【仮面ライダー龍騎】あなた「戦わなければ生き残れない?」【安価・コンマ】 (493)

ミラーワールドで行われた仮面ライダーによるバトルロワイヤル、『ライダーバトル』が終了してから11年。

あの時確かに消滅したはずのミラーワールドが再び世界に現れた。

この世界に『神崎 士郎』はもういない。では何故、今になってミラーワールドが復活したのか。

新しいミラーワールドを作ったのは『人々の願望』。世界に溢れる人々の願望が結晶になり蘇ったのが『新・ミラーワールド』なのだ。

『新・ミラーワールド』は神崎士郎が『神崎 優衣』に新しい命を与える為に生まれたものではない。

13人の願い持った選ばれし者が自らの願いを叶える戦いのためだけに用意された『決闘場』として生まれ変わったのである。

新たに集められた13人の仮面ライダーの『第2次ライダーバトル』が今始まる。

「戦わなければ生き残れない!」


・仮面ライダー龍騎の世界で生き残りましょう。
・オリジナルモンスターやらオリジナルキャラ・ライダーがメインで登場します。
・もちろん龍騎の世界なので、本編に登場したキャラもでるかもしれません。(時系列は本編最終回後の世界です。真司らはライダーバトルの記憶はありません)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402469128

【ルール】
あなたは13人の『ライダーバトル』の参加者です。願いを叶える為に仮面ライダーとなり手段を問わず、このバトルロワイヤルに最後の一人になるまで勝ち抜きましょう。

【ライダーバトルとは】
仮面ライダー同士で行われるバトルロワイヤルです。この世界でのライダーは『神崎士郎が開発したカードデッキを使用し、戦闘強化服を装着してミラーワールドへ行くことのできる者』を指しますが、今回『新・ミラーワールド』での戦いということでシステムが少し変わってきます。
現在、神崎士郎が作ったシステムが一人歩きしています。参加者は無作為に選ばれ、デッキがその人の目の前にほぼ同時期に現れます。
デッキを手に入れたその瞬間からモンスターの存在を(例の金切り音で)気付き始め、そこから戦いの渦へと巻き込まれていくのデス。スタンド使いは……ではなくてライダーは引かれあう。

【死亡について】
あなたはもしかしたら死んでしまうかもしれません。
他のライダーに倒されて死んでしまうかもしれませんし、デッキが破壊されてモンスターと契約が打ち切られ食べられて死んでしまうかもしれません。色々な可能性があります。あなたが不治の病だったり、トラックに轢かれたり、占いが外れたり、ガードベントされたりetcetc…
とにかくあなたが『ライダーバトル』に参加している限り、死の影は周りをうろちょろしています。
死んだら終わりです。ほぼノーコンティニューなので気を付けましょう。

では始めます。あなたの性別を教えてください。
↓2

「あなたの名前を教えてください」
↓2

「あなたの名前は『御嵩 聖(みかさ ひじり)』」

「あなたの年齢を教えてください(満16歳以上)」
↓2

「19歳ですね。では職業を教えてください」
↓2

???「で、高校卒業後警察学校に入ったと……」

聖「はい」

性格安価↓4まで

聖「運動が好きで高校時代はバスケ部に所属してました! あ、あと以外と根性がある方です!」

???「そういうのはいいですから。で、今日仕事は?」

聖「今日は非番です! だからこうしてバイクでひとっ走り……」

???「うん、見れば分かります。で、最後にもう一つ聞いていいですか?」

聖「はい?」

警察官「なんで警察官の君が、今、スピード違反で僕に止められてるのかな!?」

聖「あ、あははは……」

警察官「で、聖くんね。はい」

聖「はい?」

警察官「免許証だよ、免許証!!」

聖「え、あ、はい! えーっとカバンの中に……」

警察官「免許証不携帯までやらかすんじゃないだろうね」

聖「い、いえそんなことは……あ、ありましたありました! はい!」

警察官「……うん? カード入れじゃないかこれ! もう!」

聖「すいません!! (あ、あれ? こんなカード入れ持っていたかな?)」

聖「あ、ありました免許証! よかった~」

警察官「『よかった~』じゃないよ! 次からは気を付けるんですよ!」

聖「は、はい……」

警察官「ホントだからね!」

聖「はい……」

警察官「危なっかしい子だったな……。東京の子って皆こんな感じなのか?」

???「……ギ、ギギ」

警察官のバイクのミラーに映る空飛ぶ巨大な影。青い巨大なシルエットは明らかにこの世界の生物とは違う生き物。
偶然にも警察官は眼鏡をかけ直していた為、注意深く『それ』を見ていなかった。

警察官「今ミラーに何か……? ああー、東京のトンボってでっかいんだなァー」

???「ギギ」

レイドラグーン1「ギ……」

レイドラグーン2「ギギ……」

ここでプロローグおわり。聖はこういう人です。OPが流れるとなお良い。

そして、家族構成を安価します。
↓2

父母兄2人の構成ですね。

次は聖の家の経済状況をコンマで判定します。龍騎の世界ではキャラの経済状況が色々鍵になってきますからね。

0:大会社の社長の娘
987:裕福な家庭
654:普通の家庭
321:貧しい家庭

1に近いほど過去が荒んできます。

直下

普通の家庭です。中の中で平均的な家庭です。

では次に、戦闘・運動・身体能力の判定をします。これは戦いの中で重要なものになります。

0:生身でもモンスターと渡り合えるほど
987:資質がある
654:普通
321:得意ではない(ヘタ)

直下

強いです。警察官だからでしょうか? とても主人公しています。変身しなくてもモンスターから自分の身を自分で守ることができます。これは重要です。何より食べられません。

次に変身前のHPを判定します。(0は10として判定します)
直下

強いです。しぶとく生き残ることが大事です。HPは変身後にまた上乗せされます。

HP(変身前)は70%になると『軽傷』、50%で『重傷』、30%になると『気絶』になります。

0になるともちろん死にます。

では他に何か質問はあるでしょうか?

契約モンスターはもう少し先?

ライダーの人数は13?

戦闘システムはコンマ性?

本編みたいに主人公が死んだらそのまま続行?

>>57 『1話』で契約モンスターを決めたいから少し先

>>58 はい。13人です。疑似も……

>>59 はい。基本コンマ性ですが、カードを使って一発逆転もできるかも?

