ミカサ「…~♪…~♪」エレン「ん?」(15)

エレン(なんだ…この歌…聴いてるとなんだか切ない、気持ちになる)


ミカサ「~♪~♪」


エレン「…母さん」ボソッ


ミカサ「…!!!!」クルッ


エレン「!」ビクッ


ミカサ「…エレン、見ていたの?」


エレン「え?あ、ああすまねぇ。たまたま通り掛かってつい…わ、悪気はなかったんだよ」

ミカサ「……そう」


エレン「ああ…」


ミカエレ「………」


エレン(まずい… 会話が、全く続いていない…!)


エレン(このままじゃなんか、ものすごく気まずい…とりあえずなんか適当に)


エレン「な、なぁミカサ」


ミカサ「何?」


エレン「今歌ってた歌、なんていう歌なんだ?」

ミカサ「…ッ、エレン、この歌は私のお母さんが教えてくれたもの…」


エレン「あ…す、すまねぇ嫌なこと思い出させちまったか?」


ミカサ「いえ…平気…気にしなくてもいい」


エレン「そ、うか」


ミカサ「…エレン、もう少しで朝食の時間になってしまう」


エレン「ほ、ほんとか!?」


ミカサ「ええ、嘘はつかない」


ミカサ「遅れてしまったら大変。サシャに全て食べられてしまう…」


エレン「やべぇ…俺は先に行くからな!ミカサもはやくこいよ!」


ミカサ「勿論、では、あとで」

エレン「」タッタッ


ミカサ「…エレン行った、よね…?」

ミカサ「では、私も行くとしよう」


ミカサ(まさか聞かれるとは思わなかった…)トコトコ


ミカサ(この歌は…お母さんと私だけの、秘密の歌だから…)トコトコ


ミカサ「着いた」


ミカサ(思ったより早く着いた)

すみません…寝オチしてました
では続きを↓

~食堂~

ガチャ…
ワイワイガヤガヤ


ミカサ(エレンとアルミンは…)キョロキョロ


アルミン「あ、おーいミカサ!」


ミカサ「おはよう、アルミン」スタスタ


アルミン「おはようミカサ」ニコッ


ミカサ「…アルミン、エレンは?」マエニスワル

アルミン「ああ、エレンならもう少しで戻ってくると思うよ…ほら」チラ


エレン「アルミーン戻ったぞ~…お、ミカサ来たのか」スタスタ


ミカサ「ええ、ありがとうエレン」


エレン「どういたしまして…っと」ストン


アルミン「3人そろったね?…それじゃあ…」


ミカエレアル「「「いただきます」」」

エレン「…今日もいつものくそかてぇパンかぁ~」モグモグ


ミカサ「エレン、食べられるだけ有難い」モグモグ


アルミン「満足に食べられない人もいる時代だしね…」モグモグ


エレン「そうだnサシャ「ほうでふよ!」モグモグ


エレアル「…うわっ!!??サ、サシャァ~!?」ビックリ


サシャ「?ふぁるみんえりぇん、ほうひておろろいふぇるんでふか?」モグモグ


ミカサ「サシャ、まず口に入れているものを飲み込んで」ゴックン


サシャ「あ、しょうでふね…んぐっ」ゴックン

サシャ「ふぅ…」


アルミン「いきなりどうしたのサシャ…って、あれ!?ぼ、僕たちのパンは!?」


サシャ「?パァンなら私が美味しく、有り難くいただきましたよ!!」


ミカサ「…安定のサシャ…」


エレン「何なっとくしてんだよ…たしかにそうだがな」


ミカサ「サシャがパンを譲ったら、次の日は嵐」


エレアル「あぁ…」ナットク


サシャ「な…!?そんなことないですよ!」

アルミン「…いや、あるよ…」


サシャ「…もう、いいです…」


ミカサ「…それよりも、何故いきなり…?サシャ」


サシャ「ん?ああ!それはですね!今104期生の間で噂されていることをききにきたんですよ!」


エレン「噂?なんだ?そりゃ」


アルミン「…あ!知ってるよ!104期生の中に魔女がいるって噂でしょ?」


サシャ「おお!さすがアルミン!情報速いですねぇ…」

ミカサ「それなら、私も聞いた気がする…」


サシャ「お?ミカサもですか?」


エレン「ええ!?なんだよそれ、俺は聞いてねぇぞ」


アルミン「あくまでも噂だし、気にしなくてもいいと思うよ」


エレン「ありがとよ、アルミン…で、なんでそんな噂が広まったんだ?」


サシャ「ん~それはですねぇ…休日に町にいった104期生がたまたま聞いたそうですよ!」

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