ジャン「ん、太ったか?」(29)

訓練兵のジャン・キルシュタインは、お腹のお肉を気にしていました。

ジャン「太るなんて考えたこともねえのに…」

 つまめるほどのお腹を前に、ジャンは小さく溜息をつきます。

 ふと、ジャンは宿舎の掲示板に気になる記事を見つけました。

『アルレルト式ダイエット』

 一目見て、ジャンはそれが同期のアルミン・アルレルトのことだとわかりました。

ジャン(アルミンの考えたダイエットなら、きっと成功するだろう)

 ジャンは記事に記された通り、使われていない倉庫へと赴きました。

アルミン「いらっしゃいませ。アルレルト式ダイエットへようこそ」

アルミン「初級・中級・上級がありますが、どちらをご希望でしょうか?」

ジャン「そうだな…じゃあ初級コースで頼む」

アルミン「かしこまりました。こちらへどうぞ」

 アルミンに招かれて、ジャンは倉庫の中に入ります。

 そこには才色兼備の学年主席、ミカサ・アッカーマンが立っていました。

ミカサ「よろしく」

ジャン「な、なんでミカサがここに!?」

 彼女に想いを寄せるジャン。狼狽えるのも仕方ないでしょう。
 支配人アルミンは言いました。

アルミン「今からミカサがこの倉庫内を逃げ回ります。それを捕まえることができたら、あなたはミカサを一晩好きにできます」

ジャン「なんだって!?」

 ミカサに想いを寄せるジャン。
 逃げ回る彼女を必死に追いかけますが、なかなか捕まえられません。
 そうこうしている内に時間が過ぎ、アルミンが終了の合図を告げました。

 その夜、ジャンはお腹を摘まんでみました。
 効果てき面、指の第一関節までつまめたお肉が、半分ほどまでしかつまめません。

ジャン「このダイエットは最高だ! 楽しい上に効果がある!」

確信したジャンは倉庫に赴き、上級コースを希望しました。
中で微笑むミカサの姿を想像し、ジャンは倉庫の中に入ります。

そこには筋肉隆々の学年次席、ライナー・ブラウンが立っていました。

ライナー「よろしく♂」

ジャン「おいアルミン!どうなってやがる!なんでミカサがライナーに!」

 貞操の恐怖を感じたジャン。狼狽えるのも仕方ないでしょう。
 下卑た笑みを浮かべながら、支配人アルミンは言いました。





アルミン「今からあなたはこの倉庫内を逃げ回ってください。ライナーに捕まったら、あなたは一晩好きにされます」

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2chか何かのネタを元に。お粗末様でした

ホラーかよ

こいつは確かに上級だ

素晴らしい

最初のミカサは上級コース選択してたってこと?

おまけ

 訓練兵のエレン・イェーガーは、身体測定で体脂肪率が増えていることに気付きました。

エレン「トレーニングはちゃんとやってはずなんだけどな…最近食糧事情がマシになったから食い過ぎなのか?」

 言われてみれば、お腹のお肉がつまめます。目的意識の高いエレンは悩んでいました。

 ふと、エレンは宿舎の掲示板に気になる記事を見つけました。

『アルレルト式ダイエット』

 一目見て、エレンはそれが幼馴染のアルミン・アルレルトのことだとわかりました。

エレン(頭のいいアルミンが考案したんだ、きっと効果があるんだろうな)

 エレンは記事に記された通り、使われていない倉庫へと赴きました。

アルミン「いらっしゃいませ。アルレルト式ダイエットへようこそ」

アルミン「初級・中級・上級がありますが、どちらをご希望でしょうか?」

 アルミンに招かれて、エレンは倉庫の中に入ります。
 そこには幼馴染兼家族の、ミカサ・アッカーマンが立っていました。

ミカサ「エ、エレン!あなたどうしてここに…!?」アタフタ

エレン「そりゃこっちの台詞だろ。ちょっと太ったみたいなんでな。んで、何をするんだ?」

 エレンに想いを寄せるミカサ。狼狽えるのも仕方ないでしょう。

 支配人アルミンは言いました。

アルミン「今からミカサが倉庫内を逃げ回ります。もしそれを捕まえることができたら、あなたはミカサを一晩好きにできます」

エレン「え?いいよそんなの。でも走り回るなら運動になるか」

ミカサ「…エレン、が、私を追いかける…」タラー

アルミン「では、ごゆっくり。時間が来ましたらお知らせしますので」バタン

エレン「よし、いくぞミカサー」

 間髪入れず、エレンは逃げるミカサを追いかけました。
 ミカサはその状況に恍惚としていましたが、すぐに逃げるのをやめました。

 エレンが肩を掴みます。

エレン「何で止まんだよ。運動にならないだろ?」

ミカサ「私を捕まえた。さあエレン、私を好きにしてほしい」ワクワク

エレン「だからそんなのどうでもいいって。つか走り回るのがメインだろ。これじゃ運動にならないじゃないか」

ミカサ「…そんなに運動がしたいのなら、特別に超上級コースに案内しよう」

エレン「マジで?」

 初級コース分のお金しか支払っていないエレン。
 特別コースができるとあって、期待に胸を膨らませます。

 案内された先にあったのは、怪しい明かりが灯るベッドルームでした。

以上です。読んでくれた方ありがとう

わっふるわっふる!

台詞抜けてました。>>20>>19の間に↓が入ります

エレン「そうだな…最初だし、初級コースで頼む」

アルミン「かしこまりました。こちらへどうぞ」

わっふるわっふる!(涙目)

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