青葉「だ、大事件ですっ! 司令官が何者かに逆レ○プされたみたいです!」 (122)


※軽いR-18要素、キャラの変態化注意。安価あり。


朝の食堂にて

『!?』

青葉「……先ほど、今日の秘書艦である不知火さんと一緒に、司令官に朝の挨拶をしようと執務室へ向かったときのことです。いつものように執務室の扉をノックしても返事がないので、不審に思って扉を開けたら……青葉、見ちゃいました。司令官が、司令官が……っ!」

不知火「……司令が裸で椅子に縛り付けられて、ぐったりとしていました。そして、目には目隠しをされて、口には猿ぐつわを噛まされていたわ。さらに、身体には油性ペンと思われる字で『正』の字や『肉バイブ』、『祝童貞卒業』などと落書きをされていました……チッ」

青葉「そうなんですっ! 司令官のあられもない姿を見て、青葉、思わずこうふ……いえ、事件解決のために現場の状況を写真に収めておかねばと思い、写真を撮っておいたので、気になる方はあとで青葉に言ってくださいね」

不知火「それで、すぐに目隠しと猿ぐつわを外して、司令に声をかけたのですが……無言で虚ろな瞳から涙を流すだけで、まるで廃人のようになっていました。今は救護室へとお連れして、ベッドでお休みになられています」

青葉「いったい誰が司令官にこんなひどいことをしたのでしょうかっ! この鎮守府の警備は万全ゆえに、外部犯ではなく皆さんの中に犯人はいると、青葉と不知火さんは考えてます!」

『!?』

不知火「司令は普段セクハラばかりしていますが、それでも不知火たちのことをとても大事にし、強く信頼してくださっていました。それなのに……その信頼を裏切り、大事に育ててくださった司令を陵辱するなどというこの行為、とても許し難いことです」ゴゴゴゴゴッ

青葉「青葉は怒らないので、心当たりのある方は前に出てください。そして、司令官との行為について、詳しくお聞かせください!」キラキラ

『……』ソワソワ

不知火「チッ……誰も出てきませんね……ですが、不知火は青葉さんとともに、すでに容疑者を何人か絞っています」

『!?』ビクッ

青葉「はいっ! そうですねぇ、まずは……」


↓1 容疑者(艦娘名)


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青葉「昨日秘書艦だった卯月さん! 少々お伺いしたいことがあるのですが……」

卯月「ぴょんっ!? う、うーちゃんは何も知らないぴょん!」

不知火「あ?」

卯月「ひぃ!?」

青葉「さて……秘書艦である卯月さんは、昨日司令官と一緒に遅くまで仕事をしていましたね?」

卯月「た、たしかにうーちゃんは昨日司令官と一緒にお仕事してたぴょん。で、でも、司令官が今日はもう遅いからって言って、うーちゃんだけ先にあがらされたぴょん! それで、部屋にもどってすぐに寝たぴょん!」