>>60 また別のライダーが主人公として現れるかもしれません。

他に何もなければ『1話』を始めます

聖「はぁ……。わたしとしたことが……」

バイクを走らせる聖。後ろを走っていたバイクに追い越されそうになり、ムキになってスピードを出しすぎてしまったのだ。

聖「……チクショー! さっきのバイクの奴覚えてろー!」

警察官に止められてしまった為、結果的にはそのバイクには追い越される形になってしまったのだが……。

聖「むぅ……。わたしが捕まったときのあいつの顔~……」

思い出すのは警察官に止められたあの瞬間のこと。

――回想

警察官『そこのバイクの女の子止まりなさい。そこのバイクの女の子止まりなさい』

聖『や、やっちゃった!』

警察官『そこのバイクの女の子止まりなさい。そこのバイクの女の子止まりなさい』

聖『止まります! 止まりますってばぁ!』

警察官『そこのバイクの女の……。はい、スピード違反です。あなたの名前を教えてください』

聖『御嵩聖です……』

警察官『では職業を……』

聖『……警察官です』

白バイクの男『(バーカ)』ブロロ…

聖『あっ! 今絶対バカって言ったバカって言った!』

警察官『な、なに?』

聖『バカって言った方がバカーーーー!』

聖「パイザー上げてまでわたし見てたし!」

聖「絶対バーカって言ってたし!」

聖「ホント腹立つ……」

聖「そうだ! こんな日は!」

聖が怒りを静める為にする行動とは
↓2

聖「パフェだ! パフェ食べに行こう!」

何を隠そう聖のストレス発散方法はパフェのドカ食いなのだ。

聖「急がなきゃ!」

聖がパフェを食べに行く店の名前
↓2

――喫茶ポレポレ

聖「おやっさーん! パフェ!」

おやっさん「はいよ。聖ちゃんよく食べるねー」

聖「はいー! あれ? パフェ作ってるの新しいバイトさん?」


おやっさん「少し手伝ってもらってるだけだけどね、レンくんだよ。器用で店の装飾も作ってもらったんだ」

聖「へぇー」

聖「お腹も膨れたし、せっかくの休みだしどこ行こうかな……」

↓2

???「ギ……」

――警察署・道場

聖「たのもーう!」

先輩「休みの日まで剣道の練習に来るなんてお前も物好きだなぁ」

聖「いいじゃないですか! 今日は身体を動かしたい気分なんです!」

先輩「まったく、お前はホントに筋肉バカだな!」

聖「なんとでも言ってください! 先輩、お相手よろしくお願いします!」

先輩「どっからでもかかってこい!」

↓2 先輩の名前 性別 年齢

飯田士郎(54)「かぁーっ。お前は強いなぁ! 俺だって昔はインターハイに出るほどの腕前が……」

聖「今はわたしの時代なんです!」

飯田「言ってくれるじゃないか。俺も修業がが足りんってことか。まだまだ負けてられねェ! ハハハハハ!」

聖「いつでも相手になります! わたしだって負けてられm」

キィィィィィィ

聖「うッ……!」クラッ

飯田「おいおい、無理しすぎじゃないか?」

聖「そ、そうですかね? 急に頭痛が……というか耳鳴り……というか目まい……というか」

飯田「ホントのバカになっちまってるんじゃないだろうな?」

聖「失礼な!」

聖「頭痛、もう大丈夫です」

飯田「そうか。お前は若いんだからな。無理すんなー」

聖「ありがとうございます……」

飯田「明日は忙しいからゆっくり休め―。なんせ『11年前の事件の再調査』だからなー」

聖「はい……」

1、『11年前の事件』?

2、着替えてきます

3、その他
↓2

聖「着替えてきます……」

飯田「お、おう。無理すんなよー」

――更衣室

今日は警察官なのに警察官に捕まり、他人に笑われ、そして謎の耳鳴り。とにかくツいてない。カバンにいつの間にか入っていたカード入れのようなものを少し触って見ていた。

聖「……はぁ」

キィィィィィ

聖「ま、またあの音……。だ、誰!?」

更衣室奥にある鏡の向こうには自分の姿と……青い影。後ろを振り向くがそこには誰もいない。だが、鏡の中には確かに『ソイツ』がいた


???「ギ……」

レイドラグーン1「ギシャアアアアアア!!」

鏡の中から怪物が1匹現れ、こちらに飛んでくる。

聖「うわあああああっ」

1、逃げる
2、戦う
3、人を呼ぶ

↓2

聖「お、お前なんだっ!?」

レイドラグーン1「ギ……」

聖「と、とにかく戦う!」

聖の目の前にあったのは、さっき使っていた竹刀。これを使ってどうにか人間には見えないあの敵を倒すほかない。

カード入れのようなものをポケットに入れて、竹刀を取り構える。

聖「こ、こいッ!」

レイドラグーン1「ガアアアアッ」

【BATTLE START】

【バトルについて】
バトルは基本先攻後攻に分かれて攻撃しあいます。それぞれの状況に合わせて補正が付く形になっています。
不利な場合は逃げることも大事です。

今回相手はモンスター。方や人間です。無理すると死にます。

【ダメージについて】
それぞれキャラには攻撃力と防御力というものがあり、攻撃力が防御力を超過した分ダメージを受けます。

残念ながら生身の人間には防御力なんかありません。回避するしかないのです。

【ステータス】

【御嵩 聖】HP9/9 攻撃力2(装備:竹刀 攻撃力+1) 防御力0 【補正】生身の人間(相手の攻撃が当たった場合自分へのダメージ+2)

