のび太「ドラえもん、もしもボックス出して」 (110)

ドラ「なにするのさ?」

のび太「僕が崇められる世界に行きたいんだ」

ドラ「あるとしたら、昼寝だらけの世界ぐらいだろうね」ゴソゴソ

のび太「あやとりや射的の腕だってあるよ!!」

のび太「もしも、僕が崇められる世界があるとしたら」


ジリリリリリリリ


のび太「なんの変化もないね」


ドラ「そとに出てみたら?」


のび太「そうするよ」

空き地


のび太「誰もいないや……みんなどこに行ったんだろ?」タケコプター


のび太「そういえば、僕とドラえもん以外人をみていな……」

バキュン

のび太「うわっ!?」

???「やったぜ!!間抜けな奴を撃ち抜いたぜ」

のび太「いたたた、もう!!なにするんだよ!!」

???「ふん、お前よそ者だな?このNの世界のルールを知らないなんてな」

のび太「Nの世界?」

レオ「自己紹介がまだだったな、俺の名前はレオ」

のび太「僕野比のび太だよ」

レオ「のび太ねぇ……この世界を作った人と同じ名前とはおそれ多い奴だな」

のび太「ところで、Nの世界ってなんなのさ?」

レオ「Nの世界っていうのは、射的の力が物言う世界さ、って言っても殺しとかはしない、誇りをもって戦うのさ、負けた者はその日一日は勝者の言いなりっていうルールがあるのさ」


のび太「へぇー」

レオ「そして、武器には基本これを使う」

のび太「空気ピストルじゃないか!!」

レオ「他所のもにしては、空気ピストルしってんだな?」

レオ「でも、この世界を作ったNが姿を消して、居なくなって世界はメチャクチャなんだ……俺の父さんも母さんも悪い奴に連れていかれた……だから強くなるために手当たり次第決闘を申し込んでるんだ」


のび太「それで、人が居ないわけだね」

「居たぞ!!ガキだ!!撃ち殺せ!!」


レオ「マズイ!!おいのび太逃げるぞ!!」

のび太「に、逃げるってどこにさ?」

レオ「いいから、俺についてこい!!出ないと連れていかれるぞ!!」

のび太「う、うん!!」


タタタタタタタタ

裏路地


レオ「はぁ……はぁ……」

のび太「なんなの?あれ?」

レオ「あれが、現れ始めた悪い奴さ、なんでも違う世界から来たっていうけどな」

のび太「違う世界?」

レオ「俺の知ったことじゃないけどな……ほらよ」

のび太「いいの?空気ピストル貰って」

レオ「丸腰じゃ勝てるものも勝てないだろ?ここには、空気ピストル以外にも本物の銃が落ちてるのさ」

のび太「そ、そんな!!」

レオ「生きたかったら、死ぬ気でて抵抗するんだな、アイツら含めて大人は基本不意討ちから始める卑怯な奴等さ」

のび太「ど、どらえもーん!!」

いつものop

レオ「へへっ本物の銃使うことになるとはな……」

のび太「僕一旦家に帰ってくるよ」

レオ「なにか当てはあるのか?」

のび太「うん……少しだけだけど」

レオ「案内しろ、背後は俺に任せな」


二人はのび太の家に向かう

お前これ書いたろ
http://elephant.2chblog.jp/archives/52087379.html

のび太の家

のび太「ただいまー」

レオ「邪魔するぜ」

のび太「さぁあがって、ドラえもんに相談しよう」

レオ「ドラえもん?」

のび太「僕の友達だよ、頼りになるよ」

レオ「期待しないでおくよ」

>>16
違いますよ

部屋に帰るが、そこにはドラえもんは居なくて、もしもボックスも無かった

のび太「そんな!!」

レオ「どこにいるんだ?そのドラえもんって奴はよ?」

のび太「……」

レオ「……嫌な予感が当たらなきゃいいが」

のび太「そうだ!!タイムマシンを使えば!!」ガラッ

のび太は引き出しを開けてタイムマシンに乗ろうとするしかし、謎の壁が邪魔をして、タイムマシンに乗れない

レオ「なにをやってるんだ?のび太」

のび太「うぅ……」

のび太「そうだ!!スペアポケット!!」

ドラえもんの寝床の枕に隠してあるスペアポケットを取り出す

レオ「なんだ?そのパンツみたいなのは?」

のび太「スペアポケットなんだ、なにか使えるものがあるかな」ガサゴソ

出て来た秘密道具は、空気砲、空気ピストル、ショックガンの三つだった

のび太「そんな!!」


レオ「空気砲、ピストルにショックガン、まぁ武器にはなるか」

バチッ

のび太「うわっ!?」

スペアポケットから煙がのぼる、どうやらショートしてしまったようだ


のび太「だめだ、これ以上秘密道具出せないや」

レオ「武器がてに入ったことは好都合だ」

のび太「どこにいるんだよ……ドラえもん!!」

???

