マルコ「ジャンが僕のこと親友だと勘違いしてて困ってる」ア(151)



立体起動装置整備中


マルコ「はぁ…浮いてるから可哀想だと思って話しかけただけなんだけどなぁ」

アルミン「?!マ、マルコ…?」

マルコ「それ以来なんか勘違いされちゃって…そろそろ限界なんだ」

アルミン「え…?え?」

マルコ「ジャンにはもううんざりだよ」

マルコ「ねえアルミン、僕どうすればいいと思う?」

すいません、タイトルにアルミンのアが出張してしまった


アルミン「まって、マルコ。整理させて。」

マルコ「うん」

アルミン「君はジャンが友達だと思ってないってこと?」

マルコ「うーん…少なくともいつもいつも一緒に行動したくはないっていうか…」

マルコ「親友気取っててウザいっていうか…」

アルミン「」


マルコ「とにかく、ジャンの友人ポジションを辞めたい」

アルミン「へ、へー」

マルコ「僕はどうしたらいいの?」

アルミン「えっえっえっと…」

アルミン (マルコの目がマジだよ…怖い…)


ジャン「お、マルコー!とアルミン」

アルミン「あ、ジャン…!!」(最悪のタイミングだなおい)

マルコ「チッ」

アルミン (舌打ち?!)

ジャン「はやく風呂行こうぜマルコ」

マルコ「…今整備してるから、先行っててくれるかな?」ニコッ

ジャン「なんだよ、はやくしろよ」

マルコ (待たなくていいんだよ!!!!)

マルコ「ジャン先に入ったら?」

ジャン「しょうがないから待ってやるよ」

マルコ (だから待たなくていいんだよ!!!!!)

マルコ (助けろアルミン!!!)

アルミン「え、えっーと、僕らまだ時間かかりそうだから…」

ジャン「だから待つって」

マルコ「いや、だからね?」 イライラ

ジャン「…なんだよ」

マルコ「ジャ、ジャン?」

ジャン「そんなにアルミンが好きかよ!」

アルミン「?!」

マルコ「ジャン誤解を生む言い方は…」 イライラ

ジャン「マルコのバカヤロー!!」ダダダ

アルミン「い、今のはいったい…」ポカーン

マルコ「分かっただろ…?僕がうんざりしている訳が…」

アルミン「いつもあんな調子なの?」

マルコ「そうなんだよ、僕が他の人とペアを組んだだけでああなるんだ」

アルミン「それホモじゃない?」


マルコ「やめてくれ!!」

アルミン「ごめん冗談さ」

マルコ「冗談でもよしてくれ…とにかく僕に協力してくれよ…」

アルミン「で、でも…」

マルコ「頼むよ!」

アルミン「わ、分かった…」

アルミン (また僕は自ら胃を痛める行為を…!僕って本当バカ)

マルコ「君の頭脳が頼りなんだ…!」

アルミン「えっと…」

アルミン「>>14をするのはどうかな?」

彼女を作りジャンと距離を自然に避けるようにする

マルコ「彼女…?!」

マルコ「その手があったか!それに合わせて僕も童貞卒業できるしいい案だ!!」

アルミン (マルコもやっぱり童貞なんだね…)

アルミン「とりあえず、マルコと付き合ってくれそうな女の子を探そう」

マルコ「うーーん誰がいいかなぁ…」

マルコ (誰を抱いてやろうか…)グヘヘ

アルミン「>>22はどう?」

アルミン

マルコ「えっ?!」

アルミン「ジャンもいい感じに誤解してるしやっぱり僕が適任だと思うんだ」

マルコ「いや待って?!僕がホモって思われるよ?」

アルミン「何かを失わないと手に入らないものもあるんだマルコ…」

アルミン「それにジャンと友達辞めたいってだけで告白される女の子が可哀想だしね」

マルコ「ぐぬぬ」

マルコ「分かった…分かったよ」

アルミン (どんだけジャンと友達辞めたいんだ…)