【レイドラグーン】HP11/11 攻撃力2 防御力2 【補正】なし

【先攻はレイドラグーンです】

【ターン1】

怪物は素早かった。頭から生えている4枚の羽根であっという間に聖との間合いを詰めた。

手に付いた巨大な爪で彼女の身体を切り裂こうと腕を大きく振り上げる。

聖「は、早すぎッ……!」

0:その時不思議なことが起こった!
9876:回避成功
54321:回避失敗

【補正】戦闘・運動・身体能力が高い(0を除くコンマに+1されます)
直下

【回避失敗】
相手は怪物。突然すぎて身体が反応しきれなかった。爪は聖の背中を裂いた。

聖「ああッ……うぁ……」

服は破れ背中からは血が流れる。痛みをこらえようと歯を食いしばろうとするが、激痛に我慢できず口から荒い息が漏れる。

レイドラグーン1「ギチギチギチ」

【2(レイドラグーンの攻撃力)-0(聖の防御力)=2+2(聖の補正『生身の人間』)=4】

【4のダメージ】

【聖のHP5/9(軽傷)】

【後攻はあなたです】

突然のことすぎてよく分からない。現在なんとか立って意識を保っているが、発狂寸前だ。

聖「な、なんとか、なんとかしなきゃ。戦わなきゃ……」

凶悪犯にも立ち向かえる勇気がこの生き物には通用するのか。分からない、だがやって見なければもっとわからない。

聖「で、でも……」

奮える足に喝を入れるだけで精一杯か。敵は目の前。何をすべきか考える。

1、助けを呼ぶ

2、戦う

3、逃げる

↓2

【3、逃げる】

聖「に、逃げなきゃ!」

竹刀を構えたまま相手との間合いを離し、隙を見て更衣室を出て走り出した。とっさにドアを閉めたが、後方ではすぐに何かが力任せに破壊されたような音が聞こえた。

もう閉めたドアは怪物により破壊されてしまっただろう。だが振り向いている余裕はない。ただただ逃げるだけだ。

聖「逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ……」

0:その時不思議なことが起こった!
9876:逃げきった?
54321:追いつかれた……

【補正】戦闘・運動・身体能力が高い(0を除くコンマに+1されます)
直下

【0:先輩……?】

走って走って走って走り続けたが、先ほどの攻撃もあってか息が整わず足がもたつく。

レイドラグーン1「ギギギギギギギ!」

近づく怪物の羽音、鳴き声。何故自分が、何故自分がこんな目に合わなくてはならないのか。思いつく節は……なくはないが。

聖「なんで!? なんでわたしなの!? なんで!?」

感じる自分の非力さ。迫る死の恐怖。それを表すかのように流れる背中の血。

聖「だ、だれk」

人を守るべき自分が誰かの助けを求めてはいけない。そう思っていた。出してはいけない言葉が出そうになる。

聖「誰か……た、たす」

飯田「よう。来たぜ」

目の前に突然現れた先輩。足はとうとうもつれにもつれ彼の前で転んでしまう。

聖「せ、先輩! 危ないです!」

不安そうに声をかけるが、飯田は怪物が飛んでくるのを黙ってまっすぐ見ていた。

レイドラグーン1「ギギギギギギ」

怪物はなおもスピードを緩めずこちらへ向かって飛んでくる。

飯田「またお前らかよ。職場にまで来やがって……まったくきりがないったら」

飯田はポケットの中から何かを取り出し、それを窓へ向けた。窓から溢れる太陽の光で彼が何を取り出して何をしているかはよく分からない。

飯田「おい、聖。少し目、瞑ってろ。どうにかしてやっから」

聖「え? え? 先輩?」

飯田「早く!」

普段、そんなに怒るタイプではない飯田に怒鳴られ思わずビクついてしまった。「どうにかしてやる」と言われても相手は怪物。自分と同じ人間である彼がかなう相手ではない。しかし、彼の言葉には不思議と説得力があった。

飯田「早くしろって!」

聖「え、あ、う」

1、目を閉じる

2、目を閉じない

↓2











飯田「変、身ッ!」










聖「あ、あれ? 先輩?」

指示通り目を閉じていた聖が目を開けると、飯田も怪物の姿もなくなっていた。

「ギギ……!」

「だアッ! ハッ!」

しかし、どこか遠くからかすかに飯田の声も怪物の呻き声だけは聞こえている。

聖「ど、どうすればいいの!?」

1、窓に近づき見る

2、再び逃げる

3、その他

↓3

聖「せ、先輩がどうにかしてくれているうちに逃げなきゃ……」

飯田もいなくなってしまったのだが、自分を追う怪物がいなくなったのも事実。彼の言葉を信じ今はこの警察署を脱し、逃げるほかない。

聖「せ、背中……痛い」

聖はゆっくりと立ち上がり辺りを確認すると再び走り出す。

0:その時不思議なことが起こった!
98765:逃げきった!
4321:また……

【補正】戦闘・運動・身体能力が高い(0を除くコンマに+1されます)
直下

【0:戦え……】
???「……」

またしても聖の目の前に現れる人影。しかしそれは怪物ではなく人間の男性の姿をしていた。

聖「あ、あなた誰!?」

???「俺は……私は……ぼくは……『 』。お前は『仮面ライダー』。13人の『仮面ライダー』は最後の一人になるまで戦う。願いを叶える為自分で選んだはずだ。それが『掟』」

聖「仮面ライダー? な、なんなのそれ?」

???「デッキを出せ。契約しろ……」

聖「で、デッキ?」

『デッキ』という言葉を聞いてポケットの中から、いつの間にか入っていたカードケースを取り出し男に見せた。

???「それでいい……。戦え、御嵩 聖」

聖「ちょ、ちょっとどういう意味!? 消えないで教えてよ!!」

男は静かに頷くと鏡の中に消えて行った。それと入れ替わるように鏡の中から化け物が現れる。

聖「ま、また化け物!? ……でもさっきのとは違うの?」

その化け物はさっきのトンボのような化け物と違い『↓2』のような姿をしていた。

人型の上半身、魚のような下半身。機械のような姿をしているが、まるで生物のように動いている。ヒレを器用に動かし、空中を優雅に泳ぐその動きは『怪物』というものとは程遠い。

???「キィ?」

聖「あなた、まるで人魚みたいね」

この人魚のような怪物は人懐っこく自分を襲ってくる気配もない。あんなにさっきまで似たようなヤツに追いかけられていたのに、あまり恐怖感はない。すると再びどこからともなく『虚像』の声が聞こえてきた。

『虚像』「鏡の中でお前の先輩が戦っている。どうする?」

聖「せ、先輩が? でも、どうする? たって……」

『虚像』「こいつと契約して戦うか、こいつに食い殺されるかどちらかを選べ……」

1、契約
2、逃走

↓2

聖「守らなくちゃいけないもの……それは……」

聖はカードケース。いや、デッキからカードを一枚引いた。カードに書かれてある名前は『CONTRACT』。仮面ライダーがミラーモンスターと契約する際に必要なものだ。

『虚像』「そうだ。それでいい……」

聖「おいで……」

静かにそう呼ぶと人魚型のモンスターはカードの中に飛び込んでいった。デッキは眩い光を上げ辺りを包んだ。

光が収まるとそこにたっているのは一人の戦士だった。銀の仮面、ソリッドフェイスシールドにはブルーの複眼が覗く。青いアーマーに、尾びれのような形をした足。ベルト状のカードホルダー『Vバックル』には人魚を模した銀色のカードデッキが収められていた。

聖「これが……わたし? これが……『仮面ライダー』?」

自分の新たな姿に驚きを隠せない聖。『いつの間にか』入っていたカードデッキに導かれたと思っているのだ。しかし、願いを叶える為の戦いに『いつの間にか』なんて言葉はない。これは彼女が望んで参加した戦い。

聖「わたしの願い……。それは……」
↓3

聖「『守れる範囲すべてを守る』こと……! 先輩、絶対守ります! 今、行きます!」

聖、いや、仮面ライダーは敵から逃げることをやめ、鏡の中に入っていった。

聖「ここは……?」

鏡の中に入ると、現実世界とミラーワールドを結ぶ次元空間『ディメンションホール』に到着する。そこにあるのは一台のビッグスクーター『ライドシューター』。ライダーはこれに乗ってミラーワールドへ突入するのだ。乗り手を見つけたライドシューターは射体上部を開き、聖に乗るように促した。

聖「これに……乗るのね?」

彼女が心配げにシートに座ると、それをよそにライドシューターは急発進した。

聖「ちょ、ちょっと止め、コラ!」

最高時速930km、生身の人間であればふっとばされているが、変身しているおかげでなんとか振り落とされずに済んだ。

かくして仮面ライダーとなった『御嵩 聖』。逃げることをやめ、戦うことを決めた彼女に先輩は救えるのか!?

次回、『仮面ライダー龍騎』!

城戸真司「俺出てないけど!?」

キット「クァーメンライド!」

城戸真司「誰だよ!」

浅倉威「サバじゃねぇ!」

城戸真司「誰だよ!」

戦わなければ生き残れない!

終わり。30分って長いですね!

「2話」……の前に、色々決めます。まず、聖ライダーの名前を決めたいのですが、『仮面ライダーサイレン』? なるほどいいかもしれない

他に何か案はありますか? なければ聖のライダーを『仮面ライダーサイレン』にします。

では聖ライダーはこれから『仮面ライダーサイレン』と表記することにします。本編でその名で呼ばれるかは分からないけど……。

『メロウ』の案を出してくれた方、ありがとうございます。ごめんなさい。

では、次に『仮面ライダーサイレン』の人魚型契約モンスターの名前を安価します。見た目のイメージを書いてくれると想像しやすいですね。
↓3くらいまで

では、
1、ブルーローレライ
2、アビスマーメイド
3、ブルーメイラ
の中から一つ選んでください。
↓3

聖の契約したモンスターの名前は【ブルーメイラ】です。

メタリックブルーの人魚型モンスター。身体は華奢で他のモンスターと比べ穏やかな性格をしている。
力の弱さを補う幻覚を見せる能力に特化しており、その能力を活かして上半身を人間の少女の姿に擬態させ人間をおびき寄せ捕食していた。

『セイレーン』の元ネタも交えてスペックはこんな感じでいかがでしょう。

ごめんなさい【アビスマーメイド 】でした……

アドベントカードも安価したいですが

それより先に次は、サイレンの『召喚機』(バイザー)を決めましょう。バイザーとはカードを使うために必要なカードリーダーのようなものです。
『仮面ライダー龍騎』本編では、身体の一部に装備されているか、武器としてもしようできる物(例えば銃の形をしているとか、盾の形をしているとか)の2種類に分かれていました。

武器であればその形と名前を。体の一部にある場合は、そのバイザーがある体の場所を教えてください。
↓4 まで

ここから↓4で

そうですね。名前もせっかく考えてもらったのに申し訳ないですが、他の仮面ライダーに倣って『○○バイザー』で統一しましょう。すると、『アビスバイザー』になってしまうのですが『仮面ライダーディケイド』に出てきた『龍騎の世界』のライダー『仮面ライダーアビス』のバイザー『アビスバイザー』ともろかぶり……。

大人の事情ということで『マーメイバイザー』ということにしましょう。

形状は5案あるのでそこから選んでください!
1、銛
2、バルディッシュ型
3、肘に固定
4、薙刀型
5、右腕に装着された透明がかった青色背鰭型のバイザー

↓3

「4、薙刀型」
薙刀型のバイザーになりました。ファムはバイザーがレイピア型なので、またそれとは違う感じですね。この際あまり被ったとか気にしない方がいいです。

長くなってごめんなさい。『2話』は今日の内に難しいかも。もう少し(かなり)お付き合いください。
次はサイレンのアドベントカードを決めていきましょう。

【アドベントカードについて】
アドベントカードとは仮面ライダーが戦う際に使うカードです。コンマと安価で戦うこのスレ内では、カードを使うことで逆転のチャンス、または優位に戦うことができるかもしれません。

ライダーが基本的に共通して所持しているカードは、モンスターを召喚する『アドベント』と必殺技を放つ『ファイナルベント』の2枚です。

持てる枚数は4~7枚までです(アドベント、ファイナルベント含む。サバイブ、また特殊な状態である『仮面ライダー王蛇』と『仮面ライダーオーディン』を除く)。

訂正3~7枚ですね。インペラーが3枚しか使ってませんでした。彼は使う暇もなく死んでしまったのかは分かりませんが、さすがに3枚だけで戦えなんて言いません。

さて、聖がデッキ内のカードを何枚持っているかコンマで判定してみましょう。(『アドベント』『ファイナルベント』含む)

09:手数は多い方が良い。7枚
876:手堅く攻めろ。6枚
5432:龍騎ライダーで一番多い。5枚
1:お前は蟹だ。4枚

直下

残念。いや、逆に考えるんだ『1枚のカードを器用に扱えるライダーになればいいや』と考えるんだ。

皆さんには『アドベント』『ファイナルベント』を除いたアドベントカード案を出してもらいます。

カード名は『仮面ライダー龍騎』劇中に出てきたカードでも良いですし、皆さんが考えた者でもOKです。ただし、装備を召喚する場合は『アビスマーメイド』の身体のどこを模ったのか表記してください。

↓テンプレです。
カード名:例 ソードベント
技/装備名:例 ドラグセイバー
効果:例 ドラグテイルを模した青龍刀のような剣。

これを参考に書いてくれると嬉しいです。↓5あたりまで

ありがとうございます。5枚ほど出ましたので選びましょう。まずは1枚目から

1、スイングベント
2、アクアベント
3、シールドベント
4、スピアベント
5、ミラージュベント
↓2

ありがとうございます。『シールドベント』に決まりました。では、『ソードベント』も足して最後の一枚を決めます。

1、スイングベント
2、アクアベント
3、スピアベント
4、ミラージュベント
5、ソードベント

↓2

そうですね、『シールドベント』は『ガードベント』にしましょう。では、『スイングベント』に決まりです。

戦闘中の能力は、その時までお楽しみに。

仮面ライダーサイレンのファイナルベントの名前↓2

『ファイナルベント』
フルクトゥス・アクエリア の案です。

アビスマーメイドが敵に幻覚を見せる→怯んだところに釣竿型にしたサイレンリールの先端を身体に刺しこむ→一本釣りのように一気に引き上げ宙へ投げ飛ばす→アビスマーメイドのアシストを受け飛びあがり、ち反転しながら両足でけりを食らわす。

イメージは一号の『電光ライダーキック』です。他に案があったらお願いします。

良いんじゃないですかね?
技名的には水(洪水)が幻覚なりで欲しいところ

長い時間ありがとうございました。これで『仮面ライダーサイレン』の完成です。

次は飯田ライダーです。サイレンを決めるのにも時間がかかってしまったので自分で決めちゃおうかなーとも思ったのですが、もう少しお付き合いください。よろしくお願いします。

>>256
水中の幻覚……いいですね。水系の幻覚を見せる形にしましょう。

では、飯田ライダーの契約モンスターの案をお願いします。

モンスター名、モチーフとなった生物、色。見た目についてもあるとなお良いです。

また、『仮面ライダー龍騎』に出て来たミラーモンスターでも良いです。既存モンスターの色違いでも燃えますね

↓3くらいまで

ありがとうございます。ではこの中から選びましょう。

1、ガルドストーム
2、フォックスパイダー
3、ゾウモチーフのモンスター
4、ヴォルバグロ
5、ボルキャンサー(この場合飯田ライダーは『仮面ライダーシザース』になります)

↓2

ありがとうございます。『フォックスパイダー』に決まりました。飯田先輩54歳、かっこいいです。

では、ライダー名もサクッと決めてしまいましょう。
↓2

『仮面ライダー狐蛛(コシュ)』でしょうか? 先輩は仮面ライダーとなった聖にどのように接するのでしょうか? 楽しみです。

では、次は狐蛛のバイザー『フォックバイザー』の形状をお願いします。↓3

『フォックバイザー』はガントレット(籠手)型になります。特に指定はないので左手に装着されているということで。
飯田さんは右利きなのでしょうか?

では、飯田さんのデッキにカードが何枚入っているのか判定してみましょう。(『アドベント』『ファイナルベント』含む)

09:イライラしないで。7枚
876:人間はみんなライダー。6枚
5432:スタンダードを行く。5枚
1:幸せになりたかった。4枚

直下

飯田さんは54歳でも運動能力おばけの聖と剣道ができるくらいなので多少はね?

では、皆さんには『アドベント』『ファイナルベント』を抜いた5枚のカードの案を出してもらいます。

>>228の注意事項を呼んで送ってください。よっぽどの被りがない限り問題ないとは思うのですが……どうだろ。

↓5くらいまで

設定上では『コピーベント』や『スチールベント』などの一部の契約紋章の付いていないカードは全てのライダーが使えるはずなんですが……。本編で活かされたのは『サバイブ』の時のみでしたね。このスレではこの設定も使っていけたらいいなぁ。

では、この中から5つ選んでください。まず一つ目は
1、キャッチベント
2、トリックベント
3、コピーベント
4、ガードベント
5、ソードベント
6、シュートベント(狐炎連弾)
7、シュートベント (フォックステイル)
8、シュートベント(ホロウクレート)
↓2

一枚目、『ソードベント』です。フォックスパイダーの尻尾は鋭利な刃物様な形をイメージします。

では、二枚目は
1、キャッチベント
2、トリックベント
3、コピーベント
4、ガードベント
5、
6、シュートベント(狐炎連弾)
7、シュートベント (フォックステイル)
8、シュートベント(ホロウクレート)
↓2

二枚目、『ガードベント』です。狐蛛を倒せるライダーはいるのでしょうか?

三枚目を選びましょう。
1、キャッチベント
2、トリックベント
3、コピーベント
4、
5、
6、シュートベント(狐炎連弾)
7、シュートベント (フォックステイル)
8、シュートベント(ホロウクレート)
↓2

3枚目、『キャッチベント』です。ごめんなさいプレイスベントを入れ忘れていました。

では、4枚目を決めちゃいましょう

1、キャッチベント
2、トリックベント
3、コピーベント
4、
5、
6、シュートベント(狐炎連弾)
7、シュートベント (フォックステイル)
8、シュートベント(ホロウクレート)
9、プレイスベント
↓2

四枚目、『シュートベント(ホロウクレート)』です。なかなかバランスがいいですね。敵にはしたくないタイプです。

では最後のカードを選んでください。
1、
2、トリックベント
3、コピーベント
4、
5、
6、シュートベント(狐炎連弾)
7、シュートベント (フォックステイル)
8、
9、プレイスベント
↓2

最後のカードは『コピーベント』でした。変則的な戦い方が得意なようですね。

ご協力ありがとうございました。今回はこれで終わりです。

狐蛛のファイナルベントについては本編にて……

前回の『仮面ライダーサイレン』は……

警察官『御嵩 聖』の目の前に現れる謎のカードデッキ。

聖(こんなカード入れ持ってたっけ?)

鏡の中から現れ、彼女に突如襲いかかる怪物。

レイドラグーン1「ギギ……」

先輩『飯田 士郎』の変身。

飯田「変っ、身!」

『虚像』を名乗る謎の男。そして『ライダーバトル』。

『虚像』「戦え……」

アビスマーメイド「キィ……」

聖「わたしの願いは……」

聖(変身体)「待っていてください先輩!」

聖は現実世界と『ミラーワールド』を行き来することのできるマシン『ライドシューター』に乗り、飯田の元へ向かっていた。

新しい自分の姿にも適応し、ライドシューターのモニター部分が全く下がらないこと以外何も問題ない。

聖(変身体)「これ、開いてていいの!? 開いてていいの!?」

聖(変身体)「寒いんだけどーーーー!?」

一方、ミラーワールドでは――

反転された警察署内で怪物と白の鎧を来た戦士が戦っていた。飯田。違う、この姿での名は『仮面ライダー狐蛛(コシュ)』。

レイドラグーン1「ギ……ギギ」

仮面ライダー狐蛛(以下狐蛛)「相手にならんね……。最後は『これ』で十分だ」

ベルトに装着されたデッキからカードを取り出し、左腕に付いたガントレット型のバイザーにそれを装填する。

『ソードベント』

機械的音声と共に狐蛛の手に刀が召喚される。

既に怪物は頭にある羽も破壊されやっと立っているだけの状態。戦う意志はまだあるようだが、最早敵のボディに爪を立てる力も残っていない。

狐蛛「終わりだッ」

爆炎が辺りを包む。

ここでOP。いーまー一人一人の胸の中―。何か質問あればお願いします。

飯田さんは願いあるのだろうか
やっぱコンマで判定?

ぶっちゃけ主人公以外のオリジナルライダーの製作は>>1に丸投げしたい

モチーフは決めたい
カードは細かくなくていいけど大雑把に正統派か特殊系かとかは選びたいな

>>363
それってファイズじゃね?

>>364 聖の願いを決めたときのようにしたいと考えています

>>365 ちょっとそれは寂しいかなーって

>>368 が、がんばります

>>369 しーっ

他にありますか?

>>1がOPを間違えたのも全部乾巧ってやつのせいなんだっ

うーむ、本人のカラーリングが白基調なのに深紅のアーマーって何かあれだな…
>>1的には特に問題ないかな?

>>1は13人の中で誰が一番好き?
デッキとかモンスターの性能諸々含めて

モンスターやライダーの撃破による強化はある?

>>372 木場「いや……それは……何かの誤解で……」

>>374 イメージとしては白を基調としたスーツに赤い血管のような模様が張っているという姿(狐の面または隈取)をイメージしています。ごめんなさい。

>>375 ベルデが好きです。だまし討ち戦法が燃えます。キン肉バスターなファイナルベントもよく分からないけどステキ。

>>376 ごめんなさい特に考えてません。

原作放映当時ランドセル背負ってた年齢だけど
単純馬鹿だったから仮面ライダーの記憶は
一部戦闘シーンとOP、おぼろげな一部エピソードしか残ってない

原作の知識ないとやっぱり参加はきついかな?

>>384 大丈夫大丈夫。気になったらDVDを見てみてください。

OPが終わります。走り続けても~

爆炎の中、狐蛛は一人立っていた。

狐蛛「聖のやつぁ大丈夫かな……」

???「ギ……」

狐蛛「な、なに!?」

ミラーワールド内の警察署の窓の向こうから聞き覚えのある鳴き声が聞こえた。そこに飛んでいるのは確かにさっき倒したはずのモンスター『レイドラグーン』。先ほどのとは別個体のレイドラグーンが数対のモンスターを引き連れてやってきたのだ。

レイドラグーン2「ギギギギ」

シアゴースト1「フィ、フィ」

シアゴースト2「フィ」

シアゴースト3「フィフィフィフィ」

狐蛛「こいつぁ……厄介だな」

狐蛛は窓を開け、モンスター軍団を倒すべく外へ飛び出した。

狐蛛「時間がない。さっさと片付けてやらぁ」

モンスターの群れにソードベントで出した太刀『フォックスブレード 』を構えたその瞬間。

聖(変身体)「うわあああああああああああああああ」

鏡の中から外へ向かってライドシューターが飛び出してきた。マシンは暴走し、モンスターの方へ突っ込んでくる。

シアゴースト3「フィ!?」

反応しきれなかったモンスターの一体はマシンの突進を真正面から受け爆散した。その後、モンスターとぶつかってスピードを落としたライドシューターはスピンをし、やがて完全に停止した。

マシンから降りる聖。高速回転したおかげでフラフラしながら歩いている。乱入者に狐蛛もモンスターも戸惑っている。

狐蛛「時間がないってのにまたまたやっかいな……」

聖(変身体)「目、回る……」

聖は頭を押さえながら、狐蛛の方を見た。姿は違えど知っている声に安心した。

聖(変身体)(ホントに先輩変身してる……)

一方、狐蛛は変身した聖(とはまだ気づいていないが)に警戒の色を見せる。

狐蛛「お前……ライダーだな? と、なるとこいつはお前の契約モンスターってところか?」

聖(変身体)「え? あ、あの……」

狐蛛「俺がバテたところを狙うつもりだろ? ふん、そううまくいくもんかよ!」

太刀の先を聖に向ける。どうやら状況がわかっていないようだ。

聖(変身体)「↓3」

1、そう、わたしも『仮面ライダー』……。

2、そ、そうですけど! わ、わたしですわたし! 聖です!

3、その他

聖(変身体)「その声、先輩ですね!大丈夫ですか?怪我とかしてませんか?」

狐蛛「…………聖? お前聖なのか?」

聖(変身体)「はい! 色々あって! ……そのー、助けに来ました!」

狐蛛「ってーことは、だ。いや、ああ、お前も……『願い』があって」

聖(変身体)「もちろん! わたしの守れる範囲を全て守る! それがわたしのねが」

狐蛛「バカやろォ! 全員命をかけてるんだぞ!? そんなことで……いや、お前が『そんなこと』に命をかけるタイプだっつーことは俺が一番知ってるんだったな」

レイドラグーン2「ギギ」

聖(変身体)「うわっ!」

狐蛛「おい、聖!」

聖(変身体)「は、はい!」

狐蛛「俺の心配はいい! こうなっちまったからには一緒にこいつらを倒すぞ! やり方は分かるだろ?」

聖(変身体)「は、はい! なーんとなく!」

モンスターの群れは聖も敵として認識したようだ。狐蛛を含めた2人を追い詰めようとジリジリと近寄ってくる。聖は怪物と戦う決心はしたもののいまいち勝手がつかめない。

聖(変身体)「や、やっぱり無理かも……」

狐蛛「あきらめんな! デッキからカードを出せ! お前が望んだカードが出てくる!」

聖(変身体)「わ、わたしカードゲームは初めてでぇ……」

狐蛛「あぁ、もうお前ってやつは! 分かった、俺が見本みせてやる。お前も続けてやれよな!?」

聖(変身体)「が、頑張ります!」

【BATTLE START】

長いCMでごめんなさい。ここで変身した聖のHPがどれくらい増えるかコンマ下一桁で判定します。↓1(変身前つまり生身の状態の聖のHPは9です。0は10とします)

【アドベントカードについて】
あなたは戦う時に幾つかの選択肢が出ます。1つは『戦う』『逃げる』。そして『アドベントカード』です。
アドベントカードは主に、特殊武器・防具を召喚します。カードを使うのには1ターン消費しなければならないので、使い時を間違えれば死にます。

hp1増えます。

【御嵩 聖(変身体)】HP10/10 攻撃力4(装備:マーメイバイザー 攻撃力+2) 防御力2 【補正】なし

こんな感じですね(絶望)。カード使えばワンチャンあります

【ステータス】

PLAYER
【御嵩 聖(変身体)】HP10/10 攻撃力4(基本攻撃力2 装備:マーメイバイザー 攻撃力+2) 防御力2 【補正】なし

【仮面ライダー狐蛛】HP13/13 攻撃力8(基本攻撃力4 装備:ソードベント『フォックスブレード』 攻撃力+4) 防御力2 【補正】なし

ENEMY
【レイドラグーン(2)】HP11/11 攻撃力4 防御力2 【補正】なし

【シアゴースト(1)】HP4/4 攻撃力3 防御力3 【補正】なし

【シアゴースト(1)】HP4/4 攻撃力3 防御力3 【補正】なし

【攻撃は 【仮面ライダー狐蛛】→【御嵩 聖(変身体)】→【レイドラグーン(2)】→【シアゴースト(1)】→【シアゴースト(2)】 の順で進みます】

狐蛛「クソ……。時間がねェ」

狐蛛は自分の手を見ながら舌打ちをした。聖が狐蛛の方を向くと、彼の手がゆっくりとではあるが砂のように消えかけているのが見える。

聖(変身体)「せ、先輩!? その手……」

狐蛛「ああ、そうだ。教えてやる。俺達『仮面ライダー』はこの世界には長いこといれねェ。粒子化はあっちに戻りゃあ治るんだがな」

聖(変身体)「じゃ、じゃあ……。早く倒しちゃえばいいんですね!」

狐蛛「そうくると思ったぜ。脳筋バカ」

聖(変身体)「失礼な!」

【特殊条件】『仮面ライダー狐蛛』が4ターン目終了後に撤退します

【ターン1】

【『仮面ライダー狐蛛』のターンです】

狐蛛「先輩の俺がいいとこ見せてやる」

狐蛛はデッキからカード抜き、バイザーに入れた。戦闘時のカード選択はその持ち主の意思で行われる。自分の持っているカードが何で、どのような時にどのように使えば良いのか把握しておかなければならないのだ。そして、バイザーに入れられたカードは……

『キャッチベント』(相手1体に攻撃力6のダメージ。さらに命中時、攻撃対象のターン終了毎体力-1)

機械音声と共に狐蛛の身体にブースターのような噴出口が出現する。数は全てで九つ、噴出口からは激しく青い炎が上がった。

【攻撃対象→『シアゴースト(1)』】

狐蛛「お前からだヤゴ野郎!」

シアゴースト(1)「フィ!?」

狐蛛は助走を付けた後、背中にも設置してあるそれの力で一度空中へ飛び上がり、怪物へ狙いを定め急降下する。

09876543:命中!
21:避けられた
直下

【命中!】

狐蛛「ライダー、パァンチッ! ……ってか?」

狐蛛の腕は青い炎を上げ、怪物の腹部を貫いた。力の差は大きく、怪物はやられるがままに吹っ飛ばされた。

シアゴースト(1)「フィ……!」

最後の力を振り絞り炎を振り払おうとするが全く消える様子がない。逆に炎は身体のあちこちに燃え移るだけだ。

狐蛛「お前の命が消えるまで、その炎は消えない。そこで燃えつきな」

シアゴースト(1)「フィ、フィ、フィイイイイイイ!」

【6(『ファイア・ネット』の攻撃力)-3(シアゴースト(1)の防御力)=3】

【シアゴースト(1)は3のダメージ!】

【シアゴースト(1)の身体から炎が上がった】

【シアゴースト(1)のHP1/4】

【あなたのターンです】

聖(変身体)「よ~し!」

狐蛛「あまりはしゃぐなよ!」

【行動を選択してください】
1、攻撃(マーメイバイザー)

2、アドベントカード

↓2

聖(変身体)「デッキからカード……デッキからカード……」

狐蛛「早くしろ! やられちまうぞ!」

レイドラグーン(2)「ギイイイイイ!」

聖は先輩から言われた通り、デッキに手を伸ばした。今の自分にふさわしいカード、それは……

1、『ガードベント』
  マーメイスケール(防御力+3 炎攻撃に対してはさらに+2。一定確率で相手の遠距離攻撃を弾き返す)
  効果:アビスマーメイドの鱗の盾。正面に水を纏っており、飛び道具などをはじきやすい。また衝撃に強く、常に水分を纏うため炎にも強い。

2、『スイングベント』
  サイレンリール(攻撃力+4 一定確率で相手を行動不能にする)
  効果:アビスマーメイドの刃のような尾を模した武器でありワイヤーを全て竿に戻すと銛としても使える。ワイヤーの先端には釣り針『アビスフック』が付いており、それが相手に刺さると動きを封じることができる。

↓2

聖(変身体)「この薙刀に入れれば……」

聖は薙刀型の型のバイザーにカードをセットした。

『スイングベント』(攻撃力+4 一定確率で相手を行動不能にする)

選んだカードは『スイングベント』。釣竿型の武器『サイレンリール』を召喚するカードだ。

狐蛛「よし、上出来だ。大丈夫だな?」

聖(変身体)「はい! 釣りなら父さんから習ったことがあるんで!」

狐蛛「そういう問題じゃない!」

【聖(変身体)のターン終了】

【御嵩 聖(変身体)】HP10/10 攻撃力6(装備:サイレンリール 攻撃力+4) 防御力2 【補正】『スイングベント』(一定確率で相手を行動不能にする)

【ENEMY TURN】
レイドラグーン(2)「ギギギギィッ!」

シアゴースト(1)「フィ……」

シアゴースト(2)「フィ、フィ!」

モンスターらは一斉に狐蛛より弱いと判断した聖に襲い掛かる。

聖(変身体)「う、うわっ!?」

狐蛛「お前はもう変身してるんだ! 避けれるだろ!」

098765:回避成功
4321:回避失敗

【補正】戦闘・運動・身体能力が高い(コンマに+1されます)

レイドラグーン(2)↓1
シアゴースト(1)↓2
シアゴースト(2)↓3

【レイドラグーン(2)→聖(変身体):回避成功】

レイドラグーン(2)「ギギ!」

聖(変身体)「ふんっ」

モンスターの爪攻撃から身を翻し回避する。鎧に包まれている身体は変身する前より軽く、敵の攻撃もよく見えている。

【シアゴースト(1)→聖(変身体):回避成功】

シアゴースト(1)「フィ……!」

次は、先ほど狐蛛から攻撃を受けたモンスターの攻撃。体にまとわりつく炎は未だ消えず、体力も残りわずか。動きは他のものより鈍い。その攻撃も余裕げにひらりと避けた。

聖(変身体)「楽勝ーっ」

狐蛛「ば、バカ! 後ろだ!」

聖(変身体)「えっ」

シアゴースト(2)「フィ!」

【シアゴースト(2)→聖(変身体):回避失敗】

一瞬の隙だった。背後に回り込まれ、モンスターからの攻撃を受けてしまった。

聖(変身体)「ぐッ」

変身前に受けた背中が痛む。全体としては大きなダメージではないが、痛みのあまり膝を折る。

聖(変身体)「せ、なかァ……ッ!」

狐蛛「無理をするな! お前は怪我してるんだ。こんな戦いに参加しなくたって……」

聖(変身体)「守るん……です。生きている限り……この力さえあれば……ウっ。自分が守れる範囲をみんな守れる……だから、だから!!」

聖はなおも立ち上がる。

【3(シアゴースト(2)の攻撃力)-2(聖(変身体)の防御力)=1】

【聖(変身体)に1のダメージ!】

【聖(変身体) HP9/10】

狐蛛「終わりだ。そろそろ燃えつきな」

シアゴースト(1)「フィ、フ……」

【シアゴースト(1)に1(『キャッチベント』による継続ダメージ)のダメージ!】

【シアゴースト(1) HP0/4】

モンスターの身体は青い炎にまかれ、灰となり消えた。

【ENEMY TURN END】

【ターン2】

【PLAYER TURN】

【『仮面ライダー狐蛛』のターンです】

狐蛛「一発で終わらせてやる!」

シアゴースト(2)「フィ!」

狐蛛は太刀を構え、モンスターへ斬りかかる。

【攻撃:仮面ライダー狐蛛→シアゴースト(2)】

09876543:命中!
21:避けられた
直下

【避けられた!】

大きく重量のある太刀である『フォックスブレード 』の軌道を読まれたのか、ヒョイと避けられてしまった。

シアゴースト(2)「フィ」

狐蛛「だぁーッ、クソ!」

狐蛛は悔しそうに刀を地面に叩きつける。

【狐蛛のターン終了】

【あなたのターンです】

聖(変身体)「先輩、年なんですからわたしに任せてくださいよ!」

狐蛛「バカにしやがって! 俺の方がライダーとしても先輩だっつーの!」

聖(変身体)「はいはい! とっとと終わらせちゃいますよー!」

【行動を選択してください】
1、攻撃(サイレンリール)

2、アドベントカード

↓2

聖(変身体)「一発釣り上げますよ!」

レイドラグーン(2)「ギッ!」

シアゴースト(2)「フィイイイ」

サイレンリールを釣竿のワイヤーを要領で敵に向かって投げつける。リールが捕えた獲物は……

1、レイドラグーン(2)
2、シアゴースト(2)

↓2

【攻撃:1、聖(変身体)→レイドラグーン(2)】

聖(変身体)「うりゃああああっ」

レイドラグーン(2)「ギ、ギ、ギ!」

狐蛛「がむしゃらに飛ばしたって当たらんぞ!」

ワイヤーは変身前に襲われた怪物と同種のものに向かって飛んでいく。ワイヤーは最長100mまで伸び、それを脳波で動かすことで鞭のような攻撃を可能にする。とはいえ、聖はこれを使うこと自体が初めてでうまくいくかは運任せといったところ。

聖(変身体)「こういうのはフィーリングが大事ですから! フィーリング!!」

09:命中! 針も刺さった!
87654:命中!
321:避けられた
直下

【命中!】

聖(変身体)「ハッ!」

レイドラグーン(2)「ギ、ギ、ギ!」

鞭のようにしなったワイヤーがモンスターに命中。火花を散らしながら身体を切り裂く。

狐蛛「まさかお前!」

聖(変身体)「け、計算通りです!」

【6(聖(変身体)の攻撃力)-2(レイドラグーン(2)の防御力)=4】

【レイドラグーン(2)に4のダメージ】

【レイドラグーン HP7/11】

【PLAYER TURN END】

【ENEMY TURN】

レイドラグーン(2)「ギ……」

モンスターも敵との戦力の差に気付き始めている。弱い方を、つまり聖を一斉に狙うという作戦は変わらない。

【攻撃:レイドラグーン(2)→聖(変身体)】

シアゴースト(2)「フィ……!」

逃げるという選択肢はない。モンスターも生きる為に人間の生命エネルギーを喰らわねばならないのだ。他のモンスターよりも比較的に弱い『レイドラグーン』と『シアゴースト』は群れで行動して人を襲う戦法を得意としている。複数体で1人の人間を喰らうということは、一匹あたりの取り分が少ないということ。今日の奴らは特に飢えていた。

【攻撃:シアゴースト(2)→聖(変身体)】

098765:回避成功
4321:回避失敗

【補正】戦闘・運動・身体能力が高い(コンマに+1されます)

レイドラグーン(2)↓1
シアゴースト(2)↓2

【レイドラグーン(2)→聖(変身体):回避失敗】

背中に攻撃を受けて苦しんでいたのを見ていた『レイドラグーン』は、頭部の羽根を羽ばたかせ聖の背後へ回った。彼女はダメージに対して平気そうに振る舞っているが、疲労は確実に溜まっている。僅かな隙を本能的に察知し背部を切り裂いた。

聖(変身体)「ウゥッ!!」

【4(レイドラグーン(2)の攻撃力)-2(聖(変身体)の防御力)=2】

【聖(変身体)に2のダメージ!】

シアゴースト(2)「フィヘェ!」

聖(変身体)「さすがにやられるかっての!」

もう一体のモンスターが追撃を試みたが、それは回避された。

【シアゴースト(2)→聖(変身体):回避成功】

【聖(変身体) HP7/10】

【ENEMY TURN END】

【3ターン目】

【PLAYER TURN】

【『仮面ライダー狐蛛』のターンです】

狐蛛「あいつに馬鹿にされてるだけじゃあなぁ! 2度目の正直だ!」

シアゴースト(2)「フィ、フィ」

狐蛛は再び太刀を構え、『シアゴースト』に飛びかかる。

【攻撃:狐蛛→シアゴースト(2)】

09876543:命中!
21:避けられた
直下

【命中!】

狐蛛「ハァァァァァア……」

狐蛛は腰を落とし、力を溜める。巨大な太刀はその重さにより動かしにくいのが弱点であるが、それが命中したときの破壊力は絶大。狙いを定めて放つ青い炎を纏った斬撃はシアゴーストを真っ二つにした。

狐蛛「ハァっ!!」

シアゴースト(2)「フェェェェェェェェ!!!」

【8(狐蛛の攻撃力)-3(シアゴースト(2)の防御力)=5】

【シアゴースト(2)に5のダメージ!】

【シアゴースト HP0/4】

【あなたのターンです】

狐蛛「お前も早く決めちまいな! 俺がそのホシもらっちまうぜ?」

聖(変身体)「横取りはダメですよ!」

【行動を選択してください】
1、攻撃(サイレンリール)

2、アドベントカード

↓2

【攻撃:聖(変身体)→レイドラグーン(2)】

聖(変身体)「リールの使い勝手が分かって来た……これなら!」

09:命中! 針も刺さった!
87654:命中!
321:避けられた
直下

【避けられた】
モンスターは頭部の羽根の機動力を活かし、空中へと逃げてしまった。

聖(変身体)「なんだよぉ!」

レイドラグーン(2)「ギギギギギ」

モンスターは聖をあざ笑うかのように飛び回っている。

【PLAYER TURN END】

【ENEMY TURN】
レイドラグーン(2)「ギィィィ!」

レイドラグーンは勝ち目が無いと悟ったのか、空中から特攻を仕掛けてきた。

【攻撃:レイドラグーン(2)→聖(変身体)】

098765:回避成功
4321:回避失敗

【補正】戦闘・運動・身体能力が高い(コンマに+1されます)
直下

【回避成功】

聖(変身体)「オラァッ」

レイドラグーン(2)「ギ……!」

サイレンリールを銛状に変形させ、払い避ける。モンスターは地面に激突し、小爆発を起こした。

レイドラグーン(2)「ギ、ギ……」

爆炎の中からフラフラと現れるその姿、抵抗する気力はもうない。

聖(変身体)「トドメを刺すなら……」

【ENEMY TURN END】

【4ターン目】

【PLAYER TURN】

【『仮面ライダー狐蛛』のターンです】

狐蛛「聖、お前はよくやったよ」

聖(変身体)「せ、先輩?」

狐蛛「この世界のモンスターってのはなぁ、他のモンスターか人間を食わなきゃ生きていけねェんだ。お前もしたその『契約』ってのは、俺らがモンスターに食糧を与え続けることで成り立ってるんだ。契約不履行になればこっちが食われるかもしれない。ギリギリの関係なんだぜ?」

聖(変身体)「そ、それが……」

狐蛛「俺は、お前に、一匹も獲物を恵んでやるつもりはねェってことだ。お前のモンスターの飯はお前で見繕え。食われる前にな」

狐蛛はデッキから一枚のカードを取り出す。それは、相手に致命傷を与えるカード――

『ファイナルベント』

レイドラグーン(2)「ギ、ギ!!」

狐蛛の背後に立つのは、巨大な九つの尻尾を持つ狐の姿のモンスター。尾の先端には青い炎が宿っている。狐蛛の契約モンスター『フォックスパイダー』だ。

フォックスパイダー「クォォォォォ……」

尾の炎が次々飛出し、レイドラグーンを捕縛する。炎は蜘蛛の糸のようにまとわりつき逃げることはできない。

レイドラグーン(2)「ギ、ギ……」

フォックスパイダーの口から放たれる最後の炎を『フォックスブレード』に纏う。

狐蛛「終わりだッ」

【レイドラグーン(2) HP0/11】

炎の刃がレイドラグーンを切り裂く。青い爆炎は辺り一帯を包み込んだ。

フォックスパイダー「クォォォォォ……」

空に浮かび上がる光の玉。倒されたモンスターの魂だ。フォックスパイダーがその魂を食べ、またどこかへ去っていく。

【戦闘終了】

――警察署・柔剣道場

聖「いてて……」

飯田「だぁぁ、大人しくしてろ! 背中の怪我も大したことないじゃねーかよ! ほら、消毒液」

聖「いたたたただだ! 優しくしてくださいよ! 責任取ってくれるんですか!」

飯田「やかましい! ……ったく、お前も『ライダーバトル』の参加者だなんてな」

聖「いやぁ、色々あって」ヘヘ

飯田「何にも……何にも知らないんだな?」

聖「はい、全く!」

飯田「世話ァ焼かせやがって。……何か聞きたいことはあるか? まだ俺の情が残っているうちに色々聞いておいた方がいいぜ。これからは『敵同士』かもしれないんだからな」

聖「敵同士……」

聞きたいこと↓4くらいまで

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