【コンマ】京太郎「ココは……」咲「蜂蜜、蜂蜜だよ!」 (279)



後日談もしくはパラレル

なんとなくまた書きたくなっただけなので、設定が固まってません。

前回とは京太郎の能力など設定が一部違います。



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体が痛む……それに、ここは何処だ?

俺は確か……ハギヨシさんと……うっ

咲「あ、目、目を覚ましたんだね!京ちゃん!」

京太郎「さ、咲……苦しい」

咲「あ、ご、ごめんね///」

京太郎「ここは……」キョロキョロ

咲「動かないで京ちゃん。京ちゃんってば、雨の中倒れてたんだよ。」

京太郎「倒れ……どうして?」

咲「わかんない。それより京ちゃん、蜂蜜、ハチミツだよ。好きだよね?」

京太郎「はちみつ……?」

咲「売店で買ってきたの。飲むでしょ?え、飲まないの?」

京太郎「飲め……ない」


咲「ど、どうして!?」

京太郎「俺はもう……飲めない」

咲「ええ、どうしたの!?京ちゃん、一日に1リットル飲むのが日課って言っていたのに」

京太郎「変な医者とキグルミに止め……られた……?」

咲「へ、変な医者?」

『オーウ、珍しい香りのオトコデース』

『彼は私の……』

『オーウ、ならヤメトキマスカー?』

『いえ、あの戦いの後です。記憶は曖昧、大丈夫でしょう。』

『「神デモ悪魔デモ好キナ方デモ祈ガイイデース!!」』

ビビビビビビビビビッ バリバリバリ バチバチッ

ぎゃあああああ

『科学ノ発展ニ犠牲ハツキモノデース』

俺には……やるべき……


『オー、まだ生きてイマース。凄まじいライフパワーデース』

『ですが、今までの能力はもう……コレを飲ませましょう。』

なに……うぐっ、あっ、だ、だれ、なんの……

『ふぅ、記憶に障害が起きているようですね。』

『それよりもう一度イジクリマース、ワンモアチャーンス!トライアンドエラーデース』

あっ、あっ、あっ

『こ、コレは……』

『デハげどークン、実験体ヲ元ノ場所ニ返シテキテクダサーイ』


咲「そ、それって、不審者じゃないの?もしかして夢?」

京太郎「あれ、夢だっけ?言ってなかったっけ?なんか昨日以前の記憶が曖昧でさぁ……あ、あたまがあああああ!!」

咲「きょ、京ちゃん!?」

京太郎「いや、どうやら龍門渕グループの医者らしい。あれ?なんでハギヨシさんが?あれ?そんなことを…頭が……」ズキッ

咲「だ、大丈夫!?さっきから色々おかしいよ!?」

京太郎「ああ、少しふらつくが大丈夫だ。」

咲「だ、大丈夫ってどういう意味?ま、まさか、ハチミツいらないの?禁蜜するの!?絶対無理だよぉ」

京太郎「気付いたらハギヨシさんが傍にいてな、コレをお飲みくださいって、くれたんだ。」

咲「今持っているやつのこと?(京ちゃん、目が覚めてから変なことばっかり……)」


京太郎「そう!ハギヨシさんがくれたドイツ産でH印の蜂蜜なら飲んでもイイらしいんだ。あれ、何で俺、こんなのいつ貰ったっけ?」

咲「え、えっち印///」

京太郎「てなわけで、またハチミツ臭くなるかもしれないけどごめんな?」

咲「わ、私は京ちゃんの匂い、好きだよ?ちょっと変な虫はよりつくけど......潰せばいいだけだし」

京太郎「変な虫?」

咲「ううん、気にしないで。」

京太郎「ありがとな。」

咲「う、うん。(頭なでられてる…えへへ///)」

京太郎「じゃ、俺出かけるわ。」

咲「ど、どうして?」

京太郎「なんでだろうな。蜂蜜食べた後って、体動かしたくなってさ。」

咲「そ、そうなの?」

京太郎「良い子はやっちゃだめだぞ?耐性がないと死んじゃうからな。」

咲「ふええ、京ちゃんってやっぱり凄いなぁ」


京太郎「まーな。でも、咲だって頑張ってるだろ?決勝、点数すごかったじゃないか。」

咲「あれは……京ちゃんのために」

京太郎「あはは、ありがとな。でもびっくりしたよ。」

咲「びっくり?」

京太郎「咲を迎えに行ったら、白糸台の知らない金髪の子に抱きつかれたんだからな。役得役得。」

咲「……」

京太郎「意外と柔らかかったし……でへへ」

咲(京ちゃん、記憶が……ううん、私のことは覚えているみたいだし、いらない子の記憶がないだけだよね?)

京太郎「どうした?」

咲「ううん、京ちゃん、具合が悪そうだから」

京太郎「確かに頭痛もするな。医務室行くついでに周りを散歩してくるだけにするよ」

咲「わ、私もついて言っちゃだめ?」

京太郎「咲か……」


コンマ判定

連れていく   00-50 咲さんがついてきます。その状態で他の生徒に会うと
連れて行かない 51-99 他の高校の生徒と出会う可能性があります。
ぞろ目     アラサーだよ!

+2

蜂蜜だけにハニー(82)ってな

>>13 凄いな。気づかんかったわ

コンマ 82

連れて行かない

京太郎「悪い、一人にさせてくれないか?」

咲「でも、京ちゃん病み上がり……」

京太郎「すぐ戻るから、な?心配してくれてありがとな。」ナデナデ

咲「えへへ、でも、ちゃんと帰ってきてよ?」

京太郎「俺がお前の下に帰ってこなかったことがあるか?」

咲「大会始まってから、京ちゃん夜遊びばっかりじゃん。」ギュッ

京太郎「おいおい、抱きつくなって」

咲「コレはマーキングだもん」ボソッ

京太郎「何か言ったか?」

咲「ううん、なーんにも。」スリスリ

京太郎「じゃ、ちょっと行ってくるわ。」

咲「行ってらっしゃい。部長達には私が伝えておくね。」フリフリ


京太郎「さて、どうやっていくんだっけ?」

コンマ判定

ちょうどいい、あのお団子の人に聞いてみよう 00-33

私はおもちマイスターなのです! 34-66

適当に行けばつくだろ。今までで会った人たちの中から、次の安価で誰かを指定してもらいます。 67-99

ぞろ目 プロの誰か 未登場も含む。 

+2

なんか字体変わったね

安価ならした

>>20 そう?自分では気がつかないんだけど

コンマ07 

お団子

塞「みんなお土産買うの遅いなぁ・・・」

京太郎「あそこにいる人に聞いてみよう。優しそうだしな。」

たったった

京太郎「すみませーん、道聞きたいんですけど」

塞「あーナンパなら…あれ、この声」

京太郎「やっぱり忙しいですよね。すみま」

塞「京ちゃん!!」パァァ

京太郎「え、俺のこと知ってるんですか?」

塞「私のこと…覚えてない?」ギュッ

京太郎「すみません、どちら様ですか?(し、知らない女の子に抱き疲れた!?)」

塞「うふ、覚えてないの?あの激しい夜のこ・と♪」ペロッ

京太郎「よ、よる!?(やばい、やばい、やばい、俺いったい何したんだよ)」

塞「思い出せないなら…ここで思い出させてあげようか?」

京太郎「こ、ここで?(な、なんで俺の服のボタンを……)」


塞「ねえ…だめ?あの日から、私の体…疼くんだよね。」

京太郎「あ、あのですね、そもそもボクたちの関係というのは……」

塞「そんなの…決まってるよね?」

コンマ

00-33 「こ・い・び・と♪」 対戦相手 一人目決定。

34-66 「あれー、京ちゃんやん。奇遇やなあ」 「ホンマや。なにしとるん?」

67-99 なんだかやばい、逃げないと! 別の女性に会います。

ぞろ目 おまかせあれ!

+2


コンマ99 どうやらおもちマイスターがいるようです。

京太郎「いえ、やっぱり他の人に頼ろうかな~なんて……」

塞「もう、久々に会えたのに冷たいぞ♪」ギュッ

京太郎「だから、初対面です。(力強!)」

京太郎(まずい、なんだかしらないが、このままついて行ったら非常に不味い気がする)

京太郎「あの、本当にもう良いですから。」

塞「遠慮しないで…京ちゃん」ギュッ

京太郎「まずい、まずい。誰か……」

「おまかせあれ!」


塞「……なんか用?」 

「嫌がる男性に無理やり迫る、それは犯罪なのです!マイスターから離れるのです!」

塞「京ちゃん…嫌がってないよ?コレはプレイ」

「ぷ、プレイ!?」

京太郎「ああ、違います違います。」

塞「違うの…?激しく、好きなようにしていいんだよ?」

京太郎「は、激しく?」

塞「獣のように…召し上がれ」

京太郎「な、なら(服を捲ってその腰を見せつけるだと!?)」

「正気に戻るのです!マイスター!」

京太郎「は、あ、危ない。ま、マイスター」

玄「おもちマイスター 玄ちゃん、只今参上なのです!」



京太郎「お、おもちマイスター(俺以外のマイスターがいたのか。それにしても、大きい)」ゴクッ

玄「さ、マイスター! 私とともに逃げるのです。あなたはおもちマイスター。腰には興味は無いのです!それに、こんなおもちで満足してはダメなのです!」

塞「……」ムカッ

玄「さ、こっちに車があるのです。早く来るのです。」

京太郎「ありがとうございます。初対面なのに、すみません。」

塞「さっきから聞いてれば…言いたい放題言ってくれるよね。」

玄「ふん、おもちマイスターは渡さないのです。それに、初対面ではないのです。」

塞「いい度胸じゃん…私の彼氏に手を出すなんてさ。」

玄「ま、マイスターの彼女!?」

京太郎「みたい…です。えっと、何て名前でしたっけ?」

玄「ま、まさか、マイスター…」

塞「記憶障害…みたいだね。」

玄「お、おもちマイスター…」

塞「さ、わかったら京ちゃん…返してもらえる?」


玄「ぐぬぬ……」

京太郎「俺がいったい……なにをしたって言うんだ」

玄「そうだ、マイスターに彼女はいるのです!」

京太郎「え?」

塞「だから…私でしょ?」

玄「ふっふっふ、マイスターの彼女は +2 なのです!」


00-50 私なのです! 阿知賀の誰かが来ます

51-99 千里山の大将、A級おもちランクの清水谷竜華さんなのです!