マルコ「なら早速みんなに付き合うことになったってお披露目にいくかい?」

アルミン「それも面白そうだね」

アルミン「だけど言うタイミングも大事だと思うんだよね」

マルコ「ああ確かにそうだ」

アルミン「いかにジャンを傷つけるか?いかにジャンがマルコを嫌いになるか?いかに僕の名誉を守れるか?」

マルコ「アルミンの名誉はどうでもいいんだけど」

アルミン「総合的に考えて、>>35のタイミングでジャンに僕たちが付き合ってるって知ってもらうのが一番いいと思う」

クリスタに告白された直後

マルコ「クリスタに告白されるぅ?!」

アルミン「僕たちどちらかに告白してもらおう」

マルコ「してもらおうって簡単に言うんだね」

アルミン「大丈夫、クリスタならやってくれるさ」

マルコ「む、無理だと思うなぁ…」

アルミン「まあ見てなって」

次の日

ジャン「ライナー朝食行こうぜ」

ライナー「?ああ」(マルコと行かないなんて珍しい)

マルコ (よし今日は誘われなかったぞ…昨日のおかげだ…)

ジャン「…」 チラッチラッ

マルコ (こっちわざとらしく見てくる…) イッラァ

アルミン「マルコ!」

アルミン「僕にまかせて!」

マルコ「あ、ああ!」(本当に大丈夫か…?)

朝食

ジャン (なんでマルコの奴アルミンの隣に座ってるんだよ…)

アルミン「マルコ!覚悟はいい?」

マルコ「えっ、なんの?」

クリスタ「おはようみんな」

ライナー (結婚しよ)


アルミン「クリスタ!!」

クリスタ「アルミン、どうしたの?」

アルミン「クリスタってマルコのことどう思ってるの?」

マルコ「?!?!」

ライナー「?!?!」

ジャン「?!?!」


クリスタ「ど、どうって」

クリスタ「とても優しい人だと思うよ?」ニッコリ

マルコ (結婚しよ)

アルミン「なら好きか嫌いかで言ったら?」

クリスタ「?もちろん好きだよ?」

アルミン「この泥棒猫がぁ!!!」バッチーン

クリスタ「」

ライナー「おい!!!なにクリスタの頬ぶってんだ!!!!」

アルミン「うるさい!マルコは僕の彼氏なんだからな!!!!」

シーン


マルコ (タイミングってなんだっけ)

ジャン「」


コニー「なにいってんだアルミン…?」

エレン「マルコとアルミンが付き合ってる?!」

ざわざわ

マルコ (全力で否定したい…だけど…)

ジャン「じょ、冗談だよな?マルコ」

マルコ (何かを失ってでも!!勝ち取りたいものがある!!!)

マルコ「とりあえずクリスタに謝りなよ、マイハニーアルミン」

ライナー「誰だお前」


アルミン「ダーリン…ごめんなさい」

マルコ「僕じゃなくてクリスタに謝るんだマイハニー」

アルミン「クリスタ、ごめんね…」

クリスタ「ちょ、ちょっとびっくりしたけど目が覚めたよ!気にしないで!」

ライナー「クリスタそこは気にしたほうがいいと思う」

マルコ「そういうわけで僕ら付き合ってるんだ」

ユミル「ホモでもなんでもいいけどな、クリスタの頬をぶったのは許さねーぞ」

クリスタ「ユミル、大丈夫だから!」

アニ (リアルホモきたでぇ…)

