エレン「ミカサが病気?」(96)

兵站行進中…

エレン「アルミン大丈夫か?」

アルミン「ハアハア、うんなんとか」

エレン「にしても雨だなんて最悪だな、しかも右手には崖、もし崩れたらどうすんだ」

アルミン「そ、そうだね、ん?」

エレン「どうした」

アルミン「崖の中間あたりに植物みたいのが生えてるよ」

エレン「ほんとだ、って、教官が近づいてる!だべってないでいくぞ!」

アルミン「う、うん」ゼーハーゼーハー

夕食…

エレン「アルミン大丈夫か?」

アルミン「な、なんとか、体力のない僕にとって座学以外は地獄そのものだよ」

エレン「なんとかしてやりたいが、練習後にまた走るわけにもいかんしな」

アルミン「そんなことしたらほんとに死んじゃうよ」

エレ・アル「ハハハハ」

ミカサ「…ごちそうさま」カチャ

エレン「ん?どうしたんだミカサ?まだ半分以上残してるぞ?」

ミカサ「今日は食欲がないから、もういらない」

エレン「大丈夫か?」

ミカサ「うん、私はもう寝る。お休み」

エレン「あぁ」

アルミン「お大事に、ミカサ」

ミカサ「えぇ」

エレン「ミカサが残した飯どうする?アルミンいるか?」

アルミン「いや、僕はいいよ、エレンが食べてよ」

エレン「そうか?悪いなアルミン」

サシャ「エレン!私にも分けてください!」

エレン「うわ!?仕方ねえな、パンならやるよ」

サシャ「ありがとうございます!」ムシャムシャ

エレン「ったく」

アルミン「どんまいエレン」

そのころ女子寮

ミカサ「今日はなんだか体が重い…、少し頭も痛いし、早く寝て直そう」

次の日、朝食

ミカサ「…おはよう2人とも」

アルミン「おはようミカサ」

エレン「おっす、あれ?お前なんか顔赤いぞ?」

ミカサ「気のせい」

エレン「もし、体調悪いなら休んでおけよ」

ミカサ「うん、でも大丈夫だから」

エレン「そうか、まあムチャすんなよ」

ミカサ「うん」

立体機動訓練

エレン「もらった!」ザシュ

ミカサ「…」ザシュ

エレン「(今日のミカサなんかおかしいな、いつもよりかなり遅いぞ…、様子をみてみるか)」

ミカサ「(なに?頭も痛いし体もだるい、なんか目もぼやけてきてるし、このままじゃ)」バシュ カキン

ミカサ「しまっ!?」ヒュー

エレン「ミカサ!!」ダキッ

ミカサ「え、エレン?」

エレン「あぶねえ!大丈夫かミカサ?」

ミカサ「うん、でもなんか瞼がかってに…」ガクッ

エレン「!?、おいミカサ!?返事しろ!おい!」

バイト行くので8時ごろ更新します

遅くなりました。たくさんのレスありがとうございます。

バイト行く前に思いついたので少ししか書けませんでしたが、今から終わるまでノンストップで書いていこうと思います。

エレン「くそっ!とりあえず教官のところに行かねえと!」バシュ ヒュー

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エレン「教官!!」

キース「どうしたイェーガー?む、その手に抱えているのはアッカーマン訓練兵か?」

エレン「はい!なんか様子がおかしいいんです!」

キース「どれ…、ふむ、熱も高いし呼吸もあらい、よろしい医務室に連れて行こう」

エレン「お願いします!あ、あの、俺もついていきます!」

キース「ならん」

エレン「な、なぜですか!?」

キース「アッカーマン訓練兵なら大丈夫だ。だからお前は訓練にもどれ」

エレン「し、しかし…」

キース「聞こえなかったのか?訓練に戻れと言っているんだ」

エレン「は、はい…」バシュ ヒュー

キース「行ったか、私も急ぐとしよう」

エレン「…」ザシュ

