真美「新しいプロデューサー?」 (33)

真美たちがまだレッスン漬けだった日々。

突然、そのプロデューサーはきてくれた。




すまんこっちにかかせてくれ

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社長「えー。突然だが新しいプロデューサーを紹介するよ」

社長「今まで、竜宮小町担当の律子君しかいなかったからね」

社長「君たちにとって大きな力になるだろう」

765プロ、アイドル在籍数12名。

うち、今日の出席人数6名。

はるるん・千早おねえちゃん・ゆきぴょん・そして竜宮小町のみんな。

今、765プロはほとんどアイドル事務所として機能してなかった。

P「よろしくおねがいします」

P「765プロでPすることになりました。Pです」

P「みんなをトップアイドルにするために気合をいれて頑張ります」

トップアイドルか…。昔は、亜美と二人でトップアイドルになろうなんて言ってたのにな。

二人でトップっておかしいよね、なんて笑い合っていたけど、今じゃほとんど叶わない夢だな。

P「確か、在籍アイドルは12人では…?」

社長「うーむ。すまない…。実はわけありでね」

社長「そこらへんについても君に話しときたい」

社長「ここでもなんだし、後で部屋へきてくれ

社長ってば、真美たちに気を遣わなくてもいいのに…

もう、真美知ってるよ。みんなの心ほとんどばらばらになっちゃって、

昔の765プロには奇跡が起きない限り戻れないってことに…

P「よし、今日はみんなのレッスンをみせてもらおう」

P「実力が分からなきゃ、俺も行動できないからな」

はーい、とみんな気のない返事をして各々レッスン場へとむかっていった。

千早ねえちゃんほどじゃないけど歌には自信があった。

真美「~~~~~~~♪♪~~♪」

Pは、自己紹介の時とは全然違う真剣な表情で一人一人をみていた。

ダンスレッスンでは、一度か二度のミスはあったけど、与えられた曲を踊りきることができた。

Pは、やっぱり真剣な表情をしていた。

ぜひ、評価意見参考くださいまし



レッスンが終わった後、Pはみんなを呼び出した。

P「みんなおつかれさま」

P「一人一人のだいたいの力はわかった。今日この後はしっかり体を休めてくれ」

やっぱりみんなは気のない返事をしてその日は、解散した。

真美「いけない。忘れ物しちゃった」

事務所に私物を忘れてしまって、急いでとりにいったとき

ラジオの収録帰りの竜宮小町とばったりあった。



律子「あら、真美。どうしたの?」

真美「ちょっと、忘れ物をしてしまって…」

律子「しっかりしなさい、日ごろから気を引き締めて。今から家送って行こうか?」

りっちゃんからそういわれたけど…。亜美のほうをちらっと見る。

亜美「…………。」

真美「…ううん。ありがとりっちゃん。気持ちだけ頂いとくぜ~」

律子「あらそう…。」 

そういって、真美は事務所を後にした。

律子「亜美は帰らないの?送って行こうか」

亜美「いいよ、亜美も歩いてかえるから」

亜美とは、あの事件以来、ずっと仲が悪い。

星の出ない夜空をみてつい嘆いちゃった。

真美「 ふたりでみたあの星空…             」
亜美「         もうみることはできないのかな…。」

翌日、目がさめる。亜美とはもちろん別々に事務所へいく。

事務所には、すでにPがいた。

P「おはよう。双海。今日は早いな」

真美「おはようプロデューサー。それと双海じゃなくて真美でいいよ」

P「そうだな。たしか竜宮に双子の妹がいるんだったな。苗字じゃ区別ができないか」

そうしてプロデューサーは、なにか意味深な深み笑いをした。

ずきっと心が痛む。なんだか見透かされた気がして…。気のせいならいいけど。

P「今日は、真美。昼から営業だ。それまでは…。うん、自由にしてくれ」

うんと返事をしてそそくさとプロデューサの前からにげた。

真美「あ~疲れたちゃった~」

P「お疲れ、真美。そんなんで疲れてちゃこの先持たないぞ?」

P「トップを目指すならまず体力作りだな!」

トップアイドル…本気で言ってるんだろうか。もちろんなりたくないわけでは無い。

でも実際、いまはほとんど惰性でアイドル続けてるようなもんだし…。

P「それとな、真美。もちろん体力だけじゃトップアイドルにはなれない。ほかに何が必要だと思う?」

真美「そりゃーいろいろ必要だろうけど…」

P「いいか、真美。一番必要なのはずばり仲間だ!」

P「仲間というのは支えてくれたり喜んでくれたり時には競い合うライバルになってくれたりする」

P「トップアイドルには、必要不可欠な要素だ」

何をいってるんだこの人は…。この事務所の今の状況を社長から教えてもらったはずじゃ…。

真美「でもプロデューサー。いま、事務所はね…」

P「わかってる。だからこそだ」

P「俺は、765プロ全員をトップアイドルにしてあげたい。誰ひとりかけることなく」

P「今いる、12人のメンバー全員でな」

真美「全員なんて無理だよ。今なんてそもそも事務所に来てないひとだっているし」

P「あぁ、その通りだ。だからこそ真美。まずは真美の力が必要なんだ」

P「もう一度、アイドルを目指してもらえるために。そうと決まればいくぞ!」

真美「? どこへ??」

P「まずは星井のところだ」

真美「美希の…ところ?」

またズキッと心が痛んだ…

プロローグ 完

中途半端に三人称視点描写になってるように見受ける
真美視点のモノローグとかに絞ったほうが見やすいかも

>>15ありがとう 参考にするよ

真美視点は真美視点なんだろうけど口調なんだよNE…
独白にしろ難しいと思うわ→

>>17真美は明るい話の口調のほうが合うからね
  こういう話は口調が難しい
  自分初SSだからそこらへん難しいけどよろしく頼む

んじゃ気になってる方もいるので冒頭だけ。(ちょっと口調変えてみる小声)


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ミキミ…いや、美希は真美の二つ年上のお姉ちゃんなんだ。

765がまだ一丸となってトップアイドルを目指していた時も彼女はお昼寝をしていて

歌は、上手いしダンスは簡単なものなら見ただけで覚えることができてた。

ビジュアルはとても同じ中学生とは思えい程高かくって

ふわふわしているけど、勝負どころでは気を引き締められる。

真美は、そんな美希を尊敬している反面すこし嫉妬もしていたんだ…。

真美「美希…? 美希…か……」

P「あぁ、真美は欲しいと仲良かったんだろ?」

真美「…うん。ずっと話してたから。でも、・・・やっぱりいいや…」

P「大丈夫だ真美。ちゃんと聞いてるよ。辛いと思うけどだからこそ最初に美希を連れ戻すため真美をえらんだんだ」

――――――――――――――――


真美は、ほかのメンバーの呼び方に特徴があるから、特に誰をどう思ってるとかが
分かりやすくていいなとおもった。

口調どっちがいいだろうか。わざとらしく語り口調にするかどうか。

訂正 高かくって→高くって  欲しい→星井

いかんねぼけてる

P「たしか、美希の家は…。ここだ」

Pは、戸惑うことなくチャイムを押した。真美だったら押せないだろうな。

「はーい。あら、どちらさま?」

声がした途端、さっとPの後ろに隠れてしまった。でもどうやらでてきたのは、美希のお母さんかな。

P「こんにちは、私765プロのPをさせていただいております。

P「本日、星井美希さんはご在宅でしょうか?」

「ごめんなさい。今日は、美希ちゃんまだ帰ってきてないの」

P「さようですか…。それじゃ、また日を改めて…」

「ちょっと待ってください、美希ちゃんね。最近ずっと765プロ行ってないでしょ?」

「あの子、ああ見えてちょっと不器用なところがあるから…」

「何があったかは教えてくれないけど母親の私には分かる。あの子はアイドルを続けたがってるわ」

「どうか見捨てないであげて」

P「えぇ、もちろんですお母さん。その為に今日伺わせていただきました。美希さんの気持ち、引き出させてみせますよ」

「えっと確か真美ちゃんだったかしら…。あの子のことよろしくね。年齢も近そうだから、相談にのってあげて」

真美「えっ…。うん……」

P「それでは、失礼します」

―――――――――――――――――――


真美「うるさい!そんなこと言うなら、もうアイドルなんてやめちゃえ!」


―――――――――――

っみ…まみ…

P「真美。大丈夫か?どうしたんだ?ぼーっとして。」

真美「え? 真美ぼーっとしてた?ごめん。何か言った?」

P「星井、いなかったな。いったいどこで何してるのやら…」

…。これは、言ったほうがいいのかな…。美希の居場所心当たりはあるんだけど…。

真美「ねぇ。どうしてPは、765の為にそんなに頑張ってくれるの?」

P「?? どうしてそんなこと聞くんだ。」

真美「…いや、気になっただけ。今の765の状況をみても、きっと居辛くなると思うのに」

P「………。俺は、真美含めみんなの顔を見て思ったんだ。そんな悲しい顔を見せないでほしい」

P「君たちを助けたい。その溢れんばかりの才能をこんなとこで曇らせちゃいけない。ただそれだけだよ。」

P「真美。君は、前の765プロが大好きなんだろ?お互いに磨き合っていた、仲間がいた765プロが」

P「今の真美は、事務所がばらばらになったのは自分のせいだと思ってやしないか?」

真美「…………あれ?」

どうしてだろう。自然と涙がぽろぽろ溢れてきた。前の事務所を思い出したからかな。それとも気持ちを言い当てられたから?

Pは、そんな真美の涙については触れることなく続けたんだ。

P「もちろん真美のせいじゃないよ。社長に聞いたところ、ただ不運が続いただけだ。」

P「大丈夫だ。昔の765は取り戻せる。真美の目を見て確信した。俺も手伝うから頑張ろう真美」

真美「…………。美希の居場所に心当たりあるよ。。

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