ブチャラティ「ー目的地は『日本』ッ!」
アバッキオ「ニホン?そう言えばまだ行ったことないな」
ミスタ「ニホンって言えばよォ、飯が美味いことで有名だよなァ」
ナランチャ「フーゴ、確かニホンってTVゲームの先進国でもあるんだよな!」
フーゴ「えぇ、日本はゲームだけに限らずマンガやアニメなどの『サブカルチャー』の発信地ですからね。僕も一度本場の『アニメイト』に行ってみたいところだったんですよ」
ミスタ「フーゴォ~お前にそんな趣味があったなんてなァ~」ニヤニヤ
フーゴ「い、いけませんか!」
ブチャラティ「ー遊びじゃねェんだぞお前らッ!!」ドンッ!
一同「」ビクッ
アバッキオ「すまなかったなブチャラティ・・・で?その『工藤新一』というのはどんなヤツなんだ?」
ブチャラティ「俺も詳しいことはあまり知らないのだが・・・『高校生探偵』とか言われてるらしい」
ナランチャ「コーコーセータンテー?」
ミスタ「コーコーセーっつうと17位のガキなんだろ?探偵っつってもお遊びのようなもんじゃねーのか?」
ブチャラティ「いや、工藤新一はこれまでにも数々の難事件を解決、警察の連中にも一目置かれているとのことだ」
アバッキオ「ニホンの警察は優秀だと言うからな・・・もしかしてスゴイヤツなんじゃあないのか?」
フーゴ「なるほど、つまりボスはその高校生探偵に正体を暴かれるのを恐れて僕たちに暗殺任務を与えたというわけですね」
ブチャラティ「そういうことだ。では行くぞ!」
日本・成田空港ー
ナランチャ「スッゲー!ここがニホンかよーッ!」
ブチャラティ「こらナランチャ、あまりはしゃぎ回るんじゃあない!」
アバッキオ「それで工藤新一はどこに?」
ブチャラティ「ボスの指令によるとヤツの家は『米花町』にあるとなーとにかくそこを目指そう」
ミスタ「えェーッ!?美味そうなレストランも沢山あるのじゃあねーか!食べていこーぜッ!」
ブチャラティ「この仕事が終わったらスシでもなんでも食わしてやるから我慢しろッ!」
米花町ー
フーゴ「日本の鉄道はスゴイですね・・・時間ピッタリだ」
ミスタ「標的はどこだ?見つかり次第オレの『セックス・ピストルズ』で撃ち抜いてやるぜッ!」
ブチャラティ「頼もしいがなミスタ、それはチョッピリまずい」
フーゴ「そういえば日本には銃刀法というものがありましたね・・・」
アバッキオ「おまけにこの閑静な住宅地だ、発砲なんてしたらどうなるか分かったもんじゃあないぞ」
ミスタ「マジかよ・・・」
ブチャラティ「とにかく情報収集が先決だ!手分けして工藤新一の行方を探るッ!」
ナランチャ「人を探すならやっぱ『聞き込み』だよなァ~。あそこのヤツに聞いてみるか!」
ナランチャ「スミマセーン!」
小五郎「ん?何だなんだ!?」
ナランチャ「あのォ~人探しをしてるんですけどォ~、工藤新一って知ってます?」
小五郎「工藤新一だとォ~~?あのクソ坊主の名前を出すんじゃねえ!帰れ帰れ!」
ナランチャ「チェッ!変なオッサンだなァ!」
ミスタ「さっさとこんな任務終わらせて美味いスシでも食いたいんだけどなァ。そこの人に聞いてみるか!」
ミスタ「おーい、そこのお嬢ちゃん!」
蘭「だ、誰ですかあなた!」
ミスタ「オット、怪しいもんじゃあないんだ。ちょっと人探しをしてるもんでよ・・・工藤新一って知ってっか?」
蘭「なっ・・・どうして新一のことを!?」
ミスタ「おっ、知ってるのか!じゃあ教え・・・」
蘭「フン!あんな男知るもんですか!」スタスタ
ミスタ「お、おい!待ってくれよォーッ!」
ブチャラティ「なるほど・・・引き続き調査を続けてくれ、ミスタ」ピッ
ブチャラティ(不思議だな・・・工藤新一とは何者なのだ?)
ドンッ!
???「おおっと」
ブチャラティ「おっと・・・すみませんご老人」
阿笠「いやいや、こちらの方こそ・・・ム?なんじゃこの写真は?」
ブチャラティ(マ、マズイ!)
