【短文】軽空母の村にオークが攻め込んでくるなんて…【艦これ】 (22)

ノンエロ。

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オーク「……いやいやいや!!!」

仲間A「いけるって!」

オーク「無理無理無理アンド無理」

仲間B「そうか? 言ったって見た目は普通の女の子らしいぞ」

オーク「海上では超弩級何千トンの排水量を誇る超大型艦船に、歴戦の零戦を搭載した空母が集まる村だぞ?」

仲間A「いけるって! 陸上では普通の女の子らしいからな。夜戦すれば余裕だって!」

オーク「つったって他の戦艦とか重巡洋艦と話が違うんだぞ? 相手は空から攻撃も出来るんだぞ。誰か一人でも海上に出れば木っ端微塵だぞ」

仲間A「だったら少人数で行くしか無いな。人質を取った時点で、全員海へ逃がさないように誘導だ」

オーク「そんな上手くいくかねぇ」

仲間B「だから、お前が先に行け! 様子を見てこい」

オーク「えっ、無理だって」

仲間T「早く行けって! なんでおれがいかなきゃ行けないんだよッ! センパイだろッ!」

オーク「わかりました……(まぁ普通に行って普通に帰ろう)」

……軽空母の村

オーク「さて俺の装備のおさらい」

右手: 棍棒
左手: 木の盾
頭 : 鉄のカブト

オーク「無理ゲーじゃねぇか……せめて飛び道具を用意させろよ」

……


オーク「さて、誰もいなさそうだなぁ……。村の中央に旗でも立てておくか……征服完了って。なんてな」

龍驤「なんや自分」

オーク「……!! えっと、に…荷物の集荷でお伺いしたんですが……」

龍驤「? ウチらそんなん頼んでないけどなぁ。もしかしたら鳳翔さんのところちゃうかな? ええわついてき~」

オーク「いや、多分住所間違えたのかもしれません。すいません帰ります」

龍驤「そうなん? 自分運送業やのにそんなんじゃあアカンで。まぁええわ。お疲れやで」

オーク「……(いやまてよ……ここでこの女を捕まえれば人質として使えるか)」

龍驤「ん? なんや自分その棒……ん? まさか自分」

オーク「へ……へへっ、バレちまったものは仕方ない! 大人しく人質になれッ!」

龍驤「ええで! なんか面白そうやな」

オーク「やっぱやめます! すんません!!」

龍驤「なんやねん自分! なんでやめてまうん?」

オーク「そりゃぁまぁ……その……余裕すぎるということは明らかに逆転できる武器があるってことでしょうに」

龍驤「まぁせやなぁ。そこら中に水辺があるし。そこにドボーンすれば発艦できるからなぁ」

オーク「実は他にもオークが襲ってくる予定でして、その先陣が俺という訳です。要件は伝えたのでこれにて帰ります」

龍驤「なんでそんなこと教えてくれるんや? 自分敵やろ?」

オーク「オークは基本的には性欲に塗れた下衆な一族なんですが、この現代社会と秩序に抑えれるオークだっているんです」

龍驤「なんやそれ」

オーク「基本的にDQNな生き方を選んだ低能オークはすぐにどこかへ襲撃に行きますが、ヒエラルキーの下層部のオークは
    そういった低俗を嫌うようになり真面目になってしまう傾向があるんですよ」

