絵里「その想いは」 (74)

カプ物で、途中シリアス描写?みたいなのが有りますが
最後まで読んでくれれば幸いです。


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海未「まず、軽く柔軟からしましょう」

穂乃果「うん」

絵里「海未、ペア組みましょ」

海未「はい」

絵里「開脚前屈からね」

海未「分かりました」

絵里「先に私が後ろから押すわ」

海未「お願いします」

グイー

むにゅっ

海未「!」

海未(背中に胸が///)

絵里「どうかしたの?」

海未「何でもないです///」

絵里「それ、もう一回」

グイー

むにゅにゅっ

海未「あ、あの///」

絵里「どうしたの、顔赤いわよ?」

海未のほっぺたを撫でる。

なでなで

ほっぺたに指を這わす。

そのままプニプニとつつく。

つんつくつんつん

海未「な、何を///」

絵里「海未のほっぺた柔らかくて気持ち良いなーって」

海未「あうあぅ///」

真姫「ジーッ……」

グイー

凛「痛い、痛いにゃ!」

グイー

凛「真姫ちゃん?」

真姫(エリーって……)

グイー

凛「凛の身体は、これ以上曲がらないにゃ!」

グイー

凛「にゃー!!!」

海未「こ、交代しましょう///」

絵里「そう?」

海未(ちょっと恥ずかしいですけどお返しです)

海未「それっ」

グイー

シーン

海未(あれ?)

海未「もう一回」

海未「それっ」

グイー

シーン

海未「くっ……」

絵里「?」

…………

絵里「少し、休憩にしましょう」

海未「そうですね」

絵里「はい、タオル」

海未「ありがとうございます」

拭き拭き

海未「あの、自分で拭きますんで///」

絵里「遠慮しないで良いわよ」

海未「はい///」

拭き拭き

絵里「隙あり」

ピトッ!

海未の首筋にキンキンに冷えたドリンクを押し付ける。

海未「あふっ」

絵里「ふっふっふ」

穂乃果「最近、あの二人仲良いよね」

真姫「本当」

ことり「海未ちゃん、弄られ放題だね」

にこ「海未も絵里の前だとタジタジね」

希「真面目なモン同士、気が合うんやろ」

花陽「いえ、これは……」キュピーン

凛「何?」

花陽「まだ秘密」

凛「ケチ」ぶー

…………

海未「今日は、これでお終いにしましょう」

ことり「うん」

にこ「疲れたわ~」

花陽「御飯が食べたい」

絵里「お疲れ様」

海未「お疲れ様です」

穂乃果「また明日」

希「エリチ、最近よう笑うようになったな」

絵里「そ、そう?」

希「ちょっと前のエリチは、ピリピリしてて」

希「他人を寄せ付けない様な雰囲気やったけど」

絵里「え?私、そんな雰囲気だった?///」

希「多少、大げさかも知れんけどな」

希「最近は、生徒に話しかけられる事も多くなったやん?」

絵里「そう言えば」

希「まあ、廃校の問題とか抱えてたしな」

笑顔が多くなった理由。

それは……

μ'sに加入したから?

それもあるけれど

あの娘と出会ってから、私は変わったんだと思う。

園田海未

希「何をそんなにニヤニヤしとるん?」

絵里「な、何でもないわ///」

絵里「バイバイ希」

希「また明日な」

自室に戻り、制服のままベッドへとダイブ。

何かしら、この気持ちは?

海未と一緒に居ると凄く楽しい。

海未の事を思うと胸がドキドキする。

この気持ち。

この様な感情は初めて。

これが恋?

私、海未の事……

自分の気持ちを確かめてみようかしら?