阿笠「ほう!日本の誇る高校生探偵、工藤新一ではないか!ファンなのかね?キミ」
ブチャラティ「ファンというわけではありませんが・・・彼の噂を聞きつけましてね、ちょっと依頼したいことがあるんです」
阿笠「なるほど・・・じゃが残念じゃのう、彼は今この町にはいないのじゃよ」
ブチャラティ「!?」
ブチャラティ(まさかッ!そんなことがあるのかッ!?)
ブチャラティ「そうなんですか・・・教えていただきありがとうございます。では・・・」
阿笠「ちょっと待つのじゃ。キミは探偵への依頼があるのじゃろ?」
ブチャラティ「え、えぇ、そうですが・・・」
阿笠「ならワシの知り合いにいい探偵がいるぞい。紹介してやろう」
ブチャラティ「い、いえ・・・他を当たりますので・・・」
阿笠「いやいや、遠慮せずに!」
ブチャラティ(ーッ!!マズイな・・・引くに引けない状況になってきた・・・)
アバッキオ「おい、そこのガキ共」
光彦「ん?うわぁっ!誰ですかあなた達は!」
アバッキオ「そうビビるなや・・・ちょっと人探ししてるだけさ」
元太「ははは!お兄さん変な髪型してんな!」
アバッキオ「・・・余計なお世話だ」
歩美「お兄さん達誰を探してるの?」
フーゴ「お嬢さん、工藤新一っていう人知ってます?」
コナン&灰原「!?」
コナン(なんで工藤新一を!?コイツらまさか黒の組織の!?)
灰原(落ち着いて工藤君・・・私の覚えている限りこんなヤツらは組織にはいなかったわ。それに、第一黒づくめでもなんでもないもの)
コナン(そうかもしれないけどよ、なにか嫌な予感がするぜ・・・)
元太「工藤新一?あぁ、蘭ねーちゃんの彼氏か!」
アバッキオ「ほぅ・・・」
光彦「そうでしたね!それにすっごい名探偵の!」
フーゴ「!もっと詳しく知りませんか?」
歩美「うーん、でも最近は忙しくてこの町にはいないんだって!」
アバッキオ&フーゴ「!?」
アバッキオ(オ、オイ!話が違うぞフーゴ!)
フーゴ(僕に言われても!でも名探偵なら忙しいのは確か・・・ここは一旦引きましょう)
フーゴ「それは残念ですね・・・ありがとうございました」
歩美「うん!お兄さん達またね!」
コナン(ー行ったようだな・・・だがこれは事件の匂いがするぜ!)
灰原(それは流石に早とちりしすぎじゃない?)
光彦「なんだか不思議な人達でしたね」
元太「もしかして新一にーちゃんのことを誘拐しにきたのかもな!あはははは!」
歩美「ちょっと元太君、変なこと言わないでよー!」
光彦「そうですよ!」
元太「ははは!悪りい悪りい」
コナン(正直元太が言うことの可能性もゼロではない・・・灰原はああ言っていたが、黒の組織に依頼されてきたのかもしれない・・・ん?もうこんな時間か!)
コナン「ーいけね!俺おっちゃんに電話番頼まれてるんだった!」
元太「マジかよコナン!」
コナン「あぁ悪りいみんな!じゃあまた明日な!」
灰原「・・・さっきの人達を追いかけるつもりじゃないでしょうね」
コナン「ちげーよ!ホントに電話番だって!」
コナン「早くしないとおっちゃんに怒られちまう!」
小五郎「おせーぞ坊主!」
コナン「ご、ごめんなさい・・・」
小五郎「俺はちょっと用事で出かけるからな!しっかり電話番しとけよ!」
コナン「は~い!」
ガチャ
蘭「あら、お父さん!」
小五郎「おぉ?なんだ、蘭か。俺はちょっと出かけてくるからな!コナンと一緒に留守番しててくれ!」
蘭「しょうがないわね・・・」
バタン
蘭「・・・はぁ」
コナン「どうしたの蘭ねーちゃん?元気無い?」
蘭「ううん、なんでもない」
コナン(・・・?)
阿笠「彼はこの町一番の名探偵でのう!きっと君の依頼も解決してくれるはずじゃ!」
ブチャラティ「そ、そうなんですか・・・」
阿笠「お、見えてきたぞい!」
毛利探偵事務所
蘭「・・・あら?お客さんかしら」
阿笠「毛利くーん?おるかの?」
コナン「なんだ・・・客って博士かよ」
阿笠「博士かよ、とはなんじゃ!ちゃんと依頼人を連れてきたぞい、ほれ!」
ブチャラティ「よ、よろしくお願いします」
蘭「すみません、ここの探偵は父がやってるんですが、今席を外しておりまして・・・」
ブチャラティ「それなら仕方ないですね・・・では私は」
コナン「まぁまぁお兄さん、ゆっくり待っててもいいんだよ」
ブチャラティ「しかし・・・」
阿笠「いいではないかブチャラティ君!」
蘭「それで、どうしてここに?」
ブチャラティ(マズイな・・・本当にマズイ・・・)
阿笠「彼は新一に事件の依頼をしたかったらしいんじゃがの、あいつは今いないからここを紹介したというわけじゃ」
コナン(何ッ!?)