不知火「それを証明することはできますか?」

卯月「それなら、相部屋の弥生が証明してくれるぴょん! これでうーちゃんは無実が証明されるぴょんっ!」

青葉「と、言ってますが、そこのところどうなんですか、弥生さん?」

弥生「……卯月がもどってくる前に寝てたから、わからない」

卯月「弥生の裏切り者ぴょん!?」

弥生「う……ごめん」

不知火「……正直に答えてください。あなたは司令を犯しましたか?」

卯月「本当にしてないぴょんっ! 信じてほしいぴょん!」

青葉「ふむふむ、しかし、アリバイはないとはいえ、卯月さんが司令官を襲う動機がわかりませんねぇ」

卯月「そうだぴょん! なんでうーちゃんが司令官を襲わなきゃいけないぴょん!?」

不知火「……そういえば、兎は年中発情期だと聞いたことがあります。つまり、ムラムラしたあなたは性欲解消のために司令を犯した。動機ならこれで十分ありますね」

卯月「むちゃくちゃだぴょん!? うーちゃんはそんな淫乱なキャラじゃないぴょん! そーいうのはむしろ如月のキャラぴょんっ!」

如月「ちょ、ちょっと、何言っているのかしら、卯月!?」

不知火「……そうですね、不知火の推理はこうです――」


卯月『しれぃかぁん、ちょっとこの部屋暑くないぴょん?』

提督『そうか? でも、あと少しで仕事も終わるから、ちょっと我慢しててくれ』

卯月『ぷっぷくぷぅ! ここは暑いし、お仕事でうーちゃんはもう疲れたぴょん』

提督『はは、悪いな。本当にあと少しだから、もうちょっとだけ付き合ってくれ』

卯月『わかったぴょん……はぁ……それにしても、本当に暑いぴょん……』

提督『…………よし、これで終わりだ!』

卯月『はぁ……はぁ……』

提督『もう終わったぞ、卯月……って、どうした卯月? 息が荒いぞ?』

卯月『はぁ……しれぇかぁん? うーちゃん、何だか身体が熱いぴょん……はぁ……』

提督『お、おい? まさか、風邪引いたか? しっかりしろ、卯月!?』ユサユサ

卯月『ん、しれいかんからいいにおいがするぴょん……あはぁ……っ』

ドンッ

提督『わっ!? ……あいたたた。卯月、いきなり何を……』

卯月『くんくん……しれいかんのここから、すごくいいにおいがするぴょん』カチャカチャ

提督『う、卯月っ!? 何してんだ!?』

卯月『よよっ? かめさんが現れたぴょん! なんだかおいしそうなかめさんだぴょん……んっ』ペロペロ

提督『ぅあっ!? や、やめ……っ!』

卯月『はぁ……しれぃかぁん? あまりあばれないでほしい、ぴょん……はぁ……』ペロペロ

提督『はぁ……卯月っ、こういうのは駄目だ! やめてくれ!』

卯月『もう、おとなしくするぴょん!』

提督『なっ!? そのロープはいったいどこから……ちょっ、巻き付けるな!? お、おいっ!?』グルグル

卯月『これでもうだいじょうぶぴょん!』

提督『全然大丈夫じゃない!』

卯月『それじゃあ、つづきをするっぴょん! ……ん……ちゅる……』

提督『あぁ!? く、くわえるなって……卯月、聞いてるか!? ……はぁ……卯月っ……はぁ……おいっ――』



不知火「……と、いった風に司令を襲ったのでしょう?」

卯月「突っ込みどころがありすぎぴょん!?」

青葉「なるほどー、いい推理ですねぇー!」

卯月「ぜんぜんよくないぴょん!? コゴローレベルの迷推理ぴょんっ!」

不知火「あくまでも、自分は犯人ではないと?」

卯月「当たり前ぴょん! いい加減にしてほしいぴょん!」

不知火「……そこまでいうのであれば、一応あなたが無実であることを証明する方法が一つだけあります」

卯月「そんな方法があるなら最初から言ってほしいぴょん!? いったいどんな方法ぴょん?」

不知火「それは……処女膜の有無です」

卯月「」

不知火「先ほど執務室を調べた際、司令のすぐ近くの床に赤黒い染みを見つけました。おそらく犯人が司令のおち○ちんで処女喪失した際に流れた破瓜の血であると、不知火は推測しました。ゆえに、あなたに処女膜があれば、それが無実の証拠となるでしょう」

卯月「ふぇええっ!?」

青葉「恥ずかしいと思いますが、これで卯月さんの無実は証明されますよ? どうしますか?」

卯月「そ、そんな恥ずかしいこと、うーちゃんにはできないぴょん!」

不知火「では、あなたが第一容疑者ということで……」

卯月「うー、なっとくいかないぴょん……あっ! そういえば、昨日部屋へもどる途中で――が執務室のほうへいくのをみたぴょん! そっちのほうがあやしいぴょん!」


↓1 容疑者(艦娘名)


潮「も、もしかして……潮のこと、呼びましたか?」

卯月「そうだぴょん! 昨日潮が執務室のほうへいくのを、うーちゃんはみたぴょん! あんな遅くに執務室へ用があるなんて、あやしすぎるぴょん! だから、うーちゃんはもう関係ないぴょん!」ササッ

青葉「それが本当だとしたら、たしかにあやしいですねぇ。潮さん、そこのところ少々お伺いしても!?」

潮「ええっ!? た、たしかに昨晩は執務室へ行きましたけど……」

不知火「……何故そんな時間に執務室へ?」

潮「ひっ!? そ、その、提督に……あの……ええと……」

青葉「おやおやぁ? 司令官とどうしたんですか? まさか、口に出せないようなことを!?」

潮「ち、違います! ただ、その……」

不知火「……チッ」

潮「ひぃ!? っ……て、提督に頭を撫でてもらいに行っただけですっ! 本当にそれだけです!」

青葉「予想とは違いますが、これはこれで衝撃的な発言ですねぇ。何故潮さんはわざわざ司令官に頭を撫でてもらいに行ったのですか? そこのところを詳しくお願いします!」

潮「その……寝る前に提督に頭を撫でてもらうと、いつもよりよく眠れるので……うぅ、恥ずかしいです……それで、すぐに部屋にもどったので、潮は犯人ではありません!」

不知火「なるほど、それで、それを証明することはできますか?」

潮「は、はい、部屋にもどったあと朧ちゃんたちと少しおしゃべりしてから寝ましたので、皆が潮の無実を証明してくれます!」

青葉「と、潮さんは仰ってますが、そこのところどうなんです、皆さん?」

朧「抜け駆けはしないと約束したのに……」

曙「最近夜にどこかに出かけてると思ったら、クソ提督とそんな羨ましいことをしてたなんて……っ!」

漣「本音! 本音漏れてる! でも、本当に抜け駆けはNG。裏切り者のおっぱいに慈悲はない! 昨日、潮がいつ帰ってきたかなんて、漣たちは知らないのです!」

潮「!?」

不知火「……なるほど、アリバイの証明はできないようですね。たしかに司令の撫でテクは素晴らしいものがあります……ゆえに、頭を撫でられるだけでは我慢出来なくなり、司令を襲ったわけですね?」

潮「ち、違いますっ! 本当に違うんです!」

不知火「……そうですね、不知火の推理はこうです――」


コンコン

提督『ん、誰だ? 入っていいぞ』

ガチャッ

潮『し、失礼します、潮です』

提督『潮か、こんな遅くにどうした?』

潮『その、今日も「アレ」をしていただきたくて……』

提督『……なるほど、それじゃこっちおいで』

潮『あ、あの! 今日は提督の……その……お膝の上でしていただいてもよろしいでしょうか……?』

提督『今日はやけに甘えん坊さんだな。別に構わないぞ。ほら、おいで』ポンポン

潮『そ、それでは失礼します……えいっ!』

提督『!? 膝の上に来てもいいとは言ったが、なぜ向き合う形で座る!?』

潮『う……だ、ダメでしょうか……?』

提督『ダメというわけではないが、構図的にまずいというか、アレが当たってるというか……』

潮『だ、ダメじゃないなら、いつもみたいにお願いします』

提督『……わ、わかった』ナデナデ

潮『ん……きもちいいです……』

提督『そうか、潮の髪はサラサラしていて、俺も撫で心地がいいぞ』ナデナデ

潮『……はぁ……あっ……んん』

提督『う、潮? その、あまり変な声をあげないでくれないか?』ナデナデ

潮『んっ……ごめん、なさい……はぁ……提督の手が、気持ちよくて……ぁあ……』

提督『うっ……も、もう満足しただろ? 今日はこれくらいにしておかないか?』ムクムク

潮『そ、そんな、もっと……あれ? これって……』

提督『!? す、すまんっ! すぐに降りてくれ、今日はもうおしまいだ!』

潮『は、はい……でも、これって、提督の……』

提督『いや、その、これはだな……』

潮『……潮、参ります! ……こ、これが提督の、お、おち○ちん』カチャカチャ

提督『ちょっ、潮!?』

潮『とっても熱くて……かたいです……』ニギニギ

提督『うっ……な、なに触ってんだ! や、やめなさいっ!』

潮『う、潮はいつも提督にお世話になっているので、きょ、今日は潮が提督のお世話をしたいです! えいっ!』

提督『ま、待て、落ち着け潮! というか、そのロープはどっから出した!?』グルグル

潮『はぁ……それでは……はぁ……ご奉仕、させていただきますね……』ヌギヌギ

提督『お、おい、服を脱ぐな!? ……うおっ
!? ……む、胸で挟むの禁止っ! ……くっ……聞いてるのか、潮!? 潮ーっ!?』


不知火「……と、いった風に司令を襲ったのでしょう?」

潮「ち、違います! それに、そんな恥ずかしいことできません!」

青葉「なかなか良い推理ですが、そうなると司令官に書かれていた卑猥な落書きを、潮さんがしたとは思えないんですよねぇ……性格的に」

不知火「いえ、逆に捜査を攪乱(かくらん)させるために、わざとああいった落書きをしたという可能性があります」

青葉「……なるほど、たしかにそれならありえそうですねぇ!」

潮「本当に違います! 信じてください!」

不知火「……なら、やはり処女膜の有無を確認するしか、あなたの無実を証明する術はありませんね」

潮「そ、それは、もっと嫌です!」

青葉「それでは、潮さんは容疑者のままということで……」

潮「そ、そんな……あっ! そ、そういえば、昨晩部屋にもどる途中、執務室の近くで――さんを見かけました! も、もしかしたら――さんが何かを知ってるかもしれません!」


↓1 容疑者(艦娘名)


伊168「えっ、わ、私!?」

潮「は、はい、たしかに昨晩、イムヤさんを執務室の近くで見かけました!」

青葉「おやおや? それは本当ですか、イムヤさん?」

伊168「た、たしかに昨晩は執務室の近くを通ったけど、執務室には行ってないわ! ただ、通りがかっただけよ!」

不知火「……では、なぜそんな遅くに執務室付近を通ったのですか?」

伊168「ひっ!? 昨晩はなかなか寝付けなかったから、ちょっと散歩をしていただけよ!」

青葉「散歩、ですか……なんだかちょっとあやしいですねぇ?」

伊168「ほ、本当に散歩してただけよ! だいたいなんで私が司令官をぎゃ……プしなきゃいけないのよ! そんなことするわけないじゃない!」

不知火「潜水艦のあなたなら、動機なんていくらでもあるのではないかしら?」

伊168「それってどういう意味よ!?」

青葉「あー、たしかに動機ならたくさんありえそうですねぇ……度重なる資材収集に、出撃や演習での囮役……司令官への不満は多そうです」

伊168「なっ!? た、たしかにちょっとは司令官への不満もあるけど、だからってそれが理由で司令官にひどいことをしたりしないわ! それに、それを言ったら私以外の潜水艦のみんなもあやしいでしょ!?」

伊58「こ、こっちにまでふらないでよぉ!?」

伊19「イ、イクは何も知らないのね!」

伊8「は、はっちゃんも右に同じですよ」

不知火「なるほど、たしかにあやしいですね。司令に落書きされていた『正』の字の数から考えて、複数犯による犯行ということもありえますからね」

『!?』

青葉「そうですねぇ……たしか、司令官に書かれていた『正』の字の数は……」


↓1  正の字の数(数字)


青葉「たしか、4つでしたね」

不知火「つまり、複数犯と仮定して姉妹艦等で司令を襲っていた場合、20をちょうど割り切れる数の姉妹がいる艦たちがあやしいですね」

『!?』

青葉「となると、二人姉妹、四人姉妹の方々や、現在20を割り切れる数だけいる駆逐艦の方々があやしいと言えますね。あるいは元同僚同士や同じ艦種でという線もありますし、もちろん単独犯という可能性も0ではありません」

不知火「そして、話を戻しますが現在我々の艦隊に在籍している潜水艦はあなた方4人のみ。ちょうど5で割り切れます……これは偶然でしょうか?」

伊168「なっ、偶然に決まってるじゃない!? 勝手な想像をしないでよ!」

青葉「でも、わりと動機がしっかりしている方たちですし、イクさんならあの落書きも書きかねないかなぁー……って」

伊19「いくらイタズラ好きのイクでも、そんなことはしないのね!」

不知火「ですが、仮にあなた方が犯人であった場合、イムヤさんが昨晩執務室の周辺にいたという理由もだいたい想像できます」

伊168「り、理由ってなによ!?」

不知火「……おそらくイムヤさんは執務室から司令以外の方がいなくなるのを監視していたのでしょう。そして、いなくなったのを確認してから他の方々を呼び出して――」


ガチャッ

提督『ん? なんだ、お前たちか。4人揃ってこんな時間にどうした?』

伊19『提督にぃ……お仕置きをしにきたのね! さぁ、提督を拘束するのね!』

提督『うわっ!? な、何をするお前らーっ!?』グルグル

伊168『司令官、イムヤたちは怒ってるんだからね?』

伊58『そうでち! てーとくのためにお仕事するのは大好きだけど、最近はいくらなんでもひどいでち!』

提督『た、たしかに最近お前たちには無理をさせているとは思うが、だからってこんな――んぐっ!?』

伊8『ん、ちゅ……んん……』

提督『んーっ!? んくっ……んくっ……』

伊8『ぷはぁ……提督、ごちそうさまです』

提督『は、はっちゃん……? なにを……ぅあっ!? か、身体が熱く……なって……な、なんだこれぇ……』

伊19『いひひっ、提督にはおしおきのために媚薬を飲んでもらったのね!』

提督『はぁ……びやくって……はぁ……なんてものを……のませ……くぅ……』

伊168『……ワァオ! これが司令官の……すっごく大きい』カチャカチャ

伊58『それに、とっても熱くてかたいでち……あ、でも、さきっちょはぷにぷにしてて柔らかいでち!』ニギニギ

提督『うああっ!? や、やめ……いま、すごくびんかんになって……はうっ!?』

伊19『なんか、うずうずしてきたのね! それじゃあ、おしおき開始なのね!』

伊8『Feuer!』

提督『お、おしおきって、なにを……っ!?』

伊168『ん……これが司令官の味……んむ……』

伊58『てーとくの魚雷、大きすぎてお口にはいりきらないよぉ……んっ……じゅるっ……』

提督『はう!? ……ふ、二人掛かりで、なんて……ぐあぁ!? や、やめてくれ……はぁ……うっ!?』

伊19『いひひっ! 提督、乳首弱いなのー? ……ちゅ……吸う度にビクビクしてるの!』

伊8『提督、顔が真っ赤ですよ? ……ちゅっ……ちょっと、かわいいですね』

提督『ひうっ!? ち、ちくびすうのもやめろ……あ、あたまがおかしくなりそうだ……ぅあっ!? きもちよすぎて、もう……でるっ――』


不知火「……と、いった風に司令を襲ったのでしょう?」

伊168「だ、だからイムヤたちじゃないってば!」

伊58「そ、そうでち! ゴーヤたちは関係ないでち!」

青葉「うーん、青葉的にはなかなか良い推理だと思うのですが……」

伊19「どこがなのね!? ただの勝手なひどい妄想なのね!」

伊8「……下手な推理小説以下の推理ですね」

不知火「そうですか、あくまで犯人ではないというのであれば、やはり処女膜の有無を確認するしか……」

伊168「そんなの嫌に決まってるじゃない!?」

伊58「絶対にイヤでち!」

伊19「イクもイヤなのね!」

伊8「右に同じ、です」

青葉「それでは、潜水艦の皆さんは特にあやしい容疑者ということで……」

伊168「なんでよっ!?」

伊58「そんなのあんまりだよぉ!」

伊8「……」

伊19「待つのね! いくらなんでもひどすぎるのね! それに、怪しいと言えば――もぜったいあやしいのね!」


容疑者安価

艦娘名
or
型名
or
○○型の△△と□□
例)高雄型の摩耶と鳥海

↓1


五十鈴「はぁ!?」

伊19「この間一緒に訓練したとき、五十鈴が提督への愚痴や文句をたくさん言ってたのね! だから、五十鈴にも動機があると思うのね!」

不知火「司令に対する愚痴に文句ですか……それは聞き捨てなりませんね」ゴゴゴゴゴッ

五十鈴「ひいっ!? ちょ、ちょっとした愚痴をこぼすくらい別にいいじゃない!」

青葉「まあ、内容によるんじゃないですかね?」

五十鈴「べ、べつにそんなたいしたことじゃないわよ……改二になってからセクハラが増えたとか、視線が胸に向かい気味だとか、そういったことを愚痴にしただけよ」

青葉「なるほどー、改二になって五十鈴さんの身体はさらに魅力的になりましたからねぇ……ところでどのくらいサイズアップしたんですか? そこのところを詳しくお伺いしても?(ヒソヒソ」

五十鈴「い、言うわけないでしょ(ヒソヒソ」

不知火「……チッ」

青葉「ひっ!?」
五十鈴「ひぃ!?」

不知火「たしかに、この程度の不満であれば、犯行動機には不十分かと思いましたが、むしろ本当は司令のセクハラが原因で欲求不満になっていたのではありませんか? そして、不満が爆発したあなたは司令を……」

五十鈴「は、はぁ!? なんで五十鈴がそんなことをしないといけないのよ! 第一、セクハラの仕返しにセクハラをするなんてただの変態じゃない!」

衣笠「」ビクッ!

青葉「あれ? それって、なんだかどこかで聞いたことがある気がしますねぇ?」

不知火「……そうですね、不知火の推理はこうです――」


コンコン

提督『ん、誰だ? 入っていいぞ』

ガチャッ

五十鈴『五十鈴よ、失礼するわ』

提督『なんだ五十鈴か。こんな遅くにどうした?』

五十鈴『ちょっと、あなたの仕事ぶりについていいたいことがあってね』

提督『お、俺の仕事ぶりについていいたいこと?』

五十鈴『ええ、あなたのおかげでうちの艦隊は皆レベルが高くて、五十鈴のように改造済の艦も多いわ。海域の攻略かなり進んでいるし、資材のやりくりもなかなかのものよ。五十鈴の歴代の艦長たちほどではないけど、あなたの提督としての能力を褒めてあげてもいいわ』

提督『いや、それは俺だけの力だけでなく、皆の働きと努力のおかげだ』

五十鈴『それくらいわかってるわよ。でも、わざわざ五十鈴が褒めてるんだから、少しは喜んでくれてもいいんじゃない?』

提督『そういわれると、ちょっと照れるな……ありがとう、五十鈴。歴代の提督たちに追いついて、五十鈴に認められるよう、今後も一層努力すると誓おう』

五十鈴『言い心がけね。でも、今のあなたを認めるわけにはいかないわね』

提督『さ、流石に今はまだ力不足ってことか……』

五十鈴『いいえ、力不足というよりも……あなた、皆に対するセクハラが多すぎるのよ! 今だって、さっきから五十鈴の胸に視線がいってるの、バレバレよ?』

提督『ギクッ! い、いやぁ、その、だな、えーと……そう、あれはスキンシップ! スキンシップだから!』

五十鈴『……まあ、あなたも男の人だから性欲くらいあってもおかしくないけど、それを皆へのセクハラで発散させるのはどうかと思うわ』

提督『うっ……その、ゴメンナサイ……』

五十鈴『あなたがさっきから見てる五十鈴の胸も、あなたが何度も触ってくるからこうなったのかもね?』ムニュ

提督『い、五十鈴サン? ちょ、ちょっと、近いデスヨ? む、胸が当たって……』

五十鈴『……だから、あなたには少しお仕置きが必要だと思うの――んっ』

提督『――んむっ!? んーっ!?』

五十鈴『ん……ちゅ……んん……』

提督『ん……ぷはぁ……い、五十鈴? な、なんでこんなことを……』

五十鈴『はぁ……言ったでしょう? お仕置きだって』

提督『なっ、そのロープはなんだ!? ちょ、やめっ!?』グルグル

五十鈴『ふふっ、もう誰にもセクハラなんて出来ないくらい徹底的に搾り取ってあげる。覚悟はいいかしら?』カチャカチャ

提督『は、はいぃ!? ま、待て五十鈴! お、落ち着けっ!?』

五十鈴『……あら、もうこんなに大きくしちゃって、五十鈴とのキスがそんなによかった? それとも、溜まりすぎなだけかしら?』ニギニギ

提督『ぅおっ!? に、握るな! セクハラについては今後自重するから! こういうのは駄目だっ! って、何脱いで――んぐっ!?』

五十鈴『ん、五月蝿いわね。ほら、あなたの手で育った五十鈴の胸よ? んっ、本当はこういうことしたいって思ってたんじゃない? ふふ、こうしてるとまるで赤ちゃんみたいね』

提督『むーっ! んーっ!?』


不知火「……と、いった風に司令を襲ったのでしょう?」

五十鈴「はぁ!? 推理とかいって、あなたのくだらない妄想じゃないの! そもそも昨晩から今日の朝にかけて、五十鈴は寮で寝てたわ。アリバイなら長良と名取に聞けばわかることよ」

青葉「と、言ってますけど、どうなんですお二人さん?」

長良「うん、五十鈴なら昨晩はずっと部屋にいたよ」

名取「は、はい、たしかにいました」

五十鈴「ほらね?」

不知火「……チッ」

青葉「そうなると五十鈴さんはシロと考えるべきですかねぇ」

五十鈴「考えるべきもなにも、五十鈴は無実よ! というか、不知火いま舌打ちしたでしょ!?」

不知火「……不知火に何か落ち度でも?」

五十鈴「さっきから落ち度しかないわよ! だいたいあやしいといえば、第一発見者のあなたたちが一番あやしいんじゃないの!?」

青葉「そ、そんなことあるわけないじゃないですかー(棒読み」

不知火「不知火は司令を襲ったりなどしません。むしろ、襲われたいほうです」

五十鈴「不知火はともかく、青葉のその動揺っぷり、まさか……」

青葉「あっ! そーいえば、あやしいというと――もあやしい気がしますねぇ!」


容疑者安価

艦娘名
or
型名
or
○○型の△△と□□
例)高雄型の摩耶と鳥海

↓1


大井「……はい?」

青葉「ひっ!? ……だ、だって、昨晩遅くに執務室の近くでお会いしましたよね!? い、いったいあんな時間にあんなところで、大井さんはなにをしていたんですかねぇ!?」

大井「ちょっと、提督に用があったので」

不知火「そんな夜遅くに司令に用ですか、あやしいですね」

青葉「そうです、とってもあやしいです! あのあと司令官と何をしていたんですか!?」ピシッ


大井「ふふ……そもそも何をしていたかなんて、こっそりとドアの隙間から覗いていたあなたがよく知っていますよね、青葉さん?」


青葉「……ぎくっ!?」

不知火「? どういうことですか、青葉さん」

大井「まあ、バレてないつもりだったのでしょうけど、普通にバレバレでしたよ? 一瞬、目も合いましたし、それに――」

青葉「ちょ、ちょっとまさか!?」

大井「――提督と私がシてるのを見て、こっそりと一人で慰めてましたよね?」

『!?』

北上「お、大井っち!?」

青葉「……そ、そこまでバレてたんですか……だからって、なにもこんな大勢の前で言わなくてもいいじゃないですか……うぅ」

不知火「……つまり、大井さんが司令を犯した犯人であると? ……それを知っていたのなら何故早く言わなかったのですか、青葉さん」

青葉「そ、そんなことより、犯人確定ですよ! 大井さん、あなたが犯人です!」

大井「まあ、そうなりますね♪ でも、私は提督を拘束したり、目隠しや猿ぐつわ、落書きなんてしてませんよ? 私が帰ったあとに、『覗きが趣味のどこかの誰かさん』がやったんじゃないですか? ふふ」

青葉「」ビクッ

不知火「司令を犯したのはあなたで、それ以外の目隠し等は別に犯人がいると……そして、先ほどから挙動不審の青葉さん……まさか……」ゴゴゴゴゴッ

青葉「ひいっ!? きょ、きょーしゅくです! たしかにアレは青葉がやりました! ゴメンナサイ!」

不知火「……つまり、大井さんと青葉さんがこの事件の犯人ということですね?」

大井「はい♪」

青葉「は、はひ!」

不知火「では、まず大井さん。あなたは何故司令を犯したのですか?」

大井「提督が愛しすぎて、ついヤっちゃいました♪」

不知火「チッ……次に青葉さん。あなたは何故司令に目隠しや猿ぐつわ、落書き等をしたのですか?」イラッ

青葉「し、司令官があっけなく大井さんにはじめてを捧げたことにイラッとしたのと、こうしたら面白いことになりそうだなぁ、と思いまして、つい……」

不知火「あ?」

青葉「ひぃ!? きょ、恐縮です!」


不知火「……なるほど。どうやらお二人には重い罰が必要なようですね。司令を廃人同然にし、イタズラ半分でさらに追い討ちをかけた罪は重いです」ゴゴゴゴゴッ

青葉「ひいぃ!?」

大井「待ってください。青葉さんはともかく、私が罰せられる理由ないと思います♪」

不知火「は?」

大井「ちょっと強引に迫ったのは事実ですけど、最終的に受け入れてくれたのは提督ですし、そもそもあなたにそんな権限は無いんじゃないですか?」

青葉「え、あれがちょっと? ……それに受け入れたって……むしろ、抵抗するのをあきらめただけなんじゃないですかねぇ……」

大井「何か言いましたか?」

青葉「ひっ!? なんでもないです!」

不知火「チッ……権限など関係ありません。司令に対するその許し難い行為、罰せられて当然です」

大井「うふふ、それってただの嫉妬なんじゃないですか? 提督に相手にされなかったから、やつあたりしたいだけなんじゃないですか?」

不知火「何を……っ!」

大井「私とシてるときの提督、とてもかわいかったですよ? 特に提督とつながって処女を捧げたときには『すまない……すまない……』って、自分は何も悪くないのに泣いて謝って……ふふ、でも途中からは提督のほうから腰を振ってきて、何度も私の『ココ』に出してくれました♪」サスリサスリ

不知火「っ、言わせておけばっ!」

大井「言わせておけば……なんですか? 最初はどうあれ、最終的には提督と私が『愛し合って』した行為ですよ? 何か問題でも? ……それに、皆さんにも言いますけど、皆さんがただ待つだけで自分からは何もしなかったから、私が提督をいただいただけです。ふふ、おかげで提督の初々しい反応が見れたので、そこのところは感謝しますけどね♪」

『っ!』ムカッ

不知火「フフ……不知火を怒らせたわね……っ!」

大井「うふふ、嫉妬は見苦しいですよ?」

青葉「な、なんだか面白……マズいことになってきました! いったいこれからどうなるのでしょう!?」


今回はここまで、続きは書け次第投下予定


不知火「……徹底的に追いつめてやるわ」ゴゴゴッ

大井「なんですか、その目つきは……撃ってもいいですか?」ゴゴゴッ

青葉「ぎ、艤装はしていないとはいえ、今にも砲雷撃戦が始まりかねない、一触即発の雰囲気です!」

陽炎「んなこと実況してないで早く止めなさいよ! ほら、不知火もいったん落ち着いて! 艦娘同士で私闘なんかしたら、それこそ司令に迷惑がかかるわよ?」

北上「そ、そーだよ、だから大井っちも押さえて押さえて」

不知火「チッ……仕方ありませんね」

大井「……北上さんがそういうのなら」

陽炎「まったく、司令のことになるとすぐ周りが見えなくなるんだから……」

北上「いやぁ、食堂で乱闘騒ぎなんて笑えないって、ホントに」

青葉「それはそれで面白い気も……」

不知火「あ?」
大井「はい?」

青葉「あ、いえ、ナンデモナイデス!」

北上「……っていうか大井っち、マジで提督とシたの?」

大井「はいっ♪ でも、私が一番愛してるのは、北上さんなので安心してくださいね」

北上「ふぇ? あ、ありがと?」

大井「あっ、何でしたら次は北上さんも一緒にシませんか? 提督に北上さんのはじめてを渡すのは少し癪(しゃく)ですけど、北上さんと交互にすれば、間接的に北上さんともシてることに……うふふ」

北上「いやいやいやいや!? な、何言ってるのさ大井っち!?」

大井「そうなったら、絶対気持ちいいと思います♪ それに、提督ってああ見えて結構絶倫なんですよ? 昨晩なんか、数えきれないくらい『ココ』に出してくれましたし、二人くらい余裕で相手してくれるはずです……はぁ……想像しただけで濡れてきちゃいました♪」

北上「おおお、大井っち!?」

大井「他の皆さんは手を出す気はないみたいですし、このまま二人で提督を共有しませんか? あ、どうせなら球磨型姉妹みんなで共有します? 球磨姉さんに多摩姉さん、木曾なら私は気にしませんよ?」

球磨「い、いきなり何を言ってるクマ!? 妹がこんな変態だったなんて、姉ちゃんは悲しいクマー!」

多摩「た、多摩も球磨と同じにゃ!」

北上「お、落ち着いて話し合おう、大井っち!」

大井「うふふ、木曾はどう思いますか?」

木曾「……アリだな」

球磨・多摩・北上「!?」

木曾「俺も艦娘であると同時に一人の女だ。愛する男を抱きたいと思うのは当然のことだろう? ……まあ、無理やりというのはあまりいいことではないが、大井の姉貴が言う通りただ待っているだけじゃ、あいつは手を出してはこないだろうからな」

球磨「……き、木曾まで変態になってしまったクマー!」

多摩「にゃ、にゃあ!?」

北上「おおお、落ち着こう、ままま、まだあわわわわわ!」

大井「流石は私の妹ですね。物わかりがよくて助かります♪」


不知火「……フフ……フフフッ!」ブチッ

陽炎「し、不知火……?」

不知火「……いいでしょう、不知火も我慢するのはもうやめます。陽炎、不知火たちも陽炎型の総力を持って、やつらより先に司令を不知火たちのモノにするわよっ!」

陽炎「ちょ、何を言い出すのよ、不知火!?」

黒潮「……アリやな!」

初風「んなわけないでしょ!? 二人とも頭おかしいんじゃないの!?」

雪風「ところでさっきから気になってたんですけど、『逆レ○プ』って何ですか?」

天津風「ゆ、雪風は知らなくてもいいことよ!」

浦風「まあ、このまま黙って提督さんを渡すっていうのも癪じゃけぇ、うちは賛成じゃ」

浜風「う、浦風まで何を言っているのですか!?」

谷風「おう、なんだか面白そうだな! 谷風さんは賛成だよっ」

舞風「……提督と……すれば、もっと安心できるようになるのかな」

秋雲「じゃあ、秋雲は提督が姉さんたちにエロ同人みたいなことをされてる様子を絵にするね!」


青葉「な、なんだかすごいことになってきましたねぇ! これはいいネタになりそうです! ……あれ? そういえば、先ほどから――の姿が見えませんねぇ? なんだろなんだろっ!?」


姿が見えない艦娘or艦娘たちの安価

艦娘名
or
型名
or
○○型の△△と□□
例)高雄型の摩耶と鳥海

↓1


不知火「!?」
大潮「?」
満潮「なっ!?」
荒潮「あらあらぁ?」
霰「?」
霞「ま、まさかっ!?」

青葉「朝潮さんはいったいどこに行ったんでしょうねぇ? 気になりますねぇ?」

不知火「まさか、司令のいる医務室に? くっ!」ダッ

青葉「あっ、青葉も行きます! 面白いネタの予感です!」ダッ

満潮「っ、私たちも行くわよ! もしも朝潮がバカなこと考えてたら、止めないと!」ダッ

荒潮「あらあら、朝潮ちゃんったら、もしかして……?」ダッ

霞「そ、そんなわけないでしょ! さっさと行くわよ!」ダッ

大潮「よくわからないけど、大潮もいっきまーす!」ダッ

霰「……?」ダッ


木曾「……俺たちは行かなくていいのか?」

大井「ふふ、あまり大勢で押しかけるのもなんですし、とりあえずは様子見ね。それに、提督を私たちのモノにするチャンスはいくらでもあるでしょうから♪ 今のうちに他の子に提督を味わわせてあげてもいいでしょう」

球磨「だから球磨たちまで一緒にしないで欲しいクマ!」

多摩「そうだにゃ、変態の妹たちに付き合う義理はないにゃ!」

大井「……そこまで言うなら仕方ないですね。それじゃあ、提督は私たち雷巡の3人でもらっちゃいますね。あとで欲しくなってもあげませんよ? ふふっ」

球磨「く、クマッ!?」

多摩「にゃ、にゃあ!?」

北上「お、大井っち、笑みが黒いよ……っていうか、私がそっち側になるのは確定なのね……」


陽炎「……この空気どうすればいいのよ」

黒潮「なんやったら、ウチらも後追って司令を……」

初風「だから、しないって言ってるでしょ!?」

雪風「雪風は知らなくてもいいってどういうことですか? 天津風は知ってるんですか?」

天津風「ゆ、雪風しつこいっ!」

浦風「うーん、あのぶち真面目な朝潮ちゃんが何かするとは思えんし、とりあえずは様子見じゃね」

浜風「……はぁ、なんでこんなことに」

谷風「ははっ、提督はモテモテだな!」

舞風「提督と……でも、恥ずかしいし……だけど……うーん……」

秋雲「ありゃりゃ、舞風姉さんが妄想の世界に入ってる……それにしても、あっちはどうなるのか気になるなぁ……秋雲も追いかけたほうがよかったかな?」


<医務室前>


青葉「あれ? あの医務室の前で仁王立ちのは朝潮さんじゃないですか?」

不知火「……どうやら間に合ったようね」

朝潮「……」

満潮「あ、朝潮! いったいこんなところで何してるのよ!?」

朝潮「……朝潮には『逆レ○プ』というものがどういうことなのかはわかりません。ですが、大井さんや青葉さんが司令官にひどいことをしたということだけはわかりました。そして、大井さんたちや不知火さんたちがさらに司令官へひどいことをしようとしていることも……それならば、この朝潮! 全力を持ってそれを阻止し、司令官を御守りします! 司令官の安寧を守るため、ここは誰であろうと通すわけにはいかないわ!」

不知火「っ!」

荒潮「なーんだ……でも、真面目な朝潮ちゃんらしいわよねぇ。うふふ、それじゃあ私も一緒に提督のこと護ろうかしら」

満潮「……はぁ、それじゃあ私も加勢するわ。これ以上風紀が乱れるのも不味いでしょうしね」

霞「そうね、大井さんに流されてしちゃうようなクズとはいえ、一応あたしたちの上司だしね。これ以上勝手な真似はさせないわ!」

大潮「なんだかよくわからないですけど、司令官を御守りするなら大潮におまかせですよー!」

霞「じゃあ、霰も一緒に……」

不知火「チッ……なるほど、そういうことでしたか……ですが、不知火たちとてもう後に引くわけにはいきません……ここは一旦引いて陽炎たちを呼ぶべきね」


青葉「……なんとも、朝潮さんらしい理由でしたねぇ。でも、これはこれで面白くなってきました! さぁ、いったいこれからどうなるのでしょうか!? ……あれ? 何だか、医務室の中から物音が……それに声もしますね。この声は司令官と……――?」


声の正体安価

艦娘名
or
型名
or
○○型の△△と□□
例)高雄型の摩耶と鳥海

↓1


不知火「!?」
朝潮「そんなっ!? 朝潮が来たときには司令官以外誰も中にはっ!?」

青葉「この声は提督と加賀さんですねぇ? いったい中で何が起きてるんですかねぇ!?」

不知火「っ、司令っ!」
朝潮「司令官っ!」

ガラッ!

提督「か、加賀? その注射器はいったい――痛っ!?」プスッ

加賀「提督、危ないので動かないでください」

提督「うぁ……? なん……だ……これ……?」

朝潮「司令官!? 大丈夫ですか司令官!?」

不知火「加賀さん、あなた司令にいったい何を!?」

加賀「これですか? これは明石さんのお店で購入した媚薬です。なんでも、この注射器一本で三日三晩寝ずにヤり続けることができるくらい強力なものらしいです」

青葉「ええぇぇ!? な、なんでそんなものを司令官に打っちゃったんですか!?」

加賀「先ほどあなたたち話の話を聞いていて思ったのだけれど、提督は私たちの誰のモノでもありません。私たち”が”提督のモノなのです。そこのところをあなたたちは勘違いしていたようだけど、それだけは譲れません」

提督「あぁ……うぅ? ぇあ……?」

霞「ちょっ、しっかりしなさいよ、このクズ!?」

加賀「どうやら薬が利いてきたようですね……それで、誰が提督を自分のモノにするかなんていう馬鹿馬鹿しい争いをするくらいなら、提督自ら私たちを提督のモノにしていただければ、何も問題ないと思いましたので、コレを打たせていただきました」

不知火「……なるほど、そういう手がありましたか」

満潮「ばっかじゃないの!? どいつもこいつも頭おかしいわよ!」

青葉「そ、それより司令官の様子が……司令官、今どんな気分ですか? 意識はありますかぁ?」

提督「はぁ……はぁ……あああああっ!」ドンッ!

青葉「わっ!? し、司令官……!? や、ぬ、脱がさないでくださっ……いやぁ、見ないでくださいっ!?」ズルズル

提督「はぁ……ま○こ……はぁ……いれたい……」カチャカチャ

青葉「じょ、冗談ですよね? そ、そんなに大きいの入るわけ――かはっ!?」ズボッ!

提督「ハァ……キモチイイ……モット……モット……ッ!」ズンッズンッ

青葉「し、しれいか……い、痛いです……ふぐっ!? せ、せめて……ゆっくり……ひぎぃ!?」


不知火「……前戯なしでいきなりぶち込みましたね……羨ましい」

加賀「これはすごいですね。本当に強力な媚薬だったようです。流石に気分が高揚してきました」

朝潮「しれい……かん……?」

大潮「う、うわぁ、青葉さんのなかに、司令官のおっきなのが……ち、血も出てて痛そうです……」

満潮「な、何なのよこれ!?」

荒潮「あらあらぁ、提督ったら鬼畜なのねぇ」

霞「だ、誰かあのクズを止めなさいよっ!?」

霰「……なにこれ……?」

青葉「はぁ……司令官っ……んっ……」

提督「ハァ、ハァ……モット、モットォ!」

加賀「この様子だと今のうちに濡らしておいたほうが良いですね……んっ……あなたたちも濡らしておいたほうがいいわよ? ……んん……それとも、提督のモノにされたくないのなら、早く逃げるなり隠れるなりしたほうが身のためよ……はぁ……他の子たちには先ほど彩雲を飛ばしておいたので、このことはすでに伝わっているはずです……はぁ……」モゾモゾ

満潮「っ、みんな早くここから逃げるわよっ! ほら、朝潮も大潮もボケってしてないで!」

朝潮「え……?」

大潮「りょ、りょーかい!」

霞「わ、私たちも逃げるわよっ! 霰、ついてらっしゃい!」

霰「……ん、わかった」

満潮「ほら、荒潮も早くっ!」

荒潮「んー……私はここに残るわぁ♪」

霞「あ、あんた何いって!?」

荒潮「だってぇ、私は提督のこと好きだし、このまま抱かれるのもいいかなぁ、って……うふふふふ♪ それにぃ、私がここに残ればみんなが逃げるための時間稼ぎにもなるでしょー? だから、私のことは構わないでいいわよぉ♪」

満潮「っ……わかったわ。それじゃあ、早く逃げるわよっ! 朝潮、大潮、早くっ!」ダッ

朝潮「あ、荒潮……?」ダッ

大潮「荒潮ーっ!?」ダッ

霞「し、仕方ないわね! 霰、あたしたちも行くわよ!」ダッ

霰「んん……?」ダッ


加賀「あなたはいいの?」

不知火「いえ、不知火はすでにびしょ濡れですし、司令を受け入れる準備はすでに出来てます。問題ありません」

荒潮「ん……そろそろ終わるみたいよぉ? んんっ……」モゾモゾ

青葉「んぅ……しれいかん……はぁ……しれいか……ぁんっ……」

提督「……ハァ……ハァ……モウ、デルッ――!」ドピュッドピュッドピュッ!

青葉「あああぁぁっ!? ……はぁ……あついの……はぁ……たくさん……はぁ……しれいかんの……」ガクッ

加賀「……青葉さんは気絶したようですね」

荒潮「お腹がぽっこりするほど出されちゃったら、そうなるのも仕方がないんじゃないかしらぁ?」

提督「ハァ……モット……ハァ……モットォ!」ヌポッ

不知火「……これはすごい量ですね、青葉さんのアソコから司令の○液が溢れ出ています……それでは、司令。次は不知火がお相手をさせていただきます」ヌギヌギ

提督「ハァ……ハァ……ウオオォォ!」ドンッ!

不知火「っ……フフ……さぁ、司令のお好きなように不知火を! 不知火を犯してくださいっ!」

提督「……ウアアアアアッ!」


……
…………


青葉「……あれから司令官は、逃げ隠れした子たちも含めて全員に襲いかかり、2回ずつ中に出してまわったようです。媚薬が打たれていたとはいえ、かなりの絶倫なんじゃないですかねぇ……ただ、そのせいで腰を痛めたらしく、今は横になったまま艦隊の指揮をとっている、という状況になってしまいましたけど……そして――」


不知火「司令、まもなく第4艦隊の方々が遠征から帰投します。補給と『司令の補給』を終えた後、再び遠征へと向かう予定ですので、準備のほどをよろしくお願いします」

提督「……わ、わかった」

不知火「そのあとすぐに第2艦隊の方々も帰投する予定ですが……『お薬』をご用意したほうがよろしいですか?」

提督「ひっ!? あ、あれだけはやめてくれっ!」

不知火「そうですか、では続いて待機中の方々への『司令の補給』についてですが――」


青葉「――あれ以来、司令官が艦娘全員に『特別な補給』をしてくれるようになりました。大井さんあたりが、そのあたりに不満を持つかと思いましたが、そんなこともなく、今まで通りの平和な状態へと戻りました……でも、これって加賀さんが言っていた『皆が司令官のモノになる』というよりも『司令官が皆のモノになった』というような気がしますねぇ……まあ、どっちもあまり変わりませんよね! それでは、青葉も司令官から『特別な補給』をされに行ってきます!」


Happy End?


これにて終わりです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月17日 (火) 02:28:37   ID: 5GPe51sW

わぁ、怖い

2 :  SS好きの774さん   2015年05月13日 (水) 18:01:09   ID: 2UeEsO4m

イイハナシダナー

3 :  SS好きの774さん   2017年06月20日 (火) 23:14:58   ID: q2GR9MYJ

クスリノチカラッテスゲー(棒

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