長谷「藤宮さんが臭いからもう友達になるの諦める」 (21)

長谷「将吾。藤宮さんが臭いんだ・・・だから俺もう」

桐生「なんか唐突だな。でもな、隣で藤宮さん居るぞ」

藤宮「」

山岸「たいへんだー!香織ちゃんが屋上から飛び降りようとしてるよ!」

長谷「今思えばさ、一週間経つと友達の記憶がリセットされるなんて。そんなおかしい人間選んだ俺がどうかしてたんだよな」

桐生「何時に無くネガティブだな」

長谷「いいや、早めに踏ん切りつけて新しい出会いを求めたほうが俺自身のためでもあるし藤宮さんのためでもある。学生の出会い一つでここまで時間を無駄にするのもなぁって」

桐生「いや訂正するわ。急にドライすぎるだろ・・・」

長谷「だって臭いから」

藤宮「」

山岸「たいへんだー!香織ちゃんがリスカしてるよー!」

どこがどう臭いんですかね!(歓喜)

藤宮「まってよ長谷君・・・私が臭いってどういうこと?」

長谷「直接言うと傷つくと悪いから言わないつもりだけどはっきり言ってほしい?」

藤宮「だって私、毎日ちゃんとお風呂入ってるし歯も磨いてるよ・・・?なのにいきなり長谷君に臭いなんていわれたら・・・どうすれば・・・グス・・・」

長谷「あーもう泣くなって、本当のこと言ってごめん。ほら。フリスクあげるから元気出して?な?」

藤宮「」

山岸「たいへんだー!香織ちゃんが息を止めて死のうとしてるよー!」

長谷「大体さ、九条とか言う幼馴染まで出てきてハンデまで出来た上に、俺だけ一週間たてばまたリセット正直反吐が出るわ」

藤宮「わ・・・私日記に書くから!・・・長谷君の思いを無駄にしないためにももう少し日記に長谷君のそう言った気持ちも書くから」

長谷「よく考えれば藤宮さんってそういう日記書いてるんだよね・・・」

藤宮「だってみんなのこと、忘れたくないから」

長谷「自分の臭いについてよく書いたほうがいい・・・ワキガの人間とかを例にするとやつらは人に迷惑を掛けていると言う自覚が無い」

藤宮「私がそうだっていうの・・・!?」

長谷「臭い」

藤宮「」

山岸「たいへんだー!香織ちゃんが縄をつるしはじめたよー!」

藤宮「私がどう臭いの・・・?いい加減にしてよ・・・!」

長谷「なんかこう・・・側に居るだけでう○この臭いがするっていうか・・・」

藤宮「なにそれ・・・長谷君ひどい・・・」

長谷「お前の臭いのほうが酷い。藤宮さん。俺、九条に全てを譲るつもりなんだ」

桐生「大きく出たな。本当にいいのか?」

長谷「もっと有意義な時間を過ごす方法はいくらでもあるからな。バイトにゲーム、アニメ干渉。楽しい事はたくさんあるんだ。一週間だけの友人ごっことか誰が続けるよ普通」

九条「お前何気に酷い奴なんだな」

長谷「なんだよ居たのかよ存在感ないやつだな。聞いてたならその通りだ、お前に藤宮香織はくれてやる」

九条「へえ、あれほど藤宮さん藤宮さん吼えてたお前がねぇ・・・どういう心境だい?」

長谷「全うな人間ならこうなるのが普通だぜ。一週間たっても記憶が少しでも残ってるお前が責任もってこの臭い女を面倒見るんだよ。お前将来バキュームカーとかの仕事に向いてそうだしお勧めだと思うんだ」

九条「お前しばくぞ」

長谷「いいや、褒めてるんだよ。藤宮香織と幼い頃から友達で今でも過去のことを悔やんでるお前の男らしさ。かっこいいじゃねーか。しかもアレだけ臭い藤宮香織と今でも結ばれてる強い絆。まさにバキュームカーだよお前」

