あんじゅ「あれって…ﾐｭｰｽﾞのリーダーの写真だよね？」

英玲奈「ほっとけ、ああいう病気だ」



ツバサ「あ…二人ともいたの？」

あんじゅ「ライブやってたんだからいるよ」

英玲奈「まだ楽屋だぞここ」

ツバサ「……？私はほのかちゃんとライブしてたんじゃ……？」

英玲奈「妄想からはやめに帰ってきてくれ」

ツバサ「あー…そういえば貴女達だったわね…メンバー…」ﾊｧ…

英玲奈「露骨なため息やめろ」

あんじゅ「どうしよう英玲奈ちゃん、あんじゅアライズやめたくなってきた」

英玲奈「お前が抜けたら私も抜けるぞ」

ツバサ「じゃあ私はﾐｭｰｽﾞに！！」ｶﾞﾀｯ

英玲奈「だまれほのキチ！！」ｶﾞｽｯ




ツバサ「うぅ…かるい冗談じゃない…殴らなくたって…」ｸﾞｽｯ

あんじゅ「ツバサちゃん、この指何本かわかるー？」ﾌﾘﾌﾘ

ツバサ「高坂さん」

英玲奈「だめだもう手遅れだ」

ツバサ「…というより、二人だってﾐｭｰｽﾞにご執心じゃない」

英玲奈「お前ほどじゃない、ライバルとして観察してるだけだ」

あんじゅ「あんじゅはことりちゃんの働いてるお店いったよ~、あんじゅもはたらこうかなー？」

ツバサ「高坂さんはいるの？」

あんじゅ「一回だけ働いたことあるらしいよ」

ツバサ「どんなお店？」

英玲奈「たしかメイド喫茶だったか…？」

あんじゅ「うん」


ツバサ「いってきます！！！」ﾀﾞｯ

英玲奈「まて」ｶﾞｼｯ

ツバサ「ｸﾞｵｴｯ」