コナン(偶然とは思えないぞ・・・一日に二回『工藤新一』を探すヤツに出会うとは!それにこのブチャラティとかいう男、どことなくさっきのヤツらと雰囲気が似ている・・・)
ブチャラティ「・・・」
コナン(一体コイツらは何者なんだ!?)
とりあえず今夜はここまでにしときます
続き行きます
コナン(まずは手がかりが必要だ・・・何か手がかりが・・・)
蘭「お茶をどうぞ」
ブチャラティ「あ、ありがとう」
キラッ!
コナン(・・・ん?あれは・・・『バッジ』か!?)
蘭「へぇ、わざわざイタリアから!」
ブチャラティ「え、ええ」
コナン(どこかで見覚えがあるような・・・そうだ!さっき会った二人も同じようなバッジを付けていた!)
コナン「ねぇねぇお兄さん」
ブチャラティ「な、なんだい?」
コナン「そのかっこいいバッジ、ちょっと見せてもらってもいい?」
ブチャラティ「!?」
ブチャラティ(なぜ『パッショーネ』のバッジを・・・?いや、コイツは見たところ小学生くらいのガキだ・・・しかし用心するに越したことはない・・・!)
ブチャラティ「あぁごめん坊や、これは死んだ父の形見でね・・・あまり人には触れさせたくないんだ」
コナン「えぇ~!?」
蘭「こらコナンくん!ワガママ言っちゃダメじゃない!・・・ごめんなさいね、ブチャラティさん」
コナン「ご、ごめんなさい~」
コナン(見せたくない、か・・・。ますます怪しいことになってきたぜ)
コナン(そして例の二人のと同じバッジだとすると・・・グループ・・・組織の証明か!?だとしたら・・・一体コイツらは・・・?)
一方その頃ー
ミスタ「おっ、ナランチャ!何か分かったかァ?」
ナランチャ「ぜェ~んぜんだぜッ!」
ミスタ「さっきイカした髪型のネーチャンに聞いてみたんだけどよォ~、『あんなバカ知らない』って言われちまったぜ」
ナランチャ「オレもチョビヒゲのオジさんに聞いてみたんだけどさァ、話したくない感じだったよ・・・この町の人は工藤新一のことが嫌いなのかな?」
ミスタ「ウ~~ン・・・」
???「見つけたぜ・・・」
ミスタ「ッ!誰だッ!?」
ウォッカ「俺の名はウォッカ・・・まぁコードネームだがな」
ナランチャ「ロシアのお酒かァ~?」
ウォッカ「俺の名はいいんだ・・・それより、お前らだな?工藤新一について嗅ぎ回ってる奴らってのは」
ミスタ「ギクッ!お、お前には関係ねェぜェーッ!!」
ウォッカ「大アリなんだよ・・・俺たちにとってはなぁ!」ドギュンッ!
ナランチャ「こ、こいつ!『スタンド使い』だッ!!!」
ウォッカのスタンド
名前>>65
能力>>70
破壊力>>73
スピード>>74
射程範囲>>75
持続力>>76
精密動作性>>77
成長性>>78
ブチャラティ「ボスからの指令だ・・・『工藤新一』を暗殺するッ!」 - SSまとめ速報
(http://open2ch.net/p/news4vip-1403614250-59.png)
ジンノアニキ
追尾するだけ
ksk
コナンを怯えさせる程度
d
A
A
E
じゃあ>>81
用事があって抜けてた、再開します
あと安価の件は申し訳無いです。微妙な安価は自分で判断していきます。
スタンド名ージンノアニキ
能力ー相手を追跡する。一度標的に定めた相手はどこまでも追跡されるだろう。
破壊力:なし
スピード:D
射程範囲:標的次第
持続力:A
精密動作性:A
成長性:E
ウォッカ「『ジンノアニキ』ッ!!」ドドドドドド
ナランチャ「な、なんかおっかねェ感じのスタンドだなァ!どうするミスタ!」
ミスタ「かかってくるなら倒すまでだが・・・ここで目立つのもマズイ・・・。よし、逃げるぞーッ!」
ナランチャ「お、おう!」
ダダダダダダダ・・・
ウォッカ「くくく・・・オレから逃げられるかなぁ?」
ミスタ「ハァ、ハァ・・・ここまで来れば安全か?」
ナランチャ「なんなんだよアイツーッ!いきなり狙ってきやがった!」
ミスタ「工藤新一についてなんか言ってたが・・・もしかしてケッコーヤバイ人物なのかもな」
ドンッ!
