コナン「なんだこれ?」 元太「俺の心臓だよ。」(25)

─おことわり─

西の名探偵から良い子の皆に約束や。
このssはマジキチではないさかい、18歳未満の子は絶対に見るなよ?
いや、見ろ!西の名探偵の命令や!
ほな楽しんでくれ。

コナン「気持ち悪い!」

元太「そんなこと言うなよ。俺の心臓ピンクで綺麗だろ?」

コナン「でもなんでお前の心臓が外に落ちたんだ?」

元太「なんか博士から変な薬もらったから飲んだんだよ。」

コナン「ふんふん」

元太「そしたら出た。」

コナン「出たのはうんこじゃなくて心臓だったのか。」

元太「そういうこと。」

コナン「落ちてたら汚いから洗っておくわ。」

元太「頼むよ。」

コナン「氷水で綺麗に洗ってっと……」

元太「うぎゃああああああああ、つめてえええええ!!!!!」

コナン「元太お前何叫んでるんだよ?」

元太「だって水冷たいじゃないか!」

コナン「そりゃ仕方ないだろ。洗うために必要なんだから。」

元太「俺の心臓はデザートなんだぞ!」

コナン「デザート?」

元太「ああ、デザート。」

コナン「それ言うならデリケートだろ?」

元太「俺の心臓、やっぱりすげえよな。」

コナン「何でなんだ?」

元太「ピンクじゃん」

コナン「さっきも聞いた。」

元太「じゃ、俺はうな重を買ってくる。」

コナン「…………」

コナン「元太のやつ自分の心臓を持っていかずに放置かよ。」

コナン「というか本当にこれあいつの心臓なのか?気持ち悪い………。」

コナン「焼いて犬の餌にしておくか………」

翌日───
コナン「元太が死んだ?」

阿笠「心臓の部分だけ抉り取られていたそうじゃ。」

光彦「怖いですね……」

歩美「………」

哀「でも傷跡は見つからなかったらしいわよ。」

コナン「どういうことだよ?」

哀「刺された跡も手術の跡も見られないわけ。」

コナン「じゃあ何故抉られてたんだ?」

哀「それは分からないわ。」

歩美「……」ペタン

コナン「何故心臓が無いってわかったんだ?」

阿笠「それは検死体を調べたのじゃよ。」

光彦「でも解剖の結果、元太くんの心臓は無かった。」

哀「そういうことね。」

コナン「だとすると博士が言っていた『抉る』という表現にいささか疑問が残る。」

阿笠「そうじゃな…。『抉る』だと元太くんの体に何かしら傷つけて獲った、という意味になってしまう。」

歩美「………」ペタン

光彦「ということは元太くんの心臓は勝手に外に出てきた、と?」

コナン「その線が強いな。現に俺が見たからな。」

哀「そうなの?!」

光彦「ま、まさかコナンくんがやったんじゃないんでしょうね……?」

コナン「まさか………、しかし………」

歩美「………」ペタペタ

光彦「?」

コナン「俺も信じられなかった……」

哀「どうしたのよ?」

阿笠「どういうことじゃ?」

コナン「俺が見たとき心臓は動いていて元太は生きていたんだよ。」

哀「まさか心臓と身体が離れていた状態で小嶋くんは生きていたって言うの?」

コナン「その通り。」

光彦「それは恐ろしい話ですね……」

哀「普通なら心臓と身体が離れていれば死ぬわよね。」

コナン「昔nhkの幼児番組でキャラクターの口から心臓が出てくるやつがあったけどな……」

光彦「それ本当ですか?!」

コナン「本当だ。しかもキャラクターは一時仮死状態だった。よくあんな状態を夕方に流せたなと感心したよ。」

哀「あなた本当の年齢はいくつなのよ?」

コナン「モンモン!」

哀「ごまかしたわね……」

歩美「………」ペタンペタン

コナン「ん………?」

阿笠「どうしたんじゃ?」

コナン「博士、元太がある意味深な発言をしていたんだが……」

哀「それはちょっと気になるわねえ。」

コナン「元太が博士からある薬をもらって飲んだら心臓が出てきた、って言ってたぞ?」

阿笠「なんじゃと?!それは本当か?」

コナン「ああ本当さ。博士一体元太に何の薬をあげたんだよ?」

阿笠「そ、それは…………」

哀「白状なさい!」

阿笠「こ、これを言うと元太くんの名誉に関わることなんじゃが……」

光彦「言ってください。」

歩美「………」ペタペタ

阿笠「実はじゃな。元太くんは便秘だったんじゃよ。」

コナン「便秘?」

哀「どういうことなの?」

阿笠「じゃからわしは元太くんに下剤を渡したんじゃ。」

光彦「元太くんが便秘なんて初めて聞きました。」

コナン「じゃあ何で元太から心臓が飛び出したんだよ?!」

阿笠「それは…………あああああああああ!!!!!」

歩美「」ビクン

哀「え?」

コナン「うわ!」

光彦「ピカ?」

阿笠「しまった!!!わしとしたことが!!!」

哀「どうやら博士はとんでもないミスをしでかしたみたいわね。」

コナン「どんなミスをしでかしたんだよ………」

阿笠「実はな下剤と『身体の一部分が切り離せる薬』を間違えたのじゃ。」

コナン「博士ったらなんという間違いをしたんだよ!」

阿笠「しかもじゃな。別の薬とも入れ間違えたのじゃ。」

哀「何か嫌な予感するわね……」

歩美「」ペタペタ

光彦「………」

コナン「んんん………」

哀「吉田さんさっきから胸を触ってるばかりでどうしたのよ?」

歩美「哀ちゃん………、ちょっと………」

哀「何かしら?」

歩美「ちょっとこっちに………」

光彦「とりあえず僕は帰ります。」

コナン「お、おお………。光彦気をつけてな。」

光彦「わかってますって。」

阿笠「さてと……、どうするべきかのう……」

コナン「どうしてその薬の管理が出来なかったのか説明してもらおうか?」

阿笠「わ、わかった………。」

哀の部屋───
歩美「じ、実はね………」ヌギヌギ

哀「よ、吉田さん、何で脱ぎ始めてるのよ!」

歩美「あ、哀ちゃん……、これ見て………」ジー

哀「え?何……?」ジー

歩美「」ジー

哀「え?え?え?どうして?」

歩美「歩美もわかんない……」シュン

哀「なんで乳首がないのよ?」

歩美「………」ペタペタ

哀「奈美なんとかて人よりひどいじゃないのよ……。」

哀「(嘘でしょ……。吉田さんてこの年齢で乳がんの手術を受けたのかしら?)」

歩美「」ペタペタ

哀「(でも手術を受けたことは聞いたことないわ……。)」

歩美「あのね、今日起きたら無くなってたの……。」

哀「今日………。どうやら博士の薬と関係がありそうだわ。」

歩美「かも……」グス

1階───
コナン「なるほど、1回は下剤に、もう1回は皆との食事会での隠し味のスパイスと間違えたのか……。」

阿笠「そういうことじゃ。」

コナン「そんな簡単に間違えねえよ!」

阿笠「それが本当なんじゃ!」

コナン「単純ミスを博士がするわけねえじゃないか!」

阿笠「じゃが───」フラ

コナン「ん?博士どうした?」

ボンッ

コナン「えっ…?!」

コナン「おい博士……?博士!!」

コナン「く……、脈がない……。死んでる……。」

コナン「しかも何かちょっとくさい……。」

コナン「この黄色の大量の物体は何だ?!」

コナン「く、くそ………。しかも博士のやつかなり痩せ細くなっているんじゃないのか……?」

コナン「確か博士は超肥満体だったはず……」

コナン「突然痩せたということは……」

コナン「まさかの黄色の物体……」

コナン「博士の身体の全脂肪だったのか……」

コナン「しかもくさい………」

コナン「ああフラフラする。」グシャ

コナン「え?!」

コナン「うわああああああ!!何か変なのを踏んだぞ!!」

コナン「何だこれ……?何かの玉みたいだな……」

哀の部屋───
歩美「歩美はずっと一生乳首なしの生活を送るのなんて嫌!」

哀「私だって…」ドサッ

歩美「え?」

哀「え」

歩美「あ、あ、あ、哀ちゃん………」ガタガタ

哀「吉田さん、どうしたのよ?」ガタ

哀「え……?」

歩美「」ガクガク

哀「う………で………?」

哀「」ジー

歩美「」ガクガクガク

哀「いやああああああああああああ!!!!!」

1階───
コナン「あの声は灰原の声だ!」

コナン「はいばらああああああ!!」

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