明日海未と二人きりで……

次の日お昼

絵里「海未居る?」

穂乃果「海未ちゃん、絵里ちゃんが呼んでるよ」

海未「絵里が?」

絵里 おいでおいで

海未「はい?」

絵里「もしかして、お昼用意しちゃってた?」

海未「いえ。今日は、購買で済まそうかと思ってましたので」

絵里「そっか、よかった」

絵里「はい、これ海未の分」

海未「え?絵里が作ってくれたのですか?」

絵里「うん。迷惑だったかしら?」

海未「いえ、ありがとうございます」

絵里「あの、屋上でも行かない?」

海未「はい、じゃあ穂乃果とことりも誘って……」

絵里「……二人だけじゃ、ダメかしら?」

海未「え?」ドキッ

ことり「はいはい、行ってらっしゃい」グイグイ

海未「ちょっ、ことり」

ことり「ごゆっくりどうぞ」

穂乃果「何で二人だけなんだろね?」

ことり「なんでだろうね。ふふ」

穂乃果「?」

絵里「行きましょう」

ギュッ

海未「あ///」

さり気なく海未と手を繋ぐ。

海未「あ、あの///」

絵里「んー?」

海未「恥ずかしいです///」

絵里「こっちの方が良いかしら?」

ぎゅっ

恋人繋ぎへと握りを変える。

海未「あ///」

ますます赤くなる海未の顔。

本当、この子は可愛いわね。

海未「こ、これじゃ、その……恋人同士みたいです///」

絵里「嫌?」

海未「あの、その///」

凛「おやっ、あそこに居るのは絵里ちゃんと海未ちゃん」

真姫「本当だ」

真姫(昼休みに二人きりだなんて、エリーも意外と……)

凛「おーい海未ちゃ……モガっ」

真姫「野暮なことはしないの」

凛「にゃー?」

凛「手、繋いでたね」

真姫「そうね」

凛「凛たちも繋ぐにゃ~」

ぎゅっ

真姫「ヴエエェッ?」

屋上

海未「恥ずかしかったじゃないですか///」

絵里「ふふふ、食べましょ」

海未「はい」

絵里「ボルシチよ」

海未「ぼ、ボルシチ?」

海未「お弁当にボルシチですか?」

絵里「嘘よ」

海未「もう///」

パカッ

海未「わ、美味しそうです」

海未「いただきます」

絵里「どうぞ」

海未「もぐもぐ」

海未「美味しいです」

絵里「良かったわ」

…………

海未「ごちそうさまです。おいしかったですよ」

絵里「そう?ありがとう」

海未「料理も上手なのですね」

絵里「そ、そうかしら?」ドキドキ

あれ?……

何で私海未に褒められて、こんなにドキドキして……

海未「良いお嫁さんになれそうですね」

絵里 ズキュウウウン

あ……

やっぱり私、海未の事好きなんだ。

海未「?」

海未(絵里、どうしたのでしょう?)

絵里「海未……」

ギュウッ

思わず、海未を抱きしめてしまった。

海未「絵里?///」

絵里「あの、その、これは……」

絵里「何でもないの///」

抱きしめてた手をパッと離す。

絵里「ご、ごめんなさい」

絵里「……あ、あの私ね///」

海未「はい」ドキドキ

絵里「…………」

その後に、続けて言おうとした言葉は言葉にならなかった。

キーンコーンカーンコーン♪

海未「あ、お昼休み終わりですね」

絵里「……もう授業始まっちゃうわね」

海未「それじゃ、失礼します。ごちそうさまでした」

海未と別れ教室に戻り、机に顔を伏せた。

そして海未を思い出した。

絵里「海未大好きよ」

絵里「何でさっき、言えないのよ……」

小さく呟いた。

取り敢えず今日は、この辺で

次の日

絵里「ふんふんふ~ん♪」トントントン

今日も海未喜んでくれるかしら?愛情のこもった私の料理

亜里沙「お姉ちゃん、ごきげんだね」

絵里「ハッ///」

絵里「亜里沙、ビックリさせないでよ」

亜里沙「ごめんごめん」

亜里沙「お弁当作り?」チラッ

絵里「うん」

亜里沙「そうだ。見て見て」

絵里「何かしら?」

亜里沙「携帯の待ち受け画像、海未さんにしちゃった」

絵里「あらあら」

亜里沙「良いじゃない、好きな人待ち受けにしたって」

絵里「え?」

絵里「……亜里沙」

亜里沙「何?」

絵里「亜里沙って、その……」

絵里「海未の事……好きなの?」

亜里沙「うん。好きだよ?」

絵里「!」

亜里沙「どうしたの?」

絵里「ううん。なんでもないわ」

亜里沙も海未の事を好きだった。

そんな……

そんな事って……

お昼

にこ「一人分にしちゃ、多くない?お弁当」

希「そんなに食べたら、部活で動けんで」

絵里「……皆で食べましょ」

にこ「なんで、御飯にハートマーク付けてんのよ?」

希「随分可愛らしいお弁当やな」

絵里「良いじゃないの、別に……」

希&にこ「?」


その日から私は、なるべく海未と距離を置くことにした。

近くに居ると想いが強くなるだけだから……

数日後

穂乃果「最近、絵里ちゃんおかしいね」

にこ「歌詞は間違うし、キーは外す。やる気あるのかしら?」

凛「ダンスもずっと、カバディみたいな動きしてたにゃ」

希「訪ねても、何でもないわ。の繰り返しやし」

真姫「…………」

海未「そろそろ、休憩終わりにして練習再開しましょう」

海未「絵里?」

絵里「そうね、ペリメニね」

海未「ペリメニ?」

絵里「エリチカ、おうちに帰る」

にこ(何、今の?おうちに帰る?)

ことり(可愛い)

穂乃果「エリチカ?」

凛「おうちに帰る?」

絵里「ハッ!///」

絵里「私、今日は先に帰るわね///」

海未「絵里……」

海未side


私も気分が乗らないので、今日は弓道部の方へ顔出しする事にしました。

練習着に着替えながら、絵里の事を思い浮かべます。

今日もまた、絵里は私ときちんと喋ってくれませんでした……

何故?

あの日から。

私が何か絵里の気に障る事をしてしまったのか?

最後、絵里は何か言おうとしてましたが。

一体…………

厳しくも優しく、面倒見の良い先輩

姉の様に接してくれて。

時に、恋人の様に……

バシュッ

心の迷いのせいか、弓道も身に入りません。

後輩「園田先輩、どうしたんですか?」

海未「……何でもないです」

後輩「そんなに的外すなんて珍しいですね」

海未「……」

海未「今日は、これで先に上がります」

…………

ことり「海未ちゃん。待ってたよ」

海未「ことり……」

ことり「絵里ちゃんの事聞いても良い?」

海未「……はい」

ことり「どうしたの?二人共最近喋ってないみたいだけど」

海未「私にも分からないんです」

海未「あの日、お昼を絵里と一緒に食べて」

海未「次の日から、絵里は私を避ける様に」

ことり「絵里ちゃんも何か変だし」

ことり「きっと何か理由があるんだよっ」

海未「やはり、そうですかね」

ことり「率直なこと聞いても良いかな?」

海未「はい」

ことり「絵里ちゃんの事、好き?」

海未「え?あの……その///」

海未「自分でも良く分からないのです」

ことり「絵里ちゃんと、話せない時どうだった?」

海未「……胸が苦しいと言うか、切ないというか」

ことり「それは絵里ちゃんの事、好きなんじゃないかな?」

海未「……そうなのかも知れないですね///」

今日は、ここまでです

真姫「エリー」

絵里「真姫?」

真姫「どうしたのよ?」

絵里「どうしたのって、何が?」

真姫「何が?じゃないわ」

真姫「らしくない」

真姫「ダンスも歌もあんなだし」

真姫「エリーの、そんな姿見てらんないのよ」

絵里「…………」

真姫「……海未ね」

絵里「!」

絵里「な、何で分かったの?」

真姫「あんだけイチャコラしてたのが話さなくなれば気付くわよ」

絵里「そんなにイチャコラしてたかしら?///」

真姫「見てるこっちが恥ずかしくなる位ね」

真姫「痴話喧嘩でもしたの?」

絵里「実は……」

亜里沙の事を話した。

真姫は、興味無さそうな素振りを見せながらも真剣に話を聞いてくれた。

真姫「妹さんも海未を好き。ね」

真姫「…………」

真姫「道は、2つしか無いんじゃない?」

絵里「2つ」

真姫「1つは、海未の事はスッパリ諦めて妹さんと海未の幸せを願う」

真姫「もう1つは、海未に自分の気持ちを伝える」

真姫「妹さんには、悪いけど海未の事は諦めてもらう」

真姫「ソレしか無いんじゃない?」

真姫「グズグズしてても、何も進まないわよ」

絵里「……そうね」

亜里沙の気持ちを尊重してあげるのが良いのか

それとも自分の想いを……

亜里沙の気持ち

自分の気持ち

私が海未と交際すれば、自ずと亜里沙に見せつける事になる。

亜里沙が海未と交際すれば、勿論その逆を……

そうすれば海未とは、もう……

もっと書くつもりだったが、都合によりここまで

絵里「亜里沙、話があるの」

亜里沙「何?」

絵里「……とても大事な話なの」

絵里「海未の事なんだけど」

亜里沙「海未さん?」

絵里「海未は、恥ずかしがり屋だけど」

絵里「優しくて練習熱心で」

絵里「とっても良い子よ」

これで良いのよ。

これで……

亜里沙「何それ?それって好きな人自慢?」

絵里「は?」

亜里沙「お姉ちゃん、海未さんの事好きなんでしょ?」

絵里「なな、何で亜里沙がそれを知って///?」

絵里「私が亜里沙で海未がチカぁ?」

亜里沙「お姉ちゃん、落ち着いてよ。何言ってるか分かんないよ」

亜里沙「だって、『今日も海未喜んでくれるかしら?愛情のこもった私の料理』って言いながら」

亜里沙「ニヤニヤしてハートマークのお弁当作ってたじゃない」

絵里「わ、私声に出してた?///」

亜里沙「うん」

絵里「ハッ!」

絵里「待って。亜里沙も、亜里沙も海未の事好きなんじゃ?」

亜里沙「好きだよ?」

亜里沙「でもそれは、推しメンって意味で」

亜里沙「恋愛感情とかそういうのじゃ無いよ?」

絵里「ははは、ハラショー……」

亜里沙「どうしたの?」

絵里「きちんと確認しなかった私がマヌケだったわ」

亜里沙「?」

翌日

真姫「アハハハハッ、何それ?イミワカンナイ」

絵里「好きって聞いたら、そう思っちゃうじゃない///」

真姫「じゃあ、もうやる事は一つね」

絵里「え?」

真姫「海未に想いを伝えれば良いんじゃない?」

絵里「う、うん……」

絵里「で、でも最近海未に冷たくしちゃってて」

絵里「今更、どうやって接したら良いか」

真姫「……今まで道理でいいんじゃないの?」

絵里「今まで道理」

真姫「まあ本人達の問題だから、これ以上私は知らないわ」

…………

真姫「という訳で、エリーと海未はちょっとした誤解で気まずくなってたの」

真姫(妹さんの事は内緒で、誤解って事に)

花陽「そうだったんだ」

ことり「あの二人が仲直りするきっかけを与えて上げようよ」

にこ「部活中に二人きりにしてやれば良いんじゃない?」

ことり「ソレ良いね」

花陽「適当な理由付けて皆で抜けましょ」

穂乃果&凛「つまり、どういう事だってばよ?」

希「あんたらは、周りに合わせて動いてくれればええ……」

部活

海未「花陽とにこは休みですか?」

ことり「アライズのライブ見に行くから、帰るわって」

絵里「希もカードの運命が~とか言って帰っちゃうし」

真姫「あ!そうだ。私達も今日は用事があったのよ」

ことり「そうだ。帰ろ、穂乃果ちゃん」

真姫「凛もでしょ?」

穂乃果&凛「え?用事なんて無いよ?」

ことり&真姫(この二人、分かってねえええぇ!!)

ことり「アチョー!!」

穂乃果「ごふっ」

真姫「アタァ!!」

凛「モルスァ!!」

ことり「穂乃果、用事あったから帰るね」(穂乃果の声真似)

ズルズル

真姫「り、凛も用事思い出しちゃった……にゃ///」(凛の声真似)

ズルズル

凛「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファ-」

海未「今、ことりと真姫が穂乃果と凛を腹パンしてたように見えましたが……」

絵里「明らかに、凛と穂乃果は引きずられてったわね」

真姫(ここまでしたんだから、後は頑張りなさいよエリー)

今日は、ここまで

絵里&海未「ハッ!」

海未「……何か、久しぶりですね。きちんと話すの」

絵里「そ、そうね」

海未「絵里に嫌われたのかと思ってたんですよ」

海未「最近、ちゃんと喋ってなかったから」

絵里「海未……」

絵里「ごめんなさい。私のせいで」

声が震える。

海未「絵里?」

絵里「ううぅ」

絵里「…ふぇ…うぅ…」

ぽろぽろと涙が零れ落ちる。

海未「絵里」

海未は、私の頭を自分の胸へ抱き寄せ頭を撫でてくれた。

撫で撫で

絵里「うっううっ……」

絵里「ぐすっ、な、泣いてる所なんて海未に見られたくないのに」

海未「何があったか知りませんが」

海未「泣きたいときは、泣いたら良いですよ」

海未の胸、温かい。

気持ちが安らぐ。

絵里「ありがとう、もう大丈夫よ」

絵里「フー」

身体を離し、気持ちを切り換えようと深呼吸をし、ゆっくりと呼びかけた。

絵里「海未」

絵里「覚えてる?私がμ'sに加入した時の事」

海未「はい」

絵里「あの時……」

絵里「あの時、海未が背中を押してくれて」

絵里「穂乃果が手を差し伸べてくれて」

絵里「μ'sの皆が歓迎してくれたから」

絵里「今の私は、あるのよ」

絵里「μ'sの皆と出会えて、海未と出会えて」

絵里「本当に良かったわ」

絵里「ここ数日、海未とまともに喋れなくて」

絵里「辛かった」

絵里「もう離れたくない」

絵里「海未……大好き」

絵里「ずっと、私の側にいて欲しい」

暫しの沈黙の後、海未が口を開いた。

海未「……あの」

海未「一つ聞いてもいいですか?」

絵里「何かしら?」

海未「ここ数日、ちゃんと話してくれなかったのは何故なのですか?」

絵里「あー、その///……」

絵里「……正直に言うわ」

絵里「亜里沙がね」

絵里「亜里沙が海未の事好きだって聞いたから」

海未「えっ、そうなんですか///」

絵里「でも、その好きってのが」

絵里「そういう意味の好きじゃなくて」

絵里「μ'sの推しメンって意味だったらしくて」

海未「あはははっ、なんですかソレ?」

絵里「真姫にも笑われたわよ///」

海未「紛らわしいですね」

絵里「まあ中学生だし日本慣れてないし、その辺はね」

海未「そうですね」

海未「私も……」

海未「最近、絵里と喋れなくて」

海未「寂しかったです」

海未「自分の気持ちに気づきました」

海未「私も……絵里の事」

海未「絵里の事、好きです///」

海未は、私の胸に飛び込んできた。

ギューッ

絵里「わっ、ちょっ海未///」

海未「良いじゃないですか。最近、絵里と触れ合えなくて寂しかったんですから///」

海未「ダメですか?」

絵里「……ダメじゃないわよ」

絵里「意外に甘えんぼさんなのね」

海未「絵里の前だけですよ///」

顔赤くしながらも、抱きついてくる海未が可愛くて

絵里「海未?」

海未「はい?」

海未の顎に手をかけ、少し上を向かせる。

そのまま顔を近づけ唇を重ねる。

ちゅっ

海未「!」

しばらくして、顔を引くと思わず笑ってしまったわ。

顔真っ赤っ赤にして海未が硬直してるんだもの。

海未「はわわ///……」

そんな海未が可愛くて可愛くて。

ちゅっ

何回でもしたい。

ちゅっ

もっともっと、沢山海未とキスしたい。

ちゅっ

海未「絵里ってば///」

ちゅっ

海未からお返しのキス。

辿々しいけれど、とてもとても温かいキス。

絵里「大好きよ、海未・・・」

海未「私も絵里が大好きです」

再び、私の胸に飛び込んでくる海未を優しく抱きしめた。



おしまい

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