ぞろ目 「いい匂い、チョーいい匂いするんだけど!」


コンマ 02

安価イベントです。

阿知賀の誰かが来ます。

全国に来ている阿知賀メンバーの中から一人お願いします。(レジェンド、灼も有り)

+2


安価によりお姉ちゃんが来ます。

玄「ふっふっふ、マイスターの彼女は私なのです!」ドヤァ

京太郎「ええ!?」

塞「…見え透いた嘘だね。」

京太郎「ど、どうなって……」

玄「私たちは憎しみ、互いの意思をぶつけ合い、戦ったこともありました。けど、私たちはわかりあえたのです!その証拠に、彼にはドラゴンが……」

京太郎「ど、どうかしました?」

塞「あんまり人の男…触らないでもらえるかな?」

玄「無いのです、気配はすれども、彼に託したドラゴンが、いないのです!」

塞「ねえ、さっきからあの子…ドラゴンとか頭おかしいの?」

京太郎「わ、わかりません……」

塞「やっぱり京ちゃんは…私が宮守できっちり『守って』あげないとね。」


玄「離すのです。彼は私とともに、阿知賀に来るのです!」

京太郎「ちょ、引っ張らないで、痛くは無いけど人の目が」

世も末だな、あんな頭の軽そうな男に入れ込む女がいるとは。おい、カップ麺食べすぎだ。

お、面白そーじゃね。知らんけど

プロなんですから、野次馬根性はやめてください。

へいへーい

京太郎「人が集まってきた……」

玄「マイスターは、わ、た、しの物なのです」グググッ

塞「私だって…言ってるでしょ!」グイッ

玄「ぐぬぬ」

塞「ぐぬぬ」

「そ、そこまでです。」

京太郎「また誰かが!?」

塞「今度は誰よ…たく」

宥「玄ちゃん……」

玄「おねーちゃん!良いところに来たのです!」


宥「彼は誰の物でもないでしょ?」

玄「で、でも」

宥「めっ」

玄「ごめんなさい。」

宥「貴女も…離してもらえる?彼…痛そうだから」

塞「……これでいいでしょ。」

京太郎「はぁ、助かりました。」

宥「ご迷惑をおかけしました…」ペコリ

京太郎「いえいえ、俺も何か悪いみたいだったんで、助かりました。」

宥「今日は…どこかに?」

京太郎「ええ、会場へ行くついでに医務室にでも行こうかなって。」

宥「なら…案内しましょうか?」

京太郎「え、いいんですか?」

宥「二人とも…それでおあいこじゃ…ダメかな?」

塞「ま…ここで逃げられるよりはましか。」

玄「おねーちゃんは絶対なのです。」

京太郎「それで、俺はどうすれば(この人、なんでマフラーなんか)」

宥「ふふ、一緒に行きましょ。」

京太郎「え、ええ。ところで……」

宥「…なあに?」

京太郎「どうして腕を?」

宥「…えへへ」

玄「エヘヘじゃないのです!違反なのです!」

塞「ま、私は左腕もらうけどね。」ギュッ

玄「あーー!!」

宥「玄ちゃん、静かにね?」ギュッ

塞「たく…周りを考えなさいよね。」スリスリ

玄「うう、二人ともずるいのです!」

宥「あったかーい♡」

京太郎(おもち、おもち!モテ期、コレがモテ期なのか?)


玄「こうなったら……麻雀でけりをつけるのです!」

京太郎「麻雀?」

玄「マイスターは誰のものか、白黒はっきりつけてやるのです!」

京太郎「けど、俺初心者だし」

玄「そんな訳ないのです!」

京太郎「医務室にも行きたいし」

塞「あんまりさ…私の京ちゃんに迷惑かけないでね?」

玄「私のじゃなくて私のなのです!」

宥「意味がわからないよ…玄ちゃん。」

玄「マイスター!」

京太郎「俺は……」

コンマ判定

+2

00-60 まずは医務室 他の女の子にランダムでであるかも

61-99 わかった。マイスター同士、決着をつけよう。 このメンバー+あと一人追加で対局します。

ぞろ目 私も混ぜて



コンマ 28

京太郎「まずは医務室……いいかな?」

塞「そうそう。」

宥「玄ちゃん…ね?」

玄「しかたがないのです。」

京太郎「じゃあ、案内してくれるんですか?」

宥「うん。じゃあ行こっか」

塞「医務室より病院の方が良いんじゃない?」

京太郎「大事にしたくないんで…頭痛薬さえもらえれば」

塞「頭痛薬塞!?」

京太郎「え、ええ。何か問題でも?」

塞(わ、私のことそんなに///)

玄「無駄話は良いのです!ほら、さっさと歩くのです!」

塞(ど、どうしよう…『薬はお前さ、塞』なんて求められたら///濡れてきちゃう///)

宥(この人も…暖かそうだな~)

玄「まったく、私だって」ブツブツ


医務室

京太郎「薬、薬……」

宥「お医者さん…いないね。」

玄「今日は試合も無いし、当然なのです。」

京太郎「そうなのか?」

宥「もしかして…知らなかった?」

京太郎「え、ええ。」

宥「でもなんで鍵が開いてたんだろ……」

玄「きっと誰かが開けっ放しにして、そのまま忘れて行ったのです。」

京太郎「えっと、あった!」

宥「なにで飲むの?」

京太郎「なにでって…ハチミツですよ。」

宥(そこはそのままなんだね。)

京太郎「あれ、でも水のほうが良いのか?」

玄「お、おもちマイスター、錯乱したのですか!?」

京太郎「あ、これ水無しのやつだ。」

宥「すこしおやすみする?」


京太郎「確かに、いきなり動いたからか眠気は来ましたけど……大丈夫です。」

玄「じゃあ対局を始めるのです!」

京太郎「ええ、約束ですしね。」

宥「玄ちゃん」

京太郎「大丈夫ですよ。疲れたら蜂蜜で体力回復すると思うんで。」

宥「むり…しないでね」

京太郎「ええ。」

宥「将来、一緒になるかもしれないから」ボソッ

京太郎「え?」

宥「?」

京太郎「そういえば、あの人は?」

玄「確かに、医務室に入ったっきり静かなのです。」

京太郎「どこだ?」キョロキョロ

京太郎「カーテンかかってる。誰か寝てたのか?」シャー

塞「京…ちゃん」

京太郎「ぶっ!」

塞「お願い…来て」

京太郎「な、なんで、服着てないんですか!!」

塞「だって…望んでたよね?頭痛薬塞って」

玄「何を騒いで・・・へ、変態なのです!」


宥「うわぁ///」

京太郎「ちょ、良いから早く服を着てください!誰か来たらどうするんですか!」

玄「そ、そうなのです!」

塞「その時は…共犯だね。」

京太郎「共犯……」ゴクッ

宥「プニドー…したいの?」

京太郎「そりゃ、俺だって、プニド―?」

宥「これも覚えてないの…?」

京太郎「え、ええ。(なんだ、この頭にぽっかり空いた……うっ!)」ズキッ


塞「もう…じれったいよ」グイッ

京太郎「え、ちょ」

塞「いらっしゃい。」

玄「あーー!!」

京太郎「こ、これって」モミ

塞「どう?思い出してくれた?んっ、やっぱりいいなぁ」

京太郎「お、おも、おも」

塞「シロよりは小さいけどさ…好きでしょ?」

京太郎「だい、だいす……」

玄「な、なにをしとるですか!」

塞「……ムード台無し」

玄「ムードなんてクソくらえなのです!」

宥「ぷ、プニド―さん?」

京太郎「おもち、おもち……はっ!」


宥「よかった。」

京太郎「俺はいったい何を」

宥「悪女に……誑かされてた?」

京太郎「危なかった。」

宥「それよりあの二人……」

塞「なによ…さっきから邪魔ばっかり」

玄「その程度のおもちでマイスターを誘惑しようなど、笑止千万なのです。はっはっは」

塞「それを言うなら…あんたなんて胸以外魅力ないじゃない!」

玄「あるのです!バインバインなのです!」ヌギヌギ

塞「どうだか、どうせウエストだってぶにょぶにょでしょ?」

玄「コレを見るのです!」

京太郎「う、うわ(で、でかい……)」

玄「おもちマイスターも、私のおもちが大好きなのです!」

塞「フン…だったら決めてもらおうよ」

玄「上等なのです!」

京太郎「ちょ、静かにしないと誰か来たら」

宥「とりあえずカーテン閉めて…よし。」


玄「おもちマイスター!」

塞「京ちゃん!」

京太郎「えっと、それは……」

コンマ判定

+2

00-50 待って、誰か来ます。 誰が来るかは決めていないので安価かも。

51-99 麻雀、麻雀で俺に勝ったら教えます!だ、だめっすか? この面子で麻雀をします。

コンマ 18

時間も時間なので、今回ここまで。

あと一人、誰出すかは未定。

モモつながりで加治木ゆみとかかも。希望があれば採用するかもしれません。

次回は未定。ありがとうございました。


コンマ 18

待って、誰かきます。

京太郎「静かに。」

宥「どうしたの?」

京太郎「誰かきます。」

宥「わかるの?」

京太郎「ええ、鼻は良いので。」

宥「それって……」チラッ

玄「おもち!」

塞「腰!」

ギャーギャー

宥「見つかっちゃったら…」

京太郎「不味いですね。こうなったら、俺がなんとかします。」


コンマ判定

+2

偶数なら玄ちゃんを。奇数なら塞です。

00-50 キスで口をふさぐ

51-99 無理やり抑えつける。


コンマ 89

塞を無理やり抑えつけます。

京太郎「宥さん、手伝ってもらえますか?」

宥「わ、私?」

京太郎「ええ」ヒソヒソ

宥「く、玄ちゃんを?」

京太郎「ええ、宥さんはマイスターを(本当は逆が良いけど…宥さんに負担がかかるしな。)」

宥「が、がんばる。」

ガタッ

京太郎「すみません、静かにして下さい。」ガシッ

塞「んっ!」

玄「な、なにを、なにをして…え?」

宥「ごめんね、玄ちゃん。今見つかると…あの人、大変なことになっちゃうの。」


京太郎「不本意ですが、俺は塞とベッドで隠れているので、後はお願いします。」

宥「うん……(ずるいなぁ……)」

塞(ベッド!)

