穂乃果「お姉ちゃんが欲しい!」 (88)

※SS投稿8回目です
※キャラ崩壊があるかも知れません


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海未「は?」

ことり「どう言う事かな穂乃果ちゃん....?」

穂乃果「そのままの意味だよ!穂乃果はお姉ちゃんが欲しいの!」

海未「...(どこから突っ込んでいいのか分かりません..)」

ことり「えっと...なんでそう思ったの?」

穂乃果「へ?昨日漫画読んでたら妹がお姉ちゃんに思いっきり甘えてるシーンがあったから穂乃果も甘えたいなーって」

海未「甘えたいって..いつも甘えてるじゃないですか」ハァ

穂乃果「それとことは別なの!はぁ...お姉ちゃん欲しいなぁ..」

~放課後:部室~

真姫「お姉ちゃんが欲しい?」

穂乃果「そうなの!どうすればいいかな?」

真姫「どうするも何も物理的に無理でしょ...」

凛「でも凛は一人っ子だしお姉ちゃんとか欲しいにゃー」

穂乃果「だよねっ!」

凛「うん!!」

にこ「くだらない話してないでさっさと練習行くわよ」

穂乃果「あ、お姉ちゃん!」

にこ「誰がお姉ちゃんよ!!」

穂乃果「だってにこちゃん長女でしょ?」

にこ「それはまぁ..そうだけど...」

穂乃果「それなら穂乃果のお姉ちゃんになってよ!」

にこ「はぁ?嫌よ」

穂乃果「なんでー?」

にこ「どうせアンタの事だからお姉ちゃんが出来たら甘えれるし楽できるとか考えてるんでしょ?」

穂乃果「ぅ...それは」

にこ「ほら、とにかくにこは却下よ」

穂乃果「にこちゃ~ん...むぅ、なら絵里ちゃんに頼んでみよっと」タッタッタ

~屋上~

穂乃果「絵里ちゃーん!」

絵里「あら、どうしたの穂乃果?」

穂乃果「えっとね、穂乃果のお姉ちゃんになって欲しいの!!」

絵里「...ごめんなさい、もう一度言ってくれるかしら?」

穂乃果「だから穂乃果のお姉ちゃんになって欲しいの!!」

絵里「...いまいち話が見えないのだけど説明してくれるかしら?」

海未「例の如く漫画に影響されただけですよ..」

絵里「あぁ...」

穂乃果「そういう事です!」

穂乃果「絵里ちゃんなら穂乃果のお姉ちゃんになってくれるよね?」ウワメヅカイ

絵里「ぅ...」

穂乃果「絵里お姉ちゃ~ん」ジー

絵里「仕方ないわね...」ハァ

穂乃果「やったー!!」

海未「....絵里?」ジトッ

絵里「え、いやその...穂乃果にあんな風に頼まれたら仕方ないでしょ?」

海未「はぁ...」

絵里「あ、あはは..」

穂乃果「さぁ!今日も練習がんばろー!!」

~練習後~

絵里「そうじゃあ、各自でしっかりストレッチしておいてね」

穂乃果「お姉ちゃーん!」ダキッ

絵里「きゃ..もういきなり抱きつかないの」

穂乃果「えへへー」

絵里「もう...」クス

穂乃果「ねぇねぇ、穂乃果お姉ちゃんとクレープ食べに行きたいな!」

絵里「今からー?もう遅いわよ?」

穂乃果「いーの!」

絵里「穂乃果がそう言うならいいけど...あまり食べ過ぎちゃダメよ?」

穂乃果「はーい」

ことり「手馴れてるね...」

海未「えぇ...」

~クレープ屋~

絵里「そういえば私なら穂乃果になってくれるよねって言ってたけど誰かに頼んだの?」

穂乃果「えっとねー、にこちゃんに頼んでみたんけど断られちゃった」

絵里「まぁ急にそんな事言われたら驚くわよね...」

穂乃果「でも今は絵里お姉ちゃんが居るからいいもーん」ギュー

絵里「もう...調子いいんだから、とりあえずクレープ買いましょうか」

穂乃果「うん!」

おっさん「らっしゃい!お、穂乃果ちゃんに嬢ちゃんじゃあねぇか!」

絵里「お世話になってます」

穂乃果「おじちゃんこんにちはー!」

おっさん「穂乃果ちゃんは今日も元気だな!今日はなににするんだ?」

穂乃果「ストロベリー!」

絵里「じゃあ私はチョコバナナで」

おっさん「あいよ!すぐ作るから待っててくれ」

絵里「それにしても穂乃果は本当に苺が好きね」

穂乃果「そういう絵里ちゃ....お姉ちゃんだってチョコ大好きでしょ?」

絵里「無理に呼ぼうとしなくてもいいのよ?」クスクス

穂乃果「えー、でもそれだとお姉ちゃんの感覚あんまりないもん」

絵里「そうかしら?」

穂乃果「そうだよ!」

おっさん「おーい!出来たぜー」

穂乃果「わーい!いただきまーす!」mgmg

絵里「美味しい?」

穂乃果「うん!」

絵里「なら良かったわ」ニコッ

穂乃果「でも、チョコバナナも美味しそうだなぁ...」ジーッ

絵里「...一口だけよ?」

穂乃果「わーい!」ハムッ

絵里「どう?」

穂乃果「チョコバナナも美味しい!」

絵里「そう...さて、もう帰りましょうか?」

穂乃果「えー、もう帰っちゃうのー?」

絵里「あまり遅くまで居ないって約束したでしょー?」

穂乃果「それはそうだけどー...」

絵里「休日にまた来ればいいでしょ?休日ならゆっくり出来るし」

穂乃果「じゃあ、今週の土曜日いこ!」

絵里「また随分急ね...」ハァ

穂乃果「休日ならいいって言ったのはお姉ちゃんだよ?」

絵里「それもそうね...なら今週の土曜日出かけましょうか」

穂乃果「えへへー、休日が楽しみだよ」

絵里「分かったから帰るわよ」スタスタ

穂乃果「あ、待ってよー!」タッタッタ

~休日~

絵里「約束したのはいいけど...ちゃんと来るのかしら」

絵里「海未の話だと時々忘れて寝ている時もあるとか聞くし」

穂乃果「お姉ちゃ~ん!!」タッタッタ

絵里「今回はちゃん来たみたいね...」ホッ

穂乃果「どうしたの?」

絵里「海未から穂乃果がたまに約束を寝ているって聞いたから少し不安だったの」

穂乃果「穂乃果から約束したのに忘れるわけないよー」アハハ

絵里「意味深な言い方ね...まぁいいわ、とりあえずどこ行く?」

穂乃果「じゃあ...服とか見に行く?」

絵里「いいわね、そうしましょうか」

~服屋~

絵里「穂乃果はどんな服が欲しいの?」

穂乃果「う~ん...これって言うのはないけどホットパンツとか欲しいかな?」

絵里「じゃあ探して見ましょうか」

穂乃果「うんー」

今日はここまでー

続きはまた明日

~しばらくして~

絵里「穂乃果ー、見つかった?」

穂乃果「うーん...見つかったんだけどどっちがいいかな」

絵里「穂乃果の好きな方にすればいいと思うけど..」

穂乃果「どっちも可愛いから決められないよー」

穂乃果「そうだ!お姉ちゃんが決めてよ!!」

絵里「えぇ...じゃあとりあえず試着してみてくれる?」

穂乃果「はーい..じゃあまずこっちだよー!」

絵里「よく似合ってるわ」

穂乃果「えへへー、じゃあ次はこっち!」

絵里「そっちもよく似合ってるわ」

絵里「...この際どっちも買ったらどう?」

穂乃果「そんなにお金ないよ!」

絵里「よね...」アハハ

絵里「それなら最初に着たほうにすれば?」

穂乃果「じゃあ買ってくるね!」

穂乃果「お待たせー」

絵里「じゃあ次はどこ行く?」

穂乃果「へ?お姉ちゃん買わないの?」

絵里「私はまぁ..今はあまり欲しいのはないわね」

穂乃果「そうなんだー...あ」グウゥゥ

絵里「穂乃果...貴女朝ごはん食べてきた?」

穂乃果「へ?..そ、それは...」メソラシ

絵里「はぁ...どうせ寝坊して時間なかったから食べてないんでしょう?」

穂乃果「...おっしゃる通りです」

絵里「とにかくどこかで軽いものでも食べておきましょうか」

穂乃果「ならコンビニでパン買おうよ!」

絵里「穂乃果がそれでいいなら私は構わないけど...」

穂乃果「じゃー行ってきまーす」タッタッタ

絵里「あ、ちょっと穂乃果」タッタッタ

アザシター

穂乃果「朝パン♪朝パン♪」

絵里「もう...いきなり走ってどっかにいかないの...はぐれたらどうするつもりだったの?」

穂乃果「で、電話とか...?」

絵里「もう...」スッ

穂乃果「?どうしたの手出して?」キョトン

絵里「はぐれないように手を繋いでおくの。穂乃果が勝手に色んな所に為にもね」

穂乃果「なるほど!さすがお姉ちゃんだ!」ギュッ

絵里「もう勝手に走らないのよ?」

穂乃果「うん!あ、信号変わりそうだ!!」タッタッタ

絵里「へ?ちょッ穂乃果!?」

穂乃果「セーフ!」ハァハァ

絵里「...その、穂乃果?」

絵里「さっきの私の話ちゃんと聞いてたかしら?」

穂乃果「あ....」

絵里「ほ~の~か~?」

穂乃果「ご、ごめんなさーい!!」

絵里「全く...はぐれないように手を繋いだ意味じゃない」

穂乃果「でもおかげでお姉ちゃんも信号間に合ったよ!!」

絵里「本気で説教して欲しい?」

穂乃果「す、すみませんでした...」

絵里「よろしい...でも無駄に走り回ったせいかお腹空いて来たわね..」

穂乃果「じゃあファミレス行こうよ!」

絵里「穂乃果さっきパン食べたばかりでしょ...それに今の時間は人が多いと思うしもう少し時間を潰しましょうか」

穂乃果「だったらゲームセンターいこ?」

絵里「えぇ...いいわよ」

穂乃果「よし!そうと決まれば..絵里「私が連れて行くわ」

穂乃果「...あれー?」

絵里「また走り回れてもこっちが大変なの」テクテク

穂乃果「ぅ...結構根に持ってる」ボソッ

絵里「な に か聞こえたんだけど?」ニッコリ

穂乃果「ほ、穂乃果何も言ってないよ!?」

絵里「そう?なら良いけど」

穂乃果「(あ、危なかったー...)」

~ゲームセンター~

絵里「やっぱりここはとても賑やかね...」

穂乃果「もしかてゲームセンターとか苦手?」

絵里「別にそういう訳ではないけど...少しうるさいのは気になるわね」

穂乃果「まぁ色んなゲームが音出してるしね...」

絵里「で、どれで遊ぶの?」

穂乃果「とりあえずUFOキャッチャーかなぁ」

穂乃果「欲しいぬいぐるみがつい最近入ったんだ!」

絵里「取りにいくのはいいけどあまり使いすぎないようにね?」

穂乃果「大丈夫大丈夫!穂乃果こういうの得意だから」フフン

絵里「そ、そう...」

穂乃果「じゃあいこっか!」

絵里「えぇ...」

穂乃果「あった!これだよお姉ちゃん!!」

絵里「...これは熊?」

穂乃果「そう!とっても可愛いでしょ?」

絵里「確かに可愛いわね」

今日はここまでー

続きはまた明日

穂乃果「だよねだよね!!じゃあ早速...」チャリーン

絵里「頑張ってね」

穂乃果「これで...どうだ!!」ポロッ

絵里「あら残念」

穂乃果「むぅ...まだまだだよ!」

穂乃果「」ポロッ

絵里「そう簡単にうまくは行かないみたいね...少し私にやらしてみて」

穂乃果「うん....」

絵里「この穴に落とせばいいんでしょ?だから重心をずらしてやれば...」ガタン

絵里「...あら」

穂乃果「凄いよ絵里ちゃん!!」ダキッ

絵里「た、たまたまよ...それと穂乃果素に戻ってるわよ?」

穂乃果「あ....でも凄いよ!!」

絵里「穂乃果があそこまで持って行ってくれたおかげよ...はい、ぬいぐるみ」スッ

穂乃果「えへへー、ありがとー!」ギューッ

絵里「どういたしまして」ナデナデ

絵里「さ、御飯食べに行きましょうか」

穂乃果「はーい」ギュッ

絵里「穂乃果はお昼ご飯何が食べたい?」

穂乃果「お姉ちゃんとならなんでもいいよー?」

絵里「ハラショー...ならハンバーガーにしようかしら..」

穂乃果「いいねーじゃあいこー♪」

絵里「はいはい...」

~ハンバーガーショップ~

絵里「久しぶりのハンバーガーだわ」ワクワク

穂乃果「ホントにハンバーガーにはまったんだね..」

絵里「えぇ!あんなに美味しいものあるなんて今まで知らなかったもの」

穂乃果「でも食べ過ぎたら太っちゃうよ?」

絵里「それは練習で取り返せばいいわ」

穂乃果「な、なるほど...」

絵里「今日は希も居ないし自由に食べられるわ!!」

穂乃果「穂乃果も海未ちゃんが居ないから自由だよ!」

絵里「お互い練習に支障がでない程度に食べましょうか」

穂乃果「うん!じゃあ穂乃果はビックバーガーにする!」

絵里「ハラショーね穂乃果。なら私はタブルチーズバーガーにするわ」

穂乃果「なんかお姉ちゃんノリいい~」

絵里「そんな事ないわ。私だって好きな事になると肯定的にもなるわ」

バックバーガートダブルチーズバーガーデース

穂乃果「あ、きたきた!じゃあ、いっただきまーす!」mgmg

絵里「いただきます」mgmg

穂乃果「食べ方練習したんだね?」

絵里「えぇ、いつまでも食べられないままだと私が不便だわ」

穂乃果「あはは、確かに...でも」

絵里「?」

穂乃果「ほっぺにソースついてるよ?とってあげるね」スッ

絵里「あ、ありがとう穂乃果...////」

穂乃果「どういたしましてー」

絵里「それにしてもハンバーガーって本当に美味しいわね」

穂乃果「穂乃果は結構食べてるから慣れちゃったけど...でも美味しいよね!」

絵里「これでカロリーが控えめなら毎日食べれるわ」

穂乃果「それは言い過ぎだよー」アハハ

絵里「そうかしら?さて次は...」

穂乃果「まだ食べるの!?」

絵里「まぁ穂乃果はさっきパンを食べたからあまり入らないでしょうけど私はまだ行けるわ」

穂乃果「むぅ...なら穂乃果も食べる!!」

絵里「あまり無茶したらダメよ?」

穂乃果「大丈夫!ハンバーガーは別腹だよ!!」

絵里「それを言うならおやつでしょ...」はぁ

絵里「とりあえず今度はチキンバーガーにしようかしら」

穂乃果「あ!穂乃果もそれにするー」

絵里「そう?なら頼むわね?」

穂乃果「うんー」

絵里「でもこうして好きなものを心置きなく食べられるのはいい事ね」

穂乃果「確かに!いっつもは海未ちゃんがあーだこーだうるさいし..」

絵里「けどそれは穂乃果のために言ってるのよ?」

穂乃果「それは分かってるけどー」

絵里「とにかくそれに関しては文句は言わないの、分かった?」

今日はここまでー

続きはまた明日

穂乃果「う...うん..」

絵里「海未に色んな事言われる事はあるけど、そのおかげでいい事もあったんじゃない?」

穂乃果「それは...そうだけど..」

絵里「でしょ?だからその事にはちゃんと感謝するのよ?」

穂乃果「お姉ちゃんってなんか大人の余裕?みたいのあるよね..」

絵里「そうかしら?穂乃果が子供っぽいだけじゃない?」クス

穂乃果「あー!ひどーい!!」プンプン

絵里「冗談よ」クスクス

穂乃果「むぅ...」

絵里「もう..そんなに拗ねないの(余計に子供に見える...なんて言ったらホントに怒るかしら)」ナデナデ

穂乃果「頭撫でてくれったて穂乃果の機嫌は変わらないよ!」

絵里「じゃあどうしたら穂乃果は機嫌を直してくれるの?」

穂乃果「寝る前一緒に居てくれたら許してあげる!」

絵里「えぇと...つまりお泊りするって事でいいのかしら?」

穂乃果「うん!」

絵里「別に構わないけど...どっちの家にお泊りするの?」

穂乃果「もちろん絵里ちゃんの家だよ!」

絵里「そ、そう...」

穂乃果「家に着いてやっぱなしとかダメだからね!」

絵里「分かってるわよ、でこれからどこ行きたい?」

穂乃果「服は見たしゲームセンターも行ってご飯も食べた...公園とか?」

絵里「いいわね。じゃあそうしましょうか」

穂乃果「うんー」ギュッ

アザシター

~公園~

絵里「さすが休日ね、結構人がいるわね」

穂乃果「まぁこれだけ広かったら人も集まるよね..あ!」

絵里「どうしたの?」

穂乃果「今度ここでライブしない?これだけ広かったらきっとお客さんもたくさん来るよ!!」

絵里「なるほど...前向きに検討してみるわ」

穂乃果「やったー!」ピョンピョン

絵里「もう..そんなに飛び跳ねないの」

穂乃果「だってライブ出来るんだよ!?嬉しいに決まってるよ!」

絵里「まだ誰も決まったなんて言ってないけど...」ハァ

ワンワン

穂乃果「またまたー...あ!ワンちゃん!!」ダッ

絵里「へ?ちょ、...」

穂乃果「あはは、可愛いなぁ...」ナデナデ

絵里「....穂乃果」

穂乃果「どうしたの?お姉ちゃん?」

絵里「いきなり走らないでってさっき言ったわよね?」ニッコリ

穂乃果「あ....」

絵里「手を繋いでいても意味がないならそこのワンちゃんの様に首輪にしましょうか?」

穂乃果「え、絵里ちゃん...?」

絵里「.....なんてね」

絵里「冗談よ穂乃果?」

穂乃果「だ、だよね...(冗談に聞こえなかったよ..)」ハァ

絵里「あら、本気にさせちゃった?」

穂乃果「す、少し..」

絵里「けど穂乃果が悪いんだしいいわよね?」

穂乃果「えー..」

絵里「ホントに首輪付けて欲しい?」

穂乃果「穂乃果が全部悪いですごめんなさい」

絵里「ん...まぁ公園ならはぐれそうにないし好きなとこ行っていいわよ」パッ

穂乃果「ホントに?わーい!」

絵里「まるで犬みたいね...」

穂乃果「あはは!こっちだよー」

ワンワン

絵里「(きっと今の穂乃果に尻尾があったら振り回してるでしょうね)」クス

穂乃果「よ~しよ~し、あ!お姉ちゃんもおいでよー!」

絵里「今行くわ」テクテク

穂乃果「やっぱりワンちゃん可愛いよね~」ダキッ

絵里「可愛いのは同意するけどこのワンちゃんはどこから来たの?」

穂乃果「さぁ?」

絵里「さぁって...穂乃果が来た時には周りに誰もいなかったの?」

穂乃果「飼い主らしい人はみてないよー?」

絵里「それは困ったわね...けど首輪もあるみたいだし野良犬ではないようね」ナデナデ

穂乃果「それにね!とっても人懐っこいんだよ!」

絵里「きっと飼い主も探している思うから探してみましょうか」

穂乃果「はーい、おいでーこっちだよ!」

絵里「探すとは言ったものの何も情報がないのよね...」ハァ

穂乃果「手当たり次第に聞いてみる?」

絵里「それはなしではないけど流石に人が多すぎるわ」

穂乃果「じゃあどうしよう...」

絵里「もう少しここで待ってみましょう。飼い主が来るかもしれないわ」

穂乃果「じゃあここで遊んでよっか!」

絵里「えぇ、私は飲み物を買ってくるから頼むわね?後、穂乃果は何かいる?」

穂乃果「穂乃果は何でもいいよー」ナデナデ

ワンワン

絵里「分かったわ。じゃあ、少し待っててね?」テクテク

穂乃果「うんー。えへへ、なんだか絵里ちゃん本当にお姉ちゃんみたいだな...」

絵里「穂乃果ー、買って来たわよー」

穂乃果「あー!ありがとうお姉ちゃん!」ダキッ

絵里「もう...そんなに喉渇いてたの?」

穂乃果「そう言うわけじゃないけどー」

絵里「とりあえずはい、オレンジジュースよ」

穂乃果「いただきまーす」ゴクゴク

オーイタイタ

絵里「...?あれってもしかして飼い主さん?」

穂乃果「え!?来てくれたの?」

絵里「そうみたいね」

ドウモアリガトウゴザイマス

穂乃果「いえいえー」

絵里「良かったわね。見つかって」

穂乃果「うん!」

絵里「じゃあ帰りましょうか」

穂乃果「そうだねー、あ!穂乃果先に着替え持ってくるからお姉ちゃんはお家に帰ってて」

絵里「じゃあ、そうさせてもらうわね?来るときは気をつけるのよ」

穂乃果「分かってるってー。じゃあまた後でねー」タッタッタ

絵里「さて、私も返って準備をしておきましょうか」

~絢瀬家~

絵里「亜里沙ー、今日は穂乃果は泊まりに来るわよー」

亜里沙「ホントに!?やったー」

亜里沙「穂乃果さんは面白いし元気だから亜里沙好きだよ!」

絵里「そう」ナデナデ

ピンポーン

絵里「あら、もう来たみたい。いらっしゃい穂乃果」ガチャ

穂乃果「お邪魔しまーす!」

亜里沙「じゃあお姉ちゃん、亜里沙部屋に戻っとくね?」タッタッタ

穂乃果「...ッ!?」

絵里「あら別に気にしなくてもいいのに」

絵里「さ、上がって穂乃果」

穂乃果「うん...絵里ちゃん」

絵里「また素に戻ってるわよ?」

穂乃果「穂乃果が戻したんだよ」

絵里「もしかして私じゃ役不足だったかしら?」

穂乃果「そうじゃないよ?...ただ、亜里沙ちゃん見て思ったんだ。やっぱり絵里ちゃんは亜里沙ちゃんだけのお姉ちゃんじゃないって」

絵里「そこまで深く考えなくてもいいわよ。さ、上がって」

穂乃果「うん...」

絵里「でもさっきまであんなに甘えてたのに急に態度が変わると私もやりづらいわ」

穂乃果「あ、あはは...」

絵里「まぁいいわ、今お茶を出すわ」

穂乃果「ありがとう絵里ちゃん」

絵里「...もしかして穂乃果亜里沙の前だから遠慮してるの?」

穂乃果「ううん。そうじゃなくて穂乃果のしてた事が間違ってた事に気づいただけだよ」

穂乃果「真姫ちゃんが言ってた通り物理的に無理だったんだよ」

絵里「そうかしら?私は穂乃果がお姉ちゃんになって欲しいって言った時から亜里沙と同じ様に接してきたつもりよ?」

絵里「穂乃果は私がお姉ちゃんの様には感じなかった?」

穂乃果「感じたよ。本当に穂乃果にはお姉ちゃんがいるんじゃないかってくらい凄く感じた。」

絵里「なら穂乃果のしてた事は間違えじゃないわ。傍から見たらそうかもしれないけど穂乃果自身は信じて疑わなかったんだからいいのよ」

穂乃果「絵里ちゃん...」

絵里「まったく..変な所に敏感なんだから穂乃果は」クス

絵里「それに私はまだ穂乃果のお姉ちゃんのつもりよ?」

穂乃果「やっぱり絵里ちゃんは優しいね..いつでも穂乃果の味方で居てくれる」

絵里「そうかしら?」

穂乃果「うん。だって今回も絵里ちゃんだけだよ?否定せずに穂乃果を受け入れてくれたのは」

穂乃果「そこはさすがお姉ちゃんって感じだよ」

絵里「穂乃果だってお姉ちゃんじゃない」

穂乃果「私はダメだよ。雪穂に何もしてあげれてないもん」

絵里「お姉ちゃんだから何かしてあげないといけないと限らないわよ?」

穂乃果「じゃあ、何で絵里ちゃんは穂乃果のしたい事全部させてくれたの?」

絵里「そうねぇ..単純に可愛い可愛い妹のに笑顔になって欲しかった..からかしら」

穂乃果「可愛いって///」カァ

絵里「それに穂乃果のしたい事は私のしたい事でもあったのよ」

穂乃果「でも服見に行った時は...」

絵里「あの時こそまさに穂乃果の為よ」

今日はここまでー

続きはまた明日

絵里「それに可愛い妹の違う私服姿を見てみたかったしね?」

穂乃果「穂乃果の事やぱり優先してくれたんだね...絵里ちゃんは」

絵里「もちろんよ。さ、こんな辛気臭い話はおしまい。せっかくのお泊りが台無しになるわ」

穂乃果「そうだよね...あはは」ハァ

絵里「もう...そう言えば冷蔵庫に苺があったような...」

穂乃果「いちご!?」

絵里「えぇ、今出すわね」

穂乃果「やったー!!」

絵里「ふふっ、穂乃果はそれでいいの」

穂乃果「どういう事?」

絵里「いつも明るく元気で前向きで、穂乃果に暗い顔は似合わないわ。」

穂乃果「そ、そう..なのかな....」

絵里「えぇ、だから皆穂乃果に付いてきてるのよ。自信を持ちなさい」

穂乃果「う..うん!!」

絵里「いい返事ね。じゃあはい、苺よ」

穂乃果「いただきまーす!」mgmg

絵里「美味しい?」

穂乃果「とっても!」

絵里「じゃあそこでゆっくりしててご飯作るから」

穂乃果「じゃあ穂乃果あれがいい!!ペ、ペリ...なんだっけ?」

絵里「ペリメニの事?」

穂乃果「それだ!」

絵里「分かったわ。じゃあ少し待っててくれるかしら」

穂乃果「はーい」

絵里「..そうだ穂乃果、ペリメニなんだけどスープに入れると入れないのだとどっちがいい?」

穂乃果「う~ん、入れてる方がいいかも」

絵里「ならそのように作るわね」

~しばらくして~

絵里「出来たわよ穂乃果ー」

穂乃果「わー!美味しそう!!」

絵里「感想は食べてから聞かせてもらうわ。さ、座ってご飯をつぐから」

穂乃果「それくらい穂乃果がするよー」

絵里「ふふ、ならお願いしようかしら」

穂乃果「はい、絵里ちゃん」

絵里「ありがとう穂乃果」

穂乃果「よし!じゃあ食べよう!!」

絵里「なんだか今日は結構食べてるわね」

穂乃果「気にしないきにしなーい♪いっただきまーす!」mgmg

絵里「どうかしら?」

穂乃果「美味しいよ!ワンタンみたい!!」

絵里「まぁ似てるって言えば似てるのかしら...」

穂乃果「絵里ちゃんのロシア料理好きだなー」

絵里「嬉しい事言ってくれるわね穂乃果は」ナデナデ

穂乃果「えへへー、これなら毎日食べてもいくらいだよ」

絵里「本当に嬉しい事を言うわね」

穂乃果「へ?」キョトン

絵里「何でもないわ。さ、早く食べないと冷めちゃうわよ」

穂乃果「あ!ホントだ!!」mgmg

絵里「(この様子だと無意識の様ね...少し期待してしまったわ)」ハァ

穂乃果「絵里ちゃんおかわり!」

絵里「はいはい」

今日はここまでー

続きはまた明日

~食後~

穂乃果「美味しいからつい食べ過ぎちゃったよー」

絵里「太っても知らないわよ?」

穂乃果「ぅ...は、走ればなんとかなるよ.....」

絵里「で、また定食屋で食べるのね」

穂乃果「そうそう...ってもうそんな事しないよ!!」

絵里「ふふ、ごめんなさい」クスクス

穂乃果「とにかく今度痩せるからいいの!」

絵里「期待してるわね。そうだ、お風呂沸いてるから入っちゃいなさい」

穂乃果「絵里ちゃんは?」

絵里「私はお皿を洗ってからでいいわ。それに穂乃果はお客さんだしね」

穂乃果「なら穂乃果も待ってるー」

絵里「まぁ穂乃果がそう言うならいいけど...」

穂乃果「うんー」

~しばらくして~

絵里「さて、お皿洗ったし入りましょうか」

穂乃果「はーい」

絵里「別に私を待たなくても良かったのよ?」

穂乃果「穂乃果がそうしたかったからいいの!」

絵里「それならいいけど...じゃあ入りましょうか」

~お風呂上がり~

穂乃果「さっぱりした~」

絵里「ちゃんと髪の毛乾かすのよ?」

穂乃果「分かってるよー」

絵里「それならいいけど...」

穂乃果「本当に絵里ちゃんって穂乃果のお姉ちゃんみたいだね」アハハ

絵里「今日はそのつもりで接してるわよ?穂乃果との約束もあるし」

穂乃果「あ...」

絵里「もしかして自分で言っておいて忘れてたの?」

穂乃果「あはは...でも穂乃果の忘れてる事まで絵里ちゃんはしっかり憶えてくれてるんだね」

絵里「それはもちろん妹のためだからね」

穂乃果「なんだか亜里沙ちゃんがちょっと羨ましいな」ボソッ

絵里「どうかした?」

穂乃果「な、なんでもないよ?」

今日はここまでー

続きはまた明日

絵里「そう?」

穂乃果「うん!」

絵里「ならいいけど...そうだ、明日はどうする?」

穂乃果「明日は穂乃果穂むらでお手伝いがあるから遊べないんだー」

絵里「それは残念ね、まぁ用事があるなら仕方ないわね」

穂乃果「ごめんねー」

絵里「気にしなくていいわ。もういい時間だしそろそろ寝る?」

穂乃果「そうだねー、絵里ちゃんがお姉ちゃんになってくれたのあっという間だったなー」

絵里「別に穂乃果がなって欲しいなら何時でもなるわよ?」

穂乃果「それは悪いよー」

絵里「私は構わないわよ?可愛い妹と同じ学校で同じ時間を過ごせるなら拒む理由なんてないわ」

穂乃果「うぅ...////」

絵里「あ、また赤くなった」

穂乃果「絵里ちゃんが大胆な事言うからだよー!!////」

絵里「ふふ、本当に可愛いわね」ナデナデ

穂乃果「もー!!」

絵里「はいはい、もう寝るわよ?」

穂乃果「うぅ...なんで穂乃果ばっかり恥ずかしい思いしないといけないの...」

絵里「それは穂乃果が可愛いからよ」

穂乃果「絵里ちゃんだって充分可愛いよ!しかも穂乃果より!」

絵里「そうかしら?誰も穂乃果の可愛さには敵わないと思うのだけど」

穂乃果「も、もう絵里ちゃんなんて知らない!////」プイッ

絵里「褒めてるんだから拗ねないの?」

穂乃果「むぅ...」

絵里「はぁ...まったく世話が焼けるわねー」ギュー

穂乃果「絵里ちゃんが悪いんだよー」

絵里「はいはい、それでいいから」ナデナデ

穂乃果「....」プイッ

絵里「もう..本格的に拗ねちゃって」

~しばらくして~

穂乃果「...」ムスーッ

絵里「まだ拗ねてるの?これ以上拗ねてるなら私もう寝るわよ?」ナデナデ

穂乃果「ぅ....」

絵里「まぁそれでも穂乃果が良いって言うなら私は構わないけど?」

穂乃果「そんないい方ずるいよ絵里ちゃん...」ギュッ

絵里「だって穂乃果ずっとだんまりなんだから仕方ないでしょ?」

絵里「私だって言いたくて言ったわけじゃないのよ?」

穂乃果「流石お姉ちゃん....妹の扱いに慣れてる..」

絵里「穂乃果だってお姉ちゃんじゃない」クスクス

穂乃果「それはそうだけど...雪穂とは立場が逆と言うか.....」

絵里「あぁ..」

穂乃果「今ちょっと納得したでしょ?」

絵里「少しね、でも穂乃果もお姉ちゃんらしい事してるんじゃないの?」

穂乃果「あんまり自覚ないけどなぁ...」

絵里「例えば...そうね、宿題を見てあげたりとか」

穂乃果「そんな事穂乃果に出来るわけないよー」

絵里「なら...妹の代わりに家のお手伝いをしたりとかは?」

穂乃果「雪穂が逆に穂乃果の分もしてくれてる...」

絵里「ハラショー...出来た妹さんね....」

穂乃果「だよね...」

絵里「...今更な気もするけど貴女本当にお姉ちゃんなの?」

穂乃果「お姉ちゃんだよ!」

絵里「傍からその話を聞いたら雪穂さんの方がお姉ちゃんしてるわよ?」

穂乃果「た、確かに...」

絵里「まぁでも、お姉ちゃんがこの有様だから逆に出来るようになったのかしら」

穂乃果「え、どう言う事?」

絵里「穂乃果がダメダメだから雪穂さんは穂乃果みたいにならない様に頑張ったのよ」

穂乃果「なっ!?...絵里ちゃんひどーい!!」

絵里「でもいいんじゃないかしら?おかげで自慢の妹がいるわけだし」

穂乃果「ものは言いようだよー」

絵里「それはそうだけど、穂乃果は穂乃果でいいお姉ちゃんだと思うわよ?」

穂乃果「どこがだよー、今の話だと穂乃果全然お姉ちゃん要素ないよ?」

絵里「それはまぁ...でも、穂乃果なりに雪穂さんの為に何かしてあげようとしてるんでしょ?」

穂乃果「それは勿論だよ!」

絵里「妹思いのいいお姉ちゃんじゃない」

今日はここまでー

穂乃果「なんか違う気がする...」

絵里「細かいことはいいの」

穂乃果「まぁ絵里ちゃんがそう言うなら」

絵里「さ、もう寝ましょう?明日はお手伝いがあるんでしょ?」

穂乃果「そ、そうだった!」

絵里「そう言えば布団用意してなかったわ..」

穂乃果「絵里ちゃんと寝れば布団も一つで済むよ!!」

絵里「私は構わないけど今の季節だと暑いかもしれないわよ?」

穂乃果「だいじょーぶだよー」

絵里「それならいいけど...」

-一時間後-

穂乃果「うぅ...暑い」

絵里「」zZZZ

穂乃果「よく絵里ちゃん寝れるなぁ...」

穂乃果「でも寝ないと明日大変だし...網戸にすれば涼しくなるかな?」カラカラ

穂乃果「あー...いい感じぃ..」

穂乃果「」zzZ

~次の日~

絵里「穂乃果~?朝よ?」ユサユサ

穂乃果「あと10分~」

絵里「はぁ...私は構わないけどお店の方は大丈夫なの?」

穂乃果「はっ!?忘れてた!絵里ちゃん今何時!?」ガバッ

絵里「10時半よ?」

穂乃果「えぇ!?ど、どうしよう...9時半には遅くても帰るっていったのに..」

絵里「事前に私に行っておけば起こしたのに..馬鹿ねホントに」ハァ

穂乃果「うぅ...雪穂に怒られる」

絵里「落ち込むのは後にしてとりあえず準備しなさい?」

穂乃果「うん!」

絵里「朝ご飯も出来てるから準備したら来なさい?」

穂乃果「は~い」

______
_____
____

穂乃果「出来た!!」

絵里「じゃあパンを焼くから先にサラダを食べてて」

穂乃果「パン!?やったー」

絵里「そう言うと思ったわ、はい焼けたわよ」

穂乃果「ありがとー絵里ちゃん!」

絵里「どういたしまして、早く食べちゃいなさい?」

穂乃果「いただきまーす」

~食後~

穂乃果「ごちそうさまでした!」

絵里「お粗末さまでした、忘れ物とかないかちゃんと確認した?」

穂乃果「大丈夫だよ~」

絵里「ホントに?携帯の充電器とか忘れてない?」

穂乃果「あ!?携帯絵里ちゃんの部屋だ!」バタバタ

絵里「はぁ...確認しておいて正解だったわ」

穂乃果「よし!これで今度こそは..あっ!」

絵里「まだ何か私の部屋にあるの?」

穂乃果「いやぁ..そうじゃくて、今日の埋め合わせまた今度するね?」

絵里「なんだそんな事...別に気にしなくてもいいのに」

穂乃果「穂乃果がそうしたいからいいの!」

絵里「それなら埋め合わせ、お願いしようかしら?」クス

穂乃果「任せて!そうだ、あと一つ」

絵里「なにかしら?」

穂乃果「最後にもう一度お姉ちゃんして欲しいなって。お姉ちゃんにいってらっしゃいって言われたくて」

絵里「えぇ、構わないわ」

穂乃果「えへへ..ありがと絵里ちゃん」

穂乃果「じゃあ改めて、行ってきます!お姉ちゃん!!」

絵里「えぇ、いってらっしゃい穂乃果。頑張って」

終わり

うへぇ...くそ期間開けっちゃった.......
見ててくれた方はどうもありがとうです!
今回はほのぼの目指して書いてみたよー、ほのえりイイネ!

ほのえり最高 ほのえり広まれ

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