唯「か、監禁っ・・・!?」 (86)

唯「んぅ・・・、ここは?」

虚ろな精神のまま、ぼけた視界で辺りを見回すと、見慣れない

白いタイルの空間が視界いっぱいに映った。畳五畳ぶんくらいの広さはあるだろうか。

蛍光灯の光を反射して輝く白い壁や床に眩しさを感じて目を細めていたが、

やがて視界が鮮明になってきた。目覚めつつある頭で何も考えずに立ち上がろうとしたところ、

自分の両腕が何かに吊るされたまま動かすことができないことに気が付いた。身動きした瞬間

に頭上で鳴ったガリガリ、ジリジリという変な音も気になって、私は口をぽかーんと開けて、

すぐ頭上を確認したところ、自分の両腕が壁から繋がった鎖に繋がれていた。

という感じで書いてくれると

平沢の唯

・・・落ち着け、状況を確認しよう。いま私は知らない真っ白な空間の隅で両腕を拘束され、

真っ白な床にぺたんと座り込んでいる。ついでに両足も同じ鎖に捕えられていた。

状況を整理したところで、私の頭は混乱に陥る。

普通に考えたらこれは・・・

唯「か、監禁っ・・・!?」

そう理解した瞬間、自分の体からさーっと血の気が引くのを感じられた。

私はとても恐ろしくなって、ここから逃げ出そうと体を揺するのだが、鎖はまったく動じず、

後には錆びた不快な音と手首足首の痛みだけである。

唯「う・・・うぅ・・・」

あきらめた私は嗚咽を漏らしながら再び床にぺたんとへたり込んだ。

でも、慌てるにも諦めるにもまだ早すぎる。

そして私はできる限り新しい記憶を絞り出そうと、眉間に皺を寄せて頭の中を探った。

昨日?の帰り道のことだっただろうか。

昨日

俺「おい、唯。俺たち別れよう」

唯「い、いやだよ!俺君と別れたくないよ!」

俺「嘘だよ。愛してるよ。ほら結婚指輪だ。結婚しよう」

唯「俺君・・・」ジュワー


回想終了

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唯「じゃあね、りっちゃん、澪ちゃん、ムギちゃん」

軽音部の活動を終えて、帰る道の途中だった。

三人と別れたあともしばらくは、あずにゃんと一緒に帰るのが毎日の下校だった。

だがこの日は珍しく、あずにゃんには用事があって、いつもよりも早く私と別れたのだ。

梓「先輩先輩、私は街で買い物をしていくので、今日はここで」

唯「ほー、だったら私も付き合うよ?」

梓「悪いですよ。早く帰らないと憂が心配しますよ。今日は遅かったんですから」

今日は何時になく澪が練習しようとうるさく、終いにはあずにゃんも一緒になって言うものだから、

ゆっくりお茶もできずに暗くなるまで練習していた。

今も日は完全に沈んでいて、夜の明るい街の灯が向うに輝いて見える。

唯「んー、そだね。なら仕方ないね・・・。」

しぶしぶあずにゃんと別れた私は、しばらく暗い路地を一人で歩いていた。

一人で夜、ここを歩くのは初めてかもしれない。いつも朝通る綺麗な住宅地の道が、

暗いせいか全く知らない場所のように感じられてしまう。

少しだけ怖くなった私はさっきまでよりも急ぎ足で家まで歩く。

数分歩き、まだ家まで全然といったところで、私は何か違和感に気づく。

誰かが私の後をついてきている・・・。

小さいが確かに聞き取れる足音、かすかに横目の視界の隅に映る影、それが少しづつ近づいてくる。

ただの気のせいならば良かったのに。

すぐ真後ろまでその人物を感じられる距離になって初めて私は走り出したのだが、それはすでに遅かった。

走り出そうとした途端、後ろから右手を捕まえられ、心臓が跳ねる。

暴れようとしても、強く握られた相手の左手は、私の右手を離してはくれない。

最後の手段、大声を出して助けを呼ぼうとしたのだが、何かハンカチのようなものを

口元に押さえつけられ、私の意識はそこで途切れてしまった。

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長い記憶のすべてが一瞬で走馬灯のように頭の中を駆け巡った。

何も力を入れていない手足がガクガクと震えはじめ、首筋やくびれの辺りに冷たい汗が伝わる。

つまり、帰り道で通り魔に襲われた私は、その通り魔に監禁されているということだろう。

心臓の動きは次第に早くなり、私の頭のなかで良くない妄想が広がってしまう。

殺される・・・?食べられる・・・?それともぼろ雑巾になるまでサンドバッグにされる・・・?

いやなことを考えるたびに心臓がそれに反応にして、胸がきゅうっと締め付けられる。

呼吸もだんだん早く、整わなくなってきて、苦しさを感じるようになった。

落ち着け私、まだ死ぬと決まったわけじゃない。深呼吸をするんだ。

「ヒッ、ヒッ、フーッ」

違う違う、これってなんか違う!普通に深呼吸しろ私

「ハーッ、ハーッ、ハーッ」

呼吸と同時に体の震えを収めるために全身に力を込めようとする。

震える両足はともかく、吊るされた両腕は力がうまく入らなかったので、諦めた。

何分かの格闘の末、落ち着きを取り戻した私は、これからのこと、家族や友人のことを考えた。

「憂は心配してるだろうな・・・」

「そういえば今って何時なんだろう。朝なのか夜なのかさえ分からないよ・・・」

「私が眠ってから何日経ったのかな?」

「もしかしてみんな私を探してるのかな」

「私、これからどうなるのかな・・・うぅ・・・ヒクッ・・・」

「ダメダメ、ネガティブに考えちゃダメだよ!これは何かのドッキリだよきっと」

「きっと、部屋の向こうでみんなが待ってる。みんな笑ってるんだよ」

「きっと・・・きっと・・・助かるっ・・・ヒック・・・」

「助かりたい、よぉ・・・・うぐっ・・・」

「うぅ・・・ぐすっ、うわああああ」

ポジティブに考えようとしても、嫌な予感が脳裏から剥がれない。どう取り繕ったって、

完全に私は危険な状態にあるということは心の奥で思っている。

私が目を覚ましてから一時間は経ったのだろうか。ようやく泣くのに疲れた私は再び意識を手放した。

この頭の良い唯は
けいおんの唯じゃない
誰だ?

>>20
別に頭良くはないんだが・・・
やっぱもっと池沼っぽくしたほうがいいのか?

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目を覚ますと、真っ白な殺風景が映った

目を覚ましてから数秒間は寝ぼけていたが、すぐに記憶が蘇ってしまった

「そっか、私・・・」

多分、私は監禁されている。やっぱり目的は身代金とかだろうか。私はそのことに怯えて、

散々泣いて、泣き疲れた挙句にまた眠ったのだろう。

「きっと私、酷い顔してるんだろうなあ・・・ははは・・・はぁ」

苦笑いを作って笑い飛ばそうとしたのだが、結局不安いっぱいの吐息が漏れてしまった。

唐突に部屋の隅の白い扉がキィっと音を立ててゆっくり開いた。

ビクッと跳ねる私は、同時にその扉から視線を外すことができなかった。

開いた扉の奥から現れたのは、澪ちゃんだった。

唯「澪ちゃんっ!?」

澪「唯、起きたんだね」

平然な表情で不思議なことをいうもんだから、変な違和感にとらわれたが、そんなことはどうでもいい。

唯「澪ちゃん、私を助けに・・・うわあぁあぁん」

澪ちゃんが助けに来たと勘違いしていた私は後に絶望することになる。

勘違いして嬉し泣きをする私を苦笑しながら見つめる澪ちゃんは言った。

澪「ごめん、私は唯を助けることはできない」

唯「・・・へ?」

突然の言葉に、すぐに泣き止んだ私は呆けた返事をする。

頭の整理がつかぬうちに澪ちゃんが言葉を連ねる。

澪「唯を誘拐、監禁したのは、私だから」

困ったような顔をした澪ちゃんの言葉に、目から鱗が出そうだった

は?今、澪ちゃんは何と言った?私を誘拐して監禁したのは、澪ちゃん・・・?

いやいや、意味が分からない。なんで澪ちゃんが私を誘拐監禁するんだろう。

唯「あはは・・・へ?」

澪「嘘は言ってないよ。唯を捕まえてここに縛ったのは私」

耳を疑いたくなったが、たしかに私はそう聞き取った。

耳を疑えないとなると、私はついにおかしくなってしまったということか。

普段から呆けていたり頭のネジが数本飛んでいるのだろうと自覚は少しだけあったのだが。

唯「へ、へぇ。澪ちゃんも面白いこと言うんだね!もしかしてコレってドッキリか何かかなぁ?」

焦燥と恐怖と疑惑混じりに笑いながら言っても、困った顔をしたまま澪ちゃんは立っていた。

澪「ね、ねえ・・・何か言ってよ、澪ちゃん・・・」

縋るような声を出す私を見た澪ちゃんが私に近づいてくる

私の目の前まで歩み寄ってくると、澪ちゃんは右手に持っていたペットボトルの水を飲み、

私の前にしゃがみ込む。

唯「み、澪ちゃん・・・?」

明らかに様子がおかしい。しゃがんだまま、口に水を含んで私をしばらくじっと見つめる澪ちゃん。

すると澪ちゃんはゆっくり顔を近づけて・・・

唯「み、澪ちゃn・・・んむぅ!?」

澪ちゃんにキスされた。しかも洋画とかでよく見るアレだ。

口に流し込まれた液体は明らかに水ではなかった。変な味がするが、これは一体何なのか。

突然のことだったので、つい飲み込んでしまった。

唯「ぷはっ・・・んぁ・・・」

澪「ファーストキスだった?」

唯「ん・・・」

キスの衝撃で呆けている私は生返事をすることしかできなかった。

そして当の澪ちゃんはとてもうれしそうに笑っていた。

それもつかの間、再び澪ちゃんが唇を重ねてくる。二度目の衝撃に脳が目覚めるが、すぐに感覚が麻痺しまう。

そうこうしている内に、澪ちゃんの舌が私の口の中に侵入する。

唯「んぅっ!?ん~~・・・」

拘束されているので抵抗することもできず、澪ちゃんのキスを受け入れるしかなかった。

強張っていた体から力が抜けていく。

そしてキスの新感覚に脳が焼ききれぬばかりに発熱する

そしてその内、下腹部がきゅんとするような初めて体験する感覚を覚えた。

まさかファーストキスがこんな意味不明な状況で達成されてしまうとは思わなかった。

しかも相手は澪ちゃんである。なんで澪ちゃんがこんなことを、と考える暇は一切なかった。

そして何十秒を経ってからやっと澪ちゃんの唇が私の唇から離れた。

唯「はあ・・・はあ・・・澪、ちゃん・・・?」

心なしか、澪ちゃんの顔が上気しているように見えた。多分今の私はそれどころではないだろう。

それから長い間、動けない私は澪ちゃんにずっとキスされていた。

唯「も、だめ・・・」

もう限界だった。とても疲れたし、なんだかさっきから頭がピリピリしてるし、

下腹部が痛いぐらいに締め付けられて辛い。

澪「そろそろかな」

短く言った澪ちゃんが私の服に手をかけて、脱がそうとした。

上着を脱がされ、シャツは肌蹴させられ、シンプルな柄のブラが露出する。

唯「え、あれ?」

何をされたのかよく理解できずにいた私は、ただ息を整えながら意味のない声を発するだけだった。

しかし、澪ちゃんに胸をもまれ始めたときはさすがに目が覚めて、抵抗しようとした。

唯「や、やめてっ、澪ちゃんってば!」

恥ずかしさとビリビリした感覚に目を覚ました私は必死に抵抗しようとしたが、

澪ちゃんの唇によって、すぐに私の唇は塞がれてしまった。

胸をもまれながらキスをされている状態だ。

唯「んぅ・・・っ。んむぅ」

ジタバタ暴れたいところなのだが、両手両足拘束されてそれも叶わない。

私は成す術もなく口も胸も蹂躙されてしまった。

唯「はあ、はあ・・・・」

ようやく解放された矢先、澪ちゃんはハサミと何かピンク色の卵の形をした機械を出した。

唯「な、なにそれ」

澪「大丈夫だよ。きっと好きなる」

笑顔でそう言われても、私は不安で仕方がなかった。

スカートを脱がされ、ハサミでパンツを切られ脱がされてしまった。

どうせしても無駄に体力を使うだけだと思い、抵抗しようとは思えなかった。

そうして誰にも見せたことのない秘密の部分が晒される。

恥ずかしくて死にたいと思ったのは多分人生で今のが初めてだ。

唯「へえ、唯のここ、まだ毛が生えてないんだな」

恥ずかしさのあまり、ひっと短い悲鳴をあげてしまう。

少し前に、ここの毛の話題で女子と話をしたことがある。

その女子たち曰く年頃の女子はみんな生えているらしく、むしろ生えていないとおかしいらしい。

私はその場で、そうだよね!とみんなに調子を合わせていたのだが。

毛は生えてこないのだから、仕方ないではないか。

唯「うぅ・・・」

澪「恥ずかしがることないよ。すごく綺麗だと思う」

澪「もう、濡れてるんだな」

唯「・・・うっ」

そんなことを輝いた顔で言われて、恥ずかしいの頂点に達した私は消えてしまいたいと思った。

澪「恥ずかしがる唯もとっても可愛いよ」

唯「や、やだよ澪ちゃん・・・」

そして徐に取り出した卵型のそれを数個並べて、一個ずつ、私の両胸に乳首とあそこに張り付ける。

これでいったい何をするんだろう・・・。

唯「やだよ・・・。怖いよ澪ちゃん」

私の声を聴かず、恐らく卵型の機械のスイッチらしきものを取り出した澪ちゃんは、

手に持つそのスイッチを何の合図もなくONにした。

唯「っ!?」

卵型のそれは一斉に振動し始めため、感じたことのない激しい感覚に頭が痺れる。

その感覚に全身がビックリし、痙攣してビクビクと勝手に動いてしまう。

唯「ひゃ、あああああっ!?」

呼吸もできないぐらい苦しい様子の私をみて、澪ちゃんはスイッチをOFFにする。

肩で呼吸する私を見る澪ちゃんの目は満足そうにしていた。

澪「唯、すごく敏感なんだな。気持ちいいのか?」

唯「わかん、ないよ」

息を荒げて顔を真っ赤にする私は絶え絶えに返事をする。

そして澪ちゃんは卵型の機械をもう一つ取り出し、私のあそこの中に突っ込んだ。

すこし痛かったけど、それ以上の快感がそれを打ち消す。

そして呆ける私を余所に、澪ちゃんはスイッチを弄り、再びONにする。

唯「んひゃぁっ!?」

明らかに先ほどよりも強い振動。

ビクンッと大きく私は痙攣して、快感で意識が飛んでしまいそうになる。

なんとか持ちこたえた私を待つのは、快楽地獄だった。

唯「あっ、はっ、・・・ん・・・」

息も覚束なくなり、声を発することも難しくなる。

徐々にまともな思考ができなくなり、顔の筋肉は弛緩し涙と鼻水と唾液まみれになる。

澪「唯・・・お前のせい、だからな・・・」

少し遠くで澪ちゃんの声が聞こえたような気がした。

気が付くと澪ちゃんの姿がない。出て行ってしまったのだろうか。

唯「いやっ、いやだ!・・・おぃて、いがないでっ、澪ちゃん!」

必死に絞り出した声は、澪ちゃんには届かなかったらしい。

唯「ん、あ、あああああああっ!?」

それから私は一際大きな痙攣を起こし、夢と現実の狭間を少しの間彷徨った。

もう嫌だよ。助けて、澪ちゃん

終わり。寝る
希望あれば後日続き書く

dat落ちしてなかったw
暇なのですこし続きをかく

まじか
便利やね

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唯を学校の地下室に監禁してから二日経った。

唯は衰弱して、拘束されたまま私の前で気絶している。

そろそろ危険かな、と思ってローターのスイッチは既に切ってある。

別の部屋から監視カメラでずっと唯の様子は見ていた。

ローターの刺激に悶え続ける唯の姿を。

途中からは気絶したり飛び起きたりを繰り返していた。

最終的に、喘ぎ声も出さなくなり、気絶したままになってしまった。

気づいたら12時間弱もずっと責め続けられていたのだから、当然だろう。

そういえば、なんで自分は唯を監禁なんていう凶行に走ったんだっけ。

唯を独り占めにしたかったから、だ。

それは勿論生半可な気持ちからなどではない。

生半可な気持ちでこんなことは出来るはずがないのだ。

私は、私の中の唯への強い思いを隠し続けることに耐えかねた。

悪いことだとは思っている。でも我慢できない。

いつからだったかな、唯のことを強く想うようになったのは。

明確な時期は思い出せない。ただ、気づいたら唯のことを目で追うようになっていた。

そうして忍ぶ思いは次第に強くなり、今度は唯の周囲の人間に嫉妬するようになった。

唯が梓に抱きつくその普段の風景を、幾度となく邪魔したいと思った。

唯に嫌われたくない。何時しかそんな恐怖も、私の独占欲を抑えることは出来なくなっていた。

臆病で身勝手な私には監禁という方法しか思いつかなかった。

監禁したあとも、ただ唯の傍にいるだけでいいと思っていた。

でも、拘束され恐怖に満ちた唯の普段見れない表情を見ていたら、なんだかいじめたくなった。

そうして唯にあれこれしてしまったのだ。

唯の色っぽい様子を見て喜ぶ自分と、それに自己嫌悪する自分がいた。

私って最低だな、と思う。でも、、もう後戻りなんてできない。

こうなったら徹底的に、唯を自分のものにしてやる。

目の前には、涙で顔をぐしゃぐしゃにして、髪は乱れて、

それでも安らかな表情で眠りにつく唯がいる。さすがにこのまま放置するのはまずいだろう。

とりあえず、体は綺麗にしておこう。

もし起きても、今の唯に抵抗する体力は残ってないだろう。

唯の安らかな表情を見ていると、また嗜虐心が芽生えてしまいそうになるが、今はじっと我慢の子だ。

拘束を取り外し、シャワー室へと運ぶ。ついでに唯の着ていた服も洗濯しておこう。

パンツは切られて使い物にはならないだろうから、後で処理しておく。

唯の裸と今の状況に目が眩みそうになるのを抑えて、しっかり唯の体を洗う。

胸や秘部を洗っていると、ときどき反応して色っぽい声を出すものだから、とても心臓に悪い。

一通り洗い終え、とりあえず適当な下着やシャツは着させて、再び同じ部屋に拘束した。

そうして一通り作業を終えて、唯を眺めながら物思いに耽っていると、唯が何やら寝言を言い始めた。

唯「ん・・・もう食べられないよ・・・うひひ」

唯「あず、にゃん・・・にひひ~」

唯「たくあん、ゲル状・・・うま・・・」

いったいどんな夢を見ているのか。寝言と共に表情がコロコロ変わって面白い。

唯「みお、ちゃん・・・わたし・・・」

唯「たすけて、みおちゃん・・・」

唯「おいて、いかないで」

心がズキズキと痛み、すごく嫌な気分になった。
また自分が嫌いになるまえに、私は部屋を後にした。

すまん、書き溜めてないから時間かかる
数時間ぐらいしたら続き一気に投下する

飯や水は流動食、
トイレシーンは今から書く

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「ん・・・ここは?」

あれ、私なんで縛られて・・・。

強い既視感がする。そうだ、私はここに監禁されて、澪ちゃんに・・・。

さっきのことを思い出して、赤面すると同時に下腹部がきゅうっと締め付けられる。

あのブルブル震える機械に私はしばらく意識を飛ばされていたのか。

体にうまく力が入らない。大分疲れてしまったみたいだ。どれくらい眠ってたんだろう。

そして、自分がさっきとは違う恰好をしていることに気づいた。

下着は付けているようだが、その上にはシャツ一枚という不思議な出で立ちだ。

僅かに覗くパンツは色合いからして、私のものではないだろう。

「・・・澪ちゃんが着替えさせてくれたのかな」

澪ちゃん・・・。今まで酷いことをされていた気がするが、とても恨む気持ちにはなれない。

私を見る澪ちゃんの目は、少し悲しそうに見えたから・・・。

きっと何か重大な理由があって、私をここに縛っているに違いないと確信した。

しかも、その重大な理由はきっと・・・。

「私、なにか澪ちゃんにしたのかな・・・。」

もしかしたら、私のしたことに怒っているのかな。それでここに縛って反省を促しているとか?

私の浅薄な脳ではいくら考えても分からない。次に澪ちゃんが来た時に聞いてみよう。

いや、わざわざ私を監禁しているということは、自分で考えろということなのかもしれない。

そうなるとやっぱり・・・。

こんなにも危機的状況にあるのに、私は冷静にあれやこれやと考えている余裕があった。

すると、真っ白な部屋の隅の扉が開き、澪ちゃんが入ってきた。

私は恐る恐る、澪ちゃんの名前を呼んだ。

唯「・・・澪ちゃん」

澪「おはよう、唯」

唯「今は、朝なの?」

澪「そう。朝の8時前ぐらいかな。唯がここに来てから3日目の朝になる」

唯「そう、なんだ・・・」

3日目・・・。ずっとここに来てほとんどの時間を眠って過ごしていた私には、以外に長く思えた。

3日間も私がいないとなると、やはりみんな心配しているのだろうか。

不安げな私の心情を察するように、澪ちゃんが言った。

澪「大丈夫。今はゴールデンウィークで学校はないし、みんなには唯は私と一緒に詩を書く

  旅に出かけてるってことになってるから。」

少しホッとした。しかしここで一つ確実に分かったことがある。

ホッすると同時に、体がブルッっと震えた。あ、これやばい。

澪「もしかして、トイレ行きたい?」

突然モジモジしだす私の心情をまたもや的確に当ててきた。

そして急に恥ずかしさを感じて、私は俯いてしまった。

唯「・・・う」

澪「少し待ってて」

唯「・・・?」

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澪「はい、これ」

血の気が引いた。澪ちゃんが持ってきたのは、小さなバケツのような容器だった。

しばらく青い顔で硬直する私を、不思議そうに見る澪ちゃん。

澪「もしかして大きいほうだった?なら・・・」

唯「ち、ちがうよっ」

澪「もしかして、これじゃ入りきらない?」

唯「~~~~っ」

恥ずかしくて死にそう。澪ちゃんのこの返しは絶対悪意があるよ!

というかそれ以前に、まさか私に、この小さなバケツの中に用を足せというのか。

いや、それはどうでもいいのだ。

まさか私に、澪ちゃんが見ている前で用を足せというのか。

この体制なら、確実に丸見えだ。

澪「あ、ごめん。パンツ履いたままだとおしっこできないよね。」

再びハサミでパンツを切って脱がせる澪ちゃん。

というかそれならわざわざパンツを履かせる意味はないのではないか。

ついにパンツを脱がされて、あそこが露わになる。

澪「はい、どうぞ」

はい、どうぞ。じゃないよ!

どうやら澪ちゃんは本気らしい。よく見ると澪ちゃんは笑いを我慢している様子だ。

絶対、私の反応を見て楽しんでいる。

でも、強くなる尿意を抑えて続けるのは無理な話。決壊するのは時間の問題だろう。

そう分かっていても、必死に我慢するしかなかった。

澪「なかなか出ないなら、手伝ってあげようか?」

唯「はえ・・・?」

澪ちゃんは卵型のアレを取り出した。そして手に持ったままスイッチを入れる。

それを見るたびに、昨日のことを思い出して、二重に恥ずかしさに襲われる。

そして、澪ちゃんは震えているそれを私のあそこに当てる。

唯「ひゃあっ!?」

ビックリして漏れそうになるが、なんとか抑える。

澪「うーん。なかなか出ないな。これならどうだ?」

唯「あああっ、んっ、はっ、あ・・・」

唯「やめっ、あっ、やめてぇ・・・漏れちゃう、よっ」

澪「もしかして我慢しているの?別に女同士なんだから恥ずかしくないよ」

いや、女同士でも排泄の瞬間を見られるのはすごく恥ずかしいと思うのだけど。

普段は真面目なはずの澪ちゃんが、どうしてこんなことに・・・。

澪「それに、昨日シャワーで唯の体洗ってるときにも、気絶したまま盛大にお漏らししてたぞ?」

唯「っ!?」

なにそれ、初耳だよ。ああ、今この瞬間気を失っていたらどれだけ楽だっただろうなあ。

気持ちいいのと恥ずかしいのとが混ざってやばいよ。私、もうお嫁に行けないよ。

穴があったら入りたいってこういう時に使うんだね。

唯「はっ、ああ、ダメ、だめだめだめぇっ、漏れちゃうっ」

澪「我慢しないでって言っただろ?」

唯「は、ん・・もれっ・・ああああっ!?」

グリっと私の奥にそれを押し込めると、私は耐えられずに、漏らしてしまった。

数秒間だけ意識が飛んだ。

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澪「もしかして、怒ってる?」

唯「・・・。」

澪「顔を真っ赤にしておもらししちゃう唯も可愛かったなあ」

唯「っ・・・。」

澪「また赤くなった。可愛いな、唯は」

唯「もうっ!バカにしないでよ!」

流石に、あんなことされたら私でも怒る。さらにそれを掘り返してくる澪ちゃんにイラついた。

唯「ねえ、澪ちゃんは何がしたいの?」

澪「・・・?」

唯「私のあんな姿を見て、何が楽しいの・・・?」

澪「それは・・・。」

唯「澪ちゃんのせいで、私お嫁に行けなくなっちゃうんだよ?」

澪「・・・。」

唯「そもそもなんで、私を監禁したの?」

澪「・・・。」

さっきの怒りはどこへやら、急に悲しい声になった私に澪ちゃんが目を見開く。

唯「ねえ、なんでなの・・・。私が何かしたのかな?」

澪「・・・。」

唯「私が悪いなら、ちゃんと言ってくれないと、私バカだから分かんないよ・・・」

澪「・・・。」

唯「ごめんね・・・ごめんねぇ・・・うぅ、グスッ」

澪「っ・・・。」

感情が高ぶり、つい涙を漏らしてしまう。

澪ちゃんは答えない。少しだけ悲しげに私を見るだけだった。

必死に涙をこれ以上流さないようにと抑え込んだ。

唯「なら、澪ちゃんの気が済むまで私、澪ちゃんに監禁されたままでもいいよ」

澪「!?」

多分、あと2日もすれば澪ちゃんは私を解放してくれるかもしれない。

でも、澪ちゃんと仲直りできないのなら、

一生澪ちゃんの奴隷として生きていくのもいいかもしれない。

さっきみたいな姿を見られてバカにされるのも、いいかもしれない。

澪ちゃんの気が済むなら、私はなんだって受け入れようと決心しつつあった。

澪「ごめん・・・。」

唯「え?」

澪「ごめん、唯。全部私のせいなんだ」

唯「え、どういうことなの・・・?」

澪「悪いのは唯じゃない。私が臆病なのがいけないんだ」

澪ちゃんは今にも消え入りそうな声で言う。その中に、泣き声のような嗚咽が混じっている気もした。

澪「唯に伝えたいことがある。とっても大事なことなんだ」

唯「う、うん」

澪「私はずっと、唯のことが好きだったんだ」

唯「へっ?」

澪「友達としてではなく、なんというか・・・恋人にしたい的な意味で」

唯「それって・・・」

混乱した。澪ちゃんが私を好き?単なる好きなら分かる。だが恋人にしたいって、つまり・・・。

ようやく理解した途端、私は慌てだしてしまう。

唯「え、えええええっ!?」

澪「ご、ごめん、変なこと言って!」

唯「澪ちゃんが私を好きで、恋人で、えええええっ!?」

澪「お、落ち着け!」

唯「ヒッ、ヒッ、フーッ!」

澪「それはラマーズ法だ!」

唯「あわっ、あわわわわ!?」

混乱で頭が回らず、ただ拘束されている状態でジタバタしようとすることしかできない。

そんな様子の私を見て、何か決心した澪ちゃんが、突然私にキスをした。舌を入れるほうの。

唯「んむぅっ!?ん~~~~っ」

澪「ちゅっ、ん」

暴れようとする私は、キスの衝撃によって落ち着きを取り戻す。

唯「んっ、ぷはっ」

澪「お、落ち着いた?」

唯「う、うん」

澪「とりあえず、私は唯のことが好きなんだ。結婚したいほうの意味で」

唯「けっ、けっこ・・・」

澪「・・・あ、いや、えっと・・・。」

唯「・・・うん、理解はしたよ」

澪「そ、そっか」

唯「そっかぁ・・・澪ちゃんが、私を・・・。」

澪「だから、私は唯を独り占めにしたくて、こんなことをしたんだ」

唯「なんで、言ってくれなかったの?」

澪「それは・・・。唯に嫌われるのが怖くて・・・。」

唯「・・・プッ・・・あはっ、あはははは!」

笑いを堪えきれずに笑い出す私と、意味が分からずに困惑する澪ちゃん。

澪「え、え!?」

唯「だって、プッ、それじゃ矛盾してるよ・・・クククッ」

唯「嫌われたくないから、監禁するなんて・・・ククッ」

澪「だ、だって・・・。」

唯「私は、嫌いになんてならなかったハズだよ」

澪「どうして、そう言い切れるんだ?」

唯「だって、監禁されて、酷いことされて、恥ずかしいとこ見られて・・・

  そのあと突然告白されてる私だけど、澪ちゃんのことは嫌いになってないもん」

澪「え・・・?」

唯「逆にね、怖かったけど、澪ちゃんに虐められるはちょっと楽しかった、かな」

唯「あはは、変だよね。私って気持ち悪いかも」

澪「唯・・・。」

唯「まだ、恋愛とかそういうのはよく分からなかったけど・・・。

  澪ちゃんにキスされてるとき、すごくドキドキして、うまく考えられなくなっちゃうんだ。

  澪ちゃんに酷いことされてるとき、心の中で、ちょっぴり期待してた気がするの。

  今考えると、これを恋愛っていうのかなって・・・。」

澪「・・・。」

黙って、驚いた顔で私を見つめる澪ちゃん。でもその瞳の奥は輝いてた。

唯「きっと私は澪ちゃんのことを好き、なんだろうなあ」


唯「だから、さっきの澪ちゃんの告白、私はOKだよ?」

澪「う・・・」

唯「う?」

澪「うわああああん!」

それから澪ちゃんは、私の体を抱きしめたまましばらく泣き続けた。

抑圧された感情が爆発したみたいに。

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澪「ごめん、ビショビショだな」

唯「いいよいいよ。寧ろ泣きたくなったいつでも待ってるよ?」

澪「あはは・・・。」

唯「あと・・・できれば、これ外してくれると嬉しいな」

もう限界といわんばかりに私は訴える。ずっと吊るされている両腕の手首が結構痛い。

ずっと同じ体制だから、体もかなり凝っている。そろそろ立ち上がって伸びたい頃だ。

澪「ご、ごめんっ。すぐ外す」

思い出したように、作業に取り掛かる澪ちゃんだった。

やっと解放されて、抜けた声を出しながら背伸びをすると、

やっと解放されたんだな、という実感を得ることができた。

澪「酷いことして、ごめん・・・。どう償えばいいのかわからないし、

  こんな私が唯の恋人になる資格があるのか分からないけど・・・。」

唯「・・・許してほしい?なら、教えてよ」

澪「え、何を?」

唯「恋を、だよ」

?な様子の澪ちゃんの耳元で囁いた。

少し離れて、白い空間の中で舞うようにステップしながら私は言った。

唯「澪ちゃん顔真っ赤!おもしろーい!」

澪「なにを!?唯だって散々私に恥ずかしいとこ見られて顔がずっと真っ赤だったじゃないか!」

唯「な、あんなことされたら誰だって恥ずかしいよ!」

澪「それにー、唯って実はドMだったんだよなぁ?

唯「~~~~っ!もう澪ちゃんなんて知らない!」

fin

今度こそ終わり。
じゃあの

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