玄「むぐぐー!(おねえちゃーん!)」

京太郎「騒ぐなよ?」ガシ

塞「ん~~~♡(押し倒された~♪)」レロッ

京太郎「手のひらを舐めるな」

塞「んふっ(慌てる顔も素敵……)」

京太郎「背中に手を回すな、頼む、大人しくしてくれ。」

塞「んーん、んー(どーしよーかなー?)」

京太郎「畜生……来やがった。」

タッタッタ

誰が来た?

+2

00-50 「失礼、絆創膏をもらいたいのだが」「大丈夫っスよ、このくらい」

51-99 「塞…いる?」

ぞろ目「血!」

コンマ10 

加治木ゆみ、東横桃子

ガララ

ゆみ「すまない、誰かいるか?絆創膏をもらいたいのだが」

「大丈夫っス、紙で切っただけっスから」

ゆみ「しかしモモ、このままにしておくと服に染みがついてしまう。」

宥「あなたは……それに誰と?」

ゆみ「君は確か…阿知賀の」

宥「松実宥です。」ペコリ

ゆみ「ああ、加治木ゆみだ。隣にいるのが」

ユラァ

モモ「東横桃子っす!」

宥「!?」



モモ「驚かせて申し訳ないっす。」

ゆみ「ところで、いきなりで申し訳ないが……」

宥「?」

ゆみ「これは一体、どういうことなんだ?」

モモ「なんで裸なんスか?」

宥「それは……」

ゆみ「もしかして、取り込み中だったか?」

モモ「だとしたら、申し訳ないっす」

玄「んんーっ!(誤解なのです!)」

宥「……」チラッ

ゆみ「ベッドに誰かいるのか?」

宥「……」

モモ「あ、今カーテンに人影が、それにこの匂い、なんだか懐かしいっす。」クンクン

ゆみ「モモ?」

モモ「ああ、何だかこの匂いを嗅いでいると、不思議な感覚っすよぉ」トロォ

ゆみ「おいモモ、しっかりしろ!」

モモ「あそこに先輩が……」フラフラ

宥「……ダメ」

ゆみ「おい、私はここだ。一体どうしたんだ、モモ!」

宥「行かせない……」


ゆみ「やはり誰かいるのか?」

宥「……」

ゆみ「肯定のようだな。」

宥「ダメ…」

ゆみ「だいたい予想はつくさ。この匂い……」

宥「あなたもなの?」

ゆみ「あいにく、私は彼に聞くことがあってな。君と彼がどのような関係課は知らないが、会わせてもらう。」

モモ「せんぱ~い」

ゆみ「だからそれは私ではない!」

モモ「私も混ぜてくださいっスよ―」

ジャララ

『!?』

ゆみ「これは……」

モモ「あれ~もう時始めてたんスか~」

ゆみ「モモ!?」

塞「あはぁ、形勢、逆転♪」

京太郎「さ、触るな。」

塞「この胸板、首筋たまらないなぁ。」チュッ

京太郎「くっ」

玄「なにをしてるのですか!マイスター!!」



宥「さっきのは……嘘だったの?」

京太郎「宥さん……コレは無理やり」

宥「言い訳は……でしょ?」

京太郎「はい……(笑顔、こえ―!)」

玄「まさか、マイスターをやめると言うのですか!」

ゆみ「ほのかに香る蜂蜜の香り、金髪、女性関係のだらしなさ、ビンゴだな。」

ゆみ「会いたかったよ…泥棒さん。」

モモ「私も混ぜてもらうっすよ―」

京太郎「んんっ!?(今度は誰だ!?)」

モモ「ぷはぁ、せんぱーい、せんぱーい」

ゆみ「モモ!」

玄「また新手なのです!」

ゆみ「まさか、モモを盗ろうとしただけではなく、どう騙したのかは分からないが、私の振りをして近づいていたとはな。」

京太郎「お、俺は別になにも」

ゆみ「なに、時期にわかるさ。」


塞「そ・れ・よ・り」

塞「あなたも京ちゃんを?」

玄「渡さないのです!」

宥「……そうだね。」

ゴゴゴッ

塞「京ちゃん、人気者だね♪嫉妬しちゃうなぁ」

京太郎「ああもう、次から次へとなんなんですか!」

塞「キャッ」

ゆみ「逆切れとはな……清澄の男子はみんなこうなのか?」

京太郎「いつまで上に乗っているんですか!」

ゆみ「どうした?怒ったのか?(ぼろを出せば、こちらのものだな。)」

京太郎「こっちは頭痛薬もらいに来ただけなのに、何でこんな目に会わなきゃいけないんだ!」

玄「粗ぶっているのです。」

宥「素敵……」

ゆみ「しかし、事実これは君がまいた種だ。」

京太郎「撒いてない!」

ゆみ「私の大事な後輩を傷ものにしたのを、認めない気なのか?」

京太郎「その人とは話したこともないし、傷ものにした覚えもありません!」


ゆみ「……本気か?」

京太郎「俺はいつでも本気です!」

ゆみ「残念だ。久には悪いが通報でもして、警察にでも調べてもらうとしよう。」

宥「それはだめ。」

ゆみ「正気か?」

塞「京ちゃんを盗る気なら…承知しないよ?」

ゆみ「やれやれ…」

玄「わかったらさっさと帰るのです!」



京太郎「何なんだよ…」


……イダロウ?

京太郎「何なんだよ…」

…メ

京太郎「あ?(なんだ、この声)」

の……だ。お前も……だろう?

京太郎「はぁ?」

本能の……ままに……

京太郎「だから、誰なんだよ!」

ゆみ「どうした、とうとう狂ったか?」


塞「ムカッ……あんたねえ、いい加減に」

京太郎「う、うわぁあ!!」

塞「京ちゃん!?」

京太郎「うぐっ、うっがあぁああ!」

玄「ど、どうしたのです!?」

宥「……」

京太郎「……くれ、蜜、飲まなきゃ……うぐっ」

宥「蜜って……」

玄「きっとこ、コレのことです!」

ゆみ「蜂蜜……決まりだな。」

玄「さぁマイスター!」

京太郎「あ、う……」ゴクゴク

そうだ…それでいいんだ。

後は……任せろ。

京太郎「ふふふ、ははは!!」


玄「マイスター?」

京太郎「快適だ、すこぶる快適だ!」

京太郎「血沸き肉躍り、蜜が私を呼んでいる!」

玄「この感じ、戻ってきたのです!」

京太郎「相変わらず見事な体だ。おもちマイスター 松実玄。惚れ惚れするよ。」モミッ

玄「あっ、て、照れてしまうのです。あんっ」

京太郎「桜色にこの手触り、揉みごたえ、まさしくおもちなり!」

玄「照れるのです///」

京太郎「宥、久々だな。」ナデナデ

宥「……うん。」ギュッ

宥「プニド―……なの?」

京太郎「違うな。」

宥「……違うの?」

京太郎「今の私はプニド―ではない。至高のおもちを求めているただの高校生、須賀京太郎さ。」


宥「それで「京ちゃん♪」」

宥「……」

塞「私のこと、覚えてるよね?」

京太郎「ああ、いまわしくも淫靡で私に心奪われた君との情事、覚えているとも。」

塞「あは、嬉しい♪」

ゆみ「モモのことも、君だろ?」

京太郎「もはや語ることもあるまい。」

ゆみ「肯定ととって構わないのだな。」

京太郎「みればわかる通り、私は我慢弱い男だ。」

ゆみ「本性を現したな。」

京太郎「私の舌は言葉を離すわけにあるわけではない。舐めるために存在しているのだからな。」

ゆみ「ふん、だったらどうする?」

京太郎「勝てば官軍、負ければ賊軍。古今東西決まっている。」

ゆみ「なるほど。勝負方法はどうする?」

京太郎「決まっているだろう。麻雀だ。」


ゆみ「久に聞いたところ、君の実力は初心者丸出しだと聞いたが。」

京太郎「だったらどうする?」

ゆみ「不思議なオーラだが、妹尾のような感じでもない。受けよう。」

京太郎「話が早くて助かる。では始めようか。」

玄「マイスター、メンバーはどうするのですか?」

京太郎「私とこの女は決まりであろう。」

塞「残り二席」

宥「残っているのは、そこで寝ている人を含めて4人…だね。」

モモ「せんぱーい…えへへ。」

ゆみ「待て、モモは関係ない。」

京太郎「では、コレで決めよう。」

玄「コンマはいつでも、私の味方なのです。」エッヘン

宥「玄ちゃん……」


塞「京ちゃ~ん」

京太郎「私ではなく、コンマに頼むんだな。」

一人目 

+3

00-33 玄

34-66 宥

67-99 塞



一人目 99 

塞に決まりました。

2人目 

00-49 玄

50-99 宥

+3



コンマ 01 玄が選ばれました。今度は戦えそうですね。

塞「やたっ」

京太郎「ほう、運命を自身の手でつかみとるか。」

塞「これで一緒に楽しめるね。」

京太郎「ふん、はたしてそれはどうかな?」

塞「?」

京太郎「そして2人目が……」

玄「おまかせされたのです!」

宥「……」

玄「お姉ちゃんも私におまかせあれ!」ドヤッ

宥「……っかくない」ボソッ


ゆみ「阿知賀のドラゴンロードに、宮守のオカルト封じだな。」

京太郎「対局場へ行くとしよう。」

『はーい』

ゆみ「待て。」

京太郎「どうした?君の大事な後輩なら、私が連れて行こう。」

ゆみ「そうではない。」

京太郎「ならば何だと言うのだ。私は我慢弱い。はっきり言ったらどうだ?」

ゆみ「対局する二人、頼むから服を着てくれ。」

京太郎「見ごたえがあっていいではないか。」

塞「京ちゃんがそう言うなら///」

玄「これもなかなかなのです。」

宥「……さむい」ヌギヌギ

ゆみ「モモはこんな男に……」

京太郎「しかし君の意見にも一理ある。二人の体を他人に見せるのは、少々もったいない。

「マイスター///」

「京ちゃん///」


STAGE EXTRA

基本的勝負ルール

女子3人合わせた30万点を相手にスタート 京太郎の持ち点は 100000です。
箱割れあり。

通常の麻雀とは少しルールは異なります。

半荘 1回で終局までに目標の値に達すれば勝ち

通常の麻雀と異なり京太郎のみのコンマ判定で戦う。

基本点数

40番台以下 振り込み

50番台 流局 親流れ

60番台 満貫 8000 (ここからホームラン扱い。相手の点棒を奪えます)

70番台 満貫 8000

80番台 跳満 12000

90番台 倍満 16000

京太郎のゾロ目は全て役満 + オカルト発動

00、11、22、33、44はファンブル扱い + 役満直撃

少し難しくなりましたが、目標点数を下げるのでたぶん大丈夫でしょう。

前回と点数が違うのは、冒頭に出てきたドクターのせいです。


むしろ味方のはずの塞さんクロチャーとも何故か戦うことになるという不思議。

>>92 それについては後ほど

能力紹介

京太郎 オカルト持ち

冒頭の博士の手術により、オカルト能力が変更されました。

『ハチミツロード』

ぞろ目時に発動。効果は上書き式で重複はしない。

効果は以下の通り

99 蜜月

ツモ和了り飜+6 最低でも3倍満になります。

88 ハニンザム

次のぞろ目が出るまで相手全員オカルトを使用不能になります。さらに、京太郎の和了りは役満のみ
デメリットとして、ファンブルが出た場合ハニンザムが切れ、相手全員の和了りは役満のみになります。
まだ88が出た場合、再度ハニンザムとなります。それ以外のゾロ目は、このデメリットを継続します。

77 尽きぬ蜜瓶

相手をおぼれさせます。一部の選手を除き、相手の和了りを最大で満貫未満にします。

66 ドラゴンロード

効果は和了り飜 +3 和了りは全て倍満以上
振り込み飜数+3 相手は満貫以上の攻撃となります。
ファンブルを出した場合はおもちの大きい人が相手の場合、裏切ります。その際は相手の能力に追加されます。

55 戦犯

相手の和了り飜 +6 嘘です。50番台が流局扱いの為、今のところ55の効果は未定です。

能力紹介

・加治木ゆみ 高校生レベル

オカルトなし

・臼沢塞 高校生レベル

オカルト 
『オラクル』

親の時、京太郎のオカルトを封じます。

その時オカルトを京太郎が発動していた場合、ハニンザム状態以外は完全に封じます。


・松実玄 高校生レベル 

オカルト 
『ドラゴンロード』

和了り飜数 +3 満貫なら倍満になります。

振り込み飜数 +3 上と同様です。



3人の和了り点数

00 3倍満 24000

10 倍満  16000

20 跳満  12000

20 満貫  8000

30 七対ドラドラ 6400

40 点数計算無しの和了り

コンマ 

ツモの場合 コンマ一桁が偶数

2 ゆみ
4 塞
6 塞
8 玄

ロンの場合 コンマ1桁が奇数

1 ゆみ
3 ゆみ
5 塞
7 玄
9 玄

だいたいこんな感じです。

京太郎のロンも同様です。
ファンブルの場合はまたコンマで誰の和了りか決めます。

たぶんこれで問題ないかと。

クリアボーナスの仕様は少し変更になります。

疲れたんで少し休みます。

張る順序間違えた……くそう

目標点数
150,000点以上獲得


ゆみ「一つ聞いても良いか?」

京太郎「どうした?ハンデならあれで充分であろう。」

ゆみ「屈辱的だが、自らに枷を課すなら、私はそれはそれで構わない。問題は卓上の面子なのだが……」

塞「終わったらエッチ、終わったらエッチ~♪」

玄「ふふふ、おもちマイスターに私の力を見せつけるのです!」

ゆみ「……見たところ、いや、見なくても君の知り合いだ。つまり、私は3対1となるのだろうか?」

京太郎「心配とはそんなことか。下らん。」

ゆみ「くだらない?」

京太郎「今日の目的はイレギュラーではあるものの、ゆみ、君だよ。」

『!?』


塞「わ、私は?終わったらするんじゃないの?」

京太郎「そんな約束、した覚えは無い。」

玄「酷いのです!」

宥「はいお茶...蜂蜜入りだよ。」

京太郎「すまない。うん、蜜がたっぷり入っていて美味いな。」

宥「私は、違うよね?」

京太郎「宥も魅力的だ。」

宥「じゃあ……」

京太郎「だが、今回するとは言っていない。」

宥「……そう。」

京太郎「私は君が欲しい!」

ゆみ「その言葉、誰から聞いた?」

京太郎「この言葉がどうかしたか?」

ゆみ「……。だが安心したよ。」

塞「ねえ、私たちに、ご褒美とかってないの?」

玄「わ、私も気になるのです!」

京太郎「欲しいならつかみとれ。それが勝負というものだ。」


宥「わ、私は?」

京太郎「(コンマ)運に見放されたものに、勝利は無い。可哀想だが、残念だったな。」

宥「……」

玄「お姉ちゃんには悪いですが、私が勝てば独り占めなのです!」

塞「なら、私が勝ったら連れて行くから。」

玄「ふん、負けないのです!」

塞「京ちゃんに勝ったら」

玄「マイスターに勝ったら」

『しゃぶりつくしてやる(のです)!』

ゆみ「共謀することはなさそうで安心したよ。本気でいかせてもらう。」

京太郎「フハハハハ。来るが良い!」

宥「……」

コンマ判定

親決め

京太郎 +1

ゆみ +2

塞 +3

玄 +4

高い順から東南西東。

人は少ないですが、やっていきます。


塞 ゆみ 京太郎 玄 の順になります

東1局

親は塞です。

コンマ判定 +3

書き忘れ

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

対局開始です。

東1局

コンマ 51のため流局

塞「私が親だね。」

京太郎「ふん、どうせすぐ終わる。」

塞「ひどっ、でもそんな京ちゃんも好きだよ。」

京太郎「ふん……」

玄「わ、私も同感なのです!」

ゆみ「対局に集中しないのか?」

京太郎「どうせ勝つのは私だ。」

ゆみ「自信満々に言うが、策でもあるのか?」

京太郎「策などない!」

ゆみ「ならどうすると?」

京太郎「いかなる策を練ろうが、そんな物、私の(蜂蜜)力でこじ開ける!」

塞「京ちゃんかっこいー!」

玄「さすがマイスターなのです!」

前回同様に序盤で躓きそうだから怖い

>>113 負けても気にするな。

前回書きたかったハギヨシエンドかけて満足したから、もう男エンドは無い。安心してくれ。


京太郎「あまり褒めないで貰いたい。愛でたくなるからな。」

塞「愛でて!愛でて!!」ガタッ

玄「こっちは準備万端なのです!」

ゆみ「ふざけているのか?」

京太郎「おっと、コレがラストの牌か。」

ゆみ「聴牌は無し、流局だな。」

京太郎「残念だったな。」

ゆみ「残念なのは君のほうじゃないか?」

京太郎「君に一つ忠告しよう。」

ゆみ「ほう、興味深いな。」

塞「はい!私もチュウが欲しいです!」

玄「同じく!」

京太郎「そのチュウではないわ!」

ゆみ「漫才はその辺にして、話を進めてくれ。」

京太郎「私の一撃は重い。それを覚えておくと良い。」

宥(私も……欲しいなぁ)

気になっている方もいるようなので書いておくと、コンティニューは無しです。
負けたら終わり。END書き終わり、まだ気力があれば、別シナリオへ進むような形になると思います。


東1局終了。

収支 0

東2局へ移ります。

親はゆみです。

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3


東2局

親はゆみ

コンマ 86 京太郎のツモ 跳満 +12000になります。

京太郎「さて、準備運動は終わりだ。」

ゆみ「なんだと?」

京太郎「聞こえなかったか?準備運動は終わりだ。と言ったのだ」

ゆみ「麻雀に準備運動など」

京太郎「ふん、長野県予選での出来事を忘れたか?」

ゆみ「それは、自慢話か何かか?」

京太郎「咲の不可解な和了り、その後の高い役、それと同じようなものさ。」

ゆみ「なに?」

京太郎「ほおら来た。ツモ。3,000 6,000」

ゆみ「くっ、親かぶりか」

京太郎「私はここに宣言する!」


京太郎「加治木ゆみ。」

京太郎「その気高な表情をハチミツで蕩けきった顔にして見せよう。」

塞「いいなぁ」ジー

玄「ずるいのです……」ジー

ゆみ「ふざけた真似を……確かに痛いが、持ち点を考えるとそこまでではない。次だ。」

宥(懐かしいなぁ…)

塞「私も最初はそう思ってたなぁ」

京太郎「ふふふ」ゴクゴク


東2局

京太郎の跳満ツモ

+12000

東3局へ移行します。

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3


東3局

親は京太郎

コンマ 80 跳満ツモ 18,000


ゆみ「……」ガタッ!

京太郎「どうした?」

ゆみ「い、いや、なんでもない。」

京太郎「汗をかいているようだが」

ゆみ「うるさい!」

塞「気付いたみたいだね。」

玄「でも、まだまだなのです。」

京太郎「リーチ」

ゆみ「速い。」

塞「京ちゃんに勝たせてあげたいけど、ごめんね。ポン」

ゆみ「コレで一発は無くなった」

玄「おっもちー、おっもちー、マイスターとおっもちー」

京太郎「しかし、残念だったな。ツモ 6000オール」

ゆみ「偶然だと思いたいな。」

京太郎「さあ、連荘だ。」


東3局

京太郎の跳満ツモ

+30,000

東3局 2本場です。

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3

すまん。前作知らないからコンマに参加していいから悩んで99を逃してしまって……

>>133 前作のスレだす?最後あたり荒れたから出さんようにしてたんだけど

東3局 2

親は京太郎

コンマ 85 塞に跳満ロン 18,000

京太郎「ははははは!」ゴクゴク

ゆみ「口からこぼれているぞ。」

京太郎「肌からも吸収し、効果を上げてるだけだ。」

塞「舐めたい」

玄「悔しいけど…同感なのです。」

ゆみ「世迷言を……」

京太郎「本当にそうかな?」

塞「京ちゃんの口元、エッチいなぁ」

ゆみ「ば、ばか!」

京太郎「それだ。ロン!18000」

塞「はい。」

京太郎「よし。渡せ」

塞「手渡しが良いなぁ」

京太郎「しかたあるまい。」

塞「すきあり。」ギュッ

京太郎「やっぱりか。」

塞「てへ。」

宥「……」

ゆみ「真面目にやれ!」

前作それなりに勝てたの優秀なスナイパーいたからだし勝てるかかなり微妙なんだよなぁ

>>135 あれは凄かった。

東3局

京太郎の跳満ツモ

+48000

東3局 3本場です。

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3


東3局 3

親は京太郎

コンマ 87 玄に3倍満ロン 36,000

ドラゴンロードの効果により、跳満が3倍満に変化しました。

ゆみ「跳満3連続か……偶然だと思いたいな。」

玄「これは偶然なのです。私にはわかるのです!」

ゆみ「だといいが。」

京太郎「リーチ!」

ゆみ「またか、捨牌が固まっている。高そうで嫌な手だな。」

玄「あ、私もリーチ!おもちマイスター同士気が合うのです。」

宥「……」ギリッ

京太郎「それだ。ロン 36,000」

塞「ちょっと!」

玄「……てへ?」


宥「……てへ?面白いこと言うんだね、玄ちゃん」

玄「冗談なのです!ちょっとしたジョークなのです!」

宥「次やったら……わかってるよね?」

ゆみ(厄介な能力だな……傾向がわからない以上、止められる手立てがない。)

京太郎「宥、ハチミツ!」

宥「はい…あったかいよ。」

京太郎「ありがとな。」ナデナデ

宥「もっと…褒めてほしいな。」

京太郎「後でな。」

ゆみ「せめてモモがいればな……いや、だめだ。モモを助けるために戦っているのに、モモに頼るなんて」


東3局 3

京太郎の跳満ツモ

+84000

次は東3局 4本場です。

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3


東3局 4

親は京太郎

コンマ 85 塞に跳満ロン 18,000

京太郎「ゆみ。」

ゆみ「さっきから思っていたが、君に名前で呼ばれる筋合いは無い。」

京太郎「手厳しいな。しかし、だからこそ美しい。」

ゆみ「ふざけたことを……」

塞「二人ばっかり……ずるいなぁ」

ゆみ「君は誠実に一人の女性を愛することはしないのか?」

『!?』

京太郎「全ての女性を対等、平等に扱っている。」

ゆみ「上からとは……」

塞「ふーんだ」ポイッ

京太郎「それだ、塞。」

塞「!」

京太郎「18000」

塞「でもこれでまた「私からとっていけ」」

ゆみ「別に構わないだろ?」

塞「ちょっ!」

京太郎「私としてはそれで構わん。」

塞「京ちゃん!」


京太郎「その京ちゃんって言うのは、少々むずかゆいな。」

塞「嫌い?」

京太郎「別にどう呼ばれようとかまわないが、幼馴染を思い出してな。」

宥「彼女?」

京太郎「まさか、ただ思い出しただけだよ。」

玄「幼馴染は負けフラグなのです!」

ゆみ「私はとんでもない勝負を挑んでしまったかもしれない。」

東場で100,000を超えたため、南場に突入する際にコンマ判定が入ります。


東3局 4

京太郎の跳満ツモ

+102000

次は東3局 5本場です。

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3


東3局 5

親は京太郎

コンマ 74 満貫ツモ 4,000オール

ゆみ「いかさまという手も考えられるが……」

宥「何か言った?」

ゆみ「いやなに、あまりに出来過ぎていてな。」

宥「そう。」

ゆみ「?」

宥「……な」

京太郎「宥!」

宥「はい!」

京太郎「そう怖い顔をするな。おっと、4000オール」

宥「う、うん……」

ゆみ(この惚れよう、全員で私をはめる気なのか?)

玄「あいかわらずの実力なのです!」

塞「かっこいいなぁ…」

京太郎「さ、話もほどほどに、次へ行こうか。」

ゆみ「安手でもいい、なんとか流れを。くそ、こんな時にモモがいてくれれば」

>>154、東3局4ではなく東3局5でした。訂正


東3局 5

京太郎の満貫ツモ

+114000

次は東3局 6本場です。

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3


東3局6

親は京太郎

コンマ78 満貫ツモ 4000オール

ゆみ「またリーチ……酷いな」

玄「つ、強すぎるのです。」

塞「前も強かったけど、スタイルが少し違うような」

宥(小刻みになってる……)

ゆみ「詳しく聞かせてくれないか?」

玄「別に構わ「ダメ」」

ゆみ「松実、宥さん?」

宥「……あなたには、教えない。」

京太郎「ふん、別に隠すものではないがな。」ゴクゴク

ゆみ「まだ飲むのか?」


京太郎「なんだ、ゆみも飲むか?」

塞「飲みます!」

ゆみ(そのハチミツに、何か秘密があるかもしれん。清澄にはタコスでげん担ぎをする子もいたしな。)

京太郎「無論、口移しでな。」

ゆみ「断る!」

塞「飲みます!」

京太郎「残念。だが、コレは別だ。ツモ 4000オール」

ゆみ「またか……」

塞「無視された……ああん」

京太郎(一人でなにをしているんだ?)


東3局 6

京太郎の満貫ツモ

+126000

次は東3局 7本場です。

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3

これ、八連荘で良いよね?

東3局7

親は京太郎

コンマ78 役満ツモ 16000オール

ゆみ「いい加減にしろ!」

京太郎「どうした?」

ゆみ「さっきから危険牌は一切振り込まずに、跳満、満貫ばかり。出来過ぎだ!」

京太郎「それがどうかしたか?」

塞「あんた、京ちゃんを疑ってんの?」

ゆみ「私の見立てでは、ここにいる者たちと共謀し…なにをする」

宥「ううん、続けて。」

ゆみ「そのカッタ―……」

玄「お、お姉ちゃん?」

宥「ああ、ごめんなさい。手が勝手に貴女の首に…気にしないで」

京太郎「宥」


宥「なあに?」

京太郎「やめろ。」

宥「……なんで?貴方の為にやってるんだよ?」

宥「わたし、皆のことを思ってやってるんだよ?あ、包丁のほうが良かった?私……研ぐの苦手で…上手く切れないかもしれないけど」

玄「お、お姉ちゃん?」

塞「さすがに、そこまでは……」

京太郎「それを下せ。」

宥「嫌って言ったら?」

京太郎「もう一度言う。下ろせ」

宥「……」

ゆみ「・・・ふぅ、助かったよ。で、どうなんだ?」

京太郎「ま、いかさまかどうかは知らないが、ツモ。八連荘、16000オール」

ゆみ「貴様!」

京太郎「ま、運も実力のうちってね。」


東3局 7

役満ツモ 

+174000

八連荘発動中

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3



東3局8

親は京太郎

コンマ89 玄に役満ロン48000

京太郎「宥……落ち着いたか?」ナデナデ

宥「……うん。」

宥「あったかぁい」

京太郎「よしよし」

玄「マイスターに抱かれて」

塞「頭なでなで…、羨ましい……」ギリギリ

ゆみ(ここまででわかったことと言えば……取り巻き、彼の能力が宮永照のようなもの。ということか)

ゆみ「その状態でうてるのか?」

京太郎「平気だ。」

宥「……もうちょっとだけ。お願い。」


京太郎「平気だ。」

宥「……もうちょっとだけ。お願い。」

京太郎「しかし、思った以上に弱いな。」

玄「お姉ちゃん、ずるいのです。代わって欲しいのです。」ポイ

京太郎「おっと、ロン。」

玄「え、ええ……」

宥「玄ちゃん、どうして振り込んだの?」

玄「え、それは……」

宥「さっき羨ましいって言ってたけど…」

玄「べ、弁明をしたいのです。」

塞「負けてお仕置きされるなら良いけど……」

塞「そうじゃなかったら…ちょっとまずいかも。せっかく会えたのに……」


東3局 8

役満ツモ 

+222000

八連荘発動中

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3


東3局8

親は京太郎

コンマ86 役満ツモ 16000

京太郎「さ、宥。もういいだろ?」

宥「まだ……だめ?」

京太郎「宥…あまり困らせないでくれ……」

宥「ごめんなさい…」

京太郎「いい子だ。」

塞「どうする…どうすれば、京ちゃんにお仕置きを」

京太郎「そろそろフィナーレ、膜開きになりそうだな。」

ゆみ「触るな!…くそ、どうすれば……モモ、モモォ」

玄「な、泣いているのです。」


京太郎「ツモ 16000オール」


東3局 9

役満ツモ 

+270000

八連荘発動中

親は京太郎

オカルト能力発動者

玄 ドラゴンロード

点数計算については >>91 >>95を参照してください。

オカルト、選手能力については >>93 >>94でお願いします。

コンマ判定 +3

>>196 膜開き × 終幕 ○です。
前者だと変態のようだ。

終幕と膜開きをかけた洒落かと思ったぜ、勝ってもらう的な

>>207 頭いいな。でも京ちゃん、膜は開かないから。


東3局10

親は京太郎

コンマ90 役満ツモ 16000

京太郎「お、リーチ。」

ゆみ「ぐすっ、何でリーチを?」

京太郎「気にするな。それより涙を拭いたほうが良い。」

玄「マイスターのハンカチ!」

塞「アレがあれば1週間、3週間は!」

ゆみ「あ、す、すまない。」

京太郎(悪態の一つもつかず受け取るとは……相当きてるな)

宥(あれだけ酷いことを言ってたのに…)ムカムカ

京太郎「おっと、来たようだ。」

塞「キ、来た?」

京太郎「加治木ゆみ、残念だったな。」

ゆみ「泣いているからって、ま、まだ、諦めたわ「ゲームセットだ。」」




京太郎「ゆみの表情の変化、なかなかに楽しめたよ。ツモ 16000オール。」


京太郎「さあ、払ってもらおうか」

ゆみ「な、何で……」

京太郎「これで3000,000を超えた。君たちに払える点棒は無い。」

ゆみ「た、たった東場で……」

玄「さ、さらに強くなっているのです。」

塞「す、凄過ぎてそれだけで…あっ、んっ」

宥「吠えていたのに、よわ……」

ゆみ「う、嘘だ…そ、そうだ。トイレ、化粧直しに…」

京太郎「足りない分は、君に支払ってもらおう。なぁ、『ゆみ』。」

バンッ

ゆみ「私を名前で……ひぅっ」

京太郎「君は今から俺の物。物なんだよ。」

ゆみ「や、やめてくれ……た、たのむ……」



京太郎「なんなら、モモも連れて行くか?」ボソッ


京太郎「ゆみのその醜態、モモもきっと驚くぞ」ククク

ゆみ「や、やめてくれ!た、たのむ、モモにこんな姿、見られたくないんだ」

京太郎「なら、わかるよな?」

ゆみ「ひ、久ぁ…」

京太郎「部長か。部長もいずれ……」

玄「う、羨ましい、女の子の憧れ、壁ドン…に」

宥「……」

玄「ねえお姉ちゃん、あんなの漫画だけ……ひっ」

宥「何で負けたのに……楽しそうな事をしているのかなぁ?」

玄「は、刃物は・・」

京太郎「さて、今回の戦い。ゆみは当然持って行くとして、後はどうするか。」

『!』ビクッ

京太郎「流石に全員は無理だ。良くてあと一人、誰を連れていくかだ……」


H・TIME 

ゆみのほかに追加メンバーを一人決めます。

00-33 塞

34-66 玄

67-99 宥

ぞろ目 誰も連れて行かない。

+3


コンマ28

京太郎「そうだな……」

玄(おもちマイスターとして、きっと私かおねーちゃん。)

塞「来い、こい!」

京太郎「塞。私と共に来い。」

塞「やった!」

京太郎「私と共に、彼女に色々『教えて』あげようか。」

塞「は、はい!」

京太郎「いい子だ。これはその仕事の前払いだ。目を閉じろ」

塞「は、はい///」

京太郎「んっ」チュッ

宥「!?」

塞「んっ、んっ」


玄「し、信じられないのです。」

京太郎「ふぅ、塞……わかっているな?」

塞「京ちゃん…ありがと。」

京太郎「玄」

玄「は、はいなのです!」

京太郎「宥さんは任せた。帰りはどうやって帰るんだ?」

玄「え、えっと、歩いてホテルまで」

京太郎「コレを使え。」

玄「お、おカネ」

京太郎「知らない間に財布に入っててな。気にするな。」

玄「わ、わかったのです。」

京太郎「モモのことは、鶴賀の人にでも連絡しといてくれ。頼んだぞ」


玄「ラジャーなのです!」

京太郎「さ、行こうか。」

ゆみ「い、嫌だ……こんな男と……嫌だ」

カシャ

ゆみ「カメラ音?」

塞「心配しないで。良く撮れてるよ」

ゆみ「き、君は」

塞「最初はみんなそうなの。でも、最後にはきっとわかるよ。」

ゆみ「わ、わかる?」

塞「私みたいに、京ちゃん無しじゃ、生きられないってね。」

ゆみ「め、目が……」

塞「どうかした?きっと貴女も驚くと思うんだ。」


塞「『ああ、何で今まで彼を知らなかったんだろう…私の人生は何だったんだ』ってね。」


塞「でも大丈夫。コレで貴女も京ちゃんの魅力がわかるよ。やったね!」

京太郎「おーい、行くぞ」

塞「あ、京ちゃんが呼んでるみたい。じゃあ行こうか。」

ゆみ「」

玄「おねーちゃん、帰りますよ。」

宥「そ、そうだね・・・うふふ・・・」

玄「こ、怖いのです……」

宥「加治木ゆみ……絶対許さない」

GAME CLEAR 

最終スコア 318,000

今回はここまで。また会いましょう。

H・TIME

ゆみ「……ん、んう」

どうやら気絶していたようだ。体が汗のせいか、べたついているような気がする。

ゆみ「ココはいったい」

床の感触から察するに、布団、ベッドの上だ。しかしいつの間に、蒲原の屋敷に戻っていたのだろうか。

「あっ、んっ、いいっ」

何かの喘ぎ声が聞こえてくる。大方、蒲原あたりが妹尾をからかうために…しかし、テレビにしては

「違う!蒲原の屋敷の離れにはベッドなんてない!」

ハッと気づき、慌てて体を起こそうとするも、体のバランスが保てずまたベッドに倒れてしまった。

「ど、どうなっているんだ?」

体が縛られているのか、腕と足を拘束されているようだ。今の現状を把握するために、周りを見渡すと、どうやらここは薄暗いホテルの一室のようだ。

「起きたか?」

男の声がする。その声がした方へ振り返ろうとした矢先、視界が真っ暗になってしまった

「アイマスク、ゆみの為に買ったんだぜ?」

笑いながら言う男の声、かすかに覚えのある声だ。

確か名前は……そう、須賀京太郎だ。その男の傍で、もう一人の女が彼を求めている。

目では見えないが、声が艶やかで、その男に自分を壊して欲しいと懇願していた。

怖い。声だけだと、まだ二人が求めあい、愛し合っているようだった。しかし、途中から女性の声は聞こえず、口に何かを咥えたような、言葉にならない声でただ悲鳴にも似た叫び声をあげている。そして、何かを叩く音のようなものが私たち3人がいるこの室内に響き渡っている。

「ひぐっ」


不意に背中をまさぐられた。愛液と似たような粘液を、彼は自分の武骨な手で、私の背中の隅々に塗っている。無論、私は男にこのようなことを許したことは無かった。

彼の腕、指がいやらしく私の体を揉み、次第にその指を片方は下へ、もう片方は私の胸に伸びていった。それ以外にも、柔らく、おそらく先ほど行為にふけっていた女性の腕が、私の下半身に伸びて行った。

「声を上げれば男は喜ぶ」

そう聞いたことがある。私は精いっぱいの抵抗として、声を上げないように歯を食いしばり、必死に耐えようとした。しかし、彼はそれをあざ笑うかのように私をあしらった。

当初私は、彼に物のように、飽きれば捨てる。物のように私は乱暴に扱われる。そんな使い捨てのような扱いを覚悟していた。しかし彼がとった行動は違った。

「顔、見せてくれるよね?」

唐突に光が目に入る。彼は私のアイマスクをとり、私と向かい合うように対面した。

「気分はどう?」

優しく微笑みながら私に聞いてくる彼。しかし、私は彼のその笑顔が、まやかしだと言うことを知っている。

いくら口を閉じ、無言を貫こうとも、彼は私のことを物ではなく、まるで恋人のように扱った。「痛くはない?」など、無理やり連れてきたことを忘れさせるような言葉を、紐でしばられて身動きが取れない私にささやき続けた。

「解放してくれ」

そう懇願してみると、彼はあっさりと縄をほどいてくれた。


「腕、足、あざが出来ちゃったね。」

彼はごめんね。と、私に頭を下げた。

「麻雀の時とは正反対の、紳士だった」

そう思った。しかし現実は甘くなかった。

そのまま体についた蜜をシャワーで流そうと風呂場へ入った。私は馬鹿なことをしたことに気付かなかった。その証拠に……

なぜこの場からすぐ帰らなかったのか。と、激しい後悔に襲われることになる。

風呂場へ入って気になったのは、妙に洗い場が広いこと、風呂場に似つかわしくないマットがあること。そして何より奇怪なのは、おそらく先ほどまで喘ぎ声を上げていた少女が、風呂場で倒れていたことだ。

私はあわてて彼女に駆け寄り、意識を確認した。呼吸、脈拍ともに正常で、どこにも異常がないように見えた。


異常があったのは、私の方だった。


カノジョは突如目を開け、私に襲いかかった。

「な、なにをする」

彼女は答えない。ただ無言で、私に襲いかかってきた。

乱暴に私の秘所に指を入れ、そこに蜂蜜を大量に注入した。内部に不快な違和感を感じながらも、蜂蜜の粘度は、私が指でかきだすことすら困難であった。

「くっ、な、なにをするんだ。」

慌てて私は中に入れられた蜜を出そうと、必死に指を入れ、蜂蜜を取り除こうとしていた。しかし、敏感になっていたのか、思うように指が進まない。

「んっ、あんっ」

傍から見れば、私の今の姿は無様に秘所に指を入れ、自慰にふけっている痴女のようだった。私のことを、彼女は冷めた目で見ていた。そして、私を再度押し倒した。

「変態」

カノジョは私にそう言った。


幸い、タイルではなくマットの上だったのが助かった。しかし、マットの上には先ほどまで無かったはずの、多量の蜂蜜が塗られてあった。

背中、尻、ふともも、足、髪の毛 全身蜜だらけにされたところで、鍵をかけていた風呂場の扉が開いた。そして、カノジョはなにか棒状の物を持ってくると、私の中に無理やり入れようとしていた。


「初体験、しよっか。」


目の前の女性は、私の怯え、震えた顔や体を見てあざ笑い、見下したような目でそう言った


私は恐怖で声が出なかった。

終わった……私の初体験は……こんな無残に散ってしまうのか

「なにをしているんだ?」

ドアが開き、男の声がした。

金髪の男は、私をこんな状態にした少女に冷めた目を向けそう言った。

少女はというと、彼の目を見てから、体を震わせ、持っていた道具を捨てて、彼に一言謝ると風呂場から出て行った。

呆然とする私に、彼は無言で抱きつき、優しく背中を撫でてくれた。加えて、私に襲いかかったカノジョを追い払ってくれたことで、私をここに連れ込んだ元凶でもあるこの男に対し、無意識のうちに私は少なからず感謝と好意を寄せていることに気がつかなかった。

その後、思わず彼の私を心配する声を聞くと、思わず抱きしめ返してしまった。
そんな私に彼は優しくキスをし、こう囁いた

「可哀想に、大変だったね。」

私の蜂蜜まみれの体を撫でながら、彼はそう言ってくれた。こんな特殊な環境下にいるせいか、涙が流れ、彼に涙を見せてしまった。

そんな私に、彼はもう一度キスをしてきた。そのキスが妙に心地よかった。


彼の甘い唇、甘い匂い、全てが私の体内に入ってくるような気がした。キスとは皆こうなのだろうか。無意識に彼とのキス、彼の唇を舐め、この行為を楽しんでいる私がいた。

そうなってしまえば、もう体のタガは外れ、私の体からは別の蜜が垂れ、秘所から溢れる蜜の様に、どろどろに、先ほどまで持っていた、『大事な後輩を守る』そんな覚悟も消えうせ、この行為を、彼との抱擁、口づけを……私は求めた。

唇、頬、胸。彼の求める場所はすべてさらけ出した。こんなはしたない私を彼は笑わず、嘲笑もせず、紳士的に扱ってくれた。

私の秘所、忙しくて、処理をおろそかにしていた部分を、彼は舐めた。

「そ、そこは、んっ」

「大丈夫、任せて。」

彼はそう言うと、私の秘所に唇をつけ、中に入っていた蜜を舌で絡め取り始めた

「あ、っ」

風呂場には私の喘ぎ声と、彼の舌によるぴちゃぴちゃと淫靡な音が響いている。


地の文は疲れた。

しばし休む


「あ、くっ、くる」

彼は舐めるのはやめ、ストローで残りわずかなジュースを吸うように、私の秘所を勢いよくすすり始めた

「い、良い、き、きちゃ」

体がビクンとはねた。このまま果ててしまいそうだ。

体の中にあった不快感は、彼が全て取り除いてくれた。後に残るのは、彼の舌や行為による快楽のみ

私をむさぼる彼。 彼を求める私。

もはや私の秘所に蜂蜜は無い。代わりに、先ほどから出ている蜂蜜ではない、私自身の体から出てくる別の蜜と彼の唾液が、私の体も心も、快楽へと誘っていく。

彼は舌を這わせ、へそから腹部、そして私の胸、先端の小さくも、自分では少し自慢であった桃色の突起を舐めている。彼は私に抱きつくような形で、片方は指でこねくり、もう片方は唇で吸い出していた。

「んっ、くふっ、ああん」

私の体は出来上がっていた。


そんな私を舐め、彼は私と体を重ねていたせいか、私の体に彼の堅い棒状の物がぶつかった。

私は……普段の私なら絶対言わないようなことを……呟いていた。


「それ、ああ、が、我慢、できないんだろ?私が、なんとかしようか?」


おそらく私は、彼の吐息を感じ、喘ぎながらも、年齢的に彼より先輩ということもあり、優しくリードをしたかったんだろう。

「……いいのか?」

彼はそう聞いてきた。良いに決まっている。聞くところ、彼はゴムを持っていないと言っていた

大丈夫、今日は平気、だから、たのむ。もし出来ていても、私は来年卒業……必ず何とかして見せる。



彼の物に、彼が好きだと言っていた蜂蜜を優しく塗ってあげた。

彼の表情は、凄くうれしそうだった。またそれが、私にとっても嬉しかった。

今は手を休めているが、先刻まで、私の体、穴という穴、胸を舐め、触り続け、優しく包んでくれる彼は私の胸が大好きなようだ。

モモはこの男に抱かれたのか。

私たち、姉妹になるのかな……でも、いくらモモといえど、この人を渡したくは無い。そんな気持ちが、私の心にふつふつと燃え上がっていた。

「どうしたらいいですか?」

やはり後輩は男、女性の体には疎い。ここは私が、ここに入れるんだ。ここをいじられると、気持ちいいんだ。と彼の棒を持ち、ゆっくり入れようとした。

彼の期待に満ちた表情が、たまらなくうれしい。

そんな彼を、私の体で満足させることが出来る。自分が女であった、彼に見初められたおかげで、彼は私を求めてくれた。体中に幸福感が充足していく。私のあそこもひくひくと、彼を求めていた。



しかしそんな楽しかった時間も、もうすぐ終わりを告げようとしていた。



「ゆみ」

「京太郎」

私たちはまた唇を重ね、見つめあった。

私たちはもうすぐ繋がる。あと1ミリ。そんな距離まで彼の物を持っていき、目を閉じ、私は彼の女になる覚悟をした。嬉しくも怖かったためか、目からは涙が零れおちていた。

その瞬間、その場に似つかわしくない、パシャっとカメラのシャッター音が風呂場に響き渡った。

「な、な、んの音だ?」

戸惑う私に対し、彼はそっけなく返事をした。

「ん?記念撮影。はい、チーズ」

彼はカメラを見ながらそう言い、もう一度シャッターを押した。

産まれたままの姿を撮られた……しかも、手には彼のアレを持ち、今にも入れて下さいと懇願しているような姿を。

理解が追いつかない。何故彼がそんなことを?あの優しい彼がどうして…私をあの少女から守ってくれた彼が何故……笑みを浮かべながら見ているのだろうか。

「そ、そのカメラ……」

「ああ、気にしないで」

彼はそう言うが、そんな訳にもいかず彼を問い詰めようと、彼に詰め寄ろうとした時

「あんた、いつまで触ってるの?」

彼の後ろから現れた女性に、私は唐突につき飛ばされた。


持っていた彼の物も、蜂蜜のせいで、私の手から逃げてしまった。彼の大好きな蜂蜜が、私と彼を引き離した。

私が呆然としているなか、その女性は彼に抱きついた。

「京ちゃん♪」

まるで、幼馴染のように、彼にじゃれついて抱きついていた。彼もまんざらではない様子で、彼女の腰に手を当て、キスをしていた。

「塞、これ置いてきてくれ。」

「んっ、りょーかい。」

キスをされて満足したのか、その女性は彼からカメラを受け取り、風呂場から出て行った。

「なあ、いつまでそんな恰好しているんだ。」

彼に言われ、私は自身の姿を確認すると、足を大股開きし、一昔前にテレビで流行った、男を誘うポーズ、M字開脚のような姿なのがわかった。

しかし、体は言うことをきかず、その体勢のまま、私は茫然と彼を見ることしかできなかった。

わからない。彼の考えていることが分からない。

「おまたせー」

戻ってきた女性、髪をお団子状にしている女は、先ほどまで私が握っていた彼の物を愛おしそうに見ると、優しい手つきで触り、舐めていた

まるでアイスキャンディーを舐めるように、先端から、時には蜜が垂れてくる根元を。大事そうに舐めていた。

「おいし~」

頬に手を当て、恍惚の表情で彼の物を舐めている女


「どういうことだ。」

彼に聞くと「どうかしたか?」淡々と、先ほどまで互いの体を、愛し合うように求めていたのが嘘のようにそっけなく返事をする。

「先ほどの行為は、嘘だったのか?」

体を震わせ、恐る恐る、少し怒りで震わせた声で、質問した。

「そんな訳ないだろ。」

彼はそう言うと、その女性との行為をやめ、私の頭を撫でて、頬に優しくキスをしてくれた。

その女性の顔を見ると、自分の彼氏が盗られた。とでも言うように、少し睨んでいるようだった。

「ああ、やっぱり彼は、私のことを……」

私を求めてくれた。今の私にはそれだけで十分だった。そして、続きを早くしてほしかった

「でも、じゃあなんで?」

彼に身を預けながら、私は聞いてみた

「ああ、愛している。愛しているからだよ。ゆみ。」

愛している。愛には色々形がある。そうだ、私はそんなこともわからなかったのか。

彼が私の頬に手を当て、優しい目で囁いてくれた。彼はそこまで私のことを……

無意識に彼の背中に手を回し、彼の鍛え上げられた胸に顔を預けた。彼から放たれる、蜂蜜の匂い、汗が、私の心を乱れさせる

「ゆみ、ゆみ、ゆみ」


何度も私を呼ぶ彼、もはや私の頭には、写真をとられたことも、麻雀でぼろ負けしたこと、ここへ来た理由も忘れ、まるで初めての営みをコレからするカップルのように、彼の名前を呼び、何度も彼を求めていた。

そんな私のお花畑のような頭を、彼はきっと嘲笑っていたに違いない。

「京、京太郎、京太郎」

お互い、舌を絡めながら互いの名前を呼んでいる。

「好きだ、好きだ、京太郎」

ああ、好きだ。好きだ。大好きだ。

彼を求めていると、彼は一旦キスをやめ、ゆっくりと私に言ってくれた

「俺もだ、ゆみ。大好きだ。ゆみ」

返事はOKだった。嬉しくて涙があふれ、止まらない。

そんな私の髪を撫で、彼は真剣に私の目を見つめている。



「なんて言うわけねぇだろ、バァカ」



私の髪を思い切りつかみ、彼は私に吐き捨てるように、言った。その目は冷たく、現状を理解できない私のことを見下したような目だ。先ほどまでの笑顔は、もう私に向けられていない。

え、どうして、なんで……先ほどの喜びの涙が、またたく間に悲しみの涙へと変貌していく。

私が何かしたのか、悪いことをしたのか、自分自身の非を探し、見つけてはそれを彼に懺悔した。

彼は聞く耳を持たず、

「物は物らしく、大人しく遊ばれてればいいんだよ。バァカ」

私は涙を流していたと思う。だって、彼が塗っていた蜜が口に流れて来た時、それが少ししょっぱかった。

彼が好きだったわけではないと思う。でも、彼に求められ、それにこたえている自分がいた。そこにはまさに愛情があった。私からの一方通行の愛が

無論、彼に届く訳もなく、彼は私の体を乱暴に、先ほどまでの扱いが嘘のように、おもちゃに飽きた子供のように、壊れても構わない。そう感じさせるくらい乱暴に私の胸を揉み、指を入れ、貪っていた。

私の体は悔しさと涙を流しながらも、反応していた。先ほどまでの営みのせいか、どこかにまだ彼に期待していたかもしれない。

そんなことを思いながら、涙のせいか、視界が暗くなり、私は目を閉じた。

私の恋は、終わってしまった。

彼が、本心で、心から私を求めることはもうないだろうと直感でわかった。

だって、彼はもう私の体を舐めつくすと、私の目の前でオラクルをつけ、私に乱暴を働いていた女と、仲良く抱き合い、舌を絡めていたからだ。

彼は私に一度も振り向かず、逆に彼と舌を絡ませている女は、ちらりとこちらを見ると、『これが貴女と私の差』とでも言うかのように、彼と幸せそうに交わっている

「私も、私も混ぜてもらえないだろうか」

言いたくても言えなかった。言って、拒否された際には立ち直れなくなりそうだった。

壊れたおもちゃはスクラップ行き。

彼にモモを盗られてしまった私には、帰る場所なんて無かった。

だから私はこうしよう。彼の望むように、彼に飽きられないように。

彼の機嫌を損ねさせない様に、おもちゃ、物として生きて行こう。

彼も私に言っていた。『お前は物』

そうか、彼女が言ってたことはそう言う意味だったのか。

『彼無しでは生きられない。』


確かに、私の後輩を奪った彼、蜂蜜の香りで女性を魅了し、翻弄する彼。

私も彼に好かれたい。もっとして欲しい。

そんな時、目を開けると、彼が私を見ていた。

「欲しいか?」

そう言っている目だ。

「欲しいです」

素直に答えた。

彼はそんな私に笑みを浮かべてくれた。優しい笑み、キスをしてくれた時と同じ、大好きな笑顔。

「嫌だ」

笑顔で言い放つ彼


「麻雀してる時、言ったよな?口移しでもしてやろうか?とか、お前を気にかける言葉をよ」

言われた。ただ、その時の私は……

「お前の言い訳なんて知るか バァカ。」

そんなことを言う彼。ここへ来る前、散々彼に悪態をついた私のせいで、とうとう彼は私を見放した。

自由だ。彼から解放された瞬間だった。

普通なら喜ぶところだろう。けれど私の体には、彼の残した傷が沢山あった。


髪にしみ込んだ蜜の香り、彼が貪ってくれた私の胸、彼の舌が這った秘所、彼のつけてくれた首筋のマーク

蜜の香りが、彼と楽しく、愛し合った記憶を思い出させる。それの数秒後には、彼が笑顔で私を捨てる姿が脳裏にフラッシュバックする。

私の頭はそれを繰り返していた。

気付けば私は、彼の足もとにすり寄り、今までの非礼を詫びていた。

「おもちゃでも良い、モモのことももう言わない。私は……君が欲しい。」

その言葉は……昔、一度言ったことがある。


そう、以前モモを麻雀部に誘う際に言った、声高に叫んだ、モモとの出会いの言葉だ。

対局時に、彼も同じセリフを、下品に使った時、私は軽蔑した。この言葉は、そんなに軽いものではない。

そんな大事な言葉を、私は汚してしまった。

自身の欲求を満たすためだけに。

しかしそう懇願し続けるほかなかった。私はそれ以外に、コレから先、なにに縋って生きていけばいいかが、わからなかったから。

彼も許してくれたようで、彼の膝、足に縋りつく私の頭を笑顔で、撫でてくれたれた。

嬉しかった。

彼はしゃがみ、私と唇を合わせた後、耳元でこう呟いた

「次は無いぞ」

私の体はまた恐怖で震えた。

「うん。」

震えた声で彼に返事をした。

次は無い。


私の人生は決まった。いや、これは人生と言えるのだろうか。

彼に捨てられた先に、あるのはただのガラクタだけ。

私は自分の心の中にあるものを、次々と投げ捨てていた。

スクラップにされた物の中には、切り刻まれたカード麻雀、モモ、団体戦での大将戦、清澄の部長に、名も知らぬプロとの対局。阿知賀という私の持ち主を奪おうとするやつらとの思い出が、グシャグシャニナッテステラレテイタ

アア、ワタシハコンナモノヲイママデダイジニ

アイツラノヨウナ、そんなガラクタにならないためにも、私は彼を求め続けよう。

誰にも渡さない。

彼が一番大事なおもちゃは、私なのだから。

そう決心した時、彼は私の顔に手を当て、優しく口付けしてくれた

「よし、良い子だ。ゆみ」

彼の笑顔の裏にどんな意図があるか、そんなことはもう考えない。


私の頭を撫でてくれる彼。私にそう言うと、またオラクル少女の元へ戻っていく彼

その女は、準備万端と言わんばかりに、体を蜜で光沢のように輝かせ、彼空の寵愛を受けている。

彼は今、オラクルをつけた女の体をむさぼっている。

ダメだ。彼は私の物だ。

彼に好きになってもらうため、飽きられないように、私は自分自身の手で、自分の体に蜜を塗りこんだ。

オラクルをつけた彼女ではなく、私に興味を持ってもらえるように。

モモ、すまない。ああ、彼がこっちを見てくれた。見てくれ京太郎、君の為の体なんだ。蜂蜜だってこんなに塗ったぞ。

そんな私を見ていたのか、彼の呼ぶ声が聞こえる。私は、オラクル女と共に、彼に味わってもらうことができそうだ。

ああ、彼の舌が私の体をなぞっている。こんなにうれしいことは無い。

私を舐めている、彼の頭を離さないよう、両手で彼を抱きしめながら、私はそんなことを思っていた。

H・Time終了


京太郎「だいぶ、遅くなったな。」

塞「京ちゃん、今日はワイルドだったね。」

京太郎「嫌だったか?」

塞「全然。むしろ、あんな一面を知れて良かったかな。」

京太郎「誰かと繋がりある人ってさ……」

塞「ある人ってさ?」

京太郎「なんでもない。」

塞「変なの。」

京太郎「それより、連絡しなくていいのか?」

塞「あ、そうだった…やば、着信こんなに来てる。」

京太郎「送ってやろうか?」

塞「ううん…京ちゃん、今日はありがと。」

京太郎「汚れ役、ありがとな。」

塞「京ちゃんの為なら、なんだってできるよ。」

京太郎「タクシーを呼んである。それで帰るといい。」

塞「もう…ありがと。」チュッ

京太郎「じゃあな。」

塞「うん。またね。」


京太郎「ふぅ、塞のやつ…したらしたで、だいぶ性格が変わるんだな。」

京太郎「さ、私も帰るとしよう。」

テクテクテク……

「ハーイ、そこの色男さーん、ドリンク、飲みませんか―?」

「ギョギョギョ!」

京太郎「え、蜂蜜味?じゃあ1本だけ。」

ゴクゴクゴク……

京太郎「あれ、ね、むたく……」

「ビンも彼も回収シマース」


・・・
・・



京太郎「あれ、俺、今までなにをしてたんだっけ?」

京太郎「石鹸の匂い……風呂でも入ったのか?

咲「あ、お帰り!」

京太郎「ただいま。みんなは?」

咲「優希ちゃんは寝てて、部長や和ちゃんは、個人戦に向けてミーティングしてるよ。」

京太郎「咲は良いのか?」

咲「うん。私は問題ないから。」

京太郎「そうか。」

咲「遅かったね。」

京太郎「ああ。ちょっとトラブルあってな。」

咲「トラブル?」

京太郎「医務室、やって無かったんだよ。」


咲「そうなの?」

京太郎「ああ、だから、頭痛薬、人に貰ってさ。」

咲「誰から?(嘘をついてる訳じゃなさそうだけど……)」

京太郎「えっと……忘れた。」

咲「忘れたの?(石鹸の香り……)」

京太郎「ああ、なんか、女の人に貰った覚えは有るんだが」

咲「やっぱり、私がついていた方が……(微かだけど、鶴賀の……わけないよね。)」

京太郎「心配すんなって。本当に困った時は、頼るからさ。」

咲「約束だよ?」

京太郎「おう!」




???

「経過はドウデスカ―?」

「今回は、発動しなかったようです。また、対局中の様子を察するに、性格が少し変化したようです。」

「オーウ、興味深いデース!!」

続く?


疲れたし、次の話はまだ考えていないので、2,3日経っても話し思いつかんかったり、忙しかったら一旦このスレを落とそうと思います。


一応、内容がないようなので転載されないとは思いますが、以下のブログを除き、アフィ、まとめブログなどの方へは転載禁止でお願いします。

http://blog.livedoor.jp/rastenvy/

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