ドラ「ここは?」


???「気がついたようだね」

ドラ「君は!?」

???「まぁそう慌てなくてもいいだろ?」

ドラ「……」

とりあえず今日はのび太の家で、一夜を過ごすことにした


のび太「布団は敷いておくから、お風呂入ってきなよ」

レオ「ありがとうのび太」ガチャ

のび太「……強い子だな」

のび太「そうだ、シャンプー切れてたっけ」タタタタタタタタ

ガラッ

のび太「レオー、シャンプー切れて……」


レオ「キャァァァァァァァ!!!」

のび太「ご、ごめん!!」


レオ「早く出てけよ!!この変態!!」

のび太「シャンプーここにおいてるからねー」タタタタタタタタ

レオ「のび太のスケベ……」

のび太「まさか、レオが女の子だったなんで、びっくりしたー」

のび太「あれ?この状況何度か見たことあるような……」

レオが風呂からあがったようだ

レオ「……」

のび太「ごめん、女の子とは思わなくて」

レオ「男といったつもりはないぞ」

のび太「ご、ごめん」

レオ「明日出掛けるぞ」

のび太「どこに?」

レオ「管理塔だ、そこに行けば何かわかるかもしれない」

のび太「そこに捕まった人たちも?」

レオ「多分な」

翌日

レオ「起きろのび太……」

のび太「うーん?」33の目

レオ「管理塔に行くぞ準備しろ」

のび太「う、うん……ちょっと待ってて」

数分後


のび太「準備できたよ」

レオ「管理塔に行けば上へ行けるそこでなにかわかるはずだ、敵も増えてくるだろうし、避けられない時は、覚悟を決めるんだな」

のび太「う、うん」

道中

のび太「レオはいままでどうしてきたの?」


レオ「あんまり覚えていない、親の顔も覚えちゃいないんだ」


のび太「そうなんだ」

レオ「どうやら、敵が来たみたいだぞ」

「ケケケケ」

のび太「っ!?」

レオ「背中は任せたぞ」

のび太「分かったよ」

レオ「邪魔をするな!!」ドンッ!!ドンッ!!

