磯部磯兵衛「ソレスタルビーイング……ガンダムは拙者が倒すで候!」 (41)

イソベエ「拙者の名はイソベエ・ミラ・イソベ」

イソベエ「生家はインディアンの土地を奪っていた時代から続く生粋のアメリカっ子で候」

イソベエ「一人前のMSパイロットとなるべく、パイロット養成私塾に入学」

イソベエ「私塾の教授とビリー・ナカジマがフラッグを開発したことにより、塾生が丸々フラッグファイターとしてユニオン軍所属になったで候」

イソベエ「中でも拙者はNINJUTSUやら身体から不思議な光を出す特殊能力があったとかでユニオン軍のエースに」

イソベエ「いやあ、何か特別な修行を積んだわけじゃないんだけどなあ。やっぱり才能ってやつ?」

イソベエ「まあ、とにかく拙者は輝かしいエリートの道を邁進していたで候」

イソベエ「ところが人生そう上手くはいかず……」

イソベエ「そう、あれはまだソレスタルビーイングが活動していた頃のことだった……」


――――――
――――
――


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イソベエ「今日こそ、今日こそはいきつけのカフェのウェイトレスちゃんに告白するで候!」

イソベエ「幸いウェイトレスちゃんの方でも拙者のことを好いているのは一目瞭然」

イソベエ「とはいえ流石に衆人環視のカフェの中で告白するのはちょっと恥ずかしい」

イソベエ「ここは待ち合わせ場所を書いた恋文を渡そう」ドキドキ

イソベエ「邪魔するで候」

ウェイトレス「あ、常連さん。いらっしゃいませ」

イソベエ(かわいい)

ウェイトレス「ご注文はどうしますか? いつもの通りコーヒー1杯だけです?」

イソベエ「いや、実は今日はコーシーを飲みに来たわけではないんだ」

ウェイトレス「はい?」

イソベエ「これを」スッ

ウェイトレス「え? この手紙は?」

イソベエ「たしかに渡したで候。じゃ!」タッタッタッタ

ウェイトレス「あ! ちょっと!」

ウェイトレス「何だったんだろう」

イアン「うおっと」ドンッ

ウェイトレス「きゃっ」バシャッ

イアン「大丈夫か、ウェイトレス君。すまんね、ちょっと発明のことでボーッとしていて」

ウェイトレス「いえ、大丈夫です、ヒラガさん。紙にコーヒーがかかっただけですから」

イアン「悪いことをしたな。コーヒー代は払うよ」

ウェイトレス「……何が書いてあったのかしら。まあ次にお店にいらした時に聞けば良いわよね」

イソベエ「さあて、と。そろそろ待ち合わせの時間か」

イソベエ「ロマンティックな公園で今日こそウェイトレスちゃんのハートをゲットアチャンスしてやるで候」

イソベエ「では、出発……」

ガシッ


イソベエ「え?」

教授「……どこへ……行くんですか……イソベ君……」

イソベエ「あ、いえ、ちょっと野暮用で」

教授「ソレスタルビーイングが……出ました……貴方にも……出撃してもらいます……」

イソベエ「え、あの。拙者ちょっと重要な任務が」

教授「ダメ……」

教授「あなたという……実験体のデータを取る必要が……いえ、あなたの力が……必要なのです……」

イソベエ「え!? いま実験体って」

教授「いいから……行きますよ……」グイッ

イソベエ「あ、ちょっと拙者本当に行かなければいけない場所が!」

教授「……」ドスッ

イソベエ「がでぃッ!?」

イソベエ「」ガクン

教授「……」ズルズルズルズル

――――――
――――
――

イソベエ「ハァ、ハァ……やっとCBが撤退してくれたで候。全然まったく敵わなかったけど」タッタッタッタ

イソベエ「待ち合わせから5時間も遅れたけど、きっと、きっとウェイトレスちゃんなら待っていてくれるはず!」


――公園

イソベエ「無人……」ガクッ

イソベエ「振られてしまった……これでもうあのカフェにも行けなくなったで候……主に拙者の勇気的に」

イソベエ「ソレスタルビーイング……全ては奴らのせいだ」プルプルプル

イソベエ「必ず、必ず復讐してやるぞおおおおおおお!!」

ウオオオオオオ


警官「きみ、公園でなに騒いでるの」

イソベエ「あ、いえその、拙者は」

警官「交番いこっか」

イソベエ「しかしそのCBは拙者が腹痛で寝込んでいる間に壊滅に追い込まれてしまった」

イソベエ「ちなみに青いガンダムは塾生最強のストロングコープス・グローヴマンが相討ちで倒したらしいで候」

イソベエ「拙者さえ参戦できていれば相討ちどころか一瞬で片をつけられたのだが。残念至極」

イソベエ「とはいえ、結局捕らえたCBメンバーは1人だけで、他には全て逃げられているで候」

イソベエ「いつまたCBが復活するかもしれぬ」

イソベエ「それに備える為に、今日は地球連邦政府直轄の治安維持機関アロウズ司令であるホーマー・ナカジマ殿に会いに来たで候」

イソベエ「甥っこのビリー・ナカジマの親友である拙者にならCBと戦う為に何か特別な計らいをしてくれるはず」

――――――
――――
――

――ハワイ
――ナカジマ邸

ホーマー「……復讐か」

イソベエ「ソレスタルビーイングが活動を再開した際には、拙者が自由に戦えるよう優遇してくだされ」

ホーマー「ならばまずはこれを読むがいい」スッ

イソベエ「何で候、この本は……」

イソベエ「ご、GORINSHO?」

ホーマー「これは宮本武蔵という日本一の武士が著した、日本の武士道の真髄が書かれている書物だ」

ホーマー「CBと戦うというのなら、きっとこれが役に立つことだろう」

イソベエ「ニホンってアメリカでござるか?」

――――――
――――
――

イソベエ「ハァ……。ナカジマのオッサンから変な本を押しつけられたで候」

イソベエ「そういや、あの人はマニアだとか聞いたことがあるで候。変な木の家に住んでるし」

イソベエ「イエローモンキーのブシドーか……どうせなら欧州の騎士道の方がオシャレで良かったで候」

イソベエ「正直まったく興味を引かれないけど、まあ読まないわけにもいかないし」

イソベエ「感動した……」

イソベエ「まさかブシドーがこんなカッケーもんだとは」

イソベエ「これを読んだ拙者は一回りも二回りも強くなった気がするで候」


――ハワイ、ナカジマ邸

イソベエ「ホーマー司令! 拙者感極まったで候!」

イソベエ「必ずやこのブシドーの力でガンダムを倒して御覧に入れるで候!」

ホーマー「うむ、よく言った」


ホーマー「では今から君をリボンズ・アルマークのところへ連れて行こう」

イソベエ「誰?」

ホーマー「この世界を裏から支配する闇のフィクサーだ」

イソベエ「!?」

――宇宙船ソレスタルビーイング

リボンズ「よく来たね、ホーマー・ナカジマ」

ホーマー「ああ。直接顔を合わせるのは久しぶりだな、アルマーク」

リボンズ「で、彼が例の?」

ホーマー「そうだ」

リボンズ「ふうん……人間の中でも随分と間抜け面だね」

イソベエ「」カチーン


イソベエ「ホーマー司令、この変な髪色の男がリボンズでござるか?」

ホーマー「……死んだな、イソベ君」

イソベエ「死!?」


リボンズ「……」

リジェネ「ねえねえ、リボンズ。あんなこと言ってるけど? 処す? 処す?」

リボンズ「……ふふふ。上位種たる僕がいちいち人間の戯れ言に怒ったりはしないよ」

リボンズ「時には寛容さを示すことも神としては必要さ」


リボンズ「アリー・アル・サーシェスはいるかい?」

サーシェス「おう、何だい大将」

リボンズ「一発殴っといて」

イソベエ「え!?」

サーシェス「おうよ」


サーシェス「ちょいさァッ!!」バキッ

ホーマー「ぎゃあああああ!!」バチコーンッ

リボンズ「ごめん、そっちじゃない方ね」

――――――
――――
――

イソベエ「」

ホーマー「」

リボンズ「で、何しに来たんだったかな、ホーマー・ナカジマ」

ホーマー「……あ、ああ」ヨロ

ホーマー「このイソベエ・ミラ・イソベをライセンサーにしたいという話だ」

リボンズ「そういえばそうだったね」


リジェネ「でも、彼を見る限りライセンサーに相応しいようには到底思えないんだけど。処す? ねえリボンズ、処しちゃう?」

ホーマー「たしかに彼は外見こそこの有様だが、実はある特殊な力を持っているのだ」

リジェネ「特殊な力?」

ホーマー「そう。優越感を抱くことにより、彼は身体から不思議なエネルギーを放つのだ」

リジェネ「ごめん全然言っている意味がわからない」

リボンズ「まだ解明されていない力なのさ」

リボンズ「でも、教授によって既に軍事利用には成功しているんだろう?」

ホーマー「その通り。彼の発光現象を兵器に転用する為のサイコフレームというパーツも既に開発済みだ」

ホーマー「このサイコフレームをアヘッドに組み込んだMS、『サキガケ』ももうすぐ完成する」

リジェネ「へえ。全くそんな風には見えないけどな」

ホーマー「それで、アルマーク。彼にライセンスを与えても良いかね?」

リボンズ「ふふふ、まあ良いさ。僕もその奇妙な力には興味があるからね」

ホーマー「感謝する」

イソベエ「」

――――――
――――
――

イソベエ「ふう、酷い目にあったで候」

リント「おや、イソベ君ではないですか」

イソベエ「あ、えーと……グロンギ少佐」

リント「アーバ・リントです」

リント「聞きましたよ。ライセンサーになったそうですね」

イソベエ「あ、聞いちゃったそれ?」

イソベエ「いやー拙者としては別にどっちでも良かったんだけど? ナカジマ司令がどうしてもって言うからさー」

リント「そうらしいですねえ。何でも司令の紹介でジャパンのブシドーに目覚めたとか」

リント「その服装と仮面もサムライのもので?」

イソベエ「ああ、うん。まあね。司令から貰ったで候」

リント「みんな貴方のことをミスターブシドーと呼んでいますよ」

イソベエ「えー、うっそマジで? 参ったなあ、拙者そういうつもりでアレしてる訳じゃないんだけどねえ」

イソベエ「まあみんながどうしてもそう呼びたいって言うなら仕方ないで候」

リント「はっはっはっは」

リント「そうだ、今からグッドマン准将のところへ行くのですが、貴方も一緒に来ませんか?」

イソベエ「拙者も?」

リント「ええ。CBがまた現れたので、部隊を編成するんですよ」

リント「貴方も加わりませんか? ライセンサーですからそういう自由はきくでしょうし」

イソベエ「んー、どうしよっかなあ」

リント「是非お願いしますよ。貴方の力が必要なんです」

イソベエ「ああ、そう? そこまで言うなら拙者も無碍には出来ないで候」

イソベエ「おっし、いっちょや・り・ま・す・か」

イソベエ「じゃあグッドマン准将のところまで案内するで候、グロンギ少佐」

リント「アーバ・リントです」

――――――
――――
――

――なんやかんやあってトリロバイト海戦

リント「と、トリロバイトが!!」


刹那「ダブルオー、目標を……目標を駆逐する!!」


リント「か、艦を後退させろ!」

マネキン「もう遅い!」

リント「うえええ」


ガキーンッ


刹那「!?」

イソベエ「ふ、ガンダム……今日こそ決着をつけるで候」

刹那「誰だこいつ!」

イソベエ「ハアァァァ!!」キイイイン

刹那「……!?」

――アロウズ艦内

マネキン「何だ、あの光は? GN粒子ではない……?」

教授「あれは……優越感の……光……です……」

リント「教授!?」

マネキン「優越感の光?」

教授「はい……あれに……サイコフレームを……組み合わせることにより……」

教授「何か……バリアを出したり……推進剤代わりになったり……そういう感じのことが……出来るのです……しかも無限に……」


イソベエ「きええええ!!」シュバババ

刹那「くっ……これは一体!!」

刹那「イアン! この光は一体なんなんだ!」

イアン『いま計算してみたがさっぱり解らん!』

刹那「なに!?」

イアン『何とか頑張ってくれ!! ただしトランザムは使うなよ!!』

刹那「ムチャを言うな!」

イソベエ「きえ! きえええ!!」ブンブンッ

刹那「剣筋が無茶苦茶なので何とか凌いでいるが、こちらの攻撃が一切通じないのでは……!」


――艦内

マネキン「……動きがとてもアロウズのレベルとは思えないのだが」

教授「光の研究に……夢中で……イソベ君の腕のことは……忘れていました……」



イソベエ「ハア、ハア……全然攻撃が当たらないんだけど。どうなってるで候……」キイイイン

イソベエ「しかしこちらのエネルギーは拙者の優越感の光で無限! いずれは向こうが燃料切れを起こして……」


ビューンッビューンッ


イソベエ「!? 攻撃!? どこから!?」

刹那「あれは……!!」

マネキン「カタロンか!?」

教授「あらあ……」

青フラッグ「ビューン」

青イナクト「バキューン」

イソベエ「あ、ちょ、ちょっと痛い! いや痛くはないけども邪魔で候!」

スメラギ『刹那! カタロンが救援に来てくれたわ!』

スメラギ『敵の新兵器の詳細も解らないまま戦うわけにはいかない。撤退するわよ!』

刹那「了解!」


イソベエ「あ! 待つで候!」

青フラッグ「バーンバーン」

青イナクト「ビキューンビキューン」

イソベエ「痛い痛い! いや痛くないけど!」

――――――
――――
――

グッドマン『失態だなあ、グロンギ少佐』

リント「申し訳ありません……」

グッドマン『ここからはマネキン大佐、君が指揮を執りたまえ』

マネキン「承知しました」

グッドマン『期待しているぞ』ブツンッ


マネキン「というわけで、グッドマン准将が仰ったように、失敗したリント少佐に代わり、ここからは私が全面的に指揮を執る」

マネキン「貴官にも私の指示に従ってもらうぞ。よろしいな、ミスターブシドー」

イソベエ「断固辞退するで候」

マネキン「なに?」

イソベエ「拙者、司令部より独自行動の免許を貰っているで候」

イソベエ「つまりは、ワンマンアーミー。たった一人の軍隊なのだよ」

マネキン「そんな勝手が……!」

イソベエ「免許があると言った!!」

マネキン「……」イラッ

イソベエ(ふ、決まった。今のは我ながら格好良かったで候)