アルミン「エレン!」

エレン「あぁ、アルミンか」

アルミン「どうしてこんな後ろに?エレン達ならもうとっくにゴールしてると思ってたんだけど」

エレン「まぁ、少しな、この訓練が終わったら話す…」

アルミン「う、うん(なんだろう、いやな予感がする)」

エレン「(ミカサ、大丈夫かな…)」

アルミン「エレン!前前!」

エレン「ん?うお!?…あっぶねー、もう少しで木にぶつかるところだったぜ、サンキューアルミン」

アルミン「しっかり前見てないとあぶないよ!」

エレン「あぁ…」

アルミン「…」

今さらながらですがザシュというのはエレンが巨人の模型を切っているところです。

立体機動訓練終了後

エレン「…」

アルミン「え、エレン」

エレン「ん?」

アルミン「立体機動の最中に話すって言ってたさ」

エレン「あぁ、アルミン、驚かないで聞いてくれ」

アルミン「う、うん」

エレン「ミカサが立体機動訓練の時に、気を失った。」

アルミン「えっ!?ま、まさか落ちたの!?」

エレン「ん、いや、なんかおかしいと思ってたからさ、俺が後ろについて、落ちた瞬間にミカサを抱きかかえたんだ」

アルミン「よかったー」

エレン「ただよ、なんか様子がおかしいんだ、呼吸も異様に早いし、熱もめちゃくちゃ出てるのかすげえ熱かった」

アルミン「…」

エレン「もしだぞ?もしミカサに何かあったら…」

アルミン「エレン!」

エレン「お、おう?」

アルミン「エレンがそんなこと言ってたら治るものだって治らないよ!いつも一番近くにいるエレンがミカサを信じなくてどうするのさ!?」

エレン「!、そ、そうだよな、サンキューアルミン、目が覚めたぜ」

アルミン「とりあえず今日はあと座学だけだしさ、終わったらお見舞いにいこ!」

エレン「おう!」

アルミン「(エレンはこれで大丈夫かな?ミカサ、大丈夫かな?)」

その後、やっぱりミカサが気になるのか、いつもはまじめに聞いている座学の授業も、今日は初めから最後までぼーっとしているだけであった。

教授「では、ここの問題…、エレン・イェーガー君」

エレン「…」ボーッ

教授「イェーガー君?」

アルミン「エレン、エレン!」ユサユサ

エレン「ん?どうした?」

アルミン「問題あてられてるよ!」

エレン「えっ!どこだ?」

アルミン「ここだよここ、答えは…だよ」

エレン「…です!」

教授「よろしい、巨人の授業なのに君がぼーっとしているのは珍しいな」

エレン「す、すいません」

教授「まぁ、いい、次、この問題をコニー・スプリンガー君」

コニー「分かりません!」

教授「…君には特別に宿題をだすのでするように」

コニー「えぇ!?」

みんな「アハハハハ!」

エレン「…」ボーッ

アルミン「エレン…」

教授「次は…、っと、もうこんな時間か、それでは授業を終了する」

ある

↑あるはなしで、いつの間に書いたんだろう…

エレン「!、終わったか!アルミン医務室に急ぐぞ!」

アルミン「あっ、まってよエレン!教科書持っていかないの!?」

エレン「んなもん明日でいいだろ!」

アルミン「まったく…、僕も行くからちょっとまってよ!」ダダダダッ

クリスタ「あれ、あの2人教科書おいて行ってるよ?」

ユミル「いいだろ別に、明日撮り来るとかなんとか言ってたし」

クリスタ「んー、でも一応もっててあげようかな、確か医務室がどうのっていってたし」

ユミル「んじゃあ、医務室に行ってみるか?おい!芋女!いくぞ」

サシャ「私もですか!?」

ユミル「いいから来いって」

サシャ「仕方ないですねー」

ユミル「あぁ?」

サシャ「う、嘘ですよ…」

タッタッタッタッタ ガラッ!

エレン「ミカサ!」

教官「…きたか」

アルミン「や、やっと追いついた。あれ?教官?」

教官「アルレルト、貴様もか」

エレン「それよりミカサは!」

教官「落ち着け、彼女ならここで寝ている」

エレン「!、ミカサ!大丈夫か!?」

ミカサ「え、エレン?」

エレン「そうだ!大丈夫か?」

ミカサ「・・・耳元で叫ばないで」

エレン「あぁ、ごめん、それで教官、ミカサは大丈夫なんですか?」

教官「…まだ大丈夫かはわからん、今日ゆっくり寝て治ればいいのだが・・・」

アルミン「ミカサ、大丈夫?きっとよくなるからさ、今は寝てたほうがいいよ、あとで僕とエレンでご飯をもってくる」

ミカサ「アルミン、ありがとう…」

教官「とりあえず私は邪魔なようなのでここで退室するとしよう、それとアッカーマン、明日の訓練はもし治っても出なくていい、体を休めろ」

ミカサ「はい、ありがとうございます…、ゲホッゲホッ」

エレン「大丈夫かミカサ?」

ミカサ「…たぶん大丈夫じゃない」

エレン「なら体を起こしてないで横になれ」

ミカサ「…うん、ゲホッゲホッ(エレンがいる前だから少しでも元気に見せないと…)」

すいません、ノンストップとかほざいておいて、風呂行ってきます。10時には再開します

今上がりました。続きを書いていこうと思います。

コンコンッ

エレン「ん?だれだ?悪いけどアルミン出てくれないか?」

アルミン「いいよ、ってクリスタとユミル?」

ユミル「おっす」

クリスタ「2人の教科書を私に来たんだけど、そこに寝てるのはミカサ?」

アルミン「うん、体調を崩しちゃってね」

クリスタ「そうなの?ミカサ、大丈夫?」

ミカサ「うん・・・、ハァハァ」

ユミル「おいおい、すげえ熱じゃねえか、ほんとに大丈夫なのか?」

ミカサ「う、うん・・・、ゲホッゲホッ」

エレン「取り合えず。俺はミカサの飯を持ってくるからさ、お前ら少しミカサ頼んでいいか?」

アルミン「僕も行くよ」

エレン「いや、1人で大丈夫だ。それに俺は今日こっちで食べようと思うし、俺が戻ってきたら3人とも飯食べてきてくれ」

クリスタ「んじゃあエレンが行ってる間に私とユミルでミカサを着替えさせる?汗すごいし」

ユミル「しゃあねえな、あっ、アルミンはその間外でてろよ?」

アルミン「わ、わかってるよ」

エレン「それじゃあ俺は行ってくるわ」

アルミン「僕も外に出てようかな」

エレン「じゃあ頼んだぞ」ガチャ

アルミン「着替え終わったら教えてね」

クリスタ「うん!」

ユミル「感謝しろよな!てかサシャはどうしたんだクリスタ?」

クリスタ「あぁ、なんか途中まで来てたんだけどね、食糧庫がどうのって言ってどこかいっちゃた」

ユミル「相変わらずだな…」

クリスタ「まあね、それじゃあミカサ、着替えようか、確かここは着替えが用意されてるし、お風呂は無理そうだから濡れタオルで体を拭いてあげるね?」

ミカサ「…ありがとう、2人とも」グググッ

ユミル「お、おい!無理して起き上がんじゃねえよ!」

クリスタ「そうだよミカサ!起きてもらわなくても頑張ればできるし、寝てていいよ!」

ミカサ「ごめんなさい…」

ユミル「にしてもこれほど元気がないミカサ初めて見たぞ」

クリスタ「それだけ辛いんだよ、でもエレンの前では少しでも元気そうに見せようとしてるんでしょ?」

ミカサ「なんでそれを・・・、ゴホッゴホッ」

クリスタ「見てればわかるよ…、でも無理しないでね?」

ミカサ「…うん」

クリスタ「それじゃ、着替えさせるからミカサバンザイしてもらえる。あっ、悪いけどベット起き上がらせるよ?」

ミカサ「…お願い」

ユミル「んじゃ、私は体を拭いてやるかな(こんな時になんだけど、引き締まった体してんなー)」

ミカサ「2人とも、ありがと…、ック!」

クリスタ「どうしたの?」

ミカサ「あ、頭が痛くなっただけ、大丈夫」

クリスタ「そっか、あっ、手元にタオル置いておくね」

ミカサ「ん…」

アルミン「まだかなー」

ガチャ

クリスタ「待たせてごめんねアルミン、入ってきていいよ」

アルミン「あっ、うん」

ガチャ

アルミン「大丈夫ミカサ?」

ミカサ「大丈夫と言えば、嘘になる…」

アルミン「そっか、明日、教官に許可をもらって書物戸を漁ってみるよ、もし長引いた時のためにね」

ミカサ「ありがとう…」

アルミン「それと、さっきの会話、聞いちゃったんだ。エレンの前では元気にしようとしてるって、
でもそしたらエレンはもっと気を使うと思うんだよね」

ミカサ「…確かに、ゴホッゴホッ」

アルミン「まあでもエレンなら気が付いてると思うけどね、一番長くミカサといたわけだし」

コンコン ガチャ

エレン「よお」

クリスタ「お帰り」

エレン「3人とも悪いな、あとは俺に任せて、飯行ってくれ」

ユミル「そうだな、よくよく考えれば腹減ってきたし、行くか」

クリスタ「じゃあよろしくね?」

エレン「あぁ、アルミンも悪いな」

アルミン「いいよ、僕たち親友じゃないか、あれ?バケツも持ってきたの?」

エレン「あぁ、もしものためにな」

アルミン「その布団は?」

エレン「…俺も今日ここで寝ようと思うからさ」

アルミン「あぁ、いい考えだと思うよ、それじゃエレン、お休み」

エレン「あぁ、クリスタとユミルもありがとな」

ユミル「お前にそういわれるとなんかむずかゆいな…」

クリスタ「いいよいいよ、また明日もお見舞いくるからね?今度はサシャとかアニも連れて、それじゃあ、行こうか2人とも」

ユミル「へいへい」

アルミン「うん、わかった」

ガチャ バタン

エレン「…体調はどうだ?」

ミカサ「…かなり悪いと思う、ゴホッゴホッ」

エレン「そっか、飯は食えそうか?」

ミカサ「…少しだけなら」

エレン「だと思ってお前の分はサシャにあげてきたよ、俺のを2人で食おうぜ」

ミカサ「分かった・・・」

エレン「じゃあベット少し傾けるぞ?よいしょっと、これで大丈夫だな、ほら口開けろ」

ミカサ「ん…」アーン パクッ

エレン「…どうだ?」

ミカサ「ん、おいしい」

エレン「なら、もうちょい食うか」

ミカサ「うん…」

エレン「あっ、そうだった、こんなのよりこっちのほうがいいな」スッ

ミカサ「何?それ・・・」

エレン「サシャからもらったリンゴをすりリンゴにしてみたんだ。これなら食べれそうだろ?ほれ、アーン」

ミカサ「あーん」パクッ

ミカサ「…とてもおいしい」

エレン「ならよかったよ」

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ミカサ「ごちそうさま・・・」

エレン「おう、なんかしてほしいことあるか?」

ミカサ「…今はない」

エレン「そうか…」

ミカサ「…早いけど私はそろそろ寝る」

エレン「なら俺もそうするか」

ミカサ「エレン…、ゴホッゴホッ」

エレン「なんだ?」セナカサスリサスリ

ミカサ「さみしいからなるべく近くで寝てほしい」

エレン「分かったよ、じゃあ横にあるベットをお前のベットにくっつけるか、明日戻せばいいだろ、よいしょっと」

ミカサ「・・・なんか安心する」

エレン「そうか?ならもう寝ようぜ」

ミカサ「うん、お休み、エレン」

エレン「あぁ、お休み」

そしてそれから4日がたった。エレン達の看病で、元気になると思われたミカサだが、現実は残酷なものであり
ミカサの体調がよくなることはなかった。そしてミカサの病室にはミカサを心配した人たちがほぼ毎日のようにミカサを元気づけようと
お見舞いに来るようになっていた。

