちいさ~く、貧しいまち~♪とても~退屈なの~みんな~仲悪くて~朝になると~♪」

市民a「このやろっ!」

市民b「やるのかっ!」

市民c「なぐるぞっ!」

市民d「ミカサだっ!」

ミカサ「今朝もパン屋のおーじさーん、普通にパンを焼く~♪」
ミカサ「貧~しくて、エレンもいない、いつも変わらずっ♪」

パン屋「おはよう、ミカサ!」

ミカサ ギロッ

パン屋「ど、どどどど、どこ行くの?」汗ダラー

ミカサ「本屋さん。エレンの居場所を突き止めるの。だから、この町中の地図を借りまくってて、また新しいのを借りるの」

パン屋「そそ、そうかい・・・マリー!バケットを早く!」

町娘a「ご覧あの子は変わってる。刃をはなさない~♪」

町娘b「おかしな子だわ~♪」

市民e「いつもうわの空♪」

一同「「ミカサって子は変わってる~♪」」

市民f「おおお、おはよう」汗ダラー

ミカサ「おはよう」

市民f「おおお、お元気かい?」汗ダラー

ミカサ「おはよう」

魚屋「こここ、こんにちわ」汗ダラー

ミカサ「エレンは?」

魚屋「こここ、ここにはいないよ」汗ダラー


ミカサ「エレンの居る場所には何かがある~!!♪」

本屋「ややややあ、ミカサ」汗ダラー

ミカサ「おはよう。本を返しにきたの」

本屋「もう調べたの?」

ミカサ「一息に、新しい本あります?」

本屋「ははは・・・もうみんな読んじゃってるよ」

ミカサ「じゃあいいわ。これ借ります」

本屋「二回も読んだじゃない?」

ミカサ「好きなの。エレンが住んだらきっと似合うお城。エレンだったら勝つ巨人との決闘。エレンに似た王子様」ギロッ

本屋「ヒィ!!好きならその本あげよう」

ミカサ「ほんと?」

本屋「いいよ・・・・」

ミカサ「嬉しい!ありがとう!!」

チャーチャラチャッチャ♪

市民達「ご覧この子は変わってる。不思議な娘だ~♪」

町娘達「いつも夢見て」

市民達「エレンに夢中だ」

一同「「不思議な子だ、本当に~♪」」


ミカサ「あ~~なんて~さびしい~エレンがいない~そうよ~♪王子様よ、チャーミ~ング♪素晴らしいあ~の方に~♪」

町娘「ほんとに綺麗な人だわ、刃が無ければ~♪」

市民「綺麗なけれど、変わり者だよ」

市民「ココ(頭)んとこがちょっと」

一同「「皆とは違う♪ミカサって子は不思議な子おおお~~~♪」」

パァン!!(銃声)

ダズ「やったー!!やった、やった、やった~~!!!」

ヒュ~~
ドン!(鳥が落ちてくる)

一同「「ウェ・・・」」

ダズ「うへへっへ!すんげぇ~ジャン!ウホッホホ~!あんたの腕前は世界一だぜ!!」

ジャン「知ってるぜ!!」

ダズ「ウ?ウホホホホホホ♪どんな獲物もいちころだ!女だってそうだ!!」

ジャン「そうだ、ダズ!オレはあの子に目をつけた!!」

ダズ「東洋人の娘?」

ジャン「あの娘にプロポーズするぞっ♪」

ダズ「だけど!」

ジャン「町一番のいい女!」

ダズ「でも・・・」

ジャン「だからオレにこそ、ふさわしい!そう思わんのか?」

ダズ「・・・そう思う・・・」

タンタラララン!タンラタララン!

ジャン「一目あの子を見~たと~き、オレは決めたんだ~♪オレ達二人、美男と美女さ~結婚するぞ、断固~♪」

ジャン取巻女達「いいわよ♪素敵だわっ♪ああ、ジャン!痺れるぅ!体が燃えてくる、すごいいい男なのっ♪」

市民「おはよう」

ミカサ「こんにちわ」

奥様「これがベーコン?」

ミカサ「おいしそう」モグモグ

市民「(ミカサが来た・・・)こっちにナイフを!」

ジャン「失礼、通るぜ!」

ミカサ「この」

町娘「さかな」

ミカサ「におう(エレンっぽい)」ハァハァ

魚屋「ととととんでもない!!!!」


ミカサ「エレンの居場所には夢が~~♪」

ジャン「見て~ろ、あの子はオレの~ものーー!!♪」

一同「「ご覧、この子は変わってる♪とても不思議な子~♪」」

町娘達「「どうかしている~」」

市民達「「いつも一人~」」

一同「「変わり者よ、この子っ!綺麗だけど、でもっ!変わってるこの子~~~そうミーーーカサ~~~~!!!♪」

ジャン!ジャララン!!

~アルミンの家~

ミカサ「アルミン、私、変わり者?」

アルミン「(え、なに今更?)ミミミミミカサが?変わり者?何故そんなことを?」

ミカサ「分からない。ただみんなが・・・」

アルミン「(そりゃ、朝から毎日立体起動装置つけて刀を両手に持って、エレンエレンってつぶやきながら町歩いてたら、変わり者って言われるよ・・・)ぼ、僕も言われてるよ!」

チャララララ チャララララ

アルミン「言わせておけっ♪あんな人達にミカサの価値はわからない~♪(とでも歌っておこう・・・)」

アルミン「ミカサはすごい!頭が良いぞ!皆にとっても優しい子~♪(皆、ビビッてるけど・・・)」

ミカサ「その言葉を信じたーいわ~♪」ギロッ

アルミン「ばばば、僕をご覧~信じてくれる?自分の才能を~♪(ヤバい、信じてない。胃痛い)」

アルミン「いつでも、そう!僕は、ミカサを見てきたよ~♪信じてくれ!!僕の大きな夢も~♪二人でいつかは~♪」

ミカサ「いつかはそう~二人で~探し出しましょう。エ~レンを~♪」

アルミン「・・・ははは」

アルミン「これが出来上がれば、調査兵団中がおどーろく~」

二人「「いつかは~♪」」

アルミン「エレンはミカサが大好き~♪(鉄板の台詞で歌っておこう・・・)」

ミカサ「すごい腹筋だ!!//」

アルミン「そそ、そうだね!!(そこ?)」

ミカサ「ミカサはエレンが大好き・・・//」ポッ

アルミン「すごい人だ!天才さ!(あぁ、めんどくさい。毎日。毎日。)」

二人「「そう、その通り~♪」」

チャチャチャチャチャチャチャ~ラン♪

ミカサ「ねぇ、この機械はなに?」

アルミン「ミカサのマフラーにエレンの匂いは残ってるでしょ?」

ミカサ「うん・・・」

アルミン「あの、本当に申し訳ないんだけど、毛糸一本で良いから・・・分けてくれ―」

ジャキン!!!
アルミンに刃を向けるミカサ。

アルミン「ひぃ!!ミカサ、やめてよ!!」

ミカサ「・・・このマフラーはエレンが残したたった一つの証。それを渡すなんて絶対に許せない」

アルミン「ちちち、違うんだ!!この機械はエレンの匂いに反応して動くんだよ!」

ミカサ「?」

アルミン「だから、そのマフラーについたエレンの匂いをこの機械にインプットして、探そうって訳さ!!わかってくれる?」

ミカサ「・・・仕方がない。エレンが見つかるのなら」

アルミン「絶対、大丈夫だから(これで見つからなかったら、僕、削がれるな、うん)」

ミカサ「はい、これで足りる」

ヒラリ

アルミン「う・・・うん。たぶん。。(ほんとに糸一本しかくれなかった、でもこれ以上くれなんて言えないし)」

アルミン「こ、これで頑張ってみるよ」

ミカサ「お願い、アルミン。どうしてもエレンに会いたいの」

アルミン「分かってるから、大丈夫。
良いかい、僕はいまからこの機械が反応する場所へと行ってくる。ただミカサはついてきちゃダメだ(もし行った先にエレンがいなかったらそこが僕の墓場になるからね)」

ミカサ「私も行く」

アルミン「ダメだ。もし、調査兵団からエレンたちの情報が入ってきたらミカサは増援につくんだ、良いね?」

ミカサ「・・・もしアルミンが巨人と接触したら・・・?」

アルミン「僕だって厳しい訓練を乗り越えてきたんだ!大丈夫だ」

ミカサ「分かった。アルミンを信じる」

アルミン「!早速、エレンの匂いに反応が!!行ってくるね!」

ミカサ「うん、気をつけて」

森の中を歩きまわるアルミン。
ズンズンズンズン・・・・・

アルミン「はぁ、はぁ。ここはどこだろう?」

ズシン・・・ズシン・・・ズシン・・・ズシン・・・

ダッタタターーー!!!!!!!!!!!!!!!

アルミン「人間の足音じゃなさそうだね・・・」

アルミン「巨人だぁ!!」

ダッタタターーー!!!!!!!!!!!!!!!

アルミン「助けてくれぇ!誰かぁ!!!」

――目の前には高い檻に囲まれた城
アルミン「開けて!!!お願いします!巨人がぁぁぁ」

――檻が開き、城の中に逃げ込むアルミン。

ズシン
巨人「アオオオオオオアアアア・・・・」

アルミン「よかった、さすがにあの高い檻を越えては来れないようだな、良かった」

―城の中
アルミン「あの・・・誰かいらっしゃいませんか・・・?」

~ミカサの家~

ジャン「いいか、ミカサ。この町の女はみんな、あんたを羨ましがってる。今日、君の夢がかなう!」

ミカサ「私の夢が分かるの?」ギロッ

ジャン「(ミカサの視線いただきましたーー!!)分かりますって!!」

チャンチャラララーン チャンチャラララーン チャンラララッラッラ ラッラ♪


ジャン「あんたの幸せっ、ここにある~♪このオレの腕に抱かれるぅ~♪望むなら結婚してやろう~!グッドニュース、すごいぞ~♪」


チャンチャラララーン チャンチャラララーン チャンラララッラッラ ラッラ♪


ジャン「最高の男の嫁になるぅ~♪女の幸せっ、この上な~いっ!嬉しさに痺れるぅ、とうぜ~ん♪分かる!任せなっ♪」

ジャン「沢山男の子っ♪」
ミカサ「想像も」
ジャン「この肉体をっ♪」
ミカサ「できないわ」
ジャン「どの子もそっくりだ、ジャンに~ぃ♪」
ミカサ「ぞっとする」
ジャン「誇りを持ってっ♪」
ミカサ「ばかばかしい」
ジャン「育てなさいっ♪」
ミカサ「とんでもない」
ジャン「これぞ女の生きがいーーぃ!!♪」


チャラチャ チャラチャ チャーーーン!!!!!

ジャン「想像して!丸太づくりの小屋で巨人が火に炙られている。小さな妻がオレの足をマッサージ♪
子供たちは床で犬とたわむれる。6、7居るんだぜ?」

ミカサ「犬が?」

ジャン「違う、子供だ!男の子ぉ!!」

ミカサ「冗談はいい加減にしろ」


チャララーン チャラチャチャッチャ!


ジャン「お前はいつでも、ぴったりと~♪寄り添い肩寄せ、すがりつくぅ~♪羨ましがられてぇ~♪
このオレ様が♪このオレ様が♪旦那様だぁ~~♪さぁ決めよう、今すぐにっ♪結婚式!!」

ジャン「さぁ、ベル答えはイエスかっ?oh yes!!だよなっ?」

ミカサ「私はエレンしか見えない」

ジャン「結婚だぁ~~~!!!!!♪」

ミカサ「早く出て行って」


チャンチャラララン!!

すみません。今日はここまでで。
意外に長くなりそう過ぎるので、明日また書きます。

音楽はようつべかにこに行けば、アニメ版は見れるはずです。

これは期待

続き書きます。
26のジャンの最後から2番目の台詞はベル→ミカサでお願いします。
曲聞きながら書いてるので、そのまま書いてしまいますた。すみません。

sage外したらいかがかな

ジャン「じゃあ、考えておいてくれよな!!」

ミカサ「いくら考えても無理。私にはエレンしか見えない」

ジャン「じゃあ、プロポーズは」

ミカサ「断る」

ジャン「考え直してくれよ!オレに惚れてる女はいくらでもいるんだぞ!!」

ミカサ「」イラッ

ジャン「エレンなんてもう半年も見つかってねぇじゃねぇか!!どっかで浮気してんだよ!」

ミカサ「」イライライライライライライライラ

ジャン「だからオレと大人しく――」

ジャキン
ジャンに刃を向けるミカサ。

ミカサ「死体がどうやってプロポーズするの?」

ジャン「」

ジャン「まぁ・・・ゆっくり考えてくれよなっ!オレはいつでもokだからよっ!!」
ジャン、逃げ去る

>>30
外しました。

ミカサ「(やっと帰った、あいつ)」

ミカサ「言ったかしら?考えられる?私にプロポーズなんて。私が粗野で頭が空っぽの男の妻になるなんて。私がマダムキルシュタインになるなんて」

馬「ヒヒーン・・・」


チャラン チャラン♪


ミカサ「マダムキルシュタイン、信じられない♪マダムキルシュタイン、あいつの?♪いや、ダメ♪私にーは、もっと大きなゆ~め~が~~♪」


タララーラ ララララ ラーラーラーー♪
タララーラ ララララ ラーラーラーー♪(壮大な音楽)


ミカサ「いつかどこかに行~きた~いっこの壁の外へ~♪(エレンと一緒に)
私の夢を~かなえてくれる~素敵な世界なの~~・・・」

――城の中

アルミン「あの・・・誰かいませんか・・・?」

???「・・・・おい」

アルミン「どっからか声が・・・」

???「・・・・おい」

アルミン「・・・・どこだ!?どこにいる!!?」

???「下だ下。」

アルミン「」

アルミン「ほうきがしゃべってる!!」

???「俺はほうきじゃねぇよ、なんか知らねぇがいつの間にかこの姿になってたんだよ」

アルミン「あのぅ・・・どなたですか?」

ほうき「俺はリヴァイだ」

アルミン「!!!し、失礼いたしました!!!!」

リヴァイ「チッ!!!なんでほうきなんかに。おい、コニー!!全然なってない。全部やり直せ」

コニー「」

アルミン「どういうことなんですか!?みんな人間じゃなくなってる!」

リヴァイ「気づいたらこうなってたんだよ」

リヴァイ「しかも城の中には巨人が居やがる。しかも、知性を持った巨人が5体もだ」

リヴァイ「だが、あいつらは襲ってきやしねぇ。しかもクソ食いしん坊はあいつらが元々エレン、ライナー、ベルトル、アニ、ユミルだと言ってやがる」

アルミン「・・・そんな!!喰われたということですか!?」

リヴァイ「さぁ、わからねぇ。俺がこの状態じゃあ調べようもねぇ。おい、コニー、そこちゃんと磨け!!」

コニー「」

ズシン・・・ズシン・・・ズシン・・・ズシン・・・ズシン・・・

リヴァイ「・・・チッ!来やがったようだな・・・だが、安心しろあいつらは俺に従順――」

アルミン「・・・・ひぃ!!」ガクブル
アルミン「(どうして僕の体は動かないんだ・・・)」ガクブル

エレン「・・・!オアエアウインア!?(お前、アルミンか!?)」
ライナー「アウイン!!(アルミン!!)」
アニ「アウイン!!(アルミン!!)」
ユミル「オオ、アウインアエエア!(おお、アルミンじゃねぇか!)」

ベルトルト「アウイン?(アルミン?)」外で体育座り

アルミン「(なんか言ってる!!でも、分からないよ!!!)」ガクブル
アルミン「(しっかりしろ、アルミン・アルレルト!僕だって訓練を卒業したんだ!!戦え・・・!戦え・・・!!戦え・・・!!!)」

アルミン「うおおおおおおおおおお!!!!!!」

ほうきでペシペシ


アルミン「(あ、間違えた・・・)」

リヴァイ「」

アルミン「(ヤバい、ほうきがマジ切れしてる)」

リヴァイ「おい、そこの黒髪の巨人」

エレン「アイ!!」

リヴァイ「こいつを地下室の牢屋に入れておけ」

エレン「アイ!!」

アルミン「ええ!!そんなぁ!!!!」

――ミカサの家

ミカサ「(アルミン遅いなぁ、エレン見つかったかしら)」

アルミンの馬「ヒヒーン!!」

ミカサ「!?どうしたの?アルミンは?エレンは?」

アルミンの馬「ヒヒーン・・・・」

ミカサ「そう、はぐれたのね・・・」

ミカサ「覚えているところまで連れていって頂戴!!」

―ミカサは馬に乗り、駆け出す。
―途中、巨人と遭遇するも何の問題もなく駆逐。
―アルミンと同じく城に着く。

ミカサ「こんなところにお城があるなんて・・・」

ギィ・・・

ミカサ「あの、誰かいませんか?」

ミカサ「あの~・・・」

アルミン「・・・ミカサ?」

ミカサ「アルミン!!どこなの?」

アルミン「地下だよ!地下!!」

ミカサ「待って、すぐ行く!!」

ミカサ「アルミン!どうしてこんなところに閉じ込められてるの?」

アルミン「ミカサ、早く逃げるんだ!!」

ミカサ「アルミンを助けてから逃げる」

アルミン「ダメだ!この城には知性を持った巨人が5体もいる!!しかも、兵士たちはみんな道具に変えられてしまって戦力にならないんだ!」

ミカサ「どうしたの?頭でも打ったの?人間が道具になる訳ないじゃない」

アルミン「本当なんだ、信じてく――」

―背後に忍びよる影

アルミン「ひぃ!!!」

アニ「オオ、イアア。オウ、オウオオアアアッアエ(おお、ミカサ。よく、ここが分かったね」

ミカサ「巨人・・・!駆逐してやる!!エレンをどこにやった!」

アニ「エエン?アア、ウエエアウンエウオ(エレン?ああ、上で休んでるよ)」

ミカサ「まず、アルミンを解放しろ!」

アニ「オエア、エイアイ。アイオウイアア、アアイアエイオウイウイウアエウ。(それは、出来ない。解放したら、私が兵長に駆逐される)」首を横に振る

アルミン「ダメみたいだ・・・。ミカサはその状況を本部に伝えるんだ、良いね?」

ミカサ「・・・」

アルミン「ミカサ・・・?」

ミカサ「私がアルミンの身代わりになる。それでどう?」

アニ「イエエエエオ、インアエエオ?(似てないけど、良いんじゃねぇの?)」首を縦に振る

ミカサ「いい、アルミン。この巨人たちを倒すためには、あなたの頭が必要なの。
だからあなたが本部に戻って、この状況を知らせる。そして、作戦を練るの。良い、アルミン?」

アルミン「そんな!僕なんか・・・」

ミカサ「大丈夫・・・自信を持って・・・アルミンは正解を導く力がある」

アルミン「・・・分かった、必ず助けに来るよ!」


ギィ・・・ガシャン

ミカサ「(必ず、エレンを探し出して・・・アルミン)」

ミカサ「いい人生だった・・・」

チャンチャンチャンチャララーン チャラチャーラー・・・
チャンチャンチャン チャラチャーラ・・・


ミカサ「決めたのよ~アルミンのために、私が残るの、この牢屋に~♪そうよ~恐ろしい巨人と一緒に~♪仕方な~いーわ~♪」

ミカサ「冷たく~、幸せにも捨てられ~♪夢と望み、今はな~く~♪
幼い日々の我が家のあーの喜び~♪遠ーくにー去~り♪今、私の心、ここに居ない~♪」

ミカサ「たとえ~力で閉じ込められても~♪心は決して従いはしな~い♪」


チャラララチャラララチャラララ~


ミカサ「時は~流れ、そして消えるわ~♪束の間さえとどまらず~♪たとーえ、高い壁にー囲まーれていても~♪
やがーてはきっと、崩れてゆく~♪いつか戻る、エレンの元・・・エレンと二人の我ーがー家~♪」

チャン♪

―巨人たちの部屋

エレン「はぁ、愛し愛されることを知るっていったってどうすりゃ良いんだよ・・・」

ライナー「そりゃ、お前が誰かと付き合うってことだよ!早く恋しろ、早く人間に戻りたい」

エレン「こんな姿でか?誰が恋すんだよ!こんな醜いオレと・・・」

ユミル「ライナーとエレンで良いじゃん」

エレン「なっ!!ライナーは男だぞ!!」

ライナー「そうだよ、なんでオレがエレンと・・・///」

ユミル「あ、この姿じゃヤリたくても生殖器ないから無理か・・・」

ライナー「そういう問題じゃないだろ///」

エレン「よし、アルミンに相談してくる、地下に居るんだよな?」

アニ「あ、ごめん。さっき、ミカサが来て、アルミンと交換しろって言われたから、今、地下に居るのはミカサだ」

エレン・ライナー・ユミル「「!!!」」

エレン「おい、なんでだよ!!!せっかく相談できると思ったのに・・・」
ライナー・ユミル「(これはチャンスかもしれない・・・)」


ベルトルト「・・・(早く人間に戻りたい、皮膚ないから寒い、外)」シュワー

―酒場

チャッチャーチャラララララ♪チャッチャーチャラララララ♪チャッチャーチャラララララ♪

ジャン「自分を何様だと思ってやがる!!喧嘩の相手を間違えてる!!」

ダズ「全然!」

ジャン「誰もおらん!ジャンを断るやつなんて!逆らいやがって!断った!!!皆の前で恥をかかされた~」涙ドバー

ダズ「ビールどう?」

ジャン「いらねぇ!どうしたら良いんだ!オレは名誉を汚されたのだぁぁぁ」

ダズ「あんたが!?まさか!ジャン、しっかりして!!」


ダズ「あんた~は最高だぜ、ジャン♪しっかりしなくちゃっ♪」

ダズ「憧れの的だ、ジャン♪あんた以上の~♪」

ダズ「男は町に居ないよ♪ほんとのほんとだっ♪」

ダズ「素敵で怖くて優しい~♪皆にあんたに好かれたーい~♪」


チャ-ン♪

ダズ「おーしゃーれなジャン♪素早いジャン♪男の中の男ジャン♪痺れる人、すごいよ~♪うーん♪パーフェクトな男だぁ♪
僕らのアイドルさんだ~♪世界中が跪く人~♪」

一同「「すーごーいよジャン♪おかしなジャン♪」」

ダズ「美男の中の美男ジャン♪」

ジャン「偉大さも兼ね備えてるぜっ♪」

一同「「この世の華、ジャ~ン♪」」

男達「「ばんざーい♪」」

女達「「ばんざーい♪」」

ダズ「ガストンは最高の男だっ♪」

おーっと突然ガストンが出て参りましたぁっ!!


すみませんすみませんジャンの首にかけて見逃してください

男達「「つーよーいぞジャン♪燃え上がるジャン♪」」

ダズ「男の中の男ジャン♪」

女達「「たくましい身体だわぁ~♪」」

ジャン「この腕で抱いてやろうか~♪」

ダズ「完璧な体だよ~♪」
ジャン「that's right!!美しい体見たいか~♪」

男達「「強いぞジャン♪輝くジャン♪」」

ダズ「飛んでも跳ねてもやっぱジャン♪」

ジャン「そう、唾を吐いても一番とーぶ、ペッ!」

男達「「10点だジャン!!」」

ジャン「語り聞かせてやろう我が少年時代を~♪毎日、卵4ダース♪今は5ダースだぁぁ~♪」


ジャラジャラジャジャーーーン!!!!

>>50
ガストン→ジャンでお願いします。
すみませんですた。

ジャン「フゥ~オゥ~タォウ!!」

一同「「ワァ!!」」

ジャン「トゥ!」

一同「「オーー!!」」

ジャン「「ウィ、ウィ、ウィエオ!!」」

一同「「ワァオ!!痺れるよジャーーン!!!♪」


(※暫しの間ジャンとダズ、酒場の皆さまによるダンスをお楽しみください)


一同「「すーごーいよジャン!♪かっこいいージャン♪」」

ダズ「履いてるブーツにまで憧れジャン♪」

ジャン「飾りはこいーつだーぜ~♪」


一同「「倒れちゃ~~うーー♪ジャーーーーンーーーー!!!♪」」
ジャン「はっはっはっはっは!!!」

一同・ジャン「「オレィ!!」」

タンタラッタン♪

アルミン「みんな、みんなーー!!!エルヴィン団長はどこ!?」
アルミン「大変なんだ、城に待機していた皆が道具に変えられて、巨人が知性を持った巨人が何人もいて!!どうしたら良いんだ!!」

男「どうしたんだ、アルミン?頭でも打ったのか?団長は王都に行ってるぞ?」

アルミン「違うんだ、信じてくれ!!皆が道具に変えられてしまっているんだ!!!ミカサが・・・ミカサが・・・」

男「こりゃ、面白いなぁ、アルミン!相当酔っぱらってるようだ」

アルミン「・・・くそっ、どうすれば・・・信じてくれるんだ・・・」



ジャン「・・・」

―巨人たちの部屋

ユミル「ああ、もういくら考えてもらちがあかねぇ!」

アニ「そうだな・・・」

ライナー「お前に全てかかってるんだ。オレ達はエレンに見返りを求めている。だから・・・エレン、お前・・・本当に・・・頼むぞ?」

エレン「あ・・・あぁ・・・」

ユミル「さぁて、寝るとするかな」
ライナー「オレも」
アニ「私も」
ベルトルト「僕も」シュワー

エレン「ああ、おやすみ・・・オレは少し、外の空気を吸ってくる」

マルコはいないの?(´・ω・`)

チャーララーラーチャラーラーラー チャーララーラーチャラーラーラー♪


エレン「どこまで続く、罪の償い♪たった一度のまーちがい♪
魔女(クリスタ)は去ってー再び来ずっ♪どうしたら良い~オーレは誰か~おしえーてー欲しいのだ~♪
オレはどう生き~る・・・」


チャラララーチャラララーーー・・・・

ミカサ「(・・・寒い)」

ミカサ「(・・・エレンがいないところは寒くて生きていけない)」

???「ミカサかい?」

ミカサ「・・・!誰!?」ガチャ!

???「僕だよ、僕」

ミカサ「・・・ポットがしゃべってる・・・」

ポット「僕だよ、マルコだよ!」

ミカサ「そんな!!信じられない!!」

マルコ「僕も信じられないんだけど・・・この城に待機していた兵士たちは皆道具に変えられてしまったんだ」

ミカサ「アルミンの話は本当なのね・・・」

リヴァイ「おい、ポット野郎。なぜ、アルミンがいない?」

マルコ「ひぃ!!兵長!わ、私には分かりかねます!!」

リヴァイ「・・・まぁ良い。部屋を掃除した。次はここを掃除する。ミカサは邪魔だ。上の部屋へ行け」

ミカサ「(このちっさいほうきが兵長?お似合いだな)」ププッ

リヴァイ「・・・おい、何を笑ってやがる」

ミカサ「いえ、なんでもありません。ほうき兵長」

リヴァイ「」

マルコ「ミミミミミカサ・・・!部屋に案内するよ!!そこでゆっくり休んで?」

リヴァイ「おい、コニーさっさと磨け!!」

コニー「」カラダガゲンカイデス・・・

―城のある一室

マルコ「まぁ、ここでゆっくり休んで。色々ありすぎて疲れちゃったでしょう?」

ミカサ「・・・ええ、皆はどうしてこんな姿になっているの?」

マルコ「それが分からないんだ。あの巨人たちは知ってるみたいなんだけど。今の僕たちはこんなだから無用に近づけないんだ」

ミカサ「何となく状況は分かった。その上で・・・私情を挟んで申し訳ないけど、エレンを見かけなかった・・・?」

マルコ「・・・ああ、いたよ・・」

ミカサ「ホント!!!どこなの!?マルコ!!!」

マルコ「ミカサ、やめて!!僕、ポットだから、今!!そんなに強く掴んだら割れちゃうって!!」

ミカサ「ごめんなさい」

マルコ「人間だった時は見かけたんだけど・・・そこからは見てないんだ・・・」

ミカサ「・・・そう・・・」

マルコ「・・・でも!もしかしたら、お皿とかに変えられて食器棚にしまわれてるのかも!僕も食器棚に行ったら探しておくから、ね?」

ミカサ「・・・ありがとう」

マルコ「おやすみ、ミカサ」

ミカサ「おやすみなさい、マルコ」

ミカサ「(・・・今は私だけ・・・)」

ミカサ「(脱出して調査兵団にこの状況を知らせられるかもしれない)」

カンカン

ミカサ「(よし、ガスも残ってる・・・!)」

パシュッ
シュイーーーーン

ミカサ「(もう少しで柵の外に・・・!)」

パシュッ
シュイーーーーン

エレン「(・・・!ミカサが立体起動装置で移動している・・・?地下に居たはずじゃ・・・
待てっ!そっちは巨人が沢山いるぞ!!くそっ!!)」

―森の中へと進むミカサ

ズシン・・・ズシン・・・ズシン・・・・

ミカサ「(巨人・・・!)」

ミカサ「(左に8体、右に12体・・・クソッ!数が多すぎる!!)

ビンッ
グイッ

ミカサ「(ワイヤーを掴まれた!!)」

ドン!!!!!

ミカサ「(ワイヤーを掴まれて、木に激突して・・・体が動かない・・・)」

巨人「」ニタニタ ワラワラ

ミカサ「(私の人生もここまでか・・・最後にエレンに会いたかった・・・)」



アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!

ミカサ「!?」

マルコ・ポットキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

ドオオオ!!!!
バコーーーン!!!!

ミカサ「(一体・・・何が・・・)」

ドォッ!ドォッ!ドォッ!

ミカサ「(巨人が巨人を殺してる!?)」

ミカサ「(ああ・・・でも、もう意識が持たな・・・い・・・)」

ミカサ「(ただひたすら困惑した)」

ミカサ「(巨人が巨人を襲うなんて聞いたことがない・・・)

ミカサ「(そして・・・微かに高揚した・・・)」

ミカサ「(その光景は人類の怒りが体現されたように見えたから・・・)」


ハッ!!

マルコ「あ、ミカサ、目が覚めた?良かった~無茶だよ、あんな巨人達に一人で立ち向かおうなんて!さ、僕のお茶飲んで」コポコポッ

ミカサ「・・・巨人が巨人を殺していた・・・」

マルコ「はい、お茶」

ミカサ「・・・あれは夢?」

マルコ「違うよ、この巨人がミカサを助けてくれたんだ」

ガチャッ

エレン「イウエイイアウ・・・(失礼します・・・)」

ミカサ「・・・!それ以上私に近づくな!私の特技は肉を削ぐことだ!」ガチャリ!

エレン「(だからヤダって言ったのに、あいつらが見舞いに行けってうるさいから来たらやっぱりこうじゃん!!)」

マルコ「ミミミカサ、落ち着いて!この巨人は君を助けた巨人だ。ほら、よく見てごらん」

ミカサ「・・・本当に?」

ミカサ「その怪我は私を守ってくれたからついた傷?」

エレン「(首を縦に振る)」

ミカサ「そうなの・・・勘違いしてごめんなさい」

マルコ「それに意識を失ったミカサをここまで運んできてくれたんだ」

ミカサ「・・・!ありがとう、優しいのね」ニコッ

エレン「(・・・!いきなり笑うからびっくりした・・・このドキドキはなんだ・・・)」

チャッチャチャララ チャッチャチャラララ チャッチャララ~♪


ミカサ「何かが変わったの~♪あんな巨人なんて知らなかったの~♪おかしい~不思議ね~♪心に優しさがあるんだわ~♪」

マルコ「さぁ、二人ともここに座って!僕のお茶を飲んで!かんぱ~い!」



チャッチャチャララ チャッチャチャラララ チャッチャララ~♪


エレン「アイアアアアッアア~♪アンアイオオアイアアアッアオ~♪アオイイ♪ウイイア~♪イオイイアアイアアアウアンエ~♪
(何かが変わったか~♪あんな人とは知らなかったぞ~♪おかしい~♪不思議だ~♪瞳に優しさがあるなんて~♪)」

エレン「アオ、イアア?イエアイオノアアウンアエオ・・・(あの、ミカサ?見せたいものがあるんだけど・・・)」

マルコ「手招きしてるよ、ミカサ!ほら、ついていってご覧?」

ミカサ「・・・うん」

エレン「アウ、エオオイエウエ!(まず、目を閉じてくれ!)」

ミカサ「目を閉じろって?」

エレン「(コクリ)」

―ミカサの手をとり、部屋に案内するエレン。

ミカサ「開けても良い?」

エレン「アア、オウオ!!(さぁどうぞ!!)」


ジャラジャラジャラジャラジャーーーーーン!!!!!!

ミカサ「!!!!ああ、信じられない!!今までこんなに沢山のトレーニングマシーンを見たことないわ!!」

エレン「イイイッア?(気に入った?)」

ミカサ「気に入ったかって。勿論よ!素晴らしいわ!!」

エレン「オエ、イイオオオア!(これ、君のものだ!)」


チャララララララーン♪

ミカサ「ああ~なんて素敵~♪夢の中にいる~♪そうよ~~♪彼も~筋トレ好きな~ら~私たち気が合うかもしれな~い♪」

ミカサ「ああ、これ最新の腹筋マシンよ!!やったことある?」

エレン「(フルフル)」

ミカサ「これを体験してないなんて勿体ない。私一度やってみたい。待って、先にやってちょうだい」

エレン「イ、イ、イイオ!(い、い、いいよ!)」

ミカサ「遠慮しないで。先にやって」

エレン「イア、イアアアア!(いや、ミカサから!)」

ミカサ「いいえ、あなたから」

エレン「・・・エイアインア(出来ないんだ)」

ミカサ「トレーニングの方法を習わなかったの?・・・なら一緒にやりましょう?」

エレン「・・・///」

チャラララ チャラララ チャララララン♪

(巨人たちがトレーニングルームを覗き見)
ライナー「アイアウオッ♪(始まるぞっ♪)」
ユミル「オウアアッ♪(そうだなっ♪)」
ライナー「オオアアイッ♪(物語っ♪)」
ユミル「オンアイッ♪(こんなにっ♪)」
ライナー「アアウウアイアイアエアウッ♪(早く二人が惹かれあうっ♪)」
ユミル「アアッアオッ♪(変わったぞっ♪)」

ライナー・ユミル「オオイオッ♪アイアオッ♪アイアアウアエエウアイアッ♪
(その日をっ♪待ちましょっ♪何かが生まれ出る明日っ♪)」

マルコ「アイアアウアエエウアイア♪(何かが生まれ出る明日♪)

ベルトルト「エ?(え、何が起こってんの?)」外で待機中

アニ「アイアアウアエエウアイア・・・ア(何かが生まれ出る明日・・・か)」

ベルトルト「(なんなの?アニ?)」

アニ「(小さくなったら教えてやるよ!!)」ドゴオ!! ベルトルトの頭向かって頭突き

ベルトルト「」


ライナー「さぁ、二人だけにしてやろうぜ」
ユミル「そうだな」
アニー「・・・」
ベルトルト「」

ミカサ「9971、9972、9973・・・」

エレン「オオオオオオオ・・・・(辛い・・・辛すぎる・・・)」

ミカサ「もう少しよ、頑張って?」

エレン「オオオオオオオ・・・・(でも、筋トレがこんなに面白いなんて・・・)」

ミカサ「どう?効いてきた?9980、9981、9982・・・」

エレン「オオオオオオオ・・・・(オレをどこかへ連れ去ってくれる。しばし忘れさせてくれる。オレが誰か・・・いや、何かということを・・・)

ミカサ「9990、9991、9992・・・私たち二人似てる」

エレン「・・・?」

ミカサ「私の住む町じゃ、皆私のこと変わり者っていうの・・・」

エレ「・・・オオオオオオオ・・・・(・・・それは否めないな)」

ミカサ「だから、巨人だけど普通の巨人とは違うっていう気持ちが分かるの。それがどれほど孤独か・・・」

エレン「・・・・」

ミカサ「9996、9997、9998、9999、10000・・・終わった」

エレン「イアア・・・(ミカサ・・・)」

―巨人の部屋

ライナー「あの様子を見ていたら、エレンとミカサをくっつけるしかないな!」

ユミル「そうだな・・・それしか、戻る方法はねぇな」

ベルトルト「(窓から)どうにかしてエレンだということを気づかせれば良いんだけど・・・」

アニ「・・・もうこのままでも良いよ」

ライナー「アニ!!何言ってんだよ!!」

ユミル「一生、巨人のままでも良いっていうのか?」

ライナー「それに、アルミンが知ってしまった以上、調査兵団がオレ達を駆逐しに来るのは目に見えている。
しかも魔法の薔薇の花びらはあと2枚しか残ってねぇんだ!時間がない!!」

ユミル「よし、今夜、晩さん会を開くぞ。そこで良い感じのムードを作って、エレンとミカサを恋に落とす、いいな?おい、サシャ!!」

サシャ「なんですか?」モグモグ

ユミル「今夜晩餐会を開くぞ!そこでエレンとミカサを恋に落として呪いをとくんだ!分かったか?上手い料理をしこたま作れ!」

サシャ「イエッサー!!!」モグモグ

リヴァイ「晩餐会?」

マルコ「それを開いてどうするだ、サシャ?」

サシャ「巨人と人間が恋に落ちれば、私たちの呪いはとけるみたいなんです!」

一同「「!!」」

マルコ「本当か!?」

コニー「なんだよ!そんなの無茶だって!誰があんな黒髪の巨人と恋に落ちるんだよ・・・」

兵士達「「そうだ、無理だよ・・・俺たちは一生・・・」」


リヴァイ「サシャ、お前は間違ってない。やりたきゃやれ。俺にはわからない。ずっとそうだ・・・
自分の力を信じても・・・信頼に足る仲間の選択を信じても・・・
・・・結果は誰にもわからなかった・・・」

一同「「・・・」」

サシャ「それは・・・人は何故 晩餐会を開くのかという話でしょうか?」

一同「「・・・」」汗ダラー

リヴァイ「違う。だが・・・まぁせいぜい・・・悔いがない方を自分で選べ」

サシャ「はい!じゃあ晩餐会は今日の19時からということでお願いします!」

リヴァイ「」

ipod充電切れにより、しばらく離れます。
すみません。

戻ります。
無駄に長くなってしもーた。
見てる人いるのか。
とりあえず、続きかきます。

ミカサ「・・・晩餐会?私とあの巨人とで?」

マルコ「そう!ミカサもたまにはおしゃれしてさ、ありがたいことに良い材料もたくさんあるんだ」

ミカサ「・・・でも、私、おしゃれなんて・・・それにエレンを探さなきゃ・・・」

???「はーい!任せてください!!」

ミカサ「タンスがしゃべったっ・・・!」

タンス「ミカサ・・・だったよね?何が良い?何着たい?」

ミカサ「あなたは・・・?」

タンス「え、私?ハンジだよ~」

ミカサ「・・・分隊長・・・!」

ハンジ「さぁさ、どれが良い?超大型巨人タイツ、鎧の巨人タイツ、女型の巨人タイツ、黒髪の巨人タイツ、普通の巨人タイツいっぱいあるよ~」

ミカサ「エレンのタイツはないですか?」

ハンジ「うん、人間は専門外だからねぇ~」

ミカサ「そうですか・・・じゃあ、超大型巨人タイツで」

ハンジ「あ、この黄色いドレスどうかな?ミカサは背高いし、似合うと思うよ!超大型巨人タイツとも」

ミカサ「じゃあ・・・せっかくなので・・・」

~着替え中~

ミカサ「・・・これが・・・私・・・?」

ハンジ「・・・ほう、やっぱり綺麗になるものねぇ、元が良いからかしら・・・」

ミカサ「(・・・エレンに見せたい)」

ハンジ「ほれ、晩餐会が始まるから!」

ミカサ「・・・はい」

―晩餐会会場

タキシードを着たエレン巨人。道具にされた兵士たち、巨人たち全員がその姿を向かえる。

ミカサ「お前は・・・鎧の巨人!!それに巨人がこんなにも!!」ギャキン!!!!刃を向ける

ライナー「(・・・ひぃ!!!)」
ユミル「(・・・ひぃ!!!)」
アニ「ビキビキビキビキ(硬化)」
ベルトルト「(え、何が起こってるの?)」

エレンがミカサの手を制し、静かに首を振る。

ミカサ「・・・」

ミカサは刃をしまう。
――長テーブルの端と端に座る、エレン巨人とミカサ。
サシャが作った料理が出される。

タラララー タラララー タラララララララララララーー
タラララー タラララー タララララララララララーーー・・・・


ライナー「(おい、二人とも無言だぞ!)」コソコソ
ユミル「(なんか、こう、良いムードとかをつくれよ誰か!)」コソコソ
アニ「(歌・・・)」コソコソ
ライナー「(歌・・・か!!が、俺らは歌えねぇ~!!)」コソコソ
ユミル「(よし、サシャ行け!!)」コソコソ

サシャ「・・・え?」コソコソ

ユミル「(とりあえず何でも良いから歌え!!)」コソコソ

サシャ「(歌ったらなんかくれます?)」コソコソ

ユミル「(さっき台所にあった鰊のオイル漬け好きなだけ食え!)」コソコソ

サシャ「(わーい、じゃあ早速歌わせていただきます!!)」コソコソ

チャラチャラチャーチャー チャラチャラチャーチャー
チャラチャラチャーチャー チャラチャラチャーチャー♪

サシャ「いつの世も~変わらぬは~♪恋心~♪心奪う~突然に~♪」

ライナー「(おい、ユミル、俺にはあのオイル漬けに書いてあった文字が読めなかった)」

サシャ「まなざしに~♪想いよせつ~♪」

ライナー「(「にしんって書いてあったのか・・・?お前・・・よくその文字が読めたな・・・ユミル)」
ユミル「・・・・・・」

サシャ「気遣いつ~♪落ちてゆく~♪恋の淵へ~♪」

チャラチャラチャーチャー チャラチャラチャーチャー
チャラチャラチャーチャー チャラチャラチャーチャー♪

ミカサ「・・・踊りましょう?」

エレン「イア、オエア!(いや、オレは!)」

ベルトルト「(窓から)オオイアア~イ!(踊りなさ~い!)」


サシャ「人の世は~♪変わらずに~♪繰り返す♪日は昇りまた沈む♪
恋もまた~♪愚かさと~♪寂しさと嬉しさの甘き香り~♪
日は昇りまた沈む~♪いつの世も~♪変わらぬは~恋心~♪」

サシャ「落ちてゆく~恋の淵へ~・・・二つの心~♪」


チャラーーーチャンッ♪

―自然に体が寄り添うエレン巨人とミカサ。

ミカサ「(なんだろう・・・とても懐かしい感じがする)」

エレン「(ミカサのこんな格好みたことない・・・馬子にも衣装だな・・・)」

ミカサ「(ダメよ、ミカサ・アッカーマン。この心はエレンだけのもの。うん?エレンのかほりがする・・・!)」

エレン「(ああ、こうなるんだったら言っておけば良かった・・・)」

ミカサ「(そうだ、この巨人からエレンの匂いが・・・!!)まさか・・・あなた!!」

エレン「・・・!イアア!イウイエウエアオア!?(ミカサ!気づいてくれたのか!?)」

ミカサ「お前、エレンを喰ったのか・・・!?」

エレン「」

ミカサ「答えろ!!でなければ今すぐここで私の特技を発揮してやる!」

エレン「イアウウア!イアア!オエアエエンアンアオ!(違うんだ!ミカサ!オレがエレンなんだよ!)」

ミカサ「返せ!絶対生きてる。絶対に・・・エレンは・・・生きてる」

エレン「イアア・・・(ミカサ・・・)」

ミカサ「どこにいたってこの男殺して・・・体中かっさばいて、その汚い所から出してあげるから」

アニ「」ゾクッ
ユミル「」ゾクッ
ベルトルト「」ゾクッ
ライナー「///」ゾクゾクッ

エレン「・・・」

ミカサ「ごめんね、エレン・・・もう少しだけ待ってて・・・」

パシュ!!
ジャキン!!!

エレン巨人に向かって刃を振り下ろすミカサ。
避けようと思えば避けられた攻撃。
だが、エレン巨人は避けなかった。
エレン巨人の腕がボトリと落ちる。

ミカサ「なぜ私の攻撃を避けなかった!?」

エレン「・・・」

ミカサ「なぜだ!!」

エレン「・・・」

ミカサ「なぜ・・・だ・・・」

エレン「・・・」

何かを訴えかけるように目を見つめつづけるエレン巨人。

ミカサ「・・・私の誤解だったのか・・・申し訳ないことをした。私はここを去ろう」

エレン「・・・!」

ミカサ「こんなことをしてしまった以上、ここには入れない。それにエレンを探さなくては」

エレン「コクリ」

一同「「!!」」

ライナー「(おい、帰らせてどうすんだよ!!)」
ユミル「(お前とミカサがくっつかないと呪いがとけねぇんだぞ!!)」

エレン「(ミカサはオレの正体に気づいていない、これ以上一緒に居ても傷つけるだけだ・・・)」



ミカサ「(マルコ、サシャ、コニー、ハンジ分隊長、ほうき兵長・・・必ず元に戻す方法を調べてくるから!)」

マルコ「待って、ミカサ!!」

ミカサ「じゃあ」

パシュ!!
シュイーーン!!


ドレスのままミカサは行ってしまった。

ベルトルト「(あれ、ミカサ。どこ行くの?え、行っちゃうの!?ってか、ドレスの中身丸見えなんですけど///あれ、そのタイツ・・・僕の足・・・)」
ハンジ「ねぇ・・・この切れた腕貰って良い?」


エレン「・・・」

ターラー タララーラー タララーラー タラララララ・・・

エレン「オーアアオオ~イ、オオウイアイ~♪オオイオオウ~、アイオオオ~ア♪
(もーはや望~み、遠くに去り~♪呪いをとく~、愛のこと~ば~♪)」

エレン「イーウオオアア~イ、アーアウイア~♪オイーオアアエ~、アアアウオイア~♪
(聞ーくことはな~い、たーだ過ぎた~♪時ーの流れ~、ただ待つのみか~♪)」

エレン「イアイーウア~ア~、オオオオイオ~♪エイアウイイーオ~・・・
(死がいーつか~は~、この呪いを~~♪消し去る日々ーを~・・・♪)」

町に戻ってきたミカサ。
急いで調査兵団の本部へと向かう。


ミカサ「アルミンはどこ・・・!?」

兵士「アルミンなら精神病院に入れられましたけど・・・ってか、そのタイツどうした?」

ミカサ「精神病院!?なぜ!?」

兵士「古い城で兵士が道具に変えられたーとか、知性を持った巨人が5体もいるーとか、そんなこと言ってたけど。・・・ってか、そのタイツどうし」

ミカサ「アルミン、待ってて!すぐ行くから!」


―精神病院

アルミン「ぅぅ・・・僕の言ってることは本当なんだよ・・・どうして誰も信じてくれないんだ・・・」

ミカサ「アルミン・・・!」

アルミン「ミカサ・・・!どうしてここに!?面会には特別な許可が必要なはずなのに・・・ってか、そのタイツどうしたの?」

ミカサ「アルミンの言ってることは間違いじゃなかった。私も見てきた。兵士が道具に変えられ、知性のある巨人が5体いた」

ジャン「それは、本当か?ミカサ。お前まで頭がおかしくなっちまったんじゃねぇだろうなぁ?」

アルミン「ジャンが!僕の頭が狂ってるって言って、精神病院に入れたんだ」

ジャン「おい、アルミン。悪く言うなよ・・・どう考えたっておかしいだろう」

ミカサ「ジャン、私も見てきた。アルミンの言ってることは本当。直ちにここからアルミンを出して」ギロッ

ジャン「(ミカサの目線いただきましたーー!!)ん~そうだな、オレがお前と結婚してくれるなら考えてやっても―」

ミカサ「良いから早く出せ」ジャキン

ジャン「おいおい、やめろよ、全く。それにアルミンを出してどうする気だ」

ミカサ「アルミンと一緒に道具にされた人間を戻す方法を考える」

ジャン「城には知性を持った巨人が5体もいるんだろ?そんな状況でどうやって戻すんだよ」

ミカサ「心が優しく、自分を犠牲しても戦う巨人だっていた。彼ならきっと分かってくれる」

ジャン「イラッ まさかお前、その巨人に惚れたとかいうんじゃないだろうな?」

ミカサ「・・・!惚れてなんかない・・・///私にはエレンだけ・・・」

ジャン「」イライラッ

ジャン「おい、みんな聞いてくれ!!」

アルミン・ミカサ「・・・!?」

ジャン「城に待機していた兵士たちと連絡が途絶えたのは知っているだろう?」

ミカサ「ジャン、何をする気・・・!?」

ジャン「今しがた居場所が分かった!そこには巨人もいる!しかも知性がある奴らが5体もだ!」

兵士たち「「(ザワザワ・・・)」」

ジャン「知性のある巨人らは兵士達を人質にとっている!」

兵士たち「「なんてことだ・・・あの兵長もいるんだぞ・・・早く倒さないとまずいんじゃないか・・・」」

ジャン「人質解放の条件は壁を壊すことだそうだ!」

兵士たち「「そんな要求のめる訳がない!!」」

ジャン「ならば、巨人を倒すしかない!!奴はいずれこの町も襲うだろう!」

兵士たち「「おーーーー!!!!!!」」

ジャーーン ダンダンダンダンダンダンダンダン・・・・

ジャン「奴は子供たちを喰うぞ!夜になっても動けるんだ!!」

ミカサ「彼は絶対にそんなことはしない!」

ジャン「アルミンの気ちがいはもういい!!巨人を殺そう!!」

兵士たち「「オオオオオオ!!!」」


ジャンジャンジャンジャン・・・・

男兵士「奴は俺たちを♪」
男兵士「襲ってくるぞ♪」
女兵士「子供たちを守るのよ、奴の牙からー♪」
男兵士「町がやられるぞー、放っておけばー♪」

ジャン「いよいーよ、戦いが始まる~♪オレにーつーいーてーこーい!!♪」

ジャラジャラジャラジャラジャン!!!!

ジャン「木々をかき分け森の闇を抜けてゆく♪身震いがしてくるぅ~♪
やがて見えるっ、そそり立つ呪いの城、中には巨人が~♪」

(ベルトルト「(外にも一応います)」)

ジャン「牙を研いで、爪みがーき~♪オレ達に襲いかかる~♪勇気を出せっ♪巨人を討ち果たすのだ~♪」

兵士たち「「オオオオオオ!!!」」

ジャン「巨人を!!」

兵士たち「「オオオオオオ!!!」」

ジャン「殺せ!」

兵士たち「「オオオオオオ!!!」」

ミカサ「ああ、アルミン。これはすべて私のせい?私は戻って彼らに危険を知らせてくる」

アルミン「僕も一緒に行く!」

ミカサ「ダメよ。アルミンはついてこれない」

アルミン「」


ジャン「巨人をこの世界から追放するぞ!!誰が行く!!」

ダズ「オレ!」

男兵士たち「「行くぞー!行くぞー!!」」


ジャン ジャン ジャラジャラジャン!!!!

男兵士たち「「松明かかげ~♪」」

ジャン「気力を振るいたて~♪」

男兵士たち「「あんたについてゆく~♪」」

女兵士たち「「霧をかきわけ、呪いの城目指し、我らは攻めかかる~♪」」

一同「「巨人を倒せっ♪殺すのだ~♪奴等の息を止めるぞ~♪進め~叫べ~天国へよ♪戦いにゆこ~♪」」
ジャン「城を包囲しろ!!奴のうなじを持ち帰れ!!!」

ジャラチャン! ジャラチャン! ジャラチャン! ジャラチャン!!!

一同「「行こう♪倒せっ♪あんな奴等が居ては安心できないのだーー♪」」

男兵士たち「「立体、起動、装置を使って♪」」

一同「「巨人を殺せ~!!!♪殺せ!!!」」

ジャン「リコ班は西側の窓から侵入!ナナバ班は東側の窓から侵入!」
ジャン「でも、忘れるな!黒髪の巨人はオレのものだーーー!!!!!」

一同「「心越えてっ♪敵に向かい進むっ、怖がりはしないぞ~!♪」」

男兵士たち「「旗を上げろっ!♪歌を歌いすすめ、奴を越えて~~♪」

一同「「殺すのだ!」」

一同「「殺せ!!!」」

一同「「殺せ!!!」」

一同「「殺せ!!!」」

ライナー「おいおい、仲間が来てくれたぞ!おーーい!!」

ユミル「バカか!駆逐しに来たんだよ!!」

アニ「ビキビキビキビキ・・・(硬化)」

ベルトルト「(やっと出番か・・・)」

エレン「・・・・・」



サシャ「大変です!兵士たちが次々と城の中に!このままだと道具の私たちまで駆逐されてしまいますぅ、村に帰りたいよぉ・・・」グスン

コニー「マジかよ!!!やべぇじゃん!!どうすんだよ!兵長どうしましょう!!」

マルコ「だめだよ、どう考えても・・・僕らは、この城から出られずに全滅だ。死を覚悟してなかったわけじゃない・・・でも・・・一体何のために死ぬんだ・・・」

ハンジ「怖いなぁ・・・」

一同「「・・・」」

リヴァイ「おい、お前らの仕事は何だ?その時々の感情に身を任せるだけか?」

一同「「・・・!!」」

リヴァイ「剣を抜け。奴らが現れるとしたら・・・一瞬だ」

―城に侵入したジャン達

パパパーーパ・・・ラララ ラララ ラララララララララ・・・


ダズ「なんかゾッとする感じ・・・」

ジャン「シー!!!!」

ダズ「だってそうじゃないか!!!」

ジャン「黙れ!」

ダズ「ジャン!うちに帰りたいよぉぉぉぉ!!」

タタタラタラ ラーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ライナー・ユミル・ベル・アニ「「ウォォォォォォ!!」」

兵士たち「「ウァァァァァァ!!」」

リヴァイ「剣を抜け!!」


(※しばしジャンvs道具・兵士たちの戦いにみえるダンスをお楽しみください)

ベルトルト「エレン、なんで戦わないんだよ!!」

エレン「放っておいてくれ・・・」

ベルトルト「でも、皆果敢に戦ってるんだよ!?」

エレン「もう、呪いはとけない。今となっては関係ない・・・やらせておけ」

ベルトルト「やれやれ・・・」


(※しばしジャンvs道具・兵士たちの戦いにみえるダンスをお楽しみください)

マルコ「お茶でもいかがですか?」

ダズ「あ、頂きます♪」

マルコ「どうぞ」オチャドパーー!!

ダズ「あっつい!!あっついいい!!!!」

サシャ「あ~ら、こちらにはスープもありますよ?」

ダズ「スープ?ウフフ頂きます♪」

サシャ「これでもくらえ、クズヤロウ!!!」スープドパーー!!!

ダズ「あっちい!!あっちいぃぃぃぃ!!!!!!」


リヴァイ「おい、ここを水浸しにしたのはお前か?」

ダズ「ちちち違います!!!」

リヴァイ「(スパァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!!)」

ダズ「痛い!そんなほうきで思いっきり叩いたら痛いぃぃぃぃ!!!」

リヴァイ「これは持論だが・・・躾に一番効くのは痛みだと思う」


ダズ「おい、皆!どこへ行ったんだぁぁぁ・・・ウェーン!!」


ハンジ「ここにいるよ~」タンスグラーー

ダズ「ぎゃぁぁぁ!!!!」


(※しばしジャンvs道具・兵士たちの戦いにみえるダンスをお楽しみください)


タンタンタンタンタンタンタンタンターラッタ♪

一方、ジャンはエレン巨人の居る部屋に侵入していた。

エレン「・・・(ジャン)」


ジャンはエレン巨人、目がけてアンカーを発射する。

エレン「オオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

ジャン「はーはっはっはっははは!!」

エレン「オオオオオオ・・・・」

ジャン「どうした!?抵抗してみろっ!立てっ!立つんだ!!」
ジャン「醜い巨人め!!ミカサに優しくなりすぎて、人間を喰う力もなくなったか!!」


エレン巨人の傷口からは蒸気が出ている。
ジャンは再びエレン巨人のうなじをめがけ、刃を振りぬいた。


ミカサ「やめて!!ジャン、やめて!!!」

エレン「・・・!(・・・ミカサ!クソッここで死んでたまるか!!)」

ジャン「人類の力を思い知れぇ!!!」

エレン「グオオオオオオオオオオオ!!!!!」

ジャン「!?」

ミカサ「今、行くから。待ってて!!」

ジャン「(くそお!力が強い!!)戦うぞ!巨人め!!」

エレン「グオオオオオオ!!!!」

ジャン「(こうなったら屋根の影に隠れて、巨人を誘導してうなじを狙うしかない!)ミカサと恋に落ちたのか!?醜い巨人さんよ!」
ジャン「オレが居るのに、ミカサがお前なんかを愛してくれると信じているのか!?」

エレン「(どこだ!?どこに行きやがった!!)」

ジャン「(チャンスだ!今しかない!)もう終わりだ巨人め!ミカサはオレのものだ!!!」

パシュ!!!
ジャキーーン!!!!!
エレン「(そこか!!!)」パシッ!

ジャン「(クソ!ワイヤーを掴まれた!!)」

エレン「グオオオオオオオオ!!!!!」

ジャン「やめろ!乱暴は止せ!!オレが悪かった!!なんでもする!」

エレン「・・・」

ジャン「お願いだ・・・」

エレン「エエイエ・・・(出ていけ・・・)」
ジャンを離すエレン巨人

ミカサ「あなた・・・!」

エレン「イアア・・・!(ミカサ・・・!)」

ミカサ「さぁ、ここまで上ってきて。皆、勇敢に戦った。戦って勝った」

エレン「(みんな、無事なのか・・・良かった・・・・)」


その時、
パシュ!!!!パシュ!!!!
ギュイーーーーン!!!!!

ジャキーーーーーン!!!!!!!!!!!
ザシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エレン「グアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!グオオオオオオオオ!!!」

ジャン「ふっ!やったぜ、ミカサ!!!」

ミカサ「ああ!!!!あなた!!!!ジャン、なんてことを!!」

パシュ!!!

ジャン「これでミカサはオレの嫁だーー!!!」

カシュッ!!!

ジャン「なっ!!アンカーの刺さりが甘かった!!!」
ジャン「落ちるーーー!!!!!!!」

ジャンは城から川底へと消えていった――

エレン巨人の体は蒸発し始めていた。
雨の中、蒸発する音だけが空しく響く。
道具にされた兵士たち、巨人たちが集まる。

一同「「・・・・・」」

チャーラー・・・ チャラチャーラ・・・・


エレン「オオッエイエウエア・・・(戻ってきてくれた・・・)」

ミカサ「ごめんなさい、戻ってきた・・・でも、もっと早く来てれば・・・」

エレン「オオオウアオアッアオアオイエアイ・・・(この方が良かったのかもしれない・・・)」

ミカサ「そんなふうに言わないで・・・必ず治る!私がついてる・・・!」

エレン「アエア・・・(ダメだ・・・)」

ミカサ「シー・・・こうやって一緒にいるじゃない?分かるでしょう・・・?」

エレン「ウウアウオオアイオイアアアエア・・・(少なくとも最後にまた会えた・・・)」

チャララーラー・・・


ミカサ「ふたーりは~・・・離れない、もう決して~・・・♪」
ミカサ「信じて~・・・私たちは一つ~・・・♪」
ミカサ「今は~・・・心を込めてあなたに言うの~・・・♪二人で共に~・・・生きてゆく~・・・♪
それが私のねが~ぃ・・・」

エレン「イアア・・・・・・(ミカサ・・・・・・)」


ミカサ「いや・・・!いや、お願い!私を一人にしないで・・・!」



ミカサ「愛しています・・・」



最後の薔薇の花びらが散る。


一同「「・・・・・・・」」

エレン巨人の体に泣きつくミカサ。
蒸発は止まらない。
絶望感が漂う。

チャララララン・・・
雨に交じり光が落ちてくる・・・

チャラチャラチャラチャラチャラチャラチャラ・・・・

消え失せそうな巨人の体が浮かび上がる・・・
光は雨に交じり、更にこぼれ落ちてくる。

巨人の体を光が包む。

ミカサ「・・・!?」

チャチャーチャ チャーチャー
チャチャーチャ チャーチャー!!

チャチャーチャ チャーチャー
チャチャーチャ チャーチャー!!

巨人の体は未だ宙に浮き、光をまとっている・・・

アーアーアーアーアーアーーー アーアーアーアーアーーー

微かになった巨人の影から、人の影が・・・

タラーララー タラーララー ラーラララーラララーラララーー・・・


エレン「いつの日にかっ♪こうして再び出会える日を夢見てた~!!♪」

ミカサ「エレンなの!?」

二人は抱きしめ合い、熱い口づけを交わす。

二人を包みこんでいた光が天へと舞い上がり、城を包んでいた黒い霧が晴れてゆく。
道具や巨人に姿を変えていた彼らも、光に包まれる。


エレン「兵長!ハンジさん!それから皆も!!」

サシャ「良かったですぅ!!!戻れましたぁ!!」

ライナー「ああホント良かったな!一時はどうなるかと思ったけどよ!」

マルコ「良かったよーー!!一生このままかと思ってたぁぁぁぁぁ」

ユミル「アツイ、アツイ。どっかで勝手にやってろ。泣くなよマルコ!男だろっ!!」グスッ

ハンジ「もう少し、巨人でいてくれてもよかったんだよ~?」

リヴァイ「チッ、クソメガネが」

アニ「チッ」

コニー「(兵長の掃除地獄からやっと解放される・・・)良かった・・・」

ベルトルト「(庭から)おーい、なんか人間に戻れたんだけど、何があったの~!?」

アルミン「やっと、着いた・・・あ、でもみんな戻ってる」

ジャン「・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・・」

アルミン「・・・ジャン?」ニコッ

ジャン「・・・アルミン・・・ミカサは?」

アルミン「・・・今度はジャンが精神病院に入る番だよ!」ニコオオオッ

ジャン「」

チャーン♪
チャララララーン♪チャラララー チャラララチャラララーー♪


エレン・ミカサ「「二人の願~い♪二人のいの~ち♪二人の心に溢れるの~は~~♪」

一同「「「愛よ~!!!♪」」」

一同「「「日は昇り~♪また沈む~♪いつの世も~♪変わらぬは~♪恋心~~♪」」」
一同「「「いつの世も変わらぬは~♪恋心~~♪」」」

ラァーラァーーラァーーーー!!!!!!!!!!!!
ジャン!!!!!!!!!!!!!!!


クリスタ「こうして二人は調査兵団公認のカップルとなり、いつまでも幸せに暮らすのでした♪」

~完~

終わりです。
しばらく曲聞きたくなくなりました。
すごく長くなってしまい、すみません。

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