レオは敵に向かって発砲する……が当たってはいない

「当たらないと意味ないぜ?嬢ちゃんよ??」


のび太「レオ!!」

レオ「のび太!!後ろ!!」

のび太「!?」

のび太は振り返らず、空気ピストルを放つ

「馬鹿な……」バタッ

のび太「レオを離せ!!」

「ケケケケ!!だったら上の世界に来なコイツが大切ならな!!」バッ

敵は、レオを抱えて逃げ出した

のび太「そんな……レオ……」カサッ

のび太「管理塔までの地図だ……」


のび太「待ってて、レオ、そしてドラえもん必ず僕が二人を助けるから!!」


のび太は地図をにぎしめて、管理塔へ進む……

管理塔入り口

のび太「ここが管理塔……」

入り口らしき場所に立ってみるが変化はない

のび太「やっぱりダメか……ん?なんだこれ?」

のび太は壁に張ってある張り紙をみた

のび太「アヤトリコンクール……優勝商品は、カードキーだって!?」

のび太「これさえあればこの先に行けるはずだ!!」

のび太は、張り紙を頼りに アヤトリコンクールの開催場所に向かった

コンクール会場


のび太「受け付けお願いします」

「お名前は?」

のび太「野比のび太です」

「のびのび太様ですね、登録完了しました、準備ができ次第お呼びします、お待ちください」

のび太「わかりました」

司会「レディース&ジェントルメーン!!」

司会「お待たせしました!!アヤトリコンクールの開催だぁぁぁぁ!!」

司会「ルールとしては、制限時間内に数多くの作品を作り、締めとしてオリジナルの作品を発表してもらい、評価してもらいまーす!!」

司会「でわでわでわでわ!!!参加者のーーーーー!!入場for!!!」

のび太を含めて3人の参加者が集まる

司会「それではー!!お願いします!!」

のび太「(僕の出番は、最後……やるだけのことをするだけだ)」

他の参加者達は、実力はそれなりにあるが、ずば抜けているというわけではなく、拍手もまばらなものであった

のび太「僕の番だね……勝つしかないんだ!!」

http://youtu.be/J35YpRU4AYI

司会「この音楽にのってアヤトリしてもらうぞー?いいか?」

のび太「大丈夫です」

司会「さぁーお願いします!!」

のび太「っ!!」

のび太のアヤトリは、他を寄せ付けない圧倒的な技術、実力、美しさその素晴らしさに他の観客は飲み込まれていた


のび太「(かつて、僕がみたあの技……やれる!!)」


のび太「一富士!!二鷹!!三なすび!!」

かつて、のび太がアヤトリの本家になった世界でみたアヤトリの技を披露した

のび太「……」


同時に音楽も止み、そして、拍手と喝采がのび太を包む

司会「ブラボー!!おぉ!!ブラボー!!!」

司会「文句なしの優勝だー!!!おめでとう!!!!」

のび太「ありがとうございます」

司会「それじゃこれが、カードキーだよ」

のび太「それじゃ」

司会「また、参加してちょーだいねー」

???