マネキン「……」

マネキン「……」スタスタスタ

イソベエ「?」


マネキン「……」バキッ

イソベエ「げぼー!?」バタッ

マネキン「……」ドゴッ

イソベエ「二度もぶった!?」ドサッ

リント「……ひ、ひいいい」

イソベエ「うう、頬が腫れ上がったで候」

イソベエ「無言で殴られると超怖い……もうあのオバサンには逆らわないでおこう」


ナカジマ「あれ? イソベエじゃん」

イソベエ「お、ビリー・ナカジマ。ナカジマも来てたでござるか」

ナカジマ「うん。教授の手伝いで技術士官として入隊したんだ」

ナカジマ「ところでイソベエは……」

イソベエ「おおっと、ナカジマ。拙者のことはミスターブシドーと呼んでもらいたいで候」

ナカジマ「え?」

イソベエ「いやあ、拙者としては困ってるんだけどね。けど、みんなそう呼ぶからさあ」

イソベエ「ナカジマだけそう呼ばないってのはちょっと格好がつかないじゃん?」

ナカジマ「ああ、そう言えば叔父さんから武士道を教わったんだっけ」

ナカジマ「どんな本を読んだのイソベエ?」

イソベエ「イソベエじゃなくてミスターブシドーで候」

イソベエ「たしか、ムサシ・ミヤモトのゴリンノショでござったかな」

ナカジマ「え? 宮本武蔵?」

イソベエ「……そうだけど? 何でそんなに驚いているで候?」

ナカジマ「いや、一般的に武士道と言ったら江戸時代に育まれたものだけど、宮本武蔵はその前の戦国時代の人だよ?」

イソベエ「え?」

イソベエ「で、でも宮本武蔵は武士なんじゃ……」

ナカジマ「戦国時代と江戸時代とじゃ武士の在り方も変わってるんだよ」

ナカジマ「いわゆる武士道というのは江戸期に形成された生き方とか価値観だからさ」

ナカジマ「宮本武蔵で武士道を理解するってのはちょっと……」

ナカジマ「五輪書は兵法書みたいなもんだし」

イソベエ「…………」


イソベエ「……じゃあ何で司令は拙者にムサシを?」

ナカジマ「叔父さんは金にあかせて日本のものを収集してるけど、知識は浅いからねえ」

イソベエ「…………」

イソベエ「……し、知ってたで候」

ナカジマ「へ?」

イソベエ「いやいや、へ? じゃなくて」

イソベエ「ムサシがブシドーじゃないって、拙者知ってたから」

ナカジマ「あ、ああ。そうなんだ」

イソベエ「うん、まあ知ってて敢えてやってたみたいな?」

イソベエ「拙者ほら、アメリカ人だから。アメリカ風にアレンジしてみたんで候」

イソベエ「言うなれば独自に解釈したブシドーとも言えるよね?」

イソベエ「敢えてちょっとこれまでに無い感じでブシドーを演じてたわけで候」

ナカジマ「う、うん。解った、解ったよ、イソ……ミスターブシドー」

イソベエ「ミスターブシドーって呼ぶな!!」バンッ

ナカジマ「ええ!?」

イソベエ(うわあ……何これ。恥ずかしい。超恥ずかしいで候)

イソベエ(ホーマーのオッサン、テキトーなこと教えやがって)

イソベエ「ハア……一気にテンション下がったで候」


ナカジマ「まあまあ、イソベエ元気出してよ。ほら、いつものカフェにでも行こうよ」

イソベエ「……そのカフェにはもう行けないで候」

ナカジマ「え? なんで?」

イソベエ「実はウェイトレスちゃんに……」


「あ! こんなところにいた! ビリー!」

イソベエ「?」

ナカジマ「あ、ミーナ」

ミーナ「もう! ビリーってば探したんだよ?」

ナカジマ「ごめんごめん。ちょっと話し込んじゃってさ」


イソベエ(か、可愛い……)

イソベエ「な、ナカジマ。その娘は?」

ナカジマ「ん? あ、イソベエとは初めて会うんだったね」

ナカジマ「彼女はミーナ・カーマイン。僕と一緒に教授のお手伝いをしているんだ」

ナカジマ「ミーナ。彼は僕の友人のイソベエ・ミラ・イソベだよ」

ミーナ「ああ、貴方が噂のミスターブシドーね」

イソベエ「よろしく。ライセンサーのイソベエ・ミラ・イソベです」キリッ

ミーナ「私はミーナよ。ビリーの恋人やってます。よろしくね!」

イソベエ「へえ、そうなんだ……………………」

イソベエ「………………?」

イソベエ「…………??」

イソベエ「……え? いま、何て……?」


ナカジマ「あー、そうか。イソベエには言ってなかったっけ」

ナカジマ「実は僕と彼女は恋人同士なんだ」

ミーナ「そうなの。とってもラブラブなのよ。ね? ビリー///」

ナカジマ「も、もう。ミーナってば///」

ミーナ「ビリー……」

ナカジマ「ミーナ……」


イソベエ「」


イソベエ「」




イソベエ「」


優越感を喪失したイソベエはダブルオーにボッコボコにされた。


お付き合い頂きありがとうございました。
宮本武蔵の五輪書でブシドーに目覚めるというのが上級大尉と全く同じだったので思いついた。
今週のジャンプも宮本武蔵やったね。

ついでに最近書いたやつと前書いたガンダムネタを宣伝

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刹那(23歳)「恋愛してみたい」 アムロ(29歳)「ガンダムとか?」

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