マルコ「とにかく!アルミン外に出よう、話がある」

アルミン「うん、ダーリン!」

ジャン「」



マルコ「…」バッチーン

アルミン「痛い!」

マルコ「…」バッチーン

アルミン「ごめん、ごめんよ僕が悪かったから…!」

マルコ「なんであんなことを…」

アルミン「ごめん、正直に言ってしまうと作戦なんか最初から思いついてなかったんだ」

マルコ「は?」

アルミン「調子にのってクリスタの名前を出してみたけどクリスタに告白されるなんて無理な話だったんだ…」

マルコ「お前…朝は任せろ!って…」

アルミン「一周回って開き直ってたんだ…」

マルコ「それであんな暴挙に…」

アルミン「クリスタの頬気持ちよかった」

マルコ「…」バッチーン

アルミン「痛いって!!」

マルコ「はぁ…」

アルミン「でもこれでジャンと距離をおけるんじゃない?」

マルコ「まあそうだけど…」

アルミン「あともう一押しだよ、マルコ!」

マルコ「今度は真面目に考えてよアルミン?」

アルミン「もちろん!」

アルミン「>>60をしたら確実にジャンは君から離れていくと思うね!」

公開オナニー

マルコ「…」バッチーンバッチーンバッチーン

アルミン「ず、ずいまぜんでぢだ…」ボロッ

マルコ「真面目に考えてって言ったよね??」

アルミン「いや!真面目に考えたけどさ、やっぱりこれが一番効くと思う」

マルコ「ふざけてんの?」

アルミン「ほら、これからジャンのことを思いながらオナニーするよって宣言してヤればジャンドン引き間違いなし!」

マルコ「どうしてアルミンは僕をホモにしたがるの?」

アルミン「今のは軽い冗談だよ!でもマルコ信じてくれ…オナニーさえすれば…公開オナニーさえすればすべて報われる」

マルコ「そんなわけ…」

ジャン「おーいマルコ!!」ダダタ

マルコ「ジャン?!」

ジャン「お前がまさかアルミンと付き合ってたなんてな…」

マルコ「隠しててごめんジャン」

ジャン「でも俺は引いたりしてないぜ!」

マルコ「」

ジャン「なんてったって俺はお前の親友だからな!」ドヤァ

マルコ (ウザい)

アルミン (なんてことだ!ジャンはホモぐらいでは引かないというのか?!)

ジャン「さっきはちょっとびっくりしちまったが…」

ジャン「なんてったって親友だからな!」

アルミン「なんで二回言ったの」

ジャン「お前には関係ないだろ!ホモヤローが!」

アルミン (僕に対して敵対心丸出しじゃないか)

ジャン「彼氏になったからっていい気になってんじゃねーぞアルミン!俺は親友なんだからな」

アルミン「分かってるよジャン」


マルコ「よしアルミン分かった」

アルミン「なんだいマルコ」

マルコ「僕は公開オナニーをする」

ジャン「なにいってんだマルコ」

マルコ「だって!!そうでもしなきゃジャンは僕に引いてないじゃないか!!!!」

アルミン「マルコ!ジャン普通にいるから!!!」

ジャン「…??」

マルコ「もうどうだっていい!ジャンと友達辞められるんならなんだってする!!」

ジャン「?!」

アルミン「?!」

ジャン「マルコ、今なんて」

マルコ「いっつもいっつも引っ付いてきやがって…!女子か!」

ジャン「」

マルコ「何が親友だよ!友達になった覚えすらねーよ!」

ジャン「」

マルコ「僕が他の人と仲良くしただけで拗ねるの本当やめろよ!」

ジャン「」

マルコ「絶対ジャンって友達今までいなかっただろ!!」

ジャン「」

アルミン「マルコ!!!辞めなよ!!!可哀想!ジャン可哀想!」

マルコ「…!つい我を失って…!」

マルコ「ジャン、今のは…!」

ジャン「…もういい」

アルミン「ジャン…」

ジャン「それがお前の本音だったんだなマルコ…」

マルコ「うん」

ジャン「」

アルミン (認めるんだ?!)


マルコ「行こうアルミン」

アルミン「えっ?」

マルコ「過程はどうあれジャンに直接本音を言えたんだ、もう公開オナニーする必要ないよね」

アルミン「ま、まあね」(どんだけしたくなかったの)

スタスタ


ジャン「」

ーーーこうしてマルコとジャンは実質上絶交した。それからというもの、ジャンはペアを教官と組むようになった。
マルコはアルミンと組んだのでホモ疑惑がますます濃厚になっていった…。
そんなある日

キース「全員2人組を作れ!!」

ジャン「…。」

キース「キルシュタイン、今日は他の2人組に入らせて貰え。」

ジャン「はい…」

マルコ「…」

アルミン (ジャン…)

ライナー「ジャ、ジャン、俺とベルトルトと組むか?」

クリスタ「わ、わたしとユミルと組む?」

ジャン「…。」

ユミル「おいクリスタ!冗談じゃねーぞ誰がジャンなんかと」

クリスタ「ユミル!」

ジャン「ライナー達と組むジャン…」

エレン「なんかあいつ…全然元気ないよな」

ミカサ「そんなことよりエレン一緒に組もう」

食事

ジャン「…」ポツン

クリスタ「ジャン?むこうで一緒に食べよう?」

エレン「うわ、お前全然食べてねーじゃねーか」

ジャン「…」

マルコ「でさーアルミン」

アルミン「あ、あはは」

ジャン「別にいい…」

クリスタ「で、でも…」

ユミル「あーもうクリスタ、いい子ちゃんぶってないでこっちこいよ」

ジャン「ほら行けよ」

ユミル「てめーも辛気臭え顔してねーでこっちこい」

クリスタ (やだイケメン…)

