早速来ててワロタｗｗｗ

よし、俺が書いてやろう

ｻﾞﾜ……ｻﾞﾜｻﾞﾜ……

許（きょ）さん「アイヤー、なかなか良い手が来ないアルネ！」ﾂｨｯ ﾀﾝｯ

男（許はさっきから積も切り……俺も後一手が来ないが……）ﾂｨｯ

男（こ、これは！！来た！！役満リーチ！！）ﾀﾝｯ

男（オーラスに来てツイてるぞ俺！！今、トップとの差は31,900！）

男（トップは、ラス親である許嫁！！奴を直撃すれば！！）

許嫁「あっと！手元が狂って牌を倒しちゃった」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

男（あ、あれは！！俺が欲しい牌！！くそ！！欲しい牌が４枚とも止められてるだと！？）

男（くそ！どうしたら……このままでは俺の最下位が決まり……くっ！！）

男（嫌だ！！俺はまだ死にたくない！！）

許「悪いけど、ちょっとトイレ行ってくるアル」

男（どうしたらいいか、今のうちに考えるんだ！！）

許嫁「男さん、あなた、役満リーチしてますよね？」

男（何故それを！？）

男「さ、さぁ？何の事やら？」

許嫁「ふふ、隠しても分かりますよ。だって、今は私が積んだ山ですよ？」

男（な……に……！？もしや、これは罠だったのか！？）

許嫁「ふふ。あなた、これでトップになれないと、死んじゃうんですよね？」

男「………だからなんだ」

許嫁「私のお願いを聞いてくれるなら……高めを振り込んであげますよ？」

男「お願い？？」

許嫁「ええ。詳しくは時間もないので言えませんが……どうします？ちなみに、貴方にわざと見せましたが、貴方の欲しい牌は全て私が押さえてます」

男（く………どうする！？許嫁の話に乗るか……潔く負けて死ぬか……）

許嫁「積もも残り僅か……今更手を替える事は不可能……さあ、男らしく決めて下さい！」

～～～～～～～

男「ロン！！大三元！！親直撃で逆転だ！！」

許嫁「いやぁーん、通ると思ったのにぃー！」

許「アイヤー！最後の最後で男さんがトップに！！」

許嫁「ごめんなさい、あなた」

許「もっと考えて切って欲しかったアルヨ！」

男「では、約束通りこの金は俺のものだ！！」

許「仕方ないアル！！約束アルからね！！」

男「じゃあ、これで俺は帰らせてもらう！！」

許嫁「…………」ﾆﾔｯ

プルルル……ガチャッ
男「ああ、あんたか。あの時は世話になったな」

許嫁『いいですわ。お互い持ちつ持たれつですから』

男「で？あの時言ってたお願いとは？」

許嫁『貴方に、私の妹である「すから」を貰ってもらいたいの』

男「それは………あんたの妹と結婚しろと？」

許嫁『ええ、そうよ。中（チュン）で出したんで「すからちゃん」と結婚してもらいますからね？あと、離婚は死を意味すると思って下さいね』

～～～～～～

男（こうして俺は、自分の命を賭け大金と嫁を手に入れた…………のは良かったんだが！！）

男（何だよこの女！！ジャイ子のが万倍可愛いじゃねぇか！！こんな不細工と一生を過ごすくらいなら死んだほうがマシだった！！）

完