>>56 いやたまには、エレンがわた、ミカサにこういう風に優しくするのもいいかなって思いまして。

エレン「今日は雨か…」

アニ「結構降ってるね」

エレン「あぁ…、ミカサ、体調はどうだ?」

ミカサ「…まだあんまり」

エレン「…そっか」

アニ「しっかりしなよ、あんたが元気出さないとミカサも心配するよ?」

クリスタ「そうだよエレン!」

エレン「あぁ、2人ともすまない…、とりあえずライナーが果物持ってきてくれるらしいし、そしたらそれ食べろよな」

ミカサ「えぇ…」

ダッダッダッダッダ ガチャ

アルミン「エレン!いるかい!!」

エレン「どうしたアルミン?大声なんてだして」

アルミン「ミカサの病が治るかもしれないんだ!」

エレン「な、なんだと!?ほんとかアルミン!」

アルミン「あぁ、これを見てくれ、書物戸で見つけたんだけど、どうやら昔にもこういう症状の人が何人かいたらしくて、
その人たちも最初は熱とかに苦しんでたんだけど、この絵の薬草を煎じて飲んだら治ったんだってさ!見覚えないかい?」

エレン「これって…」

アルミン「あぁ、この前の兵站行進の時にみたあれだよ!崖の中間に生えてた!」

エレン「や、やっぱりか!よかったなミカサ!」

アルミン「でも急がないと、この本には、何もしなかった場合大体の患者は1週間で死んだらし・・・」

クリスタ「な、なら今すぐにいかないと!}

>>1 アッカーマン訓練兵!
続けるのは構わんが、中途半端はゆるさんぞ……

アルミン「いや、まだ2日あるし、今行くのは危険すぎる!雨で崖はボロボロだし、登ったら崩れるよ!」

エレン「な、ならどうすればいいんだ?」

アルミン「明日と明後日が晴れるのをまとう、それが一番だ」

アニ「…それが良案なのか?」

アルミン「あぁ…」

ミカサ「・・・」ハァハァ

エレン「(・・・ミカサ、よし!)」

エレン「悪い、少しトイレ行ってくるわ」

アニ「ん?あぁ、急いで戻ってきなよ」

エレン「分かってるって」

ガチャ バタン

エレン「…」 ダッ!

エレン「(ミカサ、今楽にしてやるからな!)」

>>64 ハッ!命に変えても完結させて見せます!

40分後・・・

アニ「エレンのやつ遅くないかい?」

アルミン「もしかしたらライナー達とあって喋りながらきてるんじゃない?」

ユミル「あー、そうだな(あいつ、もしかして…)」

<デサー、ソノトキサ
<ウンウン

アルミン「あっ、帰ってきたみたい、ちょうどミカサも寝てるし、静かにしてもらおうか」

ガチャ バタン

ライナー「今戻ったぜ、ほれ、果物だ」

ジャン「俺もいるぜ!ミカサ!調子はどうだ!」

アルミン「ジャン、今寝てるから静かに」

ジャン「あっ、悪い」

アルミン「それより、ライナー、エレンは?」

ライナー「はっ?知らんぞ俺は」

アルミン「ジャンは?」

ジャン「知るわけねえだろ」

アニ「…まさか」

そのころエレンは…

エレン「よし!10回近く落ちたけどようやくここまで来たぜ!にしても風邪と雨がつええな」

ガラガラッ

エレン「上のほうが崩れてきたか!でもあとは戻るだけだ。ここから下まで8、9メートルか…、慎重に移行」ソロリソロリ
 
ピシャァ!ゴロゴロゴロ

エレン「うおっ!雷まで!?でもあと3メートルくらいだ!ここまでくれば・・・」

ガラガラガラガラッ

エレン「!(真上の岩が崩れてきやがった!ダメだ、よけらんねえ!でもこの薬草だけは!)」

ゴッ

エレン「うっ、あ、頭に、ダメだ、目が…」ヒュー ドサッ

>>70 「うっ、あ、頭に、ダメだ、目が…」×
    「うっ、あ、頭に、ダメだ、意識が…」○
でお願いします。

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エレン「…うん」

アルミン「エレン?」

エレン「あ、アルミンか?ッ!」

アニ「腕の骨が折れてんだから無理すんじゃないよ」

エレン「お、俺、どうなったんだ?あの薬草は!?」

アルミン「落ち着いてエレン、順番に説明していくから」

エレン「…頼む」

アルミン「君がトイレと言ってから4,50分くらいかな?てっきりライナー達といると思ったんだけど、ライナー達が帰ってきてやっとエレンが崖にいってるってわかったんだ。
そしてそのことに気が付いた僕たちは急いで君を探しに行った。そして何とか見つけた時にはエレンはすでに倒れていたんだ。
大きめの岩があたりに転がっているのと、エレンの頭から血が流れていたので大体何があったかわかったよ」

エレン「そ、それで薬草は?」

アルミン「大丈夫、気絶してても君は薬草を手放さなかった。というか強く握ってたせいでとるのに苦労したよ」

アニ「揚句の果てに薬草を取ろうとしたライナーを敵かと思ったのか、一瞬目を覚ましてライナーに蹴りを入れるし」

エレン「そ、それはすまん」

アニ「まぁ、いい蹴りだったけどさ」

エレン「アニの指導のおかげだな、んでそのあとは?」

アルミン「あぁ、エレンが持ってた薬草はきちんとミカサに煎じて飲ませたよ、今はぐっすり寝ている」

エレン「そっか、よかった」

アルミン「にしてもなんであんな危険な真似をしてまで薬草をとりに?」

エレン「あぁ、ミカサってさ、もう母さんもいないし親父もどこにいるかわからない俺にとっては、家族であり、とても大事な人なんだ。
だからさ、熱で苦しんでるミカサをみたらついな…」

アニ「・・・やるときはやるね」

エレン「はは、まあこんなボロボロになっちまったがな」

アルミン「(今の、ミカサに教えてあげたらどれだけ喜ぶだろうか)」

ライナー「おっ、起きたのかエレン」

エレン「いたのかライナー」

クリスタ「私もいるよん!」

ユミル「私もな!」

ジャン「俺もだ、くそ!いいとこ取っていきやがって!俺だって、俺だって…」

ライナー「ジャン、負けを認めるんだ…」

クリスタ「にしてもエレンは大丈夫なの?」

エレン「まあな、頑丈なのが取り柄だしさ」

クリスタ「そっか、それにしてもエレンってかっこいいんだね!」

エレン「えっ?」

ユミ・アル・ライ「ん?」

クリスタ「だって、ミカサのためにあんなにボロボロになってもあきらめないで薬草取り行くなんて!
普通はできないよ?」

エレン「そうか?」

ライナー「俺にもできそうな気がする」

アルミン「僕もだ」

ユミル「奇遇だなお前ら」

アニ「あんたら少し黙ってれば?」

クリスタ「エレンみたいな行動力がある彼氏ほしいなー、エレンは残念だけどミカサに取られちゃうしね」

ライナー「なんか俺耳がおかしいみたいだ」

ユミル「そうだなエレンは残念だけどなんていってないよな」

アルミン「そうだよね」

アニ「…(まぁ、ここまで来たらどんなことしてももう無駄か…)」

エレン「てか今何時だ?外が真っ暗なんだが」

アルミン「あっ、そろそろ寮に戻らないと教官に怒られる」

エレン「もうそんな時間か」

アニ「そんじゃ、帰るか、お大事に」

エレン「ん、ありがと」

ライナー「俺たちも帰るか、行くぞジャン!」

ジャン「…おう、俺はまだ負けてねえからなエレン!」

アルミン「いいからいいから、クリスタとユミルもいこうよ」

クリスタ「うん!じゃあねエレン」

ユミル「おとなしくしてろよ」

エレン「おー、お休み」

ガチャ バタン

<ワーワー

エレン「行ったか、俺も寝るか、今日は疲れた」・・・zzz

次の日

??「エレン、エレン」

エレン「…ん、もう朝か…」

ミカサ「エレン」

エレン「!、み、ミカサ?もう大丈夫なのか?」

ミカサ「うん」

エレン「そっか、よかった、本当によかった…」ポロッ

ミカサ「エレン、泣いてるの?」

エレン「あ、当たり前だろ!心配かけさせやがって!」

ミカサ「ご、ごめんなさい…」

エレン「でも、よくなってくれたらいいさ」

ミカサ「うん、それにしてもエレン、私のせいでそんな怪我まで・・・」

エレン「気にすんな、家族が苦しんでるんだ、こんなのまだ軽いほうだよ」

ミカサ「そうえば、そのことだけど」

エレン「なんだよ?」

ミカサ「アルミンから聞いたエレンは私のことを「家族でありとても大事な人」
といったらしい、とても大事な人とはどういう意味?」

エレン「はっ!?//い、いつの間にアルミンから!?」

ミカサ「エレンは気が付いてないと思うけど、今は昼、朝アルミンが来た時に教えてくれた。それでどういう意味?」

エレン「…」

ミカサ「黙秘はだめ」

エレン「わ、わかったよ…」

ミカサ「うん」

エレン「俺は、お前のことがすきなんだよ…」ゴニョゴニョ

ミカサ「聞こえない」

エレン「だからお前のことが好きだから大事な人っていったんだよ!あっ・・」

ミカサ「エレン…」

エレン「だから言いたくなかったんだ…」

ミカサ「エレン、私もあなたのことが好き、大好き」

エレン「はいはい、って、え?」

ミカサ「だから私はエレンが好き、今回のことでさらに好きになったけど//」

エレン「み、ミカサ…」

ミカサ「だから・・・」チュ

エレン「!?」

ミカサ「これは今回のお礼、今日からは私がエレンを看病してあげるからね?」

エレン「お、おう//」

ミカサ「それと、さっきから扉の前にいる人たちは早く出てきたほうがいいと思う」

エレン「なに!?」

ガチャ

アルミン「いやー、おめでとうミカサにエレン」

クリスタ「なんか見てよかったのかな//あっ、ミカサよくなったってね!おめでと!」

ユミル「昼から腹いっぱいだよまったく」

サシャ「なら私にご飯ください!」

ユミル「そういう意味じゃねえよ!」

ライナー「まぁ、なんにせよ一件落着だな」

アニ「これからはエレンのお見舞いにこなきゃだね」

ジャン「エレンがミカサとキスキスキスキスキス」ブツブツブツブツ

アルミン「じゃ、ジャンが病んでる!」

エレン「てかお前ら黙ってみんなよ・・・」

ミカサ「そのとうり」

アルミン「ごめんごめん」

エレン「まぁ、これからもよろしくな、ミカサ」

ミカサ「うん、私からも言わせて、これからも夫婦としてよろしく」

エレン「おう!ん?なんかおかしいような」

クリスタ「いよ!2人ともお熱いねえ!」

みんな「あはははははは!」

おしまい

ここまで見てくれた皆様ありがとうございます。とりあえず頭に浮かんでいったものをポンポン書いてたら、思ってたのと違うのができてしまいました。
本当は

エレン「スースー」

ミカサ「エレン、ありがと」チュ

おしまい

みたいな感じで終わろうとしたんですが、うまくいかないものですね。
効果音とかも見ていて、これはひどい…、と自分で思うレベル。

前作はエレン「アニの誕生日?」です。

レスくれた人たち、とても嬉しかったです。もしまた見かけたら話かけてください!

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