ジャン「…気なんか使わなくても」

エレン「行くぞジャン」グイッ

ジャン (お前らのその優しさが悲しい)

サシャ「明日の2人組はわたしが組んであげてもいいですよ?」ムシャムシャ

コニー「俺は嫌だけどな!」

クリスタ「コニー!」

ジャン「俺もお前とは死んでもゴメンだ」

コニー「なんだと?!」

クリスタ (よかった…いつものジャンに戻りつつある…)


アルミン「マルコ…」

マルコ「なにアルミン」

アルミン「本当にこれはマルコが望んだ結果だったの?」

マルコ「当たり前だよ。ジャンの子守りはこりごりだったんだ」

ライナー「なあマルコ、お前ジャンと何があったんだよ?」

マルコ「なんでもないよ」

ベルトルト「あんなに仲良さそうだったのに」

マルコ「それは思い込みだよ」ハハハ

アルミン (…。)

次の日

キース「今日は2人組を組まなくていい」

ジャン「…!」

キース「今日は特別訓練だ」

キース「これより鬼ごっこを始める!」

クリスタ「…?!ど、どういうこと?」

コニー「やった!お遊びだぜ!!」

サシャ「はいはーい!鬼やりたいです!」

キース「鬼はもう決めてある。アッカーマン、ブラウン、フーバー前へ!」

アルミン「現時点の上位三名…?!」

キース「いいか!ルールは簡単だ。こいつらから逃げる、それだけだ」

キース「ただし」

キース「鬼は立体起動装置をつけるがお前らはなしだ」

コニー「どういうことだってばよ?!」

キース「捕まったら飯抜きだ」

サシャ「は?!?!」

キース「制限時間は三時間!範囲は森の中!!はじめ!!」

ライナー「いきなりだな…しかし俺たちは全力で捕まえに行くぜ」

ベルトルト「ライナーがそうするなら僕も…」

ミカサ「エレン、絶対捕まえに行くね」

アニ「なんでいきなりこんな真似を…」

クリスタ「きっとこれも、大事な訓練なんだよ!」

キース (これならもうキルシュタインがぼっちになることもあるまい)

エレン「全力で逃げるぞおおおお」ダダダ

ミーナ「鬼ごっこなんて本当久しぶり!」

トーマス「絶対捕まらないぞ!」

エレン「言ったなトーマス!」

ーーーこうしてサバイバルは始まった

エレン「トーマスうううううう」

ライナー「へへ…トーマス捕まえたぜ…」

トーマス「」

ミーナ「ひどい…あんまりだよ、タッチするだけでいいものを体当たりするなんて…」

アルミン「これが現実だよ…、あっミーナ後ろぉ!!」

ベルトルト「…」ニッコリ

ミーナ「ああああまだ逃げていたいよおおおおお夕飯食べたよおおおおお」

アルミン「どうして僕の体は動かないんだ…」

エレン「アルミン後ろ!!」

アルミン「ミカサ?!」

誤字
夕飯食べたよおおおおお→夕飯食べたいよおおおおお
ミーナが夕飯もう食べたことになってたすいません

ミカサ「…」ニッコリ

エレン「アルミン!俺がミカサを引きつける…!」

アルミン「そんな…!」

エレン「生きろ!アルミン!!」

ミカサ「エレン、みーつけた」

エレン「うわああああああああ」

アルミン「エレンンンンン!!」

ーーー途中ですべてを投げ出す者

ダズ「夕飯とかどうでもいい…森の中

ーーー罠にかかるもの

ミカサ「サシャ、ほらパン」

サシャ「パァン!!」ダダダ

ーーー何故か狙われないもの

クリスタ「わたしのところに全然鬼がこないのはなんでだろ?」

そして、

「うわあああやめてえええええ夕飯がああああ!!!!」

ーーー捕まる者達

ダズの台詞途中できれた

ダズ「夕飯とかどうでもいい…森の中怖い…」

の間違い
何度もごめん

ジャン「はぁ…はぁ…」(クソ…頭がクラクラする)