龍驤「ふーん」

オーク「という訳です。これから来る襲撃についての報告はしたので……見逃してもらっていいですかね」

龍驤「アカン! 自分着いて来ぃ! 襲撃するならもっとええ場所教えたるわ」

オーク「いやいや、この後、飢えたオークが来るんですが?」

龍驤「どうせこのまま戻っても腰抜けって扱われるんやろ? やったら最後まで男貫きっ! ええな」

オーク「いやいやオーク達が来ることに恐怖は?」

龍驤「そんなんいらんわ。オーク如き、水上偵察機で充分や」

オーク「慢性は危ないっす! マジで! 数がやばいっすよ」

龍驤「じゃあ来てからやね。自分はこっちや」

……

鳳翔「いらっしゃいませ。あら珍しいお客さんだこと。何にされます?」

龍驤「オークさんや! 飲み比べがしたいらしいでぇ!」

隼鷹「!!?」

オーク「いやいやいや、目の前に明らか酒の前に無敵そうな人がいるんですが!!?」

龍驤「酒の前には皆平等らしいで。ウチはパスやけど隼鷹と千歳と戦って勝ったら好きにしてええで」

オーク「んなっ」

隼鷹「ヒャッハー酒が飲めるゥ!」

オーク「ストップ!! 無理無理」

龍驤「ホラぁ~ 勝ったら軽空母全員好きにしてええんやでぇ……」

オーク「……」

……乾杯(完敗)

オーク「敗北D」

龍驤「やっぱあかんかったな」

オーク「何者なんですかねぇ……あなた達」

龍驤「企業秘密やね。さーて、今頃どうなってるか……」



……

仲間A「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
仲間B「なんで来た瞬間、天山が攻撃を仕掛けてきますかねぇ!!?」
仲間T「やめろ、押すなっての! 痛いだろっ! センパイだろっ!」

……翌日


オーク「あの……オークたちは?」

龍驤「帰っていったで。演習モードをONにしたから逃げていくように帰っていったわ」

オーク(峰打ちかよ……)

龍驤「で、自分はどうすんの?」

オーク「きちんとした街に出て就職しようかと」

龍驤「まぁきちんと就職したいならええとこおすすめすんで?」

オーク「就職先っすか? オークなんてそんな簡単にいい就職先なんて無いですよ」

龍驤「ここやここ、重巡洋艦の村や」



重巡洋艦END

【駆逐艦の村編】

オーク「ここなら弱いから最悪なんとかなるって言ってたんです」

憲兵A「なぜそう思った?」

憲兵B「ふざけるなよ?」

オーク「ほんとすみません。罪を償いますから、もう縛るのはやめてください」

憲兵C「いや、貴様、何をしでかすかわからない異常性癖者(ロリコン)だからな このままで」

オーク「いやいや、なんで服脱いでいるんすか?」


アッー

憲兵END

【潜水艦の村編】


オーク「よっしゃ!! 行くぞ!!」

……

オーク「誰もいない……あ……やっといた」

オーク「こ……こらぁ! 犯すぞ!」

伊58「なんでもいいでち……オリョクルから開放してくれるなら。なんでもいいでち」

オーク(顔に元気がない。なんだこいつ?)

伊58「もういっぱいでち……ちょっと入渠してくるでち……」

オーク「……なんなんだ一体」

伊168「ブツブツブツ……」

オーク「? む、二人目だ」

伊168「ブツブツブツ…イロハジャネェッッテイッテンダロ……ブツブツ」

オーク「…。帰ろうかな」

提督「あれ? なんだ貴様は」

オーク「あ、えっと、荷物の集荷にお伺いしました……あれ住所まちがえたかなぁ」

提督「まぁいい。髪のピンクの女の子をみなかったかね?」

オーク「あぁ。えっと、あの子なら入渠してくるとかであっちに」

提督「ああ、また逃げたなあいつ! 糞、オリョクル行くってのに! ゴラァァ!」

オーク「…」

伊58「いやでち! 入渠で3時間休みたいでち!」

提督「高速修復剤だこのやろー! さっさと行くぞ。資源が足りないんだよ!」

伊58「ははは……助けて……もういっぱいでち……」

オーク「」

提督「すまないこれも仕事でね。大変だよ言うことを聞かせることはさ」

オーク(こいつ……オークよりも下衆だ。仕事という建前で好き放題奴隷扱い……)

提督「さて、悪いが集荷は今日は無いよ。帰ってくれ」

オーク「は……はぁ」

オーク(あの女の子助けたいような気がする……)






【続く】

アドリブでしたが続きがかけそうなのでまた書きます。
おやすみなさいでち

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