???「流石だね……ここまでやるとは」

ドラ「なんで、こんなことをしてるのさ……」

???「そんな顔しないでよ……僕は君に会えて嬉しいんだよ」

ドラ「だったらなんでこんなことをするのさ」

???「それは後々分かることだよ……今は大人しくしててくれよドラえもん」

管理塔入り口前


のび太「カードキーを通してっと」

シャッ  ピー

「ようこそ、Nの資格を持つ者よ、上で待つべきものが待っているぞ」

アナウンスが聞こえる

のび太「……」

のび太は上へと進んでいく

上がった先は、大モニターがある部屋へと繋がっていた、そしてそこには、のび太の知る二人が吊るされていた


のび太「ドラえもん!!レオ!!」


ドラ「のび……太……くん」

レオ「……くっ……」

のび太「じっとしてて!!空気砲でその装置壊すから」


???「やめときな……そんなことしたら、二人はボカンだ」


のび太「誰だ?!」


???「僕の正体が知りたいなら、ついてきなよ安心しなよ二人には手を出さない」

のび太「……」


???「決着をつけよう」スタスタスタ


謎の男は、先に上へと進む

???「来たか……Nの資格を持つ者よ」


のび太「……どういうつもりなんだい?大人の僕……」

謎の男の正体は大学生になったのび太であった

「流石は僕だね、気がつくとは」

のび太「ここは一体?」

「ここは、ゲームの世界さ僕がひまつぶしに体験型ゲームを作って遊んでいるうちに、君たちがもしもボックスで無理矢理入ってきたのさ」

のび太「だから、秘密道具が武器として使われてたのか……」

「それにいうと、ここは電脳空間、生身の君が来たことによってちょっとしたバグが起きてるのさ」

のび太「どういうこと?」

「まぁ今の君に話しても仕方ないさ、理解する知能がないからね」

のび太「そんなことはどうでもいい!!答えろ!!未来の僕!」

「教えてもいいけど、せっかくこの世界に来たんだ、この世界のルールで決着をつけようじゃないか」

のび太「分かったよ……」


「ルールはどうする?」

のび太「僕が得意とする、早打ちで勝負だよ」

「いいだろ……それなりにギャラリーを用意しないとな」カチャカチャ

下の部屋の状況が、モニターにうつされてる


「二人にはこの勝負の観客になってもらおう……楽しいほうがいいだろ?」


のび太「……」


「武器はどうする?実際の銃のデータはインプット済さ、使いたければ呼び出してやるよ?」

のび太「僕はこの空気ピストルだけでいいよ」

「そういかい、まぁ過去の僕に死んでもらったら困るし僕も空気ピストルで挑むとしよう」

「互いにに弾は一発づつ」


のび太「背中合わせに3歩歩いて、振り向き、早打ち」


「それでいいな?」


のび太「うん」


両者とも、空気ピストルのエネルギーを一発しか出せないように設定をして、部屋中央にて背中合わせで立つ

下の部屋の二人もこの戦いを見ていた


ドラ「どうして、のび太君と未来ののび太君が戦わないといけないんだ」

レオ「ゲームの世界……俺は作られた存在なのか……」

二人の思いはバラバラであったが願いはひとつであった、二人ともケガだけはしないでほしいと、それが二人にできる唯一の願いだった

「いくぞ…」

のび太「うん……」

両者背中合わせの状態から一歩づつ歩いていく

3




2






1





バッ


同時に振り向いたと思える振り返りの早さだったが、そこは大人ののび太に軍配があがる

「(早打ちにおいて、両足はしっかりと固定しておかないと標準がズレる、つまり避けられる可能性の高い上半身よりも足を狙えば僕の勝ち……このデータに狂いはない!!)」


瞬時に作戦を考え行動に出る、これが人生の差と言えるだろう

「バン!!」

空気ピストルから空気のエネルギーが放たれる、その軌道は足元へと進む軌道である

「僕の勝ちだ!!」

勝利を確信していた未来ののび太……しかし

のび太「君は僕なんだ、考えてることも一緒だね」

のび太は未来ののび太が狙った片足を上げ、片足で立っていた

「片足だと!?」

のび太「君が僕の運動神経の悪さを逆手に取るのは分かってたよ、だかこそ作戦を読み取ることは可能だったよ」

バシュン

空気ピストルのエネルギーが何もない地面に当たる

のび太「ボクの勝ちだよ、未来の僕」

のび太「バン!!」

のび太の放つ空気ピストルのエネルギーは未来ののび太の頭に当たった

「負けた……この僕が……中学から負け知らずだったこの僕が……」


のび太「約束通り、話してもらうか」


「黙れぇぇぇぇ!!!」ジャキ

のび太「!?」


「過去のお前が……僕に、俺に、勝てるわけ無いだろうが!!」


のび太「わー!!」

手当たり次第ぶっぱなす未来のび太の攻撃に手も足もでないのび太


「アッハハハハハ!!消えろ!!消えろ!!!!消えてしまえ!!」

のび太「このままじゃ、やられるどうしたら……」

???「全く世話がやけるぜ」

???「ほんと、のび太の癖になまいだよ」

???「二人ともそこまでよ、過去ののび太さんがかわいそうよ」


突然現れた三人組、姿は変わっていてものび太にはすぐわかった、いつも仲良くしてた友達だから


のび太「ジャイアン……スネ夫……しずかちゃん」

未来のジャイアン、スネ夫 しずかが現れたのである

ジャイアン「おぉ、本当に昔ののび太がいるぜ、懐かしいな」

スネ夫「感動の再開はそこまでたよ、まずはアイツ止めないと」

しずか「私は、ドラちゃんと過去ののび太さんの保護に回るわ、行きましょうのび太さん」

のび太「ちょ、ちょっと?!」タタタタタタタタ

未来のしずかに手を引かれて下の階へ進む


ジャイアン「どうやら、頭でっかちになっておかしくなったか?」

スネ夫「ジャイアンにおかしいって言われたらそれこそおしまいだよね」 ゴンッ

ジャイアン「余計なこと言ってっとぶん殴るぞ!!」


スネ夫「もう殴ってるじゃないか!!」


「ドタバタ漫才はそこまでか?」

未来ののび太は眼鏡の中心を中指で位置を整えて二人を挑発する


ジャイアン「過去ののび太には悪いが、お前を逮捕するぜ!!覚悟しろ!!」

スネ夫「そうだぞ!!」


「逮捕だって?お前らこそ立場分かってるのか?ここは僕の作り出した世界……Nワールド、通称ノビタワールドここでは僕の思い通りになる、お前らを身動きとれなくすることも簡単なんだよ?」