ミスタ「!?」
ナランチャ「じゅ・・・『銃声』だッ!」
ミスタ「まさかさっきの黒い男かッ!?しかしこんなすぐに俺たちを見つけるなんてッ!」
ウォッカ「言っただろ・・・逃げられないってなァ・・・」
ミスタ&ナランチャ「!!」
ナランチャ「なぜオレたちの場所が分かったんだァーーッ!?」
ウォッカ「くくく・・・答える必要は無いぜ・・・お前らはここで死ぬんだからよ・・・」チャキ
ナランチャ「銃!」
ミスタ「オイオイ、『ジュウトウホウ』はどうしたんだよォーッ!!!」
ナランチャ「ま、マズイぞミスタ!!」
ミスタ「法がどうだろうとやるしかねェ・・・いくぞッ!『セックス・ピストルズ』ッ!!」
ウォッカ「ほぉ・・・」
アバッキオ「ーこの指令にはおかしなところがある、だと?」
フーゴ「えぇ・・・僕らの組織『パッショーネ』の情報網は並大抵なものではありません。それなのに、今回はこの町に『工藤新一』がいないということが分かっていなかった」
アバッキオ「・・・流石に日本の情報までは分からないんじゃあないか?」
フーゴ「しかし指令では明確にこの町を指定しています・・・」
アバッキオ「考えすぎじゃあないか?別に・・・」
ドン!ドン!
フーゴ「!これはッ!」
アバッキオ「間違いない・・・ミスタの銃声だッ!あの野郎・・・」
フーゴ「とにかく行きましょう!」
ドンッ!
ウォッカ「ぐッ!」
ミスタ「命中ッ!よくやったピストルズ!」
ウォッカ「はぁ、はぁ・・・」
ミスタ「さて・・・お前に聞きたいことがある。何故オレたちを殺しにきた!?お前らは何者だ!?」
ウォッカ「へっ、答えるわけにはいかねぇな・・・」
ナランチャ「だったらオレのエアロスミスも食らわせてやるぜーッ!」
ウォッカ「チッ・・・だがそろそろ・・・」
ピーポーピーポー
ナランチャ「!?」
ミスタ「これは・・・『サイレン』だッ!まさか警察が・・・?」
ウォッカ「へへへ・・・この国では銃は規制されてるんでな・・・発砲なんてしたらすぐに警察は来ちまうぜ・・・」
ミスタ「野郎ォ・・・」
ナランチャ「ミスタ危ないッ!」
ミスタ「!?うぉぉぉぉぉぉぉ!!」
キィィィィィィィィ
ミスタ「車!?だが・・・『パトカー』じゃあないぞ!」
???「乗れ!」
ウォッカ「助かりましたぜ!」
ナランチャ「あッ!逃げる気かテメーッ!!」
ウォッカ「あばよ!」
ブロロロロロロ・・・
ミスタ「くそッ!逃げられたッ!」
アバッキオ「おいミスタ!ナランチャ!」
ミスタ「おう・・・アバッキオか」
アバッキオ「あれだけ言ったのに発砲しやがってッ!とにかく警察が来る!離れるぞ!」
ナランチャ「待ってくれよアバッキオ!これには理由が・・・」
フーゴ「言い訳なら後で聞きますから!」
ウォッカ「いてて・・・あそこでアニキが助けに来てくれなかったらどうなってたことか・・・ありがとうございやす、アニキ」
ジン「礼はいい・・・それよりも、ちゃんと仕掛けてきたんだよな?お前のスタンド」
ウォッカ「勿論ですぜ!」
ジン「ククク・・・それでいい・・・」
ブチャラティ(なんとか架空の依頼をでっち上げて・・・誤魔化すしかないッ!)
ブチャラティ「それが・・・」
ピーポーピーポー
コナン「パトカーの音・・・事件か!ゴメン、ちょっと見てくる!」
蘭「こら、コナンくん!待ちなさーい!」
ダダダ・・・
ブチャラティ「・・・・・・」
阿笠「ほっほっ、すまんのうブチャラティ君。コナンの奴は事件というものが大好きでのう」
ブチャラティ「い、いえ・・・私の方も、また探偵がいる時にお伺いしたいと思います」
コナン「警部ー!」
目暮「おおコナン君か。毛利君も一緒かね?」
コナン「ううん、今日は違うんだ・・・何があったの?」
目暮「近所の方から発砲の音が聞こえたという通報があってな・・・駆けつけたものの、既に現場には誰もいなかった、というわけだ」
コナン「こんな昼間から・・・ん?」
コナン(あれは・・・)
コナン(間違いない!事務所に来てたブチャラティとかいう奴のバッジと同じものだ!ますます怪しくなってきたぜ・・・)
目暮「どうかしたかね?」
コナン「な、なんでもないんだ、ははは~」
その夜ー
ブチャラティ「このマヌケがッ!!発砲しちゃあいけないと何度も言っただろうが!」
ミスタ「悪かったってブチャラティ!でもよォ、ちゃんとした理由があるんだって・・・」
ナランチャ「そうそう!『工藤新一のことを嗅ぎ回ってるのはお前らか?』とか言っていきなり襲ってきやがったヤツがいてよォーッ!」
ブチャラティ「・・・何?」
フーゴ「その事なんですが・・・ブチャラティ。この指令・・・どうも怪しいといいますか・・・いえ、ボスを疑ってるわけではないんですが」
ブチャラティ「?言いたいことがあるならハッキリ言ってくれ」
アバッキオ「要するにだな、完璧なはずの組織の情報網が、どうして標的が目的地にいないという情報を入手できなかったのか、というわけだ」
ブチャラティ「成る程・・・一理ある」
ナランチャ「それに肝心の工藤新一も行方不明だしよォー、なーんかヤな感じだなァ」
ブチャラティ「・・・」
ミスタ「あーッ!しまったーッ!」
フーゴ「どうしましたミスタ!?」
ミスタ「『バッジ』が・・・『バッジ』が無いッ!落としてきたみてぇだ!」
ブチャラティ「バカ野郎ォーーーッ!!」
コナン(・・・国際警察のデータベースに侵入して、と・・・)
コナン(イタリアからの旅行者が付けていたバッジと現場で回収したこのバッジ、明らかに同じものだ・・・オレの勘が正しければ・・・)
コナン(ビンゴだ!このマークは・・・イタリア系ギャング『パッショーネ』のもの・・・)
コナン(しかし・・・イタリアのギャングがこんな町に・・・目的は間違いない、工藤新一(オレ)だろうが・・・一体この町で何が起こっている!?)
今夜はここまで
続きです
翌朝―
ブチャラティ「今日も引き続き『工藤新一』の調査を続けるッ!奴が今この町にいないというのは事実らしい・・・どこにいるのか突き止めるッ!」
フーゴ「・・・・・・・」
ミスタ「オイオイフーゴ、まだ昨日考えたこと引きずってんのかよ?」
フーゴ「いえ・・・きっと彼は僕らが来るのに勘付いていち早く逃げたんでしょう・・・運のいい奴ですね」
アバッキオ「流石は名探偵、といったところか」
ブチャラティ「昨日のように手分けして探すッ!何か分かったならスグにオレに連絡しろッ!」
一同「了解!」
一時間後―
ブチャラティ(・・・ダメだ、誰も工藤新一の行方を知らんようだ)
ブチャラティ(もしかして彼はスデにこの世にいないのでは・・・?)
ブチャラティ(いや・・・考えすぎか。今でもたまに警察の捜査に協力しているという情報はあった。まさかな・・・)
「見つけたぜェ・・・」
ブチャラティ「!?」
ウォッカ「へへ・・・まぁ見つけるのは簡単だったんだがな・・・オレの『スタンド』でな」
ブチャラティ「要点だけ聞こう・・・貴様何者だ?」
ウォッカ「オイオイ、そう力むなっての。戦うのはオレじゃあないんだ・・・アニキ!いましたぜ!」
ジン「・・・ブローノ・ブチャラティだな?」
ブチャラティ「オレの名を知っているのか・・・?」
ジン「当然だ。オレは『あの方』に命令されてお前を殺しにきたんだからな・・・!」ドギュンッ!
ブチャラティ(コイツも・・・『スタンド使い』かッ!)
ジンのスタンド
名前>>115
能力>>120
破壊力>>123
スピード>>124
射程範囲>>125
持続力>>126
精密動作性>>127
成長性>>1288
間違えた 成長性>>128だ
寝ます
続きは安価溜まってからで・・・
ゴア・S・ショウ
殺した相手のことを忘れてしまう
リンゴを潰せる程度
E
E
d
z
E
遅れましたが続きいきます
スタンド名ーゴア・S・ショウ
本体ージン
能力ーこのスタンドの攻撃を受けた者は、自分が殺した相手を『忘れてしまう』。つまり、自分だけ死んだ相手のことをまだ生きていると認識しているのだ。
破壊力ーC
スピードーE
射程距離ーE
持続力ーA
精密動作性ーA
成長性ーE
ジン「始末するッ!」
ブチャラティ「くっ!『スティッキー・フィンガーズ』ッ!」ブンッ!
ジン「ー速いッ!」
ブチャラティ「躱したか・・・」
ウォッカ「大丈夫ですかアニキ!?」
ジン「オレはいい・・・奴を殺すことだけに集中しろ!」
ウォッカ「へ、ヘイ!」ダッ
ジン「くくく・・・見つけられるかな?」ダッ
ブチャラティ(路地に身を隠したか・・・)
ブチャラティ(奴らは銃を持っていたが・・・オレの『S・フィンガーズ』は近距離パワー型・・・弾丸を防ぐのは訳ない。
奴らが範囲内に入ってきたら・・・一気に勝負をつけてやるッ!)
ブチャラティがそう思った直後、路地の影から人が猛然と飛び出してきたッ!
ブチャラティ(あれは・・・アニキと呼ばれていた方だな。
まずはあいつだ・・・あいつを倒せばデブの方の動きは止まるはずッ!)
ジンがブチャラティに迫るッ!
ブチャラティ(射程範囲だッ!いけッ!S・フィンガーズ!)
ジン「・・・・・・」ドガァン!
今度こそS・フィンガーズの拳がジンを捉えたー!
ブチャラティ「随分と呆気ないな・・・オレを殺すんじゃあなかったのか?」
ジン「そうだな。・・・必ず殺すッ!」
ブチャラティ「!?」バキッ
なんとッ!ブチャラティの後ろに立っていたのはッ!
今S・フィンガーズの攻撃を受けたはずのジン!
ジン「くくく・・・教えてやろう。あそこに転がっているのは・・・ウォッカの『スタンド』だ」
ブチャラティ「な・・・に・・・ッ!?」
ジン「ウォッカのスタンドは気味が悪いほどオレに似ていてな・・・まぁお陰で利用させてもらっていたが・・・」
ジン「お前の今の攻撃で!『ウォッカ』は死んだッ!」
ウォッカ「」
ブチャラティ「・・・・・・」
ジン「・・・しかしお前は今!我が『ゴア・S・ショウ』の攻撃を受けたッ!これの示す意味が分かるか?・・・お前の負けだ」
ブチャラティ「!!」バッ
ブチャラティ(あちらにウォッカの気配を感じた・・・あそこからオレを狙っているッ!)
ジン(『殺気』でも感じて動いたな・・・我が部下ウォッカは確かにお前に殺されたッ!もういない!
しかしブチャラティ・・・お前だけはウォッカがまだ生きていると認識しているッ!)
ジン「『殺し合い』の場においては・・認識が少しでも遅れた方は死ぬッ!」バッ
ブチャラティ「また隠れた!クソ・・・次はどこから狙ってくる!」
ドン!
ブチャラティ「くっ!」
ブチャラティ、弾丸をガード!しかしー!
ドォン!
ブチャラティ「ぐ・・・」
ブチャラティ(撃たれたッ!やはり2人相手では厳しいか・・・!路地に逃げ込もうにも2対1では圧倒的に不利!どうする・・・?)
ジン(ククク・・・二発目の銃撃はオレのスタンドのだ・・・だが今の奴にはその発想は無い・・・『2人に狙われている』というのが前提だからな。さて・・・そろそろ殺すか)
ブチャラティ「ハァ、ハァ・・・」
ブチャラティ(1人ずつやるか?しかし・・・)
スタスタ…
ブチャラティ(誰か来るッ!)
蘭「なんだかスゴイ音が聞こえたなぁ・・・なにやってるんだろう」
ブチャラティ「お前はッ!昨日探偵事務所で会った・・・」
ジン「見つけたぜ・・・ブチャラティ!」カチャ
蘭「!?」
ブチャラティ「危ないーーーーーッ!」
ジン「ー死ねッ!」
ドン!ドン!
毛利探偵事務所ー
コナン「イタリアのギャングとなると・・・やはり資料が少ねえな」
阿笠「新一!蘭くんはおるか!?」
コナン「い、いきなりなんだよ博士!また夢の話か!?いくら当たるっつったって偶然だろ!?全く・・・って蘭がどうした!?」
阿笠「お、落ち着いて聞くのじゃ新一!蘭くんが何者かに襲われる夢を見たのじゃ!」
コナン「何ッ!?」
阿笠「最近のわしの夢はよく当たる・・・まさかとは思い、駆けつけたんじゃがもういないとは・・・」
コナン「らーーーーーーーーん!!!!」
蘭「うっ・・・」
ブチャラティ「・・・よかった・・・無事か・・・」ポタポタ…
蘭「!その怪我・・・まさか私を庇って!?」
ジン「馬鹿なヤツだ・・・通りすがりの他人を庇ってダメージを負うとは!」
蘭「そんな・・・」
ブチャラティ「これくらい大丈夫だ・・・君が無事でよかった」
ブチャラティ「ここは危険だ・・・こちらには来てはいけない。いいな?」ダッ
蘭「新・・・一・・・?」
ブチャラティ(!?)
ブチャラティ(今・・・工藤新一の名を!?)
ブチャラティ(いや・・・考えるのは・・・コイツらを倒した後だ!)
ブチャラティ(しかしこの路地から脱出することは難しい・・・どうする!?)
「オイ、ブチャラティ!」
ブチャラティ「ー!お前は!」
ジン「ブチャラティのヤツ・・・あそこで立ち止まっているな・・・戦いを諦めたのか?
どうでもいいが・・・ここから仕留めるッ!」
ジン「死ねッ!」ドォン!
ブチャラティ「・・・・・・」バシッ!
ジンが撃った弾丸は撃ち落とされたッ!
ジン「バカな!生身の人間が弾丸を落とせるか!ーハッ!ブ・・・『ブチャラティじゃあない』!?」
アバッキオ「『ムーディー・ブルース』!再生ストップが間に合ってよかったぜ・・・」
ジン「確か・・・レオーネ・アバッキオ!じゃ、じゃあブチャラティは・・・」
ブチャラティ「『殺し合いにおいて』・・・」
ジン(ー!後ろにッ!?)
ブチャラティ「『認識が少しでも遅れた方は死ぬ』らしいな。その言葉・・・そっくりお返しさせてもらうッ!」
ジン「ダメだッ!ガードが間に合わん!」
ブチャラティ「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」
ドゴドゴドゴドゴドゴ
ブチャラティ「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」
ジン「がああああああっ!!!」
アバッキオ「終わったか・・・」
ブチャラティ「ウォッカが死んだのを認識できていなかったのはオレだけだったということか・・・ある意味恐ろしいスタンドだったな」
ジンー死亡
ウォッカー死亡
誰も見てないようなんで今夜はここまでにしとくわ
だいぶ空けてしまいましたが続き書きます
アバッキオ「…で?何者なんだ?こいつらは」
ブチャラティ「さぁな…何か『命令』を受けて襲ってきたようだが」
アバッキオ「命令だと?つまり…オレ達の命を狙っていやがる奴がいる、と?」
ブチャラティ「そういうことになる…。おっと、少し用があったんだ」
ブチャラティ「―大丈夫でしたか?」
蘭「あ、さっきの…」
ブチャラティ「失礼でなければいいのだが…君はさっき、工藤新一の名を…?」
蘭「はい…なんだか…あなたの姿が新一と最後に会ったときと重なってしまって…」
アバッキオ「ほう」
ブチャラティ「…!!それは…どれくらい前の事なんだ?」
蘭「数か月前のことよ。『トロピカルランド』に一緒に行ったきり会っていないわ」
ブチャラティ「そうか…ありがとう」
アバッキオ「オイ、ブチャラティ!」
ブチャラティ「ああ…『トロピカルランド』!!きっとそこに工藤新一への手がかりがあるッ!!」
コナン「らーーーーーーん!!!」
コナン「ダメだ、どこにもいない…まさか…既に…!?」
コナン「いや、そんなことは考えるな!…ん?あれは…?」
コナン「ジ、ジン!!あそこに転がってるのは…ウォッカか!?二人とも死んでやがる…」
コナン「イタリアギャングのことといい…オレの知らないところで何が起こっているんだ!?」
―その夜、トロピカルランド
ミスタ「工藤新一のヤツ、女のコと遊園地までデートに来てたんだな…うらやましいぜ、チクショォォォーーー」
ナランチャ「アハハ!!ミスタのヤツ嫉妬してやがんの!」
ブチャラティ「オイうるさいぞ!!これから重要な局面に入る…アバッキオ、頼むぞ」
アバッキオ「ああ…『ムーディー・ブルース』!!」
アバッキオ「工藤新一がここにいた時まで遡るッ!!」
フーゴ「これで工藤新一の正体に近づけますね!!」
その頃―
コナン「やはり手がかりが見つからない…うーん…」
コナン「そうだ、博士なら何か知っているかも。電話してみるか」
prprprprpr
コナン「…電話に出ない」
コナン「仕方ない…直接聞きにいくか」
ブチャラティ「―そろそろかッ!?」
アバッキオ「ああ…見ろ!工藤新一の姿だ!」
フーゴ「あの柵の方に向かっていくようです…何かを尾行している?」
―その時ッ!
ドン!ドン!
アバッキオ「うっ…!?」
何なめてんのかと思ったら電話かwww
>>160
わかりにくかったかwww
すまぬ
突如鳴り響いた銃声が向かった先は―アバッキオ!!
ミスタ「アバッキオォォォォォォォーーーーーーッ!!」
ナランチャ「ああっ!!『再生』が…」
ブチャラティ「誰だーッ!!大人しく出てこい!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨ ┣¨┣¨
阿笠「わしじゃよ」
ブチャラティ「て、てめーは!!!!」
ミスタ「知り合いかッ!?ブチャラティ!!」
ブチャラティ「ああ…だがなぜ!!」
阿笠「それはのう…わしが君達の『ボス』じゃからよ」
一同「!?」
阿笠「君達に指令を与え、ここまで来させたのもわしじゃ」
阿笠「そしてジンとウォッカをけしかけたのもわしじゃよ」
ブチャラティ「あの二人組か…」
ナランチャ「話がみえねーよ!!アンタ、本当にボスなのか!?だったらオレ達を狙う必要ねぇだろうがーッ!!」
阿笠「それが大アリなんじゃよ、ナランチャ君…!!」
阿笠「わしの目指すものは、『絶頂であり続けること』…」
阿笠「その為にはいかなる危険因子も摘み取っておく必要がある!!」
ミスタ「つまりよォ、『裏切り者は消す』ってヤツか!?オレ達はそんなことしようと思ったこともないぞ!?」
阿笠「いや…君達は必ずわしを倒そうと向かってくる…一人の金髪の少年と共に。夢のお告げじゃ!!」
ブチャラティ「なるほど…言いたいことは分かった。だがなぜ工藤新一を?ヤツは何者なんだ?」
阿笠「それはリアリティを出すためじゃ。工藤新一は…まだ生きておるぞ?君はもう会っておるしの」
ブチャラティ「何ッ!?」
ミスタ「そんなことはもうどーでもいい…お前がボスであれ、オレ達を殺そうとしてるのは事実!!」
ミスタ「でもよ…お前オレ達全員を相手にできるのか!?ジーさん!!」
阿笠「心配には及ばんよ…!!」ズォッ!!
ブチャラティ「やはり…『スタンド使い』かッ!!」
その頃、阿笠邸―
コナン「博士ー?いるかー?って暗いな…」
フミッ
コナン「ん?なんか踏んだ?」
灰原「うう…」
コナン「は、灰原!?」
コナン「どうしたんだ!?ボロボロじゃねーか!!」
灰原「工藤…くん?」
コナン「ああ…博士は?」
灰原「もうここにはいないわ…ヤツが…『パッショーネ』のボスよ」
コナン「…は?」
灰原「そして黒の組織はパッショーネの下請けにすぎないわ…」
コナン「い、いきなりすぎて理解が追い付かねえぞ…つまり、オレを…工藤新一を追ってた奴らは…」
灰原「ええ…だけどそれもある意味違うわね。博士は元々彼らを始末する為にそんな指令を出したみたい…」
灰原「そこまで突き止めた時…後ろに博士が立ってた。あのスタンドは…恐ろしい力を持っていた」
コナン「スタンド?」
灰原「工藤君…あなた博士を追うんでしょう?発信機をつけておいたから…今は…トロピカルランドにいるわ」
コナン「ああ…サンキュー!灰原!」ダッ!!
灰原(工藤君…あなたは気づいてないだろうけど…あなたには強力なスタンドの素質がある)
灰原(そのスタンドなら…あるいは…)
阿笠「『M-2-H-K』ッ!!!」
ナランチャ「な、なんか不気味なスタンドだな…」
阿笠「いけッ!!」
ボン!ボン!ボン!
ミスタ「な、なんだ!?ヤツのスタンドから…種みたいなものが!?」
阿笠「―目覚めよ!!我が下僕共ッ!!」
種が着弾した地点から―
光彦「ミッツゥー…」
光彦「ミッツゥー…」
フーゴ「な、なんだァーーーーーーッ!!?こ、子供!?」
ナランチャ「しかも何百人も湧いてきたぞォーーーーーーーッ!!」
阿笠「我が兵士、『光彦』…たっぷり相手をしてもらおうか!!」
とりあえずここまで
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