エイスリン「ミンナ、ナカヨシ!」白望「うん」 (33)


※咲-saki-の二次創作です

※何番煎じの宮守もの

※R-18描写あり

※宮守高校のハートフルな物語です

※気軽に楽しめる心に優しい作品です


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403250163


ダルい……

わたしはいつも通りそう思いながら、部室の椅子に体をあずける

そうして待っていれば、勢いよくドアを開けてくるのは……

豊音「シロー♪」

私たち、宮守高校麻雀部のジョーカーであり、最後の一人だった少女であり、197センチの女の子

全体重を背もたれに乗せたまま、私は豊音の方を向いて軽く片手をあげて応える

豊音「えへへ、シロはいつもはやいねー」

大柄ってレベルじゃない身長の高さをした豊音だけれど、雰囲気は小動物のそれに近い

正直、かなり可愛い


まぁ可愛いという話で言えばうちの麻雀部は私以外は総じて容姿が良い

馴染みの塞や胡桃だって人気だし、留学生のエイスリンの人気は爆発的ともいえる

まぁこうして接していて私個人として一番可愛いと思うのが豊音、ということだ

塞「ん、もう二人来てたんだ」

胡桃「相変わらず早い!」ビシッ

早いことはいいことだろうし、ダルいけどまぁいいや


私たちが他愛もない話題で駄弁っていると、扉が開いた

塞「エイスリンさん、遅かったね」

エイスリン「ウン、ヨバレタ!」

留学生でまだ日本語も片言のエイスリン

私の後ろの席で、パンをもらったことからこうして麻雀部の仲間になったわけだけど

綺麗な髪やら顔立ちを見ているとやっぱりアッチの人なんだなぁとは思う

エイスリン「シロ、マージャン、スル?」

白望「ん……ダルい」

豊音「シロやろうよー」ギュッ

しょうがない、ダルいけどやるか……

私は付き合うことにした

結果としてはほとんど豊音の勝ちなわけだけれど……


こんな平和な日常が毎日続けば良い

そう思ってた―――

エイスリン「シロ、トヨネ、好キ?」

ある日、エイスリンにそう言われた時、心臓が飛び出るかと思った

自分で言うのもアレなんだけど私は感情の起伏が激しい方じゃない、そんな私でも、焦って席を立った

バレるだなんて思わなかった

少なからずエイスリンにバレると思わなかった

だから私は、あきらめて頷く

エイスリン「ヤッパリ!ダイジョウブ、キョウリョク、スル!」バッ (握手をする絵)

協力してくれると言ったエイスリンに、私は心底安心した

良かった


それから、私は豊音と一緒にいるようにした

塞と胡桃の二人はまったく気づいていないように思える

豊音「行くよシロー!」タッタッタッ

私を背負ったまま走る豊音

こうやって、私は豊音と仲を深めていったわけだけど―――ある日……


豊音「んぁっ、やんっ……ひぃんっ、ふぁぁっ♥」ビクビクンッ

その艶姿は私を興奮させるにたるものだった

部室に響く声は私の感情を昂らせる

ただ、その声を聞いても私は素直に聞いていられなかった

だって―――その状況は。

豊音「んぁっ、はぁっ……はぁっ……も、休憩しよーよ―――エイスリンさんっ」ピクッ

エイスリン「ダメ♪」

私が望んだものではなく、私が絶っするに値するものだったから……。


部活が休みの日だけれど、豊音とは部室で合流する約束をしていた

理由としては二人でいたかったからなんだけど、まさかエイスリンまで一緒で、しかもこんな光景を見るなんて思わなかった

豊音「んぁっ♥し、シロが来ちゃうよぉ、ひぃんっ♥」ビクンッ

エイスリン「マダ、ダイジョウブ……ダヨ?」ニッ

白望「ッ!?」ビクッ

こっちを、見た?

いや、そんなはずない……でも、なんでエイスリンが豊音と?


豊音「だめっ、シロ、きちゃぅよぉ♥」ビクビクンッ

そんな言葉に、私は濡れてしまった

あの言葉は、私が豊音を組み敷いている時に聞きたかった

エイスリン「サイゴ♪」グチュッ グッ

豊音「んぁぁぁっ♥」ビクンッ クタァ

そして、ことが終わった

私はどうすれば良いかわからずに教室へと戻ることにした

いつもの自分の席に座って、真後ろのエイスリンの席を見る


なんで、どういうつもりで、エイスリンは……?

エイスリン「シロ!」

白望「エイスリン……」

来た、なんで。

エイスリン「トヨネ、ラクダッタ♪」ニコッ

……は?


エイスリン「トヨネ、ヤサシクシタラ、スグ!」ニコニコ

白望「なにを、言って……?」

エイスリン「チョロカッタ!」

白望「ッ!!」バッ

ドカッ

エイスリン「ウッ!」バタッ

振り切った右拳―――倒れて左の頬を押さえるエイスリン

目元に涙を浮かべるエイスリンを見て私は我に返る

白望「あ……」

塞「あ、シロいたー」

胡桃「帰ろ、って!?」

変なタイミングでくるなぁ


塞「ど、どうしたの!?」

胡桃「シロ、殴った!?」

白望「その……ごめん」

エイスリン「ウゥン、ワタシモ、ワルカッタ!」

でも、どうしても納得がいかない

豊音を、私の豊音を……エイスリンはちょろいと言った

それだけは、許せない

エイスリン「ゴメンネ?」

白望「……ごめん」

とりあえずは、謝っておく

塞「あはは、いったいなにがあったのか知りたいけど」

胡桃「二人で解決できたなら、それでいい!」


そう、そうしてくれると助かる

じゃないと、私の理性が聞かなくなる

今でももう一発殴りたいという気はするんだけど

エイスリンのことだ、まだ日本語がわかっていないだけかもしれない……そうだ、きっとそうだ

エイスリン「……!」ニコッ

じゃなきゃ……


あれから、一週間が経った

私はあれから何度も豊音とエイスリンがシテいる光景を見たけれど、二人が愛し合ってるならそれでいいかなって思ってた

決してエイスリンは豊音をぞんざいに扱っているわけじゃないんだし、もう良い

そうしていたある日、私が自動販売機の前で飲み物を悩んでいるとエイスリンがやってきた

白望「エイスリン……」

エイスリン「シロ!」ニコッ

相変わらずまぶしい笑顔だ

エイスリン「トヨネ、ニ、コクハク、シナイノ?」

……?


エイスリン「ワタシノ、ダケド、コクハク、イイヨ?」ニッ

私は今度は左拳でエイスリンの右頬を打った

前よりも勢いがついたせいで後ろに倒れこむエイスリン

白望「はぁっ……はぁっ……」

エイスリン「ナンデ?」

白望「豊音のこと、好きなんじゃないの?」

エイスリン「スキダヨ?」スッ パンパンッ

立ち上がって、埃を払うとエイスリンは口の端から出ている血を拭う

エイスリン「ダカラ、シロニモ、ワケルノ♪」ニコッ


こいつは頭がおかしい、そう思った時には胸倉を掴みあげていた

塞「シロ!」

胡桃「やめなシロ!」バッ

ドンッ

白望「ッ」

私は押されてふらつく

エイスリンは胸倉を掴まれてて苦しかったのか、首を押さえていた

白望「ッ」

塞「前もだけどなにがあったの!」

胡桃「シロ、いい加減にしないとダメ!」

私の味方はいない?

いや、事情を説明すればとも思うけど、私が事情を説明することはできない

この麻雀部をつぶすわけにはいかない

だから私はなにも言えない、言わない……もちろん謝罪もしない

ちょっと私用で離れます
今日中に終わらせるのでお待ちを

ちなみにこんなの書いてました↓
豊音「みんながいじめるよー」塞「」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395508364/)

美穂子「深堀さん?」純代「いえ、なにも」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402335416/)


塞「シロ、あんたおかしいよ?」

胡桃「なんでエイちゃんにこんなこと……」

白望「ッ」

私は踵を返してその場を去ることにした

私を呼ぶ声が聞こえるけど、謝る気がさらさら無いんだから止まる必要なんかない

さよならかもしれない、私の大好きな麻雀部……


それでも、私はいろいろとはっきりさせたかった

だからこそ私は、翌朝に麻雀部の部室へと向かう

謝る気は無いけど、エイスリンのしたことを言う決意もついた

ダルいけど、それぐらいはする

だからこそ私はドアを開けた時、思わず鞄を落とした


豊音「え、エイスリンしゃん♥」

塞「む、むねもっとぉ♥」

胡桃「んひゃぁっ♥」

椅子に座っているエイスリン

その裸足の足にすがりついて腰を振っている豊音、いやエイスリンが足で器用に豊音を責めてる

塞は椅子の横でエイスリンに胸を舐めらながら左手で性器をいじられていて、胡桃はエイスリンの膝の上にいて左手で胸や性器を責めら

れていた

白望「なに、これっ……」フラッ

私はこれを見られてはまずいと思いドアを閉めて鍵をかける

白望「ッ……」ハァッハァッ

もうどうなっているのか私の頭じゃ理解できない

塞「んひぃっ♥」

一際大きな声を塞が発して、私がそちらを見ると、エイスリンは塞の胸にむしゃぶりつきながらこちらを見て笑うと、口を話す

エイスリンの涎が塞の胸との間で糸を引いて、切れた

私を見て笑いながら、舌舐めずりをする

エイスリン「シロ、イラッシャイ!」ニコッ


いつものような笑みを浮かべて、私を見るエイスリンだけれど……

豊音「んんっ♥もうっ、エイスリンさんっ、イッてるかりゃっ♥もっ、んん~ッ♥」プシャァッ

エイスリン「トヨネ、イッタ?」

胡桃「わ、たしもぉッ♥」ビクンッ

豊音が潮を吹いて、胡桃がイッた

そんな状況でも笑みを浮かべているエイスリン

エイスリン「シロ、オイデ?」

私が足を進めることはない

塞「胡桃ぃ、んむっ……んっ」クチュクチュッ

胡桃「塞ぇっんん、ふぁっ……んむっ」クチュクチュ

塞と胡桃が舌を絡ませ合っている

私へと迫るエイスリンに、私は後ずさりするけどドアにぶつかって逃げられなくなる

殴る気力すらもう出ない


エイスリン「Honest about a desire」

なにか英語を喋るエイスリンだけれど、そんなものはどうでも良い

エイスリン「トヨネ?」

豊音「はぁっ、んっ……うん♥」

ゆっくりと豊音が四つん這いのままはってきて、私の前で座る

エイスリンが横にずれて私と豊音の間になにもなくなる

白望「はぁっ……はぁっ……」

エイスリン「Honest about a desire……欲望のままに」クスッ


そんな言葉を受けて、気づけば私は豊音の上にかぶさってその胸をむしゃぶる

濡れた性器に指を這わせて、それを舐めて私自身が昂ぶる

もう理性が効かない、私は豊音の感じるところを指で探りながら豊音を責めつくす

私が我に返ったのは、チャイムが鳴った時だった

私の大好きな麻雀部の部室いっぱいに広がる甘ったるい匂い


塞「ねぇシロ、次は私もっ♥」

胡桃「私たちもぉ♥」

私は二人ももちろん相手にすることにした

エイスリンは相変わらず椅子に座りながら私たちを見る

自分でいじっているけれど、それだけじゃ可哀想だから、二人をイカせてから疲れた体で這って、座っているエイスリンの足の間に頭を

入れてソコを舐める

エイスリンの気持ちよさそうな声が聞こえる


エイスリン「―――んっ、んぁぁっ♥」ビクンッ

一度だけ体を跳ねさせると、エイスリンがイッたのか落ち着く

それから授業がはじまって、直私は皆と体を重ね合う

白望「豊音っ、豊音っ!」クプヌプッ

豊音「シロぉ、だいっすき、だよぉ、ひぃんぁぁっっ♥」ビクビクッ

貝合わせをしている私たち

そんな私の前にやってきたエイスリンは相変わらず笑っている

私の頬をそっと撫でて、エイスリンは言った

エイスリン「ネ!キョウリョク、シタデショ?」

私はイッた豊音の頬を撫でてからエイスリンを見上げる


エイスリン「ミンナ、ナカヨシ!」

白望「うん」

あぁ、ダルくない


カンッ!

読んでくださってありがとうございました
宮守は大天使しかいない、はっきりわかんだね
もしかしたら続き書いたりするかもしれないんで、その時はまた読んでください

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