ジャイアン「そいつはどうかな?さっき言ってただろ、普通の人間がこの世界にくればバクだらけになるってよ!!」

スネ夫「バクじゃなくて、バグねジャイアンがいってるのは動物のほう……」


ジャイアン「こまけえことはいいんだよ!!行くぞ!!スネ夫!!」


スネ夫「OK!!」

一方、しずかと過去のび太のほうは……


のび太「どういうことなの?いったい未来の僕はどうなってるの?」

しずか「説明は後、今はドラちゃんと合流しましょう」


下の部屋に着く


ドラ「のび太くん!!」

のび太「ドラえもん!!」

レオ「のび太」

のび太「レオ!!」

二人の無事を確認した

しずか「こちらしずか、保護対象二名を保護確認、応答をお願いします」

レオ「のび太……俺……」

のび太「レオはレオだよ」


しずか「今から説明するわよく聞いてちょうだい」

未来ののび太は、これから数年後にドラえもんが未来に帰るという現実を受け止め、自分を高めることにした。

中学の頃には学年トップになることはそう珍しくないレベルにまで自分を高める

それから数年後、大学に入りロボット専門に力をつぎ込む、ドラえもんと出会うためである、しかし、事件はそこで起きた。


あろうことか、ドラえもんのデータを何者かに盗まれ、全く別の物を作られ、のび太の輝かしい未来は幕を閉じたのである

それ以来のび太の姿を知るものは誰もいなくなった

しずか「そして、最近知ったのは、犯罪者としてののび太さんがそこにいたの、これが真相なの」


のび太「そんな……」

ドラ「のび太くん……」

レオ「……」

のび太「僕は、未来の僕に決着を着けてくるよ」


しずか「だめよ、のび太さん」

のび太「この世界もパラレルワールドの1つしかもしれない、でもあんな姿になっても僕なんだ」


しずか「のび太さん」


レオ「のび太……」

ドラ「のび太君……」


のび太「大丈夫、心配しないで、いつまでもドラえもんに頼れないからさ」タタタタタタタタ

のび太は、未来のび太の待つ上の部屋に向かった

「どうした?こんなものか?」


ジャイアン「にゃろう……」

スネ夫「流石に厳しいかも……」

「今楽にしてやるよ」


のび太「待て!!」

「なんだ?過去の僕じゃないか?無能なコイツらを笑いに来たのか?」

のび太「違う……友達を笑うなんて僕にはできない」

「じゃあ、なにしに来た?」

のび太「決着をつけに来たよ、自分の力で……」

ジャイアン「バカ野郎!!早くにげろ!!」


スネ夫「今のお前じゃ勝てる相手じゃない!!」

のび太「たしかに、未来の僕じゃ勝てないよ……」

「だからどうした!?」

のび太「未来の君を今の僕と同じにする……それが僕の命令だ!!」
 
「何を言い出すかと思えば……そんな言うこと聞くとでも……!?」

「体が……勝手に!?」

のび太「Nの世界のルール、覚えてるよね?」

「勝者は……敗者の言うことを一日聞く……」

のび太「そして、君の思う通りに出来る……」

未来のび太の姿は、過去ののび太、と同じ姿になったのである

「こんな姿にまた、なるなんて!!」

のび太「これで力は全くの同じ、決着をつけよう、僕の苦手なケンカでね」

「なんだと!?」

「うおおおあぁぁぁ!!」ペシ

のび太「だぁぁぁぁ!!」ペシ

ペシペシペシペシペシペシ


まるで幼稚園児のケンカのような状況である

のび太「にぎぎぎぎ……」

耳を引っ張ったり

「ぬぐぐぐぐぐぐ!!!」

髪の毛の引っ張ったりとそういったケンカしかできないのである

そして、そんなケンカに終止符がうたれる

「うおおおあぁぁぁ!!」ペシ

のび太「やぁぁぁぁ!!」バキィ





「馬鹿な……この僕が……」バタッ

のび太「なんにも違いなんてなかったんだよ……」バタッ

同時に倒れ、勝負は終わった

そして、そんなケンカに終止符がうたれる

「うおおおあぁぁぁ!!」ペシ

のび太「やぁぁぁぁ!!」バキィ





「馬鹿な……この僕が……」バタッ

のび太「なんにも違いなんてなかったんだよ……」バタッ

同時に倒れ、勝負は終わったかに見えた

その後、タイムパトロールがやってきて、未来のび太は逮捕という形に落ち着いた


ドラ「のび太くん」

「僕は、間違ってなんか……ない……かならず、人間の下にロボットがいる未来なんて……僕は認めない!!」


のび太「……」

タイムパトロールにより、もとの世界に帰ることになった、ドラえもんとのび太……そして別れを告げなければならないもう一人の人物……




レオ「帰るんだな……もとの世界に……」

のび太「うん……短い間だったけどありがとう」

レオ「よせやい、礼なんていわれるほどのことなんかしてない」

のび太「時間だ……」


レオ「のび太!!」

のび太「なに?」

レオ「俺信じてるから!!またお前に会えることを、ずっと……ずっと待ってるから!!」

のび太「うん……またね……レオ」

こうして、僕のちょっとした物語は終わりを告げる、ドラえもんとの別れはいつか必ずくることは、分かっている……でも、その時までは……ずっと一緒にいようね 



ドラえもん……

島谷ひとみ / 「YUME日和」【OFFICIAL MV FULL SIZE】: http://youtu.be/LuNmfDmeCTc


ED 曲


後日談


未来の僕からの手紙が一通やった来た

「過去の僕へ……君のお陰で目が覚めたよ……僕は少し頑張りすぎてたのかもしれない……ドラえもん以外にも友達がいたのにそれに気がつかなかった僕のミスだった……その事に気がつかせてくれ本当にありがとう」


「それじゃぁまた、君が僕の様に道を間違えないように願っているよ……サヨウナラ」



のび太「ねぇドラえもん」


ドラ「なに?のび太君」

のび太「なんでもない」

ドラ「変なのび太君……」


僕の未来は僕が決める……そう決めたから……






End

お疲れさまでした、昨日から保守してくださった方ありがとうございます



書いてる途中で、どうやって話を終わらせようか悩んだ結果なんだか微妙な終わらせ方になってしまいました……


それでは皆さんお疲れさまでした!!!

問題は>>16に乗ってるサイトにのった時のコメントが不安www

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom