ほのえり「何って、ふゅーじょんだよ！ふゅーじょん！」

ほのえり「はぁ！？フュージョン！？」

ほのえり「これ、どうなってるのよ！？」

つ鏡

ほのえり「何よこれぇぇぇぇ！？」

ほのえり「穂乃果と絵里ちゃん半分ずつ取ったみたいでしょ？」

ほのえり「気持ちわるぅぅぅぅ！！」

ほのえり「ええー？そうかなぁ…」

ほのえり「穂乃果と絵里ちゃんの子供が出来たらこんな感じじゃない？」

ほのえり「女同士じゃ出来ないわよ！」

ほのえり「ってそれより合体しちゃったらそれどころじゃないでしょうが！」

ほのえり「まあまあ、三十分もしたら戻るからいいじゃん」

ほのえり「ほっ…戻るのね…それなら」

ほのえり「戻るまで、イタズラしようよ！イタズラ！」

ほのえり「はぁ！？駄目よ！」

ほのえり「大丈夫だって」

ほのえり「酷いことはしないから！」ﾀﾞｯ

ほのえり「こらっ！」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ

ほのえり「ああっ！足を止めないで！」

ほのえり「駄目よ！誰にも見つからないように、三十分隠れるんだから！」

ほのえり「ええーっ！？」

ほのえり「つまんないじゃん！何のためにふゅーじょんしたと思ってるの！？」

ほのえり「知らないわよ！」

ほのえり「ううー！」

ほのえり「うがー！」

希「おっ！穂乃果ちゃん、成功したんやね」

ほのえり「希ちゃん！」

ほのえり「希！」

希「どう？スピリチュアルやろ？」

ほのえり「また希の仕業だったのね！」

希「また？」

ほのえり「この前も皆をキョンシー化させてたでしょう！」

希「ああ！そうやった」ﾎﾟﾝｯ!

希「えりしー可愛かったで」

希「ほのしーも」

ほのえり「ほんと！？」

ほのえり「穂乃果！うみしーに追いかけ回されて大変だったでしょ！」

ほのえり「あっ…うう」

ほのえり「希の企んでる事なんてロクな事がないんだから！」

ほのえり「安易に耳を貸しちゃだめ！」

希「今回のはそんなに酷くないと思うんやけど…」

希「三十分で戻るしなぁ…」

ほのえり「だよね！だよね！」

ほのえり「ほら！絵里ちゃん！行くよ！」

ほのえり「ちょっ！」

ほのえり「足が止まらない！」

ほのえり「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉ！」

教室

ことり「ちゅんちゅん」

ことり「穂乃果ちゃん、どこちゅん～？」


ほのえり「いたよ…ことりちゃんだよ、絵里ちゃん 」

ほのえり「ほどほどにしなさいよ…」

ほのえり「何言ってるの？」

ほのえり「絵里ちゃんも協力するんだよ？」

ほのえり「は？」

ほのえり「ほら！」ﾊﾞｯ!

ほのえり「ことりちゃん！」

ことり「その声は…」

ことり「ﾊﾉｹﾁｪﾝ！」ｸﾙｯ

ことり「寂しかったちゅ～ん、
急に消えないでよ～」

ほのえり「…」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

ことり「ちゅん！？」

ことり「あ、あなた誰ですか…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ほのえり「穂乃果だよ！穂乃果！」

ほのえり「ことりちゃん！」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん？」

ことり「声は穂乃果ちゃん…顔も少し穂乃果ちゃん…」

ほのえり「そうだよ、穂乃果だよ」

ことり「穂乃果ちゃん、いつの間に髪染めたの？」

ほのえり「ついさっきかな？」

ことり「へぇ…」

ことり「でもよかった…いなくなっちゃたかと思った…」ﾀﾞｷｯ

ほのえり「おっ…」

ほのえり「にしし…絵里ちゃん…」ﾎﾞｿｯ

ほのえり「ことり！」

ことり「…！」ﾋﾞｸｯ

ことり「…！？」ﾌﾙﾌﾙ

ほのえり「何を抱きついているの？」

ことり「えっ…えっ…」

ことり「？？？」

ほのえり「私よ」

ほのえり「エリーチカよ」

ことり「え、絵里ちゃん！？」

ことり「えっ…穂乃果ちゃんは？」

ほのえり「何を言ってるの？ 」

ことり「(・8・)？？？？？？」

ことり「穂乃果ちゃんは？」


ﾎﾞﾝｯ!


穂乃果「あははははははは！」

穂乃果「ことりちゃんの困った顔、おっかしー！」

絵里「はぁぁ、最低ね穂乃果…」

ことり「？？？？？？？」

ことり「何が起きてるの？」