九条「俺さ、生まれてこのかたバキュームカーなんて呼ばれたの初めてだわ」

藤宮「」

山岸「たいへんだー!香織ちゃんが泡吹いてるー!」

桐生(俺は感じた。長谷祐樹。この男、強がってるわけじゃない。素で藤宮に冷めていると・・・そしてその冷徹なあの顔・・・完全に興味を失った顔だ・・・
   好きの反対は無関心とはよく言ったものだ)

長谷「俺さ、他に好きな人が出来たんだ」

藤宮「え・・・」

長谷「まあ、ただの『友達』だった藤宮さんには関係ないけどね」

長谷「もう付き合う寸前まで行ってるよ」

藤宮「だ…だれそれ・・・だれなの!」

長谷「まどマギのまどかちゃん似の優しくて可愛い子だよ。一週間で物忘れする若年性アルツハイマーで体臭ひどいお前とは天土地の差の」

藤宮「」

山岸「たいへんだー!藤宮さんがまた倒れたよー!」

桐生「っていうかホームベースじゃねーか」

??「さっきから聞いてれば好き勝手なこと言いやがって」

長谷「だ・・・だれだあんたは!」

悟空「おめーちょっと言いすぎだぞ!藤宮があまりにもかわいそーだ!」

桐生「凄い筋肉だな」

なんでだよ

九条「悟空さんは俺のセフレだよ。俺実はホモだったんだ」

桐生「いい趣味だな。大事にしろよ」

藤宮「みんなどうしたの・・・ちょっとおかしいよ?」

長谷「男は誰でもホモになることがある。それを理解しないで記憶を維持できるとおもわないことだな」

悟空「ああ、その通りだぞ」

九条「俺、本当のこというとさ、香織じゃなくて長谷が好きだったんだ」

桐生「そうか」

九条「香織を好きなの知っていて、それを利用して長谷に近づく作戦だった」

悟空「オラがそうアドバイスしたんだぞ」

長谷「おいおい・・・」

九条「俺さ、好きな男を見るとその場で脱ぎだしてしまう癖があるんだ」

ぬぎぬぎ

桐生「うわあ、小さいな」

九条「たのむ。大きくしてくれよ・・・長谷・・・」

長谷「簡便してくれ・・・俺そういう趣味はないんだ・・・」

悟空「そーは見えねーぞ?」

藤宮「長谷君に嫌がらせするのやめてください!」

悟空「嫌がらせじゃねーぞうんこ女。ならオラが全て話すけどいいか?」

九条「俺と香織は幼馴染っていうけどさ。本当はあそこに長谷も居たんだよ」

長谷「嘘付けふざけんな」

悟空「いや、本当だ。オラがおめーの記憶を消したんだぞ」

藤宮「そ・・・そんな・・・長谷君が私達の幼馴染だなんて・・・」

九条「藤宮香織が邪魔だった・・・俺は長谷との二人の時間を大事にしたかったんだ・・・」

長谷「じゃあ藤宮さんが記憶失ったのって・・・自己おこしたのって・・・」

悟空「ああ、全てオラだ」

桐生「すごい展開だな」

山岸「ホモ最高」

九条「さあ長谷しゃぶれ」

長谷「やめろ・・・九条・・・俺はノンケだ」

桐生「いいじゃねーか1回くらい」

長谷「お前藤宮さんとくっ付けって!」

九条「女に興味は無い」

藤宮「長谷君を放してはじめくん!」

悟空「無駄だ、オラと修行した九条はもはやクリリン並みの腕力だ。人間じゃほどけねぇ」

桐生「じゃあもう無理だな」

山岸「ホモ最高」

ザンギエフ「次は俺のばんだ」

九条「しーこしこしこ^^」


びゅ!

すまんそろそろ出勤だから続きかいてくれ

続きかいて

ここまでクソにしといて放置かよ

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