サシャ「あ、ジャーン!」

ジャン「サシャ?!」

サシャ「よかった、ジャン無事だったんですね」

ジャン「なんとかな…」

サシャ「ジャンには本当申し訳ないんですが…」

ジャン「?」

サシャ「ジャン発見です!!!!!」

ジャン「?!」

ライナー「でかした!サシャ」ビュン

ジャン「サシャてめえ裏切ったな?!」

サシャ「すいません…でもミカサが夕飯を分けてくれるそうなので…!」

ジャン「ミカサならしょうがない」

ライナー「逃がさないぜジャン!」

ジャン (畜生…こうなったら)

ジャン「あっ、クリスタ!」

ライナー「えっ?!どこ?!」

ジャン (バカめ)ダダダ

ライナー「あっ!ジャンどこ行きやがった!」

ジャン (逃げ切らないと…)

ジャン (夕飯抜きだ…)

ジャン「…っ!」グギィ

ジャン (足挫いちまった…)

ジャン「…もうダメだ」



ジャン(…くそ!!なんでこんな時に思い出すのは…)

マルコ「ハァ…ハァ…」

ベルトルト「マルコ、もう逃げられないよ…」

ベルトルト「前から君と僕はキャラが被ると思ってた…」

ベルトルト「だから今ここで…!」

ベルトルト「タッチする!」

マルコ「く、くそお!!」

マルコ (なんで今更思い出すんだろう…ジャンに付きまとわれ始めたあの日のことを…)


ーーーー

ジャン「…。」パクパク

マルコ (あれ…?あれってジャン…だよね?なんで1人で食べてるんだろう)

マルコ「ねえ、隣いい?」

ジャン「あ?」

マルコ「い、嫌ならいいけど」

ジャン「お前が嫌じゃないなら別にいいけど」

マルコ「なら座らせてもらうね」

マルコ「ところで、なんで今日はみんなと食べないの?」

ジャン「お前には関係ないだろ」

マルコ「うーん、あっ、分かった、喧嘩したんだ」

ジャン「…。」

ジャン「喧嘩したんじゃねぇ、一方的に怒られた」

マルコ「ジャンって結構言うことストレートだもんね」

ジャン「悪いかよ?」

マルコ「少しは言葉を選んだほうがいいと思うけど、悪いことじゃないと思うな」

マルコ「正直なのはいいことだよ」

ジャン「…」

ジャン「本当にそう思うのか?」

マルコ「嘘なんか言わないさ」

ジャン「なぁ、お前たしかマルコだよな?」

マルコ「うん」

ジャン「お前となら上手くやっていけそうだ」

マルコ「それはよかった」ニコリ


ーーー

マルコ (あの日以来…ジャンは事あるごとに僕のところにやってきた…)

マルコ (僕は最初こそ悪い気はしなかったものの…)

マルコ (だんだんウザくなってきた)

マルコ (そのウザいという気持ちは今もこれからも変わらないだろう)

ベルトルト「マルコ、ゲームオーb

ジャン「おい!ライナーが!!!クリスタを襲ってるぞベルトルト!!!!」 ガサッ

ベルトルト「…?!な、なんだって?!クリスタにはお互い手を出さない紳士協定をしたはずじゃ…」

ジャン「急げ!!ベルトルト!!!」

ベルトルト「ライナー、あの裏切りもんがあああ!!!」ビュンツ

ジャン「いったか…馬鹿な奴だ」

マルコ「ジャン」

ジャン「…なんだよ」

マルコ「何故僕を助けた」

ジャン「お、俺はベルトルトとライナーに自滅してもらいたかっただけだ。お前を助けたわけじゃねぇ」

マルコ「君のそう言うところ、本当ウザイよ」

ジャン「」

ジャン「ウザいってなんだよ!!人が助けてやったのによぉ!!!」

マルコ「そういうところも本当イライラする」

ジャン「」

マルコ「ジャンの友人なんて誰もなりたがらないよ」

ジャン「お前…!!」

ジャン「言わせておけばなぁ…!」

マルコ「もう声も聞きたくない」

ジャン「死ねと?!」

マルコ「死ねとは言ってないけど」

マルコ「黙っててくれない?」

ジャン「」

マルコ「さて、ベルトルトにジャンの下手すぎる嘘がバレる前に移動しなくちゃ」

ジャン「待てって…」ズキッ

ジャン「…っ!」

マルコ「…足挫いたの?」

ジャン「畜生…」

マルコ「なら好都合だ。いいおとりになってくれそうだね」

ジャン「」

マルコ「なんてね。冗談だよ」スッ

ジャン「?」

マルコ「肩貸すから急いで逃げるよ」

ジャン「…!」

マルコ「いっとくけど、これはジャンの為じゃない」

マルコ「ジャンに借りなんか作りたくないからだよ」

ジャン「言ってくれるじゃねーか」

マルコ「あーあ。どうせ肩組むならクリスタとかがよかったなぁ」

ジャン「…マルコ」

マルコ「なに?」

ジャン「…ありがとよ」

マルコ「キモい」

ジャン「」

ジャン「さっきから散々言ってくれるじゃねぇか!!!」

マルコ「本心だよ」

ジャン「ああそうかよ!!」

マルコ「ジャン耳元でうるさい」

ジャン「そりゃすまねえなそばかす野郎」

マルコ「あとでユミルにジャンが君の悪口言ってたって伝えておくよ」

ジャン「やめて」

マルコ「あー、ジャンって本当ウザい」ハァ

ジャン「悪かったなウザくて」

マルコ「あれっ、やっと自覚したの?」

ジャン「ウザい」

マルコ「まあでも」

マルコ「たまにはウザい奴もいないとつまらないよね」

ジャン「…そうかよ」

マルコ「まあ君のウザいところが嫌いで一緒にいたくないのには変わりないけど」

ジャン「お前さっきからひどいな!!!」

マルコ「まあね。僕も見習ってみようと思って」

ジャン「えっ?」

マルコ「ジャンの正直なところ」

ジャン「なんだよそれ…」

マルコ「ストレス溜めると大変だしね」

ジャン「俺にストレスぶつける気かよ!」

マルコ「というかストレスの原因ほぼジャンだからさ」

ジャン「」

マルコ「とにかく今は逃げるよ」

ジャン「お、おう」

ベルトルト「くっそー!ジャンの奴嘘つきやがってー!」ビュン

ライナー「許さん…!!!」ビュン

ベルトルト「いたぞライナー!ジャンだ!」

ライナー「よし!って、マルコもいるぞ。仲直りしたのか?」

ベルトルト「そうみたいだね。肩組んで歩いてる」

ライナー「なんだあいつら心配させやがって…」

ベルトルト「一安心だね」

ライナー「…。」

ライナー「なあ、ベルトルト…」

ベルトルト「なに?ライナー」

ライナー「ここは一つ見逃してやらないか」

ベルトルト「僕も今同じことを考えていたよ」

ライナー「帰るか…もうそろそろ終わる頃だ」

ベルトルト「だね」

ミカサ「2人ともなにしてるの?」

ライナー「あ、ミカs…

ミカサ「!前方にマルコとジャン発見」ビュン

ライナー「」

ベルトルト「」

ミカサ「見つけた」

ジャン「うわあああああああ(ちょっと嬉しい)」

マルコ「うわあああああああ」




ーーーこうして、クリスタを除く全員が捕まった

ーーーしかし、生き残った人数が少なすぎるのと、サシャの必死の説得で結局全員に無事夕飯が支給されることになった…

その日の夜

アルミン「2人とも仲直りしたんだね、良かった良かった」

ジャン「まあ??もともと心配してなかったっていうか??マルコは俺がいないとダメダメっていうか??」

マルコ「はは、ジャンは本当ウザいなあ」

ジャン「なんだと!!」

アルミン「なんだかマルコの黒さが上がった気がするけど良かったよ」

マルコ「これからは自分に正直に生きようと思って」

ジャン「なら言っちまえよマルコォ!本当は巨人が怖いから憲兵団に入りたいんだろ?」

マルコ「はは、恥を知れよ」

アルミン (なんだかんだ、やっぱりジャンとマルコはいい友達だと思うなぁ…)

アルミン (そしてとりあえず僕は…)

エレン「よぉアルミン!マルコとは順調か?」

コニー「男同士ってどうやってヤるんだ?」

アルミン (ホモ疑惑をどうにかしなくてはならない)


終わり

タイトルから盛大に失敗したけど、最後まで読んでくれた人ありがとう

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom